JP2000190918A - 回転体の被制御手段の制御装置、製袋包装機の横シ―ル機構、及び製袋包装機 - Google Patents

回転体の被制御手段の制御装置、製袋包装機の横シ―ル機構、及び製袋包装機

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JP2000190918A
JP2000190918A JP10373047A JP37304798A JP2000190918A JP 2000190918 A JP2000190918 A JP 2000190918A JP 10373047 A JP10373047 A JP 10373047A JP 37304798 A JP37304798 A JP 37304798A JP 2000190918 A JP2000190918 A JP 2000190918A
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Japan
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control unit
seal
rotating shaft
heating
packaging material
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JP10373047A
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Masao Fukuda
雅夫 福田
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Ishida Co Ltd
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Ishida Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製袋包装機の横シール機構の回転するシール
ジョーを制御する制御装置において、用いるスリップリ
ングの極数を低減する。 【解決手段】 製袋包装機の横シール機構において回転
軸80とともに回転するシールジョー78のヒータ78
bを制御する制御ユニット90は、回転軸80とともに
回転するようにされている。制御ユニット90は、ヒー
タ78b及びシールジョー78の温度を監視するための
熱伝対78cと接続されている。この制御ユニット90
には、2極のスリップリング92aを有する電力供給配
線92により、外部電源93から電力が供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転体の被制御手
段の制御装置、製袋包装機の横シール機構、特に、筒状
にした包材の縦及び横をシールして製袋しつつ被包装物
の充填を行う製袋包装機の横シール機構、及び製袋包装
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、回転体の内部で処理を行わせるよ
うな機械や構造物においては、その処理を行うのに必要
な電力や制御信号を、回転体の外部と回転体の内部とを
結ぶスリップリングを用いて伝達している。このスリッ
プリングは、固定ブラシと組み合わされて、回転導体と
固定された導体との間を連続的に電気的に接続する導電
回転リングである。
【0003】例えば、袋を製造しながらこの袋に食品な
どの被包装物を充填して包装する装置として製袋包装機
が存在するが、ここでもスリップリングが用いられるこ
とがある。
【0004】製袋包装機では、シート状のフィルムであ
る包材をフォーマー及びチューブによって筒状に形成
し、縦シール手段により筒状包材の重ねられた縦の縁を
シール(熱封止)して袋とする。そして、被包装物をチ
ューブから袋になる筒状包材に充填して、チューブ下方
の横シール機構によって袋の上部と後続の袋の下部とに
またがってシールした後、横シール部分の中央をカッタ
ーで切断する。このような製袋包装機の横シール機構と
して、筒状包材の移送経路を挟んで対向配置された一対
のシールジョーと呼ばれるシール部を回転軸を中心にD
字状に旋回させることで、シール部を互いに押しつけて
筒状包材を加熱圧着する機構が多く採用されている。そ
して、この横シール機構では、シール部を加熱する処理
のために設けられるヒータに回転体の外部から電力を送
るために、またシール部の温度管理を行う白金測温抵抗
体や熱伝対等の温度測定手段から回転体外部の制御ユニ
ットに測定結果を送るために、それぞれスリップリング
が用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、製袋
包装機の横シール機構には一対のシール部が備えられヒ
ータや温度測定手段についても回転軸1つに対して1つ
ずつ配備されることが多いが、最近では、製袋包装機の
能力アップを図るために、回転軸1つに対して、それぞ
れ2つ以上のシール部、ヒータ、及び温度測定手段を配
備することも考えられるようになってきている。
【0006】この場合、回転軸を中心としてシール部、
ヒータ、及び温度測定手段等から成る回転体に対して、
各ヒータへの複数の電力供給配線や回転体外の制御ユニ
ットと各温度測定手段とを結ぶ複数の温度信号線のため
のスリップリングの極が必要となり、スリップリングの
極数が増える。
【0007】また、温度信号線については、微少信号を
取り扱う必要があるため、スリップリング部におけるノ
イズの影響による伝達誤差の発生が問題となる恐れが大
きい。言い換えれば、スリップリングと固定ブラシとの
摺動によって信号伝達を行うので、高い信頼性を確保す
ることが難しい。
【0008】本発明の課題は、製袋包装機の横シール機
構等に存在する回転体の被制御手段を制御する制御装置
において、用いるスリップリングの極数を低減するこ
と、また制御の信頼性を向上させることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る回転体の
被制御手段の制御装置は、回転体に支持され回転体の回
転に伴って回転する被制御手段を制御する制御装置であ
って、制御部と、電力供給配線とを備えている。制御部
は、回転体に支持されており、被制御手段と接続されて
いる。電力供給配線は、スリップリングを有しており、
回転体外に配置されている電源から制御部に電力を供給
する。
【0010】本請求項に係る制御装置では、従来回転体
の外に配置されていた制御部を回転体に支持させて、制
御部が回転体及び被制御手段とともに回転するように構
成している。したがって、従来被制御手段を制御するた
めの信号線のために設けられている回転体外と回転体内
とを結ぶスリップリング(スリップリングの極)が不必
要となる。これにより、スリップリングは回転体外から
回転体内に電力を送るためにだけ用いればよくなり、ノ
イズ等を嫌う信号線の途中にスリップリングを用いるこ
とを避けることができる。すなわち、制御を回転体内で
完結させることができるため、回転体外と回転体内とを
