JPS6263409A - 静磁場発生用コイル - Google Patents
静磁場発生用コイルInfo
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- JPS6263409A JPS6263409A JP60191526A JP19152685A JPS6263409A JP S6263409 A JPS6263409 A JP S6263409A JP 60191526 A JP60191526 A JP 60191526A JP 19152685 A JP19152685 A JP 19152685A JP S6263409 A JPS6263409 A JP S6263409A
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- coil
- magnetic field
- cross
- coils
- static magnetic
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、NMR(核磁気共鳴)イメージング装置の静
ta場を常伝導で作成するコイルに関し、更に詳しくは
、コイルの径、コイルの断面形状及びアンペア・ターン
を所定の構成にした3個のコイルを同一軸上に設冒し、
コイル中心に8Gノる軸方向磁界のテーラ展間の2次、
4次、6次及び8次の各項を最小にした静磁場発生用コ
イルに関する。
ta場を常伝導で作成するコイルに関し、更に詳しくは
、コイルの径、コイルの断面形状及びアンペア・ターン
を所定の構成にした3個のコイルを同一軸上に設冒し、
コイル中心に8Gノる軸方向磁界のテーラ展間の2次、
4次、6次及び8次の各項を最小にした静磁場発生用コ
イルに関する。
(従来の技術)
NMI(イメージング装置における静磁場の均−性及び
安定性や均一磁場の広さ番よ、画像の解像力に大きく影
IJることが知られている。一方、第7図に示すように
(Z軸は磁場のブ)向で×Y面に垂直な方向にある)、
コイルしを球状に巻いた構成によって、コイルL内の空
間に完全41均一磁場を形成し1qることが理論的に解
明されている。しかし、コイルLを球状に巻いた構成で
は、被検体を静!a場内に設置することができないので
実際の装置には適用できない。そこで、実際の静11場
発° 牛用コイルにあっては、第8図に示すように
、断面半径Rの内側コイルL 及びL2と、断面半!J
1 径R(<R)の外側コイルL3及びL4とをs
1 対称に配置して、4賜のコイルが球形を構成するように
なっている(図の点線が球形の輪郭を示す。
安定性や均一磁場の広さ番よ、画像の解像力に大きく影
IJることが知られている。一方、第7図に示すように
(Z軸は磁場のブ)向で×Y面に垂直な方向にある)、
コイルしを球状に巻いた構成によって、コイルL内の空
間に完全41均一磁場を形成し1qることが理論的に解
明されている。しかし、コイルLを球状に巻いた構成で
は、被検体を静!a場内に設置することができないので
実際の装置には適用できない。そこで、実際の静11場
発° 牛用コイルにあっては、第8図に示すように
、断面半径Rの内側コイルL 及びL2と、断面半!J
1 径R(<R)の外側コイルL3及びL4とをs
1 対称に配置して、4賜のコイルが球形を構成するように
なっている(図の点線が球形の輪郭を示す。
この球形コイルをダブルへルムホルツ型コイルと言う)
。この構成によって、被検体の設置が可能となると共に
、所定の11W特性、即ち、所定の領域で均一度の高い
磁場が形成される。
。この構成によって、被検体の設置が可能となると共に
、所定の11W特性、即ち、所定の領域で均一度の高い
磁場が形成される。
従来から、この種の静磁場発生用コイルとして種々のも
のが発表されている。例えば、核磁気共鳴医学研究金線
による刊行物rNMR医学J (1984年1月20日
発行)の第78頁乃至第19頁に、以下(1)乃至(3
)に示す静磁場発生用コイルが開示されている。
のが発表されている。例えば、核磁気共鳴医学研究金線
による刊行物rNMR医学J (1984年1月20日
発行)の第78頁乃至第19頁に、以下(1)乃至(3
)に示す静磁場発生用コイルが開示されている。
尚、8次式に用いる記号は、第9図(第9図の各記号ぐ
