JP2000184136A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000184136A
JP2000184136A JP10353061A JP35306198A JP2000184136A JP 2000184136 A JP2000184136 A JP 2000184136A JP 10353061 A JP10353061 A JP 10353061A JP 35306198 A JP35306198 A JP 35306198A JP 2000184136 A JP2000184136 A JP 2000184136A
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Toshio Hayashi
俊男 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の操作キーのうちいずれかひとつのキー
が押された直後に、強制的に光源を発光させて、光源の
光量を安定させること。 【解決手段】 ユーザが印字モードの各種設定を開始し
てから最終的に画像形成スタートキーを押すまでの間、
光源を発光させる。従来は、スタートキーが押されてか
ら、光源が点灯し、時刻t1においてシェーディング補
正が開始され、マルチパス印字終了時(約15分経過
後)との光量変動は「光量変動1」に示す変動となる。
本発明では、倍率キーが押されてから、光源が点灯し、
操作キーによる各種設定に15秒程を要したとすると、
時刻t2においてシェーディング補正が開始され、マル
チパス印字終了時との光量変動は「光量変動2」に示す
変動となる。光量変動1>光量変動2の関係になるの
で、本発明の方が画像再生時の濃度ムラは軽減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、例えば複写機、特にインクジェットプリンタのよう
に印字に時間がかかる記録系を有する複写機、さらには
外部から画像データを入力して記録部において画像再生
するプリンタモードを有している複写機等の画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータの周辺機
器として普及しているフラットベットスキャナとインク
ジェットプリンタを流用し、安価な複写機を開発する手
法がとられるようになった。これらを組み合わせて構成
された複写機の記録部であるインクジェットプリンタ
は、図2に示すように印字ヘッド内20にCMYK4色
のノズルヘッド21〜24を並べ、矢印Aの方向に不図
示の駆動系によってプリント用紙を走査し印字を行う。
1回の走査が終了すると、不図示の駆動系は矢印Bの方
向にプリント用紙を紙送りする。紙送り量は、ノズルヘ
ッド21〜24の印字幅に等しくなるように設定されて
いる。紙送り後、再度矢印Aの方向にプリント用紙を走
査して印字を行い、これらの繰り返し動作によって所望
画像範囲の印字を実行する。
【0003】また、近年ヘッドの生産技術の向上に伴
い、ヘッドに配置されたインクノズルピッチを短くする
と共に吐出するインク滴の容量を小さくできるようにな
った。この技術向上によって、これまで300dpi程
度の印字解像度しか得られなかったインクジェットプリ
ンタも600dpi以上の印字解像度が得られるように
なり、銀塩写真に迫る大幅な印字品位の向上が望めるよ
うになった。
【0004】しかしながら、図2を用いて説明した動作
のままでは紙送り精度のバラツキに起因するいわゆる
「つなぎムラ」が発生し、いかに印字解像度が向上しよ
うとも画像品位の向上には限界があった。
【0005】そこで、図3に示すようにノズルを分割し
て印字駆動する、マルチパス制御方法が提案されてい
る。つまり、図のように印字ヘッド中のノズルを第1ブ
ロック〜第4ブロックの4ブロックに分割し、さらに1
ブロック中のノズルを4n番ノズル、(4n+1)番、
(4n+2)番、(4n+3)番に分割する(n=0、
1、2、3、・・・・・)。
【0006】例えば256個のノズル(0番ノズル〜2
55番ノズル)の場合は、第1ブロックが0番〜63番
ノズルの64ノズル、第2ブロックが64番〜127番
ノズルの64ノズル、第3ブロックが128〜191番
ノズルの64ノズル、第4ブロックが192番〜255
番ノズルの64ノズルとなる。また、第1ブロックで
は、0番、4番、8番、…、60番ノズルが4n番ノズ
ルに、1番、5番、9番、…、61番ノズルが(4n+
1)番ノズルに、2番、6番、10番、…、62番ノズ
ルが(4n+2)番ノズルに、3番、7番、11番、
…、63番ノズルが(4n+3)番ノズルに割り当てら
れる。第2ブロック〜第4ブロックも同様に割り当てら
れる。
【0007】これらの割り当ては、CMYK各ノズル2
