JPH11306558A - 対物レンズ駆動装置製造方法 - Google Patents

対物レンズ駆動装置製造方法

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JPH11306558A
JPH11306558A JP10506698A JP10506698A JPH11306558A JP H11306558 A JPH11306558 A JP H11306558A JP 10506698 A JP10506698 A JP 10506698A JP 10506698 A JP10506698 A JP 10506698A JP H11306558 A JPH11306558 A JP H11306558A
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JP
Japan
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cavity
leaf spring
focusing
resin
tracking
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JP10506698A
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English (en)
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Tomohiro Murayama
知寛 村山
Hiroyuki Hata
浩之 畑
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KOMATSU LIGHT SEISAKUSHO KK
Toshiba Corp
Original Assignee
KOMATSU LIGHT SEISAKUSHO KK
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】対物レンズ駆動装置を効率よく量産することが
できる対物レンズ駆動装置製造方法を提供すること。 【解決手段】第1キャビティ部71a内に樹脂を充填し
てトラッキング板ばね24の一端側に中間部材23を構
成する第1ばね支持部材23aを成形する第1成形工程
と、第2キャビティ内72aに樹脂を充填してトラッキ
ング板ばね24の他端側にカウンタウエイト25とトラ
ッキング板ばね24とを連結する第2ばね支持部材25
aを成形する第2成形工程と、第3キャビティ部73a
内に樹脂を充填してフォーカシング板ばね22の一端側
に中間部材を成形する第3成形工程と、第4キャビティ
部74a内に樹脂を充填してフォーカシング板ばね22
の他端側にスタンド21を成形する第4成形工程とを備
えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置等
に用いられる対物レンズ駆動装置を製造するための対物
レンズ駆動装置製造方法に関し、特に量産性、精度を高
めたものに関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクにレーザ光を照射して情報の
記録又は再生を行う光ディスク装置には光ディスクに対
してレーザ光を照射し、そのレーザ光の反射光を受光し
て電気信号に変換する光ヘッド装置が搭載される。光ヘ
ッド装置は光源と対物レンズ駆動装置と光検出器とから
構成される。対物レンズ駆動装置はバネ力と電磁気力と
により対物レンズの焦点が光ディスク上に正しく投影さ
れるようにフォーカシング及びトラッキング制御され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の対物レ
ンズ駆動装置では、次のような問題があった。すなわ
ち、このような対物レンズ駆動装置を量産する場合であ
っても、個数分だけインサート成形を行うため、生産効
率を高めることができない。また、トラッキング板ばね
24(図2参照)は、その形状が非常に薄く、かつ、小
さいためキャビティへのインサート作業のハンドリング
が困難であり、生産効率が低かった。
【0004】一方、2枚のフォーカシング板ばね22
(図2参照)は、その並行リンク機構としての動作を考
慮すると、完全に平行か、やや中心部が膨らんだ形状で
あることが好ましい。このため、キャビティに僅かな段
差を設け、一対のフォーカシング板ばね24の中心部が
膨らむようにしていたが、キャビティを上述したように
精度よく加工するのは、困難であった。
【0005】そこで本発明は、対物レンズ駆動装置を効
率よく量産することができる対物レンズ駆動装置製造方
法を提供することを目的としている。また、本発明は、