第8図と同一の6のは同一意味で用いられている)で定
義される。
第8図と同一の6のは同一意味で用いられている)で定
義される。
(1)集中電流ループに近似できる場合には、各コイル
の間隔及びコイルのアンペアターン比(A王、/、へ−
、)を下記の通りにツると、磁JJjのアーラ展開にお
ける2次、4次及び6次の各誤差項はいずれも零となっ
て8次補償コイルが得られる(2次、4次及び6次の各
項を零にして均一磁場を得る点については後述する)。
の間隔及びコイルのアンペアターン比(A王、/、へ−
、)を下記の通りにツると、磁JJjのアーラ展開にお
ける2次、4次及び6次の各誤差項はいずれも零となっ
て8次補償コイルが得られる(2次、4次及び6次の各
項を零にして均一磁場を得る点については後述する)。
cosθ、 = z 、 /Ro= 0.76506
cosθ2= 72/Ro= 0.28523AT2
/AT1= t、4ea。
cosθ2= 72/Ro= 0.28523AT2
/AT1= t、4ea。
(2)有限な寸法の矩形断面コイルを組合せたダブルへ
ルムホルツ型コイルの場合には、各コイルの間隔、コイ
ルのアンペアターン比及びコイルの断面比(a/a2及
びb1/b2゜但し、al、a 、b 、b2<R
o)を下記の通りにすると、磁場のテーラ展間における
2次及び4次の各誤差項が零となり6次補償コイルとな
る。
ルムホルツ型コイルの場合には、各コイルの間隔、コイ
ルのアンペアターン比及びコイルの断面比(a/a2及
びb1/b2゜但し、al、a 、b 、b2<R
o)を下記の通りにすると、磁場のテーラ展間における
2次及び4次の各誤差項が零となり6次補償コイルとな
る。
cosθ = 7 ’ /Ro= 0.76506co
s θ −z /Ro= 0.28523△”r2
/AT1= 1.4660 a1/a2= 0.67188 b1/b2= 1.01523 但し、各コイルの電流密度が同じ。
s θ −z /Ro= 0.28523△”r2
/AT1= 1.4660 a1/a2= 0.67188 b1/b2= 1.01523 但し、各コイルの電流密度が同じ。
(3)有限な寸法の矩形断面のコイルの組合せたダブル
へルムホルツコイルの場合には、第1表に示ずように各
寸法を選定すると8次補償コイルとなる。
へルムホルツコイルの場合には、第1表に示ずように各
寸法を選定すると8次補償コイルとなる。
第1表
但し、Na昌Nbl、 Na2及びN11zは、a7.
b7゜a2及び1)2の最適寸法に対する相対的巻数
を表わす。
b7゜a2及び1)2の最適寸法に対する相対的巻数
を表わす。
第1表のように構成された8次補償コイル系における磁
場B7は、(1)式となる。
場B7は、(1)式となる。
Bz(7,0)=Bo(1+r8(7/Ro) 十−
) (1)但し、r8・・・第1表に記載 上記の各構成において、各コイルが所定の均一度をもっ
た磁場を形成する点について第10図及び第11図を参
照して以下説明する。
) (1)但し、r8・・・第1表に記載 上記の各構成において、各コイルが所定の均一度をもっ
た磁場を形成する点について第10図及び第11図を参
照して以下説明する。
第10図に示す1つの円環電流によるZ@Lの磁場H(
z)の7方向成分は、ビオ・リバールの法則によって次
のようになる。
z)の7方向成分は、ビオ・リバールの法則によって次
のようになる。
dtl(2)=dHsin a =I/4πr −1
t/r −ds、’、II(Z)= f d剰 利R
2/2(R2+72 ) 3/2 (2)
但し、R・・・Ill環の半径 S・・・円環に沿った長さ H・・・!ail!のベクトル表現 α・・・Z軸上の任意の点でのdsと2軸との開き角 r・・・l軸上の任意の点からdsまでの距離 I・・・電流 又、第11図に示す2つの円環電流を2d隔てて平行に
設置したときの名コイルによる磁界1−11及びH2は
(3)式及び(4)式となる(但し、2つのコイルの中
心をz=0としている)。
t/r −ds、’、II(Z)= f d剰 利R
2/2(R2+72 ) 3/2 (2)
但し、R・・・Ill環の半径 S・・・円環に沿った長さ H・・・!ail!のベクトル表現 α・・・Z軸上の任意の点でのdsと2軸との開き角 r・・・l軸上の任意の点からdsまでの距離 I・・・電流 又、第11図に示す2つの円環電流を2d隔てて平行に
