JP2011018257A - 情報処理装置、およびその情報処理方法、プログラム、記憶媒体。 - Google Patents

情報処理装置、およびその情報処理方法、プログラム、記憶媒体。 Download PDF

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Abstract

【課題】業務プロセス毎に異なるマッピング定義を登録する必要をなくし、運用管理者の負担やミスの発生の軽減することを可能とする。
【解決手段】入力データのフォーマット形式から出力データのフォーマット形式へ変換するための定義情報と、入力データの種別を識別する条件とを対応づけたレコードを複数レコード記憶し、複数レコードから1レコードを選択する。取得された入力データが、選択されたレコードに含まれる入力データの種別を識別する条件に合致するかを判定して、合致すると判定された場合、前記条件に対応づけて記憶される前記定義情報を用いて、前記取得された入力データのフォーマット形式の変換を行い、一方、合致しないと判定された場合、他のレコードを選択する。
【選択図】図10

Description

電子商取引(EDI)システムにおけるデータ交換時のフォーマット変換に用いる、マッピング定義の切り替えに関する。
近年、企業などにおいては受発注業務における業務効率化のために、電子商取引を行うEDIシステムが導入されている。
通常、企業内で利用されるシステムは、その企業が独自に決めたフォーマットで構築されている。そのため、他の企業との間で電子商取引をするために、EDIシステムが業界標準のフォーマットに変換を行う。この変換において、フォーマット変換の内容を定義したものがマッピング定義である。
相手企業と通信を行うための業界標準のフォーマットは、発注・出荷などのメッセージ種別毎にフォーマットが異なっている。また、業界標準フォーマットは定期的にバージョンアップが行われており、バージョンが異なればフォーマットも異なる。すなわち、メッセージ種別・バージョン毎に必要となるマッピング定義は異なり、多数のマッピング定義を作成する必要がある(図8を参照。)。
このような多数のマッピング定義を使い分けるため、通常は、相手先・通信するメッセージ種別毎にEDIシステムに業務プロセスを定義し、業務プロセス毎にフォーマット変換に使用するマッピング定義を登録する。
そのため、多数の業務プロセスに対しそれぞれ正しいマッピング定義をEDIシステムに登録するという設定作業が必要となり、運用担当者の負担になると共に、マッピング定義の登録ミスを発生させる可能性があった。図9は、従来の流れを示す図である。
このような運用担当者の負担やミスの発生を軽減する技術として、変換元・変換先のプロトコルの組によってマッピング定義を選択する技術が特許文献1に開示されている。
特開2003−178222号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、変換元・変換先のプロトコルの組で使用するマッピング定義を判断するため、通信は同一のプロトコルで行われるが通信されるメッセージ種が異なる場合に対応することができない。
また、通信で使用する標準フォーマットのバージョンを上げる際、全業務プロセスに登録されているマッピング定義を、新たなバージョンのものに一斉に変更しなければならない。相手先によってバージョンアップのタイミングが異なる場合もあり、その点でも運用管理者の負担は大きなものとなる。
本発明は上記課題を解決するものであり、業務プロセス毎に異なるマッピング定義を登録する必要をなくし、運用管理者の負担やミスの発生の軽減することを可能とする。
本発明は、入力データのフォーマット形式を出力データのフォーマット形式へ変換する情報処理装置であって、入力データのフォーマット形式から出力データのフォーマット形式へ変換するための定義情報と、入力データの種別を識別する条件とを対応づけたレコードを複数レコード記憶する記憶手段と、前記定義情報を用いて、入力データのフォーマット形式を出力データのフォーマット形式へ変換する変換手段と、入力データを取得する取得手段と、前記記憶手段により記憶される複数レコードから1レコードを選択する選択手段と、前記取得手段により取得された入力データが、前記選択手段により選択されたレコードに含まれる入力データの種別を識別する条件に合致するかを判定する判定手段とを有し、前記判定手段により、合致すると判定された場合、前記変換手段は、前記条件に対応づけて前記記憶手段に記憶される前記定義情報を用いて、前記取得された入力データのフォーマット形式の変換を行い、一方、前記判定手段により、合致しないと判定された場合、前記選択手段は、他のレコードを選択することを特徴とする。
本発明によれば、業務プロセス毎に異なるマッピング定義を登録する必要をなくし、運用管理者の負担やミスの発生の軽減することが可能となる。
