JP2017529201A - 頭部及び末端の撮像のための磁石 - Google Patents

頭部及び末端の撮像のための磁石 Download PDF

Info

Publication number
JP2017529201A
JP2017529201A JP2017529116A JP2017529116A JP2017529201A JP 2017529201 A JP2017529201 A JP 2017529201A JP 2017529116 A JP2017529116 A JP 2017529116A JP 2017529116 A JP2017529116 A JP 2017529116A JP 2017529201 A JP2017529201 A JP 2017529201A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
coil
bore
coils
diameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017529116A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6619006B2 (ja
Inventor
リユ ウェイ,
リユ ウェイ,
フォン リオウ,
フォン リオウ,
スチュアート クロージャー,
スチュアート クロージャー,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Magnetica Ltd
Original Assignee
Magnetica Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from AU2014903209A external-priority patent/AU2014903209A0/en
Application filed by Magnetica Ltd filed Critical Magnetica Ltd
Publication of JP2017529201A publication Critical patent/JP2017529201A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6619006B2 publication Critical patent/JP6619006B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/38Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field
    • G01R33/381Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field using electromagnets
    • G01R33/3815Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field using electromagnets with superconducting coils, e.g. power supply therefor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/38Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field
    • G01R33/385Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field using gradient magnetic field coils
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R33/00Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/42Screening
    • G01R33/421Screening of main or gradient magnetic field
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F6/00Superconducting magnets; Superconducting coils
    • H01F6/06Coils, e.g. winding, insulating, terminating or casing arrangements therefor

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

核磁気共鳴映像(MRI)システムは、一次コイル構造及びシールドコイル層を有する超伝導磁石を使用する。一次コイル構造は、内径が著しく異なる、コイルの少なくとも3つのセットを備え、3ボア磁石構造を形成している。3つのボアは、長手方向軸と同軸に整列しており、最大直径の第1のボアが磁石の一方の側にあり、最小直径の第3のボアが磁石の別の側にあり、中間直径の第2のボアが軸方向に、第1のボアと第3のボアとの間に位置している。第1のボアにより、撮像のために、頭部及び肩部へのアクセスが可能になり、かつ撮像のために頭部が第2のボア内に入ることが可能になるとともに、患者の末端(手、脚部)は、末端関節の画像を生成するために、第3のボアを介してアクセスすることができるようになる。本磁石は、新生児の撮像など、全身MRIの使用が認められない、他の専門家の撮像にも使用され得る。補強プレートは、高磁界によって生じる力に耐えるために、コイルの巻型間に接続され得る。【選択図】図1