設置したときの名コイルによる磁界1−11及びH2は
(3)式及び(4)式となる(但し、2つのコイルの中
心をz=0としている)。
H1(z)=l−i (z−d) (3)
ト12(Z)・ト((z+a)
(4)(3)式及
び(4)式を2=0でテーラ展開し、H(z)を用いて
表わすと、夫々(5)式と(6)式に4Tる。
ト12(Z)・ト((z+a)
(4)(3)式及
び(4)式を2=0でテーラ展開し、H(z)を用いて
表わすと、夫々(5)式と(6)式に4Tる。
つl 2 つZ2
つ2 2 9Z2
□(5)
91+2(0) 1 3 H(0)112(
1) ” +12(0) +−−−−−−−−一・1(
=−−−−−−−−=−−−−・12+・・・72a2
2 9+1(d) 1 a211(d)= II(
d) + −−−−一一一・l+−−−−−−・12
+、、。
1) ” +12(0) +−−−−−−−−一・1(
=−−−−−−−−=−−−−・12+・・・72a2
2 9+1(d) 1 a211(d)= II(
d) + −−−−一一一・l+−−−−−−・12
+、、。
e12;a12
一−−−−(6)
2つの円環電流による磁場は、l−41+ t−12で
あるから(5)式及び(6)式から(7)式が導かれる
。
あるから(5)式及び(6)式から(7)式が導かれる
。
9211(d) 2
+1.(2) + II□(Z)=2tl(d)+−−
−−m=・12 ◆−−−−−−−−−−a 124
j 21124n! 9z’ 一一−−−(7) 但し、[)・・・偶数 (7)式から明らかなように、7の奇数べさ項が消える
。叩ら、Z=Qで対称に]−イルを配置し、Z−0でテ
ーラ展開づると7の偶数項のみが現われる。
−−m=・12 ◆−−−−−−−−−−a 124
j 21124n! 9z’ 一一−−−(7) 但し、[)・・・偶数 (7)式から明らかなように、7の奇数べさ項が消える
。叩ら、Z=Qで対称に]−イルを配置し、Z−0でテ
ーラ展開づると7の偶数項のみが現われる。
(7)式におりる各係数(2次の係数K 、4次の係数
K 、6次の係数に6とする)を2式から具体的に針線
すると(8)式、(9)式及び(10)式となる。尚、
各式にJ3いて、+7.2の項及び1/n!は省略され
ている。
K 、6次の係数に6とする)を2式から具体的に針線
すると(8)式、(9)式及び(10)式となる。尚、
各式にJ3いて、+7.2の項及び1/n!は省略され
ている。
K6=315/R\(,64X −2110X +12
0X −5)×(1→X2)2(10) 但し、x = z/R 上記は、線電流の場合について説明したものであるが、
有限な断面積をもつ4個のコイルの場合も、2個のコイ
ルの場合と同様に考2ることかできる。即ち、有限な断
面積をもつ4個の−」イルのZ軸のz=Qでの磁場h
(z)のテーラ展間は(11)式に示ずように7の偶数
次の項のみを右づるものとなる。各係数は、断面内の線
電流が分布していると考えて、断面全体で加え合せる(
積分づ−る)ことにより求められる。
0X −5)×(1→X2)2(10) 但し、x = z/R 上記は、線電流の場合について説明したものであるが、
有限な断面積をもつ4個のコイルの場合も、2個のコイ
ルの場合と同様に考2ることかできる。即ち、有限な断
面積をもつ4個の−」イルのZ軸のz=Qでの磁場h
(z)のテーラ展間は(11)式に示ずように7の偶数
次の項のみを右づるものとなる。各係数は、断面内の線
電流が分布していると考えて、断面全体で加え合せる(
積分づ−る)ことにより求められる。
h(z)=ko+に2z2 +に4z4十kz6+・・
・・・・ 6tii+ 但し、ko・・・定数 に、に、に6・・・2次、4次及び 6次の各項の係数 (11)式におイテ、 lzl < 1−C:は、
1z1<lzl (n>rn)となるため、次数の
低い係数はど!i場の均−亀に大きく影響づ゛ることが
分る。
・・・・ 6tii+ 但し、ko・・・定数 に、に、に6・・・2次、4次及び 6次の各項の係数 (11)式におイテ、 lzl < 1−C:は、
1z1<lzl (n>rn)となるため、次数の
低い係数はど!i場の均−亀に大きく影響づ゛ることが
分る。
従って、コイル内の空間の磁場が所定の領域で均一とな
っている。
っている。