1〜24に対して同等に行われる。
【0008】マルチパス印字方法について説明する。印
字ヘッド20は600dpiの印字解像度を持ち、ノズ
ル数は256ノズルを有するものとする。従って、ノズ
ルピッチは42.3μm、1バンドの印字幅は0.04
23mm×256ノズル 10.84mmとなる。
【0009】(第1回目の印字)CMYK各ノズル21
〜24の第4ブロックの4n番ノズルのみを用いて矢印
A方向に印字ヘッド20を駆動し、印字を実施する。印
字が終了したら、64ノズル分、即ち約2.71mmだ
け矢印B方向に紙送りする。
【0010】(第2回目の印字)紙送りが終了したら、
CMYK各ノズル21〜24の第3及び第4ブロックの
(4n+1)番ノズルのみを用いて矢印A方向に印字ヘ
ッド20を駆動し、印字を実施する。印字が終了した
ら、64ノズル分、即ち約2.71mmだけ矢印B方向
に紙送りする。
【0011】(第3回目の印字)紙送りが終了したら、
CMYK各ノズル21〜24の第2、第3及び第4ブロ
ックの(4n+2)番ノズルのみを用いて矢印A方向に
印字ヘッド20を駆動し、印字を実施する。印字が終了
したら、64ノズル分、即ち約2.71mmだけ矢印B
方向に紙送りする。
【0012】(第4回目の印字)紙送りが終了したら、
CMYK各ノズル21〜24の第1〜第4ブロック全ブ
ロックの(4n+3)番ノズルのみを用いて矢印A方向
に印字ヘッド20を駆動し、印字を実施する。印字が終
了したら、64ノズル分、即ち約2.71mmだけ矢印
B方向に紙送りする。
【0013】(第5回目の印字)紙送りが終了したら、
CMYK各ノズル21〜24の第1〜第4ブロック全ブ
ロックの4n番ノズルのみを用いて矢印A方向に印字ヘ
ッド20を駆動し、印字を実施する。印字が終了した
ら、64ノズル分、即ち約2.71mmだけ矢印B方向
に紙送りする。
【0014】(第6回目以降の印字)第6回目以降の印
字は、第1〜第4ブロック全ブロックを使用して印字す
る。印字の回数を第(4m+1)回目、第(4m+2)
回目、第(4m+3)回目、第(4m+4)回目(m=
0、1、2、3、・・・)の4グループに分割すると、
第(4m+1)回目の印字は4n番ノズルのみを用いて
印字し、第(4m+2)回目の印字は(4n+1)番ノ
ズルのみを用いて印字し、第(4m+3)回目の印字は
(4n+2)番ノズルのみを用いて印字し、第(4m+
4)回目の印字は(4n+3)番ノズルのみを用いて印
字する。
【0015】このように印字することにより、つなぎム
ラは目立たなくなり、画像品位の向上が望める。
【0016】一方、読み取り部に用いられているフラッ
トベッドスキャナの光源は、CCDセンサの感度が向上
し、これまで主流であったハロゲンランプに代り、キセ
ノンランプに代表される蛍光管が用いられるようになっ
てきた。蛍光管はハロゲンランプに比して、電源容量が
小さくて済み、また発熱量が小さいというメリットがあ
る。
【0017】また、近年市場に投入される複写機の類に
は、色々なマテリアルに対応するため、マテリアルの設
定を行う操作キー、コピー枚数を設定する操作キー、コ
ピー濃度を決定する操作キーなどがコピースタートキー
と共に具備されている。特に、パーソナルコンピュータ
等と接続し、パーソナルコンピュータから画像データを
入力し、印字再生するプリンタモードを有する装置に
は、コピーモード若しくはプリンタモードを選択する選
択キーをも具備している。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録部
におけるマルチパス印字方法は、言うまでもなく従来の
印字方法に対して印字スピードが低下してしまう(従来
の技術の項目で述べた手法では単純計算で4倍の印字時
間を要する)。従って、読み取り部における原稿の読み
取りにも時間がかかり、光源の点灯時間も従来の4倍を
要することになる。一般的に蛍光管の時間軸に対する光
量特性は、図4のようになっている。即ち、蛍光管に所
定の電圧を印加した時刻をt=0としたときの光量を基
準に考えると、図4に示すように、ある時刻までは光量
が増加し、それからは徐々に光量が減少してゆき、ある
程度の時間が経過した後に光量が安定する。つまり、マ
ルチパス印字の場合は、原稿がニュートラルグレイのよ
うな一面が均一濃度の場合、読み取りに時間がかかって
しまうため、読み取り開始直後の印字濃度と、読み取り
終了直前の印字濃度との差が大きくなるという不具合が
あった。もちろん、従来の印字方法についても、読み取
り開始直後の印字濃度と、読み取り終了直前の印字濃度
に差はあったものの、差が小さいためそれほどの差は目
視では確認しづらく大きな問題とはならなかった。
【0019】例えば、図4の例では、蛍光管に電圧を印
加した後、数秒(約5秒)経過後シェーディング補正を