本発明の実施形態のEDIシステムの構成を示す図である。 ジョブ運用管理サーバのハードウェア構成を示す図である。 ジョブ運用管理サーバに搭載されるEDIデータ変換機能の構成を概略的に示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態のジョブ運用管理サーバの基本的な処理フローを示す図である。 ステップS400の詳細処理の流れを示すフローチャートである。 ステップS401の詳細処理の流れを示すフローチャートである。 ステップS402の詳細処理の流れを示すフローチャートである。 従来のEDIシステムの構成の一例を示す図である。 従来のEDIシステムにおけるマッピング定義を選択する流れを示す図である。 本願発明によるマッピング定義を選択する流れを示す図である。 マッピング定義設定エディタ画面の一例を示す図である。 マッピング定義切替設定エディタ画面の一例を示す図である。 マッピング定義切替設定テーブルの一例を示す図である。 マッピング定義切替処理の具体例を示す図である。 マッピング定義の一例を示す図である。
本発明は、従来、運用管理者が正しいマッピング定義を選択し、EDIシステムに登録していたものを(図9を参照。)、トランスレータにより、マッピング定義を選択させるようにするものである(図10を参照)。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態のEDIシステム(情報処理システム)の構成を示す図である。
EDIシステム101と取引先EDIシステム104を備えた取引先105とは、ネットワーク103を介して商取引に関する電子情報であるEDIデータ108を相互に交換する。
EDIシステム101は、ネットワーク107を介して互いに接続されている基幹システム100、ジョブ運用管理サーバ(情報処理装置)102を備えている。
尚、図1のネットワーク107上に接続される各種端末の構成は一例であり、用途や目的に応じて様々な構成例があることは言うまでもない。
ジョブ運用管理サーバ102は、EDI通信機能・EDIデータ変換機能・運用管理機能を有し、基幹システム100と取引先EDIシステム104との間のデータ交換の仲介を行う。ここでいう仲介とは、EDIデータを双方のフォーマット形式に変換し、通信可能なプロトコルで送受信することを指す。
次に、図1のジョブ運用管理サーバ102のハードウェア構成について、図2を用いて説明する。
図2は、ジョブ運用管理サーバ102のハードウェア構成を示す図である。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ(入力C)205は、キーボード209や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。
ビデオコントローラ(VC)206は、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイでも構わない。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。本発明には直接関係があるものではない。
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やFD或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるCFメモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するためのプログラム212は外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるプログラム212が用いる定義ファイル213及び各種情報テーブル214は外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明は後述する。
図3は、ジョブ運用管理サーバに搭載されるEDIデータ変換機能の構成を概略的に示す機能ブロック図である。
これらの装置は主にWindows(登録商標)、UNIX(登録商標)などのOSを搭載したコンピュータを想定しているが、本発明では、使用OSは特定しない。
なお、EDIデータ変換機能は、トランスレータともいう。
変換エンジン部300は、マッピング定義エディタ部301で作成したマッピング定義に基づいて、入力されたEDIデータのフォーマット形式を変換し出力するための機能である。
マッピング定義エディタ部301は、変換エンジン部300で実行するフォーマット変換の内容を作成するための機能である。
マッピング定義切替設定エディタ部302は、変換に使用するマッピング定義を切り替える条件や使用するマッピング定義の設定を作成するための機能である。
マッピング定義切替エンジン部303は、与えられたマッピング定義切替設定を元に入力データを解析・条件判定し、使用するマッピング定義を選択して変換エンジン部に渡すための機能である。
図4は、本発明の実施形態のジョブ運用管理サーバの基本的な処理フローを示す図である。それぞれのステップの詳細については後述する。
まず、ステップS400において、ジョブ運用管理サーバは、マッピング定義エディタ部301を用いて利用者が行いたいフォーマット変換のマッピング定義を作成し、ファイルに保存する。この詳細な処理の説明については、図5を用いて後に説明する。
次に、ステップS401において、ジョブ運用管理サーバは、マッピング定義切替設定エディタ部302を用いて利用者が行いたいマッピング定義切替の設定を作成し、ファイルに保存する。この詳細な処理の説明については、図6を用いて後に説明する。
