JP2000193835A - 光学素子並びにこれを用いた撮像ユニット及び放射線イメ―ジセンサ - Google Patents

光学素子並びにこれを用いた撮像ユニット及び放射線イメ―ジセンサ

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JP2000193835A
JP2000193835A JP10373632A JP37363298A JP2000193835A JP 2000193835 A JP2000193835 A JP 2000193835A JP 10373632 A JP10373632 A JP 10373632A JP 37363298 A JP37363298 A JP 37363298A JP 2000193835 A JP2000193835 A JP 2000193835A
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optical
optical member
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light
incident
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JP10373632A
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English (en)
Inventor
Takeo Sugawara
武雄 菅原
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Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送効率がよい光学素子を提供する。 【解決手段】 光学素子10は、入力用光学部材11、
中間光学部材12及び出力用光学部材13を備えて構成
されている。各光学部材は、複数の光ファイバを互いに
平行に配置して一体成形されている。入力用光学部材1
1は、光軸と90゜の角度で交差する入射面11a及び
光軸と61゜の角度で交差する出射面11bを有してい
る。中間光学部材12は、光軸と26゜の角度で交差す
る入射面12a及び光軸と61゜の角度で交差する出射
面12bを有している。出力用光学部材13は、光軸と
26゜の角度で交差する入射面13a及び光軸と90゜
の角度で交差する出射面13bを有している。入力用光
学部材11の出射面11bと中間光学部材12の入射面
12a、及び、中間光学部材12の出射面12bと出力
用光学部材13の入射面13aはそれぞれ接している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学素子並びにこ
れを用いた撮像ユニット及び放射線イメージセンサに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】光イメージを伝送する光学部材として、
複数の光ファイバを互いに平行に配置して一体成形した
光学部材が知られている。また、3つの上記光学部材を
用いて、光イメージを任意の倍率に縮小または拡大して
伝送する光学素子が、例えば特開平8−286048号
公報に記載されている。上記光学素子は、光軸と鋭角を
なす入射面及び光軸と垂直な出射面を有する2つの光導
プレートを組み合わせて構成される。また、光イメージ
を入射させる入射面には、当該入射面の保護等のため、
光軸と垂直な入射面及び出射面を有するカバープレート
が配置されている。かかる光学素子を用いることで、光
イメージを任意の倍率に縮小または拡大して伝送するこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記光学素子
には、以下のような問題点があった。すなわち、上記構
成の光学素子において光イメージの縮小率(あるいは拡
大率)を確保するためには、上記それぞれの光導プレー
トの入射面と光軸とのなす角を小さくする必要がある。
しかし、かかる角を小さくすると、入力側光導プレート
の光軸と出力側光導プレートの光軸とのなす角が大きく
なる。従って、入力側光導プレートの出射面から出力側
光導プレートの入射面に入射した光は、出力側光導プレ
ート内で全反射条件を満たさなくり、入力側光導プレー
トの入射面に入射した光イメージの出力側光導プレート
の出射面への伝送効率が低下してしまう。
【0004】そこで本発明は、上記問題点を解決し、伝
送効率がよい光学素子、並びにこれを用いた撮像ユニッ
ト及び放射線イメージセンサを提供することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の光学素子は、複数の光ファイバを互いに平
行に配置して一体成形され、光軸と90゜の角度で交差
する第1の入射面及び光軸とβ1の角度で交差する第1
の出射面を有する第1の光学部材と、複数の光ファイバ
を互いに平行に配置して一体成形され、光軸とそれぞれ
α2、β2の角度で交差する第2の入射面、第2の出射面
