JPH11318858A - 開放型超伝導磁石 - Google Patents

開放型超伝導磁石

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JPH11318858A
JPH11318858A JP11056701A JP5670199A JPH11318858A JP H11318858 A JPH11318858 A JP H11318858A JP 11056701 A JP11056701 A JP 11056701A JP 5670199 A JP5670199 A JP 5670199A JP H11318858 A JPH11318858 A JP H11318858A
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JP
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superconducting
longitudinally
coil
pole piece
main coil
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JP11056701A
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Evangelos Trifon Laskaris
エヴァンゲロス・トゥリフォン・ラスカリス
Michael Anthony Palmo Jr
マイケル・アンソニー・パルモ,ジュニア
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/42Screening
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
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    • G01R33/20Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
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    • G01R33/38Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field
    • G01R33/3806Open magnet assemblies for improved access to the sample, e.g. C-type or U-type magnets
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    • G01R33/38Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field
    • G01R33/381Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field using electromagnets
    • G01R33/3815Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field using electromagnets with superconducting coils, e.g. power supply therefor

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 磁気共鳴イメージング(MRI)の用途に役
立つ開放型超伝導磁石を提供する。 【解決手段】 磁石10 2つの隔たる集成体12、3
0を持つ。各々の集成体は超伝導主コイル14、32よ
りも縦方向外側に配置された超伝導遮蔽コイル22、3
2を持つ。磁化可能な磁極片24、42が主コイル及び
遮蔽コイルから隔たって配置されていて、超伝導主コイ
ルと少なくとも部分的に半径方向においてオーバーラッ
プする半径方向外側部分26、44を持つと共に、超伝
導主コイルの縦方向外側端20、38を縦方向内向きに
通り越して突出する縦方向内側部分28、46を持って
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は全般的に一様な磁界
を発生させるために使われる開放型超伝導磁石、更に具
体的に言えば、磁石から発する漂遊磁界から磁石の周囲
の区域を保護する遮蔽を持つこのような磁石に関する。
【0002】
【従来の技術】超伝導磁石には、医用診断のような種々
の用途に使われる磁気共鳴イメージング(MRI)装置
の一部分である超伝導磁石がある。公知の超伝導型磁石
には、液体ヘリウム冷却式及びクライオクーラ冷却式超
伝導型磁石がある。典型的には、超伝導コイル集成体は
超伝導主コイルを含み、それが第1の熱遮蔽体によって
取囲まれ、この熱遮蔽体が真空外被によって取囲まれて
