JP2000184483A - スピーカ装置 - Google Patents

スピーカ装置

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JP2000184483A
JP2000184483A JP36052198A JP36052198A JP2000184483A JP 2000184483 A JP2000184483 A JP 2000184483A JP 36052198 A JP36052198 A JP 36052198A JP 36052198 A JP36052198 A JP 36052198A JP 2000184483 A JP2000184483 A JP 2000184483A
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JP
Japan
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speaker
cabinet
speaker unit
magnetic circuit
small hole
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JP36052198A
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English (en)
Inventor
Hiromi Sawa
宏実 澤
Takafumi Yuasa
孝文 湯浅
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はノート型パーソナルコンピューター
等の携帯用情報端末機器等に搭載されるスピーカ装置に
関するものであり、薄形化にもかかわらず高音質のスピ
ーカ装置を提供することを目的とするものである。 【解決手段】 本発明のスピーカ装置は、スピーカユニ
ット1の後部の磁気回路部1aがはめ込まれる小孔2d
を有するキャビネット2cの開口部に装着されるキャビ
ネット蓋2eで構成したものであり、スピーカユニット
1の磁気回路部1aをキャビネット蓋2eの小孔2d内
にはめ込んだため、磁気回路部1aのキャビネット蓋2
eの小孔2dに挿入された分、スピーカ装置を薄くでき
るとともに、薄形化を図りながら音質劣化のない耐入力
にも優れたスピーカ装置を生産性良く提供できるもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はノート型パーソナル
コンピューター等の携帯用情報端末機器等に搭載される
スピーカ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ノート型パーソナルコンピューター等の
携帯用情報端末機器には、発音用として従来から小型の
スピーカユニットを直接上記機器に装着したものや、ス
ピーカユニットをボックスに搭載し、このボックスを上
記機器に搭載して上記機器の音質の向上を図ったものが
用いられてきた。しかし、近年CD−ROM等の搭載に
よる多機能化や小型・軽量化および高品位ソースの普及
により、小形・薄形化とこれらと相反する高音質化がス
ピーカ装置にも要求されてきている。
【0003】ここで、従来のスピーカ装置について、図
4により説明する。図4は従来のスピーカ装置の斜視図
である。
【0004】同図によると、1はスピーカユニット、2
gは上面に開口部を有し、底面に上記スピーカユニット
1の装着位置に対応した穴部(図示せず)を設けたキャ
ビネットであり、2hは上記キャビネット2gの開口部
を密閉するキャビネット蓋であり、3はキャビネット2
gの底面に装着されたスピーカユニット1から引き出さ
れ、機器(図示せず)の音響回路に接続されるコネクタ
を先端に取り付けた接続コードである。
【0005】接続コード3を通じて機器からの音声信号
がスピーカユニット1に入力され、このスピーカユニッ
ト1はその振動板を振動させて発音し、上記キャビネッ
ト2gの穴部から外方に放音するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
スピーカ装置は、薄形化された機器の限られたスペース
に取り付けようとすると、スピーカユニット1の全高を
低くしてキャビネット2gを薄くするか、音質を犠牲に
してスピーカユニット1単体を直接機器に搭載するしか
なく、全高の低いスピーカユニット1を使用すると、ス
ピーカユニット1の振動板が振幅する際、十分なストロ
ークを得ることができないため、大きな入力を印加する
ことができず音声出力が低下するという課題を有してい
た。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、薄形
の音質の優れたスピーカ装置を提供しようとするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のスピーカ装置は、スピーカユニットと、この
