JP2000186076A - ウラシル化合物、その用途及びその製造中間体 - Google Patents
ウラシル化合物、その用途及びその製造中間体Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】優れた除草活性を有する化合物を提供するこ
と。 【解決手段】一般式 化1 【化1】 [式中、R1は水素原子等を表し、R2はC1−C3アル
キル基等を表し、R3はC1−C3アルキル基等を表
し、Qは置換されてもよいフェニル基を表し、X、Y及
びZは同一または相異なり、酸素原子または硫黄原子を
表す。]で示されるウラシル化合物、これを有効成分と
して含有することを特徴とする除草剤およびこの製造中
間体として有用な一般式 化2 【化2】 [式中、R1、X、YおよびZは、前記と同じ意味を表
し、R200は水素原子等を表し、R300はC1−C3ハロ
アルキル基等を表す。]で示されるウラシル化合物。
と。 【解決手段】一般式 化1 【化1】 [式中、R1は水素原子等を表し、R2はC1−C3アル
キル基等を表し、R3はC1−C3アルキル基等を表
し、Qは置換されてもよいフェニル基を表し、X、Y及
びZは同一または相異なり、酸素原子または硫黄原子を
表す。]で示されるウラシル化合物、これを有効成分と
して含有することを特徴とする除草剤およびこの製造中
間体として有用な一般式 化2 【化2】 [式中、R1、X、YおよびZは、前記と同じ意味を表
し、R200は水素原子等を表し、R300はC1−C3ハロ
アルキル基等を表す。]で示されるウラシル化合物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は3−フェニルオキシ
ウラシルおよび3−フェニルチオウラシル化合物、それ
らの用途及びそれらの製造中間体に関する。
ウラシルおよび3−フェニルチオウラシル化合物、それ
らの用途及びそれらの製造中間体に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は優れた除草活
性を有する化合物を提供することを課題とする。
性を有する化合物を提供することを課題とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは優れた除草
活性を有する化合物を見出すべく鋭意検討した結果、下
記一般式 化6で示されるウラシル化合物が優れた除草
活性を有することを見出し、本発明に至った。即ち、本
発明は、一般式 化6
活性を有する化合物を見出すべく鋭意検討した結果、下
記一般式 化6で示されるウラシル化合物が優れた除草
活性を有することを見出し、本発明に至った。即ち、本
発明は、一般式 化6
【化6】 [式中、R1は水素原子、ハロゲン原子、シアノ基また
はC1〜C3アルキル基を表し、R2はC1〜C3アル
キル基、C1〜C3ハロアルキル基、C3〜C6アルケ
ニル基、C3〜C6アルキ二ル基、N(R61)R62基ま
たはN=C(R61)R62基を表し{ここで、R61及びR
62は同一または相異なり、水素原子、C1〜C3アルキ
ル基またはC1〜C3ハロアルキル基を表す。}、R3
はC1〜C3アルキル基またはC1〜C3ハロアルキル
基を表すか、あるいは、R2とR3とが末端で結合するこ
とにより、フッ素原子で置換されていてもよいトリメチ
レン基またはフッ素原子で置換されていてもよいテトラ
メチレン基を形成していてもよく、Qは置換されてもよ
いフェニル基を表し、X、Y及びZは同一または相異な
り、酸素原子または硫黄原子を表す。]で示されるウラ
シル化合物(以下、本発明化合物と記す。)およびそれ
を有効成分として含有する除草剤を提供する。また、本
発明はさらに、本発明化合物を製造する際の製造中間体
として有用な、一般式 化7
はC1〜C3アルキル基を表し、R2はC1〜C3アル
キル基、C1〜C3ハロアルキル基、C3〜C6アルケ
ニル基、C3〜C6アルキ二ル基、N(R61)R62基ま
たはN=C(R61)R62基を表し{ここで、R61及びR
62は同一または相異なり、水素原子、C1〜C3アルキ
ル基またはC1〜C3ハロアルキル基を表す。}、R3
はC1〜C3アルキル基またはC1〜C3ハロアルキル
基を表すか、あるいは、R2とR3とが末端で結合するこ
とにより、フッ素原子で置換されていてもよいトリメチ
レン基またはフッ素原子で置換されていてもよいテトラ
メチレン基を形成していてもよく、Qは置換されてもよ
いフェニル基を表し、X、Y及びZは同一または相異な
り、酸素原子または硫黄原子を表す。]で示されるウラ
シル化合物(以下、本発明化合物と記す。)およびそれ
を有効成分として含有する除草剤を提供する。また、本
発明はさらに、本発明化合物を製造する際の製造中間体
として有用な、一般式 化7
【化7】 [式中、R1、R3、Q、X、Y及びZは前記と同じ意味
を表わす。]で示されるウラシル化合物(以下、本発明
中間体Aと記す。)および、一般式化8
を表わす。]で示されるウラシル化合物(以下、本発明
中間体Aと記す。)および、一般式化8
【化8】 [式中、R1、X、YおよびZは、前記と同じ意味を表
し、R200は水素原子、C1〜C3アルキル基、C1〜
C3ハロアルキル基、C3〜C6アルケニル基、C3〜
C6アルキ二ル基またはN(R61)R62基を表し{ここ
で、R61及びR62は前記と同じ意味を表す。}、R300
はC1〜C3ハロアルキル基を表すか、あるいは、R
200とR300とが末端で結合することにより、フッ素原子
で置換されていてもよいトリメチレン基またはフッ素原
子で置換されていてもよいテトラメチレン基を形成して
いてもよい。]で示されるウラシル化合物(以下、本発
明中間体Bと記す。)を提供する。
し、R200は水素原子、C1〜C3アルキル基、C1〜
C3ハロアルキル基、C3〜C6アルケニル基、C3〜
C6アルキ二ル基またはN(R61)R62基を表し{ここ
で、R61及びR62は前記と同じ意味を表す。}、R300
はC1〜C3ハロアルキル基を表すか、あるいは、R
200とR300とが末端で結合することにより、フッ素原子
で置換されていてもよいトリメチレン基またはフッ素原
子で置換されていてもよいテトラメチレン基を形成して
いてもよい。]で示されるウラシル化合物(以下、本発
明中間体Bと記す。)を提供する。
【0004】
【発明の実施の形態】本発明において、R1で示され
る、ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭
素原子、ヨウ素原子等があげられ、C1〜C3アルキル
基とは、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピ
ル基であり、R2で示される、C1〜C3アルキル基と
は、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基
であり、C1〜C3ハロアルキル基としては、トリクロ
ロメチル基、トリフルオロメチル基、クロロジフルオロ
メチル基、ジフルオロメチル基、1,1〜ジフルオロエ
チル基等があげられ、C3〜C6アルケニル基として
は、アリル基、1〜メチル−2−プロペニル基、2−メ
チル−2−プロペニル基、3−ブテニル基、2−ブテニ
ル基、3−メチル−2−ブテニル基、2−メチル−3−
ブテニル基等があげられ、C3〜C6アルキ二ル基とし
ては、プロパルギル基、1〜メチル−2−プロピニル
基、2−ブチニル基、3−ブチニル基、1,1〜ジメチ
ル−2−プロピニル基等があげられ、R3で示される、
C1〜C3アルキル基とはメチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基であり、C1〜C3ハロアルキル
基としては、トリクロロメチル基、トリフルオロメチル
基、クロロジフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、
ペンタフルオロエチル基、1,1−ジフルオロエチル基
等があげられ、R2とR3とが末端で結合することにより
R2とR3とで示される、フッ素原子で置換されていても
よいトリメチレン基としては、トリメチレン基、1,
1,2−トリフルオロトリメチレン基、2,3,3−ト
リフルオロトリメチレン基等があげられ、フッ素原子で
置換されていてもよいテトラメチレン基としては、テト
ラメチレン基等があげられ、R61及びR62で示される、
C1〜C3アルキル基とは、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、イソプロピル基であり、C1〜C3ハロアルキ
ル基としては例えばトリクロロメチル基、トリフルオロ
メチル基、ジフルオロメチル基、クロロジフルオロメチ
ル基等があげられ、
る、ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭
素原子、ヨウ素原子等があげられ、C1〜C3アルキル
基とは、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピ
ル基であり、R2で示される、C1〜C3アルキル基と
は、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基
であり、C1〜C3ハロアルキル基としては、トリクロ
ロメチル基、トリフルオロメチル基、クロロジフルオロ
メチル基、ジフルオロメチル基、1,1〜ジフルオロエ
チル基等があげられ、C3〜C6アルケニル基として
は、アリル基、1〜メチル−2−プロペニル基、2−メ
チル−2−プロペニル基、3−ブテニル基、2−ブテニ
ル基、3−メチル−2−ブテニル基、2−メチル−3−
ブテニル基等があげられ、C3〜C6アルキ二ル基とし
ては、プロパルギル基、1〜メチル−2−プロピニル
基、2−ブチニル基、3−ブチニル基、1,1〜ジメチ
ル−2−プロピニル基等があげられ、R3で示される、
C1〜C3アルキル基とはメチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基であり、C1〜C3ハロアルキル
基としては、トリクロロメチル基、トリフルオロメチル
基、クロロジフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、
ペンタフルオロエチル基、1,1−ジフルオロエチル基
等があげられ、R2とR3とが末端で結合することにより
R2とR3とで示される、フッ素原子で置換されていても
よいトリメチレン基としては、トリメチレン基、1,
1,2−トリフルオロトリメチレン基、2,3,3−ト
リフルオロトリメチレン基等があげられ、フッ素原子で
置換されていてもよいテトラメチレン基としては、テト
ラメチレン基等があげられ、R61及びR62で示される、
C1〜C3アルキル基とは、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、イソプロピル基であり、C1〜C3ハロアルキ
ル基としては例えばトリクロロメチル基、トリフルオロ
メチル基、ジフルオロメチル基、クロロジフルオロメチ
ル基等があげられ、
【0005】Qで示される置換されていてもよいフェニ
ル基としては、一般式 化9
ル基としては、一般式 化9
【化9】 [式中、R4は水素原子、ハロゲン原子、C1〜C3ア
ルキル基またはC1〜C3ハロアルキル基を表し、R5
は水素原子、ハロゲン原子、NO2基、CN基、C1〜
C3アルコキシ基、C1〜C3アルキル基またはC1〜
C3ハロアルキル基を表し、R6は水素原子、ハロゲン
原子、C1〜C6アルキル基、C1〜C6ハロアルキル
基、OR9基、SR10基、N(R11)R12基、COOR
13基、COOM基、COR14基、SO2R15基、NO
2基、CN基、CR20=C(R16)R17基またはCR18
=NOR19基を表し、R7は水素原子、ハロゲン原子、
C1〜C6アルキル基、C1〜C6ハロアルキル基、ヒ
ドロキシC1〜C6アルキル基、C1〜C6アルコキシ
C1〜C6アルキル基、OR39基、SR40基、N
(R41)R42基、COOR43基、COOM基、COR44
基、SO2R45基、NO2基、CN基、CR50=C
(R46)R47基またはCR48=NOR49基を表し、R8
は水素原子、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基、C
1〜C6ハロアルキル基、ヒドロキシC1〜C6アルキ
ル基、C1〜C6アルコキシC1〜C6アルキル基、O
R69基、SR70基、N(R71)R72基、NR71N
(R70)R72基、NR71OR69基、COOR73基、CO
OM基、COR74基、SO2R75基、NO2基、CN基、
CR80=C(R76)R77基またはCR78=NOR79基を
表す。
ルキル基またはC1〜C3ハロアルキル基を表し、R5
は水素原子、ハロゲン原子、NO2基、CN基、C1〜
C3アルコキシ基、C1〜C3アルキル基またはC1〜
C3ハロアルキル基を表し、R6は水素原子、ハロゲン
原子、C1〜C6アルキル基、C1〜C6ハロアルキル
基、OR9基、SR10基、N(R11)R12基、COOR
13基、COOM基、COR14基、SO2R15基、NO
2基、CN基、CR20=C(R16)R17基またはCR18
=NOR19基を表し、R7は水素原子、ハロゲン原子、
C1〜C6アルキル基、C1〜C6ハロアルキル基、ヒ
ドロキシC1〜C6アルキル基、C1〜C6アルコキシ
C1〜C6アルキル基、OR39基、SR40基、N
(R41)R42基、COOR43基、COOM基、COR44
基、SO2R45基、NO2基、CN基、CR50=C
(R46)R47基またはCR48=NOR49基を表し、R8
は水素原子、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基、C
1〜C6ハロアルキル基、ヒドロキシC1〜C6アルキ
ル基、C1〜C6アルコキシC1〜C6アルキル基、O
R69基、SR70基、N(R71)R72基、NR71N
(R70)R72基、NR71OR69基、COOR73基、CO
OM基、COR74基、SO2R75基、NO2基、CN基、
CR80=C(R76)R77基またはCR78=NOR79基を
表す。
【0006】{ここで、R9、R39及びR69は同一また
は相異なり、水素原子、C1〜C10アルキル基、C1
〜C10ハロアルキル基、C3〜C8アルケニル基、C
3〜C8ハロアルケニル基、C3〜C8アルキニル基、
C3〜C8ハロアルキニル基、C3〜C10シクロアル
キル基、C3〜C10ハロシクロアルキル基、C3〜C
10シクロアルケニル基、C3〜C10ハロシクロアル
ケニル基、C3〜C10シクロアルキルC1〜C3アル
キル基、C3〜C10ハロシクロアルキルC1〜C3ア
ルキル基、C3〜C10シクロアルケニルC1〜C3ア
ルキル基、C3〜C10ハロシクロアルケニルC1〜C
3アルキル基、(C1〜C5アルキル)カルボニル基、
(C1〜C5ハロアルキル)カルボニル基、(C3〜C
6シクロアルキル)カルボニル基、(C3〜C6ハロシ
クロアルキル)カルボニル基、(C1〜C6アルキル)
カルボニルC1〜C6アルキル基、(C1〜C6ハロア
ルキル)カルボニルC1〜C6アルキル基、(C1〜C
6アルコキシ)カルボニル基、(C1〜C6ハロアルコ
キシ)カルボニル基、(C3〜C10シクロアルコキ
シ)カルボニル基、(C3〜C10ハロシクロアルコキ
シ)カルボニル基、カルボキシC1〜C5アルキル基、
(ヒドロキシC1〜C5アルコキシ)カルボニルC1〜
C5アルキル基、(C1〜C10アルコキシ)カルボニ
ルC1〜C5アルキル基、(C1〜C10ハロアルコキ
シ)カルボニルC1〜C5アルキル基、テトラヒドロフ
ラニルオキシカルボニルC1〜C6アルキル基、テトラ
ヒドロピラニルオキシカルボニルC1〜C6アルキル
基、{(C1〜C6アルコキシ)C1〜C6アルコキ
シ}カルボニルC1〜C6アルキル基、[{(C1〜C
6アルコキシ)カルボニル}C1〜C6アルコキシ]カ
ルボニルC1〜C6アルキル基、[2−アザ−2−(C
1〜C3アルコキシ)−1−{(C1〜C3アルコキ
シ)カルボニル}ビニル]C1〜C3アルキル基、(C
3〜C10シクロアルコキシ)カルボニルC1〜C5ア
ルキル基、(C3〜C10ハロシクロアルコキシ)カル
ボニルC1〜C5アルキル基、アミノカルボニルC1〜
C6アルキル基、(C1〜C6アルキルアミノ)カルボ
ニルC1〜C6アルキル基、(C3〜C8アルケニルオ
キシ)カルボニルC1〜C6アルキル基、(C3〜C8
アルキニルオキシ)カルボニルC1〜C6アルキル基、
ヒドロキシC1〜C6アルキル基、C1〜C6アルコキ
シC1〜C6アルキル基、C1〜C6ハロアルコキシC
1〜C6アルキル基、メルカプトC1〜C6アルキル
基、C1〜C6アルキルチオC1〜C6アルキル基、C
1〜C6ハロアルキルチオC1〜C6アルキル基、シア
ノC1〜C4アルキル基、テトラヒドロフラニル基、テ
トラヒドロピラニル基、置換されていてもよいフェニル
基、(置換されていてもよいフェニル)C1〜C3アル
キル基、置換されていてもよいフェニルカルボニル基ま
たはSO2R22基を表し、
は相異なり、水素原子、C1〜C10アルキル基、C1
〜C10ハロアルキル基、C3〜C8アルケニル基、C
3〜C8ハロアルケニル基、C3〜C8アルキニル基、
C3〜C8ハロアルキニル基、C3〜C10シクロアル
キル基、C3〜C10ハロシクロアルキル基、C3〜C
10シクロアルケニル基、C3〜C10ハロシクロアル
ケニル基、C3〜C10シクロアルキルC1〜C3アル
キル基、C3〜C10ハロシクロアルキルC1〜C3ア
ルキル基、C3〜C10シクロアルケニルC1〜C3ア
ルキル基、C3〜C10ハロシクロアルケニルC1〜C
3アルキル基、(C1〜C5アルキル)カルボニル基、
(C1〜C5ハロアルキル)カルボニル基、(C3〜C
6シクロアルキル)カルボニル基、(C3〜C6ハロシ
クロアルキル)カルボニル基、(C1〜C6アルキル)
カルボニルC1〜C6アルキル基、(C1〜C6ハロア
ルキル)カルボニルC1〜C6アルキル基、(C1〜C
6アルコキシ)カルボニル基、(C1〜C6ハロアルコ
キシ)カルボニル基、(C3〜C10シクロアルコキ
シ)カルボニル基、(C3〜C10ハロシクロアルコキ
シ)カルボニル基、カルボキシC1〜C5アルキル基、
(ヒドロキシC1〜C5アルコキシ)カルボニルC1〜
C5アルキル基、(C1〜C10アルコキシ)カルボニ
ルC1〜C5アルキル基、(C1〜C10ハロアルコキ
シ)カルボニルC1〜C5アルキル基、テトラヒドロフ
ラニルオキシカルボニルC1〜C6アルキル基、テトラ
ヒドロピラニルオキシカルボニルC1〜C6アルキル
基、{(C1〜C6アルコキシ)C1〜C6アルコキ
シ}カルボニルC1〜C6アルキル基、[{(C1〜C
6アルコキシ)カルボニル}C1〜C6アルコキシ]カ
ルボニルC1〜C6アルキル基、[2−アザ−2−(C
1〜C3アルコキシ)−1−{(C1〜C3アルコキ
シ)カルボニル}ビニル]C1〜C3アルキル基、(C
3〜C10シクロアルコキシ)カルボニルC1〜C5ア
ルキル基、(C3〜C10ハロシクロアルコキシ)カル
ボニルC1〜C5アルキル基、アミノカルボニルC1〜
C6アルキル基、(C1〜C6アルキルアミノ)カルボ
ニルC1〜C6アルキル基、(C3〜C8アルケニルオ
キシ)カルボニルC1〜C6アルキル基、(C3〜C8
アルキニルオキシ)カルボニルC1〜C6アルキル基、
ヒドロキシC1〜C6アルキル基、C1〜C6アルコキ
シC1〜C6アルキル基、C1〜C6ハロアルコキシC
1〜C6アルキル基、メルカプトC1〜C6アルキル
基、C1〜C6アルキルチオC1〜C6アルキル基、C
1〜C6ハロアルキルチオC1〜C6アルキル基、シア
ノC1〜C4アルキル基、テトラヒドロフラニル基、テ
トラヒドロピラニル基、置換されていてもよいフェニル
基、(置換されていてもよいフェニル)C1〜C3アル
キル基、置換されていてもよいフェニルカルボニル基ま
たはSO2R22基を表し、
【0007】R10、R40及びR70は同一または相異な
り、水素原子、C1〜C10アルキル基、C1〜C10
ハロアルキル基、C3〜C8アルケニル基、C3〜C8
ハロアルケニル基、C3〜C8アルキニル基、C3〜C
8ハロアルキニル基、C3〜C10シクロアルキル基、
C3〜C10ハロシクロアルキル基、C3〜C10シク
ロアルケニル基、C3〜C10ハロシクロアルケニル
基、C3〜C10シクロアルキルC1〜C3アルキル
基、C3〜C10ハロシクロアルキルC1〜C3アルキ
ル基、C3〜C10シクロアルケニルC1〜C3アルキ
ル基、C3〜C10ハロシクロアルケニルC1〜C3ア
ルキル基、(C1〜C5アルキル)カルボニル基、(C
1〜C5ハロアルキル)カルボニル基、(C3〜C6シ
クロアルキル)カルボニル基、(C3〜C6ハロシクロ
アルキル)カルボニル基、(C1〜C6アルキル)カル
ボニルC1〜C6アルキル基、(C1〜C6ハロアルキ
ル)カルボニルC1〜C6アルキル基、(C1〜C6ア
ルコキシ)カルボニル基、(C1〜C6ハロアルコキ
シ)カルボニル基、(C3〜C10シクロアルコキシ)
カルボニル基、(C3〜C10ハロシクロアルコキシ)
カルボニル基、カルボキシC1〜C5アルキル基、(ヒ
ドロキシC1〜C5アルコキシ)カルボニルC1〜C5
アルキル基、(C1〜C10アルコキシ)カルボニルC
1〜C5アルキル基、(C1〜C10ハロアルコキシ)
カルボニルC1〜C5アルキル基、[{(C1〜C6ア
ルコキシ)カルボニル}C1〜C6アルコキシ]カルボ
ニルC1〜C6アルキル基、(C3〜C10シクロアル
コキシ)カルボニルC1〜C5アルキル基、(C3〜C
10ハロシクロアルコキシ)カルボニルC1〜C5アル
キル基、アミノカルボニルC1〜C6アルキル基、(C
1〜C6アルキルアミノ)カルボニルC1〜C6アルキ
ル基、ヒドロキシC1〜C6アルキル基、C1〜C6ア
ルコキシC1〜C6アルキル基、C1〜C6ハロアルコ
キシC1〜C6アルキル基、メルカプトC1〜C6アル
キル基、C1〜C6アルキルチオC1〜C6アルキル
基、C1〜C6ハロアルキルチオC1〜C6アルキル
基、シアノC1〜C4アルキル基、テトラヒドロフラニ
ル基、テトラヒドロピラニル基、置換されていてもよい
フェニル基、(置換されていてもよいフェニル)C1〜
C3アルキル基または置換されていてもよいフェニルカ
ルボニル基を表し、
り、水素原子、C1〜C10アルキル基、C1〜C10
ハロアルキル基、C3〜C8アルケニル基、C3〜C8
ハロアルケニル基、C3〜C8アルキニル基、C3〜C
8ハロアルキニル基、C3〜C10シクロアルキル基、
C3〜C10ハロシクロアルキル基、C3〜C10シク
ロアルケニル基、C3〜C10ハロシクロアルケニル
基、C3〜C10シクロアルキルC1〜C3アルキル
基、C3〜C10ハロシクロアルキルC1〜C3アルキ
ル基、C3〜C10シクロアルケニルC1〜C3アルキ
ル基、C3〜C10ハロシクロアルケニルC1〜C3ア
ルキル基、(C1〜C5アルキル)カルボニル基、(C
1〜C5ハロアルキル)カルボニル基、(C3〜C6シ
クロアルキル)カルボニル基、(C3〜C6ハロシクロ
アルキル)カルボニル基、(C1〜C6アルキル)カル
ボニルC1〜C6アルキル基、(C1〜C6ハロアルキ
ル)カルボニルC1〜C6アルキル基、(C1〜C6ア
ルコキシ)カルボニル基、(C1〜C6ハロアルコキ
シ)カルボニル基、(C3〜C10シクロアルコキシ)
カルボニル基、(C3〜C10ハロシクロアルコキシ)
カルボニル基、カルボキシC1〜C5アルキル基、(ヒ
ドロキシC1〜C5アルコキシ)カルボニルC1〜C5
アルキル基、(C1〜C10アルコキシ)カルボニルC
1〜C5アルキル基、(C1〜C10ハロアルコキシ)
カルボニルC1〜C5アルキル基、[{(C1〜C6ア
ルコキシ)カルボニル}C1〜C6アルコキシ]カルボ
ニルC1〜C6アルキル基、(C3〜C10シクロアル
コキシ)カルボニルC1〜C5アルキル基、(C3〜C
10ハロシクロアルコキシ)カルボニルC1〜C5アル
キル基、アミノカルボニルC1〜C6アルキル基、(C
1〜C6アルキルアミノ)カルボニルC1〜C6アルキ
ル基、ヒドロキシC1〜C6アルキル基、C1〜C6ア
ルコキシC1〜C6アルキル基、C1〜C6ハロアルコ
キシC1〜C6アルキル基、メルカプトC1〜C6アル
キル基、C1〜C6アルキルチオC1〜C6アルキル
基、C1〜C6ハロアルキルチオC1〜C6アルキル
基、シアノC1〜C4アルキル基、テトラヒドロフラニ
ル基、テトラヒドロピラニル基、置換されていてもよい
フェニル基、(置換されていてもよいフェニル)C1〜
C3アルキル基または置換されていてもよいフェニルカ
ルボニル基を表し、
【0008】R11、R12、R41、R42、R71及びR72は
同一または相異なり、水素原子、C1〜C10アルキル
基、C1〜C10ハロアルキル基、C3〜C8アルケニ
ル基、C3〜C8ハロアルケニル基、C3〜C8アルキ
ニル基、C3〜C8ハロアルキニル基、C3〜C10シ
クロアルキル基、C3〜C10ハロシクロアルキル基、
C3〜C10シクロアルケニル基、C3〜C10ハロシ
クロアルケニル基、C3〜C10シクロアルキルC1〜
C3アルキル基、C3〜C10ハロシクロアルキルC1
〜C3アルキル基、C3〜C10シクロアルケニルC1
〜C3アルキル基、C3〜C10ハロシクロアルケニル
C1〜C3アルキル基、(C1〜C5アルキル)カルボ
ニル基、(C1〜C5ハロアルキル)カルボニル基、
(C3〜C6シクロアルキル)カルボニル基、(C3〜
C6ハロシクロアルキル)カルボニル基、(C1〜C6
アルキル)カルボニルC1〜C6アルキル基、(C1〜
C6ハロアルキル)カルボニルC1〜C6アルキル基、
(C1〜C6アルコキシ)カルボニル基、(C1〜C6
ハロアルコキシ)カルボニル基、(C3〜C10シクロ
アルコキシ)カルボニル基、(C3〜C10ハロシクロ
アルコキシ)カルボニル基、カルボキシC1〜C5アル
キル基、(ヒドロキシC1〜C5アルコキシ)カルボニ
ルC1〜C5アルキル基、(C1〜C10アルコキシ)
カルボニルC1〜C5アルキル基、(C1〜C10ハロ
アルコキシ)カルボニルC1〜C5アルキル基、(C3
〜C10シクロアルコキシ)カルボニルC1〜C5アル
キル基、(C3〜C10ハロシクロアルコキシ)カルボ
ニルC1〜C5アルキル基、アミノカルボニルC1〜C
6アルキル基、(C1〜C6アルキルアミノ)カルボニ
ルC1〜C6アルキル基、ヒドロキシC1〜C6アルキ
ル基、C1〜C6アルコキシC1〜C6アルキル基、C
1〜C6ハロアルコキシC1〜C6アルキル基、C1〜
C6アルキルチオC1〜C6アルキル基、C1〜C6ハ
ロアルキルチオC1〜C6アルキル基、シアノC1〜C
4アルキル基、置換されていてもよいフェニル基、(置
換されていてもよいフェニル)C1〜C3アルキル基、
(置換されていてもよいフェニル)((C1〜C10ア
ルコキシ)カルボニル)C1〜C3アルキル基、置換さ
れていてもよいフェニルカルボニル基、SR34基、SO
R21基またはSO2R22基を表し、
同一または相異なり、水素原子、C1〜C10アルキル
基、C1〜C10ハロアルキル基、C3〜C8アルケニ
ル基、C3〜C8ハロアルケニル基、C3〜C8アルキ
ニル基、C3〜C8ハロアルキニル基、C3〜C10シ
クロアルキル基、C3〜C10ハロシクロアルキル基、
C3〜C10シクロアルケニル基、C3〜C10ハロシ
クロアルケニル基、C3〜C10シクロアルキルC1〜
C3アルキル基、C3〜C10ハロシクロアルキルC1
〜C3アルキル基、C3〜C10シクロアルケニルC1
〜C3アルキル基、C3〜C10ハロシクロアルケニル
C1〜C3アルキル基、(C1〜C5アルキル)カルボ
ニル基、(C1〜C5ハロアルキル)カルボニル基、
(C3〜C6シクロアルキル)カルボニル基、(C3〜
C6ハロシクロアルキル)カルボニル基、(C1〜C6
アルキル)カルボニルC1〜C6アルキル基、(C1〜
C6ハロアルキル)カルボニルC1〜C6アルキル基、
(C1〜C6アルコキシ)カルボニル基、(C1〜C6
ハロアルコキシ)カルボニル基、(C3〜C10シクロ
アルコキシ)カルボニル基、(C3〜C10ハロシクロ
アルコキシ)カルボニル基、カルボキシC1〜C5アル
キル基、(ヒドロキシC1〜C5アルコキシ)カルボニ
ルC1〜C5アルキル基、(C1〜C10アルコキシ)
カルボニルC1〜C5アルキル基、(C1〜C10ハロ
アルコキシ)カルボニルC1〜C5アルキル基、(C3
〜C10シクロアルコキシ)カルボニルC1〜C5アル
キル基、(C3〜C10ハロシクロアルコキシ)カルボ
ニルC1〜C5アルキル基、アミノカルボニルC1〜C
6アルキル基、(C1〜C6アルキルアミノ)カルボニ
ルC1〜C6アルキル基、ヒドロキシC1〜C6アルキ
ル基、C1〜C6アルコキシC1〜C6アルキル基、C
1〜C6ハロアルコキシC1〜C6アルキル基、C1〜
C6アルキルチオC1〜C6アルキル基、C1〜C6ハ
ロアルキルチオC1〜C6アルキル基、シアノC1〜C
4アルキル基、置換されていてもよいフェニル基、(置
換されていてもよいフェニル)C1〜C3アルキル基、
(置換されていてもよいフェニル)((C1〜C10ア
ルコキシ)カルボニル)C1〜C3アルキル基、置換さ
れていてもよいフェニルカルボニル基、SR34基、SO
R21基またはSO2R22基を表し、
【0009】R13、R43およびR73は同一または相異な
り、水素原子、C1〜C10アルキル基、C1〜C10
ハロアルキル基、C3〜C10アルケニル基、C3〜C
10ハロアルケニル基、C3〜C10アルキニル基、C
3〜C10ハロアルキニル基、C3〜C8シクロアルキ
ル基、C3〜C8ハロシクロアルキル基、N(R23)R
24基、N=C(R23)R24基、テトラヒドロフラニル
基、テトラヒドロピラニル基、カルボキシC1〜C5ア
ルキル基、(C3〜C8シクロアルコキシ)カルボニル
C1〜C5アルキル基、(C3〜C8アルケニルオキ
シ)カルボニルC1〜C6アルキル基、(C3〜C8ア
ルキニルオキシ)カルボニルC1〜C6アルキル基、テ
トラヒドロフラニルオキシカルボニルC1〜C6アルキ
ル基、テトラヒドロピラニルオキシカルボニルC1〜C
6アルキル基、(C1〜C5アルコキシ)カルボニルC
1〜C5アルキル基または(C1〜C5ハロアルコキ
シ)カルボニルC1〜C5アルキル基を表し、
り、水素原子、C1〜C10アルキル基、C1〜C10
ハロアルキル基、C3〜C10アルケニル基、C3〜C
10ハロアルケニル基、C3〜C10アルキニル基、C
3〜C10ハロアルキニル基、C3〜C8シクロアルキ
ル基、C3〜C8ハロシクロアルキル基、N(R23)R
24基、N=C(R23)R24基、テトラヒドロフラニル
基、テトラヒドロピラニル基、カルボキシC1〜C5ア
ルキル基、(C3〜C8シクロアルコキシ)カルボニル
C1〜C5アルキル基、(C3〜C8アルケニルオキ
シ)カルボニルC1〜C6アルキル基、(C3〜C8ア
ルキニルオキシ)カルボニルC1〜C6アルキル基、テ
トラヒドロフラニルオキシカルボニルC1〜C6アルキ
ル基、テトラヒドロピラニルオキシカルボニルC1〜C
6アルキル基、(C1〜C5アルコキシ)カルボニルC
1〜C5アルキル基または(C1〜C5ハロアルコキ
シ)カルボニルC1〜C5アルキル基を表し、
【0010】R14、R44およびR74は同一または相異な
り、水素原子、塩素原子、C1〜C5アルキル基、C1
〜C5ハロアルキル基、C3〜C6シクロアルキル基、
C3〜C6ハロシクロアルキル基またはN(R25)R26
基を表し、R15、R45およびR75は同一または相異な
り、は塩素原子、C1〜C10アルキル基、C1〜C1
0ハロアルキル基、N(R27)R28基またはOR29基を
表し、R16、R46およびR76は同一または相異なり、水
素原子、ハロゲン原子またはC1〜C3アルキル基を表
し、R17、R47およびR77は同一または相異なり、水素
原子、COOR30基、シアノ基またはC1〜C5アルキ
ル基を表わし、R18、R48およびR78は同一または相異
なり、水素原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4ハ
ロアルキル基、C3〜C6シクロアルキル基またはC3
〜C6ハロシクロアルキル基を表し、R19、R49および
R79は同一または相異なり、水素原子、C1〜C10ア
ルキル基、C1〜C10ハロアルキル基、C3〜C6シ
クロアルキル基、C3〜C6ハロシクロアルキル基、C
3〜C10シクロアルキルC1〜C3アルキル基、C3
〜C10ハロシクロアルキルC1〜C3アルキル基、C
3〜C5アルケニル基、C3〜C5ハロアルケニル基、
C3〜C5アルキニル基、C3〜C5ハロアルキニル
基、カルボキシC1〜C3アルキル基、(C1〜C5ア
ルコキシ)カルボニルC1〜C3アルキル基、(C1〜
C5ハロアルコキシ)カルボニルC1〜C3アルキル
基、置換されていてもよいフェニル基または(置換され
ていてもよいフェニル)C1〜C3アルキル基を表し、
R20、R50およびR80は同一または相異なり、水素原
子、塩素原子、C1〜C5アルキル基、C1〜C5ハロ
アルキル基、C3〜C6シクロアルキル基またはC3〜
C6ハロシクロアルキル基を表し、Mはアルカリ金属原
子を表す。
り、水素原子、塩素原子、C1〜C5アルキル基、C1
〜C5ハロアルキル基、C3〜C6シクロアルキル基、
C3〜C6ハロシクロアルキル基またはN(R25)R26
基を表し、R15、R45およびR75は同一または相異な
り、は塩素原子、C1〜C10アルキル基、C1〜C1
0ハロアルキル基、N(R27)R28基またはOR29基を
表し、R16、R46およびR76は同一または相異なり、水
素原子、ハロゲン原子またはC1〜C3アルキル基を表
し、R17、R47およびR77は同一または相異なり、水素
原子、COOR30基、シアノ基またはC1〜C5アルキ
ル基を表わし、R18、R48およびR78は同一または相異
なり、水素原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4ハ
ロアルキル基、C3〜C6シクロアルキル基またはC3
〜C6ハロシクロアルキル基を表し、R19、R49および
R79は同一または相異なり、水素原子、C1〜C10ア
ルキル基、C1〜C10ハロアルキル基、C3〜C6シ
クロアルキル基、C3〜C6ハロシクロアルキル基、C
3〜C10シクロアルキルC1〜C3アルキル基、C3
〜C10ハロシクロアルキルC1〜C3アルキル基、C
3〜C5アルケニル基、C3〜C5ハロアルケニル基、
C3〜C5アルキニル基、C3〜C5ハロアルキニル
基、カルボキシC1〜C3アルキル基、(C1〜C5ア
ルコキシ)カルボニルC1〜C3アルキル基、(C1〜
C5ハロアルコキシ)カルボニルC1〜C3アルキル
基、置換されていてもよいフェニル基または(置換され
ていてもよいフェニル)C1〜C3アルキル基を表し、
R20、R50およびR80は同一または相異なり、水素原
子、塩素原子、C1〜C5アルキル基、C1〜C5ハロ
アルキル基、C3〜C6シクロアルキル基またはC3〜
C6ハロシクロアルキル基を表し、Mはアルカリ金属原
子を表す。
【0011】〈ここで、R34はC1〜C10アルキル
基、C1〜C10ハロアルキル基または置換されていて
もよいフェニル基を表し、R21はC1〜C10アルキル
基、C1〜C10ハロアルキル基、C3〜C8シクロア
ルキル基、C3〜C8ハロシクロアルキル基または置換
されていてもよいフェニル基を表し、R22はC1〜C1
0アルキル基、C1〜C10ハロアルキル基、C3〜C
8シクロアルキル基、C3〜C8ハロシクロアルキル基
または置換されていてもよいフェニル基を表し、R23は
水素原子またはC1〜C5アルキル基を表し、R24は水
素原子、C1〜C5アルキル基、C1〜C5ハロアルキ
ル基または置換されていてもよいフェニル基を表し、R
25は水素原子、C1〜C10アルキル基、C1〜C10
ハロアルキル基、SO 2H基、C1〜C5アルキルスル
ホニル基、C3〜C10シクロアルキル基、C3〜C1
0ハロシクロアルキル基、カルボキシC1〜C3アルキ
ル基、(C1〜C5アルコキシ)カルボニルC1〜C3
アルキル基、置換されていてもよいフェニル基、C1−
C10アルキルスルフィニル基、C1−C10ハロアル
キルスルフィニル基、C3−C8シクロアルキルスルフ
ィニル基、C3−C8ハロシクロアルキルスルフィニル
基、置換されていてもよいフェニルスルフィニル基、C
1−C10アルキルスルホニル基、C1−C10ハロア
ルキルスルホニル基、C3−C8シクロアルキルスルホ
ニル基、C3−C8ハロシクロアルキルスルホニル基ま
たは置換されていてもよいフェニルスルホニル基を表
し、
基、C1〜C10ハロアルキル基または置換されていて
もよいフェニル基を表し、R21はC1〜C10アルキル
基、C1〜C10ハロアルキル基、C3〜C8シクロア
ルキル基、C3〜C8ハロシクロアルキル基または置換
されていてもよいフェニル基を表し、R22はC1〜C1
0アルキル基、C1〜C10ハロアルキル基、C3〜C
8シクロアルキル基、C3〜C8ハロシクロアルキル基
または置換されていてもよいフェニル基を表し、R23は
水素原子またはC1〜C5アルキル基を表し、R24は水
素原子、C1〜C5アルキル基、C1〜C5ハロアルキ
ル基または置換されていてもよいフェニル基を表し、R
25は水素原子、C1〜C10アルキル基、C1〜C10
ハロアルキル基、SO 2H基、C1〜C5アルキルスル
ホニル基、C3〜C10シクロアルキル基、C3〜C1
0ハロシクロアルキル基、カルボキシC1〜C3アルキ
ル基、(C1〜C5アルコキシ)カルボニルC1〜C3
アルキル基、置換されていてもよいフェニル基、C1−
C10アルキルスルフィニル基、C1−C10ハロアル
キルスルフィニル基、C3−C8シクロアルキルスルフ
ィニル基、C3−C8ハロシクロアルキルスルフィニル
基、置換されていてもよいフェニルスルフィニル基、C
1−C10アルキルスルホニル基、C1−C10ハロア
ルキルスルホニル基、C3−C8シクロアルキルスルホ
ニル基、C3−C8ハロシクロアルキルスルホニル基ま
たは置換されていてもよいフェニルスルホニル基を表
し、
【0012】R26は水素原子、C1〜C10アルキル基
またはC1〜C10ハロアルキル基を表し、R27は水素
原子、C1〜C5アルキル基またはC1〜C5ハロアル
キル基を表し、R28は水素原子、C1〜C10アルキル
基またはC1〜C10ハロアルキル基を表し、R29はC
1〜C10アルキル基を表し、R30は水素原子、C1〜
C10アルキル基、C1〜C10ハロアルキル基、C3
〜C10シクロアルキル基、C3〜C10ハロシクロア
ルキル基または置換されていてもよいフェニル基を表
す。〉}]で示される基等があげられる。
またはC1〜C10ハロアルキル基を表し、R27は水素
原子、C1〜C5アルキル基またはC1〜C5ハロアル
キル基を表し、R28は水素原子、C1〜C10アルキル
基またはC1〜C10ハロアルキル基を表し、R29はC
1〜C10アルキル基を表し、R30は水素原子、C1〜
C10アルキル基、C1〜C10ハロアルキル基、C3
〜C10シクロアルキル基、C3〜C10ハロシクロア
ルキル基または置換されていてもよいフェニル基を表
す。〉}]で示される基等があげられる。
【0013】一般式 化9において、R4で示される、
ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原
子、ヨウ素原子等があげられ、C1〜C3アルキル基と
は、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基
であり、C1〜C3ハロアルキル基としては、トリクロ
ロメチル基、トリフルオロメチル基、クロロジフルオロ
メチル基、ジフルオロメチル基、1,1−ジフルオロエ
チル基等があげられ、R5で示される、ハロゲン原子と
しては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子
等があげられ、C1〜C3アルコキシ基とはメトキシ
基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基であ
り、C1〜C3アルキル基とは、メチル基、エチル基、
プロピル基、イソプロピル基であり、C1〜C3ハロア
ルキル基としては、トリクロロメチル基、トリフルオロ
メチル基、クロロジフルオロメチル基、ジフルオロメチ
ル基、1,1−ジフルオロエチル基等があげられ、R6
で示される、ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素
原子、臭素原子、ヨウ素原子等があげられ、C1〜C6
アルキル基としては、メチル基、エチル基、イソプロピ
ル基、ノルマル(以下n−と略す)ペンチル基、n−ブ
チル基等があげられ、C1〜C6ハロアルキル基として
は、クロロメチル基、ジクロロメチル基、トリクロロメ
チル基、トリフルオロメチル基、クロロジフルオロメチ
ル基、ペンタフルオロエチル基、1,1−ジフルオロエ
チル基、1,1−ジフルオロヘキシル基、3,3,3−
トリフルオロプロピル基、5,5,5,1,1−ペンタ
フルオロペンチル基等があげられ、R7で示される、ハ
ロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原
子、ヨウ素原子等があげられ、C1〜C6アルキル基と
しては、メチル基、エチル基、イソプロピル基、n−ペ
ンチル基、n−ブチル基等があげられ、C1〜C6ハロ
アルキル基としては、クロロメチル基、ジクロロメチル
基、トリクロロメチル基、トリフルオロメチル基、クロ
ロジフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、1,
1−ジフルオロエチル基、1,1−ジフルオロヘキシル
基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、5,5,
5,1,1−ペンタフルオロペンチル基等があげられ、
ヒドロキシC1〜C6アルキル基としては、ヒドロキシ
メチル基、2−ヒドロキシエチル基等があげられ、C1
〜C6アルコキシC1〜C6アルキル基としては、メト
キシメチル基、エトキシメチル基、2−メトキシエチル
基、2−エトキシエチル基等があげられ、R8で示され
る、ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭
素原子、ヨウ素原子等があげられ、C1〜C6アルキル
基としては、メチル基、エチル基、イソプロピル基、n
−ペンチル基、n−ブチル基等があげられ、C1〜C6
ハロアルキル基としては、クロロメチル基、ジクロロメ
チル基、トリクロロメチル基、トリフルオロメチル基、
クロロジフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、
1,1−ジフルオロエチル基、1,1−ジフルオロヘキ
シル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、5,
5,5,1,1−ペンタフルオロペンチル基等があげら
れ、ヒドロキシC1〜C6アルキル基としては、ヒドロ
キシメチル基、1−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキ
シエチル基等があげられ、C1〜C6アルコキシC1〜
C6アルキル基としては、メトキシメチル基、エトキシ
メチル基、2−メトキシエチル基、2−エトキシエチル
基等があげられ、cR9、R39及びR69で示される、C
1〜C10アルキル基としては、メチル基、エチル基、
イソプロピル基、n−ブチル基、2−ブチル基、イソア
ミル基、n−オクチル基等があげられ、C1〜C10ハ
ロアルキル基としては、トリクロロメチル基、トリフル
オロメチル基、クロロジフルオロメチル基、ペンタフル
オロエチル基、2−フルオロエチル基、2,2,2−ト
リフルオロエチル基、5−クロロ−n−アミル基、10
−ブロモへプチル基等があげられ、C3〜C8アルケニ
ル基としては、アリル基、1−メチル−2−プロペニル
基、2−メチル−2−プロペニル基、3−ブテニル基、
2−ブテニル基、3−メチル−2−ブテニル基、2−メ
チル−3−ブテニル基等があげられ、C3〜C8ハロア
ルケニル基としては、2−クロロ−2−プロペニル基、
3,3−ジクロロ−2−プロペニル基等があげられ、C
3〜C8アルキニル基としては、プロパルギル基、1−
メチル−2−プロピニル基、2−ブチニル基、3−ブチ
ニル基、1,1−ジメチル−2−プロピニル基等があげ
られ、C3〜C8ハロアルキニル基としては、3−ヨ−
ド−2−プロピニル基、3−ブロモ−2−プロピニル基
等があげられ、C3〜C10シクロアルキル基として
は、シクロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
シル基、4,4−ジメチルシクロヘキシル基等があげら
れ、C3〜C10ハロシクロアルキル基としては、2−
フルオロシクロペンチル基、3,4−ジクロロシクロヘ
キシル基等があげられ、C3〜C10シクロアルケニル
基としては、2−シクロヘキセニル基等があげられ、C
3〜C10ハロシクロアルケニル基としては、4−クロ
ロ−2−シクロヘキセニル基等があげられ、C3〜C1
0シクロアルキルC1〜C3アルキル基としては、シク
ロプロピルメチル基、シクロペンチルメチル基、シクロ
ヘキシルエチル基等があげられ、C3〜C10ハロシク
ロアルキルC1〜C3アルキル基としては、2−フルオ
ロシクロペンチルメチル基、3,4−ジクロロシクロヘ
キシルエチル基等があげられ、C3〜C10シクロアル
ケニルC1〜C3アルキル基としては、2−シクロヘキ
セニルメチル基等があげられ、C3〜C10ハロシクロ
アルケニルC1〜C3アルキル基としては、4−クロロ
−2−シクロヘキセニルメチル基があげられ、(C1〜
C5アルキル)カルボニル基としては、メチルカルボニ
ル基、エチルカルボニル基、プロピルカルボニル基等が
あげられ、(C1〜C5ハロアルキル)カルボニル基と
しては、クロロメチルカルボニル基、フルオロメチルカ
ルボニル基、トリフルオロメチルカルボニル基、ジクロ
ロメチルカルボニル基、ペンタフルオロプロピルカルボ
ニル基、2−クロロエチルカルボニル基等があげられ、
(C3〜C6シクロアルキル)カルボニル基としては、
シクロプロピルカルボニル基等があげられ、(C3〜C
6ハロシクロアルキル)カルボニル基としては、2−フ
ルオロシクロペンチルカルボニル基、2,2−ジフルオ
ロシクロペンチルカルボニル基、3,4−ジクロロシク
ロヘキシルカルボニル基等があげられ、(C1〜C6ア
ルキル)カルボニルC1〜C6アルキル基としては、メ
チルカルボニルメチル基、エチルカルボニルメチル基、
エチルカルボニルメチル基等があげられ、(C1〜C6
ハロアルキル)カルボニルC1〜C6アルキル基として
は、フルオロメチルカルボニルメチル基、2−クロロエ
チルカルボニルメチル基、2−フルオロエチルカルボニ
ルメチル基、3,3,3−トリフルオロメチルカルボニ
ルメチル基等があげられ、(C1〜C6アルコキシ)カ
ルボニル基としては、メトキシカルボニル基、エトキシ
カルボニル基、プロポキシカルボニル基、t−ブトキシ
カルボニル基、ブトキシカルボニル基、アミルオキシカ
ルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、イソブトキ
シカルボニル基、イソアミルオキシカルボニル基等があ
げられ、(C1〜C6ハロアルコキシ)カルボニル基と
しては、クロロメチルオキシカルボニル基、2−フルオ
ロエチルオキシカルボニル基、2−クロロプロピルオキ
シカルボニル基、3−クロロブチルオキシカルボニル
基、1−クロロ−2−プロピルオキシカルボニル基、
1,3−ジクロロ−2−プロピルオキシカルボニル基、
2,2−ジクロロエチルオキシカルボニル基、2,2,
2−トリフルオロエチルオキシカルボニル基、2,2,
2−トリクロロエチルオキシカルボニル基等があげら
れ、(C3〜C10シクロアルコキシ)カルボニル基と
しては、シクロプロピルオキシカルボニル基、シクロブ
チルオキシカルボニル基、シクロペンチルオキシカルボ
ニル基、シクロヘキシルオキシカルボニル基等があげら
れ、(C3〜C10ハロシクロアルコキシ)カルボニル
基としては、2−フルオロシクロペンチルオキシカルボ
ニル基、3,4−ジクロロシクロヘキシルオキシカルボ
ニル基等があげられ、カルボキシC1〜C5アルキル基
としては、カルボキシメチル基、2−カルボキシエチル
基、1−カルボキシエチル基等があげられ、(ヒドロキ
シC1〜C5アルコキシ)カルボニルC1〜C5アルキ
ル基としてはヒドロキシメトキシカルボニルメチル基、
2−(ヒドロキシメトキシカルボニル)エチル基、2−
ヒドロキシエトキシカルボニルメチル基、2−(2−ヒ
ドロキシエトキシカルボニル)エチル基、1−(2−ヒ
ドロキシエトキシカルボニル)エチル基、等があげら
れ、(C1〜C10アルコキシ)カルボニルC1〜C5
アルキル基としては、メトキシカルボニルメチル基、エ
トキシカルボニルメチル基、プロポキシカルボニルメチ
ル基、イソプロポキシカルボニルメチル基、ブトキシカ
ルボニルメチル基、イソブトキシカルボニルメチル基、
t−ブトキシカルボニルメチル基、アミルオキシカルボ
ニルメチル基、イソアミルオキシカルボニルメチル基、
t−アミルオキシカルボニルメチル基、1−メトキシカ
ルボニルエチル基、1−エトキシカルボニルエチル基、
1−プロポキシカルボニルエチル基、1−イソプロポキ
シカルボニルエチル基、1−ブトキシカルボニルエチル
基、1−イソブトキシカルボニルエチル基、1−t−ブ
トキシカルボニルエチル基、1−アミルオキシカルボニ
ルエチル基、1−イソアミルオキシカルボニルエチル基
等があげられ、(C1〜C10ハロアルコキシ)カルボ
ニルC1〜C5アルキル基としては、クロロメチルオキ
シカルボニルメチル基、2−フルオロエチルオキシカル
ボニルメチル基、2−クロロプロピルオキシカルボニル
メチル基、3−クロロブチルオキシカルボニルメチル
基、1−クロロ−2−プロピルオキシカルボニルメチル
基、1,3−ジクロロ−2−プロピルオキシカルボニル
メチル基、2,2−ジクロロエチルオキシカルボニルメ
チル基、2,2,2−トリフルオロエチルオキシカルボ
ニルメチル基、2,2,2−トリクロロエチルオキシカ
ルボニルエチル基等があげられ、テトラヒドロフラニル
オキシカルボニルC1〜C6アルキル基としては、2−
テトラヒドロフラニルオキシカルボニルメチル基、3−
テトラヒドロフラニルオキシカルボニルメチル基、1−
(2−テトラヒドロフラニルオキシカルボニル)エチル
基、1−(3−テトラヒドロフラニルオキシカルボニ
ル)エチル基、2−(2−テトラヒドロフラニルオキシ
カルボニル)エチル基、2−(3−テトラヒドロフラニ
ルオキシカルボニル)エチル基等があげられ、テトラヒ
ドロピラニルオキシカルボニルC1〜C6アルキル基と
しては、2−テトラヒドロピラニルオキシカルボニルメ
チル基、3−テトラヒドロピラニルオキシカルボニルメ
チル基、1−(2−テトラヒドロピラニルオキシカルボ
ニル)エチル基、1−(3−テトラヒドロピラニルオキ
シカルボニル)エチル基、2−(2−テトラヒドロピラ
ニルオキシカルボニル)エチル基、2−(3−テトラヒ
ドロピラニルオキシカルボニル)エチル基等があげら
れ、{(C1〜C6アルコキシ)C1〜C6アルコキ
シ}カルボニルC1〜C6アルキル基としては、メトキ
シメトキシカルボニルメチル基、2−(メトキシメトキ
シカルボニル)エチル基、1−(メトキシメトキシカル
ボニル)エチル基、1−(エトキシメトキシカルボニ
ル)エチル基、1−(プロポキシメトキシカルボニル)
エチル基、1−(イソプロポキシメトキシカルボニル)
エチル基、1−(1−メトキシエトキシカルボニル)エ
チル基、1−(1−エトキシエトキシカルボニル)エチ
ル基、1−(2−メトキシエトキシカルボニル)エチル
基、1−(2−エトキシエトキシカルボニル)エチル
基、1−(2−プロポキシエトキシカルボニル)エチル
基、1−(2−イソプロポキシエトキシカルボニル)エ
チル基、2−(2−メトキシエトキシカルボニル)エチ
ル基、2−(2−エトキシエトキシカルボニル)エチル
基、2−(2−プロポキシエトキシカルボニル)エチル
基、2−(2−イソプロポキシエトキシカルボニル)エ
チル基等があげられ、[{(C1〜C6アルコキシ)カ
ルボニル}C1〜C6アルコキシ]カルボニルC1〜C
6アルキル基としては、{(メトキシカルボニル)メト
キシカルボニル}メチル基、2−{(メトキシカルボニ
ル)メトキシカルボニル}エチル基、2−{1−(メト
キシカルボニル)エトキシカルボニル}エチル基、2−
{1−メチル−1−(メトキシカルボニル)エトキシカ
ルボニル}エチル基等があげられ、[2−アザ−2−
(C1〜C3アルコキシ)−1−{(C1〜C3アルコ
キシ)カルボニル}ビニル]C1〜C3アルキル基とし
ては、3−アザ−3−メトキシ−2−メトキシカルボニ
ル−3−プロペニル基、3−アザ−3−エトキシ−2−
メトキシカルボニル−3−プロペニル基、3−アザ−3
−メトキシ−2−エトキシカルボニル−3−プロペニル
基、3−アザ−3−エトキシ−2−メトキシカルボニル
−3−プロペニル基等があげられ、(C3〜C10シク
ロアルコキシ)カルボニルC1〜C5アルキル基として
は、シクロプロピルオキシカルボニルメチル基、シクロ
ブチルオキシカルボニルメチル基、シクロペンチルオキ
シカルボニルメチル基、シクロヘキシルオキシカルボニ
ルメチル基、1−シクロブチルオキシカルボニルエチル
基、1−シクロペンチルオキシカルボニルエチル基、1
−シクロヘキシルオキシカルボニルエチル基、2−シク
ロブチルオキシカルボニルエチル基、2−シクロペンチ
ルオキシカルボニルエチル基、2−シクロヘキシルオキ
シカルボニルエチル基等があげられ、(C3〜C10ハ
ロシクロアルコキシ)カルボニルC1〜C5アルキル基
としては、2−フルオロシクロペンチルオキシカルボニ
ルメチル基、3,4−ジクロロシクロヘキシルオキシカ
ルボニルエチル基等があげられ、アミノカルボニルC1
〜C6アルキル基としては、アミノカルボニルメチル
基、1−アミノカルボニルエチル基、2−アミノカルボ
ニルエチル基等があげられ、(C1〜C6アルキルアミ
ノ)カルボニルC1〜C6アルキル基としては、メチル
アミノカルボニルメチル基、エチルアミノカルボニルメ
チル基、1−メチルアミノカルボニルエチル基、1−
(エチルアミノカルボニル)エチル基、1−(プロピル
アミノカルボニル)エチル基、2−メチルアミノカルボ
ニルエチル基、2−(エチルアミノカルボニル)エチル
基等があげられ、(C3〜C8アルケニルオキシ)カル
ボニルC1〜C6アルキル基としては、アリルオキシカ
ルボニルメチル基、1−メチル−2−プロペニルオキシ
カルボニルメチル基、2−メチル−2−プロペニルオキ
シカルボニルメチル基、2−ブテニルオキシカルボニル
メチル基、1−アリルオキシカルボニルエチル基、1−
(2−メチル−2−プロペニルオキシカルボニル)エチ
ル基、2−アリルオキシカルボニルエチル基、2−(2
−メチル−2−プロペニルオキシカルボニル)エチル基
等があげられ、(C3〜C8アルキニルオキシ)カルボ
ニルC1〜C6アルキル基としては、プロパルギルオキ
シカルボニルメチル基、1−メチル−2−プロピニルオ
キシカルボニルメチル基、1−プロパルギルオキシカル
ボニルエチル基、1−(1−メチル−2−プロピニルオ
キシカルボニル)エチル基、2−プロパルギルオキシカ
ルボニルエチル基、2−(1−メチル−2−プロピニル
オキシカルボニル)エチル基等があげられ、ヒドロキシ
C1〜C6アルキル基としては、ヒドロキシメチル基、
1−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシエチル基等が
あげられ、C1〜C6アルコキシC1〜C6アルキル基
としては、メトキシメチル基、1−メトキシエチル基、
エトキシメチル基等があげられ、C1〜C6ハロアルコ
キシC1〜C6アルキル基としては、2,2,2−トリ
フルオロエトキシメチル基等があげられ、メルカプトC
1〜C6アルキル基としては、メルカプトメチル基、1
−メルカプトエチル基、2−メルカプトエチル基等があ
げられ、C1〜C6アルキルチオC1〜C6アルキル基
としては、メチルチオメチル基、1−メチルチオエチル
基、エチルチオメチル基等があげられ、C1〜C6ハロ
アルキルチオC1〜C6アルキル基としては、2,2,
2−トリフルオロエチルチオメチル基等があげられ、シ
アノC1〜C4アルキル基としては、シアノメチル基、
シアノエチル基、1−メチルシアノエチル基等があげら
れ、テトラヒドロフラニル基としては、2−テトラヒド
ロフラニル基、3−テトラヒドロフラニル基等があげら
れ、テトラヒドロピラニル基としては、2−テトラヒド
ロピラニル基、3−テトラヒドロピラニル基等があげら
れ、置換されていてもよいフェニル基としては、フェニ
ル基、2−クロロフェニル基、2−ニトロフェニル基、
2−トリフルオロメチルフェニル基、2−メトキシフェ
ニル基、4−クロロフェニル基、4−ニトロフェニル
基、4−イソプロポキシフェニル基、4−フルオロフェ
ニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、3−ニト
ロフェニル基、3−メトキシフェニル基、3−メチルフ
ェニル基、3−トリフルオロメチルフェニル基、3−ブ
ロモフェニル基、3−メトキシカルボニルフェニル基、
3−トリフルオロメトキシフェニル基、3,4−ジクロ
ロフェニル基、2,4−ジクロロフェニル基、2,5−
ジクロロフェニル基等があげられ、(置換されていても
よいフェニル)C1〜C3アルキル基としては、ベンジ
ル基、フェネチル基、1−メチルベンジル基、2−クロ
ロベンジル基、3−クロロベンジル基、4−クロロベン
ジル基、2−メトキシベンジル基、3−メトキシベンジ
ル基、4−メトキシベンジル基等があげられ、置換され
ていてもよいフェニルカルボニル基としては、ベンゾイ
ル基、2−クロロベンゾイル基、3−クロロベンゾイル
基、4−クロロベンゾイル基、2,3−ジクロロベンゾ
イル基、2,4−ジクロロベンゾイル基、2,5−ジク
ロロベンゾイル基、2,6−ジクロロベンゾイル基、
3,4−ジクロロベンゾイル基等があげられ、
ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原
子、ヨウ素原子等があげられ、C1〜C3アルキル基と
は、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基
であり、C1〜C3ハロアルキル基としては、トリクロ
ロメチル基、トリフルオロメチル基、クロロジフルオロ
メチル基、ジフルオロメチル基、1,1−ジフルオロエ
チル基等があげられ、R5で示される、ハロゲン原子と
しては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子
等があげられ、C1〜C3アルコキシ基とはメトキシ
基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基であ
り、C1〜C3アルキル基とは、メチル基、エチル基、
プロピル基、イソプロピル基であり、C1〜C3ハロア
ルキル基としては、トリクロロメチル基、トリフルオロ
メチル基、クロロジフルオロメチル基、ジフルオロメチ
ル基、1,1−ジフルオロエチル基等があげられ、R6
で示される、ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素
原子、臭素原子、ヨウ素原子等があげられ、C1〜C6
アルキル基としては、メチル基、エチル基、イソプロピ
ル基、ノルマル(以下n−と略す)ペンチル基、n−ブ
チル基等があげられ、C1〜C6ハロアルキル基として
は、クロロメチル基、ジクロロメチル基、トリクロロメ
チル基、トリフルオロメチル基、クロロジフルオロメチ
ル基、ペンタフルオロエチル基、1,1−ジフルオロエ
チル基、1,1−ジフルオロヘキシル基、3,3,3−
トリフルオロプロピル基、5,5,5,1,1−ペンタ
フルオロペンチル基等があげられ、R7で示される、ハ
ロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原
子、ヨウ素原子等があげられ、C1〜C6アルキル基と
しては、メチル基、エチル基、イソプロピル基、n−ペ
ンチル基、n−ブチル基等があげられ、C1〜C6ハロ
アルキル基としては、クロロメチル基、ジクロロメチル
基、トリクロロメチル基、トリフルオロメチル基、クロ
ロジフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、1,
1−ジフルオロエチル基、1,1−ジフルオロヘキシル
基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、5,5,
5,1,1−ペンタフルオロペンチル基等があげられ、
ヒドロキシC1〜C6アルキル基としては、ヒドロキシ
メチル基、2−ヒドロキシエチル基等があげられ、C1
〜C6アルコキシC1〜C6アルキル基としては、メト
キシメチル基、エトキシメチル基、2−メトキシエチル
基、2−エトキシエチル基等があげられ、R8で示され
る、ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭
素原子、ヨウ素原子等があげられ、C1〜C6アルキル
基としては、メチル基、エチル基、イソプロピル基、n
−ペンチル基、n−ブチル基等があげられ、C1〜C6
ハロアルキル基としては、クロロメチル基、ジクロロメ
チル基、トリクロロメチル基、トリフルオロメチル基、
クロロジフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、
1,1−ジフルオロエチル基、1,1−ジフルオロヘキ
シル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、5,
5,5,1,1−ペンタフルオロペンチル基等があげら
れ、ヒドロキシC1〜C6アルキル基としては、ヒドロ
キシメチル基、1−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキ
シエチル基等があげられ、C1〜C6アルコキシC1〜
C6アルキル基としては、メトキシメチル基、エトキシ
メチル基、2−メトキシエチル基、2−エトキシエチル
基等があげられ、cR9、R39及びR69で示される、C
1〜C10アルキル基としては、メチル基、エチル基、
イソプロピル基、n−ブチル基、2−ブチル基、イソア
ミル基、n−オクチル基等があげられ、C1〜C10ハ
ロアルキル基としては、トリクロロメチル基、トリフル
オロメチル基、クロロジフルオロメチル基、ペンタフル
オロエチル基、2−フルオロエチル基、2,2,2−ト
リフルオロエチル基、5−クロロ−n−アミル基、10
−ブロモへプチル基等があげられ、C3〜C8アルケニ
ル基としては、アリル基、1−メチル−2−プロペニル
基、2−メチル−2−プロペニル基、3−ブテニル基、
2−ブテニル基、3−メチル−2−ブテニル基、2−メ
チル−3−ブテニル基等があげられ、C3〜C8ハロア
ルケニル基としては、2−クロロ−2−プロペニル基、
3,3−ジクロロ−2−プロペニル基等があげられ、C
3〜C8アルキニル基としては、プロパルギル基、1−
メチル−2−プロピニル基、2−ブチニル基、3−ブチ
ニル基、1,1−ジメチル−2−プロピニル基等があげ
られ、C3〜C8ハロアルキニル基としては、3−ヨ−
ド−2−プロピニル基、3−ブロモ−2−プロピニル基
等があげられ、C3〜C10シクロアルキル基として
は、シクロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
シル基、4,4−ジメチルシクロヘキシル基等があげら
れ、C3〜C10ハロシクロアルキル基としては、2−
フルオロシクロペンチル基、3,4−ジクロロシクロヘ
キシル基等があげられ、C3〜C10シクロアルケニル
基としては、2−シクロヘキセニル基等があげられ、C
3〜C10ハロシクロアルケニル基としては、4−クロ
ロ−2−シクロヘキセニル基等があげられ、C3〜C1
0シクロアルキルC1〜C3アルキル基としては、シク
ロプロピルメチル基、シクロペンチルメチル基、シクロ
ヘキシルエチル基等があげられ、C3〜C10ハロシク
ロアルキルC1〜C3アルキル基としては、2−フルオ
ロシクロペンチルメチル基、3,4−ジクロロシクロヘ
キシルエチル基等があげられ、C3〜C10シクロアル
ケニルC1〜C3アルキル基としては、2−シクロヘキ
セニルメチル基等があげられ、C3〜C10ハロシクロ
アルケニルC1〜C3アルキル基としては、4−クロロ
−2−シクロヘキセニルメチル基があげられ、(C1〜
C5アルキル)カルボニル基としては、メチルカルボニ
ル基、エチルカルボニル基、プロピルカルボニル基等が
あげられ、(C1〜C5ハロアルキル)カルボニル基と
しては、クロロメチルカルボニル基、フルオロメチルカ
ルボニル基、トリフルオロメチルカルボニル基、ジクロ
ロメチルカルボニル基、ペンタフルオロプロピルカルボ
ニル基、2−クロロエチルカルボニル基等があげられ、
(C3〜C6シクロアルキル)カルボニル基としては、
シクロプロピルカルボニル基等があげられ、(C3〜C
6ハロシクロアルキル)カルボニル基としては、2−フ
ルオロシクロペンチルカルボニル基、2,2−ジフルオ
ロシクロペンチルカルボニル基、3,4−ジクロロシク
ロヘキシルカルボニル基等があげられ、(C1〜C6ア
ルキル)カルボニルC1〜C6アルキル基としては、メ
チルカルボニルメチル基、エチルカルボニルメチル基、
エチルカルボニルメチル基等があげられ、(C1〜C6
ハロアルキル)カルボニルC1〜C6アルキル基として
は、フルオロメチルカルボニルメチル基、2−クロロエ
チルカルボニルメチル基、2−フルオロエチルカルボニ
ルメチル基、3,3,3−トリフルオロメチルカルボニ
ルメチル基等があげられ、(C1〜C6アルコキシ)カ
ルボニル基としては、メトキシカルボニル基、エトキシ
カルボニル基、プロポキシカルボニル基、t−ブトキシ
カルボニル基、ブトキシカルボニル基、アミルオキシカ
ルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、イソブトキ
シカルボニル基、イソアミルオキシカルボニル基等があ
げられ、(C1〜C6ハロアルコキシ)カルボニル基と
しては、クロロメチルオキシカルボニル基、2−フルオ
ロエチルオキシカルボニル基、2−クロロプロピルオキ
シカルボニル基、3−クロロブチルオキシカルボニル
基、1−クロロ−2−プロピルオキシカルボニル基、
1,3−ジクロロ−2−プロピルオキシカルボニル基、
2,2−ジクロロエチルオキシカルボニル基、2,2,
2−トリフルオロエチルオキシカルボニル基、2,2,
2−トリクロロエチルオキシカルボニル基等があげら
れ、(C3〜C10シクロアルコキシ)カルボニル基と
しては、シクロプロピルオキシカルボニル基、シクロブ
チルオキシカルボニル基、シクロペンチルオキシカルボ
ニル基、シクロヘキシルオキシカルボニル基等があげら
れ、(C3〜C10ハロシクロアルコキシ)カルボニル
基としては、2−フルオロシクロペンチルオキシカルボ
ニル基、3,4−ジクロロシクロヘキシルオキシカルボ
ニル基等があげられ、カルボキシC1〜C5アルキル基
としては、カルボキシメチル基、2−カルボキシエチル
基、1−カルボキシエチル基等があげられ、(ヒドロキ
シC1〜C5アルコキシ)カルボニルC1〜C5アルキ
ル基としてはヒドロキシメトキシカルボニルメチル基、
2−(ヒドロキシメトキシカルボニル)エチル基、2−
ヒドロキシエトキシカルボニルメチル基、2−(2−ヒ
ドロキシエトキシカルボニル)エチル基、1−(2−ヒ
ドロキシエトキシカルボニル)エチル基、等があげら
れ、(C1〜C10アルコキシ)カルボニルC1〜C5
アルキル基としては、メトキシカルボニルメチル基、エ
トキシカルボニルメチル基、プロポキシカルボニルメチ
ル基、イソプロポキシカルボニルメチル基、ブトキシカ
ルボニルメチル基、イソブトキシカルボニルメチル基、
t−ブトキシカルボニルメチル基、アミルオキシカルボ
ニルメチル基、イソアミルオキシカルボニルメチル基、
t−アミルオキシカルボニルメチル基、1−メトキシカ
ルボニルエチル基、1−エトキシカルボニルエチル基、
1−プロポキシカルボニルエチル基、1−イソプロポキ
シカルボニルエチル基、1−ブトキシカルボニルエチル
基、1−イソブトキシカルボニルエチル基、1−t−ブ
トキシカルボニルエチル基、1−アミルオキシカルボニ
ルエチル基、1−イソアミルオキシカルボニルエチル基
等があげられ、(C1〜C10ハロアルコキシ)カルボ
ニルC1〜C5アルキル基としては、クロロメチルオキ
シカルボニルメチル基、2−フルオロエチルオキシカル
ボニルメチル基、2−クロロプロピルオキシカルボニル
メチル基、3−クロロブチルオキシカルボニルメチル
基、1−クロロ−2−プロピルオキシカルボニルメチル
基、1,3−ジクロロ−2−プロピルオキシカルボニル
メチル基、2,2−ジクロロエチルオキシカルボニルメ
チル基、2,2,2−トリフルオロエチルオキシカルボ
ニルメチル基、2,2,2−トリクロロエチルオキシカ
ルボニルエチル基等があげられ、テトラヒドロフラニル
オキシカルボニルC1〜C6アルキル基としては、2−
テトラヒドロフラニルオキシカルボニルメチル基、3−
テトラヒドロフラニルオキシカルボニルメチル基、1−
(2−テトラヒドロフラニルオキシカルボニル)エチル
基、1−(3−テトラヒドロフラニルオキシカルボニ
ル)エチル基、2−(2−テトラヒドロフラニルオキシ
カルボニル)エチル基、2−(3−テトラヒドロフラニ
ルオキシカルボニル)エチル基等があげられ、テトラヒ
ドロピラニルオキシカルボニルC1〜C6アルキル基と
しては、2−テトラヒドロピラニルオキシカルボニルメ
チル基、3−テトラヒドロピラニルオキシカルボニルメ
チル基、1−(2−テトラヒドロピラニルオキシカルボ
ニル)エチル基、1−(3−テトラヒドロピラニルオキ
シカルボニル)エチル基、2−(2−テトラヒドロピラ
ニルオキシカルボニル)エチル基、2−(3−テトラヒ
ドロピラニルオキシカルボニル)エチル基等があげら
れ、{(C1〜C6アルコキシ)C1〜C6アルコキ
シ}カルボニルC1〜C6アルキル基としては、メトキ
シメトキシカルボニルメチル基、2−(メトキシメトキ
シカルボニル)エチル基、1−(メトキシメトキシカル
ボニル)エチル基、1−(エトキシメトキシカルボニ
ル)エチル基、1−(プロポキシメトキシカルボニル)
エチル基、1−(イソプロポキシメトキシカルボニル)
エチル基、1−(1−メトキシエトキシカルボニル)エ
チル基、1−(1−エトキシエトキシカルボニル)エチ
ル基、1−(2−メトキシエトキシカルボニル)エチル
基、1−(2−エトキシエトキシカルボニル)エチル
基、1−(2−プロポキシエトキシカルボニル)エチル
基、1−(2−イソプロポキシエトキシカルボニル)エ
チル基、2−(2−メトキシエトキシカルボニル)エチ
ル基、2−(2−エトキシエトキシカルボニル)エチル
基、2−(2−プロポキシエトキシカルボニル)エチル
基、2−(2−イソプロポキシエトキシカルボニル)エ
チル基等があげられ、[{(C1〜C6アルコキシ)カ
ルボニル}C1〜C6アルコキシ]カルボニルC1〜C
6アルキル基としては、{(メトキシカルボニル)メト
キシカルボニル}メチル基、2−{(メトキシカルボニ
ル)メトキシカルボニル}エチル基、2−{1−(メト
