JP2000191642A - ピリジン塩基類の製造法 - Google Patents

ピリジン塩基類の製造法

Info

Publication number
JP2000191642A
JP2000191642A JP10373864A JP37386498A JP2000191642A JP 2000191642 A JP2000191642 A JP 2000191642A JP 10373864 A JP10373864 A JP 10373864A JP 37386498 A JP37386498 A JP 37386498A JP 2000191642 A JP2000191642 A JP 2000191642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
zeolite
cobalt
titanium
type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10373864A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4427116B2 (ja
Inventor
Keisuke Iwamoto
圭輔 岩本
Takayuki Shoji
孝幸 小路
Yoko Nakaishi
陽子 中石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koei Chemical Co Ltd
Original Assignee
Koei Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koei Chemical Co Ltd filed Critical Koei Chemical Co Ltd
Priority to JP37386498A priority Critical patent/JP4427116B2/ja
Priority to TW89112493A priority patent/TW572897B/zh
Publication of JP2000191642A publication Critical patent/JP2000191642A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4427116B2 publication Critical patent/JP4427116B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catalysts (AREA)
  • Pyridine Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 脂肪族アルデヒド、脂肪族ケトン又はそれら
の混合物をアンモニアと気相接触反応せしめてピリジン
塩基類を製造する方法において、ピリジン塩基類をより
高収率で製造できる方法を提供すること。 【解決手段】 触媒の存在下、脂肪族アルデヒド、脂肪
族ケトン又はそれらの混合物を、アンモニアと気相接触
反応せしめてピリジン塩基類を製造するにあたり、触媒
としてチタン及び/又はコバルト並びにケイ素をゼオラ
イトの構成元素として含有し、チタン及び/又はコバル
トに対するケイ素の原子比が約5〜約1000、かつ制
御指数が約0.8〜約12のゼオライトを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、触媒の存在下、脂
肪族アルデヒド、脂肪族ケトン又はそれらの混合物をア
ンモニアと気相接触反応せしめてピリジン塩基類を製造
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】触媒の存在下、脂肪族アルデヒド、脂肪
族ケトン又はそれらの混合物をアンモニアと気相接触反
応せしめてピリジン塩基類を製造する方法は公知であ
り、触媒として不定形シリカ−アルミナを使用する方法
やアルミノシリケート等のゼオライトを使用する方法
等、種々報告されている。なかでもゼオライトは耐熱性
に優れており、高温条件下での気相反応が実施されるピ
リジン塩基類製造の触媒として好適である。
【0003】ピリジン塩基類の製造に触媒として使用さ
れるゼオライトとしては、例えば、アルミノシリケート
のほか、フェロシリケート、ボロシリケート及びガロシ
リケートのヘテロシリケートが知られており、これらゼ
オライトはそれらを単独で又はさらに銅、亜鉛、カドミ
ウム、ビスマス、クロム、モリブデン、タングステン、
コバルト、ニッケル、ルテニウム、ロジウム、パラジウ
ム及び/又はイリジウム等の種々の元素のイオン及び/
又は化合物を含有せしめて触媒として使用される。
【0004】そして、ピリジン塩基類の製造において
は、原料の脂肪族アルデヒド及び/又は脂肪族ケトンの
組み合わせにより、生成するピリジン塩基類の主たる化
合物が決定されることが知られている。これらの代表例
を表1に示す。
【0005】
【表1】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のとおり、触媒と
してのゼオライトの存在下、脂肪族アルデヒド、脂肪族
ケトン又はそれらの混合物をアンモニアと気相接触反応
せしめることにより種々のピリジン塩基類が製造でき
る。しかしながら、従来法により製造されるピリジン塩
基類の収率は未だ低く、更なる収率の向上が望まれてい
る。例えば、アセトアルデヒドをアンモニアと反応させ
ると主生成物としてα−ピコリン及びγ−ピコリンが製
造されるが、本発明者が上記従来法におけるゼオライ
ト、即ちアルミノシリート、フェロシリケート等を触媒
として用いて、α−ピコリン及びγ−ピコリンの製造を
行ったところ、後述の比較例に記載するとおり、α−ピ
コリン及びγ−ピコリンの収率は、アルミノシリケート
を用いたときには17.6%及び18.5%、フェロシ
リケートを用いたときには18.6%及び17.5%、
ガロシリケートを用いたときには17.3%及び19.