Description

本発明は、専門家の核磁気共鳴映像(MRI)用途での使用される一様な磁界(Bフィールド)を生成するための、コンパクトで、シールドされた、非対称の超伝導磁石に関する。本磁石は、様々なボア直径の部分を有し、患者の頭部及び末端関節の画像、ならびに新生児の画像を安価な方式で生成するように構成されている。
核磁気共鳴映像法は1980年代に導入され、世界的に主要な撮像様式へと発展してきた。
臨床MRIが成功するかは、強力で純粋な磁界の生成に依存する。MRIの静的磁界の主要な仕様によると、「球状撮像体積の直径(diameter spherical imaging volume)」、すなわち「dsv」として当該技術で知られている所定の領域にわたって、その磁界がほぼ一様でなければならない。通常、ピーク間で20百万分率(ppm)(parts per million)未満のエラー(または10ppmのrms)が、dsvに求められている。
MRI設備では、第1の閉じた円筒システムの導入以来、多くの補強が行われている。特に、信号対ノイズ比の向上、ならびに、高磁界磁石及び超高磁界磁石の導入によって、画像の品質/解像度が向上してきた。画像の解像度が向上しているため、ひいては、構造的な解剖学上及び機能上の両方における人間のMRI撮像に、MRIが好適に選択されるようになっている。
人間を試験するための診察画像を生成するための、一般的な磁気共鳴システムの基本的構成要素には、主磁石(通常は、dsvにおいてほぼ一様な磁界(B磁界)を生成する超伝導磁石)、シムコイルの1つまたは複数のセット、傾斜コイルのセット、及び1つまたは複数のRFコイルが含まれている。MRIの考察は、たとえば、Haacke et al.,Magnetic Resonance Imaging:Physical Principles and Sequence Design,John Wiley & Sons,Inc.,New York,1999に見出すことができる。Crozier et al.の米国特許第5,818,319号、同第6,140,900号、及び同第6,700,468号、Dorri et al.の米国特許第5,396,207号及び同第5,416,415号、Knuttel et al.の米国特許第5,646,532号、ならびにLaskaris et al.米国特許第5,801,609号も参照されたい。これら文献の開示は、その全体が本明細書に組み込まれる。
全身MRI磁石は、通常長さが約1.6メートル〜2.0メートルであり、0.6メートル〜0.8メートルの範囲のアパーチャを有している。通常は、磁石は対称であり、それにより、dsvの中間点が、その主軸に沿う磁石の構造の幾何中心に位置するようになっている。驚くべきことではないが、そのような空間に置かれると、多くの人は閉所恐怖症に悩まされる。さらに、患者の体の撮像される部分と、磁気システムの端部との間の距離が離れていることは、医師は、MRI手順の間、患者を容易に補助すること、または個人的にモニタすることができないことを意味する。
患者に対するそのような影響に加え、磁石のサイズは、MRIマシンのコスト、及びそのようなマシンの据え付けに関連するコストの決定における主要な要素である。別の重要な考慮事項は、システムを極低温に維持するのに必要なヘリウムの体積である。ヘリウムの体積のサイズが大きいため、そのような全身の磁石は、頭部、末端、及び新生児などのサイズの小さい対象の画像を生成するのに使用するには高価である。
既知の頭部用超伝導磁石には、Dorri et al.に発行された米国特許第5,396,207号及び同第5,416,415号、ならびにLaskaris et al.に発行された米国特許第5,801,609号に開示のものが含まれる。これら磁石は、用途が限定されており、また、主に脳の撮像に適している。これら磁石は、膝の関節の撮像などの末端の撮像には有用ではないが、これは、たとえば、端部からdsvまでの距離が長く、かつ他方の足を配置及び収容するのが困難であることに起因して、ほとんどの患者の関節が撮像ゾーンに到達することができないためである。
MRI用の円錐台状の磁石が米国特許第5,307,039号及び同第7,498,810号に開示されている。しかし、米国特許第5,307,039号の磁石は依然として、比較的大型の磁石であるが、約0.5Tの磁界強度しか生成しないという欠点を有している。一方、米国特許第7,498,810号はより小さく、両端からアクセスすることができ、その構成は、人間の頭部の撮像よりむしろ末端の撮像に特に適している。
本発明は、人間の頭部、末端、及び新生児などの撮像のための、比較的小型であり、したがって安価である磁石及び磁気共鳴システムを提供することを目的としている。
一形態では、本発明は、人間の頭部、末端、及び新生児などの撮像のためのMRIシステムにおける使用に適切であるコンパクトな超伝導磁石を提供する。
本磁石は、磁石の軸に沿って延びるボアを有し、ボア内の撮像領域において少なくとも1.5テスラの磁界を生成することが可能である。
本磁石は、軸に沿って配置され、かつ軸に沿って同軸に整列されている、コイルの少なくとも第1、第2、及び第3のセットを有する一次コイル構造または構成を備えている。各セットは、ボア周りに配置された1つまたは複数の一次コイルを有し、コイルの各セットは、他のセットとは異なる内径を有する。
第1のセットの一次コイルは、磁石の第1の軸方向端部に隣接して配置され、第3のセットの一次コイルは、第1の軸方向端部とは反対側の磁石の第2の軸方向端部に隣接して配置されており、第2のセットは、一次コイルの第1のセットと第3のセットとの間に配置されている。第2のセットのコイルまたは各コイルの内径は、第1のセットのコイルまたは各コイルの内径より小さいが、第3のセットのコイルまたは各コイルの内径より大きい。
ステップ状の直径、または「マルチボア」の磁石構成を有することの利点は、末端にアクセスするために、dsvが小さいボア側に十分に近くにありながら、他方側からの肩部への適切なアクセスが維持されていることである。したがって、本発明の多用途のステップ状の直径の磁石システムにより、頭部及び肩部が、より大きいボアの側からdsvへアクセスすることができるようになり、かつ末端/手足が、より小さいボアの側からdsvへアクセスすることができるようになる。
第2のセットのコイルまたは各コイルの外径は、第1のセットのコイルまたは各コイルより小さいが、第3のセットのコイルまたは各コイルより大きいことが好ましい。
軸に沿うコイルの第2のセット及び第3のセットの全長は、軸に沿うコイルの第1のセットの全長の半分よりも小さく、軸に沿うコイルの第3のセットの長さは、軸に沿うコイルの第2のセットの長さより小さいことが好ましい。