結び制御の信号を送るスリップリングの極をなくすこと
ができる。
【0011】請求項2に係る回転体内の被制御手段の制
御装置は、請求項1に記載の制御装置であって、温度測
定手段をさらに備えている。温度測定手段は、回転体に
おいて温度を測定し、その測定結果を制御部に送る。
【0012】一般に温度測定手段としては、熱電式の熱
伝対、抵抗式の白金測温抵抗体、サーミスタ式の温度測
定手段等が挙げられる。これらの温度測定手段により測
定される測定結果は、従来スリップリングを有する信号
線によって回転体外の制御部に送られている。
【0013】しかし、このような温度測定手段の測定結
果は微少な起電力や電気抵抗の形で得られることが多い
ため、摺動方式でノイズが比較的大きいスリップリング
を有する信号線によって従来の回転体外の制御部に送る
ことは望ましくない。
【0014】ここでは、制御部を回転体内に取り込むよ
うにしているため、微少信号となる温度測定手段の測定
結果にスリップリングによるノイズが悪影響を与えるこ
とがなくなり、制御の信頼性を向上させることができ
る。
【0015】請求項3に係る回転体の被制御手段の制御
装置は、請求項2に記載の制御装置であって、被制御手
段は加熱手段である。被制御手段(加熱手段)は、電源
供給配線から供給される電力によって、回転体の加熱部
を加熱する。温度測定手段は、回転体の加熱部の温度を
測定する。そして、制御部は、温度測定手段の測定結果
に基づいて、被制御手段による回転体の加熱部の加熱を
制御する。
【0016】請求項4に係る横シール機構は、筒状にし
た包材の縦及び横をシールして製袋しつつ被包装物の充
填を行う製袋包装機の横シール機構であって、シール部
と、回転軸と、測定手段と、制御ユニットとを備えてい
る。シール部は、加熱されて、筒状の包材に当接及び離
反するように旋回移動する。回転軸は、シール部をその
周りで旋回させる。測定手段は、シール部の状態を測定
する手段であり、回転軸とともに回転するように回転軸
に連結されている。制御ユニットは、測定手段から測定
結果を受け取ってシール部の状態を制御するものであ
り、回転軸とともに回転するように回転軸に連結されて
いる。
【0017】本請求項に係る横シール機構では、シール
部が回転軸の回転によって回転軸の周囲を旋回移動す
る。このため、シール部を加熱したりシール部の状態を
制御したりするための電力供給配線あるいは信号線を回
転しない所からシール部に延ばしたのでは、これらの線
が回転軸に絡みついてしまうことになる。したがって、
従来の横シール機構においては、これらの線をスリップ
リングを介して回転するシール部に延ばしている。
【0018】これに対し、本請求項に係る横シール機構
では、シール部及び測定手段が回転軸とともに旋回/回
転することに鑑み、制御ユニットを回転軸に連結させて
回転軸とともに回転するようにしている。これにより、
制御ユニットと測定手段との相対回転がなくなるため、
これらを結ぶ信号線の間にスリップリングを介在させる
必要がなくなる。したがって、スリップリングの極数が
減少するとともに、測定手段と制御ユニットとの間で微
少信号がやりとりされるときにおいてもノイズによる制
御の信頼性の低下の恐れが少なくなる。
【0019】請求項5に係る横シール機構は、請求項4
に記載の横シール機構であって、制御ユニットには、ス
リップリングを有する電力供給配線によって、外部電源
から電力が供給される。
【0020】請求項6に係る横シール機構は、請求項4
又は5に記載の横シール機構であって、測定手段は、シ
ール部の温度を測定する温度測定手段である。
【0021】温度測定手段の測定結果は、微少な起電力
や電気抵抗の形で得られることが多いため、摺動方式で
ノイズが比較的大きいスリップリングを有する信号線に
よって従来の回転体外の制御部に送ることは望ましくな
い。
【0022】ここでは、制御ユニットが温度測定手段と
ともに回転するように構成しているため、スリップリン
グ無しにこれらを接続することができるようになり、微
少信号となる温度測定手段の測定結果にスリップリング
によるノイズが悪影響を与えることがなくなり、制御の
信頼性が向上する。
【0023】請求項7に係る横シール機構は、請求項6
に記載の横シール機構であって、測定手段は、シール部
の加熱部分に接触する熱伝対である。
【0024】温度測定手段として熱伝対を使用する場
合、熱伝対が異金属導体間の閉回路に生じる起電力の大
きさから温度を検知するものであるため、熱伝対から温
度変換器までの間は熱起電力特性がほぼ同一の補償導線
で配線する必要がある。このため、熱伝対を使う場合、
これらのことを考慮したスリップリングを使用しなけれ
ばノイズが大きくなるため、スリップリングが高価なも
のとなる。
【0025】ここでは、制御ユニットが熱伝対とともに
回転するように構成しているため、スリップリング無し
にこれらを接続することができるようになり、コストが
低減されるとともに、制御の信頼性が向上する。
【0026】請求項8に係る横シール機構は、請求項6
又は7に記載の横シール機構であって、固定制御ユニッ
トと、加熱手段とをさらに備えている。固定制御ユニッ
トは、回転軸及びシール部と離れた場所に配備されるも
ので、回転軸とともに回転する制御ユニットに対して無
線によりシール部の温度設定を指示する。加熱手段は、
スリップリングを有する電力供給配線によって外部電源
から電力が供給されるもので、シール部を加熱する。ま
た、制御ユニットは、固定制御ユニットの指示に従い、
加熱手段によるシール部の加熱を制御する。
【0027】製袋包装機によっては、包材の種類等に応
じてシール温度を変えることが必要となることがある
が、回転軸に連結した制御ユニットを完全に独立させた
のでは外部からの操作によってシール温度を変えること
が極めて困難となる。
【0028】ここでは、回転軸やシール部とは別に配備
されている固定制御ユニットから無線信号を飛ばすこと
によって、シール部の温度設定を行っている。このた
め、スリップリングを介すことなく制御ユニットにアク
セスしてシール部の設定温度を比較的容易に変えること
ができる。
【0029】請求項9に係る横シール機構は、請求項4
又は5に記載の横シール機構であって、測定手段は、シ
ール部に作用する力を測定する力測定手段である。
【0030】ここでは、筒状の包材に当接して加熱圧着
によりこれをシールするシール部に作用する力を測定
し、この力を制御ユニットに監視させている。シールに
おいてはシール温度とともにシール圧力がシールの品質
を左右するものであるため、ここでは制御ユニットにこ
れを監視させることでシール圧力の制御を可能としてい
る。具体的には、例えば歪みゲージ等の手段によってシ
ール圧力を推定し、これを基にシール圧力を制御調整す
ることが考えられる。
【0031】請求項10に係る横シール機構は、筒状に
した包材の縦及び横をシールして製袋しつつ被包装物の
充填を行う製袋包装機の横シール機構であって、複数の
シール部と、回転軸と、複数の加熱手段と、複数の温度
測定手段と、制御ユニットと、電力供給配線とを備えて
いる。シール部はそれぞれ、筒状の包材に当接及び離反