キシカルボニル)エトキシカルボニル}エチル基、2−
{1−メチル−1−(メトキシカルボニル)エトキシカ
ルボニル}エチル基等があげられ、[2−アザ−2−
(C1〜C3アルコキシ)−1−{(C1〜C3アルコ
キシ)カルボニル}ビニル]C1〜C3アルキル基とし
ては、3−アザ−3−メトキシ−2−メトキシカルボニ
ル−3−プロペニル基、3−アザ−3−エトキシ−2−
メトキシカルボニル−3−プロペニル基、3−アザ−3
−メトキシ−2−エトキシカルボニル−3−プロペニル
基、3−アザ−3−エトキシ−2−メトキシカルボニル
−3−プロペニル基等があげられ、(C3〜C10シク
ロアルコキシ)カルボニルC1〜C5アルキル基として
は、シクロプロピルオキシカルボニルメチル基、シクロ
ブチルオキシカルボニルメチル基、シクロペンチルオキ
シカルボニルメチル基、シクロヘキシルオキシカルボニ
ルメチル基、1−シクロブチルオキシカルボニルエチル
基、1−シクロペンチルオキシカルボニルエチル基、1
−シクロヘキシルオキシカルボニルエチル基、2−シク
ロブチルオキシカルボニルエチル基、2−シクロペンチ
ルオキシカルボニルエチル基、2−シクロヘキシルオキ
シカルボニルエチル基等があげられ、(C3〜C10ハ
ロシクロアルコキシ)カルボニルC1〜C5アルキル基
としては、2−フルオロシクロペンチルオキシカルボニ
ルメチル基、3,4−ジクロロシクロヘキシルオキシカ
ルボニルエチル基等があげられ、アミノカルボニルC1
〜C6アルキル基としては、アミノカルボニルメチル
基、1−アミノカルボニルエチル基、2−アミノカルボ
ニルエチル基等があげられ、(C1〜C6アルキルアミ
ノ)カルボニルC1〜C6アルキル基としては、メチル
アミノカルボニルメチル基、エチルアミノカルボニルメ
チル基、1−メチルアミノカルボニルエチル基、1−
(エチルアミノカルボニル)エチル基、1−(プロピル
アミノカルボニル)エチル基、2−メチルアミノカルボ
ニルエチル基、2−(エチルアミノカルボニル)エチル
基等があげられ、(C3〜C8アルケニルオキシ)カル
ボニルC1〜C6アルキル基としては、アリルオキシカ
ルボニルメチル基、1−メチル−2−プロペニルオキシ
カルボニルメチル基、2−メチル−2−プロペニルオキ
シカルボニルメチル基、2−ブテニルオキシカルボニル
メチル基、1−アリルオキシカルボニルエチル基、1−
(2−メチル−2−プロペニルオキシカルボニル)エチ
ル基、2−アリルオキシカルボニルエチル基、2−(2
−メチル−2−プロペニルオキシカルボニル)エチル基
等があげられ、(C3〜C8アルキニルオキシ)カルボ
ニルC1〜C6アルキル基としては、プロパルギルオキ
シカルボニルメチル基、1−メチル−2−プロピニルオ
キシカルボニルメチル基、1−プロパルギルオキシカル
ボニルエチル基、1−(1−メチル−2−プロピニルオ
キシカルボニル)エチル基、2−プロパルギルオキシカ
ルボニルエチル基、2−(1−メチル−2−プロピニル
オキシカルボニル)エチル基等があげられ、ヒドロキシ
C1〜C6アルキル基としては、ヒドロキシメチル基、
1−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロキシエチル基等が
あげられ、C1〜C6アルコキシC1〜C6アルキル基
としては、メトキシメチル基、1−メトキシエチル基、
エトキシメチル基等があげられ、C1〜C6ハロアルコ
キシC1〜C6アルキル基としては、2,2,2−トリ
フルオロエトキシメチル基等があげられ、メルカプトC
1〜C6アルキル基としては、メルカプトメチル基、1
−メルカプトエチル基、2−メルカプトエチル基等があ
げられ、C1〜C6アルキルチオC1〜C6アルキル基
としては、メチルチオメチル基、1−メチルチオエチル
基、エチルチオメチル基等があげられ、C1〜C6ハロ
アルキルチオC1〜C6アルキル基としては、2,2,
2−トリフルオロエチルチオメチル基等があげられ、シ
アノC1〜C4アルキル基としては、シアノメチル基、
シアノエチル基、1−メチルシアノエチル基等があげら
れ、テトラヒドロフラニル基としては、2−テトラヒド
ロフラニル基、3−テトラヒドロフラニル基等があげら
れ、テトラヒドロピラニル基としては、2−テトラヒド
ロピラニル基、3−テトラヒドロピラニル基等があげら
れ、置換されていてもよいフェニル基としては、フェニ
ル基、2−クロロフェニル基、2−ニトロフェニル基、
2−トリフルオロメチルフェニル基、2−メトキシフェ
ニル基、4−クロロフェニル基、4−ニトロフェニル
基、4−イソプロポキシフェニル基、4−フルオロフェ
ニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、3−ニト
ロフェニル基、3−メトキシフェニル基、3−メチルフ
ェニル基、3−トリフルオロメチルフェニル基、3−ブ
ロモフェニル基、3−メトキシカルボニルフェニル基、
3−トリフルオロメトキシフェニル基、3,4−ジクロ
ロフェニル基、2,4−ジクロロフェニル基、2,5−
ジクロロフェニル基等があげられ、(置換されていても
よいフェニル)C1〜C3アルキル基としては、ベンジ
ル基、フェネチル基、1−メチルベンジル基、2−クロ
ロベンジル基、3−クロロベンジル基、4−クロロベン
ジル基、2−メトキシベンジル基、3−メトキシベンジ
ル基、4−メトキシベンジル基等があげられ、置換され
ていてもよいフェニルカルボニル基としては、ベンゾイ
ル基、2−クロロベンゾイル基、3−クロロベンゾイル
基、4−クロロベンゾイル基、2,3−ジクロロベンゾ
イル基、2,4−ジクロロベンゾイル基、2,5−ジク
ロロベンゾイル基、2,6−ジクロロベンゾイル基、
3,4−ジクロロベンゾイル基等があげられ、
【0014】R10、R40及びR70で示される、C1〜C
10アルキル基としては、メチル基、エチル基、イソプ
ロピル基、n−ブチル基、2−ブチル基、イソアミル
基、n−オクチル基等があげられ、C1〜C10ハロア
ルキル基としては、トリクロロメチル基、トリフルオロ
メチル基、クロロジフルオロメチル基、ペンタフルオロ
エチル基、2−フルオロエチル基、2,2,2−トリフ
ルオロエチル基、5−クロロ−n−アミル基、10−ブ
ロモへプチル基等があげられ、C3〜C8アルケニル基
としては、アリル基、1−メチル−2−プロペニル基、
3−ブテニル基、2−ブテニル基、3−メチル−2−ブ
テニル基、2−メチル−3−ブテニル基等があげられ、
C3〜C8ハロアルケニル基としては、2−クロロ−2
−プロペニル基、3,3−ジクロロ−2−プロペニル基
等があげられ、C3〜C8アルキニル基としては、プロ
パルギル基、1−メチル−2−プロピニル基、2−ブチ
ニル基、3−ブチニル基、1,1−ジメチル−2−プロ
ピニル基等があげられ、C3〜C8ハロアルキニル基と
しては、3−ヨ−ド−2−プロピニル基、3−ブロモ−
2−プロピニル基等があげられ、C3〜C10シクロア
ルキル基としては、シクロプロピル基、シクロペンチル
基、シクロヘキシル基、4,4−ジメチルシクロヘキシ
ル基等があげられ、C3〜C10ハロシクロアルキル基
としては、2−フルオロシクロペンチル基、3,4−ジ
クロロシクロヘキシル基等があげられ、C3〜C10シ
クロアルケニル基としては、2−シクロヘキセニル基等
があげられ、C3〜C10ハロシクロアルケニル基とし
ては、4−クロロ−2−シクロヘキセニル基等があげら
れ、C3〜C10シクロアルキルC1〜C3アルキル基
としては、シクロプロピルメチル基、シクロペンチルメ
チル基、シクロヘキシルエチル基等があげられ、C3〜
C10ハロシクロアルキルC1〜C3アルキル基として
は、2−フルオロシクロペンチルメチル基、3,4−ジ
クロロシクロヘキシルエチル基等があげられ、C3〜C
10シクロアルケニルC1〜C3アルキル基としては、
2−シクロヘキセニルメチル基等があげられ、C3〜C
10ハロシクロアルケニルC1〜C3アルキル基として
は、4−クロロ−2−シクロヘキセニルメチル基があげ
られ、(C1〜C5アルキル)カルボニル基としては、
メチルカルボニル基、エチルカルボニル基、プロピルカ
ルボニル基等があげられ、(C1〜C5ハロアルキル)
カルボニル基としては、クロロメチルカルボニル基、フ
ルオロメチルカルボニル基、トリフルオロメチルカルボ
ニル基、ジクロロメチルカルボニル基、ペンタフルオロ
プロピルカルボニル基、2−クロロエチルカルボニル基
等があげられ、(C3〜C6シクロアルキル)カルボニ
ル基としては、シクロプロピルカルボニル基等があげら
れ、(C3〜C6ハロシクロアルキル)カルボニル基と
しては、2−フルオロシクロペンチルカルボニル基、
2,2−ジフルオロシクロペンチルカルボニル基、3,
4−ジクロロシクロヘキシルカルボニル基等があげら
れ、(C1〜C6アルキル)カルボニルC1〜C6アル
キル基としては、メチルカルボニルメチル基、エチルカ
ルボニルメチル基、エチルカルボニルメチル基等があげ
られ、(C1〜C6ハロアルキル)カルボニルC1〜C
6アルキル基としては、フルオロメチルカルボニルメチ
ル基、2−クロロエチルカルボニルメチル基、2−フル
オロエチルカルボニルメチル基、3,3,3−トリフル
オロメチルカルボニルメチル基等があげられ、(C1〜
C6アルコキシ)カルボニル基としては、メトキシカル
ボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニ
ル基、t−ブトキシカルボニル基、ブトキシカルボニル
基、アミルオキシカルボニル基、イソプロポキシカルボ
ニル基、イソブトキシカルボニル基、イソアミルオキシ
カルボニル基等があげられ、(C1〜C6ハロアルコキ
シ)カルボニル基としては、クロロメチルオキシカルボ
ニル基、2−フルオロエチルオキシカルボニル基、2−
クロロプロピルオキシカルボニル基、3−クロロブチル
オキシカルボニル基、1−クロロ−2−プロピルオキシ
カルボニル基、1,3−ジクロロ−2−プロピルオキシ
カルボニル基、2,2−ジクロロエチルオキシカルボニ
ル基、2,2,2−トリフルオロエチルオキシカルボニ
ル基、2,2,2−トリクロロエチルオキシカルボニル
基等があげられ、(C3〜C10シクロアルコキシ)カ
ルボニル基としては、シクロプロピルオキシカルボニル
基、シクロブチルオキシカルボニル基、シクロペンチル
オキシカルボニル基、シクロヘキシルオキシカルボニル
基等があげられ、(C3〜C10ハロシクロアルコキ
シ)カルボニル基としては、2−フルオロシクロペンチ
ルオキシカルボニル基、3,4−ジクロロシクロヘキシ
ルオキシカルボニル基等があげられ、カルボキシC1〜
C5アルキル基としては、カルボキシメチル基、2−カ
ルボキシエチル基、1−カルボキシエチル基等があげら
れ、(ヒドロキシC1〜C5アルコキシ)カルボニルC
1〜C5アルキル基としてはヒドロキシメトキシカルボ
ニルメチル基、2−(ヒドロキシメトキシカルボニル)
エチル基、2−ヒドロキシエトキシカルボニルメチル
基、2−(2−ヒドロキシエトキシカルボニル)エチル
基、1−(2−ヒドロキシエトキシカルボニル)エチル
基、等があげられ、(C1〜C10アルコキシ)カルボ
ニルC1〜C5アルキル基としては、メトキシカルボニ
ルメチル基、エトキシカルボニルメチル基、プロポキシ
カルボニルメチル基、イソプロポキシカルボニルメチル
基、ブトキシカルボニルメチル基、イソブトキシカルボ
ニルメチル基、t−ブトキシカルボニルメチル基、アミ
ルオキシカルボニルメチル基、イソアミルオキシカルボ
ニルメチル基、t−アミルオキシカルボニルメチル基、
1−メトキシカルボニルエチル基、1−エトキシカルボ
ニルエチル基、1−プロポキシカルボニルエチル基、1
−イソプロポキシカルボニルエチル基、1−ブトキシカ
ルボニルエチル基、1−イソブトキシカルボニルエチル
基、1−t−ブトキシカルボニルエチル基、1−アミル
オキシカルボニルエチル基、1−イソアミルオキシカル
ボニルエチル基等があげられ、(C1〜C10ハロアル
コキシ)カルボニルC1〜C5アルキル基としては、ク
ロロメチルオキシカルボニルメチル基、2−フルオロエ
チルオキシカルボニルメチル基、2−クロロプロピルオ
キシカルボニルメチル基、3−クロロブチルオキシカル
ボニルメチル基、1−クロロ−2−プロピルオキシカル
ボニルメチル基、1,3−ジクロロ−2−プロピルオキ
シカルボニルメチル基、2,2−ジクロロエチルオキシ
カルボニルメチル基、2,2,2−トリフルオロエチル
オキシカルボニルメチル基、2,2,2−トリクロロエ
チルオキシカルボニルエチル基等があげられ、[{(C
1〜C6アルコキシ)カルボニル}C1〜C6アルコキ
シ]カルボニルC1〜C6アルキル基としては、{(メ
トキシカルボニル)メトキシカルボニル}メチル基、2
−{(メトキシカルボニル)メトキシカルボニル}エチ
ル基、2−{1−(メトキシカルボニル)エトキシカル
ボニル}エチル基、2−{1−メチル−1−(メトキシ
カルボニル)エトキシカルボニル}エチル基等があげら
れ、(C3〜C10シクロアルコキシ)カルボニルC1
〜C5アルキル基としては、シクロプロピルオキシカル
ボニルメチル基、シクロブチルオキシカルボニルメチル
基、シクロペンチルオキシカルボニルメチル基、シクロ
ヘキシルオキシカルボニルメチル基、1−シクロブチル
オキシカルボニルエチル基、1−シクロペンチルオキシ
カルボニルエチル基、1−シクロヘキシルオキシカルボ
ニルエチル基等があげられ、(C3〜C10ハロシクロ
アルコキシ)カルボニルC1〜C5アルキル基として
は、2−フルオロシクロペンチルオキシカルボニルメチ
ル基、3,4−ジクロロシクロヘキシルオキシカルボニ
ルエチル基等があげられ、アミノカルボニルC1〜C6
アルキル基としては、アミノカルボニルメチル基、1−
アミノカルボニルエチル基、2−アミノカルボニルエチ
ル基等があげられ、(C1〜C6アルキルアミノ)カル
ボニルC1〜C6アルキル基としては、メチルアミノカ
ルボニルメチル基、エチルアミノカルボニルメチル基、
1−メチルアミノカルボニルエチル基、1−(エチルア
ミノカルボニル)エチル基、1−(プロピルアミノカル
ボニル)エチル基、2−メチルアミノカルボニルエチル
基、2−(エチルアミノカルボニル)エチル基等があげ
られ、ヒドロキシC1〜C6アルキル基としては、ヒド
ロキシメチル基、1−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロ
キシエチル基等があげられ、C1〜C6アルコキシC1
〜C6アルキル基としては、メトキシメチル基、1−メ
トキシエチル基、エトキシメチル基等があげられ、C1
〜C6ハロアルコキシC1〜C6アルキル基としては、
2,2,2−トリフルオロエトキシメチル基等があげら
れ、メルカプトC1〜C6アルキル基としては、メルカ
プトメチル基、1−メルカプトエチル基、2−メルカプ
トエチル基等があげられ、C1〜C6アルキルチオC1
〜C6アルキル基としては、メチルチオメチル基、1−
メチルチオエチル基、エチルチオメチル基等があげら
れ、C1〜C6ハロアルキルチオC1〜C6アルキル基
としては、2,2,2−トリフルオロエチルチオメチル
基等があげられ、シアノC1〜C4アルキル基として
は、シアノメチル基、シアノエチル基、1−メチルシア
ノエチル基等があげられ、テトラヒドロフラニル基とし
ては、2−テトラヒドロフラニル基、3−テトラヒドロ
フラニル基等があげられ、テトラヒドロピラニル基とし
ては、2−テトラヒドロピラニル基、3−テトラヒドロ
ピラニル基等があげられ、置換されていてもよいフェニ
ル基としては、フェニル基、2−クロロフェニル基、2
−ニトロフェニル基、2−トリフルオロメチルフェニル
基、2−メトキシフェニル基、4−クロロフェニル基、
4−ニトロフェニル基、4−イソプロポキシフェニル
基、4−フルオロフェニル基、4−トリフルオロメチル
フェニル基、3−ニトロフェニル基、3−メトキシフェ
ニル基、3−メチルフェニル基、3−トリフルオロメチ
ルフェニル基、3−ブロモフェニル基、3−メトキシカ
ルボニルフェニル基、3−トリフルオロメトキシフェニ
ル基、3,4−ジクロロフェニル基、2,4−ジクロロ
フェニル基、2,5−ジクロロフェニル基等があげら
れ、(置換されていてもよいフェニル)C1〜C3アル
キル基としては、ベンジル基、フェネチル基、1−メチ
ルベンジル基、2−クロロベンジル基、3−クロロベン
ジル基、4−クロロベンジル基、2−メトキシベンジル
基、3−メトキシベンジル基、4−メトキシベンジル基
等があげられ、置換されていてもよいフェニルカルボニ
ル基としては、ベンゾイル基、2−クロロベンゾイル
基、3−クロロベンゾイル基、4−クロロベンゾイル
基、2,3−ジクロロベンゾイル基、2,4−ジクロロ
ベンゾイル基、2,5−ジクロロベンゾイル基、2,6
−ジクロロベンゾイル基、3,4−ジクロロベンゾイル
基等があげられ、
10アルキル基としては、メチル基、エチル基、イソプ
ロピル基、n−ブチル基、2−ブチル基、イソアミル
基、n−オクチル基等があげられ、C1〜C10ハロア
ルキル基としては、トリクロロメチル基、トリフルオロ
メチル基、クロロジフルオロメチル基、ペンタフルオロ
エチル基、2−フルオロエチル基、2,2,2−トリフ
ルオロエチル基、5−クロロ−n−アミル基、10−ブ
ロモへプチル基等があげられ、C3〜C8アルケニル基
としては、アリル基、1−メチル−2−プロペニル基、
3−ブテニル基、2−ブテニル基、3−メチル−2−ブ
テニル基、2−メチル−3−ブテニル基等があげられ、
C3〜C8ハロアルケニル基としては、2−クロロ−2
−プロペニル基、3,3−ジクロロ−2−プロペニル基
等があげられ、C3〜C8アルキニル基としては、プロ
パルギル基、1−メチル−2−プロピニル基、2−ブチ
ニル基、3−ブチニル基、1,1−ジメチル−2−プロ
ピニル基等があげられ、C3〜C8ハロアルキニル基と
しては、3−ヨ−ド−2−プロピニル基、3−ブロモ−
2−プロピニル基等があげられ、C3〜C10シクロア
ルキル基としては、シクロプロピル基、シクロペンチル
基、シクロヘキシル基、4,4−ジメチルシクロヘキシ
ル基等があげられ、C3〜C10ハロシクロアルキル基
としては、2−フルオロシクロペンチル基、3,4−ジ
クロロシクロヘキシル基等があげられ、C3〜C10シ
クロアルケニル基としては、2−シクロヘキセニル基等
があげられ、C3〜C10ハロシクロアルケニル基とし
ては、4−クロロ−2−シクロヘキセニル基等があげら
れ、C3〜C10シクロアルキルC1〜C3アルキル基
としては、シクロプロピルメチル基、シクロペンチルメ
チル基、シクロヘキシルエチル基等があげられ、C3〜
C10ハロシクロアルキルC1〜C3アルキル基として
は、2−フルオロシクロペンチルメチル基、3,4−ジ
クロロシクロヘキシルエチル基等があげられ、C3〜C
10シクロアルケニルC1〜C3アルキル基としては、
2−シクロヘキセニルメチル基等があげられ、C3〜C
10ハロシクロアルケニルC1〜C3アルキル基として
は、4−クロロ−2−シクロヘキセニルメチル基があげ
られ、(C1〜C5アルキル)カルボニル基としては、
メチルカルボニル基、エチルカルボニル基、プロピルカ
ルボニル基等があげられ、(C1〜C5ハロアルキル)
カルボニル基としては、クロロメチルカルボニル基、フ
ルオロメチルカルボニル基、トリフルオロメチルカルボ
ニル基、ジクロロメチルカルボニル基、ペンタフルオロ
プロピルカルボニル基、2−クロロエチルカルボニル基
等があげられ、(C3〜C6シクロアルキル)カルボニ
ル基としては、シクロプロピルカルボニル基等があげら
れ、(C3〜C6ハロシクロアルキル)カルボニル基と
しては、2−フルオロシクロペンチルカルボニル基、
2,2−ジフルオロシクロペンチルカルボニル基、3,
4−ジクロロシクロヘキシルカルボニル基等があげら
れ、(C1〜C6アルキル)カルボニルC1〜C6アル
キル基としては、メチルカルボニルメチル基、エチルカ
ルボニルメチル基、エチルカルボニルメチル基等があげ
られ、(C1〜C6ハロアルキル)カルボニルC1〜C
6アルキル基としては、フルオロメチルカルボニルメチ
ル基、2−クロロエチルカルボニルメチル基、2−フル
オロエチルカルボニルメチル基、3,3,3−トリフル
オロメチルカルボニルメチル基等があげられ、(C1〜
C6アルコキシ)カルボニル基としては、メトキシカル
ボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニ
ル基、t−ブトキシカルボニル基、ブトキシカルボニル
基、アミルオキシカルボニル基、イソプロポキシカルボ
ニル基、イソブトキシカルボニル基、イソアミルオキシ
カルボニル基等があげられ、(C1〜C6ハロアルコキ
シ)カルボニル基としては、クロロメチルオキシカルボ
ニル基、2−フルオロエチルオキシカルボニル基、2−
クロロプロピルオキシカルボニル基、3−クロロブチル
オキシカルボニル基、1−クロロ−2−プロピルオキシ
カルボニル基、1,3−ジクロロ−2−プロピルオキシ
カルボニル基、2,2−ジクロロエチルオキシカルボニ
ル基、2,2,2−トリフルオロエチルオキシカルボニ
ル基、2,2,2−トリクロロエチルオキシカルボニル
基等があげられ、(C3〜C10シクロアルコキシ)カ
ルボニル基としては、シクロプロピルオキシカルボニル
基、シクロブチルオキシカルボニル基、シクロペンチル
オキシカルボニル基、シクロヘキシルオキシカルボニル
基等があげられ、(C3〜C10ハロシクロアルコキ
シ)カルボニル基としては、2−フルオロシクロペンチ
ルオキシカルボニル基、3,4−ジクロロシクロヘキシ
ルオキシカルボニル基等があげられ、カルボキシC1〜
C5アルキル基としては、カルボキシメチル基、2−カ
ルボキシエチル基、1−カルボキシエチル基等があげら
れ、(ヒドロキシC1〜C5アルコキシ)カルボニルC
1〜C5アルキル基としてはヒドロキシメトキシカルボ
ニルメチル基、2−(ヒドロキシメトキシカルボニル)
エチル基、2−ヒドロキシエトキシカルボニルメチル
基、2−(2−ヒドロキシエトキシカルボニル)エチル
基、1−(2−ヒドロキシエトキシカルボニル)エチル
基、等があげられ、(C1〜C10アルコキシ)カルボ
ニルC1〜C5アルキル基としては、メトキシカルボニ
ルメチル基、エトキシカルボニルメチル基、プロポキシ
カルボニルメチル基、イソプロポキシカルボニルメチル
基、ブトキシカルボニルメチル基、イソブトキシカルボ
ニルメチル基、t−ブトキシカルボニルメチル基、アミ
ルオキシカルボニルメチル基、イソアミルオキシカルボ
ニルメチル基、t−アミルオキシカルボニルメチル基、
1−メトキシカルボニルエチル基、1−エトキシカルボ
ニルエチル基、1−プロポキシカルボニルエチル基、1
−イソプロポキシカルボニルエチル基、1−ブトキシカ
ルボニルエチル基、1−イソブトキシカルボニルエチル
基、1−t−ブトキシカルボニルエチル基、1−アミル
オキシカルボニルエチル基、1−イソアミルオキシカル
ボニルエチル基等があげられ、(C1〜C10ハロアル
コキシ)カルボニルC1〜C5アルキル基としては、ク
ロロメチルオキシカルボニルメチル基、2−フルオロエ
チルオキシカルボニルメチル基、2−クロロプロピルオ
キシカルボニルメチル基、3−クロロブチルオキシカル
ボニルメチル基、1−クロロ−2−プロピルオキシカル
ボニルメチル基、1,3−ジクロロ−2−プロピルオキ
シカルボニルメチル基、2,2−ジクロロエチルオキシ
カルボニルメチル基、2,2,2−トリフルオロエチル
オキシカルボニルメチル基、2,2,2−トリクロロエ
チルオキシカルボニルエチル基等があげられ、[{(C
1〜C6アルコキシ)カルボニル}C1〜C6アルコキ
シ]カルボニルC1〜C6アルキル基としては、{(メ
トキシカルボニル)メトキシカルボニル}メチル基、2
−{(メトキシカルボニル)メトキシカルボニル}エチ
ル基、2−{1−(メトキシカルボニル)エトキシカル
ボニル}エチル基、2−{1−メチル−1−(メトキシ
カルボニル)エトキシカルボニル}エチル基等があげら
れ、(C3〜C10シクロアルコキシ)カルボニルC1
〜C5アルキル基としては、シクロプロピルオキシカル
ボニルメチル基、シクロブチルオキシカルボニルメチル
基、シクロペンチルオキシカルボニルメチル基、シクロ
ヘキシルオキシカルボニルメチル基、1−シクロブチル
オキシカルボニルエチル基、1−シクロペンチルオキシ
カルボニルエチル基、1−シクロヘキシルオキシカルボ
ニルエチル基等があげられ、(C3〜C10ハロシクロ
アルコキシ)カルボニルC1〜C5アルキル基として
は、2−フルオロシクロペンチルオキシカルボニルメチ
ル基、3,4−ジクロロシクロヘキシルオキシカルボニ
ルエチル基等があげられ、アミノカルボニルC1〜C6
アルキル基としては、アミノカルボニルメチル基、1−
アミノカルボニルエチル基、2−アミノカルボニルエチ
ル基等があげられ、(C1〜C6アルキルアミノ)カル
ボニルC1〜C6アルキル基としては、メチルアミノカ
ルボニルメチル基、エチルアミノカルボニルメチル基、
1−メチルアミノカルボニルエチル基、1−(エチルア
ミノカルボニル)エチル基、1−(プロピルアミノカル
ボニル)エチル基、2−メチルアミノカルボニルエチル
基、2−(エチルアミノカルボニル)エチル基等があげ
られ、ヒドロキシC1〜C6アルキル基としては、ヒド
ロキシメチル基、1−ヒドロキシエチル基、2−ヒドロ
キシエチル基等があげられ、C1〜C6アルコキシC1
〜C6アルキル基としては、メトキシメチル基、1−メ
トキシエチル基、エトキシメチル基等があげられ、C1
〜C6ハロアルコキシC1〜C6アルキル基としては、
2,2,2−トリフルオロエトキシメチル基等があげら
れ、メルカプトC1〜C6アルキル基としては、メルカ
プトメチル基、1−メルカプトエチル基、2−メルカプ
トエチル基等があげられ、C1〜C6アルキルチオC1
〜C6アルキル基としては、メチルチオメチル基、1−
メチルチオエチル基、エチルチオメチル基等があげら
れ、C1〜C6ハロアルキルチオC1〜C6アルキル基
としては、2,2,2−トリフルオロエチルチオメチル
基等があげられ、シアノC1〜C4アルキル基として
は、シアノメチル基、シアノエチル基、1−メチルシア
ノエチル基等があげられ、テトラヒドロフラニル基とし
ては、2−テトラヒドロフラニル基、3−テトラヒドロ
フラニル基等があげられ、テトラヒドロピラニル基とし
ては、2−テトラヒドロピラニル基、3−テトラヒドロ
ピラニル基等があげられ、置換されていてもよいフェニ
ル基としては、フェニル基、2−クロロフェニル基、2
−ニトロフェニル基、2−トリフルオロメチルフェニル
基、2−メトキシフェニル基、4−クロロフェニル基、
4−ニトロフェニル基、4−イソプロポキシフェニル
基、4−フルオロフェニル基、4−トリフルオロメチル
フェニル基、3−ニトロフェニル基、3−メトキシフェ
ニル基、3−メチルフェニル基、3−トリフルオロメチ
ルフェニル基、3−ブロモフェニル基、3−メトキシカ
ルボニルフェニル基、3−トリフルオロメトキシフェニ
ル基、3,4−ジクロロフェニル基、2,4−ジクロロ
フェニル基、2,5−ジクロロフェニル基等があげら
れ、(置換されていてもよいフェニル)C1〜C3アル
キル基としては、ベンジル基、フェネチル基、1−メチ
ルベンジル基、2−クロロベンジル基、3−クロロベン
ジル基、4−クロロベンジル基、2−メトキシベンジル
基、3−メトキシベンジル基、4−メトキシベンジル基
等があげられ、置換されていてもよいフェニルカルボニ
ル基としては、ベンゾイル基、2−クロロベンゾイル
基、3−クロロベンゾイル基、4−クロロベンゾイル
基、2,3−ジクロロベンゾイル基、2,4−ジクロロ
ベンゾイル基、2,5−ジクロロベンゾイル基、2,6
−ジクロロベンゾイル基、3,4−ジクロロベンゾイル
基等があげられ、
【0015】R11、R12、R41、R42、R71及びR72で
示される、C1〜C10アルキル基としては、メチル
基、エチル基、イソプロピル基、n−ブチル基、2−ブ
チル基、t−ブチル基、イソアミル基、n−オクチル基
等があげられ、C1〜C10ハロアルキル基としては、
トリクロロメチル基、トリフルオロメチル基、クロロジ
フルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、2−フル
オロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、5
−クロロ−n−アミル基、10−ブロモへプチル基等が
あげられ、C3〜C8アルケニル基としては、アリル
基、1−メチル−2−プロペニル基、3−ブテニル基、
2−ブテニル基、3−メチル−2−ブテニル基、2−メ
チル−3−ブテニル基等があげられ、C3〜C8ハロア
ルケニル基としては、2−クロロ−2−プロペニル基、
3,3−ジクロロ−2−プロペニル基等があげられ、C
3〜C8アルキニル基としては、プロパルギル基、1−
メチル−2−プロピニル基、2−ブチニル基、3−ブチ
ニル基、1,1−ジメチル−2−プロピニル基等があげ
られ、C3〜C8ハロアルキニル基としては、3−ヨ−
ド−2−プロピニル基、3−ブロモ−2−プロピニル基
等があげられ、C3〜C10シクロアルキル基として
は、シクロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
シル基、4,4−ジメチルシクロヘキシル基等があげら
れ、C3〜C10ハロシクロアルキル基としては、2−
フルオロシクロペンチル基、3,4−ジクロロシクロヘ
キシル基等があげられ、C3〜C10シクロアルケニル
基としては、2−シクロヘキセニル基等があげられ、C
3〜C10ハロシクロアルケニル基としては、4−クロ
ロ−2−シクロヘキセニル基等があげられ、C3〜C1
0シクロアルキルC1〜C3アルキル基としては、シク
ロプロピルメチル基、シクロペンチルメチル基、シクロ
ヘキシルエチル基等があげられ、C3〜C10ハロシク
ロアルキルC1〜C3アルキル基としては、2−フルオ
ロシクロペンチルメチル基、3,4−ジクロロシクロヘ
キシルエチル基等があげられ、C3〜C10シクロアル
ケニルC1〜C3アルキル基としては、2−シクロヘキ
セニルメチル基等があげられ、C3〜C10ハロシクロ
アルケニルC1〜C3アルキル基としては、4−クロロ
−2−シクロヘキセニルメチル基があげられ、(C1〜
C5アルキル)カルボニル基としては、メチルカルボニ
ル基、エチルカルボニル基、プロピルカルボニル基等が
あげられ、(C1〜C5ハロアルキル)カルボニル基と
しては、クロロメチルカルボニル基、フルオロメチルカ
ルボニル基、トリフルオロメチルカルボニル基、ジクロ
ロメチルカルボニル基、ペンタフルオロプロピルカルボ
ニル基、2−クロロエチルカルボニル基等があげられ、
(C3〜C6シクロアルキル)カルボニル基としては、
シクロプロピルカルボニル基等があげられ、(C3〜C
6ハロシクロアルキル)カルボニル基としては、2−フ
ルオロシクロペンチルカルボニル基、2,2−ジフルオ
ロシクロペンチルカルボニル基、3,4−ジクロロシク
ロヘキシルカルボニル基等があげられ、(C1〜C6ア
ルキル)カルボニルC1〜C6アルキル基としては、メ
チルカルボニルメチル基、エチルカルボニルメチル基、
エチルカルボニルメチル基等があげられ、(C1〜C6
ハロアルキル)カルボニルC1〜C6アルキル基として
は、フルオロメチルカルボニルメチル基、2−クロロエ
チルカルボニルメチル基、2−フルオロエチルカルボニ
ルメチル基、3,3,3−トリフルオロメチルカルボニ
ルメチル基等があげられ、(C1〜C6アルコキシ)カ
ルボニル基としては、メトキシカルボニル基、エトキシ
カルボニル基、プロポキシカルボニル基、t−ブトキシ
カルボニル基、ブトキシカルボニル基、アミルオキシカ
ルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、イソブトキ
シカルボニル基、イソアミルオキシカルボニル基等があ
げられ、(C1〜C6ハロアルコキシ)カルボニル基と
しては、クロロメチルオキシカルボニル基、2−フルオ
ロエチルオキシカルボニル基、2−クロロプロピルオキ
シカルボニル基、3−クロロブチルオキシカルボニル
基、1−クロロ−2−プロピルオキシカルボニル基、
1,3−ジクロロ−2−プロピルオキシカルボニル基、
2,2−ジクロロエチルオキシカルボニル基、2,2,
2−トリフルオロエチルオキシカルボニル基、2,2,
2−トリクロロエチルオキシカルボニル基等があげら
れ、(C3〜C10シクロアルコキシ)カルボニル基と
しては、シクロプロピルオキシカルボニル基、シクロブ
チルオキシカルボニル基、シクロペンチルオキシカルボ
ニル基、シクロヘキシルオキシカルボニル基等があげら
れ、(C3〜C10ハロシクロアルコキシ)カルボニル
基としては、2−フルオロシクロペンチルオキシカルボ
ニル基、3,4−ジクロロシクロヘキシルオキシカルボ
ニル基等があげられ、カルボキシC1〜C5アルキル基
としては、カルボキシメチル基、2−カルボキシエチル
基、1−カルボキシエチル基等があげられ、(ヒドロキ
シC1〜C5アルコキシ)カルボニルC1〜C5アルキ
ル基としてはヒドロキシメトキシカルボニルメチル基、
2−(ヒドロキシメトキシカルボニル)エチル基、2−
ヒドロキシエトキシカルボニルメチル基、2−(2−ヒ
ドロキシエトキシカルボニル)エチル基、1−(2−ヒ
ドロキシエトキシカルボニル)エチル基、等があげら
れ、(C1〜C10アルコキシ)カルボニルC1〜C5
アルキル基としては、メトキシカルボニルメチル基、エ
トキシカルボニルメチル基、プロポキシカルボニルメチ
ル基、イソプロポキシカルボニルメチル基、ブトキシカ
ルボニルメチル基、イソブトキシカルボニルメチル基、
t−ブトキシカルボニルメチル基、アミルオキシカルボ
ニルメチル基、イソアミルオキシカルボニルメチル基、
t−アミルオキシカルボニルメチル基、1−メトキシカ
ルボニルエチル基、1−エトキシカルボニルエチル基、
1−プロポキシカルボニルエチル基、1−イソプロポキ
シカルボニルエチル基、1−ブトキシカルボニルエチル
基、1−イソブトキシカルボニルエチル基、1−t−ブ
トキシカルボニルエチル基、1−アミルオキシカルボニ
ルエチル基、1−イソアミルオキシカルボニルエチル基
等があげられ、(C1〜C10ハロアルコキシ)カルボ
ニルC1〜C5アルキル基としては、クロロメチルオキ
シカルボニルメチル基、2−フルオロエチルオキシカル
ボニルメチル基、2−クロロプロピルオキシカルボニル
メチル基、3−クロロブチルオキシカルボニルメチル
基、1−クロロ−2−プロピルオキシカルボニルメチル
基、1,3−ジクロロ−2−プロピルオキシカルボニル
メチル基、2,2−ジクロロエチルオキシカルボニルメ
チル基、2,2,2−トリフルオロエチルオキシカルボ
ニルメチル基、2,2,2−トリクロロエチルオキシカ
ルボニルエチル基等があげられ、(C3〜C10シクロ
アルコキシ)カルボニルC1〜C5アルキル基として
は、シクロプロピルオキシカルボニルメチル基、シクロ
ブチルオキシカルボニルメチル基、シクロペンチルオキ
シカルボニルメチル基、シクロヘキシルオキシカルボニ
ルメチル基、1−シクロブチルオキシカルボニルエチル
基、1−シクロペンチルオキシカルボニルエチル基、1
−シクロヘキシルオキシカルボニルエチル基等があげら
れ、(C3〜C10ハロシクロアルコキシ)カルボニル
C1〜C5アルキル基としては、2−フルオロシクロペ
ンチルオキシカルボニルメチル基、3,4−ジクロロシ
クロヘキシルオキシカルボニルエチル基等があげられ、
アミノカルボニルC1〜C6アルキル基としては、アミ
ノカルボニルメチル基、1−アミノカルボニルエチル
基、2−アミノカルボニルエチル基等があげられ、(C
1〜C6アルキルアミノ)カルボニルC1〜C6アルキ
ル基としては、メチルアミノカルボニルメチル基、エチ
ルアミノカルボニルメチル基、1−メチルアミノカルボ
ニルエチル基、1−(エチルアミノカルボニル)エチル
基、1−(プロピルアミノカルボニル)エチル基、2−
メチルアミノカルボニルエチル基、2−(エチルアミノ
カルボニル)エチル基等があげられ、C1〜C6アルコ
キシC1〜C6アルキル基としては、メトキシメチル
基、1−メトキシエチル基、エトキシメチル基等があげ
られ、C1〜C6ハロアルコキシC1〜C6アルキル基
としては、2,2,2−トリフルオロエトキシメチル基
等があげられ、C1〜C6アルキルチオC1〜C6アル
キル基としては、メチルチオメチル基、1−メチルチオ
エチル基、エチルチオメチル基等があげられ、C1〜C
6ハロアルキルチオC1〜C6アルキル基としては、
2,2,2−トリフルオロエチルチオメチル基等があげ
られ、シアノC1〜C4アルキル基としては、シアノメ
チル基、シアノエチル基、1−メチルシアノエチル基等
があげられ、置換されていてもよいフェニル基として
は、フェニル基、2−クロロフェニル基、2−ニトロフ
ェニル基、2−トリフルオロメチルフェニル基、2−メ
トキシフェニル基、4−クロロフェニル基、4−ニトロ
フェニル基、4−メトキシフェニル基、4−イソプロポ
キシフェニル基、4−フルオロフェニル基、4−トリフ
ルオロメチルフェニル基、3−ニトロフェニル基、3−
メトキシフェニル基、3−メチルフェニル基、3−トリ
フルオロメチルフェニル基、3−ブロモフェニル基、3
−メトキシカルボニルフェニル基、3−トリフルオロメ
トキシフェニル基、3,4−ジクロロフェニル基、2,
4−ジクロロフェニル基、2,5−ジクロロフェニル基
等があげられ、(置換されていてもよいフェニル)C1
〜C3アルキル基としては、ベンジル基、フェネチル
基、1−メチルベンジル基、2−クロロベンジル基、3
−クロロベンジル基、4−クロロベンジル基、2−メト
キシベンジル基、3−メトキシベンジル基、4−メトキ
シベンジル基等があげられ、置換されていてもよいフェ
ニルカルボニル基としては、ベンゾイル基、2−クロロ
ベンゾイル基、3−クロロベンゾイル基、4−クロロベ
ンゾイル基、2,3−ジクロロベンゾイル基、2,4−
ジクロロベンゾイル基、2,5−ジクロロベンゾイル
基、2,6−ジクロロベンゾイル基、3,4−ジクロロ
ベンゾイル基等があげられ、
示される、C1〜C10アルキル基としては、メチル
基、エチル基、イソプロピル基、n−ブチル基、2−ブ
チル基、t−ブチル基、イソアミル基、n−オクチル基
等があげられ、C1〜C10ハロアルキル基としては、
トリクロロメチル基、トリフルオロメチル基、クロロジ
フルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、2−フル
オロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、5
−クロロ−n−アミル基、10−ブロモへプチル基等が
あげられ、C3〜C8アルケニル基としては、アリル
基、1−メチル−2−プロペニル基、3−ブテニル基、
2−ブテニル基、3−メチル−2−ブテニル基、2−メ
チル−3−ブテニル基等があげられ、C3〜C8ハロア
ルケニル基としては、2−クロロ−2−プロペニル基、
3,3−ジクロロ−2−プロペニル基等があげられ、C
3〜C8アルキニル基としては、プロパルギル基、1−
メチル−2−プロピニル基、2−ブチニル基、3−ブチ
ニル基、1,1−ジメチル−2−プロピニル基等があげ
られ、C3〜C8ハロアルキニル基としては、3−ヨ−
ド−2−プロピニル基、3−ブロモ−2−プロピニル基
等があげられ、C3〜C10シクロアルキル基として
は、シクロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
シル基、4,4−ジメチルシクロヘキシル基等があげら
れ、C3〜C10ハロシクロアルキル基としては、2−
フルオロシクロペンチル基、3,4−ジクロロシクロヘ
キシル基等があげられ、C3〜C10シクロアルケニル
基としては、2−シクロヘキセニル基等があげられ、C
3〜C10ハロシクロアルケニル基としては、4−クロ
ロ−2−シクロヘキセニル基等があげられ、C3〜C1
0シクロアルキルC1〜C3アルキル基としては、シク
ロプロピルメチル基、シクロペンチルメチル基、シクロ
ヘキシルエチル基等があげられ、C3〜C10ハロシク
ロアルキルC1〜C3アルキル基としては、2−フルオ
ロシクロペンチルメチル基、3,4−ジクロロシクロヘ
キシルエチル基等があげられ、C3〜C10シクロアル
ケニルC1〜C3アルキル基としては、2−シクロヘキ
セニルメチル基等があげられ、C3〜C10ハロシクロ
アルケニルC1〜C3アルキル基としては、4−クロロ
−2−シクロヘキセニルメチル基があげられ、(C1〜
C5アルキル)カルボニル基としては、メチルカルボニ
ル基、エチルカルボニル基、プロピルカルボニル基等が
あげられ、(C1〜C5ハロアルキル)カルボニル基と
しては、クロロメチルカルボニル基、フルオロメチルカ
ルボニル基、トリフルオロメチルカルボニル基、ジクロ
ロメチルカルボニル基、ペンタフルオロプロピルカルボ
ニル基、2−クロロエチルカルボニル基等があげられ、
(C3〜C6シクロアルキル)カルボニル基としては、
シクロプロピルカルボニル基等があげられ、(C3〜C
6ハロシクロアルキル)カルボニル基としては、2−フ
ルオロシクロペンチルカルボニル基、2,2−ジフルオ
ロシクロペンチルカルボニル基、3,4−ジクロロシク
ロヘキシルカルボニル基等があげられ、(C1〜C6ア
ルキル)カルボニルC1〜C6アルキル基としては、メ
チルカルボニルメチル基、エチルカルボニルメチル基、
エチルカルボニルメチル基等があげられ、(C1〜C6
ハロアルキル)カルボニルC1〜C6アルキル基として
は、フルオロメチルカルボニルメチル基、2−クロロエ
チルカルボニルメチル基、2−フルオロエチルカルボニ
ルメチル基、3,3,3−トリフルオロメチルカルボニ
ルメチル基等があげられ、(C1〜C6アルコキシ)カ
ルボニル基としては、メトキシカルボニル基、エトキシ
カルボニル基、プロポキシカルボニル基、t−ブトキシ
カルボニル基、ブトキシカルボニル基、アミルオキシカ
ルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、イソブトキ
シカルボニル基、イソアミルオキシカルボニル基等があ
げられ、(C1〜C6ハロアルコキシ)カルボニル基と
しては、クロロメチルオキシカルボニル基、2−フルオ
ロエチルオキシカルボニル基、2−クロロプロピルオキ
シカルボニル基、3−クロロブチルオキシカルボニル
基、1−クロロ−2−プロピルオキシカルボニル基、
1,3−ジクロロ−2−プロピルオキシカルボニル基、
2,2−ジクロロエチルオキシカルボニル基、2,2,
2−トリフルオロエチルオキシカルボニル基、2,2,
2−トリクロロエチルオキシカルボニル基等があげら
れ、(C3〜C10シクロアルコキシ)カルボニル基と
しては、シクロプロピルオキシカルボニル基、シクロブ
チルオキシカルボニル基、シクロペンチルオキシカルボ
ニル基、シクロヘキシルオキシカルボニル基等があげら
れ、(C3〜C10ハロシクロアルコキシ)カルボニル
基としては、2−フルオロシクロペンチルオキシカルボ
ニル基、3,4−ジクロロシクロヘキシルオキシカルボ
ニル基等があげられ、カルボキシC1〜C5アルキル基
としては、カルボキシメチル基、2−カルボキシエチル
基、1−カルボキシエチル基等があげられ、(ヒドロキ
シC1〜C5アルコキシ)カルボニルC1〜C5アルキ
ル基としてはヒドロキシメトキシカルボニルメチル基、
2−(ヒドロキシメトキシカルボニル)エチル基、2−
ヒドロキシエトキシカルボニルメチル基、2−(2−ヒ
ドロキシエトキシカルボニル)エチル基、1−(2−ヒ
ドロキシエトキシカルボニル)エチル基、等があげら
れ、(C1〜C10アルコキシ)カルボニルC1〜C5
アルキル基としては、メトキシカルボニルメチル基、エ
トキシカルボニルメチル基、プロポキシカルボニルメチ
ル基、イソプロポキシカルボニルメチル基、ブトキシカ
ルボニルメチル基、イソブトキシカルボニルメチル基、
t−ブトキシカルボニルメチル基、アミルオキシカルボ
ニルメチル基、イソアミルオキシカルボニルメチル基、
t−アミルオキシカルボニルメチル基、1−メトキシカ
ルボニルエチル基、1−エトキシカルボニルエチル基、
1−プロポキシカルボニルエチル基、1−イソプロポキ
シカルボニルエチル基、1−ブトキシカルボニルエチル
基、1−イソブトキシカルボニルエチル基、1−t−ブ
トキシカルボニルエチル基、1−アミルオキシカルボニ
ルエチル基、1−イソアミルオキシカルボニルエチル基
等があげられ、(C1〜C10ハロアルコキシ)カルボ
ニルC1〜C5アルキル基としては、クロロメチルオキ
シカルボニルメチル基、2−フルオロエチルオキシカル
ボニルメチル基、2−クロロプロピルオキシカルボニル
メチル基、3−クロロブチルオキシカルボニルメチル
基、1−クロロ−2−プロピルオキシカルボニルメチル
基、1,3−ジクロロ−2−プロピルオキシカルボニル
メチル基、2,2−ジクロロエチルオキシカルボニルメ
チル基、2,2,2−トリフルオロエチルオキシカルボ
ニルメチル基、2,2,2−トリクロロエチルオキシカ
ルボニルエチル基等があげられ、(C3〜C10シクロ
アルコキシ)カルボニルC1〜C5アルキル基として
は、シクロプロピルオキシカルボニルメチル基、シクロ
ブチルオキシカルボニルメチル基、シクロペンチルオキ
シカルボニルメチル基、シクロヘキシルオキシカルボニ
ルメチル基、1−シクロブチルオキシカルボニルエチル
基、1−シクロペンチルオキシカルボニルエチル基、1
−シクロヘキシルオキシカルボニルエチル基等があげら
れ、(C3〜C10ハロシクロアルコキシ)カルボニル
C1〜C5アルキル基としては、2−フルオロシクロペ
ンチルオキシカルボニルメチル基、3,4−ジクロロシ
クロヘキシルオキシカルボニルエチル基等があげられ、
アミノカルボニルC1〜C6アルキル基としては、アミ
ノカルボニルメチル基、1−アミノカルボニルエチル
基、2−アミノカルボニルエチル基等があげられ、(C
1〜C6アルキルアミノ)カルボニルC1〜C6アルキ
ル基としては、メチルアミノカルボニルメチル基、エチ
ルアミノカルボニルメチル基、1−メチルアミノカルボ
ニルエチル基、1−(エチルアミノカルボニル)エチル
基、1−(プロピルアミノカルボニル)エチル基、2−
メチルアミノカルボニルエチル基、2−(エチルアミノ
カルボニル)エチル基等があげられ、C1〜C6アルコ
キシC1〜C6アルキル基としては、メトキシメチル
基、1−メトキシエチル基、エトキシメチル基等があげ
られ、C1〜C6ハロアルコキシC1〜C6アルキル基
としては、2,2,2−トリフルオロエトキシメチル基
等があげられ、C1〜C6アルキルチオC1〜C6アル
キル基としては、メチルチオメチル基、1−メチルチオ
エチル基、エチルチオメチル基等があげられ、C1〜C
6ハロアルキルチオC1〜C6アルキル基としては、
2,2,2−トリフルオロエチルチオメチル基等があげ
られ、シアノC1〜C4アルキル基としては、シアノメ
チル基、シアノエチル基、1−メチルシアノエチル基等
があげられ、置換されていてもよいフェニル基として
は、フェニル基、2−クロロフェニル基、2−ニトロフ
ェニル基、2−トリフルオロメチルフェニル基、2−メ
トキシフェニル基、4−クロロフェニル基、4−ニトロ
フェニル基、4−メトキシフェニル基、4−イソプロポ
キシフェニル基、4−フルオロフェニル基、4−トリフ
ルオロメチルフェニル基、3−ニトロフェニル基、3−
メトキシフェニル基、3−メチルフェニル基、3−トリ
フルオロメチルフェニル基、3−ブロモフェニル基、3
−メトキシカルボニルフェニル基、3−トリフルオロメ
トキシフェニル基、3,4−ジクロロフェニル基、2,
4−ジクロロフェニル基、2,5−ジクロロフェニル基
等があげられ、(置換されていてもよいフェニル)C1
〜C3アルキル基としては、ベンジル基、フェネチル
基、1−メチルベンジル基、2−クロロベンジル基、3
−クロロベンジル基、4−クロロベンジル基、2−メト
キシベンジル基、3−メトキシベンジル基、4−メトキ
シベンジル基等があげられ、置換されていてもよいフェ
ニルカルボニル基としては、ベンゾイル基、2−クロロ
ベンゾイル基、3−クロロベンゾイル基、4−クロロベ
ンゾイル基、2,3−ジクロロベンゾイル基、2,4−
ジクロロベンゾイル基、2,5−ジクロロベンゾイル
基、2,6−ジクロロベンゾイル基、3,4−ジクロロ
ベンゾイル基等があげられ、
【0016】R13、R43及びR73で示される、C1〜C
10アルキル基としては、メチル基、エチル基、イソプ
ロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基、イソペンチル
基、n−ヘキシル基、n−オクチル基等があげられ、C
1〜C10ハロアルキル基としては、2−フルオロエチ
ル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、5−クロロ
−n−ペンチル基、1−ブロモへプチル基等があげら
れ、C3〜C10アルケニル基としては、ビニル基、ア
リル基、1−メチル−2−プロペニル基、3−ブテニル
基、2−ブテニル基、3−メチル−2−ブテニル基、2
−メチル−3−ブテニル基等があげられ、C3〜C10
ハロアルケニル基としては、2−クロロ−2−プロペニ
ル基、3,3−ジクロロ−2−プロペニル基等があげら
れ、C3〜C10アルキニル基としては、プロパルギル
基、1−メチル−2−プロピニル基、2−ブチニル基、
3−ブチニル基、1,1−ジメチル−2−プロピニル基
等があげられ、C3〜C10ハロアルキニル基として
は、3−ヨ−ド−2−プロピニル基、3−ブロモ−2−
プロピニル基等があげられ、C3〜C8シクロアルキル
基としては、シクロプロピル基、シクロブチル基、シク
ロペンチル基、シクロヘキシル基、4,4−ジメチルシ
クロヘキシル基等があげられ、C3〜C8ハロシクロア
ルキル基としては、2−フルオロシクロペンチル基、
3,4−ジクロロシクロヘキシル基等があげられ、テト
ラヒドロフラニル基としては、2−テトラヒドロフラニ
ル基、3−テトラヒドロフラニル基等があげられ、テト
ラヒドロピラニル基としては、2−テトラヒドロピラニ
ル基、3−テトラヒドロピラニル基等があげられ、カル
ボキシC1〜C5アルキル基としては、カルボキシメチ
ル基、2−カルボキシエチル基、1−カルボキシエチル
基等があげられ、(C3〜C8シクロアルコキシ)カル
ボニルC1〜C5アルキル基としては、シクロプロピル
オキシカルボニルメチル基、シクロブチルオキシカルボ
ニルメチル基、シクロペンチルオキシカルボニルメチル
基、シクロヘキシルオキシカルボニルメチル基、1−シ
クロブチルオキシカルボニルエチル基、1−シクロペン
チルオキシカルボニルエチル基、1−シクロヘキシルオ
キシカルボニルエチル基、2−シクロブチルオキシカル
ボニルエチル基、2−シクロペンチルオキシカルボニル
エチル基、2−シクロヘキシルオキシカルボニルエチル
基等があげられ、(C3〜C8アルケニルオキシ)カル
ボニルC1〜C6アルキル基としては、アリルオキシカ
ルボニルメチル基、1−メチル−2−プロペニルオキシ
カルボニルメチル基、2−メチル−2−プロペニルオキ
シカルボニルメチル基、2−ブテニルオキシカルボニル
メチル基、1−アリルオキシカルボニルエチル基、1−
(2−メチル−2−プロペニルオキシカルボニル)エチ
ル基、2−アリルオキシカルボニルエチル基、2−(2
−メチル−2−プロペニルオキシカルボニル)エチル基
等があげられ、(C3〜C8アルキニルオキシ)カルボ
ニルC1〜C6アルキル基としては、プロパルギルオキ
シカルボニルメチル基、1−メチル−2−プロピニルオ
キシカルボニルメチル基、1−プロパルギルオキシカル
ボニルエチル基、1−(1−メチル−2−プロピニルオ
キシカルボニル)エチル基、2−プロパルギルオキシカ
ルボニルエチル基、2−(1−メチル−2−プロピニル
オキシカルボニル)エチル基等があげられ、テトラヒド
ロフラニルオキシカルボニルC1〜C6アルキル基とし
ては、2−テトラヒドロフラニルオキシカルボニルメチ
ル基、3−テトラヒドロフラニルオキシカルボニルメチ
ル基、1−(2−テトラヒドロフラニルオキシカルボニ
ル)エチル基、1−(3−テトラヒドロフラニルオキシ
カルボニル)エチル基、2−(2−テトラヒドロフラニ
ルオキシカルボニル)エチル基、2−(3−テトラヒド
ロフラニルオキシカルボニル)エチル基等があげられ、
テトラヒドロピラニルオキシカルボニルC1〜C6アル
キル基としては、2−テトラヒドロピラニルオキシカル
ボニルメチル基、3−テトラヒドロピラニルオキシカル
ボニルメチル基、1−(2−テトラヒドロピラニルオキ
シカルボニル)エチル基、1−(3−テトラヒドロピラ
ニルオキシカルボニル)エチル基、2−(2−テトラヒ
ドロピラニルオキシカルボニル)エチル基、2−(3−
テトラヒドロピラニルオキシカルボニル)エチル基等が
あげられ、(C1〜C5アルコキシ)カルボニルC1〜
C5アルキル基としては、メトキシカルボニルメチル
基、エトキシカルボニルメチル基、プロポキシカルボニ
ルメチル基、イソプロポキシカルボニルメチル基、ブト
キシカルボニルメチル基、イソブトキシカルボニルメチ
ル基、t−ブトキシカルボニルメチル基、1−メトキシ
カルボニルエチル基、1−エトキシカルボニルエチル
基、1−プロポキシカルボニルエチル基、1−イソプロ
ポキシカルボニルエチル基、1−ブトキシカルボニルエ
チル基、1−イソブトキシカルボニルエチル基、1−t
−ブトキシカルボニルエチル基等があげられ、(C1〜
C5ハロアルコキシ)カルボニルC1〜C5アルキル基
としては、クロロメチルオキシカルボニル基、2−フル
オロエチルオキシカルボニル基、2−クロロプロピルオ
キシカルボニル基、3−クロロブチルオキシカルボニル
基、1−クロロ−2−プロピルオキシカルボニル基、
1,3−ジクロロ−2−プロピルオキシカルボニル基、
2,2−ジクロロエチルオキシカルボニル基、2,2,
2−トリフルオロエチルオキシカルボニル基、2,2,
2−トリクロロエチルオキシカルボニル基等があげら
れ、R14、R44及びR74で示される、C1〜C5アルキ
ル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、
イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブ
チル基等があげられ、C1〜C5ハロアルキル基として
は、フルオロメチル基、クロロメチル基、ブロモメチル
基、トリフルオロメチル基、クロロジフルオロメチル
基、ジフルオロメチル基、ペンタフルオロメチル基等が
あげられ、C3〜C6シクロアルキル基としては、シク
ロプロピル基、シクロペンチル基、1−メチルシクロプ
ロピル基等があげられ、C3〜C6ハロシクロアルキル
基としては、2,2−ジフルオロシクロプロピル基、3
−クロロシクロペンチル基等があげられ、R15、R45及
びR75で示される、C1〜C10アルキル基としては、
メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル
基、n−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、n
−ヘキシル基等があげられ、C1〜C10ハロアルキル
基としては、クロロメチル基、トリフルオロメチル基、
クロロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、
3−クロロヘキシル基等があげられ、
10アルキル基としては、メチル基、エチル基、イソプ
ロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基、イソペンチル
基、n−ヘキシル基、n−オクチル基等があげられ、C
1〜C10ハロアルキル基としては、2−フルオロエチ
ル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、5−クロロ
−n−ペンチル基、1−ブロモへプチル基等があげら
れ、C3〜C10アルケニル基としては、ビニル基、ア
リル基、1−メチル−2−プロペニル基、3−ブテニル
基、2−ブテニル基、3−メチル−2−ブテニル基、2
−メチル−3−ブテニル基等があげられ、C3〜C10
ハロアルケニル基としては、2−クロロ−2−プロペニ
ル基、3,3−ジクロロ−2−プロペニル基等があげら
れ、C3〜C10アルキニル基としては、プロパルギル
基、1−メチル−2−プロピニル基、2−ブチニル基、
3−ブチニル基、1,1−ジメチル−2−プロピニル基
等があげられ、C3〜C10ハロアルキニル基として
は、3−ヨ−ド−2−プロピニル基、3−ブロモ−2−
プロピニル基等があげられ、C3〜C8シクロアルキル
基としては、シクロプロピル基、シクロブチル基、シク
ロペンチル基、シクロヘキシル基、4,4−ジメチルシ
クロヘキシル基等があげられ、C3〜C8ハロシクロア
ルキル基としては、2−フルオロシクロペンチル基、
3,4−ジクロロシクロヘキシル基等があげられ、テト
ラヒドロフラニル基としては、2−テトラヒドロフラニ
ル基、3−テトラヒドロフラニル基等があげられ、テト
ラヒドロピラニル基としては、2−テトラヒドロピラニ
ル基、3−テトラヒドロピラニル基等があげられ、カル
ボキシC1〜C5アルキル基としては、カルボキシメチ
ル基、2−カルボキシエチル基、1−カルボキシエチル
基等があげられ、(C3〜C8シクロアルコキシ)カル
ボニルC1〜C5アルキル基としては、シクロプロピル
オキシカルボニルメチル基、シクロブチルオキシカルボ
ニルメチル基、シクロペンチルオキシカルボニルメチル
基、シクロヘキシルオキシカルボニルメチル基、1−シ
クロブチルオキシカルボニルエチル基、1−シクロペン
チルオキシカルボニルエチル基、1−シクロヘキシルオ
キシカルボニルエチル基、2−シクロブチルオキシカル
ボニルエチル基、2−シクロペンチルオキシカルボニル
エチル基、2−シクロヘキシルオキシカルボニルエチル
基等があげられ、(C3〜C8アルケニルオキシ)カル
ボニルC1〜C6アルキル基としては、アリルオキシカ
ルボニルメチル基、1−メチル−2−プロペニルオキシ
カルボニルメチル基、2−メチル−2−プロペニルオキ
シカルボニルメチル基、2−ブテニルオキシカルボニル
メチル基、1−アリルオキシカルボニルエチル基、1−
(2−メチル−2−プロペニルオキシカルボニル)エチ
ル基、2−アリルオキシカルボニルエチル基、2−(2
−メチル−2−プロペニルオキシカルボニル)エチル基
等があげられ、(C3〜C8アルキニルオキシ)カルボ
ニルC1〜C6アルキル基としては、プロパルギルオキ
シカルボニルメチル基、1−メチル−2−プロピニルオ
キシカルボニルメチル基、1−プロパルギルオキシカル
ボニルエチル基、1−(1−メチル−2−プロピニルオ
キシカルボニル)エチル基、2−プロパルギルオキシカ
ルボニルエチル基、2−(1−メチル−2−プロピニル
オキシカルボニル)エチル基等があげられ、テトラヒド
ロフラニルオキシカルボニルC1〜C6アルキル基とし
ては、2−テトラヒドロフラニルオキシカルボニルメチ
ル基、3−テトラヒドロフラニルオキシカルボニルメチ
ル基、1−(2−テトラヒドロフラニルオキシカルボニ
ル)エチル基、1−(3−テトラヒドロフラニルオキシ
カルボニル)エチル基、2−(2−テトラヒドロフラニ
ルオキシカルボニル)エチル基、2−(3−テトラヒド
ロフラニルオキシカルボニル)エチル基等があげられ、
テトラヒドロピラニルオキシカルボニルC1〜C6アル
キル基としては、2−テトラヒドロピラニルオキシカル
ボニルメチル基、3−テトラヒドロピラニルオキシカル
ボニルメチル基、1−(2−テトラヒドロピラニルオキ
シカルボニル)エチル基、1−(3−テトラヒドロピラ
ニルオキシカルボニル)エチル基、2−(2−テトラヒ
ドロピラニルオキシカルボニル)エチル基、2−(3−
テトラヒドロピラニルオキシカルボニル)エチル基等が
あげられ、(C1〜C5アルコキシ)カルボニルC1〜
C5アルキル基としては、メトキシカルボニルメチル
基、エトキシカルボニルメチル基、プロポキシカルボニ
ルメチル基、イソプロポキシカルボニルメチル基、ブト
キシカルボニルメチル基、イソブトキシカルボニルメチ
ル基、t−ブトキシカルボニルメチル基、1−メトキシ
カルボニルエチル基、1−エトキシカルボニルエチル
基、1−プロポキシカルボニルエチル基、1−イソプロ
ポキシカルボニルエチル基、1−ブトキシカルボニルエ
チル基、1−イソブトキシカルボニルエチル基、1−t
−ブトキシカルボニルエチル基等があげられ、(C1〜
C5ハロアルコキシ)カルボニルC1〜C5アルキル基
としては、クロロメチルオキシカルボニル基、2−フル
オロエチルオキシカルボニル基、2−クロロプロピルオ
キシカルボニル基、3−クロロブチルオキシカルボニル
基、1−クロロ−2−プロピルオキシカルボニル基、
1,3−ジクロロ−2−プロピルオキシカルボニル基、
2,2−ジクロロエチルオキシカルボニル基、2,2,
2−トリフルオロエチルオキシカルボニル基、2,2,
2−トリクロロエチルオキシカルボニル基等があげら
れ、R14、R44及びR74で示される、C1〜C5アルキ
ル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、
イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブ
チル基等があげられ、C1〜C5ハロアルキル基として
は、フルオロメチル基、クロロメチル基、ブロモメチル
基、トリフルオロメチル基、クロロジフルオロメチル
基、ジフルオロメチル基、ペンタフルオロメチル基等が
あげられ、C3〜C6シクロアルキル基としては、シク
ロプロピル基、シクロペンチル基、1−メチルシクロプ
ロピル基等があげられ、C3〜C6ハロシクロアルキル
基としては、2,2−ジフルオロシクロプロピル基、3
−クロロシクロペンチル基等があげられ、R15、R45及
びR75で示される、C1〜C10アルキル基としては、
メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル
基、n−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、n
−ヘキシル基等があげられ、C1〜C10ハロアルキル
基としては、クロロメチル基、トリフルオロメチル基、
クロロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、
3−クロロヘキシル基等があげられ、
【0017】R16、R46及びR76でR16で示される、ハ
ロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子
があげられ、C1〜C3アルキル基とは、メチル基、エ
チル基、プロピル基、イソプロピル基である。R17、R
47及びR77で示されるC1〜C5アルキル基としては、
メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、n
−ブチル基等があげられ、R18、R48及びR78で示され
る、C1〜C4アルキル基としては、メチル基、エチル
基、イソプロピル基、n−ブチル基等があげられ、C1
〜C4ハロアルキル基としては、クロロメチル基、2−
クロロエチル基、トリフルオロメチル基、テトラフルオ
ロエチル基、クロロジフルオロメチル基等があげられ、
C3〜C6シクロアルキル基としては、シクロプロピル
基、シクロペンチル基、1−メチルシクロプロピル基等
があげられ、C3〜C6ハロシクロアルキル基として
は、2,2−ジフルオロシクロプロピル基、3−クロロ
シクロペンチル基等があげられ、R19、R39及びR69で
示される、C1〜C10アルキル基としては、メチル
基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−
ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシ
ル基等があげられ、C1〜C10ハロアルキル基として
は、2−クロロエチル基、2,2,2−トリフルオロエ
チル基、トリクロロメチル基、トリフルオロメチル基、
クロロジフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、
2−フルオロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチ
ル基、5−クロロ−n−アミル基、10−ブロモへプチ
ル基等があげられ、C3〜C6シクロアルキル基として
は、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチ
ル基、シクロヘキシル基、1−メチルシクロプロピル基
等があげられ、C3〜C6ハロシクロアルキル基として
は、2,2−ジフルオロシクロプロピル基、3−クロロ
シクロペンチル基等があげられ、C3〜C10シクロア
ルキルC1〜C3アルキル基としては、シクロプロピル
メチル基、シクロペンチルメチル基、シクロヘキシルエ
チル基等があげられ、C3〜C10ハロシクロアルキル
C1〜C3アルキル基としては、2−フルオロシクロペ
ンチルメチル基、3,4−ジクロロシクロヘキシルエチ
ル基等があげられ、C3〜C5アルケニル基としては、
アリル基、1−メチル−2−プロペニル基、3−ブテニ
ル基、2−ブテニル基、3−メチル−2−ブテニル基、
2−メチル−3−ブテニル基等があげられ、C3〜C5
ハロアルケニル基としては、2−クロロ−2−プロペニ
ル基、3,3−ジクロロ−2−プロペニル基等があげら
れ、C3〜C5アルキニル基としては、プロパルギル
基、1−メチル−2−プロピニル基、2−ブチニル基、
3−ブチニル基、1,1−ジメチル−2−プロピニル基
等があげられ、C3〜C5ハロアルキニル基としては、
3−ヨ−ド−2−プロピニル基、3−ブロモ−2−プロ
ピニル基等があげられ、カルボキシC1〜C3アルキル
基としては、カルボキシメチル基、2−カルボキシエチ
ル基、1−カルボキシエチル基等があげられ、(C1〜
C5アルコキシ)カルボニルC1〜C3アルキル基とし
ては、メトキシカルボニルメチル基、エトキシカルボニ
ルメチル基、プロポキシカルボニルメチル基、イソプロ
ポキシカルボニルメチル基、ブトキシカルボニルメチル
基、イソブトキシカルボニルメチル基、t−ブトキシカ
ルボニルメチル基、1−メトキシカルボニルエチル基、
1−エトキシカルボニルエチル基、1−プロポキシカル
ボニルエチル基、1−イソプロポキシカルボニルエチル
基、1−ブトキシカルボニルエチル基、1−イソブトキ
シカルボニルエチル基、1−t−ブトキシカルボニルエ
チル基等があげられ、(C1〜C5ハロアルコキシ)カ
ルボニルC1〜C3アルキル基としては、クロロメチル
オキシカルボニルメチル基、2−フルオロエチルオキシ
カルボニルメチル基、2−クロロプロピルオキシカルボ
ニルメチル基、3−クロロブチルオキシカルボニルメチ
ル基、1−クロロ−2−プロピルオキシカルボニルメチ
ル基、1,3−ジクロロ−2−プロピルオキシカルボニ
ルメチル基、2,2−ジクロロエチルオキシカルボニル
メチル基、2,2,2−トリフルオロエチルオキシカル
ボニルメチル基、2,2,2−トリクロロエチルオキシ
カルボニルエチル基等があげられ、置換されていてもよ
いフェニル基としては、フェニル基、2−クロロフェニ
ル基、2−ニトロフェニル基、2−トリフルオロフェニ
ル基、2−メトキシフェニル基、4−クロロフェニル
基、4−ニトロフェニル基、4−イソプロポキシフェニ
ル基、4−フルオロフェニル基、4−トリフルオロメチ
ルフェニル基、3−ニトロフェニル基、3−メトキシフ
ェニル基、3−メチルフェニル基、3−トリフルオロメ
チルフェニル基、3−ブロモフェニル基、3−メトキシ
カルボニルフェニル基、3−トリフルオロメトキシフェ
ニル基、3,4−ジクロロフェニル基、2,4−ジクロ
ロフェニル基、2,5−ジクロロフェニル基等があげら
れ、(置換されていてもよいフェニル)C1〜C3アル
キル基としては、ベンジル基、フェネチル基、1−メチ
ルベンジル基、2−クロロベンジル基、3−クロロベン
ジル基、4−クロロベンジル基、2−メトキシベンジル
基、3−メトキシベンジル基、4−メトキシベンジル基
等があげられ、R20、R50及びR70で示される、C1〜
C5アルキル基としては、メチル基、エチル基、イソプ
ロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル
基、イソペンチル基等があげられ、C1〜C5ハロアル
キル基としては、2−フルオロエチル基、2−クロロエ
チル基、3−クロロ−n−プロピル基、2,2,2−ト
リフルオロエチル基、5−クロロ−n−ペンチル基等が
あげられ、C3〜C6シクロアルキル基としては、シク
ロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シ
クロヘキシル基、1−メチルシクロプロピル基等があげ
られ、C3〜C6ハロシクロアルキル基としては、2,
2−ジフルオロシクロプロピル基、3−クロロシクロペ
ンチル基、4,4−ジフルオロシクロヘキシル基等があ
げられ、Mで示されるアルカリ金属原子としては、リチ
ウム原子、ナトリウム原子、カリウム原子等があげら
れ、
ロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子
があげられ、C1〜C3アルキル基とは、メチル基、エ
チル基、プロピル基、イソプロピル基である。R17、R
47及びR77で示されるC1〜C5アルキル基としては、
メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、n
−ブチル基等があげられ、R18、R48及びR78で示され
る、C1〜C4アルキル基としては、メチル基、エチル
基、イソプロピル基、n−ブチル基等があげられ、C1
〜C4ハロアルキル基としては、クロロメチル基、2−
クロロエチル基、トリフルオロメチル基、テトラフルオ
ロエチル基、クロロジフルオロメチル基等があげられ、
C3〜C6シクロアルキル基としては、シクロプロピル
基、シクロペンチル基、1−メチルシクロプロピル基等
があげられ、C3〜C6ハロシクロアルキル基として
は、2,2−ジフルオロシクロプロピル基、3−クロロ
シクロペンチル基等があげられ、R19、R39及びR69で
示される、C1〜C10アルキル基としては、メチル
基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−
ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシ
ル基等があげられ、C1〜C10ハロアルキル基として
は、2−クロロエチル基、2,2,2−トリフルオロエ
チル基、トリクロロメチル基、トリフルオロメチル基、
クロロジフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、
2−フルオロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチ
ル基、5−クロロ−n−アミル基、10−ブロモへプチ
ル基等があげられ、C3〜C6シクロアルキル基として
は、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチ
ル基、シクロヘキシル基、1−メチルシクロプロピル基
等があげられ、C3〜C6ハロシクロアルキル基として
は、2,2−ジフルオロシクロプロピル基、3−クロロ
シクロペンチル基等があげられ、C3〜C10シクロア
ルキルC1〜C3アルキル基としては、シクロプロピル
メチル基、シクロペンチルメチル基、シクロヘキシルエ
チル基等があげられ、C3〜C10ハロシクロアルキル