を有する第2の光学部材と、複数の光ファイバを互いに
平行に配置して一体成形され、光軸とα3の角度で交差
する第3の入射面及び光軸と90゜の角度で交差する第
3の出射面を有する第3の光学部材とを備え、第1の出
射面と第2の入射面、及び、第2の出射面と第3の入射
面は接しており、β1、α2、β2及びα3は90°より小
さく、第1の光学部材の光軸と第2の光学部材の光軸と
のなす角θ1は、β1とα2との差の角度となっており、
第2の光学部材の光軸と第3の光学部材の光軸とのなす
角θ2は、β2とα3との差の角度となっていることを特
徴としている。
【0006】β1が90°より小さく、θ1がβ1とα2
の差の角度となっていることで、β 1が90°である場
合と比較して、第1の出射面から第2の入射面に入射し
た光のうち第2の光学部材内で全反射条件を満たす光の
割合を高めることができる。また、β2が90°より小
さく、θ2がβ2とα3との差の角度となっていること
で、β2が90°である場合と比較して、第2の出射面
から第3の入射面に入射した光のうち第3の光学部材内
で全反射条件を満たす光の割合を高めることができる。
さらに、第1の入射面が光軸と90゜の角度で交差する
ことで、外部から第1の光学部材への光入射効率が増す
とともに、第3の出射面が光軸と90゜の角度で交差す
ることで、第3の出射面と光学的に接続される他の光学
素子等への光入射効率が増す。
【0007】また、本発明の光学素子においては、第1
の入射面と第1の出射面との双方に垂直な第1の基準面
と、第3の入射面と第3の出射面との双方に垂直な第2
の基準面とは、互いに垂直となっていることを特徴とし
てもよい。
【0008】上記第1の基準面と上記第2の基準面とを
垂直にすることで、入力された光イメージを、第1の光
学部材と第2の光学部材とによって所定の一方向に縮小
あるいは拡大するとともに、第2の光学部材と第3の光
学部材とによって上記所定の一方向と垂直な方向に縮小
あるいは拡大することができる。
【0009】また、本発明の光学素子においては、
β1、α2、β2及びα3は、 sinα2/sinβ1=sinα3/sinβ2 の関係を満たしていることを特徴としてもよい。
【0010】上記関係を満たすことで、入力された光イ
メージを相似縮小あるいは相似拡大することができる。
【0011】また、本発明の光学素子においては、
β1、α2、β2及びα3は、 β1=β2、かつ、α2=α3 の関係を満たしていることを特徴としてもよい。
【0012】上記関係を満たすことで、入力された光イ
メージを容易に相似縮小あるいは相似拡大することがで
きる。
【0013】本発明の光学素子は、β1、α2、β2及び
α3は、所定の定数Cを用いて sinα2/sinβ1=Csinα3/sinβ2、か
つ、C>1 の関係を満たしていることを特徴としてもよい。
【0014】また、本発明の光学素子は、β1、α2、β
2及びα3は、所定の定数Cを用いて sinα2/sinβ1=Csinα3/sinβ2、か
つ、C<1 の関係を満たしていることを特徴としてもよい。
【0015】上記関係を満たすことで、入力された光イ
メージの縦横の縮小比あるいは拡大比を変えることがで
きる。
【0016】また、本発明の光学素子においては、第1
の入射面上に、放射線の入射に伴い光を発する蛍光体を
さらに備えたことを特徴としてもよい。
【0017】第1の入射面上に蛍光体を備えることで、
当該蛍光体に入射した放射線イメージを伝送することが
できる。
【0018】上記課題を解決するために、本発明の撮像
ユニットは、上述の光学素子と、第3の出射面に接して
設けられた撮像素子とを備えたことを特徴としている。
【0019】上述の光学素子と撮像素子とを備えること
で、入力された光イメージを効率よく伝送し、かつ、撮
像することができる。
【0020】本発明の撮像ユニットにおいては、第1の
光学部材、第2の光学部材及び第3の光学部材の表面の
うち少なくとも一部に遮光材が設けられていることを特
徴としてもよい。
【0021】遮光材を設けることで、外乱光の入射が防
止され、S/N比を高めることができる。
【0022】上記課題を解決するために、本発明の放射
線イメージセンサは、上述の光学素子と、第3の出射面
に接して設けられた撮像素子とを備えたことを特徴とし
ている。
【0023】上述の光学素子と撮像素子とを備えること
で、蛍光体に入射した放射線イメージを効率よく伝送
し、かつ、撮像することができる。
【0024】本発明の放射線イメージセンサにおいて
は、第1の光学部材、第2の光学部材及び第3の光学部
材の表面のうち少なくとも一部に遮光材が設けられてい
ることを特徴としてもよい。
【0025】遮光材を設けることで、外乱光の入射が防
止され、S/N比を高めることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態に係る光
学素子について図面を参照して説明する。まず、本実施
形態に係る光学素子の構成について説明する。図1は本
実施形態に係る光学素子10の斜視図である。光学素子
