JPH1069840A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JPH1069840A
JPH1069840A JP22685896A JP22685896A JPH1069840A JP H1069840 A JPH1069840 A JP H1069840A JP 22685896 A JP22685896 A JP 22685896A JP 22685896 A JP22685896 A JP 22685896A JP H1069840 A JPH1069840 A JP H1069840A
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insulating member
movable
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JP22685896A
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Tatsuo Kyoda
達夫 経田
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Ichikoh Industries Ltd
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Ichikoh Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数や組み付け工程数の軽減化等。 【解決手段】 1組のコンタクト8に2個の可動接点8
1、82(83、84)が備っている。この結果、部品
点数が少なく、かつ組み付け工程数が少なくて済む。通
常閉接点310〜340と通常開接点311〜341と
が可動接点81〜84の移動方向に配置され、共通接点
312〜342が通常閉接点310〜340及び通常開
接点311〜341に対して可動接点81〜84の移動
方向に平行に配置されている。この結果、固定接点31
〜34の回路基板3における占有面積が小さくすること
ができる。その分回路基板3の配線設計の自由度が高く
なり、かつ回路基板3の小面積化及び小型化を図ること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作体の操作によ
り所望の回路を構成するスイッチ装置に係り、特に部品
点数や組み付け工程数が少なく、また回路基板の配線設
計の自由度が高くかつ回路基板の小面積化及び小型化を
図ることができるスイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のスイッチ装置としては、例え
ば、特開昭62−150613号公報に記載のものがあ
る。このスイッチ装置は、ケースと、前記ケース内に配
置され、固定接点を有する回路基板と、前記ケース内に
配置され、可動接点を有するコンタクトと、前記ケース
に装備された操作体と、を備える。そして、前記操作体
を操作することにより、前記コンタクトの可動接点が移
動して前記回路基板の固定接点に接続して所定の回路が
構成されるものである。上述のスイッチ装置としては、
左側のドアミラーのミラー面又は右側のドアミラーのミ
ラー面を上下左右に傾動操作するスイッチ装置、若しく
はハンドルを上下前後に傾倒操作するスイッチ装置等に
使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のスイッチ装置に
おいては、部品点数や組み付け工程数の減少化、また回
路基板の配線設計の自由や回路基板の小面積化及び小型
化が重要な課題である。
【0004】本発明は、部品点数や組み付け工程数が少
なく、また回路基板の配線設計の自由度が高くかつ回路
基板の小面積化及び小型化を図ることができるスイッチ
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、可動接点の移動方向に配置され、可動
接点が通常接続し操作体の操作時には離れる通常閉接点
と、可動接点が通常離れており操作体の操作時には接続
する通常開接点と、前記通常閉接点及び前記通常開接点
に対して可動接点の移動方向に平行に配置され、可動接
点が常に接続する共通接点と、から固定接点が構成され
ており、この固定接点が回路基板に少なくとも2組設け
られており、一方、1個の絶縁部材に2枚の導電板の一
端が相互に絶縁状態で一体に固定され、2枚の導電板の
他端に可動接点がそれぞれ設けられていると共に、2枚
の導電板に固定接点への接続荷重と操作体の操作荷重及
び復帰力とを発生させる弾性部がそれぞれ設けられてコ
ンタクトが構成されており、このコンタクトがケース内
に少なくとも1組配置されていることを特徴とする。
【0006】本発明のスイッチ装置は、上記の構成によ
り、操作体を操作すると、コンタクトの可動接点が回路
基板上を移動して固定接点に接続して所定の回路が構成
される。特に、本発明のスイッチ装置においては、1組
のコンタクトに2個の可動接点が備っているので、1組
のコンタクト(ブリッジ部材)に1個の可動接点(2個
の接点のうち1個が固定的であり、他の1個が可動的で
ある)が備っている従来のスイッチ装置と比較して、部
品点数が少なく、かつ組み付け工程数が少なくて済む。
また、本発明のスイッチ装置においては、通常閉接点と
通常開接点とが可動接点の移動方向に配置され、かつ共
通接点が通常閉接点及び通常開接点に対して可動接点の
移動方向に平行に配置され、可動接点の一端側が常に共
