JP2000186388A - 建物用床パネル - Google Patents

建物用床パネル

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JP2000186388A
JP2000186388A JP10364378A JP36437898A JP2000186388A JP 2000186388 A JP2000186388 A JP 2000186388A JP 10364378 A JP10364378 A JP 10364378A JP 36437898 A JP36437898 A JP 36437898A JP 2000186388 A JP2000186388 A JP 2000186388A
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JP10364378A
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Tamotsu Kawai
合 保 河
Takuya Maekado
門 卓 也 前
Hiroshi Hongo
郷 洋 本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断熱性能を高めた床パネルであって、土台、
大引きなどとの間に熱の授受を生じさせないとともに、
床鳴りの発生を防止し、製造が簡単で、しかもコスト的
に安価に製造することができる建物用床パネルを提供す
る。 【解決手段】 複数の根太部材12と、根太部材12
の上面に差し渡される板状部材13と、板状断熱材14
とを備えた建物用床パネルであって、前記根太部材13
と前記板状断熱材14とは、当該板状断熱材14を金型
内で発泡させる際に、一体化するか、あるいは、断熱材
自体が複数個に分割されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物用床パネルに
関し、詳しくは、ユニット化されたパネルを土台、大引
きなどの上に並べて敷設することにより、より高い断熱
性能を備えた床面を構築することができる建物用床パネ
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の木造建築物では、その壁構造、屋
根構造、床構造において、施工の簡略化、工期の短縮等
のため、各構造を構成する部材をパネル化したパネル化
工法が盛んになってきている。
【0003】これらの構造のうち、床構造にあっては、
図7に示したように、複数本の根太部材1と、これらの
根太部材1の上に設けた合板などからなる板状部材2
と、これら根太部材1と板状部材2とで囲まれる空間内
に嵌挿される矩形平板状の断熱材3とからなる床パネル
4を用いている。現場においては、図8に示すように、
基礎6上に設けられた土台7、大引き8などの上にこの
床パネル4を載置し、床パネル4の根太部材1を、釘等
により土台7および大引き8などに固定し、平面的に敷
き並べれば、床下地が完成する。これにより、施工の簡
略化、工期の短縮等を図ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近の木造
建築物では、暖房や冷房のエネルギーを節約するため、
建物全体を断熱材で覆うように施工されている。さら
に、今日では、高断熱化された住宅を施工する場合の基
準値が高くなっている。
【0005】ところが、従来の床パネル4で床下地を構
成する場合、根太部材1は、60mm(高さ)×40m
m(幅)の汎用の角材が使用されており、断熱材3の厚
さもこの高さに合わせて略60mmのものが使用されて
いた。
【0006】しかしながら、この厚さでは、今日要求さ
れている断熱性能を十分に発揮することは困難であっ
た。さらに、今日では、土台7、大引き8などに鋼材が
使用される場合もあり、これらに鋼材が使用されると、
図8に示したように、根太部材1と鋼材からなる土台
7、大引き8とが直接接触するため、これらの間に伝熱
が生じ、その結果、断熱性能が低下するという問題があ
った。
【0007】一方、断熱性能を向上させるために、図9
に示したように、複数の根太部材1間の間隙を全て覆う
ように、一体的に形成された板状断熱材10をはめ込ん
で形成した床パネル9も提供されている。この場合に
は、板状断熱材10の肉厚が厚くなり、根太部材1の下
面全てが断熱材で覆われるため、床面の断熱性能を向上
させることができる。
【0008】しかしながら、このような床パネル9で
