JP2000198089A - 工業用ロボット - Google Patents

工業用ロボット

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JP2000198089A
JP2000198089A JP11004514A JP451499A JP2000198089A JP 2000198089 A JP2000198089 A JP 2000198089A JP 11004514 A JP11004514 A JP 11004514A JP 451499 A JP451499 A JP 451499A JP 2000198089 A JP2000198089 A JP 2000198089A
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robot
robot arm
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axial direction
welding
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JP11004514A
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English (en)
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Shoichi Hirata
昭一 平田
Kenji Kusumeki
健二 久寿米木
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 X軸方向に長手のガイドレール180に移動
自在に支持されるロボット本体181と、ロボット本体
にX軸方向の回転軸線回りに揺動自在に支持されるロボ
ットアーム182とを備えるロボットにおいて、X軸方
向寸法を短縮してロボットを小形化する。 【解決手段】 ロボット本体181を、ガイドレール1
80に摺動自在に係合する基板部181aと、基板部1
81aのX軸方向一方の半部に立設したケース部181
bとを有するものに形成し、ケース部181bのX軸方
向他方の側面に減速機182aを介してロボットアーム
182を片持ち支持する。ケース部181bの周囲一側
部にX軸方向に直交する姿勢で駆動モータ182bを取
付け、該モータ182bと減速機182aとをケース部
181b内のベベルギア機構を介して連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガイドレールに移
動自在に支持されるロボット本体と、ロボット本体に、
ガイドレールの長手方向たるX軸方向の回転軸線回りに
揺動自在に支持されるロボットアームとを備える工業用
ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の工業用ロボットにおいて
は、一般に、ロボット本体に形成した二股部にロボット
アームを両端支持し、この二股部のX軸方向外側に取付
けた駆動モータでロボットアームを揺動させるように構
成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のもので
は、ロボットアーム用の駆動モータがロボット本体から
X軸方向に張り出し、ロボットのX軸方向寸法が大きく
なる。ここで、共通のガイドレール上に複数のロボット
を搭載する場合、上記の如くロボットのX軸方向寸法が
大きいと、ロボット相互の干渉を生じ易くなる。
【0004】本発明は、以上の点に鑑み、X軸方向寸法
を短縮できるようにした小形の工業用ロボットを提供す
ることを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明は、ガイドレールに移動自在に支持されるロボッ
ト本体と、ロボット本体に、ガイドレールの長手方向た
るX軸方向の回転軸線回りに揺動自在に支持されるロボ
ットアームとを備える工業用ロボットにおいて、ロボッ
ト本体を、ガイドレールに摺動自在に係合する基板部
と、基板部のX軸方向一方の半部に立設したケース部と
を有するものに形成し、ケース部のX軸方向他方を向く
側面に、前記回転軸線上に位置する減速機を介してロボ
ットアームを片持ち支持すると共に、ケース部の周囲に
一側部にX軸方向に直交する姿勢で駆動モータを取付け
て、ケース部内に駆動モータを減速機に連結するベベル
ギア機構を収納している。
【0006】本発明によれば、ロボット本体のケース部
のX軸方向幅内にロボットアーム用の駆動モータを収め
