JP2000190355A - 射出成形金型、対物レンズ駆動装置及びその製造方法、光ピックアップ装置及びその製造方法、光ディスク装置及びその製造方法 - Google Patents

射出成形金型、対物レンズ駆動装置及びその製造方法、光ピックアップ装置及びその製造方法、光ディスク装置及びその製造方法

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JP2000190355A
JP2000190355A JP37133798A JP37133798A JP2000190355A JP 2000190355 A JP2000190355 A JP 2000190355A JP 37133798 A JP37133798 A JP 37133798A JP 37133798 A JP37133798 A JP 37133798A JP 2000190355 A JP2000190355 A JP 2000190355A
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cavity
tracking
focusing
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JP37133798A
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Kazuhiko Mori
和彦 森
Akira Morimoto
章 森元
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】成形品の対称性を維持した状態で樹脂を充填す
ることができ、かつ、成形品とランナとの分離工程が不
要な射出成形金型を提供すること。 【解決手段】第3の金型73と第4の金型74の開閉方
向に対し垂直方向に設けられ、第3の金型73と第4の
金型74により形成されたキャビティ76,77内に樹
脂を流入させるゲート73c,73dと、ゲート73
c,73dに接続され、他端は前記上型側に設けられた
ランナ73e,73fとを備え、ランナ73e,73f
の一端側は、ゲート73c,73dに対し第4の金型7
4側に傾斜して形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹脂成形を行うた
めの射出成形金型に関し、成形部品の精度を高めたもの
に関する。また、光ディスク装置等に用いられる対物レ
ンズ駆動装置及びその製造方法、対物レンズ駆動装置が
組込まれた光ピックアップ装置及びその製造方法、光ピ
ックアップ装置が組込まれた光ディスク装置及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクにレーザ光を照射して情報の
記録又は再生を行う光ディスク装置には光ディスクに対
してレーザ光を照射し、そのレーザ光の反射光を受光し
て電気信号に変換する光ピックアップ装置が搭載され
る。光ピックアップ装置は光源と対物レンズ駆動装置と
光検出器とから構成される。対物レンズ駆動装置はバネ
力と電磁気力とにより対物レンズの焦点が光ディスク上
に正しく投影されるようにフォーカシング及びトラッキ
ング制御される。
【0003】図10の(a),(b)は、このような対
物レンズ駆動装置の一例を示す図である。すなわち、図
10中100は対物レンズ駆動装置を示している。対物
レンズ駆動装置100は、スタンド101と、このスタ
ンド101に一対のフォーカシング板ばね102を介し
てフォーカシング方向(図10中矢印Fo方向)におい
て揺動自在に取り付けられた中間部材103と、この中
間部材103にトラッキング板ばね(不図示)を介して
フォーカシング方向に対して直交するトラッキング方向
(図10中Tr方向)において揺動自在に取り付けられ
るとともに対物レンズ(不図示)の駆動バランスを保持
するカウンタウエイト105とを備えている。
【0004】このような対物レンズ駆動装置100のス
タンド101や中間部材103は樹脂を射出成形するこ
とにより形成されている。射出成形を行う金型として
は、例えば図11の(a)に示すようなピンポイントゲ
ート式金型110が用いられる場合がある。ピンポイン
トゲート式金型110は、下型120と、上型130
と、ランナストリップ板140とを備えている。
【0005】下型120には、凹部121が形成されて
いる。上型130には、凹部131と、この凹部131
に接続されたピンポイントゲート132と、ランナ13
3とが形成されている。ランナストリップ板140に
は、樹脂を外部から供給するスプル141と、ランナ1
33内に充填された樹脂と係合するランナロックピン1
42が形成されている。
【0006】このように構成されたピンポイント式金型
110では、スプル141を介して樹脂を凹部121,
131内に充填した後、ランナストリップ板140を図
11の(a)中α方向に移動し、上型130内のピンポ
イントゲート132及びランナ133内の樹脂を引き抜
き、その後、上型130を図11中α方向に移動し、上
型130と下型120とを分離する。そして、成形品を
取出すことになる。なお、下型120と上型130とを
分離した際に、自動的にピンポイントゲート132内の
樹脂と成形品とを分離するために、図10の(b)に示
すように下型120と上型130との開閉方向は矢印P
に示すような方向となる。
【0007】このようなピンポイントゲート式金型11
0では、成形品に対して偏った位置から樹脂が流入する
ため、例えば図11の(b)〜(d)に示すように、内
部に挿入されているフォーカシング板ばね102が樹脂
の流動の影響で姿勢が変化する場合がある。なお、図1
1の(b),(d)はそれぞれピンポイント式金型11
0の端部側から見た断面図、図11の(c)は側方側か
ら見た縦断面図である。このため、成形品の対称性が維
持できず、対物レンズ駆動装置100のように動作の際
に対称性が必要な部品の場合には、その動作特性が悪化
するという問題があった。すなわち、対物レンズ駆動装
置100が組込まれた光ピックアップ装置及び光ディス
ク装置全体の特性が悪化することとなる。
【0008】サブマリン式金型の場合は、樹脂が流入す
る位置を対称な位置に設定することができるが、樹脂の
流動方向が偏っており、同様の問題が生じる。
【0009】このため、対称性を確保するために成形品
形状に対称な位置・方向から樹脂を流入させる方法、例
えば図12に示すようなサイドゲート式金型150が用
いられる場合がある。サイドゲート式金型150は、下
型160と、上型170と、ランナストリップ板140
とを備えている。
【0010】下型160には、凹部161と、この凹部
161に接続されたサブランナ162が形成されてい
る。上型170には、凹部171と、サブランナ162
に接続されたピンポイントゲート172と、ランナ17
3とが形成されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の射出成
形方法では、次のような問題があった。すなわち、サイ
ドゲート式金型150を用いた場合には、ランナストリ
