JP2000190594A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP2000190594A
JP2000190594A JP10376989A JP37698998A JP2000190594A JP 2000190594 A JP2000190594 A JP 2000190594A JP 10376989 A JP10376989 A JP 10376989A JP 37698998 A JP37698998 A JP 37698998A JP 2000190594 A JP2000190594 A JP 2000190594A
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Kunio Tomiyasu
國男 冨安
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動オンライン復帰機能によってユーザにか
かる手間や時間を削減しつつ、自動オンライン復帰に伴
う支障の発生し難い、使い易いプリンタ装置を提供する
ようにする。 【解決手段】 ユーザがプリンタ装置10の設定等を行
う場合は、オフライン状態にしてから作業を行う。ユー
ザが操作パネル18のボタン操作を行うと、パネル操作
待ち時間計時部34の計時カウンタが「0」にリセット
され、計時を開始し、次にボタン操作が行われるまでの
経過時間を計る。タイムアウト検出部32は、パネル操
作待ち時間計時部34の計時状態を監視し、閾時間を越
えた場合にタイムアウトと判定する。タイムアウトと判
定すると、自動オンライン復帰部30からオンライン/
オフライン切り替え処理部28に対してオンラインに切
り替える旨を通知し、ホストI/F20をオフライン状
態からオンライン状態に切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ装置に係
り、さらに詳しくは、外部装置からの印刷データの送信
を受け付けて印刷処理を行うオンライン状態と、ユーザ
からのパネル操作は受け付けるが外部装置からの印刷デ
ータの送信を受け付けないオフライン状態とをパネル操
作で切り替えることのできるプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、外部装置と接続され、外部装
置から送られてくる印刷データと制御データとに基づい
て印刷処理が自動的に行われるプリンタ装置が用いられ
ている。このプリンタ装置に接続される外部装置として
は、例えばホストコンピュータなどがあり、1つのプリ
ンタ装置に対して複数のホストコンピュータが接続され
ていたり、1つのホストコンピュータに対して複数のプ
リンタ装置が接続されているなどの接続態様がある。。
【0003】この種のプリンタ装置は、ホストコンピュ
ータから送られてくる印刷データを受け付けると、それ
に伴って印刷処理することができるオンライン状態と、
ユーザからのパネル操作を受け付けると、ホストコンピ
ュータ側にビジー信号を送って、ホストコンピュータか
ら送られてくる印刷データを受け付けないようにするオ
フライン状態とがあり、これらのオンライン状態とオフ
ライン状態とをユーザがパネル操作によって切り替えて
いた。
【0004】また、例えば、特開平6−47992号公
報に開示されている「プリンタ装置」は、オンライン動
作モードやオフライン動作モードを有しており、エラー
ステータスによって印刷部での印刷動作が可能か否かを
監視し、動作モード判定部によりホストコンピュータか
らの印刷要求入力に応じて動作モードの判定を行い、動
作モード判定部がオフライン動作モードと判定し、且つ
印刷状態判定部でエラーステータスにより印刷動作が可
能であると判定した場合は、自動オンライン設定部で動
作モードをオンライン動作モードに変更するようにす
る。そして、印刷処理部では、動作モードがオンライン
動作モードに変更された後、印刷部においてホストコン
ピュータからの印刷要求に応じた印刷処理を実行してい
た。
【0005】また、特開平8−127156号公報に開
示されている「プリンタ」は、専用の紙送りスイッチを
有しておらず、選択スイッチによりオンライン状態とオ
フライン状態とを選択的に切換え、検出手段は選択スイ
ッチをオフライン状態とした場合に、選択スイッチのオ
フライン状態の動作時間の検出を行い、制御手段では検
出手段によって検出されたオフライン状態の動作時間が
予め設定した設定時間を越えた場合に、設定時間を越え
た選択スイッチのオフライン状態の動作時間だけ用紙を
搬送する紙送り機構を駆動させるものであった。
