JP2000194447A - 電子機器の付属装置 - Google Patents

電子機器の付属装置

Info

Publication number
JP2000194447A
JP2000194447A JP10369691A JP36969198A JP2000194447A JP 2000194447 A JP2000194447 A JP 2000194447A JP 10369691 A JP10369691 A JP 10369691A JP 36969198 A JP36969198 A JP 36969198A JP 2000194447 A JP2000194447 A JP 2000194447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
electronic device
slide plate
portions
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10369691A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Tachibana
孝之 立花
Shoichi Sunakawa
正一 砂川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Shimane Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Shimane Sanyo Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd, Shimane Sanyo Industrial Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP10369691A priority Critical patent/JP2000194447A/ja
Publication of JP2000194447A publication Critical patent/JP2000194447A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑なリンク機構を必要としない、コストが
安い、第1係止体と第2係止体が確実に連動して係止又
は解除できる電子機器の付属装置を提供する。 【解決手段】 電子機器が載置される基台6と、操作部
2と、前記操作部2に連結されたスライド板24と、前
記スライド板24と連動し、かつ前記電子機器を係止又
は解除する第1係止体3および第2係止体4とを備え、
前記スライド板24は前記操作部2と一体形成され、か
つ単一の部材により構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器の付属装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は例えば特開平9−
265334号公報に開示され、それを図7(a)の側
面図と図7(b)の平面図に従い説明する。これらの図
において、付属装置100は電子機器(例えばノートブ
ック型パーソナルコンピュータ等)101が載置される
基台102と、キー104が設けらている。そして基台
102には、プレート105と106と106aと10
7と108と109aが設けられ、第1係止体109は
プレート108により駆動され、第2係止体110はプ
レート109aにより駆動されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の付属装置100
において、施錠時(キー104を斜めの状態に設定しロ
ックした時)には、施錠部103が反時計回りに回転
し、プレート105が上へ移動し、プレート106が反
時計回りに回転し、プレート106aが上へ移動し、プ
レート107が時計回りに移動し、プレート108が下
へ移動する。そして、プレート108に連結された第1
係止体109が時計回りに回り、第1係止体109が電
子機器の凹部(図示せず)を係止する。
【0004】この様に、電子機器101を係止するの
に、施錠部103と、プレート105と106と106
aと107と108と109と109aと、第1係止体
109と、第2係止体110が必要であり、リンク機構
が複雑となり、部品点数が多くなり、コストが高くなる
第1の欠点がある。
【0005】更に、複雑なリンク機構を用いるため、各
プレートに少しの寸法誤差が有ると、第1係止体109
は係止するが、第2係止体110の係止が不充分となる
第2の欠点がある。故に、本発明は、この様な従来の欠
点を考慮して、複雑なリンク機構を必要としない、コス
トが安い、第1係止体および第2係止体が確実に連動し
て係止又は解除できる電子機器の付属装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の本発明では、電子機器が載置される基台
と、操作部と、前記操作部に連結されたスライド板と、