最後に、ステップS402において、ジョブ運用管理サーバは、作成されたマッピング定義切替設定と入力データを元に、マッピング定義切替エンジン部が使用するマッピング定義を選択し、そのマッピング定義を用いて変換エンジン部が入力データのフォーマット変換を行い、結果をファイルに出力する。この詳細な処理の説明については、図7を用いて後に説明する。
続いて、上述したS400〜S402の各ステップの詳細な処理の流れを、図を用いて説明する。
図5は、ステップS400の詳細処理の流れを示すフローチャートである。
ここで、ステップS400は、利用者がマッピング定義エディタ部301を用いて入力データから出力データへのフォーマット変換のマッピングを定義し、ファイルに作成したマッピング定義を保存する処理である。
なお、本処理の動作の主体は、ジョブ運用管理サーバである。
まず、ステップS500において、ジョブ運用管理サーバは、図11のマッピング定義設定エディタ画面を表示装置へ表示する。利用者は、この画面を使用してマッピング定義を作成する。
次に、ステップS501において、ジョブ運用管理サーバは、利用者が図11の入力データ定義ウィンドウ1100を介して入力した入力データのフォーマット定義を受け付ける。
ここで、入力データのフォーマットとは、入力データがどのような形をしているかの定義である。例えば、入力データがXMLならばその構造と各項目のデータ型、CSVならば項目数と各項目のデータ型、固定長ならばレコード長とそのレコードを構成する各項目の長さ・データ型を定義する。
図11の入力データ定義ウィンドウ1100は、入力データがXMLである場合のフォーマット定義の一例を示している。
XMLのルートタグがOrderMessageであり、その下にHeaderタグとListOfOrdersタグが出現する。ListOfOrdersタグは複数回出現しうる。Headerタグの下にはSenderタグとReceiverタグが出現する。ListOfOrdersタグの下にはPayerタグ、Buyerタグ、Orderタグが出現し、Orderタグは複数回出現しうる。Orderタグの下には、TradeIDタグ、ItemNameタグが出現する。
次に、ステップS502において、ジョブ運用管理サーバは、利用者が図11の出力データ定義ウィンドウ1101を介して入力した出力データのフォーマット定義を受け付ける。
ここで、出力データのフォーマットとは、出力データがどのような形をしているかの定義であり、入力データのフォーマットと同様の定義を行う。
図11の出力データ定義ウィンドウ1101は、出力データがCSVである場合のフォーマット定義の一例を示している。
CSVのレコードを構成する各項目に、Sender、Receiver、Payer、Buyer、TradeID、ItemNameという名称をつけている。
次に、ステップS503において、ジョブ運用管理サーバは、利用者が図11のマッピングスクリプトウィンドウ1102を介して定義した入力データから出力データへのデータ項目のマッピング定義を受け付ける。
図11のマッピングスクリプトウィンドウ1102が、マッピングの定義の一例を示している。
1行目では、CSVの1レコード目のSender項目に、XMLのOrderMessageタグの下のHeaderタグの下のSenderタグの値を入力することを記述している。CSVのレコードの数は0から数えるため、1番目のレコードを指定するために、”Sender[0]”のように0を指定している。
2行目では、CSVの1レコード目のReceiver項目に、XMLのOrderMessageタグの下のHeaderタグの下のReceiverタグの値を入力することを記述している。CSVのレコードの指定は1行目と同様である。
3行目では、CSVの1レコード目のPayer項目に、XMLのOrderMessageタグの下のListOfOrdersタグの下のPayerタグの値を入力することを記述している。CSVのレコードの指定は1行目と同様である。また、ListOfOrdersタグは複数出現する可能性があるため、1番目のListOfOrdersタグを指定している。CSVのレコードの数と同様、XMLのタグの数も0から数えるため、1番目のタグを指定するために”ListOfOrders[0]”のように0を指定している。
以上のように、出力する全ての項目についてマッピングを行うが、本発明にはマッピング定義の内容は関係ないため、以降の項目については省略する。
次に、ステップS504において、ジョブ運用管理サーバは、さらに入力データから出力データへのマッピングの要求がなかったかを判定する。あった場合は、ステップS503に戻る。一方、なかった場合は、全てのマッピングの要求が定義されものとして、ステップS505に遷移する。
次に、ステップS505において、ジョブ運用管理サーバは、マッピング定義をファイルに保存して、マッピング定義作成処理を終了する。
図15にマッピング定義(定義情報)の一例を示す。
ここでのマッピング定義の内容は、図11のマッピング定義エディタ画面の例のように、入力データがXML、出力データがCSVである場合を示している。
