JP2645355B2 - 安全機構付きicカード用コネクタ - Google Patents
安全機構付きicカード用コネクタInfo
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- JP2645355B2 JP2645355B2 JP63078471A JP7847188A JP2645355B2 JP 2645355 B2 JP2645355 B2 JP 2645355B2 JP 63078471 A JP63078471 A JP 63078471A JP 7847188 A JP7847188 A JP 7847188A JP 2645355 B2 JP2645355 B2 JP 2645355B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- slider
- contact
- pushed
- connector
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はICカード読み取り器などに取付けられるICカ
ード用コネクタに関するものであり、ICカードをコネク
タに無理に挿入しても、或は挿入されているICカードを
無理に抜去しても、それらの損傷が防止されるようにし
た安全機構を設けてなるものである。
ード用コネクタに関するものであり、ICカードをコネク
タに無理に挿入しても、或は挿入されているICカードを
無理に抜去しても、それらの損傷が防止されるようにし
た安全機構を設けてなるものである。
(従来技術) この種のコネクタには従来から各種あり、その一つと
して第11図のようなものがある。これは同図のようにIC
カードAがコネクタBに差し込まれないときは、コンタ
クトCの接点(コンタクト接点)DがスライダーEに支
持されて押し上げられており、第12図のようにICカード
AがコネクタBに挿入されると、スライダーEが同図の
矢印a方向に押されてコンタクト接点Dの下から外れ、
コンタクトCが降下して同接点DがICカードAの接点
(カード接点)Fに接触する。また、スライダーEが矢
印a方向に押されると操作子Gの下端部Hがスライダー
Eにより後方に押されて操作子Gが支軸Iを支点として
第12図の矢印方向に回動する。
して第11図のようなものがある。これは同図のようにIC
カードAがコネクタBに差し込まれないときは、コンタ
クトCの接点(コンタクト接点)DがスライダーEに支
持されて押し上げられており、第12図のようにICカード
AがコネクタBに挿入されると、スライダーEが同図の
矢印a方向に押されてコンタクト接点Dの下から外れ、
コンタクトCが降下して同接点DがICカードAの接点
(カード接点)Fに接触する。また、スライダーEが矢
印a方向に押されると操作子Gの下端部Hがスライダー
Eにより後方に押されて操作子Gが支軸Iを支点として
第12図の矢印方向に回動する。
第12図の状態からICカードAを抜去するときは、第13
図のように操作子Gの上端部Jを矢印方向に押すと操作
子Gの下端部Hが支軸Iを支点として同方向に回転し、
スライダーEが前方に押され、同スライダーEによりコ
ンタクトCが押し上げられ、コンタクト接点Dがカード
接点Fから離れ、その後にICカードAが挿入時と逆方向
に押し出されるようにしたものである。
図のように操作子Gの上端部Jを矢印方向に押すと操作
子Gの下端部Hが支軸Iを支点として同方向に回転し、
スライダーEが前方に押され、同スライダーEによりコ
ンタクトCが押し上げられ、コンタクト接点Dがカード
接点Fから離れ、その後にICカードAが挿入時と逆方向
に押し出されるようにしたものである。
(従来技術の問題点) 従来のコネクタは操作子Gが縦向きに取付けられてい
るため、背丈が高くなり、コネクタが大型化するという
問題があった。
るため、背丈が高くなり、コネクタが大型化するという
問題があった。
また、これは操作子Gを第13図の矢印方向に回動させ
ずにICカードAを引き抜くと、第12図のようにICカード
Aの接点Fとコンタクト接点Dとが接触したまま引き抜