前記スライド板と連動し、かつ前記電子機器を係止又は
解除する第1係止体および第2係止体とを備え前記スラ
イド板は前記操作部と一体形成され、かつ単一の部材に
より構成する。
【0007】請求項2の本発明では、前記スライド板は
第1ガイド部および第2ガイド部が設けられ、前記第1
係止体および第2係止体は各々、第1被ガイド部および
第2被ガイド部が設けられ,前記操作部が一側に操作さ
れると、前記スライド板が移動し、前記各被ガイド部が
前記各ガイド部に案内される事により、前記両係止体が
移動し、前記両係止体が前記電子機器の係止を解除する
構成とする。
【0008】請求項3の本発明では、前記各係止体に複
数の係止部を一体形成し、前記各係止部が前記電子機器
を係止又は解除する。
【0009】請求項4の本発明では、前記基台は下基部
と上基部とから構成され、前記下基部に第1ガイドリブ
を設け、前記上基部に第2ガイドリブを設け、前記スラ
イド板は前記第1ガイドリブと前記第2ガイドリブに挟
まれながら、案内される。
【0010】請求項5の本発明では、前記基台に出没可
能な押上部を設け、前記押上部に当接するカムを前記ス
ライド板に一体形成し、前記操作部が一側に操作される
と、前記スライド板の移動により、前記押上部が突出す
べく構成する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態に係
る電子機器の付属装置1を、図1と図2に従い説明す
る。図1は電子機器の付属装置(以下、付属装置と呼
ぶ)1を用いた本システムの要部斜視図、図2は付属装
置1の斜視図である。
【0012】これらの図において、付属装置1は、操作
部2と、第1係止体3と、第2係止体4と、雄コネクタ
5と、基台6と、ツマミ7等から構成されている。操作
部2は、使用者が指等で押込む事が出来る様に設けられ
ており、X1−X2方向に移動可能である。第1係止体
3は複数の係止部8,9が一体形成されており、係止部
8,9はY1−Y2方向に、共に移動できる。第2係止
体4は複数の係止部10,11が一体形成されており、
係止部10,11はY1−Y2方向に、共に移動でき
る。
【0013】雄コネクタ5は多数の接続ピンから成り、
Z1−Z2方向に設けられ、その横にピン12,13が
設けられている。基台6の適所に開口部が形成され、そ
の開口部を介して、複数の押上部14,15が出没可能
に設けられている。基台6の裏面側にツマミ7が設けら
れている。
【0014】電子機器16は例えば、ノートブック型パ
ーソナルコンピュータであり、付属装置1の基台6上に
載置されている。この様に、電子機器16が基台6上に
載置された時、第1係止体3の係止部8,9と、第2係
止体4の係止部10,11は電子機器16の底面に設け
られた凹部(図示せず)を係止している。また、この
時、電子機器16の適所に設けられた雌コネクタ内に、
雄コネクタ5が挿入され両コネクタの電気的接続がなさ
れている。
【0015】ポートリプリケータ17は、基部18と、
施錠部と、PCMCIAカードと、内部コネクタと、外
部コネクタ(マウス、キーボード等の接続用)と、係止
部(共に図示せず)等が設けられている。ポートリプリ
ケータ17を構成する基部18の適所に、付属装置1が
載置されている。そして、ポートリプリケータ17の施
錠部が施錠されると、施錠部に連動する係止部が、付属
装置1に設けられた凹部(図示せず)を係止する。ま
た、施錠部はチェーン等を介して、例えば、机等に固定
されている。この様に、施錠する事により、電子機器1
6と付属措置1とポートリプリケータ17から成る本セ
ット19が盗難される事を防止している。
【0016】次に、この付属装置1を図3と図4に従
い、詳細に説明する。図3(a)は付属装置1の平面断
面図、図3(b)は付属装置1の側面断面図、図4は図
3(a)のA1A2A3A4A5A6断面図である。こ
れらの図において、基台6は下基部20と上基部21か
ら成る。下基部20と上基部21は共に、例えばプラス
チックから成り、両者はビス等により固定されている。
【0017】下基部20は側面から見れば(図4参照)
略クランク状に形成され、上基部21は側面から見れば
凹状に形成されている。雄コネクタ5とピン12,13
は下基部20に設けられ、上基部21に形成された孔か
ら突出して設けられている。第1ガイドリブ22,23
は下基部20の底面上に形成されている。
【0018】スライド板24は例えばプラスチックから
成り、単一の部材である。操作部2は幅広の板状に形成
され、スライド板24と連動すべく、スライド板24と
一体形成されている。スライド板24は側面から見れば
(図4参照)、水平部に左右の垂直部がつながって形成
されている。スライド板24は水平から見れば(図3
(a)参照)、略長方形状に形成されている。
【0019】第2ガイドリブ25,26は上基部21の
上面につながって、下方に延出すべく、形成されてい
る。スライド板24は第1ガイドリブ22,23と、第
2ガイドリブ25,26に挟まれながら(図4参照)、
X1−X2方向に案内されるべく構成されている。スラ