【0006】さらに、特開平10−129083号公報
に開示されている「プリンタ、プリンタ通信システム、
並びにプリンタ制御方法」は、オンラインとオフライン
の切換えや、その他のプリンタ操作を遠隔通信で行うも
のであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のプリンタ装置にあっては、ユーザからのパネ
ル操作を受け付けると、ホストコンピュータ側にビジー
信号を送り、ホストコンピュータから送られてくる印刷
データを受け付けないオフライン状態となるため、ホス
トコンピュータからの印刷データを印刷できるようにす
るには、ユーザがプリンタ装置のある設置場所まで行っ
て、操作パネルをマニュアル操作する必要があるため、
操作に手間と時間がかかるという問題点があった。
【0008】また、上記の特開平8−127156号公
報や特開平10−129083号公報についても、これ
と同様にオフライン状態からオンライン状態に自動復帰
させる自動オンライン復帰機能を有していないため、操
作に手間や時間がかかってしまうという問題点があっ
た。
【0009】また、上記の特開平6−47992号公報
の場合は、自動オンライン状態設定部において動作モー
ド判定部がオフライン動作モードと判定し、且つ印刷状
態判定部がエラーステータスにより印刷動作可能と判定
した場合に動作モードをオンライン動作モードに自動的
に変更させることができる。しかし、その反面いつオン
ライン動作モードになるのかが不定であり、ユーザがオ
フラインにした直後、オフライン状態で何らかの設定や
自動印刷を開始した直後、あるいは継続してオフライン
操作を行うような場合にオンラインに自動復帰させたり
すると、逆に支障をきたす場合が出てくるという問題点
があった。
【0010】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、オフライン状態からオンライン状態に自動復帰でき
るようにしてユーザにかかる手間や時間を削減しつつ、
オフライン状態からオンライン状態に自動復帰させる際
に、操作者に時間的な猶予を与えて、オンライン復帰に
伴う支障が発生し難い、使い易いプリンタ装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明は、外部装置からの印刷デー
タの送信を受け付け、それに伴う印刷処理を行うオンラ
イン状態と、ユーザからのパネル操作を受け付け、外部
装置側にはビジー信号を出して外部装置からの印刷デー
タの送信を受け付けないオフライン状態とをパネル操作
で切り替え可能なプリンタ装置において、ユーザによる
パネル操作があると、そのパネル操作後から次のパネル
操作が行われるまでの経過時間を計るパネル操作待ち時
間計時手段と、前記パネル操作待ち時間計時手段で計っ
た時間が所定の閾時間を越えてタイムアウトになったこ
とを検出するタイムアウト検出手段と、前記タイムアウ
ト検出手段でタイムアウトが検出されるとオンライン状
態に切り替えるように指示する自動オンライン復帰手段
と、を備えている。
【0012】これによれば、自動的なオンライン復帰
を、ユーザによる最近のパネル操作後の経過時間を目安
に行うようにしたため、オフライン状態からオンライン
状態に復帰するまでにユーザに猶予を与えることが可能
となり、より使い易い自動オンライン復帰機能を提供す
ることが可能となる。
【0013】また、請求項2に係る発明は、外部装置か
らの印刷データの送信を受け付け、それに伴う印刷処理
を行うオンライン状態と、ユーザからのパネル操作を受
け付け、外部装置側にはビジー信号を出して外部装置か
らの印刷データの送信を受け付けないオフライン状態と
をパネル操作で切り替え可能なプリンタ装置において、
単なるオフライン状態でオンライン状態に切り替えれば
通常印刷が可能な状態と、オフライン状態で且つモード
設定状態にあったり、オフライン印刷中のように通常印
刷に復帰させない方がいい状態とを識別するオフライン
状態識別手段と、前記オフライン状態識別手段が単なる
オフライン状態でオンライン状態に切り替えれば通常印
刷が可能な状態になったことを検出すると計時を開始す
る単純オンライン計時手段と、前記単純オンライン計時
手段で計った経過時間が所定の閾時間を越えてタイムア
ウトになったことを検出するタイムアウト検出手段と、
前記タイムアウト検出手段でタイムアウトが検出される
とオンライン状態に切り替えるように指示する自動オン
ライン復帰手段と、を備えている。
【0014】これによれば、自動的なオンライン復帰
を、オフライン状態であり且つ印刷可能な状態が一定時