(発明が解決しようとづる問題点)
しかし、従来の静磁場発生用コイルにあっ−Cは、内側
コイル及び外側=」イルの6径並びに中心からの各コイ
ルの設置距離を選定して、即ち、3パラメータを操作し
て磁場特性を決定覆るようになっているため、T−ラ展
開にJ5ける更に高次の偵の係数を最小にづることがで
きない。従って、」イル内の1ift場の均一度を高め
るにも限界があった。
コイル及び外側=」イルの6径並びに中心からの各コイ
ルの設置距離を選定して、即ち、3パラメータを操作し
て磁場特性を決定覆るようになっているため、T−ラ展
開にJ5ける更に高次の偵の係数を最小にづることがで
きない。従って、」イル内の1ift場の均一度を高め
るにも限界があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的
は、Ii場の均一度を高め得る静磁場発生用コイルを提
供するにある。
は、Ii場の均一度を高め得る静磁場発生用コイルを提
供するにある。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決する本発明の静磁場発生用コイルは、
コイルの径、コイルの断面形状及びアンペア・ターンを
所定の構成にした3個のコイルを同一軸上に設置し、コ
イル中心における軸方向磁界のテーラ展開の2次、4次
、6次及び8次の各項を最小にする構成となっている。
コイルの径、コイルの断面形状及びアンペア・ターンを
所定の構成にした3個のコイルを同一軸上に設置し、コ
イル中心における軸方向磁界のテーラ展開の2次、4次
、6次及び8次の各項を最小にする構成となっている。
(実施例)
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明は、前記ダブルへルムホルツ型コイルの磁場特性
について検討する過程でなされたものなので、その検討
結果について先ず説明する。
について検討する過程でなされたものなので、その検討
結果について先ず説明する。
(1)内側コイルL とL2の間隔と磁場の均−領域の
関係。
関係。
外側コイルL 及びL4をそのままにして、内側コイル
L1と1−2の間隔を近付けてゆくと、均一磁場は第2
図に示すようになるく理論的に求められる)。第2図に
おいて、縦軸は均一領域を、又、横軸は内側SコイルL
1とL2の距離を示し、距離−〇は、内側コ2イルL
とL2が接合した状態を示す。第2図の特性の場合、内
側コイル1−1とL2を重ね合せた状態にて均一領域が
大幅に拡大することを示ず。
L1と1−2の間隔を近付けてゆくと、均一磁場は第2
図に示すようになるく理論的に求められる)。第2図に
おいて、縦軸は均一領域を、又、横軸は内側SコイルL
1とL2の距離を示し、距離−〇は、内側コ2イルL
とL2が接合した状態を示す。第2図の特性の場合、内
側コイル1−1とL2を重ね合せた状態にて均一領域が
大幅に拡大することを示ず。
(2)コイルの断面積比(内側コイルの断面積2/外側
コイルの断面積)と磁場の均一領域の関係。
コイルの断面積)と磁場の均一領域の関係。
外側コイル[及び1−4の断面形状を一定にし、内側コ
イルL 及びL2の断面形状を等しく変えでゆくと、均
一領域は第3図に示すようになる(理論的に求められる
)、第3図にa3いて、縦軸は均一領域、横軸は内側コ
イルの断面積と外側コイルの断面積の比を示す。第3図
の特性から、]コイの断面積比をある値に選定したとき
、均一領域が大幅に拡大することが分る。
イルL 及びL2の断面形状を等しく変えでゆくと、均
一領域は第3図に示すようになる(理論的に求められる
)、第3図にa3いて、縦軸は均一領域、横軸は内側コ
イルの断面積と外側コイルの断面積の比を示す。第3図
の特性から、]コイの断面積比をある値に選定したとき
、均一領域が大幅に拡大することが分る。
これらの検討結果から以下のことが言える。
内側コイルL とL2の間隔を零にした状態で(2個の
コイルを突き合せて一体化した構成)、コイル断面形状
を最適値に選定することにより、均一#iRを大幅に拡
大させることが可能である。
コイルを突き合せて一体化した構成)、コイル断面形状
を最適値に選定することにより、均一#iRを大幅に拡
大させることが可能である。
第1図は、上記結論に基づい−Cなされた本発明の一実
施例を示す構成図でおる。静磁場発生用コイルは、1個