イド板24の適所にフック部27が形成され、下基部2
0の適所にボス(図示せず)が形成され、コイルバネ2
8の1端はフック部27に固定され、他端はボス部に固
定されている。その結果、スライド板24は常時、X2
方向に付勢されている。
【0020】ボス部29,30は下基部20の底面に形
成され、Z1方向に突出している。スライド板24の中
央近傍に2個の長孔が形成され、ボス部29,30は上
記長孔を各々貫通している。そして、常時(操作部2に
力が加えられない時)、ボス部29,30は上記長孔の
各左端に当接しており、定位置に維持されている。
【0021】スライド板24の適所には、第1ガイドリ
ブ31と第2ガイドリブ32が一体形成されている。第
1ガイド部31と第2ガイド部32は平面から見れば
(図3(a)参照)、ひょうたん状をしており、左端が
径大に、右端が径小に、中間が斜め状に形成されてい
る。第1ガイドリブ31と第2ガイドリブ32は側面か
ら見れば(図3(b)参照)、外側が部分的に盛り上が
り、その内側は凹状に形成されている。
【0022】スライド板24の適所に、カム33,34
が一体形成されている。カム33,34は、左端が低い
平坦部に、右端が高い平坦部に、中間が斜め状に形成さ
れている(図3(b)参照)。
【0023】上基部21の適所に、下方(Z2方向)に
延びるリブ35,36が形成されている。押上部14,
15は例えばプラスチックから成り、底面が円弧状に形
成された略直方体状のものである。押上部14,15は
リブ35,36に案内され、その底面は各々、カム3
3,34に当接すべく配置されている(図3(b)と図
4を参照)。スライド板24が定位置(最もX1方向に
ある)にある時は、押上部14,15の底面は、カム3
3,34の低い平坦部上に位置し、押上部14,15の
上面は上基部21の表面と略同じ高さに位置している。
【0024】上基部21の適所に、下方(Z2方向)に
延びるリブ37,38が形成されている(図3(a)参
照)。第1係止体3は例えばプラスチックから成り、平
面から見れば(図3(a)参照)、略長方形状に形成さ
れている。第1係止体3は側面から見れば(図4参
照)、左端が鉤状の係止部9が形成され、右端が鉤状の
係止部8が形成され、中間が係止部9,8をつなぐべ
く、略直方体状に形成されている。
【0025】第1係止体3の略中央に、Z2方向に延び
る第1被ガイド部(例えば円柱状のボス等)39が一体
形成されている。この様にして、第1係止体3はリブ3
7、38により案内され、Y1−Y2方向に移動可能に
構成されている。
【0026】トーションバネ40は、中央が上基部21
に設けられたボスに固定され、その1端は上基部21に
設けられた突起(図示せず)に固定され、その他端は第
1係止体3に形成された孔の中に挿入されている。トー
ションバネ40のバネ力により、第1係止体3は常時Y
2方向に付勢されている。上基部21に設けられたスト
ッパ(図示せず)に、第1係止体3の端部が当接する事
により、第1係止体3は定位置(図3(a)に示した位
置)に維持されている。第1係止体3に設けられた第1
被ガイド部39は、スライド板24に設けられた第1ガ
イド部31の内側の凹部に案内されている。
【0027】同様に、第2係止体4は例えばプラスチッ
クから成り、係止部10,11と第2被ガイド部42が
一体形成されている。第2係止体4はリブ37,38に
より案内され、Y1−Y2方向に移動可能に構成されて
いる。トーションバネ42のバネ力により、第2係止体
4は常にY2方向に付勢されている。上基部21に設け
られたストッパ(図示せず)に、第2係止体4の端部が
当接する事により、第2係止体4は定位置(図3(a)
に示した位置)に維持される。第2係止体4に設けられ
た第2被ガイド部41は、スライド板24に設けられた
第2ガイド部32の内側に案内されている。この様にし
て、第1係止体3と第2係止体4は、スライド板24に
連動している。
【0028】移動板43は例えば金属板から成り、その
1端は折り曲げられ、ツマミ7が固定され、その他端は
略半円状に形成され、その中間部は2個の長孔が形成さ
れている。上基部21のZ2方向に延びるボス(図示せ
ず)が形成され、移動板43の中間部はボス上に載置さ
れ、ビスが長孔を介してボスに固定される。その結果移
動板43はY1−Y2方向に移動可能となる。スライド
板24に凹部が形成され、ツマミ7がY2方向に移動さ
れた時、移動板43の他端(半円部)が凹部44に挿入
され、スライド板24は定位置を維持され、X1−X2
方向への移動が禁止される(図3(a)参照)。以上の
部品により、付属装置1が構成される。
【0029】次に、この付属装置1の動作を、図3ない
し図6に従い説明する。図5は付属装置1が電子機器1
6の係止を解除する前の状態を示し、図6は係止を解除
した時の状態を示す。最初に、操作部2が操作されない
時は、スライド板24と第1係止体3と第2係止体4は
定位置を維持されている(図3と図4を参照)。
【0030】この時、係止部8,9,10,11は最も
左(Y2方向)に位置している。そして使用者が付属装
