JP2000195745A - 巻回型プラスチックフィルムコンデンサ - Google Patents

巻回型プラスチックフィルムコンデンサ

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JP2000195745A
JP2000195745A JP36918698A JP36918698A JP2000195745A JP 2000195745 A JP2000195745 A JP 2000195745A JP 36918698 A JP36918698 A JP 36918698A JP 36918698 A JP36918698 A JP 36918698A JP 2000195745 A JP2000195745 A JP 2000195745A
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capacitor
film
electrodes
metallized
pet
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JP36918698A
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English (en)
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Hidekiyo Fukushima
英清 福島
Yoshiyuki Nagaoka
美行 長岡
Junichiro Hiratsuka
純一郎 平塚
Koji Takemoto
浩二 竹本
康輝 ▲高▼田
Yasuteru Takada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 素子内部でコンデンサ要素が直列接続されて
いる巻回型の高圧用フィルムコンデンサにおいて、従来
はコンデンサ端面での放電現象を起さなくするため、外
部引き出し端子とコンデンサ素子内部の電極間、または
端子間の距離を長くして絶縁性を確保する手段として、
フィルムを長く巻き取ることや、コンデンサ端面からコ
ンデンサ素子内部のコンデンサ要素部の電極端部までの
絶縁距離を長くすることで解決していた。しかし、コン
デンサ形状が大きくなり、且つコスト高となっている。 【解決手段】 本発明の高圧用コンデンサは、電極から
引き出された端子の内、1本、または複数本のコンデン
サ端面の根元部分に、プラスチック管を挿入する等の絶
縁被覆をすることで、コンデンサ形状を大きくすること
なくコンデンサ端面における放電を起さなくすることが
できる。これにより、絶縁性に優れ、低コストな高圧用
コンデンサを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主にブラウン管の高
圧発生電源に用いられる高圧用コンデンサに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のコンデンサは耐電圧を向
上するため、コンデンサ内部で複数の容量を直列に接続
するものが多い。図6はその一例であり、誘電体フィル
ム1aの片面に真空蒸着により形成した蒸着電極2aを
長さ方向に、所定の間隔を保持し配置してある。これら
の蒸着電極2aは他の誘電体フィルム1b上に形成され
た互いに隣り合う2つの蒸着電極2bと対向するように
配置し、それぞれの誘電体フィルム1a、または1bの
両端の電極からリード線3a及び、リード線3bを引き
出している。
【0003】図7はその等価回路で、リード線3a及
び、リード線3bの間にはコンデンサC1、C2、……
C7、C8が直列に接続され、各コンデンサC1、C
2、C3、……、C8には、リード線3a、3bの間に
印加される電圧Vsが分割されたV1、V2、……V
7、V8がかかることになるので、その耐電圧が高めら
れる。
【0004】更に、図8に2例目を示す。誘電体フィル
ム1dの片面に真空蒸着により形成した蒸着電極2dを
長さ方向に、所定の間隔を保持し配置してある。これら
の蒸着電極2dは他の誘電体フィルム1e上に形成され
た互いに隣り合う2つの蒸着電極2eと対向するように
配置し、それぞれの誘電体フィルム1d、または、1e
の両端、及び中間の電極からリード線3d、3e、及び
リード線3fを引き出している。
【0005】図9はその等価回路で、リード線3fを共
通端子として1つのコンデンサ素子に2つのコンデンサ
要素を有する構造となる。リード線3fとリード線3d
の間にはコンデンサCn1、Cn2、Cn3、……、C
nnが直列に接続され、各コンデンサCn1、Cn2、
Cn3、……、Cnnには、リード線3f、3dの間に
印加される電圧Vsが分割されたVn1、Vn2、Vn
3、……、Vnnがかかることになるので、その耐電圧
が高められる。さらに、リード線3fとリード線3eの
間にも同様に、Cm1からCmmが直列に接続され、各