ることができ、また、ケース部に減速機を介して片持ち
支持させるロボットアームもロボット本体の基板部のX
軸方向他方の半部の幅内に収めることができる。かく
て、ロボット本体からX軸方向に張り出す部分を無くし
て、ロボットのX軸方向寸法を可及的に短縮できる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、前方に向って順
に、フロア投入ステーション1とルーフ投入ステーショ
ン2と組立ステーション3とアイドルステーション4と
を配置した車体組立ラインを示している。
【0008】フロア投入ステーション1にはフロアW1
用の置台5が設けられており、図示しない上流側のフロ
ア加工ラインから払出されるフロアW1を置台5上に立
設した複数のワーク受け5aにより位置決めして支持し
得るようにしている。組立ステーション1にも、図3に
示す如く、フロアW1を位置決めして支持する複数のワ
ーク受け6aを立設した置台6が設けられており、フロ
ア投入ステーション1の置台5に載置されたフロアW1
を第1トランスファ装置71によりフロア投入ステーシ
ョン1から組立ステーション3にルーフ投入ステーショ
ン3を通過させて搬送し、組立ステーション3の置台6
に載置するようにしている。
【0009】また、ライン上方に、ルーフ投入ステーシ
ョン2と組立ステーション3との間に往復動自在な走行
枠8を設け、走行枠8にルーフW2用とリヤルーフレー
ルW3用とダッシュボードアッパW4用の各保持具
1,92,93を昇降自在に吊設し、図示しない移載機
によりルーフ投入ステーション2の側方から投入される
ルーフW2、リヤルーフレールW3、ダッシュボードア
ッパW4の3部材を各保持具91,92,93に受取ら
せ、走行枠8の組立ステーション3への往動でこれら3
部材W2,W3,W4を組立ステーションに搬入するよ
うにしている。
【0010】そして、組立ステーション3において、置
台6上のフロアW1に左右のサイドパネルW5,W5を
溶接結合すると共に、リヤルーフレールW3及びダッシ
ュボードアッパW4の両端部を両サイドパネルW5,W
5に溶接結合し、更に、両サイドパネルW5,W5の上
縁部間にルーフW2を上方から挿入セットして、ルーフ
W2とサイドパネルW5とを溶接結合し、かくて組立て
られた自動車車体Wを第2トランスファ装置72により
組立ステーション3から図示しない下流側の車体増打ラ
インにアイドルステーション4を通過させて払出すよう
にしている。
【0011】組立ステーション3の左右両側部には、夫
々、図3の左半部に示されている横方向内方の溶接位置
と、図3の右半部に示されている横方向外方の待機位置
とに進退自在な可動台10が設けられており、可動台1
0に前後1対の支柱10a,10aを立設して、両支柱
10a,10a間に前後方向の回転軸線11a回りに回
転自在な回転枠11を軸支している。そして、回転枠1
1にサイドパネルW5用のセット治具12を取付け、セ
ット治具12を横方向内方を向く内向き姿勢(図3の左
半部の姿勢)と上方を向く上向き姿勢(図3の右半部の
姿勢)とに回転枠9の回転で反転自在としている。セッ
ト治具12は、枠組みした治具枠にサイドパネルW5を
位置決めして保持する複数のワーク受け12aやクラン
パー12bを取付けて構成される。尚、図1ではセット
治具を省略している。
【0012】回転枠11は、回転軸線11aに沿って延
在する棒状部材11bと、棒状部材11bの前後両端の
フランジ部材11c,11cとを備えており、前記各支
柱10aに前記回転軸線11a上に位置させてモータ1
1dと同軸型減速機11eとを取付け、この減速機11
eの出力端に各フランジ部材11cを連結して、回転枠
11を回転させるようにしている。そして、前記両フラ
ンジ部材11c,11cに前記セット治具12の前後両
端部を着脱自在に連結し、車体の機種変更に際し機種に
応じてセット治具12を交換し得るようにしている。
【0013】また、セット治具12が前記内向き姿勢と
なる位相に回転枠11を回転したときに上方と下方を向
く棒状部材11bの上面と下面とに、夫々、動作端に溶
接ガンGを取付けた複数の溶接ロボット13を上下逆向
きにして前後方向に移動自在に搭載している。尚、本実
施形態で棒状部材11bは、2本の角パイプ11b1
11b1を前後複数の連結片11b2で結合して成るもの
に構成されているが、単一のパイプや中実棒で棒状部材
を構成しても良い。
【0014】回転枠11には、更に、溶接ロボット13
に接続すべきケーブル類を支持するケーブル支持枠14
が取付けられている。ケーブル支持枠14は、セット治
