JP2000186027A - 瞬間着火式線香 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 風雨等の悪条件の中においても、迅速且つ確
実に着火が出来るようにした墓参時等に使用する瞬間着
火式線香を提供する． 【解決手段】 線香（１）の片方の先端部分に、発火剤
（頭薬等）（２）を満遍なく塗布したことを特徴とす
る．

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、風雨等の悪条件
の中においても、迅速且つ確実に着火が出来るようにし
た、墓参時等に使用する瞬間着火式線香に関するもので
ある．

【０００２】

【従来の技術】従来より墓参時等に使用されていた線香
は、結束されたままの状態ではなかなか着火せず、結果
的には結束している紙をはがし、散いた状態にした上で
別の紙等を燃やしてからその火で線香に着火しているの
が現状のようである．しかし、そのような状態において
もなかなか着火がしにくい．

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】結束された線香はその
ままの状態ではなかなか着火せず、散いた状態にしても
着火がしにくいためある程度の時間がかかる．特に墓参
時において、背後に大勢の人がいる場合は着火するまで
のあいだ気が焦り、イライラした気分になる．又、ライ
ター等の火や別の紙などを燃やしてからその火で着火す
るため、その時の風の状態によっては炎が手の方に揺ら
ぎ、火傷等の危険を伴う場合がある．風雨時においては
着火出来ない場合も生じる．本発明は、以上の欠点を解
決するためになされたものである．

【０００４】

【課題を解決するための手段】線香（１）の片方の先端
部分に発火剤（２）を満遍に塗布する．以上の構成から
なる瞬間着火式線香．

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する．結束された線香（１）の片方の先端部分に
発火剤（頭薬等）（２）を満遍に塗布する．本発明は以
上の構成よりなっており、これを使用するときは発火剤
（頭薬等）（２）を塗布した部分をマッチ箱に塗布して
いる側薬で擦るか、ライター等の火で着火すればよい．

【０００６】

【発明の効果】本発明は瞬間的に線香に着火するもので
あるため、従来の線香のように着火に時間がかからな
い．したがって墓参時に大勢の人がいても着火時間を気
にすることなく、イライラした気分にならない．わざわ
ざ着穴用の別の紙を持っていかなくてもよく、又、それ
を使用しないため火傷や燃えている紙が風で飛ぶ危険性
もない．風雨時においても少し風雨を避ける体勢をとれ
ば確実に着火出来る．このように本発明は従来の危険性
や煩わしさを解消すると共に、人々の難儀を解決するも
のである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図

【図２】本発明の使用状態を示す斜視図

【符号の説明】

１ 線香 ２ 発火剤（頭薬等）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 線香（１）の先端部分に、発火剤（２）
   を塗布し、着火をしやすくした瞬間着火式線香．