特別な加工を施したキャビティを用いることなく、対物
レンズ駆動装置のフォーカシング板ばねを所望の形状に
成形することができる対物レンズ駆動装置製造方法を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載された発明は、複数の
上記トラッキング板ばねが第1連結部材を介して一体的
に並設された第1部材を保持する保持工程と、この保持
工程により保持された上記第1部材の上記複数のトラッ
キング板ばねの一端側を第1キャビティ内に、他端側を
第2キャビティ内に位置決めするとともに、上記カウン
タウエイトの少なくとも一部を上記第2キャビティ内に
位置決めする第1位置決め工程と、上記第1キャビティ
内に樹脂を充填して上記トラッキング板ばねの一端側に
上記中間部材を構成する第1ばね支持部材を成形する第
1成形工程と、上記第2キャビティ内に樹脂を充填して
上記トラッキング板ばねの他端側に上記カウンタウエイ
トと上記トラッキング板ばねとを連結する第2ばね支持
部材を成形する第2成形工程と、上記トラッキング板ば
ねと上記第1連結部材と所定の第1切断位置において切
り離す第1切断工程と、複数の上記フォーカシング板ば
ねがその長手方向に沿って第2連結部材を介して一体に
形成された第2部材を保持する第2保持工程と、上記第
1ばね支持部材と上記フォーカシング板ばねの一端側を
第3キャビティ内に配置するとともに、上記フォーカシ
ング板ばねの他端側を第4キャビティ内に位置決めする
第2位置決め工程と、上記第3キャビティ内に樹脂を充
填して上記フォーカシング板ばねの一端側に上記中間部
材を成形する第3成形工程と、上記第4キャビティ内に
樹脂を充填して上記フォーカシング板ばねの他端側に上
記スタンドを成形する第4成形工程と、上記フォーカシ
ング板ばねと上記第2連結部材とを第2切断位置におい
て切り離す第2切断工程とを備えるようにした。
【0007】請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載された発明において、上記第1切断位置には、ミシ
ン目が形成されている。請求項3に記載された発明は、
請求項1に記載された発明において、上記第2切断位置
には、ミシン目が形成されている。
【0008】請求項4に記載された発明は、光学ベース
に取り付けられるスタンドと、このスタンドに一対のフ
ォーカシング板ばねを介してフォーカシング方向に揺動
自在に支持された樹脂材製の中間部材と、この中間部材
にトラッキング板ばねを介してトラッキング方向に揺動
自在に支持され光ディスクに対向配置される対物レンズ
が取り付けられる樹脂材製のカウンタウエイトとを備え
た対物レンズ駆動装置を製造する対物レンズ駆動装置製
造方法において、上記一対のフォーカシング板ばねの一
端側をキャビティ内に位置決めする位置決め工程と、上
記キャビティ内に上記一対のフォーカシング板ばねから
同一距離だけ離れた位置のゲートから樹脂を充填する充
填工程とを備え、記充填工程は、上記フォーカシング板
ばねを上記キャビティ内部で上記ゲート側へ凸状に撓ま
せるようにした。
【0009】請求項5に記載された発明は、請求項4に
記載された発明において、上記フォーカシング板ばねの
穴開けパターン中央部に大きな穴を開け、周辺に小さな
穴を配する構造とする。請求項6に記載された発明は、
請求項4に記載された発明において、上記一対のフォー
カシング板ばねと上記ゲートとの距離は互いに同一距離
である。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は光ディスクに対して照射す
るレーザ光によって信号を再生もしくは記録する光ディ
スク装置に組込まれた光ピックアップ装置1を示す斜視
図である。また、図2は光ピックアップ装置1に組込ま
れた対物レンズ駆動装置20の要部を示す斜視図であ
る。
【0011】光ピックアップ装置1は、光学ベース2を
備えている。光学ベース2上には、半導体レーザ光(波
長650nm)を出力する第1光源と光検出器とホログ
ラム素子11aとが一体化したユニット11と、半導体
レーザ光(波長780nm)を出力する第2光源と光検
出器とが一体化したユニット12が設けられている。さ
らに、光学ベース2上には、キューブ形のビームスプリ
ッタ13が設けられている。ビームスプリッタ13は、
ユニット11からのレーザ光及びユニット12からのレ
ーザ光を、往路の同一出力方向(対物レンズL側)へ導
き出力するものである。またこのビームスプリッタ13
は、同一出力方向から逆行してきた復路の反射光を、そ
れぞれを射出したユニット11,12側へ分岐し導くも
のである。ユニット11,12に戻った光はホログラム
素子11aの作用によって回折されて、光検出器に入射
して電気信号に変換される。
【0012】一方、対物レンズ駆動装置20は、光ピッ
