JP2000184511A - 充電器防盗装置及びパドル不正抜取り防止装置 - Google Patents

充電器防盗装置及びパドル不正抜取り防止装置

Info

Publication number
JP2000184511A
JP2000184511A JP35959798A JP35959798A JP2000184511A JP 2000184511 A JP2000184511 A JP 2000184511A JP 35959798 A JP35959798 A JP 35959798A JP 35959798 A JP35959798 A JP 35959798A JP 2000184511 A JP2000184511 A JP 2000184511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charger
charging
paddle
theft
capacity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP35959798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3572388B2 (ja
Inventor
Tomotaka Kuromame
友孝 黒豆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP35959798A priority Critical patent/JP3572388B2/ja
Publication of JP2000184511A publication Critical patent/JP2000184511A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3572388B2 publication Critical patent/JP3572388B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 可搬型充電器の充電使用中の盗難を防止す
る。 【解決手段】 車両そのものの防盗装置10が警戒動作中
であり、かつ、充電器容量判定手段6の判定する充電器
容量が所定値(つまり、充電スタンド用の充電器と可搬
型充電器とを識別することができる充電器容量のしきい
値)よりも小さい場合、抜取り検出手段4が充電パドル
2の抜取りを検出すれば、充電器盗難判定手段11が防盗
装置10の盗難警報を作動させる。これにより、可搬型充
電器によって充電中に窃盗者が自動車の充電ポートから
充電パドルを抜き取って持ち去ろうとすれば、本来車両
盗難防止のために警戒動作している防盗装置の盗難警報
が作動してユーザーや周囲の人に知らせることができ、
可搬型充電器の盗難を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車に携帯
用充電器によって充電中にその携帯用充電器が盗難され
るのを、自動車に本来備えられている防盗装置を作動さ
せることによって防止する充電器防盗装置、また据置き
型の充電器により電気自動車に充電している場合に、バ
ッテリの充電状態が所定容量に達する前に不正に充電パ
ドルが抜取られるのを、自動車に本来備えられている防
盗装置を作動させることによって防止するパドル不正抜
取り防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車が実用化され、その利用台数
が増加し続けている。電気自動車のバッテリの充電には
充電スタンドを利用するか、緊急時のために可搬型充電
器を利用する。
【0003】充電スタンドでバッテリに充電する場合、
図5、図6に示すように充電器1に接続されている充電
パドル2を電気自動車側の充電ポート4にさし込み、一
定時間充電する。この場合、充電パドル2側がトランス
の一次コイル側、充電ポート4側が二次コイル側とな
り、充電器1の出力する高圧交流を充電パドル2−充電
ポート4間で変圧した後、この充電ポート4で受電し、
これを直流に変換してバッテリ6に充電する仕組みであ
る。そしてバッテリコントローラ5はバッテリ4に対す
る実充電状態、つまり、バッテリ6に対してどれだけの
電力が充電されたかをバッテリ電圧や充電電力量に基づ
き、バッテリ6の満充電状態に対する現在の充電状態の
割合SOC(State Of Charge)にして演算する。
【0004】また、充電パドル2と充電ポート4とのそ
れぞれに内蔵されたアンテナを通して充電器1とバッテ
リコントローラ5とが交信し、充電器1側からバッテリ
コントローラ5に対しては自器の充電容量の情報(スタ
ンドの場合には1.6kW以上、可搬型充電器では1.
5kW以下)を送信し、また、バッテリコントローラ5