3%であった。このように従来の方法によると目的物と
するピリジン塩基類の収率は未だ満足できるものではな
い。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、さらに高い
収率でピリジン塩基類を製造できる方法を見出すべく鋭
意検討した。その結果、触媒の存在下に、脂肪族アルデ
ヒド、脂肪族ケトン又はそれらの混合物をアンモニアと
気相接触反応せしめてピリジン塩基類を製造するにあた
り、触媒としてチタン及び/又はコバルト並びにケイ素
をゼオライトの構成元素として含有し、チタン及び/又
はコバルトに対するケイ素の原子比が約5〜約100
0、かつ制御指数が約0.8〜約12のゼオライトを使
用すると、意外にも、ピリジン塩基類製造用触媒として
従来公知のアルミノシリケート、フェロシリケート等の
ゼオライトを用いたときに比べてピリジン塩基類をより
高い収率で製造できることを見出し、本発明を完成する
に至った。
【0008】即ち、本発明は、触媒の存在下、脂肪族ア
ルデヒド、脂肪族ケトン又はそれらの混合物をアンモニ
アと気相接触反応せしめてピリジン塩基類を製造する方
法において、触媒としてチタン及び/又はコバルト並び
にケイ素をゼオライトの構成元素として含有し、チタン
及び/又はコバルトに対するケイ素の原子比が約5〜約
1000、かつ制御指数が約0.8〜約12のゼオライ
トを使用することを特徴とするピリジン塩基類の製造法
に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的に説明す
る。本発明のピリジン塩基類の製造は、目的とするピリ
ジン塩基類に応じた脂肪族アルデヒド、脂肪族ケトン又
はそれらの混合物を用い、それらを本発明の触媒の存在
下にアンモニアと気相接触反応せしめることによって行
われる。
【0010】脂肪族アルデヒドは、好ましくは炭素数1
〜5の脂肪族アルデヒドであり、例えば、ホルムアルデ
ヒド、アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチ
ルアルデヒド等の飽和脂肪族アルデヒド、アクロレイ
ン、メタクロレイン、クロトンアルデヒド等の不飽和脂
肪族アルデヒドが挙げられる。また、脂肪族ケトンは、
好ましくは炭素数3〜5の脂肪族ケトンであり、例え
ば、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン等
が挙げられる。脂肪族アルデヒド及び脂肪族ケトンは、
それらのモノマーを発生するようなダイマー、トリマ
ー、その他のオリゴマー及びポリマーを用いることもで
きる。原料の脂肪族アルデヒド及び/又は脂肪族ケトン
の組み合わせと、主生成物であるピリジン塩基類の例は
上記表1に示したとおりである。
【0011】本発明には、触媒としてチタン及び/又は
コバルト並びにケイ素をゼオライトの構成元素として含
有し、チタン及び/又はコバルトに対するケイ素の原子
比が約5〜約1000、かつ制御指数が約0.8〜約1
2のゼオライトを使用する。例えば、チタン及びケイ素
をゼオライトの構成元素として含有するチタノシリケー
ト、コバルト及びケイ素をゼオライトの構成元素として
含有するコバルトシリケートのほか、チタン、コバルト
及びケイ素をゼオライトの構成元素として含有するゼオ
ライトが挙げられ、本発明の反応には、これらの1種又
は2種以上を触媒として使用することができる。以下、
本発明の触媒である上記ゼオライトをチタン及び/又は
コバルトシリケートゼオライトと称する。本発明のチタ
ン及び/又はコバルトシリケートゼオライトにおけるチ
タン及び/又はコバルトに対するケイ素の原子比は、好
ましくは約10〜約500である。尚、ここで言う「制
御指数」とは、例えばFrillette等のJour
nal of Catalysis,67,218(1
981)で定義されている触媒の細孔特性を表わすもの
である。この値は測定の方法により若干の幅があるが、
Frillette等の測定の結果を次の表2に示す。
【0012】
【表2】
【0013】本発明の触媒は、従来公知の方法によって
調製することができ、チタン及び/又はコバルトに対す
るケイ素の原子比並びに結晶構造等が異なる種々のチタ
ン及び/又はコバルトシリケートゼオライトを容易に得
ることができる。例えば、特開昭63−54358号公
報、特開昭60−12135号公報、特開昭56−96
720号公報、特開昭55−7598号公報、Jour
nal of Catalysis,130,440
(1991)、Applied Catalysis
A:General,126,51(1995)、Ze
