JP2000185020A - 磁気共鳴イメージング・マグネット - Google Patents

磁気共鳴イメージング・マグネット

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JP2000185020A
JP2000185020A JP10116469A JP11646998A JP2000185020A JP 2000185020 A JP2000185020 A JP 2000185020A JP 10116469 A JP10116469 A JP 10116469A JP 11646998 A JP11646998 A JP 11646998A JP 2000185020 A JP2000185020 A JP 2000185020A
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coil
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    • G01R33/381Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field using electromagnets
    • G01R33/3815Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field using electromagnets with superconducting coils, e.g. power supply therefor

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】能等の人体の特定部分をイメージングするため
のコンパクトな設計を有するマグネットを提供する。 【解決手段】磁気共鳴イメージングマグネット110
が、相異なる直径を有していると共に縦方向に近接して
いる第1及び第2のコイル型セグメント112及び12
0を含んでいる。第1及び第2のコイル型セグメントの
周囲には、第1及び第2の超伝導コイル126及び13
2がそれぞれ巻回されている。第1のスペーサ・リング
138が、第1のコイル型セグメント112に取り付け
られていると共に第1の超伝導コイルの側面128に縦
方向に当接しており、又、第2のスペーサ・リング14
0が、第2のコイル型セグメント120を円周方向に包
囲しており、第2のコイル型セグメント120に取り付
けられていると共に第2の超伝導コイルの側面134に
縦方向に当接している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般的には、磁気共鳴イ
メージング(MRI)診断システムの一部として高磁場
を発生するために用いられる超伝導マグネットに関し、
より具体的には、脳等の人体の特定の部分をイメージン
グするためのコンパクトな設計を有している上述のよう
なマグネットに関する。
【0002】
【従来の技術】超伝導マグネットを採用しているMRI
システムは、医療診断等の様々な分野で用いられてい
る。公知の超伝導マグネットに、1995年5月16日
にDorri等に付与された米国特許第5,416,415
号「ヒトの脳をイメージングするための肩上型MRIマ
グネット」("Over-Shoulder MRI Magnet For Human Br
ain Imaging")のマグネット設計がある。この設計で
は、マグネット付属の円環状円筒形状を有している真空
容器が、一方の縦方向端部により小径のボアを、又、他
方の縦方向端部により大径のボアを有している。より大
径のボアは、患者の肩の周りに適合しており、他方、よ
り小径のボアは、脳のMRIイメージングのために患者
の頭部を受け入れる。真空容器の内部には熱シールドが
設けられており、熱シールドの内部にはコイル型(coil
form)によって支持されている超伝導コイルが設けら
れている。円環状円筒形状を有しているコイル型は、よ
り大径のコイル型の部分がより小径のコイル型の部分へ
移行する階段領域に加わる曲がりモーメントに耐えるの
に十分頑丈となるように、十分な寸法及び重量を有して
いなければならない。曲がりモーメントは、4テスラの
マグネットによって、電磁力が最も左側に位置している
超伝導コイルを右側へ押し、他の超伝導コイル、特に、
最も右側に位置している超伝導コイルを左側へ押す際に
加えられる。求められているものは、ヒトの脳の高磁場
MRIイメージングのために設計されているより軽量の
超伝導マグネットである。
【0003】
【本発明の概要】本発明の磁気共鳴イメージング(MR
I)マグネットは、全体的に円環状円筒形状を有してい
る第1及び第2のコイル型セグメントを含んでおり、第
1及び第2のコイル型セグメントは、全体的に同軸状に
整列しており、第1及び第2の縦方向端部を有している
と共に、これらのコイル型セグメントの第2の端部同士
が互いに縦方向に近接するようにして配置されている。
第2のコイル型セグメントの外径は、第1のコイル型セ
グメントの外径よりも小さい。第1のコイル型セグメン
トの周囲に、その第1の端部に近接して第1の超伝導コ
イルが巻回されており、又、第2のコイル型セグメント
の周囲に、その第1の端部に近接して第2の超伝導コイ
ルが巻回されている。第1のスペーサ・リングが、第1
のコイル型セグメントに取り付けられていると共に第1