側から充電器1に対しては満充電状態に対する現在の充
電状態の割合SOCの情報を送信する。
【0005】そして、バッテリの充電には5時間〜10
時間と長時間かかることがあるために自動車のユーザー
は自車から離れて他の用事を行い、満充電になった頃を
見計らって戻ってくるようにするのが通常である。その
ため、特に充電スタンドの場合、自車のバッテリが後ど
れくらいたてば満充電になるか、また後続の車両のユー
ザーが後どれくらい待てば自分の番になるかを予測でき
るように、各充電器ごとに充電中のバッテリのSOCを
バッテリコントローラ5から受けて表示器に表示するよ
うにしている。そして、待機している車両のユーザー
は、SOCの表示が80%に到達すればその電気自動車
から充電パドルを引き抜いて自分の自動車にさし込むこ
とが社会ルール(米国の場合)として許されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
社会ルールが確立されるようになったのとは反対に、充
電スタンドでは、充電中の車両のユーザーが自動車から
離れているのをよいことに、未充電であってもその自動
車から充電パドルを勝手に抜き取って自分の車両の充電
ポートにさし込む輩も見られるようになっている。
【0007】また、可搬型充電器は自動車に搭載し、出
先でバッテリが空になった際に家庭用コンセントの電力
を利用してバッテリに充電するために使用するが、この
場合には、携帯用充電器そのものが盗難を受ける問題点
があった。
【0008】これを防止するにはバッテリのSOCが所
定値、例えば、80%に到達するまで、あるいは可搬型
充電器の場合には正規のユーザーがロックを外すまでは
充電パドルを充電ポートから抜き出せないようにロック
機構を設けることが考えられる。
【0009】しかしながら、このようなロック機構を設
けることは、充電パドルによる充電機構を採用した所期
の趣旨に反するものとなり、採用することができない。
つまり、充電中に何らかの異常が発生した場合に単純に
充電パドルを引き抜くだけで緊急の安全確保ができるよ
うにするという趣旨に反するようになるからである。
【0010】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、携帯用充電器の盗難を抑止することが
できる充電器防盗装置を提供することを目的とする。
【0011】本発明はまた、バッテリが所定容量まで充
電されていない状態なのに他のものが充電パドルを勝手
に抜き取るのを防止することができるパドル不正抜取り
防止装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の電気自
動車の充電器防盗装置は、自動車そのものの防盗装置
と、自動車のバッテリに対して充電パドルを介して接続
されている充電器の容量を判定する充電器容量判定手段
と、前記充電パドルの自動車の充電ポートからの抜取り
を検出する抜取り検出手段と、前記防盗装置が警戒動作
中であり、かつ、前記充電器容量判定手段の判定する充
電器容量が所定値よりも小さい場合、前記抜取り検出手
段が前記充電パドルの抜取りを検出した時に前記防盗装
置の盗難警報を作動させる充電器盗難判定手段とを備え
たものである。
【0013】請求項1の発明の電気自動車の充電器防盗
装置では、車両そのものの防盗装置が警戒動作中であ
り、かつ、充電器容量判定手段の判定する充電器容量が
所定値(つまり、充電スタンド用の充電器と可搬型充電
器とを識別することができる充電器容量のしきい値)よ
りも小さい場合、抜取り検出手段が充電パドルの抜取り
を検出すれば、充電器盗難判定手段が防盗装置の盗難警
報を作動させる。
【0014】これにより、可搬型充電器によって充電中
に窃盗者が自動車の充電ポートから充電パドルを抜き取
ってその充電器を持ち去ろうとすれば、本来車両盗難防
止のために警戒動作している防盗装置の盗難警報が作動
してユーザーや周囲の人に知らせることができ、可搬型
充電器の盗難を防止することができる。
【0015】請求項2の発明の電気自動車のパドル不正
抜取り防止装置は、自動車そのものの防盗装置と、自動
車のバッテリの充電状態を監視するSOC監視手段と、
前記バッテリに充電パドルを介して接続されている充電
器の容量を判定する充電器容量判定手段と、前記充電パ
ドルの自動車からの抜取りを検出する抜取り検出手段
と、前記防盗装置が警戒動作中であり、かつ、前記充電
器容量判定手段の判定する充電器容量が所定値よりも大
きい場合、前記SOC監視手段の監視する前記バッテリ
の充電状態が所定値を超えない状態で、前記抜取り検出
手段が前記充電パドルの抜取りを検出した時に前記防盗
装置を作動させるパドル不正抜取り判定手段とを備えた
ものである。
【0016】請求項2の発明の電気自動車のパドル不正
抜取り防止装置では、自動車そのものの防盗装置が警戒
