JP2000194731A - シンボル結線図作成装置 - Google Patents

シンボル結線図作成装置

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JP2000194731A JP10366610A JP36661098A JP2000194731A JP 2000194731 A JP2000194731 A JP 2000194731A JP 10366610 A JP10366610 A JP 10366610A JP 36661098 A JP36661098 A JP 36661098A JP 2000194731 A JP2000194731 A JP 2000194731A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配管図や配線図のような機器を幹線に接続し
て配置した図面の作成において、幹線と機器との接続部
分の接続線の作図や幹線上の機器接続部分の加工などの
操作が煩雑で作図に時間がかかる、という課題があっ
た。 【解決手段】 図面上で機器をあらわすシンボルを決定
するシンボル決定手段と、シンボル毎に定められたシン
ボル代表点の図面上での配置位置を決定するシンボル配
置位置決定手段と、シンボルを幹線と接続するために接
続線を生成する必要がある場合これを生成し、また、シ
ンボルを幹線と接続するために幹線の接続部分を加工す
る必要がある場合これを加工する接続線生成加工手段
と、を設けることにより、機器をあらわすシンボルを所
定の配置位置に配置し、幹線の所定位置との間に適切に
接続された図面を自動的に生成することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は二次元および三次元
CAD分野に属し、特に配管図や配線図のような機器を
幹線に接続して配置した図面の作成技術にかかわる。
【0002】
【従来の技術】従来、配管図や配線図のような機器を幹
線に接続して配置した図面の作成において、幹線と機器
との接続部分の接続線の作図や幹線上の機器接続部分の
加工などの操作が煩雑で作図に時間がかかる、という課
題があった。ここで、幹線と呼ぶものは、例えばガスの
屋内配管図の場合ではガス会社が工事敷設する金属のガ
ス管を指す。これに対し、接続線と呼ぶものは機器を幹
線とつなぐためのもので、例えばガスストーブの場合の
ゴムホースやメーターの引き込み管のように機器に固有
に伴う配管材料を指している。幹線と接続線は図面上で
は異なる線種を用いるのが通例である。
【0003】例えば、図2(b) のような屋内ガス配管の
幹線配置図があらかじめ与えられている場合、これに機
器を接続して図2(a) のような屋内ガス配管機器接続配
置図を作成する場合を考える。通常の二次元および三次
元CAD装置では図2(c) に示すような機器シンボルが
メニューウィンドウで用意されており、操作者はこれら
をマウスなどで選択して所定の位置に貼りつける。しか
し、図2(a) に示すように、例えば5個の機器シンボル
を配置した場合、これに伴う接続線の追加(3カ所)や
幹線の追加(2カ所)、幹線の削除(3カ所)などの操
作は操作者が丹念に位置合わせをしながら所定の追加削
除を行っていた。
【0004】従来このような接続線処理技術で類似のも
のでは、フローチャートや木構造図におけるノード配置
に連動する接続線処理技術が開示されている。例えば、
文献特開平3−204084号ではフローチャートのよ
うにシンボルとシンボルとを接続する接続線がシンボル
配置に連動する技術が開示されている。また、文献特開
平4−40566号では、木構造図作成のように接続線
の方向性が意味を持ちシンボル配置位置は意味を持たな
い図形の整形技術が開示されている。
【0005】しかしながら、これらの技術は上述の屋内
ガス配管機器接続配置図のようにシンボル配置位置を規
定する要因(この場合は幹線要素線分の配置)が複雑で
ある場合には適用することができず、幹線と機器シンボ