の超伝導コイルの側面に縦方向に当接しており、又、第
2のスペーサ・リングが、第2のコイル型セグメントを
円周方向に包囲しており、第2のコイル型セグメントに
取り付けられていると共に第2の超伝導コイルの側面に
縦方向に当接している。2つ又はそれ以上の円周方向に
隔設されたプレート部材が、第1及び第2のスペーサ・
リングに取り付けられていると共にこれらのスペーサ・
リングから半径方向外向きに延びており、且つ第1及び
第2の超伝導コイルから半径方向外向きに配置されてい
ると共にこれらの超伝導コイルから離隔して設けられて
いる。
【0004】本発明から、様々な利点及び長所が得られ
る。最大電磁力は、縦方向に最も外側に位置している第
1及び第2の超伝導コイルによって加えられる縦方向内
向きの力から生じる。これらのコイルを、薄肉の第1及
び第2のコイル型セグメント上に巻回することができ
る。得られた構造においては、上述の力は反作用し、第
1及び第2のスペーサ・リングを介して、取り付けられ
たプレート部材へ到る。この構造は又、従来技術の厚肉
のコイル型よりも重量が軽く、製造及び組み立てがより
容易である。
【0005】
【実施例】ここで図面について説明する。図1及び図2
は、本発明の磁気共鳴イメージング(MRI)マグネッ
ト110の第1の好ましい実施例を示している。マグネ
ット110は、全体的に円環状円筒形状を有している第
1のコイル型セグメント112を含んでおり、第1のコ
イル型セグメント112は、全体的に縦方向に延びてい
る軸114を有している。第1のコイル型セグメント1
12は、全体的に一定の外径と、第1の縦方向端部11
6と、第2の縦方向端部118とを有している。マグネ
ット110は又、全体的に円環状円筒形状を有している
第2のコイル型セグメント120を含んでいる。第2の
コイル型セグメント120は、第1のコイル型セグメン
ト112の外径よりも小さい全体的に一定の外径を有し
ている。第2のコイル型セグメント120は又、第1の
縦方向端部122を有しており、更に、第1のコイル型
セグメント112の第2の縦方向端部118に縦方向に
近接して設けられている第2の縦方向端部124を有し
ている。好ましくは、第1及び第2のコイル型セグメン
ト112及び120は、非磁性ステンレス鋼等の金属か
ら本質的に成っているが、これに限定されない。
【0006】マグネット110は又、第1の超伝導コイ
ル126を含んでおり、第1の超伝導コイル126は、
縦方向に延びている軸114に全体的に同軸状に整列し
ていると共に第1のコイル型セグメント112の周囲に
円周方向に巻回されている。第1の超伝導コイル126
は又、第1の側面128を有しており、更に、第1のコ
イル型セグメント112の第1の縦方向端部116に近
接して縦方向に設けられている第2の側面130を有し
ている。マグネット110は更に、第2の超伝導コイル
132を含んでおり、第2の超伝導コイル132は、縦
方向に延びている軸114に全体的に同軸状に整列して
いると共に第2のコイル型セグメント120の周囲に円
周方向に巻回されている。第2の超伝導コイル132は
又、第1の側面134を有しており、更に、第2のコイ
ル型セグメント120の第1の縦方向端部122に近接
して縦方向に設けられている第2の側面136を有して
いる。好ましくは、第1及び第2の超伝導コイル126
及び132は、第1及び第2のコイル型セグメント11
2及び120によってそれぞれ支持される必要のある非
含浸ニオブ−チタン超伝導コイルを含んでいる。このよ
うな非含浸コイルは、コイル型によって支持される必要
のない自立型のエポキシ含浸超伝導コイルよりも製造が
容易であり且つ製造経費が安価である。
【0007】マグネット110は更に、第1のスペーサ
・リング138を含んでおり、第1のスペーサ・リング
138は、縦方向に延びている軸114に全体的に同軸
状に整列していると共に第1のコイル型セグメント11
2に取り付けられている。第1のスペーサ・リング13
8は、第1の超伝導コイル126の第1の側面128に
縦方向に当接している。マグネット110は加えて、第
2のスペーサ・リング140を含んでおり、第2のスペ
ーサ・リング140は、縦方向に延びている軸114に
全体的に同軸状に整列しており、第2のコイル型セグメ
ント120を円周方向に包囲していると共に第2のコイ
ル型セグメント120に取り付けられている。第2のス
ペーサ・リング140は、第2の超伝導コイル132の
第1の側面134に縦方向に当接している。一実施例で
は、第1の超伝導コイル126は、第1のコイル型セグ
メント112の周囲に円周方向に巻回されている唯一の
超伝導コイルであり、第1のスペーサ・リング138
は、第1のコイル型セグメント112の第2の縦方向端
部118及び第2のコイル型セグメント120の第2の
縦方向端部124に当接していると共にこれらの縦方向
端部118及び124を互いに接続している。好ましく
は、第1及び第2のスペーサ・リング138及び140
は、非磁性ステンレス鋼等の金属から本質的に成ってい
るが、これに限定されない。好ましい構成においては、
第1のスペーサ・リング138は、第1のコイル型セグ
メント112の第2の縦方向端部118に溶接されてい
ると共に第2のコイル型セグメント120の第2の縦方
向端部124に溶接されており、又、第2のスペーサ・
リング140は、第2のコイル型セグメント120に溶
接されている。
【0008】マグネット110は加えて、複数の(好ま