通接点に接続し、かつ可動接点の他端側が通常閉接点と
通常開接点との間を移動切り替えして接続するので、通
常閉接点と通常開接点と共通接点とが可動接点の移動方
向に配置されている従来のスイッチ装置と比較して、通
常閉接点及び通常開接点及び共通接点から構成されてい
る固定接点の回路基板における占有面積が小さくするこ
とができる。その分回路基板の配線設計の自由度が高く
なり、かつ回路基板の小面積化及び小型化を図ることが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明のスイッチ装置の実
施の形態のうちの2例を添付図面を参照して説明する。
図1乃至図19は本発明のスイッチ装置の第1の実施の
形態を示す。なお、図1中の矢印と図2中の矢印と
が繋がって本発明のスイッチ装置の全体の分解斜視図を
構成する。この例は自動車用の電動リモートコントロー
ルミラーの左右のミラー面を上下左右方向に傾動させる
スイッチとして使用されているものである。すなわち、
左側のミラー面を上下方向に傾動させるための駆動用モ
ータ、左側のミラー面を左右方向に傾動させるための駆
動用モータ、右側のミラー面を上下方向に傾動させるた
めの駆動用モータ、右側のミラー面を左右方向に傾動さ
せるための駆動用モータ、のうち、所望のモータを正転
あるいは逆転させるためのコントロールスイッチとして
使用されているものである。この実施例において、X方
向とは、図3に示すように、本発明のスイッチ装置を平
面から見て、正方形のプッシュプレート4の左辺の中心
と右辺の中心とを結ぶ線分の方向である。また、Y方向
とは、同じく図3に示すように、本発明のスイッチ装置
を平面から見て、正方形のプッシュプレート4の上辺の
中心と下辺の中心とを結ぶ線分の方向である。さらに、
十の字方向とは、上述のX方向及びY方向である。さら
にまた、対角線方向とは、上述の十の字方向に対して4
5°回動した方向、すなわち図3に示すように、本発明
のスイッチ装置を平面から見て、正方形のプッシュプレ
ート4の対角をそれぞれ結ぶ線分の方向である。
【0008】図において、1は上部ケースである。この
上部ケース1は、例えば不透明な合成樹脂製(ABS樹
脂製)からなり、図1及び図3及び図4に示すように、
上面10が閉塞しかつ下面11が開口した中空状の立体
形状をなす。この上部ケース1の上面閉塞部10の上面
中央にはほぼ角筒形状の切替ノブガイド部13を上方に
一体に突設されている。この切替ノブガイド部13は、
上面が開口され、その開口縁に軸部(図示せず)がY方
向に一体に突設されている。この切替ノブガイド部13
は、X方向の2側面が八の字形状に傾斜していて、後述
する切替ノブ5の切替作動のガイドをなす。また、この
上部ケース1の上面閉塞部10の切替ノブガイド部13
のY方向の2側面には後述する2個のアクチュエータ4
1、42又は43、44及び1組のコンタクト8を収納
する2個の収納部12がそれぞれ一体に突設されてい
る。この2個の収納部12の上面の両端には後述するア
クチュエータ41、42、43、44(41〜44)を
ガイドする中空状の円筒形状をなすガイド部14が一体
に突設されている。この4本のガイド部14は対角線上
にそれぞれ位置する。さらに、この上部ケース1のY方
向の側壁には車体への取付用の凸部15が一体に突設さ
れている。また、この上部ケース1のX方向の側壁には
ホルダ係止用の係止溝16が設けられている。
【0009】図において、2は下部ケースとしてのホル
ダである。このホルダ2は、例えば不透明な合成樹脂製
(ABS樹脂製)からなり、図2及び図4に示すよう
に、上面20及び下面21が開口した中空状の立体形状
をなす。このホルダ2の内部には中仕切板22が一体に
設けられている。この中仕切板22にはこの例では7本
のターミナル23が固定されている。このターミナル2
3はホルダ2の下面開口部21側に配置されている。ま
た、このホルダ2の上部側のX方向の2側面に係止爪2
4が、前記上部ケース1の係止溝16に対応して、それ
ぞれ設けられている。このホルダ2の上部側を前記上部
ケース1の下面開口部11内に収納すると共に、ホルダ
2の係止爪24を前記上部ケース1の係止溝16に係止
させることにより、上部ケース1とホルダ2とが一体と
なってスイッチケースが形成される。
【0010】図において、3は回路基板(電気回路基
板)である。この回路基板3は、例えば絶縁性の部材か
らなり、図2及び図4に示すように、例えばプリントサ
ーキットボード(P.C.B)等からなる。この回路基
板3の中央には長方形の透孔30がX方向に設けられて
いる。また、この回路基板3の周辺部であって対角線上
の4角部に、本発明のスイッチ装置(4方向スイッチ)
の4組の固定接点31、32、33、34(31〜3
4)がそれぞれ設けられている。
【0011】この4組の固定接点31〜34は、図5に
示すように、後述する可動接点81、82、83、84
(81〜84)の移動方向(X方向)に配置されたほぼ
正方形をなす通常閉接点310、320、330、34
0(310〜340)及び通常開接点311、321、
331、341(311〜341)と、この通常閉接点
310〜340及び通常開接点311〜341に対して
後述する可動接点81〜84の移動方向(X方向)に平
行に配置された長方形をなす共通接点312、322、
332、342(312〜342)と、から構成されて
いる。この通常閉接点310〜340は、図6中の実線
に示すように、可動接点81〜84の一端側が通常接続
し後述するプッシュプレート4のプッシュ操作時には離