間経過したか否かを目安に行うようにしたため、オフラ
イン状態からオンライン状態に復帰するまでにユーザに
猶予を与えることが可能となり、より使い易い自動オン
ライン復帰機能を提供することが可能となる。
【0015】また、請求項3に係る発明は、請求項1ま
たは2に記載のプリンタ装置において、前記自動オンラ
イン復帰手段によりオンライン状態に自動復帰させる際
の前記閾時間の設定と、オンライン状態に自動復帰させ
るか否かの選択とをパネル操作やプリンタコマンドによ
って設定可能とするする自動オンライン復帰閾時間設定
・自動オンライン復帰機能選択手段をさらに備えてい
る。
【0016】これによれば、例えばプリンタ装置が複数
の外部装置から共有して使われている環境では、長時間
オフライン状態にしたままユーザがプリンタ設定を行っ
ていると、他の外部装置のユーザからの印刷に支障が出
るため、自動オンライン復帰までの閾時間は短めに設定
して、手短な作業を促すようにした方が良い。また、外
部装置対プリンタ装置が1対1で接続されている環境で
は、ユーザ個人の環境に合せてプリンタ設定をじっくり
とカスタマイズできる方が良く、自動オンライン復帰ま
での閾時間を長めに設定した方が都合が良い。このよう
に、環境に応じて自動オンライン復帰までの閾時間のユ
ーザ設定を可能にすることにより、ユーザの使用状況に
適した自動オンライン復帰機能を提供することが可能と
なる。
【0017】また、複数のプリンタ装置を使用する環境
において、本発明のような機能を持ったプリンタ装置が
混じっている場合は、他のプリンタ装置との間でかえっ
て不都合を生じる可能性があるため、そのような場合に
オンライン状態とオフライン状態の挙動などを一般のプ
リンタと同じにする機能選択を可能として、混乱を防止
している。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明のプリンタ装置の実
施の形態について、添付の図面を参照して詳細に説明す
る。
【0019】(実施の形態1)図1には、本実施の形態
1に係るプリンタ装置10の概略構成図が示されてい
る。プリンタ装置10は、プリンタ装置10の動作を制
御するコントローラ12と画像印刷を行うエンジン14
とで構成され、外部装置としてのホストコンピュータ1
6と接続されている。図1では、ホストコンピュータ1
6に1つのプリンタ装置10が接続されている場合を示
しているが、実際にはホストコンピュータ16に対して
複数のプリンタ装置が接続されていたり、逆に、プリン
タ装置10に対して複数のホストコンピュータが接続さ
れている場合もある。
【0020】ホストコンピュータ16とプリンタ装置1
0とは、ホストインターフェイス(ホストI/F)20
を介して接続されており、ホストコンピュータ16から
送られてきたデータをホストI/F20で受信する。
【0021】また、プリンタ装置10のコントローラ1
2とエンジン14とは、エンジンインターフェイス(エ
ンジンI/F)22を介して接続されている。さらに、
プリンタ装置10には、ユーザがプリンタ装置10に対
するプリンタの設定等の各種操作を行う操作パネル18
を備えており、その操作パネル18を操作した操作信号
がパネルインターフェイス(パネルI/F)24を介し
てコントローラ12内で処理される。
【0022】コントローラ12は、従来からある通常印
刷処理部26とオンライン/オフライン切り替え処理部
28とに加え、本実施の形態1における特徴的な構成と
して、自動オンライン復帰部30、タイムアウト検出部
32、およびパネル操作待ち時間計時部34をさらに備
えている。
【0023】通常印刷処理部26は、ホストコンピュー
タ16から送られてきた画像データから解析・画像を作
成し、その作成したビットマップ画像をビデオ信号とし
てエンジンI/F22を経由し、画像印刷を行うエンジ
ン14に送付する。
【0024】オンライン/オフライン切り替え処理部2
8は、現状がオンライン状態かオフライン状態かを見
て、現状とは逆の状態に設定するようにホストI/F2
0を制御するものである。
【0025】パネル操作待ち時間計時部34は、ユーザ
が操作パネル18上でボタン操作を行った後から計時を
開始し、次のボタン操作が行われるまでの経過時間を計
時するものである。新たにボタン操作が行われるとパネ
ル操作待ち時間計時部34の計時カウンタは、「0」に
リセットされ、再度計時が開始される。 タイムアウト
検出部32は、パネル操作待ち時間計時部34による計
時状態を常に監視していて、計時カウンタのカウント値
が既定値(閾時間)を越えた場合にタイムアウトと判定