スピーカユニットが装着されるスピーカボックスと、上
記スピーカユニットの磁気回路部がはめ込まれる上記ス
ピーカボックスに設けられた小孔とで構成したものであ
り、スピーカユニットの磁気回路部がスピーカボックス
の小孔にはめ込まれてスピーカボックスの薄形化、スピ
ーカ装置の薄形化が図れるものであるとともに、スピー
カユニットを従来と同じものを使用した場合は音質の劣
化のない薄形のスピーカ装置とできるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、スピーカユニットと、このスピーカユニットが装着
されるスピーカボックスと、上記スピーカユニットの磁
気回路部がはめ込まれる上記スピーカボックスに設けら
れた小孔とで構成したものであり、スピーカユニットの
磁気回路部がスピーカボックスの小孔にはめ込まれてス
ピーカボックスの薄形化、スピーカ装置の薄形化が図れ
るものである。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、底面に
穴部を設けると共に上面に開口部を有するキャビネット
と、上記穴部に向けて装着されるスピーカユニットと、
このスピーカユニットの後部の磁気回路部がはめ込まれ
る小孔を有する上記キャビネットの上記開口部に装着さ
れるキャビネット蓋とで構成したものであり、スピーカ
ユニットの磁気回路部をキャビネット蓋の小孔内にはめ
込んだため、磁気回路部のキャビネット蓋の小孔に挿入
された分、スピーカ装置を薄くできるとともに、薄形化
を図りながら音質劣化のない優れたスピーカ装置を生産
性良く提供できるものである。
【0011】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
2のキャビネットの側面に断面が偏平形状のポートを設
けたものであり、ポートの断面積を確保して低周波音の
確保を出力の低下や風切り音の発生を抑制して行えるも
のである。
【0012】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
2のキャビネット蓋の小孔とはめ込まれたスピーカユニ
ットの磁気回路部との間に環状弾性体を配置したもので
あり、環状弾性体によって上記小孔と上記磁気回路部と
の隙間をなくし、キャビネットとキャビネット蓋で構成
されるスピーカボックスの密閉度の向上を図り、スピー
カ装置の音響特性の向上を図るものである。
【0013】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
2のキャビネット蓋の小孔とはめ込まれたスピーカユニ
ットの磁気回路部との間に封止剤を充填したものであ
り、上記小孔と上記磁気回路部との隙間をスピーカ装置
の組立時に上記隙間に合せて隙間のばらつきに関係なく
封止して、キャビネットとキャビネット蓋で構成される
スピーカボックスの密閉度を極めて容易に確実に向上さ
せ、スピーカ装置の音響特性の向上を図るものである。
【0014】以下、本発明のスピーカ装置の一実施の形
態について図1から図3により説明する。なお、説明に
あたっては従来技術と同一部分には同一番号を付与して
説明する。
【0015】(実施の形態1)図1(a)は、本発明の
スピーカ装置の分解斜視図であり、図1(b)は同斜視
図であり、図図1(c)は同要部であるスピーカユニッ
ト部分の断面図である。
【0016】同図によると、1は磁気ギャップを設けた
ヨークとマグネットと上部プレートからなる磁気回路部
1aと上記ヨークに接着結合されたフレーム1bと外周
が上記フレーム1bに接着結合され、内周が上記磁気ギ
ャップにはめ込まれたボイスコイル1cに接着結合され
た振動板1dとで構成されたスピーカユニットであり、
2はスピーカボックスであり、上記スピーカユニット1
の振動板1d側に対応する穴部2aを有するキャビネッ
ト2cと上記スピーカユニット1の磁気回路部1aがは
め込まれる小孔2dを設けたキャビネット蓋2eから構
成されている。
【0017】なお、2fはキャビネット2cに一体また
は別個に作製され装着された断面楕円形状のポートであ
る。また、3は先端に機器接続用のコネクタを有するス
ピーカユニット1に機器からの音声信号を入力するため
の接続コードである。
【0018】以上のように、上記実施の形態ではスピー
カボックス2を形成するキャビネット蓋2eの小孔2d
にスピーカユニット1の磁気回路部1aをはめ込んだの
で、スピーカユニット1の高さを変えることなく薄形の
スピーカボックス2に装着可能となり、スピーカ装置の
薄形化をスピーカユニット1の変更なしに行えるもので
ある。
【0019】なお、上記実施の形態ではキャビネット蓋
2eに磁気回路部1aをはめ込む小孔2dを設ける構成
として組立容易なものとしたが、キャビネット2cおよ
びキャビネット蓋2eで構成されるスピーカボックス2
の筐体のどこにスピーカユニット1の磁気回路部1aが
はめ込まれる小孔を設けても良いものである。
【0020】また、上記実施の形態ではポート2fを楕
