JP2000188592A - 情報出力制御装置、情報出力システム、情報出力制御方法、及び記憶媒体 - Google Patents

情報出力制御装置、情報出力システム、情報出力制御方法、及び記憶媒体

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JP2000188592A
JP2000188592A JP10365006A JP36500698A JP2000188592A JP 2000188592 A JP2000188592 A JP 2000188592A JP 10365006 A JP10365006 A JP 10365006A JP 36500698 A JP36500698 A JP 36500698A JP 2000188592 A JP2000188592 A JP 2000188592A
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Hitoshi Ozaka
斉 尾坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力処理する情報の安全性を保ちつつ、該出
力処理を確実に実行可能な情報出力システムを提供す
る。 【解決手段】 クライアント側130(x)は、サーバ
側120からの印刷データの図形データ(x)’をサー
バ側120に返送する。サーバ側120は、受信図形デ
ータ(x)’と、対応する送信図形データ(x)とを比
較する。この比較結果により、正しく情報がクライアン
ト側130(x)に送信されなかった場合、クライアン
ト側130(x)は、印刷出力処理を中断して、サーバ
側120に対して情報の送信を再度要求する。サーバ側
120は、この場合のみ、クライアント側130(x)
からの再要求を受け付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ネットワ
ーク環境下でのデータ通信により送信されてきたデータ
を印刷出力した印刷物が、唯一無二の入場券等の有価証
券として使用されうるといったような条件下において、
送信データの破損の有無及びその印刷処理の正常終了を
監視することで、印刷物の有効性を保証する送信データ
印刷処理に用いられる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば、ネットワーク環境下に
おけるデータ通信により、サーバ側から送信されてきた
データを、クライアント側で受信してプリントアウトす
るシステムがある。このシステムでは、クライアント側
でプリントアウトされた印刷物の状態を確認するための
手段、すなわち正しくデータが送信され、且つ正しくデ
ータの出力処理(印刷処理)が行われたか否か、その何
れかの段階でデータの破損が起こらなかったか否か、と
いうような正当性を確認するための手段として、次のよ
うな手段1と手段2が適宜採用されている。 手段1:サーバ側により所定のファイル形式に従って送
信データのファイルヘッダに格納されたチェックサムや
ファイルサイズと、実際にクライアント側が受信したデ
ータとの整合性をとる。 手段2:印刷処理の正当性については、ユーザの責任に
おいて、印刷の正常終了を物理的に確認する、或いは、
プリンタステータスを取得する機構により、印刷物の排
紙を確認する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た手段1や手段2のような従来の手段では、送信データ
内部の厳密な整合性、及び印刷物上の内容(プリントア
ウトされた情報の内容)の精密な正当性を保証すること
は非常に困難であった。具体的には例えば、送信データ
のファイルヘッダ等の部分的なチェックサムによる手段
1では、該当部分のみが正常に送信されていれば、他の
部分が正常に送信されていなくても、正しくデータが送
信されたと誤判断されてしまう。また、ファイルサイズ
についても、実際には送信データの途中が破損されてい
るが、サイズだけは変わらずに一致しているという状況
であっても、正しくデータが送信されたと誤判断されて
しまう。
【0004】このような問題は、送信対象のデータが、
唯一無二の入場券等の有価証券のようなデータである場
合には顕著である。例えば、クライアント側から唯一無
二の有価証券の要求がなされることで、サーバ側がその
データを要求元のクライアント側に対して送信すること
になるが、このとき送信データ中に破壊された部分があ
ったとしても、該破壊された部分が上記の誤判断される
ような部分であった場合には、クライアント側で送信デ
ータが破壊された状態のままプリントアウトされてしま
う。これでは、唯一無二の有価証券を発行するシステム
として確実な信用をおくことはできない。これに対し
て、クライアント側のユーザが、プリントアウトされた
印刷物を見て正常でないことを確認した場合には、再度
サーバ側に要求することも考えられるが、サーバ側が何
度もユーザのやり直し要求に応えるようにすると、不正
な再要求によって、唯一無二であるはずの有価証券発行
の原則が簡単に崩れることになる。
【0005】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、出力処理する情報の安全性を保
ちつつ、該出力処理を確実に実行可能な、情報出力制御
装置、情報出力システム、情報出力制御方法、及びそれ
を実施するための処理ステップをコンピュータが読出可
能に格納した記憶媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、サーバ側から送信された所定の情報をク
ライアント側で受信して出力するための情報出力制御装
置であって、上記クライアント側が受信した所定の情報
に基づいた受信情報と、それに対応する上記サーバ側が
送信した所定の情報に基づいた送信情報とを比較する比
較手段と、上記比較手段の比較結果に基づいて、上記ク
