JP2000182712A - Pcカードスロット装置 - Google Patents

Pcカードスロット装置

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Publication number
JP2000182712A
JP2000182712A JP10353206A JP35320698A JP2000182712A JP 2000182712 A JP2000182712 A JP 2000182712A JP 10353206 A JP10353206 A JP 10353206A JP 35320698 A JP35320698 A JP 35320698A JP 2000182712 A JP2000182712 A JP 2000182712A
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JP
Japan
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card
card slot
movable
slider
guide rail
Prior art date
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Pending
Application number
JP10353206A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Numata
好央 沼田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
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Publication of JP2000182712A publication Critical patent/JP2000182712A/ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 PCカード挿入時にガイドレールに対してP
Cカードを容易に平行に合わせることの可能なPCカー
ドスロット装置を提供する。 【解決手段】 PCカードスロット装置(10)の両側に
設けられたガイドレール(12)に可動レール(44)を摺
動可能に装着し、イジェクト機構(22)のプッシュロッ
ド(24)に連動させることにより、可動レール(44)を
PCカード挿入方向に出入り可能にする。プッシュロッ
ド(24)を押し込んで可動レール(44)を前方にせり出
させた状態でPCカードを可動レール(44)に乗せ、P
Cカードをそのまゝ押し込むと、PCカードは正しくス
ロットに挿入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ(以下、PCという)のような電子機器において
PCカードを装着するために装備されるPCカードスロ
ット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示したように、従来のPCカード
スロット装置1は、PCカードを差し込み接続するコネ
クタ部2と、PCカードをコネクタ部2へと案内するべ
くPCカードスロットの両側に設けられた一対のガイド
レール3と、PCカードを排出するためのイジェクト機
構から構成されている。イジェクト機構は、ガイドレー
ル3に沿って設置されたプッシュロッド4と、PCカー
ドの挿入方向に摺動するべくガイドレール3に装着され
たスライダ5と、プッシュロッド4に加えた力をスライ
ダ5に伝える揺動クランクレバー6とから構成される。
スライダ5は、PCカードスロットに挿入されコネクタ
部2に接続されたPCカードをコネクタ部2から離脱さ
せるための可動部材で、PCカードの先端に係合するべ
く下向きに突出した2個の爪7を有する。
【0003】PCカードの抜き差しは次のように行われ
る。PCカードをPCカードスロットに挿入してコネク
タ部2に接続するには、PCカードがガイドレール3に
平行になるようにPCカードを保持し、PCカードの先
端の両側部をガイドレール3の入口に乗せる。このよう
に位置決めした後、そのままの角度を維持しながらPC
カードをガイドレール3に沿ってコネクタ部2の方へ挿
入していき、コネクタ部2にPCカードを差し込む。こ
の時、スライダ5に設けられた爪7がPCカードとコネ
クタ部2との間に挟まる。
【0004】コネクタ部2に差し込まれたPCカードを
コネクタ部2から離脱させるには、プッシュロッド4を
押し込む。プッシュロッド4を押し込むと、揺動クラン
クレバー6がその枢軸8を中心に回転し、そのアームに
連結されたスライダ5をPCカード挿入口方向へ移動さ
せる。スライダ5のこの移動に伴い、PCカードとコネ
クタ部2との間に位置していた爪7がPCカードを前方
へ押し出すので、PCカードはコネクタ部2から離脱さ
れ、PCカードスロットから排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のPCカードスロ
ット装置の問題点は、PCカード挿入時のPCカードの
位置合わせが難しく、PCカードやコネクタ部が損傷し
やすいということである。何故ならば、PCカードを挿
入するには、PCカードをガイドレールと平行になるよ
うに保持した上で、PCカードの両側部がガイドレール
に乗るように位置決めした後、そのままの角度を維持し
ながら挿入しなければならないからである。PCカード
は構造上薄く作られているので挿入操作の際にPCカー
ドが斜めになりやすく、また、PCカード先端部に設け
られているPCカードの逆差し防止の切欠きがPCカー