円形としたが、長円等の他の偏平形状のものでも良く、
これによって断面積を確保して出力の低下や風切音を抑
制して低域の音圧周波数特性の確保が行えるものであ
る。
【0021】(実施の形態2)本発明のスピーカ装置の
他の実施の形態を図2の分解斜視図により説明する。実
施の形態1との相違点のみ説明すると、5は環状の弾性
体であり、キャビネット蓋2eの小孔2dと磁気回路部
1a間の隙間を埋めるものであり、この隙間を密閉する
ことで漏れによる音質の低下を防止するものである。
【0022】上記弾性体5はゴム等の他多少の弾性力を
有するものであれば適宜選択して使用して良いものであ
る。
【0023】(実施の形態3)図3は本発明の他の実施
の形態の斜視図であり、実施の形態1との相違点のみ説
明すると、6はキャビネット蓋2eの小孔2dと磁気回
路部1a間の隙間に充填された封止剤であり、上記隙間
を密閉して実施の形態1と同様の効果を得るものである
が、スピーカユニット1をスピーカボックス2へ組み込
んだ後、上記隙間を封止するものであるため、スピーカ
ユニット1やスピーカボックス2自体のバラツキや組立
のバラツキによる上記隙間のバラツキにも関係なく、上
記隙間を極めて容易確実に密閉できるものである。
【0024】なお、充填する封止剤としては高分子系樹
脂、ゴム系接着剤、変性シリコン等が使用でき、塗布機
等による自動化が可能で生産性の向上も図れるものであ
る。
【0025】また、実施の形態2との併用も可能であ
り、磁気回路部1aに薄いガスケット(図示せず)を挿
入し、スピーカユニット1とキャビネット蓋2eで上記
ガスケットを挟持して磁気回路部1aと小孔2d間の隙
間をなくすと共に、更に封止剤6を充填してより確実に
封止を行うことも可能である。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明のスピーカ装置は、
スピーカユニットと、このスピーカユニットが装着され
るスピーカボックスと、上記スピーカユニットの磁気回
路部がはめ込まれる上記スピーカボックスに設けられた
小孔とで構成したものであり、スピーカユニットの磁気
回路部がスピーカボックスの小孔にはめ込まれてスピー
カボックスの薄形化、スピーカ装置の薄形化が図れるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明のスピーカ装置の一実施の形態を
示す分解斜視図 (b)同斜視図 (c)同要部であるスピーカユニット部分の断面図
【図2】同他の実施の形態の分解斜視図
【図3】同他の実施の形態の斜視図
【図4】従来のスピーカ装置の斜視図
【符号の説明】
1 スピーカユニット 1a 磁気回路部 2 スピーカボックス 2a 穴部 2c キャビネット 2d 小孔 2e キャビネット蓋 2f ポート 5 弾性体 6 封止剤

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スピーカユニットと、このスピーカユニ
    ットが装着されるスピーカボックスと、上記スピーカユ
    ニットの磁気回路部がはめ込まれる上記スピーカボック
    スに設けられた小孔とで構成されるスピーカ装置。
  2. 【請求項2】 底面に穴部を設けると共に上面に開口部
    を有するキャビネットと、上記穴部に向けて装着される
    スピーカユニットと、このスピーカユニットの後部の磁
    気回路部がはめ込まれる小孔を有する上記キャビネット
    の上記開口部に装着されるキャビネット蓋とで構成され
    るスピーカ装置。
  3. 【請求項3】 キャビネットの側面に断面が偏平形状の
    ポートを設けた請求項1に記載のスピーカ装置。
  4. 【請求項4】 キャビネット蓋の小孔とはめ込まれたス
    ピーカユニットの磁気回路部との間に環状弾性体を配置
    した請求項1に記載のスピーカ装置。
  5. 【請求項5】 キャビネット蓋の小孔とはめ込まれたス
    ピーカユニットの磁気回路部との間に封止剤を充填した
    請求項1に記載のスピーカ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006090558A1 (ja) * 2005-02-25 2006-08-31 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. スピーカ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006090558A1 (ja) * 2005-02-25 2006-08-31 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. スピーカ装置
JP2006238111A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピーカ装置

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