するように旋回移動する。回転軸は、複数のシール部を
その周りで旋回させる。加熱手段は、複数のシール部を
それぞれ加熱する手段であって、それぞれ回転軸ととも
に回転するように回転軸に連結されている。温度測定手
段は、複数のシール部それぞれの温度を測定する手段で
あって、回転軸とともに回転するように回転軸に連結さ
れている。制御ユニットは、各温度測定手段から温度測
定結果を受け取って、各加熱手段に供給される電力の合
計が所定値を超えないように複数の加熱手段の加熱を制
御する。この制御ユニットは、回転軸とともに回転する
ように回転軸に連結されている。電力供給配線は、スリ
ップリングを有しており、外部電源から加熱手段及び制
御ユニットに電力を供給する。
【0032】本請求項に係る横シール機構では、各シー
ル部が回転軸の回転によって回転軸の周囲を旋回移動す
る。このため、各シール部を加熱したり各シール部の状
態を制御したりするための電力供給配線あるいは信号線
を回転しない所から各シール部に延ばしたのでは、これ
らの線が回転軸に絡みついてしまうことになる。しか
し、本請求項に係る横シール機構では、各シール部及び
各測定手段が回転軸とともに旋回/回転することに鑑
み、制御ユニットを回転軸に連結させて回転軸とともに
回転するようにしている。これにより、制御ユニットと
各測定手段とが相対回転しなくなるため、これらを結ぶ
信号線の間にスリップリングを介在させる必要がなくな
る。したがって、スリップリングの極数が減少するとと
もに、各測定手段と制御ユニットとの間で微少信号がや
りとりされるときにおいてもノイズによる制御の信頼性
の低下の恐れが少なくなる。
【0033】また、本請求項に係る横シール機構では、
製袋包装機の運転時において各加熱手段を常に作動させ
ている必要はなく、温度の下がったシール部に対して適
当な時間対応する加熱手段を作動させれば十分である。
このことに鑑み、制御ユニットに、各加熱手段に供給さ
れる電力の合計が所定値を超えないように、複数の加熱
手段の加熱を制御させている。したがって、回転しない
外部電源から加熱手段や制御ユニットに電力を供給する
電力供給配線のスリップリングの容量や極数を低減する
ことができる。例えば、各加熱手段の電力供給用にそれ
ぞれ2極ずつスリップリングを設けることを止め、各加
熱手段に共通の電力供給用のスリップリングを用いるこ
とができる。
【0034】請求項11に係る横シール機構は、請求項
10に記載の横シール機構であって、電力供給配線のス
リップリングの極数は2極である。
【0035】ここでは、各加熱手段及び制御ユニットに
電力を供給するスリップリングを共通化し、2極のスリ
ップリングによってこれらに電力を供給している。
【0036】請求項12に係る横シール機構は、請求項
10又は11に記載の横シール機構であって、制御ユニ
ットは、時間を区切って各加熱手段に電力を供給させ
る。
【0037】ここでは、各加熱手段に供給される電力の
合計が所定値を超えないように、時間を区切って各加熱
手段に電力を供給している。
【0038】請求項13に係る製袋包装機は、筒状にし
た包材の縦及び横をシールして製袋しつつ被包装物の充
填を行う製袋包装機であって、成形手段と、包材搬送機
構と、縦シール機構と、横シール機構とを備えている。
成形手段は、供給されるシート状の包材を筒状に形成し
つつ、被包装物を受け入れる。包材搬送機構は、筒状の
包材を下方に搬送する。縦シール機構は、搬送される筒
状の包材の重なり部分を縦に接合する。横シール機構
は、搬送される筒状の包材を、所定の間隔で横に接合す
る。この横シール機構は、請求項4から12のいずれか
に記載の横シール機構である。
【0039】
【発明の実施の形態】[第1実施形態] <全体構成>本発明の一実施形態に係る製袋包装機を図
1及び図3に示す。これらの図に示す製袋包装機1は、
ポテトチップスを袋詰めする機械であり、主として、ポ
テトチップスの袋詰めを行う本体部分である製袋包装ユ
ニット5と、この製袋包装ユニット5に袋となるフィル
ムを供給するフィルム供給ユニット(包材供給ユニッ
ト)6とから構成されている。また、製袋包装ユニット
5の前面には操作スイッチ類7が配置されており、この
操作スイッチ類7を操作する操作者が視認できる位置に
操作状態を示す液晶ディスプレイ8が配置されている。
【0040】<各ユニットの構成>フィルム供給ユニッ
ト6は、後述する製袋包装ユニット5の成形機構13に
シート状のフィルムを供給するユニットであって、ここ
では製袋包装ユニット5に隣接して設けられている。こ
のフィルム供給ユニット6にはフィルムが巻かれたロー
ルがセットされ、このロールからフィルムが繰り出され
る。このロールの交換作業には所定のスペースが必要な
ため、必ずしもフィルム供給ユニット6を製袋包装ユニ
ット5に隣接させなくてもよく、フィルム供給ユニット
6と製袋包装ユニット5とを離れた位置に配してもよ
い。
【0041】製袋包装ユニット5は、図1及び図3に示
すように、シート状で送られてくるフィルムを筒状に成
形する成形機構13と、筒状となったフィルム(以下、
筒状フィルムという。)を下方に搬送するプルダウンベ
ルト機構(包材搬送機構)14と、筒状フィルムの重ね
合わせ部分を縦にシール(熱封止)する縦シール機構1
5と、筒状フィルムを横にシールすることで袋の上下端
を閉止する横シール機構17と、これらの各機構を支え
る支持フレーム12とから構成されている。また、支持
フレーム12の周囲にはケーシング9が取り付けられて
いる。
【0042】支持フレーム12は、図2及び図3に示す
ように、主として、工場の床面に接地する接地部21a
〜24aから鉛直上方に延びる4本の柱21〜24と、
これらの柱21〜24の上端を結ぶ水平梁25a〜25
dと、柱21,22の上端からさらに鉛直上方に延びる
柱26,27と、水平梁25cの中央部から上方に延び
る柱28とから構成されている。柱28の上部では図2
に示すように両側に水平に梁が延びており、この柱28
及び柱26,27の上には、中央が開口した天板29が
固定される(図3参照)。この支持フレーム12は、製
袋包装ユニット5の各機構13,14,15,17を支
持するためのものであるが、ここではコンピュータスケ
ール2を支える架台にもなっている。
【0043】成形機構13は、図3に示すように、チュ
ーブ31と、フォーマー32とを有している。チューブ
31は、円筒形状の部材であり、上下端が開口してい
る。チューブ31は、平面的に天板29の中央の開口部
分に配置され、図示しないブラケットを介してフォーマ
ー32と一体にされている。このチューブ31の上端の
開口部には、コンピュータスケール2から計量されたポ
テトチップスが投入される。フォーマー32は、チュー
ブ31を取り囲むように配置されている。このフォーマ
ー32の形状は、フィルム供給ユニット6から送られて
きたシート状のフィルムF(図3参照)がフォーマー3
2とチューブ31との間を通るときに筒状に成形される
ような形状とされている。このフォーマー32も、図示
しない支持部材を介して支持フレーム12に固定されて