クアップ装置1のベース部材である光学ベース2に取り
付けられる樹脂材製のスタンド21と、このスタンド2
1に一対のフォーカシング板ばね22を介してフォーカ
シング方向(図2中矢印Fo方向)において揺動自在に
取り付けられた樹脂材製の中間部材23と、この中間部
材23にトラッキング板ばね24を介してトラッキング
方向(紙面に垂直方向)において揺動自在に取り付けら
れるとともに対物レンズLを保持するカウンタウエイト
25と、このカウンタウエイト25にレンズホルダを介
して取り付けられたフォーカシングコイル26及びトラ
ッキングコイル27とを備えている。フォーカシングコ
イル26及びトラッキングコイル27の近傍には光学ベ
ース2に取り付けられたマグネット3が設けられてい
る。
【0013】対物レンズ駆動装置20は、フォーカシン
グコイル26及びトラッキングコイル27に制御電流を
流すことにより、対物レンズLの位置制御を行ってい
る。図3〜図7は、本発明の一実施の形態に係る対物レ
ンズ駆動装置20の製造方法を示す図である。
【0014】図3は、第1部材30の要部を示す平面図
である。第1部材30は、第1連結部材31と、この第
1連結部材31と一体的に形成された複数のトラッキン
グ板ばね24とから構成されている。第1連結部材31
とトラッキング板ばね24との境界部分(第1切断部)
32はミシン目又は溝による薄肉部が形成されている。
また、第1連結部材31は保持のための孔部31aが形
成されている。さらに、トラッキング板ばね24の第1
連結部材31側の一端部24aには孔部50,他端部2
4bには孔部51が形成されている。なお、後述する樹
脂の充填工程において孔部50及び孔部51によりトラ
ッキング板ばね24への樹脂の食い付きが強くなり、ま
た成形時の樹脂の流れを妨害せず、流れによりトラッキ
ング板ばね24が変形したり、ずれたりすることを防い
でいる。孔部50,51は切り欠かれているが、閉じた
孔で形成しても、樹脂と係止する作用を有する構造であ
ればよい。
【0015】図4は、フォーカシング板ばね22を形成
する第2部材40を示す平面図である。第2部材40
は、複数のフォーカシング板ばね22と第2連結部材4
1がその長手方向に沿って交互に連結されて形成されて
おり、フォーカシング板ばね22と第2連結部材41と
の境界部分(第2切断部)42,43はミシン目が形成
されている。また、第2連結部材41には保持のための
孔部41aが形成されている。さらに、フォーカシング
板ばね22の一端部22aには小径の小孔60と凹部6
1が形成されており、他端部22bには小径の小孔6
3、凹部64及び比較的大きい孔部65が形成されてい
る。なお、孔部65は後述する第4キャビティ部74内
に配置された際に後述するゲート74bに対向する位置
に配置される。なお、後述する樹脂の充填工程において
小孔60,凹部61,小孔63,凹部64及び孔部65
によりフォーカシング板ばね22への樹脂の食い付きが
強くなる。これら孔部63,64,65もそれぞれその
一部が切り欠かれた状態でも構わない。
【0016】次に対物レンズ駆動装置20を製造する工
程について説明する。図5の(a)及び図6の(a)に
示すように第1部材30の第1連結部材31を31aに
位置決め用の棒を嵌着し、残りをキャビティ上に載置す
ることで保持し、トラッキング板ばね24の一端部24
aを金型71のキャビティ部71a内に配置されるよう
位置決めし、他端部24bを金型72の第2のキャビテ
ィ部72a内に位置決めする。また、カウンタウエイト
25の凸部25bを第2キャビティ部72内に位置決め
する。なお、第1のキャビティ部71aと第2のキャビ
ティ部72aとは一つの型に挟持部80を介して形成さ
れている。さらに、これら第1キャビティ部71a及び
第2キャビティ部72aは第1部材30に沿って複数個
設けられており、同時に複数の樹脂充填を行う。
【0017】上述した第1キャビティ部71a及び第2
キャビティ部72a内に樹脂を充填する。これにより、
第1キャビティ部71aにおいて中間部材23の第1支
持部材23aが形成され、第2キャビティ部72aでは
カウンタウエイト25とトラッキング板ばね24とを連
結する第2ばね支持部材25aが形成される。
【0018】次に、境界部分32において第1連結部材
31とトラッキング板ばね24とを切断し、切り離す。
このとき、境界部分32にはミシン目が形成されている
ので、切断を容易に、かつ、高精度に行うことができ
る。
【0019】次に、図6の(b)に示すように、中間部
材23の第1支持部材23aを第3金型73の第3キャ
ビティ部73a内に位置決めする。また、第3キャビテ
ィ部73a内にフォーカシング板ばね22の一端部22
aを位置決めし、第4金型74の第4キャビティ部74