開始する。この時点で、蛍光管の光量はほぼピークを示
している。従来の印字方法に要する時間が約180秒で
あったとすると、読み取り開始直後と読み取り終了直前
間の光量変動は「光量変動3」で示される。これに対し
て前述のマルチパス印字方法では約4倍の印字時間72
0秒を要し、読み取り開始直後と読み取り終了直前間の
光量変動は「光量変動4」で示される。明らかに「光量
変動3」<「光量変動4」の関係にあり、印字結果を見
た場合の濃度ムラはマルチパス方法が大きく、つなぎム
ラが軽減する反面、濃度ムラが目立つことになる。
【0020】そこで本発明の目的は、以上のような問題
を解消した画像形成装置を提供することにある。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1の実施例)本発明の実施例
を図5に従って説明する。図5は、本発明を反映した装
置の一例としてカラー複写機を想定した場合の画像処理
回路ブロック図である。
【0022】図5に示すように、500は画像処理回
路、511はプリンタ部、520は制御回路であって、
この制御回路520は画像処理回路500およびプリン
タ部511を制御する。530は操作部であって、カラ
ー複写機本体上に設けられている(詳細は後述する)。
制御回路520は、操作部530からのキー入力に応答
して行われる後述するような制御を含む複写機全体の制
御を実行するCPU521、CPU521の作業領域を
含むRAM522、およびCPU521の制御手順を格
納したROM523を有する。
【0023】図5の構成から成るカラー複写機の動作に
ついて説明する。不図示の原稿台に載置された原稿のイ
メージは、カラーイメージセンサ501で読み取りが行
われ、カラーイメージセンサ501から出力されるRG
B3色のアナログ画像信号はアンプ502で信号増幅さ
れ、A/Dコンバータ503で各色8ビット(0〜25
5)のデジタル信号に変換される。A/Dコンバータ5
03の出力信号は入力マスキング回路504に入力し、
スキャナの読み取り部が有する固有の色空間を標準的な
色空間に変換する。入力マスキング回路504の出力は
エッジ処理回路505に入力し、スキャナの読み取り解
像度に応じたエッジ強調処理がなされる。エッジ処理回
路505の出力信号は変倍回路506に入力する。変倍
回路506では100%以上の変倍率がユーザによって
選択された場合は、注目画素と隣接画素で補間データを
作成し、これを注目画素と隣接画素の間に挿入し、拡大
後のデータを得る。例えば200%の変倍率が選択され
たとき、注目画素Aと隣接画素Bからは補間データ(A
+B)/2が作成され、A、(A+B)/2、B、…の
順にデータが出力され、200%の拡大画像データを得
る。
【0024】また、ユーザによって100%以下の変倍
率が選択された場合は、変倍率によってデータを間引き
する。例えば、データがA、B、C、D、E、…の順番
に入力する場合、50%の変倍率が選択された場合はデ
ータB、D、…が間引きされA、C、E、…の順にデー
タが出力される。
【0025】変倍回路506からの出力は、log変換
回路507に入力し画像信号の輝度濃度変換が行われ、
RGB輝度データがCMY濃度データに変換される。l
og変換回路507はRAMによって構成されるLUT
によりデータの変換が行われる。log変換回路507
の出力は出力マスキング回路508に入力する。出力マ
スキング回路508では、読み取り画像を再生する印字
ヘッド30のカラー印字特性にあわせた色補正を行う。
さらには入力するCMYデータより黒成分を抽出し、C
MYKデータとして次段の画像処理回路に出力する。出
力マスキング回路508の出力はガンマ変換回路509
に入力し、プリンタ511の印字特性にあわせた濃度補
正をCMYK各色について行う。ガンマ変換回路509
は、log変換回路507と同様にRAMによって構成
されるLUTによりデータの変換が行われる。ガンマ変
換回路509の出力は2値化回路510に入力し、誤差
拡散法によって8ビットの多値データが1ビットの2値
データにCMYK毎に変換される。2値化回路510の
出力は印字ヘッド20に入力する。印字ヘッド20はC
MYK4色分のインクジェットヘッド21〜24を搭載
しており、入力する1ビットの画像信号が1の時にはイ
ンクを吐出し、0の時には吐出しないように制御され、
CCD501で読み取られた原稿をフルカラーで再生出
力する。
【0026】このように構成されたカラー複写機におけ
るコピー開始からコピー終了までの動作について説明す
る。本発明を実施したカラー複写機の操作部は、図6の
ようになっている。
【0027】(装置の電源投入)ユーザによって、電源
キー603が押されると装置に電源が投入され、読み取
り部(スキャナ)や記録部(プリンタ)等のイニシャラ
イズが実施される。