いる。クライオクーラ冷却形磁石も、典型的には、真空
外被の外部に装着されたクライオクーラ低温ヘッドを含
み、その第1の低温段が熱遮蔽体と熱接触し、その第2
の低温段が超伝導主コイルと熱接触している。液体ヘリ
ウム冷却式磁石は、好ましくは、超伝導主コイルを取囲
む液体ヘリウム容器と、この液体ヘリウム容器を取囲む
第1の熱遮蔽体を取囲んでいる第2の熱遮蔽体とを持っ
ている。
【0003】公知の超伝導磁石の設計には、閉鎖型及び
開放型の磁石がある。閉鎖型の磁石は、典型的には、中
孔(ボア)を持つ1個の筒形の超伝導コイル集成体を持
っている。超伝導コイル集成体は、半径方向に整合して
縦方向に相隔たる幾つかの超伝導主コイルを持ち、その
各々が同じ方向に同一の大電流を通す。こうして、主コ
イルは、イメージングしようとする物体を配置する磁石
の中孔の中に中心を持つ典型的には球形のイメージング
容積内に一様性の高い磁界を発生するように設計されて
いる。主コイルによってその周囲に発生された強い磁界
が、磁石の近辺にある電子装置と悪い相互作用をするの
を防止するために、1個の筒形の超伝導遮蔽集成体も使
うことができる。このような遮蔽集成体は、半径方向に
整合して縦方向に相隔たる幾つかの超伝導遮蔽コイルを
含み、それが主コイルより半径方向外側に配置されてい
て、主コイルに通される電流とアンペア数がだいたい同
じであるが、反対向きの電流を通す。
【0004】C字形磁石を含む開放型磁石は、典型的に
は2つの隔たるコイル集成体を用いていて、集成体の間
の空間がイメージング容積となり、磁気共鳴イメージン
グの際、外科又はその他の医療手順のための医療職員が
出入りできるようにしている。患者はこの空間の中また
はトロイダル形のコイル集成体の中孔の中に配置するこ
とができる。開放型空間は、閉鎖型磁石の設計で起り得
る閉所恐怖症の感情を患者が打消す助けになる。遮蔽を
持つ公知の開放型磁石の設計には、各々の超伝導コイル
集成体が開放した中孔を持っていて、超伝導の主コイル
より縦方向及び半径方向外側に配置された超伝導遮蔽コ
イルを収容しているものがある。遮蔽コイルの磁界減殺
効果を打消すために、主コイルには大量の高価な超伝導
体が必要になる。計算によると、0.75テスラの磁石
では、一般的に2300ポンドの超伝導体が必要とな
り、これによりだいたい12000ポンドの重量の高価
な磁石が製作される。控えめの重量であれば、これでも
磁石の設計として実現可能である。
【0005】開放型磁石の設計では、超伝導遮蔽コイル
を持たない超伝導型コイル集成体の中孔の中に鉄の磁極
片を配置することが知られている。鉄の磁極片が磁界強
度を強め、磁極片の面を整形することにより、磁石の磁
気シム作用をして、磁界の均質性を改善する。鉄の帰路
を使って、2つの鉄の磁極片が接続されている。鉄の磁
極片が磁石の遮蔽にもなることに注意されたい。しか
し、強力な磁石で遮蔽を達成するためには、鉄の磁極片
に大量の鉄が必要である。計算によると、0.75テス
ラの磁石では、だいたい200ポンドの超伝導体しか必
要としないが、磁石の重量は70000ポンドになり、
これは病院のような医療設備で使うには重すぎる。重量
のため、これは磁石の設計としては実現可能ではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、医療設備で使
うことができるくらいに軽量で、公知の設計ほど高価で
ない設計の遮蔽付き開放型超伝導磁石が要望されてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による開放型超伝
導磁石は、第1の集成体と第2の集成体とを含む。第1
の集成体は、全体的に環状の第1の超伝導主コイル、全
体的に環状の第1の超伝導遮蔽コイル及び磁化可能な全
体的に円柱形の第1の磁極片を含む。第1の超伝導主コ
イルは全体的に縦方向の第1の軸線を持っており、且つ
第1の方向に第1の主電流を通す。第1の超伝導遮蔽コ
イルは第1の軸線と全体的に同軸に整合していて、第1
の超伝導主コイルから縦方向外側に隔たって配置されて
いる。第1の超伝導遮蔽コイルは少なくとも部分的に第
1の超伝導主コイルと半径方向においてオーバーラップ
しており、且つ第1の方向と反対向きに第1の遮蔽電流
を通す。第1の磁極片は第1の軸線と全体的に同軸に整
合していて、第1の超伝導主コイル及び第1の超伝導遮
蔽コイルから隔たって配置されている。第1の磁極片
は、第1の超伝導主コイルと少なくとも部分的に半径方
向においてオーバーラップする第1の半径方向外側部分
を持つと共に、全体的に環状であって、第1の軸線と全
体的に同軸に整合した第1の縦方向内側部分を持ってい
る。第1の縦方向内側部分は、第1の軸線に対するより
も、第1の半径方向外側部分に対して半径方向に一層近
く配置されている。第1の縦方向内側部分は、第1の超
伝導主コイルの縦方向外側端を縦方向内向きに通り越し
て突出する。
【0008】第2の集成体は、全体的に環状の第2の超