れ、通常開接点311〜341は、図6中の二点鎖線に
示すように、可動接点81〜84の一端側が通常離れて
おりプッシュプレート4のプッシュ操作時には接続し、
共通接点312〜342は可動接点81〜84の他端側
が常に接続するものである。
【0012】さらに、この回路基板3の透孔30のX方
向側の縁には2方向スイッチの2組の固定接点35、3
5がそれぞれ設けられている。この2方向スイッチの2
組の固定接点35、35は、図2に示すように、後述す
る可動接点81〜84の移動方向(X方向)に配置され
たほぼ正方形をなす右側固定接点350、350及び左
側固定接点351、351と、長方形をなす共通固定接
点352、352と、から構成されている。この右側固
定接点350、350は後述する切替ノブ5を右側に傾
倒操作すると後述する2方向スイッチのコンタクト36
の一方の可動接点360が接続し、左側固定接点35
1、351は後述する切替ノブ5を左側に傾倒操作する
と後述する2方向スイッチのコンタクト36の一方の可
動接点360が接続し、共通固定接点352、352は
後述する2方向スイッチのコンタクト36の他方の可動
接点361が常に接続するものである。
【0013】この回路基板3の一面(例えば上面)若し
くは両面には電気回路が、後述する4方向スイッチの可
動接点81〜84及び後述する2方向スイッチの可動接
点360、361との接続により所望の回路を構成する
ように、プリント配線されている。この回路基板3を前
記ケース1及び2内に配置する。すなわち、前記回路基
板3を、前記上部ケース1の収納部12の下端面と前記
ホルダ2の上面開口部20の上端面との間に挟み込んで
固定する。この回路基板3に前記7個のターミナル23
を電気的に接続する。
【0014】図において、8は本発明のスイッチ装置
(4方向スイッチ)のコンタクトである。このコンタク
ト8は、図1及び図4及び図5に示すように、1個の絶
縁部材800に2枚の導電板801、801の一端が相
互に絶縁状態で一体に固定されてなる。この2枚の導電
板801、801の他端には、円形に湾曲させてなる可
動接点81、82(83、83)がそれぞれ設けられて
いる。また、この2枚の導電板801、801の中央部
をへの字形に折り曲げて、前記固定接点31〜34への
接続荷重と後述するプッシュプレート4のプッシュ操作
荷重及び復帰力とを発生させる弾性部802、802が
それぞれ設けられている。この1個の絶縁部材800及
び2枚の導電板801、801からなる2組のコンタク
ト8を、上部ケース1の収納部12と回路基板3との間
にそれぞれ配置する。
【0015】次に、上述のコンタクト8の生産例のうち
の2例を図7と図8とを参照してそれぞれ説明する。ま
ず、第1の生産例は、1枚の導電板801、801の中
間部に小長方形の透孔803及び凹部804を設けて中
間カット部805を形成すると共に、この1枚の導電板
801、801の中間部の透孔803の左右両側に位置
決め用の小円形の透孔806をそれぞれ設ける(図7
(A)を参照)。次に、この1枚の導電板801、80
1を成形機(図示せず)にセットする。この際、成形機
の位置決めピン(図示せず)が1枚の導電板801、8
01の位置決め用の透孔806に挿入するので、1枚の
導電板801、801が成形機に正規の位置に正確に決
められてセットされる。上述の1枚の導電板801、8
01の中間部に絶縁部材800を一体に成形し、その後
1枚の導電板801、801の中間カット部805をプ
レスカットする(図7(B)を参照)。この結果、1個
の絶縁部材800に2枚の導電板801、801の一端
が相互に絶縁状態で一体に固定されることとなる(図7
(C)を参照)。
【0016】それから、第2の生産例は、2枚の導電板
801、801の一端部に位置決め用の小円形の透孔8
06をそれぞれ設ける(図8(A)を参照)。次に、こ
の2枚の導電板801、801を成形機(図示せず)に
セットする。この際、成形機の位置決めピン(図示せ
ず)が2枚の導電板801、801の位置決め用の透孔
806、806にそれぞれ挿入するので、2枚の導電板
801、801が成形機に正規の位置に正確に決められ
てセットされる。上述の2枚の導電板801、801の
一端部に絶縁部材800を一体に成形する(図8(B)
を参照)。この結果、1個の絶縁部材800に2枚の導
電板801、801の一端が相互に絶縁状態で一体に固
定されることとなる(図8(C)を参照)。なお、上述
の導電板801に絶縁部材800の樹脂食い込み用の小
透孔を設けて、絶縁部材800と導電板801との一体
性を強固にしても良い。
【0017】図において、4は本発明のスイッチ装置
(4方向スイッチ)のプッシュプレートである。このプ
ッシュプレート4は、図1及び図3に示すように、平面
から見て正方形の4角を面取りした形状をなし、中央に
小正方形の透孔400を設ける。このプッシュプレート
4のプッシュ操作するX方向及びY方向の4箇所に、ミ
ラー面(図示せず)を上下左右に傾動させるのに対応さ
せて例えば三角形のマーク401をそれぞれ設ける。な
お、このプッシュプレート4を例えば光透過性の合成樹
脂製(アクリル樹脂(PMMA))で成形し、かつ上述
のマーク401を光透過性にすれば、光源(図示せず)
若しくは導光体(図示せず)を介して、上述のマーク4
01を光らせることができる。このプッシュプレート4
を上部ケース1の上面開口部10に、X方向及びY方向
の4方向にプッシュ操作可能に取り付ける。
【0018】図において、41、42、43、44(4
1〜44)は本発明のスイッチ装置(4方向スイッチ)