かれるので両接点の摩耗が激しいという問題があった。
ずにICカードAを引き抜くと、第12図のようにICカード
Aの接点Fとコンタクト接点Dとが接触したまま引き抜
かれるので両接点の摩耗が激しいという問題があった。
(発明の目的) 本発明の目的はICカードをスムースに挿入・抜去する
ことができ、またICカードの接点もコネクタの接点も摩
耗しにくく、その上、ICカードをコネクタに無理に挿入
しても、或は挿入されているICカードを無理に抜去して
も、それらの損傷が防止されるようにした小型のコネク
タを提供することにある。
ことができ、またICカードの接点もコネクタの接点も摩
耗しにくく、その上、ICカードをコネクタに無理に挿入
しても、或は挿入されているICカードを無理に抜去して
も、それらの損傷が防止されるようにした小型のコネク
タを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の安全機構付きICカード用コネクタは第1図〜
第10図のように、カードイジェクト用カバー1と、その
内側後方に設けられたコンタクト2と、ICカードの挿入
方向にスライド可能なるようコンタクト2の下方に設け
らたスライダー3と、ICカードの挿入方向に回動可能な
るようスライダー3の後方に設けられたカム4と、それ
らを取付けるハウジング5とから構成され、スライダー
3には係止部6が形成され、ハウジング5にはスライダ
ー3の係止部6を案内するガイド7が形成され、スライ
ダー3はICカードAが完全に差し込まれないときは第10
図のようにコンタクト2を押し上げ、ICカードAが完全
に差し込まれると同カードAにより第9図のように後方
に押されてコンタクト2の押し上げを解除し、同スライ
ダー3はICカードAにより後方に押されるとその係止部
6がハウジング5のガイド7に案内されてICカードAの
嵌合部Kに係止し、前記カム4はスライダー3が後方へ
スライドすると第1図の矢印a方向に回転すると共にカ
ードイジェクト用カバー1をICカード挿入方向前方へ押
し出し、ICカード挿入後に同カバー1を第2図の矢印b
方向に押し戻すとICカード挿入時と逆方向(同図の矢印
c方向)に回転してスライダー3を前方に押し戻し、同
スライダー3が押し戻されるとコンタクト2が押し上げ
られ、その後にICカードAがスライダー3により前方に
押し出され、且つスライダー3の係止部6がハウジング
5のガイド7に案内されてカードイジェクト用カバー1
の嵌合部Kから外れるようにしたことを特徴とするもの
である。
第10図のように、カードイジェクト用カバー1と、その
内側後方に設けられたコンタクト2と、ICカードの挿入
方向にスライド可能なるようコンタクト2の下方に設け
らたスライダー3と、ICカードの挿入方向に回動可能な
るようスライダー3の後方に設けられたカム4と、それ
らを取付けるハウジング5とから構成され、スライダー
3には係止部6が形成され、ハウジング5にはスライダ
ー3の係止部6を案内するガイド7が形成され、スライ
ダー3はICカードAが完全に差し込まれないときは第10
図のようにコンタクト2を押し上げ、ICカードAが完全
に差し込まれると同カードAにより第9図のように後方
に押されてコンタクト2の押し上げを解除し、同スライ
ダー3はICカードAにより後方に押されるとその係止部
6がハウジング5のガイド7に案内されてICカードAの
嵌合部Kに係止し、前記カム4はスライダー3が後方へ
スライドすると第1図の矢印a方向に回転すると共にカ
ードイジェクト用カバー1をICカード挿入方向前方へ押
し出し、ICカード挿入後に同カバー1を第2図の矢印b
方向に押し戻すとICカード挿入時と逆方向(同図の矢印
c方向)に回転してスライダー3を前方に押し戻し、同
スライダー3が押し戻されるとコンタクト2が押し上げ
られ、その後にICカードAがスライダー3により前方に
押し出され、且つスライダー3の係止部6がハウジング
5のガイド7に案内されてカードイジェクト用カバー1
の嵌合部Kから外れるようにしたことを特徴とするもの
である。
(作用) 本発明の安全機構付きICカード用コネクタは、ICカー