olite,17(4),354(1996)等に記載
の方法と同様にして調製すればよい。
【0014】本発明の触媒の結晶構造に特に制限はない
が、ペンタシル型の結晶構造を有するものが好ましく、
中でもMFI型又はMEL型の結晶構造を有するものが
より好ましい。
【0015】本発明には、チタン及び/又はコバルトシ
リケートゼオライトをそのまま使用することができる
が、チタン及び/又はコバルトシリケートゼオライト
に、さらに1〜17族元素からなる群より選ばれる1種
以上の元素のイオン及び/又は化合物を含有させたもの
を用いると、ピリジン塩基類の収率が向上する。
【0016】本発明における1〜17族元素とは、18
族型元素周期律表に掲げられる元素であり、具体的に
は、1族元素としてはLi、K、Rb及びCs、2族元
素としてはMg、Ca、Sr及びBa、3族元素として
はSc、Y及びランタノイド元素(La、Ce、Pr、
Nd、Er及びYb)、4族元素としてはTi、Zr及
びHf、5族元素としてはV、Nb及びTa、6族元素
としてはCr、Mo及びW、7族元素としてはMn、T
c及びRe、8族元素としてはFe、Ru及びOs、9
族元素としてはCo、Rh及びIr、10族元素として
はNi、Pd及びPt、11族元素としてはCu及びA
g、12族元素としてはZn及びCd、13族元素とし
てはAl、Ga、In及びTl、14族元素としてはG
e、Sn及びPb、15族元素としてはSb及びBi、
16族元素としてはPo、17族元素としてはF、Cl
が挙げられる。好ましくは、Tl、Pb及びCoであ
る。
【0017】これら1〜17族元素のイオン及び/又は
化合物としては、それら元素のイオン、酸化物、ハロゲ
ン化物、硫酸塩、リン酸塩、硝酸塩、水酸化物、硫化
物、ケイ酸塩、チタン酸塩、ホウ酸塩、炭酸塩等が挙げ
られ、これらの1種或いは2種以上を含有することがで
きる。これらの元素のイオン及び/又は化合物を、チタ
ン及び/又はコバルトシリケートゼオライトに含有せし
める方法としては、イオン交換法、混練法、含浸法、浸
漬法、沈着法又は蒸発乾固法等が挙げられるが、これら
の方法に限定されるものではない。具体的には、例え
ば、イオン交換法により含有させるときには、上記元
素の可溶性塩(例えば、塩化物、硝酸塩或いは酢酸塩
等)を0.01〜2グラムイオン/リットルの濃度で水
に溶解し、当該水溶液にアルカリイオン型、アンモニウ
ムイオン(NH4+)型又はプロトン(H+)型のチタン
及び/又はコバルトシリケートゼオライト、好ましくは
NH4+型チタン及び/又はコバルトシリケートゼオラ
イトを浸し、所定温度で攪拌した後、濾過する工程を繰
り返し、最終的に得られた濾滓を水で洗浄する。こうし
て得られた上記元素のイオンを含有するチタン及び/又
はコバルトシリケートゼオライトを、乾燥し、必要に応
じて焼成すればよい。混練法により上記元素のイオン
及び/又は化合物を含有させるときは、上記元素の化合
物を、H+型或いはNH4+型のチタン及び/又はコバル
トシリケートゼオライトと、必要に応じて水と共に混練
した後、乾燥し、必要ならば焼成すればよい。浸漬法
により上記元素のイオン及び/又は化合物を含有させる
ときは、上記元素の可溶性塩を水に溶解し、得られた溶
液にNH4+型或いはH+型のチタン及び/又はコバルト
シリケートゼオライト、好ましくはNH4+型チタン及
び/又はコバルトシリケートゼオライトを浸した後、乾
燥し、必要ならば焼成すればよい。沈着法により含有
させるときは、上記元素の可溶性塩の水溶液にNH4+
型或いはH+型のチタン及び/又はコバルトシリケート
ゼオライトを分散させ、この混合物中にアンモニア水溶
液を加えることによりNH4+型或いはH+型のチタン及
び/又はコバルトシリケートゼオライトの表面に上記元
素の水酸化物を沈着させ、濾過した後、水で洗浄して乾
燥し、必要ならば焼成すればよい。蒸発乾固法により
含有させるときは、上記元素の化合物並びにNH4+
或いはH+型のチタン及び/又はコバルトシリケートゼ
オライトを水中で攪拌、混合し、蒸発乾固した後、必要
ならば焼成すればよい。いずれの方法においても、焼成
を行うときには、通常空気、窒素及び/又は二酸化炭素
等の雰囲気下に、350〜800℃で数時間行われる
が、触媒は気相接触反応時に反応器内で加熱されるため
必ずしも触媒の焼成は必要でない。
【0018】1〜17族元素からなる群より選ばれる少
なくとも1種の元素のイオン及び/又は化合物の含有量
は、チタン及び/又はコバルトシリケートゼオライトに
よって或いは含有させる元素の種類又はその形態によっ
て好ましい範囲が異なるが、通常0.0005〜10m
g当量/ゼオライトgである。