入力データのフォーマット定義が3200に、出力データのフォーマット定義が3201に、入力データから出力データへのデータ項目のマッピングが3202にそれぞれ保存される。
本発明では、マッピング定義の内容は関係ないため、詳細については省略する。
図6は、ステップS401の詳細処理の流れを示すフローチャートである。
ここで、ステップS401は、利用者がマッピング定義切替設定エディタ部302を用いて、マッピング切替設定を定義し、ファイルに作成したマッピング定義切替設定を保存する処理である。
なお、本処理の動作の主体は、ジョブ運用管理サーバである。
まず、ステップS600において、ジョブ運用管理サーバは、図12のマッピング定義切替設定エディタ画面を表示装置へ表示する。初期表示では、全ての項目は空欄である。以下、ファイルに保存するまで、利用者の行う設定はメモリ上に保持しておく。
次に、ステップS601において、ジョブ運用管理サーバは、ユーザにより優先度設定欄1200の欄に入力された優先度を示す数値の入力を受け付ける。入力があった場合、それに応じて画面表示を変更する制御を行う。
ここで、優先度は、相手先から送信されてくる可能性の高いメッセージの優先度が高くなるように設定されるべきである。例えば、相手先Aと相手先Bからバージョン1.3のメッセージが送付され、相手先Cからバージョン1.2のメッセージが送付されるような場合、バージョン1.3の変換を行う設定を優先度1、バージョン1.2の変換を行う設定を優先度2とする。
このようにすることで、よりデータ変換回数が多くなる可能性の高いメッセージについて、フォーマット変換を速やかに行うことが可能となる。
また、このように優先度を設けて複数のマッピング定義切替設定を行うことで、複数の業務プロセル毎のマッピング定義の登録をまとめて行うことができるため運用管理者の負担が軽減される。
次に、ステップS602において、ジョブ運用管理サーバは、ユーザにより識別条件設定欄1201の欄に入力されたXMLスキーマファイル名の入力を受け付ける。入力があった場合、それに応じて画面表示を変更する制御を行う。
ここで、XMLスキーマファイルとは、XMLの論理的構造を定義するための言語であるXMLスキーマを用いて、XMLの構造を記述したファイルである。XMLスキーマを用いてXMLを検証することで、XMLの正しさをチェックすることが可能である。XMLスキーマの仕様は、W3C(World Wide Web Consortium)が策定し、公開している。
次に、ステップS603において、ジョブ運用管理サーバは、ユーザによりマッピング定義設定欄1202の欄に入力された使用するマッピング定義の入力を受け付ける。入力があった場合、それに応じて画面表示を変更する制御を行う。
次に、ステップS604において、ジョブ運用管理サーバは、ユーザにより出力ファイル設定欄1203の欄に入力された出力ファイル名の入力を受け付ける。入力があった場合、それに応じて画面表示を変更する制御を行う。
次に、ステップS605において、ジョブ運用管理サーバは、条件追加ボタン1205が押下されたかどうかを判定する。押下された場合は、優先度設定欄1200、識別条件設定欄1201、マッピング定義設定欄1202、出力ファイル設定欄1203、条件削除ボタン1204までの欄を一行分追加して表示する制御を行う。新たな条件を設定可能なように画面表示を変更し、ステップS601に遷移する。一方、押下されなかった場合は、ステップS606に遷移する。
次に、ステップS606において、ジョブ運用管理サーバは、条件削除ボタン1204が押下されたかどうかを判定する。押下された場合、ステップS607に遷移する。押下されなかった場合、ステップS608に遷移する。
次に、ステップS607において、ジョブ運用管理サーバは、押下された削除ボタン1204と、同じ行に存在する優先度設定欄1200、識別条件設定欄1201、マッピング定義設定欄1202、出力ファイル設定欄1203を画面から消去し、入力されていた値をメモリ上から消去する。そして、ステップS608に遷移する。
次に、ステップS608において、ジョブ運用管理サーバは、保存ボタン1206が押下されたかどうかを判定する。押下された場合は、ファイル選択画面を表示し、利用者にマッピング定義切替設定を保存するファイルを選択してもらい、ステップS609に遷移する。押下されなかった場合は、ファイルへの保存を行わずに処理を終了する。
次に、ステップS609において、ジョブ運用管理サーバは、ステップS608で指定されたファイルに、メモリ上に保持していたマッピング定義切替設定の内容の保存を行う。ここでは、図12のマッピング定義切替設定エディタ画面のように設定されたと仮定して、処理を説明する。
設定情報は、図12のマッピング定義切替設定エディタ画面の各項目であり、マッピング定義切替設定テーブルに保存する。このマッピング定義切替設定テーブルの内容は、ファイルに複数レコード保存される。図13にマッピング定義切替設定テーブルの一例を示す。
まず、マッピング定義切替設定エディタ画面の画面項目1200〜1203を1レコードずつマッピング定義切替設定テーブルの1300〜1303にそれぞれ保存する。その際のキー項目は、優先度になる。
設定の保存が完了後、処理を終了する。
図7は、ステップS402の詳細処理の流れを示すフローチャートである。