のアクチュエータである。このアクチュエータ41〜4
4は、例えば合成樹脂製(POM)からなり、図1及び
図4に示すように、傾斜面402を有する本体部403
と、その本体部403の上面から一体に突設した軸部4
04とからなる。この4個のアクチュエータ41〜44
を前記2組のコンタクト8の4枚の導電板801と前記
プッシュプレート4との間にそれぞれ配置する。すなわ
ち、この4個のアクチュエータ41〜44の本体部40
3を前記上部ケース1の収納部12中にそれぞれ収納し
て、かつそのアクチュエータ41〜44の傾斜面402
を前記2組のコンタクト8の4枚の導電板801にそれ
ぞれ弾性当接させておく。一方、前記4個のアクチュエ
ータ41〜44の軸部404を前記上部ケース1の4個
のガイド部14中に上下方向に進退可能にガイド収納
し、かつその軸部404の頂端を前記プッシュプレート
4の対角線方向の底面側に当接させておく。なお、上述
のアクチュエータ41〜44は、コンタクト8の導電板
801の弾性部802の弾性作用により、軸部404が
プッシュプレート4側に常時付勢されている。
【0019】上述のケース1に4方向にプッシュ操作可
能に取り付けられたプッシュプレート4と、そのプッシ
ュプレート4のプッシュ操作により作動してコンタクト
8、8の可動接点81〜84を移動させる4個のアクチ
ュエータ41〜44と、から本発明のスイッチ装置(4
方向スイッチ)操作体が構成される。
【0020】図において、5は2方向スイッチの切替ノ
ブである。この切替ノブ5は、図1及び図3及び図4に
示すように、上部にノブ部50をY方向に延設し、その
ノブ部50の下部の左右両側から屋根部51をX方向に
それぞれ一体に設けると共に、下面の中央から四角柱の
中空状の軸部52を一体に設けてなる。なお、屋根部5
1の上面の左側に「L」の文字のマーク(図示せず)を
右側に「R」の文字のマーク(図示せず)をそれぞれ付
しても良い。また、この切替ノブ5を例えば光透過性の
合成樹脂製(アクリル樹脂(PMMA))で成形し、か
つ上述のマークを光透過性にすれば、光源(図示せず)
若しくは導光体(図示せず)を介して、上述のマークを
光らせることができる。この切替ノブ5を前記ケース1
の切替ノブガイド13にX方向の2方向に切替操作可能
に取り付けると共に、前記プッシュプレート4の開口部
400に配置させる。この切替ノブ5の中空状の軸部5
2に圧縮スプリング53及び圧接ボール54を収納し、
かつこの軸部52を後述するスライダ57の透孔58中
を挿通して、その切替ノブ5の圧接ボール54を前記ホ
ルダ2に固定された節度感付与板55のV字溝56に圧
接させる。
【0021】図において、57は2方向スイッチのスラ
イダである。このスライダ57は、例えば合成樹脂製
(POM)からなり、図2に示すように、中央部に前記
切替ノブ5の軸部52が挿通するための透孔58を設け
る。このスライダ57の下面に収納用の凹部(図示せ
ず)を設ける。このスライダ57を前記上部ケース1中
であって、前記回路基板3の上面にX方向にスライド可
能に配置する。次に、このスライダ57の下面凹部に後
述する2個の2方向スイッチのコンタクト36を取り付
けると共に、このスライダ57の透孔58に前記切替ノ
ブ5の軸部52を挿入させる。
【0022】図において、36は2方向スイッチのコン
タクトである。このコンタクト36は、導電性かつ弾性
を有する部材からなり、図2に示すように、細長い板形
状をなし、その両端部に半円形状の可動接点360、3
61をそれぞれ下方に突出させて設けると共に、その中
央部にほぼコの字形状の係合部を下方に突出させて設け
る。この2個のコンタクト36を前記上部ケース1中に
前記スライダ57を介して平行な状態でX方向にスライ
ド可能に収納すると共に、この2個のコンタクト36を
前記回路基板3の一面(上面)に、コンタクト36の可
動接点360、361を回路基板3に向けてそれぞれ配
置する。
【0023】この実施の形態における本発明のスイッチ
装置は、以上の如き構成からなり、以下その操作作動に
ついて説明する。まず、図3及び図4に示す状態がノー
マル状態(中立状態)である。この状態において、切替
ノブ5のノブ部50を右側(図4中の矢印イ方向)に傾
倒させる。すると、切替ノブ5の軸部52が左側(図4
中の矢印イと逆方向)に回動し、それに伴って圧接ボー
ル54が圧縮スプリング53のばね力に抗して軸部52
中に入り込みながら、節度感付与板55のV字溝56か
ら乗り越える。その圧接ボール54がV字溝56から乗
り越えると、前記圧縮スプリング53のばね復帰力によ
り圧接ボール54が節度感付与板55の左側の端面に圧
接する。この圧接ボール54がV字溝56から乗り越え
る際に上述の切替ノブ5の切替感を付与するものであ
る。上述の切替ノブ5の切替に伴って、スライダ57が
左側にスライドする。そのスライダ57のスライドに伴
って、回路基板3の一面(上面)において、2方向スイ
ッチの2個のコンタクト36が左側にスライドし、この
コンタクト36の一の可動接点360が右側固定接点3
50にそれぞれ接続し、その結果右側のミラー面を上下
左右に傾動させる準備が整う。
【0024】また、切替ノブ5を左側に傾倒させると、
節度感付与板55の左側の端面に位置していた圧接ボー
ル54がV字溝56に位置し、切替ノブ5は中立位置に
位置すると共に、コンタクト36の一の可動接点360
が右側固定接点350と左側固定接点351との間に位
置する。さらに、中立位置の切替ノブ5を左側に傾倒さ
せると、スライダ57を介して2方向スイッチの2個の