動作中であり、かつ、充電器容量判定手段の判定する充
電器容量が所定値(つまり、充電スタンド用の充電器と
可搬型充電器とを識別することができる充電器容量のし
きい値)よりも大きい場合、SOC監視手段の監視する
バッテリの充電状態SOCが所定値(例えば、80%)
を超えない状態で、抜取り検出手段が充電パドルの抜取
りを検出すれば、パドル不正抜取り判定手段が防盗装置
の盗難警報を作動させる。
【0017】これにより、充電スタンドで充電中に、社
会ルールとして認められているSOCに到達していない
のに、誰かが充電中の充電パドルを不正に抜き取れば、
本来車両盗難防止のために警戒動作している防盗装置の
盗難警報が作動してユーザーや周囲の人に知らせること
ができ、受電パドルの不正な抜取りを防止することがで
きる。
【0018】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明の充電器防
盗装置によれば、可搬型充電器によって充電中に窃盗者
が自動車の充電ポートから充電パドルを抜き取って持ち
去ろうとすれば、本来車両盗難防止のために警戒動作し
ている防盗装置の盗難警報が作動してユーザーや周囲の
人に知らせることができ、可搬型充電器の盗難を防止す
ることができる。
【0019】請求項2の発明の電気自動車のパドル不正
抜取り防止装置によれば、充電スタンドで充電中に、社
会ルールとして認められているSOCに到達していない
のに、誰かが充電中の充電パドルを不正に抜き取れば、
本来車両盗難防止のために警戒動作している防盗装置の
盗難警報が作動してユーザーや周囲の人に知らせること
ができ、受電パドルの不正な抜取りを防止することがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は本発明の1つの実施の形態の
システム構成を示している。この実施の形態は、パドル
不正抜取り防止機能を併有する充電器防盗装置の構成を
示している。
【0021】充電器1側の充電パドル2の構成、また電
気自動車側の充電ポート4の構成は、図5、図6に示し
た従来例と同様である。そして、本実施の形態の充電器
防盗装置の特徴は、バッテリコントローラ5に組み込ん
だ演算処理機能、また、自動車に本来搭載されている防
盗装置10に追加的に組み込んだ充電器盗難判定部11
にある。
【0022】バッテリコントローラ5は図5、図6に示
した従来例と同様の演算処理機能に加えて、充電ポート
4が充電パドル2を介して充電器1側から送られてくる
充電器容量を示す信号aと、バッテリコントローラ5自
身で演算するバッテリ6の実充電状態SOCの信号bと
を防盗装置10の充電器盗難判定部11に出力する機能
を追加的に備えている。
【0023】次に、上記構成の本実施の形態の充電器防
盗装置の動作を説明する。電気自動車のバッテリ6に充
電する場合、充電器1に接続されている充電パドル2を
電気自動車側の充電ポート4にさし込む。これにより、
充電パドル2側がトランスの一次コイル側、充電ポート
4側が二次コイル側となり、充電器1の出力する高圧交
流を充電パドル2−充電ポート4間で変圧し、さらに直
流に変換してバッテリ6に充電する。そしてバッテリコ
ントローラ5はバッテリ4に対する充電状態、つまり、
バッテリ6に対してどれだけの電力が充電されたかをバ
ッテリ電圧や充電電力量に基づき、バッテリ6の満充電
状態に対する現在の充電状態SOCを監視している。
【0024】また、充電パドル2と充電ポート4とのそ
れぞれに内蔵されたアンテナを通して充電器1とバッテ
リコントローラ5との間で交信し、充電器1側からバッ
テリコントローラ5に対しては自器の充電容量信号aを
送信し、また、バッテリコントローラ5側から充電器1
に対しては満充電状態に対する現在の充電状態の割合を
示すSOC信号bを送信する。また、充電ポート4はバ
ッテリコントローラ5に対して充電パドル2の挿抜状態
信号cを送信する。さらに、バッテリコントローラ5
は、防盗装置10の充電器盗難判定部11に対してこれ
らの充電容量信号a、SOC信号b、挿抜状態信号cを
送信する。
【0025】一般的に、可搬型充電器は家庭電源を使用
するので充電容量は小さく、大きくても1.6kW未満
であり、一方、充電スタンドの充電器は業務用電力を使
用するので充電容量は1.6kWよりも大きい。したが
って、充電器1とバッテリコントローラ5との間でやり
とりする充電器1の充電容量信号aに基づいて容易に可
搬型充電器であるかどうかを識別することができる。
【0026】そして、充電スタンドでの充電の場合には
充電器の盗難を心配する必要はなく、不徳の輩がSOC
が80%に達していないのに充電パドル2を勝手に引き
抜いて自分の自動車の充電ポートにさし込むというルー
ル無視をしたり、いたずらに充電パドル2を引き抜いて
