JP2000197536A - ロビ―チェアにおけるフットレスト装置 - Google Patents

ロビ―チェアにおけるフットレスト装置

Info

Publication number
JP2000197536A
JP2000197536A JP11003343A JP334399A JP2000197536A JP 2000197536 A JP2000197536 A JP 2000197536A JP 11003343 A JP11003343 A JP 11003343A JP 334399 A JP334399 A JP 334399A JP 2000197536 A JP2000197536 A JP 2000197536A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
footrest
seat
guide groove
lobby chair
foot rest
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11003343A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Saotome
弘志 早乙女
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to JP11003343A priority Critical patent/JP2000197536A/ja
Publication of JP2000197536A publication Critical patent/JP2000197536A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フットレストの不使用時に、フットレストが
邪魔にならないようにするべく、フットレストを座席の
前方から座席の下方へ簡単に移動しうるようにする。 【解決手段】 左右の支持脚2の間に水平の横杆4を架
設し、横杆4に座席Aの支持フレーム7を取り付けてな
るロビーチェア1において、支持フレーム7の内側部に
前後方向を向く案内溝19を設けるとともに、下端部が
床面に接地するフットレスト24の後端部に突設した係
合軸21を、案内溝19に摺動可能に係合することによ
り、フットレスト24を、座席Aの下部空間である収納
位置と、座席Aの前方である使用位置との間をに亘って
移動しうるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロビーチェアにお
けるフットレスト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ロビーチェアにおけるフットレストの従
来例としては、座席の前方にフットレストを固定したも
の、フットレストを別置き式として設けたもの、並置し
た2個の座席の前端部間に左右方向を向くレールを取り
付け、このレールに沿って、フットレストを側方に移動
自在とすることにより、一方の座席の前方にフットレス
トを位置させるようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、フットレスト
を座席の前方に固定したものでは、フットレストが、座
席の前方の掃除や通行の妨げになる。
【0004】フットレストを別置きとしたものでは、フ
ットレストを使用したい場合や、フットレストが不要と
なった場合には、フットレストを座席の前方や保管場所
へ持ち運ばなければならず、不便である。
【0005】フットレストを、並置された座席の前方
へ、レールに沿って移動させるようにしたものでは、フ
ットレストは、常にいずれかの座席の前方に位置するこ
ととなり、やはりフットレストの不使用時にフットレス
トが邪魔になる。
【0006】本発明は、上述のような問題点を解決する
ためになされたもので、フットレストの不使用時に、フ
ットレストが邪魔にならないようにするべく、フットレ
ストを座席の前方から座席の下方へ簡単に移動させうる
ようにした、ロビーチェアにおけるフットレスト装置を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 左右の支持脚の間に水平な横杆を架設し、前記横
杆に座席の支持フレームを取り付けてなるロビーチェア
において、支持フレームの内側部に前後方向を向く案内
溝を設けるとともに、前下端部が接床するフットレスト
の後端部に突設した係合軸を、前記案内溝に摺動可能に
係合することにより、前記フットレストを、座席の下部
空間である収納位置と、座席の前方である使用位置との
間を移動可能とする。
【0008】(2) 上記(1)項において、案内溝を、前
部が後部よりも高位置となる側面視への字形とする。
【0009】(3) 上記(1)項または(2)項において、
フットレストの前下端部に車輪を設ける。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を備え
るロビーチェア(1)について、添付図面を参照しながら
説明する。
【0011】図5及び図6に示すように、側面視倒立V
字形をなす左右1対の支持脚(2)の上端面には、側面視
直角V字形の受溝(3)が設けられ、各受溝(3)には、断
面形状が正方形をなす横杆(4)の端部の下半部が嵌合さ
れている。横杆(4)の端部の上半部には、側面視倒立直
角V字形をなす固定金具(5)が嵌合され、固定金具(5)
における前後に突出するフランジ(5a)(5a)は、止めねじ
(6)により、支持脚(2)の受溝(3)の前後に固着されて
いる。
【0012】左右の支持脚(2)(2)の間において、横杆
(4)には、側面視前向L字形をなし、かつ右左に対をな
す2組の座席フレーム(7)(7)、(8)(8)の後端部下面
に形成された倒立V字形をなす取付溝(9)が嵌合され、
各取付溝(9)の前後には、横杆(4)に下方から嵌合した
側面視V字形の固定金具(10)の前後のフランジ(10a)(10
a)が、止めねじ(11)により固着されている。
【0013】正面から見て右側の1対の座席フレーム
(7)(7)の水平部(12)には、前端部が後端部よりも上方
に位置する側面視への字形の長孔(13)が穿設され、この
