JP2000188041A - 4方向スイッチ装置 - Google Patents

4方向スイッチ装置

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JP2000188041A
JP2000188041A JP10365124A JP36512498A JP2000188041A JP 2000188041 A JP2000188041 A JP 2000188041A JP 10365124 A JP10365124 A JP 10365124A JP 36512498 A JP36512498 A JP 36512498A JP 2000188041 A JP2000188041 A JP 2000188041A
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motor
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sets
normally
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Tatsuo Kyoda
達夫 経田
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Ichikoh Industries Ltd
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Ichikoh Industries Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/04Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick
    • H01H2025/048Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick having a separate central push, slide or tumbler button which is not integral with the operating part that surrounds it
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2300/00Orthogonal indexing scheme relating to electric switches, relays, selectors or emergency protective devices covered by H01H
    • H01H2300/01Application power window
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/04Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick
    • H01H25/041Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick having a generally flat operating member depressible at different locations to operate different controls

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  • Switches With Compound Operations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 確実に回路が構成される。 【解決手段】 4組のスイッチ31〜34のうちの1組
のスイッチ31を、1極双投スイッチから2極切替スイ
ッチにする。この結果、2極切替スイッチ31の可動接
点81を第1通常閉固定接点310及び第2通常閉固定
接点311側と第1通常開固定接点312及び第2通常
開固定接点313側とに切り替えることにより、可動接
点81が第1通常閉固定接点310と第2通常閉固定接
点311との間をブリッジして、アース−Eと第4組の
1極双投スイッチ34の共通固定接点340側とが接続
され、かつ、可動接点81が第1通常開固定接点312
と第2通常開固定接点313との間をブリッジして、電
源+Bと第2組の1極双投スイッチ32の共通固定接点
320側とが接続されるので、プッシュプレート4のい
かなるプッシュ操作に対しても2組以上の回路が構成さ
れることがないようにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プッシュプレート
のプッシュ操作により所望の回路を構成する4方向スイ
ッチ装置に係り、特にプッシュプレートのいかなるプッ
シュ操作に対しても2組以上の回路が構成されることが
ない4方向スイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の4方向スイッチ装置は、一般
に、ケースと、ケースに4方向にプッシュ操作可能に取
り付けられたプッシュプレートと、ケース内に配置され
た4組のスイッチ及び電気回路と、プッシュプレートと
4組のスイッチとの間に配置された4個のアクチュエー
タと、を備えるものである。そして、プッシュプレート
を4方向のうちの1方向にプッシュ操作することによ
り、2個のアクチュエータを介して2組のスイッチが作
動して、所定の回路が構成される。この4方向スイッチ
装置は、自動車の左側のリモコン式ミラー装置(ドアミ
ラー)のミラー面又は及び右側のリモコン式ミラー装置
(ドアミラー)のミラー面を上下左右に傾動操作する4
