JP2006299505A - 複合パネルを使用した床暖房装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】所定の形状の板材aとその裏面に複数のリブ部材bと断熱材cを設けた複合パネルを、建造物の大引の上に敷設して床構造を形成する方法において、大引6に支持された状態で、この大引6の上面から前記板材aの表面までの高さを基準高さとするリブ部材bを持つ基準複合パネルPと、基準高さより板材aが所定の段差分低く大引6の上に支持されるリブ部材bを持つ補助複合パネルとからなり、建造物の大引6の上に補助複合パネルP1を敷設した床暖房区画と、基準複合パネルPを敷設した非床暖房区画とを形成し、補助複合パネルP1上に段差分の厚さの床暖房部材10を積層して形成される床暖房部材10の表面と、基準複合パネルPの表面とを平坦に合わせ、これらの複合パネルの上に床材18などを敷設して床構造を完成することを特徴とする床構造の仕上げ工法。
【選択図】図16
Description
そこで考えられたのが「複合パネル:P」である。
前記複合パネルPは、寸法や形状や使用する材料を規格化し、これを木材加工場において一貫生産することが可能であり、生産した複合パネルPをストックしておき、必要に応じて建設現場まで運搬し、これを大引などの床基礎の上に、あたかも敷石を敷いていくように次々と配置して固定できるのであれば、専門的な技術者でなくても簡単に家屋の床構造を工事することが可能である。この一連の作業によって家屋の建設期間を短縮させ、これにより建設コストをかなり低減することが可能である。
一方、エアコンのように室内の空気を汚染することなく、効率的に暖房する方法として最近は床暖房が、新築家屋やマンションで多く使用されるようになった(特許文献1、特許文献2参照)。
しかし、従来のように太引(あるいは中間梁)の上に根太やベニヤ板などを次々と重ねていく床構造は、熟練した大工の手作業に時間がかかり、コスト的にも不利である。これに反して前記のように複合パネルPを敷いていく床構造は、複合パネルを工場生産できる上に、現場における作業性が優れていると共にコスト的にも有利である。従って、この構造に床暖房装置を設置を併合することができるれば、かなり有利である。
前記複合パネルは、大引(あるいは中間梁)に支持された状態で、この大引の上面から前記板材の表面までの高さを「基準高さ」とするリブ部材を持つ基準複合パネルと、この基準高さより、前記板材が所定の段差分低く大引の上に支持されるリブ部材を持つ補助複合パネルとを準備する工程と、
大引の上に補助複合パネルを敷設した床暖房区画と、基準複合パネルを敷設した非床暖房区画とを形成する工程と、
前記補助複合パネル上に、前記段差分の厚さを持つ「床暖房部材」を積層し、この床暖房部材の表面と、前記基準複合パネルの表面とを全体的に平坦とし、これらの複合パネルの上に床材などを敷設して床構造を完成する工程とからなることを特徴としている。
前記基準複合パネルと補助複合パネルを建造物の建築現場に搬入する工程と、
前記基準複合パネルと補助複合パネルを建造物の基礎である大引の上に種類別に区分して敷設する工程と、
前記補助複合パネルの上面に、前記床暖房部材を敷き、配線などの必要な作業を行ない、更に前記基準複合パネルと床暖房部材の上に床板を敷設することを特徴としている。
5 束 6 大引
10 床暖房部材 11 支持板 12 小根太
13 面状発熱体 14 シート状蓄熱材 15 均熱板
16 部屋 17 切欠部 18 床板(フローリング)
a 表面板 b リブ部材 P 基準複合パネル
P1 補助複合パネル
Claims (8)
- 所定の形状の板材とその裏面に複数のリブ部材とそのリブ部材の間に断熱材を設けた複合パネルを、建造物の大引の上に敷設して床構造を形成する方法において、
前記複合パネルは、大引に支持された状態でこの大引の上面から前記板材の表面までの高さを基準高さとするリブ部材を持つ基準複合パネルと、
前記基準高さより、前記板材が所定の段差分低く大引の上に支持されるリブ部材を持つ補助複合パネルとからなり、
前記建造物の大引の上に前記補助複合パネルを敷設した床暖房区画と、
前記基準複合パネルを敷設した非床暖房区画とを形成し、
前記補助複合パネル上に前記段差分の厚さの床暖房部材を積層して形成される床暖房部材の表面と、前記基準複合パネルの表面とを平坦に合わせ、これらの複合パネルの上に床材などを敷設して床構造を完成することを特徴とする床構造の仕上げ工法。 - 前記補助複合パネルを形成するリブ部材の前記大引に支持される部分を、前記床暖房部材の厚さ分だけ切欠いで前記基準複合パネルと補助複合パネルとの板材との間に段差を形成したことを特徴とする請求項1記載の床構造の仕上げ工法。
- 前記床暖房部材は、支持板と、この支持板上に所定間隔をおいて設けられた小根太と、この小根太の間に配置された熱源と、この熱源の上に積層される蓄熱材シートと、この蓄熱材シートを覆って小根太間に延びる均熱板とからなることを特徴とする請求項1記載の床構造の仕上げ工法。
- 前記蓄熱材シートは、合成樹脂製の袋内に潜熱型の蓄熱材が充填されて偏平であり、しかも、この蓄熱材が小範囲に区分されて蓄熱材が漏出したとしても、その小範囲しか漏出しないものであることを特徴とする請求項3記載の床構造の仕上げ工法。
- 前記床暖房部材を構成する熱源は、通電により発熱する面状発熱体,加熱流体を流すためのパイプ,あるいはケーブルヒーターの何れかであることを特徴とする請求項1記載の床構造の仕上げ工法。
- 前記熱源を構成する面状発熱体は、PTC特性を持つものであることを特徴とする請求項5記載の床構造の仕上げ工法。
- 前記床暖房部材は、硬質発泡樹脂からなる板材を使用した支持板と、この支持板上に所定間隔をおいて配置された小根太と、この小根太の間に配置された熱源と、この熱源の上に積層された蓄熱材シートと、この蓄熱材シートを覆って小根太間に延びる均熱板とからなり、前記熱源が加熱流体である場合は、前記加熱流体を流すパイプが前記支持板に埋設されていることを特徴とする請求項5記載の床構造の仕上げ工法。
- 工場において、一定の形状を有する板材と、その板材の下面に所定間隔で複数本のリブ部材を配置すると共に、このリブ部材の間に断熱材を設けた基準複合パネルと前記リブ部材の下面を加工して前記板材の高さを調整した補助複合パネルとを製造する工程と、
前記基準複合パネルと補助複合パネルを建造物の建築現場に搬入する工程と、
前記基準複合パネルと補助複合パネルを建造物の基礎である大引の上に、種類別に区分して敷設する工程と、
前記補助複合パネルの上面に、前記床暖房部材を敷き、配線などの必要な作業を行ない、更に前記基準複合パネルと床暖房部材の上に床板を敷設することを特徴とする床構造の仕上げ工法。
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