JP2000190024A - 線材コイルの上取り式給材方法及びそれに用いられる線材コイル絡み防止具 - Google Patents

線材コイルの上取り式給材方法及びそれに用いられる線材コイル絡み防止具

Info

Publication number
JP2000190024A
JP2000190024A JP10367385A JP36738598A JP2000190024A JP 2000190024 A JP2000190024 A JP 2000190024A JP 10367385 A JP10367385 A JP 10367385A JP 36738598 A JP36738598 A JP 36738598A JP 2000190024 A JP2000190024 A JP 2000190024A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
coil
wire rod
weight
rod coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10367385A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Ijiri
裕之 井尻
Satoshi Nagase
智 長瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
Priority to JP10367385A priority Critical patent/JP2000190024A/ja
Publication of JP2000190024A publication Critical patent/JP2000190024A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Unwinding Of Filamentary Materials (AREA)
  • Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)
  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
  • Wire Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 線材コイルのワイヤを上取り式に引き出す際
に、その引き出しの途中にワイヤの絡みを生ずることの
ない線材コイルの上取り式給材方法、及びそれに用いら
れる線材コイル絡み防止具を提供すること。 【解決手段】 コイル状に巻回積層されるワイヤ18
に、セラミックス球体等の重錘体11を1個又は複数個
挿通して、この線材コイル19から上取り式にワイヤ1
8を引き出す際に、重錘体11自身の重みにより、ワイ
ヤ18の引き上げ箇所に軽い衝撃が加わることから線材
コイル19の最上積層のワイヤ18のみを絡みを生ずる
ことなく引き上げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線材コイルの上取
り式給材方法に関し、更に詳しくは、コイル状に巻回積
層される線材コイルを上取り式に引き出し伸線機等へ供
給するに際し、その線材コイルの絡みを防止するように
した線材コイルの上取り式給材方法、及びそれに用いら
れる線材コイル絡み防止具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ルーパレイヤー(コイル状巻回装
置)によりコイル化された線材コイルを上取り式に引き
出し、伸線機等へ供給する上取り式給材装置には、既に
各種のものが知られている。例えば、実開昭57−13
6574号公報に示されるものは、溶接用ワイヤの取出
装置であるが、この装置は、ペルパックの内筒と外筒と
の間にコイル状に積層収納される溶接用ワイヤを上取り
式に引き出すようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の上取り式給材装置により、線材コイルが引き出される
ときに2〜3巻分のワイヤが一緒に引き上げられること
が良くある。そのようなときに線材コイルに絡みが発生
するとワイヤの供給がストップし、或いはワイヤにテン
ションが掛かって断線することがある。
【0004】そして、そのような給材コイルの絡みトラ
ブルはワイヤ径が小さいものほど起こりやすく、またワ
イヤの供給スピードが速いほど生じやすい。そして、一
旦給材コイルの絡みトラブルが発生すると、次の作業工
程での伸線等の生産がストップし、また修復作業に手間
と時間が掛かることになる。
【0005】前述の実開昭57−136574号公報に
