JP2000192313A - インテリア用人工植物 - Google Patents

インテリア用人工植物

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JP2000192313A
JP2000192313A JP10376248A JP37624898A JP2000192313A JP 2000192313 A JP2000192313 A JP 2000192313A JP 10376248 A JP10376248 A JP 10376248A JP 37624898 A JP37624898 A JP 37624898A JP 2000192313 A JP2000192313 A JP 2000192313A
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Japan
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leaf
leaves
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flower
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JP10376248A
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Takefumi Niki
丈文 仁木
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INTERIOR GREEN KK
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41GARTIFICIAL FLOWERS; WIGS; MASKS; FEATHERS
    • A41G1/00Artificial flowers, fruit, leaves, or trees; Garlands

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自然の植物により近い外観(風合い)及び強
度(柔軟性)を有し且つ葉と末枝・骨部との接着力が強
い人工葉及び/又は花を備えたインテリア用人工植物を
提供すること。 【解決手段】 自然の葉、花に近い厚みと柔軟性を有し
たプラスチックフィルムを用意し、葉基材に塗料を施し
て葉の色と模様を付与し、葉形状にカッティングし、エ
ンボス加工を行って葉表面の凹凸を形成し、葉に末枝・
骨部付けを行うことにより得られる人工葉を有するイン
テリア用人工植物において、プラスチックフィルムを葉
及び/又は花基材として用いる。好適には、葉及び/又
は花基材として、ポリプロピレン製フィルム又はポリエ
チレン製フィルムが用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インテリア用の人
工植物に関し、特に、プラスチックフィルムを基材とし
て用いる人工葉や人工花などを備えたインテリア用人工
植物に関する。
【0002】
【従来の技術】ホテル、病院、オフィス、イベント展示
会場、家庭などには、インテリア用として天然の植物に
代わって、日当たりの悪い場所、水やりなどのメンテナ
ンスの出来にくい場所等に人工植物がしばしば設置され
る。これらの人工植物は、一般に人工の茎に人工の葉や
花などを取り付けて小鉢に固定して構成されるが、自然
の幹や枝に人工の葉や花などを取り付けて構成される場
合もある。従って、外観及び柔軟性において自然の葉や
花により近い人工の葉や花を製造することが要求され
る。
【0003】従来の人工葉(又は花)は、合成繊維の織
布を葉(又は花)基材として使用していた。具体的に
は、大半の人工葉に対して、厚さ約100ミクロンのポ
ンジー織りポリエステル織布が使用されていた。
【0004】ポリエステル織布を葉基材として用いる場
合の人工葉の製造方法を概略示す。 ポリエステル織布を印刷に適した寸法に裁断する。 葉の色・模様を形成するために、顔料とバインダー
と揮発性油剤とから成るインクでシルク印刷を行う。 葉表面の照りと質感を出すために、ウレタン樹脂を
印刷面上にオーバーコートする。 数十枚重ねて葉の形にカッティングする。 葉表面の凹凸形状を形成するために、型にはめ加熱
してエンボス加工する。 葉に末枝(末茎)・骨部を付けるために、型に入れ
てポリエチレンをインジェクションモールドし接着す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ポリエステ
ル織布のような合成繊維製の織布を葉基材として使用す
る場合、以下のような問題点が存在した。 (i) 布の腰(柔軟性)は、白生地の状態での糊加工の具
合で決まるので微妙な調整が難しく、厚さも織布の紡糸
の太さに関係しているので多様化が困難であること。天
然の植物の多種多様性から考えて、素材として天然の植
物に合わせた厚みと柔軟性が必要である。 (ii)シルク印刷を行う際、織布ゆえに吸水性が高く、イ
ンクが多量に織布に吸収され良質の印刷が出来ないこ
と。 (iii) 末枝・骨部付けの際の葉と末枝・骨部との接着力
が弱いため、エアコン等による風の当たる場所や屋外で
の使用が制限されること。 (iv) 織布ゆえに、仕上がった時の柔軟性(風合い)や
葉を観たり触れたときの質感が、自然のものとは異な
る。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するものであ
り、合成繊維の織布を葉基材として使用する場合に比べ
て格段に自然の葉に近い外観及び触感(風合い)、柔軟
性、並びに葉と末枝・骨部との強い接着性を有する人工
葉を備えたインテリア用人工植物を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るインテリア用人工植物においては、異
なる厚みと異なる柔軟性をもったプラスチックフィルム
を準備して個々の商品に合わせて選ぶことが出来、そし
て葉基材に塗料を施して葉の色と模様を付与し、葉形状
にカッティングし、エンボス加工を行って葉表面の凹凸
を形成し、葉に末枝・骨部付けを行うことにより得られ
る人工葉を有するインテリア用人工植物において、プラ
スチックフィルムを葉基材として用いたものである。
【0008】上記プラスチックフィルムには、従来ある
熱可塑性樹脂のいずれも使用することができる。具体的
には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアセター
ル、ナイロン樹脂、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポ
リスチレン、フッ素樹脂、ポリカーボネート、熱可塑性
ポリウレタンなどが挙げられる。特に、ポリプロピレン
製又はポリエチレン製フィルムが入手が容易でかつ安価
である点で好ましい。
【0009】また、上記人工植物においては、人工葉を
有するものとしたが、人工花を有する人工植物、又は人
工葉と人工花の両方を有する人工植物とすることも出来
る。人工花を作成する場合にも、プラスチックフィルム
から成る花基材としてポリプロピレン製又はポリエチレ
ン製フィルムを用いることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。図1は、本発明によるイン
テリア用人工植物の実施例の概略全体図である。自然の
幹3を鉢4に固定し、幹の枝に人工の葉2を取り付けた
ものである。自然の幹3は、必要に応じて特殊加工が施
される。自然の幹3の代わりに、人工の幹を用いること
も可能である。
【0011】図2は、本発明による人工植物1における
人工葉2の概略図である。後述する方法により、プラス
チックフィルムから成る葉基材から葉本体5が作られ、
葉本体5に人工の骨部6及び末枝7が付けられて人工葉
2が構成される。
【0012】図3は、本発明によるインテリア用人工植
物の別の実施例の概略全体図である。小鉢14に人工の
茎13を固定し、茎13の先に人工の葉12を取り付け
たものである。
【0013】図4は、本発明によるインテリア用人工植
物における人工葉2の製造方法のフローチャートであ
る。葉基材としてプラスチックフィルムを用いるもので
あり、製造方法における各工程を以下に説明する。 高分子樹脂をシート成形加工し、得られた軟質プラ
スチックフィルムを印刷工程に適した寸法に裁断する。
プラスチックフィルムの厚さは、例えば20〜500ミ
クロンである。 裁断されたプラスチックフィルム上に葉の色・模様
などを形成するために、顔料とバインダーと揮発性油剤
とから成るインクでシルク印刷する。プラスチックフィ
ルムは吸水性が低いので、オフセット印刷も可能とな
る。 自然の葉表面の照りと質感を出すために、プラスチ
ックフィルムの印刷面上にウレタン樹脂をコーティング
してもよい。プラスチックフィルム自体が既にある程度
自然の葉に近い照りと質感を有しているので、植物の種
類によってはこの工程は省略可能となる。 幾枚か(例えば100枚)重ねて葉の形にカッティ
ングする。 葉表面の凹凸を形成するために、カッティングされ
た葉を型にはめ加熱してエンボス加工して葉本体を作
る。加熱温度は、使用する高分子樹脂の種類に依存す
る。用いる高分子樹脂の種類を適当に選択すれば、加熱
温度を下げることができる。例えば、ポリエチレン製プ
ラスチックフィルムの場合には、40〜60℃の温度で
ある。 使用する高分子樹脂と同じ材料から成る人工の末枝
・骨部を、インジェクションモールド、熱圧着、接着
剤、高周波接着、超音波接着等により葉に付ける。
【0014】
【発明の効果】ポリエチレン織布を用いる従来技術を比
較すると、本発明は以下の効果を奏する。 (ア)織布とちがって、厚み、柔軟性が自由に出来るた
め、自然の葉と花に近い外観、触感(風合い)に合った
ものが選べる。 (イ)印刷の際、吸水性が低いので、塗料の吸い込みが
少なく、良好な印刷品質が得られる。このため、オフセ
ット印刷も可能となる。 (ウ)プラスチックフィルム自体が自然の葉に近い照り
と質感を有するので、ウレタン樹脂をコーティングする
工程は省略することが可能となる。 (エ)プラスチック樹脂の種類によっては、エンボス加
工時の加熱温度を低くできる。 (オ)プラスチック樹脂と同じ樹脂を末枝・骨部として
使用できるので、接着強度が強く、インジェクションモ
ールド、熱圧着、接着剤、溶融などの種々の適切な方法
を選択して使用できる。
【0015】これらの効果が総合されて、合成繊維の織
布を葉基材として使用する場合に比べて格段に自然の葉
に近い風合い、光沢、質感、柔軟性、及び葉と末枝・骨
部との間の強い接着性を有する人工葉を備えたインテリ
ア用人工植物が得られる。これまで図1に示すような人
工植物に取り付ける人工葉を中心に説明してきたが、人
工花についても同様である。人工花の場合は、上記説明
における葉基材が花基材に対応する。また、図3に示す
ような人工植物についても上記説明は同様に適用でき、
この場合には、幹及び末枝が茎及び末茎にそれぞれ対応
する。従って、上記説明においては、幹及び末枝なる用
語は茎及び末茎をそれぞれ含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインテリア用人工植物の概略図で
ある。
【図2】本発明によるインテリア用人工植物に取り付け
られる人工葉の概略図である。
【図3】本発明によるインテリア用人工植物の別の実施
態様の概略図である。
【図4】本発明による人工葉の製法例のフローチャート
である。
【符号の説明】
1 人工植物 2 人工葉 3 幹 4 鉢 5 葉本体 6 骨部 7 末枝 11 人工植物 12 人工葉 13 茎 14 鉢

