JP2000199471A - 河川落差工水力発電システム - Google Patents
河川落差工水力発電システムInfo
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- JP2000199471A JP2000199471A JP10378406A JP37840698A JP2000199471A JP 2000199471 A JP2000199471 A JP 2000199471A JP 10378406 A JP10378406 A JP 10378406A JP 37840698 A JP37840698 A JP 37840698A JP 2000199471 A JP2000199471 A JP 2000199471A
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- Japan
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- turbine
- horizontal shaft
- water
- river
- water turbine
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Hydraulic Turbines (AREA)
- Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 未利用の河川落差工を副次的に有効活用して
水力発電エネルギーを得るとともに、原子力及び石油、
石炭火力の抑制による地球環境の保全に資する。 【解決手段】 河川落差工本体(1)の上部突端下流部
に横軸水車(2)を設置し、越流落下水による水車の回
転エネルギーを得て、水車軸(3)に連結された発電機
(4)を回転させることを特徴とする水力発電するシス
テム。
水力発電エネルギーを得るとともに、原子力及び石油、
石炭火力の抑制による地球環境の保全に資する。 【解決手段】 河川落差工本体(1)の上部突端下流部
に横軸水車(2)を設置し、越流落下水による水車の回
転エネルギーを得て、水車軸(3)に連結された発電機
(4)を回転させることを特徴とする水力発電するシス
テム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、河川落差工の副
次有効利用による水力発電システムに関するものであ
る。
次有効利用による水力発電システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】今日における電気供給源は、原子力及び
石炭、石油火力が主流である。しかし原子力は核燃料廃
棄物の処理及び不測のリスク対応で未解決事項が多く、
また、石炭、石油火力においては有限な化石資源の消費
であるとともに地球温暖化をもたらす二酸化炭素の発生
など、そのいずれも良好な地球環境の維持上からいずれ
は抑制されなければならない。一方、従来の河川落差工
は土砂流下による河川及び流域を防護するため及び流速
調整を目的とするもので、流下水の位置のエネルギーは
ほとんど利用されていない。
石炭、石油火力が主流である。しかし原子力は核燃料廃
棄物の処理及び不測のリスク対応で未解決事項が多く、
また、石炭、石油火力においては有限な化石資源の消費
であるとともに地球温暖化をもたらす二酸化炭素の発生
など、そのいずれも良好な地球環境の維持上からいずれ
は抑制されなければならない。一方、従来の河川落差工
は土砂流下による河川及び流域を防護するため及び流速
調整を目的とするもので、流下水の位置のエネルギーは
ほとんど利用されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】今日の主流である原子
力発電及び石炭、石油火力発電を抑制するためには、こ
れに代わるエネルギー源を開発しなければならない。そ
こで、ほとんど未利用の状態にある河川落差工の副次有
効利用による水力発電システムに着眼する。
力発電及び石炭、石油火力発電を抑制するためには、こ
れに代わるエネルギー源を開発しなければならない。そ
こで、ほとんど未利用の状態にある河川落差工の副次有
効利用による水力発電システムに着眼する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、河川落差工本体(1)の上部突端下流部に横軸水
車(2)を設置し越流落下水による水車の回転エネルギ
ーを得て水車軸(3)に連結された発電機(4)を回転
させて水力発電するシステムである。
めに、河川落差工本体(1)の上部突端下流部に横軸水
車(2)を設置し越流落下水による水車の回転エネルギ
ーを得て水車軸(3)に連結された発電機(4)を回転
させて水力発電するシステムである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。図1は、この発明にかかる河川落差工の
副次利用による水力発電システムの斜視図であり、河川
落差工本体(1)の上部突端下流部に横軸水車(2)を
設置し越流落下水による水車の回転エネルギーを得て、
水車軸(3)に連結された発電機(4)を回転させる水
力発電するシステムである。
いて説明する。図1は、この発明にかかる河川落差工の
副次利用による水力発電システムの斜視図であり、河川
落差工本体(1)の上部突端下流部に横軸水車(2)を
設置し越流落下水による水車の回転エネルギーを得て、
水車軸(3)に連結された発電機(4)を回転させる水
力発電するシステムである。
【0006】横軸水車(2)の後背部には水車保護カバ
ー(5)を設け、濁流時に混流土石等により水車の損傷
の恐れがあるときは、これを前面部に回転させて水車を
覆い保護する。
ー(5)を設け、濁流時に混流土石等により水車の損傷
の恐れがあるときは、これを前面部に回転させて水車を
覆い保護する。
【0007】横軸水車(2)の大小及び基数は、河川水
の流下幅と流量に応じて決定するが流下幅が比較的に大
きい場合は、一定の間隔を設けて複数基を連結する。
の流下幅と流量に応じて決定するが流下幅が比較的に大
きい場合は、一定の間隔を設けて複数基を連結する。
【0008】河川落差工本体(1)における、横軸水車
(2)の両端又は前項連結間隙相当部分には、魚道又は
増水時等の緩衝構造物を設けるようにする。
(2)の両端又は前項連結間隙相当部分には、魚道又は
増水時等の緩衝構造物を設けるようにする。
【0009】
【発明の効果】以上で構成される河川落差工の副次利用
による水力発電システムは、地球環境にやさしいクリー
ンエネルギー源であり、次のような効果がある。 (イ)従来の河川落差工は河川構造物としての目的にの
