JP2000187774A - 飲料供給装置 - Google Patents

飲料供給装置

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JP2000187774A
JP2000187774A JP10364484A JP36448498A JP2000187774A JP 2000187774 A JP2000187774 A JP 2000187774A JP 10364484 A JP10364484 A JP 10364484A JP 36448498 A JP36448498 A JP 36448498A JP 2000187774 A JP2000187774 A JP 2000187774A
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JP
Japan
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beverage
hot water
steam
mixing container
mixing
Prior art date
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Pending
Application number
JP10364484A
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English (en)
Inventor
Takeshi Sato
健 佐藤
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Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 混合容器に付着した溶け残りの原料を確実に
除去することのできる飲料供給装置を提供する。 【解決手段】 混合容器3内の湯を水蒸気圧によって攪
拌するようにしたので、従来のように攪拌羽根を用いた
ものよりも高い攪拌力を得ることができ、飲料の混合に
おいて有利であるのは勿論のこと、密閉容器4aに付着
している溶け残りの原料も確実に除去することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばカップ式の
飲料自動販売機に用いられる飲料供給装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の飲料供給装置としては、
例えば特開平2−85990号公報に記載されているよ
うに、コーヒー等の粉末原料と湯を混合容器内で攪拌
し、混合飲料を生成するようにしたものが知られてい
る。このような飲料供給装置では、まず粉末原料と湯を
混合容器内に注入し、モータで回転する攪拌羽根により
湯を攪拌して粉末原料と混合する。その際、混合容器内
では攪拌羽根の回転により水流が生じているため、混合
飲料は混合容器から流出することはない。この後、攪拌
羽根の回転を停止し、飲料を混合容器から流出させてカ
ップに搬出した後、再び湯を混合容器に注入し、攪拌羽
根で湯を攪拌して混合容器内に付着した溶け残りの原料
をカップに排出するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記飲
料供給装置では、攪拌羽根の回転で少量の湯を攪拌し、
溶け残りの原料を排出するようにしているため、混合容
器に付着した原料を十分に除去することができず、混合
容器内に残渣が発生するなど、衛生面で不具合があると
いう問題点があった。
【0004】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、混合容器に付着した
溶け残りの原料を確実に除去することのできる飲料供給
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、請求項1では、粉末原料と湯を混合容器内
で攪拌し、混合飲料を生成する飲料供給装置において、
前記混合容器内に水蒸気を吐出し、水蒸気圧によって混
合容器内の湯を攪拌する攪拌手段を備えている。これに
より、水蒸気圧によって混合容器内の湯が攪拌されるこ
とから、従来のように攪拌羽根を用いたものよりも高い
攪拌力が得られる。
【0006】また、請求項2では、請求項1記載の飲料
供給装置において、前記攪拌手段の水蒸気圧を制御する
制御手段を備えている。これにより、請求項1の作用に
加え、混合容器に吐出される水蒸気圧を飲料に泡を発生
させる高い圧力にすることにより、例えば泡立ちコーヒ
ーを生成することが可能であり、水蒸気圧を飲料に泡が
生じない低い圧力にすることにより、例えば泡立ちのな
いコーヒー飲料を生成することが可能である。
【0007】
【発明の実施の形態】図1乃至図4は本発明の一実施形
態を示すもので、図1は飲料供給装置の概略構成図、図
2は混合容器の平面断面図、図3は制御系を示すブロッ
ク図、図4は制御部の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【0008】この飲料供給装置は、高温の湯を生成する
温水タンク1と、粉末原料を搬出する原料搬出機2と、
粉末原料と湯を混合する混合容器3と、混合容器3内に
水蒸気を吐出することによって湯を攪拌する水蒸気発生
器4と、飲料の混合動作を制御する制御部5とから構成
されている。
【0009】温水タンク1は図示しない水源から飲料水
を供給され、内部の水をヒータ1aによって加熱するよ
うになっている。また、温水タンク1には混合容器3に
湯を供給する給湯管1bが接続され、給湯管1bは第1
の電磁弁1cによって開閉するようになっている。
【0010】原料搬出機2は、コーヒー等の粉末原料を
収容する原料収容部2aと、原料収容部2aから原料を
搬出する搬出機構2bとを備え、搬出機構2bで搬出し
た粉末原料をシュート2cによって混合容器3に供給す
るようになっている。
【0011】混合容器3は底面に飲料搬出口3aを有
し、飲料搬出口3aには飲料供給側のカップAに臨む飲
料搬出管3bが接続されている。混合容器3の底面側に
は水蒸気吐出口3cが設けられ、水蒸気吐出口3cは混
合容器3の内周面に沿って水蒸気を吐出するように形成
されている。また、混合容器3の一側部には、混合容器
3内の湯気を排出する排気口3dが設けられている。
【0012】水蒸気発生器4は、内部に飲料水を貯溜可
能な密閉容器4aと、密閉容器4aに飲料水を供給する
ポンプ4bと、密閉容器4a内の水分を加熱するヒータ
4cと、密閉容器4a内の圧力を検出する圧力センサ4
dとからなる。また、水蒸気発生器4には水蒸気を吐出
する水蒸気管4eが接続され、水蒸気管4eは第2の電
磁弁4fによって開閉するようになっている。
【0013】制御部5はマイクロコンピュータによって
