JP2000192022A - 浸透性防水剤及び漏水防止方法 - Google Patents

浸透性防水剤及び漏水防止方法

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JP2000192022A
JP2000192022A JP36896098A JP36896098A JP2000192022A JP 2000192022 A JP2000192022 A JP 2000192022A JP 36896098 A JP36896098 A JP 36896098A JP 36896098 A JP36896098 A JP 36896098A JP 2000192022 A JP2000192022 A JP 2000192022A
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Wakako Tamura
和佳子 田村
Tsutomu Iguchi
勉 井口
Koichi Ikeda
浩一 池田
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Nippon Kayaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡便で、施工に手間がかからず、建築・土木建
造物の美観を損ねることもない、長期にわたって止水性
能を発揮する浸透性防水剤の開発。 【解決手段】(a)界面活性剤、(b)ポリビニルアル
コール誘導体、(C)(b)成分のゲル化剤及び(e)
水を含有する浸透性防水剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、良好な止水性能を
有する浸透性防水剤及び漏水防止方法に関し、より詳し
くは漏水の原因となるひび割れ、または穴に入り込み、
その隙間を埋めることにより漏水の浸入を阻止すること
が出来る浸透性防水剤及び屋根、床あるいは壁面に該漏
水防止剤を散布することによる漏水防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】屋根、床または壁面からの漏水を止める
には、その原因となる穴またはひび割れもしくは間隙な
どの漏水浸入個所にシーリング剤を塗布、充填するか、
あるいは漏水浸入個所不明の場合は、屋根の全面葺き替
え、防水シートの全面張り替え、壁面にあっては全面吹
き付け塗装、タイルの全面張り替え等をしなくてはなら
ない。多くの場合、漏水の浸入個所を特定することは甚
だ困難なため、シーリング剤の塗布、充填だけの簡単な
補修では直らない事が多い。雨漏りに関しては、その補
償期間は5年〜10年と長期間にわたることが多く、補
償期間内にあっては建築業者が、また補償期限切れの建
築業者あるいは、ときには施主がそれぞれ多額の費用負
担を余儀なくされている。これに関し、特公平7−96
672では散布用雨漏り防止剤が開示されており、水不
溶性粉状物で漏水の原因となるひび割れを閉塞させる方
法が示されている。しかし、水不溶性粉状物の種類によ
っては壁面に施工したときに施工跡が目立ち、建物の外
観を損ねる恐れがあった。これに関して、特開平5−1
40537ではシリカゾル分散液を用いて、施工後も透
明であり、施工跡を生じる問題に関する解決策の一つが
開示されている。しかし、この方法では氷点下の環境で
はシリカゾルの分散が凍結により壊れ、沈降を生じて、
施工跡を生じる恐れがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】安価で、施工の手間が
かからず、建物の施工跡を生じることもない、保存性が
良好な漏水防止剤の開発が望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記した様な
課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、本発明に至っ
た。即ち本発明は (1)(a)界面活性剤、(b)ポリビニルアルコール
誘導体、(c)(b)成分のゲル化剤及び(d)水を含
有する浸透性防水剤、(2)(d)の水100重量部に
対して、(a)界面活性剤0.1〜30重量部、(b)
ポリビニルアルコール誘導体1〜50重量部及び(c)
(b)成分のゲル化剤0.5〜25重量部となる割合で
混合してなる前項(1)に記載の浸透性防水剤、(3)
(c)成分がほう砂またはほう酸塩である前項(1)ま
たは(2)に記載の浸透性防水剤、(4)水不溶性粉状
物を含有する前項(1)〜(3)のいずれか一項に記載
の浸透性防水剤、(5)前項(1)〜(4)のいずれか
一項に記載の浸透性防水剤を散布後さらに水で漏水浸入