み設置され、流下水のエネルギーはほとんど利用されて
いなかったが、この発明は、河川落差工の副次有効利用
としての水力発電による電気エネルギーを得ることがで
きる。 (ロ)河川落差工本体の機能は何ら損ねることがなく、
むしろ水車回転で落下エネルギーを吸収することによ
り、河川落差工に対する落下水の衝撃を緩和する効果が
ある。 (ハ)回転する水車羽根によって河川流下水の空気接触
面が大となって、曝気効果が働き、河川水の浄化にも役
立つ。 (ニ)この水力発電システムは、特に渓流小河川の立地
する山間傾斜地における地域自給エネルギー活用として
の効果が大きい。 (ホ)大量電力は得難いが、設備投資コストが少なくて
済み、比較的低落差の河川においても相応の電力を得る
ことができる。
による水力発電システムは、地球環境にやさしいクリー
ンエネルギー源であり、次のような効果がある。 (イ)従来の河川落差工は河川構造物としての目的にの
み設置され、流下水のエネルギーはほとんど利用されて
いなかったが、この発明は、河川落差工の副次有効利用
としての水力発電による電気エネルギーを得ることがで
きる。 (ロ)河川落差工本体の機能は何ら損ねることがなく、
むしろ水車回転で落下エネルギーを吸収することによ
り、河川落差工に対する落下水の衝撃を緩和する効果が
ある。 (ハ)回転する水車羽根によって河川流下水の空気接触
面が大となって、曝気効果が働き、河川水の浄化にも役
立つ。 (ニ)この水力発電システムは、特に渓流小河川の立地
する山間傾斜地における地域自給エネルギー活用として
の効果が大きい。 (ホ)大量電力は得難いが、設備投資コストが少なくて
済み、比較的低落差の河川においても相応の電力を得る
ことができる。
【図1】この発明による河川落差工の副次有効利用によ
る水力発電システムの斜視図である。
る水力発電システムの斜視図である。
1 河川落差工本体 2 横軸水車 3 水車軸 4 発電機 5 水車保護カバー
Claims (1)
- 【請求項1】 河川落差工本体(1)の上部突端下流部
に横軸水車(2)を設置し、水車軸(3)に連結された
発電機(4)を回転させる水力発電するシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10378406A JP2000199471A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 河川落差工水力発電システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10378406A JP2000199471A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 河川落差工水力発電システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000199471A true JP2000199471A (ja) | 2000-07-18 |
Family
ID=18509651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10378406A Pending JP2000199471A (ja) | 1998-12-25 | 1998-12-25 | 河川落差工水力発電システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000199471A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10324791A1 (de) * | 2003-04-10 | 2004-10-21 | Richard Thaler | Anordnung zur Gewinnung von Energie aus Wasserkraft |
GB2459678A (en) * | 2008-04-30 | 2009-11-04 | Joseph Emmanuel Brown | A linear water wheel system |
KR100942372B1 (ko) * | 2008-02-04 | 2010-02-12 | 권오득 | 개방형 수력발전기 |
KR101091654B1 (ko) | 2009-04-17 | 2011-12-08 | 이동거 | 낙차수압을 이용한 수력발전 시스템 |
WO2015170679A1 (ja) * | 2014-05-07 | 2015-11-12 | 尼崎重機株式会社 | 小水力発電方法、小水力発電装置、及び小水力発電設備 |
-
1998
- 1998-12-25 JP JP10378406A patent/JP2000199471A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10324791A1 (de) * | 2003-04-10 | 2004-10-21 | Richard Thaler | Anordnung zur Gewinnung von Energie aus Wasserkraft |
KR100942372B1 (ko) * | 2008-02-04 | 2010-02-12 | 권오득 | 개방형 수력발전기 |
GB2459678A (en) * | 2008-04-30 | 2009-11-04 | Joseph Emmanuel Brown | A linear water wheel system |
KR101091654B1 (ko) | 2009-04-17 | 2011-12-08 | 이동거 | 낙차수압을 이용한 수력발전 시스템 |
WO2015170679A1 (ja) * | 2014-05-07 | 2015-11-12 | 尼崎重機株式会社 | 小水力発電方法、小水力発電装置、及び小水力発電設備 |
JP2015214888A (ja) * | 2014-05-07 | 2015-12-03 | 尼崎重機株式会社 | 小水力発電方法、小水力発電装置、及び小水力発電設備 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051215 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060330 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090519 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090929 |