しくは、少なくとも3つの)円周方向に隔設されたプレ
ート部材142を含んでおり、プレート部材142は、
第1及び第2のスペーサ・リング138及び140に取
り付けられていると共にこれらのスペーサ・リング13
8及び140から半径方向外向きに延びており、且つ第
1及び第2の超伝導コイル126及び132から半径方
向外向きに設けられていると共にこれらの超伝導コイル
126及び132から離隔して設けられている。好まし
くは、プレート部材142は、非磁性ステンレス鋼等の
金属から本質的に成っているが、これに限定されない。
好ましい構成においては、プレート部材142は、第1
及び第2のスペーサ・リング138及び140に溶接さ
れている。
【0009】好ましい実施例では、マグネット110は
又、多数の(好ましくは、少なくとも3つの)更なる超
伝導コイル144、146、148及び150を含んで
おり、これらの超伝導コイル144、146、148及
び150は、縦方向に延びている軸114に全体的に同
軸状に整列していると共に第2のコイル型セグメント1
20の周囲に円周方向に巻回されている。この場合に
は、マグネット110は更に、更なる超伝導コイルの数
よりも1つ少ない数に等しい(即ち、前述した「多数」
の数から1を差し引いた数に等しい)更なるスペーサ・
リング152、154及び156を含んでいる。更なる
スペーサ・リング152、154及び156は、縦方向
に延びている軸114に全体的に同軸状に整列してお
り、第2のコイル型セグメント120を円周方向に包囲
していると共に第2のコイル型セグメント120に取り
付けられている。更なるスペーサ・リング152、15
4及び156はそれぞれ、更なる超伝導コイル144、
146、148及び150の対応する隣接した対の間に
縦方向に設けられていると共にこれらの対に当接してい
る。例えば、更なるスペーサ・リング154は、更なる
超伝導コイル146及び148から成る対の間に縦方向
に設けられていると共にこの対に当接しており、このよ
うなコイルの対が、更なるスペーサ・リング154に対
応している更なる超伝導コイルの隣接した対に相当して
いる。又、更なる超伝導コイルのうちの一方の超伝導コ
イル144は、第1のスペーサ・リング138に縦方向
に当接しており、更なる超伝導コイルのうちの他方の超
伝導コイル150は、第2のスペーサ・リング140に
縦方向に当接している。好ましくは、更なる超伝導コイ
ル144、146、148及び150は、第2のコイル
型セグメント120によってそれぞれ支持される必要の
ある非含浸ニオブ−チタン超伝導コイルを含んでいる。
好ましくは、更なるスペーサ・リング152、154及
び156は、ファイバグラス又はその他のFRP(繊維
強化プラスチック)等のプラスチックから本質的に成っ
ているが、これらに限定されない。好ましい構成におい
ては、更なるスペーサ・リング152、154及び15
6は、第2のコイル型セグメント120に接着剤で結合
されているが、プレート部材142には取り付けられて
おらず、好ましくはプレート部材142から離隔して設
けられている。一実施例では、マグネット110は更
に、アルミニウム・リング又は非磁性ステンレス鋼リン
グ等のコイル・オーバラップ(overwrap)(明瞭にする
ために図面から省略されている。)を含んでおり、コイ
ル・オーバラップは、各々の超伝導コイル及び各々の更
なる超伝導コイルを円周方向に包囲して、マグネットの
動作中に発生される電磁力によるこれらのコイルの半径
方向外向きの動きを阻止している。
【0010】典型的には、液体クライオジェン(液体ヘ
リウム等、但し、これに限定されない。)及び/又はク
ライオクーラ・コールドヘッドを用いて、第1及び第2
の超伝導コイル126及び132並びに更なる超伝導コ
イル144、146、148及び150を冷却する。好
ましい構成においては、マグネット110は又、全体的
にトロイド形状を有しているデュワー容器158を含ん
でおり、デュワー容器158は、第1及び第2のコイル
型セグメント112及び120によって少なくとも部分
的に画定されている円周状内部壁160と、円周状外部
壁162と、第1のコイル型セグメント112の第1の
縦方向端部116に取り付けられていると共に円周状内
部壁及び外部壁160及び162を互いに接続している
円環状側壁164と、第2のコイル型セグメント120
の第1の縦方向端部122に取り付けられていると共に
円周状内部壁及び外部壁160及び162を互いに接続
している更なる円環状側壁166とを含んでいる。デュ
ワー容器158の内部に、第1及び第2の超伝導コイル
126及び132と、更なる超伝導コイル144、14
6、148及び150と、第1及び第2のスペーサ・リ
ング138及び140と、更なるスペーサ・リング15
2、154及び156と、プレート部材142とが配設
されている。デュワー容器158は、液体クライオジェ
ン168(液体ヘリウム等。但し、これに限定されな
い。)を収納しており、液体クライオジェン168は、
第1及び第2の超伝導コイル126及び132に物理的
に接触していると共に、更なる超伝導コイル144、1
46、148及び150に物理的に接触している。第1
の超伝導コイル126の第2の側面130は、デュワー
容器158の円環状側壁164に縦方向に当接してお
り、プレート部材142は、デュワー容器158の円環
状側壁164に取り付けられている。第2の超伝導コイ
ル132の第2の側面136は、デュワー容器158の
