JP2000197622A - X線透視撮影装置の速写装置 - Google Patents

X線透視撮影装置の速写装置

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JP2000197622A
JP2000197622A JP10377211A JP37721198A JP2000197622A JP 2000197622 A JP2000197622 A JP 2000197622A JP 10377211 A JP10377211 A JP 10377211A JP 37721198 A JP37721198 A JP 37721198A JP 2000197622 A JP2000197622 A JP 2000197622A
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JP
Japan
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film
guide
magazine
ray
photographed
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JP10377211A
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English (en)
Inventor
Hideo Saka
秀夫 坂
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 X線速写装置のガイドや駆動機構の故障時に
もフィルムを露光させることなく、収納マガジンから取
り出せるようにする。 【解決手段】 速写装置のフィルムホルダに供給マガジ
ンから撮影用フィルムを搬送し供給する手段と、このフ
ィルムホルダより撮影済みフィルムを収納マガジンに搬
送し収納する手段と、収納マガジンに収納されたフィル
ムをマガジン底面方向に押付けるガイドとを備え、撮影
済みフィルムが前記収納マガジンに到達前に予め該マガ
ジン内収納フィルムを前記ガイドにより押付けた後、前
記の撮影済みフィルムを前記収納マガジンに収納し易い
位置まで該ガイドを退避させるガイド駆動機構と、該ガ
イド駆動機構故障時に該ガイドを手動にて退避位置に退
避させる手段とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はX線透視撮影装置に
設けた速写装置において、撮影済みフィルムを収納する
収納マガジ内のフィルムを押えてそのずれをなくし、後
続フィルムとの衝突を防止するフィルム用ガイドの駆動
機構および該機構故障時にガイドを退避位置に手動退避
させる手段とを設けたものであり、収納マガジン内フィ
ルムを露光させることなく取り出すことができる。
【0002】
【従来の技術】図6はオーバーテーブル式X線透視撮影
装置の外観側面図である。床面100に固設された基台
1に、支持枠2が紙面に垂直な面に沿って回動自在とな
るように取り付けられており、その上面には被検体5を
を載せる天板4が設けられている。
【0003】支持枠2の下側には、X線速写装置6が組
み込まれている。該装置6には未撮影フィルムを収納し
た供給マガジン11と、撮影済みフィルムを収納する収
納マガジン15が備えられている。さらに、このX線速
写装置の下側にはイメージインテンシファイア7が、基
台により支持されたX線管装置3からのX線の放射中心
に設けられており、X線管装置3から被検体に向けてX
線を照射し、被検体を透過したX線をイメージファイア
7によって光学像に変換して、被検体のX線透視撮影を
行えるようになっている。
【0004】通常の状態では、これとテレビカメラ8と
テレビモニタ(図示せず)によって透視観察を行うよう
になっている。次に図7によりX線速写装置6の概要を
説明する。X線速写装置6は、未撮影の複数枚のフィル
ムを供給マガジン11にセットし、吸着パッド12でフ
ィルムを1枚取り出して、搬送ローラ15によりフィル
ムガイド13aにて案内して、フィルムホルダ14に搬
送する。
【0005】X線照射ボタンを押すと、フィルムホルダ
14が撮影位置に移動し、X線照射して撮影された後、
フィルムホルダ14から撮影されたフィルムは搬送ロー
ラ15bにより排出され、フィルムガイド13bに案内
されて、収納マガジン15に収納される。なおX線速写
装置6はフィルムが露光しないようにカバーリングされ
ている。
【0006】X線透視撮影台は図5の1に示すように、
起倒動作して、例えば天板上の被検体にバリウム等の造
影剤を注入した際に、その造影剤の位置を重力によって
被検体の長手方向において位置決め制御することがあ
る。この際、収納マガジン15内の撮影済みフィルムが
ずれて、次に搬送されてきたフィルムと衝突したりする
ため、収納マガジン15内の撮影済みフィルムを押さえ