ルとの接続を効率よく行う技術が求められていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
技術では、幹線と機器との接続部分の接続線の作図や幹
線上の機器接続部分の加工などの操作が煩雑で作図に時
間がかかる、という課題があった。本発明はこのような
課題を解決するシンボル結線図作成装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】配管図や配線図のような
機器を幹線に接続して配置したシンボル結線図を作成す
る場合に、幹線と機器との接続部分の接続線の作図や幹
線上の機器接続部分の加工などの操作が煩雑で作図に時
間がかかる、という上記課題は、図1に示す如く、図面
上で機器をあらわすシンボルを決定するシンボル決定手
段1と、前記シンボルの図面上での配置位置を決定する
シンボル配置位置決定手段2と、前記シンボルと幹線と
の接続形態に関するデータを格納するシンボルマスター
6と、前記シンボルマスター6を用いて、当該シンボル
と幹線とを接続するための接続線を生成し、または、当
該シンボルを幹線と接続するために幹線の接続部分を加
工する接続線生成加工手段3と、を有することを特徴と
するシンボル結線図作成装置を提供することによって解
決される。
【0008】すなわち、一般に従来のシンボル結線図作
成装置は、図7に示す如く、シンボルマスター6に格納
されている各種シンボルを参照しながら、データ入力部
から配置すべきシンボルやその位置を指定するデータを
作図制御部に入力する。作図制御部では、これをすでに
配置されてある幹線に対応する幹線要素線分データベー
ス9と対比し、またシンボルマスター6および図面環境
パラメータを参照しつつ、その配置位置を決定し描画シ
ンボル接続データベース8にこれを格納する。
【0009】本発明請求項1のシンボル結線図作成装置
では、これに加え、図1に示す如く、作図制御部に接続
線生成加工手段3を設け、当該のシンボルの配置に関連
する接続線の作成が必要な場合、これを認識して描画シ
ンボル接続データベース8に接続線データを書き込む。
また本発明請求項2のシンボル結線図作成装置では、当
該シンボルの配置に関連する幹線の追加または一部削除
が必要な場合、接続線生成加工手段3はこれを認識して
幹線要素線分データベース9に所要データを書き込む。
描画制御部7ではこれらの結果更新された描画シンボル
接続データベース8、および幹線要素線分データベース
9を参照して、図面環境パラメータが指定する図面上に
シンボル結線図を作成し表示部にこれを表示し、また印
刷部でこれを印刷する。
【0010】また、本発明請求項3のシンボル結線図作
成装置では、上記シンボル配置位置決定の際に図面環境
パラメータによって指定されるグリッド座標を基準にし
てシンボル配置位置決定を行うことを特徴とする。ここ
にグリッドとは図3(a) (b)に示す如く、アイソメ図や
平面図など作成する図面の種類に応じて基準となる座標
系を示す格子線であって、通常シンボル結線図は、指定
によりグリッド上もしくはグリッドに平行に幹線要素線
分が配置され、また、配置される機器シンボルも、その
代表点がグリッド交点上もしくはその近傍に配置される
ものである。
【0011】
【発明の実施の形態】シンボル結線図作成装置の実施例
を図1〜図7により説明する。なお、本発明におけるコ
ンピュータ処理は、コンピュータプログラムにより当該
コンピュータの主記憶装置上で実行されるが、このコン
ピュータプログラムの提供形態は、当該コンピュータに
接続された補助記憶装置をはじめ、フロッピー(登録商
標)ディスクやCD−ROM等の可搬型記憶装置やネッ
トワーク接続された他のコンピュータの主記憶装置及び
補助記憶装置等の各記録媒体に格納されて提供されるも
ので、このコンピュータプログラムの実行に際しては、
当該コンピュータの主記憶装置上にローディングされ実
行されるものである。
【0012】図1は本発明のシンボル結線図作成装置の
実施例のブロック構成例である。シンボルマスター6に