方向スイッチ装置、若しくは自動車のハンドルを上下前
後に傾倒操作する4方向スイッチ装置等に使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の4方向スイッ
チ装置としては、例えば、特公平2−53892号公報
に記載のものがある。ところが、この4方向スイッチ装
置においては、プッシュプレートのあるプッシュ操作に
より、すなわち、プッシュプレートを所定の方向以外の
方向にプッシュ操作すると、2組以上の回路が構成され
ることがある等の課題がある。
【0004】本発明は、プッシュプレートのいかなるプ
ッシュ操作に対しても2組以上の回路が構成されること
がない4方向スイッチ装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、4組のスイッチのうちの1組のスイッ
チが、可動接点と、第1通常閉固定接点及び第2通常閉
固定接点と、第1通常開固定接点及び第2通常開固定接
点とからなる2極切替スイッチから構成されており、一
方、4組のスイッチのうちの残りの3組のスイッチが、
可動接点と、共通固定接点と、通常閉固定接点と、通常
開固定接点とからなる1極双投スイッチからそれぞれ構
成されており、2極切替スイッチの第1通常閉固定接点
及び第2通常閉固定接点側と、アースか電源か及び1組
の1極双投スイッチの共通固定接点側とがそれぞれ接続
されており、かつ、2極切替スイッチの第1通常開固定
接点及び第2通常開固定接点側と、電源かアースか及び
他の1組の1極双投スイッチの共通固定接点側とがそれ
ぞれ接続されている、ことを特徴とする。
【0006】本発明の4方向スイッチ装置は、4組のス
イッチのうちの1組のスイッチを、1極双投スイッチか
ら2極切替スイッチにし、この2極切替スイッチの可動
接点を第1通常閉固定接点及び第2通常閉固定接点側と
第1通常開固定接点及び第2通常開固定接点側とに切り
替えることにより、その可動接点が第1通常閉固定接点
と第2通常閉固定接点との間をブリッジして、アース又
は電源側と1組の1極双投スイッチの共通固定接点側と
が接続され、また、その可動接点が第1通常開固定接点
と第2通常開固定接点との間をブリッジして、電源又は
アース側と他の1組の1極双投スイッチの共通固定接点
側とが接続されるので、プッシュプレートのいかなるプ
ッシュ操作に対しても2組以上の回路が構成されること
がないようにすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の4方向スイッチ装
置の一実施形態を添付図面を参照して説明する。なお、
図1中の矢印と図2中の矢印とが繋がって本発明の
4方向スイッチ装置の全体の分解斜視図を構成する。こ
の例は自動車用の電動リモートコントロールミラーの左
右のミラー面を上下左右方向に傾動させるスイッチとし
て使用されているものである。すなわち、左側のミラー
面を上下方向に傾動させるための左側第1駆動用モー
タ、左側のミラー面を左右方向に傾動させるための左側
第2駆動用モータ、右側のミラー面を上下方向に傾動さ
せるための右側第1駆動用モータ、右側のミラー面を左
右方向に傾動させるための右側第2駆動用モータ、のう
ち、所望のモータを正転あるいは逆転させるためのコン
トロールスイッチとして使用されているものである。
【0008】この実施例において、X方向とは、図3に
示すように、本発明の4方向スイッチ装置を平面から見
て、正方形のプッシュプレート4の左辺の中心と右辺の
中心とを結ぶ線分の方向である。また、Y方向とは、同
じく図3に示すように、本発明の4方向スイッチ装置を
平面から見て、正方形のプッシュプレート4の上辺の中
心と下辺の中心とを結ぶ線分の方向である。さらに、十
の字方向とは、上述のX方向及びY方向である。さらに
また、対角線方向とは、上述の十の字方向に対して45
°回動した方向、すなわち図3に示すように、本発明の
4方向スイッチ装置を平面から見て、正方形のプッシュ
プレート4の対角をそれぞれ結ぶ線分の方向である。な
お、本明細書において4方向とは、上述の十の字方向で
ある。
【0009】[ケースの説明]図において、1は上部ケ
ースである。この上部ケース1は、例えば不透明な合成
樹脂製(ABS樹脂製)からなり、図1及び図3及び図
4に示すように、上面10が閉塞しかつ下面11が開口
した中空形状をなす。この上部ケース1の上面閉塞部1
0の上面中央には、ほぼ角筒形状の切替ノブガイド部1
3が上方に一体に突設されている。この切替ノブガイド
部13は、上面が開口され、その開口縁に軸部(図示せ
ず)がY方向に一体に突設されている。この切替ノブガ
イド部13は、X方向の2側面が八の字形状に傾斜して
いて、後述する切替ノブ5の切替作動のガイドをなす。
また、この上部ケース1の上面閉塞部10の切替ノブガ
イド部13のY方向の2側面には、後述する2個のアク
チュエータ41、42又は43、44及び2個の可動接
点部材81、82又は83、84をそれぞれ収納する2
個の収納部12がそれぞれ一体に突設されている。この
2個の収納部12の上面の両端には、後述するアクチュ
エータ41、42、43、44(41〜44)をガイド
する中空状の円筒形状をなすガイド部14が一体に突設
されている。この4本のガイド部14は、対角線上にそ
れぞれ位置する。さらに、この上部ケース1のY方向の
側壁には、車体への取付用の凸部15が一体に突設され
ている。また、この上部ケース1のX方向の側壁には、
ホルダ係止用の係止溝16が設けられている。
【0010】図において、2は下部ケースとしてのホル
ダである。このホルダ2は、例えば不透明な合成樹脂製
(ABS樹脂製)からなり、図2及び図4に示すよう
に、上面20及び下面21が開口した中空状の立体形状