磁石には通常、それぞれのコイルのセットのための、少なくとも3つの巻型の部分またはセグメントを有する一次コイルの巻型が設けられている。コイルの第1のセット、第2のセット、及び第3のセットの各々は、ボアを囲む第1の、第2の、及び第3の巻型の部分またはセグメントにそれぞれ配置されている。第1の巻型セグメント(その上に第1のコイルのセットを有する)の内径は、第2の巻型セグメント(その上に第2のコイルのセットを有する)の平均内径よりも大きく、この第2の巻型セグメントの平均内径は、第3の巻型セグメント(その上に第3のコイルのセットを有する)の内径よりも大きい。第1の巻型セグメントの外径は、第2の巻型セグメントの平均外径よりも大きく、かつこの第2の巻型セグメントの平均外径は、第3の巻型セグメントの外径よりも大きいことが好ましい。
第1のセットの2つのコイルは、第1の巻型セグメントの2つの両側の軸方向端部の部分の周りにそれぞれ巻かれるこが好ましく、一方、第2のセットの2つのコイルは、第2の巻型セグメントの2つの両側の軸方向端部の部分の周りに巻かれ、かつ第3のセットの少なくとも1つのコイルは、第3の巻型セグメントに巻かれることが好ましい。
第1の巻型セグメント及び第3の巻型セグメントは、円筒形状であることが好ましい。第2の巻型は、円筒形状であるか、円錐または円錐台形状であってよい。
巻型により、ステップ状の直径のボアが規定される。2つの部分の傾斜コイルは、磁石に設けることができ、傾斜コイルの第1の部分は第1の直径のものであり、第1の巻型部分内に位置し、傾斜コイルの第2の部分は第2の直径のものであり、第2の巻型部分内に位置しており、第1の直径は第2の直径より大きい。
一実施形態では、第1のコイルのセットの内径は、80cm超かつ110cm未満であり、第3のコイルのセットの内径は40cm未満である。第1のコイルのセットの内径対第3のコイルのセットの内径比は、2を超え、好ましくは3を超える内径比である。
本磁石は、100cm未満のコールドボア軸方向長さを有することが好ましく、軸方向に沿う撮像領域の寸法は、少なくとも20cmであることが好ましい。
シールドコイル構造は、一次コイル構造の周りに径方向に設けられ、ほぼ磁石の第1の巻型部分の軸方向長さに延びることが好ましい。シールドコイル構造は、それ自体の巻型を有し得、また、一次コイルよりも直径が大きい少なくとも1つのシールドコイルを有する。通常は、シールドコイルは、一次コイルの多くに対し逆の電流極性を有する。
力の平衡化が、コイルへの合力を最小化するために、磁石の設計に使用されることが好ましい。力の平衡化のステップの実施において、マクスウェルの力が、最小化される誤差関数に含まれる。
一実施形態では、プレート部材などの、周方向に離間した複数の第1の補強部分が第2の巻型セグメントに取り付けられており、第1の巻型セグメントの右端部の頂部に延び、プレート部材などの、周方向に離間した複数の第2の補強部分が第3の巻型セグメントに取り付けられており、第2の巻型セグメントの右端部の頂部に延びている。プレート部材は、三角形の形状のものであってよく、第2の巻型セグメント及び第3の巻型セグメントのコイルによって作用する軸方向の電磁力及び曲げモーメントに耐えるように使用される。離間した各プレートも、磁石の設計時の要請に応じて、第1の巻型セグメントに取り付けられ、シールド巻型に延び得る。
磁石には、より大きな直径の円筒形状部分と、より小さな直径の円錐または円錐台形状の部分との間に形成された外側真空チャンバが設けられ得る。
本磁石は、大人の体の部位(頭部、末端など)及び体、動物、ならびに他の小さなサイズの対象の撮像における使用に特に適している。
別の形態では、本発明は、上述の磁石を有する核磁気共鳴映像システムを提供する。
上述の本発明の概要及び特定の実施形態は、単に読み手に対する便宜的なものであり、本発明の範囲を限定することは意図しておらず、限定するものと解釈されるべきではない。より概略的には、上述の概略的記載及び以下の詳細な説明はいずれも、単に本発明を例示するものであり、特許請求される本発明の性質及び特徴を理解するための要旨またはフレームワークを提供することを意図するものであることを理解されたい。
本発明のさらなる特徴及び利点は、以下の詳細な説明において説明される。本発明のこれらさらなる特徴及び上述の特徴の両方は、別々に使用されるか、任意でまたはすべて組み合わせて使用され得る。
添付図面は、本発明のさらなる理解を提供するために含まれており、本明細書に組み込まれて、本明細書の一部を成す。図面は例として、本発明の様々な実施形態を示しており、詳細な説明とともに、本発明の原理及び動作を説明する役割を果たす。図面及び明細書において、関連する図における同様の部位は、同様の参照符号によって識別される。
本発明の第1の実施形態の概略断面図である。 本発明の第2の実施形態の概略断面図である。 本発明の一実施形態の頭部−末端用磁石と、既知の頭部用磁石との間の差異を示す図である。 図1及び図2の磁石を設計するのに適切なプロセスを示すフローチャートである。 第1の実施形態の3Tの磁石の例のコイル構成及びdsvサイズを概略的に示す。 図5の全身磁石の外側の漂遊磁界、特に、5ガウス(5×10−4テスラ)の輪郭を示す。 図5の全身磁石のコイル内の全磁界の計算された大きさを示すプロットである。テスラでの磁界強度が示されている。 図5の全身磁石のコイル内の全電磁力の計算された大きさを示すプロットである。ニュートンでの力の強度が示されている。 第1の実施形態の巻型構造の概略図である。 第2の実施形態の1.5Tの磁石の例のコイル構成及びdsvサイズを概略的に示す。 図10の全身磁石の外側の漂遊磁界、特に、5ガウス(5×10−4テスラ)の輪郭を示す。 図10の全身磁石のコイル内の全磁界の計算された大きさを示すプロットである。テスラでの磁界強度が示されている。 図10の全身磁石のコイル内の全電磁力の計算された大きさを示すプロットである。ニュートンでの力の強度が示されている。 第2の実施形態の巻型構造の概略図である。
超伝導磁石は通常、各コイルの構成を備えた一次コイル構造を有する。一次コイル構造は、シールドコイル構造または層によって囲まれており、また1つまたは複数のコイルの構成によって形成されている。一次コイル構造の好ましい実施形態では、本発明は、内径が著しく異なる、コイルの少なくとも3つのセットまたはステップを備えた一次コイル構造を有する磁気共鳴システムを提供する。各コイルは図面に概略的に示されている。