10は、図1に示すように、入力用光学部材11(第1
の光学部材)、中間光学部材12(第2の光学部材)及
び出力用光学部材13(第3の光学部材)を備えて構成
されている。
【0027】入力用光学部材11、中間光学部材12及
び出力用光学部材13は、複数の光ファイバを互いに平
行に配置して一体成形されており、各光学部材を構成す
る光ファイバ14のコア14aの屈折率及びクラッド1
4bの屈折率は表1に示すとおりである。
【0028】
【表1】 また、入力用光学部材11、中間光学部材12及び出力
用光学部材13を構成する各光ファイバ14の間隙に
は、光吸収材15が充填されている。
【0029】入力用光学部材11は、光軸と90゜の角
度で交差する入射面11a(第1の入射面)及び光軸と
61゜(β1)の角度で交差する出射面11b(第1の
出射面)を有している。また、入射面11aは、1辺が
40mmの正方形となっている。
【0030】中間光学部材12は、光軸と26゜
(α2)の角度で交差する入射面12a(第2の入射
面)及び光軸と61゜(β2)の角度で交差する出射面
12b(第2の出射面)を有している。ここで特に、入
射面12aは、図1のxz平面に対して垂直となるよう
にカットされているのに対して、出射面12bは、xy
平面に垂直となるようにカットされている。
【0031】また、出力用光学部材13は、光軸と26
゜(α3)の角度で交差する入射面13a(第3の入射
面)及び光軸と90゜の角度で交差する出射面13b
(第3の出射面)を有している。また、出射面13b
は、1辺が20mmの正方形となっている。
【0032】光学素子10は、上述のような構成をとる
ため、β1、α2、β2及びα3は90°より小さく、式
(1)〜(3)の関係を満たしている。
【0033】 β1=β2 (1) α2=α3 (2) sinα2/sinβ1=sinα3/sinβ2 (3) 入力用光学部材11の出射面11bと中間光学部材12
の入射面12a、及び、中間光学部材12の出射面12
bと出力用光学部材13の入射面13aはそれぞれ接し
ている。ここで、入力用光学部材11、中間光学部材1
2及び出力用光学部材13は、以下のような位置関係を
持って配置されている。すなわち、入力用光学部材11
の入射面11aと出射面11bとの双方に垂直な第1の
基準面(図1におけるxz平面)と、出力用光学部材1
3の入射面13aと出射面13bとの双方に垂直な第2
の基準面(図1におけるxy平面)とが互いに垂直とな
るように配置されている。
【0034】図2は光学素子10をxz平面に平行な平
面で切断したときの模式断面図である。尚、図2は各光
学部材の光軸の関係を表す模式断面図であり、各光学部
材は、実際には数百万本の光ファイバの束となってい
る。図2に示すように、入力用光学部材11の光軸と中
間光学部材12の光軸はそれぞれxz平面に平行となっ
ている。従って、入力用光学部材11の入射面11aに
入射した光は、入力用光学部材11及び中間光学部材1
2の内部をxz平面に平行に進行することになる。ここ
で、入力用光学部材11の光軸と中間光学部材12の光
軸とのなす角θ1は、入力用光学部材11の光軸と出射
面11bとのなす角である61゜と、中間光学部材12
の光軸と入射面12aとのなす角である26゜との差の
角度である35゜となっている。
【0035】また、図3は光学素子10をxy平面に平
行な平面で切断したときの模式断面図である。尚、図3
は各光学部材の光軸の関係を表す模式断面図であり、各
光学部材は、実際には数百万本の光ファイバの束となっ
ている。図3に示すように、中間光学部材12の光軸と
出力用光学部材13の光軸はそれぞれxy平面に平行と
なっている。従って、中間光学部材12の入射面12a
に入射した光は、中間光学部材12及び出力用光学部材
13の内部をxy平面に平行に進行することになる。こ
こで、中間光学部材12の光軸と出力用光学部材13の
光軸とのなす角θ2は、中間光学部材12の光軸と出射
面12bとのなす角である61゜と、出力用光学部材1
3の光軸と入射面13aとのなす角である26゜との差
の角度である35゜となっている。
【0036】続いて、本実施形態に係る光学素子の作用
について説明する。まず、光学素子10は、入力用光学
部材11の入射面11aが光軸と90゜の角度で交差し
ている。従って、外部からの光は、入力用光学部材11
の入射面11に効率よく入射する。
【0037】次に、図4に示すように、入力用光学部材
11の出射面11bから中間光学部材12の入射面12
aに入射した光が、中間光学部材12を構成する光ファ
イバ14のコア−クラッド界面で反射、屈折しながら伝
搬する場合を考える。ここで、入力用光学部材11を構
成する光ファイバ14のコア14a、クラッド14bの
屈折率をそれぞれn11、n12、中間光学部材12を構成
する光ファイバ14のコア14a、クラッド14bの屈
折率をそれぞれn21、n22とする。また、中間光学部材
12の光軸と入射面12aのなす角をα2、入力用光学
部材11内を進行する光の、入力用光学部材11の光軸
に対する進行角をλ2、入力用光学部材11の出射面1