ライアント側での情報出力を中断する出力中断手段と、
上記比較手段の比較結果に基づいて、上記サーバ側にて
上記クライアント側からの所定の情報の再送信要求を受
け付ける再要求受付手段とを備えることを特徴とする。
【0007】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記所定の情報出力は、印刷出力を含むことを特徴とす
る。
【0008】第3の発明は、上記第1の発明において、
上記所定の情報は、有価証券の情報を含むことを特徴と
する。
【0009】第4の発明は、上記第1の発明において、
上記受信情報は、上記クライアント側が受信した所定の
情報の少なくとも一部の情報を含むことを特徴とする。
【0010】第5の発明は、上記第4の発明において、
上記受信情報は、外部操作に基づいた上記所定の情報の
少なくとも一部の情報であることを特徴とする。
【0011】第6の発明は、上記第1の発明において、
上記受信情報は、上記クライアント側が受信した所定の
情報に基づいて生成されたチェック用の情報を含むこと
を特徴とする。
【0012】第7の発明は、サーバ側とクライアント側
の間での情報通信により、サーバ側から送信される所定
の情報をクライアント側で受信して出力する情報出力シ
ステムであって、上記クライアント側は、上記サーバ側
からの所定の情報に基づいた受信情報を上記サーバ側に
返送する情報返送手段と、上記所定の情報の出力を中断
する出力中断手段と、上記サーバ側に上記所定の情報の
送信を再度要求する再送信要求手段とを含み、上記サー
バ側は、上記クライアント側からの上記受信情報と、上
記クライアント側に送信した所定の情報に基づいた送信
情報とを比較する比較手段と、該比較手段の比較結果を
上記クライアント側に送信する比較結果送信手段と、上
記比較手段の比較結果に基づいて上記クライアント側か
らの再送信要求を受け付ける再要求受付手段とを含み、
上記クライアント側の上記出力中断手段及び上記再送信
要求手段は、上記サーバ側から送信されてきた上記比較
結果に基づいて動作実行することを特徴とする。
【0013】第8の発明は、上記第7の発明において、
上記クライアント側は、上記所定の情報を印刷出力する
印刷手段を含むことを特徴とする。
【0014】第9の発明は、上記第7の発明において、
上記所定の情報は、有価証券の情報を含むことを特徴と
する。
【0015】第10の発明は、上記第7の発明におい
て、上記クライアント側は、上記サーバ側からの所定の
情報の少なくとも一部を上記受信情報とすることを特徴
とする。
【0016】第11の発明は、上記第7の発明におい
て、上記サーバ側は、上記クライアント側に送信する所
定の情報からチェック用の情報を生成する手段と、該手
段により生成されたチェック情報を上記送信情報として
上記所定の情報と共に送信する手段を含み、上記クライ
アント側は、上記サーバ側からの所定の情報から上記チ
ェック情報を再構成する手段と、該手段でのチェック情
報と上記所定の情報に含まれるチェック情報を比較する
手段と、該手段での比較結果を上記受信情報として返送
する手段とを含むことを特徴とする。
【0017】第12の発明は、サーバ側がクライアント
側に対して所定の情報を送信し、クライアント側がサー
バ側からの所定の情報を受信して出力するための情報出
力制御方法であって、上記クライアント側が受信した所
定の情報の少なくとも一部を、上記サーバ側に返送する
ステップと、上記サーバ側が受信した上記所定の情報の
少なくとも一部と、上記サーバ側が上記クライアント側
に送信した所定の情報の少なくとも一部とを比較するス
テップと、上記比較の結果を上記サーバ側が上記クライ
アント側に対して送信するステップと、上記クライアン
ト側が受信した上記比較の結果に基づいて、上記所定の
情報の出力処理を中断するステップと、上記出力処理を
中断した場合に、上記クライアント側が上記サーバ側に
対して所定の情報の送信を再要求するステップと、上記
出力処理を中断した場合に、上記サーバ側が上記クライ
アント側に対して所定の情報を再送信するステップとを
含むことを特徴とする。
【0018】第13の発明は、上記第12の発明におい
て、上記出力処理は、印刷出力処理を含むことを特徴と
する。
【0019】第14の発明は、上記第12の発明におい
て、上記クライアント側が上記サーバ側に返送する情報
は、上記所定の情報に基づいたチェック用の情報を含む
ことを特徴とする。
【0020】第15の発明は、上記第14の発明におい
て、上記クライアント側が、上記サーバ側に情報を返送
する前に、受信した所定の情報の少なくとも一部からチ
ェック用の情報を再構成し、それと受信した所定の情報
中に含まれているチェック用データとを比較し、その比
較の結果を上記サーバ側に対して送信するステップを含
むことを特徴とする。
【0021】第16の発明は、上記第12の発明におい
て、上記クライアント側が上記サーバ側に返送する情報
は、所定の圧縮方式により圧縮された情報であることを
特徴とする。
【0022】第17の発明は、請求項12〜16の何れ
かに記載の情報出力制御方法の処理ステップに従ったプ
ログラムコードを、コンピュータが読み出し可能に格納
した記憶媒体であることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0024】(第1の実施の形態)本発明は、例えば、
図1に示すような印刷データ送信システム100に適用
される。この印刷データ送信システム100は、インタ
ーネットにおけるチケット等の有価証券の発行サービス
を提供するサーバ側の端末装置120と、複数のクライ
アント側の端末装置130(1),・・・,130
(x),・・・,130(n)とが、ネットワーク11
0を介して相互通信可能に接続されてなる。
【0025】サーバ側及びクライアント側の各端末装置
は各々同様の構成としており、例えば、図2に示すよう