ここで、ステップS402は、マッピング定義切替設定ファイルの識別条件と入力データを比較し、適合した識別条件に設定されたマッピング定義を使用してフォーマット変換を実行する処理である。
なお、本処理の動作の主体は、ジョブ運用管理サーバである。
まず、ステップS700において、ジョブ運用管理サーバは、トランスレータの起動時にあらかじめ定められたマッピング定義切替設定ファイルの内容を読み込む。
なお、トランスレータの起動は、EDIシステムが相手先企業からメッセージを受信(入力データの取得)し、そのメッセージを基幹システムへと取り込める形式へと変換する際に行われる。
次に、ステップS701において、ジョブ運用管理サーバは、識別対象となる優先度の初期値を変数nに設定する。初期値は1である。
次に、ステップS702において、ジョブ運用管理サーバは、優先度nに指定されている識別条件のXMLスキーマファイルを読み込む。図13を例にすると、優先度「1」の場合は、「Schema_V1.3.xsd」を読み込み、優先度「3」の場合は、「Schema_V1.1.xsd」を読み込むことになる。
次に、ステップS703において、ジョブ運用管理サーバは、ステップS702で読み込んだXMLスキーマファイルを用いて、入力データの検証を行う。検証は、入力データがどのようなものであるかの検証を行う(=入力データの種別が条件に合致するかを確認するものである。)。本実施の形態では、入力データがXMLであることが前提となっているので、そのXMLのバージョンを確認している。ただし、検証は、これに限られるものではなく、様々な検証を行うことができる。
なお、XMLの検証は、例えばアプリケーションの開発言語がJava(登録商標)であるならば、XercesなどのXMLライブラリに、検証を行うための機能が用意されており、それを使用することで行うことが可能である。他の開発言語であったとしても、同様である。
次に、ステップS704において、ジョブ運用管理サーバは、ステップS703での検証結果を判定する。検証に成功した場合は、ステップS707に遷移する。一方、検証に失敗した場合は、ステップS705に遷移する。
次に、ステップS705において、ジョブ運用管理サーバは、次に入力データとの比較を行う優先度の値を設定する。変数nに1を加算し、ステップS706に遷移する。
次に、ステップS706において、ジョブ運用管理サーバは、入力されたマッピング定義切替設定に優先度nが設定されているか否かの確認を行う。優先度nが設定されていれば、ステップS702に遷移して、優先度nで設定されたXMLスキーマを用いて、入力データの検証を実行する。優先度nが設定されていなければ、変換失敗としてフローを異常終了する。
次に、ステップS707において、ジョブ運用管理サーバは、ステップS704の検証結果の確認、検証に成功した場合に遷移し、優先度nに設定されたマッピング定義を使用して入力データのフォーマット変換を実行する。
次に、ステップS708において、ジョブ運用管理サーバは、ステップS707で実行したフォーマット変換の結果を判定する。変換に成功していた場合、変換成功としてフローを正常終了する。変換に失敗していた場合、変換失敗としてフローを異常終了する。
ここで、マッピング定義切替処理の具体例を図14に示す。
図13のマッピング定義切替設定には、優先度1から3までのXMLスキーマ・マッピング定義・出力ファイルが設定されている。このマッピング定義切替設定に対し、優先度3の識別条件であるXMLスキーマ”Schema_v1.1.xsd”で検証成功となるXMLが入力データとして与えられたとする。
トランスレータが起動されると、まず、優先度1の識別条件であるXMLスキーマ”Schema_v1.3.xsd”で入力XMLの検証を行う(3101)。検証の結果は失敗である。優先度1の識別条件に適合しなかったので、次の優先度である優先度2で入力データの検証を行う。
次に、優先度2の識別条件であるXMLスキーマ”Schema_v1.2.xsd”で入力XMLの検証を行う(3102)。検証の結果は失敗である。優先度2の識別条件に適合しなかったので、次の優先度である優先度3で入力データの検証を行う。
さらに、優先度3の識別条件であるXMLスキーマ”Schema_v1.1.xsd”で入力XMLの検証を行う(3103)。検証の結果は成功であるので、入力データは優先度3の識別条件に適合したことになり、優先度3に設定されたマッピング定義”Map11.map”を用いて変換を実行する(3104)。
変換後のファイル名は、優先度3に設定されたファイル名”Output11.txt”となる(3105)。
以上説明したように、本発明によれば、業務プロセス毎に異なるマッピング定義を登録する必要をなくし、運用管理者の負担やミスの発生の軽減することが可能となる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明におけるプログラムは、図4〜7の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は図4〜7の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは4〜7の各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
