JP3550900B2 - 椅子の座スライド機構における指詰め防止装置 - Google Patents

椅子の座スライド機構における指詰め防止装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、椅子の座スライド機構における指詰め防止装置に係わり、更に詳しくは着座者がリクライニング姿勢から直立姿勢へ変化する際に座板の後方移動に伴って間隔が狭まる座板を支持する非スライド部材の前端と座板の開口前縁との間に指を挟むことを防止するための指詰め防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、脚部に取付けられた取付体の両側に板面を前後方向に向けて支持板を立設し、該支持板の上端にフレームの座支持部を前後方向に向けて固着し、該座支持部を座板の両側内部に配して該座支持部に対して座板を前後スライド可能となすとともに、座板を後方へ弾性付勢してなり、着座者のリクライニング姿勢への移動に伴って弾性付勢力に抗して座板を前方へスライド移動可能且つ着座者の直立姿勢への移動に伴って弾性付勢力によって後方へスライド移動可能となした椅子は、本出願人が商品名「バーテブラ」として提供している。
【0003】
従来の座スライド機構は、特公昭61−2364号公報にて開示される如く、金属パイプで作製されたフレームの座支持部内に、スライドロッドと該スライドロッドを後方へ弾性付勢するための引張りコイルばね等のスライド復元機構が内装された状態で、該座支持部に前方から座板のケーシングを外挿した後、スライドロッドの先端部をケーシングの前方へ出現させて、該先端部と座板の適所を固定していた。そして、従来から提供しているバーテブラ椅子は、前記座支持部を、脚部に取付けた上方開放の横長箱状の取付体の両側部内面に板面を前後方向に向けて立起状態で溶接した支持板の上端に溶接している。この支持板(非スライド部材)は、座板の両側下面に形成した前後方向に延びた開口を通過し、座板が通常の状態では支持板の前端と開口前縁との間隔は狭く設定し、支持板に対して座板が前方へスライド移動した際に支持板を通過させるため、開口は後方に長く延びている。
【0004】
そして、従来のバーテブラ椅子は、取付体の両側上端は、座板の下面よりも下方位置にあり、該取付体から段差を有して支持板が上方に延びていたため、前記開口の横幅は支持板の板厚が通過し得る程度に狭く設定できるので指詰め防止は大して問題とされなかったが、側方からこれら段差及び支持板が露出し、外観性を損なっていた。尚、肘掛け付きの椅子は、取付体の側部に肘掛けの基端部が固定されて外覆するので、外観性の問題はない。
【0005】
そこで、肘掛け無しの椅子においても外観性の向上を図るため、取付体の両側部を上方に延長した立上部を形成し、その内面に支持板を前述の如く溶接して立起させ、前記立上部を座板の開口内に挿入し、完全に支持板を立上部で外覆する構造が考慮された。しかし、前記立上部まで開口内で移動可能とするには、開口の横幅を従来よりも大きく設定しなければならず、そのため指詰め防止の対策を講じる必要性が大きなった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、側部の外観性を向上するとともに、非スライド部材である取付体の立上部及び支持板と座板の下面に設けた縦長開口との間に座板がスライド移動時に指を挟み込むことを確実に防止することが可能な椅子の座スライド機構における指詰め防止装置を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述の課題解決のために、脚部に取付けられた取付体の両側立上部に板面を前後方向に向けて支持板を立設し、該支持板の上端にフレームの座支持部を前後方向に向けて固着し、該座支持部を座板の両側内部に配して該座支持部に対して座板を前後スライド可能となすとともに、座板を後方へ弾性付勢してなり、着座者のリクライニング姿勢への移動に伴って弾性付勢力に抗して座板を前方へスライド移動可能且つ着座者の直立姿勢への移動に伴って弾性付勢力によって後方へスライド移動可能となした椅