をなす。このホルダ2の内部には、中仕切板22が一体
に設けられている。この中仕切板22には、この例では
7本のターミナル231、232、233、234、2
35、236、237(231〜237)が固定されて
いる。この7本のターミナル231〜237の上端は、
ホルダ2の下面開口部20側に若干突出しており、か
つ、この7本のターミナル231〜237の下端部は、
ホルダ2の下面開口部21側に突出して配置されてい
る。また、このホルダ2の上部側のX方向の2側面に
は、係止爪24が前記上部ケース1の係止溝16に対応
してそれぞれ設けられている。このホルダ2の上部側を
前記上部ケース1の下面開口部11内に収納すると共
に、ホルダ2の係止爪24を前記上部ケース1の係止溝
16に係止させることにより、上部ケース1とホルダ2
とが一体となってスイッチケースが形成される。
【0011】[プッシュプレートの説明]図において、
4はプッシュプレートである。このプッシュプレート4
は、図1及び図3に示すように、平面から見て正方形の
4角を面取りした形状をなし、中央に小正方形の透孔4
00を設ける。このプッシュプレート4のプッシュ操作
するX方向及びY方向の4箇所には、ミラー面(図示せ
ず)を上下左右に傾動させるのに対応させて例えば三角
形のマーク401がそれぞれ設けられている。なお、こ
のプッシュプレート4を例えば光不透過性の合成樹脂製
(アクリル樹脂(PMMA))で成形し、かつ上述のマ
ーク401を光透過性にすれば、光源(図示せず)若し
くは導光体(図示せず)を介して、上述のマーク401
を光らせることができる。このプッシュプレート4は、
上部ケース1の上面開口部10に、X方向及びY方向の
4方向にプッシュ操作可能に取り付けられている。
【0012】[4組のスイッチの説明]図において、3
1、32、33、34(31〜34)は、4組のスイッ
チである。この4組のスイッチのうちの1組のスイッチ
(第1組のスイッチ31)は、2極切替スイッチからな
り、また、この4組のスイッチのうちの残りの3組のス
イッチ(第2組のスイッチ32、第3組のスイッチ3
3、第4組のスイッチ34)は、1極双投スイッチから
なる。
【0013】この第1組のスイッチ31は、図1及び図
2及び図4乃至図6に示すように、可動接点81と、第
1通常閉固定接点310及び第2通常閉固定接点311
と、第1通常開固定接点312及び第2通常開固定接点
313とからなる2極切替スイッチから構成されてい
る。この2極切替スイッチ31は、通常図6中の実線に
示すように、可動接点81が第1通常閉固定接点310
及び第2通常閉固定接点311に接続されており、前記
プッシュプレート4をプッシュ操作すると、図6中の二
点鎖線矢印及び二点鎖線に示すように、可動接点81が
第1通常閉固定接点310及び第2通常閉固定接点31
1から第1通常開固定接点312及び第2通常開固定接
点313に切り替わって接続され、かつ、前記プッシュ
プレート4のプッシュ操作を止めると、図6中の実線矢
印及び実線に示すように、可動接点81が復帰して第1
通常開固定接点312及び第2通常開固定接点313か
ら第1通常閉固定接点310及び第2通常閉固定接点3
11に切り替わって接続される。
【0014】また、上述の第2、3、4組のスイッチ3
2、33、34(32〜34)は、同じく図1及び図2
及び図4乃至図6に示すように、可動接点82、83、
84(82〜84)と、共通固定接点320、330、
340(320〜340)と、通常閉固定接点321、
331、341(321〜341)と、通常開固定接点
322、332、342(322〜342)とからなる
1極双投スイッチからそれぞれ構成されている。この1
極双投スイッチ32〜34は、通常図6中の実線に示す
ように、可動接点82〜84が通常閉固定接点321〜
341に接続されており、前記プッシュプレート4をプ
ッシュ操作すると、図6中の二点鎖線矢印及び二点鎖線
に示すように、可動接点82〜84が通常閉固定接点3
21〜341から通常開固定接点322〜342に切り
替わって接続され、かつ、前記プッシュプレート4のプ
ッシュ操作を止めると、図6中の実線矢印及び実線に示
すように、可動接点82〜84が復帰して通常開固定接
点322〜342から通常閉固定接点321〜341に
切り替わって接続される。
【0015】上述の4組のスイッチ31〜34の固定接
点は、後述する回路基板3の上面の周辺部であって対角
線上の4角部にプリントによりそれぞれ設けられてい
る。また、上述の4組のスイッチ31〜34の可動接点
81〜84は、長方形の弾性を有する導電板の中央をほ
ぼへの字形状に湾曲させて折り曲げ、かつ、両端を円筒
形状にカールさせたものである。この4個の可動接点8
1〜84を上述のケース1の収納部12中に収納させる
と共に、回路基板3の上面に配置させ、この可動接点8
1〜84の一方の円筒端部810、820、830、8
40(810〜840)を固定側として、上述の共通固
定接点320〜340(第1組のスイッチ31は回路基
板3上)に固定的に常時接触させておき、また、この可
動接点81〜84の他方の円筒端部811、821、8
31、841(811〜841)を可動側として、上述
の第1通常閉固定接点310及び第2通常閉固定接点3
11、通常閉固定接点321〜341と、上述の第1通
常開固定接点312及び第2通常開固定接点313、通
常開固定接点322〜342との間を可動的に接触させ
る。この結果、4組のスイッチ31〜34が構成される
こととなる。
【0016】[電気回路の説明]図において、3は回路
基板(電気回路基板)である。この回路基板3は、例え
ば絶縁性の部材からなり、図2及び図4に示すように、
例えばプリントサーキットボード(P.C.B)等から
なる。この回路基板3の中央には、長方形の透孔30が