1bから中間光学部材12の入射面12aに入射する光
の入射角をζ2、屈折角をξ2、中間光学部材12を構成
する光ファイバ14のコア14aからクラッド14bへ
入射する光の入射角をε2、屈折角をδ2とする。
【0038】入力用光学部材11の全反射条件より、λ
2は、 sin(90°−λ2)>n12/n11 (4) を満たす範囲となる。入力用光学部材11の出射面11
bは、その光軸に対してβ1の角度で交差していること
より、λ2とζ2との関係は、 ζ2=90°−β1±λ2 (5) となる。また、ζ2とξ2の関係は、屈折の法則より、 n11sinζ2=n21sinξ2 (6) を満たす。
【0039】一方、α2、ξ2、ε2の関係は、図4よ
り、 α2+(90°+ξ2)+(90°−ε2)=180° (7) となる。
【0040】従って、式(7)を用いて、式(4)から
式(6)を満たすξ2のうち少なくとも一部が、コア−
クラッド界面における全反射条件 sinε2>n22/n21 (8) を満たせば、入力用光学部材11の出射面11bから中
間光学部材12の入射面12aに入射した光の少なくと
も一部が、中間光学部材12を構成する光ファイバ14
内を、全反射条件を満たして伝送することになる。
【0041】本実施形態にかかる光学素子10において
は、n11=1.82、n12=1.495、n21=1.8
2、n22=1.495であることより、入力用光学部材
11を構成する光ファイバ14内を伝搬する光は、入力
用光学部材11の光軸に対して35°以内の進行角λ2
を有する。また、中間光学部材12を構成する光ファイ
バ14のコア−クラッド界面で全反射を生じるために
は、クラッド14bに対して55°以上の入射角ε2
入射することが必要となる。従って、β1=61°、α2
=26°とすると、入力用光学部材11の出射面11b
から中間光学部材12の入射面12aに入射した光の受
光角割合(全反射条件を満たす入射角範囲/全入射角範
囲×100)で約50%が、中間光学部材12を構成す
る光ファイバ14内を全反射条件を満たして伝搬するこ
とになる。
【0042】ここで、入力用光学部材11の出射面11
bが光軸と61°の角度をなすとともに図1のxz平面
に垂直となっており、中間光学部材12の入射面12a
が光軸と26°の角度をなすとともに図1のxz平面に
垂直となっていることで、入力用光学部材11の入射面
11aに入射した光イメージは、入力用光学部材11と
中間光学部材12との組み合わせにより、特定の一軸方
向(図1のa軸方向)に0.50(sin26°/si
n61°)倍に縮小される。
【0043】次に、中間光学部材12の出射面12bか
ら出力用光学部材13の入射面13aに入射した光が、
出力用光学部材13を構成する光ファイバ14のコア−
クラッド界面で反射、屈折しながら伝搬する場合を考え
る。この場合も、上述の如く入力用光学部材11の出射
面11bから中間光学部材12の入射面12aに光が入
射する場合と同様に考えることができる。
【0044】本実施形態にかかる光学素子10において
は、n21=1.82、n22=1.495、また、出力用
光学部材13を構成する光ファイバ14のコア14aの
屈折率n31=1.82、同じくクラッド14bの屈折率
32=1.495であることより、中間光学部材12を
構成する光ファイバ14内を伝搬する光は、中間光学部
材12の光軸に対して35°以内の進行角λ3を有す
る。また、出力用光学部材13を構成する光ファイバ1
4のコア−クラッド界面で全反射を生じるためには、ク
ラッド14bに対して55°以上の入射角ε3で入射す
ることが必要となる。従って、β2=61°、α3=26
°とすると、中間光学部材12の出射面12bから出力
用光学部材13の入射面13aに入射した光の受光角割
合(全反射条件を満たす入射角範囲/全入射角範囲×1
00)で約50%が、出力用光学部材13を構成する光
ファイバ14内を全反射条件を満たして伝搬することに
なる。
【0045】ここで、中間光学部材12の出射面12b
が光軸と61°の角度をなすとともに図1のxy平面に
垂直となっており、出力用光学部材13の入射面13a
が光軸と26°の角度をなすとともに図1のxy平面に
垂直となっていることで、入力用光学部材11の入射面
12aに入射した光イメージは、中間光学部材12と出
力用光学部材13との組み合わせにより、上記特定の一
軸方向とは垂直な方向(図1のb軸方向)に0.50
(sin26°/sin61°)倍に縮小される。ここ
で特に、本実施形態に係る光学素子10は、上述の式
(3)、より具体的には式(1)及び(2)を満たして
いることから、入力用光学部材11の入射面12aに入
射した光イメージは相似縮小されて、出力用光学部材1
3の出射面13bから出力される。
【0046】また、出力用光学部材13の出射面13b
が光軸と90゜の角度で交差することで、当該出射面1
3bと光学的に接続される他の光学素子等への光入射効
率が増す。
【0047】続いて、本実施形態に係る光学素子の効果
について説明する。本実施形態に係る光学素子10は、