子の座スライド機構において、前記座板の下面両側部に前方スライド移動時に前記支持板及び前記取付体の立上部を通過し得る長形の開口を形成し、該立上部の上位であって前記支持板に指詰め防止具の取付部を装着するとともに、該取付部から延びた案内部を前記開口から座板の内部に下面に沿って挿入し、前記案内部は前記開口を封鎖し得る横幅の摺動下板を有し且つ該摺動下板の後端に前面側が後下方へ傾斜した押出板と該押出板の後端に前記立上部の前面に沿う立起板を有する突起を連続形成し、該突起を前記立上部と開口前端との間に配設してなる椅子の座スライド機構における指詰め防止装置を構成した。
【0008】
ここで、前記突起の押出板の下端と開口下縁とを略同一面に形成してなると、開口前縁と突起との間の開口内に誤って指を差し込んだ場合、座板の後方へのスライド移動に伴って開口前縁で指を後方へ押し、突起の傾斜した押出板で指を下方へ案内して開口内から確実に押し出すことが可能である。
【0009】
また、前記取付体の立上部が前記開口内に遊挿され、前記支持板を外覆してなると、椅子の側方から取付体と支持板との段差や支持板自体も見えなくなって外観性が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に添付図面に示した本発明の実施形態に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明に係る椅子の全体斜視図、図2は本発明に係る椅子の座スライド機構を含めた要部を示し、図3は座板を前方へスライド移動させた状態を示し、図4は本発明の要部の拡大分解斜視図、図5は組付状態の要部断面図、図6〜図10は指詰め防止具を示し、図中1は脚軸、2は座板、3は取付体、4は支持板、5はフレーム、6はスライド復元機構、7は指詰め防止具をそれぞれ示している。
【0011】
本発明に係る椅子は、図1に示すように、脚部Aで支持した座部Bに、その後部両側から上方へ立ち上がった蛇腹で外被された背凭れ支持杆C1,C1を介して背凭れ部Cを取付けたものであり、座部Bは前後スライド移動可能、また背凭れ部Cは前後傾動可能な構造を有している。
【0012】
更に詳しくは、本発明に係る椅子は、脚部Aに立設した脚軸1に取付けられた取付体3の両側立上部3Aに、板面を前後方向に向けて支持板4を立設し、該支持板4の上端にフレーム5の座支持部5Aを前後方向に向けて固着し、該座支持部5Aを座板2の両側内部に配して該座支持部5Aに対して座板2を前後スライド可能となすとともに、金属パイプからなる前記フレーム5の座支持部5Aに座板2を後方へ弾性付勢するためのスライド復元機構6が内装されており、着座者のリクライニング姿勢への移動に伴って弾性付勢力に抗して座板2を前方へスライド移動可能且つ着座者の直立姿勢への移動に伴って弾性付勢力によって後方へスライド移動可能となしたものである。
【0013】
ここで、前記座部Bとは、座板2と取付体3を含む概念である。また、前記フレーム5の後方立上り部分、即ち蛇腹で外被された背凭れ支持杆C1,C1には、背凭れ部Cが前後傾動可能且つ上下スライド移動可能に設けられている。尚、本実施形態では、脚部Aとして放射状に延びた5本の支脚の中央部に脚軸1を立設し、該脚軸1の上端に座部Bを構成する前記取付体3を回転可能に取付けた構造を示したが、脚部Aとして両側に配した一対の脚フレームの上端間に連結支持杆を渡設した構造のものを採用する場合には、該連結支持杆に前記支持板4,4を固定する。この場合、当該連結支持杆は取付体3に対応する。つまり、本発明における取付体3とは、脚部Aと座板2とを連結する部材を意味する広い概念である。
【0014】
先ず、本発明に係る座スライド機構の全体構造について図2及び図3に基づいて説明する。座スライド機構は、脚軸1に取付けられた両側フレーム5,5の座支持部5A,5Aに、座板2の両側に設けた前後貫通した管状のケーシング8,8を前後スライド可能に外挿するとともに、前記フレーム5の座支持部5A内に引張りコイルばね9にて後方へ弾性付勢したスライドロッド10を内装し且つ座支持部5Aの前端より突出したスライドロッド10の先端部11を座板2に係着具12を用いて係着し、着座者のリクライニング姿勢への移動に伴って弾性付勢力に抗して座板2を前方へスライド移動可能且つ着座者の直立姿勢への移動に伴って弾性付勢力によって後方へスライド移動可能となした構造である。