に、中央処理装置としてのCPU201と、主記憶装置
としてのROM202及びRAM203と、外部記憶装
置としてのFDドライブ204及びHDドライブ206
と、入力装置としてのキーボード207及びマウス20
9(ポインティングデバイス)と、表示装置としてのC
RTディスプレイ208と、印刷装置としてのプリンタ
210(又はプロッタ)と、これらを結ぶシステムバス
211とからその主要部が構成されるコンピュータシス
テムからなる。そして、各々の端末装置のネットワーク
バス212によって、他の端末装置とのネットワーク1
10を介しての相互接続がなされている。
【0026】上述のような印刷データ送信システム10
0において、有価証券の発行サービスを提供する際の、
送信データの破損の有無及び印刷処理の正常終了を監視
するための動作制御は、各端末装置にて、CPU201
が基本I/Oプログラム、OS、及び所定の処理プログ
ラム(制御プログラム)を実行することで実施される。
【0027】基本I/OプログラムはROM202に書
き込まれており、OSはHDドライブ206に書き込ま
れている。そして、端末装置の電源がONされたとき
に、基本I/Oプログラム中のIPL(イニシャル・プ
ログラム・ローディング)機能により、HDドライブ2
06からOSがRAM203に読み込まれることで、O
Sの動作が開始される。
【0028】所定の処理プログラム(詳細は後述する制
御プログラム)については、それを実行する際に必要な
関連データと共にFD205(上記図2参照)中に、例
えば、図3に示すフォーマットに従って記録されてい
る。すなわち、FD205には、ボリューム情報301
とディレクトリ情報302に続いて、制御プログラム実
行ファイル303と制御プログラム関連データファイル
304が順に記録されている。このようにしてFD20
5に記録された制御プログラム及びその関連データは、
上記図2に示すように、FD205をFDドライブ20
6にセットすることで、FDドライブ13を通じて本端
末装置内部(具体的にはRAM203)にロードされ実
行可能なようになされている。
【0029】したがって、RAM203には、図4に示
すように、基本I/Oプログラム311とOS312に
続いて、制御プログラム313とその関連データ314
がロードされ、CPU201により読み出され実行され
ることになる。この実行による各種処理のための作業用
エリアとしては、RAM203の空き領域(ワークエリ
ア)315が用いられる。
【0030】尚、ここでは、FD205から制御プログ
ラム及びその関連データを直接RAM203にロードし
て実行するように構成したが、これに限られることはな
い。例えば、FD205から制御プログラム及びその関
連データを一旦HDドライブ206に格納(インストー
ル)し、実際に制御プログラムを実行するときに、該制
御プログラムをHDドライブ206からRAM203に
ロードするようにしてもよい。或いは、制御プログラム
をROM202に記録しておき、これをメモリマップの
一部をなすように構成し、直接CPU201で実行する
ことも可能である。また、制御プログラムを記録する記
録媒体としては、FD205に限らず、例えば、CD−
ROMやICメモリカード等でもよい。
【0031】そこで、上述の制御プログラムをここで
は、例えば、図5及び図6に示すような制御手順のフロ
ーチャートに従ってプログラムコード化されたものとす
る。このような制御プログラムの実行により、印刷デー
タ送信システム100は次のように動作する。
【0032】尚、以下の説明では、印刷データ送信シス
テム100、すなわちインターネットにおけるチケット
等の有価証券の発券サービスを提供するシステムにおい
て、インターネットブラウザ等に補助的に使用されるヘ
ルパーアプリケーションの形態で配布される印刷処理を
行なうアプリケーションの動作を一例として挙げる。ま
た、説明の簡単のために、複数のクライアント側の端末
装置130(1),・・・,130(x),・・・,1
30(n)のうちの任意のクライアント側の端末装置1
30(x)(以下、単に「クライアント130(x)」
とも言う)と、サーバ側の端末装置120(以下、単に
「サーバ120」とも言う)との間での動作について説
明する。
【0033】ステップS401:先ず、あるユーザは、
自端末装置130(x)(具体的にはクライアント側の
システムアプリケーション)での所定の操作によって、
サーバ側の端末装置120(具体的にはサーバ側のシス
テムアプリケーション)に接続した後、請求内容の確認
及び支払方法等の入力を行うと共に、必要に応じてクレ
ジット番号等の入力を行うことで、滞りなく支払い処理
が終了すると、有価証券の発券要求のための操作を行
う。その後、サーバ120からの有価証券発券のための
印刷データ受信待ち状態となる。
【0034】ステップS402:サーバ120は、クラ
イアント130(x)からの発券要求に対して、該当す
る印刷内容を印刷データに展開する。印刷内容として
は、例えば、請求内容、すなわち有効日時や場所、保証
内容、注意書き、使用施設或いは金額等のような情報と
する。これらの情報を印刷データに展開するための処理
(データ展開処理)において、サーバ120は、本シス
テムにて独自に定められた所定のデータ書式に従って、
券面となる印刷データを作成する。このとき、所謂リス
ト構造等のデータ構造を用いて、図7(a)に示すよう
に、券面のデザインを構成する文字や線分等の図形デー
タ(1),(2),・・・,(n)を、順に主記憶装置
(RAM203等)内の記憶領域に作成しながら格納し
ていくことで、印刷データを作成していく。 ステップS403:そして、サーバ120は、ステップ
S402にて、印刷内容を全て図形データに展開して印
刷データの作成を終えると、該印刷データを、ステップ
S401での要求元であるクライアント130(x)に
対して、ネットワーク110を経由して送信する。その