具12が内向き姿勢となる位相に回転枠11を回転した
状態において、棒状部材11bに対し横方向外方、且
つ、上方に位置して前後方向に延在する、棒状部材11
bの上面側に搭載した溶接ロボット13用のケーブル類
を挿通支持するダクト状の上枠部14aと、棒状部材1
1bに対し横方向外方、且つ、下方に位置して前後方向
に延在する、棒状部材11bの下面側に搭載した溶接ロ
ボット13用のケーブル類を挿通支持するダクト状の下
枠部14bと、上下の両枠部14a,14bの前後両端
部を連結する前後1対のダクト状の縦枠部14c,14
cと、各縦枠部14cの上端部から各支柱10aの前後
方向外側に張出すダクト状の張出し部14dとを備え、
各縦枠部14cにおいて回転枠11の各フランジ部材1
1cに連結されている。そして、可動台10の移動スペ
ースの前後両外側にケーブル担持部材15を配置して、
その一端を張出し部14dに連結し、ケーブル担持部材
15から引出されるケーブル類のうち棒状部材11bの
上面側に搭載する溶接ロボット13用のケーブル類を張
出し部14dを通して上枠部14aに挿入し、棒状部材
11bの下面側に搭載する溶接ロボット13用のケーブ
ル類を張出し部14dと縦枠部14cとを通して下枠部
14bに挿入している。上下の各枠部14a,14bと
各溶接ロボット13との間にはケーブル担持部材13a
が配置されており、各枠部14a,14bから引出した
ケーブル類をケーブル担持部材13aに担持させて各溶
接ロボット13に接続している。
【0015】また、組立ステーション2の左右各側の上
下に夫々前後方向に長手の固定フレーム16,17を設
け、各フレーム16,17に、夫々、動作端に溶接ガン
Gを取付けた複数の溶接ロボット18,19を前後方向
に移動自在に搭載している。図中18a,19aは夫々
溶接ロボット18,19用のケーブル類を担持するケー
ブル担持部材である。尚、図1ではケーブル担持部材1
5,13a,18a,19aを省略している。
【0016】自動車車体Wの組立てに際しては、先ず、
可動台10を待機位置に移動すると共に回転枠11の回
転でセット治具12を上向き姿勢に反転し、この状態で
図示しない移載機によりサイドパネルW5を上方からセ
ット治具12にセットすると共に、フロアW1とルーフ
W2とリヤルーフレールW3とダッシュボードアッパW
4とを組立ステーション3に搬入する。次に、セット治
具12を内向き姿勢に反転すると共に可動台10を溶接
位置に移動し、フロアW1と夫々所定の組付位置に下降
させたリヤルーフレールW3及びダッシュボードアッパ
W4とにサイドパネルW5を側方から接合させ、この状
態で回転枠11の棒状部材11bの下面側に搭載した下
部溶接用の溶接ロボット13によりサイドパネルW5を
フロアW1に溶接結合すると共に、棒状部材11bの上
面側に搭載した上部溶接用の溶接ロボット13によりリ
ヤルーフレールW3及びダッシュボードアッパW4の端
部をサイドパネルW5に溶接結合し、更に、左右のサイ
ドパネルW5,W5間に上方からルーフW2を挿入セッ
トし、上部溶接用の溶接ロボット13によりサイドパネ
ルW5をルーフW2に溶接結合する。
【0017】尚、各溶接ロボット13は夫々複数の打点
部の溶接を行うもので、打点数の多い機種ではサイクル
タイムが長くなる。この場合には、上下の固定フレーム
16,17に搭載した溶接ロボット18,19によりフ
ロアW1とルーフW2とに対するサイドパネルW5の溶
接をアシストし、サイクルタイムの短縮を図る。
【0018】以上の如くして自動車車体Wの組立てを完
了すると、セット治具12によるサイドパネルW5の保
持を解き、可動台10の待機位置への移動と、セット治
具12の上外向き姿勢への反転とを行って、セット治具
12に次のサイドパネルW5をセットすると共に、組立
ステーション3からの自動車車体Wの払出しと、組立ス
テーション3への次のフロアW1、ルーフW2、リヤル
ーフレールW3、ダッシュボードアッパW4の搬入とを
行う。そして、以上の作業の繰返しで自動車車体Wを連
続して組立てる。
【0019】尚、セット治具12を横方向外方を向く外
向き姿勢に反転して、セット治具12に横方向外方から
サイドパネルW5をセットすることも可能であり、ま
た、サイドパネルW5を予め組立てずに、サイドパネル
W5の構成部材をセット治具12に所要の位置関係でセ
ットし、回転枠11に搭載した溶接ロボット13により
これら構成部材を溶接結合してサイドパネルW5を組立
てることも可能である。
【0020】前記上方の固定フレーム16に搭載する溶
接ロボット18は、図4及び図5に示す如く、前後方向
をX軸方向、上下方向をY軸方向、横方向をZ軸方向と