は図2(c) に一部の例を示すように各種シンボルデータ
があり、本実施例ではシンボル決定手段1はこれをメニ
ューウィンドウに提示し、データ入力部の位置座標入力
手段4で所望のシンボルを選択させる。このような選択
方法は公用の技術であり、その詳細はここでは図示を省
略する。
【0013】シンボルと幹線の接続に際しては、シンボ
ル毎にその配置位置、幹線加工、接続線作成に特性があ
り、本実施例ではこれを図2(c) に示す如く4つの接続
種に分類した。すなわち、第1種シンボルは幹線上に配
置され、その部分の幹線を削除する必要があるが、接続
線は存在しない。第2種シンボルは幹線端に配置され、
接続のための幹線を追加する必要があるが接続線は存在
しない。第3種と第4種シンボルはともに幹線外の近傍
に配置され、1本ないし2本の接続線で幹線と接続す
る。第3種の場合は接続のための幹線を追加する必要が
あり、第4種では逆に幹線一部を削除する必要がある。
なお、この分類はガス関連機器を対象とした一例であっ
て、他の用途のシンボル結線図作成においてはさらに異
なる他の接続種を定義してもよいことはいうまでもな
い。
【0014】これらのシンボルと幹線、接続線との間で
種々の点が定義される。図3(c) にはこれらの定義点の
例と命名を示した。これを接続種によってまとめると図
4(b) のようになる。すなわち第1種では幹線削除点1
(K1)および幹線削除点2(K2)が、第2種では幹
線端追加点(KT)が、第3種では幹線端追加点(K
T)および接続線1 終了点(E1)が、また第4種では
幹線削除点1(K1)、幹線削除点2(K2)、接続線
1 終了点(E1)、接続線2 終了点(E2)が定義され
ている。なお、図4(b) で第2種および第3種の幹線部
追加KT−KXとあるように、追加される幹線要素の既
存幹線上の接続点をKXと表記することとする。
【0015】これらの点はシンボル毎に定まるものであ
り、図4(a) に示すようにシンボルマスター6のシンボ
ルレコード毎に、その接続種、接続定義点、接続線種デ
ータが設定されている。また、図に示すように、同じ二
口カ゛ステーフ゛ル(ク゛リル 付き)をあらわすシンボルであって
も、平面図用のものとアイソメ図用のものがあり(ここ
ではこれを図種と称する)、さらに、縦配置、横配置ま
たはアイソメ図における右あがり配置、左あがり配置に
よって(ここではこれを方向種と称する)図面データは
個別にとられている。したがって図4(a) のように一つ
のシンボル名称に対し複数のシンホ゛ルコート゛ sid のシンボル
が存在し、そのいずれを選択するかによって図種、方向
種が定まる。
【0016】本実施例では図種については操作者があら
かじめ設定し、図1の図面環境パラメータに格納されて
いるものとする。したがって、シンボル決定手段1の操
作性を向上するために、シンボル決定手段1が操作者に
示すシンボルメニューはこの定められた図種に対応する
シンボルのみとしたり、さらに、その方向種の選択方法
についても種々の方法がある。例えば、本発明者が既に
出願した特願平10−042300号出願明細書にはそ
の方法の一例が示されているが、本発明の本質と関わる
ものではないのでここでは説明を省略する。
【0017】また、本実施例では同じく本発明の本質と
関わらぬ部分の簡略化のために、描画シンボル接続デー
タベース8および幹線要素線分データベース9は規定の
図種に依存した座標系データで作成されているものとし
た。しかし、一般には入力済の幹線配置、シンボル配置
を変えずに図種を変更することにより描画を変換できる
ことが望まれており、そのためには描画シンボル接続デ
ータベースおよび幹線要素線分データベースを図種に依
存しない形で別に保持することが望ましい。このような
図1に陽に明記していない、図種非依存の描画シンボル
接続データベースまたは幹線要素線分データベースか
ら、描画のための図種を規定した描画シンボル接続デー
タベース8または幹線要素線分データベース9に変換す
ることは公用の技術であり、本発明が図種非依存の描画
シンボル接続データベース8または幹線要素線分データ