ップ板140を上型170から引き離しても、サブラン
ナ162内に樹脂106が残る。このため、スタンド1
01や中間部材103等の成形品にランナ内の樹脂10
6が付いた状態で金型から取り出され、樹脂106とス
タンド101や中間部材103とを分離する工程が必要
となるという問題があった。
【0012】そこで本発明は、成形品の対称性を維持し
た状態で樹脂を充填することができ、かつ、成形品とラ
ンナとの分離工程が不要な射出成形金型を提供すること
を目的としている。また、対称性が維持された対物レン
ズ駆動装置及びその製造方法、光ピックアップ装置及び
その製造方法、光ディスク装置及びその製造方法を提供
することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載された発明は、下型と
上型からなる射出成形金型において、前記下型に前記下
型と前記上型の開閉方向に対し垂直方向に設けられ、前
記下型と上型により形成されたキャビティ内に樹脂を流
入させるゲートと、その一端は前記ゲートに接続され、
他端は前記上型側に設けられたランナとを備え、前記ラ
ンナは、前記一端側から他端側に向けて前記上型側に傾
斜して形成されていることとした。
【0014】請求項2に記載された発明は、その一端が
第1の連結部材に対して結合されたトラッキング板ばね
の前記一端側を成形金型に形成される第1のキャビティ
内に配置し、かつ、この第1のキャビティに対して前記
トラッキング板ばねを挟持する壁部を介して設けられる
第2のキャビティ内に前記トラッキング板ばねの他端側
を配置し、前記第1及び第2のキャビティ内に樹脂を充
填して前記トラッキング板ばねの前記一端側に中間部材
を有する第1のばね支持部材を形成する第1の成形工程
と、前記トラッキングコイルの前記一端側と前記第1の
連結部材とを分離する第1の分離工程と、長手方向に第
2の連結部材を介して連結されたフォーカシング板ばね
の一端側を1組、前記中間部材とともにその揺動方向が
前記トラッキング板ばねの揺動方向に交差するととも
に、前記トラッキング板ばねの前記一端側及び前記他端
側の方向と前記フォーカシング板ばねの前記一端側及び
前記他端側の方向とが平行となるように前記中間部材を
挟んで第3のキャビティ内に配置し、かつ、前記1組の
フォーカシング板ばねの他端側を第4のキャビティ内に
配置し、前記第1及び第2のキャビティ内に樹脂を充填
して前記フォーカシング板ばねの前記一端側と前記中間
部材とを相対的に固定し、前記1組のフォーカシング板
ばねの他端側を相対的に固定する第2の成形工程と、前
記フォーカシング板ばねの両端を前記第2の連結部材か
ら分離する第2の分離工程とを備え、前記第2の成形工
程において、前記第3のキャビティ及び前記第4のキャ
ビティは、下型と上型により形成され、前記下型に前記
下型と前記上型の開閉方向に対し垂直方向に設けられ、
前記下型と上型により形成されたキャビティ内に樹脂を
流入させるゲートと、その一端は前記ゲートに接続さ
れ、他端は前記上型側に設けられたランナとを有し、前
記ランナは、前記一端側から他端側に向けて前記上型側
に傾斜して形成されていることとした。
【0015】請求項3に記載された発明は、トラッキン
グ板ばねの一端が第1連結部材に対して結合され、か
つ、複数並設されて構成される板ばねアレイの前記トラ
ッキング板ばねの一端側を成形金型に形成される第1キ
ャビティ内に配置し、かつ、この第1のキャビティに対
して前記トラッキング板ばねを挟持する壁部を介して設
けられる第2のキャビティ内にカウンタウエイトの少な
くとも一部及び前記トラッキング板ばねの他端側を配置
し、前記第1及び第2のキャビティ内に樹脂を充填して
前記トラッキング板ばねの前記一端側に中間部材を、前
記他端側に前記カウンタウエイトを有する第1のばね支
持部材を形成する第1の成形工程と、前記トラッキング
コイルの前記一端側と前記第1の連結部材とを分離する
第1の分離工程と、長手方向に第2の連結部材を介して
複数連結されたフォーカシング板ばねから構成されるフ
ォーカシング板ばねアレイの前記フォーカシング板ばね
の一端側を1組、前記中間部材とともにその揺動方向が
前記トラッキング板ばねの揺動方向に交差するととも
に、前記トラッキング板ばねの前記一端側及び前記他端
側の方向とが平行となるように前記中間部材を挟んで第
3のキャビティ内に配置し、かつ、前記1組のフォーカ
シング板ばねの他端側を第4のキャビティ内に配置し、
前記第1及び第2のキャビティ内に樹脂を充填して前記
フォーカシング板ばねの前記一端側と前記中間部材とを
相対的に固定し、前記1組のフォーカシング板ばねの他
端側を相対的に固定する第2の成形工程と、前記フォー
カシング板ばねの両端を前記第2の連結部材から分離す
る第2の分離工程とを備え、前記第2の成形工程におい
て、前記第3のキャビティ及び前記第4のキャビティ
は、下型と上型により形成され、前記下型に前記下型と
前記上型の開閉方向に対し垂直方向に設けられ、前記下
型と上型により形成されたキャビティ内に樹脂を流入さ
せるゲートと、その一端は前記ゲートに接続され、他端
は前記上型側に設けられたランナとを有し、前記ランナ
は、前記一端側から他端側に向けて前記上型側に傾斜し
て形成されていることとした。
【0016】請求項4に記載された発明は、その一端が
第1の連結部材に対して結合されたトラッキング板ばね
の前記一端側を成形金型に形成される第1のキャビティ
内に配置し、かつ、この第1のキャビティに対して前記
トラッキング板ばねを挟持する壁部を介して設けられる
第2のキャビティ内に前記トラッキング板ばねの他端側
を配置し、前記第1及び第2のキャビティ内に樹脂を充
填して前記トラッキング板ばねの前記一端側に中間部材
を有する第1のばね支持部材を形成する第1の成形工程
と、前記トラッキングコイルの前記一端側と前記第1の
連結部材とを分離する第1の分離工程と、長手方向に第
2の連結部材を介して連結されたフォーカシング板ばね
の一端側を1組、前記中間部材とともにその揺動方向が
前記トラッキング板ばねの揺動方向に交差するととも
に、前記トラッキング板ばねの前記一端側及び前記他端
側の方向と前記フォーカシング板ばねの前記一端側及び
前記他端側の方向とが平行となるように前記中間部材を
挟んで第3のキャビティ内に配置し、かつ、前記1組の
フォーカシング板ばねの他端側を第4のキャビティ内に
配置し、前記第1及び第2のキャビティ内に樹脂を充填
して前記フォーカシング板ばねの前記一端側と前記中間
部材とを相対的に固定し、前記1組のフォーカシング板
ばねの他端側を相対的に固定する第2の成形工程と、前
記フォーカシング板ばねの両端を前記第2の連結部材か
ら分離する第2の分離工程と、前記対物レンズ駆動装
置、光源、及びこの光源から出射する光束を前記対物レ
ンズ駆動装置に導く光学系を単一の光学ベース上に固定
する組立工程とを備え、前記第2の成形工程において、
前記第3のキャビティ及び前記第4のキャビティは、下
型と上型により形成され、前記下型に前記下型と前記上
型の開閉方向に対し垂直方向に設けられ、前記第3のキ