【0028】(倍率の設定)所望の印字倍率を変更する
場合は、倍率キー608を押した後、+キー607また
は−キー606を押して所望の倍率を選択する。設定さ
れた倍率はLCD612に表示される。選択が終了した
らOKキー605を押し、倍率を確定する。
【0029】(コピー濃度の設定)コピー濃度を調整す
る場合は、濃度キー610及び611により所望の濃度
レベルを選択する。濃度キー610を押すと濃度が薄く
なり、濃度キー611を押すと濃度が濃くなる。選択さ
れた濃度はLED群615によって確認ができる。
【0030】(紙種選択)印字を行うプリント用紙を設
定する。プリント用紙には例えば、普通紙、光沢紙、O
HPシートなどがあり、紙種選択キー609を押すとL
CD612に「フツウシ」と表示され、+キー607ま
たは−キー606を押すことによって「コウコタクシ」
や「OHPシート」に表示が切り替わるので、所望のプ
リント用紙が表示されたらOKキー605を押す。
【0031】(コピーモード/プリンタモード選択)通
常の原稿複写を行うコピーモードと、パーソナルコンピ
ュータからの画像データを印字するプリンタモードのい
ずれか一方を選択する。選択キー614を押すごとにL
ED616とLED617が交互に点灯し、LED61
6が点灯した場合はコピーモードが選択され、LED6
17が点灯した場合はプリンタモードが選択される。
【0032】(カラー/ブラック選択)印字をフルカラ
ーで実施するか、モノクロで実施するかを選択する。選
択キー613を押すごとにLED618とLED619
が交互に点灯し、LED618が点灯した場合はカラー
印字が選択され、LED619が点灯した場合はモノク
ロ印字が選択される。
【0033】(装置の動作開始)上記の設定が全て終了
すると、ユーザはスタートキー601で押して装置の動
作を開始する。もし、設定をキャンセルする場合はリセ
ットキー604を押し、全ての設定値をあらかじめ決め
られたデフォルト値に戻す。装置は選択された設定に従
って画像処理係数をセットし、ユーザの所望の画像を印
字する。印字を中断したい場合はストップキー602を
押して印字を中断する。このとき、設定した設定内容は
保持される。
【0034】以上の操作によってユーザは所望の印字結
果を得ることができるが、設定項目の設定順序は(装置
の電源投入)を一番最初に実施し、(装置の動作開始)
を一番最後に実施する制約以外は、他の項目の設定順序
は順不同で構わない。
【0035】但し、電源キー603を押した直後より、
スタートキー601を押す直前までに、リセットキー6
04、OKキー605、−キー606、+キー607、
倍率キー608、紙種選択キー609、濃度キー610
及び611、選択キー614、選択キー613のいずれ
かひとつでも押された場合は、読み取り部の光源を点灯
させ、光源の光量安定をはかるよう制御される。例え
ば、上記説明の順序で操作が行われる場合は、倍率キー
608を押したとき光源が点灯する。
【0036】図1を用いて、光量変動の改善について説
明する。図1は図4に示した光量変動特性のt=0から
t=60までの特性を拡大表示したものである。従来例
では、図6のスタートキー601が押されてから、読み
取り部の光源が点灯し、時刻t1においてシェーディン
グ補正が開始される。従って、マルチパス印字終了時
(約15分経過後)との光量変動は「光量変動1」に示
す分の変動が発生している。これに対し、本発明の実施
例では、倍率キー608が押されてから、読み取り部の
光源が点灯し、操作キーによる各種設定に15秒程を要
したとすると、時刻t2においてシェーディング補正が
開始されるので、マルチパス印字終了時との光量変動は
「光量変動2」に示す分の変動が発生している。当然、
「光量変動1」>「光量変動2」の関係になるので、本
発明実施例の方が画像再生時の濃度ムラは軽減する。
【0037】しかし、選択キー614によってプリンタ
モードが選択された場合は、スキャナの動作は実施され
ないので直ちに読み取り部の光源を消灯させ不要な点灯
を防止する。操作途中で、プリンタモードが解除され、
再びコピーモードが選択された場合は、即座に再度読み
取り部の光源を点灯させる。
【0038】当然、再点灯からシェーディング補正開始
までの時間が短くなるので、装置のデフォルトはコピー
モードが選択されるよう設定し、ユーザは、コピーモー
ドにて装置を動作させる場合は、選択キー614には触
わらないようにすることが望ましい。
【0039】また、ユーザがうっかり操作キーに触れて
しまうことを考慮し、読み取り部の光源を点灯させてか
ら一定時間キー操作がなかった場合は、光源を消灯する
ように制御する。設定時間は30秒前後に設定する。
【0040】さらには、装置の動作終了後も30秒前後
光源を点灯させるよう制御する。動作終了後、ユーザが