るブラシ又はガイドにより確実に収納することが行われ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】X線透視撮影台が回転
したり起倒したりする際に、収納マガジン内の撮影済み
フィルムが移動して、次に入ってくるフィルムと衝突す
ることのないように押さえるためのガイドは、電動機
(モータ)を駆動源とする駆動機構により駆動されてい
る。すなわち、フィルム押え動作位置とその押え動作を
止める退避位置との間を往復動作するようになってい
る。
【0008】撮影済みフィルムを取り出す際はガイドを
退避位置に後退させ、マガジンに蓋をしたのち、X線速
写装置から取り出すようになっている。したがって、停
電等によって駆動源が停止したり、作動機構が損傷した
りしたような事故時には、収納マガジン内の撮影済みフ
ィルムを露光させることなく取り出す構造になっていな
かった。この場合は、上記収納マガジン内にあったフィ
ルムについては、その被検者に対し再度検査を実施しな
ければならないという問題があった。
【0009】本願発明は、上記課題を解決し、X線速写
装置のガイド駆動機構の故障時にも、フィルムを露光さ
せることなく収納マガジンから取り出せるようにするこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下述べる
技術的手段により解決される。
【0011】(1)X線透視撮影装置に設けたX線速写
装置であって、該速写装置のフィルムホルダに供給マガ
ジンから撮影用フィルムを搬送し供給する手段と、上記
フィルムホルダより撮影済みフィルムを収納マガジンに
搬送し収納する手段と、収納マガジンに収納されたフィ
ルムをマガジン底面方向に押し付けるガイドとを備えた
ものにおいて、後続の撮影済みフィルムの収納マガジン
に到達前に予め該マガジン内収納フィルムを前記ガイド
により押付けた後、後続の撮影済みフィルムをマガジン
に収納し易い位置まで該ガイドを退避させるガイド駆動
機構と、該ガイド駆動機構故障時に該ガイドを手動にて
退避位置に退避させる手段とを設けたことを特徴とする
X線透視撮影装置のX線速写装置。
【0012】(2)X線透視撮影装置内に設けられたX
線速写装置であって、該速写装置のフィルムホルダに供
給マガジンから未撮影フィルムを搬送し供給する手段
と、上記フィルムホルダより撮影済みフィルムを収納マ
ガジンに搬送し収納する手段と、収納マガジン内に収納
されたフィルムを上から押えるガイドとを備えたものに
おいて、撮影済みフィルムの収納マガジンへの搬送路中
に設けられ該フィルムの先端の到着と後端の通過を検知
する手段と、該検知手段からの先端到着信号に基づき前
記ガイドを収納マガジン内フィルム押え位置に駆動し、
該検知手段からの後端通過信号に基づき前記ガイドを退
避位置に退避させるガイド駆動機構と、該ガイド駆動機
構故障時には前記ガイドの駆動軸を手動にて回転させて
ガイドを退避位置に退避させる手段とを設けたことを特
徴とするX線透視装置のX線速写装置。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1〜図
4により説明する。図1は収納マガジン内に収納された
撮影済みフィルムを押えるガイドの作動用駆動機構を、
該マガジンの右側方からみた側面図であり、図2は収納
マガジンの正面からみた該駆動機構の正面図である。ま
た図3は該駆動機構の右側方からの斜視図である。
【0014】先に述べた図7におけるフィルムホルダ1
4より、撮影済みフィルムをフィルムガイド13b、搬
送ローラ15bを介して収納マガジンに搬送時に、フィ
ルムの先端が搬送路の所定位置に到達すると、そこに設
置されている検出器(図示せず)に検出され、この検出
器からの信号により図1および図3の駆動用モータ22
を起動させる。駆動用モータ22を矢印の方向に回転さ
せると、モータに付設された駆動レバー23を介してリ
ンク26が矢印の如く左方向に移動し、リンク26に連
結されたリンク27が左回りに回動し、これにつれてリ
ンク28が矢印のように左方向に移動し、リンク29は
左回りに回転する。すると、撮影済みフィルムを押える
ガイド30を固定した軸31は左回りに回転し、ガイド
30は収納マガジン15内のフィルムを押えるセット位
置に達し、これをセット位置検出スイッチ24により検
出しモータは回転を中止する。
【0015】これにより収納マガジン15内の撮影済み
フィルムはガイド30の先端により確実に押えられる。
これにより、マガジン内に入っているフィルムをマガジ
ン底板に押付け、整え、次のフィルムが円滑に入り易い
ようになる。収納されたフィルムの枚数に関係なく所定
の押付け力にするため、ねじりバネ32が軸31に付設
されている。速写装置にはフィルムが感光しないように
カバー40が設けられる。
【0016】前記フィルムの後端が前記フィルム検出器
を通過してから所定時間後(例えば約1秒後)に、モー