ャビティ及び前記第4のキャビティ内に樹脂を流入させ
るゲートと、その一端は前記ゲートに接続され、他端は
前記上型側に設けられたランナとを有し、前記ランナ
は、前記一端側から他端側に向けて前記上型側に傾斜し
て形成されていることとした。
【0017】請求項5に記載された発明は、その一端が
第1の連結部材に対して結合されたトラッキング板ばね
の前記一端側を成形金型に形成される第1のキャビティ
内に配置し、かつ、この第1のキャビティに対して前記
トラッキング板ばねを挟持する壁部を介して設けられる
第2のキャビティ内に前記トラッキング板ばねの他端側
を配置し、前記第1及び第2のキャビティ内に樹脂を充
填して前記トラッキング板ばねの前記一端側に中間部材
を有する第1のばね支持部材を形成する第1の成形工程
と、前記トラッキングコイルの前記一端側と前記第1の
連結部材とを分離する第1の分離工程と、長手方向に第
2の連結部材を介して連結されたフォーカシング板ばね
の一端側を1組、前記中間部材とともにその揺動方向が
前記トラッキング板ばねの揺動方向に交差するととも
に、前記トラッキング板ばねの前記一端側及び前記他端
側の方向と前記フォーカシング板ばねの前記一端側及び
前記他端側の方向とが平行となるように前記中間部材を
挟んで第3のキャビティ内に配置し、かつ、前記1組の
フォーカシング板ばねの他端側を第4のキャビティ内に
配置し、前記第1及び第2のキャビティ内に樹脂を充填
して前記フォーカシング板ばねの前記一端側と前記中間
部材とを相対的に固定し、前記1組のフォーカシング板
ばねの他端側を相対的に固定する第2の成形工程と、前
記フォーカシング板ばねの両端を前記第2の連結部材か
ら分離する第2の分離工程と、前記対物レンズ駆動装
置、光源及びこの光源から出射する光束を前記対物レン
ズ駆動装置に導く光学系を単一の光学ベース上に固定す
る第1組立工程と、光ディスクを回転駆動する駆動モー
タ、前記光ピックアップ装置から得られた信号を処理す
る情報処理部及び前記光ディスクに対向配置する光ピッ
クアップ装置とを筐体内に固定する第2組立工程とを備
え、前記第2の成形工程において、前記第3のキャビテ
ィ及び前記第4のキャビティは、下型と上型により形成
され、前記下型に前記下型と前記上型の開閉方向に対し
垂直方向に設けられ、前記第3のキャビティ及び前記第
4のキャビティ内に樹脂を流入させるゲートと、その一
端は前記ゲートに接続され、他端は前記上型側に設けら
れたランナとを有し、前記ランナは、前記一端側から他
端側に向けて前記上型側に傾斜して形成されていること
とした。
【0018】請求項6に記載された発明は、その一端が
第1の連結部材に対して結合されたトラッキング板ばね
の前記一端側を成形金型に形成される第1のキャビティ
内に配置し、かつ、この第1のキャビティに対して前記
トラッキング板ばねを挟持する壁部を介して設けられる
第2のキャビティ内に前記トラッキング板ばねの他端側
を配置し、前記第1及び第2のキャビティ内に樹脂を充
填して前記トラッキング板ばねの前記一端側に中間部材
を有する第1のばね支持部材を形成する第1の成形工程
と、前記トラッキングコイルの前記一端側と前記第1の
連結部材とを分離する第1の分離工程と、長手方向に第
2の連結部材を介して連結されたフォーカシング板ばね
の一端側を1組、前記中間部材とともにその揺動方向が
前記トラッキング板ばねの揺動方向に交差するととも
に、前記トラッキング板ばねの前記一端側及び前記他端
側の方向と前記フォーカシング板ばねの前記一端側及び
前記他端側の方向とが平行となるように前記中間部材を
挟んで第3のキャビティ内に配置し、かつ、前記1組の
フォーカシング板ばねの他端側を第4のキャビティ内に
配置し、前記第1及び第2のキャビティ内に樹脂を充填
して前記フォーカシング板ばねの前記一端側と前記中間
部材とを相対的に固定し、前記1組のフォーカシング板
ばねの他端側を相対的に固定する第2の成形工程と、前
記フォーカシング板ばねの両端を前記第2の連結部材か
ら分離する第2の分離工程とにより製造され、前記第2
の成形工程において、前記第3のキャビティ及び前記第
4のキャビティは、下型と上型により形成され、前記下
型に前記下型と前記上型の開閉方向に対し垂直方向に設
けられ、前記下型と上型により形成されたキャビティ内
に樹脂を流入させるゲートと、その一端は前記ゲートに
接続され、他端は前記上型側に設けられたランナとを有
し、前記ランナは、前記一端側から他端側に向けて前記
上型側に傾斜して形成されていることとした。
【0019】請求項7に記載された発明は、その一端が
第1の連結部材に対して結合されたトラッキング板ばね
の前記一端側を成形金型に形成される第1のキャビティ
内に配置し、かつ、この第1のキャビティに対して前記
トラッキング板ばねを挟持する壁部を介して設けられる
第2のキャビティ内に前記トラッキング板ばねの他端側
を配置し、前記第1及び第2のキャビティ内に樹脂を充
填して前記トラッキング板ばねの前記一端側に中間部材
を有する第1のばね支持部材を形成する第1の成形工程
と、前記トラッキングコイルの前記一端側と前記第1の
連結部材とを分離する第1の分離工程と、長手方向に第
2の連結部材を介して連結されたフォーカシング板ばね
の一端側を1組、前記中間部材とともにその揺動方向が
前記トラッキング板ばねの揺動方向に交差するととも
に、前記トラッキング板ばねの前記一端側及び前記他端
側の方向と前記フォーカシング板ばねの前記一端側及び
前記他端側の方向とが平行となるように前記中間部材を
挟んで第3のキャビティ内に配置し、かつ、前記1組の
フォーカシング板ばねの他端側を第4のキャビティ内に
配置し、前記第1及び第2のキャビティ内に樹脂を充填
して前記フォーカシング板ばねの前記一端側と前記中間
部材とを相対的に固定し、前記1組のフォーカシング板
ばねの他端側を相対的に固定する第2の成形工程と、前
記フォーカシング板ばねの両端を前記第2の連結部材か
ら分離する第2の分離工程とにより製造された対物レン
ズ駆動装置と、光源と、この光源から出射する光束を前
記対物レンズ駆動装置に導く光学系と、少なくとも前記
対物レンズ駆動装置、前記光源及び前記光学系とが固定
される光学ベースとを備え、前記第2の成形工程におい
て、前記第3のキャビティ及び前記第4のキャビティ
は、下型と上型により形成され、前記下型に前記下型と
前記上型の開閉方向に対し垂直方向に設けられ、前記下
型と上型により形成されたキャビティ内に樹脂を流入さ
せるゲートと、その一端は前記ゲートに接続され、他端
は前記上型側に設けられたランナとを有し、前記ランナ
は、前記一端側から他端側に向けて前記上型側に傾斜し
て形成されていることとした。
【0020】請求項8に記載された発明は、その一端が
第1の連結部材に対して結合されたトラッキング板ばね
の前記一端側を成形金型に形成される第1のキャビティ
内に配置し、かつ、この第1のキャビティに対して前記
トラッキング板ばねを挟持する壁部を介して設けられる
第2のキャビティ内に前記トラッキング板ばねの他端側
を配置し、前記第1及び第2のキャビティ内に樹脂を充
填して前記トラッキング板ばねの前記一端側に中間部材