長孔(13)には、前後方向を向く案内レール(14)の側面に
設けた横向きの係合突条(15)が、内方より嵌合されてい
る。案内レール(14)の周縁部(16)の適所より外向きに設
けられた突片(17)は、止めねじ(18)により、座席フレー
ム(7)の水平部(12)の内側面に止着されている(図8参
照)。
【0014】左右の案内レール(14)(14)には、前端部が
後部よりも上方に位置する側面視への字形の案内溝(19)
が穿設されている。この案内溝(19)には、先端部に小径
のおねじ部(20)を有する段付係合軸(21)が、内外のスペ
ーサ(22)(23)を介して、外側から内側に向かって挿通さ
れ、おねじ部(20)は、側面視において倒立後向L字形を
なすフットレスト(24)のフレーム(25)の後端部の両端面
に設けられためねじ孔(26)に螺合されている(図8参
照)。
【0015】フットレスト(24)のフレーム(25)の前下端
部の両側には、左右方向を向く軸回りに回転自在な接床
用の車輪(27)が取り付けられている。フレーム(25)の表
面には、クッション材(28)が止めねじ(29)により取り付
けられている。
【0016】右側及び左側の互いに対をなす座席フレー
ム(7)(7)、(8)(8)同士の上面間には、側面視L字形
をなす座席シェル(30)が止めねじ(31)により固着されて
いる。座席シェル(30)の背部と座部との表面には、それ
ぞれクッション材(32)(33)が、止めねじ(34)により取り
付けられている。かくして横杆(4)には、左右に並ぶ座
席(A)(B)が取付けられている。
【0017】横杆(4)における左右の支持脚(2)の内側
及び左右の座席(A)(B)の間には、肘掛け(35)の前部下
面から下向きに突出する脚部(35a)が、また、横杆(4)
の左端部には、補助テーブル(36)の下面適所から下向き
に突出する脚部(36a)が、それぞれ座席フレーム(7)
(8)と同じ要領で固着されている。
【0018】以上のような本実施形態によれば、左右の
段付係合軸(21)が、案内溝(19)の内部を前後方向に移動
しうるので、フットレスト(24)は、座席(A)の下方の収
納位置(図5の位置)と、座席(A)の前方の使用位置
(図2、図6の位置)との間を移動することができ、フ
ットレスト(24)を使用位置に移動させれば、着座者は心
地よくロビーチェア(1)を使用できるようになる。ま
た、フットレスト(24)が不要な場合は、フットレスト(2
4)を収納位置に移動させると、フットレスト(24)が座席
(A)の前方において通行の妨げとなったり、掃除等の邪
魔になることはない。
【0019】また、案内溝(19)がへの字形をなしている
ので、一旦フットレスト(24)を使用位置に移動させる
と、段付係合軸(21)は後方へ移動しにくくなり、意図的
にフットレスト(24)を後方に移動させない限り、フット
レスト(24)が収納位置へ不意に移動してしまうことはな
い。
【0020】また、フットレスト(24)に車輪(27)を設け
てあるので、フットレスト(24)の前後移動は円滑であ
る。さらに、案内溝(19)における頂部の後側はなだらか
な下向きの傾斜面となっているので、段付係合軸(21)
は、案内溝(19)の頂部を超えてからは、フットレスト(2
4)の収納位置へ円滑に移動しうる。
【0021】なお、本実施形態では、右側の座席(A)に
のみフットレスト(24)を設けたが、両座席(A)(B)にフ
ットレスト(24)を設けることもある。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
ることができる。 (a) 請求項1記載の発明によれば、フットレストは座
席の下方の収納位置と、座席の前方の使用位置との間を
移動することができるので、フットレストを使用位置に
移動させれば、着座者が心地よくロビーチェアを使用で
きるようになり、また、フットレストが不要な場合は、
フットレストを収納位置に移動させることにより、フッ
トレストが座席の前方において通行の妨げとなったり、
掃除等の邪魔になることもない。
【0023】(b) 請求項2記載の発明にように、案内
溝を、側面視において前部が後部よりも高位置となるへ
の字形とすると、一旦フットレストを使用位置に移動さ
せると、係合軸は後方に移動しにくくなり、意図的にフ
ットレストを後方に移動させない限り、フットレストが
収納位置へ不意に移動してしまうことはない。また、フ
ットレストを使用位置から収納位置へ移動させる際に、
係合軸が案内溝の頂部を超えると、係合軸は案内溝の下
向き傾斜面に沿って後端側へスムーズに移動するので、
フットレストの収納位置への移動が容易になる。
【0024】(c) 請求項3記載の発明によれば、フッ
トレストの移動がさらに円滑になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を備えるロビーチェアの正
面図である。
【図2】ロビーチェアの平面図である。
【図3】ロビーチェアの要部の分解斜視図である。
【図4】案内レールの拡大側面図である。
【図5】フットレストを収納位置としたロビーチェアの
側面図である。
【図6】フットレストを使用位置としたロビーチェアの
側面図である。
【図7】図6のVII部の拡大側面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿う拡大縦断正面図であ
る。
【符号の説明】
(1)ロビーチェア (2)支持脚 (3)受溝 (4)横杆 (5)固定金具 (5a)フランジ (6)止めねじ (7)(8)座席フレーム (9)取付溝 (10)固定金具 (10a)フランジ (11)止めねじ (12)水平部 (13)長孔 (14)案内レール (15)係合突条 (16)周縁部 (17)突片 (18)止めねじ (19)案内溝 (20)おねじ部 (21)段付係合軸(係合軸) (22)(23)スペーサ (24)フットレスト (25)フレーム (26)めねじ孔 (27)車輪 (28)クッション材 (29)止めねじ (30)座席シェル (31)止めねじ (32)(33)クッション材 (34)止めねじ (35)肘掛け (35a)脚部 (36)補助テーブル (36a)脚部 (A)(B)座席