ベース9に対しても実施できることはいうまでもない。
【0018】さて、本実施例のシンボルマスター6では
シンボルの図面データおよび各種定義点はシンボル毎に
定められた代表点D (図3(c) に例示)を原点とする相
対座標で記述されている。図4(a) で図面データをリロ
ケータブルと記してこのことを示している。これらシン
ボルを実際の図面上の配置位置に配置することは代表点
D の図面上の座標を決定することに他ならない。すなわ
ち、シンボル配置位置決定手段2はシンボル決定手段1
から示されたシンホ゛ルコート゛ sid の代表点D の図面上の座標
を決定する。それと同時に他の定義点の図面上の座標も
決定する。以降の表記では、このように図面上の絶対座
標値で決定された代表点D を示すのに代表点Daと記すこ
ととする。同様にシンボルマスター6に格納されるリロ
ケータブルな図面データZ を図面データZrとし、代表点
Daによって図面上の座標が決められた図面データZ のこ
とを図面データZaと表記する。すなわちシンボル配置位
置決定手段2はシンボルマスター6内の所定のシンホ゛ルコート
゛ sid の図面データZrを代表点Daによって絶対座標化
し、図面データZaとして描画シンボル接続データベース
8に格納する。他の定義点K1,K2,KT,E1,E2などについて
も同様とする。
【0019】以上の表記法によって作図制御部の詳細な
動作を図5により説明する。図5は作図制御部を中心に
示した構成例である。シンボル決定手段1は操作者入力
により配置すべきシンボルのシンホ゛ルコート゛ sid を決定す
る。シンボル配置位置決定手段2は幹線上接続位置決定
手段5およびグリッド位置修正手段21および接続点決定
手段22から成る。
【0020】その動作概要は、位置座標入力手段4から
与えられた指示点P から幹線上接続位置決定手段5はシン
ホ゛ルコート゛ sid のシンボルを接続すべき対象の幹線要素線
分KpKqを確定し、グリッド位置修正手段21はその幹線要
素線分KpKq上の接続点V を確定する。ここで接続点V は
シンボルと幹線との接続に関係する幹線上の点であり、
その決め方および意味づけについては後に詳述する。そ
して接続点決定手段22はこれら幹線要素線分KpKqおよび
接続点V をもとに各種接続点K1a,K2a,KXa,KTa,E1a,E2a
および代表点Daを決定する。描画シンボル接続データベ
ース8にはこれら決定されたシンボルのシンホ゛ルコート゛ sid
および代表点Daが格納される。接続線生成加工手段3は
接続点決定手段22から得られた各種接続点K1a,K2a,KXa,
KTa,E1a,E2a をもとに接続線K1E1、接続線K2E2の生成を
行い描画シンボル接続データベース8に格納する。また
幹線KTKXの追加および幹線K1K2の削除を幹線要素線分デ
ータベース9に対して行う。以下にこれらシンボル配置
位置決定手段2および接続線生成加工手段3の動作を詳
述する。
【0021】図5においてシンボル決定手段1から受け
たシンホ゛ルコート゛ sid の示す方向種h からシンボル配置位置
決定手段2の中の接続幹線候補抽出手段51は接続対象と
なる資格をもつ幹線要素線分を幹線要素線分データベー
ス9中の幹線テ゛ータ (KiKj)から抽出する。すなわち、幹
線要素線分データベース9中の幹線テ゛ータ (KiKj)は図6
(b) に示す如く幹線要素線分の集合であり、各幹線要素
線分はその方向種(例えば左上がりは2、右上がりは
1)の値を持っているので、接続幹線候補抽出手段51は
示された方向種h と合致する幹線要素線分のみを抽出す
る。
【0022】次に接続幹線要素決定手段52は上記の如く
抽出された幹線要素線分のそれぞれに指示点P から引い
た垂線の足V'を求め、線分PV' の長さすなわち指示点P
と幹線要素線分KpKqとの間隔を指示間隔d として求め
る。そしてそれぞれの指示間隔d のうちこれが最小とな
る幹線要素線分KpKqを決定する。これにより与えられた
シンボルが接続される幹線要素線分を決定することがで