を有する第1のばね支持部材を形成する第1の成形工程
と、前記トラッキングコイルの前記一端側と前記第1の
連結部材とを分離する第1の分離工程と、長手方向に第
2の連結部材を介して連結されたフォーカシング板ばね
の一端側を1組、前記中間部材とともにその揺動方向が
前記トラッキング板ばねの揺動方向に交差するととも
に、前記トラッキング板ばねの前記一端側及び前記他端
側の方向と前記フォーカシング板ばねの前記一端側及び
前記他端側の方向とが平行となるように前記中間部材を
挟んで第3のキャビティ内に配置し、かつ、前記1組の
フォーカシング板ばねの他端側を第4のキャビティ内に
配置し、前記第1及び第2のキャビティ内に樹脂を充填
して前記フォーカシング板ばねの前記一端側と前記中間
部材とを相対的に固定し、前記1組のフォーカシング板
ばねの他端側を相対的に固定する第2の成形工程と、前
記フォーカシング板ばねの両端を前記第2の連結部材か
ら分離する第2の分離工程とにより製造された対物レン
ズ駆動装置と、光源と、この光源から出射する光束を前
記対物レンズ駆動装置に導く光学系と、少なくとも前記
対物レンズ駆動装置、前記光源及び前記光学系とが固定
される光学ベースとを有し、光ディスクに対向配置され
た光ピックアップ装置と、前記光ディスクを回転駆動す
る駆動モータと、前記光ピックアップ装置から得られた
信号を処理する情報処理部と、前記光ピックアップ装
置、駆動モータ、情報処理部とを収容する筐体とを備
え、前記第2の成形工程において、前記第3のキャビテ
ィ及び前記第4のキャビティは、下型と上型により形成
され、前記下型に前記下型と前記上型の開閉方向に対し
垂直方向に設けられ、前記下型と上型により形成された
キャビティ内に樹脂を流入させるゲートと、その一端は
前記ゲートに接続され、他端は前記上型側に設けられた
ランナとを有し、前記ランナは、前記一端側から他端側
に向けて前記上型側に傾斜して形成されていることとし
た。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は光ディスクに対して照射す
るレーザ光によって信号を再生もしくは記録する光ディ
スク装置の構成を示すブロック図、図2はこの光ディス
ク装置に組込まれた光ピックアップ装置1を示す斜視図
である。また、図3は光ピックアップ装置1に組込まれ
た対物レンズ駆動装置20の要部を示す斜視図である。
【0022】図1中90は光ディスク装置を示してい
る。光ディスク装置90は、筐体91と、この筐体91
内に収容され光ディスク92を回転駆動するディスクモ
ータ93と、光ディスク92の信号記録面に対向配置さ
れ、光ディスク92に対してレーザ光を照射するととも
に、反射してきたレーザ光を受光する光ピックアップ装
置1と、光ピックアップ装置1からの信号に基づいて処
理を行う情報処理回路94とを備えている。なお、光ピ
ックアップ装置1は、光ディスク92の径方向に対して
移動可能となるように支持されている。
【0023】光ピックアップ装置1は、光学ベース2を
備えている。光学ベース2上には、半導体レーザ光(波
長650nm)を出力する第1光源と光検出器とホログ
ラム素子11aとが一体化したユニット11と、半導体
レーザ光(波長780nm)を出力する第2光源と光検
出器とが一体化したユニット12が設けられている。さ
らに、光学ベース2上には、キューブ形のビームスプリ
ッタ(光学系)13が設けられている。ビームスプリッ
タ13は、ユニット11からのレーザ光及びユニット1
2からのレーザ光を、往路の同一出力方向(対物レンズ
L側)へ導き出力するものである。またこのビームスプ
リッタ13は、同一出力方向から逆行してきた復路の反
射光を、それぞれを射出したユニット11,12側へ分
岐し導くものである。ユニット11,12に戻った光は
ホログラム素子11aの作用によって回折されて、光検
出器に入射して電気信号に変換される。
【0024】一方、対物レンズ駆動装置20は、光ピッ
クアップ装置1のベース部材である光学ベース2に取り
付けられる樹脂材製のスタンド21と、このスタンド2
1に一対のフォーカシング板ばね22を介してフォーカ
シング方向(図3中矢印Fo方向)に揺動自在に取り付
けられた樹脂材製の中間部材23と、この中間部材23
にトラッキング板ばね24を介してフォーカシング方向
に対して直交するトラッキング方向(紙面に垂直方向)
に揺動自在に取り付けられるとともに対物レンズLの駆
動動作のバランスを保持するカウンタウエイト25と、
このカウンタウエイト25にレンズホルダを介して取り
付けられたフォーカシングコイル26及びトラッキング
コイル27とを備えている。フォーカシングコイル26
及びトラッキングコイル27の近傍には光学ベース2に
取り付けられたマグネット3が設けられている。
【0025】対物レンズ駆動装置20は、フォーカシン
グコイル26及びトラッキングコイル27に制御電流を
流すことにより、対物レンズLの位置制御を行ってい
る。
【0026】図4〜図8は、本発明の一実施の形態に係
る対物レンズ駆動装置20の製造方法を示す図である。
【0027】図4は、第1部材30の要部を示す平面図
である。第1部材30は、第1連結部材31と、この第
1連結部材31と一体的に形成された複数のトラッキン
グ板ばね24とから構成されている。第1連結部材31
とトラッキング板ばね24との境界部分(第1切断部)
32はミシン目又は溝による薄肉部が形成されている。
また、第1連結部材31は保持のための孔部31aが形
成されている。さらに、トラッキング板ばね24の第1
連結部材31側の一端部24aには孔部50,他端部2
4bには孔部51が形成されている。なお、後述する樹
脂の充填工程において孔部50及び孔部51によりトラ
ッキング板ばね24への樹脂の食い付きが強くなり、ま
た成形時の樹脂の流れを妨害せず、流れによりトラッキ
ング板ばね24が変形したり、ずれたりすることを防い
でいる。孔部50,51は切り欠かれているが、閉じた
孔で形成しても、樹脂と係止する作用を有する構造であ
ればよい。
【0028】図5は、フォーカシング板ばね22を形成
する第2部材40を示す平面図である。第2部材40
は、複数のフォーカシング板ばね22と第2連結部材4
1がその長手方向に沿って交互に連結されて形成されて
おり、フォーカシング板ばね22と第2連結部材41と
の境界部分(第2切断部)42,43はミシン目が形成
されている。また、第2連結部材41には保持のための
孔部41aが形成されている。さらに、フォーカシング
板ばね22の一端部22aには小径の小孔60と凹部6
1が形成されており、他端部22bには小径の小孔6
3、凹部64及び比較的大きい孔部65が形成されてい
る。なお、孔部65は後述する第4のキャビティ部77
内に配置される。なお、後述する樹脂の充填工程におい
て小孔60,凹部61,小孔63,凹部64及び孔部6
5によりフォーカシング板ばね22への樹脂の食い付き
が強くなる。これら孔部63,64,65もそれぞれそ
の一部が切り欠かれた状態でも構わない。
【0029】次に対物レンズ駆動装置20を製造する工
程について説明する。図6の(a)及び図7の(a)に
