JP2000193668A - 微量の蛋白質を測定するための組成物 - Google Patents
微量の蛋白質を測定するための組成物Info
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Abstract
の微量蛋白を定量測定すること。 【解決手段】インジウム又はインジウム化合物と、イン
ジウムと錯体を形成しうる色素と、系を酸性のpHに保
持する緩衝剤を含むことを特徴とし、蛋白質含有液体試
料と接触することによって、試料中の蛋白質の存在及び
/又は濃度を示すのに十分な色変化を示しうる組成物を
用いる。
Description
白を含む液体試料(例えば尿)中の蛋白の存在を示した
り、定量するための組成物に関する。
を、尿中に過剰に排泄しているかどうかを判定すること
は、臨床的に重要である。健常者、即ち腎臓が正常に機
能している場合においても、ごく僅かな量の蛋白を排泄
しており、その量は一日当たりで50〜100mgにも
なる。さらには、運動後や体位によっても排泄量が増え
ることが知られており、一般的に生理的蛋白尿と呼ばれ
ている。電気泳動法による分析では、健常者において尿
中に排泄される蛋白の約6割は血漿由来のものであり、
そのうち分子量約67000のアルブミンが約7〜8割
を占めるとされている。
前性、腎性、腎後性に分類され、腎性はさらに糸球体由
来、尿細管由来等に細分類される。腎前性蛋白尿は特定
の臓器組織の機能変化や障害により血中に増加した蛋白
が尿中に漏洩したものであり、このような特定成分の検
出は病態診断に直結する。代表的なものに腫瘍マーカー
であるベンスジョーンズ蛋白がある。腎性蛋白尿のうち
アルブミン等に代表される糸球体由来蛋白尿は腎糸球体
基底膜の濾過機能低下、β2−マイクログロブリンやα
1−マイクログロブリンに代表される尿細管由来蛋白は
腎尿細管再吸収能低下にそれぞれ起因するものであり、
共に腎機能低下並びに腎障害の程度を把握する為の優れ
た指標となる。腎後性蛋白尿は腎盂、尿管、膀胱、尿
道、前立腺等における出血、結石、腫瘍等に伴って発現
する蛋白尿であり、上記局所疾患の診断に利用される。
く、現在でもスクリーニング検査として確立されている
手法に、pH指示薬であるテトラブロムフェノールブル
ー(TBPB)を用いた蛋白誤差法がある。TBPBは
pH2〜3の溶液中では黄色を、pH4以上では青色を
呈色するが、溶液中に蛋白が存在するとpH3において
も青色となる。この現象を利用して、濾紙等の試験紙に
TBPBをpH3の緩衝剤と共に含ませておけば、尿中
におけるアルブミン等の蛋白の存在量に応じて青色の色
調が変化するので、この色調から蛋白尿の程度を読みと
る事が出来る。
0〜15mg/dl以下の蛋白を検出する事が出来ず、
試験紙法である以上、その検出は定量的な数値ではなく
−〜±〜+等、定性的に出力される。また、検出出来る
蛋白は概ねアルブミンのみであり、血漿蛋白の約4割を
占めるグロブリンや、上述したベンスジョーンズ蛋白等
は検出出来ない。
量そのものを定量的に検出出来る方法も、数多くの方法
が知られている。約20年前から、Kingsbury
−Clark法に代表される比濁法が主たる日常検査法
として行われてきたが、蛋白誤差法と同様にアルブミン
以外の蛋白には反応しにくく、用手法である為に測定に
手間がかかるという問題点を有していた。
て、ピロガロールレッドに代表される色素とモリブデン
等の金属との錯体を用いた色素結合法があり、用手法の
みならず自動分析装置への搭載によって、高精度な測定
結果が得られるようになった。
と錯体を形成し、さらに蛋白の存在で波長がシフトする
色素を使用した微量蛋白比色定量法が示されている。本
発明の基本的原理は公知であるが、試験試料中にモリブ
デンと結合する物質が含まれていると、正常尿では負の
値になり、純水を測定した場合よりも低い吸光度となっ
てしまう。
質から試薬中のモリブデンをカバーするために試薬組成
中に予めモリブデンと結合するキレート剤を処方した
り、モリブデンと結合してしまうクエン酸等の阻害物質
と結合する金属イオンを処方する等の工夫をしている。
グステンと錯体を形成し、さらに蛋白の存在で波長がシ
フトするポリヒドロキシベンゼンスルホンフタレインタ