伝導主コイル、全体的に環状の第2の超伝導遮蔽コイル
及び磁化可能な全体的に円柱形の第2の磁極片を含む。
第2の超伝導主コイルは第1の超伝導主コイルから縦方
向に隔たっている。第2の超伝導主コイルは、第1の軸
線と全体的に同軸に整合した全体的に縦方向の第2の軸
線を持っており、且つ前に述べた第1の方向に第2の主
電流を通す。第2の超伝導遮蔽コイルは第2の軸線と全
体的に同軸に整合していて、第2の超伝導主コイルから
縦方向外側に隔たって配置されている。第2の超伝導遮
蔽コイルは、第2の超伝導主コイルと少なくとも部分的
に半径方向においてオーバーラップしており、且つ前に
述べた反対向きに第2の遮蔽電流を通す。第2の磁極片
は、第1の磁極片から縦方向に隔たっていて、この第1
の磁極片に通ずる磁化可能な固体通路を持たない。第2
の磁極片は第2の軸線と全体的に同軸に整合していて、
第2の超伝導主コイル及び第2の超伝導遮蔽コイル4か
ら隔たっている。第2の磁極片は、第2の超伝導主コイ
ルと少なくとも部分的に半径方向においてオーバーラッ
プする第2の半径方向外側部分を持つと共に、第2の軸
線と全体的に同軸に整合している全体的に環状の第2の
縦方向内側部分を持っている。第2の縦方向内側部分
は、第2の軸線に対するよりも、第2の半径方向外側部
分に対して半径方向に一層近く配置されている。第2の
縦方向内側部分は、第2の超伝導主コイルの縦方向外側
端を縦方向内向きに通り越して突出している。一例で
は、磁極片は本質的に鉄で構成される。
【0009】本発明によって幾つかの利点が得られる。
まず、磁極片が磁界強度を強め、これにより、主コイル
に必要な超伝導体が一層少なくて済む。また、磁極片の
半径方向外側部分が、主コイルに対する部分的な磁束帰
路を提供し、これにより、磁極片に必要な磁化可能な材
料が少なくなり、主コイルに必要な超伝導体の量が少な
くなる。磁極片の半径方向外側部分はまた、遮蔽コイル
を主コイルから磁気減結合するので、遮蔽コイルからの
磁束線が磁極片の半径方向外側部分によって捕捉され
て、主コイルからの磁束線に達しない。従って、磁極片
の磁化可能な質量を増やす必要がなく、また、遮蔽コイ
ルからの磁束線が、磁極片の半径方向外側部分が存在す
ることによって遮ぎられるので、遮蔽コイルからの磁束
線の磁界減殺効果を埋合せるために、主コイルに使われ
る超伝導体の量を増やす必要がない。コンピュータのシ
ミュレーションによると、本発明による0.75テスラ
の磁石は、一般的に750ポンドの超伝導体を使うこと
になり、これにより製作される磁石の重量はだいたい1
5000ポンド(これは医療設備に取付けることができ
る位に軽量)となり、そのコストは、従来の同等の実現
可能な磁石のコストの半分以下になる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に図面について説明する。図面
全体に亙り、同様な部分には同じ参照数字を用いてい
る。図1−4は本発明の開放型超伝導磁石10の第1の
実施例を示す。磁石10は超伝導型磁石である。一例で
は、磁石10は0.5テスラ又はそれ以上の磁石であ
る。磁石10は第1の集成体12を含み、第1の集成体
12は全体的に環状の第1の超伝導主コイル14を含ん
でいる。第1の超伝導主コイル14は全体的に縦方向の
第1の軸線16を持っていると共に、縦方向内側端18
及び縦方向外側端20を持っている。第1の超伝導主コ
イル14は第1の方向に第1の主電流を通す。第1の方
向は、電流の方向の若干の縦方向の成分があっても、そ
れを無視すると、第1の軸線16の周りの時計廻り又は
反時計廻りの円周方向の何れかと定義する。当業者に知
られているように、超伝導コイルに使われている超伝導
体の臨界電流密度を越えずに、磁石のイメージング容積
内に高い磁界強度を達成するために、追加の第1の超伝
導主コイルが必要になることがあることに注意された
い。第1の超伝導主コイル14用の超伝導体の一例はニ
オブ−チタンである。
【0011】第1の集成体12はまた、第1の軸線16
に沿って全体的に同軸に整合した全体的に環状の第1の
超伝導遮蔽コイル22も含む。第1の超伝導遮蔽コイル
22は、第1の超伝導主コイル14から縦方向外側に隔
たっていて、少なくとも部分的に第1の超伝導主コイル
14と半径方向においてオーバーラップしている。本発
明を説明するに当って、2つの部品が、縦軸線と平行な
方向において中間に介在する磁石部品を取除いて移動し
たときに衝突する場合、これらの2つの部品の内の第1
の磁石部品は第2の磁石部品と「少なくとも部分的に半
径方向においてオーバーラップする」という。第1の部
品が第2の部品の半径方向の厚さに等しいか又はそれよ
り大きいような半径方向の厚さを持つときにだけ、第1
の部品が第2の部品と完全に半径方向においてオーバー
ラップすることに注意されたい。第1の超伝導遮蔽コイ
ル22は前に述べた第1の方向と反対向きに第1の遮蔽
電流を通す。第1の超伝導遮蔽コイル22に対する超伝
導体の一例はニオブ−チタンである。