は、その問題を解消するための1つの対策として、ワイ
ヤ積層体の上面に押圧部材を載置し、また外筒の内壁面
にスポンジやブラシ毛等の弾性部材を取り付けるように
したものが開示されている。しかし、これによれば、ワ
イヤの供給が押圧部材によって抑制されてスムーズにワ
イヤが供給され難いし、構成も比較的大掛かりなものと
なってしまうという問題があった。
【0006】本発明の解決しようとする課題は、比較的
簡単な構成で、スムーズに線材コイルからワイヤが引き
出され、その引き出しの途中にワイヤの絡みも生じない
線材コイルの上取り式給材方法、及びそれに用いられる
線材コイル絡み防止具を提供するものである。これによ
り後工程としての伸線等の生産性の向上、並びに線材コ
イルの絡みトラブル回避による作業性の改善等を図らん
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明に係る線材コイルの上取り式給材方法は、鋼線
材がコイル状に巻回積層される線材コイルの鋼線材にリ
ング状の重錘体を1個又は2個以上遊挿し、該鋼線材を
上取り式に引き出す際に前記重錘体の重みで該鋼線材の
2巻目以降の持ち上がりが阻止されるようにしたことを
要旨とするものである。
【0008】また、本発明の線材コイル絡み防止具は、
前記重錘体が鋼線材が遊挿される挿通孔を有するセラミ
ックス球により構成され、かつ該セラミックス球の周囲
がゴム弾性体により保護されていることを要旨とするも
のである。
【0009】本発明に係る線材コイル絡み防止具によれ
ば、鋼線材がコイル状に巻回積層された線材コイルより
該鋼線材が上取り式に引き出される際に2〜3巻分の鋼
線材が重なり状態で引き上げられようとしても、この鋼
線材に挿通される重錘体の重みで2巻目、3巻目の鋼線
材の引き上げが阻止され、鋼線材が絡みを生じることな
くスムーズに繰り出されることとなる。
【0010】この場合、「重錘体」の形状としては、鋼
線材(ワイヤ)を挿通するための挿通孔を有していれば
特に限定されないが、丸みを帯びた形状が好適に用いら
れ、更に詳しくは球体が好ましく用いられる。この重錘
体が極端に角張った形状や歪んだ形状をしている場合に
は、重錘体と線材コイルとが絡み合ったり、重錘体同士
が絡み合ったりして、この重錘体が線材コイル上を円滑
に移動できなくなってしまい、ワイヤの引き上げをスム
ーズに行うことができなくなることがある。
【0011】この「重錘体」の大きさは、挿通する鋼線
材の太さや密度によって適宜調節すれば良いが、その重
錘体が球体状とした場合にその半径が5〜30mmとな
る程度の大きさが好ましい。これより小さい場合には、
重錘体が軽量過ぎて線材コイルの絡みを防止することが
できない。また、これより大きい場合には、ワイヤの引
き上げに支障を来してしまうことがある。
【0012】また、重錘体に設けられるワイヤを挿通す
るための挿通孔の両端入口角部分は面取りしておくこと
が好ましい。また、挿通孔の内壁面も凹凸や突起のない
ように平滑な面とし、摩擦係数が小さくなるようにして
おくことが好ましい。挿通孔に凹凸や突起があると、ワ
イヤを傷つけてしまう可能性がある。
【0013】また、重錘体の重量はワイヤの太さや密度
によって調節すれば良く、その重量の調節方法として
は、重錘体の大きさで調節しても良いし、挿通させる重
錘体の数によって調節しても良い。
【0014】更にまた、重錘体を保護するゴム弾性体の
形状は、重錘体の周囲を覆うことができるものであれば
特に限定されないが、その形状は丸みを帯びたものが好
ましい。また、このゴム弾性体の材質としては、衝撃に
対して耐性を有するものが好ましく、天然ゴム、ブタジ
エンゴム等のゴム材料やポリ塩化ビニル、ポリアクリロ
ニトリル等の樹脂材料等が好適なものとして用いられ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な一実施の
形態を図面を参照して詳細に説明する。まず、図1は本
発明に係る線材コイル絡み防止具10の一実施形態の断
面図を示したものである。この線材コイル絡み防止具1
0は、セラミックス材料を焼成してなる球状の重錘体1
1の中心部分を穿孔して貫通させ、ワイヤ18を挿通さ
せるための挿通孔12を設けたものである。この挿通孔
12の両端入口角部分14は、R面取りして丸みを帯び
るようにしてあり、挿通孔12の内壁面16は、凹凸や
突起がないように平滑な面としている。
【0016】また、図2は、ワイヤ18をこの線材コイ
ル絡み防止具10に挿通させた状態を示した図である。
図2に示すとおり、重錘体11の挿通孔12にワイヤ1
8を挿通し、これを複数個(図中では3個で示してあ
る。)並べて数珠つなぎにしている。