の内側コイルL5と2個の外側コイルL 及びL とで
構成される。内側コイルL5並びに外側コイル1− 及
びL4は、コイルの軸を同一にすると共に(]コイの軸
がZ軸となっている)、外側コイルし とL4は、X@
又はY@(X憎及びY Nlは内側コイルL5の中心に
てZ軸と直交している)に対して対称に配置されている
。
施例を示す構成図でおる。静磁場発生用コイルは、1個
の内側コイルL5と2個の外側コイルL 及びL とで
構成される。内側コイルL5並びに外側コイル1− 及
びL4は、コイルの軸を同一にすると共に(]コイの軸
がZ軸となっている)、外側コイルし とL4は、X@
又はY@(X憎及びY Nlは内側コイルL5の中心に
てZ軸と直交している)に対して対称に配置されている
。
又、各コイルの形状は次の通りである。
内側コイルの偏平度 a 2 / I) 2辱 0.1
8外側コイルの偏平度 a1/b1特0.56内側コイ
ルの半径と外側コイルの半径の比R,!/Rsキ0,9
2 内側コイルのアンペアターンと外側コイルのアベアター
ンの比 ATfJ/ATS辱 1,13次に上記構成の
根拠について第4図及び第5図を参照し説明する。
8外側コイルの偏平度 a1/b1特0.56内側コイ
ルの半径と外側コイルの半径の比R,!/Rsキ0,9
2 内側コイルのアンペアターンと外側コイルのアベアター
ンの比 ATfJ/ATS辱 1,13次に上記構成の
根拠について第4図及び第5図を参照し説明する。
第4図及び第5図は、第2表に示す構成のコイルa、b
及びCによるものであり(特性へ、B及びCは、コイル
Ex、b及びG夫々に対応)、第4図は、Z方向におけ
る均一度を、又、第5図は、半径方向(Y方向又はY方
向)における均一度を夫々示ず。
及びCによるものであり(特性へ、B及びCは、コイル
Ex、b及びG夫々に対応)、第4図は、Z方向におけ
る均一度を、又、第5図は、半径方向(Y方向又はY方
向)における均一度を夫々示ず。
第2表
但し、コイルa、b及びCの外側コイルの半径R−45
,87:IIである 従って、第4図及び第5図から以下のことが言える。
,87:IIである 従って、第4図及び第5図から以下のことが言える。
(1)第4図において、均一領域が最大を示すのは、特
性Cである。特性Cでは均一度士tOppm内の領域が
約26.1c、に達する。
性Cである。特性Cでは均一度士tOppm内の領域が
約26.1c、に達する。
(2)第5図において、均一領域が最大を示すのは、や
はり特性Cである。特性Cでは均一度±10ppm内の
領域が約19.2ffiに達する。
はり特性Cである。特性Cでは均一度±10ppm内の
領域が約19.2ffiに達する。
一方、各静磁場発生用コイルa、b及びCの磁場の7−
0のテーラ展間の8次及び10次の各項の係数は第3表
の通りである。
0のテーラ展間の8次及び10次の各項の係数は第3表
の通りである。
上記のように、静磁場発生用コイルC1即ち、前記本発
明の一実施例による静磁場発生用コイルは、テーラ展開
の2次、4次、6次及び8次の項の各係数を最小にして
コイル内の磁場の均一度を高めている。
明の一実施例による静磁場発生用コイルは、テーラ展開
の2次、4次、6次及び8次の項の各係数を最小にして
コイル内の磁場の均一度を高めている。
第4表は、本発明の他の実施例を示したものである。本
発明者等は、第4表の各コイルd、e、f及び9による
静磁場の均一領域特性も、第4図及び第5図における特
性Cとほとんど同じであること及びテーラ展開の2次、
4次、6次及び8次の各項の係数が最小であることを確
認している。
発明者等は、第4表の各コイルd、e、f及び9による
静磁場の均一領域特性も、第4図及び第5図における特
性Cとほとんど同じであること及びテーラ展開の2次、
4次、6次及び8次の各項の係数が最小であることを確
認している。
第4表
ここでコイルa及びbをグループA1コイルC1d、e
、f及び9をグループCと称し、第2表及び第4表を参
照して各グループの形状について比較してみると以下の
ことが言える。
、f及び9をグループCと称し、第2表及び第4表を参
照して各グループの形状について比較してみると以下の
ことが言える。
(1)偏平度a /b、はグループAとCとでは顕著
な相違がない。
な相違がない。