いる。なお、図1及び図3に示すように、成形機構13
は、4本の柱21〜24で囲まれる空間の上方の空間、
具体的には柱26〜28で囲まれる空間に配置されてい
る。また、成形機構13のチューブ31やフォーマー3
2は、製造する袋の大きさに応じて取り替えることがで
きるようにされている。このときには、柱28と柱26
あるいは柱27との間から作業者が成形機構13にアク
セスしてこれらを取り替える。そのために成形機構13
は、支持フレーム12に対し着脱自在にされている。
【0044】プルダウンベルト機構14と縦シール機構
15とは、天板29から吊り下げられているレール40
に支持されており、チューブ31を両側から挟むように
配置されている。これらの機構14,15は、チューブ
31が取り替えられるときには、レール40に沿って移
動して位置合わせがされる。プルダウンベルト機構14
は、チューブ31に巻き付いた筒状フィルムFを吸着し
て下方に搬送する機構であり、主として、駆動ローラ4
1及び従動ローラ42と、吸着機能を有するベルト(接
触部)43とから構成されている。縦シール機構15
は、チューブ31に巻き付いている筒状フィルムの重な
り部分を、一定の加圧力でチューブ31に押しつけなが
ら加熱して縦にシールする機構である。この縦シール機
構15は、ヒータや、ヒータにより加熱され筒状フィル
ムの重なり部分に接触するヒータベルト(縦シール部)
等を有している。
【0045】これらのプルダウンベルト機構14及び縦
シール機構15も、図1及び図3に示すように、4本の
柱21〜24で囲まれる空間の上方の空間、具体的には
柱26〜28で囲まれる空間に配置されている。
【0046】<横シール機構の構成>次に、横シール機
構17について説明する。
【0047】横シール機構17は、成形機構13,プル
ダウンベルト機構14,及び縦シール機構15の下方に
配置され、図3及び図4に示すように柱21〜24及び
水平梁25a〜25dによって支持される。図4に示す
ように、水平梁25cと水平梁25dとの間には2枚の
支持板72が渡され、さらに支持板72と水平梁25a
との間には2本の支持部材74が、支持板72と水平梁
25bとの間には2本の支持部材73が渡されている。
【0048】横シール機構17は左右対称の一対の機構
70から構成されるが、このうち水平梁25d側にある
ものを拡大して図5に示す。以下、この水平梁25d側
の機構70について説明するが、水平梁25c側の機構
についても同様の構造である。
【0049】機構70は、2つのシールジョー78をD
字状に旋回させながら、筒状フィルムを横シールすると
きにこのシールジョー78と対向するもう一方の機構7
0のシールジョー78とを押し付け合わせるものであ
る。この機構70は、図5〜図7に示すように、主とし
て、固定カム75と、カムフォロアー部76と、回転軸
80と、連結部材79と、シールジョー78と、部分カ
ムフォロアー78aと、部分カム88と、モータ71と
から構成されている。
【0050】固定カム75は、2枚の支持板72の内側
にそれぞれ配置され、支持板72に固定されている。こ
れらの固定カム75の側面形状は、図6に示すように概
ねD字形状であり、中央に水平梁25aや水平梁25b
に沿った方向に延びる長穴75dが形成されている。具
体的には、図6に示すように、もう一方の機構70の固
定カム75と対向する側面にフラット面75aが形成さ
れ、上下に円弧面75bが形成され、フラット面75a
と反対側に湾曲面75cが形成されている。
【0051】カムフォロアー部76は、1つの固定カム
75に対して2つ設けられている。これらのカムフォロ
アー部76は、連結部材79の両端部に回転可能に支持
されている。したがって、2つのカムフォロアー部76
間の距離は一定である。また、カムフォロアー部76
は、それぞれ固定カム75の側面に接しながら転動する
2つの転動体76aを有している。
【0052】回転軸80は、支持板72に設けられた開
口72a及び固定カム75に設けられた長穴75dを貫
通して、両支持板72の外側にそれぞれ配置された軸受
81aによって軸支されている。これらの軸受81a
は、図5に示すようにスライダー81に固定されてい
る。そして、両端を支持部材73あるいは支持部材74
に固定されたレール82に沿ってこのスライダー81が
スライドすることで、軸受81aは水平梁25aや水平
梁25bに沿った方向の移動が可能である。すなわち、
回転軸80は、水平梁25aや水平梁25bに沿った方
向に移動自在に支持されている。これにより、回転軸8
0は、図10に示すように、もう一方の機構70側(以
下、内側という。)の長穴の部分に位置することも、図
6に示すように、もう一方の機構70側とは反対側(以
下、外側という。)の長穴の部分に位置することも可能
である。なお、スライダー81はレール82上を転がる
ボールあるいはコロを有しており、スライダー81はレ
ール82に対して殆ど摩擦抵抗が無い状態でスライドす
る。
【0053】また、回転軸80は、シュミットカップリ
ング84を介して軸85と連結されている。この軸85
は、ベベルギア86を介してモータ71の回転軸71a
と連結されている。シュミットカップリング84は、リ
ンクにより結合されている3枚の円板から構成されてお
り、入力軸である軸85の回転を出力軸である回転軸8
0に伝達する軸継手である。このシュミットカップリン
グ84は、平面的に固定されている軸85に対して回転
軸80が平面的に移動して両者の軸芯距離が変わった場
合にも、軸85の回転を回転軸80に伝えることができ
る。したがって、モータ71を回転させることによっ
て、回転軸80が回転することになる。なお、モータ7
1は水平梁25a,25dによって支持されており、モ
ータ71の回転軸71aは支持部材74に固定される軸
受によって支持されている。また、モータ71には、回
転速度やトルク制御の可能なサーボモータが採用されて
いる。
【0054】連結部材79は、その中央部が回転軸80
に固定されており、回転軸80の回転にしたがって回転
する部材である。そして、前述のように、この連結部材
79の両端部にはカムフォロアー部76が支持されてい
る。したがって、図6等に示すように、両カムフォロア
ー部76は、回転軸80を挟んで両側に配置されるよう
になる。また、回転軸80からそれぞれのカムフォロア
ー部76までの距離は、等距離になっている。
【0055】シールジョー78は、図5及び図6に示す
ように、水平梁25cや水平梁25dに沿った方向に延
びており、2箇所でカムフォロアー部76に板バネ77
を介して支持されている。この板バネ77は、数mmの
伸縮が可能なものであり、後述する部分カム88に部分
カムフォロアー78aが拘束されているときに伸びてカ
ムフォロアー部76とシールジョー78との相対距離を
大きくする役割を果たす。部分カムフォロアー78a
は、2つのシールジョー78の両端部にそれぞれ配置さ
れており、シールジョー78に回転自在に支持されてい
る。この部分カムフォロアー78aは、図7及び図12
に示すように、カムフォロアー部76が部分カム88の