しまうことに注意しなければならない。
【0027】他方、可搬型充電器で充電している場合に
は、バッテリの充電のためには長時間、その充電パドル
を自動車の充電ポートにさし込んだままにしておかなけ
ればならないので、それが携帯型であるがゆえに窃盗者
が充電器そのものを持ち去ることに注意しなければなら
ない。
【0028】そこで、本実施の形態の充電器防盗装置
は、次のようにしてパドル不正抜取り防止動作と、充電
器防盗機能の動作とを共に行う。図2〜図4はパドル不
正抜取り防止機能、充電器防盗機能の動作を示すフロー
チャートである。
【0029】<可搬型充電器で充電している場合>防盗
装置10では、イニシャルモードからエンジンが停止
し、ドアが閉められ、かつキー操作又はリモートコント
ロール操作でドアロックがされたことを条件にして通常
の車両防盗装置10を警戒動作に移行させる(ステップ
S05,S10,S15)。
【0030】この後、ユーザーが可搬型充電器1の充電
パドル2を充電ポート4にさし込むと、バッテリコント
ローラ5は充電ポート4からの挿抜信号cによってパド
ルさし込みを検出し、このパドルさし込み信号cを充電
器盗難判定部11に送信する(ステップSS20,S2
5,S30)。
【0031】充電パドル2の充電ポート4へのさし込み
によってバッテリ6の充電が開始されると、バッテリコ
ントローラ5は充電容量SOCを監視し、そのSOC信
号bを充電器1側と共に充電器盗難判定部11にも送信
する。また、充電器1側から送られてきた充電器容量信
号aも共に充電器盗難判定部に送信する(ステップS3
5)。
【0032】充電器盗難判定部11では、受信した充電
器容量信号aに基づき、可搬型充電器を充電器1として
使用しているかどうかを、充電器容量が1.5kW以下
であるかどうかよって判断する(ステップS40)。
【0033】そして、可搬型充電器によって充電中であ
ると判断した場合には、次に、パドル挿抜信号cによっ
て充電パドル2が充電ポート4から抜き取られていない
かどうか判断する(ステップS45,S50)。
【0034】ここで、充電パドル2が挿入状態のままで
あると判断すると、防盗装置の盗難警戒動作がユーザー
によって解除されない限り、イニシャルモードに戻り、
上記の警戒動作を繰り返す(ステップS55)。
【0035】一方、ステップS50で充電パドル2が抜
き取られたと判断すると、充電器盗難判定部11は可搬
型充電器が盗まれようとしていると見なし、車両用の防
盗装置10の盗難警報を作動させる(ステップS6
0)。これによって、大きな警報音や警報動作によって
ユーザーや周囲にいる人に知らせることになり、窃盗者
が可搬型充電器を盗もうとしていればそれを防止するこ
とができる。
【0036】この充電器防盗のための警報動作は、正規
のユーザーが正規の手続によって防盗装置10の警報動
作を解除することにより、また、警報が規定時間だけ作
動すれば解除する(ステップS70,S75)。
【0037】<充電スタンドで充電している場合>充電
スタンドにおいても、ユーザーが充電器1の前に停車
し、イニシャルモードからエンジンが停止し、ドアが閉
められ、かつキー操作又はリモートコントロール操作で
ドアロックがされたことを条件にして車両防盗装置10
は警戒動作に移行する(ステップS05,S10,S1
5)。
【0038】この後、ユーザーが充電スタンドの大容量
の充電器1の充電パドル2を充電ポート4にさし込む
と、バッテリコントローラ5は充電ポート4からの挿抜
信号cによってパドルさし込みを検出し、このパドルさ
し込み信号cを充電器盗難判定部11に送信する(ステ
ップS20,S25,S30)。
【0039】充電パドル2の充電ポート4へのさし込み
によってバッテリ6の充電が開始されると、バッテリコ
ントローラ5は実充電容量SOCを監視し、そのSOC
信号bを充電器1側と共に充電器盗難判定部11にも送
信する。また、充電器1側から送られてきた充電器容量
信号aも共に充電器盗難判定部に送信する(ステップS
35)。
【0040】充電器盗難判定部11では、受信した充電
器容量信号aに基づき、それが1.5kWを超えていれ
ば充電スタンドで充電していると判断する(ステップS
40)。そして、充電スタンドで充電していると判断し
た場合には、バッテリコントローラ5からのSOC信号
bにより、それが80%に到達しているかどうか判断
し、到達していれば、充電パドル2が勝手に引き抜かれ
ても社会ルール上で許容されるものであるので防盗装置
10を作動させないようにする(ステップS75,S8
0でNOに分岐)。
【0041】しかしながらステップS80において、S
OC値が80%に未到達である場合、充電パドル2を勝
手に引き抜くことは社会ルール上で許されないので、警
報を発するすべく、ステップS85以下の処理に移行す
る。