β1を90°より小さくし、θ1をβ1とα2との差の角度
とすることで、入力用光学部材11の出射面11bから
中間光学部材12の入射面12aに入射した光のうち中
間光学部材12内で全反射条件を満たす光の割合を高め
ることができる。また、β2を90°より小さくし、θ2
をβ2とα3との差の角度とすることで、中間光学部材1
2の出射面12bから出力用光学部材13の入射面13
aに入射した光のうち出力用光学部材13内で全反射条
件を満たす光の割合を高めることができる。その結果、
入力用光学部材11の入射面11aに入射した光イメー
ジを、各光学部材内で全反射条件を満たしながら、出力
用光学部材13の出射面13bまで伝送させることが可
能となり、伝送効率が非常に高くなる。
【0048】また、本実施形態に係る光学素子10は、
入力用光学部材11の入射面11aが光軸と90゜の角
度をなすことで、外部から入力用光学部材11への光入
射効率が増すとともに、出力用光学部材13の出射面1
3bが光軸と90゜の角度をなすことで、当該出射面1
3bと光学的に接続される他の光学素子等への光入射効
率が増す。その結果、入力用光学部材11の入射面11
aに入射する光イメージを明瞭な状態で出力用光学部材
13の出射面13bから出射させ、例えば撮像素子など
を用いることにより、明瞭な光イメージを撮像すること
が可能となる。
【0049】また、本実施形態に係る光学素子10は、
入力用光学部材11、中間光学部材12及び出力用光学
部材13を、上記第1の基準面と上記第2の基準面とが
互いに垂直となるように配置することで、入力された光
イメージを、入力用光学部材11と中間光学部材12と
によって所定の一方向に縮小するとともに、中間光学部
材12と出力用光学部材13とによって上記所定の一方
向と垂直な方向に縮小することができる。従って、光イ
メージの縦横の縮小割合を独立かつ容易に決定すること
が可能となる。
【0050】さらに、本実施形態に係る光学素子は、β
1、α2、β2及びα3が、上記式(3)、より具体的には
式(1)及び式(2)を満たすことから、入力された光
イメージを相似縮小することができる。
【0051】ここで、上記実施形態に係る光学素子は、
β1=β2=61゜、α2=α3=26゜とすることで、入
力された光イメージをa軸方向、b軸方向ともに1/2
倍に縮小していたが、これはかかる角度に限定されるも
のではない。例えば、β1=β2=44゜、α2=α3=1
0゜とすることで、入力された光イメージをa軸方向、
b軸方向ともに1/4倍に縮小することが可能となる。
【0052】また、上記実施形態に係る光学素子10
は、β1、α2、β2及びα3が、上記式(3)、より具体
的には式(1)及び式(2)を満たすように構成されて
いたが、これは、 sinα2/sinβ1=Csinα3/sinβ2 (C>1) (9) の関係を満たすようにしても良い。この場合は、入力用
光学部材11の入射面11aに入射した光イメージは、
図1のa軸方向にはsinα2/sinβ1倍に縮小され
る一方、図1のb軸方向にはsinα3/sinβ2倍に
縮小される。従って、出力用光学部材13の出射面13
bから出力される光イメージの縦横比(a軸方向:b軸
方向)は、C:1となり、a軸方向と比較してb軸方向
により縮小される。
【0053】同様に、上記実施形態に係る光学素子10
は、β1、α2、β2及びα3が、 sinα2/sinβ1=Csinα3/sinβ2 (C<1) (10) の関係を満たすようにすることで、出力用光学部材13
の出射面13bから出力される光イメージの縦横比(a
軸方向:b軸方向)は、C:1となり、光イメージはb
軸方向と比較してa軸方向により縮小される。
【0054】続いて、本発明の第2の実施形態に係る光
学素子について図面を参照して説明する。図5は本実施
形態に係る光学素子20の斜視図である。本実施形態に
係る光学素子20は、上記実施形態に係る光学素子10
の入力用光学部材11の入射面11a上の全面に、放射
線の入射に伴い光を発する蛍光体21を備えて構成され
る。蛍光体21の材料としては、例えばGd22S:T
bやCsIなどを用いればよい。
【0055】光学素子20は、蛍光体21を備えること
で、蛍光体21に入射した放射線イメージに応じた光イ
メージを入力用光学部材11の入射面11aに入射させ
ることができる。また、本実施形態に係る光学素子20
も、上記実施形態に係る光学素子10と同様に、入力用
光学部材11の入射面11aに入射した光イメージを効
率よく出力用光学部材13の出射面13bまで伝達させ
ることができる。また、入力用光学部材11の入射面1
1aが光軸と90゜の角度をなすことで、蛍光体21で
発せられた光イメージを効率よく入力用光学部材11へ
入射させることができる。
【0056】続いて、本発明の実施形態に係る撮像ユニ
ットについて、図面を参照して説明する。撮像ユニット
100は、図6に示すように、上記第1の実施形態に係
る光学素子10(すなわち、入力用光学部材11、中間
光学部材12及び出力用光学部材13とを備えた光学素
子10)と、上記出力用光学部材13の出射面13bに