近傍を通過するときに、部分カム88の内側の側面に接
触しながら転動する。
【0056】部分カム88は、スライダー89a及びレ
ール89bを介して、それぞれ支持板72に支持されて
いる。部分カム88はスライダー89aに固定されてお
り、レール89bは支持板72に固定されている。そし
て、スライダー89aは、レール89bと係合してお
り、レール89bに支持された状態で、レール89bに
沿って水平梁25aや水平梁25bに沿った方向に移動
することができる。
【0057】この部分カム88は、図8に示すように、
その内側の側面が、導入面88a、加圧面88b、及び
離反面88cから構成されている。導入面88aは、そ
こに部分カムフォロアー78aが拘束されているときに
は、図7に示すように対向するシールジョー78が互い
に隙間を開けて離れた状態になる面である。加圧面88
bは、導入面88aの下方に隣接して形成されている。
この加圧面88bは、そこに部分カムフォロアー78a
が拘束されているときには、図12に示すように対向す
るシールジョー78が互いに押しつけ合う状態となる面
である。離反面88cは、加圧面88bの下方に隣接し
て形成されている。この離反面88cは、そこに部分カ
ムフォロアー78aが拘束されているときには、対向す
るシールジョー78が互いに隙間を開けて離れた状態に
なる面である。
【0058】また、この部分カム88及びもう一方の機
構70の部分カム88は、図8に示すリンク機構98で
連結され、このリンク機構98に力を加える空気シリン
ダー96によって位置決めされている。図8に示すよう
に、電磁三方弁97を介して図示しない高圧空気供給源
と空気シリンダー96内とが連通されているときは、空
気シリンダー96のピストンがストッパー99に当たる
まで引き上げられ、両部分カム88が近づいた状態とな
る。このときには、部分カムフォロアー78aが加圧面
88bに拘束されているときに各シールジョー78が互
いに当接した状態となり(図12参照)、各シールジョ
ー78は部分カム88からの力によって互いに押しつけ
合う状態になる。言い換えれば、両部分カム88は、部
分カムフォロアー78aを介して両シールジョー78か
ら反力を受けて両側に拡がろうとするが、空気シリンダ
ー96によりそれが抑えられる。
【0059】また、横シール機構17には、シールジョ
ー78によるシール部分のセンター位置において袋と後
続の筒状フィルムとを切り離すカッター装置(図示せ
ず)が内蔵されている。
【0060】<横シール機構の加熱制御>横シール機構
17は、シールジョー78間に筒状フィルムを挟み込む
ことにより横シールする部分を圧着させるが、シールを
行うためには圧力の他に熱が必要である。このため、筒
状フィルムに当接するシールジョー78の当接面(加熱
部)を加熱するために、各シールジョー78にはヒータ
(加熱手段)78bが内蔵されている(図9参照)。ま
た、このヒータ78bにより加熱されるシールジョー7
8の当接面が適正な温度であるか否かを監視するため
に、各シールジョー78には熱伝対78cが取り付けら
れている。
【0061】各熱伝対78cによる温度の監視、及び各
ヒータ78bのON/OFF制御は、回転軸80ととも
に回転する制御ユニット90内の制御部90aによって
為される。制御ユニット90は、図5に示すように、回
転軸80に固定されている連結部材79間を結ぶ支持部
材79aに固定されている。この制御ユニット90は、
制御部90aの他、各ヒータ78bの温度設定値を記憶
するメモリ90b,90c、各ヒータ78bへの電力供
給をON/OFFさせるスイッチ90d,90e等を有
している(図9参照)。また、この制御ユニット90か
ら各シールジョー78に向けては、図5及び図9に示す
ように、ヒータ78bに電力を供給する電力供給線91
aと、熱伝対78cと制御部90aとを結ぶ補償導線9
1bとが延びている。
【0062】制御部90a及び各ヒータ78bへは、外
部電源93からスリップリング92aを有する電力供給
配線92を介して電力が供給される。外部電源93は回
転しないため、スリップリング92aが使用されてい
る。スリップリング92aから回転する回転軸80内の
電力供給配線92に入った電力は、制御ユニット90内
に入り、そこから制御部90aや各ヒータ78bに供給
される。なお、スリップリング92aは、図5に示すよ
うに、回転軸80の水平梁25b側の端部に装着され
る。
【0063】制御部90aは、スイッチ90d,90e
をON/OFFさせることで各ヒータ78bへの電力供
給を切り替える。製袋包装機1の運転時において各ヒー
タ78bを常時作動させている必要はなく、温度の下が
ったシールジョー78の当接面に対して適当な時間だけ
ヒータ78bを作動させれば十分であることから、制御
ユニット90の制御部90aは、スイッチ90d及びス
イッチ90eを同時にONさせることはせずに、各ヒー
タ78bに供給される電力の合計が所定値を超えないよ
うに制御を行っている。すなわち、制御部90aは、時
間を区切って各ヒータ78bに電力を供給している。
【0064】<製袋包装機の動作>次に、製袋包装機の
動作について説明する。
【0065】フィルム供給ユニット6から成形機構13
に送られたシート状のフィルムFは、フォーマー32か
らチューブ31に巻き付けられて筒状に成形され、その
ままプルダウンベルト機構14によって下方に搬送され
る。そして、フィルムFはチューブ31に巻き付けられ
た状態において両端部が周面上で重ね合わせられた状態
となり、その重ね合わせ部分が縦シール機構15によっ
て縦にシールされる。
【0066】縦にシールされて円筒形状となった筒状フ
ィルムFは、チューブ31を抜けて横シール機構17へ
と降りていく。このときの平面的な位置は、図4におい
て2点鎖線で示す位置である。また、このときには筒状
フィルムFの移動と同時に、ポテトチップスの固まりが
コンピュータスケール2からチューブ31を通って落下
してくる。そして、横シール機構17においては、筒状
フィルムF内にポテトチップスが存在する状態で、順に
袋の下端及び上端の部分が横にシールされる。
【0067】<製袋包装機の横シール動作>次に、横シ
ールの動作について詳述する。
【0068】横シール機構17では、モータ71を回転
させることによって、カムフォロアー部76及びシール
ジョー78が回転軸80に対して円運動をする。そし
て、同じ連結部材79の両端部に装着されている2つの
カムフォロアー部76が固定カム75を挟み込む構造と
なっているため、固定カム75の周面に沿ってカムフォ
ロアー部76の転動体76aが移動する。すると、図
6,図10,及び図11に示すように回転軸80が水平
方向に移動する。具体的には、図10に示すようにカム
フォロアー部76の転動体76aが円弧面75b上にあ
るときに、回転軸80は長穴75dの内側の部分に位置
する。そして、図11に示すような状態から図6に示す
ような状態へと移行するとき、すなわち一方のカムフォ
ロアー部76の転動体76aがフラット面75a上を移
動し他方のカムフォロアー部76の転動体76aが湾曲