【0042】それにはまず、パドル挿抜信号cによって
充電パドル2が充電ポート4から抜き取られていないか
どうか判断する(ステップS85,S90)。
【0043】ここで、充電パドル2が挿入状態のままで
あると判断すると、防盗装置の盗難警戒動作がユーザー
によって解除されない限り、イニシャルモードに戻り、
上記の警戒動作を繰り返す(ステップS95)。
【0044】一方、ステップS90で充電パドル2が抜
き取られたと判断すると、充電器盗難判定部11はSO
Cが80%に達していないうちに誰かが勝手に充電パド
ル2を引き抜いたものと見なし、車両用の防盗装置10
の盗難警報を作動させる(ステップS100)。これに
よって、大きな警報音や警報動作によってユーザーや周
囲にいる人に知らせることになり、不徳の輩のパドル不
正抜取りを防止することができる。
【0045】このパドル不正抜取りのための警報動作
は、正規のユーザーが正規の手続によって防盗装置10
の警報動作を解除することにより、また、警報が規定時
間だけ作動すれば解除する(ステップS105,S11
0)。
【0046】このようにして、本実施の形態の充電器防
盗装置では、充電スタンドでの充電パドルの不正抜取り
の防止と、可搬型充電器の盗難防止とが行えるのであ
る。
【0047】なお、上記の実施の形態では両機能を1つ
の装置に組み込んだが、これらは別々の機能としていず
れか1つを自動車に組み込むこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態の充電器防盗装置の
ブロック図。
【図2】上記の実施の形態による充電器防盗動作、パド
ル不正抜取り防止動作を示すフローチャートの前段部。
【図3】上記の実施の形態による充電器防盗動作、パド
ル不正抜取り防止動作を示すフローチャートの中間部。
【図4】上記の実施の形態による充電器防盗動作、パド
ル不正抜取り防止動作を示すフローチャートの後段部。
【図5】一般的な充電パドルと自動車側の充電ポートと
を示す斜視図。
【図6】従来の電気自動車のバッテリ充電装置のブロッ
ク図。
【符号の説明】
1 充電器 2 充電パドル 4 充電ポート 5 バッテリコントローラ 6 バッテリ 10 防盗装置 11 充電器盗難判定部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車そのものの防盗装置と、 自動車のバッテリに充電パドルを介して接続されている
    充電器の容量を判定する充電器容量判定手段と、 前記充電パドルの自動車の充電ポートからの抜取りを検
    出する抜取り検出手段と、 前記防盗装置が警戒動作中であり、かつ、前記充電器容
    量判定手段の判定する充電器容量が所定値よりも小さい
    場合、前記抜取り検出手段が前記充電パドルの抜取りを
    検出した時に前記防盗装置の盗難警報を作動させる充電
    器盗難判定手段とを備えて成る充電器防盗装置。
  2. 【請求項2】 自動車そのものの防盗装置と、 自動車のバッテリの充電状態を監視するSOC監視手段
    と、 前記バッテリに対して充電パドルを介して接続されてい
    る充電器の容量を判定する充電器容量判定手段と、 前記充電パドルの自動車の充電ポートからの抜取りを検
    出する抜取り検出手段と、 前記防盗装置が警戒動作中であり、かつ、前記充電器容
    量判定手段の判定する充電器容量が所定値よりも大きい
    場合、前記SOC監視手段の監視する前記バッテリの充
    電状態が所定値を超えない状態で、前記抜取り検出手段
    が前記充電パドルの抜取りを検出した時に前記防盗装置
    の盗難警報を作動させるパドル不正抜取り判定手段とを
    備えて成るパドル不正抜取り防止装置。
JP35959798A 1998-12-17 1998-12-17 充電器防盗装置及びパドル不正抜取り防止装置 Expired - Fee Related JP3572388B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35959798A JP3572388B2 (ja) 1998-12-17 1998-12-17 充電器防盗装置及びパドル不正抜取り防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35959798A JP3572388B2 (ja) 1998-12-17 1998-12-17 充電器防盗装置及びパドル不正抜取り防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000184511A true JP2000184511A (ja) 2000-06-30
JP3572388B2 JP3572388B2 (ja) 2004-09-29

