JP2000190441A - 化粧材 - Google Patents

化粧材

Info

Publication number
JP2000190441A
JP2000190441A JP10369248A JP36924898A JP2000190441A JP 2000190441 A JP2000190441 A JP 2000190441A JP 10369248 A JP10369248 A JP 10369248A JP 36924898 A JP36924898 A JP 36924898A JP 2000190441 A JP2000190441 A JP 2000190441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
sheet
transparent resin
colored
decorative material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10369248A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Shibata
雅之 柴田
Toshikazu Nishio
俊和 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP10369248A priority Critical patent/JP2000190441A/ja
Publication of JP2000190441A publication Critical patent/JP2000190441A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 家具、家電製品などの表面化粧仕上げに用い
る積層体において、基材シート、着色層、及び基材シー
トとの層間接着を強固かつ耐久性に優れた化粧材の提供
を課題とする。 【解決手段】少なくとも、透明樹脂層3、パターン層と
べた部を含む着色層2及び基材シート1との層順からな
る積層体において、透明樹脂層及び/又は基材シートが
含む官能基と、着色層のバインダーが含む架橋剤とから
なる反応生成物を層間に最低一層もつ化粧材10を構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家具、家電製品、
建築物の壁面及び天井の表面仕上げに用いる化粧層をフ
ィルムの層間に形成し、各層間の接着が強固、かつ耐久
性に優れた化粧層をもつ化粧材に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、建材の表面加飾材に使用する化粧
材は、必要に応じて着色した基材シートに通常の印刷又
は塗工方法で形成する着色層(本明細書では、印刷で形
成するパターン及び塗工により形成する全面着色を総称
して着色層と記載する。)に他のフィルムを積層した
り、保護層となる材料を塗工でしたりして形成されてい
た。あるいは、チタン紙などの吸収性に優れた基材層に
印刷し樹脂を含浸・硬化して樹脂含浸化粧材を形成して
いた。そして、その表面の光沢は、塗工液に艶消し剤な
どを添加することで調整したり、積層あるいは含浸樹脂
の硬化のときに凹凸模様を賦型したりして形成されてい
た。
【0003】化粧材の表面を形成する透明樹脂層は、化
粧材に要求される物性に応じて、熱可塑性樹脂を含む硬
化型樹脂を用いたり、熱可塑性樹脂のワニスを塗工した
り、熱可塑性樹脂のフィルムを必要に応じて接着剤を介
して積層したりして施されていた。また、全面着色層
(以下、本明細書においては、べた印刷と記載する。)
及び/又はパターン層からなる着色層は、顔料とバイン
ダーとからなる塗料又はインキで塗工又は印刷加工で施
されていた。したがって、塗料又はインキは、塗工適
性、若しくは印刷適性を必要とし、加工時には流動性を
必要とするため、適当な溶剤で溶解したり、加熱溶融し
たりして流動性をもたせて、印刷又は塗工に供されてい
るのが通常の形態であった。そして、化粧材に着色層を
形成する着色基材シートは、紙などのように着色材を浸
透・接着するものを除いて、非吸収性のプラスチックシ
ートを使用されている。これらの、プラスチックシー
ト、特にポリオレフィンからなるシートと強固に接着す
るべた印刷とパターン層などの着色層に使用できる材料
は、極めて限定されたものである。そして、通常の方法
でインキ化でき、印刷適性、透明樹脂層との積層などの
後加工適性をもつものは少なく、仮に印刷はできても、
建材のように他の材料と積層した後の折り曲げ加工や、
長期の暴露・使用に耐えるものは希有といっても過言で
はない状態にあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】家具、家電製品などに
使用する多層の積層体からなる化粧材において、積層体
を構成する透明樹脂層、着色層及び基材シートとを強固
に接着・積層し、耐久性に優れた化粧材の提供を課題と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、少なくとも、透明樹脂層、着色層及び基