C1〜C3アルキル基としては、2−フルオロシクロペ
ンチルメチル基、3,4−ジクロロシクロヘキシルエチ
ル基等があげられ、C3〜C5アルケニル基としては、
アリル基、1−メチル−2−プロペニル基、3−ブテニ
ル基、2−ブテニル基、3−メチル−2−ブテニル基、
2−メチル−3−ブテニル基等があげられ、C3〜C5
ハロアルケニル基としては、2−クロロ−2−プロペニ
ル基、3,3−ジクロロ−2−プロペニル基等があげら
れ、C3〜C5アルキニル基としては、プロパルギル
基、1−メチル−2−プロピニル基、2−ブチニル基、
3−ブチニル基、1,1−ジメチル−2−プロピニル基
等があげられ、C3〜C5ハロアルキニル基としては、
3−ヨ−ド−2−プロピニル基、3−ブロモ−2−プロ
ピニル基等があげられ、カルボキシC1〜C3アルキル
基としては、カルボキシメチル基、2−カルボキシエチ
ル基、1−カルボキシエチル基等があげられ、(C1〜
C5アルコキシ)カルボニルC1〜C3アルキル基とし
ては、メトキシカルボニルメチル基、エトキシカルボニ
ルメチル基、プロポキシカルボニルメチル基、イソプロ
ポキシカルボニルメチル基、ブトキシカルボニルメチル
基、イソブトキシカルボニルメチル基、t−ブトキシカ
ルボニルメチル基、1−メトキシカルボニルエチル基、
1−エトキシカルボニルエチル基、1−プロポキシカル
ボニルエチル基、1−イソプロポキシカルボニルエチル
基、1−ブトキシカルボニルエチル基、1−イソブトキ
シカルボニルエチル基、1−t−ブトキシカルボニルエ
チル基等があげられ、(C1〜C5ハロアルコキシ)カ
ルボニルC1〜C3アルキル基としては、クロロメチル
オキシカルボニルメチル基、2−フルオロエチルオキシ
カルボニルメチル基、2−クロロプロピルオキシカルボ
ニルメチル基、3−クロロブチルオキシカルボニルメチ
ル基、1−クロロ−2−プロピルオキシカルボニルメチ
ル基、1,3−ジクロロ−2−プロピルオキシカルボニ
ルメチル基、2,2−ジクロロエチルオキシカルボニル
メチル基、2,2,2−トリフルオロエチルオキシカル
ボニルメチル基、2,2,2−トリクロロエチルオキシ
カルボニルエチル基等があげられ、置換されていてもよ
いフェニル基としては、フェニル基、2−クロロフェニ
ル基、2−ニトロフェニル基、2−トリフルオロフェニ
ル基、2−メトキシフェニル基、4−クロロフェニル
基、4−ニトロフェニル基、4−イソプロポキシフェニ
ル基、4−フルオロフェニル基、4−トリフルオロメチ
ルフェニル基、3−ニトロフェニル基、3−メトキシフ
ェニル基、3−メチルフェニル基、3−トリフルオロメ
チルフェニル基、3−ブロモフェニル基、3−メトキシ
カルボニルフェニル基、3−トリフルオロメトキシフェ
ニル基、3,4−ジクロロフェニル基、2,4−ジクロ
ロフェニル基、2,5−ジクロロフェニル基等があげら
れ、(置換されていてもよいフェニル)C1〜C3アル
キル基としては、ベンジル基、フェネチル基、1−メチ
ルベンジル基、2−クロロベンジル基、3−クロロベン
ジル基、4−クロロベンジル基、2−メトキシベンジル
基、3−メトキシベンジル基、4−メトキシベンジル基
等があげられ、R20、R50及びR70で示される、C1〜
C5アルキル基としては、メチル基、エチル基、イソプ
ロピル基、n−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル
基、イソペンチル基等があげられ、C1〜C5ハロアル
キル基としては、2−フルオロエチル基、2−クロロエ
チル基、3−クロロ−n−プロピル基、2,2,2−ト
リフルオロエチル基、5−クロロ−n−ペンチル基等が
あげられ、C3〜C6シクロアルキル基としては、シク
ロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シ
クロヘキシル基、1−メチルシクロプロピル基等があげ
られ、C3〜C6ハロシクロアルキル基としては、2,
2−ジフルオロシクロプロピル基、3−クロロシクロペ
ンチル基、4,4−ジフルオロシクロヘキシル基等があ
げられ、Mで示されるアルカリ金属原子としては、リチ
ウム原子、ナトリウム原子、カリウム原子等があげら
れ、
【0018】R34で示される、C1〜C10アルキル基
としては、メチル基、エチル基、イソプロピル基、n−
ブチル基、イソペンチル基、n−オクチル基等があげら
れ、C1〜C10ハロアルキル基としては、2−フルオ
ロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、5−
クロロ−n−ペンチル基、10−ブロモへプチル基等が
あげられ、置換されていてもよいフェニル基としては、
フェニル基、2−クロロフェニル基、2−ニトロフェニ
ル基、2−トリフルオロメチルフェニル基、2−メトキ
シフェニル基、4−クロロフェニル基、4−ニトロフェ
ニル基、4−イソプロポキシフェニル基、4−フルオロ
フェニル基、4−メチルフェニル基、4−トリフルオロ
メチルフェニル基、3−ニトロフェニル基、3−メトキ
シフェニル基、3−メチルフェニル基、3−トリフルオ
ロメチルフェニル基、3−ブロモフェニル基3−メトキ
シカルボニルフェニル基、3−トリフルオロメトキシフ
ェニル基、3,4−ジクロロフェニル基、2,4−ジク
ロロフェニル基、2,5−ジクロロフェニル基等があげ
られ、R21で示される、C1〜C10アルキル基として
は、メチル基、エチル基、イソプロピル基、n−ブチル
基、イソペンチル基、n−オクチル基等があげられ、C
1〜C10ハロアルキル基としては、2−フルオロエチ
ル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、5−クロロ
−n−ペンチル基、1−ブロモへプチル基等があげら
れ、C3〜C8シクロアルキル基としては、シクロプロ
ピル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、4,4
−ジメチルシクロヘキシル基等があげられ、C3〜C8
ハロシクロアルキル基としては、2−フルオロシクロペ
ンチル基、3,4−ジクロロシクロヘキシル基等があげ
られ、置換されていてもよいフェニル基としては、フェ
ニル基、2−クロロフェニル基、2−ニトロフェニル
基、2−トリフルオロメチルフェニル基、2−メトキシ
フェニル基、4−クロロフェニル基、4−ニトロフェニ
ル基、4−イソプロポキシフェニル基、4−フルオロフ
ェニル基、4−メチルフェニル基、4−トリフルオロメ
チルフェニル基、3−ニトロフェニル基、3−メトキシ
フェニル基、3−メチルフェニル基、3−トリフルオロ
メチルフェニル基、3−ブロモフェニル基、3−メトキ
シカルボニルフェニル基、3−トリフルオロメトキシフ
ェニル基、3,4−ジクロロフェニル基、2,4−ジク
ロロフェニル基、2,5−ジクロロフェニル基等があげ
られ、R22で示される、C1〜C10アルキル基として
は、メチル基、エチル基、イソプロピル基、n−ブチル
基、イソペンチル基、n−オクチル基等があげられ、C
1〜C10ハロアルキル基としては、クロロメチル基、
トリクロロメチル基、トリフルオロメチル基、2−クロ
ロエチル基、2−フルオロエチル基、3−クロロプロピ
ル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、5−クロロ
−n−ペンチル基、10−ブロモへプチル基等があげら
れ、C3〜C8シクロアルキル基としては、シクロプロ
ピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘ
キシル基、1−メチルシクロプロピル基、4,4−ジメ
チルシクロヘキシル基等があげられ、C3〜C8ハロシ
クロアルキル基としては、2,2−ジフルオロシクロプ
ロピル基、3−クロロシクロペンチル基、4,4−ジフ
ルオロシクロヘキシル基等があげられ、置換されていて
もよいフェニル基としては、フェニル基、2−クロロフ
ェニル基、2−ニトロフェニル基、2−トリフルオロメ
チルフェニル基、2−メトキシフェニル基、4−クロロ
フェニル基、4−ニトロフェニル基、4−イソプロポキ
シフェニル基、4−フルオロフェニル基、4−メチルフ
ェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、3−ニ
トロフェニル基、3−メトキシフェニル基、3−メチル
フェニル基、3−トリフルオロメチルフェニル基、3−
ブロモフェニル基、3−メトキシカルボニルフェニル
基、3−トリフルオロメトキシフェニル基、3,4−ジ
クロロフェニル基、2,4−ジクロロフェニル基、2,
5−ジクロロフェニル基等があげられ、
としては、メチル基、エチル基、イソプロピル基、n−
ブチル基、イソペンチル基、n−オクチル基等があげら
れ、C1〜C10ハロアルキル基としては、2−フルオ
ロエチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、5−
クロロ−n−ペンチル基、10−ブロモへプチル基等が
あげられ、置換されていてもよいフェニル基としては、
フェニル基、2−クロロフェニル基、2−ニトロフェニ
ル基、2−トリフルオロメチルフェニル基、2−メトキ
シフェニル基、4−クロロフェニル基、4−ニトロフェ
ニル基、4−イソプロポキシフェニル基、4−フルオロ
フェニル基、4−メチルフェニル基、4−トリフルオロ
メチルフェニル基、3−ニトロフェニル基、3−メトキ
シフェニル基、3−メチルフェニル基、3−トリフルオ
ロメチルフェニル基、3−ブロモフェニル基3−メトキ
シカルボニルフェニル基、3−トリフルオロメトキシフ
ェニル基、3,4−ジクロロフェニル基、2,4−ジク
ロロフェニル基、2,5−ジクロロフェニル基等があげ
られ、R21で示される、C1〜C10アルキル基として
は、メチル基、エチル基、イソプロピル基、n−ブチル
基、イソペンチル基、n−オクチル基等があげられ、C
1〜C10ハロアルキル基としては、2−フルオロエチ
ル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、5−クロロ
−n−ペンチル基、1−ブロモへプチル基等があげら
れ、C3〜C8シクロアルキル基としては、シクロプロ
ピル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、4,4
−ジメチルシクロヘキシル基等があげられ、C3〜C8
ハロシクロアルキル基としては、2−フルオロシクロペ
ンチル基、3,4−ジクロロシクロヘキシル基等があげ
られ、置換されていてもよいフェニル基としては、フェ
ニル基、2−クロロフェニル基、2−ニトロフェニル
基、2−トリフルオロメチルフェニル基、2−メトキシ
フェニル基、4−クロロフェニル基、4−ニトロフェニ
ル基、4−イソプロポキシフェニル基、4−フルオロフ
ェニル基、4−メチルフェニル基、4−トリフルオロメ
チルフェニル基、3−ニトロフェニル基、3−メトキシ
フェニル基、3−メチルフェニル基、3−トリフルオロ
メチルフェニル基、3−ブロモフェニル基、3−メトキ
シカルボニルフェニル基、3−トリフルオロメトキシフ
ェニル基、3,4−ジクロロフェニル基、2,4−ジク
ロロフェニル基、2,5−ジクロロフェニル基等があげ
られ、R22で示される、C1〜C10アルキル基として
は、メチル基、エチル基、イソプロピル基、n−ブチル
基、イソペンチル基、n−オクチル基等があげられ、C
1〜C10ハロアルキル基としては、クロロメチル基、
トリクロロメチル基、トリフルオロメチル基、2−クロ
ロエチル基、2−フルオロエチル基、3−クロロプロピ
ル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、5−クロロ
−n−ペンチル基、10−ブロモへプチル基等があげら
れ、C3〜C8シクロアルキル基としては、シクロプロ
ピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘ
キシル基、1−メチルシクロプロピル基、4,4−ジメ
チルシクロヘキシル基等があげられ、C3〜C8ハロシ
クロアルキル基としては、2,2−ジフルオロシクロプ
ロピル基、3−クロロシクロペンチル基、4,4−ジフ
ルオロシクロヘキシル基等があげられ、置換されていて
もよいフェニル基としては、フェニル基、2−クロロフ
ェニル基、2−ニトロフェニル基、2−トリフルオロメ
チルフェニル基、2−メトキシフェニル基、4−クロロ
フェニル基、4−ニトロフェニル基、4−イソプロポキ
シフェニル基、4−フルオロフェニル基、4−メチルフ
ェニル基、4−トリフルオロメチルフェニル基、3−ニ
トロフェニル基、3−メトキシフェニル基、3−メチル
フェニル基、3−トリフルオロメチルフェニル基、3−
ブロモフェニル基、3−メトキシカルボニルフェニル
基、3−トリフルオロメトキシフェニル基、3,4−ジ
クロロフェニル基、2,4−ジクロロフェニル基、2,
5−ジクロロフェニル基等があげられ、
【0019】R23で示されるC1〜C5アルキル基とし
ては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロ
ピル基、ブチル基等があげられ、R24で示される、C1
〜C5アルキル基としては、メチル基、エチル基、n−
プロピル基、イソプロピル基、ブチル基等があげられ、
C1〜C5ハロアルキル基としては、2−クロロエチル
基、テトラフルオロエチル基、2−フルオロエチル基、
3−クロロ−n−プロピル基、2−クロロ−2−メチル
プロピル基等があげられ、置換されていてもよいフェニ
ル基としては、フェニル基、2−クロロフェニル基、2
−ニトロフェニル基、2−トリフルオロメチルフェニル
基、2−メトキシフェニル基、4−クロロフェニル基、
4−ニトロフェニル基、4−イソプロポキシフェニル
基、4−フルオロフェニル基、4−メチルフェニル基、
4−トリフルオロメチルフェニル基、3−ニトロフェニ
ル基、3−メトキシフェニル基、3−メチルフェニル
基、3−トリフルオロメチルフェニル基、3−ブロモフ
ェニル基、3−メトキシカルボニルフェニル基、3−ト
リフルオロメトキシフェニル基、3,4−ジクロロフェ
ニル基、2,4−ジクロロフェニル基、2,5−ジクロ
ロフェニル基3,4−ジメチルフェニル基、2,4−ジ
メチルフェニル基、2,5−ジメチルフェニル基等があ
げられ、R25で示される、C1〜C10アルキル基とし
ては、メチル基、エチル基、イソプロピル基、n−ブチ
ル基、イソペンチル基、n−オクチル基、4,4−ジメ
チル−n−ヘキシル基等があげられ、C1〜C10ハロ
アルキル基としては、2−フルオロエチル基、2−クロ
ロエチル基、3−クロロn−プロピル基、2,2,2−
トリフルオロエチル基、5−クロロ−n−ペンチル基、
1−ブロモへプチル基等があげられ、C1〜C5アルキ
ルスルホニル基としては、メチルスルホニル基、エチル
スルホニル基等があげられ、C3〜C10シクロアルキ
ル基としては、シクロプロピル基、シクロブチル基、シ
クロペンチル基、シクロヘキシル基、1−メチルシクロ
プロピル基、4,4−ジメチルシクロヘキシル基、2,
2,4,4−テトラメチルシクロヘキシル基等があげら
れ、C3〜C10ハロシクロアルキル基としては、2,
2−ジフルオロシクロプロピル基、3−クロロシクロペ
ンチル基、4,4−ジフルオロシクロヘキシル基等があ
げられ、カルボキシC1〜C3アルキル基としては、カ
ルボキシメチル基、2−カルボキシエチル基、1−カル
ボキシエチル基等があげられ、(C1〜C5アルコキ
シ)カルボニルC1〜C3アルキル基としては、メトキ
シカルボニルメチル基、エトキシカルボニルメチル基、
プロポキシカルボニルメチル基、イソプロポキシカルボ
ニルメチル基、ブトキシカルボニルメチル基、イソブト
キシカルボニルメチル基、t−ブトキシカルボニルメチ
ル基、1−メトキシカルボニルエチル基、1−エトキシ
カルボニルエチル基、1−プロポキシカルボニルエチル
基、1−イソプロポキシカルボニルエチル基、1−ブト
キシカルボニルエチル基、1−イソブトキシカルボニル
エチル基、1−t−ブトキシカルボニルエチル基等があ
げられ、置換されていてもよいフェニル基としては、フ
ェニル基、2−クロロフェニル基、2−ニトロフェニル
基、2−トリフルオロメチルフェニル基、2−メトキシ
フェニル基、4−クロロフェニル基、4−ニトロフェニ
ル基、4−イソプロポキシフェニル基、4−フルオロフ
ェニル基、4−メチルフェニル基、4−トリフルオロメ
チルフェニル基、3−ニトロフェニル基、3−メトキシ
フェニル基、3−メチルフェニル基、3−トリフルオロ
メチルフェニル基、3−ブロモフェニル基、3−メトキ
シカルボニルフェニル基、3−トリフルオロメトキシフ
ェニル基、3,4−ジクロロフェニル基、2,4−ジク
ロロフェニル基、2,5−ジクロロフェニル基3,4−
ジメチルフェニル基、2,4−ジメチルフェニル基、
2,5−ジメチルフェニル基等があげられ、R26で示さ
れる、C1〜C10アルキル基としては、メチル基、エ
チル基、イソプロピル基、n−ブチル基、t−ブチル
基、n−ペンチル基、イソペンチル基、n−オクチル
基、4,4−ジメチル−n−ヘキシル基等があげられ、
C1〜C10ハロアルキル基としては、2−フルオロエ
チル基、2−クロロエチル基、3−クロロ−n−プロピ
ル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、5−クロロ
−n−ペンチル基、1−ブロモへプチル基等があげら
れ、R27で示される、C1〜C5アルキル基としては、
メチル基、エチル基、イソプロピル基、n−ブチル基、
t−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル基等があ
げられ、C1〜C5ハロアルキル基としては、2−フル
オロエチル基、2−クロロエチル基、3−クロロ−n−
プロピル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、5−
クロロ−n−ペンチル基等があげられ、
ては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロ
ピル基、ブチル基等があげられ、R24で示される、C1
〜C5アルキル基としては、メチル基、エチル基、n−
プロピル基、イソプロピル基、ブチル基等があげられ、
C1〜C5ハロアルキル基としては、2−クロロエチル
基、テトラフルオロエチル基、2−フルオロエチル基、
3−クロロ−n−プロピル基、2−クロロ−2−メチル
プロピル基等があげられ、置換されていてもよいフェニ
ル基としては、フェニル基、2−クロロフェニル基、2
−ニトロフェニル基、2−トリフルオロメチルフェニル
基、2−メトキシフェニル基、4−クロロフェニル基、
4−ニトロフェニル基、4−イソプロポキシフェニル
基、4−フルオロフェニル基、4−メチルフェニル基、
4−トリフルオロメチルフェニル基、3−ニトロフェニ
ル基、3−メトキシフェニル基、3−メチルフェニル
基、3−トリフルオロメチルフェニル基、3−ブロモフ
ェニル基、3−メトキシカルボニルフェニル基、3−ト
リフルオロメトキシフェニル基、3,4−ジクロロフェ
ニル基、2,4−ジクロロフェニル基、2,5−ジクロ
ロフェニル基3,4−ジメチルフェニル基、2,4−ジ
メチルフェニル基、2,5−ジメチルフェニル基等があ
げられ、R25で示される、C1〜C10アルキル基とし
ては、メチル基、エチル基、イソプロピル基、n−ブチ
ル基、イソペンチル基、n−オクチル基、4,4−ジメ
チル−n−ヘキシル基等があげられ、C1〜C10ハロ
アルキル基としては、2−フルオロエチル基、2−クロ
ロエチル基、3−クロロn−プロピル基、2,2,2−
トリフルオロエチル基、5−クロロ−n−ペンチル基、
1−ブロモへプチル基等があげられ、C1〜C5アルキ
ルスルホニル基としては、メチルスルホニル基、エチル
スルホニル基等があげられ、C3〜C10シクロアルキ
ル基としては、シクロプロピル基、シクロブチル基、シ
クロペンチル基、シクロヘキシル基、1−メチルシクロ
プロピル基、4,4−ジメチルシクロヘキシル基、2,
2,4,4−テトラメチルシクロヘキシル基等があげら
れ、C3〜C10ハロシクロアルキル基としては、2,
2−ジフルオロシクロプロピル基、3−クロロシクロペ
ンチル基、4,4−ジフルオロシクロヘキシル基等があ
げられ、カルボキシC1〜C3アルキル基としては、カ
ルボキシメチル基、2−カルボキシエチル基、1−カル
ボキシエチル基等があげられ、(C1〜C5アルコキ
シ)カルボニルC1〜C3アルキル基としては、メトキ
シカルボニルメチル基、エトキシカルボニルメチル基、
プロポキシカルボニルメチル基、イソプロポキシカルボ
ニルメチル基、ブトキシカルボニルメチル基、イソブト
キシカルボニルメチル基、t−ブトキシカルボニルメチ
ル基、1−メトキシカルボニルエチル基、1−エトキシ
カルボニルエチル基、1−プロポキシカルボニルエチル
基、1−イソプロポキシカルボニルエチル基、1−ブト
キシカルボニルエチル基、1−イソブトキシカルボニル
エチル基、1−t−ブトキシカルボニルエチル基等があ
げられ、置換されていてもよいフェニル基としては、フ
ェニル基、2−クロロフェニル基、2−ニトロフェニル
基、2−トリフルオロメチルフェニル基、2−メトキシ
フェニル基、4−クロロフェニル基、4−ニトロフェニ
ル基、4−イソプロポキシフェニル基、4−フルオロフ
ェニル基、4−メチルフェニル基、4−トリフルオロメ
チルフェニル基、3−ニトロフェニル基、3−メトキシ
フェニル基、3−メチルフェニル基、3−トリフルオロ
メチルフェニル基、3−ブロモフェニル基、3−メトキ
シカルボニルフェニル基、3−トリフルオロメトキシフ
ェニル基、3,4−ジクロロフェニル基、2,4−ジク
ロロフェニル基、2,5−ジクロロフェニル基3,4−
ジメチルフェニル基、2,4−ジメチルフェニル基、
2,5−ジメチルフェニル基等があげられ、R26で示さ
れる、C1〜C10アルキル基としては、メチル基、エ
チル基、イソプロピル基、n−ブチル基、t−ブチル
基、n−ペンチル基、イソペンチル基、n−オクチル
基、4,4−ジメチル−n−ヘキシル基等があげられ、
C1〜C10ハロアルキル基としては、2−フルオロエ
チル基、2−クロロエチル基、3−クロロ−n−プロピ
ル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、5−クロロ
−n−ペンチル基、1−ブロモへプチル基等があげら
れ、R27で示される、C1〜C5アルキル基としては、
メチル基、エチル基、イソプロピル基、n−ブチル基、
t−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル基等があ
げられ、C1〜C5ハロアルキル基としては、2−フル
オロエチル基、2−クロロエチル基、3−クロロ−n−
プロピル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、5−
クロロ−n−ペンチル基等があげられ、
【0020】R28で示される、C1〜C10アルキル基
としてはメチル基、エチル基、イソプロピル基、n−ブ
チル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル
基、n−オクチル基、4,4−ジメチル−n−ヘキシル
基等があげられ、C1〜C10ハロアルキル基としては
2−フルオロエチル基、2−クロロエチル基、3−クロ
ロn−プロピル基、2,2,2−トリフルオロエチル
基、5−クロロ−n−ペンチル基、2−クロロ−1,
1,4,4−テトラメチルヘキシル基等があげられ、R
29で示されるC1〜C10アルキル基としては、メチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、n−ブチ
ル基、イソブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、
イソペンチル基、n−ヘキシル基、n−オクチル基等が
あげられ、R30で示される、C1〜C10アルキル基と
しては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、n
−ペンチル基、イソペンチル基、n−ヘキシル基、n−
オクチル基等があげられ、C1〜C10ハロアルキル基
としては、2−フルオロエチル基、2−クロロエチル
基、3−クロロ−n−プロピル基、2,2,2−トリフ
ルオロエチル基、5−クロロ−n−ペンチル基等があげ
られ、C3〜C10シクロアルキル基としては、シクロ
プロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、1
−メチルシクロプロピル基、4,4−ジメチルシクロヘ
キシル基、2,2,4,4−テトラメチルシクロヘキシ
ル基等があげられ、C3〜C10ハロシクロアルキル基
としては、2,2−ジフルオロシクロプロピル基、3−
クロロシクロペンチル基、4,4−ジフルオロシクロヘ
キシル基等があげられ、置換されていてもよいフェニル
基としては、フェニル基、2−クロロフェニル基、2−
ニトロフェニル基、2−トリフルオロメチルフェニル
基、2−メトキシフェニル基、4−クロロフェニル基、
4−ニトロフェニル基、4−イソプロポキシフェニル
基、4−フルオロフェニル基、4−メチルフェニル基、
4−トリフルオロメチルフェニル基、3−ニトロフェニ
ル基、3−メトキシフェニル基、3−メチルフェニル
基、3−トリフルオロメチルフェニル基、3−ブロモフ
ェニル基、3−メトキシカルボニルフェニル基、3−ト
リフルオロメトキシフェニル基、3,4−ジクロロフェ
ニル基、2,4−ジクロロフェニル基、2,5−ジクロ
ロフェニル基3,4−ジメチルフェニル基、2,4−ジ
メチルフェニル基、2,5−ジメチルフェニル基等があ
げられ、
としてはメチル基、エチル基、イソプロピル基、n−ブ
チル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル
基、n−オクチル基、4,4−ジメチル−n−ヘキシル
基等があげられ、C1〜C10ハロアルキル基としては
2−フルオロエチル基、2−クロロエチル基、3−クロ
ロn−プロピル基、2,2,2−トリフルオロエチル
基、5−クロロ−n−ペンチル基、2−クロロ−1,
1,4,4−テトラメチルヘキシル基等があげられ、R
29で示されるC1〜C10アルキル基としては、メチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、n−ブチ
ル基、イソブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、
イソペンチル基、n−ヘキシル基、n−オクチル基等が
あげられ、R30で示される、C1〜C10アルキル基と
しては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピ
ル基、n−ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、n
−ペンチル基、イソペンチル基、n−ヘキシル基、n−
オクチル基等があげられ、C1〜C10ハロアルキル基
としては、2−フルオロエチル基、2−クロロエチル
基、3−クロロ−n−プロピル基、2,2,2−トリフ
ルオロエチル基、5−クロロ−n−ペンチル基等があげ
られ、C3〜C10シクロアルキル基としては、シクロ
プロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、1
−メチルシクロプロピル基、4,4−ジメチルシクロヘ
キシル基、2,2,4,4−テトラメチルシクロヘキシ
ル基等があげられ、C3〜C10ハロシクロアルキル基
としては、2,2−ジフルオロシクロプロピル基、3−
クロロシクロペンチル基、4,4−ジフルオロシクロヘ
キシル基等があげられ、置換されていてもよいフェニル
基としては、フェニル基、2−クロロフェニル基、2−
ニトロフェニル基、2−トリフルオロメチルフェニル
基、2−メトキシフェニル基、4−クロロフェニル基、
4−ニトロフェニル基、4−イソプロポキシフェニル
基、4−フルオロフェニル基、4−メチルフェニル基、
4−トリフルオロメチルフェニル基、3−ニトロフェニ
ル基、3−メトキシフェニル基、3−メチルフェニル
基、3−トリフルオロメチルフェニル基、3−ブロモフ
ェニル基、3−メトキシカルボニルフェニル基、3−ト
リフルオロメトキシフェニル基、3,4−ジクロロフェ
ニル基、2,4−ジクロロフェニル基、2,5−ジクロ
ロフェニル基3,4−ジメチルフェニル基、2,4−ジ
メチルフェニル基、2,5−ジメチルフェニル基等があ
げられ、
【0021】R200で示される、C1〜C3アルキル基
としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロ
ピル基等があげられ、C1〜C3ハロアルキル基として
は、トリクロロメチル基、トリフルオロメチル基、クロ
ロジフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、1,1−
ジフルオロエチル基等があげられ、C3〜C6アルケニ
ル基としては、アリル基、1−メチル−2−プロペニル
基、3−ブテニル基、2−ブテニル基、3−メチル−2
−ブテニル基、2−メチル−3−ブテニル基等があげら
れ、C3〜C6アルキニル基としては、プロパルギル
基、1−メチル−2−プロピニル基、2−ブチニル基、
3−ブチニル基、1,1−ジメチル−2−プロピニル基
等があげられ、R300で示されるC1〜C3ハロアルキ
ル基としては、トリクロロメチル基、トリフルオロメチ
ル基、クロロジフルオロメチル基、ジフルオロメチル
基、ペンタフルオロエチル基、1,1−ジフルオロエチ
ル基等があげられ、R200とR300とが末端で結合するこ
とによりR200とR300とで示される、フッ素原子で置換
されていてもよいトリメチレン基としては、トリメチレ
ン基、1,1,2−トリフルオロトリメチレン基、2,
3,3−トリフルオロトリメチレン基等があげられ、フ
ッ素原子で置換されていてもよいテトラメチレン基とし
ては、テトラメチレン基等があげられる。
としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロ
ピル基等があげられ、C1〜C3ハロアルキル基として
は、トリクロロメチル基、トリフルオロメチル基、クロ
ロジフルオロメチル基、ジフルオロメチル基、1,1−
ジフルオロエチル基等があげられ、C3〜C6アルケニ
ル基としては、アリル基、1−メチル−2−プロペニル
基、3−ブテニル基、2−ブテニル基、3−メチル−2
−ブテニル基、2−メチル−3−ブテニル基等があげら
れ、C3〜C6アルキニル基としては、プロパルギル
基、1−メチル−2−プロピニル基、2−ブチニル基、
3−ブチニル基、1,1−ジメチル−2−プロピニル基
等があげられ、R300で示されるC1〜C3ハロアルキ
ル基としては、トリクロロメチル基、トリフルオロメチ
ル基、クロロジフルオロメチル基、ジフルオロメチル
基、ペンタフルオロエチル基、1,1−ジフルオロエチ
ル基等があげられ、R200とR300とが末端で結合するこ
とによりR200とR300とで示される、フッ素原子で置換
されていてもよいトリメチレン基としては、トリメチレ
ン基、1,1,2−トリフルオロトリメチレン基、2,
3,3−トリフルオロトリメチレン基等があげられ、フ
ッ素原子で置換されていてもよいテトラメチレン基とし
ては、テトラメチレン基等があげられる。
【0022】一般式 化6で示される本発明化合物にお
いて、好ましい置換基として、XおよびYは酸素原子、
R1は水素またはC1〜C3アルキル基、R2はC1〜C
3アルキル基〔より好ましくは、メチル基〕またはアミ
ノ基、R3はC1〜C3ハロアルキル基〔より好ましく
は、トリフルオロメチル基〕、Qは一般式 化9で示さ
れる基があげられる。一般式 化9で示される基におい
て、好ましい置換基としては、R4は水素原子、R5は水
素原子またはハロゲン原子〔より好ましくは、塩素原
子〕、R6は水素原子またはハロゲン原子〔より好まし
くは、塩素原子〕、R7はハロゲン原子〔より好ましく
は、塩素原子〕またはニトロ基、R8は水素原子、C1
〜C10アルコキシ基〔より好ましくは、メトキシ基ま
たはイソプロポキシ基〕、C3〜C8アルケニルオキシ
基〔より好ましくは、アリルオキシ基〕、C3〜C8ア
ルキニルオキシ基〔より好ましくは、プロパルギルオキ
シ基〕、(C1〜C10アルコキシ)カルボニルC1〜
C5アルコキシ基〔より好ましくは、1−(メトキシカ
ルボニル)エトキシ基または1−(エトキシカルボニ
ル)エトキシ基〕、C1〜C10アルキルアミノ基〔よ
り好ましくは、エチルアミノ基またはイソプロピルアミ
ノ基〕、ジ(C1〜C10アルキル)アミノ基〔より好
ましくは、ジエチルアミノ基〕、(C1〜C6アルコキ
シ)(C1〜C6アルキル)アミノ基または2,2−ジ
(C1〜C5アルキル)ヒドラジノ基〔より好ましく
は、2,2−ジメチルヒドラジノ基〕があげられる。
いて、好ましい置換基として、XおよびYは酸素原子、
R1は水素またはC1〜C3アルキル基、R2はC1〜C
3アルキル基〔より好ましくは、メチル基〕またはアミ
ノ基、R3はC1〜C3ハロアルキル基〔より好ましく
は、トリフルオロメチル基〕、Qは一般式 化9で示さ
れる基があげられる。一般式 化9で示される基におい
て、好ましい置換基としては、R4は水素原子、R5は水
素原子またはハロゲン原子〔より好ましくは、塩素原
子〕、R6は水素原子またはハロゲン原子〔より好まし
くは、塩素原子〕、R7はハロゲン原子〔より好ましく
は、塩素原子〕またはニトロ基、R8は水素原子、C1
〜C10アルコキシ基〔より好ましくは、メトキシ基ま
たはイソプロポキシ基〕、C3〜C8アルケニルオキシ
基〔より好ましくは、アリルオキシ基〕、C3〜C8ア
ルキニルオキシ基〔より好ましくは、プロパルギルオキ
シ基〕、(C1〜C10アルコキシ)カルボニルC1〜
C5アルコキシ基〔より好ましくは、1−(メトキシカ
ルボニル)エトキシ基または1−(エトキシカルボニ
ル)エトキシ基〕、C1〜C10アルキルアミノ基〔よ
り好ましくは、エチルアミノ基またはイソプロピルアミ
ノ基〕、ジ(C1〜C10アルキル)アミノ基〔より好
ましくは、ジエチルアミノ基〕、(C1〜C6アルコキ
シ)(C1〜C6アルキル)アミノ基または2,2−ジ
(C1〜C5アルキル)ヒドラジノ基〔より好ましく
は、2,2−ジメチルヒドラジノ基〕があげられる。
【0023】尚、本発明化合物には、二重結合に由来す
る幾可異性体、不斉炭素に由来する光学異性体及びジア
ステレオマーが存在する場合があるが、本発明化合物に
は、これらの異性体及びその混合物も含まれる。
る幾可異性体、不斉炭素に由来する光学異性体及びジア
ステレオマーが存在する場合があるが、本発明化合物に
は、これらの異性体及びその混合物も含まれる。
【0024】本発明化合物の製造法について、説明す
る。本発明化合物は、例えば下記(製造法1)〜(製造
法11)の製造法等を用いて製造する事ができる。
る。本発明化合物は、例えば下記(製造法1)〜(製造
法11)の製造法等を用いて製造する事ができる。
【0025】(製造法1)
【化10】 [式中、R1、X、Y、Z及びQは前記と同じ意味を表
し、R201はフッ素原子で置換されていてもよいC1〜
C3アルキル基、C3〜C6アルケニル基またはC3〜
C6アルキニル基を表し、Dは塩素原子、臭素原子、ヨ
ウ素原子、メタンスルホニルオキシ基、トリフルオロメ
タンスルホニルオキシ基またはp−トルエンスルホニル
オキシ基を表し、R301はC1〜C3アルキル基または
C1〜C3ハロアルキル基を表す。] 本発明化合物[1−3]は、化合物[1−1]と化合物
[1−2]とを、塩基の存在下に反応させることにより
製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行われ
るが、無溶媒で行うことも可能である。反応温度の範囲
は−20〜200℃であり、好ましくは0〜100℃で
ある。反応時間の範囲は通常瞬時〜48時間である。該
反応に供される化合物[1−2]の量は、化合物[1−
1]1モルに対して0.5モル〜過剰量の割合であり、
好ましくは0.8〜1.2モルの割合である。該反応に
供される塩基の量は、化合物[1−1]に対して0.5
当量〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2
当量の割合である。塩基としては、ピリジン、4−ジメ
チルアミノピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N,
N−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジイソプロ
ピルエチルアミン等の有機塩基、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸リチウム、水素化ナトリウム、水素化カ
リウム、水素化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水酸化リチウム等の無機塩基があげられる。溶
媒としては、アセトン、メチルイソブチルケトン等のケ
トン類、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、リグロイン、
シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素類、
ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレン、メシ
チレン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイ
ソプロピルエーテル、1,4−ジオキサン、テトラヒド
ロフラン、エチレングリコ−ルジメチルエ−テル、メチ
ル−t−ブチルエ−テル等のエ−テル類、ニトロメタ
ン、ニトロベンゼン等のニトロ化合物、N,N−ジメチ
ルホルムアミド、アセトアミド等の酸アミド類、ピリジ
ン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニ
リン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン
等の第三級アミン、ジメチルスルホキシド、スルホラン
等の硫黄化合物あるいはそれらの混合物等があげられ
る。反応終了後の反応液は、濾過を行った後そのまま濃
縮するか、反応液を水に注加して生じた結晶を濾取する
か、反応液を水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮
する等の通常の後処理操作に付し、化合物[1−3]を
得ることができる。尚、該化合物はクロマトグラフィ
ー、再結晶等の操作によって精製することも可能であ
る。
し、R201はフッ素原子で置換されていてもよいC1〜
C3アルキル基、C3〜C6アルケニル基またはC3〜
C6アルキニル基を表し、Dは塩素原子、臭素原子、ヨ
ウ素原子、メタンスルホニルオキシ基、トリフルオロメ
タンスルホニルオキシ基またはp−トルエンスルホニル
オキシ基を表し、R301はC1〜C3アルキル基または
C1〜C3ハロアルキル基を表す。] 本発明化合物[1−3]は、化合物[1−1]と化合物
[1−2]とを、塩基の存在下に反応させることにより
製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行われ
るが、無溶媒で行うことも可能である。反応温度の範囲
は−20〜200℃であり、好ましくは0〜100℃で
ある。反応時間の範囲は通常瞬時〜48時間である。該
反応に供される化合物[1−2]の量は、化合物[1−
1]1モルに対して0.5モル〜過剰量の割合であり、
好ましくは0.8〜1.2モルの割合である。該反応に
供される塩基の量は、化合物[1−1]に対して0.5
当量〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2
当量の割合である。塩基としては、ピリジン、4−ジメ
チルアミノピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N,
N−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジイソプロ
ピルエチルアミン等の有機塩基、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸リチウム、水素化ナトリウム、水素化カ
リウム、水素化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水酸化リチウム等の無機塩基があげられる。溶
媒としては、アセトン、メチルイソブチルケトン等のケ
トン類、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、リグロイン、
シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素類、
ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレン、メシ
チレン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイ
ソプロピルエーテル、1,4−ジオキサン、テトラヒド
ロフラン、エチレングリコ−ルジメチルエ−テル、メチ
ル−t−ブチルエ−テル等のエ−テル類、ニトロメタ
ン、ニトロベンゼン等のニトロ化合物、N,N−ジメチ
ルホルムアミド、アセトアミド等の酸アミド類、ピリジ
ン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニ
リン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン
等の第三級アミン、ジメチルスルホキシド、スルホラン
等の硫黄化合物あるいはそれらの混合物等があげられ
る。反応終了後の反応液は、濾過を行った後そのまま濃
縮するか、反応液を水に注加して生じた結晶を濾取する
か、反応液を水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮
する等の通常の後処理操作に付し、化合物[1−3]を
得ることができる。尚、該化合物はクロマトグラフィ
ー、再結晶等の操作によって精製することも可能であ
る。
【0026】(製造法2)
【化11】 [式中、R1、R301、X、Y、Z及びQは前記と同じ意
味を表し、Wはニトロ基で置換されたフェニルオキシ基
(例えば、2,4−ジニトロフェニルオキシ基、2,4,
6−トリニトロフェニルオキシ基等)、置換されていて
もよいフェニルスルホニルオキシ基(例えば、2,4,6
−トリメチルフェニルスルホニルオキシ基等)またはス
ルホニルオキシ基を表す。] 本発明化合物[2−2]は、化合物[1−1]と化合物
[2−1]とを、塩基の存在下に反応させることにより
製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は通常−20〜200℃であり、好
ましくは20〜100℃である。反応時間の範囲は通
常、瞬時〜72時間である。該反応に供される化合物
[2−1]の量は、化合物[1−1]1モルに対して
0.5モル〜過剰量の割合であり、好ましくは0.5〜
1.2モルの割合である。該反応に供される塩基の量
は、化合物[1−1]に対して0.1当量〜過剰量の割
合であり、好ましくは0.8〜1.2当量の割合であ
る。塩基としては、ピリジン、4−ジメチルアミノピリ
ジン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルア
ニリン、トリエチルアミン、1,4−ジアザビシクロ
[2.2.2]オクタン等の有機塩基、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、水素化ナトリウム、
水素化カリウム、水素化リチウム、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化リチウム等の無機塩基があげら
れる。溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、
リグロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族
炭化水素類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キ
シレン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、塩化メチレ
ン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタ
ン、1,2,3−トリクロロプロパン等の脂肪族ハロゲ
ン化炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエ
ーテル、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エ
チレングリコ−ルジメチルエ−テル、メチル−t−ブチ
ルエ−テル等のエ−テル類、アセトニトリル、イソブチ
ロニトリル等の二トリル類、N,N−ジメチルホルムア
ミド、アセトアミド等の酸アミド類、ピリジン、N,N
−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、トリ
エチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等の第三級
アミン、ジメチルスルホキシド、スルホラン等の硫黄化
合物、水あるいはそれらの混合物等があげられる。反応
終了後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮するか、
反応液を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反応液
を水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等の通
常の後処理操作に付し、化合物[2−2]を得ることが
できる。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再結晶等
の操作によって精製することも可能である。
味を表し、Wはニトロ基で置換されたフェニルオキシ基
(例えば、2,4−ジニトロフェニルオキシ基、2,4,
6−トリニトロフェニルオキシ基等)、置換されていて
もよいフェニルスルホニルオキシ基(例えば、2,4,6
−トリメチルフェニルスルホニルオキシ基等)またはス
ルホニルオキシ基を表す。] 本発明化合物[2−2]は、化合物[1−1]と化合物
[2−1]とを、塩基の存在下に反応させることにより
製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は通常−20〜200℃であり、好
ましくは20〜100℃である。反応時間の範囲は通
常、瞬時〜72時間である。該反応に供される化合物
[2−1]の量は、化合物[1−1]1モルに対して
0.5モル〜過剰量の割合であり、好ましくは0.5〜
1.2モルの割合である。該反応に供される塩基の量
は、化合物[1−1]に対して0.1当量〜過剰量の割
合であり、好ましくは0.8〜1.2当量の割合であ
る。塩基としては、ピリジン、4−ジメチルアミノピリ
ジン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルア
ニリン、トリエチルアミン、1,4−ジアザビシクロ
[2.2.2]オクタン等の有機塩基、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、水素化ナトリウム、
水素化カリウム、水素化リチウム、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化リチウム等の無機塩基があげら
れる。溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、
リグロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族
炭化水素類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キ
シレン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、塩化メチレ
ン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタ
ン、1,2,3−トリクロロプロパン等の脂肪族ハロゲ
ン化炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエ
ーテル、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エ
チレングリコ−ルジメチルエ−テル、メチル−t−ブチ
ルエ−テル等のエ−テル類、アセトニトリル、イソブチ
ロニトリル等の二トリル類、N,N−ジメチルホルムア
ミド、アセトアミド等の酸アミド類、ピリジン、N,N
−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、トリ
エチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等の第三級
アミン、ジメチルスルホキシド、スルホラン等の硫黄化
合物、水あるいはそれらの混合物等があげられる。反応
終了後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮するか、
反応液を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反応液
を水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等の通
常の後処理操作に付し、化合物[2−2]を得ることが
できる。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再結晶等
の操作によって精製することも可能である。
【0027】(製造法3)
【化12】 [式中、R1、R301、D、X、Y、Z及びQは前記と同
じ意味を表わし、R63及びR64は同一または相異なり、
フッ素原子で置換されていてもよいC1〜C3アルキル
基を表す。] 1)化合物[2−2]から、化合物[3−2]を製造す
る工程 本発明化合物[3−2]は、化合物[2−2]と化合物
[3−1]とを、塩基の存在下に反応させることにより
製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行われ
るが、無溶媒で行うことも可能である。反応温度の範囲
は−20〜200℃であり、好ましくは0〜100℃で
ある。反応時間の範囲は通常瞬時〜48時間である。該
反応に供される化合物[3−1]の量は、化合物[2−
2]1モルに対して0.5モル〜過剰量の割合であり、
好ましくは0.8〜1.2モルの割合である。該反応に
供される塩基の量は、化合物[2−2]に対して0.5
当量〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2
当量の割合である。塩基としては、ピリジン、4−ジメ
チルアミノピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N,
N−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジイソプロ
ピルエチルアミン等の有機塩基、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸リチウム、水素化ナトリウム、水素化カ
リウム、水素化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水酸化リチウム等の無機塩基があげられる。溶
媒としては、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、リグロイ
ン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素
類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレン、
メシチレン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、
ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチルエ−テル、
メチル−t−ブチルエ−テル等のエ−テル類、ニトロメ
タン、ニトロベンゼン等のニトロ化合物、N,N−ジメ
チルホルムアミド、アセトアミド等の酸アミド類、ピリ
ジン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルア
ニリン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミ
ン等の第三級アミン、ジメチルスルホキシド、スルホラ
ン等の硫黄化合物、メタノール、エタノール、エチレン
グリコール、イソプロパノール、t−ブタノール等のア
ルコール類あるいはそれらの混合物等があげられる。反
応終了後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮する
か、反応液を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反
応液を水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等
の通常の後処理操作に付し、化合物[3−2]を得るこ
とができる。尚、本発明化合物はクロマトグラフィー、
再結晶等の操作によって精製することも可能である。 2)化合物[3−2]から、化合物[3−4]を製造す
る工程 本発明化合物[3−4]は、化合物[3−2]と化合物
[3−3]とを、塩基の存在下に反応させることにより
製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行われ
るが、無溶媒で行うことも可能である。反応温度の範囲
は−20〜200℃であり、好ましくは0〜100℃で
ある。反応時間の範囲は通常瞬時〜48時間である。該
反応に供される化合物[3−3]の量は、化合物[3−
2]1モルに対して0.5モル〜過剰量の割合であり、
好ましくは0.8〜1.2モルの割合である。該反応に
供される塩基の量は、化合物[3−2]に対して0.5
当量〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2
当量の割合である。塩基としては、ピリジン、4−ジメ
チルアミノピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N,
N−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジイソプロ
ピルエチルアミン等の有機塩基、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸リチウム、水素化ナトリウム、水素化カ
リウム、水素化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水酸化リチウム等の無機塩基があげられる。溶
媒としては、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、リグロイ
ン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素
類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレン、
メシチレン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、
ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチルエ−テル、
メチル−t−ブチルエ−テル等のエ−テル類、ニトロメ
タン、ニトロベンゼン等のニトロ化合物、N,N−ジメ
チルホルムアミド、アセトアミド等の酸アミド類、ピリ
ジン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルア
ニリン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミ
ン等の第三級アミン、ジメチルスルホキシド、スルホラ
ン等の硫黄化合物、メタノール、エタノール、エチレン
グリコール、イソプロパノール、t−ブタノール等のア
ルコール類あるいはそれらの混合物等があげられる。反
応終了後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮する
か、反応液を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反
応液を水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等
の通常の後処理操作に付し、化合物[3−4]を得るこ
とができる。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再結
晶等の操作によって精製することも可能である。
じ意味を表わし、R63及びR64は同一または相異なり、
フッ素原子で置換されていてもよいC1〜C3アルキル
基を表す。] 1)化合物[2−2]から、化合物[3−2]を製造す
る工程 本発明化合物[3−2]は、化合物[2−2]と化合物
[3−1]とを、塩基の存在下に反応させることにより
製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行われ
るが、無溶媒で行うことも可能である。反応温度の範囲
は−20〜200℃であり、好ましくは0〜100℃で
ある。反応時間の範囲は通常瞬時〜48時間である。該
反応に供される化合物[3−1]の量は、化合物[2−
2]1モルに対して0.5モル〜過剰量の割合であり、
好ましくは0.8〜1.2モルの割合である。該反応に
供される塩基の量は、化合物[2−2]に対して0.5
当量〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2
当量の割合である。塩基としては、ピリジン、4−ジメ
チルアミノピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N,
N−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジイソプロ
ピルエチルアミン等の有機塩基、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸リチウム、水素化ナトリウム、水素化カ
リウム、水素化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水酸化リチウム等の無機塩基があげられる。溶
媒としては、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、リグロイ
ン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素
類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレン、
メシチレン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、
ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチルエ−テル、
メチル−t−ブチルエ−テル等のエ−テル類、ニトロメ
タン、ニトロベンゼン等のニトロ化合物、N,N−ジメ
チルホルムアミド、アセトアミド等の酸アミド類、ピリ
ジン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルア
ニリン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミ
ン等の第三級アミン、ジメチルスルホキシド、スルホラ
ン等の硫黄化合物、メタノール、エタノール、エチレン
グリコール、イソプロパノール、t−ブタノール等のア
ルコール類あるいはそれらの混合物等があげられる。反
応終了後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮する
か、反応液を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反
応液を水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等
の通常の後処理操作に付し、化合物[3−2]を得るこ
とができる。尚、本発明化合物はクロマトグラフィー、
再結晶等の操作によって精製することも可能である。 2)化合物[3−2]から、化合物[3−4]を製造す
る工程 本発明化合物[3−4]は、化合物[3−2]と化合物
[3−3]とを、塩基の存在下に反応させることにより
製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行われ
るが、無溶媒で行うことも可能である。反応温度の範囲
は−20〜200℃であり、好ましくは0〜100℃で
ある。反応時間の範囲は通常瞬時〜48時間である。該
反応に供される化合物[3−3]の量は、化合物[3−
2]1モルに対して0.5モル〜過剰量の割合であり、
好ましくは0.8〜1.2モルの割合である。該反応に
供される塩基の量は、化合物[3−2]に対して0.5
当量〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2
当量の割合である。塩基としては、ピリジン、4−ジメ
チルアミノピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N,
N−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジイソプロ
ピルエチルアミン等の有機塩基、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸リチウム、水素化ナトリウム、水素化カ
リウム、水素化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水酸化リチウム等の無機塩基があげられる。溶
媒としては、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、リグロイ
ン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素
類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレン、
メシチレン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエーテル、
ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチルエ−テル、
メチル−t−ブチルエ−テル等のエ−テル類、ニトロメ
タン、ニトロベンゼン等のニトロ化合物、N,N−ジメ
チルホルムアミド、アセトアミド等の酸アミド類、ピリ
ジン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルア
ニリン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミ
ン等の第三級アミン、ジメチルスルホキシド、スルホラ
ン等の硫黄化合物、メタノール、エタノール、エチレン
グリコール、イソプロパノール、t−ブタノール等のア
ルコール類あるいはそれらの混合物等があげられる。反
応終了後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮する
か、反応液を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反
応液を水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等
の通常の後処理操作に付し、化合物[3−4]を得るこ
とができる。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再結
晶等の操作によって精製することも可能である。
【0028】(製造法4)
【化13】 [式中、R1、R301、R63、R64、X、Y、Z及びQは
前記と同じ意味を表わす。] 本発明化合物[4−2]は、化合物[2−2]と化合物
[4−1]とを反応させることにより製造することが出
来る。該反応は、無溶媒または溶媒中で行われ、反応温
度の範囲は−20〜200℃であり、好ましくは0〜1
30℃である。反応時間の範囲は通常、瞬時〜48時間
である。該反応に供される化合物[4−1]の量は、化
合物[2−2]1モルに対して0.5モル〜過剰量の割
合であり、好ましくは0.8〜1.2モルの割合であ
る。溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、リ
グロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族炭
化水素類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシ
レン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエー
テル、ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオキサン、
テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチルエ−
テル、メチル−t−ブチルエ−テル等のエ−テル類、メ
タノール、エタノール、エチレングリコール、イソプロ
パノール、t−ブタノール等のアルコール類、塩化メチ
レン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエ
タン、1,2,3−トリクロロプロパン等の脂肪族ハロ
ゲン化炭化水素類、モノクロロベンゼン、ジクロロベン
ゼン、ベンゾトリフルオリド等の芳香族ハロゲン化炭化
水素類あるいはそれらの混合物等があげられる。また、
該反応は触媒を添加することにより反応時間を短縮する
ことができる場合がある。触媒の量は、化合物[2−
2]1モルに対して、0.001モル〜過剰量の割合で
ある。触媒としては、四塩化チタン、三フッ化ホウ素ジ
エチルエーテル錯体等のルイス酸、ベンゼンスルホン
酸、p−トルエンスルホン酸等の有機酸、ピリジン、4
−ジメチルアミノピリジン、N,N−ジメチルアニリ
ン、N,N−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジ
イソプロピルエチルアミン等の有機塩基、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム等の無機塩基があげられる。反応終了
後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮するか、反応
液を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反応液を水
に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等の通常の
後処理操作に付し、化合物[4−2]を得ることができ
る。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再結晶等の操
作によって精製することも可能である。
前記と同じ意味を表わす。] 本発明化合物[4−2]は、化合物[2−2]と化合物
[4−1]とを反応させることにより製造することが出
来る。該反応は、無溶媒または溶媒中で行われ、反応温
度の範囲は−20〜200℃であり、好ましくは0〜1
30℃である。反応時間の範囲は通常、瞬時〜48時間
である。該反応に供される化合物[4−1]の量は、化
合物[2−2]1モルに対して0.5モル〜過剰量の割
合であり、好ましくは0.8〜1.2モルの割合であ
る。溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、リ
グロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族炭
化水素類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシ
レン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエー
テル、ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオキサン、
テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチルエ−
テル、メチル−t−ブチルエ−テル等のエ−テル類、メ
タノール、エタノール、エチレングリコール、イソプロ
パノール、t−ブタノール等のアルコール類、塩化メチ
レン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエ
タン、1,2,3−トリクロロプロパン等の脂肪族ハロ
ゲン化炭化水素類、モノクロロベンゼン、ジクロロベン
ゼン、ベンゾトリフルオリド等の芳香族ハロゲン化炭化
水素類あるいはそれらの混合物等があげられる。また、
該反応は触媒を添加することにより反応時間を短縮する
ことができる場合がある。触媒の量は、化合物[2−
2]1モルに対して、0.001モル〜過剰量の割合で
ある。触媒としては、四塩化チタン、三フッ化ホウ素ジ
エチルエーテル錯体等のルイス酸、ベンゼンスルホン
酸、p−トルエンスルホン酸等の有機酸、ピリジン、4
−ジメチルアミノピリジン、N,N−ジメチルアニリ
ン、N,N−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジ
イソプロピルエチルアミン等の有機塩基、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム等の無機塩基があげられる。反応終了
後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮するか、反応
液を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反応液を水
に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等の通常の
後処理操作に付し、化合物[4−2]を得ることができ
る。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再結晶等の操