ド挿入口に引っかかったりするので、PCカード先端両
側部をガイドレールに合わせるのが困難である。位置決
めの難しさは、PCカードスロットが2段以上重ねて設
置されている場合には、特に顕著になる。PCカードの
位置合わせが不充分なまゝで無理に挿入しようとすれ
ば、PCカード及びPCカードスロットを破損する危険
がある。更に、コネクタ部は細い金属製のピンを備えて
いるので、折れたり曲がったりするおそれがある。
【0006】本発明の目的は、PCカードやコネクタ部
を損傷することなくPCカードを容易に挿入することの
可能なPCカードスロット装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、PCカード挿入にあたり、ガイド
レールに対してPCカードを容易に平行に位置合わせす
ることの可能なPCカードスロット装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、PCカードス
ロット装置において、PCカードを案内し搭載するため
の可動トレーをガイドレールに摺動可能に装着すると共
に、イジェクト機構に連動してこの可動トレーをガイド
レールに対して出入りさせるための駆動手段を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0008】この可動トレーは、PCカードをガイドレ
ールに合わせるのを容易にする役目を果たす。イジェク
ト機構のプッシュロッドを押すと、この可動トレーはガ
イドレールから前方にせり出すので、PCカードの先端
部をこの可動トレーに容易に乗せることができる。PC
カードを押し込むと、この可動トレーはそれに搭載され
たPCカードと共にガイドレールに沿って摺動するの
で、PCカードはコネクタ部に向かって正しく案内され
る。こうして、PCカードスロットへのPCカードの挿
入を容易かつ安全に行うことができる。
【0009】好ましい実施態様においては、可動トレー
はスロットを介して互いに対向する一対の可動レールか
らなり、駆動手段は、スライダと可動レールとを連結す
る連接部材からなる。このようにすれば、駆動手段の構
造を簡素化することができると共に、従来の装置に最小
限の設計変更を加えるだけで本発明のPCカードスロッ
ト装置を実現することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1および図2を参照するに、本
発明のPCカードスロット装置10は互いに対向する一
対のガイドレール12を備え、図示した実施例では左右
のガイドレール12の間には上下2段にPCカードスロ
ット14が形成されている。スロット14の奥には、複
数のコネクタピン16を備えたコネクタ部18が設けて
あり、PCカードスロット14に挿入されたPCカード
20が差し込まれるようになっている。ガイドレール1
2はPCカードスロット14の両側に設けてあり、PC
カード20をコネクタ部18へ向かって案内するように
なっている。
【0011】このPCカードスロット装置10には、コ
ネクタ部18に差し込まれたPCカード20をコネクタ
部18から排出するためのイジェクト機構22が設けて
ある。このイジェクト機構22は、各段のPCカードス
ロット14毎に、ガイドレール12に沿って設置された
プッシュロッド24と、摺動可能にガイドレール12に
装着されたスライダ26と、揺動クランクレバー28を
有する。
【0012】揺動クランクレバー28は枢軸30を中心
として揺動可能に枢軸30に装着してあり、第1アーム
32と第2アーム34を有する。スライダ26の前後運
動の際にスライダ26が枢軸30に干渉しないようにす
るため、スライダ26にはスリット36が切り欠いてあ
る。
【0013】プッシュロッド24の先端と揺動クランク
レバー28の第1アーム32の先端とは互いに突き当た
っている。第2アーム34の先端にはピン38が設けて
あり、このピン38はスライダ26に形成した長穴40
に係合している。従って、プッシュロッド24を後方に
向かって押し込むと、揺動クランクレバー28が時計回
りに揺動し、スライダ26を手前に押し出す。
【0014】スライダ26には、PCカード20に係合
する左右一対の爪42が形成してある。以上の構成は、
基本的に、図5に示した従来のPCカードスロット装置
と相違ない。
【0015】本発明に従い、各ガイドレール12には、
可動レール44が摺動可能に装着してある。左右一対の
これらの可動レール44は、PCカード20を案内し搭
載するための可動トレー46を構成する。左右の可動レ
ール44は互いに同一の構造を有するので、右側の可動
レール44のみについて説明する。
【0015】図1(b)から良く分かるように、ガイド
レール12は山形材で形成され、ガイドレール12の内
側に摺動可能に配置してある。図3を参照するに、可動
レール44の後部には肉厚の連結部48が形成してあ
り、この連結部48はガイドレール12に形成した長手
方向スロット50内で摺動するようになっている。
【0016】スライダ26からは細長い連接部材52が
前方に延長させてあり、この連接部材52と可動レール
44後部の連結部48とはネジ止め又は接着などにより
互いに強固に接合してある。この連接部材52は、イジ
ェクト機構22に連動して可動レール44を出入りさせ
るための駆動手段として作用する。
【0017】次に、図4を併せて参照しながら、PCカ
ード20の挿入時及び排出時の動作と操作について説明
する。PCカード20の挿入に先立って、PCカードス
ロット装置10の入口開口(PCカード挿入口)54か
ら可動レール44を予めせり出させておく必要がある。
このためには、先ず、プッシュロッド24を押し込む
(図4(a))。プッシュロッド24が押し込まれる