構成され、原料搬出機2、ポンプ4b、圧力センサ4
d、第1の電磁弁1c及び第2の電磁弁4fに接続され
ている。
【0014】以上のように構成された飲料供給装置にお
いては、原料搬出機2の搬出機構2bを作動し、温水タ
ンク1の第1の電磁弁1cを開くことにより、混合容器
3に粉末原料及び湯が供給される。また、水蒸気発生器
4の密閉容器4a内に水分が供給されると、ヒータ4c
によって密閉容器4aで水蒸気が発生し、第2の電磁弁
4fを開くと水蒸気管4eを介して混合容器3の水蒸気
吐出口3cに所定圧力の水蒸気が供給される。これによ
り、混合容器3内では水蒸気吐出口3cから吐出する水
蒸気の圧力により、混合容器3の内周面に沿って水流が
生じ、この水流の攪拌作用により粉末原料と湯が混合さ
れる。この後、第2の電磁弁4fを閉じて混合容器3内
への水蒸気の吐出を停止することにより、混合飲料が飲
料搬出管3bを介してカップAに注入される。
【0015】ここで、図4のタイミングチャートを参照
し、制御部5の動作について説明する。まず、水蒸気発
生器4のポンプ4bを作動し、ヒータ4cによって加熱
された密閉容器4a内に水分を供給して加熱する。次
に、圧力センサ4dによって検出される密閉容器4a内
の水蒸気圧が所定圧力P1 に達したならば、原料搬出機
2を作動するとともに、第1の電磁弁1cを開き、混合
容器3に粉末原料及び湯を供給し、同時に第2の電磁弁
4fを開いて密閉容器4a内に水蒸気を吐出する。これ
により、密閉容器4a内の湯が水蒸気圧によって攪拌さ
れ、粉末原料と湯が混合される。次に、水蒸気の吐出を
停止して混合飲料を搬出した後、再び第1の電磁弁1c
を開いて混合容器3に少量の湯を供給するとともに、第
2の電磁弁4fを開いて密閉容器4a内に水蒸気を吐出
し、水蒸気圧によって湯を攪拌する。これにより、密閉
容器4aに付着している溶け残りの原料が水流によって
洗い落とされ、水蒸気の吐出を停止することにより飲料
搬出後のカップAに排出される。
【0016】このように、本実施形態の飲料供給装置に
よれば、混合容器3内の湯を水蒸気圧によって攪拌する
ようにしたので、従来のように攪拌羽根を用いたものよ
りも高い攪拌力を得ることができ、飲料の混合において
有利であるのは勿論のこと、密閉容器4aに付着してい
る溶け残りの原料も確実に除去することができる。この
場合、水蒸気の熱により飲料の温度低下を防止すること
ができるので、常に適温に温められたホット飲料を提供
することができる。
【0017】また、前記実施形態の飲料供給装置では、
水蒸気圧P1 を飲料に泡を発生させる高い圧力に設定す
ることにより、例えばエスプレッソコーヒー等の泡立ち
コーヒーを生成することも可能である。また、図5のタ
イミングチャートに示すように水蒸気発生器4の水蒸気
圧がコーヒー飲料に泡が生じない程度の低い圧力P2
(<P1 )に達した時点で水蒸気による攪拌を行うこと
により、泡立ちのない通常のレギュラーコーヒーを生成
することもできる。従って、エスプレッソコーヒーとレ
ギュラーコーヒーの両方を販売する飲料自動販売機等に
おいては極めて有利である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の飲料供
給装置によれば、従来のように攪拌羽根を用いたものよ
りも高い攪拌力を得ることができるので、飲料の混合に
おいて有利であるのは勿論のこと、密閉容器に付着して
いる溶け残りの原料も確実に除去することができる。こ
の場合、水蒸気の熱により飲料の温度低下を防止するこ
とができるので、常に適温に温められたホット飲料を提
供することができる。
【0019】また、請求項2の飲料供給装置によれば、
請求項1の効果に加え、飲料に泡を発生させることによ
り、例えばエスプレッソコーヒー等の泡立ち飲料を生成
することができ、飲料に泡が生じないようにすることに
より、例えば泡立ちのない通常のレギュラーコーヒー等
を生成することができるので、このようなエスプレッソ
コーヒーとレギュラーコーヒーの両方を販売する飲料自
動販売機等においては極めて有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す飲料供給装置の概略
構成図
【図2】混合容器の平面断面図
【図3】制御系を示すブロック図
【図4】制御部の動作を示すタイミングチャート
【図5】制御部の動作を示すタイミングチャート
【符号の説明】
3…混合容器、4…水蒸気発生器、5…制御部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉末原料と湯を混合容器内で攪拌し、混
    合飲料を生成する飲料供給装置において、 前記混合容器内に水蒸気を吐出し、水蒸気圧によって混
    合容器内の湯を攪拌する攪拌手段を備えたことを特徴と
    する飲料供給装置。
  2. 【請求項2】 前記攪拌手段の水蒸気圧を制御する制御
    手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の飲料供給
    装置。
JP10364484A 1998-12-22 1998-12-22 飲料供給装置 Pending JP2000187774A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10364484A JP2000187774A (ja) 1998-12-22 1998-12-22 飲料供給装置

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JP10364484A JP2000187774A (ja) 1998-12-22 1998-12-22 飲料供給装置

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JP2000187774A true JP2000187774A (ja) 2000-07-04

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ID=18481926

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JP10364484A Pending JP2000187774A (ja) 1998-12-22 1998-12-22 飲料供給装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105747865A (zh) * 2016-03-23 2016-07-13 季聪林 一种自动饮料机及其控制方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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