X方向に設けられている。この回路基板3の上面には、
上述の4組のスイッチ31〜34の固定接点及び後述す
る2方向スイッチ装置の固定接点とがプリントされてお
り、かつ、この回路基板3の上面(及び下面)には、上
述の4組のスイッチ31〜34の可動接点81〜84及
び後述する2方向スイッチ装置の可動接点との接続によ
り所望の回路を構成する電気回路がプリント配線されて
いる。この回路基板3は、前記ケース1及び2内に配置
されている。すなわち、前記回路基板3は、前記上部ケ
ース1の収納部12の下端面と前記ホルダ2の上面開口
部20の上端面との間に挟み込んで固定されている。こ
の回路基板3には、前記7本のターミナル231〜23
7が電気的に接続されている。
【0017】[アクチュエータの説明]図において、4
1、42、43、44(41〜44)は、アクチュエー
タである。このアクチュエータ41〜44は、例えば合
成樹脂製(POM)からなり、図1及び図4に示すよう
に、傾斜面402を有する本体部403と、その本体部
403の上面から一体に突設した軸部404とからな
る。この4個のアクチュエータ41〜44は、前記4組
のスイッチ31〜34の可動接点81〜84の可動側円
筒端部811〜841と、前記プッシュプレート4との
間にそれぞれ配置されている。すなわち、この4個のア
クチュエータ41〜44の本体部403は、前記上部ケ
ース1の収納部12中にそれぞれ収納されており、かつ
そのアクチュエータ41〜44の傾斜面402は、前記
4組のスイッチ31〜34の可動接点81〜84の可動
側円筒端部811〜8411にそれぞれ弾性当接されて
いる。一方、前記4個のアクチュエータ41〜44の軸
部404は、前記上部ケース1の4個のガイド部14中
に上下方向に進退可能にガイド収納されており、かつそ
の軸部404の頂端は、前記プッシュプレート4の対角
線方向の底面側に当接されている。なお、上述のアクチ
ュエータ41〜44は、前記4組のスイッチ31〜34
の可動接点81〜84の弾性作用により、軸部404が
プッシュプレート4側に常時付勢されている。
【0018】[本発明の4方向スイッチ装置の作動の説
明]上述のケース1と、ホルダ2と、プッシュプレート
4と、4組のスイッチ31〜34及び電気回路と、4個
のアクチュエータ41〜44とは、本発明の4方向スイ
ッチ装置を構成する。上述の7本のターミナル231〜
237を後述する電源(+B)、アース(−E)、負荷
(モータM11、M12、M21、M22)に接続す
る。まず、後述する2方向スイッチ装置の切替ノブ5を
右側又は左側に切り替えた状態において、例えばプッシ
ュプレート4の左側の部分を図4中の矢印イ方向に押し
下げる。すると、4個のアクチュエータ41〜44のう
ち、左側の2個のアクチュエータ41、44が下がり、
それに伴って4組のスイッチ31〜34のうち、左側の
2組のスイッチ31、34の可動接点81、84の可動
側円筒端部811、841が撓んで、回路基板3の上面
において右側にスライドし、その結果左側のミラー面又
は右側のミラー面を左側に傾倒させる電気回路が形成さ
れ、左側のミラー面又は右側のミラー面が左側に傾倒す
る。また、プッシュプレート4の左側の部分を押し下げ
るのを止めると、撓んでいた2組のスイッチ31、34
の可動接点81、84の可動側円筒端部811、841
が可動接点81、84の弾性復帰力により回路基板3の
上面において左側にスライドして元の状態に戻るので、
左側のミラー面又は右側のミラー面の左側への傾倒が停
止する。かつ、左側の2個のアクチュエータ41、44
が図4中の矢印イと逆方向に移動するので、プッシュプ
レート4が元の状態に戻る。
【0019】ここで、プッシュプレート4の右側の部
分、又は上側の部分、又は下側の部分を、それぞれ押し
下げると、右側の2組のスイッチ32、33の可動接点
82、83の可動側円筒端部821、831、又は上側
の2組のスイッチ31、32の可動接点81、82の可
動側円筒端部811、821、又は下側の2組のスイッ
チ33、34の可動接点83、84の可動側円筒端部8
31、831がそれぞれ所定の方向にスライドして、左
側のミラー面又は右側のミラー面を、右側、又は上側、
又は下側に、それぞれ傾倒させることができる。また、
プッシュプレート4の押し下げるのを止めると、そのプ
ッシュプレート4は元の状態に戻る。
【0020】[この実施形態における本発明の4方向ス
イッチ装置の作用効果の説明]そして、この実施形態に
おける本発明の4方向スイッチ装置は、4組のスイッチ
のうちの1組のスイッチ31を、1極双投スイッチから
2極切替スイッチにし、この2極切替スイッチ31の可
動接点81(可動側円筒端部811)を第1通常閉固定
接点310及び第2通常閉固定接点311側と第1通常
開固定接点312及び第2通常開固定接点313側とに
切り替えることにより、その可動接点81(可動側円筒
端部811)が第1通常閉固定接点310と第2通常閉
固定接点311との間をブリッジして、アース(−E)
又は電源(+B)側と1組の1極双投スイッチ(34)
の共通固定接点(340)側とが接続され、また、その
可動接点81(可動側円筒端部811)が第1通常開固
定接点312と第2通常開固定接点313との間をブリ
ッジして、電源(+B)又はアース(−E)側と他の1
組の1極双投スイッチ(32)の共通固定接点(32
0)側とが接続されるので、プッシュプレート4のいか
なるプッシュ操作に対しても2組以上の回路が構成され
ることがない。
【0021】[2方向スイッチ装置の構成の説明]図に
おいて、5は2方向スイッチ装置の切替ノブである。こ
の切替ノブ5は、図1及び図3及び図4に示すように、
上部にノブ部50をY方向に延設し、そのノブ部50の
下部の左右両側から屋根部51をX方向にそれぞれ一体