【0017】また、図3(a)は、重錘体11をゴム弾
性体20で保護して用いた状態を示した図である。この
ゴム弾性体20は、ポリ塩化ビニルの円柱若しくは多角
形体であって(図では円柱で示す。)、その内部は中空
とされており、また、円柱若しくは多角形体の面のうち
対向する一組の面が開放されたものである。そして、図
3(a)に示すように、このゴム弾性体20の内部に、
重錘体11を、挿通孔12がゴム弾性体20の開放され
ている面に向くように設置しており、ゴム弾性体20か
ら抜け落ちないように固定されている。
【0018】また、図3(b)は、重錘体11の表面を
ゴム弾性体20でライニングすることにより保護したも
のの断面図を示したものである。この場合のゴム弾性体
20としては、ポリ塩化ビニルやネオプレンゴム等が用
いられる。
【0019】この線材コイル絡み防止具10は、図2に
示したように、重錘体11を複数個つなげて用いる場合
もあるが、ワイヤの太さや密度によっては1個だけで用
いても良い。また、図3(a)に示すように線材コイル
絡み防止具10の表面の一部を、或いは図3(b)に示
すように表面全部をゴム弾性体20で覆い保護すること
により、線材コイル絡み防止具10を衝撃から守ること
ができ、長期にわたって使用できるようになる。特に、
図3(b)に示したようにライニング処理を施し、重錘
体11の表面を全て覆った場合には、より高い保護効果
を得ることができる。
【0020】図4(a)は、線材コイル19から導き出
されるワイヤ18に複数個の線材コイル絡み防止具10
(図では5個で示してある。)が挿通された状態を示し
た図であり、図4(b)は、図4(a)のワイヤ18の
引き出し箇所を拡大して示した図である。この図に示す
ように、線材コイル絡み防止具10の自重が矢印方向に
掛かり、ワイヤを引き上げる際に、その自重による軽い
衝撃が引き上げ箇所に加わることから、最上積層のワイ
ヤ18aより下の積層にあるワイヤ18bは、矢印方向
に押し下げられることとなるので、そのワイヤ18bが
引き上げられることがない。このように線材コイル絡み
防止具10をワイヤ18に挿通させることにより、最上
積層のワイヤ18aのみを、絡みを生ずることなく持ち
上げることができる。
【0021】図5は、本発明に係る線材コイル絡み防止
具10を用いた上取り式給材装置30を概略的に示した
ものである。この上取り式給材装置30では、基台31
上にワイヤ18を伸線機に搬送するためのスタンド32
が設けられ、その横に線材コイル19が載置されてい
る。このスタンド32は、鉛直に立てられる柱32a
と、その上部に水平に設けられる梁32bとで構成され
ている。
【0022】また、線材コイル19は、その内部にキャ
リア33が設置され、ワイヤ18の引き上げとともに線
材コイル19が移動したり、転倒したりしないように固
定されている。そして、線材コイル19から導き出され
るワイヤ18には、線材コイル絡み防止具10が挿通さ
れている。
【0023】そして、この梁32bの先端部分には、回
転フライヤ36が回転自在に取り付けられており、この
回転フライヤ36の回転とともにワイヤ18が引き上げ
られるようになっている。更に、この回転フライヤ36
にはワイヤ18を導くためのガイドリング38、38・
・・が取り付けられており、このガイドリング38、3
8・・・に通してワイヤ18を円滑に梁32bの上面に
導くようにしている。
【0024】また、梁32bの上面にも、ワイヤ18を
導くための一対のガイドローラ34、34が設けられて
いる。そして更に、このガイドローラ34、34間に位
置して、ワイヤが弛まないようにするためのテンション
ローラ35が、図に示すように設けられている。
【0025】そして、柱32aの下部には、梁32bか
ら導かれたワイヤ18を搬送するための動滑車40が柱
下部部分を鉛直方向に移動自在に設けられている。ま
た、その上部には動滑車40から導かれたワイヤ18を
搬送するための定滑車42が設けられ、定滑車42と動
滑車40の略中点箇所に、伸線機へワイヤ18を搬送す
るための定滑車44が設けられている。
【0026】これらの滑車は、いわゆるアキュムレータ
としての機能、すなわちワイヤを一旦貯留することによ
って、入側と出側のワイヤの張力を調節する機能を果た
すものであり、動滑車40が上下することによりワイヤ
18が弛んだり、断線したりすることのないようにして
いる。
【0027】このように構成された上取り式給材装置3
0では、線材コイル19を基台31上にセットし、ワイ
ヤ18の一端を引き出して、これに重錘体11、11・
・・を何個か挿通し、そのワイヤ18の先端を回転フラ
イヤ36のガイドリング38、38・・・に通し、ガイ