するものである。
【0026】自動オンライン復帰部30は、タイムアウ
ト検出部32からタイムアウトの判定情報が通知される
と、オンライン/オフライン切り替え処理部28に対し
てオンラインに切り替える旨を通知するものである。
【0027】次に、動作について説明する。図4は、従
来例と本発明のオンライン状態とオフライン状態との切
り替え動作を比較するタイミングチャートである。図4
(a)に示すように、従来例ではオンライン/オフライ
ンスイッチを操作することによってのみ、その状態がト
グルで切り替わり、同図(b)に示すように、プリンタ
の印刷モード設定については、印刷モード設定スイッチ
により上記のオフライン中のみ設定可能となる。
【0028】そこで、図1に示すように、オンライン状
態にあるプリンタ装置10は、ホストコンピュータ16
から送られてきた画像データをホストI/F20で受信
すると、通常印刷処理部26で解析し、作成したビット
マップ画像をビデオ信号としてエンジンI/F22を経
由して、エンジン14に送付することで画像印刷が行わ
れる。
【0029】ユーザが操作パネル18を使ってプリンタ
装置10の設定等を行う場合は、一旦、操作パネル18
上の不図示のオンライン/オフラインボタンを押下し
て、プリンタ装置10をオフライン状態にしてから作業
を行うようにする必要がある。ユーザがオンライン/オ
フラインボタンを押下すると、その通知がパネルI/F
24を介してオンライン/オフライン切り替え処理部2
8に伝わり、オンライン/オフライン切り替え処理部2
8が現状がオンライン状態かオフライン状態かを見て、
現状とは逆の状態に設定されるようにホストI/F20
を制御する。その結果、ホストI/F20がオンライン
状態になればレディー(受信可能)に設定され、オフラ
イン状態になればビジー(受信不能)に設定される。こ
こまでは、従来例のプリンタ装置の処理動作と同じであ
る。
【0030】本実施の形態1では、ユーザが操作パネル
18のボタン操作を行うと、パネル操作待ち時間計時部
34の計時カウンタが「0」にリセットされ、計時を開
始し、次にボタン操作が行われるまでの経過時間を計
る。新たなボタン操作が行われると、再び計時カウンタ
が「0」にリセットされ、再び計時が開始される。
【0031】タイムアウト検出部32は、これと並行し
てパネル操作待ち時間計時部34の計時状態を監視して
おり、図4(c)に示すように、計時カウンタのカウン
ト値が既定値(予め設定した閾時間に相当するカウント
値)を越えた場合にタイムアウトと判定する。タイムア
ウトと判定された場合は、計時を中止して非計時状態と
なる。
【0032】このようにして、タイムアウト検出部32
がタイムアウトと判定すると、自動オンライン復帰部3
0にタイムアウト情報を通知し、自動オンライン復帰部
30はさらにオンライン/オフライン切り替え処理部2
8に対してオンラインに切り替える旨を通知する。
【0033】オンライン/オフライン切り替え処理部2
8は、ホストI/F20に対してオフライン状態からオ
ンライン状態に切り替えるよう指示するとともに(図4
(d)参照)、パネルI/F24に対してオンライン表
示するように指示して、操作パネル18上に設けられた
不図示の表示部にオンライン状態になったことを表示さ
せる。
【0034】このように、本実施の形態1によれば、自
動的にオンライン復帰させる場合の条件として、ユーザ
によるパネル操作後から一定の閾時間が経過した後に行
うようにしたため、オフライン状態からオンライン状態
に復帰するまでにユーザに一定の猶予時間を与えること
が可能となり、オフライン操作中に直ちにオンラインに
復帰するような従来の不都合も防止されることから、よ
り使い易い自動オンライン復帰機能が得られる。
【0035】また、本実施の形態1で行っている処理
は、全てソフト処理で容易に実現することが可能なた
め、様々なインターフェイス(I/F)や通信プロトコ
ルに合せるといった対応が不要になるという利点があ
る。さらに、自動オンライン復帰機能のないプリンタ装
置と比べた場合、ユーザがオフライン状態であることを
忘れてホストから印刷を開始しても、いつまで経っても
印刷されず、プリンタまで足を運んで始めてオフライン
状態であったことに気付き、オンライン状態に戻すこと
でようやく印刷を始めることができるというユーザの陥
りやすい手間や時間のロスを未然に防ぐことができる。
【0036】(実施の形態2)図2には、本実施の形態
2に係るプリンタ装置40の概略構成図が示されてい
る。図2のプリンタ装置40において、エンジン14、
操作パネル18、ホストI/F20、エンジンI/F2