【0019】本発明のチタン及び/又はコバルトシリケ
ートゼオライトは、そのまま又はシリカ、硅藻土、カオ
リン、ベントナイト、アルミナ及び/或いはシリカアル
ミナ等のバインダーや水、ポリビニルアルコール、酢酸
ビニルを加えた後、打錠機又は押し出し機で円柱状、円
筒状等の所望の形状に成型して固定床触媒として使用す
ることができる。またチタン及び/又はコバルトシリケ
ートゼオライトを、シリカ、硅藻土、カオリン、ベント
ナイト、アルミナ及び/又はシリカアルミナ等のバイン
ダー並びに水と混合してスラリーとし、これを噴霧乾燥
して、球状のマイクロビーズにして流動床触媒として使
用することができる。本発明のチタン及び/又はコバル
トシリケートゼオライトが、1〜17族元素からなる群
より選ばれる少なくとも1種の元素のイオン及び/又は
化合物を含有するものであるときは、上記のようにして
所望の形状成型したチタン及び/又はコバルトシリケー
トゼオライトに、上記イオン交換法、含浸法、浸漬法等
により、1〜17族元素からなる群より選ばれる少なく
とも1種の元素のイオン及び/又は化合物を含有させ
て、固定床触媒又は流動床触媒としてもよい。いずれの
方法においても、空気、窒素及び二酸化炭素等の雰囲気
下に、350〜800℃で数時間焼成して、成型品に強
度を賦与し、バインダー等に含まれる揮発成分を除去す
る。しかし、触媒は気相接触反応時に反応器内で加熱さ
れるため、この成形された触媒についても必ずしも焼成
は必要でない。
【0020】本発明のピリジン塩基類の製造は、固定床
触媒反応器、流動床触媒反応器又は移動床触媒反応器で
行うことができる。本発明を固定床触媒反応器を用いて
行う場合を例にとり以下に説明する。本発明の触媒を反
応管に充填し、当該反応管に脂肪族アルデヒド及び/又
は脂肪族ケトン並びにアンモニアの混合ガスを導入して
気相接触反応させる。脂肪族アルデヒド及び/又は脂肪
族ケトン並びにアンモニアの混合ガスは、水、窒素等の
不活性ガス及び/又はメタノールと共に供給しても、特
に支障なく反応を行うことができる。脂肪族アルデヒド
及び/又は脂肪族ケトンの組み合わせ、並びにそれらと
アンモニアの使用割合は、目的とするピリジン塩基類に
応じて適宜選択すればよい。例えば、ピリジン及びβ−
ピコリンを主生成物として製造する場合は、アセトアル
デヒド、ホルムアルデヒド及びアンモニアを用い、アセ
トアルデヒド:ホルムアルデヒド:アンモニアのモル比
を好ましくは1:0.3〜3:0.5〜5とする。この
際、さらにメタノールを用いるときは、アセトアルデヒ
ド1モルに対してメタノールを0.5モル以下にするこ
とが好ましい。ホルムアルデヒドは、ホルマリンの形態
で反応に使用することができる。また、α−ピコリン及
びγ−ピコリンを主生成物として製造する場合は、アセ
トアルデヒド及びアンモニアを用い、アセトアルデヒ
ド:アンモニアのモル比を好ましくは1:0.8〜3と
する。尚、本発明の方法によってアセトアルデヒド及び
アンモニアを反応させると、特にα−ピコリンの選択性
が向上する。
【0021】そして脂肪族アルデヒド及び/又は脂肪族
ケトン、アンモニア並びに所望により水、窒素等の不活
性ガス及び/又はメタノールの混合ガスを、空間速度
(SV)100〜10000hr-1、好ましくは300
〜3000hr-1で触媒上に通じる。反応温度は300
〜700℃であり、350〜600℃が好ましい。また
反応の圧力は、大気圧以下から数気圧まで用いることが
できるが、通常大気圧から2気圧付近が至便である。
【0022】上記のようにして反応を行った後、反応管
から流出する反応ガスを、そのまま又は適当な溶媒と接
触させて、反応ガスに含まれるピリジン塩基類等を凝縮
及び/又は溶媒に溶解させる。得られた凝縮物及び/又
は溶液を蒸留すれば、ピリジン塩基類が回収できる。
【0023】また、反応を長時間実施すると触媒の劣化
が生じる場合があるが、このようなときには従来の触媒
再生方法に準じた方法、即ち、触媒の耐熱温度以下の高
温、好ましくは、350〜800℃の温度で空気を触媒
層に通じて触媒上の析出炭素を焼却する。必要ならば、
空気を水蒸気、窒素、二酸化炭素等で希釈してもよい。
【0024】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。
【0025】触媒調製例1 チタノシリケートを、Journal of Cata
lysis,130,440(1991)に記載の方法
に基づき、次のとおりにして合成した。攪拌機及び滴下
ロートを備えたパイレックス製反応器中の20重量%水
酸化テトラ−n−ブチルアンモニウムのメタノール溶液
566g(水酸化n−テトラブチルアンモニウム0.4