は、板状断熱材10が押出成形ではなく型内発泡で成形
されたものが使用されされるため、コストが高くなると
いう問題があった。また、板状断熱材10は分割体では
なく一つの部材であるため、これに複数個の根太部材1
を装着していくことが困難で、特に根太部材1が曲がっ
ている場合などは一層、困難であった。
【0009】さらに、このような床パネル9により、床
面を構築していく場合は、作業性は著しく向上されるも
のの、板状部材2の上を人が歩いた場合などに、この板
状部材2に押されて根太部材1と板状断熱材2との間に
軋みが発生して、場合によっては歩くたびに根太部材1
の周辺で床鳴りが発生してしまうという問題があった。
【0010】本発明は、このような実情に鑑み、断熱性
能を高めた床パネルであって、土台、大引きなどとの間
に熱の授受を生じさせないとともに、床鳴りの発生を防
止し、製造が簡単で、しかもコスト的に安価に製造する
ことができる建物用床パネルを提供することを目的とし
ている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、所定間隔離間して配置される複数の根太部
材と、これら根太部材の上面に差し渡して配置される板
状部材と、これら根太部材および板状部材で画成される
間隙を覆いかつ前記根太部材の底面を覆うように配置さ
れる板状断熱材とを備えた建物用床パネルであって、前
記根太部材と前記板状断熱材とは、当該板状断熱材を金
型内で発泡させて型成形する際に、前記根太部材が予め
この金型内に配置されることにより一体化されているこ
とを特徴としている。
【0012】このような構成による本発明によれば、断
熱材と根太部材とが、予め、一体化されているので、パ
ネルの製造が容易である。また、根太部材と断熱材と
は、隙間なく一体化されているので、軋みが生じること
もなく、床鳴りを防止することができる。
【0013】また、本発明は、前記金型内で発泡させて
成形する板状断熱材の、前記根太部材に隣接する近傍
に、厚さ方向のスリットが形成されていることが好まし
い。このようなスリットを形成することにより、パネル
上を人が歩いた場合に、その荷重が断熱材を介して根太
部材に伝わろうとしても、根太部材近傍のスリットで吸
収することができ、これにより軋みを防止することがで
きる。
【0014】また、上記目的を達成するための本発明
は、所定間隔離間して配置される複数の根太部材と、こ
れら根太部材の一方面に差し渡して配置される板状部材
と、これら根太部材および板状部材で画成される間隙を
覆いかつ前記根太部材の底面を覆うように配設される断
熱材とを備えた建物用床パネルであって、前記断熱材
は、複数個に分割されていることを特徴としている。
【0015】このような構成であれば、複数個の断熱材
を一個ずつ根太部材間に装着していけば良いので、装着
が容易である。また、本発明は、前記複数個に分割され
た断熱材は、隣接する2つの前記根太部材間に配置され
る第1のブロック状断熱材と、各根太部材の底面を覆う
ように装着される第2のブロック状断熱材とからなるこ
とを特徴としている。
【0016】このような構成であれば、断熱材の構造が
簡単になるとともに、第2のブロック状断熱材を現場な
どで後付することもできる。さらに、本発明は、前記第
1のブロック状断熱材における根太部材との近傍に、厚
さ方向のスリットが形成されていることを特徴としてい
る。
【0017】このようなスリットを形成することによ
り、パネル上を人が歩いた場合に、その荷重が断熱材を
介して根太部材に伝わろうとしても、根太部材近傍のス
リットで吸収することができ、これにより軋みを防止す
ることができる。
【0018】また、前記第1の断熱材の端部に、隣接す
る他の第1の断熱材との嵌合を良好にするための凹凸嵌
合部を形成しても良い。これにより、両者の嵌合部にラ
ビリンス部が構成されるため、断熱性を一層向上させる
ことができるとともに、嵌合が確実となる。
【0019】また、前記第1のブロック状断熱材の端面
は、テーパ状に形成されていても良い。この場合には、
第1のブロック状断熱材同士の装着が容易である。さら
に、前記第1の断熱材と前記第2の断熱材との嵌合部
に、それぞれ凹凸はめ合い部が形成されていれば、第一
のブロック状断熱材と、第2のブロック状断熱材とを容
易に組み付けすることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例について説明する。図1は、本発明の一実施例