接して設けられたCCD101とを備えて構成される。
ここで、より具体的には、出力用光学部材13の出射面
13bはCCD101の受光面と接している。
【0057】さらに、入力用光学部材11の表面のうち
入射面11aと出射面11bとを除く全表面(以下側面
という)、中間光学部材12の側面、及び、出力用光学
部材13の側面には、遮光材102が設けられている
(図6の斜線部参照)。
【0058】各光学部材の側面に遮光材102を設ける
方法としては、各光学部材の入射面と出射面をマスクし
た後に、側面に遮光剤(例えば黒色のペイント)を吹き
付ける方法、側面に遮光剤を刷毛で塗布する方法、遮光
剤の満たされた容器内に光学部材を浸ける方法等によっ
て行うことができる。
【0059】撮像ユニット100は、上記光学素子10
を備えて構成されることから、入力用光学部材11の入
射面11aに入射した光イメージを効率よく出力用光学
部材13の出射面13bまで伝送することができる。
【0060】また、撮像ユニット100は、出力用光学
部材13の出射面13bに接してCCD101を設ける
ことで、出力用光学部材13の出射面13bまで伝送し
た光イメージを撮像することができる。ここで特に、出
力用光学部材13の出射面13bが光軸と90゜の角度
をなすことで、当該出射面13bから出射された光イメ
ージのCCD101への入射効率が増し、明瞭な光イメ
ージを撮像することが可能となる。
【0061】さらに、撮像ユニット100は、各光学部
材の側面に遮光材102を設けていることで、各光学部
材の内部に側面から光が入射することが防止され、S/
N比を高めることができる。その結果、撮像ユニット1
00は、明瞭でコントラスト、解像度の高い縮小イメー
ジを撮像することが可能となる。
【0062】また、上記撮像ユニット100を、各撮像
ユニット100を構成する入力用光学部材11の入射面
11aが略同一平面上に並ぶように複数組配列すること
で、大画面の撮像装置として用いることも可能である。
【0063】続いて、本発明の実施形態に係る放射線イ
メージセンサについて、図面を参照して説明する。ま
ず、上記実施形態に係る放射線イメージセンサの構成に
ついて説明する。放射線イメージセンサ300は、図7
に示すように、上記第2の実施形態に係る光学素子20
(すなわち、入力用光学部材11、中間光学部材12、
出力用光学部材13及び蛍光体21を備えた光学素子2
0)と、上記出力用光学部材13の出射面13bに接し
て設けられたCCD101とを備えて構成される。ここ
で、より具体的には、出力用光学部材13の出射面13
bはCCD101の受光面と接している。さらに、入力
用光学部材11の側面、中間光学部材12の側面、及
び、出力用光学部材13の側面には、遮光材102が設
けられている(図7の斜線部参照)。
【0064】放射線イメージセンサ300は、蛍光体2
1を備えることで、蛍光体21に入射した放射線イメー
ジに応じた光イメージを入力用光学部材11の入射面1
1aに入射させることができる。また、入力用光学部材
11の入射面11aに入射した光イメージを効率よく出
力用光学部材13の出射面13bまで伝送し、CCD1
01によって撮像することが可能となる。
【0065】特に、入力用光学部材11の入射面11a
が光軸と90゜の角度をなすことで、蛍光体21で発せ
られた光イメージを効率よく入力用光学部材11へ入射
させることができ、また、出力用光学部材13の出射面
13bが光軸と90゜の角度をなすことで、当該出射面
13bから出射された光イメージのCCD101への入
射効率が増す。その結果、明瞭な放射線イメージを撮像
することが可能となる。
【0066】さらに、放射線イメージセンサ300は、
各光学部材の側面に遮光材102を設けていることで、
各光学部材の内部に側面から光が入射することが防止さ
れ、S/N比を高めることができる。その結果、放射線
イメージセンサ300は、明瞭でコントラスト、解像度
の高い縮小イメージを撮像することが可能となる。
【0067】また、上記放射線イメージセンサ300
を、各放射線イメージセンサ300を構成する入力用光
学部材11の入射面11aが略同一平面上に並ぶように
複数組配列することで、大画面の放射線検出器として用
いることも可能である。
【0068】
【発明の効果】本発明の光学素子は、β1を90°より
小さくし、θ1をβ1とα2との差の角度とすることで、
第1の光学部材の第1の出射面から第2の光学部材の第
2の入射面に入射した光のうち第2の光学部材内で全反
射条件を満たす光の割合を高めることができる。また、
β2を90°より小さくし、θ2をβ2とα3との差の角度
とすることで、第2の光学部材の第2の出射面から第3
の光学部材の第3の入射面に入射した光のうち第3の光
学部材内で全反射条件を満たす光の割合を高めることが
できる。その結果、第1の光学部材の第1の入射面に入
射した光イメージを、各光学部材内で全反射条件を満た
しながら、第3の光学部材の第3の出射面まで伝送させ
ることが可能となり、伝送効率が非常に高くなる。