更なる円環状側壁166に縦方向に当接しており、プレ
ート部材142は、デュワー容器158の更なる円環状
側壁166から離隔して設けられている。
【0011】又、好ましい構成においては、マグネット
110は、デュワー容器158から全体的に離隔して設
けられていると共にデュワー容器158を全体的に包囲
している熱シールド170と、熱シールド170から全
体的に離隔して設けられていると共に熱シールド170
を全体的に包囲している真空容器172とを含んでい
る。特記しておくと、従来は、断熱用のスペーサを用い
て、熱シールド170を真空容器172から離隔しつつ
支持しており、又、デュワー容器158を熱シールド1
70から離隔しつつ支持している(これらのスペーサ
は、明瞭にするために図面から省略されている。)。更
に、マグネット110は、クライオクーラ・コールドヘ
ッド174を含んでおり、クライオクーラ・コールドヘ
ッド174は、真空容器172に取り付けられているハ
ウジング176と、熱シールド170に熱的に接触して
いる第1のステージ178と、デュワー容器158の内
部に延びている第2のステージ180とを有している。
加えて、マグネット110は、クライオクーラ・コール
ドヘッド174の第2のステージ180に取り付けられ
ている再凝縮用コイル182を含んでおり、沸騰蒸発し
た液体クライオジェン168を再凝縮している。
【0012】好ましくは、第1及び第2の超伝導コイル
126及び132は、同じ第1の方向に電流を流す。こ
の「第1の方向」は、電流の方向の微小な縦方向成分を
一切無視して、縦方向に延びている軸114を巡る時計
回り又は反時計回りの円周方向のいずれかであるものと
して定義される。典型的には、更なる超伝導コイル14
4、146、148及び150も又、同じ第1の方向に
電流を流す。迷走磁場が問題になるときには、マグネッ
ト110は又、第1の方向と反対の方向に電流を流す超
伝導遮蔽用コイル184を含んでいると好ましい。超伝
導遮蔽用コイル184は、縦方向に延びている軸114
に全体的に同軸状に整列しており、第1及び第2の超伝
導コイル126及び132から半径方向外向きに設けら
れていると共にこれらの超伝導コイル126及び132
から離隔して設けられている。超伝導遮蔽用コイル18
4は、プレート部材142によって支持されている。
【0013】マグネット110は、真空容器172のう
ち第1のコイル型セグメント112に近接している部分
の内径によって画定されているより大径の第1のボア1
86と、真空容器172のうち第2のコイル型セグメン
ト120に近接している残りの部分の内径によって画定
されているより小径の第2のボア188とを有してい
る。マグネット110は又、第2のボア188の全体的
に内側に設けられている勾配コイルと、勾配コイルの半
径方向内側に第2のボア188の全体的に内側に設けら
れている無線周波数コイルとを含んでいる(これらの勾
配コイル及び無線周波数コイルは、明瞭にするために図
面から省略されている。)。又、当業者に公知のよう
に、MRIマグネットは典型的には又、真空容器172
と勾配コイルとの間に、受動シムと、勾配シールドと、
ギャップとを含んでいてもよく、又、典型的には、勾配
コイルと無線周波数コイルとの間に、無線周波数シール
ドと、ギャップとを含んでいてもよい(これらのシム、
シールド及びギャップは、明瞭にするために図示されて
いない。)。ここで言及しておくと、渦電流の存在しな
いマグネット110用の真空容器172上及びその内部
において、連続した金属経路が回避されているならば、
勾配シールドを省略してもよい。
【0014】マグネット110を用いて肢部等の人体の
様々な部分をイメージングしてもよいが、マグネット1
10の第1及び第2の超伝導コイル126及び132、
並びに更なる超伝導コイル144、146、148及び
150は好ましくは、当業者の技術の範囲内にあること
であるが、第2のボア188の内部に位置していると共
に縦方向に延びている軸114に沿って中心が配置され
ている球状のイメージング空間190(点線で図示され
ている。)の内部で少なくとも3テスラの総磁場強度を
有した状態でヒトの脳の高磁場MRIイメージングを行
うように特定的に設計されている。第1及び第2のボア
186及び188は好ましくは、患者の頭部が第2のボ
ア188内に少なくとも部分的に延びている際に患者の
肩192が第1のボア186内に適合し、且つ第2のボ
ア188が患者の肩192の幅よりも小さい直径を有す
るように寸法決めされている。
【0015】再び図面について説明する。図3は、本発
明の磁気共鳴イメージング(MRI)マグネット210
の第2の好ましい実施例を示している。マグネット21
0は、全体的に円環状円筒形状を有している第1のコイ
ル型セグメント212を含んでおり、第1のコイル型セ
グメント212は、全体的に縦方向に延びている軸21
4を有している。第1のコイル型セグメント212は、
全体的に一定の外径と、第1の縦方向端部216と、第
2の縦方向端部218とを有している。マグネット21
0は又、全体的に円環状円筒形状を有している第2のコ
イル型セグメント220を含んでいる。第2のコイル型
セグメント220は、第1のコイル型セグメント212
の外径よりも小さい全体的に一定の外径を有している。
第2のコイル型セグメント220は又、第1の縦方向端
部222を有しており、更に、第1のコイル型セグメン
ト212の第2の縦方向端部218に縦方向に近接して