【0012】第1の集成体12は更に、第1の軸線16
と全体的に同軸に整合していて、第1の超伝導主コイル
14及び第1の超伝導遮蔽コイル22から隔たる磁化可
能な全体的に円柱形の第1の磁極片24を含む。第1の
磁極片24は、第1の超伝導主コイル14と少なくとも
部分的に半径方向においてオーバーラップする第1の半
径方向外側部分26を持っている。第1の磁極片24は
また、全体的に環状であって、第1の軸線16と全体的
に同軸に整合した第1の縦方向内側部分28も持ってい
る。第1の縦方向内側部分28は、第1の軸線16に対
するよりも、第1の半径方向外側部分26に対して半径
方向に一層近く配置されている。第1の縦方向内側部分
28は、第1の超伝導主コイル14の縦方向外側端20
を縦方向内向きに通り越して突出する。好ましくは、第
1の磁極片24は本質的に強磁性材料で構成される。好
ましい構成では、第1の磁極片24は本質的に鉄で構成
される。
【0013】開放型超伝導磁石10はまた第2の集成体
30を含む。第2の集成体30は、第1の超伝導主コイ
ル14から縦方向に隔たった全体的に環状の第2の超伝
導主コイル32を含む。第2の超伝導主コイル32は、
第1の軸線16と全体的に同軸に整合した全体的に縦方
向の第2の軸線34を持っている。第2の超伝導主コイ
ル32はまた縦方向内側端36及び縦方向外側端38を
有する。第1及び第2の超伝導主コイル14及び32の
縦方向内側端18及び36は、第1及び第2の超伝導主
コイル14及び32の縦方向外側端20及び38より
も、縦方向に互いに一層接近している。第2の超伝導主
コイル32は、前に述べた第1の方向に第2の主電流を
通す。当業者に知られているように、第1の集成体に追
加の第1の超伝導主コイルが存在する場合には、それに
釣合せるために、追加の第2の超伝導主コイルが必要に
なることがあること注意されたい。第2の超伝導主コイ
ル32用の超伝導体の一例はニオブ−チタンである。
【0014】第2の集成体30はまた、第2の軸線34
と全体的に同軸に整合した全体的に環状の第2の超伝導
遮蔽コイル40を持っている。第2の超伝導遮蔽コイル
40は第2の超伝導主コイル32から縦方向外側に隔た
っていると共に、第2の超伝導主コイル32と少なくと
も部分的に半径方向においてオーバーラップしている。
第2の超伝導遮蔽コイル40が前に述べた反対向きに第
2の遮蔽電流を通す。第2の超伝導遮蔽コイル40用の
超伝導体の一例はニオブ−チタンである。
【0015】第2の集成体30は更に、第1の磁極片2
4から縦方向に隔たっていて、この第1の磁極片に通ず
る磁化可能な固体通路を持たない全体的に円柱形の磁化
可能な第2の磁極片42を持っている。第2の磁極片4
2は第2の軸線34と全体的に同軸に整合していて、第
2の超伝導主コイル32及び第2の超伝導遮蔽コイル4
0から隔たっている。第2の磁極片42は、第2の超伝
導主コイル32と少なくとも部分的に半径方向において
オーバーラップする第2の半径方向外側部分44を有す
る。第2の磁極片42は、第2の軸線34と全体的に同
軸に整合している全体的に環状の第2の縦方向内側部分
46をも有する。第2の縦方向内側部分46は、第2の
軸線34に対するよりも、第2の半径方向外側部分44
に対して半径方向に一層近く配置されている。第2の縦
方向内側部分46は、第2の超伝導主コイル32の縦方
向外側端38を縦方向内向きに通り越して突出してい
る。好ましくは、第2の磁極片42は本質的に強磁性材
料で構成されている。好ましい構成では、第2の磁極片
42は本質的に鉄で構成されている。
【0016】一例の構造では、開放型超伝導磁石10
は、第1及び第2の集成体12及び30を接続する1つ
の支持部材48だけを持っており、支持部材48は好ま
しくは本質的に非磁性ステンレス鋼で構成された磁化可
能でない支持部材である。好ましくは、支持部材48と
第1及び第2の集成体12及び30との組合せは、切断
平面で切った断面で見たとき全体的にC字型の形状を有
する。このとき、第1の軸線16は完全に切断平面内に
あり、切断平面は全体として支持部材48を2分する。
前に定義した断面が図3に示す断面であり、図3を反時
計廻りに90゜回せば、C字型が見える。
【0017】好ましくは、第2の集成体30は、第1及
び第2の集成体12及び30の間で縦方向に等距離のと
ころに配置され且つ全体として第1の軸線16に対して
垂直な向きである平面50(その縁を図3に破線で示し
てある)に関して、全体的に第1の集成体12の鏡像で
ある。磁石10がMRI(磁気共鳴イメージング)磁石
として用いられるとき、磁石10は、全体として、第1
及び第2の集成体12及び30の間で縦方向等距離のと
ころに設けられた磁気共鳴イメージング容積52(図1
−3に破線で示してある)を含む。好ましくは、イメー
ジング容積はだいたい第1の軸線16上に中心54を持
つ全体的に球形のイメージング容積である。患者55が
図1及び2ではイメージング位置に示されている。当業
者に知られているように、磁石10及び患者55は、図