示すように第1部材30の第1連結部材31を孔部31
aに位置決め用の棒を嵌着し、残りをキャビティ上に載
置することで保持し、トラッキング板ばね24の一端部
24aを金型71の第1のキャビティ部71a内に配置
されるよう位置決めし、他端部24bを金型72の第2
のキャビティ部72a内に位置決めする。また、カウン
タウエイト25の凸部25bを第2キャビティ部72内
に位置決めする。なお、第1のキャビティ部71aと第
2のキャビティ部72aとは一つの型に挟持部80を介
して形成されている。さらに、これら第1キャビティ部
71a及び第2キャビティ部72aは第1部材30に沿
って複数個設けられており、同時に複数の樹脂充填を行
う。
【0030】上述した第1キャビティ部71a及び第2
キャビティ部72a内に樹脂を充填する。これにより、
第1キャビティ部71aにおいて中間部材23の第1支
持部材23aが形成され、第2キャビティ部72aでは
カウンタウエイト25とトラッキング板ばね24とを連
結する第2ばね支持部材25aが形成される。
【0031】次に、境界部分32において第1連結部材
31とトラッキング板ばね24とを切断し、切り離す。
このとき、境界部分32にはミシン目が形成されている
ので、切断を容易に、かつ、高精度に行うことができ
る。なお、ミシン目の代りにV溝でもよい。ミシン目の
場合には、製造が簡単であるとともに、切断時の失敗が
少ないという利点がある。
【0032】図7の(b)及び図8は金型を示す図であ
る。すなわち、金型は第3金型(下型)73と、第4金
型(上型)74と、ランナストリップ板75とを備えて
いる。
【0033】第3金型73は、第1の凹部73aと、第
2の凹部73bと、第1の凹部73aに接続された第1
のゲート73cと、第2の凹部73bに接続された第2
のゲート73dと、第1のゲート73cに接続された第
1のランナ73eと、第2のゲート73dに接続された
第2のランナ73fとを備えている。第1のランナ73
e及び第2のランナ73fは第1のゲート73c及び第
2の73dに対し第4金型74側に傾斜して接続されて
いる。
【0034】この第1のゲート73cと第2のゲート7
3dは、第3金型73にセットされたときのトラッキン
グ板ばね24の位置と同一平面上になる位置に設けられ
ている。こうすることで、樹脂を注入する際の充填過程
状態の対称性が向上する。第4金型74は、第1の凹部
74aと、第2の凹部74bと、第1の凹部74aに接
続された第1のピンポイントゲート74cと、第2の凹
部74bに接続された第2のピンポイントゲート74d
と、ランナ74eとを備えている。
【0035】なお、第3金型73の第1の凹部73aと
第4金型74の第1の凹部74aとにより第3のキャビ
ティ部76が形成され、第3金型73の第2の凹部73
bと第4金型74の第2の凹部74bとにより第4のキ
ャビティ部77が形成されている。
【0036】ランナストリップ板75には、樹脂を外部
から供給するスプル75aと、ランナ74e内に充填さ
れた樹脂と係合するランナロックピン75bが形成され
ている。
【0037】図7の(b)に示すように、中間部材23
の第1支持部材23aを第3金型73の第1の凹部73
a内に位置決めする。また、第3キャビティ部76内に
一対のフォーカシング板ばね22の一端部22aをそれ
ぞれ位置決めし、第3金型73の第2の凹部73b内に
フォーカシング板ばね22の他端部22bをそれぞれ対
向位置決めする。さらに、これら第3キャビティ部76
及び第4キャビティ部77は第2部材40に沿って複数
個設けられており、同時に複数の樹脂充填を行う。
【0038】第3キャビティ部76及び第4キャビティ
部77内に樹脂を充填する。これにより、第3キャビテ
ィ部76において中間部材23が形成され、第4キャビ
ティ部77においてスタンド21が形成される。
【0039】なお、ここで第4キャビティ部77におけ
る樹脂の充填過程を図9の(a)〜(c)により説明す
る。すなわち、図9の(a)に示すように、ゲート73
dから樹脂Pが注入されると、樹脂Pは第4キャビティ
部77内に広がってゆく。樹脂Pがフォーカシング板ば
ね22まで到達すると、図9の(b)に示すように、フ
ォーカシング板ばね22の孔部65及び小孔63を透過
する。このとき、小孔63よりも孔部65を透過する樹
脂の量が多いため、第4キャビティ部77により流動が
規制される樹脂の力で孔部65が第4キャビティ部77
内部側に向けて押圧され、フォーカシング板ばね22の
他端部22bが凹状に撓む。そして、FI図9の(c)に
示すようにフォーカシング板ばね22が撓んだ状態のま
ま小孔63を樹脂Pが透過し、樹脂Pが第4キャビティ
部77内全体に広がる。これにより、第3キャビティ部
73において中間部材23が形成され、第4キャビティ
部77においてスタンド21が形成される。
【0040】一方、第4キャビティ部77内において凹
状(ゲート74b側に凸状)となっているため、第4キ
ャビティ部77外部ではフォーカシング板ばね22の中
央部22cが太鼓状に膨らむ。
【0041】次に、ランナストリップ板75を図8の
(b)中矢印α方向に引き上げ、ランナ74e、ピンポ
イントゲート74a,74b内の樹脂を第4の金型74
から引き抜く。このとき、ランナ73e,73fは第4
の金型74側に傾いているため、ランナ73e,73f
内の樹脂も容易に引き抜くことができる。
【0042】次に、第4の金型74を図8の(b)中矢
印α方向に引き上げ、成形品を取出す。なお、ゲート7
3c,73d内の樹脂はランナストリップ板75の引き
上げ時に若干延びるため中間部材23及びスタンド21
に残るが、対物レンズ駆動装置20の動作上影響は無視
できる程度であるため、除去しないで済む。
【0043】次に、第2部材40の境界部分42,43
を切断し、連結部材41とフォーカシング板ばね22と
を切り離す。このとき、境界部分42,43にはミシン
目が形成されているので、切断を容易に、かつ、高精度
に行うことができる。なお、ミシン目の代りにV溝でも
よい。ミシン目の場合には、製造が簡単であるととも
に、切断時の失敗が少ないという利点がある。
【0044】このようにして製造された対物レンズ駆動
装置20、ユニット11,12、ビームスプリッタ13
を光学ベース2上に組み立て、光ピックアップ装置1を
完成させる。さらに、この光ピックアップ装置1を筐体
91内の所定の位置に取り付け、光ディスク装置90を
完成させる。
【0045】上述したように本実施の形態によれば、中
間部材23及びスタンド21を形成する際の樹脂の射出
成形を対称性を維持する必要がある方向に均等に行うこ
とができるので、フォーカシング板ばね22の対称性を
維持することができ、対物レンズ駆動装置20の所定の
性能を発揮できるとともに、光ピックアップ装置1、光
ディスク装置90の性能を高めることができる。
【0046】また、トラッキング板ばね24の両端に樹
脂を成形する工程と、フォーカシング板ばね22の両端
に樹脂を成形する工程とを別々に行われているので、多
数のワークの樹脂充填作業を同時に行うことができ、作
業効率を向上させることができる。