イプの色素及び/又はポリヒドロキシベンゼンフタレイ
ンタイプの色素、並びに、組成物を酸性のpHに保持す
る緩衝剤を含むことを特徴とする微量蛋白比色定量法が
示されている。
on Between Pyrogallol Red
−Molybdenum(VI)Complex an
dProtein”、Y.フジタ、I.モリ及びS.キ
タノ、分析化学、32、pp.E379−E386(1
983)には、蛋白誤差現象を利用した微量蛋白測定方
法として使用できる金属と色素のスクリーニング実験の
結果が示されている。色素はポリヒドロキシベンゼンス
ルホンフタレインタイプの色素又はポリヒドロキシベン
ゼンフタレインタイプの色素であるが、金属の種類とし
ては、モリブデン(VI)、ビスマス(III)、アル
ミニウム(III)、鉄(III)、ウラン(VI)、
ジルコニウム(IV)、アンチモン(III)、タング
ステン(VI)、セリウム(III)、スズ(IV)、
亜鉛(II)、マンガン(II)、水銀(II)、銀
(I)、カドミウム(II)がスクリーニングの対象と
して挙げられている。
になかった手段で尿といった液体試料中の微量蛋白を定
量測定することにある。
に、本発明は、インジウム又はインジウム化合物と、イ
ンジウムと錯体を形成しうる色素と、反応系を酸性のp
Hに保持する緩衝剤を含むことを特徴とし、蛋白質含有
液体試料と接触することによって、試料中の蛋白質の存
在及び/又は濃度を示すのに十分な色変化を示しうる組
成物である。
シレノールオレンジといったポリヒドロキシベンゼンス
ルホンフタレインタイプの色素又はポリヒドロキシベン
ゼンフタレインタイプの色素がインジウムと錯体を形成
し、この錯体が蛋白と結合して波長がシフトする現象を
利用するものである。本発明で得られる組成物は、液系
試験試薬としても使用できるし、簡便な乾式試験片にも
加工できる。
ジウム化合物/色素の錯体を含む指示試薬組成物を用い
ることにより、測定試料液中の低濃度から微量の低い蛋
白レベルを測定するためにその蛋白レベル間の蛋白に対
する十分な感度と、視覚的に十分判定できる色調変化が
可能となる。具体的には、少量から微量の蛋白を測定す
ることができ、尿中の0mg/dlから約2000mg
/dl、特に0mg/dlから約30mg/dlの間の
蛋白レベルを定量的に測定することができる。さらに本
発明の試薬組成物により、尿中の蛋白濃度が0mg/d
lから約30mg/dlの間、また0mg/dlから約
5mg/dlの間、約5mg/dlから約10mg/d
lの間のような低濃度から微量の蛋白の検出および測定
が可能である。
た湿潤状態での測定にも、試薬組成物が担体に均等に取
り込まれている乾燥状態での測定にも適している。乾燥
状態の担体は、濾紙のような吸水性多孔質材料、浸透性
のある重合物質でできている膜のような非吸水性材料、
水溶性ポリマーの練り物から成る。担体に液体試料が入
り込むことができるような概知の濃度で、試薬組成物を
担体全体に均等に保持する。
り、インジウムを阻害物質からカバーする目的で試薬組
成中にキレート剤を予め処方する必要もなく、モリブデ
ンと結合してしまうクエン酸等はインジウムに対して阻
害物質とはなり得ないため、金属イオンを処方する必要
もない。
ンジウム化合物は、特に制限はされない。しかしなが
ら、インジウム化合物は、ポリヒドロキシベンゼンスル
ホンフタレイン型の色素またはポリヒドロキシベンゼン
フタレイン型の色素と錯体を作るために、十分水に可溶
性でなければならない。さらに、本発明で用いられるイ
ンジウム化合物の陽イオンは着色度の高い陽イオンによ
る測定の妨害を避けるために本質的に着色されいないこ
とが望ましい。ポリヒドロキシベンゼンスルホンフタレ
イン型の色素またはポリヒドロキシベンゼンフタレイン
型の色素と錯体を作るために、十分水に可溶性であるイ
ンジウム化合物は、硫酸インジウム、塩化インジウム、
臭化インジウム、硝酸インジウム、ビス硫酸インジウム
アンモニウム、またはそれらを組み合わせたものがある
が、これらに制限されない。
試薬組成として要求される色調変化を起こすために十分
な一定pHに試薬反応系を維持すること、および蛋白含
有測定試料のpHの変動が原因の色調変化を本質的に除
去するものであれば、何でも使用できる。しかし用いら