材シートとの層順からなる積層体において、透明樹脂層
及び/又は基材シートが含む官能基と、着色層のバイン
ダーが含む架橋剤とからなる反応生成物を層間に最低一
層もつ化粧材である。そして、前記の透明樹脂層及び/
又は基材シートがオレフィン系樹脂で、かつ官能基がグ
ラフト重合物である化粧材である。また、前記の着色層
に含まれる架橋剤が、イソシアネート化合物である化粧
材である。そして、前記の着色層がべた及び/又はパタ
ーン状の形成物からなる化粧材である。
【0006】
【発明の実施形態】本発明に用いる透明樹脂層3は、図
1に示すように原則として着色基材シート1に設けた着
色層2に施すものである。そして、カルボキシル基、水
酸基、エポキシ基、アミノ基などの官能基を含む樹脂や
ワニスを溶融押し出しコーテイングや、通常の塗工をし
たり、既成のフィルムを必要に応じて接着剤層を設けて
積層したり、加熱積層(ヒートラミネーション)したり
して形成するものである。
【0007】上記の官能基を含む基ポリマーは、ポリオ
レフィン系樹脂、ポリオレフィン系エラストマー、ポリ
エステル、塩化ビニル・酢酸ビニル系共重合体、ポリエ
ーテル、アクリル系樹脂を基ポリマーとしてものが使用
される。そして、官能基は、基ポリマー(ポリマーの主
成分となるものをいう)とグラフト重合で形成されてい
ることが好ましく、着色層に含まれる架橋剤との反応を
均一に生成し易く、安定した物性を得る意味からも重要
なことである。
【0008】透明層を形成する具体的樹脂は、カルボキ
シル基を含むポリオレフィン(例えば無水マレイン酸を
グラフと重合したポリプロピレン)、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレ
ン・アクリル酸エステル共重合体、アイオノマーや、エ
チレンの一部を炭素数が3〜6のαメチル−オレフィン
の一種以上と置換したもの(線状ポリエチレンなど)が
使用される。
【0009】上記の透明層を形成する樹脂は、T型ダイ
スを用いる溶融押し出しコーテイングによって化粧材の
透明層とすることができる。また、これらの樹脂を、サ
ーキュラダイスや、T型ダイスで、一旦所望の厚みで成
膜したフィルムを着色基材シートの着色層に接着剤を介
してラミネーションして透明樹脂層を形成することがで
きる。そして、ラミネーションのとき凹凸模様をもつ賦
型ローラで化粧材の透明樹脂層にエンボス加工を施すこ
とができる。また、官能基をもつ樹脂を、着色層側にな
るように積層した多層共押出しフィルムとして使用する
こともできる。
【0010】着色層を設ける着色基材シートは、本質的
には透明樹脂層を形成する樹脂と同一系統のものに顔料
などを練り込んで形成する。そして、殆どのものは不透
明になるように着色剤を混入しシート形状に着色構成し
たものである。しかしながら、着色層は印刷するため
の、表面平滑性、透明樹脂層を設けるときの耐熱性など
の後加工適性、隠蔽性などの点から厚みと強度をもつグ
レードを必要とし、通常は70〜300μmの厚みで供
給される。上記の樹脂シートの他に、セルロースを主原
料とし、必要に応じて難燃加工を施した18〜150g
/m2 の紙、綿布、あるいは、ガラス、ポリエステル、
ポリエステル、ビニロン、アクリルなどの繊維の1種又
は2種以上から構成された織布や、不織布である。特に
難燃又は不燃性を必要とするものには、水酸化アルミニ
ウム紙あるいは石綿、がらす繊維、シリカ繊維、チタン
酸カリウム繊維などの無機質繊維からなる不織布、織布
から選択することができる。
【0011】着色層は、通常の印刷インキや塗料に使用
できる顔料とバインダーとから構成する。そして、バイ
ンダーは、本発明の作用である着色基材シートや透明樹
脂層に含まれる官能基と反応する架橋剤を用いたり、あ
るいは非反応性のバインダーに架橋剤を添加することも
できる。
【0012】着色層に使用できる顔料は、通常の化粧材
に使用されている耐久性に優れた顔料から選択すること
がよく、官能基をもつ染料は使用しないことが好まし
い。例えば、ポリアゾ系顔料、イソインドリノン、キナ
クリドン、フタロシアニンルー、インダスレンブルーな
どの有機顔料、黄鉛、黄色酸化鉄、チタンイエロー、酸
化チタン、弁柄、モリブデン酸鉛、紺青、カーボンブラ
ックなどの無機顔料の他、アルミニウム粉、ブロンズパ
ウダーなどの金属粉、二酸化チタン被覆雲母、魚鱗箔な
どのパール顔料が使用できる。
【0013】架橋剤を添加して使用する非反応性のバイ
ンダーには、エチルセルロース、エチルヒドキシエチル
セルロース、酢酪酸セルロース、アクリル系樹脂、塩化
ビニル・酢酸ビニル系共重合体、ポリエステル、ポリウ
レタン、ポリウレタンなどがある。そして、これらのバ
インダーに添加する架橋剤は、透明樹脂層がもつ官能基
によって決められるものである。例えば、メチレン・ビ
ス(p−フェニレンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネートのヘキサントリオールの付加体、ヘキ
サメチレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネー
ト、トリレンジイソシアネート・トリメチロールプロパ
ンのアダクト体、1−クロロフェニル・2,4ージイソ
シアネート、1,5ナフチレンジイソシアネート、チオ
プロピルジイソシアネート、エチルベンゼン・2,4ー
ジイソシアネート、2,4トリレンジイソシアネート二
量体、44′4′′トリフェニルメタントリイソシアネ
ート、トリス(4ーフェニルイソシアネート)チオフォ
スフェートなどのイソシアネートが好ましく使用され
る。その他、低分子のエポキシ樹脂、ヘキサメチレンテ
トラミン、エチレンジアミン、メラミンや無水マレイン
酸、アジピン酸、りんご酸などがる。
【0014】透明樹脂層と架橋性をもつ樹脂には、カル
ボキシル基又は水酸基を含む塩化ビニル・酢酸ビニル系
共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラー
ル、アクリル系樹脂、ポリエステル・イソシアネートや
ポリエーテル・イソシアネートなどがある。
【0015】着色層を形成するには、上記の顔料やバイ
ンダーを、印刷又は塗工に適するように適当な溶剤に溶
解した展色料を用いて、インキあるいは塗料化して、通
常の塗工方式や印刷方式で行う。べたの着色層は、乾燥
・硬化を完全に行うためには、専用の乾燥部をもつコー
ターでロールコートや、グラビアコートで行うこともで
きるが、グラビア版のべた版を用いて、パターン層の印
刷と同一工程で行う方が色調の管理や歩留りの点からも
有利な方法である。
【0016】着色層のパターン層の印刷形成は、通常の
化粧材の印刷方法で施すことができる。すなわち、グラ
ビア印刷、凸版印刷、平版印刷、孔版印刷などによる輪
転、枚葉のいずれの印刷方式をも採用できる。そして、
着色層は、化粧面の表面の物性・強度を付加するコーテ
イングや、コーテイング材料との効率的な積層に適した
巻取り加工をできるものが望ましい。
【0017】着色基材シートに設けた絵柄層は、印刷層
の表面物性を強化する目的で前記の透明樹脂層を形成す
るために、絵柄層と反応性をもつワニスあるいは溶融熱
可塑性樹脂で表面をコートして化粧面を構成することが
好ましい。熱可塑性樹脂には、塩化ビニル・酢酸ビニル
系共重合体、アクリル系樹脂、ポリエステル、ポリビニ
ルブチラール、ポリアミド、エチレン・酢酸ビニル共重
合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アク
リル酸エステル共重合体、アイオノマーなどがある。そ
して、これらの塗工面に設けられた透明樹脂層は、表面
の装飾的見地からも凹凸ローラで賦型することが好まし
い。また、透明樹脂層を形成するワニスに、光沢を調整
する目的で体質顔料などを添加することもできる。体質
顔料には、マイカ、シリカ、水酸化アルミニウム、炭酸
カルシウムなどの他に合成樹脂の微粉末などがある。
【0018】以下、実施例に基づいて本発明を更に詳細
に説明する。 (実施例 1)図2に示すように、厚み80μmの着色
基材シート1(着色したポリプロピレンシート 出光石
油化学(株)製)のコロナ放電処理面に、アクリル樹脂
系ポリオールとイソシアネートとからなるバインダーを
メチルエチルケトンとトルオールで溶解した展色料で作
成したインキを用いてグラビア輪転印刷で着色層2を設
けた化粧シート5を作成した。上記の化粧シート5の着
色層2にポリプロピレンに無水マレイン酸をグラフト重
合した樹脂を溶融押し出しコートすると同時に冷却ロー
ラで凹凸模様を同時賦型をして溶融押し出しコートで透
明樹脂層36を設けた図2に示す化粧材10を構成し
た。
【0019】(実施例 2)図3に示すように、厚み8
0μmの着色ミラストマーシート(基材シート1、着色
したオレフィン系熱可塑性エラストマーのシート 三井
化学(株)製)のコロナ放電処理面に、ポリエステル樹
脂系ポリオールとイソシアネートとからなるバインダー
をメチルエチルケトンとトルオールで溶解した展色料で
作成したインキを用いてグラビア輪転印刷で着色層2を
設けた化粧シート5を作成した。上記の化粧シート5の
着色層2に、ミラストマーに無水マレイン酸をグラフト
重合した樹脂を使用しTダイス法で作成した厚み100
μmのシートとを、ポリエステル・イソシアネート系樹
脂からなる接着剤層4を介してドライラミネーション
し、更にエンボス機で凹凸模様を賦型したドライラミネ
ーションで設けた透明樹脂層37をもつ化粧材10を構
成した。
【0020】(実施例 3)図4に示すように、実施例
2で使用した厚み80μmの着色基材シート1のコロナ
放電処理面に、ポリエステル樹脂系ポリオールとイソシ
アネートとからなるバインダーをメチルエチルケトンと
トルオールで溶解した展色料で作成したインキを用いて
グラビア輪転印刷で着色層2を設けた化粧シート5を作
成した。上記の化粧シート5の着色層2と、実施例2で
使用した透明シートとを、ヒートラミネーション同時エ
ンボスを施して凹凸模様を賦型し透明樹脂層38を設け
た化粧材10を構成した。
【0021】(実施例 4)図5に示す構成になるよう
に、厚み80μmの官能基を含む着色基材シート11