による建物用床パネルの一部切欠き斜視図であり、図2
(A), (B)は、そのII−II線断面図と、その拡大断
面図である。
【0021】図1に示したように、この床パネル11
は、所定間隔離間して略平行に延びる例えば4本の根太
部材12を備えている。これら根太部材12の上に、板
状部材13が釘などにより固定されている。この板状部
材13は、例えば、合板である。板状部材13の下面側
には、十分な断熱性能を発揮する断熱構造15が具備さ
れている。
【0022】すなわち、この断熱構造15は、根太部材
12間に配置され発砲合成樹脂からなるブロック状断熱
材14と、ブロック状断熱材14の略半分の大きさを有
し最外方に配置されるブロック状断熱材14’とから構
成されている。そして、通常は1つのブロック状断熱材
14を装着することにより、1つの根太部材12の下面
が外部に露出しないように覆われる。なお、この床パネ
ル11では、土台、大引きなどと当接する部分は断熱材
が切除され、根太部材12の端部は露出されている。こ
れにより、土台、大引きと、根太部材12とが、直接接
触するようになっている。ブロック状断熱材14,1
4’には、根太部材12を収容するための凹所16が形
成され、これらの凹所16内に根太部材12が収容され
ることにより、根太部材12は断熱材で覆われ板状部材
13の下面に十分な効力を発揮する断熱構造15が構成
される。一方、このブロック状断熱材14および14’
は、両端部は斜めに切断または形成され、ここに傾斜面
Pが形成されている。そして、これらのブロック状断熱
材14,14’を互いに突き合わせて並べていくことに
より、互いの端面は隙間なく嵌合する。また、補足的に
用いられる半分の大きさの断熱材14’は、片側にの
み、傾斜面Pが形成されている。
【0023】このようなブロック状断熱材14,14’
には、根太部材12と対向する近傍に、所定深さのスリ
ット17が厚さ方向に、すなわち、根太部材12の高さ
方向に形成されている。スリット17を形成する位置
は、凹所16の両側であることが好ましい。また、凹所
16の下面に、短い長さのスリット18が形成されてい
る。このようなスリット17,18を設けることによ
り、断熱材14から根太部材12に伝達される力を小さ
くすることができ、これにより床鳴りを防止することが
できる。また、スリット18は、2つ折りにすることも
できるので、装着の便にも寄与している。
【0024】なお、本実施例によるブロック状断熱材1
4は、一つの根太部材12の下面を覆う大きさであり、
その裾部が両側に広がるように形成されているが、ブロ
ック状断熱材14の大きさおよび形状は、この実施例に
何ら限定されない。例えば、1つのブロック状断熱材が
2つの根太部材12を含む範囲の大きさであっても良
い。また、本実施例のように、底面に肉盗みを形成する
ことも限定されない。要は、これらブロック状断熱材1
4は、根太部材12の下面を覆うことができれば、如何
なる形状であっても良い。
【0025】また、図2(B)に拡大して示したよう
に、1つのブロック状断熱材14と、他のブロック状断
熱材14との間に、凸部と凹部とからなる凹凸嵌合部1
9を設けることもできる。このような凹凸嵌合部19を
両者の間に設ければ、2つのブロック状断熱材14,1
4同士を根太部材12間で位置決めするとともに、これ
らを強固に組み付けすることもできる。また、傾斜面P
に接着剤を塗布し、この接着剤で接着することもでき
る。あるいは、凹所16内さらには板状部材13との間
に、接着剤を塗布することもできる。この場合には、根
太部材12とブロック状断熱材14と、板状部材13と
が強固に固定されるので、スリット17を設けなくて
も、床鳴りの発生を防止することができる。
【0026】以下、床パネル11の作用について説明す
る。先ず、床パネル11の断熱材の厚さは、所望とする
厚さに設定することができる。これにより、十分な断熱
性能を発揮させることができる。
【0027】また、ブロック状断熱材14の取付に際し
ては、先ず板状部材13と根太部材12とを固定した
後、ブロック状断熱材14を根太部材12の表面を覆う
ように装着すれば良い。なお、ブロック状断熱材14の
略中央には、スリット18が形成されていることから、
ブロック状断熱材14を2つ折りに撓ませることがで
き、これにより容易に装着することができる。
【0028】また、板状部材13の上を人が歩いた場合
などは、通常であれば、その荷重が、ブロック状断熱材
14を介して根太部材12に力を及ぼしてくるが、根太