ドAがカードイジェクト用カバー1に完全に差し込まれ
ないときは第10図のようにスライダー3によりコンタク
ト2が押し上げられている。ICカードAがカードイジェ
クト用カバー1に完全に差し込まれると第9図のように
スライダー3が同カードにより後方に押されてスライダ
ー3によるコンタクト2の押し上げが解除される。これ
によりコンタクト2が降下してコンタクト接点2aがICカ
ードAのカード接点Fに接触する。このとき、スライダ
ー3によりカム4が後方に押されて第1図の矢印a方向
に回転し、同カム4の操作部4aによりカードイジェクト
用カバー1の押当部1aがICカード挿入方向前方(第1図
の矢印a方向)へ押され、同カバー1が同方向へ押し出
される。
ドAがカードイジェクト用カバー1に完全に差し込まれ
ないときは第10図のようにスライダー3によりコンタク
ト2が押し上げられている。ICカードAがカードイジェ
クト用カバー1に完全に差し込まれると第9図のように
スライダー3が同カードにより後方に押されてスライダ
ー3によるコンタクト2の押し上げが解除される。これ
によりコンタクト2が降下してコンタクト接点2aがICカ
ードAのカード接点Fに接触する。このとき、スライダ
ー3によりカム4が後方に押されて第1図の矢印a方向
に回転し、同カム4の操作部4aによりカードイジェクト
用カバー1の押当部1aがICカード挿入方向前方(第1図
の矢印a方向)へ押され、同カバー1が同方向へ押し出
される。
また、ICカードの挿入時にスライダー3の係止部6
が、ハウジング5に形成されているガイド7(第8図の
ように前方から後方に向けて内側に曲っている)に沿っ
て内側に引かれ、ICカードAが完全に挿入されると係止
部6がICカードAに形成されている溝状の嵌合部Kに嵌
入して係止する。これによりICカードAを引戻すとスラ
イダー3も一緒に引き戻されるようになる。
が、ハウジング5に形成されているガイド7(第8図の
ように前方から後方に向けて内側に曲っている)に沿っ
て内側に引かれ、ICカードAが完全に挿入されると係止
部6がICカードAに形成されている溝状の嵌合部Kに嵌
入して係止する。これによりICカードAを引戻すとスラ
イダー3も一緒に引き戻されるようになる。
コネクタに挿入されたICカードAを抜去するには、カ
ードイジェクト用カバー1を第2図の矢印b方向に押し
戻す。これによりカム4が同カバー1によりICカード挿
入時と逆方向(同図の矢印c方向)に押されて回転し、
カム4によりスライダー3が前方に押し戻される。この
ときスライダー3の係止部6がハウジング5のガイド7
に案内されて外側にスライドし、カードイジェクト用カ
バー1の嵌合部Kから外れる。また、同スライダー3に
よりコンタクト2が押し上げられ、その後にICカードA
が前方に押し出されてカードイジェクト用カバー1より
前方に突出する。
ードイジェクト用カバー1を第2図の矢印b方向に押し
戻す。これによりカム4が同カバー1によりICカード挿
入時と逆方向(同図の矢印c方向)に押されて回転し、
カム4によりスライダー3が前方に押し戻される。この
ときスライダー3の係止部6がハウジング5のガイド7
に案内されて外側にスライドし、カードイジェクト用カ
バー1の嵌合部Kから外れる。また、同スライダー3に
よりコンタクト2が押し上げられ、その後にICカードA
が前方に押し出されてカードイジェクト用カバー1より
前方に突出する。
なお、本発明では前記したように、ICカードAがコネ
クタに完全に挿入されると、スライダー3の係止部6が
ICカードAの嵌合部Kに嵌入係止するので、カードイジ
ェクト用カバー1を押さずにICカードAを無理に引き抜
くとスライダー3も一緒に引き戻される。このため、あ
たかもカードイジェクト用カバー1を押してカム4によ
りスライダー3を押し、同スライダー3によりICカード
Aを押し戻したのと同じ状態になる。この結果、コンタ
クト接点2aがICカードAのカード接点Fから離れた状態
で同カードAが引き抜かれるので、両接点の摩耗が少な
い。
クタに完全に挿入されると、スライダー3の係止部6が