36モル)及びオルトケイ酸テトラエチル455g
(2.18モル)の混合物に、攪拌下、0.5重量%チ
タン酸テトラブチルのイソプロピルアルコール溶液23
00g(チタン酸テトラブチル0.033モル)を滴下
ロートから滴下しながら混合した後、約30分攪拌を続
けた。得られた混合物に、攪拌下、蒸留水790gを加
えて75〜80℃でアルコールを除去しながら2時間反
応を行った。得られた反応物を冷却してオートクレーブ
に移し、攪拌しながら170℃に2日間保持した。次い
でオートクレーブを冷却し、内容物を濾過して生成した
結晶を濾別した後、イオン交換水で洗浄し、100℃で
8時間乾燥し、次いで空気気流中、550℃で16時間
焼成した。得られた焼成物は、分析の結果、MEL型の
結晶構造を有するチタノシリケートであり、Si/Ti
(原子比)=50であった。得られたチタノシリケート
を、5%の塩化アンモニウム水溶液1リットル中に加え
て、50〜60℃で1時間攪拌した後、濾過する方法に
よりイオン交換を行った。濾過により得られる濾滓につ
いて上記イオン交換をさらに3回繰り返した後、最終的
に得られた濾滓を洗液中のCl-イオンが1ppm以下
になるまで水洗し、次いで110℃で16時間乾燥して
NH4+型チタノシリケートを得た。さらに空気中、5
50℃で6時間焼成を行いH+型チタノシリケートを得
た。
【0026】触媒調製例2 コバルトシリケートを、特開昭63−54358号公報
の記載に基づき、次のとおりにして合成した。オートク
レーブ中でオルトケイ酸テトラエチル100g(0.4
8モル)、10重量%水酸化テトラ−n−プロピルアン
モニウム水溶液217.5g(水酸化テトラ−n−プロ
ピルアンモニウム0.96モル)を混合した。得られた
混合物に、攪拌下、コバルト(III)アセチルアセトナ
ート5.7g(0.016モル)及びエチレングリコー
ルの混合溶液を加えた後、約30分攪拌を続け、次い
で、105℃に昇温し、同温度で120時間攪拌して水
熱合成を行った。オートクレーブを冷却し、内容物を濾
過して生成した結晶を濾別した後、結晶をイオン交換水
で洗液のpHが7.3になるまで洗浄した。その後、1
20℃で16時間乾燥し、空気気流中、550℃で4時
間焼成した。得られた焼成物は、分析の結果、MFI型
の結晶構造を有するコバルトシリケートであり、Si/
Co(原子比)=25であった。得られたコバルトシリ
ケートについて、触媒調製例1と同様にしてイオン交
換、水洗、乾燥及び焼成を行い、NH4+型コバルトシ
リケート及びH+型コバルトシリケートを得た。
【0027】触媒調製例3 アルミノシリケートを特開平2−209867号公報の
記載に基づき、次のとおりにして合成した。蒸留水43
3.4g、硫酸アルミニウム4.6g、テトラ−n−プ
ロピルアンモニウムブロミド55.8g及び硫酸40g
を混合し、A液とした。蒸留水320g及び3号ケイ酸
ソーダ453gを混合し、B液とした。蒸留水754g
及び食塩189gを混合し、C液とした。ステンレス製
オートクレーブにC液を投入し、激しく攪拌しながら、
A、B両液を滴下混合した。混合物のpHが9.5〜1
1に保たれるように調節した。オートクレーブを密閉
し、160℃に昇温、攪拌を継続し、20時間水熱合成
を行った。この時ゲージ圧は、0.5〜0.6MPa
(5〜6kg/cm2)を示した。反応終了後、室温ま
で冷却し、オートクレーブ内容物を濾過して生成した結
晶を濾別した。得られた結晶を蒸留水中に投入し、攪拌
して洗浄後、濾過した。濾液中のCl-イオン濃度が1
ppm以下になるまで上記洗浄、濾過を繰り返し、11
0℃で16時間乾燥した後、空気気流中、530℃で4
時間焼成した。得られた焼成物は、分析の結果、MFI
型の結晶構造を有するNa+型アルミノシリケートであ
り、Si/Al(原子比)=100であった。得られた
Na+型アルミノシリケートについて、触媒調製例1と
同様にしてイオン交換、水洗、乾燥及び焼成を行い、N
+型アルミノシリケート及びH+型アルミノシリケート
を得た。
【0028】触媒調製例4 フェロシリケートを特開平2−209867号公報の記
載に基づき、次のとおりにして合成した。硝酸鉄(II
I)・九水和物19g、テトラ−n−プロピルアンモニ
ウムクロリド34g及び蒸留水からなる水溶液をA液と
する。ヒュームシリカ70g及び蒸留水からなる懸濁液
をB液とする。水酸化ナトリウム7.4g及び蒸留水5
0gからなる溶液をC液とする。ステンレス製オートク
レーブにC液を投入し、攪拌下、A、B両液を加えて混
合した。オートクレーブを密閉し、160℃に昇温、攪
拌を継続し、60時間水熱合成を行った。pHは12.