部材12の近傍にスリット17を設けているので、この
根太部材12に直接伝達される力は少なくなる。したが
って、いわゆる床鳴りを防止することができる。
【0029】このような床パネル11は、例えば、図3
に示したように、基礎20の上に配置された土台21
と、これと直行する大引き22との間に、順次敷き並べ
ていくことにより、床面を簡単に構築していくことがで
きる。したがって、床パネルの大きさは、土台間の距
離、大引きの間隔などに基づいて適宜設定することがで
きる。
【0030】また、板状部材13の下方には、発泡合成
樹脂からなる板状断熱材が十分厚く配設されているの
で、断熱性能は十分である。以上、本発明の一実施例に
ついて説明したが、本発明は上記実施例に限定されず、
種々の変形が可能である。
【0031】例えば、上記実施例では、ブロック状断熱
材14に傾斜面Pを設けることにより、2つのブロック
状断熱材14,14を組み付けするようにしているが、
図4に示した床パネル23のように、互いの間に断面L
字状の段部24を設け、この段部24により凹凸嵌合部
を構成することもできる。また、凹凸嵌合部はラビリン
ス部を構成するので、位置決めを容易にすると同時に、
気密性を向上させることができる。
【0032】また、図5に示した床パネル30のよう
に、2種類の断熱材を組み合わせることもできる。すな
わち、図5に示した例では、板状部材13に接触する平
板状の第1のブロック状断熱材26と、根太部材12の
周囲を覆うように装着される断面コ字状の第2のブロッ
ク状断熱材27との組み合わせで、断熱構造が構成され
ている。
【0033】このような断熱構造では、第1のブロック
状断熱材26と第2のブロック状断熱材27との境界面
が、スリット17の機能を果たすことができる。しかし
ながら、いずれか一方の断熱材にスリット17を設ける
こともできる。また、第1のブロック状断熱材26と第
2のブロック状断熱材27との境界面に潤滑剤、あるい
は微粒子ベアリング剤などを塗布することもできる。こ
れによっても、軋みや床鳴りを防止できる。
【0034】さらに、根太部材12と直接接触する部分
の断熱材に、スキン層を設け、このスキン層により根太
部材12との摩擦抵抗を少なくしたり、あるいは、根太
部材12と接触する部分の断熱材に微小な凹凸を設けて
接触面積を小さくしても良い。これによっても床鳴りを
防止できる。
【0035】また、図6に示した床パネル35のよう
に、第1のブロック状断熱材36と第2のブロック状断
熱材37との嵌合部に、逆テーパ面を設けて、ここに凹
凸はめ合い部38を構成しても良い。これにより、両者
の嵌合を一層強固にすることができる。また、ここに構
成される凹凸はめ合い部は、実施例に何ら限定されな
い。例えば、第2のブロック状断熱材37の外面に突起
を設け、さらに第1のブロック状断熱材36の内面に溝
を設け、この突起と溝とによって凹凸はめ合い部を構成
することもできる。
【0036】また、このような床パネル35であって
も、図2(A),(B)に示した床パネル11のスリッ
ト17、18と同様なスリットを設ければ、床鳴りの発
生を効果的に防止することができる。さらに、スリット
を設ける場合は、図6(B)に示したように、第1のブ
ロック状断熱材36と第2のブロック状断熱材37との
間に跨るようなスリット40を形成することもできる。
また、これらのスリットは1本に何ら限定されず、複数
本設けることができる。
【0037】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の第1の
発明に係る建物用床パネルによれば、断熱材を型内発泡
させる際に、その断熱材と根太部材とが一体化されるの
で、パネルの製造が容易である。また、根太部材と断熱
材とが製造時に強固に固着されるので、いわゆる床鳴り
の発生を防止することができる。
【0038】また、断熱材を複数個に分割した建物用床
パネルによれば、断熱材の装着が容易となる。また、型
形状も簡略化される。成型費用さらに、分割した断熱材
を、根太部材間に装着される第1のブロック状断熱材
と、根太部材の底面を覆うように装着される第2のブロ
ック状断熱材とで構成すれば、断熱材の構造が一層簡単
になる。また、第1のブロック状断熱材の近傍に、厚さ
方向のスリットを形成すれば、板状部材から荷重がかか
った場合の荷重の逃げ場を形成することができるので、
床鳴りの発生を防止できる。
【0039】さらに、第1のブロック状断熱材と第2の