図1及び図2の実施形態に示すように、磁石の一次コイル構造では、内径またはボアが異なる3つの巻型セグメントが存在し、これら巻型セグメント上にコイルが巻かれている。これら3つの巻型セグメントは、それぞれ続けて接続されて、長手方向と同軸に整列された3ボア磁石構造を構成している。最大直径を有するボアは、磁石の一方の側にあり、人間の頭部及び肩部のアクセスを可能にしている。一方、最小直径を有するボアは、磁石の別の側にあり、人間の末端(手及び脚部)のアクセスを可能にしている。中間サイズのボアは、最大ボアと最小ボアとの間に位置している。3つの巻型セグメントの材料は、限定されないが、非磁性のステンレス鋼などの金属、または、ガラス繊維強化ポリマ(GFRP)などの非金属のいずれかであってよい。
図1は、本発明の磁石01の第1の好ましい実施形態を示している。同じまたは同様の内径を有する2つ(しかし2つに限定されない)の超伝導一次コイル105a及び105bは、円筒形状の第1の巻型セグメント101周りに巻かれており、コイルは、セグメント101の両側または両端部にあり、巻型セグメント101の中間部112によって区切られている。同様に、同じまたは同様の内径を有する2つ(しかし2つに限定されない)の他の超伝導一次コイル106a及び106bは、円筒形状の第2の巻型セグメント102周りに巻かれており、コイルは、巻型セグメント102の中間部113によって区切られたセグメントの両側または両端部にある。単一の超伝導一次コイル107は、円筒形状の第3の巻型セグメント103周りに巻かれている。
多くの一次コイルに対して逆向きの電流極性を有する2つ(しかし2つに限定されない)の超伝導シールドコイル108a及び108bは、漂遊磁界を低減するように、シールド巻型104周りに巻かれている。シールドコイルの全長は、第1の巻型セグメント101の軸方向長さとほぼ等しい。
1.5テスラ以上の磁界強度においては、極めて大きい軸方向の電磁力が一次超伝導コイルに生成され、このため、この電磁力によって、セグメント101上の最も左のコイルを右に押され、他方のコイル、特に、直径がより小さな巻型セグメント102及び103上のコイルが左に押されることから、極めて大きい曲げモーメントが生じる。軸方向の力及び曲げモーメントを支持するかまたはそれに耐えるために、周方向に離間した複数の補強部分、通常は三角形のプレート部材109が、第3の巻型セグメント103に取り付けられて、第2の巻型セグメント102の右端部128の頂部に径方向に延び、周方向に離間した複数の補強部分、通常は三角形のプレート部材110が、第2の巻型セグメント102に取り付けられて、第1の巻型セグメント101の右端部129の頂部に径方向に延びている。一次コイル105a及び105bの軸方向の力の値、ならびにシールドコイル108a及び108bの軸方向の力の値に応じて、周方向に離間した複数の補強部分、通常はプレート部材111が、両端部と、第1の巻型セグメント101の中間部112とを接続するために、または右端部129と、第1の巻型セグメント101の中間部112とを接続するために適用され得、シールド巻型104を支持するために径方向に延びることが好ましい。
磁石01は、第1の巻型セグメント101に近位の内側真空チャンバ117の直径によって規定された最大直径の第1のボア114と、第2の巻型セグメント102に近位の内側真空チャンバ118の直径によって規定された中間直径の第2のボア115と、さらに第3の巻型セグメント103に近位の内側真空チャンバ119の直径によって規定された最小直径の第3のボア116と、を有する。磁石01には、円筒形状部分120aと、円錐または円錐台形状の部分120bとを有する外側真空チャンバが含まれている。磁石01は、第1のボア114内に配置された第1のステップの傾斜コイル121a、及び第2のボア115内に配置された第2のステップの傾斜コイル121bを有する2ステップの傾斜コイルをも含んでいる。
磁石01が、新生児の撮像などの他の用途に使用され得るが、磁石01は、特に人間の頭部及び末端の撮像のために設計されており、球状体積の直径(「dsv」)126内に少なくとも1.5テスラの磁界強度を生成する。dsv126は、第1のボア114及び第2のボア115内に位置し、長手方向に延びる軸127に沿って中心付けられている。第1のボア114及び第2のボア115は、患者の頭部123が部分的に第2のボア115内に延びた状態で、患者の肩122が第1のボア114の内側に適合するように、かつ第2のボア115の直径が患者の肩122の幅よりも小さくなるようにサイズが決定されていることが好ましい。第3のボア116は、脚部などの患者の末端124が第3のボア116の内側に適合するようにサイズが決定されていることが好ましい。第2のボア115の長さ及び第3のボア116の長さは、患者の末端の関節125がdsv126内にあるように適切に設計されている。外側真空チャンバの円錐または円錐台状の部分120bは、患者の一方の脚部に、他方の脚部が撮像されている際、快適な位置または休息位置を提供するように設計されていることが好ましい。
図2は、本発明の磁石02の第2の好ましい実施形態を示している。同じまたは同様の内径を有する2つ(しかし2つに限定されない)の超伝導一次コイル205a及び205bは、円筒形状の第1の巻型セグメント201周りに巻かれており、コイルは、巻型セグメント201の中間部212によって区切られたセグメントの両側または両端部にある。一方が別のコイルの内径よりも大きい内径を有する2つ(しかし2つに限定されない)の他の超伝導コイル206a及び206bは、円錐または円錐台形状の第2の巻型セグメント202の周りに巻かれており、コイルの1つは巻型セグメント202の頂端部上にあり、別のコイルは巻型セグメント202の底端部上にある。単一の超伝導コイル207は、円筒形状の第3の巻型セグメント203周りに巻かれている。
一次コイルに加え、多くの一次コイルに対して逆向きの電流極性を有する2つ(しかし2つに限定されない)の超伝導シールドコイル208a及び208bが、漂遊磁界を低減するように、シールド巻型204周りに巻かれている。シールドコイルの全長は、第1の巻型セグメント201の軸方向長さとほぼ等しい。
1.5テスラ以上の磁界強度においては、極めて大きい軸方向の電磁力が、一次超伝導コイルに生成され、このため、この電磁力によって、セグメント201上の最も左のコイルが右に押され、かつ他方のコイル、特に、より直径が小さい巻型セグメント202及び203上のコイルが左に押されるために、極めて大きい曲げモーメントが生じる。軸方向の力及び曲げモーメントを支持するかまたはそれに耐えるために、周方向に離間した複数の三角形のプレート部材210は、第2の巻型セグメント202の部分に取り付けられて、第2の巻型セグメント202の部分上には、コイル206aが巻かれて、第1の巻型セグメント201の右端部229の頂部に径方向に延びている。一次コイル205a及び205bの軸方向の力の値、ならびにシールドコイル208a及び208bの軸方向の力の値に応じて、周方向に離間した複数のプレート部材211が、両端部と、第1の巻型セグメント201の中間部212とを接続するために、または右端部229と、第1の巻型セグメント201の中間部212とを接続するために適用され得、シールド巻型204を支持するために径方向に延びることが好ましい。