後、サーバ120は、ファイルポインタを該印刷データ
の先頭(図形データリストの先頭)に移動させておき
(上記図7(a)の白抜き矢印参照)、クライアント1
30(x)からの後述する図形データの返送待ち状態と
なる。
【0035】ステップS404:クライアント130
(x)は、サーバ120からの印刷データを受信して、
次のステップS405による印刷処理を開始する。 ステップS405:クライアント130(x)は、上記
図7(b)に示すように、ステップS404にて受信し
た印刷データのリストをたどりながら、それを構成する
個々の図形データ(1),(2),・・・,(n)を取
得し、先ず最初の図形データ(1)を描画命令に変換し
てプリンタドライバ(プリンタ210)に伝達するが、
図形データ(1)の描画命令への変換の直前に、クライ
アント130(x)は、サーバ120に対して、図形デ
ータ(すなわちプリンタ210でプリント出力する図形
データ(1))を送信する。その後、一旦印刷待機状態
となる。
【0036】ステップS406:本ステップでは、サー
バ120からクライアント130(x)に対して送信さ
れた印刷データを構成する図形データの全てが、クライ
アント130(x)にてプリント出力されたか否かが判
別されるが、ここでは、未だ全ての図形データのプリン
ト出力は終了していないため、次のステップS407に
進む。
【0037】ステップS407:本ステップは、上記図
6のフローチャートにより示される。すなわち、ステッ
プS405にてクライアント130(x)が図形データ
(1)を送信すると(ステップS501)、ステップS
403にてクライアント130(x)からの返送待ち状
態にあったサーバ120は、上記図7(a)に示すよう
に、クライアント130(x)からの図形データ(1)
(以下、「図形データ(1)’」と言う)を受信し、ス
テップS403にて図形データリスト(印刷データ)の
先頭に移動させておいたファイルポインタに従って、該
当する図形データ(1)を読み出す。そして、これらの
図形データ(1)’と図形データ(1)を比較する(ス
テップS502)。この比較の結果、図形データ
(1)’と図形データ(1)が一致した場合、すなわち
クライアント130(x)に送信したデータとクライア
ント130(x)から受信したデータが一致した場合、
サーバ120は、クライアント130(x)に対して
「正常値」を送信する。その後、ファイルポインタを次
の図形データ(2)に進める(ステップS504)。一
方、図形データ(1)’と図形データ(1)が一致しな
かった場合、サーバ120は、クライアント130
(x)に対して「異常値」を送信する。この場合、クラ
イアント130(x)からの再印刷要求を受け入れる状
態を表すフラグを立てて、クライアント130(x)か
らの受信待機状態に入る(ステップS505)。
【0038】ステップS408:ステップS405で印
刷待機状態となっていたクライアント130(x)は、
サーバ120からの返送が「異常値」であるか否かを判
別する。この判別の結果、「異常値」であった場合、ク
ライアント130(x)は、上記図7(b)に示すよう
に、プリンタドライバ(プリンタ210)に対する図形
データ(1)の印刷処理を中断し、ステップS401に
戻り、再度印刷処理要求をサーバ120に対して送信す
る。そしてクライアント130(x)は、再度サーバ1
20から印刷データを受信する状態で待機する。この場
合、クライアント130(x)からの印刷処理要求を受
け取ったサーバ120は、現在再度印刷要求を受け入れ
る状態であるかを上述したフラグを見ることで判別し
(ステップS503参照)、再度印刷要求を受け入れる
状態であるならば、ステップS402からの処理を繰り
返す。もし再度印刷要求を受け入れる状態にない場合
は、その要求を無視する。一方、「異常値」ではなく
「正常値」であった場合、クライアント130(x)
は、上記図7(b)に示すように、プリンタドライバ
(プリンタ210)に対する図形データ(1)の印刷処
理を実行して(すなわち、図形データ(1)の描画命令
をプリンタドライバに対して発行して)、ステップS4
05に戻り、次の図形データ(2)に対する処理を図形
データ(1)の場合と同様にして実行する。
【0039】上述のようにして、有価証券発券のための
印刷データを構成する図形データ(1),(2),・・
・,(n)の印刷処理を順次実行し、ステップS406
にて、全ての図形データ(1),(2),・・・,
(n)の印刷処理が終了したと判別された場合、すなわ
ちクライアント130(x)とサーバ120間での送受
信データの不一致が認められず、全ての印刷データの印
刷処理が正常終了した場合に、次のステップS411か
らの処理を実行する。
【0040】ステップS411:クライアント130
(x)は、印刷終了を示す値をサーバ120に対して送
信する。その後、クライアント130(x)は印刷処理
を終えた印刷データを破棄する。これにより、不正な再
印刷処理を防止することができる。
【0041】ステップS412:サーバ120は、クラ
イアント130(x)からの印刷終了を示す値を受信す
ると、クライアント130(x)に対して発行した印刷
データが完全に印刷され、正当な有価証券としての効力
を発揮したと判断し、サーバ120内の該印刷データを
破棄する。その後、発券システムのデータベースを更新
する等の事務的なデータ処理を行なって、本処理を終了
する。
【0042】上述のように、本実施の形態では、クライ
アント130(x)は、サーバ120からの印刷データ
を構成する図形データ(1),(2),・・・,(n)
の印刷処理を個々の図形データ毎に実行する際に、印刷
処理対象となる図形データをサーバ120に対して送信
し、その返送が「正常値」であった場合には図形データ
の印刷処理を実行し、そうでない場合にはサーバ120
に対して再要求する。また、サーバ120は、クライア
ント130(x)から送信されてきた図形データと、そ