ブロック状断熱材との間に、凹凸嵌合部を設ければ、ラ
ビリンス効果により断熱性を向上させることができると
ともに、その嵌合を良好にすることができる。また、第
1のブロック状断熱材の端面にテーパ面を形成すれば、
第1の断熱材の装着が容易である。
【0040】さらに、第1のブロック状断熱材と第2の
ブロック状断熱材との嵌合部に、凹凸はめ合い部を設け
れば、第1,第2のブロック状断熱材相互の組み付けを
容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る建物用床パネル
の部分切欠き斜視図である。
【図2】図2(A)は図1におけるII−II線方向の
断面図、図2(B)はその一部拡大断面図である。
【図3】図3は本発明の一実施例に係る建物用床パネル
を敷設した場合の一部切欠斜視図である。
【図4】図4は本発明の他の実施例に係る建物用床パネ
ルの断面図である。
【図5】図5は本発明のさらに他の実施例に係る建物用
床パネルの断面図である。
【図6】図6(A)は2部材の断熱材を使用する場合の
実施例を示す断面図、図6(B)はその一部を拡大して
示す断面図である。
【図7】図7は従来の建物用床パネルの部分切欠斜視図
である。
【図8】図8は従来の建物用床パネルの設置状態を示す
断面図である。
【図9】図9はさらに他の従来の建物用床パネルの断面
図である。
【符号の説明】
11,23 床パネル 12,12’ 根太部材 13 板状部材 14,14’ ブロック状断熱材 17 スリット 19 凹凸嵌合部 24 段部(凹凸嵌合部) 26 第1のブロック状断熱材 27 第2のブロック状断熱材 30,35 床パネル 36 第1のブロック状断熱材 37 第2のブロック状断熱材 38 はめ合い部 40 スリット P 傾斜面(テーパー面)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔離間して配置される複数の根太
    部材と、これら根太部材の上面に差し渡して配置される
    板状部材と、これら根太部材および板状部材で画成され
    る間隙を覆いかつ前記根太部材の底面を覆うように配置
    される板状断熱材とを備えた建物用床パネルであって、 前記根太部材と前記板状断熱材とは、当該板状断熱材を
    金型内で発泡させて型成形する際に、前記根太部材が予
    めこの金型内に配置されることにより一体化されている
    ことを特徴とする建物用床パネル。
  2. 【請求項2】 前記金型内で発泡させて成形する板状断
    熱材の、前記根太部材に隣接する近傍に、厚さ方向のス
    リットが形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の建物用床パネル。
  3. 【請求項3】 所定間隔離間して配置される複数の根太
    部材と、これら根太部材の一方面に差し渡して配置され
    る板状部材と、これら根太部材および板状部材で画成さ
    れる間隙を覆いかつ前記根太部材の底面を覆うように配
    置される断熱材とを備えた建物用床パネルであって、 前記断熱材は、複数個に分割されていることを特徴とす
    る建物用床パネル。
  4. 【請求項4】 前記複数個に分割された断熱材は、隣接
    する2つの前記根太部材間に配置される第1のブロック
    状断熱材と、各根太部材の底面を覆うように装着される
    第2のブロック状断熱材とからなることを特徴とする請
    求項3に記載の建物用床パネル。
  5. 【請求項5】 前記第1の断熱材における根太部材との
    近傍に、厚さ方向のスリットが形成されていることを特
    徴とする請求項3または4に記載の建物用床パネル。
  6. 【請求項6】 前記第1の断熱材の端部に、隣接する他
    の第1の断熱材との嵌合を良好にするための凹凸嵌合部
    が形成されていることを特徴とする請求項4または請求
    項5に記載の建物用床パネル。
  7. 【請求項7】 前記第1の断熱材の端面は、テーパ状に
    形成されていることを特徴とする請求項4または請求項
    5に記載の建物用床パネル。
  8. 【請求項8】 前記第1の断熱材と前記第2の断熱材と
    の嵌合部に、それぞれ凹凸はめ合い部が構成されている
    ことを特徴とする請求項4ないし請求項7のいずれかに
    記載の建物用床パネル。
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