に設けると共に、下面の中央から四角柱の中空状の軸部
52を一体に設けてなる。なお、この切替ノブ5におい
ては、屋根部51の上面の左側に「L」の文字のマーク
(図示せず)を右側に「R」の文字のマーク(図示せ
ず)をそれぞれ付しても良い。また、この切替ノブ5を
例えば光透過性の合成樹脂製(アクリル樹脂(PMM
A))で成形し、かつ上述のマークを光透過性にすれ
ば、光源(図示せず)若しくは導光体(図示せず)を介
して、上述のマークを光らせることができる。この切替
ノブ5は、前記ケース1の切替ノブガイド13にX方向
の2方向に切替操作可能に取り付けられていると共に、
前記プッシュプレート4の開口部400に配置されてい
る。この切替ノブ5の中空状の軸部52には、圧縮スプ
リング53及び圧接ボール54が収納されており、かつ
この軸部52は、後述するスライダ57の透孔58中を
挿通しており、その切替ノブ5の圧接ボール54は、前
記ホルダ2に固定された節度感付与板55のV字溝56
に圧接されている。
【0022】図において、57は2方向スイッチ装置の
スライダである。このスライダ57は、例えば合成樹脂
製(POM)からなり、図2に示すように、中央部には
前記切替ノブ5の軸部52を挿通するための透孔58が
設けられている。このスライダ57の下面には、収納用
の凹部(図示せず)が設けられている。このスライダ5
7は、前記上部ケース1中であって、前記回路基板3の
上面にX方向にスライド可能に配置されている。次に、
このスライダ57には、後述する2方向スイッチ装置
(2組のスイッチ35、36)の可動接点85、86が
一体成形により固定されている。このスライダ57の透
孔58には前記切替ノブ5の軸部52が挿入されてい
る。
【0023】図において、35、36は、2方向スイッ
チ装置の2組のスイッチである。この2組のスイッチ3
5、36は、3位置切替スイッチであって、連動する可
動接点85、86と、共通固定接点350、360と、
第1固定接点351、361と、第2固定接点352、
362とからなる。前記可動接点85、86は、弾性を
有する短冊形状の導電板からなる。この可動接点85、
86の中央部は、前記スライダ57に埋設固定されてい
る。また、この可動接点85、86の両端部は、下方に
若干折り曲げられており、かつ、その先端850、85
1、860、861は半円形状にカールされている。一
方、前記共通固定接点351、361及び第1固定接点
352、362及び第2固定接点353、363は、前
記回路基板3の上面のうち、透孔30のX方向側にそれ
ぞれ設けられている。
【0024】[2方向スイッチ装置の作動の説明]ま
ず、図3及び図4に示す状態がノーマル状態(中立状
態)である。この状態においては、2組のスイッチ3
5、36の可動接点85、86の一カール端部850、
860が共通固定接点350、360に接触しており、
かつ、他カール端部851、861が第1固定接点35
1、361と第2固定接点352、362との間の中立
位置353、463(回路基板3上面)に位置する。こ
の状態で、切替ノブ5のノブ部50を右側(図4中の矢
印ロ方向)に傾倒させる。すると、切替ノブ5の軸部5
2が左側(図4中の矢印ロと逆方向)に回動し、それに
伴って圧接ボール54が圧縮スプリング53のばね力に
抗して軸部52中に入り込みながら、節度感付与板55
のV字溝56から乗り越える。その圧接ボール54がV
字溝56から乗り越えると、前記圧縮スプリング53の
ばね復帰力により圧接ボール54が節度感付与板55の
左側の端面に圧接する。この圧接ボール54がV字溝5
6から乗り越える際に上述の切替ノブ5の切替感を付与
するものである。上述の切替ノブ5の切替に伴って、ス
ライダ57が左側にスライドする。そのスライダ57の
スライドに伴って、回路基板3の上面において、2組の
スイッチ35、36の可動接点85、86が左側にスラ
イドし、その可動接点85、86の一カール端部85
0、860が共通固定接点350、360に接触し続け
ており、かつ、他カール端部851、861が中立位置
353、363から第1固定接点351、361に切り
替わって接触する。この結果、右側のミラー面を上下左
右に傾動させる準備が整う。
【0025】また、切替ノブ5を左側に傾倒させると、
節度感付与板55の左側の端面に位置していた圧接ボー
ル54がV字溝56に位置し、切替ノブ5は中立位置に
位置すると共に、2組のスイッチ35、36は上述の中
立状態となる。さらに、中立位置の切替ノブ5を左側に
傾倒させると、スライダ57を介して2組のスイッチ3
5、36の可動接点85、86が回路基板3の上面を左
側にスライドし、その可動接点85、86の一カール端
部850、860が共通固定接点350、360に接触
し続けており、かつ、他カール端部851、861が中
立位置353、363から第2固定接点352、362
に切り替わって接触する。この結果、右側のミラー面を
上下左右に傾動させる準備が整う。さらにまた、切替ノ
ブ5を右側に傾倒させると、切替ノブ5は中立位置に位
置すると共に、2組のスイッチ35、36は上述の中立
状態となる。
【0026】[電気回路図の説明]図7乃至図24は上
述の本発明の4方向スイッチ装置を例えば左右のリモコ
ン式ドアミラーのミラー面を上下左右に傾倒させる操作
スイッチとして使用した例の電気回路図である。図にお
いて、A1は右側のリモコン式ドアミラーのミラー面を
上下左右に傾動させる駆動部である。この右側の駆動部
A1は、ミラー面を上下させる第1モータM11と、ミ
ラー面を左右させる第2モータM12とからなる。図に
おいて、A2は左側のリモコン式ドアミラーのミラー面
を上下左右に傾動させる駆動部である。この左側の駆動
部A2は、ミラー面を上下させる第1モータM21と、