れる緩衝剤の性質は指示試薬組成物に混入したインジウ
ム化合物/色素錯体に依存し、変化する。一方で本発明
で用いられる緩衝剤の量は、測定試料の性質に依存す
る。通常、緩衝剤の量は約100mMと約500mMの
間にある。
ましいことではあるが、緩衝剤はすべての場合で必要な
わけではない。例えば、インジウム又はインジウム化合
物と、インジウムと錯体を形成しうる色素のみからなる
組成物を用意し、測定試料とその試薬組成物を接触させ
てから、系を酸性のpHに保持する緩衝剤を加えてもよ
い。特許請求の範囲で意味する組成は、それら処方を
「最終的に」含んだ状態と考えればよい。つまり、予め
尿中へ緩衝剤を加えておく場合や、測定試料が適当な種
類の緩衝物質を適量あらかじめ含んでいる場合も含まれ
る。
色素の錯体および緩衝剤の性質および機能を実質的に変
えず、蛋白測定の妨害をしない界面活性剤のような任意
の成分もまた、試薬組成物中に含むことができる。界面
活性剤を添加することで蛋白質との反応性が高まること
が望める上に、界面活性剤を添加すると(液系試薬溶液
状態に限定されるが)意外なことにも反応を行うセルの
内側が汚れないという効果もあることが判明した。使用
できる界面活性剤の種類としては、ノニオン系界面活性
剤及びアニオン系界面活性剤の両方を好ましく使用でき
る。
onシリーズ、メチルセルロース、ポリアクリル酸、ポ
リビニルアルコール、Brijシリーズ等が好ましく使
用でき、アニオン系界面活性剤としては、ラウリル硫酸
ナトリウム、ラウリルベンゼンスルホン酸ナトリウム等
が好ましく使用できる。
マー化合物、可塑剤、および活性のないベースになる染
料がある。
ては、グリシン緩衝剤、ラクテート、フタレート、トリ
クロロアセテート、スルホサリチレート、ホスフェート
類、アセテート類、塩化ナトリウム/塩酸、ピペラジン
−N,N’−N’−ビス(2−ヒドロキシプロパン)ス
ルホン酸(POSPO)、N−2−ヒドロキシエチル−
ピペラジン−N’−2−エタンスルホン酸(HEPE
S)、3−N−(トリスヒドロキシメチル)メチルアミ
ノ−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸(TASP
O)、2−([トリス−(ヒドロキシメチル)メチル]
−アミノ)エタンスルホン酸(TES)、あるいは当該
技術において周知な他の好適な、pHを2.0〜4.0
に保持する酸性緩衝剤、さらに好ましくは2.2〜2.
7に保持する酸性緩衝剤が挙げられる。
ト化剤を試薬中に含まない、それどころかキレート化剤
を含むと測定に対して有害である旨が記載されている
が、本発明の他の重要な特徴によれば、本発明に関わる
組成物はキレート化剤を含んでも良好に作動するのであ
る。例えば、グリシン緩衝剤、酒石酸、シュウ酸、クエ
ン酸、イミノ二酢酸(IDA)といったキレート化作用
を有する化合物が試薬中及び尿中に含まれていても、誤
った測定結果とはならない。
その際の手法は一般的な乾式試験片の作製方法に準ず
る。例えば、本発明の試薬組成の水溶液を濾紙のような
吸水性多孔質材料に含浸させ、乾燥させ、好みにより取
手となる水非浸透性材質に貼り合わせて作製することが
できる。
合し、下記の組成からなる試薬溶液を調製した。 ブロモピロガロールレッド(同仁化学) 0.05mM 硫酸インジウム(ナカライテスク) 0.05mM コハク酸緩衝液(コハク酸+水酸化ナトリウム) pH2.7 ラウリル硫酸ナトリウム(ナカライテスク) 0.1%
用いて200mg/dlとなるように調製した。この標
準液を用い、図1の横軸に示す濃度の希釈系列を作製し
た。この試料5μlに試薬溶液350μlを加え、37
℃における10分後の600nmにおける吸光度を測定
した。結果を図1に示す。図から判断できる様に、非常
に良好な検量線が得られた。
り、プール尿60例を測定した。同時に従来法(ピロガ
ロールレッドーモリブデン法;市販試薬)も測定して、
本発明に関わる方法と従来法どの相関を調べた。結果を
図2に示す。相関係数は0.9946であり、非常に良
好な相関性を示した。
し、下記の組成からなる試薬溶液を調製し、この試薬溶
液を濾紙(ワットマン社製:3MMchr)に含浸し、
液から引き上げた後、50℃で10分間送風乾燥し、得