1及び2に示す位置から時計廻りに90゜回転すること
ができ、患者は患者テーブルの上に適当に支持される。
【0018】超伝導コイル14、22、32及び40
が、好ましくは液体ヘリウム(又はその他の極低温剤)
冷却により、又はクライオクーラ冷却により、或いはこ
れらの組合わせの冷却により、超伝導性を達成して維持
するための臨界温度より低い温度まで冷却されることに
注意されたい。第1の冷却を選択したときの構成例が第
1の集成体に図示されており、この場合、磁石10は、
第1の超伝導主コイル14及び第1の超伝導遮蔽コイル
22を取囲む第1の極低温容器56を含んでおり、第1
の磁極片24が第1の極低温容器56の外側に、それか
ら隔たって配置される。第1の極低温容器56には、液
体ヘリウムのような液体極低温剤58が入れてある。好
ましくは、第1の極低温容器56は本質的にアルミニウ
ム又は非磁性ステンレス鋼で構成される。このとき、磁
石10は更に複数個の板60,62、64、66及び6
8を含み、それらが第1の磁極片24と共に第1の極低
温容器56を取囲んでいて、それから隔たる第1の真空
外被70を構成する。好ましくは、板60、62、6
4、66及び68は本質的に非磁性ステンレス鋼で構成
される。
【0019】第2の冷却を選択したときの構成例が第2
の集成体30に示されており、この場合、磁石10はク
ライオクーラ低温ヘッド72をも含む。この低温ヘッド
は、第2の真空外被76に取付けられたハウジング74
を持っていて、第2の超伝導主コイル32及び第2の超
伝導遮蔽コイル40としっかり熱伝導接触している低温
段78を持っている。この他の冷却の選択(図面には示
していない)として、各々の集成体がそれ自身の極低温
容器を持ち、1つの極低温容器にある液体極低温剤が、
支持部材とは別個の相互接続ダクトを介して別の極低温
容器内にある液体極低温剤と流体が連通するようにした
ものがある。この代わりに、相互接続ダクトにしっかり
した熱伝導通路を配置して、第2の真空外被上のクライ
オクーラ低温ヘッドが第1の真空外被内にある超伝導主
コイル及び遮蔽コイルをも冷却することができるように
してもよい。
【0020】図3に見られるように、典型的な実施例で
は、第1の半径方向外側部分26が第1の磁極片24の
内の半径方向に一番外側の部分80であり、第1の縦方
向内側部分28が第1の磁極片24の内の縦方向に一番
内側の部分82である。好ましくは、第1の超伝導遮蔽
コイル22が第1の磁極片24から縦方向外側に隔たっ
ている。第1の超伝導遮蔽コイル22は、第1の磁極片
24の内の半径方向に一番外側の部分80と部分的に半
径方向においてオーバーラップする共に、第1の超伝導
主コイル14と全体的に完全に半径方向においてオーバ
ーラップするのが好ましい。望ましくは、第1の磁極片
24の内の縦方向に一番内側の部分82が、第1の超伝
導主コイル14の縦方向内側端18を半径方向内向きに
通り越して突出する。好ましくは、第1の超伝導主コイ
ル14は、第1の超伝導遮蔽コイル22よりも、第1の
磁極片24の内の半径方向に一番外側の部分80に対し
て縦方向に一層接近するように配置される。好ましい構
造では、図3の磁石10は全体として0.75テスラの
磁石である。
【0021】当業者であれば、普通の磁界解析技術に基
づくコンピュータ・シミュレーションを利用し、且つ本
発明の考えを用いて、所望の磁界強度、磁界の不均質性
の所望のレベル及び所望の遮蔽レベル(即ち、開放型の
超伝導磁石のイメージング容積の中心からの5ガウスの
漂遊磁界の所望の位置)を持つ遮蔽された開放型磁石を
設計することができると考えられる。図3に示すよう
に、当業者であれば理解されるように、磁石10の性能
に影響せずに、同軸に整合した鉄の円盤を第1の磁極片
24の縦方向外側区域84から取除くことができること
がこの解析から分かることに注意されたい。前に述べた
ように、磁極片が磁界強度を強め、そのため主コイルに
必要な超伝導体が一層少なくなる。磁極片の半径方向の
一番外側の部分が、主コイルに対する部分的な磁束帰路
を作り、そのため、磁極片に必要な鉄が少なくなると共
に、主コイルに必要な超伝導体の量が少なくなる。磁極
片の半径方向に一番外側の部分は、遮蔽コイルを主コイ
ルから磁気減結合するので、遮蔽コイルからの磁束線が
磁極片の半径方向に一番外側の部分によって捕捉され
て、主コイルからの磁束線に達しない。従って、磁極片
の鉄の質量を増加する必要はなく、また、遮蔽コイルか
らの磁束線は、磁極片の半径方向に一番外側の部分が存
在することによって遮られるので、遮蔽コイルからの磁
束線の磁界減殺効果を打消すために、主コイルの超伝導
体の量を増加する必要がない。コンピュータ・シミュレ
ーションによると、本発明の0.75テスラの磁石は、
だいたい750ポンドの超伝導体を使い、その結果、磁
石の重量はだいたい15000ポンド(これは医療設備
に取付けることができる位に軽量である)となり、コス
トは従来の同等の実現可能な磁石のコストの半分以下に
なる。