【0069】また、第1の光学部材の第1の入射面が光
軸と90゜の角度をなすことで、外部から第1の光学部
材への光入射効率が増すとともに、第3の光学部材の第
3の出射面が光軸と90゜の角度をなすことで、当該第
3の出射面と光学的に接続される他の光学素子等への光
入射効率が増す。その結果、第1の光学部材の第1の入
射面に入射する光イメージを明瞭な状態で第3の光学部
材の第3の出射面から出射させ、例えば撮像素子などを
用いることにより、明瞭な光イメージを撮像することが
可能となる。
【0070】また、本発明の光学素子においては、第1
の光学部材、第2の光学部材及び第3の光学部材を、上
記第1の基準面と上記第2の基準面とが互いに垂直とな
るように配置することで、入力された光イメージを、第
1の光学部材と第2の光学部材とによって所定の一方向
に縮小あるいは拡大するとともに、第2の光学部材と第
3の光学部材とによって上記所定の一方向と垂直な方向
に縮小あるいは拡大することができる。従って、光イメ
ージの縦横の縮小割合あるいは拡大割合を独立かつ容易
に決定することが可能となる。
【0071】さらに、本発明の光学素子においては、β
1、α2、β2及びα3が、 sinα2/sinβ1=sinα3/sinβ2 の関係を満たすことで、入力された光イメージを相似縮
小あるいは相似拡大することができる。また、これは、
上記関係を、 β1=β2、かつ、α2=α3 とすることで、容易に実現することができる。
【0072】また、本発明の光学素子においては、
β1、α2、β2及びα3が、所定の定数Cを用いて sinα2/sinβ1=Csinα3/sinβ2、か
つ、C>1 あるいは、 sinα2/sinβ1=Csinα3/sinβ2、か
つ、C<1 の関係を満たすことで、入力された光イメージの縦横の
縮小比あるいは拡大比を変えることができる。その結
果、入力された光イメージを、縦横比も含めて、自由な
大きさに縮小あるいは拡大し、出力することが可能とな
る。
【0073】また、本発明の光学素子においては、蛍光
体を備えることで、蛍光体に入射した放射線イメージに
応じた光イメージを第1の光学部材の第1の入射面に入
射させることができる。また、第1の光学部材の第1の
入射面に入射した光イメージを効率よく第3の光学部材
の第3の出射面まで伝達させることができる。さらに、
第1の光学部材の第1の入射面が光軸と90゜の角度を
なすことで、蛍光体で発せられた光イメージを効率よく
第1の光学部材への入射させることができる。
【0074】また、本発明の撮像ユニットは、上記光学
素子を備えて構成されることから、第1の光学部材の第
1の入射面に入射した光イメージを効率よく第3の光学
部材の第3の出射面まで伝送することができ、かかる光
イメージを撮像することが可能となる。ここで特に、第
3の光学部材の第3の出射面が光軸と90゜の角度をな
すことで、当該第3の出射面から出射された光イメージ
の撮像素子への入射効率が増し、明瞭な光イメージを撮
像することが可能となる。
【0075】さらに、本発明の撮像ユニットにおいて
は、各光学部材の側面に遮光材を設けることで、各光学
部材の内部に側面から光が入射することが防止され、S
/N比を高めることができる。その結果、明瞭でコント
ラスト、解像度の高い縮小イメージあるいは拡大イメー
ジを撮像することが可能となる。
【0076】また、本発明の放射線イメージセンサは、
蛍光体を備えることで、蛍光体に入射した放射線イメー
ジに応じた光イメージを第1の光学部材の第1の入射面
に入射させることができる。また、第1の光学部材の第
1の入射面に入射した光イメージを効率よく第3の光学
部材の第3のの出射面まで伝送し、撮像素子によって撮
像することが可能となる。ここで特に、第1の光学部材
の第1の入射面が光軸と90゜の角度をなすことで、蛍
光体で発せられた光イメージを効率よく第1の光学部材
への入射させることができ、また、第3の光学部材の第
3の出射面が光軸と90゜の角度をなすことで、当該第
3の出射面から出射された光イメージの撮像素子への入
射効率が増す。その結果、明瞭な放射線イメージを撮像
することが可能となる。
【0077】さらに、本発明の放射線イメージセンサに
おいては、各光学部材の側面に遮光材を設けることで、
各光学部材の内部に側面から光が入射することが防止さ
れ、S/N比を高めることができる。その結果、明瞭で
コントラスト、解像度の高い縮小イメージを撮像するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光学素子の斜視図である。
【図2】光学素子の模式断面図である。
【図3】光学素子の模式断面図である。
【図4】光学素子内の光の伝搬を示す図である。
【図5】光学素子の斜視図である。
【図6】撮像ユニットの斜視図である。
【図7】放射線イメージセンサの斜視図である。
【符号の説明】
10,20…光学素子、11…入力用光学部材、12…
中間光学部材、13…出力用光学部材、14…光ファイ
バ、15…光吸収材、21…蛍光体、100…撮像ユニ
ット、101…CCD、102…遮光材、300…放射