れに対応する図形データ(クライアント130(x)に
対して送信した図形データ)とを比較することで、正し
く図形データがクライアント130(x)に対して送信
されたか否かを認識し、正しく送信されていた場合には
「正常値」をクライアント130(x)に対して返送
し、そうでない場合には「異常値」をクライアント13
0(x)に対して返送してクライアント130(x)か
らの再要求を受け付ける。このように構成したことによ
り、クライアント130(x)では、常に正しいデータ
が印刷処理されることになり、完全な状態の唯一無二の
有価証券の印刷物を得ることができる。また、クライア
ント130(x)にて正しくデータが受信された場合に
は、サーバ120は再要求を受け付けないため、有価証
券の不正な再発行を確実に防ぐことができる。
【0043】(第2の実施の形態)上述した第1の実施
の形態では、クライアント130(x)は、個々の図形
データをそのままサーバ120に対して送信するように
構成した。これに対して、本実施の形態では、ユーザか
ら設定された、クライアント130(x)とサーバ12
0間での送受信データの一致をチェックするレベル(以
下、単に「チェックレベル」と言う)に従って、クライ
アント130(x)は、サーバ120に対して送信すべ
きデータを抜粋する。
【0044】具体的には例えば、チェックレベルは、ク
ライアント130(x)において、印刷要求時にそのユ
ーザによって設定されるものとする。このチェックレベ
ルが低く設定された場合、クライアント130(x)
は、図形データの一部、例えば、図形識別子のみ、或い
は図形座標値のみ、というような図形データの一部のみ
を取り出して、それと共にチェックレベルを示す識別子
を、サーバ120に対して送信する。サーバ120は、
クライアント130(x)から送信されてきたチェック
レベルに基づいて、先にクライアント130(x)に対
して送信した印刷データから該当するデータを読み出
し、その読出データと、チェックレベルと共にクライア
ント130(x)から送信されてきたデータとを比較す
ることで、正しくデータがクライアント130(x)に
対して送信されたか否かを認識する。
【0045】本実施の形態の構成により、重要度の低い
データ、或いは信頼度の高いネットワーク及び印刷環境
においては、チェックレベル(チェック条件)を簡素化
することで、よりレスポンスのよい印刷処理が可能とな
り、ネットワークの負荷を軽減させることも可能とな
る。
【0046】(第3の実施の形態)本実施の形態では、
上述した第1の実施の形態での印刷データ送信システム
100において、サーバ120は、クライアント130
(x)からの発券要求に対し(上記図5:ステップS4
01参照)、印刷データを作成するための、独自に定め
られた所定のデータ書式に従ったデータ展開処理(上記
図5:ステップS402参照)を、次のような処理とす
る。
【0047】所謂リスト構造等のデータ構造を用いて図
形データを順に作成する点については、上述した第1の
実施の形態と同様であるが、このとき、図8に示すよう
に、所定の図形数おきにチェックサム用の図形データを
挿入する。上記図8では、図形数を”3”として、チェ
ックサム用の図形データ(斜線部分)を挿入している。
ここで、上記の”所定の図形数”は、全体の図形データ
の数に依存して固定としてもよいし、乱数などで決定し
た数でも構わない。また、上記の”チェックサム用の図
形データ”については、所定の図形数までの図形データ
の累積値に基づいて作成したチェックサム値とする。具
体的には例えば、図形型(文字、長方形、イメージ等)
を示す識別子の総和値や、図形座標値のXOR論理和と
する。これらの他にも様々な方法による値が考えられる
が、チェックサム値を挿入する図形数と共に、適宜デー
タの構造によってより効果的な方法を採ることが可能で
ある。
【0048】そこで、クライアント130(x)は、サ
ーバ120から送信されてきたチェックサム値が挿入さ
れた印刷データを受信して、その印刷データを構成する
図形データを個々に印刷処理するが(上記図5:ステッ
プS403〜S406参照)、このとき、次のステップ
S407の図形データチェック処理(上記図6参照)
を、図9に示すフローチャートに従った次のような処理
として、これを実行する。
【0049】ステップS601、ステップS602:ク
ライアント130(x)は、対象図形データ(図形デー
タ(x)とする)がチェックサム用の図形データ(チェ
ックサム値)であるか否かを判別する(ステップS60
1)。 この判別の結果、図形データ(x)がチェック
サム値でなかった場合には、図形データ(x)に基づい
てチェックサム値を生成し、本処理終了として、次の図
形データ(x+1)に対する処理に移行する(ステップ
S602)。一方、図形データ(x)がチェックサム値
であった場合、次のステップS603からの処理に進
む。
【0050】ステップS603:図形データ(x)がチ
ェックサム値であった場合、すなわちサーバ120から
の印刷データ(図形データリスト)をたどりながら個々
の図形データを元にチェックサム値を算出する上で、図
形データリスト中にチェックサム用の図形データ(チェ
ックサム値)を見つけた場合には、クライアント130
(x)は、その図形データリスト中のチェックサム値
と、そこまでの図形データのチェックサム値(ステップ
S602で算出したチェックサム値)とを比較して、そ
れらが一致しているか否かを判別する。 ステップS604:ステップS603の判別の結果、各
々のチェックサム値が一致した場合、クライアント13
0(x)は、その旨を示す「正常値」と共に、ステップ
S602で算出したチェックサム値をサーバ120に対
して送信する。その後、サーバ120からの応答待ち状
態となる。 ステップS605:一方、各々のチェックサム値が一致
しなかった場合、クライアント130(x)は、その旨