設けられている第2の縦方向端部224を有している。
好ましくは、第1及び第2のコイル型セグメント212
及び220は、非磁性ステンレス鋼等の金属から本質的
に成っているが、これに限定されない。
【0016】マグネット210は又、第1の超伝導コイ
ル226を含んでおり、第1の超伝導コイル226は、
縦方向に延びている軸214に全体的に同軸状に整列し
ていると共に第1のコイル型セグメント212の周囲に
円周方向に巻回されている。第1の超伝導コイル226
は又、第1の側面228を有しており、更に、第1のコ
イル型セグメント212の第1の縦方向端部216に近
接して縦方向に設けられている第2の側面230を有し
ている。マグネット210は更に、第2の超伝導コイル
232を含んでおり、第2の超伝導コイル232は、縦
方向に延びている軸214に全体的に同軸状に整列して
いると共に第2のコイル型セグメント220の周囲に円
周方向に巻回されている。第2の超伝導コイル232は
又、第1の側面234を有しており、更に、第2のコイ
ル型セグメント220の第1の縦方向端部222に近接
して縦方向に設けられている第2の側面236を有して
いる。好ましくは、第1及び第2の超伝導コイル226
及び232は、第1及び第2のコイル型セグメント21
2及び220によってそれぞれ支持される必要のある非
含浸ニオブ−チタン超伝導コイルを含んでいる。このよ
うな非含浸コイルは、コイル型によって支持される必要
のない自立型のエポキシ含浸超伝導コイルよりも製造が
容易であり且つ製造経費が安価である。
【0017】マグネット210は更に、第1のスペーサ
・リング238を含んでおり、第1のスペーサ・リング
238は、縦方向に延びている軸214に全体的に同軸
状に整列しており、第1のコイル型セグメント212を
円周方向に包囲していると共に第1のコイル型セグメン
ト212に取り付けられている。第1のスペーサ・リン
グ238は、第1の超伝導コイル226の第1の側面2
28に縦方向に当接している。マグネット210は加え
て、第2のスペーサ・リング240を含んでおり、第2
のスペーサ・リング240は、縦方向に延びている軸2
14に全体的に同軸状に整列しており、第2のコイル型
セグメント220を円周方向に包囲していると共に第2
のコイル型セグメント220に取り付けられている。第
2のスペーサ・リング240は、第2の超伝導コイル2
32の第1の側面234に縦方向に当接している。好ま
しくは、第1及び第2のスペーサ・リング238及び2
40は、非磁性ステンレス鋼等の金属から本質的に成っ
ているが、これに限定されない。好ましい構成において
は、第1のスペーサ・リング238は、第1のコイル型
セグメント212に溶接されており、第2のスペーサ・
リング240は、第2のコイル型セグメント220に溶
接されている。
【0018】マグネット210は加えて、複数の(好ま
しくは、少なくとも3つの)円周方向に隔設されたプレ
ート部材242を含んでおり、プレート部材242は、
第1及び第2のスペーサ・リング238及び240に取
り付けられていると共にこれらのスペーサ・リング23
8及び240から半径方向外向きに延びており、且つ第
1及び第2の超伝導コイル226及び232から半径方
向外向きに設けられていると共にこれらの超伝導コイル
226及び232から離隔して設けられている。好まし
くは、プレート部材242は、非磁性ステンレス鋼等の
金属から本質的に成っているが、これに限定されない。
好ましい構成においては、プレート部材242は、第1
及び第2のスペーサ・リング238及び240に溶接さ
れている。
【0019】この第2の好ましい実施例では、マグネッ
ト210は又、補足のスペーサ・リング257を含んで
おり、補足のスペーサ・リング257は、縦方向に延び
ている軸214に全体的に同軸状に整列しており、第1
のコイル型セグメント212の第2の縦方向端部218
及び第2のコイル型セグメント220の第2の縦方向端
部224に当接していると共にこれらの縦方向端部21
8及び224を互いに接続しているが、プレート部材2
42のいずれの部分にも取り付けられていない。好まし
くは、補足のスペーサ・リング257は、非磁性ステン
レス鋼等の金属から本質的に成っているが、これに限定
されない。好ましい構成においては、補足のスペーサ・
リング257は、第1のコイル型セグメント212の第
2の縦方向端部218に溶接されていると共に第2のコ
イル型セグメント220の第2の縦方向端部224に溶
接されている。マグネット210は加えて、補足の超伝
導コイル251を含んでおり、補足の超伝導コイル25
1は、縦方向に延びている軸214に全体的に同軸状に
整列しており、第1のコイル型セグメント212の周囲
に円周方向に巻回されており、第1のスペーサ・リング
238と補足のスペーサ・リング257との間に縦方向
に設けられていると共にこれらのスペーサ・リング23
8及び257に当接している。
【0020】好ましくは、マグネット210は更に、多
数の更なる超伝導コイル244、246及び248を含
んでおり、これらの超伝導コイル244、246及び2
48は、縦方向に延びている軸214に全体的に同軸状
に整列していると共に第2のコイル型セグメント220
の周囲に円周方向に巻回されている。この場合には、マ
グネット210は更に、更なる超伝導コイルの数よりも
1つ少ない数に等しい(即ち、前述した「多数」の数か
ら1を差し引いた数に等しい)更なるスペーサ・リング