面75c上を移動するときに、回転軸80は長穴75d
の内側の部分と外側の部分との間を移動する。これによ
り、回転軸80は、長穴75dの内側の部分における移
動停止と、長穴75dの内側の部分と外側の部分との間
の直線往復移動とを繰り返すことになる。この回転軸8
0の軌跡T2を図14に示す。
【0069】カムフォロアー部76は上記のようにして
固定カム75の周面に沿って概ねD字状に旋回するが、
シールジョー78は、カムフォロアー部76とともに旋
回するとともに、部分カム88の近傍においてはカムフ
ォロアー部76に対して相対移動をする。図11に示す
状態から内側のカムフォロアー部76がフラット面75
a上を移動して図6に示す状態になると、シールジョー
78の端部の部分カムフォロアー78aが図7に示すよ
うに部分カム88の内側の側面(導入面88a)に拘束
されるようになる。そして、固定カム75に接しながら
移動を続けるカムフォロアー部76に対して、シールジ
ョー78は下方に移動を続けながら水平方向にカムフォ
ロアー部76から離れるように移動する(図12参
照)。このときには、カムフォロアー部76とシールジ
ョー78とを連結させている板バネ77が伸張する。ま
た、このときには、シールジョー78とこれに対向する
シールジョー78との間に互いに押しつけ合う力が作用
する。そして、部分カムフォロアー78aが部分カム8
8の加圧面88bから離反面88cへと移動すると、両
シールジョー78が離反していく。このような部分カム
88の近傍におけるシールジョー78の動きを含めたシ
ールジョー78の旋回軌跡T1を図14に示す。この旋
回軌跡T1は、シールジョー78の先端、すなわち筒状
フィルムFに接するシールジョー78の当接面の軌跡を
表したものである。
【0070】このように横シール機構17では、一方の
機構70のシールジョー78が概ねD字状に、他方の機
構70のシールジョー78が概ね逆D字状に旋回してお
り、その途中で両機構70のシールジョー78が互いに
押しつけ合う状態となる(図14に示すシールジョー7
8の旋回軌跡T1参照)。
【0071】この横シール機構17の中央部分に筒状フ
ィルムFが降りてくると、まず、図14に示す「しご
き」の区間において、これからシールする部分のしごき
処理が行われる。ここでは、筒状フィルムFを挟み込む
両シールジョー78の当接面間の隙間が数mm程度に保
持されつつ、筒状フィルムFの搬送速度の数倍の速度で
両シールジョー78が下方に移動する。これにより、筒
状フィルムFのシールする部分にあるポテトチップスC
が下方にしごかれ、シール時にポテトチップスCがシー
ル部に挟み込まれてシール不良を起こすことが抑えられ
る。
【0072】次に、両シールジョー78が図14に示す
「シール」の区間を移動するときに、先行する袋Bの上
端部と、これに続く袋の下端部とがほぼ同時にシールさ
れる。このときには、両シールジョー78の移動速度は
原則として筒状フィルムF(袋)の搬送速度に合わされ
る。また、このシールと同時に、シールジョー78に内
蔵されているカッター装置によって先行する袋Bと後続
の筒状フィルムFとが切り離される。
【0073】このようにして連続的に製造される袋B
は、図1及び図3に示す傾斜誘導板19により、ウェイ
トチェッカー等の後工程の装置に袋Bを移送するベルト
コンベア(図示せず)に誘導される。
【0074】<本製袋包装機の特徴> (1)本製袋包装機1においては、横シール機構17が
従来のように片持ち状態とならないよう、支持フレーム
12にその両端を支持させている。この支持フレーム1
2には、横シール機構17を取り囲むように配置され接
地部21a〜24aから上に延びる4本の柱21〜24
が含まれており、支持フレーム12は横シール機構17
を安定して支持することができる。これにより、高速の
製袋包装処理を行ったときにも、横シール機構17が大
きく振動することがなくなっている。特に、ここでは重
量があり慣性力が大きくなるシールジョー78をD字状
に旋回させているために振動が大きくなってしまう傾向
にあるが、横シール機構17の両端を支持させているた
め、高速処理時にも振動を許容レベルに抑えることがで
きている。
【0075】また、4本の柱21〜24及びこれらの上
端を結ぶ水平梁25a〜25dを有する支持フレーム1
2の内方に横シール機構17を配しているため、横シー
ル機構17を前後左右から支持することができている。
これにより、さらに横シール機構17の振動による変位
が小さくなっている。
【0076】なお、ここでは旋回するシールジョー78
を4つの柱21〜24で囲まれる空間に配置して横シー
ル機構17を支持フレーム12内に配しているが、必ず
しもこのように支持フレーム12の内方に配する必要は
なく、横シール機構17が両端で支持されるのならば横
シール機構17の一部が4つの柱21〜24で囲まれる
空間(あるいは、その上方空間)の外に位置していても
良い。
【0077】(2)本製袋包装機1では、フィルムを筒
状に成形して搬送及び縦シール処理を行う一連の成形機
構13,プルダウンベルト機構14,及び縦シール機構
15についても、横シール機構17と同様に支持フレー
ム12により支持し、4つの柱21〜24で囲まれる空
間の上方空間に配置している。このため、プルダウンベ
ルト機構14のベルト43や縦シール機構15のヒータ
ベルトの動きに起因する振動が小さくなっている。
【0078】また、成形機構13のチューブ31を図1
及び図3に示すように概ね支持フレーム12の平面視に
おける中央に、すなわち平面視において接地部21a〜
24a及び柱21〜24で囲まれる位置に配置したた
め、支持フレーム12を、コンピュータスケール2を保
持させる架台として兼用することができている。これに
より、コンピュータスケール2を製袋包装ユニット5の
上方に保持するための別個の架台が不要となるととも
に、製袋包装機1とコンピュータスケール2との整合性
がよくなっている。
【0079】(3)本製袋包装機1の横シール機構17
では、カムフォロアー部76と連結部材79とをスライ
ドさせるような従来の方式ではなく、回転軸80を固定
カム75に対してスライドさせる方式を採っている。こ
のようにしたため、比較的広いスペースが存在する両固
定カム75の外方にスライド機構(スライダー81及び
レール82)を配置することができ、横シール機構17
の耐久性が向上している。また、ここでは1つの固定カ
ム75に対して2つのカムフォロアー部76を配してい
るため、カムフォロアー部76と連結部材79とをスラ
イドさせる方式を採るとすれば1つの機構70に対して
4つのスライド機構が必要となるが、ここでは回転軸8
0をスライドさせる方式を採っているので2つのスライ
ド機構の設置で足りている。
【0080】(4)本製袋包装機1の横シール機構17
では、1つの固定カム75に対してカムフォロアー部7
6が2つ設けられているため、回転軸80の1回転によ
って2回の横シールを行うことができる。
【0081】また、側面視において回転軸80を挟むよ
うに両カムフォロアー部76が配置され、これらが連結