口に注入することを特徴とする漏水防止方法に関する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明で使用する界面活性剤((a)成分)は、本発明
の漏水防止剤中の防水成分を漏水浸入個所へ導き易くす
る。界面活性剤は、アニオン系、カチオン系、ノニオン
系、両性系等いずれでも使用する事ができ、例えば、脂
肪酸塩、燐酸エステル、ポリオキシエチレングリコー
ル、テトラアルキルアンモニウム塩、アルキルエーテル
硫酸エステル塩、アルファオレフィンスルフォン酸塩、
脂肪酸アルカノールアミド等が挙げられ、これらは単独
でまたは2種以上を混合して用いても良い。環境面から
は生分解性の良好なものを選択するのが好ましい。具体
的例としては脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム、アル
キルエーテル硫酸エステルナトリウム、アルファオレフ
ィンスルフォン酸ナトリウム、脂肪酸アルカノールアミ
ド、アルキルアミンオキシド等が挙げられる。界面活性
剤の配合量は水((d)成分)100重量部に対して通
常0.1〜30重量部、好ましくは0.3〜10重量部
である。
【0006】ポリビニルアルコール誘導体((b)成
分)はその一部がゲル化剤((c)成分)と反応して水
不溶性のゲルとなり、未反応の残りはゲルのバインダー
となり、(c)成分が漏水浸入個所へ入り込んだ後、流
失するのを防ぐ働きがある。ポリビニルアルコール誘導
体は、その化学構造、重合度やけん化度によりその水溶
液の粘度や水への溶解性皮膜とした時のその強度や耐水
性等の物理化学的性質が異なることが知られている。本
発明の浸透性防水剤において使用されるポリビニルアル
コール誘導体の種類に特に限定はないが、水への溶解性
が良く、またその水溶液の粘度が低く、皮膜とした時の
その強度が強く、またその耐水性が良いものが好まし
い。用いうるポリビニルアルコール誘導体の一例とし
て、けん化度96mole%以上の完全けん化ポリビニ
ルアルコール、けん化度90〜96mole%の中間け
ん化ポリビニルアルコール、けん化度75〜90mol
e%の部分けん化ポリビニルアルコール、アセタール化
ポリビニルアルコール、エーテル化ポリビニルアルコー
ル、エステル化ポリビニルアルコール、カルボキシル基
を含有するモノマーと共重合して得られるカルボキシ変
性ポリビニルアルコール、疎水基変性ポリビニルアルコ
ール、カルボキシル基、二重結合、芳香族環などを有す
る変性ポリビニルアルコール等を挙げる事ができる。そ
の配合量は水100重量部に対して通常1〜50重量
部、好ましくは2〜20重量部である。ポリビニルアル
コール誘導体は単独もしくは2種類以上を混合して用い
ることができる。
【0007】また、本発明の浸透性防水剤には、必要に
応じて他の親水性樹脂を含有させても良い。親水性樹脂
は、本発明の浸透性防水剤が漏水浸入個所へ入り込んだ
後、流失するのを防ぐ働きや防水性能を向上する機能が
あるものであれば制限されないが、ポリビニルアルコー
ル誘導体と相溶性の良いものが好ましい。具体的にはポ
リ酢酸ビニル、ゼラチン、膠、アクリル系エマルジョン
等の合成高分子系糊剤、ポリ(メタ)アクリル酸誘導
体、アルギン酸ナトリウム及びカルボキシメチルセルロ
ースナトリウム等が挙げられる。親水性樹脂を使用する
場合の親水性樹脂の配合量は、水((d)成分)100
重量部に対して通常0.2〜10重量部である。
【0008】本発明において(c)成分としてのゲル化
剤は水中でポリビニルアルコール誘導体と化学的あるい
は物理的に結合し、ポリビニルアルコール誘導体をゲル
化するものであり、上記の他の親水性樹脂をゲル化する
作用のないものであれば特に制限はない。ゲル化物は水
不溶性になるため、漏水侵入箇所を閉塞し再び水に溶解
して流出する事がない。具体例を挙げれば、Na2B4O7・1
0H2Oで表されるほう砂並びにメタほう酸、オルトほう酸
及び四ほう酸等のほう酸並びにxM2O・yB2O3・zH2O(Mは
1価に換算した金属イオンを表す。またy/x=1/3、1/2、
1、2、5/2または4でありzは0を含む)で表されるメタほ
う酸ナトリウム、四ほう酸ナトリウム及び五ほう酸ナト
リウム等のほう酸塩又は前記以外のBの化合物、Cu、
Al、Ti、Zr、Sn、V及びCr等の化合物のよう
なPVAと容易にcomplexを形成しこれをゲル化
せしめうる化合物、コロイダルシリカ、粘土鉱物等が挙
げられ、ほう砂またはほう酸塩が好ましい。これらは単
独若しくは2種類以上を混合して使用することができ
る。ゲル化剤の配合量は水100重量部に対して通常
0.5〜25重量部、好ましくは1〜15重量部であ