ICカードAの嵌合部Kに嵌入係止するので、カードイジ
ェクト用カバー1を押さずにICカードAを無理に引き抜
くとスライダー3も一緒に引き戻される。このため、あ
たかもカードイジェクト用カバー1を押してカム4によ
りスライダー3を押し、同スライダー3によりICカード
Aを押し戻したのと同じ状態になる。この結果、コンタ
クト接点2aがICカードAのカード接点Fから離れた状態
で同カードAが引き抜かれるので、両接点の摩耗が少な
い。
また、本発明では前記したように、ICカードAにより
スライダー3が押されると、スライダー3の係止部6が
ICカードAの嵌合部Kに嵌入係止するので、例えば、い
たずらして、ICカードAを差し込まずにピンや棒などで
スライダー3を押すと、コンタクト2が降下し、係止部
6がガイド7に案内されて内側に引かれる。このため、
この状態でICカードAを差し込んでも係止部6が邪魔に
なってそれ以上差し込まれず、ICカード接点が降下して
いるコンタクトの下に無理に差し込まれることがないの
で、コンタクト接点2aとカード接点Fが摩耗したり、損
傷したりしにくくなる。
スライダー3が押されると、スライダー3の係止部6が
ICカードAの嵌合部Kに嵌入係止するので、例えば、い
たずらして、ICカードAを差し込まずにピンや棒などで
スライダー3を押すと、コンタクト2が降下し、係止部
6がガイド7に案内されて内側に引かれる。このため、
この状態でICカードAを差し込んでも係止部6が邪魔に
なってそれ以上差し込まれず、ICカード接点が降下して
いるコンタクトの下に無理に差し込まれることがないの
で、コンタクト接点2aとカード接点Fが摩耗したり、損
傷したりしにくくなる。
ちなみに、この状態でICカードAを差し込むには、一
旦カードイジェクト用カバー1を押してカム4によりス
ライダー3を押し戻し、スライダー3によりコンタクト
2を押し上げて正常状態に復帰させ、それから差し込め
ばよい。
旦カードイジェクト用カバー1を押してカム4によりス
ライダー3を押し戻し、スライダー3によりコンタクト
2を押し上げて正常状態に復帰させ、それから差し込め
ばよい。
(実施例) 第1図〜第10図は本発明の安全機構付きICカード用コ
ネクタの一実施例である。これらの図において、1はカ
ードイジェクト用カバー、2はコンタクト、3はスライ
ダー、4はカム、5はハウジング、AはICカードであ
る。
ネクタの一実施例である。これらの図において、1はカ
ードイジェクト用カバー、2はコンタクト、3はスライ
ダー、4はカム、5はハウジング、AはICカードであ
る。
このうちカードイジェクト用カバー1、スライダー
3、カム4、ハウジング5はプラスチックで成形されて
おり、コンタクト2は導電性金属で形成されている。
3、カム4、ハウジング5はプラスチックで成形されて
おり、コンタクト2は導電性金属で形成されている。
カードイジェクト用カバー1は第1図のように前面両
側にICカード差し込み用のガイド溝11が形成されてお
り、後方にカム4が押当する押当部1aが形成されてい
る。また、カードイジェクト用カバー1は第5図、第6
図のように、ICカードの挿入・抜去方向に移動できるよ
うにハウジング5内に取付けられている。
側にICカード差し込み用のガイド溝11が形成されてお
り、後方にカム4が押当する押当部1aが形成されてい
る。また、カードイジェクト用カバー1は第5図、第6
図のように、ICカードの挿入・抜去方向に移動できるよ
うにハウジング5内に取付けられている。
コンタクト2は第1図〜第4図のようにカードイジェ
クト用カバー1の内側後方に横一列に配置されている。
また、各コンタクト2の先端には第9図のように下方へ
突出するコンタクト接点2aが形成されている。
クト用カバー1の内側後方に横一列に配置されている。
また、各コンタクト2の先端には第9図のように下方へ
突出するコンタクト接点2aが形成されている。
スライダー3は絶縁材により第1図のような板状に形
成され、多数本のコンタクト2の下に配置されている。
スライダー3の幅方向両側にはアーム12が形成されてお
り、その先端に係止部6が形成されている。この係止部