を示す「異常値」と共に、ステップS602で算出した
チェックサム値をサーバ120に対して送信する。その
後、サーバ120からの応答待ち状態となる。
【0051】ステップS606:クライアント130
(x)からの返送待ち状態に入っていたサーバ120
は、クライアントからの返送を受信すると、先に図形デ
ータリストの先頭に移動させておいたファイルポインタ
を、次のチェックサム用の図形データ(チェックサム
値)までを進め、そのチェックサム値を読み出す。そし
て、この読み出したチェックサム値と、クライアント1
30(x)から送信されてきたチェックサム値とを比較
する。 ステップS607:ステップS606での比較の結果、
各々のチェックサム値が一致した場合には、サーバ12
0は、正しくデータがクライアント130(x)に伝達
されたことを認識し、その旨を示す「正常値」をクライ
アント130(x)に対して送信し、その後、クライア
ント130(x)からの次のチェックサム値の受信待ち
状態となる。 ステップS608:一方、各々のチェックサム値が一致
しなかった場合には、サーバ120は、その旨を示す
「異常値」をクライアント130(x)に対して送信す
ると共に、再印刷要求を受け入れる状態を示すフラグを
立てて、クライアント130(x)からの受信待機状態
に入る。本ステップ処理は、クライアント130(x)
からサーバ120に対して「異常値」が送信された場合
にも実行される。
【0052】したがって、サーバ120からの応答待機
状態となっていたクライアント130(x)は、サーバ
120から「正常値」を受け取った場合、先に送信した
チェックサム値以前の図形データを描画命令に変換し、
それをプリンタドライバ(プリンタ210)に伝達する
(上記図5:ステップS410参照)。一方、サーバ1
20から「異常値」を受け取った場合には、プリンタド
ライバ(プリンタ210)に対する印刷処理を中断し、
再度印刷処理要求をサーバ120に対して送信する。そ
してクライアント130(x)は、再度サーバ120か
ら印刷データを受信する状態で待機する(上記図5:ス
テップS409参照)。尚、これ以降の処理について
は、上述した第1の実施の形態と同様であるため、その
詳細な説明は省略する。
【0053】上述のように、チェックサムという方法を
用いることで、より効率のよいデータの正当性の確認を
行うことができる。また、クライアント130(x)が
サーバ120に送り返すデータのサイズ縮小が可能であ
り、これにより、ネットワーク及びサーバ120の負荷
を軽減することができる。さらに、送信データのチェッ
クをクライアント130(x)でも行うため、より正確
なデータの正当性の確認を行うことができる。
【0054】尚、上述した各実施の形態において、クラ
イアント130(x)からサーバ120に対して送信さ
れるデータを、所定のデータ圧縮技術によって圧縮され
たデータとしてもよい。この場合、サーバ120は、ク
ライアント130(x)からの圧縮データを解凍して、
上述したデータの比較を行う。或いは、この比較を、圧
縮された状態のデータで行う。このように構成すれば、
ネットワークの負荷を、より軽減することができる。
【0055】また、本発明の目的は、上述した各実施の
形態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアの
プログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或い
は装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュー
タ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプロ
グラムコードを読みだして実行することによっても、達
成されることは言うまでもない。 この場合、記憶媒体
から読み出されたプログラムコード自体が各実施の形態
の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを
記憶した記憶媒体は本発明を構成することとなる。プロ
グラムコードを供給するための記憶媒体としては、RO
M、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テ
ープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができ
る。また、コンピュータが読みだしたプログラムコード
を実行することにより、各実施の形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一
部又は全部を行い、その処理によって各実施の形態の機
能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコード
が、コンピュータに挿入された拡張機能ボードやコンピ
ュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに
書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づ
き、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるC
PUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理
によって各実施の形態の機能が実現される場合も含まれ
ることは言うまでもない。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、クライ
アント側は、サーバ側からの所定の情報(唯一無二の入
場券等の有価証券の印刷データ等)を受信すると、その
情報に基づいた受信情報(受信した所定の情報の一部の
情報等)をサーバ側に返送する。サーバ側は、クライア
ント側から返送されてきた受信情報と、それに対応する