(2)半径比R1/R3はグループAとCとでは相違し
、前者が0.88で後者の平均値が略0.94である。
、前者が0.88で後者の平均値が略0.94である。
(3)偏平度a2/b2はグループAとCとでは相違し
、その境界を略0.20とみることができる。
、その境界を略0.20とみることができる。
(4)アンペアターン比A T j/ A T s −
rはグループAとCとでは相違し、その境界を略0.1
0とみることができる。
rはグループAとCとでは相違し、その境界を略0.1
0とみることができる。
(5)a /b −rはグループCの方がグループ
Aより大きい値を示す傾向がある。
Aより大きい値を示す傾向がある。
以上の考察から静磁場発生用コイルは、a /b
<0.2 r>1.0R,/R3=0.94 の構成のとき、均一度の高い静磁場を発生することがで
きる。
<0.2 r>1.0R,/R3=0.94 の構成のとき、均一度の高い静磁場を発生することがで
きる。
ところで、夫々の静磁場発生用コイルにおいて、同じ広
さの均一磁場領域で同じ磁場強度が得られるならば、コ
イル重量×消費電力が小さジノれば小さいほど良い、即
ち、コストパフォーマンスが良いことが知られている(
詳しくは特願昭59−84765号、特願昭59−20
2450号参照)。通常、コイル重量×消費電力はa
/b1に対して第6図の特性を示す。図から明らかなよ
うに、0.3<a1/b1<0.6において静磁場発生
用コイルとしての評価が高いと言える。
さの均一磁場領域で同じ磁場強度が得られるならば、コ
イル重量×消費電力が小さジノれば小さいほど良い、即
ち、コストパフォーマンスが良いことが知られている(
詳しくは特願昭59−84765号、特願昭59−20
2450号参照)。通常、コイル重量×消費電力はa
/b1に対して第6図の特性を示す。図から明らかなよ
うに、0.3<a1/b1<0.6において静磁場発生
用コイルとしての評価が高いと言える。
上記実施例の各コイルc、d、e及びfのa1/b1は
ともに上記範囲にあり、ロス+−パフォーマンスの点に
おいても優れていることになる。
ともに上記範囲にあり、ロス+−パフォーマンスの点に
おいても優れていることになる。
(発明の効果)
以上、説明の通り、本発明の静磁場発生用コイルによれ
ば、コイルの径、コイルの断面形状及びアンペア・ター
ンを所定の構成にした3個のコイルを同一軸上に設置し
、コイル中心に13Gノる軸方向磁界のテーラ展間の2
次、4次、6次及び8次の各項を最小にしているため、
磁場の均一度を高めることができる。
ば、コイルの径、コイルの断面形状及びアンペア・ター
ンを所定の構成にした3個のコイルを同一軸上に設置し
、コイル中心に13Gノる軸方向磁界のテーラ展間の2
次、4次、6次及び8次の各項を最小にしているため、
磁場の均一度を高めることができる。
第1図は、本発明の一実施例を示す構成図、第2図は、
ダブルへルムホルツ型コイルにJ3ける内側コイル同士
の間隔と磁場の均一領域の関係を示す図、第3図は、ダ
ブルへルムホルツ型コイルにおりるコイル断面積比とv
A場の均一領域の関係を示ず図、第4図及び第5図は、
本発明の一実施例による静磁場発生用コイルの特性を示
す図、第6図は、静磁場発生用コイルにJ3けるコイル
重づ×消費電力の特性を示す図、第7図は、球状コイル
による磁場の説明図、第8図及び第9図は、従来例(ダ
ブルへルムホルツ型コイル)を示111!成図、第10
図及び第11図は、円環電流による磁場の説明図である
。 L、L、L ・・・内側コイル、L 、L ・・
・外側コイル。 第2図 第3図 第4図 2方向のm−4@y或(cml−+ 第5図 生得方向の均一4e域七m)→ 第7図
ダブルへルムホルツ型コイルにJ3ける内側コイル同士
の間隔と磁場の均一領域の関係を示す図、第3図は、ダ
ブルへルムホルツ型コイルにおりるコイル断面積比とv
A場の均一領域の関係を示ず図、第4図及び第5図は、
本発明の一実施例による静磁場発生用コイルの特性を示
す図、第6図は、静磁場発生用コイルにJ3けるコイル
重づ×消費電力の特性を示す図、第7図は、球状コイル
による磁場の説明図、第8図及び第9図は、従来例(ダ
ブルへルムホルツ型コイル)を示111!成図、第10
図及び第11図は、円環電流による磁場の説明図である
。 L、L、L ・・・内側コイル、L 、L ・・