ドローラ34、34間に張架し、更に、滑車群40、4
2、44を介して伸線機へ導くように準備する。
【0028】そして、伸線機を稼働させたときに、その
線材コイル19のワイヤ18はコイルから巻き解かれ
て、上取り式に引き上げられていくが、そのときに、ま
ず、回転フライヤ36が線材コイル19の巻方向と逆方
向へ回転し、それに伴って線材コイル19からワイヤ1
8が導き出される。
【0029】そして、回転フライヤ36まで引き上げら
れたワイヤ18は、回転フライヤ36のガイドリング3
8、38・・・を通って、梁32bの上面まで円滑に引
き上げられ、次に、梁32b上面のガイドローラ34、
34を通って柱32aまで導かれる。
【0030】柱32aまで導かれたワイヤ18は、動滑
車40まで導かれて、この動滑車40を周回した後に、
定滑車42を周回してから定滑車44まで導かれる。こ
こで、動滑車40は、ワイヤ18の引き上げとともに鉛
直下方向に移動してワイヤ18が弛むことがないように
し、更に、ワイヤ18が伸線機へ搬送されるに伴って、
鉛直上方向に移動してワイヤ18が断線することのない
ようにしている。このように、動滑車40が上下に移動
することによって、ワイヤ18が常に適切な張力を保た
れながら伸線機へ供給されることとなる。
【0031】そして、このような状態において、ワイヤ
18には線材コイル絡み防止具10が挿通されているこ
とから、ワイヤ18は絡みを生ずることなく、回転フラ
イヤ36のガイドリング38まで導き出されることとな
る。このときに伸線機に導くワイヤ18のスピードが速
ければ速い程、ワイヤ18が引き上げられる力は大きく
なるが、そのようなときには重錘体11、11・・・の
個数を多くしたり、重くする等により対処すれば良い。
【0032】本発明は、上記した実施例に何等限定され
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々
の改変が可能である。例えば、上記実施例では線材コイ
ル絡み防止具を伸線機に供給する場合について示した
が、その用途はこれに限定されず、コイルからの上取り
式給材であれば、種々のものに適用することができる。
【0033】また、上記実施例では線材コイル絡み防止
具の形状を球体としたが、その形状は特に限定されず、
これ以外にも楕円形等の種々の形状を適用することがで
きる。更にまた、ワイヤに挿通させる線材コイル絡み防
止具の数は、上記実施例のように複数個用いても良い
し、ワイヤの太さや密度によっては1個でも良い。
【0034】そして、上記実施例では線材コイル絡み防
止具のみを給材装置に適用した場合について示したが、
重錘体の表面の一部或いは全部をゴム弾性体で覆い保護
したものを用いても良く、そうした場合には、線材コイ
ル絡み防止具が破壊されにくくなり、長期にわたって使
用できるものとなる。
【0035】
【発明の効果】本発明に係る線材コイルの上取り式給材
方法は、線材コイルからワイヤを上取り式に引き出す際
に、ワイヤに重錘体を1個又は複数個挿通して、その重
錘体自身の重みにより、最上積層のワイヤのみを絡みを
生ずることなく引き上げるようにしたものであるから、
従来給材トラブルを起こしやすかったワイヤ径の小さい
ものの供給や供給スピードを速くした場合にも、給材ト
ラブルを起こすことがなく、円滑にワイヤを引き出せる
ものである。
【0036】また、重錘体を用いずにワイヤの絡みを防
ごうとすると、天井を高くして、ワイヤの引き上げ高さ
を高くする等が必要となるが、本発明によれば、天井が
低くても良いため、狭いスペースで給材作業が達成され
る利点もある。
【0037】また、本発明に係る線材コイル絡み防止具
は、セラミックス球にワイヤの挿通孔を設けた比較的簡
単な構成としていることから、手軽に作製することがで
き、また、その使用においてもワイヤに挿通するだけで
簡単に準備できるものであるから、簡便に用いることが
できるものとなっている。そして、ゴム弾性体によりセ
ラミックス体同士の衝突による割れを回避することによ
り長期間使用できる利点もある。
【0038】本発明に係る線材コイルの上取り式給材方
法、及びそれに用いられる線材コイル絡み防止具は、種
々の太さや密度等を有するワイヤに対しても、トラブル
を起こすことなく、円滑にそして速く、伸線機等へ供給
することができるものであり、これにより後工程として
の伸線等の生産性の向上、並びに線材コイルの絡みトラ
ブル回避による作業性の改善等を図ることのできる極め
て有用性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る線材コイル絡み防止具の一実施形
態の断面図を示した図である。