クライアント側に送信した所定の情報に基づいた送信情
報(送信した所定の情報の一部の情報等)とを比較する
ことで、正しく情報がクライアント側に送信されたか否
か等を認識する。この結果例えば、正しく情報がクライ
アント側に送信されなかった場合、この旨をサーバ側が
クライアント側に通知し、これによりクライアント側
は、情報出力処理(印刷出力処理等)を中断して、サー
バ側に対して情報の送信を再度要求する。サーバ側は、
この場合のみ、クライアント側からの再要求を受け付け
る。このように構成したことにより、クライアント側で
は、常に正しい情報が出力処理されることになり、完全
な状態の出力結果(唯一無二の有価証券の印刷物等)を
得ることができる。また、クライアント側にて正しく情
報が受信された場合には、サーバ側は送信の再要求を受
け付けないため、有価証券の不正な再発行等を確実に防
ぐことができる。したがって、本発明は、唯一無二の有
価証券の発行を提供するサービスを行うネットワークシ
ステム等に対して有効である。
【0057】また、ユーザからの外部操作に基づいて、
クライアント側がサーバ側に返送する受信情報を簡素化
できるようにしてもよい(情報の重要性に基づいて返送
する情報量を縮小する等)。これにより、よりレスポン
スのより情報の出力処理が可能となり、装置やシステム
の負荷を軽減することができる。
【0058】また、サーバ側がクライアント側に対して
送信する所定の情報中に、該所定の情報から生成したチ
ェック用の情報を含め、クライアント側がサーバ側に返
送する受信情報を、クライアント側が受信した所定の情
報からチェック用の情報を再構成し、その情報と実際に
所定の情報に含まれるチェック用の情報との比較結果と
してもよい。これにより、より効率のよい情報の正当性
の確認を行うことができる。また、クライアント側がサ
ーバ側に返送する情報量を縮小することが可能となるた
め、装置やシステムの負荷を軽減することができる。さ
らに、正しく情報が送信されたか否かのチェックをクラ
イアント側でも行えるため、より正確な情報の正当性の
確認を行うことができる。
【0059】また、クライアント側がサーバ側に返送す
る受信情報を、圧縮情報とすれば、装置やシステムの負
荷をより軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態において、本発明を適用した
印刷データ送信システムの全体構成を示すブロック図で
ある。
【図2】上記印刷データ送信システムのサーバ及びクラ
イアント側の端末装置の構成を示すブロック図である。
【図3】上記印刷データ送信システムで実行される制御
プログラムが格納された記憶媒体のフォーマットを説明
するための図である。
【図4】上記制御プログラムが実行可能状態に読み出さ
れる記憶媒体のフォーマットを説明するための図であ
る。
【図5】上記制御プログラムの実行による処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図6】上記制御プログラムに含まれる図形データチェ
ック処理を説明するためのフローチャートである。
【図7】上記サーバとクライアント間での送受信データ
を説明するための図である。
【図8】第3の実施の形態において、上記図形データチ
ェック処理をチェックサムにより行う場合を説明するた
めの図である。
【図9】上記図形データチェック処理を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
100 印刷データ送信システム 110 ネットワーク 120 サーバ 130(1),・・・,130(n) クライアント 201 中央演算処理装置(CPU) 202 読取専用主記憶装置(ROM) 203 読書可能主記憶装置(RAM) 204 外部記憶装置(FDドライブ) 205 外部記憶媒体(FD) 206 外部記憶装置(HDドライブ) 207 入力装置(キーボード) 208 表示装置(ディスプレイ) 209 入力装置(マウス) 210 印刷装置(プリンタ) 211 システムバス 212 ネットワークバス

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバ側から送信された所定の情報をク
    ライアント側で受信して出力するための情報出力制御装
    置であって、 上記クライアント側が受信した所定の情報に基づいた受
    信情報と、それに対応する上記サーバ側が送信した所定
    の情報に基づいた送信情報とを比較する比較手段と、 上記比較手段の比較結果に基づいて、上記クライアント
    側での情報出力を中断する出力中断手段と、 上記比較手段の比較結果に基づいて、上記サーバ側にて
    上記クライアント側からの所定の情報の再送信要求を受
    け付ける再要求受付手段とを備えることを特徴とする情
    報出力制御装置。
  2. 【請求項2】 上記所定の情報出力は、印刷出力を含む
    ことを特徴とする請求項1記載の情報出力制御装置。
  3. 【請求項3】 上記所定の情報は、有価証券の情報を含
    むことを特徴とする請求項1記載の情報出力制御装置。
  4. 【請求項4】 上記受信情報は、上記クライアント側が
    受信した所定の情報の少なくとも一部の情報を含むこと
    を特徴とする請求項1記載の情報出力制御装置。
  5. 【請求項5】 上記受信情報は、外部操作に基づいた上
    記所定の情報の少なくとも一部の情報であることを特徴
    とする請求項4記載の情報出力制御装置。
  6. 【請求項6】 上記受信情報は、上記クライアント側が
    受信した所定の情報に基づいて生成されたチェック用の
    情報を含むことを特徴とする請求項1記載の情報出力制
    御装置。
  7. 【請求項7】 サーバ側とクライアント側の間での情報
    通信により、サーバ側から送信される所定の情報をクラ