コンデンサCm1からCmmには、リード線3f、3e
の間に印加される電圧Vsが分割されたVm1、Vm
2、……、Vmmがかかることになる。
【0006】また、この種の高圧コンデンサは、巻き取
り素子を液状のエポキシ樹脂に浸漬し、真空含浸を行っ
ている。これは誘電体フィルムの層間にある空気層を耐
電圧の優れたエポキシ樹脂で置換することにより、強電
界部のエアボイドで発生するボイド放電を抑制するため
であり、さらにコンデンサ素子の端面部をエポキシ樹脂
で覆うことにより、端面部の絶縁性を向上するためであ
る。この種の高圧コンデンサは、例えば、CRTを使用
するディスプレイの高圧発生用のフライバックトランス
の部品としての用途があり、高絶縁性のエポキシ樹脂で
注型される。この種の高圧コンデンサの端面部の絶縁性
は、前記高絶縁性のエポキシ樹脂との組み合わせで確保
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
高圧用フィルムコンデンサにおいては、前記Vsの電圧
が印加されたコンデンサ素子の外部引き出し端子とコン
デンサ素子内部の電極間、の距離、または端子間の距離
が短いと、コンデンサ素子の真空含浸用、及び注型用の
エポキシ樹脂が介在していても、前記電極間で放電現象
を起こすので、前記電極間で絶縁性が保てる距離を確保
する必要があった。その手段として、金属化フィルムの
蒸着金属間の複数、または1個所の絶縁部を長手方向に
長くしたり、端子を引き出している両端の電極を長手方
向に長くして、絶縁距離を確保していた。また、前記金
属化フィルムの巾方向の両端部から内部方向へ絶縁距離
を設けて電極を形成することで絶縁距離を確保してい
た。結果として、コンデンサ素子形状が大きくなり、材
料コストが高くなる問題があった。
【0008】本発明は、以上の点に鑑み、コンデンサ形
状を大きくすることなく、端面部の絶縁性に優れ、低コ
ストの高圧コンデンサを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、コンデンサ素子内部から引き出された端子
の内、1本、または複数本のコンデンサ端面の根元部分
に、プラスチック管を挿入する等の絶縁被覆をするよう
に構成したものである。
【0010】これにより、コンデンサ形状を大きくする
ことなくコンデンサ端面における放電を起こさなくする
巻回型プラスチックフィルムコンデンサが得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、誘電体フィルムの長手方向の片面に、互いに絶縁さ
れた複数の電極が形成された一対の金属化フィルムと、
1枚、若しくは複数の誘電体フィルムを重ね合わせると
ともに、前記一対の金属化フィルムは、一方の金属化フ
ィルム上の電極が、もう一方の金属化フィルム上に形成
された長手方向に互いに隣り合う二つの電極と重なり合
って対向するように重ね合わせて巻回し、両端の電極か
ら端子を引き出すコンデンサ素子、または両端の電極、
及び中間部の電極から、複数の端子を引き出すことで、
1つの素子に複数のコンデンサ要素を有するコンデンサ
素子において、前記端子の1本、または複数本について
コンデンサ端面根元部分を絶縁被覆することにより、コ
ンデンサ端面での絶縁距離が確保でき、外部引き出し端
子とコンデンサ素子内部の電極間、または外部引き出し
端子間で放電現象が起こらないようにすることができ
る。
【0012】次に、請求項2に記載の発明は、請求項1
の構造のコンデンサ素子において、コンデンサ端面根元
部分の絶縁被覆がプラスチック管を挿入することによ
り、コンデンサ端面での絶縁距離が確保でき、外部引き
出し端子とコンデンサ素子内部の電極間、または外部引
き出し端子間で放電現象が起こらないようにすることが
できる。
【0013】
【実施例】(実施例1)本発明の実施例を図1を用いて
説明する。
【0014】図1は本発明品の巻回型プラスチックフィ
ルムコンデンサの構成の実施例を示している。
【0015】図1において、1はPETフィルムの片面
の長手方向には蒸着電極3が、30mmの間隔をおいて
互いに絶縁された状態で、またフィルムの巾方向にはフ
ィルム端部から内部方向へ、両端とも2mm間隔をおい
て形成された金属化フィルムである。2も1と同様な構
成の金属化フィルムであり、金属化フィルム1に形成さ
れた蒸着電極3は、もう一方の金属化フィルム2に形成
された長手方向に互いに隣り合う一定の間隔をおいて互
いに絶縁された蒸着電極4の隣り合う2つの電極と重な
り合って対向している。5は、PETフィルムの片面に
ポリエステル系の熱可塑性樹脂6が塗布された誘電体フ
ィルムで、熱可塑性樹脂6が金属化フィルム1、及び2
の金属化面に接して重ねられている。7はPETフィル
ムの誘電体フィルムである。図1において、熱可塑性樹
脂6は、商品名バイロン(登録商標)と他のポリエステ
ル樹脂の混合物であり、0.3μm程度の厚み塗布され
ている。それぞれのフィルムの厚みは金属化フィルム