・外側コイル。 第2図 第3図 第4図 2方向のm−4@y或(cml−+ 第5図 生得方向の均一4e域七m)→ 第7図
Claims (2)
- (1)核磁気共鳴現象を用いて被検体中に存在する特定
の原子核のスピン密度及び緩和時定数の反映された画像
を得るNMRイメージング装置に使用する静磁場発生用
コイルにおいて、 内側コイルを間にして2個の外側コイルを同一軸上に設
置すると共に、該各コイルの断面形状、アンペア・ター
ン及びコイル断面中心の径を前記コイルの中心における
軸方向磁界のテーラ展開の2次、4次、6次及び8次を
最小にするように構成したことを特徴とする静磁場発生
用コイル。 - (2)前記内側コイルの偏平度a_2/b_2、前記外
側コイルのアンペア・ターンAT_sに対する前記内側
コイルのアンペア・ターンAT_lの比r及び前記外側
コイルのコイル断面中心の半径R_sに対する前記内側
コイルのコイル断面中心の半径R_lの比R_l/R_
sを下記のように構成したことを特徴とする特許請求の
範囲第1項の静磁場発生用コイル。 a_2/b_2<0.2 r>1.0 R_l/R_s≒0.94
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60191526A JPS6263409A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 静磁場発生用コイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60191526A JPS6263409A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 静磁場発生用コイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6263409A true JPS6263409A (ja) | 1987-03-20 |
JPH0376768B2 JPH0376768B2 (ja) | 1991-12-06 |
Family
ID=16276126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60191526A Granted JPS6263409A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | 静磁場発生用コイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6263409A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2568482A3 (fr) * | 2011-09-07 | 2013-07-10 | Commissariat à l'Énergie Atomique et aux Énergies Alternatives | Generateur d'un champ magnetique homogene |
CN106662625A (zh) * | 2014-08-18 | 2017-05-10 | 马格内蒂卡有限责任公司 | 用于头和手足成像的磁体 |
-
1985
- 1985-08-30 JP JP60191526A patent/JPS6263409A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2568482A3 (fr) * | 2011-09-07 | 2013-07-10 | Commissariat à l'Énergie Atomique et aux Énergies Alternatives | Generateur d'un champ magnetique homogene |
CN106662625A (zh) * | 2014-08-18 | 2017-05-10 | 马格内蒂卡有限责任公司 | 用于头和手足成像的磁体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0376768B2 (ja) | 1991-12-06 |
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