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の支持脚の間に水平な横杆を架設
    し、前記横杆に座席の支持フレームを取り付けてなるロ
    ビーチェアにおいて、 支持フレームの内側部に前後方向を向く案内溝を設ける
    とともに、前下端部が接床するフットレストの後端部に
    突設した係合軸を、前記案内溝に摺動可能に係合するこ
    とにより、前記フットレストを、座席の下部空間である
    収納位置と、座席の前方である使用位置との間を移動可
    能としたことを特徴とするロビーチェアにおけるフット
    レスト装置。
  2. 【請求項2】 案内溝を、前部が後部よりも高位置とな
    る側面視への字形としたことを特徴とする請求項1記載
    のロビーチェアにおけるフットレスト装置。
  3. 【請求項3】 フットレストの前下端部に車輪を設けた
    ことを特徴とする請求項1または2記載のロビーチェア
    におけるフットレスト装置。
JP11003343A 1999-01-08 1999-01-08 ロビ―チェアにおけるフットレスト装置 Pending JP2000197536A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11003343A JP2000197536A (ja) 1999-01-08 1999-01-08 ロビ―チェアにおけるフットレスト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11003343A JP2000197536A (ja) 1999-01-08 1999-01-08 ロビ―チェアにおけるフットレスト装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000197536A true JP2000197536A (ja) 2000-07-18

Family

ID=11554723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11003343A Pending JP2000197536A (ja) 1999-01-08 1999-01-08 ロビ―チェアにおけるフットレスト装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000197536A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006187534A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Okamura Corp 椅子
JP2006187535A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Okamura Corp 椅子の背凭れ取付構造
CN100393260C (zh) * 2005-12-15 2008-06-11 上海应用技术学院 办公休闲多功能座椅
JP2009011739A (ja) * 2007-07-09 2009-01-22 Okamura Corp 椅子

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006187534A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Okamura Corp 椅子
JP2006187535A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Okamura Corp 椅子の背凭れ取付構造
CN100393260C (zh) * 2005-12-15 2008-06-11 上海应用技术学院 办公休闲多功能座椅
JP2009011739A (ja) * 2007-07-09 2009-01-22 Okamura Corp 椅子

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080157491A1 (en) Stroller connectable with a car seat
BR0016784A (pt) Cadeira de passageiro
JP2000197536A (ja) ロビ―チェアにおけるフットレスト装置
JP3789759B2 (ja) 椅子
JP4520622B2 (ja) 椅子における座の取付装置
JP2008302083A (ja) ロッキング椅子
JP3519827B2 (ja) 椅 子
JP2006304960A (ja) 育児器具
JPH11197189A (ja) 車椅子
JP5783621B1 (ja) 介護用シャワーチェア
JP5917887B2 (ja) 椅子
JP2001204582A (ja) 肘掛け装置
KR101808641B1 (ko) 스탠딩용 보조 책상
JPH0711650Y2 (ja) アームレストの支持装置
JPH0734626Y2 (ja) ゲーム機用椅子
JP2509327Y2 (ja) カンチレバ−タイプの椅子
JP4298686B2 (ja) ハイブリッドチェアー
JP6746460B2 (ja) 入浴用車椅子
JPH0111087Y2 (ja)
JP3008900U (ja) スライド可能な座板を有する椅子
JPH042821Y2 (ja)
KR101167704B1 (ko) 기울기 조절이 가능한 휠체어
JP2006110014A (ja) 椅子の背凭れ装置
JP2024006346A (ja) 什器
JP3550900B2 (ja) 椅子の座スライド機構における指詰め防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080617

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081021