ミラー面を左右させる第2モータM22とからなる。図
において、SW1はプッシュプレート4のプッシュ操作
で作動する上述の本発明の4方向スイッチ装置である。
SW2は切替ノブ5の切替操作で作動する上述の2方向
スイッチ装置である。SWは本発明の4方向スイッチ装
置SW1と2方向スイッチ装置SW2とを組込んだスイ
ッチ装置である。図において、+Bは自動車のバッテリ
ーなどの電源(ACC)、−Eはアースである。
【0027】そして、第1ターミナル231は、電源+
Bと、第1組のスイッチ31の第2通常開固定接点31
3、第3組のスイッチ33の通常開固定接点332とを
接続する。第2ターミナル232は、アース−Eと、第
1組のスイッチ31の第2通常閉固定接点311、第3
組のスイッチ33の通常開固定接点331とを接続す
る。第3ターミナル233は、第1組(右側)の2台の
モータの第1モータM11及び第2モータM12の一方
の端子と、2方向の第2組のスイッチ36の第1固定接
点361とを接続する。第4ターミナル234は、第2
組(左側)の2台のモータの第1モータM21及び第2
モータM22の一方の端子と、2方向の第2組のスイッ
チ36の第2固定接点362とを接続する。第5ターミ
ナル235は、第1組の前記第1モータM11の他方の
端子及び第2組の前記第1モータM21の他方の端子
と、第2組のスイッチ32の通常開固定接点322、第
4組のスイッチ34の通常開固定接点342とを接続す
る。第6ターミナル236は、第1組の前記第2モータ
M12の他方の端子と、2方向の第1組のスイッチ35
の第1固定接点351とを接続する。第7ターミナル2
37は、第2組の前記第2モータM22の他方の端子
と、2方向の第1組のスイッチ35の第2固定接点35
2とを接続する。
【0028】また、第1組のスイッチ31の第1通常閉
固定接点310と、第4組のスイッチ34の共通固定接
点340とは、接続されている。第1組のスイッチ31
の第1通常開固定接点312と、第2組のスイッチ32
の共通固定接点320とは、接続されている。第2組の
スイッチ32の通常閉固定接点321と、第4組のスイ
ッチ34の通常閉固定接点341と、2方向の第1組の
スイッチ85の共通固定接点350とは、接続されてい
る。第3組のスイッチ33の共通固定接点330と、2
方向の第2組のスイッチ36の共通固定接点360と
は、接続されている。
【0029】[正規のプッシュ操作による作動の説明]
次に、上述の本発明の4方向スイッチ装置SW1のプッ
シュプレート4の1方向プッシュ操作及び2方向スイッ
チ装置SW2の切替ノブ5の1方向切替操作による回路
構成と左右のリモコン式ドアミラーのミラー面の上下左
右動について説明する。まず、図7に示す状態が中立状
態である。この状態で、切替ノブ5を右方向に切替操作
して、図8乃至図11に示すように、2方向スイッチ装
置SW2を作動させて右側の駆動部A1の駆動準備を整
える。
【0030】それから、プッシュプレート4を上方向に
操作すると、図8に示すように、上2個の可動接点8
1、82が切り替わって、電流が矢印U方向に右側の駆
動部A1の第1モータM11に流れ、右側の駆動部A1
の第1モータM11が回転(正転)して右側のミラー面
が上向きに傾動する。
【0031】また、プッシュプレート4を下方向に操作
すると、図9に示すように、下2個の可動接点83、8
4が切り替わって、電流が矢印D方向に右側の駆動部A
1の第1モータM11に流れ、右側の駆動部A1の第1
モータM11が回転(逆転)して右側のミラー面が下向
きに傾動する。
【0032】さらに、プッシュプレート4を右方向に操
作すると、図10に示すように、右2個の可動接点8
2、83が切り替わって、電流が矢印R方向に右側の駆
動部A1の第2モータM12に流れ、右側の駆動部A1
の第2モータM12が回転(正転)して右側のミラー面
が右向きに傾動する。
【0033】さらにまた、プッシュプレート4を左方向
に操作すると、図11に示すように、左2個の可動接点
81、84が切り替わって、電流が矢印L方向に右側の
駆動部A1の第2モータM12に流れ、右側の駆動部A
1の第2モータM12が回転(逆転)して右側のミラー
面が左向きに傾動する。
【0034】次に、切替ノブ5を左方向にスライド操作
して、図12乃至図15に示すように、2方向スイッチ
装置SW2を作動させて左側の駆動部A2の駆動準備を
整える。
【0035】それから、プッシュプレート4を上方向に
操作すると、図12に示すように、上2個の可動接点8
1、82が切り替わって、電流が矢印U方向に左側の駆
動部A2の第1モータM21に流れ、左側の駆動部A2
の第1モータM21が回転(正転)して左側のミラー面
が上向きに傾動する。
【0036】また、プッシュプレート4を下方向に操作
すると、図13に示すように、下2個の可動接点83、
84が切り替わって、電流が矢印D方向に左側の駆動部
A2の第1モータM21に流れ、左側の駆動部A2の第
1モータM21が回転(逆転)して左側のミラー面が下
向きに傾動する。
【0037】さらに、プッシュプレート4を右方向に操
作すると、図14に示すように、右2個の可動接点8
2、83が切り替わって、電流が矢印R方向に左側の駆
動部A2の第2モータM22に流れ、左側の駆動部A2
の第2モータM22が回転(正転)して左側のミラー面
が右向きに傾動する。
【0038】さらにまた、プッシュプレート4を左方向
に操作すると、図15に示すように、左2個の可動接点
81、84が切り替わって、電流が矢印L方向に左側の
駆動部A2の第2モータM22に流れ、左側の駆動部A
2の第2モータM22が回転(逆転)して左側のミラー
面が左向きに傾動する。
【0039】[誤プッシュ操作による作動の説明]次
に、上述の本発明の4方向スイッチ装置SW1のプッシ