1、及び2が9μm、誘電体フィルム5が12μm、誘
電体フィルム7が6μmである。それぞれのフィルムの
巾は、金属化フィルム1、2、及び誘電体フィルム5,
7とも同等である。内部の直列数は8、電極3と電極4
とが重なる長さは約190mmで電極4の両端から誘電
体フィルムの長手方向に対し直角方向に互いに逆の方向
に、直径が0.5mmのリード線8を引き出している。
これを直径17mmの巻芯で巻き取る。このときリード
線に、内径が0.6mm、外径が1.6mm、高さが
1.5mmのPET製の管9コンデンサ素子端面の根元
部に挿入し、真空含浸用のエポキシ樹脂で固定する。そ
して、コンデンサ素子をプレスし扁平形状に成形した
後、液状の耐電圧性に優れたエポキシ樹脂に浸漬し、真
空含浸を行い、加熱による硬化を施すと、総フィルム厚
み216μm、静電容量1500pFのコンデンサを得
る。この場合、定格電圧は27kVとして使用できる。
図2は、図1で得られたコンデンサの外観図である。図
3はPET製管9を挿入させて完成したコンデンサの端
面とリード線部の拡大断面図である。8はリード線、9
はPET製管、10はコンデンサ、11は真空含浸して
熱硬化したエポキシ樹脂である。
【0016】(実施例2)本発明の実施例を図4を用い
て説明する。
【0017】図4は本発明品の巻回型プラスチックフィ
ルムコンデンサの構成の実施例を示している。
【0018】図4において、1はPETフィルムの片面
の長手方向に蒸着電極3が、30mmの間隔をおいて互
いに絶縁された状態で、またフィルムの巾方向にはフィ
ルム端部から内部方向へ、両端とも2mm間隔をおいて
形成された金属化フィルムであり、金属化フィルム1に
形成された蒸着電極3は、もう一方の金属化フィルム2
に形成された長手方向に互いに隣り合う一定の間隔をお
いて互いに絶縁された蒸着電極4の隣り合う2つの電極
と重なり合って対向している。5は、PETフィルムの
片面にポリエステル系の熱可塑性樹脂6が塗布された誘
電体フィルムで、熱可塑性樹脂6が金属化フィルム1、
及び2の金属化面に接して重ねられている。7はPET
フィルムの誘電体フィルムである。図4において、熱可
塑性樹脂6は、商品名バイロンと他のポリエステル樹脂
の混合物であり、0.3μm程度の厚み塗布されてい
る。それぞれのフィルムの厚みは金属化フィルム1、及
び2が9μm、誘電体フィルム5が12μm、誘電体フ
ィルム7が6μmである。それぞれのフィルムの巾は、
金属化フィルム1、2、及び誘電体フィルム5、7とも
同等である。このとき誘電体フィルムの長手方向の中間
部にリード線引き出し用の電極を設ける。前記リード線
を引き出す中間部の電極4から両端に向かってそれぞれ
直列数が8のコンデンサ要素が2つできる。電極3と電
極4とが重なる長さは約190mmで電極4の両端、及
び中間部の電極4から誘電体フィルムの長手方向に対し
直角方向に同方向に、直径が0.5mmのリード線1
2、13、及び14を引き出している。これを直径17
mmの巻芯で巻き取る。このときリード線に、内径が
0.6mm、外径が1.6mm、高さが1.5mmのP
ET製の管9をコンデンサ素子端面の根元部に挿入し、
コンデンサ素子をプレスし扁平形状に成形した後、液状
の耐電圧性に優れたエポキシ樹脂に浸漬し、真空含浸を
行い、加熱による硬化を施すと、総フィルム厚み240
μmで、リード線13を共通端子として、1つのコンデ
ンサ素子の中に静電容量1500pFのコンデンサ要素
を2つ有するコンデンサを得る。この場合、定格電圧は
27kVとして使用できる。図5は、図4で得られたコ
ンデンサの外観図である。
【0019】実施例1、及び2において、リード線にプ
ラスチック製の管を挿入するには、前記のようにリード
線直径より大きい内径の管を挿入し、前記真空含浸に使
用する液状の耐電圧性に優れたエポキシ樹脂をリード
線、またはプラスチック管に塗布し接着固定する方法
と、リード線直径より小さい内径の管を嵌合して固定す
る方法がある。
【0020】リード線直径より大きい内径の管を挿入し
て接着固定する方法において、接着剤には他に、シアノ
アクリレート系の接着剤を使用することができる。
【0021】リード線に挿入するプラスチック管の材質
は、前記PET製の他に、耐電圧性に優れたエポキシ樹
脂を硬化して加工した管や、PBT、PE、PCなどの
高絶縁性プラスチックも使用することができる。
【0022】(実施例3)実施例3は実施例2に示した
コンデンサのPET製管9の高さを変えて、コンデンサ
を作製した。作製したコンデンサは、リード線12、1
3、14ともPET製管を挿入しないコンデンサ、リ
ード線12にはPET製管を挿入せず、リード線13、
及び14に高さ1.5mmのPET製管を挿入したコン
デンサ、リード線12、及び13に高さ1.5mmの
PET製管、リード線14に高さ0.5mmのPET製
管を挿入したコンデンサ、リード線12、及び13に
高さ1.5mmのPET製管、リード線14に高さ1.