4から11.4へ変化した。オートクレーブ内容物を濾
過して固形物を濾別し、得られた固形物を洗液のpHが
7.3になるまで蒸留水で洗浄した。得られた固形物
は、分析の結果、MFI型の結晶構造を有するNa+
フェロシリケートであり、Si/Fe(原子比)=25
であった。得られたNa+型フェロシリケートについ
て、触媒調製例1と同様にしてイオン交換、水洗、乾燥
及び焼成を行い、NH4+型フェロシリケート及びH+
フェロシリケートを得た。
【0029】触媒調製例5 触媒調製例4において硝酸鉄(III)・九水和物に代え
て硝酸ガリウム(III)・八水和物19gを使用した以
外は触媒調製例4と同様に行い、Na+型ガロシリケー
ト、NH4+型ガロシリケート及びH+型ガロシリケート
を得た。尚、Na +型ガロシリケートの分析により、こ
のものがMFI型の結晶構造を有し、Si/Ga(原子
比)=25であることを確認した。
【0030】実施例1 触媒調製例1で得たH+型チタノシリケート(H+型Ti
/Si)を圧力39MPaにて押し固めた後、粉砕して
粒径1.0〜1.7mm(10〜16メッシュ)に揃え
たものを触媒として、ピリジン塩基類の製造を行った。
上記触媒6gを内径20mmのガラス製反応管に充填し
た。反応管の触媒充填部を380℃に加熱し、当該触媒
充填部にアンモニアガス2760ml/hr及びアセト
アルデヒド2.48g/hrを供給した。アセトアルデ
ヒド供給開始から30分後、反応管から流出する反応ガ
スを20分間水中に吹き込んで反応ガス中の可溶性成分
を水に溶解した。得られた溶液をガスクロマトグラフィ
ーにより分析した。結果を表3に示す。
【0031】尚、ピリジン塩基類の収率は、反応に供給
したアセトアルデヒドの全炭素数を基準としたもので、
次の計算式により求めた。
【0032】
【数1】
【0033】
【数2】
【0034】実施例2 実施例1においてH+型チタノシリケートに代えて触媒
調製例2で得たH+型コバルトシリケート(H+型Co/
Si)を用いた以外は実施例1と同様にしてピリジン塩
基類の製造を行った。結果を表3に示す。
【0035】比較例1 実施例1においてH+型チタノシリケートに代えて触媒
調製例3で得たH+型アルミノシリケート(H+型Al/
Si)を用いた以外は実施例1と同様にしてピリジン塩
基類の製造を行った。結果を表3に示す。
【0036】比較例2 実施例1においてH+型チタノシリケートに代えて触媒
調製例4で得たH+型フェロシリケート(H+型Fe/S
i)を用いた以外は実施例1と同様にしてピリジン塩基
類の製造を行った。結果を表3に示す。
【0037】比較例3 実施例1においてH+型チタノシリケートに代えて触媒
調製例5で得たH+型ガロシリケート(H+型Ga/S
i)を用いた以外は実施例1と同様にしてピリジン塩基
類の製造を行った。結果を表3に示す。
【0038】
【表3】
【0039】実施例3 硝酸鉛1.68gを水18.14gに溶解した溶液に、
触媒調製例1で得たH +型チタノシリケート13.93
gを加えて含浸した。これを120℃で5時間乾燥し、
次いで空気気流中、550℃で5時間焼成して、金属に
換算して7重量%のPbを含有するチタノシリケートを
得た。実施例1においてH+型チタノシリケートに代え
て上記で得たPb含有チタノシリケート(7%Pb−T
i/Si)を用いた以外は実施例1と同様にしてピリジ
ン塩基類の製造を行った。結果を表4に示す。
【0040】実施例4 硝酸鉛0.96gを水14.2gに溶解した溶液に、触
媒調製例2で得たH+型コバルトシリケート19.4g
を加えて混合した後、120℃で5時間乾燥し、次いで
空気気流中、550℃で5時間焼成して、金属に換算し
て3重量%のPbを含有するコバルトシリケートを得
た。実施例1においてH+型チタノシリケートに代えて
上記で得たPbを含有するコバルトシリケート(3%P
b−Co/Si)を用いた以外は実施例1と同様にして
ピリジン塩基の製造を行った。結果を表4に示す。
【0041】実施例5 タングステン酸アンモニウム、パラ[5(NH42O・
12WO3・5H2O]59.54gを水200gに溶解
した溶液に、触媒調製例2で得たH+型コバルトシリケ
ート7.44gを加えて混合した後、120℃で5時間
乾燥し、次いで空気気流中、550℃で5時間焼成し
て、金属に換算して7重量%のWを含有するコバルトシ
リケートを得た。実施例1においてH+型チタノシリケ
ートに代えて上記で得たWを含有するコバルトシリケー
ト(7%W−Co/Si)を用いた以外は実施例1と同
様にしてピリジン塩基類の製造を行った。結果を表4に
示す。
【0042】実施例6 硝酸亜鉛・六水和物2.55gを水10.4gに溶解し
た溶液に、触媒調製例2で得たH+型コバルトシリケー
ト7.44gを加えて混合した後、120℃で5時間乾
燥し、次いで空気気流中、550℃で5時間焼成して、
金属に換算して7重量%のZnを含有するコバルトシリ
ケートを得た。実施例1においてH+型チタノシリケー
トに代えて上記で得たZnを含有するコバルトシリケー
ト(7%Zn−Co/Si)を用いた以外は実施例1と
同様にしてピリジン塩基類の製造を行った。結果を表4
に示す。
【0043】実施例7 硝酸第一タリウム0.73gを水10.4gに溶解した
溶液に、触媒調製例2で得たH+型コバルトシリケート
7.44gを加えて混合した後、120℃で5時間乾燥
し、次いで空気気流中、550℃で5時間焼成して、金
属に換算して7重量%のTlを含有するコバルトシリケ
ートを得た。実施例1のH+型チタノシリケートに代え
て上記で得たTlを含有するコバルトシリケート(7%
Tl−Co/Si)を用いた以外は実施例1と同様にし
てピリジン塩基類の製造を行った。結果を表4に示す。
【0044】実施例8 硝酸ランタン・六水和物1.75gを水10.4gに溶
解した溶液に、触媒調製例2で得たH+型コバルトシリ