磁石02は、第1の巻型セグメント201に近位の内側真空チャンバ217の直径によって規定された最大直径の円筒形状の第1のボア214と、円錐または円錐台形状の第2の巻型セグメント202に近位の内側真空チャンバ218の2つの端部の直径によって規定された中間の平均直径の円錐または円錐台形状の第2のボア215と、さらに第3の巻型セグメント203に近位の内側真空チャンバ219の直径によって規定された最小直径の第3のボア216と、を有する。磁石02は、円筒形状の部分220a及び、円錐または円錐台形状の部分220bを有する外側真空チャンバを含み、外側真空チャンバは、患者の一方の脚部に、他方の脚部が撮像されている際、快適な位置または休息位置を提供するように設計されていることが好ましい。磁石02は、第1のボア214内に配置された第1のステップの円筒形状の傾斜コイル221a、及び第2のボア215内に配置された第2のステップの円錐または円錐台形状の傾斜コイル221bを有する2ステップの傾斜コイルをも含む。
既知の頭部用超伝導磁石(図3参照)と比較すると、本発明の図示の実施形態は、
(1)3ボア磁石に、撮像のための人間の頭部及び肩が最大のボアからのアクセスするのを、かつ撮像のための末端が最小のボアからのアクセスするのを可能にする、新規のコイル及び支持構造を設け、
(2)必要とされる傾斜磁界を生成するために2ステップの傾斜コイルを使用し、かつ
(3)2つの部分、すなわち、より大きな直径の円筒形状部分、及びより小さな直径の円錐または円錐台形状の部分を備えた外側真空チャンバを有する。
本発明の好ましい実施形態では、本磁石は、以下の性能の規準のいくつか、最も好ましくはすべてを達成する。
(1)85cm以下、好ましくは75cm以下の外側シールドコイルの半径。
(2)100cm以下のコールドボア全体の長さ。
(3シミング後の均質性が+/−10ppmである、少なくとも30cm(d)×30cm(z)の十分大きいdsvサイズ。
(3)効果的な極低温の冷却を可能にするためのコイル間の十分な空間。
(4)低価格の超伝導ワイヤの使用を可能にするための、コイル内の低いピーク磁界(たとえば、大きさが約7.5テスラ未満の複数の電流搬送コイルのいずれかの中の計算されたピーク磁界)。
(5)低い漂遊磁界(たとえば、dsv幾何中心から4メートルを超えるすべての位置における、5×10−4テスラ未満の磁石の外部の計算された漂遊磁界)。
(6)100Mpa以下の周方向応力の低い応力値。
本発明の磁石の例、ならびにコイルの構成及び磁石の電流の分配機能を判定する際に使用される手順は、ここで本発明の範囲を制限することなく、より完全に記載される。
コイルの位置は、最適化プロセスで決定した(図4参照)。最適化は、非線形最小二乗アルゴリズムに基づく拘束された数値上の最適化技術を使用して実施した(たとえば、Matlab optimization toolbox,http://www.mathworks.com参照)。ルーチンは、磁界生成要素の幾何学的形状及び位置を、上述のパラメータ及び誤差項として使用して、磁石のための最終的なコイルの幾何学的形状を計算した。
実施例1(3.0Tの磁石)
図5は、本発明の第1の実施形態に係る超伝導磁石を概略的に示している。本磁石は、5つの一次コイル(第1の巻型セグメントの2つのコイル、第2の巻型セグメントの他の2つのコイル、及び第3の巻型セグメントの1つのコイル)ならびに1つのシールドコイルを採用している。広範な全体像では、本磁石は、約0.92メートルのコールドボア長さ、ならびにそれぞれ約0.46メートル及び約0.13メートルのコールドボアの最大内側半径及び最小内側半径を有している。本磁石は、直径が約27センチメートルである、ほぼ球状のdsvを有している。
図5は、磁石及びdsv内の磁界を示している。図6は、本磁石によって生成された、計算された外部の漂遊磁界及び軸方向の磁界を示している。図7は、本磁石の様々なコイル内の、本磁石によって生成された磁界全体の、計算された大きさを示している。図8は、本磁石の様々なコイル内の、本磁石によって生成された電磁力全体の、計算された大きさを示している。図9は、本磁石に適用可能な、概略的な巻型構造を示している。
図6に示すように、本磁石は、軸方向に約4.4m、径方向に2.9mである、dsvの中心の約4.4メートル内にある5ガウスの線をも有している。図7に示すように、ピークの計算された磁界は約6テスラであり、これにより、容易に利用可能な超伝導ワイヤを使用して磁石を構成することが可能になる。
実施例2(1.5Tの磁石)
図10は、本発明の第2の実施形態に係る構造を使用した1.5Tの超伝導磁石の設計を示している。
本磁石は、5つの一次コイル(第1の巻型セグメントの2つのコイル、第2の巻型セグメントの他の2つのコイル、及び第3の巻型セグメントの1つのコイル)ならびに2つのシールドコイルを採用している。広範な全体像では、本磁石は、約0.78メートルのコールドボア長さ、ならびにそれぞれ約0.45メートル及び約0.16メートルのコールドボアの最大内側半径及び最小内側半径を有している。本磁石は、軸方向の直径が約20センチメートルであり、径方向の直径が約30センチメートルである、ほぼ楕円形のdsvを有している。
図10は、磁石及びdsv内の磁界を示している。図11は、本磁石によって生成された、計算された外部の漂遊磁界及び軸方向の磁界を示している。図12は、本磁石の様々なコイル内の、本磁石によって生成された磁界全体の、計算された大きさを示している。図13は、本磁石の様々なコイル内の、本磁石によって生成された電磁力全体の、計算された大きさを示している。図14は、本磁石に適用可能な、概略的な巻型構造を示している。
図11に示すように、本磁石は、軸方向に約3.25m、径方向2.4mである、dsvの中心の約3.25メートル内にある5ガウスの線を有している。図12に示すように、ピークの計算された磁界は約4.2テスラであり、これにより、容易に利用可能な超伝導ワイヤを使用して本磁石を構成することが可能になる。
前述の各実施形態は、本発明の範囲を限定することなく、本発明を説明することを意図するものである。本発明は、当業者に容易に想起されるような様々な変更及び追加を伴って実施することが可能である。
適切であるか妥当である場合、一実施形態の1つまたは複数の特徴は、別の実施形態の1つまたは複数の特徴と組み合わせて使用され得る。