(着色したオレフィン系熱可塑性エラストマーにカルボ
キシル基を含む接着性樹脂アドマーを10%ブレンドし
た樹脂のシート 三井化学(株)製)のコロナ放電処理
面に、ポリエステル樹脂系ポリオールとイソシアネート
とからなるバインダーをメチルエチルケトンとトルオー
ルで溶解した展色料で作成したインキを用いてグラビア
輪転印刷で着色層2を設けた化粧シート5を作成した。
上記の化粧シート5の着色層2に、上記の厚み70μm
ミラストマー(基透明樹脂層31:共押出し法で成膜す
るとき基材となる樹脂層)と厚み10μmのアドマー
(活性透明樹脂層32:着色層と反応する活性をもつも
の)とからなる合計厚み80μm非着色の共押出しの2
層樹脂33を溶融押し出しコートすると同時に冷却ロー
ラで凹凸模様を同時賦型をして図5に示す2層の透明樹
脂層をもつ化粧材10を構成した。
【0022】(実施例 5)実施例4で使用した厚み7
0μmミラストマー(基透明樹脂層31)と厚み10μ
mのアドマー(活性透明樹脂層32)と同一構成で作成
したフィルム33の活性透明樹脂層32の側に塩素化ポ
リプロピレンを主バインダーとし、架橋剤としてイソシ
アネートをブレンドしてメチルエチルケトンとトルオー
ルで溶解した展色料で作成したインキを用いてグラビア
輪転印刷で着色層21を設けた化粧シート33を作成し
た。次いで、図6に示すU字形状の異形押し出し成形品
の底部に圧着するように成形し、異形成形品20を作成
した。
【0023】(実施例 6)図7に示すように、着色基
材シート1として坪量30g/m2 の建材用薄葉紙Fi
x30(三興製紙(株)製 商品名)にアクリルポリオ
ールとイソシアネートとからなるバインダーをメチルエ
チルケトンとトルオールで溶解した展色料で作成したイ
ンキを用いてグラビア輪転印刷で着色層2を設けた化粧
シート5を作成した。上記の化粧シート5の着色層2に
ポリプロピレンに無水マレイン酸をグラフト重合した透
明樹脂層3を厚み100μmで溶融押し出しコートする
と同時に冷却ローラで凹凸模様を同時賦型をして図7に
示す紙を基材とする化粧材10を構成した。
【0024】上記の実施例について作成6日後、着色層
に剥離部となる切り口を付して剥離を試みたが、いずれ
もフィルムと着色層との間で架橋物を生成するために、
破壊するまでの力を用いても剥離できない程度の強力な
接着強度を示した。
【0025】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明は、少なく
とも、透明樹脂層、着色層及び基材シートからなる化粧
材において、透明樹脂層及び/又は基材シートが含む官
能基と、着色層のバインダーが含む架橋剤とからなる架
橋生成物を層間に最低一層もつ化粧材である。したがっ
て、透明樹脂層、着色層及び基材シートとを強固に接着
・積層し、耐久性に優れた化粧材を構成する効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化粧材の基本的断面概略図である。
【図2】透明樹脂層を溶融押し出しコートで設けた化粧
材の断面概略図である。
【図3】透明樹脂層をドライラミネーションで設けた化
粧材の断面概略図である。
【図4】透明樹脂層をヒートラミネーションで設けた化
粧材の断面概略図である。
【図5】二層の透明樹脂層を溶融共押し出しコートで設
けた化粧材の断面概略図である。
【図6】異形成形に用いた化粧材を示す断面概略図であ
る。
【図7】紙に形成した本発明の化粧材の例を示す断面概
略図である。
【符号の説明】
1、11 着色基材シート 2、21 着色層 3、33、36、37、38 透明樹脂層 4 接着剤層 5、35 化粧シート 6 異形成形品 10 化粧材 11 異形押し出し成形品 20 化粧異形成形品 31 基透明樹脂層 32 活性透明樹脂層
フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AK01A AK01B AK03A AK03C AK07 AK51B AK51H AK70 AL04A AL04C AR00D AT00C BA04 BA05 BA07 BA10A BA10C CA02B EH13D GB08 GB48 GB81 HB00B HB21 HB31 JK06 JL00 JL10B JN01A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、透明樹脂層、着色層及び基
    材シートとの層順からなる積層体において、透明樹脂層
    及び/又は基材シートが含む官能基と、着色層のバイン
    ダーが含む架橋剤とからなる反応生成物を層間に最低1
    層をもつことを特徴とする化粧材。
  2. 【請求項2】 前記の透明樹脂層及び/又は基材シート
    がオレフィン系樹脂で、かつ官能基がグラフト重合物で
    あることを特徴とする請求項1に記載の化粧材。
  3. 【請求項3】 前記の着色層に含まれる架橋剤がイソシ
    アネート化合物であることを特徴とする請求項1乃至請
    求項2に記載の化粧材。
  4. 【請求項4】 前記の着色層が全面及び/又はパターン