2、パネルI/F24、通常印刷処理部26、オンライ
ン/オフライン切り替え処理部28、自動オンライン復
帰部30、およびタイムアウト検出部32の各構成部に
ついては、上述した実施の形態1の図1の場合と同一で
あるため、それらの構成説明を省略する。
【0037】本実施の形態2における特徴的な構成とし
ては、実施の形態1のパネル操作待ち時間計時部34に
代えて、単純オンライン計時部44とオフライン状態識
別部46とを備えている点にある。
【0038】オフライン状態識別部46は、ここでは、
操作パネル18における操作・表示状況が単にオフライ
ン状態となっているが、オンライン状態に切り替えれば
通常印刷が可能な状態と、オフライン状態で且つモード
設定状態にあったり、オフライン印刷(例えば、サーマ
リーシート)等の印刷処理がなされている最中(図4
(e)参照)で、通常印刷に復帰させない方がいい状態
とを識別するものである。
【0039】単純オンライン計時部44は、上記オフラ
イン状態識別部46の識別結果において、オフライン状
態となっているが、オンライン状態に切り替えれば通常
印刷が可能な状態を単純オンライン状態として、その状
態にある時間を計時するものである(図4(f)参
照)。
【0040】次に、動作について説明する。本実施の形
態2では、オフライン状態識別部46において、現在操
作パネル18の操作・表示状況が単にオフライン状態と
なっているだけで、オンライン状態に切り替えれば通常
印刷が可能な状態をここでは単純オンライン状態とし、
オフライン状態にあって且つモード設定状態にあるか、
オフライン印刷等の印刷処理がなされている状態で、通
常印刷に復帰させない方がいい状態かをオンライン状態
と識別する。
【0041】次いで、単純オンライン計時部44では、
図4(f)に示すように、上記したオフライン状態識別
部46による識別結果に基づいて、単純オンライン状態
にある時間を計時する。なお、通常の単純オンライン状
態とは、プリンタ装置のホストI/F20によって決ま
るオンライン状態を言うが(図4(g)参照)、本実施
の形態2における単純オンライン状態とは、オフライン
状態にあって且つモード設定状態にあるか、テスト印刷
等がなされている状態を言っている(図4(f)参
照)。
【0042】タイムアウト検出部32では、これと並行
して単純オンライン計時部44の計時状態を監視してい
て、計時カウンタのカウント値が既定値(予め設定した
閾時間に相当するカウント値)を越えた場合にタイムア
ウトと判定する。
【0043】タイムアウト検出部32によってタイムア
ウトと判定されると、自動オンライン復帰部30にタイ
ムアウト情報が通知され、自動オンライン復帰部30か
らさらにオンライン/オフライン切り替え処理部28に
対してオンラインに切り替える旨の通知がなされる。オ
ンライン/オフライン切り替え処理部28は、ホストI
/F20に対してオフライン状態からオンライン状態に
切り替えるよう指示するとともに(図4(g)参照)、
パネルI/F24に対してオンライン表示するように指
示して、操作パネル18に設けられた不図示の表示部に
オンライン状態であることを表示させる。
【0044】このように、本実施の形態2によれば、自
動的なオンライン復帰を、オフライン状態にあって且つ
印刷可能な状態が一定時間経過したか否かを目安に行う
ようにしたため、オフライン状態からオンライン状態に
復帰するまでにユーザに一定の猶予時間を与えることが
可能となり、より使い易い自動オンライン復帰機能を提
供することが可能となる。
【0045】例えば、オフライン状態にあって、何らか
のプリンタ状態の設定を行っている場合は、プリンタ装
置の傍でユーザが設定内容の選択を思案している可能性
が高いため、単にオフライン状態が一定時間経過したか
否かでオンライン状態に自動復帰させると、その後送信
したデータがユーザの予期せぬ設定で印刷されたりし
て、設定作業の効率が低下するという不都合を生じる。
しかし、本実施の形態2では、オフライン状態の中でも
オンライン状態に切り替えれば通常印刷が可能な状態
(単純オンライン状態)と、通常印刷に復帰させない方
がいい状態とを識別して、単純オンライン状態が一定時
間続いた場合にのみ自動的にオンラインに復帰させるよ
うにしたため、ユーザに対してより実情に適した猶予時
間を与えることが可能となり、一層使い易くなる。
【0046】また、本実施の形態2の場合も、全てソフ
ト処理で容易に実現することが可能であって、プリンタ
の設定の途中であっても、一定の閾時間が経過するとオ
ンライン状態に復帰させるため、各設定状態に応じて設