して、固定フレーム16の横側面にY軸方向に間隔を存
して並設したX軸方向に長手の1対のガイドレール18
0,180に移動自在に支持されるロボット本体181
と、ロボット本体181にX軸方向の第1回転軸線回り
に揺動自在に支持される第1ロボットアーム182と、
第1ロボットアーム182の先端部にX軸方向の第2回
転軸線回りに揺動自在に支持される第2ロボットアーム
183とを備え、第2ロボットアーム183の先端に手
首184を介して溶接ガンGを取付けて成るものに構成
されている。
【0021】ここで、ロボット本体181は、ガイドレ
ール180,180に摺動自在に係合する基板部181
aと、基板部181aのX軸方向一方の半部においてZ
軸方向に立設したケース部181bとを有するものに形
成されている。そして、ケース部181bのX軸方向他
方を向く側面に、前記第1回転軸線上に位置する同軸型
減速機182aを介して第1ロボットアーム182を片
持ち支持すると共に、ケース部181bの周囲一側部に
X軸方向に直交する姿勢で第1ロボットアーム182用
の駆動モータ182bを取付け、ケース部181b内
に、図9に示す如く、駆動モータ182bを減速機18
2aに連結するベベルギア機構182cを収納してい
る。また、第1ロボットアーム182の先端部のX軸方
向一方を向く側面に、前記第2回転軸線上に位置する同
軸型減速機183aを介して第2ロボットアーム183
を片持ち支持すると共に、第1ロボットアーム182の
中間部のX軸方向一方を向く側面にX軸方向に平行な姿
勢で第2ロボットアーム183用の駆動モータ183b
を取付けて、該モータ183bと減速機183aとを巻
掛け伝動手段たるタイミングベルト183cを介して連
結している。これによれば、第1ロボットアーム182
とその駆動機構及び第2ロボットアーム183とその駆
動機構を共にロボット本体181のX軸方向幅内に収め
ることができ、ロボット本体181に対するX軸方向へ
の張出し部分を無くして、溶接ロボット18のX軸方向
寸法を可及的に短縮できる。
【0022】尚、ロボット本体181のY軸方向外側部
にはロボット本体181用の駆動モータ181cが取付
けられており、該モータ181cに同軸型減速機181
dを介して連結されるピニオン181eを固定フレーム
16に固定のラック181fに噛合させて、ロボット本
体181をX軸方向に移動させるようにしている。ま
た、手首184は、上記溶接ロボット13の手首134
と同様に、第2ロボットアーム183の長手方向たるU
軸回りに回動自在な第1手首部1841と、U軸に直交
するV軸回りに回動自在な第2手首部1842と、V軸
に直交するW軸回りに回動自在な第3手首部1843
から成る3軸構造のものに構成されており、第3手首部
1843に溶接ガンGを取付けている。そして、第2ロ
ボットアーム183の尾端に第1手首部1841用の駆
動モータ1841aと第2手首部1842用の駆動モータ
1842aとを取付け、駆動モータ1841aに同軸型減
速機1841bとギア1841cとを介して連結される中
空の回転軸1841dを第2ロボットアーム183の中
空部に挿通して、この回転軸1841dの先端に第1手
首部1841を連結すると共に、駆動モータ1842aに
直結される回転軸1842bを回転軸1841dの中空部
に挿通し、この回転軸1842bの先端に第1手首部1
841内のベベルギア1842cと同軸型減速機1842
dとを介して第2手首部1842を連結し、また、第2
手首部1842に第3手首部1843用の駆動モータ18
3aを取付け、このモータ1843aに同軸型減速機1
843bを介して第3手首部1843を連結している。
【0023】溶接ロボット18用のケーブル担持部材1
8aは、ロボット本体181に取付けたケーブル受け1
85に連結されており、該担持部材18aに担持される
ケーブル類のうちロボット本体181用と第1ロボット
アーム182用の駆動モータ181c,182bに対す
るケーブル類をケーブル受け185で分岐してこれら駆
動モータ181c,182bに接続し、残りのケーブル
類をロボット本体181のケース部181bの第1回転
軸線回りの周面に沿わせて配設してから第1ロボットア
ーム182の揺動方向片側の側面に掛け渡し、ここで第
2ロボットアーム183用の駆動モータ183bに対す
るケーブル類を分岐して該モータ183bに接続し、更
に、残りのケーブル類を第1ロボットアーム182の揺
動方向片側の側面と、次に該アーム182の先端部の第
2回転軸線回りの周面とに沿わせて配設してから第2ロ
ボットアーム183の尾端部に掛け渡し、ここで第1手