作によって精製することも可能である。
【0029】(製造法5)
【化14】 [式中、R1、X、Y、Z及びQは前記と同じ意味を表
わし、Vはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原
子を表し、R203はC1〜C3アルキル基、C1〜C3
ハロアルキル基、C3〜C6アルケニル基、C3〜C6
アルキ二ル基またはN(R61)R62基を表し{ここで、
R61及びR62は前記と同じ意味を表わす。}、R303は
C1〜C3アルキル基またはC1〜C3ハロアルキル基
を表すか、あるいは、R203とR303とが末端で結合する
ことにより、フッ素原子で置換されていてもよいトリメ
チレン基またはフッ素原子で置換されていてもよいテト
ラメチレン基を形成していてもよい。] 本発明化合物[5−3]は、化合物[5−1]と化合物
[5−2]とを、塩基の存在下に反応させることにより
製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は−20〜200℃であり、好まし
くは0〜100℃である。反応時間の範囲は通常、瞬時
〜48時間である。該反応に供される化合物[5−2]
の量は、化合物[5−1]1モルに対して0.5モル〜
過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2モルの
割合である。該反応に供される塩基の量は、化合物[5
−1]に対して0.5当量〜過剰量の割合であり、好ま
しくは0.8〜1.2当量の割合である。塩基として
は、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N−
ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、トリエ
チルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩
基、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、水
素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化リチウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の
無機塩基があげられる。溶媒としては、アセトン、メチ
ルイソブチルケトン等のケトン類、ヘキサン、ヘプタ
ン、オクタン、リグロイン、シクロヘキサン、石油エー
テル等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、エチ
ルベンゼン、キシレン、メシチレン等の芳香族炭化水素
類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、1,
4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ
−ルジメチルエ−テル、メチル−t−ブチルエ−テル等
のエ−テル類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニト
ロ化合物、N,N−ジメチルホルムアミド、アセトアミ
ド等の酸アミド類、ピリジン、N,N−ジメチルアニリ
ン、N,N−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジ
イソプロピルエチルアミン等の第三級アミン、ジメチル
スルホキシド、スルホラン等の硫黄化合物、メタノー
ル、エタノール、エチレングリコール、イソプロパノー
ル、t−ブタノール等のアルコール類あるいはそれらの
混合物等があげられる。また、該反応は触媒を添加する
ことにより反応時間を短縮することが出来る場合があ
る。触媒の量は、化合物[5−1]1モルに対して、
0.001モル〜過剰量の割合である。触媒としては、
フッ化カリウム等のフッ化物があげられる。反応終了後
の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮するか、反応液
を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反応液を水に
注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等の通常の後
処理操作に付し、化合物[5−3]を得ることができ
る。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再結晶等の操
作によって精製することも可能である。
わし、Vはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原
子を表し、R203はC1〜C3アルキル基、C1〜C3
ハロアルキル基、C3〜C6アルケニル基、C3〜C6
アルキ二ル基またはN(R61)R62基を表し{ここで、
R61及びR62は前記と同じ意味を表わす。}、R303は
C1〜C3アルキル基またはC1〜C3ハロアルキル基
を表すか、あるいは、R203とR303とが末端で結合する
ことにより、フッ素原子で置換されていてもよいトリメ
チレン基またはフッ素原子で置換されていてもよいテト
ラメチレン基を形成していてもよい。] 本発明化合物[5−3]は、化合物[5−1]と化合物
[5−2]とを、塩基の存在下に反応させることにより
製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は−20〜200℃であり、好まし
くは0〜100℃である。反応時間の範囲は通常、瞬時
〜48時間である。該反応に供される化合物[5−2]
の量は、化合物[5−1]1モルに対して0.5モル〜
過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2モルの
割合である。該反応に供される塩基の量は、化合物[5
−1]に対して0.5当量〜過剰量の割合であり、好ま
しくは0.8〜1.2当量の割合である。塩基として
は、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N−
ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、トリエ
チルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩
基、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、水
素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化リチウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の
無機塩基があげられる。溶媒としては、アセトン、メチ
ルイソブチルケトン等のケトン類、ヘキサン、ヘプタ
ン、オクタン、リグロイン、シクロヘキサン、石油エー
テル等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、エチ
ルベンゼン、キシレン、メシチレン等の芳香族炭化水素
類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、1,
4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ
−ルジメチルエ−テル、メチル−t−ブチルエ−テル等
のエ−テル類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニト
ロ化合物、N,N−ジメチルホルムアミド、アセトアミ
ド等の酸アミド類、ピリジン、N,N−ジメチルアニリ
ン、N,N−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジ
イソプロピルエチルアミン等の第三級アミン、ジメチル
スルホキシド、スルホラン等の硫黄化合物、メタノー
ル、エタノール、エチレングリコール、イソプロパノー
ル、t−ブタノール等のアルコール類あるいはそれらの
混合物等があげられる。また、該反応は触媒を添加する
ことにより反応時間を短縮することが出来る場合があ
る。触媒の量は、化合物[5−1]1モルに対して、
0.001モル〜過剰量の割合である。触媒としては、
フッ化カリウム等のフッ化物があげられる。反応終了後
の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮するか、反応液
を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反応液を水に
注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等の通常の後
処理操作に付し、化合物[5−3]を得ることができ
る。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再結晶等の操
作によって精製することも可能である。
【0030】(製造法6)
【化15】 [式中、R1、X、Z及びQは前記と同じ意味を表し、
R32はC1〜C6アルキル基(例えば、メチル基、エチ
ル基等)またはフェニル基を表し、R202はC1〜C3
アルキル基、C1〜C3ハロアルキル基、C3〜C6ア
ルケニル基、C3〜C6アルキニル基またはN(R61)
R62基を表し{ここで、R61及びR62は前記と同じ意味
を表す。}、R302はC1〜C3アルキル基またはC1
〜C3ハロアルキル基を表わす。] 本発明化合物[6−3]は、化合物[6−1]と化合物
[6−2]とを、塩基の存在下に反応させることにより
製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は−20〜250℃であり、好まし
くは0〜150℃である。反応時間の範囲は通常、瞬時
〜72時間である。該反応に供される化合物[6−2]
の量は、化合物[6−1]1モルに対して0.5モル〜
過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2モルの
割合である。該反応に供される塩基の量は、化合物[6
−1]に対して0.5当量〜過剰量の割合であり、好ま
しくは0.8〜1.2当量の割合である。塩基として
は、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N−
ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、トリエ
チルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩
基、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、水
素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化リチウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の
無機塩基、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシ
ド、カリウムt−ブトキシド等の金属アルコラ−トがあ
げられる。溶媒としては、アセトン、メチルイソブチル
ケトン等のケトン類、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、
リグロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族
炭化水素類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キ
シレン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエ
ーテル、ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチル
エ−テル、メチル−t−ブチルエ−テル等のエ−テル
類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニトロ化合物、
N,N−ジメチルホルムアミド、アセトアミド等の酸ア
ミド類、ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N,N
−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジイソプロピ
ルエチルアミン等の第三級アミン、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン等の硫黄化合物、メタノール、エタノー
ル、エチレングリコール、イソプロパノール、t−ブタ
ノール等のアルコール類、あるいはそれらの混合物等が
あげられる。反応終了後の反応液は、濾過した後にその
まま濃縮するか、反応液を水に注加して生じた結晶を濾
取するか、反応液を水に注加した後に有機溶媒抽出およ
び濃縮する等の通常の後処理操作に付し、化合物[6−
3]を得ることができる。尚、該化合物はクロマトグラ
フィー、再結晶等の操作によって精製することも可能で
ある。
R32はC1〜C6アルキル基(例えば、メチル基、エチ
ル基等)またはフェニル基を表し、R202はC1〜C3
アルキル基、C1〜C3ハロアルキル基、C3〜C6ア
ルケニル基、C3〜C6アルキニル基またはN(R61)
R62基を表し{ここで、R61及びR62は前記と同じ意味
を表す。}、R302はC1〜C3アルキル基またはC1
〜C3ハロアルキル基を表わす。] 本発明化合物[6−3]は、化合物[6−1]と化合物
[6−2]とを、塩基の存在下に反応させることにより
製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は−20〜250℃であり、好まし
くは0〜150℃である。反応時間の範囲は通常、瞬時
〜72時間である。該反応に供される化合物[6−2]
の量は、化合物[6−1]1モルに対して0.5モル〜
過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2モルの
割合である。該反応に供される塩基の量は、化合物[6
−1]に対して0.5当量〜過剰量の割合であり、好ま
しくは0.8〜1.2当量の割合である。塩基として
は、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N−
ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、トリエ
チルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩
基、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、水
素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化リチウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の
無機塩基、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシ
ド、カリウムt−ブトキシド等の金属アルコラ−トがあ
げられる。溶媒としては、アセトン、メチルイソブチル
ケトン等のケトン類、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、
リグロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族
炭化水素類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キ
シレン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエ
ーテル、ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチル
エ−テル、メチル−t−ブチルエ−テル等のエ−テル
類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニトロ化合物、
N,N−ジメチルホルムアミド、アセトアミド等の酸ア
ミド類、ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N,N
−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジイソプロピ
ルエチルアミン等の第三級アミン、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン等の硫黄化合物、メタノール、エタノー
ル、エチレングリコール、イソプロパノール、t−ブタ
ノール等のアルコール類、あるいはそれらの混合物等が
あげられる。反応終了後の反応液は、濾過した後にその
まま濃縮するか、反応液を水に注加して生じた結晶を濾
取するか、反応液を水に注加した後に有機溶媒抽出およ
び濃縮する等の通常の後処理操作に付し、化合物[6−
3]を得ることができる。尚、該化合物はクロマトグラ
フィー、再結晶等の操作によって精製することも可能で
ある。
【0031】(製造法7)
【化16】 [式中、R1、R2、R3、X、Z及びQは前記と同じ意
味を表す。] 本発明化合物[7−1]は、化合物[7−2]と硫化剤
とを反応させることにより、製造することができる。該
反応は、通常溶媒中で行われ、反応温度の範囲は通常0
〜200℃であり、反応時間の範囲は通常、瞬時〜48
時間である。該反応に供される硫化剤の量は、化合物
[7−2]に対して0.5当量〜過剰量の割合であり、
好ましくは0.8〜1.2当量の割合である。硫化剤と
しては、ローソン試薬等があげられる。溶媒としては、
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類があげられ
る。反応終了後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮
するか、反応液を水に注加して生じた結晶を濾取する
か、反応液を水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮
する等の通常の後処理操作に付し、化合物[7−1]を
得ることができる。尚、該化合物はクロマトグラフィ
ー、再結晶等の操作によってさらに精製することも可能
である。
味を表す。] 本発明化合物[7−1]は、化合物[7−2]と硫化剤
とを反応させることにより、製造することができる。該
反応は、通常溶媒中で行われ、反応温度の範囲は通常0
〜200℃であり、反応時間の範囲は通常、瞬時〜48
時間である。該反応に供される硫化剤の量は、化合物
[7−2]に対して0.5当量〜過剰量の割合であり、
好ましくは0.8〜1.2当量の割合である。硫化剤と
しては、ローソン試薬等があげられる。溶媒としては、
トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類があげられ
る。反応終了後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮
するか、反応液を水に注加して生じた結晶を濾取する
か、反応液を水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮
する等の通常の後処理操作に付し、化合物[7−1]を
得ることができる。尚、該化合物はクロマトグラフィ
ー、再結晶等の操作によってさらに精製することも可能
である。
【0032】(製造法8)
【化17】 [式中、R1、R203、R303、X、Y、Q及びVは前記
と同じ意味を表す。] 本発明化合物[8−3]は、化合物[8−1]と化合物
[8−2]とを、塩基の存在下に反応させることにより
製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は−20〜200℃であり、好まし
くは0〜100℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜
24時間である。該反応に供される化合物[8−2]の
量は、化合物[8−1]1モルに対して0.5モル〜過
剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2モルの割
合である。該反応に供される塩基の量は、化合物[8−
1]に対して0.5当量〜過剰量の割合であり、好まし
くは0.8〜1.2当量の割合である。塩基としては、
ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N−ジメ
チルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、トリエチル
アミン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩基、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、水素化ナ
トリウム、水素化カリウム、水素化リチウム、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の無機塩
基があげられる。溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、
オクタン、リグロイン等の脂肪族炭化水素類、ベンゼ
ン、トルエン、エチルベンゼン、キシレン、メシチレン
等の芳香族炭化水素類、塩化メチレン、クロロホルム、
四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、1,2,3−ト
リクロロプロパン等の脂肪族ハロゲン化炭化水素類、モ
ノクロロベンゼン、ジクロロベンゼン、ベンゾトリフル
オリド等の芳香族ハロゲン化炭化水素類、1,4−ジオ
キサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメ
チルエ−テル、メチル−t−ブチルエ−テル等のエ−テ
ル類、ニトロベンゼン等のニトロ化合物、N,N−ジメ
チルホルムアミド等の酸アミド類、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン等の硫黄化合物、水、あるいはそれらの
混合物等があげられる。また、該反応は触媒を添加する
ことにより反応時間を短縮することができる場合があ
る。触媒の量は、化合物[8−1]1モルに対して、
0.001モル〜過剰量の割合である。触媒としては、
テトラブチルアンモニウムクロリド、テトラブチルアン
モニウムブロミド等の相間移動触媒等があげられる。反
応終了後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮する
か、反応液を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反
応液を水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等
の通常の後処理操作に付し、化合物[8−3]を得るこ
とができる。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再結
晶等の操作によって精製することも可能である。
と同じ意味を表す。] 本発明化合物[8−3]は、化合物[8−1]と化合物
[8−2]とを、塩基の存在下に反応させることにより
製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は−20〜200℃であり、好まし
くは0〜100℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜
24時間である。該反応に供される化合物[8−2]の
量は、化合物[8−1]1モルに対して0.5モル〜過
剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2モルの割
合である。該反応に供される塩基の量は、化合物[8−
1]に対して0.5当量〜過剰量の割合であり、好まし
くは0.8〜1.2当量の割合である。塩基としては、
ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N−ジメ
チルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、トリエチル
アミン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩基、炭
酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、水素化ナ
トリウム、水素化カリウム、水素化リチウム、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の無機塩
基があげられる。溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、
オクタン、リグロイン等の脂肪族炭化水素類、ベンゼ
ン、トルエン、エチルベンゼン、キシレン、メシチレン
等の芳香族炭化水素類、塩化メチレン、クロロホルム、
四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、1,2,3−ト
リクロロプロパン等の脂肪族ハロゲン化炭化水素類、モ
ノクロロベンゼン、ジクロロベンゼン、ベンゾトリフル
オリド等の芳香族ハロゲン化炭化水素類、1,4−ジオ
キサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメ
チルエ−テル、メチル−t−ブチルエ−テル等のエ−テ
ル類、ニトロベンゼン等のニトロ化合物、N,N−ジメ
チルホルムアミド等の酸アミド類、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン等の硫黄化合物、水、あるいはそれらの
混合物等があげられる。また、該反応は触媒を添加する
ことにより反応時間を短縮することができる場合があ
る。触媒の量は、化合物[8−1]1モルに対して、
0.001モル〜過剰量の割合である。触媒としては、
テトラブチルアンモニウムクロリド、テトラブチルアン
モニウムブロミド等の相間移動触媒等があげられる。反
応終了後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮する
か、反応液を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反
応液を水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等
の通常の後処理操作に付し、化合物[8−3]を得るこ
とができる。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再結
晶等の操作によって精製することも可能である。
【0033】(製造法9)
【化18】 [式中、R1、R203、R303、X、Y、Z、及びQは前
記と同じ意味を表わし、Lはビスマス原子を表す。] 本発明化合物[5−3]は、化合物[5−1]と化合物
[9−2]とを、触媒及び過酸の存在下に反応させるこ
とにより製造することができる。該反応は、通常溶媒中
で行われ、反応温度の範囲は−20〜200℃であり、
好ましくは0〜100℃である。反応時間の範囲は通
常、瞬時〜48時間である。該反応に供される化合物
[9−2]の量は、化合物[5−1]1モルに対して
0.5モル〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜
1.2モルの割合である。該反応に供される触媒の量
は、化合物[5−1]に対して0.5当量〜過剰量の割
合であり、好ましくは0.8〜1.2当量の割合であ
る。該反応に供される過酸の量は、化合物[5−1]に
対して0.5当量〜過剰量の割合であり、好ましくは
0.8〜1.2当量の割合である。触媒としては、酢酸
銅等の有機銅があげられる。過酸としては、過酢酸、メ
タクロロ過安息香酸、t-ブチルヒドロペルオキシド、
過酸化水素等があげられる。溶媒としては、ヘキサン、
ヘプタン、オクタン、リグロイン、シクロヘキサン、石
油エーテル等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエ
ン、エチルベンゼン、キシレン、メシチレン等の芳香族
炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレ
ングリコ−ルジメチルエ−テル、メチル−t−ブチルエ
−テル等のエ−テル類、アセトニトリル、イソブチロ二
トリル等のニトリル類、塩化メチレン、クロロホルム、
四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、1,2,3−ト
リクロロプロパン等の脂肪族ハロゲン化炭化水素類、モ
ノクロロベンゼン、ジクロロベンゼン、ベンゾトリフル
オリド等の芳香族ハロゲン化炭化水素類、酢酸等の脂肪
族カルボン酸あるいはそれらの混合物等があげられる。
反応終了後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮する
か、反応液を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反
応液を水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等
の通常の後処理操作に付し、化合物[5−3]を得るこ
とができる。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再結
晶等の操作によって精製することも可能である。
記と同じ意味を表わし、Lはビスマス原子を表す。] 本発明化合物[5−3]は、化合物[5−1]と化合物
[9−2]とを、触媒及び過酸の存在下に反応させるこ
とにより製造することができる。該反応は、通常溶媒中
で行われ、反応温度の範囲は−20〜200℃であり、
好ましくは0〜100℃である。反応時間の範囲は通
常、瞬時〜48時間である。該反応に供される化合物
[9−2]の量は、化合物[5−1]1モルに対して
0.5モル〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜
1.2モルの割合である。該反応に供される触媒の量
は、化合物[5−1]に対して0.5当量〜過剰量の割
合であり、好ましくは0.8〜1.2当量の割合であ
る。該反応に供される過酸の量は、化合物[5−1]に
対して0.5当量〜過剰量の割合であり、好ましくは
0.8〜1.2当量の割合である。触媒としては、酢酸
銅等の有機銅があげられる。過酸としては、過酢酸、メ
タクロロ過安息香酸、t-ブチルヒドロペルオキシド、
過酸化水素等があげられる。溶媒としては、ヘキサン、
ヘプタン、オクタン、リグロイン、シクロヘキサン、石
油エーテル等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエ
ン、エチルベンゼン、キシレン、メシチレン等の芳香族
炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレ
ングリコ−ルジメチルエ−テル、メチル−t−ブチルエ
−テル等のエ−テル類、アセトニトリル、イソブチロ二
トリル等のニトリル類、塩化メチレン、クロロホルム、
四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、1,2,3−ト
リクロロプロパン等の脂肪族ハロゲン化炭化水素類、モ
ノクロロベンゼン、ジクロロベンゼン、ベンゾトリフル
オリド等の芳香族ハロゲン化炭化水素類、酢酸等の脂肪
族カルボン酸あるいはそれらの混合物等があげられる。
反応終了後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮する
か、反応液を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反
応液を水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等
の通常の後処理操作に付し、化合物[5−3]を得るこ
とができる。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再結
晶等の操作によって精製することも可能である。
【0034】本発明化合物は、例えば下記(製造法1
0)〜(製造法11)に記載の製造法のように、Qで示
される置換されていてもよいフェニル基上の置換基を、
有機合成的に公知の方法により変換することによっても
製造することができる。(製造法10)
0)〜(製造法11)に記載の製造法のように、Qで示
される置換されていてもよいフェニル基上の置換基を、
有機合成的に公知の方法により変換することによっても
製造することができる。(製造法10)
【化19】 [式中、R1、R203、R303、V、X、Y、Z及びQは
前記と同じ意味を表わし、R80はOR9基、SR10基、
N(R11)R12基、NR11N(R10)R12基またはNR
11OR9基を表す{ここで、R9、R10、R11及びR12は
前記と同じ意味を表わす。}。] 1)化合物[5−1]から、化合物[10−2]を製造
する工程 本発明化合物[10−2]は、化合物[5−1]と化合
物[10−1]とを、塩基の存在下に反応させることに
より製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行
われるが、無溶媒で行うことも可能である。反応温度の
範囲は−20〜200℃であり、好ましくは0〜100
℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜48時間であ
る。該反応に供される化合物[10−1]の量は、化合
物[5−1]1モルに対して0.5モル〜過剰量の割合
であり、好ましくは0.8〜1.2モルの割合である。
該反応に供される塩基の量は、化合物[5−1]に対し
て0.5当量〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8
〜1.2当量の割合である。塩基としては、ピリジン、
4−ジメチルアミノピリジン、N,N−ジメチルアニリ
ン、N,N−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジ
イソプロピルエチルアミン等の有機塩基、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、水素化ナトリウム、
水素化カリウム、水素化リチウム、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化リチウム等の無機塩基があげら
れる。溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、
リグロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族
炭化水素類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キ
シレン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエ
ーテル、ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチル
エ−テル、メチル−t−ブチルエ−テル等のエ−テル
類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニトロ化合物、
N,N−ジメチルホルムアミド、アセトアミド等の酸ア
ミド類、ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N,N
−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジイソプロピ
ルエチルアミン等の第三級アミン、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン等の硫黄化合物、メタノール、エタノー
ル、エチレングリコール、イソプロパノール、t−ブタ
ノール等のアルコール類あるいはそれらの混合物等があ
げられる。また、該反応は触媒を添加することにより反
応時間を短縮することが出来る場合がある。触媒の量
は、化合物[5−1]1モルに対して、0.001モル
〜過剰量の割合である。触媒としては、フッ化カリウム
等のフッ化物があげられる。反応終了後の反応液は、濾
過した後にそのまま濃縮するか、反応液を水に注加して
生じた結晶を濾取するか、反応液を水に注加した後に有
機溶媒抽出および濃縮する等の通常の後処理操作に付
し、化合物[10−2]を得ることができる。尚、本発
明化合物はクロマトグラフィー、再結晶等の操作によっ
て精製することも可能である。 2)化合物[10−2]から、化合物[10−4]を製
造する工程 本発明化合物[10−4]は、化合物[10−2]と化
合物[10−3]とを反応させることにより製造するこ
とができる。該反応は、通常溶媒中で行われるが、無溶
媒で行うことも可能である。反応温度の範囲は−20〜
200℃であり、好ましくは0〜100℃である。反応
時間の範囲は通常瞬時〜48時間である。該反応に供さ
れる化合物[10−3]はその無機塩(塩酸塩、硫酸塩
など)を用いることもでき、その量は、化合物[10−
2]1モルに対して0.5モル〜過剰量の割合であり、
好ましくは0.8〜2.2モルの割合である。該反応は
塩基は添加することにより反応時間を短縮することが出
来る場合がある。塩基の量は、化合物[10−2]1モ
ルに対して、0.5当量〜過剰量の割合であり、好まし
くは0.8〜4.4当量の割合である。塩基としては、
ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N−ジメ
チルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、トリエチル
アミン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩基、ナ
トリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウム
t−ブトキシド等の金属アルコラ−ト、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、水素化ナトリウム、
水素化カリウム、水素化リチウム、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化リチウム等の無機塩基があげら
れる。溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、
リグロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族
炭化水素類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キ
シレン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエ
ーテル、ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチル
エ−テル、メチル−t−ブチルエ−テル等のエ−テル
類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニトロ化合物、
N,N−ジメチルホルムアミド、アセトアミド等の酸ア
ミド類、ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N,N
−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジイソプロピ
ルエチルアミン等の第三級アミン、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン等の硫黄化合物、メタノール、エタノー
ル、エチレングリコール、イソプロパノール、t−ブタ
ノール等のアルコール類あるいはそれらの混合物等があ
げられる。反応終了後の反応液は、濾過した後にそのま
ま濃縮するか、反応液を水に注加して生じた結晶を濾取
するか、反応液を水に注加した後に有機溶媒抽出および
濃縮する等の通常の後処理操作に付し、化合物[10−
4]を得ることができる。尚、該化合物はクロマトグラ
フィー、再結晶等の操作によって精製することも可能で
ある。
前記と同じ意味を表わし、R80はOR9基、SR10基、
N(R11)R12基、NR11N(R10)R12基またはNR
11OR9基を表す{ここで、R9、R10、R11及びR12は
前記と同じ意味を表わす。}。] 1)化合物[5−1]から、化合物[10−2]を製造
する工程 本発明化合物[10−2]は、化合物[5−1]と化合
物[10−1]とを、塩基の存在下に反応させることに
より製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行
われるが、無溶媒で行うことも可能である。反応温度の
範囲は−20〜200℃であり、好ましくは0〜100
℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜48時間であ
る。該反応に供される化合物[10−1]の量は、化合
物[5−1]1モルに対して0.5モル〜過剰量の割合
であり、好ましくは0.8〜1.2モルの割合である。
該反応に供される塩基の量は、化合物[5−1]に対し
て0.5当量〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8
〜1.2当量の割合である。塩基としては、ピリジン、
4−ジメチルアミノピリジン、N,N−ジメチルアニリ
ン、N,N−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジ
イソプロピルエチルアミン等の有機塩基、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、水素化ナトリウム、
水素化カリウム、水素化リチウム、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化リチウム等の無機塩基があげら
れる。溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、
リグロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族
炭化水素類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キ
シレン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエ
ーテル、ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチル
エ−テル、メチル−t−ブチルエ−テル等のエ−テル
類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニトロ化合物、
N,N−ジメチルホルムアミド、アセトアミド等の酸ア
ミド類、ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N,N
−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジイソプロピ
ルエチルアミン等の第三級アミン、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン等の硫黄化合物、メタノール、エタノー
ル、エチレングリコール、イソプロパノール、t−ブタ
ノール等のアルコール類あるいはそれらの混合物等があ
げられる。また、該反応は触媒を添加することにより反
応時間を短縮することが出来る場合がある。触媒の量
は、化合物[5−1]1モルに対して、0.001モル
〜過剰量の割合である。触媒としては、フッ化カリウム
等のフッ化物があげられる。反応終了後の反応液は、濾
過した後にそのまま濃縮するか、反応液を水に注加して
生じた結晶を濾取するか、反応液を水に注加した後に有
機溶媒抽出および濃縮する等の通常の後処理操作に付
し、化合物[10−2]を得ることができる。尚、本発
明化合物はクロマトグラフィー、再結晶等の操作によっ
て精製することも可能である。 2)化合物[10−2]から、化合物[10−4]を製
造する工程 本発明化合物[10−4]は、化合物[10−2]と化
合物[10−3]とを反応させることにより製造するこ
とができる。該反応は、通常溶媒中で行われるが、無溶
媒で行うことも可能である。反応温度の範囲は−20〜
200℃であり、好ましくは0〜100℃である。反応
時間の範囲は通常瞬時〜48時間である。該反応に供さ
れる化合物[10−3]はその無機塩(塩酸塩、硫酸塩
など)を用いることもでき、その量は、化合物[10−
2]1モルに対して0.5モル〜過剰量の割合であり、
好ましくは0.8〜2.2モルの割合である。該反応は
塩基は添加することにより反応時間を短縮することが出
来る場合がある。塩基の量は、化合物[10−2]1モ
ルに対して、0.5当量〜過剰量の割合であり、好まし
くは0.8〜4.4当量の割合である。塩基としては、
ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N−ジメ
チルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、トリエチル
アミン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩基、ナ
トリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウム
t−ブトキシド等の金属アルコラ−ト、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、水素化ナトリウム、
水素化カリウム、水素化リチウム、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化リチウム等の無機塩基があげら
れる。溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、
リグロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族
炭化水素類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キ
シレン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエ
ーテル、ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチル
エ−テル、メチル−t−ブチルエ−テル等のエ−テル
類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニトロ化合物、
N,N−ジメチルホルムアミド、アセトアミド等の酸ア
ミド類、ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N,N
−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジイソプロピ
ルエチルアミン等の第三級アミン、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン等の硫黄化合物、メタノール、エタノー
ル、エチレングリコール、イソプロパノール、t−ブタ
ノール等のアルコール類あるいはそれらの混合物等があ
げられる。反応終了後の反応液は、濾過した後にそのま
ま濃縮するか、反応液を水に注加して生じた結晶を濾取
するか、反応液を水に注加した後に有機溶媒抽出および
濃縮する等の通常の後処理操作に付し、化合物[10−
4]を得ることができる。尚、該化合物はクロマトグラ
フィー、再結晶等の操作によって精製することも可能で
ある。
【0035】(製造法11)
【化20】 [式中、R1、R203、R303、L、D、X、Y及びZは
前記と同じ意味を表わし、Uはt−ブチルジメチルシリ
ル基、フェニルジメチルシリル基、トリイソプロピルシ
リル基等のシリル系の保護基を表し、Q1は置換されて
いてもよいフェニレン基を表わし、R35はR9で示され
る置換基のうち水素原子を除く置換基を表わす。] 1)化合物[5−1]から、化合物[11−2]を製造
する工程 本発明化合物[11−2]は、化合物[5−1]と化合
物[11−1]とを、触媒、及び過酸の存在下に反応さ
せることにより製造することができる。該反応は、通常
溶媒中で行われ、反応温度の範囲は−20〜200℃で
あり、好ましくは0〜100℃である。反応時間の範囲
は通常、瞬時〜48時間である。該反応に供される化合
物[11−1]の量は、化合物[5−1]1モルに対し
て0.5モル〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8
〜1.2モルの割合である。該反応に供される触媒の量
は、化合物[5−1]に対して0.5当量〜過剰量の割
合であり、好ましくは0.8〜1.2当量の割合であ
る。該反応に供される過酸の量は、化合物[5−1]に
対して0.5当量〜過剰量の割合であり、好ましくは
0.8〜1.2当量の割合である。触媒としては、酢酸
銅等の有機銅があげられる。過酸としては、過酢酸、メ
タクロロ過安息香酸、t-ブチルヒドロペルオキシド、
過酸化水素等があげられる。溶媒としては、ヘキサン、
ヘプタン、オクタン、リグロイン、シクロヘキサン、石
油エーテル等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエ
ン、エチルベンゼン、キシレン、メシチレン等の芳香族
炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレ
ングリコ−ルジメチルエ−テル、メチル−t−ブチルエ
−テル等のエ−テル類、アセトニトリル、イソブチロ二
トリル等のニトリル類、塩化メチレン、クロロホルム、
四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、1,2,3−ト
リクロロプロパン等の脂肪族ハロゲン化炭化水素類、モ
ノクロロベンゼン、ジクロロベンゼン、ベンゾトリフル
オリド等の芳香族ハロゲン化炭化水素類、酢酸等の脂肪
族カルボン酸あるいはそれらの混合物等があげられる。
反応終了後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮する
か、反応液を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反
応液を水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等
の通常の後処理操作に付し、化合物[11−2]を得る
ことができる。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再
結晶等の操作によって精製することも可能である。 2)化合物[11−2]から、化合物[11−3]を製
造する工程 化合物[11−3]は、Protective Groups in Organic
Synthesis(A Wiley-Interscience publication社刊)
に記載の方法に準じて、化合物[11−2]をフッ化カ
リウム、フッ化カリウム/臭化水素を用いてN,N−ジ
メチルホルムアミド等の溶媒中にて脱保護させることに
より製造することができる。 3)化合物[11−3]から、化合物[11−4]を製
造する工程 本発明化合物[11−4]は、化合物[11−3]と化
合物[11−5]とを、塩基の存在下に反応させること
により製造することができる。該反応は、通常溶媒中で
行われるが、無溶媒で行うことも可能である。反応温度
の範囲は−20〜200℃であり、好ましくは0〜10
0℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜48時間であ
る。該反応に供される化合物[11−5]の量は、化合
物[11−3]1モルに対して0.5モル〜過剰量の割
合であり、好ましくは0.8〜1.2モルの割合であ
る。該反応に供される塩基の量は、化合物[11−3]
に対して0.5当量〜過剰量の割合であり、好ましくは
0.8〜1.2当量の割合である。塩基としては、ピリ
ジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N−ジメチル
アニリン、N,N−ジエチルアニリン、トリエチルアミ
ン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩基、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、水素化ナトリ
ウム、水素化カリウム、水素化リチウム、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の無機塩基が
あげられる。溶媒としては、アセトン、メチルイソブチ
ルケトン等のケトン類、ヘキサン、ヘプタン、オクタ
ン、リグロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂
肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼ
ン、キシレン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、ジエ
チルエーテル、ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオ
キサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメ
チルエ−テル、メチル−t−ブチルエ−テル等のエ−テ
ル類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニトロ化合
物、N,N−ジメチルホルムアミド、アセトアミド等の
酸アミド類、ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、
N,N−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジイソ
プロピルエチルアミン等の第三級アミン、ジメチルスル
ホキシド、スルホラン等の硫黄化合物あるいはそれらの
混合物等があげられる。反応終了後の反応液は、濾過を
行った後そのまま濃縮するか、反応液を水に注加して生
じた結晶を濾取するか、反応液を水に注加した後に有機
溶媒抽出および濃縮する等の通常の後処理操作に付し、
化合物[11−4]を得ることができる。尚、該化合物
はクロマトグラフィー、再結晶等の操作によって精製す
ることも可能である。
前記と同じ意味を表わし、Uはt−ブチルジメチルシリ
ル基、フェニルジメチルシリル基、トリイソプロピルシ
リル基等のシリル系の保護基を表し、Q1は置換されて
いてもよいフェニレン基を表わし、R35はR9で示され
る置換基のうち水素原子を除く置換基を表わす。] 1)化合物[5−1]から、化合物[11−2]を製造
する工程 本発明化合物[11−2]は、化合物[5−1]と化合
物[11−1]とを、触媒、及び過酸の存在下に反応さ
せることにより製造することができる。該反応は、通常
溶媒中で行われ、反応温度の範囲は−20〜200℃で
あり、好ましくは0〜100℃である。反応時間の範囲
は通常、瞬時〜48時間である。該反応に供される化合
物[11−1]の量は、化合物[5−1]1モルに対し
て0.5モル〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8
〜1.2モルの割合である。該反応に供される触媒の量
は、化合物[5−1]に対して0.5当量〜過剰量の割
合であり、好ましくは0.8〜1.2当量の割合であ
る。該反応に供される過酸の量は、化合物[5−1]に
対して0.5当量〜過剰量の割合であり、好ましくは
0.8〜1.2当量の割合である。触媒としては、酢酸
銅等の有機銅があげられる。過酸としては、過酢酸、メ
タクロロ過安息香酸、t-ブチルヒドロペルオキシド、
過酸化水素等があげられる。溶媒としては、ヘキサン、
ヘプタン、オクタン、リグロイン、シクロヘキサン、石
油エーテル等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエ
ン、エチルベンゼン、キシレン、メシチレン等の芳香族
炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレ
ングリコ−ルジメチルエ−テル、メチル−t−ブチルエ
−テル等のエ−テル類、アセトニトリル、イソブチロ二
トリル等のニトリル類、塩化メチレン、クロロホルム、
四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、1,2,3−ト
リクロロプロパン等の脂肪族ハロゲン化炭化水素類、モ
ノクロロベンゼン、ジクロロベンゼン、ベンゾトリフル
オリド等の芳香族ハロゲン化炭化水素類、酢酸等の脂肪
族カルボン酸あるいはそれらの混合物等があげられる。
反応終了後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮する
か、反応液を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反
応液を水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等
の通常の後処理操作に付し、化合物[11−2]を得る
ことができる。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再
結晶等の操作によって精製することも可能である。 2)化合物[11−2]から、化合物[11−3]を製
造する工程 化合物[11−3]は、Protective Groups in Organic
Synthesis(A Wiley-Interscience publication社刊)
に記載の方法に準じて、化合物[11−2]をフッ化カ
リウム、フッ化カリウム/臭化水素を用いてN,N−ジ
メチルホルムアミド等の溶媒中にて脱保護させることに
より製造することができる。 3)化合物[11−3]から、化合物[11−4]を製
造する工程 本発明化合物[11−4]は、化合物[11−3]と化
合物[11−5]とを、塩基の存在下に反応させること
により製造することができる。該反応は、通常溶媒中で
行われるが、無溶媒で行うことも可能である。反応温度
の範囲は−20〜200℃であり、好ましくは0〜10
0℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜48時間であ
る。該反応に供される化合物[11−5]の量は、化合
物[11−3]1モルに対して0.5モル〜過剰量の割
合であり、好ましくは0.8〜1.2モルの割合であ
る。該反応に供される塩基の量は、化合物[11−3]
に対して0.5当量〜過剰量の割合であり、好ましくは
0.8〜1.2当量の割合である。塩基としては、ピリ
ジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N−ジメチル
アニリン、N,N−ジエチルアニリン、トリエチルアミ
ン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩基、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、水素化ナトリ
ウム、水素化カリウム、水素化リチウム、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の無機塩基が
あげられる。溶媒としては、アセトン、メチルイソブチ
ルケトン等のケトン類、ヘキサン、ヘプタン、オクタ
ン、リグロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂
肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼ
ン、キシレン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、ジエ
チルエーテル、ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオ
キサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメ
チルエ−テル、メチル−t−ブチルエ−テル等のエ−テ
ル類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニトロ化合
物、N,N−ジメチルホルムアミド、アセトアミド等の
酸アミド類、ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、
N,N−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジイソ
プロピルエチルアミン等の第三級アミン、ジメチルスル
ホキシド、スルホラン等の硫黄化合物あるいはそれらの
混合物等があげられる。反応終了後の反応液は、濾過を
行った後そのまま濃縮するか、反応液を水に注加して生
じた結晶を濾取するか、反応液を水に注加した後に有機
溶媒抽出および濃縮する等の通常の後処理操作に付し、
化合物[11−4]を得ることができる。尚、該化合物
はクロマトグラフィー、再結晶等の操作によって精製す
ることも可能である。
【0036】次に、本発明化合物を製造するための有用
な製造中間体である本発明中間体Aの製造法について説
明する。本発明中間体Aは、例えば下記(製造法A1)
〜(製造法A4)の製造法等を用いて製造することがで
きる。尚、得られた本発明中間体Aは単離せずに反応溶
液のまま、本発明化合物を製造する反応に用いることも
可能である。
な製造中間体である本発明中間体Aの製造法について説
明する。本発明中間体Aは、例えば下記(製造法A1)
〜(製造法A4)の製造法等を用いて製造することがで
きる。尚、得られた本発明中間体Aは単離せずに反応溶
液のまま、本発明化合物を製造する反応に用いることも
可能である。
【0037】(製造法A1)
【化21】 [式中、R1、R301、R32、X、Z及びQは前記と同じ
意味を表す。] 本発明中間体A[A1−2]は、化合物[6−1]と化
合物[A1−1]とを、塩基の存在下に反応させること
により製造することができる。該反応は、通常溶媒中で
行われ、反応温度の範囲は−20〜200℃であり、好
ましくは0〜130℃である。反応時間の範囲は通常瞬
時〜72時間である。該反応に供される化合物[A1−
1]の量は、化合物[6−1]1モルに対して0.5モ
ル〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2モ
ルの割合である。該反応に供される塩基の量は、化合物
[6−1]に対して0.5当量〜過剰量の割合であり、
好ましくは0.8〜1.2当量の割合である。塩基とし
ては、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N
−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、トリ
エチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩
基、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、水
素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化リチウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の
無機塩基、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシ
ド、カリウムt−ブトキシド等の金属アルコラ−トがあ
げられる。溶媒としては、アセトン、メチルイソブチル
ケトン等のケトン類、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、
リグロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族
炭化水素類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キ
シレン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエ
ーテル、ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチル
エ−テル、メチル−t−ブチルエ−テル等のエ−テル
類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニトロ化合物、
N,N−ジメチルホルムアミド、アセトアミド等の酸ア
ミド類、ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N,N
−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジイソプロピ
ルエチルアミン等の第三級アミン、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン等の硫黄化合物、メタノール、エタノー
ル、エチレングリコール、イソプロパノール、t−ブタ
ノール等のアルコール類、あるいはそれらの混合物等が
あげられる。反応終了後の反応液は、濾過した後にその
まま濃縮するか、反応液に酸を注加して生じた結晶を濾
取するか、反応液に酸を注加した後に有機溶媒抽出およ
び濃縮する等の後処理操作に付し、化合物[A1−2]
を得ることができる。加える酸としては、塩酸、酢酸、
トリフルオロ酢酸、p−トルエンスルホン酸、あるいは
それらの水溶液等があげられる。尚、該化合物はクロマ
トグラフィー、再結晶等の操作によって精製することも
可能である。
意味を表す。] 本発明中間体A[A1−2]は、化合物[6−1]と化
合物[A1−1]とを、塩基の存在下に反応させること
により製造することができる。該反応は、通常溶媒中で
行われ、反応温度の範囲は−20〜200℃であり、好
ましくは0〜130℃である。反応時間の範囲は通常瞬
時〜72時間である。該反応に供される化合物[A1−
1]の量は、化合物[6−1]1モルに対して0.5モ
ル〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2モ
ルの割合である。該反応に供される塩基の量は、化合物
[6−1]に対して0.5当量〜過剰量の割合であり、
好ましくは0.8〜1.2当量の割合である。塩基とし
ては、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N
−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、トリ
エチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩
基、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、水
素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化リチウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の
無機塩基、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシ
ド、カリウムt−ブトキシド等の金属アルコラ−トがあ
げられる。溶媒としては、アセトン、メチルイソブチル
ケトン等のケトン類、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、
リグロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族
炭化水素類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キ
シレン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエ
ーテル、ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチル
エ−テル、メチル−t−ブチルエ−テル等のエ−テル
類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニトロ化合物、
N,N−ジメチルホルムアミド、アセトアミド等の酸ア
ミド類、ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N,N
−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジイソプロピ
ルエチルアミン等の第三級アミン、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン等の硫黄化合物、メタノール、エタノー
ル、エチレングリコール、イソプロパノール、t−ブタ
ノール等のアルコール類、あるいはそれらの混合物等が
あげられる。反応終了後の反応液は、濾過した後にその
まま濃縮するか、反応液に酸を注加して生じた結晶を濾
取するか、反応液に酸を注加した後に有機溶媒抽出およ
び濃縮する等の後処理操作に付し、化合物[A1−2]
を得ることができる。加える酸としては、塩酸、酢酸、
トリフルオロ酢酸、p−トルエンスルホン酸、あるいは
それらの水溶液等があげられる。尚、該化合物はクロマ
トグラフィー、再結晶等の操作によって精製することも
可能である。
【0038】(製造法A2)
【化22】 [式中、R1、R301、R32、X、Z及びQは前記と同じ
意味を表す。] 本発明中間体A[A1−2]は、化合物[A2−1]
と、化合物[A2−2]または化合物[A2−3]と
を、塩基の存在下に反応させることにより製造すること
ができる。該反応は、通常溶媒中で行われ、反応温度の
範囲は−20〜200℃であり、好ましくは0〜130
℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜72時間であ
る。該反応に供される化合物[A2−2]または[A2
−3]の量は、化合物[A2−1]1モルに対して0.