ュプレート4の誤プッシュ操作による回路構成と左右の
リモコン式ドアミラーのミラー面の上下左右動について
説明する。なお、2方向スイッチは、右側に切替えた状
態とする。この2方向スイッチを左側に切替えた場合
は、左側のミラー面が上下左右動するものであるから、
説明を省略する。また、2方向スイッチを中立位置に切
替えた場合は、左右のミラー面は、上下左右動しないの
で、説明を省略する。
【0040】まず、プッシュプレート4の左上をプッシ
ュ操作すると、図16に示すように、第1組のスイッチ
31の可動接点81が切り替わって、電流が矢印L方向
に右側の駆動部A1の第2モータM12に流れ、右側の
駆動部A1の第2モータM12が回転(逆転)して右側
のミラー面が左向きに傾動する。
【0041】または、図17に示すように、第1組、第
2組、第4組のスイッチ31、32、34の可動接点8
1、82、84が切り替わって、電流が矢印U方向に右
側の駆動部A1の第1モータM11に流れ、右側の駆動
部A1の第1モータM11が回転(正転)して右側のミ
ラー面が上向きに傾動する。
【0042】なお、上述の誤プッシュ操作においては、
右側のミラー面が左向きに、または、右向きに傾倒する
ものであるが、上述の誤プッシュ操作は、プッシュプレ
ート4の左上をプッシュ操作するので、この誤プッシュ
操作とミラー面との傾倒とは関連性があり、特に問題と
はならない。
【0043】次に、プッシュプレート4の右上をプッシ
ュ操作すると、図18に示すように、第2組のスイッチ
32の可動接点82が切り替わって、電流が流れないの
で、ミラー面は傾倒しない。または、図19に示すよう
に、第1組、第2組、第3組のスイッチ31、32、3
3の可動接点81、82、83が切り替わって、電流が
流れないので、ミラー面は傾倒しない。
【0044】さらに、プッシュプレート4の右下をプッ
シュ操作すると、図20に示すように、第3組のスイッ
チ33の可動接点83が切り替わって、電流が矢印R方
向に右側の駆動部A1の第2モータM12に流れ、右側
の駆動部A1の第2モータM12が回転(正転)して右
側のミラー面が右向きに傾動する。
【0045】または、図21に示すように、第2組、第
3組、第4組のスイッチ32、33、34の可動接点8
2、83、84が切り替わって、電流が矢印D方向に右
側の駆動部A1の第1モータM11に流れ、右側の駆動
部A1の第1モータM11が回転(逆転)して右側のミ
ラー面が下向きに傾動する。
【0046】なお、上述の誤プッシュ操作においては、
右側のミラー面が右向きに、または、下向きに傾倒する
ものであるが、上述の誤プッシュ操作は、プッシュプレ
ート4の右下をプッシュ操作するので、この誤プッシュ
操作とミラー面との傾倒とは関連性があり、特に問題と
はならない。
【0047】さらにまた、プッシュプレート4の左下を
プッシュ操作すると、図22に示すように、第4組のス
イッチ34の可動接点84が切り替わって、電流が流れ
ないので、ミラー面は傾倒しない。または、図23に示
すように、第1組、第3組、第4組のスイッチ31、3
3、34の可動接点81、83、84が切り替わって、
電流が流れないので、ミラー面は傾倒しない。
【0048】そして、プッシュプレート4を全体にプッ
シュ操作すると、図24に示すように、4組のスイッチ
31、32、33、34の可動接点81、82、83、
84が切り替わって、電流が流れないので、ミラー面は
傾倒しない。
【0049】このように、本発明の4方向スイッチ装置
は、プッシュプレート4のいかなるプッシュ操作に対し
ても2組以上の回路が構成されることがない。
【0050】なお、上述の実施の形態においては、プッ
シュプレート4、4Bとコンタクト8、8A、8Bとの
間にアクチュエータ41〜44、41B、42Bを介装
したが、このアクチュエータ41〜44、41B、42
Bを省略して、プッシュプレート4、4Bのプッシュ操
作でアクチュエータを介さずにコンタクト8、8A、8
Bを直接作動させても良い。また、上述の実施の形態に
おいては、例えば左右のリモコン式ドアミラーのミラー
面の操作スイッチとして使用した例であるが、本発明の
4方向スイッチ装置は、その他の4方向スイッチ装置、
例えばチルトステアリング(チルトハンドル)の操作ス
イッチとして使用することもできる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の4方向ス
イッチ装置は、プッシュプレートのいかなるプッシュ操
作に対しても2組以上の回路が構成されることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の4方向スイッチ装置の一実施形態を示
し、上部ケース、プッシュプレート、アクチュエータ、
切替ノブ、可動接点の分解斜視図である。
【図2】同じく本発明の4方向スイッチ装置のホルダ、
回路基板、スライダの分解斜視図である。
【図3】同じく本発明の4方向スイッチ装置の平面図で
ある。
【図4】図3におけるIV−IV線断面図である。
【図5】4組のスイッチの可動接点及び固定接点の斜視
図である。
【図6】4組のスイッチの作動説明図である。
【図7】本発明の4方向スイッチ装置を例えば左右のリ
モコン式ドアミラーのミラー面の操作スイッチとして使
用した例の電気回路図であって、中立位置の電気回路図
である。
【図8】同じく右側のミラー面において上側に操作した
状態の電気回路図である。
【図9】同じく右側のミラー面において下側に操作した
状態の電気回路図である。
【図10】同じく右側のミラー面において右側に操作し
た状態の電気回路図である。
【図11】同じく右側のミラー面において左側に操作し
た状態の電気回路図である。
【図12】同じく左側のミラー面において上側に操作し
た状態の電気回路図である。