Claims (20)

  1. MRIシステムでの使用に適切な超伝導磁石であって、前記磁石が、前記磁石の軸に沿って延びるボアを有し、前記ボア内の撮像領域内に少なくとも1.5テスラの磁界を生成することが可能であり、前記磁石は、前記軸に沿って配置され、かつ前記軸に沿って同軸に整列されている、少なくともコイルの第1、第2、及び第3のセットを有する一次コイル構造を備え、各セットが、前記ボア周りに配置された1つまたは複数の一次コイルを有し、かつ他のセットとは異なる内径を有し、
    前記第1のセットの一次コイルが、前記磁石の第1の軸方向端部に隣接して配置され、前記第3のセットの一次コイルが、前記第1の軸方向端部とは反対側の前記磁石の第2の軸方向端部に隣接して配置され、コイルの前記第2のセットが、コイルの前記第1のセットと前記第3のセットとの間に配置されており、
    前記第2のセットの前記コイルまたは各コイルの内径が、前記第1のセットの前記コイルまたは各コイルの内径より小さいがが、前記第3のセットの前記コイルまたは各コイルの内径より大きく、
    コイルの前記第1のセット、前記第2のセット、及び前記第3のセットの各々が、前記ボアを囲む、第1の巻型部分、第2の巻型部分、及び第3の巻型部分にそれぞれ配置され、
    前記第2の巻型部分が、前記第1の巻型部分の内径より小さいが、前記第3の巻型部分の内径よりも大きい平均内径を有する、超伝導磁石。
  2. 前記軸に沿うコイルの前記第2のセット及び前記第3のセットの全長が、前記軸に沿うコイルの第1のセットの長さの半分よりも小さい、請求項1に記載の磁石。
  3. 各々が前記第1の巻型部分と前記第2の巻型部分との間に接続された、周方向に離間した複数の第1の補強部分をさらに備える、請求項1または2に記載の磁石。
  4. 各々が前記第2の巻型部分と前記第3の巻型部分との間に接続された、周方向に離間した複数の第2の補強部分をさらに備える、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の磁石。
  5. 前記補強部分が三角形のプレートの形態である、請求項3または4に記載の磁石。
  6. すべての前記一次コイルよりも直径が大きい少なくとも1つのシールドコイルを有するシールドコイル構造であって、前記一次コイルの径方向外側に位置しており、かつほぼ前記磁石の前記第1の巻型部分の前記軸方向の長さで延びている、前記シールドコイル構造をさらに備える、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の磁石。
  7. 前記シールドコイルが、前記一次コイルの多くとは逆の電流極性を有する、請求項6に記載の磁石。
  8. 各々が前記第1の巻型部分と前記シールドコイル構造との間に接続された、周方向に離間した複数の第1の補強部分をさらに備える、請求項6または7に記載の磁石。
  9. 前記一次コイル構造の径方向外側に位置する外側真空チャンバであって、より大きな直径の円筒形状部分と、より小さな直径の円錐のまたは円錐台形状の部分との間に形成されている、前記外側真空チャンバをさらに備える、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の磁石。
  10. 前記第1のセットの前記コイルまたは各コイルの内径の、前記第3のセットの前記コイルまたは各コイルの内径に対する比率が、2を超える比率である、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の磁石。
  11. 前記第3のセットの前記コイルまたは各コイルの前記内径が40cm未満である、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の磁石。
  12. 前記第1のセットの前記コイルまたは各コイルの前記内径が、80cm〜110cmである、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の磁石。
  13. 少なくとも前記第1の巻型部分が円筒形状である、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の磁石。
  14. 前記第2の巻型部分が円錐または円錐台形状である、請求項1乃至13のいずれか一項に記載の磁石。
  15. 前記磁石が100cm未満のコールドボア軸方向長さを有する、請求項1乃至14のいずれか一項に記載の磁石。
  16. 前記軸方向の前記撮像領域の寸法が少なくとも20cmである、請求項1乃至15のいずれか一項に記載の磁石。
  17. 2ステップの傾斜コイル構造であって、前記第1の巻型部分内に位置する第1の直径の第1の傾斜コイルと、前記第2の巻型部分内に位置する第2の直径の第2の傾斜コイルと、を有し、前記第1の直径が前記第2の直径よりも大きい、前記2ステップの傾斜コイル構造をさらに備える、請求項1乃至16のいずれか一項に記載の磁石。
  18. 請求項1乃至17のいずれかに記載の磁石を有する核磁気共鳴映像システム。
  19. 前記一次コイル構造の少なくとも前記軸方向端部コイル上の合力を最小化するための、力の平衡化のステップを含む、請求項1乃至17のいずれかに記載の磁石の設計方法。
  20. 前記力の平衡化ステップが、最小化される誤差関数内にマクスウェルの力を含む、請求項19に記載の磁石の設計方法。
JP2017529116A 2014-08-18 2015-08-18 頭部及び末端の撮像のための磁石、該磁石を有する核磁気共鳴映像システム及び該磁石の設計方法 Active JP6619006B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AU2014903209 2014-08-18
AU2014903209A AU2014903209A0 (en) 2014-08-18 Magnet for Head and Extremity Imaging
PCT/AU2015/050469 WO2016025996A1 (en) 2014-08-18 2015-08-18 Magnet for head and extremity imaging