5モル〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.
2モルの割合である。該反応に供される塩基の量は、化
合物[A2−1]に対して0.5当量〜過剰量の割合で
あり、好ましくは0.8〜1.2当量の割合である。塩
基としては、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、
N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリ
ン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等
の有機塩基、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチ
ウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化リチ
ウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチ
ウム等の無機塩基、ナトリウムメトキシド、ナトリウム
エトキシド、カリウムt−ブトキシド等の金属アルコラ
−トがあげられる。溶媒としては、アセトン、メチルイ
ソブチルケトン等のケトン類、ヘキサン、ヘプタン、オ
クタン、リグロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等
の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、エチルベン
ゼン、キシレン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、ジ
エチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、1,4−ジ
オキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジ
メチルエ−テル、メチル−t−ブチルエ−テル等のエ−
テル類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニトロ化合
物、N,N−ジメチルホルムアミド、アセトアミド等の
酸アミド類、ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、
N,N−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジイソ
プロピルエチルアミン等の第三級アミン、ジメチルスル
ホキシド、スルホラン等の硫黄化合物、メタノール、エ
タノール、エチレングリコール、イソプロパノール、t
−ブタノール等のアルコール類、あるいはそれらの混合
物等があげられる。反応終了後の反応液は、濾過した後
にそのまま濃縮するか、反応液に酸を注加して生じた結
晶を濾取するか、反応液に酸を注加した後に有機溶媒抽
出および濃縮する等の後処理操作に付し、化合物[A1
−2]を得ることができる。加える酸としては、塩酸、
酢酸、トリフルオロ酢酸、p−トルエンスルホン酸、あ
るいはそれらの水溶液等があげられる。尚、該化合物は
クロマトグラフィー、再結晶等の操作によって精製する
ことも可能である。
意味を表す。] 本発明中間体A[A1−2]は、化合物[A2−1]
と、化合物[A2−2]または化合物[A2−3]と
を、塩基の存在下に反応させることにより製造すること
ができる。該反応は、通常溶媒中で行われ、反応温度の
範囲は−20〜200℃であり、好ましくは0〜130
℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜72時間であ
る。該反応に供される化合物[A2−2]または[A2
−3]の量は、化合物[A2−1]1モルに対して0.
5モル〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.
2モルの割合である。該反応に供される塩基の量は、化
合物[A2−1]に対して0.5当量〜過剰量の割合で
あり、好ましくは0.8〜1.2当量の割合である。塩
基としては、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、
N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリ
ン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等
の有機塩基、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチ
ウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化リチ
ウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチ
ウム等の無機塩基、ナトリウムメトキシド、ナトリウム
エトキシド、カリウムt−ブトキシド等の金属アルコラ
−トがあげられる。溶媒としては、アセトン、メチルイ
ソブチルケトン等のケトン類、ヘキサン、ヘプタン、オ
クタン、リグロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等
の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、エチルベン
ゼン、キシレン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、ジ
エチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、1,4−ジ
オキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジ
メチルエ−テル、メチル−t−ブチルエ−テル等のエ−
テル類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニトロ化合
物、N,N−ジメチルホルムアミド、アセトアミド等の
酸アミド類、ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、
N,N−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジイソ
プロピルエチルアミン等の第三級アミン、ジメチルスル
ホキシド、スルホラン等の硫黄化合物、メタノール、エ
タノール、エチレングリコール、イソプロパノール、t
−ブタノール等のアルコール類、あるいはそれらの混合
物等があげられる。反応終了後の反応液は、濾過した後
にそのまま濃縮するか、反応液に酸を注加して生じた結
晶を濾取するか、反応液に酸を注加した後に有機溶媒抽
出および濃縮する等の後処理操作に付し、化合物[A1
−2]を得ることができる。加える酸としては、塩酸、
酢酸、トリフルオロ酢酸、p−トルエンスルホン酸、あ
るいはそれらの水溶液等があげられる。尚、該化合物は
クロマトグラフィー、再結晶等の操作によって精製する
ことも可能である。
【0039】(製造法A3)
【化23】 [式中、R1、R301、X、Z及びQは前記と同じ意味を
表す。] 1)化合物[A3−1]から、化合物[A3−2]を製
造する工程 化合物[A3−2]は、化合物[A3−1]と、アンモ
ニアまたは酢酸アンモニウムとを、酸の存在下に反応さ
せることにより製造することができる。該反応は、通常
溶媒中で行われるが、反応温度の範囲は0〜150℃で
あり、反応時間の範囲は通常瞬時〜72時間である。該
反応に供されるアンモニアまたは酢酸アンモニウムの量
は、化合物[A3−1]1モルに対して0.5モル〜過
剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2モルの割
合である。該反応に供される酸の量は、化合物[A3−
1]に対して0.001〜1当量の割合である。酸とし
ては、酢酸等の有機酸があげられる。溶媒としては、エ
タノール等のアルコール類があげられる。反応終了後の
反応液は、濾過した後にそのまま濃縮するか、反応液を
水に注加して生じた結晶を濾取するか、反応液を水に注
加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等の通常の後処
理操作に付し、化合物[A3−2]を得ることができ
る。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再結晶等の操
作によって精製することも可能である。 2)化合物[A3−2]から、化合物[A1−2]を製
造する工程 本発明中間体A[A1−2]は、化合物[A3−2]
と、カルボニル化剤またはチオカルボニル化剤とを、塩
基の存在下に反応させることにより製造することができ
る。[尚、化合物[A1−2]において、カルボニル化
剤を用いた場合は、XはOであり、チオカルボニル化剤
を用いた場合は、XはSである。] 該反応は、通常溶媒中で行われるが、反応温度の範囲は
0〜150℃であり、好ましくは10〜60℃である。
反応時間の範囲は通常瞬時〜48時間である。該反応に
供されるカルボニル化剤またはチオカルボニル化剤の量
は、化合物[A3−2]に対して0.5モル〜過剰量の
割合であり、好ましくは0.8〜1.2モルの割合であ
る。該反応に供される塩基の量は、化合物[A3−2]
に対して1.0当量〜過剰量の割合であり、好ましくは
1.8〜2.2当量の割合である。カルボニル化剤とし
ては、ホスゲン、ジホスゲン、トリホスゲン、1,1’
−カルボニルジイミダゾール等があげられ、チオカルボ
ニル化剤としては、チオホスゲン、1,1’−チオカル
ボニルジイミダゾール等があげられる。塩基としては、
トリエチルアミン、ピリジン等の有機塩基があげられ
る。溶媒としては、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼ
ン、キシレン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、塩化
メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロ
ロエタン、1,2,3−トリクロロプロパン等の脂肪族
ハロゲン化炭化水素類、モノクロロベンゼン、ジクロロ
ベンゼン、ベンゾトリフルオリド等のハロゲン化芳香族
炭化水素類、あるいはそれらの混合物等があげられる。
反応終了後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮する
か、反応液に酸を注加して生じた結晶を濾取するか、反
応液を水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等
の後処理操作に付し、化合物[A1−2]を得ることが
できる。加える酸としては、塩酸、酢酸、トリフルオロ
酢酸、p−トルエンスルホン酸、あるいはそれらの水溶
液等があげられる。尚、該化合物はクロマトグラフィ
ー、再結晶等の操作によって精製することも可能であ
る。
表す。] 1)化合物[A3−1]から、化合物[A3−2]を製
造する工程 化合物[A3−2]は、化合物[A3−1]と、アンモ
ニアまたは酢酸アンモニウムとを、酸の存在下に反応さ
せることにより製造することができる。該反応は、通常
溶媒中で行われるが、反応温度の範囲は0〜150℃で
あり、反応時間の範囲は通常瞬時〜72時間である。該
反応に供されるアンモニアまたは酢酸アンモニウムの量
は、化合物[A3−1]1モルに対して0.5モル〜過
剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2モルの割
合である。該反応に供される酸の量は、化合物[A3−
1]に対して0.001〜1当量の割合である。酸とし
ては、酢酸等の有機酸があげられる。溶媒としては、エ
タノール等のアルコール類があげられる。反応終了後の
反応液は、濾過した後にそのまま濃縮するか、反応液を
水に注加して生じた結晶を濾取するか、反応液を水に注
加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等の通常の後処
理操作に付し、化合物[A3−2]を得ることができ
る。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再結晶等の操
作によって精製することも可能である。 2)化合物[A3−2]から、化合物[A1−2]を製
造する工程 本発明中間体A[A1−2]は、化合物[A3−2]
と、カルボニル化剤またはチオカルボニル化剤とを、塩
基の存在下に反応させることにより製造することができ
る。[尚、化合物[A1−2]において、カルボニル化
剤を用いた場合は、XはOであり、チオカルボニル化剤
を用いた場合は、XはSである。] 該反応は、通常溶媒中で行われるが、反応温度の範囲は
0〜150℃であり、好ましくは10〜60℃である。
反応時間の範囲は通常瞬時〜48時間である。該反応に
供されるカルボニル化剤またはチオカルボニル化剤の量
は、化合物[A3−2]に対して0.5モル〜過剰量の
割合であり、好ましくは0.8〜1.2モルの割合であ
る。該反応に供される塩基の量は、化合物[A3−2]
に対して1.0当量〜過剰量の割合であり、好ましくは
1.8〜2.2当量の割合である。カルボニル化剤とし
ては、ホスゲン、ジホスゲン、トリホスゲン、1,1’
−カルボニルジイミダゾール等があげられ、チオカルボ
ニル化剤としては、チオホスゲン、1,1’−チオカル
ボニルジイミダゾール等があげられる。塩基としては、
トリエチルアミン、ピリジン等の有機塩基があげられ
る。溶媒としては、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼ
ン、キシレン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、塩化
メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロ
ロエタン、1,2,3−トリクロロプロパン等の脂肪族
ハロゲン化炭化水素類、モノクロロベンゼン、ジクロロ
ベンゼン、ベンゾトリフルオリド等のハロゲン化芳香族
炭化水素類、あるいはそれらの混合物等があげられる。
反応終了後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮する
か、反応液に酸を注加して生じた結晶を濾取するか、反
応液を水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等
の後処理操作に付し、化合物[A1−2]を得ることが
できる。加える酸としては、塩酸、酢酸、トリフルオロ
酢酸、p−トルエンスルホン酸、あるいはそれらの水溶
液等があげられる。尚、該化合物はクロマトグラフィ
ー、再結晶等の操作によって精製することも可能であ
る。
【0040】(製造法A4)
【化24】 [式中、R1、R301、X、Z及びQは前記と同じ意味を
表す。] 本発明中間体[A4−1]は、化合物[A1−2]と硫
化剤とを、反応させることにより製造することができ
る。該反応は、通常溶媒中で行われ、反応温度の範囲は
通常0〜200℃であり、反応時間の範囲は通常、瞬時
〜48時間である。該反応に供される硫化剤の量は、化
合物[A1−1]に対して0.5当量〜過剰量の割合で
あり、好ましくは0.8〜1.2当量の割合である。硫
化剤としては、五硫化二リン、ローソン試薬等があげら
れる。溶媒としては、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素類があげられる。反応終了後の反応液は、濾過し
た後にそのまま濃縮するか、反応液を水に注加して生じ
た結晶を濾取するか、反応液を水に注加した後に有機溶
媒抽出および濃縮する等の通常の後処理操作に付し、化
合物[A4−1]を得ることができる。尚、該化合物は
クロマトグラフィー、再結晶等の操作によって精製する
ことも可能である。
表す。] 本発明中間体[A4−1]は、化合物[A1−2]と硫
化剤とを、反応させることにより製造することができ
る。該反応は、通常溶媒中で行われ、反応温度の範囲は
通常0〜200℃であり、反応時間の範囲は通常、瞬時
〜48時間である。該反応に供される硫化剤の量は、化
合物[A1−1]に対して0.5当量〜過剰量の割合で
あり、好ましくは0.8〜1.2当量の割合である。硫
化剤としては、五硫化二リン、ローソン試薬等があげら
れる。溶媒としては、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素類があげられる。反応終了後の反応液は、濾過し
た後にそのまま濃縮するか、反応液を水に注加して生じ
た結晶を濾取するか、反応液を水に注加した後に有機溶
媒抽出および濃縮する等の通常の後処理操作に付し、化
合物[A4−1]を得ることができる。尚、該化合物は
クロマトグラフィー、再結晶等の操作によって精製する
ことも可能である。
【0041】次に、本発明化合物を製造するための有用
な製造中間体である本発明中間体Bの製造法について説
明する。本発明中間体Bは、例えば下記(製造法B1)
〜(製造法B5)の製造法等を用いて製造することがで
きる。
な製造中間体である本発明中間体Bの製造法について説
明する。本発明中間体Bは、例えば下記(製造法B1)
〜(製造法B5)の製造法等を用いて製造することがで
きる。
【0042】(製造法B1)
【化25】 [式中、R1、R32、R201、R301、D及びXは前記と
同じ意味を表し、R33は置換されてもよいベンジル基
(例えば、ベンジル基等)を表す。] 1)化合物[B1−1]から、化合物[B1−2]を製
造する工程 化合物[B1−2]は、化合物[B1−1]と化合物
[A1−1]とを、塩基の存在下に反応させることによ
り製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は−20〜200℃であり、好まし
くは0〜100℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜
72時間である。該反応に供される化合物[A1−1]
の量は、化合物[B1−1]1モルに対して0.5モル
〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2モル
の割合である。該反応に供される塩基の量は、化合物
[B1−1]に対して0.5当量〜過剰量の割合であ
り、好ましくは0.8〜1.2当量の割合である。塩基
としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウ
ム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化リチウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウ
ム等の無機塩基、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエ
トキシド、カリウムt−ブトキシド等の金属アルコラ−
トがあげられる。溶媒としては、アセトン、メチルイソ
ブチルケトン等のケトン類、ヘキサン、ヘプタン、オク
タン、リグロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等の
脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼ
ン、キシレン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、ジエ
チルエーテル、ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオ
キサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメ
チルエ−テル、メチル−t−ブチルエ−テル等のエ−テ
ル類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニトロ化合
物、N,N−ジメチルホルムアミド、アセトアミド等の
酸アミド類、ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、
N,N−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジイソ
プロピルエチルアミン等の第三級アミン、ジメチルスル
ホキシド、スルホラン等の硫黄化合物、メタノール、エ
タノール、エチレングリコール、イソプロパノール、t
−ブタノール等のアルコール類、あるいはそれらの混合
物等があげられる。反応終了後の反応液は、濾過した後
にそのまま濃縮するか、反応液に酸を注加して生じた結
晶を濾取するか、反応液に酸を注加した後に有機溶媒抽
出および濃縮する等の後処理操作に付し、化合物[B1
−2]を得ることができる。加える酸としては、塩酸、
酢酸、トリフルオロ酢酸、p−トルエンスルホン酸、あ
るいはそれらの水溶液等があげられる。尚、該化合物は
クロマトグラフィー、再結晶等の操作によって精製する
ことも可能である。 2)化合物[B1−2]から、化合物[B1−3]を製
造する工程 化合物[B1−3]は、化合物[B1−2]と化合物
[1−2]とを、塩基の存在下に反応させることにより
製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は−20〜200℃であり、好まし
くは0〜100℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜
48時間である。該反応に供される化合物[1−2]の
量は、化合物[B1−2]1モルに対して0.5モル〜
過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2モルの
割合である。該反応に供される塩基の量は、化合物[B
1−2]に対して0.5当量〜過剰量の割合であり、好
ましくは0.8〜1.2当量の割合である。塩基として
は、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N−
ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、トリエ
チルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩
基、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、水
素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化リチウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の
無機塩基があげられる。溶媒としては、ヘキサン、ヘプ
タン、オクタン、リグロイン、シクロヘキサン、石油エ
ーテル等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、エ
チルベンゼン、キシレン、メシチレン等の芳香族炭化水
素類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、
1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレング
リコ−ルジメチルエ−テル、メチル−t−ブチルエ−テ
ル等のエ−テル類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等の
ニトロ化合物、N,N−ジメチルホルムアミド、アセト
アミド等の酸アミド類、ピリジン、N,N−ジメチルア
ニリン、N,N−ジエチルアニリン、トリエチルアミ
ン、ジイソプロピルエチルアミン等の第三級アミン、ジ
メチルスルホキシド、スルホラン等の硫黄化合物、メタ
ノール、エタノール、エチレングリコール、イソプロパ
ノール、t−ブタノール等のアルコール類あるいはそれ
らの混合物等があげられる。反応終了後の反応液は、濾
過した後にそのまま濃縮するか、反応液を水に注加して
生じた結晶を濾取するか、反応液を水に注加した後に有
機溶媒抽出および濃縮する等の通常の後処理操作に付
し、化合物[B1−3]を得ることができる。尚、該化
合物はクロマトグラフィー、再結晶等の操作によって精
製することも可能である。 3)化合物[B1−3]から、化合物[B1−4]を製
造する工程 該工程の反応は、例えばシンセシス、846頁(199
4)に記載の方法に準じて行うか、または、例えば以下
の方法で行うことができる。本発明中間体B[B1−
4]は、化合物[B1−3]と水素とを、触媒の存在下
に反応させることにより製造することができる。該反応
は、通常溶媒中で行われるが、反応温度の範囲は−20
〜150℃であり、好ましくは0〜50℃である。反応
時間の範囲は通常瞬時〜48時間である。該反応は加圧
条件下に行うこともでき、1〜5気圧の条件下に反応を
行うことが好ましい。該反応に供される触媒の量は、化
合物[B1−3]の0.001〜100重量%である。
反応に供される触媒としては、無水パラジウム/炭素、
含水パラジウム/炭素等があげられる。溶媒としてはギ
酸、酢酸、プロピオン酸等のカルボン酸類、蟻酸エチ
ル、酢酸エチル、酢酸ブチル、炭酸ジエチル等のエステ
ル類、アセトニトリル、イソブチロ二トリル等のニトリ
ル類、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチ
レングリコ−ルジメチルエ−テル等のエ−テル類、メタ
ノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノー
ル、ブタノール、t−ブタノール、アミルアルコール、
イソアミルアルコール、t―アミルアルコール等のアル
コール類、水あるいはそれらの混合物等があげられる。
反応終了後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮する
か、反応液を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反
応液を水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等
の通常の後処理操作に付し、化合物[B1−4]を得る
ことができる。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再
結晶等の操作によって精製することも可能である。
同じ意味を表し、R33は置換されてもよいベンジル基
(例えば、ベンジル基等)を表す。] 1)化合物[B1−1]から、化合物[B1−2]を製
造する工程 化合物[B1−2]は、化合物[B1−1]と化合物
[A1−1]とを、塩基の存在下に反応させることによ
り製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は−20〜200℃であり、好まし
くは0〜100℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜
72時間である。該反応に供される化合物[A1−1]
の量は、化合物[B1−1]1モルに対して0.5モル
〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2モル
の割合である。該反応に供される塩基の量は、化合物
[B1−1]に対して0.5当量〜過剰量の割合であ
り、好ましくは0.8〜1.2当量の割合である。塩基
としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウ
ム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化リチウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウ
ム等の無機塩基、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエ
トキシド、カリウムt−ブトキシド等の金属アルコラ−
トがあげられる。溶媒としては、アセトン、メチルイソ
ブチルケトン等のケトン類、ヘキサン、ヘプタン、オク
タン、リグロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等の
脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼ
ン、キシレン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、ジエ
チルエーテル、ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオ
キサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメ
チルエ−テル、メチル−t−ブチルエ−テル等のエ−テ
ル類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニトロ化合
物、N,N−ジメチルホルムアミド、アセトアミド等の
酸アミド類、ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、
N,N−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジイソ
プロピルエチルアミン等の第三級アミン、ジメチルスル
ホキシド、スルホラン等の硫黄化合物、メタノール、エ
タノール、エチレングリコール、イソプロパノール、t
−ブタノール等のアルコール類、あるいはそれらの混合
物等があげられる。反応終了後の反応液は、濾過した後
にそのまま濃縮するか、反応液に酸を注加して生じた結
晶を濾取するか、反応液に酸を注加した後に有機溶媒抽
出および濃縮する等の後処理操作に付し、化合物[B1
−2]を得ることができる。加える酸としては、塩酸、
酢酸、トリフルオロ酢酸、p−トルエンスルホン酸、あ
るいはそれらの水溶液等があげられる。尚、該化合物は
クロマトグラフィー、再結晶等の操作によって精製する
ことも可能である。 2)化合物[B1−2]から、化合物[B1−3]を製
造する工程 化合物[B1−3]は、化合物[B1−2]と化合物
[1−2]とを、塩基の存在下に反応させることにより
製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は−20〜200℃であり、好まし
くは0〜100℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜
48時間である。該反応に供される化合物[1−2]の
量は、化合物[B1−2]1モルに対して0.5モル〜
過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2モルの
割合である。該反応に供される塩基の量は、化合物[B
1−2]に対して0.5当量〜過剰量の割合であり、好
ましくは0.8〜1.2当量の割合である。塩基として
は、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N−
ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、トリエ
チルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩
基、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、水
素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化リチウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の
無機塩基があげられる。溶媒としては、ヘキサン、ヘプ
タン、オクタン、リグロイン、シクロヘキサン、石油エ
ーテル等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、エ
チルベンゼン、キシレン、メシチレン等の芳香族炭化水
素類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、
1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレング
リコ−ルジメチルエ−テル、メチル−t−ブチルエ−テ
ル等のエ−テル類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等の
ニトロ化合物、N,N−ジメチルホルムアミド、アセト
アミド等の酸アミド類、ピリジン、N,N−ジメチルア
ニリン、N,N−ジエチルアニリン、トリエチルアミ
ン、ジイソプロピルエチルアミン等の第三級アミン、ジ
メチルスルホキシド、スルホラン等の硫黄化合物、メタ
ノール、エタノール、エチレングリコール、イソプロパ
ノール、t−ブタノール等のアルコール類あるいはそれ
らの混合物等があげられる。反応終了後の反応液は、濾
過した後にそのまま濃縮するか、反応液を水に注加して
生じた結晶を濾取するか、反応液を水に注加した後に有
機溶媒抽出および濃縮する等の通常の後処理操作に付
し、化合物[B1−3]を得ることができる。尚、該化
合物はクロマトグラフィー、再結晶等の操作によって精
製することも可能である。 3)化合物[B1−3]から、化合物[B1−4]を製
造する工程 該工程の反応は、例えばシンセシス、846頁(199
4)に記載の方法に準じて行うか、または、例えば以下
の方法で行うことができる。本発明中間体B[B1−
4]は、化合物[B1−3]と水素とを、触媒の存在下
に反応させることにより製造することができる。該反応
は、通常溶媒中で行われるが、反応温度の範囲は−20
〜150℃であり、好ましくは0〜50℃である。反応
時間の範囲は通常瞬時〜48時間である。該反応は加圧
条件下に行うこともでき、1〜5気圧の条件下に反応を
行うことが好ましい。該反応に供される触媒の量は、化
合物[B1−3]の0.001〜100重量%である。
反応に供される触媒としては、無水パラジウム/炭素、
含水パラジウム/炭素等があげられる。溶媒としてはギ
酸、酢酸、プロピオン酸等のカルボン酸類、蟻酸エチ
ル、酢酸エチル、酢酸ブチル、炭酸ジエチル等のエステ
ル類、アセトニトリル、イソブチロ二トリル等のニトリ
ル類、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチ
レングリコ−ルジメチルエ−テル等のエ−テル類、メタ
ノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノー
ル、ブタノール、t−ブタノール、アミルアルコール、
イソアミルアルコール、t―アミルアルコール等のアル
コール類、水あるいはそれらの混合物等があげられる。
反応終了後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮する
か、反応液を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反
応液を水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等
の通常の後処理操作に付し、化合物[B1−4]を得る
ことができる。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再
結晶等の操作によって精製することも可能である。
【0043】(製造法B2)
【化26】 [式中、R1、R301、R33、X及びWは前記と同じ意味
を表す。] 1)化合物[B1−2]から、化合物[B2−1]を製
造する工程 化合物[B2−1]は、化合物[B1−2]と化合物
[2−1]とを、塩基の存在下に反応させることにより
製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は−20〜200℃であり、好まし
くは0〜100℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜
72時間である。該反応に供される化合物[2−1]の
量は、化合物[B1−2]1モルに対して0.5モル〜
過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2モルの
割合である。該反応に供される塩基の量は、化合物[B
1−2]に対して0.5当量〜過剰量の割合であり、好
ましくは0.8〜1.2当量の割合である。塩基として
は、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N−
ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、トリエ
チルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩
基、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カ
リウムt−ブトキシド等の金属アルコラ−ト、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、水素化ナトリウ
ム、水素化カリウム、水素化リチウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の無機塩基があ
げられる。溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、オクタ
ン、リグロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂
肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼ
ン、キシレン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、塩化
メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロ
ロエタン、1,2,3−トリクロロプロパン等の脂肪族
ハロゲン化炭化水素類、モノクロロベンゼン、ジクロロ
ベンゼン、ベンゾトリフルオリド等の芳香族ハロゲン化
炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレ
ングリコ−ルジメチルエ−テル、メチル−t−ブチルエ
−テル等のエ−テル類、ニトロメタン、ニトロベンゼン
等のニトロ化合物、N,N−ジメチルホルムアミド、ア
セトアミド等の酸アミド類、ピリジン、N,N−ジメチ
ルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、トリエチルア
ミン、ジイソプロピルエチルアミン等の第三級アミン、
ジメチルスルホキシド、スルホラン等の硫黄化合物、メ
タノール、エタノール、エチレングリコール、イソプロ
パノール、t−ブタノール等のアルコール類あるいはそ
れらの混合物等があげられる。反応終了後の反応液は、
濾過した後にそのまま濃縮するか、反応液を水に注加し
て生じた結晶を濾取するか、反応液を水に注加した後に
有機溶媒抽出および濃縮する等の通常の後処理操作に付
し、化合物[B2−1]を得ることができる。尚、該化
合物はクロマトグラフィー、再結晶等の操作によって精
製することも可能である。 2)化合物[B2−1]から、化合物[B2−2]を製
造する工程 本発明中間体B[B2−2]は、化合物[B2−1]と
水素とを、触媒の存在下に反応させることにより製造す
ることができる。該反応は、通常溶媒中で行われるが、
反応温度の範囲は−20〜150℃であり、好ましくは
0〜50℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜48時
間である。該反応は加圧条件下に行うこともでき、1〜
5気圧の条件下に反応を行うことが好ましい。該反応に
供される触媒の量は、化合物[B2−1]の0.001
〜100重量%である。該反応に供される触媒として
は、無水パラジウム/炭素、含水パラジウム/炭素等が
あげられる。溶媒としてはギ酸、酢酸、プロピオン酸等
のカルボン酸類、蟻酸エチル、酢酸エチル、酢酸ブチ
ル、炭酸ジエチル等のエステル類、アセトニトリル、イ
ソブチロ二トリル等のニトリル類、1,4−ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチル
エ−テル等のエ−テル類、メタノール、エタノール、プ
ロパノール、イソプロパノール、ブタノール、t−ブタ
ノール、アミルアルコール、イソアミルアルコール、t
―アミルアルコール等のアルコール類、水あるいはそれ
らの混合物等があげられる。反応終了後の反応液は、濾
過した後にそのまま濃縮するか、反応液を水に注加して
生じた結晶を濾取するか、反応液を水に注加した後に有
機溶媒抽出および濃縮する等の通常の後処理操作に付
し、化合物[B2−2]を得ることができる。尚、該化
合物はクロマトグラフィー、再結晶等の操作によって精
製することも可能である。
を表す。] 1)化合物[B1−2]から、化合物[B2−1]を製
造する工程 化合物[B2−1]は、化合物[B1−2]と化合物
[2−1]とを、塩基の存在下に反応させることにより
製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は−20〜200℃であり、好まし
くは0〜100℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜
72時間である。該反応に供される化合物[2−1]の
量は、化合物[B1−2]1モルに対して0.5モル〜
過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2モルの
割合である。該反応に供される塩基の量は、化合物[B
1−2]に対して0.5当量〜過剰量の割合であり、好
ましくは0.8〜1.2当量の割合である。塩基として
は、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、N,N−
ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、トリエ
チルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等の有機塩
基、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カ
リウムt−ブトキシド等の金属アルコラ−ト、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、水素化ナトリウ
ム、水素化カリウム、水素化リチウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の無機塩基があ
げられる。溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、オクタ
ン、リグロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂
肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼ
ン、キシレン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、塩化
メチレン、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロ
ロエタン、1,2,3−トリクロロプロパン等の脂肪族
ハロゲン化炭化水素類、モノクロロベンゼン、ジクロロ
ベンゼン、ベンゾトリフルオリド等の芳香族ハロゲン化
炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレ
ングリコ−ルジメチルエ−テル、メチル−t−ブチルエ
−テル等のエ−テル類、ニトロメタン、ニトロベンゼン
等のニトロ化合物、N,N−ジメチルホルムアミド、ア
セトアミド等の酸アミド類、ピリジン、N,N−ジメチ
ルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、トリエチルア
ミン、ジイソプロピルエチルアミン等の第三級アミン、
ジメチルスルホキシド、スルホラン等の硫黄化合物、メ
タノール、エタノール、エチレングリコール、イソプロ
パノール、t−ブタノール等のアルコール類あるいはそ
れらの混合物等があげられる。反応終了後の反応液は、
濾過した後にそのまま濃縮するか、反応液を水に注加し
て生じた結晶を濾取するか、反応液を水に注加した後に
有機溶媒抽出および濃縮する等の通常の後処理操作に付
し、化合物[B2−1]を得ることができる。尚、該化
合物はクロマトグラフィー、再結晶等の操作によって精
製することも可能である。 2)化合物[B2−1]から、化合物[B2−2]を製
造する工程 本発明中間体B[B2−2]は、化合物[B2−1]と
水素とを、触媒の存在下に反応させることにより製造す
ることができる。該反応は、通常溶媒中で行われるが、
反応温度の範囲は−20〜150℃であり、好ましくは
0〜50℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜48時
間である。該反応は加圧条件下に行うこともでき、1〜
5気圧の条件下に反応を行うことが好ましい。該反応に
供される触媒の量は、化合物[B2−1]の0.001
〜100重量%である。該反応に供される触媒として
は、無水パラジウム/炭素、含水パラジウム/炭素等が
あげられる。溶媒としてはギ酸、酢酸、プロピオン酸等
のカルボン酸類、蟻酸エチル、酢酸エチル、酢酸ブチ
ル、炭酸ジエチル等のエステル類、アセトニトリル、イ
ソブチロ二トリル等のニトリル類、1,4−ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチル
エ−テル等のエ−テル類、メタノール、エタノール、プ
ロパノール、イソプロパノール、ブタノール、t−ブタ
ノール、アミルアルコール、イソアミルアルコール、t
―アミルアルコール等のアルコール類、水あるいはそれ
らの混合物等があげられる。反応終了後の反応液は、濾
過した後にそのまま濃縮するか、反応液を水に注加して
生じた結晶を濾取するか、反応液を水に注加した後に有
機溶媒抽出および濃縮する等の通常の後処理操作に付
し、化合物[B2−2]を得ることができる。尚、該化
合物はクロマトグラフィー、再結晶等の操作によって精
製することも可能である。
【0044】(製造法B3)
【化27】 [式中、R1、R33、R203、R303、V及びXは前記と
同じ意味を表す。] 1)化合物[B3−1]から、化合物[B3−3]を製
造する工程 化合物[B3−3]は、化合物[B3−1]と化合物
[B3−2]とを、塩基の存在下に反応させることによ
り製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は−20〜200℃であり、好まし
くは0〜100℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜
48時間である。該反応に供される化合物[B3−2]
の量は、化合物[B3−1]1モルに対して0.5モル
〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2モル
の割合である。該反応に供される塩基の量は、化合物
[B3−1]に対して0.5当量〜過剰量の割合であ
り、好ましくは0.8〜1.2当量の割合である。塩基
としては、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、
N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリ
ン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等
の有機塩基、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチ
ウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化リチ
ウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチ
ウム等の無機塩基等があげられる。溶媒としては、ヘキ
サン、ヘプタン、オクタン、リグロイン等の脂肪族炭化
水素類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレ
ン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、塩化メチレン、
クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、
1,2,3−トリクロロプロパン等の脂肪族ハロゲン化
炭化水素類、モノクロロベンゼン、ジクロロベンゼン、
ベンゾトリフルオリド等の芳香族ハロゲン化炭化水素
類、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレ
ングリコ−ルジメチルエ−テル、メチル−t−ブチルエ
−テル等のエ−テル類、ニトロベンゼン等のニトロ化合
物、N,N−ジメチルホルムアミド等の酸アミド類、ジ
メチルスルホキシド、スルホラン等の硫黄化合物、水、
あるいはそれらの混合物等があげられる。また、該反応
は相間移動触媒を加えることにより、反応時間が短縮す
ることができる場合がある。相間移動触媒の量は、化合
物[B3−1]1モルに対して、0.001モル〜過剰
量の割合である。相間移動触媒としては、テトラブチル
アンモニウムブロミド、テトラブチルアンモニウムクロ
リド等があげられる。反応終了後の反応液は、濾過した
後にそのまま濃縮するか、反応液を水に注加して生じた
結晶を濾取するか、反応液を水に注加した後に有機溶媒
抽出および濃縮する等の通常の後処理操作に付し、化合
物[B3−3]を得ることができる。尚、該化合物はク
ロマトグラフィー、再結晶等の操作によって精製するこ
とも可能である。 2)化合物[B3−3]から、化合物[B3−4]を製
造する工程 本発明中間体B[B3−4]は、化合物[B3−3]と
水素とを、触媒の存在下に反応させることにより製造す
ることができる。該反応は、通常溶媒中で行われるが、
反応温度の範囲は−20〜150℃であり、好ましくは
0〜50℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜48時
間である。該反応は加圧条件下に行うこともでき、1〜
5気圧の条件下に反応を行うことが好ましい。該反応に
供される触媒の量は、化合物[B3−3]の0.001
〜100重量%である。該反応に供される触媒として
は、無水パラジウム/炭素、含水パラジウム/炭素等が
あげられる。溶媒としてはギ酸、酢酸、プロピオン酸等
のカルボン酸類、蟻酸エチル、酢酸エチル、酢酸ブチ
ル、炭酸ジエチル等のエステル類、アセトニトリル、イ
ソブチロ二トリル等のニトリル類、1,4−ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチル
エ−テル等のエ−テル類、メタノール、エタノール、プ
ロパノール、イソプロパノール、ブタノール、t−ブタ
ノール、アミルアルコール、イソアミルアルコール、t
―アミルアルコール等のアルコール類、水あるいはそれ
らの混合物等があげられる。反応終了後の反応液は、濾
過した後にそのまま濃縮するか、反応液を水に注加して
生じた結晶を濾取するか、反応液を水に注加した後に有
機溶媒抽出および濃縮する等の通常の後処理操作に付
し、化合物[B3−4]を得ることができる。尚、該化
合物はクロマトグラフィー、再結晶等の操作によって精
製することも可能である。
同じ意味を表す。] 1)化合物[B3−1]から、化合物[B3−3]を製
造する工程 化合物[B3−3]は、化合物[B3−1]と化合物
[B3−2]とを、塩基の存在下に反応させることによ
り製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は−20〜200℃であり、好まし
くは0〜100℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜
48時間である。該反応に供される化合物[B3−2]
の量は、化合物[B3−1]1モルに対して0.5モル
〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2モル
の割合である。該反応に供される塩基の量は、化合物
[B3−1]に対して0.5当量〜過剰量の割合であ
り、好ましくは0.8〜1.2当量の割合である。塩基
としては、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、
N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリ
ン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等
の有機塩基、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチ
ウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化リチ
ウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチ
ウム等の無機塩基等があげられる。溶媒としては、ヘキ
サン、ヘプタン、オクタン、リグロイン等の脂肪族炭化
水素類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレ
ン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、塩化メチレン、
クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、
1,2,3−トリクロロプロパン等の脂肪族ハロゲン化
炭化水素類、モノクロロベンゼン、ジクロロベンゼン、
ベンゾトリフルオリド等の芳香族ハロゲン化炭化水素
類、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレ
ングリコ−ルジメチルエ−テル、メチル−t−ブチルエ
−テル等のエ−テル類、ニトロベンゼン等のニトロ化合
物、N,N−ジメチルホルムアミド等の酸アミド類、ジ
メチルスルホキシド、スルホラン等の硫黄化合物、水、
あるいはそれらの混合物等があげられる。また、該反応
は相間移動触媒を加えることにより、反応時間が短縮す
ることができる場合がある。相間移動触媒の量は、化合
物[B3−1]1モルに対して、0.001モル〜過剰
量の割合である。相間移動触媒としては、テトラブチル
アンモニウムブロミド、テトラブチルアンモニウムクロ
リド等があげられる。反応終了後の反応液は、濾過した
後にそのまま濃縮するか、反応液を水に注加して生じた
結晶を濾取するか、反応液を水に注加した後に有機溶媒
抽出および濃縮する等の通常の後処理操作に付し、化合
物[B3−3]を得ることができる。尚、該化合物はク
ロマトグラフィー、再結晶等の操作によって精製するこ
とも可能である。 2)化合物[B3−3]から、化合物[B3−4]を製
造する工程 本発明中間体B[B3−4]は、化合物[B3−3]と
水素とを、触媒の存在下に反応させることにより製造す
ることができる。該反応は、通常溶媒中で行われるが、
反応温度の範囲は−20〜150℃であり、好ましくは
0〜50℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜48時
間である。該反応は加圧条件下に行うこともでき、1〜
5気圧の条件下に反応を行うことが好ましい。該反応に
供される触媒の量は、化合物[B3−3]の0.001
〜100重量%である。該反応に供される触媒として
は、無水パラジウム/炭素、含水パラジウム/炭素等が
あげられる。溶媒としてはギ酸、酢酸、プロピオン酸等
のカルボン酸類、蟻酸エチル、酢酸エチル、酢酸ブチ
ル、炭酸ジエチル等のエステル類、アセトニトリル、イ
ソブチロ二トリル等のニトリル類、1,4−ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチル
エ−テル等のエ−テル類、メタノール、エタノール、プ
ロパノール、イソプロパノール、ブタノール、t−ブタ
ノール、アミルアルコール、イソアミルアルコール、t
―アミルアルコール等のアルコール類、水あるいはそれ
らの混合物等があげられる。反応終了後の反応液は、濾
過した後にそのまま濃縮するか、反応液を水に注加して
生じた結晶を濾取するか、反応液を水に注加した後に有
機溶媒抽出および濃縮する等の通常の後処理操作に付
し、化合物[B3−4]を得ることができる。尚、該化
合物はクロマトグラフィー、再結晶等の操作によって精
製することも可能である。
【0045】(製造法B4)
【化28】 [式中、R1、R203、R303、R33、X及びZは前記と
同じ意味を表す。] 1)化合物[B4−1]から、化合物[B4−2]を製
造する工程 化合物[B4−2]は、化合物[B4−1]と硫化剤と
を反応させることにより製造することができる。該反応
は、通常溶媒中で行われ、反応温度の範囲は通常0〜2
00℃である。反応時間の範囲は通常、瞬時〜48時間
である。該反応に供される硫化剤の量は、化合物[B4
−1]に対して0.5〜過剰量の割合であり、好ましく
は0.8〜1.2当量の割合である。硫化剤としては、
五硫化二リン、ローソン試薬等があげられる。溶媒とし
ては、トルエン、キシレン等があげられる。反応終了後
の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮するか、反応液
を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反応液を水に
注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等の通常の後
処理操作に付し、化合物[B4−2]を得ることができ
る。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再結晶等の操
作によって精製することも可能である。 2)化合物[B4−2]から、化合物[B4−3]を製
造する工程 化合物[B4−3]は、化合物[B4−2]と水素と
を、触媒の存在下に反応させることにより製造すること
ができる。該反応は、通常溶媒中で行われるが、反応温
度の範囲は−20〜150℃であり、好ましくは0〜5
0℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜48時間であ
る。該反応は加圧条件下に行うこともでき、1〜5気圧
の条件下に反応を行うことが好ましい。該反応に供され
る触媒の量は、化合物[B4−2]の0.001〜10
0重量%である。該反応に供される触媒としては、無水
パラジウム/炭素、含水パラジウム/炭素等があげられ
る。溶媒としてはギ酸、酢酸、プロピオン酸等のカルボ
ン酸類、蟻酸エチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、炭酸ジ
エチル等のエステル類、アセトニトリル、イソブチロ二
トリル等のニトリル類、1,4−ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン、エチレングリコ−ルジメチルエ−テル等の
エ−テル類、メタノール、エタノール、プロパノール、
イソプロパノール、ブタノール、t−ブタノール、アミ
ルアルコール、イソアミルアルコール、t―アミルアル
コール等のアルコール類、水あるいはそれらの混合物等
があげられる。反応終了後の反応液は、濾過した後にそ
のまま濃縮するか、反応液を水に注加して生じた結晶を
濾取するか、反応液を水に注加した後に有機溶媒抽出お
よび濃縮する等の通常の後処理操作に付し、化合物[B
4−3]を得ることができる。尚、該化合物はクロマト
グラフィー、再結晶等の操作によって精製することも可
能である。
同じ意味を表す。] 1)化合物[B4−1]から、化合物[B4−2]を製
造する工程 化合物[B4−2]は、化合物[B4−1]と硫化剤と
を反応させることにより製造することができる。該反応
は、通常溶媒中で行われ、反応温度の範囲は通常0〜2
00℃である。反応時間の範囲は通常、瞬時〜48時間
である。該反応に供される硫化剤の量は、化合物[B4
−1]に対して0.5〜過剰量の割合であり、好ましく
は0.8〜1.2当量の割合である。硫化剤としては、
五硫化二リン、ローソン試薬等があげられる。溶媒とし
ては、トルエン、キシレン等があげられる。反応終了後
の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮するか、反応液
を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反応液を水に
注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等の通常の後
処理操作に付し、化合物[B4−2]を得ることができ
る。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再結晶等の操
作によって精製することも可能である。 2)化合物[B4−2]から、化合物[B4−3]を製
造する工程 化合物[B4−3]は、化合物[B4−2]と水素と
を、触媒の存在下に反応させることにより製造すること
ができる。該反応は、通常溶媒中で行われるが、反応温
度の範囲は−20〜150℃であり、好ましくは0〜5
0℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜48時間であ
る。該反応は加圧条件下に行うこともでき、1〜5気圧
の条件下に反応を行うことが好ましい。該反応に供され
る触媒の量は、化合物[B4−2]の0.001〜10
0重量%である。該反応に供される触媒としては、無水
パラジウム/炭素、含水パラジウム/炭素等があげられ
る。溶媒としてはギ酸、酢酸、プロピオン酸等のカルボ
ン酸類、蟻酸エチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、炭酸ジ
エチル等のエステル類、アセトニトリル、イソブチロ二
トリル等のニトリル類、1,4−ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン、エチレングリコ−ルジメチルエ−テル等の
エ−テル類、メタノール、エタノール、プロパノール、
イソプロパノール、ブタノール、t−ブタノール、アミ
ルアルコール、イソアミルアルコール、t―アミルアル
コール等のアルコール類、水あるいはそれらの混合物等
があげられる。反応終了後の反応液は、濾過した後にそ
のまま濃縮するか、反応液を水に注加して生じた結晶を
濾取するか、反応液を水に注加した後に有機溶媒抽出お
よび濃縮する等の通常の後処理操作に付し、化合物[B
4−3]を得ることができる。尚、該化合物はクロマト
グラフィー、再結晶等の操作によって精製することも可
能である。
【0046】(製造法B5)
【化29】 [式中、R1、R32、R33、R202、R302及びXは前記
と同じ意味を表す。] 1)化合物[B1−1]から、化合物[B5−1]を製
造する工程 化合物[B5−1]は、化合物[B1−1]と化合物
[6−2]とを、塩基の存在下に反応させることにより
製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は−20〜200℃であり、好まし
くは0〜100℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜
72時間である。該反応に供される化合物[6−2]の
量は、化合物[B1−1]1モルに対して0.5モル〜
過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2モルの
割合である。該反応に供される塩基の量は、化合物[B
1−1]に対して0.5当量〜過剰量の割合であり、好
ましくは0.8〜1.2当量の割合である。塩基として
は、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、水
素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化リチウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の
無機塩基、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシ
ド、カリウムt−ブトキシド等の金属アルコラ−トがあ
げられる。溶媒としては、アセトン、メチルイソブチル
ケトン等のケトン類、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、
リグロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族
炭化水素類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キ
シレン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエ
ーテル、ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチル
エ−テル、メチル−t−ブチルエ−テル等のエ−テル
類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニトロ化合物、
N,N−ジメチルホルムアミド、アセトアミド等の酸ア
ミド類、ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N,N
−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジイソプロピ
ルエチルアミン等の第三級アミン、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン等の硫黄化合物、メタノール、エタノー
ル、エチレングリコール、イソプロパノール、t−ブタ
ノール等のアルコール類、あるいはそれらの混合物等が
あげられる。反応終了後の反応液は、濾過した後にその
まま濃縮するか、反応液に酸を注加して生じた結晶を濾
取するか、反応液に酸を注加した後に有機溶媒抽出およ
び濃縮する等の後処理操作に付し、化合物[B5−1]
を得ることができる。加える酸としては、塩酸、酢酸、
トリフルオロ酢酸、p−トルエンスルホン酸、あるいは
それらの水溶液等があげられる。尚、該化合物はクロマ
トグラフィー、再結晶等の操作によってさらに精製する
ことも可能である。 2)化合物[B5−1]から、化合物[B5−2]を製
造する工程 本発明中間体B[B5−2]は、化合物[B5−1]と
水素とを、触媒の存在下に反応させることにより製造す
ることができる。該反応は、通常溶媒中で行われるが、
反応温度の範囲は−20〜150℃であり、好ましくは
0〜50℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜48時
間である。該反応は加圧条件下に行うこともでき、1〜
5気圧の条件下に反応を行うことが好ましい。該反応に
供される触媒の量は、化合物[B5−1]の0.001
〜100重量%である。反応に供される触媒としては、
無水パラジウム/炭素、含水パラジウム/炭素等があげ
られる。溶媒としてはギ酸、酢酸、プロピオン酸等のカ
ルボン酸類、蟻酸エチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、炭
酸ジエチル等のエステル類、アセトニトリル、イソブチ
ロ二トリル等のニトリル類、1,4−ジオキサン、テト
ラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチルエ−テル
等のエ−テル類、メタノール、エタノール、プロパノー
ル、イソプロパノール、ブタノール、t−ブタノール、
アミルアルコール、イソアミルアルコール、t―アミル
アルコール等のアルコール類、水あるいはそれらの混合
物等があげられる。反応終了後の反応液は、濾過した後
にそのまま濃縮するか、反応液を水に注加して生じた結
晶を濾取するか、反応液を水に注加した後に有機溶媒抽
出および濃縮する等の通常の後処理操作に付し、化合物
[B5−2]を得ることができる。尚、該化合物はクロ
マトグラフィー、再結晶等の操作によってさらに精製す
ることも可能である。
と同じ意味を表す。] 1)化合物[B1−1]から、化合物[B5−1]を製
造する工程 化合物[B5−1]は、化合物[B1−1]と化合物
[6−2]とを、塩基の存在下に反応させることにより
製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は−20〜200℃であり、好まし
くは0〜100℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜
72時間である。該反応に供される化合物[6−2]の
量は、化合物[B1−1]1モルに対して0.5モル〜
過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2モルの
割合である。該反応に供される塩基の量は、化合物[B
1−1]に対して0.5当量〜過剰量の割合であり、好
ましくは0.8〜1.2当量の割合である。塩基として
は、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、水
素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化リチウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の
無機塩基、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシ
ド、カリウムt−ブトキシド等の金属アルコラ−トがあ
げられる。溶媒としては、アセトン、メチルイソブチル
ケトン等のケトン類、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、
リグロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族
炭化水素類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キ
シレン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、ジエチルエ
ーテル、ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチル
エ−テル、メチル−t−ブチルエ−テル等のエ−テル
類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニトロ化合物、
N,N−ジメチルホルムアミド、アセトアミド等の酸ア
ミド類、ピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N,N
−ジエチルアニリン、トリエチルアミン、ジイソプロピ
ルエチルアミン等の第三級アミン、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン等の硫黄化合物、メタノール、エタノー
ル、エチレングリコール、イソプロパノール、t−ブタ
ノール等のアルコール類、あるいはそれらの混合物等が
あげられる。反応終了後の反応液は、濾過した後にその
まま濃縮するか、反応液に酸を注加して生じた結晶を濾
取するか、反応液に酸を注加した後に有機溶媒抽出およ
び濃縮する等の後処理操作に付し、化合物[B5−1]
を得ることができる。加える酸としては、塩酸、酢酸、
トリフルオロ酢酸、p−トルエンスルホン酸、あるいは
それらの水溶液等があげられる。尚、該化合物はクロマ
トグラフィー、再結晶等の操作によってさらに精製する
ことも可能である。 2)化合物[B5−1]から、化合物[B5−2]を製
造する工程 本発明中間体B[B5−2]は、化合物[B5−1]と
水素とを、触媒の存在下に反応させることにより製造す
ることができる。該反応は、通常溶媒中で行われるが、
反応温度の範囲は−20〜150℃であり、好ましくは
0〜50℃である。反応時間の範囲は通常瞬時〜48時
間である。該反応は加圧条件下に行うこともでき、1〜
5気圧の条件下に反応を行うことが好ましい。該反応に
供される触媒の量は、化合物[B5−1]の0.001
〜100重量%である。反応に供される触媒としては、
無水パラジウム/炭素、含水パラジウム/炭素等があげ
られる。溶媒としてはギ酸、酢酸、プロピオン酸等のカ
ルボン酸類、蟻酸エチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、炭
酸ジエチル等のエステル類、アセトニトリル、イソブチ
ロ二トリル等のニトリル類、1,4−ジオキサン、テト
ラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチルエ−テル
等のエ−テル類、メタノール、エタノール、プロパノー
ル、イソプロパノール、ブタノール、t−ブタノール、
アミルアルコール、イソアミルアルコール、t―アミル
アルコール等のアルコール類、水あるいはそれらの混合
物等があげられる。反応終了後の反応液は、濾過した後
にそのまま濃縮するか、反応液を水に注加して生じた結
晶を濾取するか、反応液を水に注加した後に有機溶媒抽
出および濃縮する等の通常の後処理操作に付し、化合物
[B5−2]を得ることができる。尚、該化合物はクロ
マトグラフィー、再結晶等の操作によってさらに精製す
ることも可能である。
【0047】次に、本発明化合物、本発明中間体A及び
本発明中間体Bを製造する際の各種製造中間体の製造法
について、説明する。化合物[5−2]は、市販のもの
を用いるか、例えば、実験化学講座(丸善株式会社)第
4版第19巻、363〜482頁に記載された方法に準
じて製造することができる。化合物[8−2]は、市販
のものを用いるか、例えば、ジャーナル オブ オルガ
ニック ケミストリー、28巻,1903〜1905頁
(1963);ジャーナル オブ アメリカン ケミカ
ル ソサイアティー、73巻,2379〜2380頁
(1951);オルガニック シンセシス、68巻,8
〜12頁;ジャーナル オブ フルオリン ケミストリ
ー、12巻,437〜438頁(1978)に記載され
た方法に準じて製造することができる。化合物[9−
2]及び化合物[11−1]は、市販のものを用いる
か、例えば、バイオオルガニック アンド メディシナ
ル ケミストリー レターズ5巻、1035頁、(19
95)に記載された方法に準じて製造することができ
る。
本発明中間体Bを製造する際の各種製造中間体の製造法
について、説明する。化合物[5−2]は、市販のもの
を用いるか、例えば、実験化学講座(丸善株式会社)第
4版第19巻、363〜482頁に記載された方法に準
じて製造することができる。化合物[8−2]は、市販
のものを用いるか、例えば、ジャーナル オブ オルガ
ニック ケミストリー、28巻,1903〜1905頁
(1963);ジャーナル オブ アメリカン ケミカ
ル ソサイアティー、73巻,2379〜2380頁
(1951);オルガニック シンセシス、68巻,8
〜12頁;ジャーナル オブ フルオリン ケミストリ
ー、12巻,437〜438頁(1978)に記載され
た方法に準じて製造することができる。化合物[9−
2]及び化合物[11−1]は、市販のものを用いる
か、例えば、バイオオルガニック アンド メディシナ
ル ケミストリー レターズ5巻、1035頁、(19
95)に記載された方法に準じて製造することができ
る。
【0048】化合物[6−1]及び化合物[A2−1]
のうち、Zが酸素原子である化合物は、例えば下記の
(参考製造法1)に記載の方法で製造することができ
る。 (参考製造法1)
のうち、Zが酸素原子である化合物は、例えば下記の
(参考製造法1)に記載の方法で製造することができ
る。 (参考製造法1)
【化30】 [式中、R32、V、W、Q及びXは前記と同じ意味を表
す。] 1)化合物[C1−1]から、化合物[C1−2]を製
造する工程 化合物[C1−2]は、化合物[C1−1]と化合物
[2−1]とを、塩基の存在下に反応させることにより
製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は−20〜150℃である。反応時
間の範囲は、瞬時〜72時間である。該反応に供される
化合物[2−1]の量は、化合物[C1−1]1モルに
対して0.5モル〜過剰量の割合であり、好ましくは
0.8〜1.2モルの割合である。該反応に供される塩
基の量は、化合物[C1−1]に対して0.5当量〜過
剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2当量の割
合である。塩基としては、ピリジン、4−ジメチルアミ
ノピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエ
チルアニリン、トリエチルアミン、1,4−ジアザビシ
クロ[2.2.2]オクタン等の有機塩基、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、水素化ナトリウ
ム、水素化カリウム、水素化リチウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の無機塩基、ナ
トリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウム
t−ブトキシド等の金属アルコラ−ト等があげられる。
溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、リグロ
イン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族炭化水
素類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレ
ン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、塩化メチレン、
クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、
1,2,3−トリクロロプロパン等の脂肪族ハロゲン化
炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレ
ングリコ−ルジメチルエ−テル、メチル−t−ブチルエ
−テル等のエ−テル類、アセトニトリル、イソブチロニ
トリル等の二トリル類、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、アセトアミド等の酸アミド類、ピリジン、N,N−
ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、トリエ
チルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等の第三級ア
ミン、ジメチルスルホキシド、スルホラン等の硫黄化合
物、水あるいはそれらの混合物等があげられる。反応終
了後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮するか、反
応液を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反応液を
水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等の通常
の後処理操作に付し、化合物[C1−2]を得ることが
できる。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再結晶等
の操作によって精製することも可能である。 2)化合物[C1−2]から、化合物[C1−4]を製
造する工程 化合物[C1−4]は、例えばジャーナル オブ オル
ガニック ケミストリー、60巻,7010〜7012
頁(1995);シンセティック コミュニケーション
ズ、15巻,697〜706頁(1985);米国特許
発明明細書US4358611号等に記載された方法に
準じて製造するか、または下記の方法にて製造する事が
できる。化合物[C1−2]と化合物[C1−3]と
を、塩基の存在下に反応させることにより製造する方
法。該反応は、通常溶媒中で行われるが、無溶媒でも行
われる。反応温度の範囲は−20〜200℃の範囲であ
る。反応温度の範囲は瞬時〜48時間である。該反応に
供される化合物[C1−3]の量は、化合物[C1−
2]1モルに対して0.5モル〜過剰量の割合であり、
好ましくは0.8〜1.2モルの割合である。該反応に
供される塩基の量は、化合物[C1−2]に対して0.