コンタクト36が回路基板3の一面(上面)において右
側にスライドし、このコンタクト36の一の可動接点3
60が左側固定接点351にそれぞれ接続し、その結果
左側のミラー面を上下左右に傾動させる準備が整う。さ
らにまた、切替ノブ5を右側に傾倒させると、切替ノブ
5は中立位置に位置すると共に、コンタクト36の一の
可動接点360が右側固定接点350と左側固定接点3
51との間に位置する。
【0025】次に、上述の切替ノブ5を右側又は左側に
切り替えた状態において、例えばプッシュプレート4の
左側の部分を図4中の矢印ロ方向に押し下げる。する
と、4個のアクチュエータ41〜44のうち、左側の2
個のアクチュエータ41、44が下がり、それに伴って
4方向スイッチの2組のコンタクト8のうち左側の2個
の可動接点81、84が撓んで、回路基板3の一面(上
面)において右側にスライドし、その結果左側のミラー
面又は右側のミラー面を左側に傾倒させる電気回路が形
成され、左側のミラー面又は右側のミラー面が左側に傾
倒する。また、プッシュプレート4の左側の部分を押し
下げるのを止めると、撓んでいた2組のコンタクト8の
可動接点81、84が弾性部802の弾性復帰力により
左側の2個のコンタクト31(31LU)及び31(3
1LD)の接点310が回路基板3の一面(上面)にお
い左側にスライドして元の状態に戻るので、左側のミラ
ー面又は右側のミラー面の左側への傾倒が停止する。か
つ、左側の2個のアクチュエータ41、44が図4中の
矢印ロと逆方向に移動するので、プッシュプレート4が
元の状態に戻る。
【0026】ここで、プッシュプレート4の右側の部
分、又は上側の部分、又は下側の部分を、それぞれ押し
下げると、右側の2個の可動接点82、83、又は上側
の2個の可動接点81、82、又は下側の2個の可動接
点83、84がそれぞれ所定の方向にスライドして、左
側のミラー面又は右側のミラー面を、右側、又は上側、
又は下側に、それぞれ傾倒させることができる。また、
プッシュプレート4の押し下げるのを止めると、そのプ
ッシュプレート4は元の状態に戻る。
【0027】このように、この実施の形態における本発
明のスイッチ装置は、1組のコンタクト8に2個の可動
接点81、82(83、84)が備っているので、1組
のコンタクト(ブリッジ部材)に1個の可動接点(2個
の接点のうち1個が固定的であり、他の1個が可動的で
ある)が備っている従来のスイッチ装置と比較して、部
品点数が少なく、かつ組み付け工程数が少なくて済む。
また、本発明のスイッチ装置においては、通常閉接点3
10〜340と通常開接点311〜341とが可動接点
81〜84の移動方向に配置され、かつ共通接点312
〜342が通常閉接点310〜340及び通常開接点3
11〜341に対して可動接点81〜84の移動方向に
平行に配置され、可動接点81〜84の一端側が常に共
通接点312〜342に接続し、かつ可動接点81〜8
4の他端側が通常閉接点310〜340と通常開接点3
11〜341との間を移動切り替えして接続するので、
通常閉接点と通常開接点と共通接点とが可動接点の移動
方向に配置されている従来のスイッチ装置と比較して、
通常閉接点310〜340及び通常開接点311〜34
1及び共通接点312〜342から構成されている固定
接点31〜34の回路基板3における占有面積が小さく
することができる。その分回路基板3の配線設計の自由
度が高くなり、かつ回路基板3の小面積化及び小型化を
図ることができる。
【0028】図9及び図10は本発明のスイッチ装置
(4方向スイッチ)のコンタクトの変形例を示す。図
中、図1乃至図8と同符号は同一のものを示す。この例
のコンタクト8Aは、上述の例の上部ケース1と別体の
絶縁部材800の代わりに、上部ケース1の収納部12
の天板の下面に一体に突設された絶縁部材800Aを使
用するものである。その他の構成は、上述の例のコンタ
クト8と同様である。この例のコンタクト8Aは、上部
ケース1及びホルダ2及び回路基板3等をセットするこ
とにより、2組のコンタクト8Aが上部ケース1の収納
部12と回路基板3との間にそれぞれ配置される。
【0029】次に、上述のコンタクト8Aの生産例を図
10を参照してそれぞれ説明する。まず、上部ケース1
の絶縁部材800Aの下面に2本の加締付け用のピン8
07Aを一体に突設する(図10(A)を参照)。次
に、この加締付けピン807Aに1枚の導電板801、
801の位置決め用透孔806を嵌合する(図10
(B)及び(C)を参照)。それから、この加締付けピ
ン807Aを加締付けると共に、1枚の導電板801、
801の中間カット部805をプレスカットする。この
結果、上部ケース1と一体の絶縁部材800Aに2枚の
導電板801、801の一端が相互に絶縁状態で一体に
固定されることとなる(図10(D)及び(E)を参
照)。なお、上述の例のコンタクト8の図8に示した第
2の生産例と同様に、2枚の導電板801、801の一
端を上部ケース1と一体の絶縁部材800Aに加締付け
ても良い。この上部ケース1と一体のコンタクト8A
は、上部ケース1と別体のコンタクト8と同様の作用効
果を達成することができ、しかも、上部ケース1と2組
のコンタクト8Aとが一体となるので、さらに部品点数
や組み付け工程数を低減化することができる。
【0030】図11乃至図19は上述の本発明のスイッ
チ装置を例えば左右のリモコン式ドアミラーのミラー面
を上下左右に傾倒させる操作スイッチとして使用した例
の電気回路図である。図において、A1は右側のリモコ
ン式ドアミラーのミラー面を上下左右に傾動させる駆動