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017529201A true JP2017529201A (ja) 2017-10-05
JP6619006B2 JP6619006B2 (ja) 2019-12-11

Family

ID=55350010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017529116A Active JP6619006B2 (ja) 2014-08-18 2015-08-18 頭部及び末端の撮像のための磁石、該磁石を有する核磁気共鳴映像システム及び該磁石の設計方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10718833B2 (ja)
EP (1) EP3183592B1 (ja)
JP (1) JP6619006B2 (ja)
CN (1) CN106662625B (ja)
AU (1) AU2015306082B2 (ja)
WO (1) WO2016025996A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019120517A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 住友重機械工業株式会社 超伝導磁気シールド装置、及び脳磁計装置
WO2020067458A1 (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 日本製鉄株式会社 核磁気共鳴用磁石ユニット及び核磁気共鳴用磁場発生装置
JP2020185068A (ja) * 2019-05-10 2020-11-19 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 磁気共鳴イメージング装置およびプログラム
JP2022512410A (ja) * 2018-12-13 2022-02-03 マグネティカ リミテッド 勾配コイルシステム

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
MX2008011323A (es) 2006-03-08 2008-11-18 Archemix Corp Aptameros que se unen al complemento y agentes anti-c5 utiles en el tratamiento de trastornos oculares.
WO2017205411A1 (en) * 2016-05-23 2017-11-30 Icahn School Of Medicine At Mount Sinai Imaging compatible foot stressor for use in diagnosing foot injuries
EP3349028A1 (de) * 2017-01-13 2018-07-18 Sirona Dental Systems GmbH Mrt-vorrichtung und verfahren zur vermessung eines kopfbereichs eines patienten
US11237234B2 (en) 2017-03-24 2022-02-01 Victoria Link Limited MRI magnet and apparatus
US11630174B2 (en) * 2019-02-12 2023-04-18 Magnetica Limited Magnets and magnetic resonance imaging systems
CN113491845B (zh) * 2021-08-02 2022-11-25 上海联影医疗科技股份有限公司 放射治疗系统、装置及存储介质

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07501737A (ja) * 1992-09-08 1995-02-23 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 磁気共鳴イメージング用の円錐台形磁石
JPH0819525A (ja) * 1994-07-05 1996-01-23 Hitachi Medical Corp 磁気共鳴イメージング用静磁場発生装置
JP2000185020A (ja) * 1997-04-25 2000-07-04 General Electric Co <Ge> 磁気共鳴イメージング・マグネット
US20060255805A1 (en) * 2005-03-29 2006-11-16 Magnetica Limited Shielded, asymmetric magnets for use in magnetic resonance imaging
US7498810B2 (en) * 2004-09-11 2009-03-03 General Electric Company Systems, methods and apparatus for specialized magnetic resonance imaging with dual-access conical bore
WO2014102641A1 (en) * 2012-12-26 2014-07-03 Koninklijke Philips N.V. Accessible magnetic resonance imaging scanner system and method of operation thereof