a内にフォーカシング板ばね22の他端部22bを位置
決めする。さらに、これら第3キャビティ部73a及び
第4キャビティ部74aは第2部材40に沿って複数個
設けられており、同時に複数の樹脂充填を行う。
【0020】第3キャビティ部73a及び第4キャビテ
ィ部74a内に樹脂を充填する。これにより、第3キャ
ビティ部73aにおいて中間部材23が形成され、第4
キャビティ部74aにおいてスタンド21が形成され
る。
【0021】なお、ここで第4キャビティ部74aにお
ける樹脂の充填過程を図7の(a)〜(d)により説明
する。すなわち、図7の(a)に示すように、ゲート7
4bから樹脂Pが注入されると、樹脂Pは第4キャビテ
ィ部74a内に広がっていゆく。樹脂Pがフォーカシン
グ板ばね22まで到達すると、図7の(b)に示すよう
に、フォーカシング板ばね22の孔部65及び小孔63
を透過する。このとき、小孔63よりも孔部65を透過
する樹脂の量が多いため、第4キャビティ部74aによ
り流動が規制される樹脂の力で孔部65が第4キャビテ
ィ部74a内部側に向けて押圧され、フォーカシング板
ばね22の他端部22bが凹状に撓む。そして、図7の
(c)に示すようにフォーカシング板ばね22が撓んだ
状態のまま小孔63を樹脂Pが透過し、図7の(d)に
示すように樹脂Pが第4キャビティ部74a内全体に広
がる。これにより、第3キャビティ部73において中間
部材23が形成され、第4キャビティ部74においてス
タンド21が形成される。
【0022】一方、第4キャビティ部74内において凹
状(ゲート74b側に凸状)となっているため、第4キ
ャビティ部74外部ではフォーカシング板ばね22の中
央部22cが太鼓状に膨らむ。
【0023】次に、第2部材40の境界部分42,43
を切断し、連結部材41とフォーカシング板ばね22と
を切り離す。このとき、境界部分42,43にはミシン
目が形成されているので、切断を容易に、かつ、高精度
に行うことができる。
【0024】上述したように本実施の形態によれば、ト
ラッキング板ばね24の両端に樹脂を成形する工程と、
フォーカシング板ばね22の両端に樹脂を成形する工程
とを別々に行われているので、多数のワークの樹脂充填
作業を同時に行うことができ、作業効率を向上させるこ
とができる。
【0025】トラッキング板ばね24は第1接続部材2
3aの成形前においては、第1連結部材31により第1
部材40として一体化されているため、保持部材等によ
るハンドリングが容易となり、位置決めを正確、かつ、
短時間に行うことができる。フォーカシング板ばね22
についても、第2連結部材41により第2部材40とし
て一体化されているため、保持部材等によるハンドリン
グが容易となり、位置決めを正確、かつ、短時間に行う
ことができる。
【0026】一方、トラッキング板ばね24と第1連結
部材31との境界部分及びフォーカシング板ばね22と
第2連結部材41との境界部分は、ミシン目又は溝状の
薄肉部が形成されているので、切断作業を容易にかつ、
短時間に行うことができ、しかもトラッキング板ばね2
4やフォーカシング板ばね22にダメージを与えにくい
ため、高品質な製品を供給することができる。
【0027】なお、本発明は実施の形態に限定されるも
のではない。例えば、ゲート74bの位置はフォーカシ
ング板ばね22の延びる方向側の壁面に設けるようにし
てもよい。このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、トラッキング板ばねの
両端に樹脂を成形する工程と、フォーカシング板ばねの
両端に樹脂を成形する工程とを別々に行うことにより、
多数のワークの樹脂充填作業を同時に行うことができ、
作業効率を向上させることができる。
【0029】また、トラッキング板ばねを第1連結部材
を介して一体的に並設したことにより、保持を容易にす
ることができるとともに、位置決めを正確に、かつ、短
時間で行うことができる。また、フォーカシング板ばね
を第2連結部材を介して一体的に連結したので、保持を
容易にすることができるとともに、位置決めを正確に、
かつ、短時間で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る対物レンズ駆動装
置及び光ピックアップ装置を示す斜視図。
【図2】同対物レンズ駆動装置の要部を示す斜視図。
【図3】同対物レンズ駆動装置のトラッキング板ばねが
形成された第1部材を示す平面図。
【図4】同対物レンズ駆動装置のフォーカシング板ばね
が形成された第2部材を示す平面図。
【図5】同対物レンズ駆動装置の製造工程を示す斜視
図。
【図6】同対物レンズ駆動装置を形成するための第1〜
第4キャビティを示す断面図。
【図7】同第4キャビティ内の樹脂の流動状態を示す断
面図。
【符号の説明】