【0015】
前記スライド復元機構6は、前記フレーム5の座支持部5Aに内装する管状のサポーター13の前半部に前記スライドロッド10を摺動可能に配設し、サポーター13の後半部には一端をスライドロッド10の後端に係止し、他端をサポーター13の後端に係止した引張りコイルばね9を配設した構造である。前記サポーター13は、前記座支持部5Aの前端部に内嵌しネジ止め固定したキャップ14の内方に当接状態で配設し、前記スライドロッド10はキャップ14を貫通している。そして、スライドロッド10の前後中間部には管状のサポーター13の前半部の内部を摺動する円形状のスライダー15を嵌着するとともに、スライドロッド10の前部に外嵌したゴムワッシャ16を前記キャップ14の後面側に沿わせて配設している。また、キャップ14の前方側に突出したスライドロッド10のフランジ部17と、該キャップ14との間にもスライドロッド10に外嵌したゴムワッシャ18を介装している。
【0016】
また、前記スライドロッド10の先端部11は、該先端部11に形成した係合部19に前記係着具12を上方から嵌着するとともに、該係合部19に対応する座板2に形成した係止部20に係止している(図2及び図11参照)。
【0017】
本実施形態における座板2は、表面側にクッション体21を装着したインナーシェル22を、それを外覆するアウターシェル23に重合状態で嵌着した構造である。ここで、前記インナーシェル22とアウターシェル23は共に合成樹脂で一体成形されたものであり、前記ケーシング8はアウターシェル23の両側上面側に突出状態で形成されている。また、前記ケーシング8の内方、即ちアウターシェル23のシェル構造基板24の上面側に軸方向に沿って空間部25が形成されている。
【0018】
そして、図2及び図4に示すように、前記取付体3は、金属板をプレス加工して形成した横長の上方開放した箱状のものであり、両側部において側面板と前後面板の一部を上方へ延長して平面視略コ字形の前記立上部3Aを形成し、前記支持板4は板面を前後方向に向けて立上部3Aの内方であって側面板の内面側に当接状態で溶接固定している。そして、前記支持板4の上端に、略水平となした前記フレーム5の座支持部5Aの下面を溶接固定している。従って、前記アウターシェル23のシェル構造基板24には、前記支持板4及び取付体3の立上部3Aが遊挿し、非スライド部材である取付体3、支持板4及び座支持部5Aに対して座板2が前後にスライド移動する際に支持板4及び立上部3Aを逃がし得る開口26が形成されている。ここで、前記座支持部5Aの下面と立上部3Aの上縁との間には若干の間隔を設けて、後述の指詰め防止具7を装着できるようになっている。尚、前記支持板4を省略して取付体3の立上部3Aを前記フレーム5の座支持部5Aに直接溶接しても良いが、その場合には指詰め防止具7の取付部の構造が変更される。
【0019】
尚、前記開口26は、座板2がスライド復元機構6による後方への弾性付勢力によって最も後方に位置する通常の状態(着座者が直立姿勢)で、図2に示すように前記取付体3の立上部3Aの前面と開口26の前縁との間に僅かなクリアランスを設けているとともに、図3に示すように座板2が前方へスライド移動した状態(着座者がリクライニング姿勢)で支持板4及び立上部3Aが当接しない程度に後方へは十分に延長している。また、前記開口26の横幅は、前記取付体3の立上部3Aが遊挿できる幅を有している(図5参照)。
【0020】
次に、前記指詰め防止具7について説明する。この指詰め防止具7は、前記取付体の立上部の上位であって前記支持板に装着するための取付部27と、該取付部27から延び前記開口26から座板2の内部に下面に沿って挿入し得る案内部28とを有し、該案内部28は前記開口26を封鎖し得る横幅の摺動下板29を有し且つ該摺動下板29の後端に前面側が後下方へ傾斜した押出板30と該押出板30の後端に前記立上部3Aの前面に沿う立起板31を有する突起32を連続形成したものである。そして、指詰め防止具7を所定位置に装着した状態では、前記突起32は、前記立上部3Aと開口26前端との間に配設される。