Family

ID=18465319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35959798A Expired - Fee Related JP3572388B2 (ja) 1998-12-17 1998-12-17 充電器防盗装置及びパドル不正抜取り防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3572388B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009038872A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Toyota Motor Corp 電気自動車の充電装置
JP2009159814A (ja) * 2007-12-04 2009-07-16 Mitsuba Corp 充電監視装置および充電監視装置を備えた充電装置
JP2010004731A (ja) * 2008-05-19 2010-01-07 Fuji Heavy Ind Ltd 電気自動車の制御装置
JP2012034543A (ja) * 2010-08-02 2012-02-16 Honda Motor Co Ltd 車両の充電リッド構造
KR101180956B1 (ko) 2010-12-02 2012-09-07 기아자동차주식회사 전기 차량의 충전기 도난 방지 장치
DE102018006640A1 (de) 2018-08-22 2019-03-07 Daimler Ag Ladeeinheit zum induktiven Aufladen eines Kraftfahrzeugs mit Überwachungseinheit zum Abschalten sowie Verfahren zum induktiven Laden
CN113232540A (zh) * 2021-05-14 2021-08-10 桑伟 一种新能源汽车用具有防盗功能的充电桩
KR102618128B1 (ko) * 2022-09-29 2023-12-27 주식회사 아미스이브이 전기차 장착용 듀얼 충전시스템

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009038872A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Toyota Motor Corp 電気自動車の充電装置
JP2009159814A (ja) * 2007-12-04 2009-07-16 Mitsuba Corp 充電監視装置および充電監視装置を備えた充電装置
JP2010004731A (ja) * 2008-05-19 2010-01-07 Fuji Heavy Ind Ltd 電気自動車の制御装置
JP2012034543A (ja) * 2010-08-02 2012-02-16 Honda Motor Co Ltd 車両の充電リッド構造
KR101180956B1 (ko) 2010-12-02 2012-09-07 기아자동차주식회사 전기 차량의 충전기 도난 방지 장치
DE102018006640A1 (de) 2018-08-22 2019-03-07 Daimler Ag Ladeeinheit zum induktiven Aufladen eines Kraftfahrzeugs mit Überwachungseinheit zum Abschalten sowie Verfahren zum induktiven Laden
CN113232540A (zh) * 2021-05-14 2021-08-10 桑伟 一种新能源汽车用具有防盗功能的充电桩
CN113232540B (zh) * 2021-05-14 2023-09-29 杭州电力设备制造有限公司 一种新能源汽车用具有防盗功能的充电桩
KR102618128B1 (ko) * 2022-09-29 2023-12-27 주식회사 아미스이브이 전기차 장착용 듀얼 충전시스템

Also Published As

Publication number Publication date
JP3572388B2 (ja) 2004-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09107605A (ja) 電気自動車用充電システム
EP1825083B1 (en) A security system comprising a keyholder
CN101546445B (zh) 无钥匙进入安全防盗系统
JPH06211110A (ja) カージャック防止システムを含む車両保安システム
KR20120124296A (ko) 도어락을 위한 스마트키 시스템의 제어 방법
CN104326011A (zh) 防盗婴儿车及系统
JP2010182239A (ja) プラグイン自動車管理システム
US7350615B2 (en) Vehicle anti theft system, vehicle anti theft method, and computer program
CN108986365B (zh) 移动报警装置
JP3572388B2 (ja) 充電器防盗装置及びパドル不正抜取り防止装置
JPH10178701A (ja) 電気自動車における充電ケーブルの異常検出装置
US7336001B2 (en) Door lock control device
JP2006002512A (ja) 盗難警報装置
CN106564389B (zh) 基于电动汽车的充电口防盗装置及其防盗方法
JP2010048238A (ja) エンジン始動システム用の制御装置並びにそれを用いたエンジン始動システム
JP2011098627A (ja) 盗難警報システム
JPH09267718A (ja) カーステレオ
JPS62255261A (ja) 車両用盗難警報装置
KR101755273B1 (ko) 상황 알림기능을 갖는 비상문 잠금장치용 보조장치
JP3447788B2 (ja) リクエスト式施錠装置のオートロック機構
JP4441452B2 (ja) 車両用盗難警報装置
KR0130310Y1 (ko) 자동차 도난 방지기
JP2001088660A (ja) 車両用盗難防止装置
JP3938039B2 (ja) 車両用盗難防止システム
TWI325968B (en) Power managing device

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040525

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040607

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees