JP2000191114A - 物品保管設備 - Google Patents

物品保管設備

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JP2000191114A
JP2000191114A JP10370130A JP37013098A JP2000191114A JP 2000191114 A JP2000191114 A JP 2000191114A JP 10370130 A JP10370130 A JP 10370130A JP 37013098 A JP37013098 A JP 37013098A JP 2000191114 A JP2000191114 A JP 2000191114A
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Naoki Kato
直樹 加藤
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】搬入物品と搬出物品が存在する場合、載置搬送
部の移動を必要最小限に抑えて、物品の搬出入作業を短
時間のうちに効率良く行う物品保管設備の提供。 【解決手段】物品Sを載置搬送する載置搬送部5を物品
収納部1に対する移載位置及び物品搬出入部に対する物
品搬出入用位置に移動させる移動制御と、物品移載のた
めに載置搬送部5を搬送作動させる載置搬送制御とを実
行する制御手段が、搬入物品Sと搬出物品Sとが存在
し、かつ、搬出物品Sが収納されている物品収納部1の
移載位置に載置搬送部5を位置させて、搬入物品Sを収
納可能な空の物品収納部1が存在する入出庫同時作動条
件を満たすと、載置搬送部5を搬出物品Sが収納されて
いる物品収納部1の移載位置に移動させたままで、搬入
物品Sを空の物品収納部1に移載させ、搬出物品Sを載
置搬送部5に移載させる入出庫同時作動を行わせる物品
保管設備。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品収納棚におけ
る複数の物品収納部の夫々と自己との間で物品を移載す
るために物品を載置搬送する載置搬送部が、物品収納部
に対する移載位置と物品搬出入部に対する物品搬出入用
位置とに移動自在に設けられ、前記載置搬送部を前記移
載位置及び物品搬出入用位置に移動させる移動制御と、
前記移載位置において、物品移載のために前記載置搬送
部を搬送作動させる載置搬送制御とを実行する制御手段
が設けられた物品保管設備に関する。
【0002】
【従来の技術】このような物品保管設備としては、例え
ば、物品としての車両を物品収納部に収納して保管する
立体駐車場がある。その立体駐車場を例にとると、従
来、車両の入庫を優先させる入庫優先式の立体駐車場
と、車両の出庫を優先させる出庫優先式の立体駐車場と
があり、また、時間帯によって、入庫優先と出庫優先と
を切り換え可能に構成された立体駐車場もある。
【0003】入庫優先の場合には、入庫を希望する入庫
車両があると、直ちに入庫作動を開始して短時間のうち
に入庫作業を終了できるように、前記載置搬送部を常に
立体駐車場の出入口近くに位置させて待機させておくも
ので、出庫優先の場合には、出庫車両を短時間のうちに
立体駐車場の出入口近くにまで出庫できるように、前記
載置部を常に物品収納部近くの所定の位置に位置させて
待機させておくものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、入庫優先の
場合には、入庫車両と出庫車両とが存在すると、まず、
入庫作業を優先的に行い、かつ、入庫作業終了後、一
旦、載置搬送部を出入口近くの待機位置にまで移動さ
せ、その後、再び載置搬送部を移動させて出庫作業を行
うことになり、また、出庫優先の場合には、出庫作業を
優先的に行って、一旦、載置搬送部を物品収納部近くの
待機位置にまで移動させた後、再び載置搬送部を出入口
近くにまで移動させて入庫作業を行うことになる。
【0005】したがって、従来の設備によれば、入庫車
両と出庫車両とが存在し、かつ、出庫車両が収納されて
いる物品収納部に対する移載位置に載置搬送部を位置さ
せた状態で、他の空の物品収納部に入庫車両を収納し得
るような状況にあっても、入庫優先の場合には、入庫作
業終了後、一旦、載置搬送部を出入口近くの待機位置に
まで移動させた後に出庫作業を行うことになり、また、
出庫優先の場合には、出庫作業終了後、載置搬送部を物
品収納部近くの待機位置にまで移動させた後に入庫作業
を行うことになって、いずれの場合においても、載置搬
送部を一旦不必要な位置にまで移動させることになり、
車両の入庫作業と出庫作業に無駄な時間が費やすという
欠点があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に着目
したもので、その目的は、搬入物品と搬出物品とが存在
する場合に、載置搬送部の移動を必要最小限に抑えて、
物品の搬入作業と搬出作業とを短時間のうちに効率良く
行うことのできる物品保管設備の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明によれば、載置搬送部の移動
制御と載置搬送部による載置搬送制御とを実行する制御
手段が、物品搬出入部から物品収納部へ搬入すべき搬入
物品と、物品収納部から物品搬出入部へ搬出すべき搬出
物品とが存在し、かつ、搬出物品が収納されている物品
収納部に対する移載位置に前記載置搬送部を位置させた
状態で、その載置搬送部に保持した物品を載置搬送して
収納可能な空の物品収納部が存在する入出庫同時作動条
件を満たすと、搬入物品を保持させて載置搬送部を搬出
物品が収納されている物品収納部に対する移載位置に移
動させ、その移載位置に位置させた状態のままで、前記
搬入物品を空の物品収納部に移載させ、かつ、前記搬出
物品を載置搬送部に移載させる入出庫同時作動を行わせ
るように、前記移動制御と載置搬送制御とを実行するも
のであるから、搬入物品と搬出物品とが存在する場合、
上述した入庫優先や出庫優先のように、載置搬送部を不
必要な位置にまで移動させることがなく、載置搬送部の
移動を必要最小限に抑えて、物品の搬入作業と搬出作業
とを短時間のうちに効率良く行うことができる。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、前記物品
収納部が、その出入口を向かいあわせた2列状に設けら
れ、前記載置搬送部が、2列状の物品収納部の間におい
て移動自在に、かつ、一方の列の物品収納部に対する移
載位置とその物品収納部に対向する他方の列の物品収納
部に対する移載位置とが同じであるように設けられてい
るので、互いに対向する物品収納部どうしが、同じ移載
位置を共有することになり、例えば、前記載置搬送部が
ひとつの物品しか保持できない場合であっても、上述し
た入出庫同時作動が可能となり、また、載置搬送部が2
つ以上の物品を保持できる場合には、入出庫同時作動の
可能性が増大する。そして、前記制御手段が、その入出
庫同時作動条件の判別において、2列状の物品収納部夫
々の移載位置が同じである対向する物品収納部につい
て、搬出物品の存在と物品の収納が可能な空の状態であ
ることとを判別するので、入出庫同時作動の機会が増え
て、効率の良い物品の搬出入作業が可能となる。
【0009】請求項3に記載の発明によれば、前記物品
搬出入部が、物品搬出専用の搬出部と、物品搬入専用の
搬入部とを、物品搬出入用位置に位置する前記載置搬送
部との間で物品の移載可能な状態で備えて構成され、前
記制御手段が、載置搬送部を物品搬出入用位置に位置さ
せた状態で、載置搬送部と物品搬出専用の搬出部及び物
品搬入専用の搬入部との間での物品移載のために、前記
載置搬送部を搬送作動させるように構成されているの
で、搬出物品を保持した載置搬送部を物品搬出入用位置
にまで移動させ、その保持した搬出物品を物品搬出専用
の搬出部に移載した後、載置搬送部をその位置に位置さ
せたままで、物品搬入専用の搬入部から搬入物品を移載
することができる。したがって、上述した入出庫同時作
動に加えて、物品搬出入部においても作業時間の短縮を
図ることができ、設備全体の作業効率を大幅に向上させ
ることができる。
【0010】請求項4に記載の発明によれば、前記物品
が車両であり、物品搬出入部における物品搬出専用の搬
出部及び物品搬入専用の搬入部が、物品としての車両が
走行する路面部に、車両が走行により乗降できるように
設置されているので、自動倉庫などで使用する搬送台車
や乗用車のような自走式の車両であれば、その車両の自
走によって、また、自動倉庫などで使用する手押し式の
搬送台車であれば、手押し操作によって、物品搬出専用
の搬出部や物品搬入専用の搬入部に対して移載すること
ができ、実際の運用に際して極めて便利である。
【0011】請求項5に記載の発明によれば、前記載置
搬送部、前記物品収納部、及び、前記物品搬出入部の夫
々が、物品移載用のローラコンベヤ装置を備えているの
で、載置搬送部などによる物品の搬送を騒音の少ない状
態で行うことができる。つまり、ローラコンベヤ装置
は、回転する複数のローラによって構成されるので、例
えば、スラットコンベヤのように、物品の荷重を支持す
るスラットをレースに沿って摺動させながら搬送するも
のと比較して騒音の発生が少なく、したがって、物品の
搬送を円滑かつ確実に行えるものでありながら、騒音の
発生を極力抑制して静かな運用が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明による物品保管設備の実施
の形態を図面に基づいて説明する。この物品保管設備
は、例えば、物品としての車両Sを収納保管する立体駐
車場などに適用されるもので、図1に示すように、車両
Sを収納する物品収納部1が水平方向に複数並列され、
かつ、上下方向に複数段設けられた一対の物品収納棚2
が、各物品収納部1の出入口を向かいあわせにし、互い
に間隔を隔てて対向配置され、その一対の物品収納棚2
の地上階に対応する階には、出入口3が設けられるとと
もに、その出入口3から入出庫する車両Sの向きを約9
0度変更させる物品搬出入部としての旋回装置4が設け
られている。一対の物品収納棚2の間には、昇降作動を
含む移動によって、各物品収納部1に対応する移載位置
と旋回装置4に対する物品搬出入用位置とに位置変更さ
れる載置搬送部5を備えたスタッカークレーン6が設け
られ、このスタッカークレーン6と載置搬送部5との作
動により、車両Sを旋回装置4上からいずれかの物品収
納部1に載置収納したり、物品収納部1に載置収納され
ている車両Sを旋回装置4上に搬出するように構成され
ている。
【0013】前記旋回装置4は、図2〜図6に示すよう
に、床面に立設固定された支点ピン7により鉛直軸心周
りに旋回自在に構成され、かつ、複数の遊転式の接地輪
8により床面に接地支持される旋回フレーム9と、その
旋回フレーム9上に水平方向にスライド自在に支持され
たコンベヤ装置10と、前記旋回フレーム9をコンベヤ
装置10ごと旋回駆動する旋回駆動部11などを備えて
構成され、この旋回装置4と出入口3との間には、出入
口3近くの床面とコンベヤ装置10の搬送面との段差を
なくして車両Sを円滑に案内する傾斜案内板12が設け
られている。前記旋回駆動部11は、旋回フレーム9の
外周適宜箇所に両端が連結固定されたチェン13と、そ
のチェン13に交合して転動する一対の遊転スプロケッ
ト14と、チェン13に交合してチェン13を正逆方向
に引張り操作する駆動スプロケット15と、その駆動ス
プロケット15を正逆回転駆動する旋回用電動モータ1
6などで構成され、両遊転スプロケット14、駆動スプ
ロケット15、ならびに、旋回用電動モータ16など
は、旋回フレーム9より外側の床面上に設置されてい
る。
【0014】前記コンベヤ装置10は、左右一対のロー
ラコンベヤで構成され、左右のローラコンベヤは、支持
枠17に回転自在に支持された複数のローラ18を備
え、かつ、各ローラ18に連結されたスプロケット19
にわたってチェン20が巻回されるとともに、左右のロ
ーラコンベヤが連結軸21で互いに連動連結され、ひと
つの電動モータ22によって左右同期状態で正逆転駆動
されるように構成されている。前記支持枠17には、旋
回フレーム9に設けられたガイドレール23に沿って転
動案内される複数の遊転式のガイドローラ24が設けら
れ、かつ、旋回フレーム9と支持枠17との間には、エ
アシリンダ25が介装されていて、エアシリンダ25の
伸縮作動によって、コンベヤ装置10が、その搬送方向
に沿ってスライドして、旋回フレーム9から突出してス
タッカークレーン6の載置搬送部5に近接する突出位置
と、旋回フレーム9の旋回中心側に引退する引退位置と
にスライド可能に構成されるとともに、旋回フレーム9
の一側端近くには、超音波による反射式の車両検出セン
サ26が設けられている。
【0015】前記スタッカークレーン6は、図7及び図
8に示すように、一対の角筒状の縦フレーム27と、そ
の縦フレーム27の上部を連結する上部フレーム28
と、下部を連結する下部フレーム29とを備え、上部フ
レーム28には、上部案内レール30の両側部に接触し
て転動する複数の上部遊転輪31が、下部フレーム29
には、下部案内レール32の両側部に接触して転動する
複数の下部遊転輪33と下部案内レール32上を転動す
る一対の走行車輪34とが設けられている。前記下部フ
レーム29には、さらに、一対の走行車輪34のいずれ
か一方を正逆転駆動する走行用電動モータ35が設置さ
れ、この走行用電動モータ35の正逆回転駆動により、
前記縦フレーム27と上下のフレーム28,29とで構
成されるフレーム体が、上下の案内レール30,32に
沿って往復移動可能に構成されている。
【0016】前記載置搬送部5は、前記縦フレーム27
に沿って上下方向に昇降自在に構成された昇降台36
と、その昇降台36上に設けられた載置搬送コンベヤ3
7などで構成され、前記昇降台36には、一対の縦フレ
ーム27の両側部に接触して転動する複数の遊転式のガ
イドローラ38が設けられ、かつ、バランスウエイト3
9を備えた複数本のワイヤ40が連結されて、そのワイ
ヤ40によって上部フレーム28に吊り下げ支持されて
いる。前記ワイヤ40は、上部フレーム28や下部フレ
ーム29に設けられた複数の案内プーリ41に巻回さ
れ、かつ、下部フレーム29に設置の昇降用電動モータ
42に連動連結の駆動プーリ43にも巻回され、昇降用
電動モータ42の正逆回転駆動により、載置搬送コンベ
ヤ37を備えた昇降台36が、縦フレーム27に沿って
上下方向に昇降移動可能に構成されている。
【0017】つまり、前記載置搬送部5は、走行用電動
モータ35の正逆回転駆動により、前記縦フレーム27
と上下のフレーム28,29とで構成されるフレーム体
を上下の案内レール30,32に沿って往復移動走行さ
せるとともに、昇降用電動モータ42の正逆回転駆動に
より、昇降台36を昇降移動させることによって、各物
品収納部1に対する移載位置と物品搬出入用位置との間
で、車両Sを載置して搬送移動できるように構成されて
いる。そして、その載置搬送部5の載置搬送コンベヤ3
7による載置搬送作動を実行することにより、旋回装置
4におけるコンベヤ装置10と自己との間で、また、各
物品収納部1と自己との間で、車両Sをそれぞれ載置搬
送することができるように構成されている。
【0018】そのため、前記載置搬送コンベヤ37は、
図9及び図10に示すように、上述したコンベヤ装置1
0と同様、左右一対のローラコンベヤで構成され、左右
のローラコンベヤは、支持枠44に回転自在に支持され
た複数のローラ45を備え、かつ、各ローラ45に連結
されたスプロケット46にわたってチェン47が巻回さ
れるとともに、左右のローラコンベヤの中間位置に配置
されたひとつの電動モータ48によって左右同期状態で
正逆転駆動されるように構成されている。この載置搬送
コンベヤ37の支持枠44には、各物品収納部1に対す
る移載位置にあるときに、その物品収納部1側に突出し
て車両Sを移載搬送する移載搬送姿勢と、載置搬送コン
ベヤ37側に引退する格納姿勢とに出退自在で、かつ、
物品収納部1側に突出した移載搬送姿勢において、載置
搬送コンベヤ37に対する上昇が規制された状態で物品
収納部1側の受け止め部49に載置支持されるように構
成された合計4個の支持部材50が、載置搬送コンベヤ
37の搬送方向両端部の両側部にそれぞれ設けられてい
る。
【0019】各支持部材50は、載置搬送コンベヤ37
の搬送方向両側部に位置するローラ45の支軸51の外
側に位置して、その支軸51に対して相対回動自在に枢
支され、かつ、各支軸51の内側には、揺動部材52が
位置して、その揺動部材52も支軸51に対して相対回
動自在に枢支され、各支持部材50と揺動部材52とに
わたって、載置搬送コンベヤ37のローラ45と同様な
遊転式の補助ローラ53が回転自在に架設されている。
各支持部材50には、操作アーム54が一体的に形成さ
れ、その操作アーム54に対して、載置搬送コンベヤ3
7の支持枠44に対して水平軸心周りで揺動自在に枢着
された天秤アーム55の一端側が、長孔融通をもって連
動連結され、かつ、天秤アーム55の他端側に枢支連結
の押引きロッド56が、その一方、つまり、図9の左側
においては、姿勢変更用電動モータ57にて回動操作さ
れる駆動アーム58に連動連結され、他方においては、
一対のギヤ59を介して回動操作される駆動アーム58
に連動連結されて、姿勢変更用電動モータ57の正逆回
転駆動によって、合計4個の支持部材50が、上述した
移載搬送姿勢と格納姿勢とに姿勢変更可能に構成されて
いる。
【0020】載置搬送コンベヤ37の支持枠44には、
合計4個のストッパ60が固着されていて、上述したよ
うに、各支持部材50が移載搬送姿勢になると、各支持
部材50に一体的に形成された操作アーム54が、各ス
トッパ60に受け止められて、各支持部材50の移載搬
送姿勢が維持されるとともに、各支持部材50の支持枠
44に対する上方への揺動が阻止されるように構成され
ている。各支持部材50と一体的に揺動する合計4個の
揺動部材52のうち、載置搬送コンベヤ37の搬送方向
両端部に位置する2個の揺動部材52の一方には、物品
検出手段61としての投光器61aと受光器61bとの
いずれか一方、例えば、投光器61aがそれぞれ設けら
れ、支持部材50が移載搬送姿勢になった状態で、その
投光器61aが、支持枠44に連設の支柱62に設けら
れて上方に位置された受光器61bに対向位置して、載
置搬送コンベヤ37上に物品としての車両Sが存在する
物品存在状態と、車両Sが存在しない非存在状態とを検
出するように構成され、さらに、両支柱62には、搬出
入検出手段としての反射式の超音波センサ63がそれぞ
れ設けられ、移載位置に対応する物品収納部1に車両S
が存在する物品搬入状態と、車両Sが存在しない物品搬
出状態とを検出するように構成されている。
【0021】前記各物品収納部1にも、図10に示すよ
うに、車両Sを載置搬送する載置搬送コンベヤ64が備
えられ、この載置搬送コンベヤ64も、上述したコンベ
ヤ装置10や載置搬送コンベヤ37と同様に、左右一対
のローラコンベヤで構成され、左右のローラコンベヤ
は、支持枠65に回転自在に支持された複数のローラ6
6を備え、かつ、各ローラ66に連結されたスプロケッ
ト67にわたってチェン68が巻回されている。ただ
し、物品収納部1の載置搬送コンベヤ64は非駆動式に
構成され、昇降台36に設けられた載置搬送コンベヤ3
7の電動モータ48の駆動力を利用して駆動されるよう
に構成されている。そのため、図10〜図12に示すよ
うに、その電動モータ48により正逆転駆動される駆動
軸69には、電磁クラッチ70により一体回動する駆動
状態と遊転状態となる非駆動状態とに切り換え自在な駆
動ギヤ71が外嵌装着され、この駆動ギヤ71により回
転駆動される従動ギヤ72が、各物品収納部1側の連結
軸73に一体回動可能に取付けられている。
【0022】前記駆動ギヤ71の回転力は、中継ギヤ7
4を介して従動ギヤ72に伝達するように構成され、そ
のため、中継ギヤ74は、駆動ギヤ71の両側部にて前
記駆動軸69に揺動自在に支持された一対の揺動板75
にわたって架設された支持軸76に遊転自在に、かつ、
駆動ギヤ71に常時噛み合う状態に支持されるととも
に、前記支持軸76には、ローラ77が遊転自在に支持
されて、各物品収納部1側の連結軸73にも、ローラ7
8が遊転自在に支持されている。前記揺動板75には、
押引きロッド79を介して電動モータ80にて駆動され
る駆動アーム81が連動連結され、電動モータ80にて
駆動アーム81を作動させて揺動板75を揺動させるこ
とで、図11の(イ)と図12の(イ)に示すように、
中継ギヤ74とローラ77とがコンベヤ内方側に引退す
る状態と、図11の(ロ)と図12の(ロ)に示すよう
に、両ローラ77,78が接当して中継ギヤ74と従動
ギヤ72との軸心間距離、つまり、バックラッシュを適
正に維持しながら、中継ギヤ74が従動ギヤ72と噛み
合って、駆動ギヤ71の回転力が中継ギヤ74を介して
従動ギヤ72に伝達される状態とに切り換え自在に構成
されている。
【0023】各物品収納部1側の載置搬送コンベヤ64
の支持枠65には、図13に示すように、載置搬送コン
ベヤ64の連結軸73に作用する一対の制動部材82
が、それぞれ横軸を介して回動自在に取付けられ、か
つ、各制動部材82に固着のギヤ83が互いに噛み合う
状態に設けられている。その一対の制動部材82は、引
張りばね84によって互いに近接して、連結軸73に制
動力を付与するように構成され、スタッカークレーン6
側に位置する制動部材82には、一体的に操作アーム8
5が連設されている。そして、スタッカークレーン6側
には、前記操作アーム85に接当し、引張りばね84の
付勢力に抗して両制動部材82を互いに離間させ、連結
軸73に対する制動力を解除するプッシャ86が設けら
れ、そのプッシャ86がスタッカークレーン6側に設け
られたエアシリンダ87によって伸縮操作可能に構成さ
れている。
【0024】このような構成からなる立体駐車場は、複
数の物品収納部1が水平方向のみならず、上下方向にも
複数段にわたって並設され、かつ、各物品収納部1に備
えられた載置搬送コンベヤ64は、上述したように左右
一対のローラコンベヤで構成されて、両ローラコンベヤ
の間には、上下方向に貫通する空間が形成されているの
で、その空間を利用することにより、極力少ない数の検
出手段によって、各物品収納部1に搬入されている車両
Sのはみ出しを検出することが可能となる。すなわち、
この立体駐車場においては、図14に示すように、はみ
出し検出手段88としての投光器88aと受光器88b
とが、例えば、投光器88aを下方に、かつ、その投光
器88aからの光が各ローラコンベヤ間の空間を通過し
て、上方に位置する受光器88bにより受光可能に配置
され、このようなはみ出し検出手段88が、水平方向に
並設された物品収納部1の数だけ設けられて、全ての物
品収納部1において、車両Sが何らかの理由でスタッカ
ークレーン6側に変位して、所定の位置からはみ出して
いないか否かを検出可能に構成されている。なお、投光
器88aと受光器88bとは、上下の配置を逆にするこ
ともでき、いずれの場合でも、下方に配置する投光器8
8aまたは受光器88bに塵埃が付着し易い場合には、
ワイパなどを設けて、設定時間ごとに自動的に塵埃を除
去するように構成することもできる。
【0025】以上のような構成からなる立体駐車場の作
動は、全てコンピュータ利用の制御手段としての制御装
置Hによって管理、制御され、そのため、制御装置Hに
は、図15に示すように、車両検出センサ26、物品検
出手段61、超音波センサ63、はみ出し検出手段88
などのセンサ類からの情報が入力されるように構成され
ている。そして、車両Sの入庫時には、入庫すべき車両
Sを前進姿勢のままで走行させて、旋回装置4のコンベ
ヤ装置10上にまで乗り上げて載置し、駐車ブレーキを
掛け、その後、図外の操作装置により制御装置Hに入庫
を指令する。すると、電動モータ22の回転駆動に伴っ
て、コンベヤ装置10が、車両Sの前進方向に駆動され
る。その際、駐車ブレーキが掛けられていれば、車両S
は確実に前進され、設定時間経過後に、超音波式の車両
検出センサ26が、車両Sを検出することになり、駐車
ブレーキが掛けられていなければ、車両Sの車輪空転に
よって車両Sは前進せず、設定時間経過しても、車両検
出センサ26が、車両Sを検出しないことになる。
【0026】車両検出センサ26が車両Sを検出しない
場合には、電動モータ22を停止させて図外の警報装置
を作動させ、使用者に対して駐車ブレーキを掛けるよう
に注意を促す。車両検出センサ26が車両Sを検出する
と、電動モータ22を逆転させて車両Sを元の位置まで
後退させ、電動モータ16を回転駆動させて、旋回フレ
ーム9をコンベヤ装置10ごと旋回し、車両Sがスタッ
カークレーン6の載置搬送部5に対向するように車両S
の向きを約90度変更する。つぎに、エアシリンダ25
を伸長させ、コンベヤ装置10を旋回フレーム9から突
出させて、スタッカークレーン6の載置搬送部5に近接
させるとともに、電動モータ22を回転駆動させ、同時
にスタッカークレーン6側の電動モータ48も回転駆動
させる。
【0027】旋回装置4側の電動モータ22によってコ
ンベヤ装置10が、スタッカークレーン6側の電動モー
タ48によって載置搬送部5の載置搬送コンベヤ37
が、それぞれ同方向に作動されて、コンベヤ装置10上
の車両Sは、載置搬送部5の載置搬送コンベヤ37上に
移載され、所定に位置に至ると、図外センサからの情報
に基づいて、両電動モータ22,48を停止させる。こ
の状態で待機し、待機中に出庫指令があり、かつ、出庫
すべき車両Sが収納されている物品収納部1に向かいあ
う物品収納部1が空であると、制御装置Hは、入出庫同
時作動条件が満たされたものと判別して、載置搬送部5
に入出庫同時作動を実行させる。
【0028】つまり、各はみ出し検出手段88が車両S
のはみ出しを検出していないことを確認した後、まず、
走行用電動モータ35の回転駆動によるフレーム体の移
動走行と、昇降用電動モータ42の回転駆動による昇降
台36の上昇操作により、載置搬送部5の載置搬送コン
ベヤ37を所定の物品収納部1に対する移載位置にまで
移動させる移動制御を実行するのであり、はみ出し検出
手段88が車両Sのはみ出しを検出すれば、図外の警報
装置を作動させる。前記載置搬送コンベヤ37は、所定
の移載位置よりも若干上方にまで上昇され、姿勢変更用
電動モータ57の回転駆動に伴って、合計4個の支持部
材50が、格納姿勢から移載搬送姿勢へと姿勢変更され
て、載置搬送コンベヤ37が下降され、各支持部材50
が、物品収納部1側の受け止め部49に載置支持され、
ストッパ60の作用によって移載搬送姿勢に維持される
とともに、載置搬送コンベヤ37の下降が停止される。
【0029】支持部材50が移載搬送姿勢に維持される
と、支持部材50と揺動部材52とにわたって架設され
た補助ローラ53が、載置搬送部5の載置搬送コンベヤ
37と物品収納部1の載置搬送コンベヤ64との間に位
置し、各載置搬送コンベヤ37,64の搬送面と補助ロ
ーラ53の搬送面とがほぼ面一となって、車両Sの移載
を円滑に行い得る状態となり、かつ、揺動部材52に設
けられた投光器61aが、上方の受光器61bに対向位
置することになる。この状態で、前記超音波センサ63
が車両Sを搬入移載すべき物品収納部1に別の車両Sが
存在するか否かを検出し、別の車両Sが存在しなけれ
ば、電動モータ80の駆動に伴う揺動板75の揺動で、
引退状態にあった中継ギヤ74とローラ77とが揺動操
作され、両ローラ77,78の接当により適正なバック
ラッシュに維持されて中継ギヤ74と従動ギヤ72とが
噛み合って、駆動ギヤ71の回転力が中継ギヤ74を介
して従動ギヤ72に伝達される状態となる。
【0030】つぎに、昇降台36に設けられた載置搬送
コンベヤ37の電動モータ48が駆動されるとともに、
車両Sを搬入移載すべき物品収納部1側の制動部材82
による制動が解除され、かつ、その物品収納部1側に位
置する電磁クラッチ70が駆動状態に切り換えられ、載
置搬送部5の載置搬送コンベヤ37と物品収納部1の載
置搬送コンベヤ64とが作動されて、載置搬送部5上の
車両Sが、物品収納部1の載置搬送コンベヤ64上に移
載される載置搬送制御が実行される。その際、車両Sの
移載に伴って、投光器61aと受光器61bからなる物
品検出手段61が、まず、車両Sの存在を検出し、その
後に車両Sの非存在を検出することになる。その検出情
報に基づいて、制御装置Hは、車両Sの存在検出から非
存在を検出すると、その非存在検出から設定時間経過後
に、車両Sが物品収納部1の所定の位置に達して、搬入
移載が完了したものと判別し、制動部材82によって物
品収納部1の載置搬送コンベヤ64に制動を掛け、か
つ、電磁クラッチ70を非駆動状態に切り換えて車両S
の入庫作業を終了する。
【0031】そして、その移載位置に物品搬送部5を停
止させたままで、かつ、電動モータ48を駆動させたま
まで、出庫すべき車両Sが収納されている物品収納部1
側の制動部材82による制動が解除され、かつ、その物
品収納部1側に位置する電磁クラッチ70が駆動状態に
切り換えられ、載置搬送部5の載置搬送コンベヤ37と
物品収納部1の載置搬送コンベヤ64とが作動されて、
物品収納部1の載置搬送コンベヤ64上の出庫車両S
が、載置搬送部5の載置搬送コンベヤ37上に移載され
る載置搬送制御が実行され、電磁クラッチ70が非駆動
状態に、制動部材82が制動状態に切り換えられ、電動
モータ48が停止される。その後、上述した入庫作業と
逆の作動によって、車両Sを旋回装置10上にまで搬出
するのであり、その後、旋回装置10により車両Sの向
きが変更されるので、出入口3から出庫することができ
る。この出庫時においては、前記物品検出手段61が、
車両Sの非存在から存在を検出し、その後に車両Sの非
存在を検出することになる。そして、制御装置Hは、車
両Sの存在検出から非存在を検出すると、その非存在検
出から設定時間経過後に、車両Sが載置搬送部5の所定
の位置に達して、搬出移載が完了したものと判別する。
【0032】なお、入庫車両Sを載置搬送部5の載置搬
送コンベヤ37上に載置して待機している際、出庫指令
があっても、出庫すべき車両Sが収納されている物品収
納部1に向かいあう物品収納部1が空でないと、まず、
入庫作業を実行し、その後に出庫作業を実行することに
なる。また、出庫指令があった後、一定時間経過するま
での間に入庫指令があり、かつ、上述した入出庫同時作
動条件が満たされた場合も、制御装置Hは、載置搬送部
5に入出庫同時作動を実行させることになる。
【0033】〔別実施形態〕 (1)先の実施形態では、載置搬送部5上に車両Sを1
台だけ載置できる構成のものを示したが、図16に示す
ように、スタッカークレーン6に対して載置搬送部5を
水平方向に2列設けて、一度に2台の車両Sを移動させ
るように構成することも、また、図示はしないが、3台
以上の車両Sを移動させるように構成することもでき
る。その場合には、上述した入出庫同時作動によって、
2台以上の車両Sの入庫作業と出庫作業とを同時に行う
ことができる。
【0034】(2)先の実施形態では、物品搬出入部と
しての旋回装置4をひとつだけ設けた例を示したが、図
17に示すように、駆動式のローラコンベヤ装置を備え
た搬入専用の搬入部4Aと搬出専用の搬出部4Bとを互
いに対向する状態で設けて、載置搬送部5をその間の物
品搬出入用位置に位置させた状態で、搬出部4Bへの搬
出車両Sの移載と搬入部4Aからの搬入車両Sの移載と
を行えるように構成することもできる。その場合には、
搬出車両Sを載置した載置搬送部5を物品搬出入用位置
に位置させた状態のままで、まず、搬出車両Sを搬出部
4B上へ移載し、引き続いて、搬入部4A上の搬入車両
Sを載置搬送部5上へ移載することができる。
【0035】(3)先の実施形態では、入出庫同時作動
の際、載置搬送部5上の入庫車両Sを物品収納部1に収
納した後において、出庫車両Sが収納されている物品収
納部1から出庫車両Sを載置搬送部5上へ移載するよう
に構成した例を示したが、載置搬送部5上の入庫車両S
を物品収納部1上へ搬送移載しながら、同時に、出庫車
両Sを載置搬送部5上へ搬送移載するように構成するこ
ともできる。
【0036】(4)先の実施形態では、物品収納部1が
水平方向に複数並列され、かつ、上下方向に複数段設け
られた物品収納棚2を示したが、物品収納部1が水平方
向にのみ複数並列された物品収納棚や、逆に、上下方向
にのみ複数段に並列された物品収納棚にも適用可能であ
る。そして、物品収納部1が水平方向にのみ複数並列さ
れた物品収納棚に適用する場合には、図16に示したよ
うに、スタッカークレーン6に対して載置搬送部5を水
平方向に2列以上設けて実施することになり、上下方向
にのみ複数段に並列された物品収納棚に適用する場合に
は、スタッカークレーン6に対して載置搬送部5を上下
方向に2列以上設けて実施することになる。
【0037】(5)先の実施形態のように、物品収納部
1が水平方向に複数並列され、かつ、上下方向に複数段
設けられた物品収納棚2を用いる場合、載置搬送部5を
移動させる構成として、スタッカークレーン6に代えて
下記のように構成することもできる。例えば、載置搬送
部5の水平移動範囲に対応する長さを有する昇降枠を設
け、その昇降枠上で前記載置搬送部5を水平方向に移動
自在な構成とし、昇降枠の昇降移動と載置搬送部5の水
平移動とによって、載置搬送部5を物品収納部1に対す
る移載位置と物品搬出入部に対する物品搬出入用位置と
の間で移動させる構成とすることもできる。その場合、
前記昇降枠上において、車両Sを車体の前後方向に沿っ
て水平移動させることも、車両Sを車体の横幅方向に沿
って水平移動させることも可能である。
【0038】(6)先の実施形態では、旋回装置4のコ
ンベヤ装置10、載置搬送部5の載置搬送コンベヤ3
7、ならびに、物品収納部1の載置搬送コンベヤ64の
全てを、ローラコンベヤで構成した例を示したが、これ
らコンベヤ10,37,64の全て、あるいは、一部を
ローラコンベヤ以外の、例えば、スラッコンベヤなどで
構成することもできる。
【0039】(7)先の実施形態では、物品の一例とし
て車両Sを示したが、車両Sとしては、特に乗用車など
に限るものではなく、例えば、自動倉庫などに使用する
自走式の搬送台車や手押し式の搬送台車などの各種の車
両にも適用でき、また、車両以外の種々の物品にも適用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】立体駐車場の概略斜視図
【図2】旋回装置の平面図
【図3】旋回フレームの平面図
【図4】旋回装置の要部の平面図
【図5】旋回装置の要部の平面図
【図6】旋回装置の要部の断面図
【図7】スタッカークレーンの正面図
【図8】載置搬送部の側面図
【図9】載置搬送部の側面図
【図10】載置搬送部の平面図
【図11】載置搬送部の要部の側面図
【図12】載置搬送部の要部の側面図
【図13】物品収納部の要部の側面図
【図14】立体駐車場の概略正面図
【図15】制御装置のブロック図
【図16】別の実施形態を示す立体駐車場の概略斜視図
【図17】別の実施形態を示す立体駐車場の概略斜視図
【符号の説明】
1 物品収納部 2 物品収納棚 4 物品搬出入部 4A 物品搬入専用の搬入部 4B 物品搬出専用の搬出部 5 載置搬送部 H 制御手段 S 物品としての車両

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品収納棚における複数の物品収納部の
    夫々と自己との間で物品を移載するために物品を載置搬
    送する載置搬送部が、物品収納部に対する移載位置と物
    品搬出入部に対する物品搬出入用位置とに移動自在に設
    けられ、 前記載置搬送部を前記移載位置及び物品搬出入用位置に
    移動させる移動制御と、前記移載位置において、物品移
    載のために前記載置搬送部を搬送作動させる載置搬送制
    御とを実行する制御手段が設けられた物品保管設備であ
    って、 前記制御手段が、前記物品搬出入部から前記物品収納部
    へ搬入すべき搬入物品と、前記物品収納部から前記物品
    搬出入部へ搬出すべき搬出物品とが存在し、かつ、前記
    搬出物品が収納されている物品収納部に対する移載位置
    に前記載置搬送部を位置させた状態で、その載置搬送部
    に保持した物品を載置搬送して収納可能な空の物品収納
    部が存在する入出庫同時作動条件を満たすときには、前
    記搬入物品を保持させて前記載置搬送部を前記搬出物品
    が収納されている物品収納部に対する移載位置に移動さ
    せ、その移載位置に位置させた状態のままで、前記搬入
    物品を前記空の物品収納部に移載させ、かつ、前記搬出
    物品を載置搬送部に移載させる入出庫同時作動を行わせ
    るように、前記移動制御と前記載置搬送制御とを実行す
    るように構成されている物品保管設備。
  2. 【請求項2】 前記物品収納部が、その出入口を向かい
    あわせた2列状に設けられ、 前記載置搬送部が、2列状の物品収納部の間において移
    動自在に、かつ、一方の列の物品収納部に対する移載位
    置とその物品収納部に対向する他方の列の物品収納部に
    対する移載位置とが同じであるように設けられ、 前記制御手段が、前記入出庫同時作動条件の判別におい
    て、2列状の物品収納部夫々の移載位置が同じである対
    向する物品収納部について、搬出物品の存在と物品の収
    納が可能な空の状態であることとを判別するように構成
    されている請求項1に記載の物品保管設備。
  3. 【請求項3】 前記物品搬出入部が、物品搬出専用の搬
    出部と、物品搬入専用の搬入部とを、前記物品搬出入用
    位置に位置する前記載置搬送部との間で物品の移載可能
    な状態で備えて構成され、 前記制御手段が、前記載置搬送部を前記物品搬出入用位
    置に位置させた状態で、前記載置搬送部と前記物品搬出
    専用の搬出部及び前記物品搬入専用の搬入部との間での
    物品移載のために、前記載置搬送部を搬送作動させるよ
    うに構成されている請求項1または2に記載の物品保管
    設備。
  4. 【請求項4】 前記物品が車両であり、 前記物品搬出入部における前記物品搬出専用の搬出部及
    び前記物品搬入専用の搬入部が、前記物品としての車両
    が走行する路面部に、前記車両が走行により乗降できる
    ように設置されている請求項3に記載の物品保管設備。
  5. 【請求項5】 前記載置搬送部、前記物品収納部、及
    び、前記物品搬出入部の夫々が、物品移載用のローラコ
    ンベヤ装置を備えている請求項1〜4のいずれか1項に
    記載の物品保管設備。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007269460A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Daifuku Co Ltd 物品保管装置
EP2476636A1 (en) 2011-01-17 2012-07-18 Daifuku Co., Ltd. Lengthy Article Conveying Apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007269460A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Daifuku Co Ltd 物品保管装置
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