6は丸棒状に形成されて上下に突設されている。このス
ライダー3は第9図、第10図のようにICカードAの挿入
方向にスライドできるようにハウジング5内に取付けら
れており、ICカードAがカードイジェクト用カバー1に
完全に差し込まれないときは第10図のようにコンタクト
2を押し上げ、ICカードAが完全に差し込まれると同カ
ードAにより第9図のように後方に押されてコンタクト
2の押し上げを解除するようにしてある。
成され、多数本のコンタクト2の下に配置されている。
スライダー3の幅方向両側にはアーム12が形成されてお
り、その先端に係止部6が形成されている。この係止部
6は丸棒状に形成されて上下に突設されている。このス
ライダー3は第9図、第10図のようにICカードAの挿入
方向にスライドできるようにハウジング5内に取付けら
れており、ICカードAがカードイジェクト用カバー1に
完全に差し込まれないときは第10図のようにコンタクト
2を押し上げ、ICカードAが完全に差し込まれると同カ
ードAにより第9図のように後方に押されてコンタクト
2の押し上げを解除するようにしてある。
カム4は第1図、第2図の矢印a、c方向に回転でき
るようにハウジング5に取付けられており、しかもスラ
イダー3の後方に取付けて、スライダー3が後方にスラ
イドすると、それにより押されて矢印a方向に回転し、
カードイジェクト用カバー1を第2図の矢印b方向に押
すとそれに押されて逆回転するようにしてある。
るようにハウジング5に取付けられており、しかもスラ
イダー3の後方に取付けて、スライダー3が後方にスラ
イドすると、それにより押されて矢印a方向に回転し、
カードイジェクト用カバー1を第2図の矢印b方向に押
すとそれに押されて逆回転するようにしてある。
ハウジング5はカードイジェクト用カバー1、コンタ
クト2、スライダー3、カム4を取付けることができる
ように形成されている。また、第5図〜第8図のように
ハウジング5の幅方向両側先端には溝状のガイド7が形
成されており、それは入口側から奥に向けて内側に屈曲
させてある。
クト2、スライダー3、カム4を取付けることができる
ように形成されている。また、第5図〜第8図のように
ハウジング5の幅方向両側先端には溝状のガイド7が形
成されており、それは入口側から奥に向けて内側に屈曲
させてある。
(発明の効果) 本発明の安全機構付きICカード用コネクタは次のよう
な効果がある。
な効果がある。
(1)スライダー3の係止部6とハウジング5のガイド
7とにより構成される安全機構が設けられているので、
ICカード挿入後にカードイジェクト用カバー1を押し戻
さずに同カードを無理に引き抜いても、同カードだけで
なくスライダー3も一緒に抜けるのでカード接点Fもコ
ンタクト接点2aも摩耗せず、また損傷もしない。
7とにより構成される安全機構が設けられているので、
ICカード挿入後にカードイジェクト用カバー1を押し戻
さずに同カードを無理に引き抜いても、同カードだけで
なくスライダー3も一緒に抜けるのでカード接点Fもコ
ンタクト接点2aも摩耗せず、また損傷もしない。
(2)スライダー3の係止部6とハウジング5のガイド
7とにより構成される安全機構が設けられているので、
ICカードを挿入せずにスライダー3をピン等で押してあ
る場合に、それを知らずにICカードを挿入しても、同カ
ードはスライダー3の係止部6に突き当ってそれ以上差
し込まれないので、ICカードに無理がかからず、同カー
ド及びコネクタの損傷も防止できる。しかもこの場合は
カードイジェクト用カバー1を押し戻せばICカードを挿
入できるので、同カードを挿入できるようにするための
格別の操作も必要ない。
7とにより構成される安全機構が設けられているので、
ICカードを挿入せずにスライダー3をピン等で押してあ
る場合に、それを知らずにICカードを挿入しても、同カ
ードはスライダー3の係止部6に突き当ってそれ以上差
し込まれないので、ICカードに無理がかからず、同カー
ド及びコネクタの損傷も防止できる。しかもこの場合は
カードイジェクト用カバー1を押し戻せばICカードを挿
入できるので、同カードを挿入できるようにするための