定内容を反映させたり、無効化処理を入れる必要が無く
なり、ソフト的な設定を分かりやすく簡単にすることが
できる。
【0047】(実施の形態3)図3には、本実施の形態
3に係るプリンタ装置50の概略構成図が示されてい
る。本実施の形態3における特徴的な構成要件は、実施
の形態1(図1)または2(図2)のそれぞれの構成要
件に対して、図3の自動オンライン復帰閾時間設定・自
動オンライン復帰機能選択部54をさらに付加した点に
あって、これ以外の各構成部については上記実施の形態
1または2で既に説明済みである。
【0048】この自動オンライン復帰閾時間設定・自動
オンライン復帰機能選択部54は、ユーザが操作パネル
18の操作やプリンタコマンドの設定により、パネルI
/F24を介して制御が行われ、自動オンライン復帰さ
せる際の閾時間(タイムアウト時間)の設定や、自動オ
ンライン復帰させるか否かの機能を選択することが可能
となる。
【0049】そして、これらの設定内容は、上記した実
施の形態1または2におけるタイムアウト検出部32
(図3では図示省略)や自動オンライン復帰部30に対
してセットすることにより、プリンタ装置の制御内容に
反映させることができる。
【0050】次に、動作について説明する。上記した実
施の形態1または2の場合において、プリンタ装置が複
数のホストコンピュータに接続され、共有して使われて
いる環境では、長時間オフライン状態にしたままユーザ
がプリンタ設定を行っていると、他のホストコンピュー
タユーザからの印刷に支障が出ることが考えられる。そ
の場合、ユーザは、操作パネル18の操作やプリンタコ
マンドを設定することにより、パネルI/F24を介し
て自動オンライン復帰閾時間設定・自動オンライン復帰
機能選択部54を制御して、自動オンライン復帰させる
までの閾時間(タイムアウト時間)をこれまでよりも短
めに設定する。このようにして設定された閾時間は、図
1または図2のタイムアウト検出部32に対してセット
されるため、自動オンライン復帰部30により自動オン
ライン復帰させるまでの時間を短くすることができる。
【0051】また、ホストコンピュータ16とプリンタ
装置50とが1対1で接続されている環境では、ユーザ
個人の環境に合せてプリンタ設定を時間をかけてじっく
りカスタマイズできる方が良いため、上記と同様に自動
オンライン復帰閾時間設定・自動オンライン復帰機能選
択部54を制御することによって、自動オンライン復帰
までの閾時間を長めに設定するようにする。
【0052】このように、環境に応じて自動オンライン
復帰までの閾時間のユーザ設定が可能となるため、常に
ユーザの使用状況に適した自動オンライン復帰機能を提
供することができる。
【0053】また、ホストコンピュータ16に対して複
数のプリンタ装置を使用する環境では、上記実施の形態
1や2で説明した機能を有するプリンタ装置10,40
が一般のプリンタ装置と混在していると、プリンタ装置
によって自動オンライン復帰機能が有ったり無かったり
するため、ホストコンピュータ16のユーザの対応が混
乱する。その場合には、本実施の形態3の自動オンライ
ン復帰閾時間設定・自動オンライン復帰機能選択部54
を制御して、オンライン状態とオフライン状態の挙動が
他の一般のプリンタと同じになるように機能選択を行う
ようにする。これにより、ユーザの混乱を防止すること
ができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプリンタ
装置(請求項1)によれば、自動オンライン復帰をユー
ザの最近のパネル操作後の経過時間を目安に行うように
したので、オフライン状態からオンライン状態に復帰す
るまでにユーザに一定の猶予時間を与えることが可能と
なり、より使い易い自動オンライン復帰機能を提供する
ことができる。
【0055】また、本発明のプリンタ装置(請求項2)
によれば、自動的なオンライン復帰を、オフライン状態
であって且つ印刷可能な状態が一定時間経過したか否か
を目安に行うようにしたので、オフライン状態からオン
ライン状態に復帰するまでにユーザに一定の猶予時間を
与えることが可能となり、さらに使い易い自動オンライ
ン復帰機能を提供することができる。
【0056】また、本発明のプリンタ装置(請求項3)
によれば、請求項1または2に記載のプリンタ装置にお
いて、環境に応じて自動オンライン復帰までの閾時間の
ユーザ設定や、オンライン状態とオフライン状態とを切
り替える挙動を他のプリンタに合せる機能選択を可能に
したので、常にユーザの使用状況に応じた自動オンライ
ン復帰機能を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1に係るプリンタ装置の概略構成