【0021】
更に具体的には、前記指詰め防止具7の取付部27は、前記取付体3の立上部3Aの上端に沿う比較的細い棒状部27Aの両端部に内方側に延設した板状部27B,27Cを有し、後方の板状部27Bから前方且つ下方へ延びた係止片27Dを延設し、前方の板状部27Cから下方へ延びた脚片の後縁に突条27Eを形成し、前記支持板4の後縁に後方から係止片27Dを係止し、棒状部27Aを支持板4の側面に沿わせて突条27Eを該支持板4の前縁に係合し、前記棒状部27A、前後板状部27B,27Cで支持板4を抱持するように取付けるのである。そして、前記棒状部27Aは前記取付体3の立上部3Aの上端に当止し、下方への移動が規制される。
【0022】
また、前記指詰め防止具7の案内部28は、前記板状部27Cと突起32とに連続した同一幅の摺動下板29を有し、該摺動下板29の上面内縁に補強板28Aを一体形成し、且つ補強板28Aの後端と摺動下板29の先端に対応する位置の外面側に縦リブ28Bを形成し、更に摺動下板29よりも前方へ突出した部分は外方へ傾斜し且つ先端に向けて細くなった傾斜板28Cとなっている。また、前記摺動下板29の先端には下方へ突出した摺接部29Aを形成している。
【0023】
そして、前記指詰め防止具7の突起32は、前記摺動下板29の後端から後下方へ約30度の角度で傾斜した押出板30を連続形成し、該押出板30の後端から上方へ直角に立ち上げた立起板31を前記取付部27の前方板状部27Cに連続形成している。ここで、前記摺動下板29は、前記棒状部27Aよりも若干下方位置に設定している。
【0024】
しかして、本実施形態の椅子の座板2を組み立てるには、先ず、前記取付体3の立上部3Aの上位であって前記支持板4に外方から指詰め防止具7の取付部27を案内部28の前方へ向けた状態で嵌着し、その状態でアウターシェル23のケーシング8,8に、スライド復元機構6を組み込んだフレーム5,5の座支持部5A,5Aを後方から挿入する。そうすると、指詰め防止具7の案内部28の傾斜板28C及び摺接部29Aによって案内されて該案内部28は開口26の前縁からシェル構造基板24の上方側の空間部25に挿入される。それから、スライドロッド10の係合部19に係着具12を上方から係合し且つその下方の係止部20に係止した後、アウターシェル23の上面側にインナーシェル22を嵌着して取付けて座板2を組み立てることができる。この組立状態において、前記指詰め防止具7の突起32は、取付体3の立上部3Aの前面と開口26の前縁との間に位置し、該突起32の下端はシェル構造基板24の下面と略面一となる。即ち、前記突起32の傾斜した押出板30は、開口26の前縁に臨んだ位置に配設される。また、前記突起32の立起板31は、立上部3Aの前面に沿って配設され、指詰め防止具7の後方への外力が加わった場合にも、該立起板31が立上部3Aに当接してその位置を維持するのである。
【0025】
図2は、座板2がスライド復元機構6の弾性付勢力によって最も後方に位置した通常の状態であり、この状態から座板2がスライド復元機構6の弾性付勢力に抗して前方へスライド移動すると、図3に示すように取付体3、支持板4及びフレーム5の座支持部5Aに対して前方へ変位し、その結果、取付体3の立上部3Aの前面と開口26の前縁との間隔が大きく開くが、この開口26の前方空間は前記指詰め防止具7の摺動下板29によって閉鎖されている。この状態で若しくは座板2が後方へスライド移動中の状態で、前記取付体3の立上部3Aよりも前方の開口26内に指を誤って挿入しても、座板2がスライド復元機構6の弾性付勢力によって後方へスライド移動すると、指が開口26の前縁によって後方へ押され、最後には前記押出板30によってその傾斜面に沿って指が下方へ押し出されるので、指を立上部3Aと開口26の前縁との間に挟み込むことがないのである。尚、開口26の後方は十分に長く設定しているので、取付体3の立上部3Aの後面と他の部分との間に指を挟み込むことは全くない。