首部1841用と第2手首部1842用の駆動モータ18
1a,1842aに対するケーブル類を分岐してこれら
モータ1841a,1842aに接続し、その残りの第3
手首部1843用の駆動モータ1843aに対するケーブ
ル類CMと、溶接ガンG用のケーブル類CGとを夫々第
2ロボットアーム183の外面に形成した各凹溝183
d,183eに収容した状態で第2ロボットアーム18
3に沿わせて配置し、これらケーブル類を第2ロボット
アーム183の先端近傍で該アーム183から引出して
駆動モータ1843aと溶接ガンGとに接続している。
尚、溶接ガンG用のケーブル類CGは、ロボット本体1
81のケース部181bの周面から第1ロボットアーム
182の先端部周面に亘ってこれら面の外側にケーブル
クランパ186を介して保持され、各駆動モータ183
b,1841a,1842a,1843a用のケーブル類
CMはケース部181bの周面と第2ロボットアーム1
82の側面及び先端部周面とに形成した凹溝181g,
182dに収容されている。
【0024】これによれば、ロボット本体181と第1
ロボットアーム182とに沿ってこれらのX軸方向幅内
に収まるようにケーブル類をスペース効率良く配設で
き、また、ロボット本体181と第1ロボットアーム1
82との間及び第1ロボットアーム182と第2ロボッ
トアーム183との間のケーブル掛け渡し部分におい
て、ケーブル類はロボット本体181のケース部181
b周面や第1ロボットアーム182の先端部周面から第
1ロボットアーム182や第2ロボットアーム183の
揺動方向に延出されるため、この延出部分を第1ロボッ
トアーム182や第2ロボットアーム183に向けてU
字状湾曲させて掛け渡し部分の弛みを付けることがで
き、その結果、第1ロボットアーム182や第2ロボッ
トアーム183の揺動に追従して掛け渡し部分が規則的
に動き、掛け渡し部分でケーブル類が第1ロボットアー
ム182や第2ロボットアーム183にからみ付くこと
を防止できる。
【0025】尚、第3ロボットアーム183の尾端に
は、溶接ガンG用のケーブル類CGのうち溶接ガンGの
加圧シリンダ用エア配管を接続する切替バルブGVが取
付けられており、また、ロボット本体181の基板部1
81aに、ガイドレール180用のカバー180aを挿
通する透孔部181hを形成し、基板部181aのX軸
方向一端に、カバー180aをZ軸方向両側から挟む1
対の挟みローラ181i,181iを取付けると共に、
基板部181aのX軸方向他端にカバー180aをX軸
方向内側から支える支えローラ180jを取付けてい
る。
【0026】以上、溶接ロボット18に本発明を適用し
た実施形態について説明したが、溶接ロボット以外の工
業用ロボットにも同様に本発明を適用できる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、X軸方向寸法を短縮してロボットを小形化で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明ロボットを具備する車体組立ラインの
斜視図
【図2】 車体組立ラインの側面図
【図3】 図2のIII-III線から見た組立ステーション
の正面図
【図4】 図2のIV-IV線拡大截断面図
【図5】 図4のV-V線截断面図
【図6】 図4のVI-VI線截断面図
【符号の説明】
18 溶接ロボット(工業用ロボット) 180
ガイドレール 181 ロボット本体 181
a 基板部 181b ケース部 1
82 第1ロボットアーム 182a 減速機 18
2b 駆動モータ 182c ベベルギア機構

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドレールに移動自在に支持されるロ
    ボット本体と、ロボット本体に、ガイドレールの長手方
    向たるX軸方向の回転軸線回りに揺動自在に支持される
    ロボットアームとを備える工業用ロボットにおいて、 ロボット本体を、ガイドレールに摺動自在に係合する基
    板部と、基板部のX軸方向一方の半部に立設したケース
    部とを有するものに形成し、 ケース部のX軸方向他方を向く側面に、前記回転軸線上
    に位置する減速機を介してロボットアームを片持ち支持
    すると共に、 ケース部の周囲一側部にX軸方向に直交する姿勢で駆動
    モータを取付けて、ケース部内に駆動モータを減速機に
    連結するベベルギア機構を収納する、 ことを特徴とする工業用ロボット。
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