0mmのPET製管を挿入したコンデンサ、リード線
12、13、及び14に高さ1.5mmのPET製管を
挿入したコンデンサの計5種類である。また、コンデ
ンサにおいてリード線12からリード線13を引き出
している電極4までのコンデンサ端面における電極間距
離は1.5mm、リード線14からリード線13を引き
出している電極4までのコンデンサ端面における電極間
距離は1.3mmである。この時、コンデンサ端面から
内部電極までの絶縁距離2mmは除く。前記の内容か
ら、例えばコンデンサの場合、コンデンサ端面におけ
る最短の電極間距離は、リード線14からリード線13
を引き出している電極4までで、その距離は1.8mm
となる。前記5種類のコンデンサ評価結果、及びコンデ
ンサ素子の巻き取り作業時の製造歩留まり結果を(表
1)に示す。この結果から明らかな通り、コンデンサ
では、コンデンサ端面での放電による故障が発生する。
しかし、電極間距離が1.5mmを超えると、コンデン
サ端面での放電現象は確認されず、絶縁性が確保でき
る。コンデンサの定格電圧27kVで換算すると18k
V/mm以上の電極間距離を確保する必要がある。ま
た、巻き取り作業時の製造歩留り結果から、PET製管
の高さが1.5mm未満では、PET製管の挿入不良
や、PET製管の割れ等の不具合が発生し、作業性、生
産性も考慮すると、高さ1.5mm以上の管を使用する
のが、より適切である。
【0023】
【表1】
【0024】<表中説明> (1)加速高温負荷、及び温度サイクル+加速高温負荷
は、試験数12個に対する故障数を表示。 (2)昇圧破壊、及び温度サイクル+昇圧破壊は、コンデ
ンサ破壊電圧を表示。
【0025】<試験条件> (1) ()加速高温負荷試験;100℃、29.7kVで
1000時間実施。 (2) ()温度サイクル+加速高温負荷試験;−40℃で
1時間、即100℃で1時間を1サイクルとし、100
サイクル実施。その後、前記(1)を実施。 (3) ()昇圧破壊;コンデンサが破壊するまで電圧を上
げ、破壊が開始した電圧を測定する。 (4) ()温度サイクル+昇圧破壊;前記(2)を実施した
後、前記(3)を実施。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、コンデン
サ素子から引き出した端子のうち、1本、または複数本
の端子について、コンデンサ端面根元部にプラスチック
管を挿入するなどの絶縁被覆をすることで、コンデンサ
形状を大きくすることなく、コンデンサ端面の絶縁性に
優れ、且つ生産性が高く、低コストなコンデンサを得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1による製品の概要を示す断面
【図2】実施例1で得られるコンデンサ外観図、ならび
にコンデンサ端面とリード線部の拡大図
【図3】実施例1で得られるコンデンサの端面部とリー
ド線の拡大断面図
【図4】本発明の実施例2による製品の概要を示す断面
【図5】実施例2で得られるコンデンサ外観図
【図6】従来品の一実施の形態を示す断面図
【図7】従来品の等価回路を示す図
【図8】従来品の一実施の形態を示す断面図
【図9】従来品の等価回路を示す図
【符号の説明】
1、2 金属化フィルム 3、4 電極 5、7 誘電体フィルム 6 熱接着性の高分子樹脂層 8、12、13、14 端子 9 PET製管 10 コンデンサ 11 エポキシ樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平塚 純一郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松江松下 電器株式会社内 (72)発明者 竹本 浩二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 ▲高▼田 康輝 大阪府門真市大字門真1006番地 松江松下 電器株式会社内 Fターム(参考) 5E082 AA06 AA07 AB05 BB04 BC35 BC36 EE07 EE17 EE23 EE37 FG06 FG36 GG04 GG11 HH23 HH26 HH47 HH48 JJ04 PP08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体フィルムの長手方向の片面に、互
    いに絶縁された複数の電極が形成された一対の金属化フ
    ィルムと、1枚若しくは複数の誘電体フィルムを重ね合
    わせるとともに、前記一対の金属化フィルムは、一方の
    金属化フィルム上の電極が、もう一方の金属化フィルム
    上に形成された長手方向に互いに隣り合う二つの電極と
    重なり合って対向するように重ね合わせて巻回し、両端
    の電極から端子を引き出すコンデンサ素子、または両端
    の電極、及び中間部の電極から複数の端子を引き出すこ
    とで、1つの素子に複数のコンデンサ要素を有するコン
    デンサ素子において、前記端子の1本、または複数本に
    ついてコンデンサ端面根元部分が絶縁被覆されているこ
    とを特徴とする巻回型プラスチックフィルムコンデン
    サ。
  2. 【請求項2】 前記請求項1のコンデンサ素子におい
    て、コンデンサ端面根元部分の絶縁被覆がプラスチック
    管であることを特徴とする巻回型プラスチックフィルム
    コンデンサ。
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