図である。
【図2】本実施の形態2に係るプリンタ装置の概略構成
図である。
【図3】本実施の形態3に係るプリンタ装置の概略構成
図である。
【図4】従来例と本発明のオンライン状態とオフライン
状態との切り替え動作を比較するタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
10 プリンタ装置 12 コントローラ 14 エンジン 16 ホストコンピュータ 18 操作パネル 20 ホストインターフェイス(ホストI/F) 22 エンジンインターフェイス(エンジンI/F) 24 パネルインターフェイス(パネルI/F) 26 通常印刷処理部 28 オンライン/オフライン切り替え処理部 30 自動オンライン復帰部 32 タイムアウト検出部 34 パネル操作待ち時間計時部 40 プリンタ装置 42 コントローラ 44 単純オンライン計時部 46 オフライン状態識別部 50 プリンタ装置 52 コントローラ 54 自動オンライン復帰閾時間設定・自動オンライ
ン復帰機能選択部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置からの印刷データの送信を受け
    付け、それに伴う印刷処理を行うオンライン状態と、ユ
    ーザからのパネル操作を受け付け、外部装置側にはビジ
    ー信号を出して外部装置からの印刷データの送信を受け
    付けないオフライン状態とをパネル操作で切り替え可能
    なプリンタ装置において、 ユーザによるパネル操作があると、そのパネル操作後か
    ら次のパネル操作が行われるまでの経過時間を計るパネ
    ル操作待ち時間計時手段と、 前記パネル操作待ち時間計時手段で計った時間が所定の
    閾時間を越えてタイムアウトになったことを検出するタ
    イムアウト検出手段と、 前記タイムアウト検出手段でタイムアウトが検出される
    とオンライン状態に切り替えるように指示する自動オン
    ライン復帰手段と、 を備えていることを特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 外部装置からの印刷データの送信を受け
    付け、それに伴う印刷処理を行うオンライン状態と、ユ
    ーザからのパネル操作を受け付け、外部装置側にはビジ
    ー信号を出して外部装置からの印刷データの送信を受け
    付けないオフライン状態とをパネル操作で切り替え可能
    なプリンタ装置において、 単なるオフライン状態でオンライン状態に切り替えれば
    通常印刷が可能な状態と、オフライン状態で且つモード
    設定状態にあったり、オフライン印刷中のように通常印
    刷に復帰させない方がいい状態とを識別するオフライン
    状態識別手段と、 前記オフライン状態識別手段が単なるオフライン状態で
    オンライン状態に切り替えれば通常印刷が可能な状態に
    なったことを検出すると計時を開始する単純オンライン
    計時手段と、 前記単純オンライン計時手段で計った経過時間が所定の
    閾時間を越えてタイムアウトになったことを検出するタ
    イムアウト検出手段と、 前記タイムアウト検出手段でタイムアウトが検出される
    とオンライン状態に切り替えるように指示する自動オン
    ライン復帰手段と、 を備えていることを特徴とするプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 前記自動オンライン復帰手段によりオン
    ライン状態に自動復帰させる際の前記閾時間の設定と、
    オンライン状態に自動復帰させるか否かの選択とをパネ
    ル操作やプリンタコマンドによって設定可能とするする
    自動オンライン復帰閾時間設定・自動オンライン復帰機
    能選択手段をさらに備えていることを特徴とする請求項
    1または2に記載のプリンタ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008074029A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Sato Corp 印字装置
CN112513646A (zh) * 2018-08-22 2021-03-16 深圳迈瑞生物医疗电子股份有限公司 一种流水线上的仪器状态控制方法及系统、分析装置

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