【図2】本発明に係る線材コイル絡み防止具をワイヤに
挿通させたときの状態を示した図である。
【図3】本発明に係る線材コイル絡み防止具を円柱状の
ゴム弾性体で保護して用いたときの状態を示した図
(a)と、線材コイル絡み防止具の表面をゴム弾性体で
ライニングすることにより保護したものの断面図を示し
た図(b)である。
【図4】線材コイルから導き出されるワイヤに複数個の
線材コイル絡み防止具が挿通された状態を示した図
(a)と、そのワイヤの引き出し箇所を拡大して示した
図(b)である。
【図5】本発明に係る線材コイル絡み防止具を用いた上
取り式給材装置を概略的に示した図である。
【符号の説明】
10 線材コイル絡み防止具 11 重錘体 12 挿通孔 18 ワイヤ(鋼線材) 19 線材コイル 30 上取り式給材装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼線材がコイル状に巻回積層される線材
    コイルの鋼線材にリング状の重錘体を1個又は2個以上
    遊挿し、該鋼線材を上取り式に引き出す際に前記重錘体
    の重みで該鋼線材の2巻目以降の持ち上がりが阻止され
    るようにしたことを特徴とする線材コイルの上取り式給
    材方法。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の重錘体が、鋼線材
    が遊挿される挿通孔を有するセラミックス球により構成
    され、かつ該セラミックス球の周囲がゴム弾性体により
    保護されていることを特徴とする線材コイル絡み防止
    具。
JP10367385A 1998-12-24 1998-12-24 線材コイルの上取り式給材方法及びそれに用いられる線材コイル絡み防止具 Withdrawn JP2000190024A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10367385A JP2000190024A (ja) 1998-12-24 1998-12-24 線材コイルの上取り式給材方法及びそれに用いられる線材コイル絡み防止具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10367385A JP2000190024A (ja) 1998-12-24 1998-12-24 線材コイルの上取り式給材方法及びそれに用いられる線材コイル絡み防止具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000190024A true JP2000190024A (ja) 2000-07-11

Family

ID=18489185

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10367385A Withdrawn JP2000190024A (ja) 1998-12-24 1998-12-24 線材コイルの上取り式給材方法及びそれに用いられる線材コイル絡み防止具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000190024A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100732373B1 (ko) 2006-04-26 2007-06-28 주식회사 한빛케이에스이 코일 권선기에 사용되는 꼬임 방지장치
JP2007534488A (ja) * 2003-12-16 2007-11-29 リンカーン グローバル インコーポレーテッド フローティングライナー
KR200445995Y1 (ko) * 2007-10-25 2009-09-16 케이앤제이메탈(주) 선재의 코일러 장치
KR100960001B1 (ko) 2008-02-21 2010-05-27 박순태 코일 인출장치
KR100973438B1 (ko) * 2008-02-21 2010-08-02 박순태 코일 인출기
CN104384238A (zh) * 2014-10-30 2015-03-04 创迈精密金属成型(苏州)有限公司 卧式开卷机
CN105478504A (zh) * 2016-01-11 2016-04-13 江苏亨通电力特种导线有限公司 用于铝杆卷的铝杆拉出装置
GR1009735B (el) * 2019-04-08 2020-05-15 Αντωνιος Παναγιωτη Αναγνωστοπουλος Συστημα εκτυλιξης μπετοβεργας σε κουλουρα για μεταβαλλομενη ταχυτητα εκτυλιξης