きた。次にグリッド位置修正手段21は図面環境パラメー
タを参照して、シンボル配置モードがグリッド線上モー
ドかグリッド平行モードかを調べる。前者の場合はシン
ボルをグリッド線上におくために、幹線要素線分KpKq上
で点V'にもっとも近いグリッド線上の点を求め、この点
を接続点V と定める。後者の場合には接続点V は点V'そ
のものとする。かくしてグリッド位置修正手段21は接続
点V および指示間隔d を決定する。
【0023】次に接続点決定手段22は、シンボルマスタ
ー6からシンホ゛ルコート゛ sid のレコードを取り出し、上記幹
線要素線分KpKq、接続点V 、指示間隔d に基づき接続点
K1a,K2a,KXa,KTa,E1a,E2a を決定する。その方法はシンホ゛
ルコート゛ sid の接続種type(第1種から第4種)により異
なるので、以下に接続種typeの値毎に説明する。
【0024】シンホ゛ルコート゛ sid の接続種typeは図4(a) に
示す如くシンボルマスター6から得られる。接続点決定
手段22は接続種typeが第1種である場合、図3(d) に示
す如く代表点Daを接続点V そのものとする。すなわち第
1種シンボルは代表点D が幹線上に位置する如く定義さ
れているものとしている。接続点決定手段22は代表点Da
を決定すると、これから図面データZaを求めこれらを描
画シンボル接続データベース8に格納すると共に、関連
する幹線削除点1(K1)および幹線削除点2(K2)
を接続点K1a,K2a として求め、これを接続線生成加工手
段3に送る。
【0025】接続種typeが第2種の場合、接続点決定手
段22は図3(d) に示す如く接続点Vから追加幹線を作る
べく、追加幹線端KXを接続点V に重ねてKXa を決定す
る。そして接続点V より幹線要素線分KpKqに立てたグリ
ッド平行線上の距離max(d,sd)の位置に接続点KTa を決
定する。ここにmax(d,sd) は指示間隔d と標準間隔sdと
の大きな方をとることを意味し、指示間隔d が小さ過ぎ
る(幹線要素線分KpKqに近づき過ぎた指示点P であっ
た)場合、一定の標準追加幹線長を確保すべく、あらか
じめ図4(a) のシンボルレコード上で設定された標準間
隔sdの位置に接続点KTa を配置するのである。かくして
幹線端追加点(KT)が定まり、代表点Daをはじめとす
る図面データZaが定まるので、これらの値を描画シンボ
ル接続データベース8および接続線生成加工手段3に送
ることは接続種type第1種の場合と同様である。
【0026】接続種typeが第3種の場合も第2種の場合
と同様に接続点V を追加幹線端KXaと確定し、これから
距離max(d,sd) によって幹線端追加点(KT)を確定す
る。次に接続点決定手段22はシンボルマスター6から該
当の標準線長n1を求め、追加幹線KTKXの延長上に標準線
長n1の点E1を確定し、接続線1 終了点(E1)とする。
このように接続点E1a が定まり、これをもとに代表点D
a、図面データZaが定まるので、接続点決定手段22はや
はりこれらの値を描画シンボル接続データベース8およ
び接続線生成加工手段3に送る。
【0027】接続種typeが第4種の場合も似た手法を取
る。第4種の場合は図3(d) に示すように、代表点D は
あらかじめ接続線1 終了点(E1)および接続線2 終了
点(E2)の中点に設定されているので、接続点V と代
表点D を結ぶ線分VDがグリッド線に平行となり、かつ線
分VDはシンボルマスター6で定められた標準線長n1、標
準線長n2と所定の関係、例えば、VD=(n1+n2)/2といった
関係にあるので、この条件を用いて、接続点決定手段22
は代表点Daの座標を決定する。また、接続点Vを中心に
幹線要素線分KpKq上の両側にE1E2/2の距離ずつ離れた2
点を求め、これらを幹線削除点1(K1)、幹線削除点
2(K2)と確定できる。このように代表点Da、図面デ
ータZa、接続点K1a,K2a,E1a,E2a が定まるので、接続点
決定手段22はやはりこれらの値を描画シンボル接続デー