5当量〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.
2当量の割合である。塩基としては、ピリジン、トリエ
チルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等があげられ
る。溶媒としては、クロロホルム、テトラヒドロフラ
ン、水あるいはそれらの混合物等があげられる。反応終
了後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮するか、反
応液を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反応液を
水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮等の通常の後
処理操作に付し、化合物[C1−4]を得ることができ
る。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再結晶等の操
作によって精製することも可能である。 3)化合物[C1−2]から、化合物[C1−5]を製
造する工程 化合物[C1−5]は、化合物[C1−2]から、例え
ば、実験化学講座(丸善株式会社)第4版第20巻、3
60〜365頁に記載された方法に準じて製造すること
ができる。 4)化合物[C1−4]から、化合物[C1−5]を製
造する工程 化合物[C1−5]は、化合物[C1−4]から、例え
ば、ジャーナル オブアメリカン ケミカル ソサイア
ティー、80巻,3932〜3937頁(1958)に
記載された方法に準じて製造することができる。
す。] 1)化合物[C1−1]から、化合物[C1−2]を製
造する工程 化合物[C1−2]は、化合物[C1−1]と化合物
[2−1]とを、塩基の存在下に反応させることにより
製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は−20〜150℃である。反応時
間の範囲は、瞬時〜72時間である。該反応に供される
化合物[2−1]の量は、化合物[C1−1]1モルに
対して0.5モル〜過剰量の割合であり、好ましくは
0.8〜1.2モルの割合である。該反応に供される塩
基の量は、化合物[C1−1]に対して0.5当量〜過
剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2当量の割
合である。塩基としては、ピリジン、4−ジメチルアミ
ノピリジン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエ
チルアニリン、トリエチルアミン、1,4−ジアザビシ
クロ[2.2.2]オクタン等の有機塩基、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、炭酸リチウム、水素化ナトリウ
ム、水素化カリウム、水素化リチウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化リチウム等の無機塩基、ナ
トリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウム
t−ブトキシド等の金属アルコラ−ト等があげられる。
溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、リグロ
イン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族炭化水
素類、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレ
ン、メシチレン等の芳香族炭化水素類、塩化メチレン、
クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロロエタン、
1,2,3−トリクロロプロパン等の脂肪族ハロゲン化
炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレ
ングリコ−ルジメチルエ−テル、メチル−t−ブチルエ
−テル等のエ−テル類、アセトニトリル、イソブチロニ
トリル等の二トリル類、N,N−ジメチルホルムアミ
ド、アセトアミド等の酸アミド類、ピリジン、N,N−
ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、トリエ
チルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等の第三級ア
ミン、ジメチルスルホキシド、スルホラン等の硫黄化合
物、水あるいはそれらの混合物等があげられる。反応終
了後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮するか、反
応液を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反応液を
水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等の通常
の後処理操作に付し、化合物[C1−2]を得ることが
できる。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再結晶等
の操作によって精製することも可能である。 2)化合物[C1−2]から、化合物[C1−4]を製
造する工程 化合物[C1−4]は、例えばジャーナル オブ オル
ガニック ケミストリー、60巻,7010〜7012
頁(1995);シンセティック コミュニケーション
ズ、15巻,697〜706頁(1985);米国特許
発明明細書US4358611号等に記載された方法に
準じて製造するか、または下記の方法にて製造する事が
できる。化合物[C1−2]と化合物[C1−3]と
を、塩基の存在下に反応させることにより製造する方
法。該反応は、通常溶媒中で行われるが、無溶媒でも行
われる。反応温度の範囲は−20〜200℃の範囲であ
る。反応温度の範囲は瞬時〜48時間である。該反応に
供される化合物[C1−3]の量は、化合物[C1−
2]1モルに対して0.5モル〜過剰量の割合であり、
好ましくは0.8〜1.2モルの割合である。該反応に
供される塩基の量は、化合物[C1−2]に対して0.
5当量〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.
2当量の割合である。塩基としては、ピリジン、トリエ
チルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等があげられ
る。溶媒としては、クロロホルム、テトラヒドロフラ
ン、水あるいはそれらの混合物等があげられる。反応終
了後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮するか、反
応液を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反応液を
水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮等の通常の後
処理操作に付し、化合物[C1−4]を得ることができ
る。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再結晶等の操
作によって精製することも可能である。 3)化合物[C1−2]から、化合物[C1−5]を製
造する工程 化合物[C1−5]は、化合物[C1−2]から、例え
ば、実験化学講座(丸善株式会社)第4版第20巻、3
60〜365頁に記載された方法に準じて製造すること
ができる。 4)化合物[C1−4]から、化合物[C1−5]を製
造する工程 化合物[C1−5]は、化合物[C1−4]から、例え
ば、ジャーナル オブアメリカン ケミカル ソサイア
ティー、80巻,3932〜3937頁(1958)に
記載された方法に準じて製造することができる。
【0049】化合物[6−1]のうち、Zが硫黄原子で
ある化合物は、例えば、ケミストリー レターズ、13
85〜1386頁(1988)に記載された方法に準じ
て製造することができる。また、化合物[A2−1]の
うち、Zが硫黄原子である化合物は、例えば、下記の
(参考製造法2)の方法で製造することができる。 (参考製造法2)
ある化合物は、例えば、ケミストリー レターズ、13
85〜1386頁(1988)に記載された方法に準じ
て製造することができる。また、化合物[A2−1]の
うち、Zが硫黄原子である化合物は、例えば、下記の
(参考製造法2)の方法で製造することができる。 (参考製造法2)
【化31】 [式中、R32、Q及びXは前記と同じ意味を表す。] 化合物[C2−2]は、化合物[C2−1]から、例え
ば、ジャーナル オブアメリカン ケミカル ソサイア
ティー、80巻,3932〜3937頁(1958)に
記載された方法に準じて製造することができる。
ば、ジャーナル オブアメリカン ケミカル ソサイア
ティー、80巻,3932〜3937頁(1958)に
記載された方法に準じて製造することができる。
【0050】化合物[A3−1]は、例えば実験化学講
座(丸善株式会社)第4版第22巻、137〜151頁
に記載された方法に準じて製造することができる。
座(丸善株式会社)第4版第22巻、137〜151頁
に記載された方法に準じて製造することができる。
【0051】化合物[B1−1]は、市販のものを用い
るか、例えば、ジャーナル オブメディシナル ケミス
トリー、10巻,556〜564頁(1967)等に記
載された方法に準じて製造することができる。化合物
[8−1]および化合物[B3−1]は、国際特許出願
公開明細書WO98/08824号に記載された方法に
準じて製造するか、例えば、下記の(参考製造法3)の
方法で製造することもできる。 (参考製造法3)
るか、例えば、ジャーナル オブメディシナル ケミス
トリー、10巻,556〜564頁(1967)等に記
載された方法に準じて製造することができる。化合物
[8−1]および化合物[B3−1]は、国際特許出願
公開明細書WO98/08824号に記載された方法に
準じて製造するか、例えば、下記の(参考製造法3)の
方法で製造することもできる。 (参考製造法3)
【化32】 [式中、R1、R32、R201、R301、D及びVは前記と
同じ意味を表し、R206及びR207は同一または相異な
り、水素原子、C1〜C5アルキル基または置換されて
いてもよいフェニル基(例えば、フェニル基、2−ニト
ロフェニル基等)を表す。但し、R206とR207は同時に
水素原子ではない。] 1)化合物[C3−1]から、化合物[C3−3]を製
造する工程 化合物[C3−3]は、化合物[C3−1]と化合物
[C3−2]とを、塩基の存在下に反応させることによ
り製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は通常0℃〜溶媒還流温度である。
反応時間の範囲は通常、瞬時〜24時間である。該反応
に供される化合物[C3−2]の量は、化合物[C3−
1]1モルに対して0.5モル〜過剰量の割合であり、
好ましくは0.8〜1.2モルの割合である。該反応に
供される塩基の量は、化合物[C3−1]に対して0.
5当量〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.
2当量の割合である。塩基としては、N,N−ジメチル
アニリン、ピリジン等があげられる。溶媒としては、テ
トラヒドロフラン等のエーテル類、N,N−ジメチルホ
ルムアミド等の酸アミド類、ベンゼン、トルエン等の芳
香族炭化水素類等があげられる。反応終了後の反応液
は、濾過した後にそのまま濃縮するか、反応液を水に注
加して生じた結晶を濾取するか、反応液を水に注加した
後に有機溶媒抽出および濃縮する等の通常の後処理操作
に付し、化合物[C3−3]を得ることができる。尚、
該化合物はクロマトグラフィー、再結晶等の操作によっ
て精製することも可能である。 2)化合物[C3−3]から、化合物[C3−4]を製造す
る工程 化合物[C3−4]は、化合物[C3−3]と化合物
[A1−1]を、塩基の存在下に反応させることにより
製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は0℃〜溶媒還流温度である。反応
時間の範囲は通常、瞬時〜96時間である。該反応に供
される化合物[A1−1]の量は、化合物[C3−3]
1モルに対して0.5モル〜過剰量の割合であり、好ま
しくは0.8〜1.2モルの割合である。該反応に供さ
れる塩基の量は、化合物[C3−3]に対して0.5当
量〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2当
量の割合である。塩基としては、水素化ナトリウム等の
無機塩基類、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラ
ート等の金属アルコラート類等があげられる。溶媒とし
ては、テトラヒドロフラン等のエーテル類、N,N−ジ
メチルホルムアミド等の酸アミド類、ベンゼン、トルエ
ン等の芳香族炭化水素類等があげられる。反応終了後の
反応液は、濾過した後にそのまま濃縮するか、反応液を
水に注加して生じた結晶を濾取するか、反応液を水に注
加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等の通常の後処
理操作に付し、化合物[C3−4]を得ることができ
る。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再結晶等の操
作によって精製することも可能である。 3)化合物[C3−4]から、化合物[C3−5]を製
造する工程 化合物[C3−5]は、化合物[C3−4]と化合物
[1−2]を、塩基の存在下に反応させることにより製
造することができる。該反応は、通常溶媒中で行われ、
反応温度の範囲は0℃〜溶媒還流温度である。反応時間
は通常、瞬時〜96時間である。該反応に供される化合
物[1−2]の量は、化合物[C3−4]1モルに対し
て0.5モル〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8
〜1.2モルの割合である。該反応に供される塩基の量
は、化合物[C3−4]に対して0.5当量〜過剰量の
割合であり、好ましくは0.8〜1.2当量の割合であ
る。塩基としては、水素化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化ナトリウム等の無機塩基類、ナトリウムメチ
ラート、ナトリウムエチラート等の金属アルコラート類
等があげられる。溶媒としては、テトラヒドロフラン等
のエーテル類、N,N−ジメチルホルムアミド等の酸ア
ミド類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類等が
あげられる。反応終了後の反応液は、濾過した後にその
まま濃縮するか、反応液を水に注加して生じた結晶を濾
取するか、反応液を水に注加した後に有機溶媒抽出およ
び濃縮する等の通常の後処理操作に付し、化合物[C3
−5]を得ることができる。尚、該化合物はクロマトグ
ラフィー、再結晶等の操作によって精製することも可能
である。 4)化合物[C3−5]から、化合物[C3−6]を製
造する工程 化合物[C3−6]は、化合物[C3−5]を、還元条
件下に反応させることにより製造することができる。化
合物[C3−6]を製造する還元条件として例えば以下
の、等があげられる。 反応条件 化合物[C3−5]と鉄粉とを、酸の存在下に反応させ
ることにより製造する。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は通常、室温〜溶媒還流温度であ
る。反応時間の範囲は通常、瞬時〜96時間である。該
反応に供される鉄粉の量は、化合物[C3−5]に対し
て0.5当量〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8
〜1.2当量の割合である。該反応に供される酸の量
は、化合物[C3−5]に対して1当量〜過剰量の割合
であり、好ましくは1〜10当量の割合である。酸とし
ては、p−トルエンスルホン酸、酢酸,プロピオン酸等
の有機酸類、塩酸、硫酸等の無機酸類等があげられる。
溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、リグロイン、シク
ロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素類、ベン
ゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、クロ
ロホルム、四塩化炭素、ジクロロメタン、ジクロロエタ
ン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等のハロゲン化
炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ
ールジメチルエーテル等のエーテル類、蟻酸エチル、酢
酸エチル、酢酸ブチル、炭酸ジエチル等のエステル類、
ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニトロ化合物、アセ
トニトリル、イソブチロニトリル等のニトリル類、ホル
ムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、アセトアミ
ド等の酸アミド類、ピリジン、トリエチルアミン、ジイ
ソプロピルエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、
N,N−ジエチルアニリン、N−メチルモルホリン等の
第三級アミン類、ジメチルスルホキシド、スルホラン等
の硫黄化合物、蟻酸、酢酸、プロピオン酸等の脂肪酸
類、メタノール、エタノール、イソプロパノール、エチ
レングリコール等のアルコール類、水等、あるいはそれ
らの混合物があげられる。反応終了後の反応液は、濾過
した後にそのまま濃縮するか、反応液を水に注加して生
じた結晶を濾取するか、反応液を水に注加した後に有機
溶媒抽出および濃縮する等の通常の後処理操作に付し、
化合物[C3−6]を得ることができる。尚、該化合物
はクロマトグラフィー、再結晶等の操作によって精製す
ることも可能である。 反応条件 化合物[C3−5]と水素とを、触媒の存在下に反応さ
せることにより製造する。該反応は、通常溶媒中でおこ
なわれ、反応温度の範囲は0〜150℃であり、好まし
くは0〜50℃である。反応時間の範囲は瞬時〜96時
間である。該反応は加圧条件下に行うこともでき、1〜
5気圧の条件下に反応を行うことが好ましい。該反応に
供される触媒の量は、化合物[C3−5]の0.001
〜100重量%の割合である。該反応に供される触媒と
しては、無水パラジウム/炭素、含水パラジウム/炭素
等があげられる。溶媒としてはヘキサン、ヘプタン、リ
グロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族炭
化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素類、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロメタ
ン、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ン等のハロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイ
ソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、エチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル
類、蟻酸エチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、炭酸ジエチ
ル等のエステル類、ホルムアミド、N,N−ジメチルホ
ルムアミド、アセトアミド等の酸アミド類、ピリジン、
トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、N,
N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、N
−メチルモルホリン等の第三級アミン類、蟻酸、酢酸、
プロピオン酸等の脂肪酸類、メタノール、エタノール、
イソプロパノール、エチレングリコール等のアルコール
類、水等、あるいはそれらの混合物があげられる。反応
終了後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮するか、
反応液を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反応液
を水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等の通
常の後処理操作に付し、化合物[C3−6]を得ること
ができる。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再結晶
等の操作によって精製することも可能である。
同じ意味を表し、R206及びR207は同一または相異な
り、水素原子、C1〜C5アルキル基または置換されて
いてもよいフェニル基(例えば、フェニル基、2−ニト
ロフェニル基等)を表す。但し、R206とR207は同時に
水素原子ではない。] 1)化合物[C3−1]から、化合物[C3−3]を製
造する工程 化合物[C3−3]は、化合物[C3−1]と化合物
[C3−2]とを、塩基の存在下に反応させることによ
り製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は通常0℃〜溶媒還流温度である。
反応時間の範囲は通常、瞬時〜24時間である。該反応
に供される化合物[C3−2]の量は、化合物[C3−
1]1モルに対して0.5モル〜過剰量の割合であり、
好ましくは0.8〜1.2モルの割合である。該反応に
供される塩基の量は、化合物[C3−1]に対して0.
5当量〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.
2当量の割合である。塩基としては、N,N−ジメチル
アニリン、ピリジン等があげられる。溶媒としては、テ
トラヒドロフラン等のエーテル類、N,N−ジメチルホ
ルムアミド等の酸アミド類、ベンゼン、トルエン等の芳
香族炭化水素類等があげられる。反応終了後の反応液
は、濾過した後にそのまま濃縮するか、反応液を水に注
加して生じた結晶を濾取するか、反応液を水に注加した
後に有機溶媒抽出および濃縮する等の通常の後処理操作
に付し、化合物[C3−3]を得ることができる。尚、
該化合物はクロマトグラフィー、再結晶等の操作によっ
て精製することも可能である。 2)化合物[C3−3]から、化合物[C3−4]を製造す
る工程 化合物[C3−4]は、化合物[C3−3]と化合物
[A1−1]を、塩基の存在下に反応させることにより
製造することができる。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は0℃〜溶媒還流温度である。反応
時間の範囲は通常、瞬時〜96時間である。該反応に供
される化合物[A1−1]の量は、化合物[C3−3]
1モルに対して0.5モル〜過剰量の割合であり、好ま
しくは0.8〜1.2モルの割合である。該反応に供さ
れる塩基の量は、化合物[C3−3]に対して0.5当
量〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8〜1.2当
量の割合である。塩基としては、水素化ナトリウム等の
無機塩基類、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラ
ート等の金属アルコラート類等があげられる。溶媒とし
ては、テトラヒドロフラン等のエーテル類、N,N−ジ
メチルホルムアミド等の酸アミド類、ベンゼン、トルエ
ン等の芳香族炭化水素類等があげられる。反応終了後の
反応液は、濾過した後にそのまま濃縮するか、反応液を
水に注加して生じた結晶を濾取するか、反応液を水に注
加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等の通常の後処
理操作に付し、化合物[C3−4]を得ることができ
る。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再結晶等の操
作によって精製することも可能である。 3)化合物[C3−4]から、化合物[C3−5]を製
造する工程 化合物[C3−5]は、化合物[C3−4]と化合物
[1−2]を、塩基の存在下に反応させることにより製
造することができる。該反応は、通常溶媒中で行われ、
反応温度の範囲は0℃〜溶媒還流温度である。反応時間
は通常、瞬時〜96時間である。該反応に供される化合
物[1−2]の量は、化合物[C3−4]1モルに対し
て0.5モル〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8
〜1.2モルの割合である。該反応に供される塩基の量
は、化合物[C3−4]に対して0.5当量〜過剰量の
割合であり、好ましくは0.8〜1.2当量の割合であ
る。塩基としては、水素化ナトリウム、水酸化カリウ
ム、水酸化ナトリウム等の無機塩基類、ナトリウムメチ
ラート、ナトリウムエチラート等の金属アルコラート類
等があげられる。溶媒としては、テトラヒドロフラン等
のエーテル類、N,N−ジメチルホルムアミド等の酸ア
ミド類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類等が
あげられる。反応終了後の反応液は、濾過した後にその
まま濃縮するか、反応液を水に注加して生じた結晶を濾
取するか、反応液を水に注加した後に有機溶媒抽出およ
び濃縮する等の通常の後処理操作に付し、化合物[C3
−5]を得ることができる。尚、該化合物はクロマトグ
ラフィー、再結晶等の操作によって精製することも可能
である。 4)化合物[C3−5]から、化合物[C3−6]を製
造する工程 化合物[C3−6]は、化合物[C3−5]を、還元条
件下に反応させることにより製造することができる。化
合物[C3−6]を製造する還元条件として例えば以下
の、等があげられる。 反応条件 化合物[C3−5]と鉄粉とを、酸の存在下に反応させ
ることにより製造する。該反応は、通常溶媒中で行わ
れ、反応温度の範囲は通常、室温〜溶媒還流温度であ
る。反応時間の範囲は通常、瞬時〜96時間である。該
反応に供される鉄粉の量は、化合物[C3−5]に対し
て0.5当量〜過剰量の割合であり、好ましくは0.8
〜1.2当量の割合である。該反応に供される酸の量
は、化合物[C3−5]に対して1当量〜過剰量の割合
であり、好ましくは1〜10当量の割合である。酸とし
ては、p−トルエンスルホン酸、酢酸,プロピオン酸等
の有機酸類、塩酸、硫酸等の無機酸類等があげられる。
溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、リグロイン、シク
ロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素類、ベン
ゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、クロ
ロホルム、四塩化炭素、ジクロロメタン、ジクロロエタ
ン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等のハロゲン化
炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ
ールジメチルエーテル等のエーテル類、蟻酸エチル、酢
酸エチル、酢酸ブチル、炭酸ジエチル等のエステル類、
ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニトロ化合物、アセ
トニトリル、イソブチロニトリル等のニトリル類、ホル
ムアミド、N,N−ジメチルホルムアミド、アセトアミ
ド等の酸アミド類、ピリジン、トリエチルアミン、ジイ
ソプロピルエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、
N,N−ジエチルアニリン、N−メチルモルホリン等の
第三級アミン類、ジメチルスルホキシド、スルホラン等
の硫黄化合物、蟻酸、酢酸、プロピオン酸等の脂肪酸
類、メタノール、エタノール、イソプロパノール、エチ
レングリコール等のアルコール類、水等、あるいはそれ
らの混合物があげられる。反応終了後の反応液は、濾過
した後にそのまま濃縮するか、反応液を水に注加して生
じた結晶を濾取するか、反応液を水に注加した後に有機
溶媒抽出および濃縮する等の通常の後処理操作に付し、
化合物[C3−6]を得ることができる。尚、該化合物
はクロマトグラフィー、再結晶等の操作によって精製す
ることも可能である。 反応条件 化合物[C3−5]と水素とを、触媒の存在下に反応さ
せることにより製造する。該反応は、通常溶媒中でおこ
なわれ、反応温度の範囲は0〜150℃であり、好まし
くは0〜50℃である。反応時間の範囲は瞬時〜96時
間である。該反応は加圧条件下に行うこともでき、1〜
5気圧の条件下に反応を行うことが好ましい。該反応に
供される触媒の量は、化合物[C3−5]の0.001
〜100重量%の割合である。該反応に供される触媒と
しては、無水パラジウム/炭素、含水パラジウム/炭素
等があげられる。溶媒としてはヘキサン、ヘプタン、リ
グロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族炭
化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素類、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロメタ
ン、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼ
ン等のハロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイ
ソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、エチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル
類、蟻酸エチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、炭酸ジエチ
ル等のエステル類、ホルムアミド、N,N−ジメチルホ
ルムアミド、アセトアミド等の酸アミド類、ピリジン、
トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、N,
N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、N
−メチルモルホリン等の第三級アミン類、蟻酸、酢酸、
プロピオン酸等の脂肪酸類、メタノール、エタノール、
イソプロパノール、エチレングリコール等のアルコール
類、水等、あるいはそれらの混合物があげられる。反応
終了後の反応液は、濾過した後にそのまま濃縮するか、
反応液を水に注加して生じた結晶を濾取するか、反応液
を水に注加した後に有機溶媒抽出および濃縮する等の通
常の後処理操作に付し、化合物[C3−6]を得ること
ができる。尚、該化合物はクロマトグラフィー、再結晶
等の操作によって精製することも可能である。
【0052】本発明化合物は、優れた除草効力を有し、
かつあるものは作物・雑草間に優れた選択性を示す。す
なわち本発明化合物は、畑地の茎葉処理及び土壌処理に
おいて、次にあげられる問題となる種々の雑草に対して
除草効力を有する。 タデ科雑草:ソバカズラ(Polygonum con
volvulus)、サナエタデ(Polygonum
lapathifolium)、アメリカサナエタデ
(Polygonum pensylvanicu
m)、ハルタデ(Polygonum persica
ria)、ナガバギシギシ(Rumex crispu
s)、エゾノギシギシ(Rumex obtusifo
lius)、イタドリ(Poligonum cusp
idatum) スベリヒユ科雑草:スベリヒユ(Portulaca
oleracea) ナデシコ科雑草:ハコベ(Stellaria med
ia) アカザ科雑草:シロザ(Chenopodium al
bum)、ホウキギ(Kochia scopari
a)、 ヒユ科雑草:アオゲイトウ(Amaranthus r
etroflexus)、ホナガアオゲイトウ(Ama
ranthus hybridus) アブラナ科雑草:ワイルドラディッシュ(Raphan
us raphanistrum)、ノハラガラシ(S
inapis arvensis)、ナズナ(Caps
ella bursa−pastoris) マメ科雑草:アメリカツノクサネム(Sesbania
exaltata)、エビスグサ(Cassia ob
tusifolia)、フロリダベガ−ウィ−ド(De
smodium tortuosum)、シロツメクサ
(Trifolium repens) アオイ科雑草:イチビ(Abutilon theop
hrasti)、アメリカキンゴジカ(Sida sp
inosa) スミレ科雑草:フィ−ルドパンジ−(Viola ar
vensis)、ワイルドパンジ−(Viola tr
icolor) アカネ科雑草:ヤエムグラ(Galium apari
ne) ヒルガオ科雑草:アメリカアサガオ(Ipomoea
hederacea)、マルバアサガオ(Ipomoe
a purpurea)、マルバアメリカアサガオ(I
pomoea hederacea var integ
riuscula)、マメアサガオ(Ipomoea
lacunosa)、セイヨウヒルガオ(Convol
vulus arvensis) シソ科雑草:ヒメオドリコソウ(Lamium pur
pureum)、ホトケノザ(Lamium ampl
exicaule) ナス科雑草:シロバナチョウセンアサガオ(Datur
a stramonium)、イヌホウズキ(Sola
num nigrum) ゴマノハグサ科雑草:オオイヌノフグリ(Veroni
ca persica)、フラサバソウ(Veroni
ca hederaefolia) キク科雑草:オナモミ(Xanthium pensy
lvanicum)、野生ヒマワリ(Helianth
us annuus)、イヌカミツレ(Matrica
ria perforata or inodora)、
コ−ンマリ−ゴ−ルド(Chrysanthemum
segetum)、オロシャギク(Matricari
a matricarioides)、ブタクサ(Am
brosia artemisiifolia)、オオ
ブタクサ(Ambrosia trifida)、ヒメ
ムカシヨモギ(Erigeron canadensi
s)、ヨモギ(Artemisia princep
s)、セイタカアワダチソウ(Solidago al
tissima) ムラサキ科雑草:ワスレナグサ(Myosotis a
rvensis) ガガイモ科雑草:オオトウワタ(Asclepias
syriaca) トウダイグサ科雑草:トウダイグサ(Euphorbi
a helioscopia)、オオニシキソウ(Eu
phorbia maculata) イネ科雑草:イヌビエ(Echinochloa cr
us−galli)、エノコログサ(Setaria
viridis)、アキノエノコログサ(Setari
a faberi)、メヒシバ(Digitaria s
anguinalis)、オヒシバ(Eleusine
indica)、スズメノカタビラ(Poa annu
a)、ブラックグラス(Alopecurus myo
suroides)、カラスムギ(Avena fat
ua)、セイバンモロコシ(Sorghum hale
pense)、シバムギ(Agropyron rep
ens)、ウマノチャヒキ(Bromus tecto
rum)、ギョウギシバ(Cynodone dact
ylon)、オオクサキビ(Panicum dich
otomiflorum)、テキサスパニカム(Pan
icum texanum)、シャタ−ケ−ン(Sor
ghum vulgare) ツユクサ科雑草:ツユクサ(Commelina co
mmunis) トクサ科雑草:スギナ(Equisetum arve
nse) カヤツリグサ科雑草:コゴメガヤツリ(Cyperus
iria)、ハマスゲ(Cyperus rotund
us)、キハマスゲ(Cyperus esculen
tus)
かつあるものは作物・雑草間に優れた選択性を示す。す
なわち本発明化合物は、畑地の茎葉処理及び土壌処理に
おいて、次にあげられる問題となる種々の雑草に対して
除草効力を有する。 タデ科雑草:ソバカズラ(Polygonum con
volvulus)、サナエタデ(Polygonum
lapathifolium)、アメリカサナエタデ
(Polygonum pensylvanicu
m)、ハルタデ(Polygonum persica
ria)、ナガバギシギシ(Rumex crispu
s)、エゾノギシギシ(Rumex obtusifo
lius)、イタドリ(Poligonum cusp
idatum) スベリヒユ科雑草:スベリヒユ(Portulaca
oleracea) ナデシコ科雑草:ハコベ(Stellaria med
ia) アカザ科雑草:シロザ(Chenopodium al
bum)、ホウキギ(Kochia scopari
a)、 ヒユ科雑草:アオゲイトウ(Amaranthus r
etroflexus)、ホナガアオゲイトウ(Ama
ranthus hybridus) アブラナ科雑草:ワイルドラディッシュ(Raphan
us raphanistrum)、ノハラガラシ(S
inapis arvensis)、ナズナ(Caps
ella bursa−pastoris) マメ科雑草:アメリカツノクサネム(Sesbania
exaltata)、エビスグサ(Cassia ob
tusifolia)、フロリダベガ−ウィ−ド(De
smodium tortuosum)、シロツメクサ
(Trifolium repens) アオイ科雑草:イチビ(Abutilon theop
hrasti)、アメリカキンゴジカ(Sida sp
inosa) スミレ科雑草:フィ−ルドパンジ−(Viola ar
vensis)、ワイルドパンジ−(Viola tr
icolor) アカネ科雑草:ヤエムグラ(Galium apari
ne) ヒルガオ科雑草:アメリカアサガオ(Ipomoea
hederacea)、マルバアサガオ(Ipomoe
a purpurea)、マルバアメリカアサガオ(I
pomoea hederacea var integ
riuscula)、マメアサガオ(Ipomoea
lacunosa)、セイヨウヒルガオ(Convol
vulus arvensis) シソ科雑草:ヒメオドリコソウ(Lamium pur
pureum)、ホトケノザ(Lamium ampl
exicaule) ナス科雑草:シロバナチョウセンアサガオ(Datur
a stramonium)、イヌホウズキ(Sola
num nigrum) ゴマノハグサ科雑草:オオイヌノフグリ(Veroni
ca persica)、フラサバソウ(Veroni
ca hederaefolia) キク科雑草:オナモミ(Xanthium pensy
lvanicum)、野生ヒマワリ(Helianth
us annuus)、イヌカミツレ(Matrica
ria perforata or inodora)、
コ−ンマリ−ゴ−ルド(Chrysanthemum
segetum)、オロシャギク(Matricari
a matricarioides)、ブタクサ(Am
brosia artemisiifolia)、オオ
ブタクサ(Ambrosia trifida)、ヒメ
ムカシヨモギ(Erigeron canadensi
s)、ヨモギ(Artemisia princep
s)、セイタカアワダチソウ(Solidago al
tissima) ムラサキ科雑草:ワスレナグサ(Myosotis a
rvensis) ガガイモ科雑草:オオトウワタ(Asclepias
syriaca) トウダイグサ科雑草:トウダイグサ(Euphorbi
a helioscopia)、オオニシキソウ(Eu
phorbia maculata) イネ科雑草:イヌビエ(Echinochloa cr
us−galli)、エノコログサ(Setaria
viridis)、アキノエノコログサ(Setari
a faberi)、メヒシバ(Digitaria s
anguinalis)、オヒシバ(Eleusine
indica)、スズメノカタビラ(Poa annu
a)、ブラックグラス(Alopecurus myo
suroides)、カラスムギ(Avena fat
ua)、セイバンモロコシ(Sorghum hale
pense)、シバムギ(Agropyron rep
ens)、ウマノチャヒキ(Bromus tecto
rum)、ギョウギシバ(Cynodone dact
ylon)、オオクサキビ(Panicum dich
otomiflorum)、テキサスパニカム(Pan
icum texanum)、シャタ−ケ−ン(Sor
ghum vulgare) ツユクサ科雑草:ツユクサ(Commelina co
mmunis) トクサ科雑草:スギナ(Equisetum arve
nse) カヤツリグサ科雑草:コゴメガヤツリ(Cyperus
iria)、ハマスゲ(Cyperus rotund
us)、キハマスゲ(Cyperus esculen
tus)
【0053】しかも、本発明化合物のあるものは、トウ
モロコシ(Zea mays)、コムギ(Tritic
um aestivum)、オオムギ(Hordeum
vulgare)、イネ(Orysa sativ
a)、ソルガム(Sorghum bicolor)、
ダイズ(Glycine max)、ワタ(Gossy
pium spp.)、テンサイ(Beta vulga
ris)、ピ−ナッツ(Arachis hypoga
ea)、ヒマワリ(Helianthus annuu
s)、ナタネ(Brassica napus)等の主
要作物、花卉、蔬菜等の園芸作物に対して問題となるよ
うな薬害を示さない。また、本発明化合物は、ダイズ、
トウモロコシ、コムギ等の不耕起栽培において、問題と
なる種々の雑草を効果的に除草することができる。しか
も、本発明化合物のあるものは、作物に対しては問題と
なるような薬害を示さない。
モロコシ(Zea mays)、コムギ(Tritic
um aestivum)、オオムギ(Hordeum
vulgare)、イネ(Orysa sativ
a)、ソルガム(Sorghum bicolor)、
ダイズ(Glycine max)、ワタ(Gossy
pium spp.)、テンサイ(Beta vulga
ris)、ピ−ナッツ(Arachis hypoga
ea)、ヒマワリ(Helianthus annuu
s)、ナタネ(Brassica napus)等の主
要作物、花卉、蔬菜等の園芸作物に対して問題となるよ
うな薬害を示さない。また、本発明化合物は、ダイズ、
トウモロコシ、コムギ等の不耕起栽培において、問題と
なる種々の雑草を効果的に除草することができる。しか
も、本発明化合物のあるものは、作物に対しては問題と
なるような薬害を示さない。
【0054】また本発明化合物は、水田の湛水処理にお
いて、次にあげられる問題となる種々の雑草に対して除
草効力を有する。 イネ科雑草:タイヌビエ(Echinochloa o
ryzicola) ゴマノハグサ科雑草:アゼナ(Lindernia p
rocumbens) ミソハギ科雑草:キカシグサ(Rotala indi
ca)、ヒメミソハギ(Ammannia multi
flora) ミゾハコベ科雑草:ミゾハコベ(Elatine tr
iandra) カヤツリグサ科雑草:タマガヤツリ(Cyperus
difformis)、ホタルイ(Scirpus j
uncoides)、マツバイ(Eleocharis
acicularis)、ミズガヤツリ(Cyper
us serotinus)、クログワイ(Eleoc
haris kuroguwai) ミズアオイ科雑草:コナギ(Monochoria v
aginalis) オモダカ科雑草:ウリカワ(Sagittaria p
ygmaea)、オモダカ(Sagittaria t
rifolia)、ヘラオモダカ(Alismacan
aliculatum) ヒルムシロ科雑草:ヒルムシロ(Potamogeto
n distinctus) セリ科雑草:セリ(Oenanthe javanic
a) しかも本発明化合物中のあるものは、移植水稲に対して
問題となるような薬害を示さない。
いて、次にあげられる問題となる種々の雑草に対して除
草効力を有する。 イネ科雑草:タイヌビエ(Echinochloa o
ryzicola) ゴマノハグサ科雑草:アゼナ(Lindernia p
rocumbens) ミソハギ科雑草:キカシグサ(Rotala indi
ca)、ヒメミソハギ(Ammannia multi
flora) ミゾハコベ科雑草:ミゾハコベ(Elatine tr
iandra) カヤツリグサ科雑草:タマガヤツリ(Cyperus
difformis)、ホタルイ(Scirpus j
uncoides)、マツバイ(Eleocharis
acicularis)、ミズガヤツリ(Cyper
us serotinus)、クログワイ(Eleoc
haris kuroguwai) ミズアオイ科雑草:コナギ(Monochoria v
aginalis) オモダカ科雑草:ウリカワ(Sagittaria p
ygmaea)、オモダカ(Sagittaria t
rifolia)、ヘラオモダカ(Alismacan
aliculatum) ヒルムシロ科雑草:ヒルムシロ(Potamogeto
n distinctus) セリ科雑草:セリ(Oenanthe javanic
a) しかも本発明化合物中のあるものは、移植水稲に対して
問題となるような薬害を示さない。
【0055】さらに、本発明化合物は、樹園地、牧草
地、芝生地、林業地または水路、運河あるいはその他の非
農耕地発生する広範囲の雑草を除草できる。また本発明
化合物は、水路、運河等に発生する、ホテイアオイ(E
ichhornia crassipes)等の水生雑
草に除草効力を有する。
地、芝生地、林業地または水路、運河あるいはその他の非
農耕地発生する広範囲の雑草を除草できる。また本発明
化合物は、水路、運河等に発生する、ホテイアオイ(E
ichhornia crassipes)等の水生雑
草に除草効力を有する。
【0056】本発明化合物は、国際特許出願公開明細書
WO95/34659号明細書に記載される除草性化合
物と同様な特性を有し、該明細書記載される除草剤耐性
遺伝子等が導入されることにより耐性の付与された作物
を栽培する場面においては、耐性の付与されていない通
常の作物の栽培時に使用されるより多くの薬量の本発明
化合物の使用が可能となり、好ましくない他の植物をよ
り効果的に除草することができる。
WO95/34659号明細書に記載される除草性化合
物と同様な特性を有し、該明細書記載される除草剤耐性
遺伝子等が導入されることにより耐性の付与された作物
を栽培する場面においては、耐性の付与されていない通
常の作物の栽培時に使用されるより多くの薬量の本発明
化合物の使用が可能となり、好ましくない他の植物をよ
り効果的に除草することができる。
【0057】本発明化合物を除草剤の有効成分として用
いる場合には、通常固体担体、液体担体、界面活性剤、
その他の製剤用補助剤と混合して、乳剤、水和剤、懸濁
剤、粒剤、濃厚エマルジョン、顆粒水和剤等に製剤する。
これらの製剤には、有効成分として本発明化合物を重量
比で0.001〜80%、好ましくは、0.005〜7
0%含有する。固体担体としては、カオリンクレ−、ア
タパルジャイトクレ−、ベントナイト、酸性白土、パイ
ロフィライト、タルク、珪藻土、方解石等の鉱物質微粉
末、クルミ殻粉等の有機物微粉末、尿素等の水溶性有機
微粉末、硫酸アンモニウム等の無機塩微粉末及び合成含
水酸化珪素の微粉末があげられ、液体担体としては、メ
チルナフタレン、フェニルキシリルエタン、キシレン等
のアルキルベンゼン等の芳香族炭化水素類、イソプロパ
ノ−ル、エチレングリコ−ル、2−エトキシエタノ−ル
等のアルコ−ル類、フタル酸ジアルキルエステル等のエ
ステル類、アセトン、シクロヘキサノン、イソホロン等
のケトン類、マシン油等の鉱物油、大豆油、綿実油等の
植物油、ジメチルスルフォキシド、N,N−ジメチルホ
ルムアミド、アセトニトリル、N−メチルピロリドン、
水等があげられる。乳化、分散、湿展等のために用いら
れる界面活性剤としては、アルキル硫酸エステル塩、ア
ルキルスルホン酸塩、アルキルアリ−ルスルホン酸塩、
ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアル
キルアリ−ルエ−テルリン酸エステル塩等の陰イオン界
面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエ−テル、ポリ
オキシエチレンアルキルアリ−ルエ−テル、ポリオキシ
エチレンポリオキシプロピレンブロックコポリマ−、ソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤等があげられ
る。その他の製剤用補助剤としては、リグニンスルホン
酸塩、アルギン酸塩、ポリビニルアルコ−ル、アラビア
ガム、CMC(カルボキシメチルセルロ−ス)、PAP
(酸性リン酸イソプロピル)等があげられる。
いる場合には、通常固体担体、液体担体、界面活性剤、
その他の製剤用補助剤と混合して、乳剤、水和剤、懸濁
剤、粒剤、濃厚エマルジョン、顆粒水和剤等に製剤する。
これらの製剤には、有効成分として本発明化合物を重量
比で0.001〜80%、好ましくは、0.005〜7
0%含有する。固体担体としては、カオリンクレ−、ア
タパルジャイトクレ−、ベントナイト、酸性白土、パイ
ロフィライト、タルク、珪藻土、方解石等の鉱物質微粉
末、クルミ殻粉等の有機物微粉末、尿素等の水溶性有機
微粉末、硫酸アンモニウム等の無機塩微粉末及び合成含
水酸化珪素の微粉末があげられ、液体担体としては、メ
チルナフタレン、フェニルキシリルエタン、キシレン等
のアルキルベンゼン等の芳香族炭化水素類、イソプロパ
ノ−ル、エチレングリコ−ル、2−エトキシエタノ−ル
等のアルコ−ル類、フタル酸ジアルキルエステル等のエ
ステル類、アセトン、シクロヘキサノン、イソホロン等
のケトン類、マシン油等の鉱物油、大豆油、綿実油等の
植物油、ジメチルスルフォキシド、N,N−ジメチルホ
ルムアミド、アセトニトリル、N−メチルピロリドン、
水等があげられる。乳化、分散、湿展等のために用いら
れる界面活性剤としては、アルキル硫酸エステル塩、ア
ルキルスルホン酸塩、アルキルアリ−ルスルホン酸塩、
ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアル
キルアリ−ルエ−テルリン酸エステル塩等の陰イオン界
面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエ−テル、ポリ
オキシエチレンアルキルアリ−ルエ−テル、ポリオキシ
エチレンポリオキシプロピレンブロックコポリマ−、ソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤等があげられ
る。その他の製剤用補助剤としては、リグニンスルホン
酸塩、アルギン酸塩、ポリビニルアルコ−ル、アラビア
ガム、CMC(カルボキシメチルセルロ−ス)、PAP
(酸性リン酸イソプロピル)等があげられる。
【0058】本発明化合物は、通常製剤化して雑草の出
芽前または出芽後に土壌処理、茎葉処理または湛水処理
する。土壌処理には、土壌表面処理、土壌混和処理等が
あり、茎葉処理には、植物体の上方からの処理のほか、
作物に付着しないように雑草に限って処理する局部処理
等がある。
芽前または出芽後に土壌処理、茎葉処理または湛水処理
する。土壌処理には、土壌表面処理、土壌混和処理等が
あり、茎葉処理には、植物体の上方からの処理のほか、
作物に付着しないように雑草に限って処理する局部処理
等がある。
【0059】本発明化合物は他の除草剤と混合して用い
ることにより、除草効力の増強が認められる場合があ
る。さらに、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、植
物生長調節剤、肥料、土壌改良剤等と混合して用いるこ
ともできる。本発明化合物と混合して使用することがで
きる除草剤の例を以下に示す。アトラジン(atraz
ine)、シアナジン(cyanazine)、ジメタ
メトリン(dimethametryn)、メトリブジ
ン(metribuzin)、プロメトリン(prom
etryn)、シマジン(simazine)、シメト
リン(simetryn)、クロルトルロン(chlo
rotoluron)、ジウロン(diuron)、ダ
イムロン(daimuron)、フルオメツロン(fl
uometuron)、イソプロチュロン(isopr
oturon)、リニュロン(linuron)、メタ
ベンズチアズロン(methabenzthiazur
on)、ブロモキシニル(bromoxynil)、ア
イオキシニル(ioxynil)、エタルフルラリン
(ethalfluralin)、ペンディメサリン
(pendimethalin)、トリフルラリン(t
rifluralin)、アシフルオルフェン(aci
fluorfen)、アシフルオルフェンNa塩(ac
ifluorfen−sodium)、ビフェノックス
(bifenox)、クロメトキシニル(chlome
thoxynil)、フォメサフェン(fomesaf
en)、ラクトフェン(lactofen)、オキサジ
アゾン(oxadiazon)、オキサジアルギル(o
xadiargyl)、オキシフルオルフェン(oxy
fluorfen)、カルフェントラゾンエチル(ca
rfentrazone−ethyl)、フルミクロラ
ックペンチル(flumiclorac−penty
l)、フルミオキサジン(flumioxazin
e)、フルチアセットメチル(fluthiacet−
methyl)、サルフェントラゾン(sulfent
razone)、チジアジミン(thidiazimi
n)、アザフェニジン(azafenidin)、ピラ
フルフェンエチル(pyraflufen−ethy
l)、シニドンエチル(cinidon−ethy
l)、フルアゾレート(fluazolate)、ジフ
ェンゾコ−ト(difenzoquat)、ジクワット
(diquat)、パラコ−ト(paraquat)、
2,4−D、2,4−DB、DCPA、MCPA、MC
PB、クロメプロップ(clomeprop)、クロピ
ラリド(clopyralid)、ジカンバ(dica
mba)、ジチオピル(dithiopyr)、フルロ
キシピル(fluroxypyr)、メコプロップ(m
ecoprop)、ナプロアニリド(naploani
lide)、フェノチオ−ル(phenothio
l)、キンクロラック(quinclorac)、トリ
クロピル(triclopyr)、チアゾピル(thi
azopyr)、アセトクロ−ル(acetochlo
r)、アラクロ−ル(alachlor)、ブタクロ−
ル(butachlor)、ジエタチルエチル(die
thatyl−ethyl)、メトラクロ−ル(met
olachlor)、プレチラクロ−ル(pretil
achlor)、プロパクロ−ル(propachlo
r)、ベンスルフロンメチル(bensulfuron
−methyl)、クロルスルフロン(chlorsu
lfuron)、クロリムロンエチル(chlorim
uron−ethyl)、ハロスルフロンメチル(ha
losulfuron−methyl)、メツルフロン
メチル(metsulfuron−methyl)、ニ
コスルフロン(nicosulfuron)、プリミス
ルフロンメチル(primisulfuron−met
hyl)、ピラゾスルフロンエチル(pyrazosu
lfuron−ethyl)、サルフォメツロンエチル
(sulfometuron−ethyl)、チフェン
スルフロンメチル(thifensulfuron−m
ethyl)、トリアスルフロン(triasulfu
ron)、トリベニュロンメチル(tribenuro
n−methyl)、オキサスルフロン(oxasul
furon)、アジムスルフロン(azimsulfu
ron)、クロランスラムメチル(cloransul
am−methyl)、シクロスルファムロン(cyc
losulfamuron)、フルメツラム(flum
etsulam)、フルピリスルフロン(flupyr
sulfuron)、フラザスルフロン(flazas
ulfuron)、イマゾスルフロン(imazosu
lfuron)、メトスラム(metosulam)、
ジクロスラム(diclosulam)、プロスルフロ
ン(prosulfuron)、リムスルフロン(ri
msulfuron)、トリフルスルフロンメチル(t
riflusulfuron−methyl)、エトキ
シスルフロン(ethoxysulfuron)、スル
フォスルフロン(sulfosulfuron)、フル
カルバゾン(flucarbazone)、インドスル
フロン(indosulfuron)、イマザメタベン
ズメチル(imazamethabenz−methy
l)、イマザピル(imazapyr)、イマザキン
(imazaquin)、イマゼタピル(imazet
hapyr)、イマザメス(imazameth)、イ
マザモックス(imazamox)、イマザピック(i
mazapic)、ビスピリバックNa塩(bispy
ribac−sodium)、ピリミノバックメチル
(pyriminobac−methyl)、ピリチオ
バックNa塩(pyrithiobac−sodiu
m)、アロキシジムNa塩(alloxydim−so
dium)、クレソジム(clethodim)、セト
キシジム(sethoxydim)、トラルコキシジム
(tralkoxydim)、テプラロキシジム(te
praloxydim)、ジクロホップメチル(dic
hlofop−methyl)、フェノキサプロップ−
エチル(fenoxaprop−ethyl)、フェノ
キサプロップ−p−エチル(fenoxaprop−p
−ethyl)、フルアジホップブチル(fluazi
fop−buthyl)、フルアジホップ−p−ブチル
(fluazifop−p−butyl)、ハロキシホ
ップメチル(haloxyfop−methyl)、キ
ザロホップ−p−エチル(quizalofop−p−
ethyl)、シハロホップブチル(cyhalofo
p−butyl)、クロディナホッププロパルギル(c
lodinafop−propargyl)、ベンゾフ
ェナップ(benzofenap)、クロマゾン(cl
omazone)、ジフルフェニカン(diflufe
nican)、ノルフルラゾン(norflurazo
ne)、ピラゾレ−ト(pyrazolate)、ピラ
ゾキシフェン(pyrazoxyfen)、フルルタモ
ン(flurtamone)、イソキサフルト−ル(i
soxaflutole)、イソキサクロルトール(i
soxachlortole)、サルコトリオン(su
lcotrione)、メソトリオン(mesotri
one)、グルフォシネ−トアンモニウム塩(gluf
osinate−ammonium)、グリフォセ−ト
(glyphosate)、ベンタゾン(bentaz
one)、ベンチオカ−ブ(benthiocar
b)、ブロモブチド(bromobutide)、ブタ
ミフォス(butamifos)、ブチレ−ト(but
ylate)、ジメピペレ−ト(dimepipera
te)、ジメテンアミド(dimethenami
d)、DSMA、EPTC、エスプロカルブ(espr
ocarb)、イソキサベン(isoxaben)、メ
フェナセット(mefenacet)、モリネ−ト(m
olinate)、MSMA、ピペロフォス(pipe
rophos)、ピリブチカルブ(pyributic
arb)、プロパニル(propanil)、ピリデ−
ト(pyridate)、トリアレ−ト(triall
ate)、カフェンストロ−ル(cafenstro
l)、フルポキサム(flupoxam)、フルチアミ
ド(fluthiamide)、ジフルフェンゾピル
(diflufenzopyr)、トリアジフラム(t
riaziflam)、ペントキサゾン(pentox
azone)、エポプロダン(epoprodan)、
メトベンズロン(metobenzuron)、オキサ
ジクロメフォン(oxaziclomefone)、ピ
リベンゾキシム(pyribenzoxim)。上記化
合物はファ−ムケミカルズハンドブック(マイスタ−パ
ブリッシングカンパニ−)〔Farm Chemica
l Handbook(Meister Publish
ing Company)〕1995年度版のカタロ
グ、アグケムニュ−コンパウンドレビュ−1995版
(アグケムインフォメ−ションサ−ビス)〔AG CH
EM NEW COMPOUND REVIEW, VO
L.13,1995 (AG CHEM INFORMA
TION SERVICE)〕、アグケムニュ−コンパ
ウンドレビュ−1997版(アグケムインフォメ−ショ
ンサ−ビス)〔AG CHEM NEW COMPOUN
D REVIEW, VOL.15,1997(AG CH
EM INFORMATION SERVICE)〕、ア
グロウ 第297号 1998年発行(ピージェイビー
パブリケーションズ)〔AGROW,No.297,1
998(PJB Publications Lt
d)〕、アグロウ 第296号 1998年発行(ピージ
ェイビー パブリケーションズ)〔AGROW,No.