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 葉基材に塗料を施して葉の色と模様を付
    与し、葉形状にカッティングし、エンボス加工を行って
    葉表面の凹凸を形成し、葉に末枝・骨部付けを行うこと
    により得られる人工葉を有するインテリア用人工植物に
    おいて、プラスチックフィルムを葉基材として用いるこ
    とを特徴とするインテリア用人工植物。
  2. 【請求項2】 ポリプロピレン製フィルムを葉基材とし
    て用いることを特徴とする請求項1記載のインテリア用
    人工植物。
  3. 【請求項3】 ポリエチレン製フィルムを葉基材として
    用いることを特徴とする請求項1記載のインテリア用人
    工植物。
  4. 【請求項4】 花基材に塗料を施して花の色と模様を付
    与し、花形状にカッティングし、エンボス加工を行って
    花表面の凹凸を形成して得られる人工花を有するインテ
    リア用人工植物において、プラスチックフィルムを花基
    材として用いることを特徴とするインテリア用人工植
    物。
  5. 【請求項5】 ポリプロピレン製フィルムを花基材とし
    て用いることを特徴とする請求項4記載のインテリア用
    人工植物。
  6. 【請求項6】 ポリエチレン製フィルムを花基材として
    用いることを特徴とする請求項4記載のインテリア用人
    工植物。
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CN99814932A CN1331567A (zh) 1998-12-24 1999-07-16 室内人造植物
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