部材79によって連結されている。このため、カムフォ
ロアー部76の転動体76aの内側及び外側を拘束する
溝を有する溝カムを用いる代わりに、カムフォロアー部
76の転動体76aの内側のみを拘束する板カムを固定
カム75として用いることができている。すなわち、両
カムフォロアー部76で固定カム75を挟んでいるた
め、固定カム75に板カムを用いていてもカムフォロア
ー部76が固定カム75から離れなくなっている。
【0082】(5)本製袋包装機1の横シール機構17
では、シールジョー78の両端に部分カムフォロアー7
8aを配置し、対向するシールジョー78で筒状フィル
ムを挟み込むときにこれらをそれぞれ拘束する一対の部
分カム88を配備し、さらに一対の部分カム88に力を
作用させるリンク機構98及び空気シリンダー96(図
8参照)を設けている。これにより、シール時にのみ対
向するシールジョー78間に力が作用するようになると
ともに、その力をモータではなく空気シリンダー96で
与えることができている。このため、シール圧力に対抗
するトルクを備えたモータを配備する必要がなくなり、
コストが低減されている。
【0083】また、ここでは、空気シリンダー96内の
圧力を電磁三方弁97によって調節することによって、
筒状フィルムのシールする部分を挟み込むシールジョー
78が互いに押しつけ合う力、すなわちシール圧力を調
節することができる。
【0084】さらに、ここでは、リンク機構98によっ
て両部分カム88を結び、このリンク機構98を介して
シール圧力の作用方向(水平方向)と交差する向き(垂
直上向き)に空気シリンダー96が力を加えている。こ
のため、小さな空気圧で大きなシール圧力を発生させる
ことができている。
【0085】また、ここでは、電磁三方弁97を操作し
て高圧空気供給源と空気シリンダー96内との連通を解
除することにより、図13に示すように両部分カム88
間の隙間をS1からS2に拡げることができる。これに
より、横シールを行いたくないとき、例えばポテトチッ
プスの商品としての品質が確保できていないときに、品
質の悪いポテトチップスを製袋包装することなくまとめ
て破棄することが可能となっている。
【0086】なお、ここでは空気シリンダー96を採用
しているが、油圧シリンダー等の他の手段を採用するこ
とも可能である。
【0087】(6)本製袋包装機1の横シール機構17
の部分カム88は、その内側の側面が、滑らかに連続す
る導入面88a、加圧面88b、及び離反面88cから
構成されている。したがって、部分カムフォロアー78
aが部分カム88に拘束されているときのシールジョー
78の移動軌跡が滑らかであり、シールジョー78を旋
回させるモータ71の出力を抑えることができる。ま
た、ここでは、加圧面88bの上下に導入面88a及び
離反面88cを設けたことにより、旋回している部分カ
ムフォロアー78aをスムーズに部分カム88に拘束さ
せ、また部分カム88による拘束から部分カムフォロア
ー78aをスムーズに抜けさせることができる(図14
参照)。このことによっても、モータ71の出力を抑え
ることができている。
【0088】(7)従来においては、図15に示すよう
に回転軸180により回転する構造体とは別の場所に外
部制御ユニット190が設けられているため、横シール
機構のシールジョー178に内蔵されているヒータ17
8bや温度測定具178cと外部制御ユニット190と
を結ぶ配線中にスリップリング192aが必要である。
したがって、図15に示すように1つの回転軸180に
対して複数のシールジョー178が配備されるようにな
ると、それに応じてスリップリング192aの極数も増
やさなければならない。例えば、図15のようにシール
ジョー178が2つになれば、各ヒータ178bに電力
を供給する電力線4本と、各温度測定具178cから信
号を取り出す信号線4本とが必要となり、スリップリン
グ192aの極数は8極となる。
【0089】これに対し、本製袋包装機1の横シール機
構17では、図9に示すように制御ユニット90を回転
軸80とともに回転するように構成している。したがっ
て、回転軸80とともに回転するヒータ78bやこれら
を制御するための熱伝対78cと制御ユニット90との
相対回転がなくなっている。このため、ヒータ78bと
制御ユニット90とを結ぶ配線や熱伝対78cと制御ユ
ニット90とを結ぶ配線にスリップリングを用いる必要
がなくなり、外部電源93から制御ユニット90に電力
を送るためのスリップリング92aだけを配備すればよ
くなる。これにより、スリップリング92aの極数の低
減によってコストが低減されるとともに、ノイズ等を嫌
う補償導線の途中にスリップリングを用いることを避け
ることができ制御の信頼性が向上している。
【0090】(8)本製袋包装機1の横シール機構17
では、時間を区切って各ヒータ78bに電力を供給する
ように制御している。したがって、電力供給配線92の
スリップリング92aの極数が2極に抑えられていると
ともに、スリップリング92aの容量が低減されてい
る。
【0091】[第2実施形態]第1実施形態において
は、各ヒータ78bの温度設定値を記憶するメモリ90
b,90c(図9参照)に対して予め所定の設定値を記
憶させているが、この設定値を外部から無線によって変
更できるようにしてもよい。
【0092】図16に示すように、本実施形態では、回
転軸80とともに回転する制御ユニット90とは別に、
支持フレーム12に支持され回転しない固定制御ユニッ
ト95を配備している。また、制御ユニット90には、
固定制御ユニット95の送受信部95aと無線によって
データ(信号)を受け渡しする送受信部90fを備えさ
せている。両送受信部95a,90fは、赤外線や誘導
式のセンサ等を使って無線通信を行う。
【0093】ここでは、フィルムの種類や搬送速度等が
変わってシール温度を変更しなければならないような場
合に、固定制御ユニット95から制御ユニット90の制
御部90aにメモリ90c,90dに記憶されているデ
ータを変更させる指令を与えることができる。また、各
熱伝対78cから得た温度の情報を制御部90aから固
定制御ユニット95に送信するようにすれば、固定制御
ユニット95側においても温度監視を行うことができ、
液晶ディスプレイ8にこれを表示することも可能とな
る。
【0094】[第3実施形態]第2実施形態において
は、熱伝対78cによるシールジョー78の当接面の温
度監視のみを行っているが、シール圧力が適正であるか
どうかについても監視させることができる。
【0095】例えば、連結部材79やシールジョー78
に歪みゲージ(力測定手段)を貼り付け、これを制御ユ
ニット90の制御部90aに監視させる。そして、この
結果を基にシール圧力が不適正であると判断したとき
に、制御部90aから無線で固定制御ユニット95にそ
れを伝え、空気シリンダー96内の圧力を電磁三方弁9
7によって調節させる。このようにすることで、横シー
ル機構17のシール圧力を適正に保つことが可能であ
る。
【0096】[第4実施形態]上記実施形態において
は、シールジョー78の当接面が適正な温度であるか否