100 基幹システム
101 EDIシステム
102 ジョブ運用管理サーバ
103 ネットワーク
104 EDIシステム
105 取引先
106 自社フォーマット
107 社内ネットワーク
108 業界標準フォーマット

Claims (5)

  1. 入力データのフォーマット形式を出力データのフォーマット形式へ変換する情報処理装置であって、
    入力データのフォーマット形式から出力データのフォーマット形式へ変換するための定義情報と、入力データの種別を識別する条件とを対応づけたレコードを複数レコード記憶する記憶手段と、
    前記定義情報を用いて、入力データのフォーマット形式を出力データのフォーマット形式へ変換する変換手段と、
    入力データを取得する取得手段と、
    前記記憶手段により記憶される複数レコードから1レコードを選択する選択手段と、
    前記取得手段により取得された入力データが、前記選択手段により選択されたレコードに含まれる入力データの種別を識別する条件に合致するかを判定する判定手段とを有し、
    前記判定手段により、合致すると判定された場合、前記変換手段は、前記条件に対応づけて前記記憶手段に記憶される前記定義情報を用いて、前記取得された入力データのフォーマット形式の変換を行い、一方、前記判定手段により、合致しないと判定された場合、前記選択手段は、他のレコードを選択することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記記憶手段は、各レコードに優先度を示す情報を更に記憶し、
    前記選択手段は、前記記憶手段により記憶される優先度を示す情報を用いて、1レコードを選択することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 入力データのフォーマット形式から出力データのフォーマット形式へ変換するための定義情報と、入力データの種別を識別する条件とを対応づけたレコードを複数レコード記憶する記憶手段を有する、入力データのフォーマット形式を出力データのフォーマット形式へ変換する情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記定義情報を用いて、入力データのフォーマット形式を出力データのフォーマット形式へ変換する変換ステップと、
    入力データを取得する取得ステップと、
    前記記憶手段により記憶される複数レコードから1レコードを選択する選択ステップと、
    前記取得ステップにより取得された入力データが、前記選択ステップにより選択されたレコードに含まれる入力データの種別を識別する条件に合致するかを判定する判定ステップとを有し、
    前記判定ステップにより、合致すると判定された場合、前記変換ステップは、前記条件に対応づけて前記記憶手段に記憶される前記定義情報を用いて、前記取得された入力データのフォーマット形式の変換を行い、一方、前記判定ステップにより、合致しないと判定された場合、前記選択ステップは、他のレコードを選択することを特徴とする情報処理方法。
  4. 入力データのフォーマット形式を出力データのフォーマット形式へ変換する情報処理装置において実行可能なプログラムであって、
    入力データのフォーマット形式から出力データのフォーマット形式へ変換するための定義情報と、入力データの種別を識別する条件とを対応づけたレコードを複数レコード記憶する記憶手段、
    前記定義情報を用いて、入力データのフォーマット形式を出力データのフォーマット形式へ変換する変換手段、
    入力データを取得する取得手段、
    前記記憶手段により記憶される複数レコードから1レコードを選択する選択手段、
    前記取得手段により取得された入力データが、前記選択手段により選択されたレコードに含まれる入力データの種別を識別する条件に合致するかを判定する判定手段として前記情報処理装置を機能させ、
    前記判定手段により、合致すると判定された場合、前記変換手段は、前記条件に対応づけて前記記憶手段に記憶される前記定義情報を用いて、前記取得された入力データのフォーマット形式の変換を行い、一方、前記判定手段により、合致しないと判定された場合、前記選択手段は、他のレコードを選択することを特徴とするプログラム。
  5. 請求項4に記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記憶した記憶媒体。
JP2009163275A 2009-07-10 2009-07-10 情報処理装置、およびその情報処理方法、プログラム、記憶媒体。 Pending JP2011018257A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015162159A (ja) * 2014-02-28 2015-09-07 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理システム、およびその制御方法、プログラム

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