られた原反を5mm×80mmの短冊状に切断し、乾式
試験紙とした。 ブロモピロガロールレッド(同仁化学) 0.25mM 硫酸インジウム(ナカライテスク) 0.25mM コハク酸緩衝液(コハク酸+水酸化ナトリウム) pH2.7 TritonX−100(ナカライテスク) 0.5%
白標準液試料10μlを滴下し、30秒後に色調変化部
分を肉眼で観察した。図3に示すように、良好に目視で
判断できた。
配合し、下記の組成からなる試薬溶液を調製した。 ブロモピロガロールレッド(同仁化学) 0.05mM 硫酸インジウム(ナカライテスク) 0.05mM グリシン緩衝液(グリシン+塩酸) pH2.2 ポリアクリル酸(和光純薬) 0.1% イミノ二酢酸(同仁試薬)又はクエン酸(ナカライテスク)又は酒石酸(ナ カライテスク) 0.1%
ン100mg/dlを添加した実尿試料5μlに、上記
試薬溶液350μlを加え、37℃における10分後の
600nmにおける吸光度を測定した。その結果を図4
に示す。図から判断できるように、キレート剤が試薬中
に存在しても測定値の変動はおこらなかった。
配合し、下記の組成からなる試薬溶液を調製した。 ブロモピロガロールレッド(同仁化学) 0.05mM 硫酸インジウム(ナカライテスク) 0.05mM コハク酸緩衝液(コハク酸+水酸化ナトリウム) pH2.7 ポリアクリル酸(和光純薬) 0.1%
ン100mg/dlを添加した実尿試料に、キレート剤
としてクエン酸又は酒石酸を、それぞれ0,50,20
0mg/dlを更に添加したものを試料とした。この実
尿試料5μlに、上記試薬溶液350μlを加え、37
℃における10分後の600nmにおける吸光度を測定
した。同時に従来法(ピロガロールレッド−モリブデン
法)も測定した。結果を図5に示す。従来法ではキレー
ト剤が試料中に存在すると測定値が変動するが、本発明
に関わる組成物を使用すると、測定値の変動はおこらな
かった。
段で、試料中の蛋白質の存在及び/又は濃度を示すのに
十分な色変化を示し、液体試料中の微量蛋白を定量測定
することができた。
希釈系列を吸光度測定したグラフである。
すグラフである。
の結果を示す表である。
際に、吸光度測定したグラフである。
成物と従来法とを比較したグラフである。
Claims (5)
- 【請求項1】 蛋白質含有液体試料と接触することによ
って、試料中の蛋白質の存在及び/又は濃度を示すのに
十分な色変化を示しうる組成物であって、インジウム又
はインジウム化合物、インジウムと錯体を形成しうる色
素、反応系を酸性のpHに保持する緩衝剤、を含むこと
を特徴とする組成物。 - 【請求項2】 インジウムと錯体を形成しうる色素が、
ポリヒドロキシベンゼンスルホンフタレインタイプの色
素及び/又はポリヒドロキシベンゼンフタレインタイプ
の色素である、特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 - 【請求項3】 ポリヒドロキシベンゼンスルホンフタレ
インタイプの色素又はポリヒドロキシベンゼンフタレイ
ンタイプの色素が、ピロカテコールバイオレット、ピロ
ガロールレッド、ブロモピロガロールレッド、キシレノ
ールオレンジ、ピロガロールフタレイン及びo−ヒドロ
キシヒドロキノンフタレイン、あるいはこれらの組み合
わせからなる群より選択される、特許請求の範囲第2項
に記載の組成物。 - 【請求項4】 緩衝剤が、ラクテート、フタレート、サ
クシネート、トリクロロアセテート、スルホサリチレー
ト、ホスフェート類、アセテート類、塩化ナトリウム/
塩酸、グリシン/塩酸、ピペラジン−N,N’−ビス
(2−ヒドロキシプロパン)スルホン酸(POSP
O)、N−2−ヒドロキシエチルピペラジン−N’−2
−エタンスルホン酸(HEPES)、3−N−(トリス
ヒドロキシメチル)メチルアミノ−2−ヒドロキシプロ
パンスルホン酸(TASPO)、及び2−([トリス−
(ヒドロキシメチル)−メチル]−アミノ)エタンスル
ホン酸(TES)、あるいはこれらの混合物からなる群
より選択される請求項1記載の組成物。 - 【請求項5】 更に界面活性剤を含む、特許請求の範囲
第1項に記載の組成物。
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