【0047】トラッキング板ばね24は第1接続部材2
3aの成形前においては、第1連結部材31により第1
部材30として一体化されているため、保持部材等によ
るハンドリングが容易となり、位置決めを正確、かつ、
短時間に行うことができる。フォーカシング板ばね22
についても、第2連結部材41により第2部材40とし
て一体化されているため、保持部材等によるハンドリン
グが容易となり、位置決めを正確、かつ、短時間に行う
ことができる。
【0048】さらに、トラッキング板ばね24と第1連
結部材31との境界部分及びフォーカシング板ばね22
と第2連結部材41との境界部分は、ミシン目又は溝状
の薄肉部が形成されているので、切断作業を容易にか
つ、短時間に行うことができ、しかもトラッキング板ば
ね24やフォーカシング板ばね22にダメージを与えに
くいため、高品質な製品を供給することができる。
【0049】一方、上述したようにして製造された対物
レンズ駆動装置を用いているため、対物レンズ駆動装置
を組込んだ光ピックアップ装置においては、樹脂による
ばねを用いた場合に比べてチルトの発生やばねの経年変
化による影響を防止することができるため、光ディスク
のラジアル方向及びトラッキング方向に対する動作の精
度を長期間に亘って維持することが可能となる。また、
このような光ピックアップ装置を組込んだ光ディスク装
置においては、光ディスクの性状が不安定な場合であっ
ても、安定した読み取りまたは書き込み動作を行うこと
が可能となる。
【0050】なお、本発明は実施の形態に限定されるも
のではない。このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、成形品の対称性を維持
した状態で樹脂を充填することができ、かつ、成形品と
ランナとの分離工程を不要とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す光ディスク装置の
構成を示すブロック図。
【図2】同光ディスク装置に組込まれた対物レンズ駆動
装置及び光ピックアップ装置を示す斜視図。
【図3】同対物レンズ駆動装置の要部を示す斜視図。
【図4】同対物レンズ駆動装置のトラッキング板ばねが
形成された第1部材を示す平面図。
【図5】同対物レンズ駆動装置のフォーカシング板ばね
が形成された第2部材を示す平面図。
【図6】同対物レンズ駆動装置の製造工程を示す斜視
図。
【図7】同対物レンズ駆動装置を形成するための第1〜
第4キャビティを示す断面図。
【図8】同第1〜第4キャビティを構成する金型を示す
断面図。
【図9】同金型内における樹脂の流動状態を模式的に示
す横断面図。
【図10】対物レンズ駆動装置の駆動方向と金型の開閉
方向を示す説明図。
【図11】従来の金型の一例を示す断面図。
【図12】従来の金型の別の例及び成形品を示す図。
【符号の説明】
1…光ピックアップ装置 20…対物レンズ駆動装置 22…フォーカシング板ばね 24…トラッキング板ばね 73…第3の金型 74…第4の金型 75…ランナストリップ板 76…第3キャビティ 77…第4キャビティ 90…光ディスク装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F202 AD03 AD08 AD24 AH33 CA11 CB01 CB12 CK06 CK41 CK89 CQ03 4F206 AD03 AD08 AD24 AH33 JA07 JB12 JF05 JN12 JQ81 5D118 AA06 BA01 FA18 FC07 FC10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下型と上型からなる射出成形金型におい
    て、 前記下型に前記下型に前記下型と前記上型の開閉方向に
    対し垂直方向に設けられ、前記下型と上型により形成さ
    れたキャビティ内に樹脂を流入させるゲートと、 その一端は前記ゲートに接続され、他端は前記上型側に
    設けられたランナとを備え、 前記ランナは、前記一端側から他端側に向けて前記上型
    側に傾斜して形成されていることを特徴とする射出成形
    金型。
  2. 【請求項2】その一端が第1の連結部材に対して結合さ
    れたトラッキング板ばねの前記一端側を成形金型に形成
    される第1のキャビティ内に配置し、かつ、この第1の
    キャビティに対して前記トラッキング板ばねを挟持する
    壁部を介して設けられる第2のキャビティ内に前記トラ
    ッキング板ばねの他端側を配置し、前記第1及び第2の
    キャビティ内に樹脂を充填して前記トラッキング板ばね
    の前記一端側に中間部材を有する第1のばね支持部材を
    形成する第1の成形工程と、 前記トラッキングコイルの前記一端側と前記第1の連結
    部材とを分離する第1の分離工程と、 長手方向に第2の連結部材を介して連結されたフォーカ
    シング板ばねの一端側を1組、前記中間部材とともにそ
    の揺動方向が前記トラッキング板ばねの揺動方向に交差
    するとともに、前記トラッキング板ばねの前記一端側及
    び前記他端側の方向と前記フォーカシング板ばねの前記
    一端側及び前記他端側の方向とが平行となるように前記
    中間部材を挟んで第3のキャビティ内に配置し、かつ、
    前記1組のフォーカシング板ばねの他端側を第4のキャ
    ビティ内に配置し、前記第1及び第2のキャビティ内に
    樹脂を充填して前記フォーカシング板ばねの前記一端側
    と前記中間部材とを相対的に固定し、前記1組のフォー
    カシング板ばねの他端側を相対的に固定する第2の成形
    工程と、 前記フォーカシング板ばねの両端を前記第2の連結部材
    から分離する第2の分離工程とを備え、 前記第2の成形工程において、前記第3のキャビティ及
    び前記第4のキャビティは、下型と上型により形成さ
    れ、 前記下型に前記下型と前記上型の開閉方向に対し垂直方
    向に設けられ、前記下型と上型により形成されたキャビ
    ティ内に樹脂を流入させるゲートと、 その一端は前記ゲートに接続され、他端は前記上型側に
    設けられたランナとを有し、 前記ランナは、前記一端側から他端側に向けて前記上型
    側に傾斜して形成されていることを特徴とする対物レン
    ズ駆動装置製造方法。
  3. 【請求項3】トラッキング板ばねの一端が第1連結部材
    に対して結合され、かつ、複数並設されて構成される板
    ばねアレイの前記トラッキング板ばねの一端側を成形金
    型に形成される第1キャビティ内に配置し、かつ、この
    第1のキャビティに対して前記トラッキング板ばねを挟
    持する壁部を介して設けられる第2のキャビティ内にカ
    ウンタウエイトの少なくとも一部及び前記トラッキング
    板ばねの他端側を配置し、前記第1及び第2のキャビテ
    ィ内に樹脂を充填して前記トラッキング板ばねの前記一
    端側に中間部材を、前記他端側に前記カウンタウエイト
    を有する第1のばね支持部材を形成する第1の成形工程