る。
【0009】本発明において必要に応じて水不溶性粉状
物を混合しても良い。水不溶性粉状物は有機物粉体、無
機物粉体何れでも良く、粒径0.1ミクロン〜1mmに
幅広くかつ均等に分布しているものが好ましい。また、
粒子の比重は水に近い1.0ぐらいか若干重いくらいが
良く、水中に浮遊し、均一に分散するものがよい。具体
例としては、ロジン粉末、樹脂粒子、木粉、バーミキュ
ライト、パーライト、雲母粉等が挙げられ、吸水して膨
潤する性質のものが好ましい。水不溶性粉状物は単独若
しくは2種以上を混合して使用することができる。2種
以上を混合して使用する場合、粒度分布が広くなる組合
せが好ましい。水不溶性粉状物の色は、散布したとき
に、建物の外観に影響するため、屋根または壁面の場合
はその色と同色のものを選定するか、無色透明のものを
選ぶのがよい。水不溶性粉状物の配合量は、水((d)
成分)100重量部に対して通常2〜10重量部であ
る。
【0010】本発明の浸透性防水剤は上記各成分を所定
の割合で均一に混合することによって得られる。各成分
の混合順序は任意ではある。本発明の浸透性防水剤の使
用方法としては漏水浸入口に見当がつくところではその
浸入口付近に散布すればよい。漏水浸入個所が不明な場
合は漏水のする屋根、床または壁に全面に均一に散布す
ればよいが、その際、屋根、床または壁を全面的に塗る
必要は全くない。また、ポリビニルアルコール誘導体を
含むA液とゲル化剤を含むB液の2液にし、A液とB液
のどちらかを散布後もう一方の液をおよそ同一部分に散
布することも可能である。A液とB液はポリビニルアル
コール誘導体とそのゲル化剤とが同一の液に含有されな
ければ、他の成分はいずれの液に含有されていても良
い。例えば、ポリビニルアルコール誘導体、界面活性
剤、水を含有するA液、及びゲル化剤、界面活性剤、水
を含むB液として、A液を散布後、B液を散布して使用
する。その際、任意成分である親水性樹脂および/また
は水不溶性粉状物を用いる場合これらはいずれの液に添
加しても構わない。
【0011】本発明の浸透性防水剤はモルタル、コンク
リート、ALC等の土木建築構造物に適用することがで
きる。例えば、屋根への適用としては鉄筋コンクリート
造陸屋根の場合、通常コンクリート目地防水と、アスフ
ァルト防水、シート防水、塗膜防水等のメンブレン防水
を組み合わせてあるが、これらの防水層の上から散布す
れば良い。床への適用としては、コンクリート打ち放し
素地の場合、その上にモルタル、塗料、シート等があっ
ても構わず、その上から散布すれば良い。外壁への適用
としては、セメントモルタル、アクリルリシン吹き付
け、タイル貼り、煉瓦、コンクリート素地等の場合、散
布または吹き付けるだけで良い。また、道路・橋脚・擁
壁等の土木構造物へも散布または吹き付けて使用するこ
ともできる。
【0012】
【実施例】次に本発明を実施例によって更に詳細に説明
する。
【0013】実施例1 (1)界面活性剤:ステアリン酸ナトリウム 50g (2)ポリビニルアルコール誘導体:完全けん化ポリビ
ニルアルコール 50g(商品名:RSー117、クラ
レ製) (3)親水性樹脂:ポリアクリル酸ナトリウム 5g
(商品名:パナカヤクF、日本化薬株式会社製) (4)ゲル化剤:四ほう酸ナトリウム 70g (5)水 1000g これらを充分に混合して粘稠な液体(本発明の浸透性防
水剤)を得た。この液体1000gを屋上から漏水のあ
る鉄筋コンクリート3階建て建物の屋上部分(広さ約4
0m)に均一にばらまいた後、ホースで50リットル
散水した。2日後に降雨があったが漏水は完全に止まっ
ていた。尚、本発明の浸透性防水剤を散布した跡は残ら
なかった。
【0014】市販のコンクリートブロックを一定のサイ
ズ(12.5長さ×6.25幅×5cm厚)に切断し、
このブロックの切断面どうしの間に0.3mmのスペー
サーをはさみ、両端の辺を接着剤で固定した。その後、
コンクリートブロック上に水をためられるようにコンク
リートブロック上面より数cm高く周りをガムテープで
覆い、コンクリートブロック上面とガムテープの間をシ
ールし、隙間0.3mmのクラックを想定した止水性評
価の試験体(12.5長さ×12.5幅+0.03隙間
×5cm厚)を作成した。このコンクリート試験体に水
を注いだが、水は合わせ目から直ぐに漏れ出た。この試
験体に上記の粘稠な液体を6g散布し、隙間に剤が入る
ようによく刷り込んだ。一晩養生させてから、もう一度
上記の液体を6g散布しさらに一晩養生した。翌日水を
満杯になるまで注いだが、水は合わせ目から漏れなかっ
た。5時間放置した後、試験体から水をあけ、60℃で
3時間乾燥させた後一晩室温で放置した。再び水を満杯