    状の形成物であることを特徴とする請求項1乃至請求項
    3に記載の化粧材。
JP10369248A 1998-12-25 1998-12-25 化粧材 Pending JP2000190441A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10369248A JP2000190441A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 化粧材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10369248A JP2000190441A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 化粧材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000190441A true JP2000190441A (ja) 2000-07-11

Family

ID=18493950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10369248A Pending JP2000190441A (ja) 1998-12-25 1998-12-25 化粧材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000190441A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002363896A (ja) * 2001-06-04 2002-12-18 Saikyosha:Kk 印刷効果を高めたシート及びその製造方法
JP2016164353A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 Ykk Ap株式会社 フレーム材及び建具
KR20190032674A (ko) * 2017-09-18 2019-03-28 김정린 그라비아 인쇄를 이용한 고분자 필름 및 이의 제조방법

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002363896A (ja) * 2001-06-04 2002-12-18 Saikyosha:Kk 印刷効果を高めたシート及びその製造方法
JP2016164353A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 Ykk Ap株式会社 フレーム材及び建具
KR20190032674A (ko) * 2017-09-18 2019-03-28 김정린 그라비아 인쇄를 이용한 고분자 필름 및 이의 제조방법
KR101972989B1 (ko) * 2017-09-18 2019-04-29 김정린 그라비아 인쇄를 이용한 고분자 필름 및 이의 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06198831A (ja) 化粧シート
JPH10166499A (ja) 化粧鋼鈑
JP6900972B2 (ja) シート状の粘着層、積層体およびそれらの製造方法
JP3633367B2 (ja) 化粧シート
JP3864456B2 (ja) 化粧シート
JP4675131B2 (ja) 水性塗料からなる絵柄模様層の密着性が高いポリオレフィン系発泡壁紙
JP2000190441A (ja) 化粧材
JPH10278199A (ja) オレフィン発泡壁紙及びその製造方法
JP4670119B2 (ja) 化粧シートの製造方法
JP4292823B2 (ja) 化粧シート
JP4737652B2 (ja) 化粧シート
JP3853427B2 (ja) 化粧シートおよびこれを用いた化粧板
JP4904615B2 (ja) 壁紙の製造方法
JP3868647B2 (ja) 化粧シート
JP4051976B2 (ja) 化粧シート
JP4759777B2 (ja) 化粧材及び化粧板並びに化粧材及び化粧板の製造方法
JP2528642B2 (ja) 化粧材
JPH11348192A (ja) 多層樹脂延伸フィルム
JPH0516235Y2 (ja)
JPH0976448A (ja) 化粧シート及びその製造方法
JPH11348136A (ja) 多層樹脂延伸フィルムの製造方法
JP2001293839A (ja) 化粧材
JPH11240116A (ja) 化粧シート
JP5298606B2 (ja) 化粧シート
JP3898273B2 (ja) 無機質系化粧板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080430

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081007

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090304