タ22を駆動させて図1の矢印と反対方向に回転させ、
該モータは退避位置検出スイッチ25の位置で停止させ
る。このモータの回転により、回転レバー23、リンク
26、リンク27、リンク28、リンク29およびリン
ク29が固定されている軸31によりガイド30は退避
位置に退避する。
【0017】収納マガジンを取り出すときは、操作盤上
のボタン(図示せず)を操作してガイド30を退避位置
に退避させ、収納マガジンの蓋を閉鎖してX線速写装置
6から取り出す。上記X線速写装置の構成のみでは、停
電等により電源が切れたり、駆動機構部の不具合などの
故障時には、収納マガジン内のフィルムを露光させるこ
となく該マガジンを取り出すことができない。
【0018】そこで、本発明の実施態様では、図2に示
すように、ガイド30が固定されている軸31の端部に
スリット31aを付けておき、故障時にカバー40のス
リット31aに対応する位置に取り付けられているツマ
ミネジ41を外し、ドライバーなどにてスリット31a
を介して軸31を回転させてガイド30を退避させ、収
納マガジンの蓋15cを閉めて該マガジンを取り出す。
この場合、ツマミネジ41を外す際に、撮影室を暗くす
る必要がある。
【0019】また、図4に示すように、カバー40の内
側に軸受け54を取り付けて、その中にハンドル51と
圧縮バネ53を設け、ハンドル51の先端をドライバー
状に形成しておく。圧縮バネ53に抗してハンドル51
を押して、その先端のドライバ形状部が前記軸31のス
リット31aに噛み合うように回転させることにより、
ガイド30を手動退避させることができる。この場合は
撮影室を暗くする必要はない。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、X線透視撮影装置の操
作時に、X線速写装置におけるガイドを駆動して、収納
マガジン内フィルムを押えて整え、次に入って来るフィ
ルムとの衝突をさせることなく、撮影済みフィルムを収
納することができる。また、たとえガイド駆動機構が故
障した場合でも、手動操作手段によりガイドを退避位置
に退避させ、フィルムを露光させることなく収納マガジ
ンを取り出すことができる。これにより、故障時に収納
マガジン内に収納されていた撮影済みフィルムに該当す
る被検者についての再度の検査を行うことを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明にかかるX線透視撮影装置内X
線速写装置のガイド駆動機構の右側面図である。
【図2】図1のガイド駆動機構の正面図である。
【図3】図1のガイド駆動機構の斜視図である。
【図4】ガイド駆動機構故障時に使用する、本発明にか
かる、手動操作装置を示す図である。
【図5】従来技術にかかるX線透視撮影台の起倒動作等
の説明図である。
【図6】従来技術にかかるX線透視撮影装置の外観側面
図である。
【図7】従来技術にかかるX線速写装置のフィルム供
給、収納状況説明図である。
【符号の説明】
1 基台 2 支持枠 3 X線管装置 4 被検者用天板 5 被検体 6 X線速写装置 7 イメージインテンシファイア 8 テレビカメラ 11 供給マガジン 12 吸着パッド 13a フィルムガイド 13b フィルムガイド 14 フィルムホルダ 15 収納マガジン 15c 収納マガジン蓋 15a 搬送ローラ 15b 搬送ローラ 21a フィルム搬送側板 22 駆動用モータ 23 回転レバー 24 検出スイッチ(セット位置) 25 検出スイッチ(退避位置) 26,27,28,29 リンク 30 ガイド 31 ガイド用軸 31a スリット 32 ねじりバネ 40 カバー 41 つまみネジ 53 圧縮バネ 54 軸受

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線透視撮影装置に設けた速写装置であ
    って、該速写装置のフィルムホルダに供給マガジンから
    撮影用フィルムを搬送し供給する手段と、上記フィルム
    ホルダより撮影済みフィルムを収納マガジンに搬送し収
    納する手段と、収納マガジンに収納されたフィルムをマ
    ガジン底面方向に押付けるガイドとを備えたものにおい
    て、撮影済みフィルムが前記収納マガジンに到達前に予
    め該マガジン内収納フィルムを前記ガイドにより押付け
    た後、前記の撮影済みフィルムを前記収納マガジンに収
    納し易い位置まで該ガイドを退避させるガイド駆動機構
    と、該ガイド駆動機構故障時に該ガイドを手動にて退避
    位置に退避させる手段とを設けたことを特徴とするX線
    透視撮影装置の速写装置。
JP10377211A 1998-12-29 1998-12-29 X線透視撮影装置の速写装置 Pending JP2000197622A (ja)

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