【0022】典型的には、1つ又は更に多くの熱遮蔽体
が、超伝導主コイル及び遮蔽コイルから隔たっていて、
それらを取囲んでいる。極低温冷却では、このような熱
遮蔽体は極低温容器の外側に配置される。磁石10が更
に必要に応じて、磁石の部品の正しい間隔及び支持のた
めに、熱スペーサ及びコイル巻型を含むことに注意され
たい。図4に示すように、好ましい設計では、磁石10
はまた、第1の熱遮蔽体86、内側支持円筒88及び外
側支持円筒90も含む。第1の熱遮蔽体86は第1の極
低温容器56と第1の真空外被70との間に配置され、
それらから隔たっている。内側支持円筒88は第1の軸
線16と全体的に同軸に整合し、且つ第1の磁極片24
より縦方向外側に配置されており、また第1の真空外被
70に固定された第1の端及び第1の熱遮蔽体86に固
定された第2の端を持っている。外側支持円筒90は第
1の軸線16と全体的に同軸に整合し、且つ第1の磁極
片24より縦方向外側に配置されており、また第1の熱
遮蔽体86に固定された第1の端及び第1の極低温容器
56に固定された第2の端を持っている。内側支持円筒
88は、第1の熱遮蔽体86が第1の磁極片24から縦
方向外向きに伸びる距離にだいたい等しい距離だけ縦方
向に伸び、また、外側支持円筒90は、第1の極低温容
器56が第1の磁極片24から縦方向外向きに伸びる距
離にだいたい等しい距離だけ縦方向に伸びることが好ま
しい。好ましい構造では、第1の熱遮蔽体86は本質的
にアルミニウムで構成され、また内側及び外側支持円筒
88及び90は炭素繊維又は硝子繊維のような繊維補強
複合体で実質的に構成される。好ましくは、上に述べた
非金属の支持円筒の端の固定は、支持円筒の端に丸くし
たリムを形成し、金属リングを使ってこのリムを捕捉す
ることによって達成される。こういう若干のリングを金
属の真空外被、金属の熱遮蔽体又は金属の極低温容器に
適宜取付けるが、これは当業者に容易に理解されよう。
当業者に理解できるように、内側及び外側支持円筒88
及び90は張力がかかった状態にあって、磁石10によ
って発生された磁力に対抗して、磁石の部品を第1の真
空外被70内に機械的に支持する優れた装置になること
に注意されたい。第1の超伝導遮蔽コイル22は、第1
の極低温容器56に突合せのアルミニウムの被せバンド
(中間に硝子繊維の絶縁物を介在させる)を持ち、第1
の極低温容器56に取付けた別々のアルミニウムのブラ
ケット96(その1つだけ図示してある)によって支持
された硝子繊維のコイル巻型94に巻装される。別々の
アルミニウムの対角線方向の支柱98(その1つだけ図
示してある)が、第1の極低温容器56の内側ブレース
になる。第1の超伝導主コイル14はアルミニウムの被
せバンド(中間に硝子繊維の絶縁物を介在させる)を持
ち、第1の極低温容器56に取付けられ、ヘリウム流路
106を持つフランジ104を有する硝子繊維のコイル
巻型102に巻装される。第1の超伝導主コイル14と
第1の極低温容器56との間には介在する硝子繊維の絶
縁物がある。図4に示すように、別々のアルミニウムの
ブラケット108(その1つだけ図示してある)及び支
えリング110が被せバンド100を取囲んでいる。
【0023】本発明の幾つかの実施例及び例についてこ
れまで説明してきたことは、例示のために示したもので
ある。これは本発明を網羅するものではないし、本発明
をここに開示したままの形に制限するものでもなく、以
上の説明から、いろいろな変更が考えられることは言う
までもない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって限
定されることを承知されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の開放型超伝導磁石の第1の好ましい実
施例の簡略正面図である。
【図2】図1の磁石の簡略上面図である。
【図3】図1及び2の磁石を図2の線3−3で切った簡
略断面図であり、クライオクーラ低温ヘッドを追加して
示している。
【図4】液体極低温剤が存在しないときの図3に示した
磁石の一部分の詳細図である。
【符号の説明】
10 開放型超伝導磁石 12 第1の集成体 14 第1の超伝導主コイル 16 第1の軸線 18 縦方向内側端 20 縦方向外側端 22 第1の超伝導遮蔽コイル 24 第1の磁極片 26 第1の半径方向外側部分 28 第1の縦方向内側部分 30 第2の集成体 32 第2の超伝導主コイル 34 第2の軸線 36 縦方向内側端 38 縦方向外側端 40 第2の超伝導遮蔽コイル 42 第2の磁極片 44 第2の半径方向外側部分 46 第2の縦方向内側部分 48 支持部材 50 平面 52 磁気共鳴イメージング容積 56 第1の極低温容器 58 液体極低温剤 70 第1の真空外被 72 クライオクーラ低温ヘッド 74 ハウジング 76 第2の真空外被 78 低温段 86 第1の熱遮蔽体 88 内側支持円筒 90 外側支持円筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01N 24/06 510Y (72)発明者 マイケル・アンソニー・パルモ,ジュニア アメリカ合衆国、ニューヨーク州、ボール ストン・スパ、ディヴィジョン・ストリー ト、4番