252及び254を含んでいる。更なるスペーサ・リン
グ252及び254は、縦方向に延びている軸214に
全体的に同軸状に整列しており、第2のコイル型セグメ
ント220を円周方向に包囲していると共に第2のコイ
ル型セグメント220に取り付けられている。更なるス
ペーサ・リング252及び254はそれぞれ、更なる超
伝導コイル244、246及び248の対応する隣接し
た対の間に縦方向に設けられていると共にこれらの対に
当接している。更に、更なる超伝導コイルのうちの一方
の超伝導コイル244は、補足のスペーサ・リング25
7に縦方向に当接しており、更なる超伝導コイルのうち
の他方の超伝導コイル248は、第2のスペーサ・リン
グ240に縦方向に当接している。好ましくは、更なる
超伝導コイル244、246及び248は、第2のコイ
ル型セグメント220によって支持される必要のある非
含浸ニオブ−チタン超伝導コイルを含んでいる。好まし
くは、更なるスペーサ・リング252及び254は、フ
ァイバグラス又はその他のFRP(繊維強化プラスチッ
ク)等のプラスチックから本質的に成っているが、これ
らに限定されない。好ましい構成においては、更なるス
ペーサ・リング252及び254は、第2のコイル型セ
グメント220に接着剤で結合されているが、プレート
部材242には取り付けられておらず、好ましくはプレ
ート部材242から離隔して設けられている。一実施例
では、マグネット210は更に、アルミニウム・リング
又は非磁性ステンレス鋼リング等のコイル・オーバラッ
プ(明瞭にするために図面から省略されている。)を含
んでおり、コイル・オーバラップは、第1、第2及び補
足の超伝導コイルの各々並びに更なる超伝導コイルの各
々を円周方向に包囲して、マグネットの動作中に発生さ
れる電磁力によるこれらのコイルの半径方向外向きの動
きを阻止している。
【0021】本発明の2つの好ましい実施例に関する以
上の記載は、説明の目的で提示されたものである。この
記載は、網羅を意図したものではなく、又、本発明を開
示されている厳密な形態に限定することを意図したもの
でもなく、以上の教示に照らせば多くの改変及び変形が
可能であることは明らかである。従って、本発明の要旨
は、特許請求の範囲によって定義されているものとす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のMRIマグネットの第1の好ましい実
施例の断面を上方向から見た概略的な平面図である。
【図2】図1の線2−2に沿って切断したときの断面図
である。
【図3】本発明のMRIマグネットの第2の好ましい実
施例の対称的な二半部の断面を上方向から見た概略的な
平面図である。
【符号の説明】
110 MRIマグネット(第1の実施例−図1及び図
2) 112 第1のコイル型セグメント 114 縦方向に延びている軸 116 第1のコイル型セグメントの第1の縦方向端部 118 第1のコイル型セグメントの第2の縦方向端部 120 第2のコイル型セグメント 122 第2のコイル型セグメントの第1の縦方向端部 124 第2のコイル型セグメントの第2の縦方向端部 126 第1の超伝導コイル 128 第1の超伝導コイルの第1の側面 130 第1の超伝導コイルの第2の側面 132 第2の超伝導コイル 134 第2の超伝導コイルの第1の側面 136 第2の超伝導コイルの第2の側面 138 第1のスペーサ・リング 140 第2のスペーサ・リング 142 プレート部材 144 更なる超伝導コイル 146 更なる超伝導コイル 148 更なる超伝導コイル 150 更なる超伝導コイル 152 更なるスペーサ・リング 154 更なるスペーサ・リング 156 更なるスペーサ・リング 158 デュワー容器 160 デュワー容器の円周状内部壁 162 デュワー容器の円周状外部壁 164 円環状側壁 166 更なる円環状側壁 168 液体クライオジェン 170 熱シールド 172 真空容器 174 クライオクーラ・コールドヘッド 176 クライオクーラ・コールドヘッドのハウジング 178 クライオクーラ・コールドヘッドの第1ステー
ジ 180 クライオクーラ・コールドヘッドの第2ステー
ジ 184 超伝導遮蔽用コイル 182 再凝縮用コイル 186 真空容器の第1のボア 188 真空容器の第2のボア 190 球状のイメージング空間 192 患者の肩 194 患者の頭部 210 MRIマグネット(第2の実施例−図3) 251 補足の超伝導コイル 257 補足のスペーサ・リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル・ダラー・オーグル アメリカ合衆国、ニューヨーク州、バーン ト・ヒルズ、ジェンキンス・ロード、84番 Fターム(参考) 4C027 AA10 4C096 AB42 AC01 CA02 CA31 CA40 CA53

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 全体的に縦方向に延びている軸
    (114、214)を有しており、第1の縦方向端部
    (116、216)を有しており、第2の縦方向端部
    (118、218)を有していると共に、全体的に一定
    の外径を有している全体的に円環状円筒形状を有してい
    る第1のコイル型セグメント(112、212)と、 (b) 前記軸に全体的に同軸状に整列しており、第1