線イメージセンサ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光ファイバを互いに平行に配置し
    て一体成形され、光軸と90゜の角度で交差する第1の
    入射面及び光軸とβ1の角度で交差する第1の出射面を
    有する第1の光学部材と、 複数の光ファイバを互いに平行に配置して一体成形さ
    れ、光軸とそれぞれα2、β2の角度で交差する第2の入
    射面、第2の出射面を有する第2の光学部材と、 複数の光ファイバを互いに平行に配置して一体成形さ
    れ、光軸とα3の角度で交差する第3の入射面及び光軸
    と90゜の角度で交差する第3の出射面を有する第3の
    光学部材とを備え、 前記第1の出射面と前記第2の入射面、及び、前記第2
    の出射面と前記第3の入射面は接しており、 前記β1、α2、β2及びα3は90°より小さく、 前記第1の光学部材の光軸と前記第2の光学部材の光軸
    とのなす角θ1は、β1とα2との差の角度となってお
    り、 前記第2の光学部材の光軸と前記第3の光学部材の光軸
    とのなす角θ2は、β2とα3との差の角度となっている
    ことを特徴とする光学素子。
  2. 【請求項2】 前記第1の入射面と前記第1の出射面と
    の双方に垂直な第1の基準面と、前記第3の入射面と前
    記第3の出射面との双方に垂直な第2の基準面とは、互
    いに垂直となっていることを特徴とする請求項1に記載
    の光学素子。
  3. 【請求項3】 前記β1、α2、β2及びα3は、 sinα2/sinβ1=sinα3/sinβ2 の関係を満たしていることを特徴とする請求項2に記載
    の光学素子。
  4. 【請求項4】 前記β1、α2、β2及びα3は、 β1=β2、かつ、α2=α3 の関係を満たしていることを特徴とする請求項3に記載
    の光学素子。
  5. 【請求項5】 前記β1、α2、β2及びα3は、所定の定
    数Cを用いて sinα2/sinβ1=Csinα3/sinβ2、か
    つ、C>1 の関係を満たしていることを特徴とする請求項2に記載
    の光学素子。
  6. 【請求項6】 前記β1、α2、β2及びα3は、所定の定
    数Cを用いて sinα2/sinβ1=Csinα3/sinβ2、か
    つ、C<1 の関係を満たしていることを特徴とする請求項2に記載
    の光学素子。
  7. 【請求項7】 前記第1の入射面上に、放射線の入射に
    伴い光を発する蛍光体をさらに備えたことを特徴とする
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の光学素子。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の光
    学素子と、 前記第3の出射面に接して設けられた撮像素子とを備え
    たことを特徴とする撮像ユニット。
  9. 【請求項9】 前記第1の光学部材、前記第2の光学部
    材及び前記第3の光学部材の表面のうち少なくとも一部
    に遮光材が設けられていることを特徴とする請求項8に
    記載の撮像ユニット。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の光学素子と、 前記第3の出射面に接して設けられた撮像素子とを備え
    たことを特徴とする放射線イメージセンサ。
  11. 【請求項11】 前記第1の光学部材、前記第2の光学
    部材及び前記第3の光学部材の表面のうち少なくとも一
    部に遮光材が設けられていることを特徴とする請求項1
    0に記載の放射線イメージセンサ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002065449A1 (fr) * 2001-02-09 2002-08-22 Sony Corporation Appareil et procede de reproduction de signal, appareil et procede d'enregistrement de signal, recepteur de signal et procede de traitement d'information

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WO2002065449A1 (fr) * 2001-02-09 2002-08-22 Sony Corporation Appareil et procede de reproduction de signal, appareil et procede d'enregistrement de signal, recepteur de signal et procede de traitement d'information

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