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の集成体と第2の集成体とを含む開
    放型超伝導磁石において、 前記第1の集成体は、(a1)全体的に縦方向の第1の
    軸線を持っている全体的に環状の第1の超伝導主コイル
    であって、縦方向内側端及び縦方向外側端を持ってい
    て、且つ第1の方向に第1の主電流を通す第1の超伝導
    主コイルと、(a2)前記第1の軸線と全体的に同軸に
    整合している全体的に環状の第1の超伝導遮蔽コイルで
    あって、前記第1の超伝導主コイルから縦方向外側に隔
    たって配置されていると共に、少なくとも部分的に前記
    第1の超伝導主コイルと半径方向においてオーバーラッ
    プしていて、且つ前記第1の方向と反対向きに第1の遮
    蔽電流を通す第1の超伝導遮蔽コイルと、(a3)前記
    第1の軸線と全体的に同軸に整合していると共に、前記
    第1の超伝導主コイル及び前記第1の超伝導遮蔽コイル
    から隔たって配置されている磁化可能な全体的に円柱形
    の第1の磁極片であって、前記第1の超伝導主コイルと
    少なくとも部分的に半径方向においてオーバーラップす
    る第1の半径方向外側部分を持っている共に、前記第1
    の軸線と全体的に同軸に整合している全体的に環状の第
    1の縦方向内側部分を持っており、前記第1の縦方向内
    側部分が、前記第1の軸線に対するよりも、前記第1の
    半径方向外側部分に対して半径方向に一層近く配置さ
    れ、また前記第1の縦方向内側部分が、前記第1の超伝
    導主コイルの前記縦方向外側端を縦方向内向きに通り越
    して突出している第1の磁極片と、を含んでおり、 前記第2の集成体は、(b1)前記第1の超伝導主コイ
    ルから縦方向に隔たっている全体的に環状の第2の超伝
    導主コイルであって、前記第1の軸線と全体的に同軸に
    整合した全体的に縦方向の第2の軸線を持っていると共
    に、縦方向内側端及び縦方向外側端を持っていて、前記
    第1の方向に第2の主電流を通し、且つ前記第1超伝導
    主コイル及び当該第2の超伝導主コイルのそれぞれの縦
    方向内側端同士が、前記第1超伝導主コイル及び当該第
    2の超伝導主コイルのそれぞれの縦方向外側端同士より
    も、縦方向に互いに一層接近するように構成されている
    第2の超伝導主コイルと、(b2)前記第2の軸線と全
    体的に同軸に整合している全体的に環状の第2の超伝導
    遮蔽コイルであって、前記第2の超伝導主コイルから縦
    方向外側に隔たって配置されていると共に、前記第2の
    超伝導主コイルと少なくとも部分的に半径方向において
    オーバーラップしていて、且つ前記反対向きに第2の遮
    蔽電流を通す第2の超伝導遮蔽コイルと、(b3)前記
    第1の磁極片から縦方向に隔たっていて、前記第1の磁
    極片に通ずる磁化可能な固体通路を持っていず、且つ前
    記第2の軸線と全体的に同軸に整合していると共に、前
    記第2の超伝導主コイル及び前記第2の超伝導遮蔽コイ
    ルから隔たって配置されている磁化可能な全体的に円柱
    形の第2の磁極片であって、前記第2の超伝導主コイル
    と少なくとも部分的に半径方向においてオーバーラップ
    する第2の半径方向外側部分を持っている共に、前記第
    2の軸線と全体的に同軸に整合している全体的に環状の
    第2の縦方向内側部分を持っており、前記第2の縦方向
    内側部分が、前記第2の軸線に対するよりも、前記第2
    の半径方向外側部分に対して半径方向に一層近く配置さ
    れ、また前記第2の縦方向内側部分が、前記第2の超伝
    導主コイルの前記縦方向外側端を縦方向内向きに通り越
    して突出している第2の磁極片と、を含んでいることを
    特徴とする開放型超伝導磁石。
  2. 【請求項2】 更に、前記第1及び第2の集成体を接続
    する唯1つの支持部材を含み、前記支持部材は磁化可能
    でない支持部材であり、また、前記支持部材と前記第1
    及び第2の集成体との組合せは、切断平面で切った断面
    で見たとき全体的にC字型の形状を有し、このとき、前
    記第1の軸線は完全に前記切断平面内にあり、前記切断
    平面は全体として前記支持部材を2分するものである請
    求項1記載の開放型超伝導磁石。
  3. 【請求項3】 前記第2の集成体は、前記第1の集成体
    と前記第2の集成体との間で縦方向に等距離のところに
    配置され且つ全体として前記第1の軸線に対して垂直な