タベース8および接続線生成加工手段3に送る。
【0028】最後に接続線生成加工手段3の動作を説明
する。接続線生成加工手段3は図5に示す如く、幹線要
素線分を削除する幹線要素削除手段31、幹線要素線分を
追加する幹線要素追加手段32および接続線を生成する接
続線生成手段33から成る。既に説明した如く、これらは
接続点決定手段22から送られるシンボルの接続種に応じ
て取捨選択され動作する。すなわち、第1種シンボルの
場合、接続線生成加工手段3は幹線要素削除手段31を動
作させ、幹線要素線分K1K2を削除する。削除の方法とし
ては、本実施例では既存の幹線要素線分データベース9
内の幹線テ゛ータ (KiKj)を変更するのではなく、新たに白
色の幹線要素線分K1K2を追加上書きすることにより実質
的に幹線要素線分を削除した。図6(b) に幹線要素線分
データベース9のレコード構造例を示すが、ここに含ま
れる線色=白の幹線要素線分レコードは、このようにし
て幹線要素削除手段31が(削除を)追加したものであ
る。なお、幹線の線種は図面環境パラメータによってあ
らかじめ固定値(図6(b) の例では線幅4ポイント)で
統一されているものとした。
【0029】第2種シンボルデータが送られて来た場
合、接続線生成加工手段3は幹線要素追加手段32を起動
して幹線要素線分KTKXを作成しこれを幹線要素線分デー
タベース9に書き込む。第3種シンボルデータに対して
も同様の幹線要素線分の追加を行う。
【0030】なお、第3種シンボルデータの場合には、
上記のほかに所定の接続線K1E1の生成が必要である。よ
って接続線生成加工手段3は接続線生成手段33を起動
し、接続線K1E1を作成する。一般に接続線は図2に例示
した二口カ゛ステーフ゛ル(ク゛リル 付き)の接続線のように、直
線ではないことも多い。接続線の線種については、接続
線生成手段33は与えられたシンホ゛ルコート゛ sid によって図4
(a) のシンボルマスター6を参照して、該当の接続線コ
ードから決定する。例示の場合(GY1,n121)によってオブ
ジェクト名GY1 、パラメータn121からゴムホースのアイ
ソメ図右上がり型の接続線オブジェクトが得られる。こ
の際、線端K1,E1 の座標は接続点決定手段22から受け取
って確定しているので、接続線生成手段33はこれらの情
報から所定の接続線K1E1を作成し、描画シンボル接続デ
ータベース8に格納する。
【0031】最後に第4種シンボルデータの場合は接続
線生成加工手段3は幹線要素削除手段31を起動して、す
でに述べた白色の幹線要素線分K1K2を幹線要素線分デー
タベース9に追加することにより幹線要素線分K1K2を図
面上から削除する。また接続線生成手段33を起動して接
続線K1E1および接続線K2E2を生成し、描画シンボル接続
データベース8に格納する。
【0032】このようにして得られた、描画シンボル接
続データベース8および幹線要素線分データベース9の
内容に基づいて、図1の描画制御部7は随時シンボル配
置の操作のつど、これらシンボル結線図を表示部に表示
し、また要求により印刷部で印刷させるが、その方法に
ついては周知であり、ここでは説明を省略する。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、シンボル配置の操作によって幹線と機器との
接続部分の必要な接続線が作図され、また不要な幹線の
削除や必要な幹線の作図が的確に迅速になされるので、
シンボル結線図作成に際して、幹線と機器シンボルとの
接続を効率よく行うことができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】シンボル結線図作成装置の構成例
【図2】シンボル結線図の作成例
【図3】幹線配置例とシンボルおよび接続定義点
【図4】シンボルマスターと接続定義点の設定例
【図5】作図制御部の構成例
【図6】描画データベースの構造例
【図7】従来のシンボル結線図作成装置の構成例
【符号の説明】