    イアント側で受信して出力する情報出力システムであっ
    て、 上記クライアント側は、上記サーバ側からの所定の情報
    に基づいた受信情報を上記サーバ側に返送する情報返送
    手段と、上記所定の情報の出力を中断する出力中断手段
    と、上記サーバ側に上記所定の情報の送信を再度要求す
    る再送信要求手段とを含み、 上記サーバ側は、上記クライアント側からの上記受信情
    報と、上記クライアント側に送信した所定の情報に基づ
    いた送信情報とを比較する比較手段と、該比較手段の比
    較結果を上記クライアント側に送信する比較結果送信手
    段と、上記比較手段の比較結果に基づいて上記クライア
    ント側からの再送信要求を受け付ける再要求受付手段と
    を含み、 上記クライアント側の上記出力中断手段及び上記再送信
    要求手段は、上記サーバ側から送信されてきた上記比較
    結果に基づいて動作実行することを特徴とする情報出力
    システム。
  8. 【請求項8】 上記クライアント側は、上記所定の情報
    を印刷出力する印刷手段を含むことを特徴とする請求項
    7記載の情報出力システム。
  9. 【請求項9】 上記所定の情報は、有価証券の情報を含
    むことを特徴とする請求項7記載の情報出力システム。
  10. 【請求項10】 上記クライアント側は、上記サーバ側
    からの所定の情報の少なくとも一部を上記受信情報とす
    ることを特徴とする請求項7記載の情報出力システム。
  11. 【請求項11】 上記サーバ側は、上記クライアント側
    に送信する所定の情報からチェック用の情報を生成する
    手段と、該手段により生成されたチェック情報を上記送
    信情報として上記所定の情報と共に送信する手段を含
    み、 上記クライアント側は、上記サーバ側からの所定の情報
    から上記チェック情報を再構成する手段と、該手段での
    チェック情報と上記所定の情報に含まれるチェック情報
    を比較する手段と、該手段での比較結果を上記受信情報
    として返送する手段とを含むことを特徴とする請求項7
    記載の情報出力システム。
  12. 【請求項12】 サーバ側がクライアント側に対して所
    定の情報を送信し、クライアント側がサーバ側からの所
    定の情報を受信して出力するための情報出力制御方法で
    あって、 上記クライアント側が受信した所定の情報の少なくとも
    一部を、上記サーバ側に返送するステップと、 上記サーバ側が受信した上記所定の情報の少なくとも一
    部と、上記サーバ側が上記クライアント側に送信した所
    定の情報の少なくとも一部とを比較するステップと、 上記比較の結果を上記サーバ側が上記クライアント側に
    対して送信するステップと、 上記クライアント側が受信した上記比較の結果に基づい
    て、上記所定の情報の出力処理を中断するステップと、 上記出力処理を中断した場合に、上記クライアント側が
    上記サーバ側に対して所定の情報の送信を再要求するス
    テップと、 上記出力処理を中断した場合に、上記サーバ側が上記ク
    ライアント側に対して所定の情報を再送信するステップ
    とを含むことを特徴とする情報出力制御方法。
  13. 【請求項13】 上記出力処理は、印刷出力処理を含む
    ことを特徴とする請求項12記載の情報出力制御方法。
  14. 【請求項14】 上記クライアント側が上記サーバ側に
    返送する情報は、上記所定の情報に基づいたチェック用
    の情報を含むことを特徴とする請求項12記載の情報出
    力制御方法。
  15. 【請求項15】 上記クライアント側が、上記サーバ側
    に情報を返送する前に、受信した所定の情報の少なくと
    も一部からチェック用の情報を再構成し、それと受信し
    た所定の情報中に含まれているチェック用データとを比
    較し、その比較の結果を上記サーバ側に対して送信する
    ステップを含むことを特徴とする請求項14記載の情報
    出力制御方法。
  16. 【請求項16】 上記クライアント側が上記サーバ側に
    返送する情報は、所定の圧縮方式により圧縮された情報
    であることを特徴とする請求項12記載の情報出力制御
    方法。
  17. 【請求項17】 請求項12〜16の何れかに記載の情
    報出力制御方法の処理ステップに従ったプログラムコー
    ドを、コンピュータが読み出し可能に格納したことを特
    徴とする記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8384965B2 (en) 2005-01-31 2013-02-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication apparatus and communication systems including image data retransmitting units
JP2016071399A (ja) * 2014-09-26 2016-05-09 株式会社野村総合研究所 テスト実行装置、テスト実行方法およびコンピュータプログラム

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US8384965B2 (en) 2005-01-31 2013-02-26 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Communication apparatus and communication systems including image data retransmitting units
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