JP3078572U - 線 香 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋外での墓参、殊に強風下や降雨
時においても線香への着火を容易ならしめる線香を提供
することにある。 【解決手段】 線香において、棒状の線香の一方
先端部に着火を誘因する素材を備えることを特徴とする
ものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、屋外での強風、降雨などの環境においても、容易に使用可能な線香 に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来提供されている線香は、先端部に点火を促進する特別の部材を備えること はなく、線香の全体が同一の素材からなるものであった。

【０００３】 しかしながら、屋外での墓参において線香を使用する場合、強風下あるいは降 雨時では、線香への点火は容易ではなく、なかなか火がつかない場合が多かった 。

【０００４】 このように点火しにくい環境での線香の着火作業は危険を伴い、その作業者が 火傷に遭うことも、しばしば見られるところである。

【０００５】 線香を使用する場所が、主として屋外の墓地であることに徴すれば、看過する ことが出来ない問題点として惹起されるものである。

【０００６】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、かかる従来の線香における問題点に鑑みなされたものであり、その 目的とするところは、屋外での墓参、殊に強風下や降雨時においても線香への着 火を容易ならしめる線香を提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

本考案は、上記目的を達成するため、線香において、棒状の線香の一方先端部 に着火を誘引する素材を備えることを特徴とするものである。

【０００８】 また、線香において、棒状の線香の一方先端部にパラフィンを備えることを特 徴とするものである。

【０００９】

【考案の実施の形態】

本考案の実施の形態を図面に基づき説明する。

【００１０】 図１〜図２に示すように、本考案に係る線香においては、棒状線香（Ｓ）の一 方の先端部に、着火を誘因する素材（１）を備えるものである。

【００１１】 これにより、線香点火の際、着火を誘引する素材を介して着火が促進されるた め、強風、降雨など、線香の使用箇所に拘わることなく、極めて容易かつ安全に 線香を使用することが可能となる。

【００１２】 また、棒状線香の一方先端部に、パラフィンを備えることにより、上記の効果 を奏することが可能となる。

【００１３】 なお、線香の提供態様は、図１に示すように、棒状の線香が一定量ごとに束ね られることが一般的であるが、本考案に係る線香にあっては、前記したごとく着 火を誘因する素材が備えられているので、該素材が相当量密集することとなるた め、点火の際、各線香が連鎖的に着火していくので、頗る迅速に線香に火をとも すことが可能となる。

【００１４】

【考案の効果】

本考案は、上記のように構成されるから、以下に示す効果を奏するものである 。

【００１５】 棒状線香の一方先端部に着火を誘引する素材を備えるので、屋外での強風、降 雨など、いかなる環境においても、速やかに線香に点火することが出来、極めて 容易かつ安全に線香を使用することが可能となる。

【００１６】 棒状線香の一方先端部にパラフィンを備えるので、屋外での強風、降雨など、 いかなる環境においても、速やかに線香に点火することが出来、極めて容易かつ 安全に線香を使用することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る線香の一実施例を示す斜視図。

【図２】本考案に係る線香の一実施例を示す斜視図。

【符号の説明】

１ 着火を誘引する素材 Ｓ 線香

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】棒状の線香（Ｓ）の一方先端部に着火を誘
   引する素材を（１）を備えることを特徴とする線香。
2. 【請求項２】棒状の線香（Ｓ）の一方先端部にパラフィ
   ンを備えることを特徴とする線香。