296,1998(PJB Publications
Ltd)〕、アグロウ 第287号 1998年発行(ピ
ージェイビー パブリケーションズ)〔AGROW,N
o.287,1998(PJB Publicatio
ns Ltd)〕または、「除草剤研究総覧(博友
社)」に記載されている。
ることにより、除草効力の増強が認められる場合があ
る。さらに、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、植
物生長調節剤、肥料、土壌改良剤等と混合して用いるこ
ともできる。本発明化合物と混合して使用することがで
きる除草剤の例を以下に示す。アトラジン(atraz
ine)、シアナジン(cyanazine)、ジメタ
メトリン(dimethametryn)、メトリブジ
ン(metribuzin)、プロメトリン(prom
etryn)、シマジン(simazine)、シメト
リン(simetryn)、クロルトルロン(chlo
rotoluron)、ジウロン(diuron)、ダ
イムロン(daimuron)、フルオメツロン(fl
uometuron)、イソプロチュロン(isopr
oturon)、リニュロン(linuron)、メタ
ベンズチアズロン(methabenzthiazur
on)、ブロモキシニル(bromoxynil)、ア
イオキシニル(ioxynil)、エタルフルラリン
(ethalfluralin)、ペンディメサリン
(pendimethalin)、トリフルラリン(t
rifluralin)、アシフルオルフェン(aci
fluorfen)、アシフルオルフェンNa塩(ac
ifluorfen−sodium)、ビフェノックス
(bifenox)、クロメトキシニル(chlome
thoxynil)、フォメサフェン(fomesaf
en)、ラクトフェン(lactofen)、オキサジ
アゾン(oxadiazon)、オキサジアルギル(o
xadiargyl)、オキシフルオルフェン(oxy
fluorfen)、カルフェントラゾンエチル(ca
rfentrazone−ethyl)、フルミクロラ
ックペンチル(flumiclorac−penty
l)、フルミオキサジン(flumioxazin
e)、フルチアセットメチル(fluthiacet−
methyl)、サルフェントラゾン(sulfent
razone)、チジアジミン(thidiazimi
n)、アザフェニジン(azafenidin)、ピラ
フルフェンエチル(pyraflufen−ethy
l)、シニドンエチル(cinidon−ethy
l)、フルアゾレート(fluazolate)、ジフ
ェンゾコ−ト(difenzoquat)、ジクワット
(diquat)、パラコ−ト(paraquat)、
2,4−D、2,4−DB、DCPA、MCPA、MC
PB、クロメプロップ(clomeprop)、クロピ
ラリド(clopyralid)、ジカンバ(dica
mba)、ジチオピル(dithiopyr)、フルロ
キシピル(fluroxypyr)、メコプロップ(m
ecoprop)、ナプロアニリド(naploani
lide)、フェノチオ−ル(phenothio
l)、キンクロラック(quinclorac)、トリ
クロピル(triclopyr)、チアゾピル(thi
azopyr)、アセトクロ−ル(acetochlo
r)、アラクロ−ル(alachlor)、ブタクロ−
ル(butachlor)、ジエタチルエチル(die
thatyl−ethyl)、メトラクロ−ル(met
olachlor)、プレチラクロ−ル(pretil
achlor)、プロパクロ−ル(propachlo
r)、ベンスルフロンメチル(bensulfuron
−methyl)、クロルスルフロン(chlorsu
lfuron)、クロリムロンエチル(chlorim
uron−ethyl)、ハロスルフロンメチル(ha
losulfuron−methyl)、メツルフロン
メチル(metsulfuron−methyl)、ニ
コスルフロン(nicosulfuron)、プリミス
ルフロンメチル(primisulfuron−met
hyl)、ピラゾスルフロンエチル(pyrazosu
lfuron−ethyl)、サルフォメツロンエチル
(sulfometuron−ethyl)、チフェン
スルフロンメチル(thifensulfuron−m
ethyl)、トリアスルフロン(triasulfu
ron)、トリベニュロンメチル(tribenuro
n−methyl)、オキサスルフロン(oxasul
furon)、アジムスルフロン(azimsulfu
ron)、クロランスラムメチル(cloransul
am−methyl)、シクロスルファムロン(cyc
losulfamuron)、フルメツラム(flum
etsulam)、フルピリスルフロン(flupyr
sulfuron)、フラザスルフロン(flazas
ulfuron)、イマゾスルフロン(imazosu
lfuron)、メトスラム(metosulam)、
ジクロスラム(diclosulam)、プロスルフロ
ン(prosulfuron)、リムスルフロン(ri
msulfuron)、トリフルスルフロンメチル(t
riflusulfuron−methyl)、エトキ
シスルフロン(ethoxysulfuron)、スル
フォスルフロン(sulfosulfuron)、フル
カルバゾン(flucarbazone)、インドスル
フロン(indosulfuron)、イマザメタベン
ズメチル(imazamethabenz−methy
l)、イマザピル(imazapyr)、イマザキン
(imazaquin)、イマゼタピル(imazet
hapyr)、イマザメス(imazameth)、イ
マザモックス(imazamox)、イマザピック(i
mazapic)、ビスピリバックNa塩(bispy
ribac−sodium)、ピリミノバックメチル
(pyriminobac−methyl)、ピリチオ
バックNa塩(pyrithiobac−sodiu
m)、アロキシジムNa塩(alloxydim−so
dium)、クレソジム(clethodim)、セト
キシジム(sethoxydim)、トラルコキシジム
(tralkoxydim)、テプラロキシジム(te
praloxydim)、ジクロホップメチル(dic
hlofop−methyl)、フェノキサプロップ−
エチル(fenoxaprop−ethyl)、フェノ
キサプロップ−p−エチル(fenoxaprop−p
−ethyl)、フルアジホップブチル(fluazi
fop−buthyl)、フルアジホップ−p−ブチル
(fluazifop−p−butyl)、ハロキシホ
ップメチル(haloxyfop−methyl)、キ
ザロホップ−p−エチル(quizalofop−p−
ethyl)、シハロホップブチル(cyhalofo
p−butyl)、クロディナホッププロパルギル(c
lodinafop−propargyl)、ベンゾフ
ェナップ(benzofenap)、クロマゾン(cl
omazone)、ジフルフェニカン(diflufe
nican)、ノルフルラゾン(norflurazo
ne)、ピラゾレ−ト(pyrazolate)、ピラ
ゾキシフェン(pyrazoxyfen)、フルルタモ
ン(flurtamone)、イソキサフルト−ル(i
soxaflutole)、イソキサクロルトール(i
soxachlortole)、サルコトリオン(su
lcotrione)、メソトリオン(mesotri
one)、グルフォシネ−トアンモニウム塩(gluf
osinate−ammonium)、グリフォセ−ト
(glyphosate)、ベンタゾン(bentaz
one)、ベンチオカ−ブ(benthiocar
b)、ブロモブチド(bromobutide)、ブタ
ミフォス(butamifos)、ブチレ−ト(but
ylate)、ジメピペレ−ト(dimepipera
te)、ジメテンアミド(dimethenami
d)、DSMA、EPTC、エスプロカルブ(espr
ocarb)、イソキサベン(isoxaben)、メ
フェナセット(mefenacet)、モリネ−ト(m
olinate)、MSMA、ピペロフォス(pipe
rophos)、ピリブチカルブ(pyributic
arb)、プロパニル(propanil)、ピリデ−
ト(pyridate)、トリアレ−ト(triall
ate)、カフェンストロ−ル(cafenstro
l)、フルポキサム(flupoxam)、フルチアミ
ド(fluthiamide)、ジフルフェンゾピル
(diflufenzopyr)、トリアジフラム(t
riaziflam)、ペントキサゾン(pentox
azone)、エポプロダン(epoprodan)、
メトベンズロン(metobenzuron)、オキサ
ジクロメフォン(oxaziclomefone)、ピ
リベンゾキシム(pyribenzoxim)。上記化
合物はファ−ムケミカルズハンドブック(マイスタ−パ
ブリッシングカンパニ−)〔Farm Chemica
l Handbook(Meister Publish
ing Company)〕1995年度版のカタロ
グ、アグケムニュ−コンパウンドレビュ−1995版
(アグケムインフォメ−ションサ−ビス)〔AG CH
EM NEW COMPOUND REVIEW, VO
L.13,1995 (AG CHEM INFORMA
TION SERVICE)〕、アグケムニュ−コンパ
ウンドレビュ−1997版(アグケムインフォメ−ショ
ンサ−ビス)〔AG CHEM NEW COMPOUN
D REVIEW, VOL.15,1997(AG CH
EM INFORMATION SERVICE)〕、ア
グロウ 第297号 1998年発行(ピージェイビー
パブリケーションズ)〔AGROW,No.297,1
998(PJB Publications Lt
d)〕、アグロウ 第296号 1998年発行(ピージ
ェイビー パブリケーションズ)〔AGROW,No.
296,1998(PJB Publications
Ltd)〕、アグロウ 第287号 1998年発行(ピ
ージェイビー パブリケーションズ)〔AGROW,N
o.287,1998(PJB Publicatio
ns Ltd)〕または、「除草剤研究総覧(博友
社)」に記載されている。
【0060】本発明化合物を除草剤の有効成分として用
いる場合、その処理量は、気象条件、製剤形態、処理時
期、処理方法、土壌条件、対象作物、対象雑草によって
も異なるが、1ヘクタ−ル当たり通常0.1g〜500
00g、好ましくは1g〜10000gであり、乳剤、
水和剤、懸濁剤、濃厚エマルジョン、顆粒水和剤等は、
通常その所定量を1ヘクタ−ル当たり10リットル〜1
000リットルの(必要ならば展着剤等の補助剤を添加
した)水で希釈して処理し、粒剤、ある種の懸濁剤は通
常なんら希釈することなくそのまま処理する。ここで必
要に応じて用いられる補助剤としては、前記の界面活性
剤の他、ポリオキシエチレン樹脂酸(エステル)、リグ
ニンスルホン酸塩、アビエチン酸塩、ジナフチルメタン
ジスルホン酸塩、クロップオイルコンセントレイト(c
rop oil concentrate)、大豆油、コ
−ン油、綿実油、ヒマワリ油等の植物油等があげられ
る。
いる場合、その処理量は、気象条件、製剤形態、処理時
期、処理方法、土壌条件、対象作物、対象雑草によって
も異なるが、1ヘクタ−ル当たり通常0.1g〜500
00g、好ましくは1g〜10000gであり、乳剤、
水和剤、懸濁剤、濃厚エマルジョン、顆粒水和剤等は、
通常その所定量を1ヘクタ−ル当たり10リットル〜1
000リットルの(必要ならば展着剤等の補助剤を添加
した)水で希釈して処理し、粒剤、ある種の懸濁剤は通
常なんら希釈することなくそのまま処理する。ここで必
要に応じて用いられる補助剤としては、前記の界面活性
剤の他、ポリオキシエチレン樹脂酸(エステル)、リグ
ニンスルホン酸塩、アビエチン酸塩、ジナフチルメタン
ジスルホン酸塩、クロップオイルコンセントレイト(c
rop oil concentrate)、大豆油、コ
−ン油、綿実油、ヒマワリ油等の植物油等があげられ
る。
【0061】また、本発明化合物は、ワタの落葉剤・乾
燥剤、ジャガイモ(Solanum tuberosu
m)の乾燥剤等の収穫補助剤の有効成分として用いるこ
とができる。その場合、本発明化合物を除草剤の有効成
分として用いる場合と同様に通常製剤化して、作物の収
穫前に単独または他の収穫補助剤と混合して茎葉処理す
る。
燥剤、ジャガイモ(Solanum tuberosu
m)の乾燥剤等の収穫補助剤の有効成分として用いるこ
とができる。その場合、本発明化合物を除草剤の有効成
分として用いる場合と同様に通常製剤化して、作物の収
穫前に単独または他の収穫補助剤と混合して茎葉処理す
る。
【0062】
【実施例】以下、本発明を製造例、製剤例及び試験例に
より、さらに詳しく説明するが、本発明はこれらの例に
限定されるものではない。
より、さらに詳しく説明するが、本発明はこれらの例に
限定されるものではない。
【0063】まず、本発明化合物の製造例を示す。尚、
本発明化合物は、一般式 化33または一般式 化34
に記載の構造式I〜構造式XVI及び表1〜表30に示
す枝番号、または、一般式 化35に記載の構造式XV
II及び表31〜表32に示す枝番号で特定される化合
物番号で示す。
本発明化合物は、一般式 化33または一般式 化34
に記載の構造式I〜構造式XVI及び表1〜表30に示
す枝番号、または、一般式 化35に記載の構造式XV
II及び表31〜表32に示す枝番号で特定される化合
物番号で示す。
【0064】製造例1 化合物[1−a]315mg、4−フルオロニトロベン
ゼン212mg、炭酸カリウム249mgおよびジメチ
ルスルホキシド6mlの混合物を、70℃で2時間攪拌
した。反応液を室温に冷却した後、水に注加し、これを
酢酸エチルで抽出した。該有機層を飽和食塩水で洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサ
ン:酢酸エチル=3:1)に付し、化合物[1−b]
(本発明化合物番号I−89)82mgを得た。1 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):3.60(q,3H,J=1.3Hz ),6.
40(s,1H),7.1−7.2(m,2H),8.
2−8.3(m,2H)
ゼン212mg、炭酸カリウム249mgおよびジメチ
ルスルホキシド6mlの混合物を、70℃で2時間攪拌
した。反応液を室温に冷却した後、水に注加し、これを
酢酸エチルで抽出した。該有機層を飽和食塩水で洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサ
ン:酢酸エチル=3:1)に付し、化合物[1−b]
(本発明化合物番号I−89)82mgを得た。1 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):3.60(q,3H,J=1.3Hz ),6.
40(s,1H),7.1−7.2(m,2H),8.
2−8.3(m,2H)
【0065】製造例2 化合物[1−a]50mg、3,4−ジフルオロニトロ
ベンゼン38mg、炭酸カリウム39mgおよびジメチ
ルスルホキシド1.5mlの混合物を、70℃で1時間
攪拌した。反応液を室温に冷却した後、水に注加し、こ
れを酢酸エチルで抽出した。該有機層を飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキ
サン:酢酸エチル=3:1)に付し、化合物[1−c]
(本発明化合物番号I−587)39mgを得た。1 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):3.60(q,3H,J=1.3Hz ),6.
38(s,1H),7.10(dd,1H,J=9.
1,7.9Hz ),8.0−8.1(m,1H),
8.10(dd,1H,J=9.1,2.6Hz )
ベンゼン38mg、炭酸カリウム39mgおよびジメチ
ルスルホキシド1.5mlの混合物を、70℃で1時間
攪拌した。反応液を室温に冷却した後、水に注加し、こ
れを酢酸エチルで抽出した。該有機層を飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキ
サン:酢酸エチル=3:1)に付し、化合物[1−c]
(本発明化合物番号I−587)39mgを得た。1 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):3.60(q,3H,J=1.3Hz ),6.
38(s,1H),7.10(dd,1H,J=9.
1,7.9Hz ),8.0−8.1(m,1H),
8.10(dd,1H,J=9.1,2.6Hz )
【0066】製造例3 化合物[1−a]53mg、5−クロロ−2−ニトロア
ニソール47mg、炭酸カリウム41mgおよびジメチ
ルスルホキシド2mlの混合物を、70℃で1時間攪拌
した。反応液を室温に冷却した後、水に注加し、これを
酢酸エチルで抽出した。該有機層を飽和食塩水で洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサ
ン:酢酸エチル=2:1)に付し、化合物[1−d]
(本発明化合物番号I−115)7mgを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):3.60(q,3H,J=1.1Hz ),3.
98(s,3H),6.38(s,1H),6.51
(dd,1H,J=9.3,2.8Hz),6.89
(d,1H,J=2.8Hz ),7.94(d,1
H,J=9.3Hz)
ニソール47mg、炭酸カリウム41mgおよびジメチ
ルスルホキシド2mlの混合物を、70℃で1時間攪拌
した。反応液を室温に冷却した後、水に注加し、これを
酢酸エチルで抽出した。該有機層を飽和食塩水で洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサ
ン:酢酸エチル=2:1)に付し、化合物[1−d]
(本発明化合物番号I−115)7mgを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):3.60(q,3H,J=1.1Hz ),3.
98(s,3H),6.38(s,1H),6.51
(dd,1H,J=9.3,2.8Hz),6.89
(d,1H,J=2.8Hz ),7.94(d,1
H,J=9.3Hz)
【0067】製造例1〜3に記載の製造法と同様の方法
にて製造された化合物の本発明化合物番号と物性値を以
下に示す。 本発明化合物番号I−91 融点:130.0℃ 本発明化合物番号I−106 融点:122.9℃ 本発明化合物番号I−108 融点:193.2℃ 本発明化合物番号I−109 融点:187.4℃ 本発明化合物番号I−116 融点:166.6℃ 本発明化合物番号I−118 融点:121.8℃ 本発明化合物番号I−123 融点:117.2℃ 本発明化合物番号I−126 融点:113.7℃ 本発明化合物番号I−127 融点:54.4℃ 本発明化合物番号I−134 融点:134.6℃
にて製造された化合物の本発明化合物番号と物性値を以
下に示す。 本発明化合物番号I−91 融点:130.0℃ 本発明化合物番号I−106 融点:122.9℃ 本発明化合物番号I−108 融点:193.2℃ 本発明化合物番号I−109 融点:187.4℃ 本発明化合物番号I−116 融点:166.6℃ 本発明化合物番号I−118 融点:121.8℃ 本発明化合物番号I−123 融点:117.2℃ 本発明化合物番号I−126 融点:113.7℃ 本発明化合物番号I−127 融点:54.4℃ 本発明化合物番号I−134 融点:134.6℃
【0068】製造例4 化合物[4−a]2.59g、ジクロロメタン20m
l、テトラヒドロフラン7mlの混合物に、室温下、3
2%過酢酸1.23mlを滴下し、次いで酢酸銅(I
I)0.86g、化合物[1−a]1.0gを加え、終
夜攪拌した。さらに2時間加熱還流した後、室温まで冷
却し、飽和亜硫酸水素ナトリウム水溶液、1規定塩酸を
加え、セライト濾過した。濾液を酢酸エチルで抽出し、
有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)に
付し、化合物[1−e](本発明化合物番号I−3)1
90mgを得た。 融点:128.6℃
l、テトラヒドロフラン7mlの混合物に、室温下、3
2%過酢酸1.23mlを滴下し、次いで酢酸銅(I
I)0.86g、化合物[1−a]1.0gを加え、終
夜攪拌した。さらに2時間加熱還流した後、室温まで冷
却し、飽和亜硫酸水素ナトリウム水溶液、1規定塩酸を
加え、セライト濾過した。濾液を酢酸エチルで抽出し、
有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)に
付し、化合物[1−e](本発明化合物番号I−3)1
90mgを得た。 融点:128.6℃
【0069】製造例4に記載の製造法と同様の方法にて
製造された化合物の本発明化合物番号と物性値を以下に
示す。 本発明化合物番号I−4 融点:154.2℃ 本発明化合物番号I−5 融点:105.4℃ 本発明化合物番号I−7 融点:106.3℃ 本発明化合物番号I−8 融点:154.0℃ 本発明化合物番号I−85 融点:94.7℃ 本発明化合物番号I−87 融点:141.2℃ 本発明化合物番号I−88 融点:170.9℃ 本発明化合物番号I−351 融点:127.2℃ 本発明化合物番号I−585 融点:105.7℃ 本発明化合物番号I−694 融点:95.5℃
製造された化合物の本発明化合物番号と物性値を以下に
示す。 本発明化合物番号I−4 融点:154.2℃ 本発明化合物番号I−5 融点:105.4℃ 本発明化合物番号I−7 融点:106.3℃ 本発明化合物番号I−8 融点:154.0℃ 本発明化合物番号I−85 融点:94.7℃ 本発明化合物番号I−87 融点:141.2℃ 本発明化合物番号I−88 融点:170.9℃ 本発明化合物番号I−351 融点:127.2℃ 本発明化合物番号I−585 融点:105.7℃ 本発明化合物番号I−694 融点:95.5℃
【0070】製造例5 化合物[2−a]106mg、4−フルオロニトロベン
ゼン71mg、炭酸カリウム69mgおよびジメチルス
ルホキシド3mlの混合物を、60℃で1時間攪拌し
た。反応液を室温に冷却した後、水に注加し、これを酢
酸エチルで抽出した。該有機層を飽和食塩水で洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。残渣をイソプ
ロパノール、ヘキサンで順次洗浄し、化合物[2−b]
(本発明化合物番号II−89)29mgを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):4.67(bs,2H),6.31(s,1
H),7.1−7.2(m,2H),8.2−8.3
(m,2H)
ゼン71mg、炭酸カリウム69mgおよびジメチルス
ルホキシド3mlの混合物を、60℃で1時間攪拌し
た。反応液を室温に冷却した後、水に注加し、これを酢
酸エチルで抽出した。該有機層を飽和食塩水で洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。残渣をイソプ
ロパノール、ヘキサンで順次洗浄し、化合物[2−b]
(本発明化合物番号II−89)29mgを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):4.67(bs,2H),6.31(s,1
H),7.1−7.2(m,2H),8.2−8.3
(m,2H)
【0071】製造例6 化合物[3−a]1.0g、テトラブチルアンモニウム
クロリド0.2g、炭酸ナトリウム4.8g、クロロホ
ルム60mlおよび水120mlの混合物に、室温で2
−ニトロフェニルスルフェニルクロリド1.3gを加
え、室温で1時間攪拌した。反応液をクロロホルムで抽
出した。該有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮
し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
溶媒;ヘキサン:クロロホルム=1:1)に付し、化合
物[3−b](本発明化合物番号IX−79)50mg
を得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):3.60(q,3H,J=1.1Hz ),6.
41(s,1H),6.91(dd,1H,J=8.
2,1.0Hz),7.3−7.4(m,1H ),
7.5−7.7(m,1H),8.36(dd,1H,
J=8.4,1.3Hz)
クロリド0.2g、炭酸ナトリウム4.8g、クロロホ
ルム60mlおよび水120mlの混合物に、室温で2
−ニトロフェニルスルフェニルクロリド1.3gを加
え、室温で1時間攪拌した。反応液をクロロホルムで抽
出した。該有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮
し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
溶媒;ヘキサン:クロロホルム=1:1)に付し、化合
物[3−b](本発明化合物番号IX−79)50mg
を得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):3.60(q,3H,J=1.1Hz ),6.
41(s,1H),6.91(dd,1H,J=8.
2,1.0Hz),7.3−7.4(m,1H ),
7.5−7.7(m,1H),8.36(dd,1H,
J=8.4,1.3Hz)
【0072】製造例7 化合物[1−a]1.0g、3−クロロ−6−ニトロ安
息香酸メチル1.03g、炭酸カリウム0.72gおよ
びジメチルスルホキシド30mlの混合物を70℃で1
時間攪拌した。反応液を室温に冷却した後、水に注加
し、これを酢酸エチルで抽出した。有機層を水および飽
和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濃縮
した。得られた固体をヘキサンで洗浄することで、化合
物[1−f](本発明化合物I−301)0.89gを
得た。1 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):3.60(q,3H,J=1.2Hz),3.9
2(s,3H),6.38(s,1H),7.25−
7.30(m,2H),8.00−8.06(m,1
H)
息香酸メチル1.03g、炭酸カリウム0.72gおよ
びジメチルスルホキシド30mlの混合物を70℃で1
時間攪拌した。反応液を室温に冷却した後、水に注加
し、これを酢酸エチルで抽出した。有機層を水および飽
和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濃縮
した。得られた固体をヘキサンで洗浄することで、化合
物[1−f](本発明化合物I−301)0.89gを
得た。1 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):3.60(q,3H,J=1.2Hz),3.9
2(s,3H),6.38(s,1H),7.25−
7.30(m,2H),8.00−8.06(m,1
H)
【0073】製造例8 [第1工程]化合物[1−a]1.59g、2,4−ジフ
ルオロニトロベンゼン2.10g、炭酸リチウム0.4
1gおよびジメチルスルホキシド50mlの混合物を8
0℃で3時間攪拌した。反応液を室温に冷却した後、水
に注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を飽
和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮
した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展
開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)に付し、化合
物[1−g](本発明化合物番号I−105)1.82
gを得た。 融点:151.2℃ [第2工程]化合物[1−g]175mgに、N,N−ジ
メチルホルムアミド1mlとプロピルアミン60mgを
加え、室温で16時間攪拌した。反応液を水に注加し、
これを酢酸エチルで抽出した。該有機層をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エ
チル=1:1)に付し、化合物[1−h](本発明化合
物番号I−202)100mgを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):1.05(t,3H,J=7.3Hz),1.7
6(tq,2H,J=7.3,7.0Hz),3.23
(dt,2H,J=7.0,7.0Hz),3.59
(q,3H,J=1.0Hz),6.16(dd,1
H,J=9.5,2.6Hz),6.38(s,1
H),6.50(d,1H,J=2.6Hz),8.1
8(d,1H,J=9.5Hz ),8.1−8.3
(m,1H)
ルオロニトロベンゼン2.10g、炭酸リチウム0.4
1gおよびジメチルスルホキシド50mlの混合物を8
0℃で3時間攪拌した。反応液を室温に冷却した後、水
に注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を飽
和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮
した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展
開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)に付し、化合
物[1−g](本発明化合物番号I−105)1.82
gを得た。 融点:151.2℃ [第2工程]化合物[1−g]175mgに、N,N−ジ
メチルホルムアミド1mlとプロピルアミン60mgを
加え、室温で16時間攪拌した。反応液を水に注加し、
これを酢酸エチルで抽出した。該有機層をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エ
チル=1:1)に付し、化合物[1−h](本発明化合
物番号I−202)100mgを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):1.05(t,3H,J=7.3Hz),1.7
6(tq,2H,J=7.3,7.0Hz),3.23
(dt,2H,J=7.0,7.0Hz),3.59
(q,3H,J=1.0Hz),6.16(dd,1
H,J=9.5,2.6Hz),6.38(s,1
H),6.50(d,1H,J=2.6Hz),8.1
8(d,1H,J=9.5Hz ),8.1−8.3
(m,1H)
【0074】製造例8に記載の製造法と同様の方法にて
製造された化合物の本発明化合物番号と物性値を以下に
示す。 本発明化合物番号I−2011 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):1.37(t,3H,J=7.1Hz),3.2
−3.4(m,2H),3.59(q,3H,J=1.
1Hz),6.17(dd,1H,J=9.5,2.8
Hz),6.38(s,1H),6.50(d,1H,
J=2.8Hz),8.0−8.2(m,1H),8.
18(d,1H,J=9.5Hz ) 本発明化合物番号I−203 融点:113.0℃ 本発明化合物番号I−2041 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):0.6−0.7(m,2H),0.8−1.0
(m,2H),2.5−2.6(m,1H),3.60
(s,3H),6.22(dd,1H,J=9.5,
2.8Hz),6.39(s,1H),6.98(d,
1H,J=2.8Hz),8.17(d,1H,J=
9.5Hz ),8.1−8.3(m,1H) 本発明化合物番号I−2051 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):0.98(t,3H,J=7.3Hz),1.4
−1.6(m,2H),1.6−1.8(m,2H),
3.2−3.3(m,2H),3.60(q,3H,J
=1.3Hz),6.16(dd,1H,J=9.5,
2.7Hz),6.38(s,1H),6.51(d,
1H,J=2.7Hz),8.19(d,1H,J=
9.5Hz ),8.1−8.3(m,1H) 本発明化合物番号I−2061 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):1.49(s,9H),3.60(m,3H),
6.16(dd,1H,J=9.5,2.6Hz),
6.38(s,1H),6.75(d,1H,J=2.
6Hz),8.20(d,1H,J=9.5Hz ),
8.4−8.6(b,1H) 本発明化合物番号I−2081 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):1.3−1.5(m,6H),1.6−1.7
(m,1H),1.7−1.9(m,2H),2.0−
2.1(m,1H),3.3−3.5(m,1H),
3.60(q,3H,J=1.2Hz),6.10(d
d,1H,J=9.5,2.7Hz),6.38(s,
1H),6.55(d,1H,J=2.7Hz),8.
18(d,1H,J=9.5Hz ),8.24(d,
1H,J=7.6Hz ) 本発明化合物番号I−214 融点:165.8℃ 本発明化合物番号I−2201 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):3.60(q,3H,J=1.0Hz),3.8
3(s,1H),4.06(d,2H,J=5.1H
z),6.28(dd,1H,J=9.3,2.4H
z),6.36(d,1H,J=2.4Hz),6.3
8(s,1H),8.23(d,1H,J=9.3Hz
),8.5−8.6(m,1H) 本発明化合物番号I−2211 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):1.32(t,3H,J=7.2Hz),3.6
0(q,3H,J=1.0Hz),4.04(d,1
H,J=5.1Hz ),4.29(q,3H,J=
7.2Hz),6.28(dd,1H,J=9.5,
2.6Hz),6.37(d,1H,J=2.6H
z),6.37(s,1H),8.23(d,1H,J
=9.5Hz ),8.5−8.6(m,1H) 本発明化合物番号I−2461 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):2.69(t,2H,J=6.6Hz),3.5
−3.7(m,5H),3.71(s,3H),6.2
7(dd,1H,J=9.5,2.7Hz),6.38
(s,1H),6.56(d,1H,J=2.7H
z),8.21(d,1H,J=9.5Hz ),8.
3−8.4(m,1H) 本発明化合物番号I−2491 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):1.97(tt,2H,J=6.3,5.4H
z),3.37(s,3H),3.3−3.5(m,2
H),3.52(t,2H,J=5.4Hz),3.5
9(q,3H,J=1.0Hz),6.18(dd,1
H,J=9.3,2.8Hz),6.37(s,1
H),6.52(d,1H,J=2.8Hz),8.1
9(d,1H,J=9.3Hz ),8.4−8.5
(m,1H) 本発明化合物番号I−2511 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):1.9−2.1(m,2H),2.50(t,3
H,J=6.8Hz),3.36(dt,2H,J=
6.3,5.4Hz),3.58(q,3H,J=1.
0Hz),6.26(dd,1H,J=9.7,2.6
Hz),6.38(s,1H),6.54(d,1H,
J=2.6Hz),8.20(d,1H,J=9.7H
z ),8.28(d,1H,J=5.4Hz) 本発明化合物番号I−2531 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):1.27(t,3H,J=7.1Hz),1.9
7(tt,2H,J=6.7,6.1Hz ),2.4
2(t,3H,J=6.7Hz),3.2−3.4
(m,2H),3.59(q,3H,J=1.1H
z),4.11(q,2H,J=7.1Hz),6.2
9(dd,1H,J=9.5,2.7Hz),6.37
(s,1H),6.56(d,1H,J=2.7H
z),8.20(d,1H,J=9.5Hz ),8.
3−8.4(m,1H) 本発明化合物番号I−2581 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):1.05(d,3H,J=6.8Hz),1.1
0(d,3H,J=6.9Hz),2.2−2.3
(m,1H),3.60(q,3H,J=1.3H
z),3.73(s,3H),3.8−3.9(m,1
H),6.3−6.4(m,1H),6.38(d,1
H,J=2.6Hz),6.37(s,1H),8.2
−8.3(m,1H),8.5−8.6(m,1H) 本発明化合物番号I−2591 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):0.9−1.0(m,3H),1.0−1.1
(m,3H),1.7−1.9(m,3H),3.60
(q,3H,J=1.3Hz),3.72(s,3
H),4.0−4.2(m,1H),6.3−6.4
(m,2H),6.38(s,1H),8.23(d,
1H,J=9.3Hz ),8.33( d,1H,J=
6.9Hz ) 本発明化合物番号I−2621 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):1.20(t,3H,J=7.3Hz),3.1
−3.4(m,2H),3.59(q,3H,J=1.
2Hz),4.0−4.3(m,2H),4.3−4.
4(m,1H),6.2−6.4(m,2H),6.3
7(s,1H),7.2−7.4(m,5H),8.1
9(d,1H,J=9.4Hz ),8.49( d,1
H,J=6.8Hz ) 本発明化合物番号I−2631 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):3.55(q,3H,J=1.1Hz),6.3
1(s,1H),6.3−6.4(m,1H),6.7
−6.8(m,1H),7.2−7.3(m,3H),
7.4−7.5(m,2H),8.2−8.3(m,1
H),9.64( bs,1H) 本発明化合物番号I−267 融点:144.8℃ 本発明化合物番号I−268 融点:162.2℃ 本発明化合物番号I−269 融点:204.0℃ 本発明化合物番号I−271 融点:111.5℃ 本発明化合物番号I−2741 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):2.62(s,6H),3.60(q,3H,J
=1.2Hz),6.23(dd,1H,J=9.5,
2.9Hz),6.39(s,1H),7.25(d,
1H,J=2.9Hz),8.13(d,1H,J=
9.5Hz),8.45(bs,1H) 本発明化合物番号I−276 融点:172.7℃ 本発明化合物番号I−277 融点:163.1℃ 本発明化合物番号I−2781 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):2.56(s,3H),3.03(s,3H
),3.4−3.5(m,1H),3.59(m,3
H),6.33(dd,1H,J=8.9,2.6Hz
),6.37(s,1H),6.73(d,1H,J
=2.6Hz),7.49(d,1H,J=8.9H
z) 本発明化合物番号I−281 融点:138.9℃ 本発明化合物番号I−285融点:162.5℃ 本発明化合物番号I−2871 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):2.90(s,6H),3.59(q,3H,J
=1.3Hz),6.29(dd,1H,J=9.1,
2.6Hz ),6.38(s,1H),6.75
(d,1H,J=2.6Hz),7.83(d,1H,
J=9.1Hz ) 本発明化合物番号I−2891 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):0.92(t,3H,J=7.2Hz),1.2
−1.4(m,2H),1.6−1.7(m,2H),
2.82(s,3H),3.17(t,2H,J=7.
3Hz),3.59(q,3H,J=1.2Hz),
6.29(dd,1H,J=8.9,2.4Hz),
6.37(s,1H),6.77(d,1H,J=2.
4Hz),7.78(d,1H,J=8.9Hz), 本発明化合物番号I−2901 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):1.14(t,6H,J=7.1Hz),3.1
9(q,4H,J=7.1Hz),3.59(q,3
H,J=1.2Hz),6.36(dd,1H,J=
9.0,2.5Hz),6.37(s,1H),6.8
3(d,1H,J=2.5Hz),7.73(d,1
H,J=9.0Hz) 本発明化合物番号I−2911 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):0.88(t,3H,J=7.4Hz),1.1
3(t,3H,J=7.1Hz),1.5−1.7
(m,2H),3.0−3.2(m,2H),3.17
(q,4H,J=7.1Hz),3.59(q,3H,
J=1.2Hz),6.34(dd,1H,J=9.
2,2.8Hz),6.37(s,1H),6.83
(d,1H,J=2.8Hz),7.74(d,1H,
J=9.2Hz) 本発明化合物番号I−2921 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):0.8−1.0(m,6H),1.5−1.7
(m,4H),3.0−3.2(m,4H),3.59
(q,3H,J=1.3Hz),6.33(dd,1
H,J=9.2,2.8Hz),6.37(s,1
H),6.82(d,1H,J=2.8Hz),7.7
4(d,1H,J=9.2Hz) 本発明化合物番号I−5891 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):3.60(q,3H,J=1.2Hz),6.4
0(s,1H),6.85(d,1H,J=9.2H
z),7.78(d,1H,J=9.2Hz)
製造された化合物の本発明化合物番号と物性値を以下に
示す。 本発明化合物番号I−2011 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):1.37(t,3H,J=7.1Hz),3.2
−3.4(m,2H),3.59(q,3H,J=1.
1Hz),6.17(dd,1H,J=9.5,2.8
Hz),6.38(s,1H),6.50(d,1H,
J=2.8Hz),8.0−8.2(m,1H),8.
18(d,1H,J=9.5Hz ) 本発明化合物番号I−203 融点:113.0℃ 本発明化合物番号I−2041 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):0.6−0.7(m,2H),0.8−1.0
(m,2H),2.5−2.6(m,1H),3.60
(s,3H),6.22(dd,1H,J=9.5,
2.8Hz),6.39(s,1H),6.98(d,
1H,J=2.8Hz),8.17(d,1H,J=
9.5Hz ),8.1−8.3(m,1H) 本発明化合物番号I−2051 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):0.98(t,3H,J=7.3Hz),1.4
−1.6(m,2H),1.6−1.8(m,2H),
3.2−3.3(m,2H),3.60(q,3H,J
=1.3Hz),6.16(dd,1H,J=9.5,
2.7Hz),6.38(s,1H),6.51(d,
1H,J=2.7Hz),8.19(d,1H,J=
9.5Hz ),8.1−8.3(m,1H) 本発明化合物番号I−2061 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):1.49(s,9H),3.60(m,3H),
6.16(dd,1H,J=9.5,2.6Hz),
6.38(s,1H),6.75(d,1H,J=2.
6Hz),8.20(d,1H,J=9.5Hz ),
8.4−8.6(b,1H) 本発明化合物番号I−2081 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):1.3−1.5(m,6H),1.6−1.7
(m,1H),1.7−1.9(m,2H),2.0−
2.1(m,1H),3.3−3.5(m,1H),
3.60(q,3H,J=1.2Hz),6.10(d
d,1H,J=9.5,2.7Hz),6.38(s,
1H),6.55(d,1H,J=2.7Hz),8.
18(d,1H,J=9.5Hz ),8.24(d,
1H,J=7.6Hz ) 本発明化合物番号I−214 融点:165.8℃ 本発明化合物番号I−2201 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):3.60(q,3H,J=1.0Hz),3.8
3(s,1H),4.06(d,2H,J=5.1H
z),6.28(dd,1H,J=9.3,2.4H
z),6.36(d,1H,J=2.4Hz),6.3
8(s,1H),8.23(d,1H,J=9.3Hz
),8.5−8.6(m,1H) 本発明化合物番号I−2211 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):1.32(t,3H,J=7.2Hz),3.6
0(q,3H,J=1.0Hz),4.04(d,1
H,J=5.1Hz ),4.29(q,3H,J=
7.2Hz),6.28(dd,1H,J=9.5,
2.6Hz),6.37(d,1H,J=2.6H
z),6.37(s,1H),8.23(d,1H,J
=9.5Hz ),8.5−8.6(m,1H) 本発明化合物番号I−2461 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):2.69(t,2H,J=6.6Hz),3.5
−3.7(m,5H),3.71(s,3H),6.2
7(dd,1H,J=9.5,2.7Hz),6.38
(s,1H),6.56(d,1H,J=2.7H
z),8.21(d,1H,J=9.5Hz ),8.
3−8.4(m,1H) 本発明化合物番号I−2491 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):1.97(tt,2H,J=6.3,5.4H
z),3.37(s,3H),3.3−3.5(m,2
H),3.52(t,2H,J=5.4Hz),3.5
9(q,3H,J=1.0Hz),6.18(dd,1
H,J=9.3,2.8Hz),6.37(s,1
H),6.52(d,1H,J=2.8Hz),8.1
9(d,1H,J=9.3Hz ),8.4−8.5
(m,1H) 本発明化合物番号I−2511 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):1.9−2.1(m,2H),2.50(t,3
H,J=6.8Hz),3.36(dt,2H,J=
6.3,5.4Hz),3.58(q,3H,J=1.
0Hz),6.26(dd,1H,J=9.7,2.6
Hz),6.38(s,1H),6.54(d,1H,
J=2.6Hz),8.20(d,1H,J=9.7H
z ),8.28(d,1H,J=5.4Hz) 本発明化合物番号I−2531 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):1.27(t,3H,J=7.1Hz),1.9
7(tt,2H,J=6.7,6.1Hz ),2.4
2(t,3H,J=6.7Hz),3.2−3.4
(m,2H),3.59(q,3H,J=1.1H
z),4.11(q,2H,J=7.1Hz),6.2
9(dd,1H,J=9.5,2.7Hz),6.37
(s,1H),6.56(d,1H,J=2.7H
z),8.20(d,1H,J=9.5Hz ),8.
3−8.4(m,1H) 本発明化合物番号I−2581 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):1.05(d,3H,J=6.8Hz),1.1
0(d,3H,J=6.9Hz),2.2−2.3
(m,1H),3.60(q,3H,J=1.3H
z),3.73(s,3H),3.8−3.9(m,1
H),6.3−6.4(m,1H),6.38(d,1
H,J=2.6Hz),6.37(s,1H),8.2
−8.3(m,1H),8.5−8.6(m,1H) 本発明化合物番号I−2591 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):0.9−1.0(m,3H),1.0−1.1
(m,3H),1.7−1.9(m,3H),3.60
(q,3H,J=1.3Hz),3.72(s,3
H),4.0−4.2(m,1H),6.3−6.4
(m,2H),6.38(s,1H),8.23(d,
1H,J=9.3Hz ),8.33( d,1H,J=
6.9Hz ) 本発明化合物番号I−2621 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):1.20(t,3H,J=7.3Hz),3.1
−3.4(m,2H),3.59(q,3H,J=1.
2Hz),4.0−4.3(m,2H),4.3−4.
4(m,1H),6.2−6.4(m,2H),6.3
7(s,1H),7.2−7.4(m,5H),8.1
9(d,1H,J=9.4Hz ),8.49( d,1
H,J=6.8Hz ) 本発明化合物番号I−2631 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):3.55(q,3H,J=1.1Hz),6.3
1(s,1H),6.3−6.4(m,1H),6.7
−6.8(m,1H),7.2−7.3(m,3H),
7.4−7.5(m,2H),8.2−8.3(m,1
H),9.64( bs,1H) 本発明化合物番号I−267 融点:144.8℃ 本発明化合物番号I−268 融点:162.2℃ 本発明化合物番号I−269 融点:204.0℃ 本発明化合物番号I−271 融点:111.5℃ 本発明化合物番号I−2741 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):2.62(s,6H),3.60(q,3H,J
=1.2Hz),6.23(dd,1H,J=9.5,
2.9Hz),6.39(s,1H),7.25(d,
1H,J=2.9Hz),8.13(d,1H,J=
9.5Hz),8.45(bs,1H) 本発明化合物番号I−276 融点:172.7℃ 本発明化合物番号I−277 融点:163.1℃ 本発明化合物番号I−2781 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):2.56(s,3H),3.03(s,3H
),3.4−3.5(m,1H),3.59(m,3
H),6.33(dd,1H,J=8.9,2.6Hz
),6.37(s,1H),6.73(d,1H,J
=2.6Hz),7.49(d,1H,J=8.9H
z) 本発明化合物番号I−281 融点:138.9℃ 本発明化合物番号I−285融点:162.5℃ 本発明化合物番号I−2871 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):2.90(s,6H),3.59(q,3H,J
=1.3Hz),6.29(dd,1H,J=9.1,
2.6Hz ),6.38(s,1H),6.75
(d,1H,J=2.6Hz),7.83(d,1H,
J=9.1Hz ) 本発明化合物番号I−2891 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):0.92(t,3H,J=7.2Hz),1.2
−1.4(m,2H),1.6−1.7(m,2H),
2.82(s,3H),3.17(t,2H,J=7.
3Hz),3.59(q,3H,J=1.2Hz),
6.29(dd,1H,J=8.9,2.4Hz),
6.37(s,1H),6.77(d,1H,J=2.
4Hz),7.78(d,1H,J=8.9Hz), 本発明化合物番号I−2901 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):1.14(t,6H,J=7.1Hz),3.1
9(q,4H,J=7.1Hz),3.59(q,3
H,J=1.2Hz),6.36(dd,1H,J=
9.0,2.5Hz),6.37(s,1H),6.8
3(d,1H,J=2.5Hz),7.73(d,1
H,J=9.0Hz) 本発明化合物番号I−2911 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):0.88(t,3H,J=7.4Hz),1.1
3(t,3H,J=7.1Hz),1.5−1.7
(m,2H),3.0−3.2(m,2H),3.17
(q,4H,J=7.1Hz),3.59(q,3H,
J=1.2Hz),6.34(dd,1H,J=9.
2,2.8Hz),6.37(s,1H),6.83
(d,1H,J=2.8Hz),7.74(d,1H,
J=9.2Hz) 本発明化合物番号I−2921 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):0.8−1.0(m,6H),1.5−1.7
(m,4H),3.0−3.2(m,4H),3.59
(q,3H,J=1.3Hz),6.33(dd,1
H,J=9.2,2.8Hz),6.37(s,1
H),6.82(d,1H,J=2.8Hz),7.7
4(d,1H,J=9.2Hz) 本発明化合物番号I−5891 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):3.60(q,3H,J=1.2Hz),6.4
0(s,1H),6.85(d,1H,J=9.2H
z),7.78(d,1H,J=9.2Hz)
【0075】製造例9 [第1工程]化合物[1−g]0.50gおよび2−メト
キシエタノール3mlの混合物にアンモニアガスを吹き
込み120℃で1時間攪拌した。反応液を室温に冷却し
た後濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=2:1)に付
し、化合物[1−h](本発明化合物番号I−199)
0.14gを得た。 融点:179.7℃ [第2工程]化合物[1−h]70mgに、エチル2−ブ
ロモプロピオナート145mgを加え、130で℃で2
時間攪拌した後、4時間還流した。反応液を室温に戻
し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;
ヘキサン:酢酸エチル=3:1)に付し、化合物[1−
j](本発明化合物番号I−226)10mgを得た。 融点:59.9℃
キシエタノール3mlの混合物にアンモニアガスを吹き
込み120℃で1時間攪拌した。反応液を室温に冷却し
た後濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=2:1)に付
し、化合物[1−h](本発明化合物番号I−199)
0.14gを得た。 融点:179.7℃ [第2工程]化合物[1−h]70mgに、エチル2−ブ
ロモプロピオナート145mgを加え、130で℃で2
時間攪拌した後、4時間還流した。反応液を室温に戻
し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;
ヘキサン:酢酸エチル=3:1)に付し、化合物[1−
j](本発明化合物番号I−226)10mgを得た。 融点:59.9℃
【0076】製造例10 化合物[1−g]175mg、ナトリウムチオメトキシ
ド39mgおよびN,N−ジメチルホルムアミド1ml
の混合物を0℃〜室温で1時間攪拌した。反応液を水に
注加し、これを酢酸エチルで抽出した。有機層を水およ
び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、
濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=3:1)に付し、
化合物[1−k](本発明化合物番号I−160)87
mgを得た。 融点:172.5℃
ド39mgおよびN,N−ジメチルホルムアミド1ml
の混合物を0℃〜室温で1時間攪拌した。反応液を水に
注加し、これを酢酸エチルで抽出した。有機層を水およ
び飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、
濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=3:1)に付し、
化合物[1−k](本発明化合物番号I−160)87
mgを得た。 融点:172.5℃
【0077】製造例11 化合物[1−g]175mg、エチル2−メルカプトプ
ロピオナート74mg、炭酸カリウム83mgおよび
N,N−ジメチルホルムアミド1mlの混合物を60℃
で3時間攪拌した。反応液を室温に冷却した後、水に注
加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を飽和食
塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=3.5:1)に付し、化
合物[1−l](本発明化合物番号I−179)77m
gを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):1.2−1.4(m,3H),1.58( d,
3H,J=7.4Hz),3.61(q,3H,J=
1.3Hz),3.77(q,1H,J=7.4H
z),4.0−4.2(m,2H),6.38(s,1
H),7.04(dd,1H,J=9.3,2.8H
z),7.30(d,1H,J=2.8Hz),8.2
9(d,1H,J=9.3Hz)
ロピオナート74mg、炭酸カリウム83mgおよび
N,N−ジメチルホルムアミド1mlの混合物を60℃
で3時間攪拌した。反応液を室温に冷却した後、水に注
加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を飽和食
塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開
溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=3.5:1)に付し、化
合物[1−l](本発明化合物番号I−179)77m
gを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):1.2−1.4(m,3H),1.58( d,
3H,J=7.4Hz),3.61(q,3H,J=
1.3Hz),3.77(q,1H,J=7.4H
z),4.0−4.2(m,2H),6.38(s,1
H),7.04(dd,1H,J=9.3,2.8H
z),7.30(d,1H,J=2.8Hz),8.2
9(d,1H,J=9.3Hz)
【0078】製造例12 [第1工程]化合物[4−b]12.9g、テトラヒドロ
フラン17mlおよび塩化メチレン50mlの混合物
に、0℃で32%過酢酸4.0mlを滴下し、次いで酢
酸銅(II)2.98g、化合物[1−a]3.29g
を加えた。60℃に昇温し1時間攪拌した。反応液を0
℃まで冷却し、飽和亜硫酸水素ナトリウム水溶液、1N
塩酸を加え、セライトで濾過した。ろ液を酢酸エチルで
抽出し濃縮した。該有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水
硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮した。残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エ
チル=4:1)に付し、得られた結晶をヘキサンで洗浄
する事で化合物[1−m]0.67gを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):0.20(s,6H),0.97(s,9H),
3.56−3.57(m,3H),6.34(s,1
H),6.60−6.64(m,3H),7.13−
7.18(m,1H)[第2工程]化合物[1−m]0.
57g、フッ化カリウム0.08g、N,N−ジメチル
ホルムアミド3mlの混合物を室温下1時間攪拌した。
水、次いで1規定塩酸を加え、酢酸エチルで抽出し、有
機層を水、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=
4:1)に付し、化合物[1−n](本発明化合物番号
I−599)0.30gを得た。 融点:191.3℃1 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):3.57−3.58(m,3H),5.02
(s,1H),6.36(s,1H),6.55−6.
65(m,3H),7.15−7.21(m,1H) [第3工程] 化合物[1−n]0.12g、2−ブロモプロピオン酸
エチル90mg、炭酸カリウム60mgおよびN,N−
ジメチルホルムアミド2mlの混合物を室温で2時間攪
拌した。反応液を水に注加し、これを酢酸エチルで抽出
した。該有機層を水次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥、濃縮した。残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチ
ル=4:1)に付し、化合物[1−o](本発明化合物
番号I−625)0.10gを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):1.25(t,3H,J=7.1),1.59
(d、3H,J=6.9),3.55−3.57(m,
3H),4.21(q,2H,J=7.1),4.73
(q,1H,J=6.9),6.33(s,1H),
6.60−6.63(m,2H),6.68−6.72
(m,1H),7.19−7.25(m,1H)
フラン17mlおよび塩化メチレン50mlの混合物
に、0℃で32%過酢酸4.0mlを滴下し、次いで酢
酸銅(II)2.98g、化合物[1−a]3.29g
を加えた。60℃に昇温し1時間攪拌した。反応液を0
℃まで冷却し、飽和亜硫酸水素ナトリウム水溶液、1N
塩酸を加え、セライトで濾過した。ろ液を酢酸エチルで
抽出し濃縮した。該有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水
硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮した。残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エ
チル=4:1)に付し、得られた結晶をヘキサンで洗浄
する事で化合物[1−m]0.67gを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):0.20(s,6H),0.97(s,9H),
3.56−3.57(m,3H),6.34(s,1
H),6.60−6.64(m,3H),7.13−
7.18(m,1H)[第2工程]化合物[1−m]0.
57g、フッ化カリウム0.08g、N,N−ジメチル
ホルムアミド3mlの混合物を室温下1時間攪拌した。
水、次いで1規定塩酸を加え、酢酸エチルで抽出し、有
機層を水、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=
4:1)に付し、化合物[1−n](本発明化合物番号
I−599)0.30gを得た。 融点:191.3℃1 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):3.57−3.58(m,3H),5.02
(s,1H),6.36(s,1H),6.55−6.
65(m,3H),7.15−7.21(m,1H) [第3工程] 化合物[1−n]0.12g、2−ブロモプロピオン酸
エチル90mg、炭酸カリウム60mgおよびN,N−
ジメチルホルムアミド2mlの混合物を室温で2時間攪
拌した。反応液を水に注加し、これを酢酸エチルで抽出
した。該有機層を水次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥、濃縮した。残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチ
ル=4:1)に付し、化合物[1−o](本発明化合物
番号I−625)0.10gを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):1.25(t,3H,J=7.1),1.59
(d、3H,J=6.9),3.55−3.57(m,
3H),4.21(q,2H,J=7.1),4.73
(q,1H,J=6.9),6.33(s,1H),
6.60−6.63(m,2H),6.68−6.72
(m,1H),7.19−7.25(m,1H)
【0079】製造例13 [第1工程]化合物[4−c]10.51g、テトラヒド
ロフラン10mlおよび塩化メチレン30mlの混合物
に、0℃で32%過酢酸2.9mlを滴下し、次いで酢
酸銅(II)2.15g、化合物[1−a]2.36g
を加えた後、50℃で1時間攪拌した。0℃まで冷却
し、飽和亜硫酸水素ナトリウム水溶液、1規定塩酸を加
え、セライト濾過した。濾液を酢酸エチルで抽出し、有
機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)に付
し、化合物[1−p]0.40gを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):0.23(s,6H),1.02(s,9H),
3.56−3.57(m,3H),6.34(s,1
H),6.60(dd,1H,J=8.7、2.9H
z),6.74(d,1H,J=2.9Hz),7.2
6(d,1H,J=8.7Hz ) [第2工程]化合物[1−p]0.40g、フッ化カリウ
ム0.05g、N,N−ジメチルホルムアミド2mlの
混合物を室温下1.5時間攪拌した。水、次いで1規定
塩酸を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を水、次いで
飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濃
縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)に付し、
化合物[1−q](本発明化合物番号I−350)0.
25gを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):3.55−3.57(m,3H),5.63
(s,1H),6.35(s,1H),6.66(d
d,1H,J=8.6,2.9Hz),6.72(d,
1H,J=2.9Hz),7.27(d,1H,J=
8.6Hz ) [第3工程]化合物[1−q]0.40g、炭酸カリウム
0.07g、2−ブロモプロピオン酸エチル0.10
g、N,N−ジメチルホルムアミド2mlの混合物を室
温下2時間攪拌した。水を加えた後、酢酸エチルで抽出
し、有機層を水、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、濃縮した。残査をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチ
ル=3:1)に付し、化合物[1−r](本発明化合物
番号I−377)0.19gを得た。 融点:102.3℃
ロフラン10mlおよび塩化メチレン30mlの混合物
に、0℃で32%過酢酸2.9mlを滴下し、次いで酢
酸銅(II)2.15g、化合物[1−a]2.36g
を加えた後、50℃で1時間攪拌した。0℃まで冷却
し、飽和亜硫酸水素ナトリウム水溶液、1規定塩酸を加
え、セライト濾過した。濾液を酢酸エチルで抽出し、有
機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、濃縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)に付
し、化合物[1−p]0.40gを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):0.23(s,6H),1.02(s,9H),
3.56−3.57(m,3H),6.34(s,1
H),6.60(dd,1H,J=8.7、2.9H
z),6.74(d,1H,J=2.9Hz),7.2
6(d,1H,J=8.7Hz ) [第2工程]化合物[1−p]0.40g、フッ化カリウ
ム0.05g、N,N−ジメチルホルムアミド2mlの
混合物を室温下1.5時間攪拌した。水、次いで1規定
塩酸を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を水、次いで
飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濃
縮した。残査をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)に付し、
化合物[1−q](本発明化合物番号I−350)0.
25gを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):3.55−3.57(m,3H),5.63
(s,1H),6.35(s,1H),6.66(d
d,1H,J=8.6,2.9Hz),6.72(d,
1H,J=2.9Hz),7.27(d,1H,J=
8.6Hz ) [第3工程]化合物[1−q]0.40g、炭酸カリウム
0.07g、2−ブロモプロピオン酸エチル0.10
g、N,N−ジメチルホルムアミド2mlの混合物を室
温下2時間攪拌した。水を加えた後、酢酸エチルで抽出
し、有機層を水、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、濃縮した。残査をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチ
ル=3:1)に付し、化合物[1−r](本発明化合物
番号I−377)0.19gを得た。 融点:102.3℃
【0080】製造例14 [第1工程]化合物[1−n]0.10gと塩化スルフリ
ル1mlの混合液を室温で3時間攪拌した。水を加え、
酢酸エチルで抽出し、有機層を水、次いで飽和食塩水で
洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濃縮する事で、
化合物[1−s]0.10gを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):3.56−3.58(m,3H),6.34
(s,1H),6.53(s,1H),7.41(s,
1H) [第2工程]化合物[1−s]0.09g、炭酸カリウム
0.04g、2−ブロモプロピオン酸エチル0.05
g、N,N−ジメチルホルムアミド2mlの混合物を室
温下2時間攪拌した。水を加えた後、酢酸エチルで抽出
し、有機層を水、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、濃縮した。残査をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチ
ル=3:1)に付し、化合物[1−t](本発明化合物
番号I−671)50mgを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):1.20(t,3H,J=7.1),1.62
(d、3H,J=6.7),3.55−3.57(m,
3H),4.13(q,2H,J=7.1),4.59
(q,1H,J=6.7),6.35(s,1H),
6.49(s,1H),7.45(s,1H)
ル1mlの混合液を室温で3時間攪拌した。水を加え、
酢酸エチルで抽出し、有機層を水、次いで飽和食塩水で
洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濃縮する事で、
化合物[1−s]0.10gを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):3.56−3.58(m,3H),6.34
(s,1H),6.53(s,1H),7.41(s,
1H) [第2工程]化合物[1−s]0.09g、炭酸カリウム
0.04g、2−ブロモプロピオン酸エチル0.05
g、N,N−ジメチルホルムアミド2mlの混合物を室
温下2時間攪拌した。水を加えた後、酢酸エチルで抽出
し、有機層を水、次いで飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、濃縮した。残査をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチ
ル=3:1)に付し、化合物[1−t](本発明化合物
番号I−671)50mgを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):1.20(t,3H,J=7.1),1.62
(d、3H,J=6.7),3.55−3.57(m,
3H),4.13(q,2H,J=7.1),4.59
(q,1H,J=6.7),6.35(s,1H),
6.49(s,1H),7.45(s,1H)
【0081】製造例14に記載の製造法と同様の方法に
て製造された化合物の本発明化合物番号と物性値を以下
に示す。 本発明化合物番号I−645 融点:123.4℃
て製造された化合物の本発明化合物番号と物性値を以下
に示す。 本発明化合物番号I−645 融点:123.4℃
【0082】製造例15
【化33】 化合物[4−a]、ヨウ化メチル、炭酸カリウムおよび
ジメチルスルホキシドの混合物を、加熱攪拌する。反応
液を室温に冷却した後、水に注加し、これを酢酸エチル
で抽出する。該有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥、濃縮する。残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに付し、化合物[1−e](本発
明化合物番号I−4)を得る。
ジメチルスルホキシドの混合物を、加熱攪拌する。反応
液を室温に冷却した後、水に注加し、これを酢酸エチル
で抽出する。該有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥、濃縮する。残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに付し、化合物[1−e](本発
明化合物番号I−4)を得る。
【0083】次に、本発明中間体Aの製造例を示す。 製造例A1 [第1工程]2,3−ジクロロフェノール、O−(2,4
−ジニトロフェニル)ヒドロキシルアミン、炭酸カリウ
ム及びN,N−ジメチルホルムアミドの混合物を、加熱
攪拌する。反応液を冷却した後、水に注加し、これを酢
酸エチルで抽出する。該有機層を無水硫酸マグネシウム
で乾燥、濃縮する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーに付し、O−(2,3−ジクロロフェニル)ヒ
ドロキシアミンを得る。 [第2工程]O−(2,3−ジクロロフェニル)ヒドロキ
シアミン、クロロ蟻酸フェニル及びテトラヒドロフラン
の混合物に、ピリジンを滴下し、室温で攪拌する。反応
液に希塩酸を加え、これを酢酸エチルで抽出する。該有
機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮する。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、N−フェ
ニルオキシカルボニル−O−(2,3−ジクロロフェニ
ル)ヒドロキシアミンを得る。 [第3工程]N,N−ジメチルホルムアミドに水素化ナト
リウムを加えた後、3−アミノ−4,4,4−トリフル
オロクロトン酸エチルを滴下する。室温で、N,N−ジ
メチルホルムアミドに溶解させたN−エチルオキシカル
ボニル−O−(2,3−ジクロロフェニル)ヒドロキシ
アミンを滴下し、加熱攪拌する。反応液を氷水中に注加
し、希塩酸を加えた後、これを酢酸エチルで抽出する。
該有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮する。残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合
物[15−a]を得る。
−ジニトロフェニル)ヒドロキシルアミン、炭酸カリウ
ム及びN,N−ジメチルホルムアミドの混合物を、加熱
攪拌する。反応液を冷却した後、水に注加し、これを酢
酸エチルで抽出する。該有機層を無水硫酸マグネシウム
で乾燥、濃縮する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーに付し、O−(2,3−ジクロロフェニル)ヒ
ドロキシアミンを得る。 [第2工程]O−(2,3−ジクロロフェニル)ヒドロキ
シアミン、クロロ蟻酸フェニル及びテトラヒドロフラン
の混合物に、ピリジンを滴下し、室温で攪拌する。反応
液に希塩酸を加え、これを酢酸エチルで抽出する。該有
機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮する。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、N−フェ
ニルオキシカルボニル−O−(2,3−ジクロロフェニ
ル)ヒドロキシアミンを得る。 [第3工程]N,N−ジメチルホルムアミドに水素化ナト
リウムを加えた後、3−アミノ−4,4,4−トリフル
オロクロトン酸エチルを滴下する。室温で、N,N−ジ
メチルホルムアミドに溶解させたN−エチルオキシカル
ボニル−O−(2,3−ジクロロフェニル)ヒドロキシ
アミンを滴下し、加熱攪拌する。反応液を氷水中に注加
し、希塩酸を加えた後、これを酢酸エチルで抽出する。
該有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮する。残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合
物[15−a]を得る。
【0084】次に、本発明中間体Bの製造例を示す。 製造例B1 [第1工程]3−アミノ−4,4,4−トリフルオロクロ
トン酸エチル10.5gに、N,N−ジメチルホルムア
ミド50mlと水素化ナトリウム2.10gを加え、0
℃で30分間攪拌した。その後、反応液にN−フェニル
オキシカルボニル−O−ベンジルヒドロキシアミン1
1.6gとN,N−ジメチルホルムアミド10mlの混
合物を加え、80℃で2時間攪拌した。反応液を室温に
冷却した後、反応液にヨウ化メチル3.56mlを加
え、60℃で1時間攪拌した。反応液を室温まで冷却し
た後、水に注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有
機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=5:1)に付
し、3−ベンジルオキシ−1−メチル−6−トリフルオ
ロメチル−2,4(1H,3H)−ピリミジンジオン1
2.5gを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):3.52(q,3H,J=1.3Hz ),5.