    の縦方向端部(122、222)を有しており、前記第
    1のコイル型セグメントの前記第2の縦方向端部に縦方
    向に近接して設けられている第2の縦方向端部(12
    4、224)を有していると共に、前記第1のコイル型
    セグメントの前記外径よりも小さい全体的に一定の外径
    を有している全体的に円環状円筒形状を有している第2
    のコイル型セグメント(120、220)と、 (c) 前記軸に全体的に同軸状に整列しており、前記
    第1のコイル型セグメントの周囲に円周方向に巻回され
    ており、第1の側面(128、228)を有していると
    共に、前記第1のコイル型セグメントの前記第1の縦方
    向端部に近接して縦方向に設けられている第2の側面
    (130、230)を有している第1の超伝導コイル
    (126、226)と、 (d) 前記軸に全体的に同軸状に整列しており、前記
    第2のコイル型セグメントの周囲に円周方向に巻回され
    ており、第1の側面(134、234)を有していると
    共に、前記第2のコイル型セグメントの前記第1の縦方
    向端部に近接して縦方向に設けられている第2の側面
    (136、236)を有している第2の超伝導コイル
    (132、232)と、 (e) 前記軸に全体的に同軸状に整列しており、前記
    第1のコイル型セグメントに取り付けられていると共
    に、前記第1の超伝導コイルの前記第1の側面に縦方向
    に当接している第1のスペーサ・リング(138、23
    8)と、 (f) 前記軸に全体的に同軸状に整列しており、前記
    第2のコイル型セグメントを円周方向に包囲しており、
    該第2のコイル型セグメントに取り付けられていると共
    に、前記第2の超伝導コイルの前記第1の側面に縦方向
    に当接している第2のスペーサ・リング(140、24
    0)と、 (g) 前記第1及び第2のスペーサ・リングに取り付
    けられていると共に該第1及び第2のスペーサ・リング
    から半径方向外向きに延びており、且つ前記第1及び第
    2の超伝導コイルから半径方向外向きに設けられている
    と共に該第1及び第2の超伝導コイルから離隔して設け
    られている複数の円周方向に隔設されたプレート部材
    (142、242)とを備えた磁気共鳴イメージング・
    マグネット(110、210)。
  2. 【請求項2】 前記第1の超伝導コイル(126)は、
    前記第1のコイル型セグメント(112)の周囲に円周
    方向に巻回されている唯一の超伝導コイルであり、前記
    第1のスペーサ・リング(138)は、前記第1のコイ
    ル型セグメントの前記第2の縦方向端部(118)及び
    前記第2のコイル型セグメント(120)の前記第2の
    縦方向端部(124)に当接していると共に該第2の縦
    方向端部(118、124)を互いに連結している請求
    項1に記載のマグネット(110)。
  3. 【請求項3】 前記軸(114)に全体的に同軸状に整
    列していると共に前記第2のコイル型セグメントの周囲
    に円周方向に巻回されている多数の更なる超伝導コイル
    (144、146、148及び150)を更に含んでお
    り、 前記軸に全体的に同軸状に整列しており、前記第2のコ
    イル型セグメントを円周方向に包囲していると共に該第
    2のコイル型セグメントに取り付けられており、且つそ
    れぞれ前記更なる超伝導コイルの対応する隣接した対の
    間に縦方向に設けられていると共に該対に当接している
    前記多数から1を差し引いた数の更なるスペーサ・リン
    グ(152、154及び156)を更に含んでおり、 前記更なる超伝導コイルのうちの一方の超伝導コイル
    (144)は、前記第1のスペーサ・リング(138)
    に縦方向に当接しており、前記更なる超伝導コイルのう
    ちの他方の超伝導コイル(150)は、前記第2のスペ
    ーサ・リング(140)に縦方向に当接している請求項
    2に記載のマグネット。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2のコイル型セグメン
    ト、並びに前記第1及び第2のスペーサ・リングは、金
    属から本質的に成っており、前記更なるスペーサ・リン
    グは、プラスチックから本質的に成っており、前記第1
    のスペーサ・リングは、前記第1のコイル型セグメント
    の前記第2の縦方向端部に溶接されていると共に前記第
    2のコイル型セグメントの前記第2の縦方向端部に溶接
    されており、前記第2のスペーサ・リングは、前記第2
    のコイル型セグメントに溶接されており、前記更なるス
    ペーサ・リングは、前記第2のコイル型セグメントに接
    着剤で結合されている請求項3に記載のマグネット。
  5. 【請求項5】 前記第1のスペーサ・リング(238)
    は、前記第1のコイル型セグメント(212)を円周方
    向に包囲しており、 前記軸(214)に全体的に同軸状に整列しており、前
    記第1のコイル型セグメントの前記第2の縦方向端部
    (218)及び前記第2のコイル型セグメント(22
    0)の前記第2の縦方向端部(224)に当接している
    と共に該第2の縦方向端部(218、224)を互いに