部である。この右側の駆動部A1は、ミラー面を上下さ
せる第1モータM11と、ミラー面を左右させる第2モ
ータM12とからなる。図において、A2は左側のリモ
コン式ドアミラーのミラー面を上下左右に傾動させる駆
動部である。この左側の駆動部A2は、ミラー面を上下
させる第1モータM21と、ミラー面を左右させる第2
モータM22とからなる。図において、SW1はプッシ
ュプレート4のプッシュ操作で作動する本発明のスイッ
チ装置(4方向スイッチ)である。SW2は切替ノブ5
の切替操作で作動する所謂2方向スイッチ装置である。
SWは本発明のスイッチ装置SW1と2方向スイッチ装
置SW2とを組込んだスイッチ装置である。図におい
て、+Bは自動車のバッテリーなどの電源、−Eはアー
スである。
【0031】次に、上述の本発明のスイッチ装置SW1
のプッシュプレート4の1方向プッシュ操作及び2方向
スイッチ装置SW2の切替ノブ5の1方向切替操作によ
る回路構成と左右のリモコン式ドアミラーのミラー面の
上下左右動について説明する。まず、図11に示す状態
だ中立状態である。この状態で、切替ノブ5を右方向に
切替操作して、図12乃至図15に示すように、2方向
スイッチ装置SW2を作動させて右側の駆動部A1の駆
動準備を整える。
【0032】それから、プッシュプレート4を上方向に
操作すると、図12に示すように、上2個の可動接点8
1、82が切り替わって、電流が矢印U方向に右側の駆
動部A1の第1モータM11に流れ、右側の駆動部A1
の第1モータM11が回転(正転)して右側のミラー面
が上向きに傾動する。
【0033】また、プッシュプレート4を下方向に操作
すると、図13に示すように、下2個の可動接点83、
84が切り替わって、電流が矢印D方向に右側の駆動部
A1の第1モータM11に流れ、右側の駆動部A1の第
1モータM11が回転(逆転)して右側のミラー面が下
向きに傾動する。
【0034】さらに、プッシュプレート4を右方向に操
作すると、図14に示すように、右2個の可動接点8
2、83が切り替わって、電流が矢印R方向に右側の駆
動部A1の第2モータM12に流れ、右側の駆動部A1
の第2モータM12が回転(正転)して右側のミラー面
が右向きに傾動する。
【0035】さらにまた、プッシュプレート4を左方向
に操作すると、図15に示すように、左2個の可動接点
81、84が切り替わって、電流が矢印L方向に右側の
駆動部A1の第2モータM12に流れ、右側の駆動部A
1の第2モータM12が回転(逆転)して右側のミラー
面が左向きに傾動する。
【0036】次に、切替ノブ5を左方向にスライド操作
して、図16乃至図19に示すように、2方向スイッチ
装置SW2を作動させて左側の駆動部A2の駆動準備を
整える。
【0037】それから、プッシュプレート4を上方向に
操作すると、図16に示すように、上2個の可動接点8
1M82が切り替わって、電流が矢印U方向に左側の駆
動部A2の第1モータM21に流れ、左側の駆動部A2
の第1モータM21が回転(正転)して左側のミラー面
が上向きに傾動する。
【0038】また、プッシュプレート4を下方向に操作
すると、図17に示すように、下2個の可動接点83、
84が切り替わって、電流が矢印D方向に左側の駆動部
A2の第1モータM21に流れ、左側の駆動部A2の第
1モータM21が回転(逆転)して左側のミラー面が下
向きに傾動する。
【0039】さらに、プッシュプレート4を右方向に操
作すると、図18に示すように、右2個の可動接点8
2、83が切り替わって、電流が矢印R方向に左側の駆
動部A2の第2モータM22に流れ、左側の駆動部A2
の第2モータM22が回転(正転)して左側のミラー面
が右向きに傾動する。
【0040】さらにまた、プッシュプレート4を左方向
に操作すると、図19に示すように、左2個の可動接点
81、84が切り替わって、電流が矢印L方向に左側の
駆動部A2の第2モータM22に流れ、左側の駆動部A
2の第2モータM22が回転(逆転)して左側のミラー
面が左向きに傾動する。
【0041】図20及び図21は本発明のスイッチ装置
の第2の実施の形態を示す。この実施の形態は、2方向
スイッチ装置に使用した例について説明する。なお、図
中、図1乃至図19と同符号は同一のものを示す。この
例の2方向スイッチ装置は、上部ケース1Bにプッシュ
プレート4Bが2方向にプッシュ操作可能に取り付けら
れている。また、回路基板3Bには2組の固定接点31
B、32Bが設けられている。さらに、上部ケース1B
及びホルダ2B内であって、回路基板3B上には1組の
コンタクト8Bが配置されている。この1組のコンタク
ト8Bの2個の可動接点81B、82Bが前記2組の固
定接点31B、32Bに対応する。このコンタクト8B
とプッシュプレート4Bとの間にはアクチュエータ41
B、42Bがそれぞれ設けられている。すなわち、この
例の2方向スイッチ装置は、図5中の2組のコンタクト
8、8と4組の固定接点31〜34のうち、1組のコン
タクト8と2組の固定接点31、32とを使用したもの
である。
【0042】なお、上述の実施の形態においては、1個
の絶縁部材800(800A)に対して前記2枚の導電
板801、801が直線上に配置されているが、1個の
絶縁部材800(800A)に対して前記2枚の導電板
801、801が交差して配置されていても良い。
【0043】また、上述の実施の形態においては、プッ
シュプレート4、4Bとコンタクト8、8A、8Bとの
間にアクチュエータ41〜44、41B、42Bを介装
したが、このアクチュエータ41〜44、41B、42