20…対物レンズ駆動装置 22…フォーカシング板ばね 24…トラッキング板ばね 30…第1部材 31…第1連結部材 32…境界部分(第1切断位置) 40…第2部材 41…第2連結部材 42,43…境界部分(第2切断位置) 71a…第1キャビティ 72a…第2キャビティ 73a…第3キャビティ 74a…第4キャビティ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の上記トラッキング板ばねが第1連結
    部材を介して一体的に並設された第1部材を保持する保
    持工程と、 この保持工程により保持された上記第1部材の上記複数
    のトラッキング板ばねの一端側を第1キャビティ内に、
    他端側を第2キャビティ内に位置決めするとともに、上
    記カウンタウエイトの少なくとも一部を上記第2キャビ
    ティ内に位置決めする第1位置決め工程と、 上記第1キャビティ内に樹脂を充填して上記トラッキン
    グ板ばねの一端側に上記中間部材を構成する第1ばね支
    持部材を成形する第1成形工程と、 上記第2キャビティ内に樹脂を充填して上記トラッキン
    グ板ばねの他端側に上記カウンタウエイトと上記トラッ
    キング板ばねとを連結する第2ばね支持部材を成形する
    第2成形工程と、 上記トラッキング板ばねと上記第1連結部材と所定の第
    1切断位置において切り離す第1切断工程と、 複数の上記フォーカシング板ばねがその長手方向に沿っ
    て第2連結部材を介して一体に形成された第2部材を保
    持する第2保持工程と、 上記第1ばね支持部材と上記フォーカシング板ばねの一
    端側を第3キャビティ内に配置するとともに、上記フォ
    ーカシング板ばねの他端側を第4キャビティ内に位置決
    めする第2位置決め工程と、 上記第3キャビティ内に樹脂を充填して上記フォーカシ
    ング板ばねの一端側に上記中間部材を成形する第3成形
    工程と、 上記第4キャビティ内に樹脂を充填して上記フォーカシ
    ング板ばねの他端側に上記スタンドを成形する第4成形
    工程と、 上記フォーカシング板ばねと上記第2連結部材とを第2
    切断位置において切り離す第2切断工程とを備えている
    ことを特徴とする対物レンズ駆動装置製造方法。
  2. 【請求項2】上記第1切断位置には、ミシン目が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の対物レンズ
    駆動装置製造方法。
  3. 【請求項3】上記第2切断位置には、ミシン目が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の対物レンズ
    駆動装置製造方法。
  4. 【請求項4】光学ベースに取り付けられるスタンドと、
    このスタンドに一対のフォーカシング板ばねを介してフ
    ォーカシング方向に揺動自在に支持された樹脂材製の中
    間部材と、この中間部材にトラッキング板ばねを介して
    トラッキング方向に揺動自在に支持され光ディスクに対
    向配置される対物レンズが取り付けられる樹脂材製のカ
    ウンタウエイトとを備えた対物レンズ駆動装置を製造す
    る対物レンズ駆動装置製造方法において、 上記一対のフォーカシング板ばねの一端側をキャビティ
    内に位置決めする位置決め工程と、 上記キャビティ内に上記一対のフォーカシング板ばねか
    ら上記キャビティ内部側に離間した位置のゲートから樹
    脂を充填する充填工程とを備え、 上記充填工程は、上記フォーカシング板ばねを上記キャ
    ビティ内部で上記ゲート側へ凸状に撓ませることを特徴
    とする対物レンズ駆動装置製造方法。
  5. 【請求項5】上記フォーカシング板ばねの穴開けパター
    ン中央部に大きな穴を開け、周辺に小さな穴を配する構
    造とすることを特徴とする請求項4に記載の対物レンズ
    駆動装置製造方法。
  6. 【請求項6】上記一対のフォーカシング板ばねと上記ゲ
    ートとの距離は互いに同一距離であることを特徴とする
    請求項4に記載の対物レンズ駆動装置製造方法。
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JP (1) JPH11306558A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009210897A (ja) * 2008-03-05 2009-09-17 Mitsumi Electric Co Ltd 板バネ、レンズ駆動装置および板バネの製造方法

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