    と、 前記トラッキングコイルの前記一端側と前記第1の連結
    部材とを分離する第1の分離工程と、 長手方向に第2の連結部材を介して複数連結されたフォ
    ーカシング板ばねから構成されるフォーカシング板ばね
    アレイの前記フォーカシング板ばねの一端側を1組、前
    記中間部材とともにその揺動方向が前記トラッキング板
    ばねの揺動方向に交差するとともに、前記トラッキング
    板ばねの前記一端側及び前記他端側の方向とが平行とな
    るように前記中間部材を挟んで第3のキャビティ内に配
    置し、かつ、前記1組のフォーカシング板ばねの他端側
    を第4のキャビティ内に配置し、前記第1及び第2のキ
    ャビティ内に樹脂を充填して前記フォーカシング板ばね
    の前記一端側と前記中間部材とを相対的に固定し、前記
    1組のフォーカシング板ばねの他端側を相対的に固定す
    る第2の成形工程と、 前記フォーカシング板ばねの両端を前記第2の連結部材
    から分離する第2の分離工程とを備え、 前記第2の成形工程において、前記第3のキャビティ及
    び前記第4のキャビティは、下型と上型により形成さ
    れ、 前記下型に前記下型と前記上型の開閉方向に対し垂直方
    向に設けられ、前記下型と上型により形成されたキャビ
    ティ内に樹脂を流入させるゲートと、 その一端は前記ゲートに接続され、他端は前記上型側に
    設けられたランナとを有し、 前記ランナは、前記一端側から他端側に向けて前記上型
    側に傾斜して形成されていることを特徴とする対物レン
    ズ駆動装置製造方法。
  4. 【請求項4】その一端が第1の連結部材に対して結合さ
    れたトラッキング板ばねの前記一端側を成形金型に形成
    される第1のキャビティ内に配置し、かつ、この第1の
    キャビティに対して前記トラッキング板ばねを挟持する
    壁部を介して設けられる第2のキャビティ内に前記トラ
    ッキング板ばねの他端側を配置し、前記第1及び第2の
    キャビティ内に樹脂を充填して前記トラッキング板ばね
    の前記一端側に中間部材を有する第1のばね支持部材を
    形成する第1の成形工程と、 前記トラッキングコイルの前記一端側と前記第1の連結
    部材とを分離する第1の分離工程と、 長手方向に第2の連結部材を介して連結されたフォーカ
    シング板ばねの一端側を1組、前記中間部材とともにそ
    の揺動方向が前記トラッキング板ばねの揺動方向に交差
    するとともに、前記トラッキング板ばねの前記一端側及
    び前記他端側の方向と前記フォーカシング板ばねの前記
    一端側及び前記他端側の方向とが平行となるように前記
    中間部材を挟んで第3のキャビティ内に配置し、かつ、
    前記1組のフォーカシング板ばねの他端側を第4のキャ
    ビティ内に配置し、前記第1及び第2のキャビティ内に
    樹脂を充填して前記フォーカシング板ばねの前記一端側
    と前記中間部材とを相対的に固定し、前記1組のフォー
    カシング板ばねの他端側を相対的に固定する第2の成形
    工程と、 前記フォーカシング板ばねの両端を前記第2の連結部材
    から分離する第2の分離工程と、 前記対物レンズ駆動装置、光源、及びこの光源から出射
    する光束を前記対物レンズ駆動装置に導く光学系を単一
    の光学ベース上に固定する組立工程とを備え、 前記第2の成形工程において、前記第3のキャビティ及
    び前記第4のキャビティは、下型と上型により形成さ
    れ、 前記下型に前記下型と前記上型の開閉方向に対し垂直方
    向に設けられ、前記第3のキャビティ及び前記第4のキ
    ャビティ内に樹脂を流入させるゲートと、 その一端は前記ゲートに接続され、他端は前記上型側に
    設けられたランナとを有し、 前記ランナは、前記一端側から他端側に向けて前記上型
    側に傾斜して形成されていることを特徴とする光ピック
    アップ装置製造方法。
  5. 【請求項5】その一端が第1の連結部材に対して結合さ
    れたトラッキング板ばねの前記一端側を成形金型に形成
    される第1のキャビティ内に配置し、かつ、この第1の
    キャビティに対して前記トラッキング板ばねを挟持する
    壁部を介して設けられる第2のキャビティ内に前記トラ
    ッキング板ばねの他端側を配置し、前記第1及び第2の
    キャビティ内に樹脂を充填して前記トラッキング板ばね
    の前記一端側に中間部材を有する第1のばね支持部材を
    形成する第1の成形工程と、 前記トラッキングコイルの前記一端側と前記第1の連結
    部材とを分離する第1の分離工程と、 長手方向に第2の連結部材を介して連結されたフォーカ
    シング板ばねの一端側を1組、前記中間部材とともにそ
    の揺動方向が前記トラッキング板ばねの揺動方向に交差
    するとともに、前記トラッキング板ばねの前記一端側及
    び前記他端側の方向と前記フォーカシング板ばねの前記
    一端側及び前記他端側の方向とが平行となるように前記
    中間部材を挟んで第3のキャビティ内に配置し、かつ、
    前記1組のフォーカシング板ばねの他端側を第4のキャ
    ビティ内に配置し、前記第1及び第2のキャビティ内に
    樹脂を充填して前記フォーカシング板ばねの前記一端側
    と前記中間部材とを相対的に固定し、前記1組のフォー
    カシング板ばねの他端側を相対的に固定する第2の成形
    工程と、 前記フォーカシング板ばねの両端を前記第2の連結部材
    から分離する第2の分離工程と、 前記対物レンズ駆動装置、光源及びこの光源から出射す
    る光束を前記対物レンズ駆動装置に導く光学系を単一の
    光学ベース上に固定する第1組立工程と、 光ディスクを回転駆動する駆動モータ、前記光ピックア
    ップ装置から得られた信号を処理する情報処理部及び前
    記光ディスクに対向配置する光ピックアップ装置とを筐
    体内に固定する第2組立工程とを備え、 前記第2の成形工程において、前記第3のキャビティ及
    び前記第4のキャビティは、下型と上型により形成さ
    れ、 前記下型に前記下型と前記上型の開閉方向に対し垂直方
    向に設けられ、前記第3のキャビティ及び前記第4のキ
    ャビティ内に樹脂を流入させるゲートと、 その一端は前記ゲートに接続され、他端は前記上型側に
    設けられたランナとを有し、 前記ランナは、前記一端側から他端側に向けて前記上型
    側に傾斜して形成されていることを特徴とする光ディス
    ク装置製造方法。
  6. 【請求項6】その一端が第1の連結部材に対して結合さ
    れたトラッキング板ばねの前記一端側を成形金型に形成
    される第1のキャビティ内に配置し、かつ、この第1の
    キャビティに対して前記トラッキング板ばねを挟持する
    壁部を介して設けられる第2のキャビティ内に前記トラ
    ッキング板ばねの他端側を配置し、前記第1及び第2の