【図13】同じく左側のミラー面において下側に操作し
た状態の電気回路図である。
【図14】同じく左側のミラー面において右側に操作し
た状態の電気回路図である。
【図15】同じく左側のミラー面において左側に操作し
た状態の電気回路図である。
【図16】同じくプッシュプレートの左上のプッシュ操
作状態の電気回路図である。
【図17】同じくプッシュプレートの左上のプッシュ操
作状態の電気回路図である。
【図18】同じくプッシュプレートの右上のプッシュ操
作状態の電気回路図である。
【図19】同じくプッシュプレートの右上のプッシュ操
作状態の電気回路図である。
【図20】同じくプッシュプレートの右下のプッシュ操
作状態の電気回路図である。
【図21】同じくプッシュプレートの右下のプッシュ操
作状態の電気回路図である。
【図22】同じくプッシュプレートの左下のプッシュ操
作状態の電気回路図である。
【図23】同じくプッシュプレートの左下のプッシュ操
作状態の電気回路図である。
【図24】同じくプッシュプレートの全体のプッシュ操
作状態の電気回路図である。
【符号の説明】
1…上部ケース、2…ホルダ、3…回路基板、31〜3
4…4組のスイッチ、310、311、321〜341
…通常閉固定接点、312、313、322〜342…
通常開固定接点、320〜340…共通固定接点、4…
プッシュプレート、41〜44…アクチュエータ、5…
切替ノブ、81〜84…可動接点、SW…本発明の4方
向スイッチ装置と2方向スイッチ装置とを組み付けたス
イッチ装置、SW1…本発明の4方向スイッチ装置、S
W2…2方向スイッチ装置、A1…右側のリモコン式ド
アミラーのミラー面の駆動部、A2…左側のリモコン式
ドアミラーのミラー面の駆動部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、 前記ケースに4方向にプッシュ操作可能に取り付けられ
    たプッシュプレートと、 前記ケース内に配置された4組のスイッチ及び電気回路
    と、 を備え、 前記プッシュプレートを4方向のうちの1方向にプッシ
    ュ操作することにより、前記2組のスイッチが作動し
    て、所定の回路が構成される4方向スイッチ装置におい
    て、 前記4組のスイッチのうちの1組のスイッチは、可動接
    点と、第1通常閉固定接点及び第2通常閉固定接点と、
    第1通常開固定接点及び第2通常開固定接点とからなる
    2極切替スイッチから構成されており、 前記4組のスイッチのうちの残りの3組のスイッチは、
    可動接点と、共通固定接点と、通常閉固定接点と、通常
    開固定接点とからなる1極双投スイッチからそれぞれ構
    成されており、 前記2極切替スイッチの第1通常閉固定接点及び第2通
    常閉固定接点と、アースか電源か及び1組の1極双投ス
    イッチの共通固定接点とがそれぞれ接続されており、前
    記2極切替スイッチの第1通常開固定接点及び第2通常
    開固定接点と、電源かアースか及び他の1組の1極双投
    スイッチの共通固定接点とがそれぞれ接続されており、 前記プッシュプレートのいかなるプッシュ操作に対して
    も2組以上の回路が構成されることがない、 ことを特徴とする4方向スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記4組のスイッチは、電源と、アース
    と、2台のモータの第1モータ及び第2モータの一方の
    端子と、前記第1モータの他方の端子と、前記第2モー
    タの他方の端子とにそれぞれ接続されており、前記プッ
    シュプレートのいかなるプッシュ操作に対しても前記第
    1モータ及び第2モータが直列、並列に駆動することが
    ない、 ことを特徴とする請求項1に記載の4方向スイッチ装
    置。
  3. 【請求項3】 2方向スイッチ装置が具備され、前記2
    方向スイッチ装置及び前記4組のスイッチは、電源と、
    アースと、第1組の2台のモータの第1モータ及び第2
    モータの一方の端子と、第2組の2台のモータの第1モ
    ータ及び第2モータの一方の端子と、第1組の前記第1
    モータの他方の端子及び第2組の前記第1モータの他方
    の端子と、第1組の前記第2モータの他方の端子と、第
    2組の前記第2モータの他方の端子とにそれぞれ接続さ
    れており、前記プッシュプレートのいかなるプッシュ操
    作に対しても第1組又は第2組の前記第1モータ及び第
    2モータが直列、並列に駆動することがない、ことを特
    徴とする請求項1に記載の4方向スイッチ装置。
  4. 【請求項4】 自動車の左右のリモコン式ミラー装置の
    ミラー面を上下左右に傾倒させるスイッチ装置であっ
    て、 第1組の前記第1モータは、右側のリモコン式ミラー装
    置のミラー面を上下に傾倒させるモータであり、 第1組の前記第2モータは、右側のリモコン式ミラー装
    置のミラー面を左右に傾倒させるモータであり、 第2組の前記第1モータは、左側のリモコン式ミラー装
    置のミラー面を上下に傾倒させるモータであり、 第2組の前記第2モータは、左側のリモコン式ミラー装
    置のミラー面を左右に傾倒させるモータである、 ことを特徴とする請求項3に記載の4方向スイッチ装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101856948B1 (ko) * 2016-12-19 2018-05-14 제니스전장주식회사 자동변속레버의 매뉴얼 모드 스위치

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