と、プッシュロッド先端部が第1アーム32の先端を押
すことにより、揺動クランクレバー28が枢軸30を中
心として時計回りに回動し(図4(b))、スライダ2
6を手前に押し出す(図4(c))。スライダ26のこ
の移動に伴い、連接部材52によってスライダ26に連
結された左右の可動レール44がガイドレール12に沿
って前方に摺動し、可動レール44はPCカードスロッ
ト装置10の入口開口(PCカード挿入口)54からせ
り出してくる(図4(c))。
【0018】このように可動レール44を前方にせり出
させた状態で、可動レール44のせり出し部分の上にP
Cカード20の先端部56を乗せる(図4(d))。可
動レール44の前端はこのようにガイドレール12から
前方にせり出しているので、PCカード20の先端を可
動レール44に容易に乗せることができる。このように
可動レール44にPCカード20の先端を乗せた後、P
Cカード20をコネクタ部18に向かってPCカードス
ロット14内にそのまま押し込む(図4(e))。
【0019】PCカード20を押し込むと、PCカード
先端がスライダ26の爪42に突き当たり、スライダ2
6はPCカード20と一緒に押し込まれる。スライダ2
6が押し込まれると、可動レール44を前方にせり出さ
せたときとは逆の方向に揺動クランクレバー28が回動
し、プッシュロッド24が前方に押し出される(図4
(f))。同時に、可動レール44が後方に引き込まれ
る。PCカード20がコネクタ部18に差し込まれる
と、コネクタ部18のピン(又はソケット)とPCカー
ド20のソケット(又はピン)が接続され、PCカード
スロット14へのPCカード20の挿入が完了する。
【0020】PCカード20をイジェクトするには、可
動レール44を前方にせり出す時と同様に、プッシュロ
ッド24を押し込む。そうすると、可動レール44をせ
り出す時と同様の動作でスライダ26が前方に移動し、
これに伴いスライダ26の爪42がPCカード20をコ
ネクタ部18から離脱させ、PCカードスロット14か
らPCカード20を排出させる。
【0021】以上には本発明の特定の実施例を記載した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の
技術思想の範囲内において種々の修正や変更を施すこと
ができる。
【0022】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、可動トレーにPCカードを乗せるだけで、ガイドレ
ールに対してPCカードを平行に位置合わせすることが
できるので、PCカードスロットにPCカードを容易に
挿入することができ、案内不良や位置合わせ不良による
PCカード及びコネクタ部の損傷をなくすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のPCカードスロット装置の斜視図で、
(a)は可動レールを納めたところを示し、(b)は可
動レールをせり出したところを示す。
【図2】図1に示したPCカードスロット装置の平面図
である。
【図3】図1のIII−III線に沿った断面図である。
【図4】図2と同様の平面図で、PCカードスロット装
置の操作の異なる段階を示す。
【図5】従来のPCカードスロット装置の斜視図であ
る。
【符号の説明】
10: PCカードスロット装置 12: ガイドレール 14: PCカードスロット 18: コネクタ部 20: PCカード 22: イジェクト機構 24: プッシュロッド 26: スライダ 44: 可動レール 46: 可動トレー 52: 駆動手段(連接部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PCカードスロットを形成するべく互い
    に対向する一対のガイドレールと、前記スロットに挿入
    されたPCカードが差し込まれるコネクタ部と、前記コ
    ネクタ部に差し込まれたPCカードをコネクタ部から抜
    き出すためのイジェクト機構とを備えたPCカードスロ
    ット装置において:前記ガイドレールに摺動可能に装着
    されPCカードを案内し搭載するための可動トレー手段
    と、前記イジェクト機構に連動して前記可動トレー手段
    をガイドレールに対して出入りさせるための駆動手段、
    とを設けたことを特徴とするPCカードスロット装置。
  2. 【請求項2】 前記可動トレー手段はスロットを介して
    互いに対向する一対の可動レールからなることを特徴と
    する請求項1に基づくPCカードスロット装置。
  3. 【請求項3】 前記イジェクト機構は前記ガイドレール
    に沿って移動するスライダを備え、前記駆動手段は、前
    記スライダと可動レールとを連結する連接部材からなる
    ことを特徴とする請求項2に基づくPCカードスロット
    装置。
JP10353206A 1998-12-11 1998-12-11 Pcカードスロット装置 Pending JP2000182712A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7125258B2 (en) 2003-03-31 2006-10-24 Fujitsu Limited Card-type terminal

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7125258B2 (en) 2003-03-31 2006-10-24 Fujitsu Limited Card-type terminal

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