CN113523152A (zh) * 2021-07-09 2021-10-22 河南省鼎鼎实业有限公司 钢筋冷轧上线防缠绕装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007534488A (ja) * 2003-12-16 2007-11-29 リンカーン グローバル インコーポレーテッド フローティングライナー
JP4647593B2 (ja) * 2003-12-16 2011-03-09 リンカーン グローバル インコーポレーテッド フローティングライナー
KR101092793B1 (ko) * 2003-12-16 2011-12-09 링컨 글로벌, 인크. 플로팅 라이너
KR100732373B1 (ko) 2006-04-26 2007-06-28 주식회사 한빛케이에스이 코일 권선기에 사용되는 꼬임 방지장치
KR200445995Y1 (ko) * 2007-10-25 2009-09-16 케이앤제이메탈(주) 선재의 코일러 장치
KR100960001B1 (ko) 2008-02-21 2010-05-27 박순태 코일 인출장치
KR100973438B1 (ko) * 2008-02-21 2010-08-02 박순태 코일 인출기
CN104384238A (zh) * 2014-10-30 2015-03-04 创迈精密金属成型(苏州)有限公司 卧式开卷机
CN105478504A (zh) * 2016-01-11 2016-04-13 江苏亨通电力特种导线有限公司 用于铝杆卷的铝杆拉出装置
GR1009735B (el) * 2019-04-08 2020-05-15 Αντωνιος Παναγιωτη Αναγνωστοπουλος Συστημα εκτυλιξης μπετοβεργας σε κουλουρα για μεταβαλλομενη ταχυτητα εκτυλιξης
CN113523152A (zh) * 2021-07-09 2021-10-22 河南省鼎鼎实业有限公司 钢筋冷轧上线防缠绕装置
CN113523152B (zh) * 2021-07-09 2023-02-07 河南省鼎鼎实业有限公司 钢筋冷轧上线防缠绕装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100638691B1 (ko) 용접 와이어 페이아웃 드럼 및 그 용접 와이어 저장 스템
JP4347755B2 (ja) ワイヤパッケージ用リテイナリング
JP2000190024A (ja) 線材コイルの上取り式給材方法及びそれに用いられる線材コイル絡み防止具
JPH0753123A (ja) 金属線条材の引き出しガイド装置
KR20230130077A (ko) 로드 핸들링 디바이스의 윈치 어셈블리
JP4563298B2 (ja) 帯状の荷造ひもを用いた結束方法
JP3957096B2 (ja) ワイヤ巻出し自動切り替え装置及び自動切り替え方法
JPS62136807A (ja) 巻線機
JP2008247599A (ja) クレーンにおける給電装置
JPH0839142A (ja) ワイヤロープコイリング体
IT9047736A1 (it) Spolatrice automatica.
JPH067844A (ja) 可撓金属バンドを一時蓄積する方法およびこの方法を行うためのコイル金属バンド蓄積体
JP2508045Y2 (ja) 線材取出し装置
IT9048313A1 (it) Dispositivo di alimentazione di filo per roccatrice automatica.
JPS62142077A (ja) 溶接用ワイヤの収納機構
JP2572637Y2 (ja) 線状材供給装置
JPS6216451Y2 (ja)
JPS6310217Y2 (ja)
JPH08165062A (ja) コードの巻出し巻取り装置
JP2006315032A (ja) 半田ワイヤ製造装置における巻取り機構
JPH065020Y2 (ja) 溶接用ワイヤの装填装置
JP2001226082A (ja) 索条巻取装置
JP2003192231A (ja) コアレスコイル及びその製造方法
JP2000331859A (ja) 大形多条多層ヘリカルコイルの製作方法
JP2007059579A (ja) 巻線装置、及び巻線方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051031

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070329