Bを省略して、プッシュプレート4、4Bのプッシュ操
作でアクチュエータを介さずにコンタクト8、8A、8
Bを直接作動させても良い。
【0044】なお、上述の実施の形態においては、例え
ば左右のリモコン式ドアミラーのミラー面の操作スイッ
チとして使用した例であるが、本発明のスイッチ装置
は、その他のスイッチ装置、例えばチルトステアリング
(チルトハンドル)の操作スイッチとして使用すること
もできる。
【0045】また、上述の実施の形態においては、所謂
4方向スイッチ装置と、所謂2方向スイッチ装置とを一
体に組込んでものであるが、4方向スイッチ装置のみ
に、また2方向スイッチ装置のみに使用することもでき
る。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスイッチ
装置においては、1組のコンタクトに2個の可動接点が
備っているので、1組のコンタクト(ブリッジ部材)に
1個の可動接点(2個の接点のうち1個が固定的であ
り、他の1個が可動的である)が備っている従来のスイ
ッチ装置と比較して、部品点数が少なく、かつ組み付け
工程数が少なくて済む。また、本発明のスイッチ装置に
おいては、通常閉接点と通常開接点とが可動接点の移動
方向に配置され、かつ共通接点が通常閉接点及び通常開
接点に対して可動接点の移動方向に平行に配置され、可
動接点の一端側が常に共通接点に接続し、かつ可動接点
の他端側が通常閉接点と通常開接点との間を移動切り替
えして接続するので、通常閉接点と通常開接点と共通接
点とが可動接点の移動方向に配置されている従来のスイ
ッチ装置と比較して、通常閉接点及び通常開接点及び共
通接点から構成されている固定接点の回路基板における
占有面積が小さくすることができる。その分回路基板の
配線設計の自由度が高くなり、かつ回路基板の小面積化
及び小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチ装置の第1の実施の形態を示
し、上部ケース、プッシュプレート、アクチュエータ、
切替ノブ、コンタクトの分解斜視図である。
【図2】同じく本発明のスイッチ装置のホルダ、回路基
板等の分解斜視図である。
【図3】同じく本発明のスイッチ装置の平面図である。
【図4】図3におけるIV−IV線断面図である。
【図5】2組のコンタクト4組の固定接点の斜視図であ
る。
【図6】コンタクトの可動接点の固定接点に対する作動
状態を示した説明図である。
【図7】(A)、(B)、(C)はコンタクトの第1の
生産例を示した説明図であって、(A)は1枚の導電板
の平面図、(B)は1枚の導電板に絶縁部材の一体成形
後にプレスカットした状態の平面図、(C)はプレスカ
ットされた2枚の導電板が絶縁部材に絶縁状態で固定さ
れている状態を示した説明図である。
【図8】(A)、(B)、(C)はコンタクトの第2の
生産例を示した説明図であって、(A)は2枚の導電板
の平面図、(B)は2枚の導電板に絶縁部材を一体成形
した状態の平面図、(C)は2枚の導電板が絶縁部材に
絶縁状態で固定されている状態を示した説明図である。
【図9】コンタクトの変形例を示した縦断面図である。
【図10】(A)、(B)、(C)、(D)、(E)は
変形例のコンタクトの生産例を示した説明図であって、
(A)はケースと一体の絶縁部材に1枚の導電板をセッ
トする前の一部断面図、(B)はその絶縁部材の加締付
けピンに1枚の導電板をセットした状態の一部断面図、
(C)は(B)におけるC矢視図、(D)は加締付けピ
ンを加締付けると同時に1枚の導電板をプレスカットし
た状態の一部断面図、(E)は(D)におけるE矢視図
である。
【図11】本発明のスイッチ装置を例えば左右のリモコ
ン式ドアミラーのミラー面の操作スイッチとして使用し
た例の電気回路図であって、中立位置の電気回路図であ
る。
【図12】同じく右側のミラー面において上側に操作し
た状態の電気回路図である。
【図13】同じく右側のミラー面において下側に操作し
た状態の電気回路図である。
【図14】同じく右側のミラー面において右側に操作し
た状態の電気回路図である。
【図15】同じく右側のミラー面において左側に操作し
た状態の電気回路図である。
【図16】同じく左側のミラー面において上側に操作し
た状態の電気回路図である。
【図17】同じく左側のミラー面において下側に操作し
た状態の電気回路図である。
【図18】同じく左側のミラー面において右側に操作し
た状態の電気回路図である。
【図19】同じく左側のミラー面において左側に操作し
た状態の電気回路図である。
【図20】本発明のスイッチ装置の第2の実施の形態を
示した平面図である。
【図21】図20におけるXXI−XXI線断面図であ
る。
【符号の説明】
1、1B…上部ケース、2、2B…ホルダ、3、3B…
回路基板、31〜34…固定接点、310〜340…通
常閉接点、311〜341…通常開接点、312〜34
2…共通接点、4、4B…プッシュプレート、41〜4
4、41B、42B…アクチュエータ、5…切替ノブ、
8、8A、8B…コンタクト、81〜84、81B、8
2B…可動接点、800、800A…絶縁部材、801
…導電板、802…弾性部、805…中間カット部、8
06…位置決め用透孔、807A…加締付けピン、SW
…本発明のスイッチ装置と2方向スイッチ装置とを組み
付けたスイッチ装置、SW1…本発明のスイッチ装置
(4方向スイッチ装置)、SW2…2方向スイッチ装
置、A1…右側のリモコン式ドアミラーのミラー面の駆
動部、A2…左側のリモコン式ドアミラーのミラー面の