置1の基台6の上に電子機器16を載置すると、係止部
9,8の上面と、電子機器16の底面に設けられた凹部
45,46の底面とが各々当接する(図4の破線部分を
参照)。そして電子機器16の自重により、凹部45,
46がZ2方向へ進むと、第1係止体3はY1−Y2方
向に移動可能であるので係止部9,8はY1方向に進
む。
【0031】その結果、凹部45,46の底面は各々、
係止部9,8の斜め部分に当接しながら、Z2方向へ更
に進む。そして、凹部45,46の底面が基台6の表面
に当接した時、トーションバネ40のバネ力により、係
止部9,8は再び、Y2方向へ進む。その結果、凹部4
5,46の上面は各々、係止部9,8の鉤部ぼ下に当接
し、これにより、第1係止体3、即ち、係止部9,8は
電子機器16を係止する(図4の実線部分を参照)。同
様にして、第2係止体4、即ち、係止部11,10は電
子機器16を係止する。
【0032】この時、スライド板24は定位置(最もX
2方向にある時)であり、押上部14,15の底面は各
々、カム33,34の低い平坦部うあり、押上部14,
15の上面は基台6の表面と同じ高さにあるので、電子
機器16を持ち上げない。また、この時、付属装置1に
設けられた雄コネクタ5は、電子機器16の雌コネクタ
に挿入され、電気的接続される。この様にして、電子機
器16は、付属装置1とポートリプリケータ17に電気
的接続され、使用者は拡張機能が追加された電子機器1
6を操作する事が出来る。
【0033】次に使用者が電子機器16を携帯しようと
して、操作部2を一側(X1方向)へ押すと、スライド
板24は少しだけX1方向へ進む(図5参照)。その結
果、第1係止体3の第1被ガイド部39と、第2係止体
4の被ガイド部41が各々、第1ガイド部31と第2ガ
イド部32に案内され、径大部から径小部へ移動する。
即ち、第1被ガイド部39と第2被ガイド部41はY1
方向へ移動し、第1係止体3と第2係止体4はY1方向
へ移動する。
【0034】その結果、第1係止体3に一体形成された
係止部9,8と、第2係止体4に一体形成された係止部
11,10は、電子機器16の凹部45,46から外
れ、電子機器16の係止を解除する(図4の破線で示し
た係止部9,8を参照)。
【0035】この様に、スライド板24がX1方向へ移
動する事により、第1係止体3と第2係止体4、即ち、
係止部9、8、11、10は、電子機器16の係止を解
除する。この時、押上部14,15の底面は各々、カム
33,34の斜め部分の低い位置にあるので、押上部1
4,15の上面は、電子機器16の底面を少しだけ持ち
上げる(図5(b)参照)。
【0036】次に、使用者が操作部2を一側(X1方
向)へ更に押すと、スライド板24はX1方向へ更に進
み、操作部2と、下基部20に設けられたストッパ部4
7が当接し、操作部2は停止する(図6参照)。
【0037】この時、押上部14,15の底面は各々、
カム33,34の斜め部分を上がり高い平坦部に位置す
る。そして、押上部14,15の上面は、基台6の表面
から突出し、電子機器16の底面を持ち上げる。その結
果、付属装置1の雄コネクタ5は、電子機器16の雌コ
ネクタから外れ、電子機器16は付属装置1から完全に
外れる。また、この時、第1被ガイド部39と第2被ガ
イド部41の位置は各々第1ガイド部31と第2ガイド
部32の右端に位置するが、Y1−Y2方向では図5と
同一位置になる。その結果、係止部8,9,10,11
は、図4の破線で示した位置と同一である。
【0038】そして、使用者が、操作部2から手を離す
と、スライド板24はコイルバネ28のバネ力により、
定位置に戻り、第1係止体3と第2係止体4は各々、ト
ーションバネ40,42のバネ力により定位置に戻る。
また、押上部14,15は自重により、定位置(元の位
置)に戻る。その結果、使用者は電子機器16を持ち運
ぶ事が出来る。
【0039】また、使用者がツマミ7をY2方向へ移動
させれば、移動板43の半円部は、スライド板24の凹
部44に挿入される。そして、他人が操作部2を押して
も、スライド板24は移動しなく、第1係止体3と第2
係止体4は移動しない。その結果、電子機器16は付属
装置1に係止したままとなり、電子機器16を外す事が
出来ない。この様に、使用者がツマミ7を所定位置に設
定する事により、電子機器16が盗難される事を防止出
来る。
【0040】更に、操作部2を少し押した時(図5参
照)、第1係止体3と第2係止体4が移動し、電子機器
16の係止を解除するが、押上部14,15の位置は殆
ど変わらない。そして、操作部2を更に押した時(図6
参照)、押上部14,15は移動し電子機器16を持ち
上げ、雄コネクタ5と雌コネクタの接続を外すが、第1
係止体3と第2係止体4の位置は図5の位置と変わらな
い。この様に構成する事により、電子機器16を外すた
めの力と、雄コネクタを外すための力を同時に必要とし
ないため、使用者が操作部2を押す力が、一定の期間に
集中する事を防止している。その結果、使用者は少ない
力で、操作部2を押す事が出来る。
【0041】
【発明の効果】上述の様に、請求項1の本発明では、基