ケート7.44gを加えて混合した後、120℃で5時
間乾燥し、次いで空気気流中、550℃で5時間焼成し
て、金属に換算して7重量%のLaを含有するコバルト
シリケートを得た。実施例1のH+型チタノシリケート
に代えて上記で得たLaを含有するコバルトシリケート
(7%La−Co/Si)を用いた以外は実施例1と同
様にしてピリジン塩基類の製造を行った。結果を表4に
示す。
【0045】実施例9 硫酸インジウム・九水和物3.32gを水10.4gに
溶解した溶液に、触媒調製例2で得たH+型コバルトシ
リケート7.44gを加えて混合した後、120℃で5
時間乾燥し、次いで空気気流中、550℃で5時間焼成
して、金属に換算して7重量%のInを含有するコバル
トシリケートを得た。実施例1のH+型チタノシリケー
トに代えて上記で得たInを含有するコバルトシリケー
ト(7%In−Co/Si)を用いた以外は実施例1と
同様にしてピリジン塩基類の製造を行った。結果を表4
に示す。
【0046】
【表4】
フロントページの続き Fターム(参考) 4C055 AA01 BA01 BA02 BA03 BA05 BA06 CA01 CA02 CA03 CA05 CA06 DA01 DA05 DA06 FA24 FA36 4G069 BA07A BA07B BA36A BA45A BB04A BB05A BB08A BB09A BB10A BB12A BB14A BB16A BB18A BB20A BC01A BC03A BC04A BC05A BC06A BC08A BC09A BC10A BC12A BC13A BC15A BC16A BC17A BC18A BC19A BC21A BC22A BC23A BC24A BC25A BC26A BC28A BC29A BC30A BC31A BC32A BC34A BC35A BC36A BC38A BC39A BC40A BC41A BC42A BC43A BC44A BC50A BC50B BC51A BC52A BC53A BC54A BC55A BC56A BC57A BC58A BC59A BC60A BC61A BC62A BC63A BC64A BC65A BC66A BC67A BC67B BC68A BC69A BC70A BC71A BC72A BC73A BC74A BC75A BD01B BD11A BD12A BD15A CB01 CB25 CB77 DA05 DA06 EA02Y EB18Y ZA11A ZA11B ZA12A ZA37A ZA37B ZA43A ZA43B ZC04 ZC09 ZD01 4H039 CA42 CH10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 触媒の存在下、脂肪族アルデヒド、脂肪
    族ケトン又はそれらの混合物をアンモニアと気相接触反
    応せしめてピリジン塩基類を製造する方法において、触
    媒としてチタン及び/又はコバルト並びにケイ素をゼオ
    ライトの構成元素として含有し、チタン及び/又はコバ
    ルトに対するケイ素の原子比が約5〜約1000、かつ
    制御指数が約0.8〜約12のゼオライトを使用するこ
    とを特徴とするピリジン塩基類の製造法。
  2. 【請求項2】 触媒が、MFI構造又はMEL構造を有
    するゼオライトである請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 触媒が、さらに1〜17族元素からなる
    群より選ばれる1種以上の元素のイオン及び/又は化合
    物を含有する請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 アセトアルデヒドをアンモニアと気相接
    触反応せしめて、主生成物としてα−ピコリン及びγ−
    ピコリンを製造する請求項1、2又は3記載の方法。
JP37386498A 1998-12-28 1998-12-28 ピリジン塩基類の製造法 Expired - Lifetime JP4427116B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37386498A JP4427116B2 (ja) 1998-12-28 1998-12-28 ピリジン塩基類の製造法
TW89112493A TW572897B (en) 1998-12-28 2000-06-26 A method for producing pyridine bases

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37386498A JP4427116B2 (ja) 1998-12-28 1998-12-28 ピリジン塩基類の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000191642A true JP2000191642A (ja) 2000-07-11
JP4427116B2 JP4427116B2 (ja) 2010-03-03

Family

ID=18502892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP37386498A Expired - Lifetime JP4427116B2 (ja) 1998-12-28 1998-12-28 ピリジン塩基類の製造法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4427116B2 (ja)
TW (1) TW572897B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005000816A1 (en) * 2003-06-27 2005-01-06 Council Of Scientific And Industrial Research Process for the production of pyridine and picolines