大きく時間を空けることなく、一部の設定を変更したの
みで続けて印字することを考慮するものである。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、複数の操作キーのうちいずれかひとつのキーが押さ
れた直後に、強制的に光源を発光させることにより、ユ
ーザが画像形成モードの各種設定を開始してから最終的
に画像形成スタートキーを押すまでの間、光源を発光さ
せ、光源の光量を安定させることができる。特に、マル
チパス印字モード時に印字開始部分と印字終了部分の濃
度差を小さくすることができ、印字品質が一層向上す
る。また、プリンタモードを有する装置においては、光
源が点灯していた場合にプリンタモードが選択されたと
き、強制的に光源を消灯し、無用な光源点灯を防止する
よう制御するので、余計な消費電力を軽減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した場合の光量変動と従来の手法
の光量変動を比較する図である。
【図2】カラーインクジェットプリンタの印字動作を示
す図である。
【図3】マルチパス印字方法によるカラーインクジェッ
トプリンタの印字動作を示す図である。
【図4】従来の印字方法による光量変動とマルチパス法
による光量変動を比較する図である。
【図5】本発明を実施したカラー複写機の電気回路ブロ
ック図である。
【図6】装置の操作パネルを示す図である。
【符号の説明】
20 印字ヘッド 21 Cノズルヘッド 22 Mノズルヘッド 23 Yノズルヘッド 24 Kノズルヘッド 501 カラーイメージセンサ 502 アンプ 503 A/Dコンバータ 504 入力マスキング回路 505 エッジ処理回路 506 変倍回路 507 log変換回路 508 出力マスキング回路 509 γ変換回路 510 2値化回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、 該光源から原稿に照射された光の反射光を受光して当該
    原稿の画像を光学的に読み取り、電気信号に変換する光
    電変換手段と、 該光電変換手段が読み取った原稿画像を記録媒体上に形
    成する画像形成手段と、 画像形成動作に関する情報を入力する複数の操作キー
    と、 該複数の操作キーのうちいずれかのキーが押されたとき
    に、前記光源を強制的に発光させる制御手段とを具えた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記制御手段は、最後に押された操作キーが、原稿の読
    み取り動作を実行するキーでない場合は、最後にキーが
    押されてから、所定時間が経過した後に前記光源を消灯
    することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記制御手段は、最後に押された操作キーが、原稿の読
    み取り動作を実行するキーである場合は、前記光電変換
    手段による読み取り動作終了後、所定時間が経過した後
    に前記光源を消灯することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 原稿を複写する複写モードと、入力された画像データに
    応答して画像形成するプリンタモードとを有し、 前記複数の操作キーのうちに前記2つのモードのいずれ
    かを選択するモード選択キーを追加し、 前記制御手段は、前記モード選択キーによってプリンタ
    モードが選択されたときは、前記光源を消灯することを
    特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかの画像形成装置
    は、インクジェットプリンタであることを特徴とする画
    像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7564599B2 (en) 2006-07-18 2009-07-21 Kabushiki Kaisha Toshiba Image scanning apparatus, image forming apparatus and image scanning method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7564599B2 (en) 2006-07-18 2009-07-21 Kabushiki Kaisha Toshiba Image scanning apparatus, image forming apparatus and image scanning method

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