駆動部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、 前記ケース内に配置され、固定接点を有する回路基板
    と、 前記ケース内に配置され、可動接点を有するコンタクト
    と、 前記ケースに装備された操作体と、 を備え、 前記操作体を操作することにより、前記コンタクトの可
    動接点が移動して前記回路基板の固定接点に接続して所
    定の回路が構成されるスイッチ装置において、 前記固定接点は、前記可動接点の移動方向に配置され、
    前記可動接点が通常接続し前記操作体の操作時には離れ
    る通常閉接点と、前記可動接点が通常離れており前記操
    作体の操作時には接続する通常開接点と、前記通常閉接
    点及び前記通常開接点に対して前記可動接点の移動方向
    に平行に配置され、前記可動接点が常に接続する共通接
    点と、から構成されており、前記通常閉接点及び前記通
    常開接点及び前記共通接点が少なくとも2組設けられて
    おり、 前記コンタクトは、1個の絶縁部材に2枚の導電板の一
    端が相互に絶縁状態で一体に固定されており、前記2枚
    の導電板の他端に前記可動接点がそれぞれ設けられてい
    ると共に、前記2枚の導電板に前記固定接点への接続荷
    重と前記操作体の操作荷重及び復帰力とを発生させる弾
    性部がそれぞれ設けられており、前記1個の絶縁部材及
    び前記2枚の導電板が少なくとも1組配置されているこ
    とを特徴とするスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記コンタクトは、1枚の導電板の中間
    カット部に絶縁部材を一体に成形し、その後前記導電板
    の中間カット部をプレスカットして、1個の絶縁部材に
    2枚の導電板の一端が相互に絶縁状態で一体に固定され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記コンタクトは、2枚の導電板の一端
    に絶縁部材をそれぞれ一体に成形して、1個の絶縁部材
    に2枚の導電板の一端が相互に絶縁状態で一体に固定さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記導電板には、前記絶縁部材との一体
    成形時における位置決めとなる透孔が、設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2又は3に記載のスイッ
    チ装置。
  5. 【請求項5】 前記コンタクトは、1枚の導電板の中間
    カット部を前記ケースと一体の絶縁部材に一体に加締付
    けると同時に、前記導電板の中間カット部をカットし
    て、1個の絶縁部材に2枚の導電板の一端が相互に絶縁
    状態で一体に固定されていることを特徴とする請求項1
    に記載のスイッチ装置。
  6. 【請求項6】 前記コンタクトは、2枚の導電板の一端
    を前記ケースと一体の絶縁部材にそれぞれ一体に加締付
    けて、1個の絶縁部材に2枚の導電板の一端が相互に絶
    縁状態で一体に固定されていることを特徴とする請求項
    1に記載のスイッチ装置。
  7. 【請求項7】 ケースと、 前記ケース内に配置され、4組の固定接点を有する回路
    基板と、 前記ケース内に配置され、4個の可動接点を有するコン
    タクトと、 前記ケースに4方向にプッシュ操作可能に取り付けら
    れ、かつ中央に開口部を有するプッシュプレートと、 前記プッシュプレートのプッシュ操作により作動して前
    記コンタクトの可動接点を移動させる4個のアクチュエ
    ータと、 前記ケースに2方向に切替操作可能に取り付けると共
    に、前記プッシュプレートの開口部に配置した切替ノブ
    と、 前記切替ノブと前記電気回路基板との間に配置し、前記
    切替ノブを2方向のうちのいずれかの方向に切替操作す
    ることにより、所望の回路を構成する2方向スイッチ
    と、 を備え、 前記プッシュプレートを1方向にプッシュ操作すること
    により前記2個のアクチュエータが作動し、前記2個の
    可動接点がそれぞれ移動して前記回路基板の2組の固定
    接点に接続して所定の回路が構成されるスイッチ装置に
    おいて、 前記固定接点は、前記可動接点の移動方向に配置され、
    前記可動接点が通常接続し前記操作体の操作時には離れ
    る通常閉接点と、前記可動接点が通常離れており前記操
    作体の操作時には接続する通常開接点と、前記通常閉接
    点及び前記通常開接点に対して前記可動接点の移動方向
    に平行に配置され、前記可動接点が常に接続する共通接
    点と、から構成されており、前記通常閉接点及び前記通
    常開接点及び前記共通接点が4組設けられており、 前記コンタクトは、1個の絶縁部材に2枚の導電板の一
    端が相互に絶縁状態で一体に固定されており、前記2枚
    の導電板の他端に前記可動接点がそれぞれ設けられてい
    ると共に、前記2枚の導電板に前記固定接点への接続荷
    重と前記操作体の操作荷重及び復帰力とを発生させる弾
    性部がそれぞれ設けられており、前記1個の絶縁部材及
    び前記2枚の導電板が2組設けられていることを特徴と
    するスイッチ装置。
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