JP2007527846A (ja) * 2003-12-05 2007-10-04 カウンシル オブ サイエンティフィク アンド インダストリアル リサーチ ジルコニウム又は錫を含有する触媒による、ピリジン及びピコリンの製造方法
US7365204B2 (en) 2004-03-22 2008-04-29 Council Of Scientific And Industrial Research Process for the production of pyridine and picolines

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005000816A1 (en) * 2003-06-27 2005-01-06 Council Of Scientific And Industrial Research Process for the production of pyridine and picolines
JP2007527846A (ja) * 2003-12-05 2007-10-04 カウンシル オブ サイエンティフィク アンド インダストリアル リサーチ ジルコニウム又は錫を含有する触媒による、ピリジン及びピコリンの製造方法
US7365204B2 (en) 2004-03-22 2008-04-29 Council Of Scientific And Industrial Research Process for the production of pyridine and picolines

Also Published As

Publication number Publication date
JP4427116B2 (ja) 2010-03-03
TW572897B (en) 2004-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6084963B2 (ja) 1,3−ブタジエンの製造方法
EP0232182B1 (en) Process for producing bases
JP6322198B2 (ja) ピリジン及びそのアルキル誘導体の製造のための方法及び触媒
JP2542401B2 (ja) アルケンカルボン酸エステルの製造法
US4430252A (en) Process for synthesizing a multicomponent acidic catalyst composition by an organic solution method
JP4427116B2 (ja) ピリジン塩基類の製造法
US4560790A (en) Process for synthesizing α,β-ethylenically unsaturated products using a multicomponent acidic catalyst composition
JPH11169716A (ja) 不飽和ニトリルおよび/または不飽和カルボン酸を製造するための触媒
US6281362B1 (en) Method for producing pyridine bases
JP5080081B2 (ja) シアノピリジンを製造するための方法とそれに適した触媒
JP2862257B2 (ja) ピリジン塩基類を製造する方法
RU2243217C2 (ru) Способ получения пиридиновых оснований
US4444904A (en) Process for synthesizing a multicomponent acidic catalyst composition containing zirconium by an organic solution method
US4739111A (en) Alpha, beta-ethylenically unsaturated acids and derivatives thereof using a multicomponent acidic catalyst composition containing zirconium
EP1167352B1 (en) A method for producing pyridine bases
US5237068A (en) Process for producing pyridine bases
JP3888703B2 (ja) ピリジン塩基類の製造方法、新規金属担持ゼオライトおよびその製法
EP1648869B1 (en) Process for the production of pyridine and picolines
JPH0692369B2 (ja) ピリジン塩基類の製造方法
JPS62181256A (ja) ピリジン塩基の合成方法
JPH07107049B2 (ja) ピリジン塩基類の合成方法
JP4854111B2 (ja) ピロール類の製造方法
JP4095724B2 (ja) 銅を含有する触媒の活性化方法並びにテトラヒドロ−2h−ピラン−2−オン及び/又は3,4−ジヒドロ−2h−ピランの製造法
JP2004519513A (ja) コリジン及び2,3,5,6‐テトラメチルピリジンの製造方法
US7365204B2 (en) Process for the production of pyridine and picolines

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131218

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term