台と、操作部に連結されたスライド板と、スライド板に
連動し、かつ電子機器を係止又は解除する第1係止体お
よび第2係止体とを備え、スライド板は操作部と一体形
成され、かつ単一の部材で構成する。この様に、スライ
ド板を単一の部材で構成するので、従来の様に、多数の
プレートが必要ない。そのため、部品点数が減り、コス
トが安くなる。又、従来の様に、複雑なリンク機構を用
いず、単一のスライド板を用いるので、第1係止体およ
び第2係止体の係止又は解除の動作が確実となる。
【0042】請求項2の本発明では、操作部が一側に操
作されると、スライド板が移動し、各被ガイド部が各ガ
イド部に案内される事により、両係止体が移動し、両係
止体が電子機器の係止を解除する構成としている。この
様な構成をする事により、第1係止体と第2係止体が、
確実に連動して、電子機器を係止又は解除する。
【0043】請求項3の本発明では、各係止体に複数の
係止部を一体形成し、各係止部が電子機器を係止又は解
除する構成としている。この様に構成する事により、電
子機器を付属装置に係止した後に、例えば、他人が電子
機器の先端を持ち上げようとしても、複数の係止部がX
1−X2方向とY1−Y2方向に設けられているため電
子機器が外される事を確実に防止出来る。
【0044】請求項4の本発明では、スライド板は、下
基部に設けられた第1ガイドリブと上基部に設けられた
第2ガイドリブに挟まれながら、案内される。その結
果、スライド板はY1−Y2方向に、ぶれる事なく移動
出来る。故に、スライド板に案内される第1係止体はY
1−Y2方向に、所定の距離を確実に移動出来、電子機
器の係止又は解除の動作が一層確実になる。
【0045】請求項5の本発明では、基台に出没可能な
押上部を設け、押上部に当接するカムをスライド板に一
体形成し、操作部が位置側に操作されると、スライド板
の移動により、押上部が突出すべく構成している。この
様に、カムを直接、スライド板に一体形成しているの
で、寸法精度を維持しやすく、スライド板の所定の移動
量に対して、押上部の移動量を確実に得る事が出来る。
その結果、付属装置のコネクタと電子機器のコネクタの
離脱動作および電子機器の離脱動作を、確実に行う事が
出来る。また、カムをスライド板に一体形成しているの
で、別々に設ける構成に比べ、コストが安くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る付属装置1を用いた
本システムの要部斜視図である。
【図2】付属装置1の斜視図である。
【図3】電子機器16を係止している時の付属装置1を
示す図面である。
【図4】図3(a)のA1A2A3A4A5A6断面図
である。
【図5】電子機器16の係止を解除する前の付属装置1
を示す図面である。
【図6】電子機器16の係止を解除した時の付属装置1
を示す図面である。
【図7】電子機器が載置された時の従来の付属装置を示
す図面である。
【符号の説明】
2 操作部 3 第1係止体 4 第2係止体 6 基台 24 スライド板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立花 孝之 島根県大原郡木次町山方320番地1 島根 三洋工業株式会社内 (72)発明者 砂川 正一 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器が載置される基台と、操作部
    と、前記操作部に連結されたスライド板と、前記スライ
    ド板と連動し、かつ前記電子機器を係止又は解除する第
    1係止体および第2係止体とを備え、前記スライド板は
    前記操作部と一体形成され、かつ単一の部材により構成
    された事を特徴とする電子機器の付属装置。
  2. 【請求項2】 前記スライド板は第1ガイド部および第
    2ガイド部が設けられ、前記第1係止体および第2係止
    体は各々、第1被ガイド部および第2被ガイド部が設け
    られ,前記操作部が一側に操作されると、前記スライド
    板が移動し、前記各被ガイド部が前記各ガイド部に案内
    される事により、前記両係止体が移動し、前記両係止体
    が前記電子機器の係止を解除する構成とした事を特徴と
    する請求項1の電子機器の付属装置。
  3. 【請求項3】 前記各係止体に複数の係止部を一体形成
    し、前記各係止部が前記電子機器を係止又は解除するこ
    とを特徴とする請求項1の電子機器の付属装置。
  4. 【請求項4】 前記基台は下基部と上基部とから構成さ
    れ、前記下基部に第1ガイドリブを設け、前記上基部に
    第2ガイドリブを設け、前記スライド板は前記第1ガイ
    ドリブと前記第2ガイドリブに挟まれながら、案内され
    る事を特徴とする請求項1の電子機器の付属装置。
  5. 【請求項5】 前記基台に出没可能な押上部を設け、前
    記押上部に当接するカムを前記スライド板に一体形成
    し、前記操作部が一側に操作されると、前記スライド板
    の移動により、前記押上部が突出すべく構成した事を特