    向きである平面を中心として、全体的に前記第1の集成
    体12とは鏡像関係になっている請求項1記載の開放型
    超伝導磁石。
  4. 【請求項4】 更に、前記第1の集成体と前記第2の集
    成体との間で縦方向に等距離のところに設けられた磁気
    共鳴イメージング容積を含んでいる請求項3記載の開放
    型超伝導磁石。
  5. 【請求項5】 前記イメージング容積は、だいたい前記
    第1の軸線上に中心を持つ全体的に球形のイメージング
    容積である請求項4記載の開放型超伝導磁石。
  6. 【請求項6】 更に、前記第1の超伝導主コイル及び前
    記第1の超伝導遮蔽コイルを取囲む第1の極低温容器を
    含み、前記第1の磁極片が前記第1の極低温容器の外側
    に、それから隔たって配置されており、前記第1の極低
    温容器には液体極低温剤が入れられている請求項3記載
    の開放型超伝導磁石。
  7. 【請求項7】 更に、複数個の板を含み、この複数の板
    が前記第1の磁極片と組み合わさって、前記第1の極低
    温容器を取囲み且つそれから隔たる第1の真空外被を構
    成している請求項6記載の開放型超伝導磁石。
  8. 【請求項8】 更に、第1の熱遮蔽体、内側支持円筒及
    び外側支持円筒を含み、前記第1の熱遮蔽体は前記第1
    の極低温容器と前記第1の真空外被との間に、それらか
    ら隔たって配置され、前記内側支持円筒は前記第1の軸
    線と全体的に同軸に整合し、且つ前記第1の磁極片より
    縦方向外側に配置されており、また前記内側支持円筒は
    前記第1の真空外被に固定された第1の端及び前記第1
    の熱遮蔽体に固定された第2の端を持っており、前記外
    側支持円筒は前記第1の軸線と全体的に同軸に整合し、
    且つ前記第1の磁極片より縦方向外側に配置されてお
    り、また前記外側支持円筒は前記第1の熱遮蔽体に固定
    された第1の端及び前記第1の極低温容器に固定された
    第2の端を持っている請求項7記載の開放型超伝導磁
    石。
  9. 【請求項9】 前記内側支持円筒は、前記第1の熱遮蔽
    体が前記第1の磁極片から縦方向外向きに伸びる距離に
    だいたい等しい距離だけ縦方向に伸びており、また、前
    記外側支持円筒は、前記第1の極低温容器がZK第1の
    磁極片から縦方向外向きに伸びる距離にだいたい等しい
    距離だけ縦方向に伸びている請求項8記載の開放型超伝
    導磁石。
  10. 【請求項10】 前記内側支持円筒及び前記外側支持円
    筒はそれぞれ繊維補強複合体で実質的に構成されている
    請求項9記載の開放型超伝導磁石。
  11. 【請求項11】 前記第1の半径方向外側部分は前記第
    1の磁極片の内の半径方向に一番外側の部分であり、ま
    た、前記第1の縦方向内側部分は前記第1の磁極片の内
    の縦方向に一番内側の部分である請求項3記載の開放型
    超伝導磁石。
  12. 【請求項12】 前記第1の超伝導遮蔽コイルは前記第
    1の磁極片から縦方向外側に隔たっている請求項11記
    載の開放型超伝導磁石。
  13. 【請求項13】 前記第1の超伝導遮蔽コイルは、前記
    第1の磁極片の内の半径方向に一番外側の部分と部分的
    に半径方向においてオーバーラップしている請求項12
    記載の開放型超伝導磁石。
  14. 【請求項14】 前記第1の超伝導遮蔽コイルは、前記
    第1の超伝導主コイル14と全体的に完全に半径方向に
    おいてオーバーラップしている請求項13記載の開放型
    超伝導磁石。
  15. 【請求項15】 前記第1の磁極片の内の縦方向に一番
    内側の前記部分は、前記第1の超伝導主コイルの縦方向
    内側端を半径方向内向きに通り越して突出している請求
    項14記載の開放型超伝導磁石。
  16. 【請求項16】 前記第1の超伝導主コイルは、前記第
    1の超伝導遮蔽コイルよりも、前記第1の磁極片の内の
    半径方向に一番外側の前記部分に対して縦方向に一層接
    近するように配置されている請求項15記載の開放型超
    伝導磁石。
  17. 【請求項17】 前記磁極片は本質的に鉄で構成され、
    前記液体極低温剤は本質的に液体ヘリウムで構成されて
    いる請求項3記載の開放型超伝導磁石。
  18. 【請求項18】 更に、前記第2の超伝導主コイル及び
    前記第2の超伝導遮蔽コイルとしっかり熱伝導接触して
    いる低温段78を持つクライオクーラ低温ヘッド72を
    含んでいる請求項3記載の開放型超伝導磁石。
JP11056701A 1998-03-05 1999-03-04 開放型超伝導磁石 Withdrawn JPH11318858A (ja)

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