かを監視するために熱伝対78cを用いているが、抵抗
式の白金測温抵抗体やサーミスタ式の温度測定手段等を
用いることもできる。
【0097】
【発明の効果】本発明では、制御部が回転体及びヒータ
等の被制御手段とともに回転するような構成としている
ため、回転体外と回転体内とを結ぶスリップリングある
いはスリップリングの極数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の製袋包装機の斜視図。
【図2】支持フレームの斜視図。
【図3】製袋包装ユニットの側面図。
【図4】図3のIV-IV矢視断面図。
【図5】図4の拡大図。
【図6】図4のVI-VI矢視断面図。
【図7】図4のVII-VII矢視断面図。
【図8】部分カムによる横シール圧力発生機構の概略
図。
【図9】加熱制御系統図。
【図10】シールジョーの一状態図。
【図11】シールジョーの一状態図。
【図12】シールジョーの一状態図。
【図13】横シール圧力発生機構の一状態図。
【図14】シールジョーの旋回軌跡及び回転軸の軌跡。
【図15】従来の加熱制御系統図。
【図16】第2実施形態の加熱制御系統図。
【符号の説明】
1 製袋包装機 12 支持フレーム 13 成形機構 14 フィルム搬送機構(包材搬送機構) 15 縦シール機構 17 横シール機構 78 シールジョー(シール部) 78b ヒータ(加熱手段) 78c 熱伝対 80 回転軸 90 制御ユニット 90a 制御部 92 電力供給配線 92a スリップリング 93 電源(外部電源) 95 固定制御ユニット F フィルム(包材)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転体に支持され前記回転体の回転に伴っ
    て回転する被制御手段の制御装置であって、 前記回転体に支持され、前記被制御手段と接続される制
    御部と、 スリップリングを有し、前記回転体外の電源から前記制
    御部に電力を供給する電力供給配線と、を備えた回転体
    の被制御手段の制御装置。
  2. 【請求項2】前記回転体において温度を測定して前記制
    御部に測定結果を送る温度測定手段をさらに備えた、請
    求項1に記載の回転体内の被制御手段の制御装置。
  3. 【請求項3】前記被制御手段は、前記電源供給配線から
    供給される電力によって前記回転体の加熱部を加熱する
    加熱手段であり、 前記温度測定手段は、前記回転体の加熱部の温度を測定
    し、 前記制御部は、前記温度測定手段の測定結果に基づい
    て、前記被制御手段による前記回転体の加熱部の加熱を
    制御する、請求項2に記載の回転体の被制御手段の制御
    装置。
  4. 【請求項4】筒状にした包材の縦及び横をシールして製
    袋しつつ被包装物の充填を行う製袋包装機の横シール機
    構であって、 加熱されて、前記筒状の包材に当接及び離反するように
    旋回移動するシール部と、 前記シール部をその周りで旋回させる回転軸と、 前記回転軸とともに回転するように前記回転軸に連結さ
    れ、前記シール部の状態を測定する測定手段と、 前記回転軸とともに回転するように前記回転軸に連結さ
    れ、前記測定手段から測定結果を受け取り、前記シール
    部の状態を制御する制御ユニットと、を備えた横シール
    機構。
  5. 【請求項5】前記制御ユニットには、スリップリングを
    有する電力供給配線によって外部電源から電力が供給さ
    れる、請求項4に記載の横シール機構。
  6. 【請求項6】前記測定手段は、前記シール部の温度を測
    定する温度測定手段である、請求項4又は5に記載の横
    シール機構。
  7. 【請求項7】前記測定手段は、前記シール部の加熱部分
    に接触する熱伝対である、請求項6に記載の横シール機
    構。
  8. 【請求項8】前記回転軸及び前記シール部と離れた場所
    に配備され、前記制御ユニットに対して無線により前記
    シール部の温度設定を指示する固定制御ユニットと、 スリップリングを有する電力供給配線によって外部電源
    から電力が供給され、前記シール部を加熱する加熱手段
    と、をさらに備え、 前記制御ユニットは、前記固定制御ユニットの指示に従
    い、前記加熱手段による前記シール部の加熱を制御す
    る、請求項6又は7に記載の横シール機構。
  9. 【請求項9】前記測定手段は、前記シール部に作用する
    力を測定する力測定手段である、請求項4又は5に記載
    の横シール機構。
  10. 【請求項10】筒状にした包材の縦及び横をシールして
    製袋しつつ被包装物の充填を行う製袋包装機の横シール
    機構であって、 前記筒状の包材に当接及び離反するように旋回移動する
    複数のシール部と、 前記複数のシール部をその周りで旋回させる回転軸と、 前記回転軸とともに回転するように前記回転軸に連結さ
    れ、前記複数のシール部をそれぞれ加熱する複数の加熱
    手段と、 前記回転軸とともに回転するように前記回転軸に連結さ
    れ、前記複数のシール部それぞれの温度を測定する複数
    の温度測定手段と、 前記回転軸とともに回転するように前記回転軸に連結さ
    れ、前記各温度測定手段から温度測定結果を受け取り、
    前記各加熱手段に供給される電力の合計が所定値を超え
    ないように前記複数の加熱手段の加熱を制御する制御ユ
    ニットと、 スリップリングを有し、外部電源から前記加熱手段及び
    前記制御ユニットに電力を供給する電力供給配線と、を
    備えた横シール機構。
  11. 【請求項11】前記電力供給配線のスリップリングの極
    数は2極である、請求項10に記載の横シール機構。
  12. 【請求項12】前記制御ユニットは、時間を区切って前
    記各加熱手段に電力を供給させる、請求項10又は11
    に記載の横シール機構。
  13. 【請求項13】筒状にした包材の縦及び横をシールして
    製袋しつつ被包装物の充填を行う製袋包装機であって、 供給されるシート状の包材を筒状に形成しつつ、被包装
    物を受け入れる成形手段と、 前記筒状の包材を下方に搬送する包材搬送機構と、 搬送される前記筒状の包材の重なり部分を縦に接合する
    縦シール機構と、 搬送される前記筒状の包材を所定の間隔で横に接合す
    る、請求項4から12のいずれかに記載の横シール機構
    と、を備えた製袋包装機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014133587A (ja) * 2013-01-11 2014-07-24 Tokiwa Kogyo Kk シール装置および包装機
JP2015091726A (ja) * 2015-01-15 2015-05-14 トキワ工業株式会社 シール装置および包装機

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