    徴とする請求項1の電子機器の付属装置。
JP10369691A 1998-12-25 1998-12-25 電子機器の付属装置 Pending JP2000194447A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10369691A JP2000194447A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 電子機器の付属装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10369691A JP2000194447A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 電子機器の付属装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000194447A true JP2000194447A (ja) 2000-07-14

Family

ID=18495081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10369691A Pending JP2000194447A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 電子機器の付属装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000194447A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006117858A1 (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Fujitsu Limited 電子機器用機能拡張ユニット
JP2017035624A (ja) * 2016-11-24 2017-02-16 フクダ電子株式会社 ドッキングシステム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006117858A1 (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Fujitsu Limited 電子機器用機能拡張ユニット
US7532466B2 (en) 2005-04-27 2009-05-12 Fujitsu Limited Extension unit for electronic apparatus
JP2017035624A (ja) * 2016-11-24 2017-02-16 フクダ電子株式会社 ドッキングシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7470136B2 (en) Locking device and connector provided with the same
US7286344B2 (en) Port replicator
TW595056B (en) Card connecting adapter and IC card with antenna
TW504878B (en) Connection device
EP1887664B1 (en) Lever connector
US6443741B1 (en) Socket for electrical parts
TW298680B (ja)
JP4173155B2 (ja) 基板対基板用コネクター
JP2000194447A (ja) 電子機器の付属装置
US6059596A (en) Zero insertion force socket
US7234966B2 (en) IC card connector equipped with respective cover doors and associated anti-mismating device
JP3236543U (ja) 横方向可動ロックコネクタ
TWM320764U (en) Electrical connector
TWI625008B (zh) 電連接器
TW475189B (en) Multi-directional input device
JPH0579668U (ja) コネクタ
JPH08250211A (ja) エッジコネクタ
JPH0329903Y2 (ja)
TW201025739A (en) Socket connector and assembly thereof
JPH086380Y2 (ja) メモリカード用コネクタ
US6679717B2 (en) Electrical connector with anti-mismatching mechanism
JP3812943B2 (ja) ロック機構付きzifコネクタ
JP2003067085A (ja) 機能拡張装置
JP2003297462A (ja) カードコネクタ
JP2003317861A (ja) Icカード用コネクタ