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6263409A (ja) * 1985-08-30 1987-03-20 Yokogawa Electric Corp 静磁場発生用コイル
JPH0782930B2 (ja) * 1987-05-14 1995-09-06 株式会社東芝 磁気共鳴イメ−ジング装置の静磁界磁石
US5646532A (en) 1993-09-20 1997-07-08 Bruker Medizintechnik Gmbh Partial body tomograph
US5416415A (en) * 1994-08-05 1995-05-16 General Electric Company Over-shoulder MRI magnet for human brain imaging
US5396207A (en) * 1994-08-05 1995-03-07 General Electric Company On-shoulder MRI magnet for human brain imaging
US5818319A (en) 1995-12-21 1998-10-06 The University Of Queensland Magnets for magnetic resonance systems
AUPQ198899A0 (en) 1999-08-03 1999-08-26 University Of Queensland, The A method of magnet design and magnet configuration
US6933722B2 (en) * 2000-07-05 2005-08-23 Hitachi Medical Corporation Magnetic resonance imaging device and gradient magnetic field coil used for it
US6700468B2 (en) 2000-12-01 2004-03-02 Nmr Holdings No. 2 Pty Limited Asymmetric magnets for magnetic resonance imaging
US8095202B2 (en) * 2006-08-15 2012-01-10 Mayo Foundation For Medical Education And Research Accelerated shells trajectory MRI acquisition
CN101606208B (zh) * 2006-10-27 2012-05-09 Nmr控股2号有限公司 用于磁共振成像的磁体
US20120258862A1 (en) 2009-12-21 2012-10-11 Nmr Holdings No. 2 Pty Limited Open-bore magnet for use in magnetic resonance imaging
CN103077797B (zh) * 2013-01-06 2016-03-30 中国科学院电工研究所 用于头部成像的超导磁体系统
CN103077798B (zh) * 2013-01-06 2015-08-12 中国科学院电工研究所 一种用于动物成像的磁共振成像超导磁体

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07501737A (ja) * 1992-09-08 1995-02-23 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 磁気共鳴イメージング用の円錐台形磁石
JPH0819525A (ja) * 1994-07-05 1996-01-23 Hitachi Medical Corp 磁気共鳴イメージング用静磁場発生装置
JP2000185020A (ja) * 1997-04-25 2000-07-04 General Electric Co <Ge> 磁気共鳴イメージング・マグネット
US7498810B2 (en) * 2004-09-11 2009-03-03 General Electric Company Systems, methods and apparatus for specialized magnetic resonance imaging with dual-access conical bore
US20060255805A1 (en) * 2005-03-29 2006-11-16 Magnetica Limited Shielded, asymmetric magnets for use in magnetic resonance imaging
WO2014102641A1 (en) * 2012-12-26 2014-07-03 Koninklijke Philips N.V. Accessible magnetic resonance imaging scanner system and method of operation thereof

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019120517A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 住友重機械工業株式会社 超伝導磁気シールド装置、及び脳磁計装置
JP7058121B2 (ja) 2017-12-28 2022-04-21 住友重機械工業株式会社 超伝導磁気シールド装置、及び脳磁計装置
WO2020067458A1 (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 日本製鉄株式会社 核磁気共鳴用磁石ユニット及び核磁気共鳴用磁場発生装置
JPWO2020067458A1 (ja) * 2018-09-28 2021-08-30 日本製鉄株式会社 核磁気共鳴用磁石ユニット及び核磁気共鳴用磁場発生装置
JP7205545B2 (ja) 2018-09-28 2023-01-17 日本製鉄株式会社 酸化物超電導バルク体を用いた核磁気共鳴用磁石ユニット及び核磁気共鳴用磁場発生装置
JP2022512410A (ja) * 2018-12-13 2022-02-03 マグネティカ リミテッド 勾配コイルシステム
JP7362147B2 (ja) 2018-12-13 2023-10-17 マグネティカ リミテッド 勾配コイルシステム
JP2020185068A (ja) * 2019-05-10 2020-11-19 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 磁気共鳴イメージング装置およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
EP3183592B1 (en) 2024-01-10
EP3183592A4 (en) 2018-04-18
EP3183592C0 (en) 2024-01-10
US10718833B2 (en) 2020-07-21
AU2015306082B2 (en) 2020-04-30
CN106662625A (zh) 2017-05-10
AU2015306082A1 (en) 2017-03-02
EP3183592A1 (en) 2017-06-28
CN106662625B (zh) 2019-12-03
WO2016025996A1 (en) 2016-02-25
JP6619006B2 (ja) 2019-12-11
US20170242084A1 (en) 2017-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6619006B2 (ja) 頭部及び末端の撮像のための磁石、該磁石を有する核磁気共鳴映像システム及び該磁石の設計方法
US5801609A (en) MRI head magnet
JP3742662B2 (ja) 開放形磁気共鳴イメージングに適した磁石
EP0918228A2 (en) Magnetic resonance radio-frequency coil
JP5805655B2 (ja) 核磁気共鳴イメージングに用いられるオープンボア型磁石
WO2013096112A1 (en) System and apparatus for compensating for magnetic field distortion caused by mechanical vibrations in an mri system
CN101606208B (zh) 用于磁共振成像的磁体
GB2476546A (en) Structural support member allowing alignment adjustment between coil formers in a magnet system
US6064290A (en) Short bore-length asymmetric electromagnets for magnetic resonance imaging
US6351123B1 (en) Gradient coil system for a magnetic resonance tomography apparatus
JP7362147B2 (ja) 勾配コイルシステム
US20050104592A1 (en) Bi-planar coil assemblies for producing specified magnetic fields
US20070262776A1 (en) Magnetic Resonance Imaging Magnet Assembly System with Improved Homogeneity
US11630174B2 (en) Magnets and magnetic resonance imaging systems
EP1546750B1 (en) Magnetic field generating assembly and method
US20210103019A1 (en) Open bore magnet for mri guided radiotherapy system
AU2004231183B2 (en) Bi-planar coil assemblies for producing specified magnetic fields
Han et al. Reliable measurements for an image-derived sample volume in an open-configuration MR system
Schaefer Design of Magnetic Resonance Systems

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180718

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190828

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6619006

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250