【0026】
【発明の効果】
以上にしてなる本発明の椅子の座板スライド装置によれば、椅子の側部における取付体と座板との間の外観性を向上することができるとともに、非スライド部材である取付体の立上部及び支持板と座板の下面に設けた縦長開口との間に、指を誤って挿入しても、座板が後方スライド移動時に指詰め防止具の摺動下板と傾斜した押出板によって案内されて指が下方へ押し出されるので、支持板又は立上部と開口前縁との間に指を挟み込むことを確実に防止することができ、極めて安全な椅子を提供できるといった顕著な効果を奏するものである。また、指詰め防止具の摺動下板及び突起によって立上部より前方の開口を塞ぐので、座板の内部に埃が侵入することを極力防止することができる。また、指詰め防止具は、装着状態において、立上部の上端に係止されるので、不意に下方へ移動することがなく、簡単に取付けられるにも係わらず十分な取付強度を備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る椅子の全体斜視図である。
【図2】本発明に係る椅子の座スライド機構を含めた要部を示す部分断面図である。
【図3】同じく座板を前方へスライド移動させた状態を示す部分断面図である。
【図4】本発明の要部の拡大分解斜視図である。
【図5】組付状態の要部断面図である。
【図6】指詰め防止具の平面図である。
【図7】指詰め防止具の正面図である。
【図8】指詰め防止具の底面図である。
【図9】指詰め防止具の拡大左側面図である。
【図10】指詰め防止具の拡大右側面図である。
【図11】スライドロッド先端部は座板との係着構造を示す断面図である。
【符号の説明】
A 脚部 B 座部
C 背凭れ部 C1 背凭れ支持杆
1 脚軸 2 座板
3 取付体 3A 立上部
4 支持板 5 フレーム
5A 座支持部 6 スライド復元機構
7 指詰め防止具 8 ケーシング
9 引張りコイルばね 10 スライドロッド
11 先端部 12 係着具
13 サポーター 14 キャップ
15 スライダー 16 ゴムワッシャ
17 フランジ部 18 ゴムワッシャ
19 係合部 20 係止部
21 クッション体 22 インナーシェル
23 アウターシェル 24 シェル構造基板
25 空間部 26 開口
27 取付部 27A 棒状部
27B 板状部 27C 板状部
27D 係止片 27E 突条
28 案内部 28A 補強板
28B 縦リブ 28C 傾斜板
29 摺動下板 29A 摺接部
30 押出板 31 立起板
32 突起

Claims (3)

  1. 脚部に取付けられた取付体の両側立上部に板面を前後方向に向けて支持板を立設し、該支持板の上端にフレームの座支持部を前後方向に向けて固着し、該座支持部を座板の両側内部に配して該座支持部に対して座板を前後スライド可能となすとともに、座板を後方へ弾性付勢してなり、着座者のリクライニング姿勢への移動に伴って弾性付勢力に抗して座板を前方へスライド移動可能且つ着座者の直立姿勢への移動に伴って弾性付勢力によって後方へスライド移動可能となした椅子の座スライド機構において、前記座板の下面両側部に前方スライド移動時に前記支持板及び前記取付体の立上部を通過し得る長形の開口を形成し、該立上部の上位であって前記支持板に指詰め防止具の取付部を装着するとともに、該取付部から延びた案内部を前記開口から座板の内部に下面に沿って挿入し、前記案内部は前記開口を封鎖し得る横幅の摺動下板を有し且つ該摺動下板の後端に前面側が後下方へ傾斜した押出板と該押出板の後端に前記立上部の前面に沿う立起板を有する突起を連続形成し、該突起を前記立上部と開口前端との間に配設したことを特徴とする椅子の座スライド機構における指詰め防止装置。
  2. 前記突起の押出板の下端と開口下縁とを略同一面に形成してなる請求項1記載の椅子の座スライド機構における指詰め防止装置。
  3. 前記取付体の立上部が前記開口内に遊挿され、前記支持板を外覆してなる請求項1記載の椅子の座スライド機構における指詰め防止装置。
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