1 シンボル決定手段 2 シンボル配置位置決定手段 3 接続線生成加工手段 4 位置座標入力手段 5 幹線上接続位置決定手段 6 シンボルマスター 7 描画制御部 8 描画シンボル接続データベース 9 幹線要素線分データベース 21 グリッド位置修正手段 22 接続点決定手段 31 幹線要素削除手段 32 幹線要素追加手段 33 接続線生成手段 51 接続幹線候補抽出手段 52 接続幹線要素決定手段 sid シンボルコード P 指示点 KpKq 幹線要素線分 type 接続種 D,Da 代表点 V,K1r,K2r,KTr,E1r,E2r,K1a,K2a,KXa,KTa,E1a,E2a 接
続点 Zr,Za 図面データ h 方向種 m モード d 指示間隔 sd 標準間隔 n1,n2 標準線長

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管図や配線図のような機器を幹線に接
    続して配置したシンボル結線図を作成するシンボル結線
    図作成装置において、 図面上で機器をあらわすシンボルを決定するシンボル決
    定手段と、 前記シンボルの図面上での配置位置を決定するシンボル
    配置位置決定手段と、 前記シンボルと幹線との接続形態に関するデータを格納
    するシンボルマスターと、 前記シンボルマスターを用いて、当該シンボルと幹線と
    を接続するための接続線を生成する接続線生成加工手段
    と、を有することを特徴とするシンボル結線図作成装
    置。
  2. 【請求項2】 配管図や配線図のような機器を幹線に接
    続して配置したシンボル結線図を作成するシンボル結線
    図作成装置において、 図面上で機器をあらわすシンボルを決定するシンボル決
    定手段と、 前記シンボルの図面上での配置位置を決定するシンボル
    配置位置決定手段と、 前記シンボルと幹線との接続形態に関するデータを格納
    するシンボルマスターと、 前記シンボルマスターを用いて、当該シンボルを幹線と
    接続するために幹線の接続部分を加工する接続線生成加
    工手段と、を有することを特徴とするシンボル結線図作
    成装置。
  3. 【請求項3】 与えられた単位間隔から成るグリッド座
    標を基準に幹線とシンボルを配置するシンボル結線図作
    成装置であって、シンボル配置位置決定手段は、位置座
    標入力手段で指定された座標をもとに、近傍のグリッド
    線上の点をシンボル配置位置と決定することを特徴とす
    る請求項1〜2記載のシンボル結線図作成装置。
  4. 【請求項4】 配管図や配線図のような機器を幹線に接
    続して配置したシンボル結線図を作成するシンボル結線
    図作成に関する情報処理をコンピュータに行わせるプロ
    グラムを記録した記録媒体であって、 図面上で機器をあらわすシンボルを決定させるシンボル
    決定手段と、 前記シンボルの図面上での配置位置を決定させるシンボ
    ル配置位置決定手段と、 前記シンボルと幹線との接続形態に関するデータを格納
    するシンボルマスターと、 前記シンボルマスターを用いて、当該シンボルと幹線と
    を接続するための接続線を生成させ、または、当該シン
    ボルを幹線と接続するために幹線の接続部分を加工させ
    る接続線生成加工手段と、を実現させるプログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100403312B1 (ko) * 2001-07-06 2003-10-30 주식회사 동호에이텍 반도체 리드 프레임의 자동설계방법
JP2012191525A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Yamaha Corp 編集装置
KR101577970B1 (ko) * 2014-07-09 2015-12-16 (주)이공감 객체 간의 연결선 생성 및 표시 방법

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