    接続しているが、前記プレート部材(242)のいずれ
    の部分にも取り付けられていない補足のスペーサ・リン
    グ(257)を更に含んでおり、 前記軸に全体的に同軸状に整列しており、前記第1のコ
    イル型セグメントの周囲に円周方向に巻回されており、
    前記第1のスペーサ・リングと前記補足のスペーサ・リ
    ングとの間に縦方向に設けられていると共に該第1及び
    補足のスペーサ・リングに当接している補足の超伝導コ
    イル(251)を更に含んでいる請求項1に記載のマグ
    ネット(210)。
  6. 【請求項6】 前記軸に全体的に同軸状に整列している
    と共に前記第2のコイル型セグメントの周囲に円周方向
    に巻回されている多数の更なる超伝導コイル(244、
    246及び248)を更に含んでおり、 前記軸に全体的に同軸状に整列しており、前記第2のコ
    イル型セグメントを円周方向に包囲していると共に該第
    2のコイル型セグメントに取り付けられており、それぞ
    れ前記更なる超伝導コイルの対応する隣接した対の間に
    縦方向に設けられていると共に該対に当接している前記
    多数から1を差し引いた数の更なるスペーサ・リング
    (252及び254)を更に含んでおり、 前記更なる超伝導コイルのうちの一方の超伝導コイル
    (244)は、前記補足のスペーサ・リングに縦方向に
    当接しており、前記更なる超伝導コイルのうちの他方の
    超伝導コイル(248)は、前記第2のスペーサ・リン
    グに縦方向に当接している請求項5に記載のマグネッ
    ト。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2のコイル型セグメン
    ト、並びに前記第1、第2及び補足のスペーサ・リング
    は、金属から本質的に成っており、前記更なるスペーサ
    ・リングは、プラスチックから本質的に成っており、前
    記第1のスペーサ・リングは、前記第1のコイル型セグ
    メントに溶接されており、前記補足のスペーサ・リング
    は、前記第1のコイル型セグメントの前記第2の縦方向
    端部に溶接されていると共に前記第2のコイル型セグメ
    ントの前記第2の縦方向端部に溶接されており、前記第
    2のスペーサ・リングは、前記第2のコイル型セグメン
    トに溶接されており、前記更なるスペーサ・リングは、
    前記第2のコイル型セグメントに接着剤で結合されてい
    る請求項6に記載のマグネット。
  8. 【請求項8】 前記第1及び第2のコイル型セグメント
    (112及び120)により少なくとも部分的に画定さ
    れている円周状内部壁(160)を有していると共に、
    前記第1のコイル型セグメントの前記第1の縦方向端部
    (116)に取り付けられている円環状側壁(164)
    を有している全体的にトロイド形状を有しているデュワ
    ー容器(158)を更に含んでおり、 前記第1及び第2の超伝導コイル(126及び13
    2)、前記第1及び第2のスペーサ・リング(138及
    び140)、並びに前記プレート部材(142)は、前
    記デュワー容器の内部に設けられており、 前記デュワー容器は、前記第1及び第2の超伝導コイル
    に物理的に接触している液体クライオジェン(168)
    を収納しており、 前記第1の超伝導コイルの前記第2の側面(130)
    は、前記デュワー容器の前記円環状側壁に縦方向に当接
    しており、 前記プレート部材は、前記デュワー容器の前記円環状側
    壁に取り付けられている請求項1に記載のマグネット
    (110)。
  9. 【請求項9】 前記デュワー容器から全体的に離隔して
    設けられていると共に該デュワー容器を全体的に包囲し
    ている熱シールド(170)と、該熱シールドから全体
    的に離隔して設けられていると共に該熱シールドを全体
    的に包囲している真空容器(172)と、前記真空容器
    に取り付けられているハウジング(176)を有してお
    り、前記熱シールドに熱的に接触している第1のステー
    ジ(178)を有していると共に、前記デュワー容器の
    内部に延びている第2のステージ(180)を有してい
    るクライオクーラ・コールドヘッド(174)と、該ク
    ライオクーラ・コールドヘッドの前記第2のステージに
    取り付けられている再凝縮用コイル(182)とを更に
    含んでいる請求項8に記載のマグネット。
  10. 【請求項10】 前記第1及び第2の超伝導コイル(1
    26及び132)は、同じ第1の方向に電流を流し、該
    第1の方向と反対の方向に電流を流す超伝導遮蔽用コイ
    ル(184)を更に含んでおり、該超伝導遮蔽用コイル
    は、前記軸(114)と全体的に同軸状に整列してお
    り、前記第1及び第2の超伝導コイルから半径方向外向
    きに設けられていると共に該第1及び第2の超伝導コイ
    ルから離隔して設けられており、前記超伝導遮蔽用コイ
    ルは、前記プレート部材(142)により支持されてい
    る請求項1に記載のマグネット(110)。
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