    キャビティ内に樹脂を充填して前記トラッキング板ばね
    の前記一端側に中間部材を有する第1のばね支持部材を
    形成する第1の成形工程と、 前記トラッキングコイルの前記一端側と前記第1の連結
    部材とを分離する第1の分離工程と、 長手方向に第2の連結部材を介して連結されたフォーカ
    シング板ばねの一端側を1組、前記中間部材とともにそ
    の揺動方向が前記トラッキング板ばねの揺動方向に交差
    するとともに、前記トラッキング板ばねの前記一端側及
    び前記他端側の方向と前記フォーカシング板ばねの前記
    一端側及び前記他端側の方向とが平行となるように前記
    中間部材を挟んで第3のキャビティ内に配置し、かつ、
    前記1組のフォーカシング板ばねの他端側を第4のキャ
    ビティ内に配置し、前記第1及び第2のキャビティ内に
    樹脂を充填して前記フォーカシング板ばねの前記一端側
    と前記中間部材とを相対的に固定し、前記1組のフォー
    カシング板ばねの他端側を相対的に固定する第2の成形
    工程と、 前記フォーカシング板ばねの両端を前記第2の連結部材
    から分離する第2の分離工程とにより製造され、 前記第2の成形工程において、前記第3のキャビティ及
    び前記第4のキャビティは、下型と上型により形成さ
    れ、 前記下型に前記下型と前記上型の開閉方向に対し垂直方
    向に設けられ、前記下型と上型により形成されたキャビ
    ティ内に樹脂を流入させるゲートと、 その一端は前記ゲートに接続され、他端は前記上型側に
    設けられたランナとを有し、 前記ランナは、前記一端側から他端側に向けて前記上型
    側に傾斜して形成されていることを特徴とする対物レン
    ズ駆動装置。
  7. 【請求項7】その一端が第1の連結部材に対して結合さ
    れたトラッキング板ばねの前記一端側を成形金型に形成
    される第1のキャビティ内に配置し、かつ、この第1の
    キャビティに対して前記トラッキング板ばねを挟持する
    壁部を介して設けられる第2のキャビティ内に前記トラ
    ッキング板ばねの他端側を配置し、前記第1及び第2の
    キャビティ内に樹脂を充填して前記トラッキング板ばね
    の前記一端側に中間部材を有する第1のばね支持部材を
    形成する第1の成形工程と、 前記トラッキングコイルの前記一端側と前記第1の連結
    部材とを分離する第1の分離工程と、 長手方向に第2の連結部材を介して連結されたフォーカ
    シング板ばねの一端側を1組、前記中間部材とともにそ
    の揺動方向が前記トラッキング板ばねの揺動方向に交差
    するとともに、前記トラッキング板ばねの前記一端側及
    び前記他端側の方向と前記フォーカシング板ばねの前記
    一端側及び前記他端側の方向とが平行となるように前記
    中間部材を挟んで第3のキャビティ内に配置し、かつ、
    前記1組のフォーカシング板ばねの他端側を第4のキャ
    ビティ内に配置し、前記第1及び第2のキャビティ内に
    樹脂を充填して前記フォーカシング板ばねの前記一端側
    と前記中間部材とを相対的に固定し、前記1組のフォー
    カシング板ばねの他端側を相対的に固定する第2の成形
    工程と、 前記フォーカシング板ばねの両端を前記第2の連結部材
    から分離する第2の分離工程とにより製造された対物レ
    ンズ駆動装置と、 光源と、 この光源から出射する光束を前記対物レンズ駆動装置に
    導く光学系と、 少なくとも前記対物レンズ駆動装置、前記光源及び前記
    光学系とが固定される光学ベースとを備え、 前記第2の成形工程において、前記第3のキャビティ及
    び前記第4のキャビティは、下型と上型により形成さ
    れ、 前記下型に前記下型と前記上型の開閉方向に対し垂直方
    向に設けられ、前記下型と上型により形成されたキャビ
    ティ内に樹脂を流入させるゲートと、 その一端は前記ゲートに接続され、他端は前記上型側に
    設けられたランナとを有し、 前記ランナは、前記一端側から他端側に向けて前記上型
    側に傾斜して形成されていることを特徴とする光ピック
    アップ装置。
  8. 【請求項8】その一端が第1の連結部材に対して結合さ
    れたトラッキング板ばねの前記一端側を成形金型に形成
    される第1のキャビティ内に配置し、かつ、この第1の
    キャビティに対して前記トラッキング板ばねを挟持する
    壁部を介して設けられる第2のキャビティ内に前記トラ
    ッキング板ばねの他端側を配置し、前記第1及び第2の
    キャビティ内に樹脂を充填して前記トラッキング板ばね
    の前記一端側に中間部材を有する第1のばね支持部材を
    形成する第1の成形工程と、 前記トラッキングコイルの前記一端側と前記第1の連結
    部材とを分離する第1の分離工程と、 長手方向に第2の連結部材を介して連結されたフォーカ
    シング板ばねの一端側を1組、前記中間部材とともにそ
    の揺動方向が前記トラッキング板ばねの揺動方向に交差
    するとともに、前記トラッキング板ばねの前記一端側及
    び前記他端側の方向と前記フォーカシング板ばねの前記
    一端側及び前記他端側の方向とが平行となるように前記
    中間部材を挟んで第3のキャビティ内に配置し、かつ、
    前記1組のフォーカシング板ばねの他端側を第4のキャ
    ビティ内に配置し、前記第1及び第2のキャビティ内に
    樹脂を充填して前記フォーカシング板ばねの前記一端側
    と前記中間部材とを相対的に固定し、前記1組のフォー
    カシング板ばねの他端側を相対的に固定する第2の成形
    工程と、 前記フォーカシング板ばねの両端を前記第2の連結部材
    から分離する第2の分離工程とにより製造された対物レ
    ンズ駆動装置と、 光源と、この光源から出射する光束を前記対物レンズ駆
    動装置に導く光学系と、少なくとも前記対物レンズ駆動
    装置、前記光源及び前記光学系とが固定される光学ベー
    スとを有し、光ディスクに対向配置された光ピックアッ
    プ装置と、 前記光ディスクを回転駆動する駆動モータと、 前記光ピックアップ装置から得られた信号を処理する情
    報処理部と、 前記光ピックアップ装置、駆動モータ、情報処理部とを
    収容する筐体とを備え、 前記第2の成形工程において、前記第3のキャビティ及
    び前記第4のキャビティは、下型と上型により形成さ
    れ、 前記下型に前記下型と前記上型の開閉方向に対し垂直方
    向に設けられ、前記下型と上型により形成されたキャビ
    ティ内に樹脂を流入させるゲートと、 その一端は前記ゲートに接続され、他端は前記上型側に
    設けられたランナとを有し、 前記ランナは、前記一端側から他端側に向けて前記上型
    側に傾斜して形成されていることを特徴とする光ディス
    ク装置。
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