14(s,2H),6.25(s,1H),7.3−
7.4(m,3Hz),7.5−7.6(m,2Hz) [第2工程]3−ベンジルオキシ−1−メチル−6−トリ
フルオロメチル−2,4(1H,3H)−ピリミジンジ
オン150mgに、メタノール2.5ml及び10%パ
ラジウム/炭素19mgを加え、水素雰囲気下に室温で
1時間攪拌した。反応系を窒素置換した後、反応液をセ
ライト上で濾過し、ろ液を濃縮して、化合物[1−a]
100mgを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):3.57(s,3H)6.32(s,1H)
トン酸エチル10.5gに、N,N−ジメチルホルムア
ミド50mlと水素化ナトリウム2.10gを加え、0
℃で30分間攪拌した。その後、反応液にN−フェニル
オキシカルボニル−O−ベンジルヒドロキシアミン1
1.6gとN,N−ジメチルホルムアミド10mlの混
合物を加え、80℃で2時間攪拌した。反応液を室温に
冷却した後、反応液にヨウ化メチル3.56mlを加
え、60℃で1時間攪拌した。反応液を室温まで冷却し
た後、水に注加し、これを酢酸エチルで抽出した。該有
機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=5:1)に付
し、3−ベンジルオキシ−1−メチル−6−トリフルオ
ロメチル−2,4(1H,3H)−ピリミジンジオン1
2.5gを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):3.52(q,3H,J=1.3Hz ),5.
14(s,2H),6.25(s,1H),7.3−
7.4(m,3Hz),7.5−7.6(m,2Hz) [第2工程]3−ベンジルオキシ−1−メチル−6−トリ
フルオロメチル−2,4(1H,3H)−ピリミジンジ
オン150mgに、メタノール2.5ml及び10%パ
ラジウム/炭素19mgを加え、水素雰囲気下に室温で
1時間攪拌した。反応系を窒素置換した後、反応液をセ
ライト上で濾過し、ろ液を濃縮して、化合物[1−a]
100mgを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):3.57(s,3H)6.32(s,1H)
【0085】製造例B2 [第1工程]3−アミノ−4,4,4−トリフルオロクロ
トン酸エチル41gに、N,N−ジメチルホルムアミド
100mlと水素化ナトリウム8.4gを加え、0℃で
30分間攪拌した。その後、反応液にN−フェニルオキ
シカルボニル−O−ベンジルヒドロキシアミン55gと
N,N−ジメチルホルムアミド10mlの混合物を加
え、60℃で2時間攪拌した。反応液を室温まで冷却し
た後、酢酸と氷水の混合物に注加し、析出した結晶を濾
取し、3−ベンジルオキシ−6−トリフルオロメチル−
2,4(1H,3H)−ピリミジンジオン10gを得
た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):5.07(s,2H),6.12(s,1H),
7.3−7.4(m,3Hz),7.4−7.5(m,
2Hz) [第2工程]3−ベンジルオキシ−6−トリフルオロメチ
ル−2,4(1H,3H)−ピリミジンジオン1.0g
に、N,N−ジメチルホルムアミド7.0mlと水素化
ナトリウム0.14gを加え、0℃で30分間攪拌し
た。その後、反応液にO−(2,4−ジニトロフェニ
ル)ヒドロキシルアミン0.70gを加え、60℃で1
時間攪拌した。反応液を室温に冷却した後、水に注加
し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を飽和食塩
水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶
媒;ヘキサン:テトラヒドロフラン=5:1)に付し、
3−ベンジルオキシ−1−アミノ−6−トリフルオロメ
チル−2,4(1H,3H)−ピリミジンジオン0.6
9gを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):4.58(s,2H),5.15(s,2H),
6.18(s,1H),7.4−7.5(m,3H
z),7.5−7.6(m,2Hz) [第3工程]3−ベンジルオキシ−1−アミノ−6−トリ
フルオロメチル−2,4(1H,3H)−ピリミジンジ
オン690mgに、メタノール12ml、テトラヒドロ
フラン12ml及び20%パラジウム/炭素89mgを
加え、水素雰囲気下に室温で1時間攪拌した。反応系を
窒素置換した後、反応液をセライト上で濾過し、ろ液を
濃縮して、化合物[2−a]309mgを得た。 融点:89.7℃1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):4.68(s,2H)6.28(s,1H)
トン酸エチル41gに、N,N−ジメチルホルムアミド
100mlと水素化ナトリウム8.4gを加え、0℃で
30分間攪拌した。その後、反応液にN−フェニルオキ
シカルボニル−O−ベンジルヒドロキシアミン55gと
N,N−ジメチルホルムアミド10mlの混合物を加
え、60℃で2時間攪拌した。反応液を室温まで冷却し
た後、酢酸と氷水の混合物に注加し、析出した結晶を濾
取し、3−ベンジルオキシ−6−トリフルオロメチル−
2,4(1H,3H)−ピリミジンジオン10gを得
た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):5.07(s,2H),6.12(s,1H),
7.3−7.4(m,3Hz),7.4−7.5(m,
2Hz) [第2工程]3−ベンジルオキシ−6−トリフルオロメチ
ル−2,4(1H,3H)−ピリミジンジオン1.0g
に、N,N−ジメチルホルムアミド7.0mlと水素化
ナトリウム0.14gを加え、0℃で30分間攪拌し
た。その後、反応液にO−(2,4−ジニトロフェニ
ル)ヒドロキシルアミン0.70gを加え、60℃で1
時間攪拌した。反応液を室温に冷却した後、水に注加
し、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を飽和食塩
水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶
媒;ヘキサン:テトラヒドロフラン=5:1)に付し、
3−ベンジルオキシ−1−アミノ−6−トリフルオロメ
チル−2,4(1H,3H)−ピリミジンジオン0.6
9gを得た。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):4.58(s,2H),5.15(s,2H),
6.18(s,1H),7.4−7.5(m,3H
z),7.5−7.6(m,2Hz) [第3工程]3−ベンジルオキシ−1−アミノ−6−トリ
フルオロメチル−2,4(1H,3H)−ピリミジンジ
オン690mgに、メタノール12ml、テトラヒドロ
フラン12ml及び20%パラジウム/炭素89mgを
加え、水素雰囲気下に室温で1時間攪拌した。反応系を
窒素置換した後、反応液をセライト上で濾過し、ろ液を
濃縮して、化合物[2−a]309mgを得た。 融点:89.7℃1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):4.68(s,2H)6.28(s,1H)
【0086】製造例B3 3−ベンジルオキシ−6−トリフルオロメチル−2,4
−(1H,3H)−ピリミジンジオン0.76gに、メ
タノール30ml及び20%パラジウム/炭素80mg
を加え、水素雰囲気下に室温で1.5時間攪拌した。反
応系を窒素置換した後、反応液をセライトで濾過し、ろ
液を濃縮して、3−ヒドロキシ−6−トリフルオロメチ
ル−2,4−(1H,3H)−ピリミジンジオン0.5
1gを得た。1 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):6.07(s,1H)
−(1H,3H)−ピリミジンジオン0.76gに、メ
タノール30ml及び20%パラジウム/炭素80mg
を加え、水素雰囲気下に室温で1.5時間攪拌した。反
応系を窒素置換した後、反応液をセライトで濾過し、ろ
液を濃縮して、3−ヒドロキシ−6−トリフルオロメチ
ル−2,4−(1H,3H)−ピリミジンジオン0.5
1gを得た。1 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):6.07(s,1H)
【0087】次に、本発明化合物を製造するための製造
中間体の製造例を、参考製造例として示す。 参考製造例1 [第1工程]化合物[C1−a]25g、クロロ蟻酸エチル
12.5mlおよびテトラヒドロフラン200mlの混
合物に、ピリジン40mlを滴下し、室温で1時間攪拌
した。反応液に希塩酸を加え、これを酢酸エチルで抽出
した。該有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥、濃縮し、粗化合物[C1−b]33gを
得た。 [第2工程、第3工程]N,N−ジメチルホルムアミド3
00mlに水素化ナトリウム5.9gを加えた後、3−
アミノ−4,4,4−トリフルオロクロトン酸エチル2
6.8gを滴下した。室温で10分攪拌した後、N,N
−ジメチルホルムアミド200mlに懸濁させた粗化合
物[C1−b]33gを滴下した。100℃にて1時
間、更に160℃にて1.5時間攪拌した。30分間放
冷した後、ヨウ化メチル9.1mlを加え、そのまま室
温にて一晩放置した。反応液にヨウ化メチル2mlを追
加し、室温で3時間攪拌した。反応液を氷水中に注加
し、希塩酸を加えた後、これを酢酸エチルで抽出した。
該有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥、濃縮した。残渣をt−ブチルメチルエーテル、
ヘキサンで順次洗浄し、化合物[C1−d]19.9g
を得た。 融点:156.8℃ [第4工程]酢酸50ml、水50mlおよび鉄粉5.0
gの混合物を80℃に加熱し、化合物[C1−d]5.
0gと酢酸エチル45mlの溶液を滴下した。滴下終了
後、加熱を止め、そのまま1時間攪拌した。反応液に水
を加え、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を水、
飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥、濃縮した。残渣をt−ブチルメチルエーテル、ヘキ
サンで順次洗浄し、化合物[C1−e]1.0gを得
た。洗浄ろ液を濃縮後、カラムクロマトグラフィーに付
し(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=2:1)、さら
に化合物[3−a]1.9gを得た。収率:36%。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):3.49−3.51(m,3H),6.22
(s,1H),9.40(br,1H)
中間体の製造例を、参考製造例として示す。 参考製造例1 [第1工程]化合物[C1−a]25g、クロロ蟻酸エチル
12.5mlおよびテトラヒドロフラン200mlの混
合物に、ピリジン40mlを滴下し、室温で1時間攪拌
した。反応液に希塩酸を加え、これを酢酸エチルで抽出
した。該有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥、濃縮し、粗化合物[C1−b]33gを
得た。 [第2工程、第3工程]N,N−ジメチルホルムアミド3
00mlに水素化ナトリウム5.9gを加えた後、3−
アミノ−4,4,4−トリフルオロクロトン酸エチル2
6.8gを滴下した。室温で10分攪拌した後、N,N
−ジメチルホルムアミド200mlに懸濁させた粗化合
物[C1−b]33gを滴下した。100℃にて1時
間、更に160℃にて1.5時間攪拌した。30分間放
冷した後、ヨウ化メチル9.1mlを加え、そのまま室
温にて一晩放置した。反応液にヨウ化メチル2mlを追
加し、室温で3時間攪拌した。反応液を氷水中に注加
し、希塩酸を加えた後、これを酢酸エチルで抽出した。
該有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥、濃縮した。残渣をt−ブチルメチルエーテル、
ヘキサンで順次洗浄し、化合物[C1−d]19.9g
を得た。 融点:156.8℃ [第4工程]酢酸50ml、水50mlおよび鉄粉5.0
gの混合物を80℃に加熱し、化合物[C1−d]5.
0gと酢酸エチル45mlの溶液を滴下した。滴下終了
後、加熱を止め、そのまま1時間攪拌した。反応液に水
を加え、これを酢酸エチルで抽出した。該有機層を水、
飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥、濃縮した。残渣をt−ブチルメチルエーテル、ヘキ
サンで順次洗浄し、化合物[C1−e]1.0gを得
た。洗浄ろ液を濃縮後、カラムクロマトグラフィーに付
し(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=2:1)、さら
に化合物[3−a]1.9gを得た。収率:36%。1 H−NMR(CDCl3/300MHz)δ(pp
m):3.49−3.51(m,3H),6.22
(s,1H),9.40(br,1H)
【0088】参考製造例2 マグネシウム2.79g、ジエチルエーテル10ml、
ヨウ素1片の混合物に、室温下、化合物[4−d]2
0.0gとジエチルエーテル45mlの混合物を、反応
液が穏やかに還流する速度で滴下した。これにジエチル
エーテル20mlを加えた後、室温でさらに1時間攪拌
した。ベンゼン50mlを加え、三塩化ビスマス8.6
gを5回に分けて30分かけて加えた後、4.5時間加
熱還流させた。反応液を0℃に冷却した後、飽和塩化ア
ンモニウム水溶液を加え、セライト濾過し、濾液をtブ
チルメチルエーテルで抽出した。有機層を飽和食塩水で
洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濃縮した。残渣
をヘキサンで洗浄する事で、化合物[4−a]7.67
gを得た。1 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):7.33−7.38(m,6H),7.58−
7.63(m,6H)
ヨウ素1片の混合物に、室温下、化合物[4−d]2
0.0gとジエチルエーテル45mlの混合物を、反応
液が穏やかに還流する速度で滴下した。これにジエチル
エーテル20mlを加えた後、室温でさらに1時間攪拌
した。ベンゼン50mlを加え、三塩化ビスマス8.6
gを5回に分けて30分かけて加えた後、4.5時間加
熱還流させた。反応液を0℃に冷却した後、飽和塩化ア
ンモニウム水溶液を加え、セライト濾過し、濾液をtブ
チルメチルエーテルで抽出した。有機層を飽和食塩水で
洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濃縮した。残渣
をヘキサンで洗浄する事で、化合物[4−a]7.67
gを得た。1 H−NMR(CDCl3/250MHz)δ(pp
m):7.33−7.38(m,6H),7.58−
7.63(m,6H)
【0089】次に、本発明化合物のいくつかを例示する
が、本発明化合物はこれらの例示に限定されない。一般
式 化33または一般式 化34に記載の構造式I〜構
造式XVIにおけるR5、R6、R7及びR8は、表1〜表
30に記載のR5、R6、R7及びR8である。
が、本発明化合物はこれらの例示に限定されない。一般
式 化33または一般式 化34に記載の構造式I〜構
造式XVIにおけるR5、R6、R7及びR8は、表1〜表
30に記載のR5、R6、R7及びR8である。
【化34】
【化35】
【0090】
【表1】
【0091】
【表2】
【0092】
【表3】
【0093】
【表4】
【0094】
【表5】
【0095】
【表6】
【0096】
【表7】
【0097】
【表8】
【0098】
【表9】
【0099】
【表10】
【0100】
【表11】
【0101】
【表12】
【0102】
【表13】
【0103】
【表14】
【0104】
【表15】
【0105】
【表16】
【0106】
【表17】
【0107】
【表18】
【0108】
【表19】
【0109】
【表20】
【0110】
【表21】
【0111】
【表22】
【0112】
【表23】
【0113】
【表24】
【0114】
【表25】
【0115】
【表26】
【0116】
【表27】
【0117】
【表28】
【0118】
【表29】
【0119】
【表30】 [表中、nはノルマルを表し、iはイソを表し、cはシク
ロを表す。]
ロを表す。]
【0120】一般式 化35に記載の構造式XVIIに
おけるR2、R4、R5、R6、R7及びR8は、表31〜表
32に記載のR2、R4、R5、R6、R7及びR8である。
おけるR2、R4、R5、R6、R7及びR8は、表31〜表
32に記載のR2、R4、R5、R6、R7及びR8である。
【化36】
【0121】
【表31】
【0122】
【表32】
【0123】次に、製剤例を示す。なお、本発明化合物
は、前述の化合物番号で示す。部は重量部である。
は、前述の化合物番号で示す。部は重量部である。
【0124】製剤例1 本発明化合物I−3、I−4、I−5、I−7、I−
8、I−85、I−87、I−88、I−89、I−9
1、I−105、I−106、I−108、I−11
5、I−116、I−118、I−123、I−12
6、I−127、I−160、I−179、I−19
9、I−201、I−202、I−203、I−20
4、I−205、I−206、I−208、I−21
4、I−220、I−221、I−226、I−24
6、I−249、I−253、I−258、I−26
3、I−267、I−274、I−276、I−27
7、I−278、I−281、I−285、I−28
7、I−289、I−290、I−291、I−29
2、I−301、I−351、I−377、I−58
5、I−645、II−89の各々50部、リグニンス
ルホン酸カルシウム3部、ラウリル硫酸ナトリウム2部
及び合成含水酸化珪素45部をよく粉砕混合して各々の
水和剤を得る。 製剤例2 本発明化合物I−3、I−4、I−5、I−7、I−
8、I−85、I−87、I−88、I−89、I−9
1、I−105、I−106、I−108、I−11
5、I−116、I−118、I−123、I−12
6、I−127、I−160、I−179、I−19
9、I−201、I−202、I−203、I−20
4、I−205、I−206、I−208、I−21
4、I−220、I−221、I−226、I−24
6、I−249、I−253、I−258、I−26
3、I−267、I−274、I−276、I−27
7、I−278、I−281、I−285、I−28
7、I−289、I−290、I−291、I−29
2、I−301、I−351、I−377、I−58
5、I−645、II−89の各々10部、ポリオキシ
エチレンスチリルフェニルエ−テル14部、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸カルシウム6部、キシレン35部及び
シクロヘキサノン35部をよく混合して各々の乳剤を得
る。 製剤例3 本発明化合物I−1〜I−736、II−1〜II−7
36、III−1〜III−736、IV−1〜IV−
736、V−1〜V−736、VI−1〜VI−73
6、VII−1〜VII−736、VIII−1〜VI
II−736、IX−1〜IX−736、X−1〜X−
736、XI−1〜XI−736、XII−1〜XII
−736、XIII−1〜XIII−736、XIV−
1〜XIV−736、XV−1〜XV−736、XVI
−1〜XVI−736及びXVII−1〜XVII−2
8の各々2部、合成含水酸化珪素2部、リグニンスルホ
ン酸カルシウム2部、ベントナイト30部及びカオリン
クレ−64部をよく粉砕混合し、水を加えよく練りあわ
せた後、造粒乾燥して各々の粒剤を得る。 製剤例4 本発明化合物I−3、I−4、I−5、I−7、I−
8、I−85、I−87、I−88、I−89、I−9
1、I−105、I−106、I−108、I−11
5、I−116、I−118、I−123、I−12
6、I−127、I−160、I−179、I−19
9、I−201、I−202、I−203、I−20
4、I−205、I−206、I−208、I−21
4、I−220、I−221、I−226、I−24
6、I−249、I−253、I−258、I−26
3、I−267、I−274、I−276、I−27
7、I−278、I−281、I−285、I−28
7、I−289、I−290、I−291、I−29
2、I−301、I−351、I−377、I−58
5、I−645、II−89の各々25部、ポリビニル
アルコ−ル10%水溶液50部、水25部を混合し、平
均粒径が5マイクロメ−トル以下になるまで湿式粉砕し
て各々の懸濁剤を得る。 製剤例5 ポリビニルアルコ−ル10%水溶液40部中に、本発明
化合物I−3、I−4、I−5、I−7、I−8、I−
85、I−87、I−88、I−89、I−91、I−
105、I−106、I−108、I−115、I−1
16、I−118、I−123、I−126、I−12
7、I−160、I−179、I−199、I−20
1、I−202、I−203、I−204、I−20
5、I−206、I−208、I−214、I−22
0、I−221、I−226、I−246、I−24
9、I−253、I−258、I−263、I−26
7、I−274、I−276、I−277、I−27
8、I−281、I−285、I−287、I−28
9、I−290、I−291、I−292、I−30
1、I−351、I−377、I−585、I−64
5、II−89の各々5部を加え、ホモジナイザ−にて
平均粒径が10マイクロメ−トル以下になるまで乳化分
散し、ついで55部の水を加え、各々の濃厚エマルジョ
ンを得る。
8、I−85、I−87、I−88、I−89、I−9
1、I−105、I−106、I−108、I−11
5、I−116、I−118、I−123、I−12
6、I−127、I−160、I−179、I−19
9、I−201、I−202、I−203、I−20
4、I−205、I−206、I−208、I−21
4、I−220、I−221、I−226、I−24
6、I−249、I−253、I−258、I−26
3、I−267、I−274、I−276、I−27
7、I−278、I−281、I−285、I−28
7、I−289、I−290、I−291、I−29
2、I−301、I−351、I−377、I−58
5、I−645、II−89の各々50部、リグニンス
ルホン酸カルシウム3部、ラウリル硫酸ナトリウム2部
及び合成含水酸化珪素45部をよく粉砕混合して各々の
水和剤を得る。 製剤例2 本発明化合物I−3、I−4、I−5、I−7、I−
8、I−85、I−87、I−88、I−89、I−9
1、I−105、I−106、I−108、I−11
5、I−116、I−118、I−123、I−12
6、I−127、I−160、I−179、I−19
9、I−201、I−202、I−203、I−20
4、I−205、I−206、I−208、I−21
4、I−220、I−221、I−226、I−24
6、I−249、I−253、I−258、I−26
3、I−267、I−274、I−276、I−27
7、I−278、I−281、I−285、I−28
7、I−289、I−290、I−291、I−29
2、I−301、I−351、I−377、I−58
5、I−645、II−89の各々10部、ポリオキシ
エチレンスチリルフェニルエ−テル14部、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸カルシウム6部、キシレン35部及び
シクロヘキサノン35部をよく混合して各々の乳剤を得
る。 製剤例3 本発明化合物I−1〜I−736、II−1〜II−7
36、III−1〜III−736、IV−1〜IV−
736、V−1〜V−736、VI−1〜VI−73
6、VII−1〜VII−736、VIII−1〜VI
II−736、IX−1〜IX−736、X−1〜X−
736、XI−1〜XI−736、XII−1〜XII
−736、XIII−1〜XIII−736、XIV−
1〜XIV−736、XV−1〜XV−736、XVI
−1〜XVI−736及びXVII−1〜XVII−2
8の各々2部、合成含水酸化珪素2部、リグニンスルホ
ン酸カルシウム2部、ベントナイト30部及びカオリン
クレ−64部をよく粉砕混合し、水を加えよく練りあわ
せた後、造粒乾燥して各々の粒剤を得る。 製剤例4 本発明化合物I−3、I−4、I−5、I−7、I−
8、I−85、I−87、I−88、I−89、I−9
1、I−105、I−106、I−108、I−11
5、I−116、I−118、I−123、I−12
6、I−127、I−160、I−179、I−19
9、I−201、I−202、I−203、I−20
4、I−205、I−206、I−208、I−21
4、I−220、I−221、I−226、I−24
6、I−249、I−253、I−258、I−26
3、I−267、I−274、I−276、I−27
7、I−278、I−281、I−285、I−28
7、I−289、I−290、I−291、I−29
2、I−301、I−351、I−377、I−58
5、I−645、II−89の各々25部、ポリビニル
アルコ−ル10%水溶液50部、水25部を混合し、平
均粒径が5マイクロメ−トル以下になるまで湿式粉砕し
て各々の懸濁剤を得る。 製剤例5 ポリビニルアルコ−ル10%水溶液40部中に、本発明
化合物I−3、I−4、I−5、I−7、I−8、I−
85、I−87、I−88、I−89、I−91、I−
105、I−106、I−108、I−115、I−1
16、I−118、I−123、I−126、I−12
7、I−160、I−179、I−199、I−20
1、I−202、I−203、I−204、I−20
5、I−206、I−208、I−214、I−22
0、I−221、I−226、I−246、I−24
9、I−253、I−258、I−263、I−26
7、I−274、I−276、I−277、I−27
8、I−281、I−285、I−287、I−28
9、I−290、I−291、I−292、I−30
1、I−351、I−377、I−585、I−64
5、II−89の各々5部を加え、ホモジナイザ−にて
平均粒径が10マイクロメ−トル以下になるまで乳化分
散し、ついで55部の水を加え、各々の濃厚エマルジョ
ンを得る。
【0125】次に、本発明化合物が除草剤の有効成分と
して有用であることを試験例で示す。尚、本発明化合物
は前述の化合物番号で示す。
して有用であることを試験例で示す。尚、本発明化合物
は前述の化合物番号で示す。
【0126】試験例1 直径10cm、深さ10cmの円筒形プラスチックポッ
トに土壌を詰めイチビを播種し、温室内で7日間育成し
た。その後、製剤例2に準じて供試化合物I−3、I−
4、I−5、I−7、I−8、I−85、I−87、I
−88、I−89、I−91、I−105、I−10
6、I−108、I−115、I−116、I−11
8、I−123、I−126、I−127、I−13
4、I−160、I−179、I−199、I−20
1、I−202、I−203、I−204、I−20
5、I−206、I−208、I−214、I−22
0、I−221、I−226、I−246、I−24
9、I−251、I−253、I−258、I−25
9、I−262、I−263、I−267、I−26
8、I−269、I−271、I−274、I−27
6、I−277、I−278、I−281、I−28
5、I−287、I−289、I−290、I−29
1、I−292、I−301、I−350、I−35
1、I−377、I−585、I−587、I−62
5、I−645、I−671、I−694、II−89
を乳剤にし、その所定量を1ヘクタ−ルあたり1000
リットル相当の展着剤を含む水で希釈し、噴霧器で植物
体上方から茎葉部全面に均一に処理した。処理後13日
間温室内で育成し、除草効力を調査した。その結果、化
合物I−3、I−4、I−5、I−7、I−8、I−8
5、I−87、I−88、I−89、I−91、I−1
05、I−106、I−108、I−115、I−11
6、I−118、I−123、I−126、I−12
7、I−134、I−160、I−179、I−19
9、I−201、I−202、I−203、I−20
4、I−205、I−206、I−208、I−21
4、I−220、I−221、I−226、I−24
6、I−249、I−251、I−253、I−25
8、I−259、I−262、I−263、I−26
7、I−268、I−269、I−271、I−27
4、I−276、I−277、I−278、I−28
1、I−285、I−287、I−289、I−29
0、I−291、I−292、I−301、I−35
0、I−351、I−377、I−585、I−58
7、I−625、I−645、I−671、I−69
4、II−89は2000g/haの薬量でイチビを完
全に枯殺した。
トに土壌を詰めイチビを播種し、温室内で7日間育成し
た。その後、製剤例2に準じて供試化合物I−3、I−
4、I−5、I−7、I−8、I−85、I−87、I
−88、I−89、I−91、I−105、I−10
6、I−108、I−115、I−116、I−11
8、I−123、I−126、I−127、I−13
4、I−160、I−179、I−199、I−20
1、I−202、I−203、I−204、I−20
5、I−206、I−208、I−214、I−22
0、I−221、I−226、I−246、I−24
9、I−251、I−253、I−258、I−25
9、I−262、I−263、I−267、I−26
8、I−269、I−271、I−274、I−27
6、I−277、I−278、I−281、I−28
5、I−287、I−289、I−290、I−29
1、I−292、I−301、I−350、I−35
1、I−377、I−585、I−587、I−62
5、I−645、I−671、I−694、II−89
を乳剤にし、その所定量を1ヘクタ−ルあたり1000
リットル相当の展着剤を含む水で希釈し、噴霧器で植物
体上方から茎葉部全面に均一に処理した。処理後13日
間温室内で育成し、除草効力を調査した。その結果、化
合物I−3、I−4、I−5、I−7、I−8、I−8
5、I−87、I−88、I−89、I−91、I−1
05、I−106、I−108、I−115、I−11
6、I−118、I−123、I−126、I−12
7、I−134、I−160、I−179、I−19
9、I−201、I−202、I−203、I−20
4、I−205、I−206、I−208、I−21
4、I−220、I−221、I−226、I−24
6、I−249、I−251、I−253、I−25
8、I−259、I−262、I−263、I−26
7、I−268、I−269、I−271、I−27
4、I−276、I−277、I−278、I−28
1、I−285、I−287、I−289、I−29
0、I−291、I−292、I−301、I−35
0、I−351、I−377、I−585、I−58
7、I−625、I−645、I−671、I−69
4、II−89は2000g/haの薬量でイチビを完
全に枯殺した。
【0127】試験例2 直径10cm、深さ10cmの円筒形プラスチックポットに
土壌を詰め、イチビを播種した。製剤例2に準じて化合
物I−3、I−4、I−7、I−8、I−85、I−8
7、I−88、I−89、I−91、I−105、I−
106、I−108、I−115、I−116、I−1
18、I−123、I−126、I−127、I−13
4、I−160、I−179、I−199、I−20
1、I−202、I−203、I−204、I−20
5、I−206、I−208、I−214、I−22
0、I−221、I−226、I−246、I−24
9、I−253、I−267、I−268、I−27
1、I−274、I−276、I−277、I−27
8、I−285、I−287、I−289、I−29
0、I−291、I−292、I−301、I−35
0、I−351、I−377、I−585、I−62
5、II−89を乳剤にし、その所定量を1ヘクタール
当たり1000リットル相当の水で希釈し、噴霧器で土
壌表面全面に均一に散布した。処理後13日温室内で育
成し、除草効力を調査した。その結果、化合物I−3、
I−4、I−7、I−8、I−85、I−87、I−8
8、I−89、I−91、I−105、I−106、I
−108、I−115、I−116、I−118、I−
123、I−126、I−127、I−134、I−1
60、I−179、I−199、I−201、I−20
2、I−203、I−204、I−205、I−20
6、I−208、I−214、I−220、I−22
1、I−226、I−246、I−249、I−25
3、I−267、I−268、I−271、I−27
4、I−276、I−277、I−278、I−28
5、I−287、I−289、I−290、I−29
1、I−292、I−301、I−350、I−35
1、I−377、I−585、I−625、II−89
は2000g/haの薬量でイチビの出芽を完全に抑制
した。
土壌を詰め、イチビを播種した。製剤例2に準じて化合
物I−3、I−4、I−7、I−8、I−85、I−8
7、I−88、I−89、I−91、I−105、I−
106、I−108、I−115、I−116、I−1
18、I−123、I−126、I−127、I−13
4、I−160、I−179、I−199、I−20
1、I−202、I−203、I−204、I−20
5、I−206、I−208、I−214、I−22
0、I−221、I−226、I−246、I−24
9、I−253、I−267、I−268、I−27
1、I−274、I−276、I−277、I−27
8、I−285、I−287、I−289、I−29
0、I−291、I−292、I−301、I−35
0、I−351、I−377、I−585、I−62
5、II−89を乳剤にし、その所定量を1ヘクタール
当たり1000リットル相当の水で希釈し、噴霧器で土
壌表面全面に均一に散布した。処理後13日温室内で育
成し、除草効力を調査した。その結果、化合物I−3、
I−4、I−7、I−8、I−85、I−87、I−8
8、I−89、I−91、I−105、I−106、I
−108、I−115、I−116、I−118、I−
123、I−126、I−127、I−134、I−1
60、I−179、I−199、I−201、I−20
2、I−203、I−204、I−205、I−20
6、I−208、I−214、I−220、I−22
1、I−226、I−246、I−249、I−25
3、I−267、I−268、I−271、I−27
4、I−276、I−277、I−278、I−28
5、I−287、I−289、I−290、I−29
1、I−292、I−301、I−350、I−35
1、I−377、I−585、I−625、II−89
は2000g/haの薬量でイチビの出芽を完全に抑制
した。
【0128】試験例3 直径9cm、深さ11cmの円筒形プラスチックポットに土
壌を詰め、タイヌビエを播種した。湛水して水田状態に
した後、温室内で育成した。12日後に製剤例2に準じ
て化合物I−3、I−4、I−5、I−7、I−8、I
−85、I−87、I−88、I−89、I−91、I
−105、I−106、I−108、I−115、I−
116、I−118、I−123、I−126、I−1
27、I−160、I−179、I−199、I−20
1、I−202、I−203、I−204、I−20
5、I−206、I−208、I−214、I−22
0、I−221、I−226、I−246、I−24
9、I−253、I−258、I−263、I−26
7、I−274、I−276、I−277、I−27
8、I−281、I−285、I−287、I−28
9、I−290、I−291、I−292、I−30
1、I−351、I−377、I−585、I−64
5、II−89を乳剤にし、その所定量を水で希釈し、
1アール当たり50リットルを水面に処理した。処理後
13日間温室内で育成し、除草効力を調査した。その結
果、化合物I−3、I−4、I−5、I−7、I−8、
I−85、I−87、I−88、I−89、I−91、
I−105、I−106、I−108、I−115、I
−116、I−118、I−123、I−126、I−
127、I−160、I−179、I−199、I−2
01、I−202、I−203、I−204、I−20
5、I−206、I−208、I−214、I−22
0、I−221、I−226、I−246、I−24
9、I−253、I−258、I−263、I−26
7、I−274、I−276、I−277、I−27
8、I−281、I−285、I−287、I−28
9、I−290、I−291、I−292、I−30
1、I−351、I−377、I−585、I−64
5、II−89は1000g/haの薬量でタイヌビエ
を完全に枯殺した。
壌を詰め、タイヌビエを播種した。湛水して水田状態に
した後、温室内で育成した。12日後に製剤例2に準じ
て化合物I−3、I−4、I−5、I−7、I−8、I
−85、I−87、I−88、I−89、I−91、I
−105、I−106、I−108、I−115、I−
116、I−118、I−123、I−126、I−1
27、I−160、I−179、I−199、I−20
1、I−202、I−203、I−204、I−20
5、I−206、I−208、I−214、I−22
0、I−221、I−226、I−246、I−24
9、I−253、I−258、I−263、I−26
7、I−274、I−276、I−277、I−27
8、I−281、I−285、I−287、I−28
9、I−290、I−291、I−292、I−30
1、I−351、I−377、I−585、I−64
5、II−89を乳剤にし、その所定量を水で希釈し、
1アール当たり50リットルを水面に処理した。処理後
13日間温室内で育成し、除草効力を調査した。その結
果、化合物I−3、I−4、I−5、I−7、I−8、
I−85、I−87、I−88、I−89、I−91、
I−105、I−106、I−108、I−115、I
−116、I−118、I−123、I−126、I−
127、I−160、I−179、I−199、I−2
01、I−202、I−203、I−204、I−20
5、I−206、I−208、I−214、I−22
0、I−221、I−226、I−246、I−24
9、I−253、I−258、I−263、I−26
7、I−274、I−276、I−277、I−27
8、I−281、I−285、I−287、I−28
9、I−290、I−291、I−292、I−30
1、I−351、I−377、I−585、I−64
5、II−89は1000g/haの薬量でタイヌビエ
を完全に枯殺した。
【0129】
【発明の効果】本発明化合物を用いることにより、優れ
た除草効果が得られる。
た除草効果が得られる。
Claims (25)
- 【請求項1】一般式 化1 【化1】 [式中、R1は水素原子、ハロゲン原子、シアノ基また
はC1〜C3アルキル基を表し、R2はC1〜C3アル
キル基、C1〜C3ハロアルキル基、C3〜C6アルケ
ニル基、C3〜C6アルキ二ル基、N(R61)R62基ま
たはN=C(R61)R62基を表し{ここで、R61及びR
62は同一または相異なり、水素原子、C1〜C3アルキ
ル基またはC1〜C3ハロアルキル基を表す。}、R3
はC1〜C3アルキル基またはC1〜C3ハロアルキル
基を表すか、あるいは、R2とR3とが末端で結合するこ
とにより、フッ素原子で置換されていてもよいトリメチ
レン基またはフッ素原子で置換されていてもよいテトラ
メチレン基を形成していてもよく、Qは置換されてもよ
いフェニル基を表し、X、Y及びZは同一または相異な
り、酸素原子または硫黄原子を表す。]で示されるウラ
シル化合物。 - 【請求項2】上記一般式 化1に於いて、Qが一般式
化2 【化2】 [式中、R4は水素原子、ハロゲン原子、C1〜C3ア
ルキル基またはC1〜C3ハロアルキル基を表し、R5
は水素原子、ハロゲン原子、NO2基、CN基、C1〜
C3アルコキシ基、C1〜C3アルキル基またはC1〜
C3ハロアルキル基を表し、R6は水素原子、ハロゲン
原子、C1〜C6アルキル基、C1〜C6ハロアルキル
基、OR9基、SR10基、N(R11)R12基、COOR
13基、COOM基、COR14基、SO2R15基、NO
2基、CN基、CR20=C(R16)R17基またはCR18
=NOR19基を表し、R7は水素原子、ハロゲン原子、
C1〜C6アルキル基、C1〜C6ハロアルキル基、ヒ
ドロキシC1〜C6アルキル基、C1〜C6アルコキシ
C1〜C6アルキル基、OR39基、SR40基、N
(R41)R42基、COOR43基、COOM基、COR44
基、SO2R45基、NO2基、CN基、CR50=C
(R46)R47基またはCR48=NOR49基を表し、R8
は水素原子、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基、C
1〜C6ハロアルキル基、ヒドロキシC1〜C6アルキ
ル基、C1〜C6アルコキシC1〜C6アルキル基、O
R69基、SR70基、N(R71)R72基、NR71N
(R70)R72基、NR71OR69基、COOR73基、CO
OM基、COR74基、SO2R75基、NO2基、CN基、
CR80=C(R76)R77基またはCR78=NOR79基を
表す。{ここで、R9、R39及びR69は同一または相異
なり、水素原子、C1〜C10アルキル基、C1〜C1
0ハロアルキル基、C3〜C8アルケニル基、C3〜C
8ハロアルケニル基、C3〜C8アルキニル基、C3〜
C8ハロアルキニル基、C3〜C10シクロアルキル
基、C3〜C10ハロシクロアルキル基、C3〜C10
シクロアルケニル基、C3〜C10ハロシクロアルケニ
ル基、C3〜C10シクロアルキルC1〜C3アルキル
基、C3〜C10ハロシクロアルキルC1〜C3アルキ
ル基、C3〜C10シクロアルケニルC1〜C3アルキ
ル基、C3〜C10ハロシクロアルケニルC1〜C3ア
ルキル基、(C1〜C5アルキル)カルボニル基、(C
1〜C5ハロアルキル)カルボニル基、(C3〜C6シ
クロアルキル)カルボニル基、(C3〜C6ハロシクロ
アルキル)カルボニル基、(C1〜C6アルキル)カル
ボニルC1〜C6アルキル基、(C1〜C6ハロアルキ
ル)カルボニルC1〜C6アルキル基、(C1〜C6ア
ルコキシ)カルボニル基、(C1〜C6ハロアルコキ
シ)カルボニル基、(C3〜C10シクロアルコキシ)
カルボニル基、(C3〜C10ハロシクロアルコキシ)
カルボニル基、カルボキシC1〜C5アルキル基、(ヒ
ドロキシC1〜C5アルコキシ)カルボニルC1〜C5
アルキル基、(C1〜C10アルコキシ)カルボニルC
1〜C5アルキル基、(C1〜C10ハロアルコキシ)
カルボニルC1〜C5アルキル基、テトラヒドロフラニ
ルオキシカルボニルC1〜C6アルキル基、テトラヒド
ロピラニルオキシカルボニルC1〜C6アルキル基、
{(C1〜C6アルコキシ)C1〜C6アルコキシ}カ
ルボニルC1〜C6アルキル基、[{(C1〜C6アル
コキシ)カルボニル}C1〜C6アルコキシ]カルボニ
ルC1〜C6アルキル基、[2−アザ−2−(C1〜C
3アルコキシ)−1−{(C1〜C3アルコキシ)カル
ボニル}ビニル]C1〜C3アルキル基、(C3〜C1
0シクロアルコキシ)カルボニルC1〜C5アルキル
基、(C3〜C10ハロシクロアルコキシ)カルボニル
C1〜C5アルキル基、アミノカルボニルC1〜C6ア
ルキル基、(C1〜C6アルキルアミノ)カルボニルC
1〜C6アルキル基、(C3〜C8アルケニルオキシ)
カルボニルC1〜C6アルキル基、(C3〜C8アルキ
ニルオキシ)カルボニルC1〜C6アルキル基、ヒドロ
キシC1〜C6アルキル基、C1〜C6アルコキシC1
〜C6アルキル基、C1〜C6ハロアルコキシC1〜C
6アルキル基、メルカプトC1〜C6アルキル基、C1
〜C6アルキルチオC1〜C6アルキル基、C1〜C6
ハロアルキルチオC1〜C6アルキル基、シアノC1〜
C4アルキル基、テトラヒドロフラニル基、テトラヒド
ロピラニル基、置換されていてもよいフェニル基、(置
換されていてもよいフェニル)C1〜C3アルキル基、
置換されていてもよいフェニルカルボニル基またはSO
2R22基を表し、R10、R40及びR70は同一または相異
なり、水素原子、C1〜C10アルキル基、C1〜C1
0ハロアルキル基、C3〜C8アルケニル基、C3〜C
8ハロアルケニル基、C3〜C8アルキニル基、C3〜
C8ハロアルキニル基、C3〜C10シクロアルキル
基、C3〜C10ハロシクロアルキル基、C3〜C10
シクロアルケニル基、C3〜C10ハロシクロアルケニ
ル基、C3〜C10シクロアルキルC1〜C3アルキル
基、C3〜C10ハロシクロアルキルC1〜C3アルキ
ル基、C3〜C10シクロアルケニルC1〜C3アルキ
ル基、C3〜C10ハロシクロアルケニルC1〜C3ア
ルキル基、(C1〜C5アルキル)カルボニル基、(C
1〜C5ハロアルキル)カルボニル基、(C3〜C6シ
クロアルキル)カルボニル基、(C3〜C6ハロシクロ
アルキル)カルボニル基、(C1〜C6アルキル)カル
ボニルC1〜C6アルキル基、(C1〜C6ハロアルキ
ル)カルボニルC1〜C6アルキル基、(C1〜C6ア
ルコキシ)カルボニル基、(C1〜C6ハロアルコキ
シ)カルボニル基、(C3〜C10シクロアルコキシ)
カルボニル基、(C3〜C10ハロシクロアルコキシ)
カルボニル基、カルボキシC1〜C5アルキル基、(ヒ
ドロキシC1〜C5アルコキシ)カルボニルC1〜C5
アルキル基、(C1〜C10アルコキシ)カルボニルC
1〜C5アルキル基、(C1〜C10ハロアルコキシ)
カルボニルC1〜C5アルキル基、[{(C1〜C6ア
ルコキシ)カルボニル}C1〜C6アルコキシ]カルボ
ニルC1〜C6アルキル基、(C3〜C10シクロアル
コキシ)カルボニルC1〜C5アルキル基、(C3〜C
10ハロシクロアルコキシ)カルボニルC1〜C5アル
キル基、アミノカルボニルC1〜C6アルキル基、(C
1〜C6アルキルアミノ)カルボニルC1〜C6アルキ
ル基、ヒドロキシC1〜C6アルキル基、C1〜C6ア
ルコキシC1〜C6アルキル基、C1〜C6ハロアルコ
キシC1〜C6アルキル基、メルカプトC1〜C6アル
キル基、C1〜C6アルキルチオC1〜C6アルキル
基、C1〜C6ハロアルキルチオC1〜C6アルキル
基、シアノC1〜C4アルキル基、テトラヒドロフラニ
ル基、テトラヒドロピラニル基、置換されていてもよい
フェニル基、(置換されていてもよいフェニル)C1〜
C3アルキル基または置換されていてもよいフェニルカ
ルボニル基を表し、R11、R12、R41、R42、R71及び
R72は同一または相異なり、水素原子、C1〜C10ア
ルキル基、C1〜C10ハロアルキル基、C3〜C8ア
ルケニル基、C3〜C8ハロアルケニル基、C3〜C8
アルキニル基、C3〜C8ハロアルキニル基、C3〜C
10シクロアルキル基、C3〜C10ハロシクロアルキ
ル基、C3〜C10シクロアルケニル基、C3〜C10
ハロシクロアルケニル基、C3〜C10シクロアルキル
C1〜C3アルキル基、C3〜C10ハロシクロアルキ
ルC1〜C3アルキル基、C3〜C10シクロアルケニ
ルC1〜C3アルキル基、C3〜C10ハロシクロアル
ケニルC1〜C3アルキル基、(C1〜C5アルキル)
カルボニル基、(C1〜C5ハロアルキル)カルボニル
基、(C3〜C6シクロアルキル)カルボニル基、(C
3〜C6ハロシクロアルキル)カルボニル基、(C1〜
C6アルキル)カルボニルC1〜C6アルキル基、(C
1〜C6ハロアルキル)カルボニルC1〜C6アルキル
基、(C1〜C6アルコキシ)カルボニル基、(C1〜
C6ハロアルコキシ)カルボニル基、(C3〜C10シ
クロアルコキシ)カルボニル基、(C3〜C10ハロシ
クロアルコキシ)カルボニル基、カルボキシC1〜C5
アルキル基、(ヒドロキシC1〜C5アルコキシ)カル
ボニルC1〜C5アルキル基、(C1〜C10アルコキ
シ)カルボニルC1〜C5アルキル基、(C1〜C10
ハロアルコキシ)カルボニルC1〜C5アルキル基、
(C3〜C10シクロアルコキシ)カルボニルC1〜C
5アルキル基、(C3〜C10ハロシクロアルコキシ)
カルボニルC1〜C5アルキル基、アミノカルボニルC
1〜C6アルキル基、(C1〜C6アルキルアミノ)カ
ルボニルC1〜C6アルキル基、ヒドロキシC1〜C6
アルキル基、C1〜C6アルコキシC1〜C6アルキル
基、C1〜C6ハロアルコキシC1〜C6アルキル基、
C1〜C6アルキルチオC1〜C6アルキル基、C1〜
C6ハロアルキルチオC1〜C6アルキル基、シアノC
1〜C4アルキル基、置換されていてもよいフェニル
基、(置換されていてもよいフェニル)C1〜C3アル
キル基、(置換されていてもよいフェニル)((C1〜
C10アルコキシ)カルボニル)C1〜C3アルキル
基、置換されていてもよいフェニルカルボニル基、SR
34基、SOR21基またはSO2R22基を表し、R13、R
43およびR73は同一または相異なり、水素原子、C1〜
C10アルキル基、C1〜C10ハロアルキル基、C3
〜C10アルケニル基、C3〜C10ハロアルケニル
基、C3〜C10アルキニル基、C3〜C10ハロアル
キニル基、C3〜C8シクロアルキル基、C3〜C8ハ
ロシクロアルキル基、N(R23)R 24基、N=C
(R23)R24基、テトラヒドロフラニル基、テトラヒド
ロピラニル基、カルボキシC1〜C5アルキル基、(C
3〜C8シクロアルコキシ)カルボニルC1〜C5アル
キル基、(C3〜C8アルケニルオキシ)カルボニルC
1〜C6アルキル基、(C3〜C8アルキニルオキシ)
カルボニルC1〜C6アルキル基、テトラヒドロフラニ
ルオキシカルボニルC1〜C6アルキル基、テトラヒド
ロピラニルオキシカルボニルC1〜C6アルキル基、
(C1〜C5アルコキシ)カルボニルC1〜C5アルキ
ル基または(C1〜C5ハロアルコキシ)カルボニルC
1〜C5アルキル基を表し、R14、R44およびR74は同
一または相異なり、水素原子、塩素原子、C1〜C5ア
ルキル基、C1〜C5ハロアルキル基、C3〜C6シク
ロアルキル基、C3〜C6ハロシクロアルキル基または
N(R25)R26基を表し、R15、R45およびR75は同一
または相異なり、は塩素原子、C1〜C10アルキル
基、C1〜C10ハロアルキル基、N(R27)R28基ま
たはOR29基を表し、R16、R46およびR76は同一また
は相異なり、水素原子、ハロゲン原子またはC1〜C3
アルキル基を表し、R17、R47およびR77は同一または
相異なり、水素原子、COOR30基、シアノ基またはC
1〜C5アルキル基を表わし、R18、R48およびR78は
同一または相異なり、水素原子、C1〜C4アルキル
基、C1〜C4ハロアルキル基、C3〜C6シクロアル
キル基またはC3〜C6ハロシクロアルキル基を表し、
R19、R49およびR79は同一または相異なり、水素原
子、C1〜C10アルキル基、C1〜C10ハロアルキ
ル基、C3〜C6シクロアルキル基、C3〜C6ハロシ
クロアルキル基、C3〜C10シクロアルキルC1〜C
3アルキル基、C3〜C10ハロシクロアルキルC1〜
C3アルキル基、C3〜C5アルケニル基、C3〜C5
ハロアルケニル基、C3〜C5アルキニル基、C3〜C
5ハロアルキニル基、カルボキシC1〜C3アルキル
基、(C1〜C5アルコキシ)カルボニルC1〜C3ア
ルキル基、(C1〜C5ハロアルコキシ)カルボニルC
1〜C3アルキル基、置換されていてもよいフェニル基
または(置換されていてもよいフェニル)C1〜C3ア
ルキル基を表し、R20、R50およびR80は同一または相
異なり、水素原子、塩素原子、C1〜C5アルキル基、
C1〜C5ハロアルキル基、C3〜C6シクロアルキル
基またはC3〜C6ハロシクロアルキル基を表し、Mは
アルカリ金属原子を表す。〈ここで、R34はC1〜C1
0アルキル基、C1〜C10ハロアルキル基または置換
されていてもよいフェニル基を表し、R21はC1〜C1
0アルキル基、C1〜C10ハロアルキル基、C3〜C
8シクロアルキル基、C3〜C8ハロシクロアルキル基
または置換されていてもよいフェニル基を表し、R22は
C1〜C10アルキル基、C1〜C10ハロアルキル
基、C3〜C8シクロアルキル基、C3〜C8ハロシク
ロアルキル基または置換されていてもよいフェニル基を
表し、R23は水素原子またはC1〜C5アルキル基を表
し、R24は水素原子、C1〜C5アルキル基、C1〜C
5ハロアルキル基または置換されていてもよいフェニル
基を表し、R25は水素原子、C1〜C10アルキル基、
C1〜C10ハロアルキル基、SO 2H基、C1〜C5
アルキルスルホニル基、C3〜C10シクロアルキル
基、C3〜C10ハロシクロアルキル基、カルボキシC
1〜C3アルキル基、(C1〜C5アルコキシ)カルボ
ニルC1〜C3アルキル基、置換されていてもよいフェ
ニル基、C1−C10アルキルスルフィニル基、C1−
C10ハロアルキルスルフィニル基、C3−C8シクロ
アルキルスルフィニル基、C3−C8ハロシクロアルキ
ルスルフィニル基、置換されていてもよいフェニルスル
フィニル基、C1−C10アルキルスルホニル基、C1
−C10ハロアルキルスルホニル基、C3−C8シクロ
アルキルスルホニル基、C3−C8ハロシクロアルキル
スルホニル基または置換されていてもよいフェニルスル
ホニル基を表し、R26は水素原子、C1〜C10アルキ
ル基またはC1〜C10ハロアルキル基を表し、R27は
水素原子、C1〜C5アルキル基またはC1〜C5ハロ
アルキル基を表し、R28は水素原子、C1〜C10アル
キル基またはC1〜C10ハロアルキル基を表し、R29
はC1〜C10アルキル基を表し、R30は水素原子、C
1〜C10アルキル基、C1〜C10ハロアルキル基、
C3〜C10シクロアルキル基、C3〜C10ハロシク
ロアルキル基または置換されていてもよいフェニル基を
表す。〉}]で示される基である請求項1に記載のウラ
シル化合物。 - 【請求項3】上記一般式 化1に於いて、XおよびYが
酸素原子である請求項1または2に記載のウラシル化合
物。 - 【請求項4】上記一般式 化1に於いて、Zが酸素原子
である請求項1〜3のいずれかに記載のウラシル化合
物。 - 【請求項5】上記一般式 化1に於いて、Zが硫黄原子
である請求項1〜3のいずれかに記載のウラシル化合
物。 - 【請求項6】上記一般式 化1に於いて、R1が水素原
子またはC1〜C3アルキル基である請求項1〜5のい
ずれかに記載のウラシル化合物。 - 【請求項7】上記一般式 化1に於いて、R2がC1〜
C3アルキル基である請求項1〜6のいずれかに記載の
ウラシル化合物。 - 【請求項8】上記一般式 化1に於いて、R2がメチル
基である請求項1〜6のいずれかに記載のウラシル化合
物。 - 【請求項9】上記一般式 化1に於いて、R2がアミノ
基である請求項1〜6のいずれかに記載のウラシル化合
物。 - 【請求項10】上記一般式 化1に於いて、R3がC1
〜C3ハロアルキル基である請求項1〜9のいずれかに
記載のウラシル化合物。 - 【請求項11】上記一般式 化1に於いて、R3がトリ
フルオロメチル基である請求項1〜9のいずれかに記載
のウラシル化合物。 - 【請求項12】請求項1〜11のいずれかに記載のウラ
シル化合物を有効成分として含有することを特徴とする
除草剤。 - 【請求項13】一般式 化3 【化3】 [式中、R1、R3、Q、X、Y及びZは、前記と同じ意
味を表す。]で示されるウラシル化合物。 - 【請求項14】上記一般式 化3に於いて、Qが一般式
化4 【化4】 [式中、R4、R5、R6、R7及びR8は前記と同じ意味
を表す。]で示される基である請求項13に記載のウラ
シル化合物。 - 【請求項15】上記一般式 化3に於いて、XおよびY
が酸素原子である請求項13または14に記載のウラシ
ル化合物。 - 【請求項16】上記一般式 化3に於いて、Zが酸素原
子である請求項13〜15のいずれかに記載のウラシル
化合物。 - 【請求項17】上記一般式 化3に於いて、Zが硫黄原
子である請求項13〜15のいずれかに記載のウラシル
化合物。 - 【請求項18】上記一般式 化3に於いて、R3がトリ
フルオロメチル基である請求項13〜17に記載のウラ
シル化合物。 - 【請求項19】一般式 化5 【化5】 [式中、R1、X、YおよびZは、前記と同じ意味を表
し、R200は水素原子、C1〜C3アルキル基、C1〜
C3ハロアルキル基、C3〜C6アルケニル基、C3〜
C6アルキ二ル基またはN(R61)R62基を表し{ここ
で、R61及びR62は前記と同じ意味を表す。}、R300
はC1〜C3ハロアルキル基を表すか、あるいは、R
200とR300とが末端で結合することにより、フッ素原子
で置換されていてもよいトリメチレン基またはフッ素原
子で置換されていてもよいテトラメチレン基を形成して
いてもよい。]で示されるウラシル化合物。 - 【請求項20】上記一般式 化5に於いて、X及びYが
酸素原子である請求項19に記載のウラシル化合物。 - 【請求項21】上記一般式 化5に於いて、Zが酸素原
子である請求項19または20に記載のウラシル化合
物。 - 【請求項22】上記一般式 化5に於いて、Zが硫黄原
子である請求項19または20に記載のウラシル化合
物。 - 【請求項23】上記一般式 化5に於いて、R300がト
リフルオロメチル基である請求項19〜22に記載のウ
ラシル化合物。 - 【請求項24】上記一般式 化5に於いて、R200がメ
チル基である請求項19〜23のいずれかに記載のウラ
シル化合物。 - 【請求項25】上記一般式 化5に於いて、R200がア
ミノ基である請求項19〜23のいずれかに記載のウラ
シル化合物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11286819A JP2000186076A (ja) | 1998-10-12 | 1999-10-07 | ウラシル化合物、その用途及びその製造中間体 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-289358 | 1998-10-12 | ||
JP28935898 | 1998-10-12 | ||
JP11286819A JP2000186076A (ja) | 1998-10-12 | 1999-10-07 | ウラシル化合物、その用途及びその製造中間体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000186076A true JP2000186076A (ja) | 2000-07-04 |
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ID=26556468
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000186076A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014516923A (ja) * | 2011-04-07 | 2014-07-17 | エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー | ジアリールスルフィド骨格を含有する光解離性保護基 |
-
1999
- 1999-10-07 JP JP11286819A patent/JP2000186076A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014516923A (ja) * | 2011-04-07 | 2014-07-17 | エフ.ホフマン−ラ ロシュ アーゲー | ジアリールスルフィド骨格を含有する光解離性保護基 |
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