になるまで注いだが合わせ目から水が漏れ出ることはな
かった。このような乾湿の繰り返しを50サイクル行っ
たが、合わせ目から水が漏れ出ることはなかった。
【0015】実施例2 (1)界面活性剤:オレイン酸ナトリウム 30g(試
薬、和光純薬工業株式会社製) (2)ポリビニルアルコール誘導体:アセタール化ポリ
ビニルアルコール100g(商品名:エスレックKW−
3、積水化学工業株式会社製) (3)ゲル化剤:メタほう酸ナトリウム 50g (4)水不溶性粉体:膨潤性雲母 30g(商品名:ソ
マシフME−100、コプケミカル株式会社製) (5)水 1000g これらを充分に混合し粘稠な液体(本発明の浸透性防水
剤)を得た。この液体500gを屋上から漏水のある鉄
筋コンクリート2階建て建物の屋上部分(広さ約15m
)に降雨中に均一に散布したところ漏水は20分後に
完全に止まった。尚、本発明の浸透性防水剤を散布した
跡は残らなかった。
【0016】実施例1と同様の止水性評価の試験体に上
記の粘稠な液体を6g散布し、隙間に液体が入るように
よく刷り込んだ。一晩養生させてから、もう一度上記の
液体を6g散布しさらに一晩養生した。翌日水を満杯に
なるまで注いだが、水は合わせ目から漏れなかった。5
時間放置した後、試験体から水をあけ、一晩室温で乾燥
させた。再び水を満杯になるまで注いだが合わせ目から
水が漏れ出ることはなかった。このような乾湿の繰り返
しを50サイクル行ったが、合わせ目から水が漏れ出る
ことはなかった。
【0017】実施例3 (1)界面活性剤:ラウリル硫酸ナトリウム 30g
(商品名;エマール10パウダー、花王株式会社製) (2)ポリビニルアルコール誘導体:部分けん化ポリビ
ニルアルコール100g (商品名:PVAー217、
クラレ製) (3)親水性樹脂:カルボキシメチルセルロースナトリ
ウム 70g(商品名;CMCダイセル 1190、ダ
イセル化学工業株式会社製) (4)ゲル化剤:ほう砂 30g(試薬、和光純薬工
業株式会社製) コロイダルシリカ 200g(商品名;スノーテック
ス30、日産化学工業株式会社製) (6)水 1000g これらを充分に混合し、粘稠な液体(本発明の浸透性防
水剤)を得た。この液体500gを鉄筋コンクリート5
階建て建物の漏水のある4階ベランダ部分(広さ約12
)に均一に散布した後、水20リットルを更に散布
した。翌日に降雨があったが漏水は完全に止まってい
た。
【0018】実施例1と同様の止水性評価の試験体に上
記の粘稠な液体を6g散布し、隙間に剤が入るようによ
く刷り込んだ。一晩養生させてから、もう一度上記の液
体を6g散布しさらに一晩養生した。翌日水を満杯にな
るまで注いだが、水は合わせ目から漏れなかった。5時
間放置した後、試験体から水をあけ、一晩室温で乾燥さ
せた。再び水を満杯になるまで注いだが合わせ目から水
が漏れ出ることはなかった。このような乾湿の繰り返し
を50サイクル行ったが、合わせ目から水が漏れ出るこ
とはなかった。
【0019】
【発明の効果】本発明の浸透性防水剤はモルタル又はコ
ンクリート製品中に適用することにより、それらに生じ
たひび割れを通して浸入する水を利用して、ひび割れ部
を速やかに浸透性防水剤で充填するため、浸入水の内部
への浸入を防ぐ事が出来る。また、紫外線等による性能
劣化もなく耐候性が良い。従って、モルタル及びコンク
リート製品の劣化を防ぐために極めて有用である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)界面活性剤、(b)ポリビニルアル
    コール誘導体、(c)(b)成分のゲル化剤及び(d)
    水を含有する浸透性防水剤。
  2. 【請求項2】(d)の水100重量部に対して、(a)
    界面活性剤0.1〜30重量部、(b)ポリビニルアル
    コール誘導体1〜50重量部及び(c)(b)成分のゲ
    ル化剤0.5〜25重量部となる割合で混合してなる請
    求項1に記載の浸透性防水剤。
  3. 【請求項3】(c)成分がほう砂またはほう酸塩である
    請求項1または2に記載の浸透性防水剤。
  4. 【請求項4】水不溶性粉状物を含有する請求項1〜3の
    いずれか一項に記載の浸透性防水剤。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか一項に記載の浸透
    性防水剤を散布後さらに水で漏水浸入口に注入すること
    を特徴とする漏水防止方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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