格別の操作も必要ない。
(3)コンタクト2がカードイジェクト用カバー1の内
側後方に設けられ、スライダー3がICカードの挿入方向
にスライド可能なるようコンタクト2の下方に設けら
れ、カム4がICカードの挿入方向に回動可能なるようス
ライダー3の後方に設けられているので、コネクタ全体
が扁平で、第11図の従来のコネクタに比して非常に薄
く、小型化される。
側後方に設けられ、スライダー3がICカードの挿入方向
にスライド可能なるようコンタクト2の下方に設けら
れ、カム4がICカードの挿入方向に回動可能なるようス
ライダー3の後方に設けられているので、コネクタ全体
が扁平で、第11図の従来のコネクタに比して非常に薄
く、小型化される。
(4)ICカードAを押し込むだけで挿入でき、カードイ
ジェクト用カバー1を押し戻すだけでICカードAが抜去
されるので、同カードAの挿入・抜去が容易である。
ジェクト用カバー1を押し戻すだけでICカードAが抜去
されるので、同カードAの挿入・抜去が容易である。
(5)ICカードAの挿入・抜去時にコンタクト2がスラ
イダー3より押し上げられているので、挿入・抜去時に
同カードAのカード接点Fがコンタクト2のコンタクト
接点2aに殆ど接触しないので、同カードAの挿入・抜去
がスムースであり、しかもコンタクト接点2a、カード接
点Fの摩耗も少なく、長期間の使用に耐え得る。
イダー3より押し上げられているので、挿入・抜去時に
同カードAのカード接点Fがコンタクト2のコンタクト
接点2aに殆ど接触しないので、同カードAの挿入・抜去
がスムースであり、しかもコンタクト接点2a、カード接
点Fの摩耗も少なく、長期間の使用に耐え得る。
第1図は本発明のコネクタの一部を切り欠いた状態のカ
ード挿入前の説明図、第2図は同状態のカード挿入後の
説明図、第3図は同コネクタのスライダーとICカードと
の関係を示す挿入前の説明図、第4図は同コネクタのス
ライダーとICカードとの関係を示す挿入後の説明図、第
5図はカード挿入前のコネクタの平面図、第6図はカー
ド挿入後のコネクタの平面図、第7図はカード挿入前の
ハウジングとスライダーの平面図、第8図はカード挿入
後のハウジングとスライダーの平面図、第9図はカード
挿入後の第8図B−B断面図、第10図はカード挿入途中
の第8図B−B断面図第11図〜第13図は従来のコネクタ
の概略説明図である。 1はカードイジェクト用カバー 2はコンタクト 2aはコンタクト接点 3はスライダー 4はカム AはICカード Fはカード接点
ード挿入前の説明図、第2図は同状態のカード挿入後の
説明図、第3図は同コネクタのスライダーとICカードと
の関係を示す挿入前の説明図、第4図は同コネクタのス
ライダーとICカードとの関係を示す挿入後の説明図、第
5図はカード挿入前のコネクタの平面図、第6図はカー
ド挿入後のコネクタの平面図、第7図はカード挿入前の
ハウジングとスライダーの平面図、第8図はカード挿入
後のハウジングとスライダーの平面図、第9図はカード
挿入後の第8図B−B断面図、第10図はカード挿入途中
の第8図B−B断面図第11図〜第13図は従来のコネクタ
の概略説明図である。 1はカードイジェクト用カバー 2はコンタクト 2aはコンタクト接点 3はスライダー 4はカム AはICカード Fはカード接点
Claims (1)
- 【請求項1】カードイジェクト用カバー1と、その内側
後方に設けられたコンタクト2と、ICカードの挿入方向
にスライド可能なるようコンタクト2の下方に設けられ
たスライダー3と、ICカードの挿入方向に回動可能なる
ようスライダー3の後方に設けられたカム4と、それら
を取付けるハウジング5とから構成され、スライダー3
にはICカードAの嵌合部Kに係止する係止部6が形成さ
れ、ハウジング5には同係止部6を案内するガイド7が
形成され、スライダー3はICカードAが差し込まれない
ときはコンタクト2を押し上げ、ICカードAが差し込ま
れるとそれにより後方に押されてコンタクト2の支持を
解除し、同スライダー3はICカードAにより後方に押さ
れるとその係止部6がハウジング5のガイド7に案内さ
れてICカードAの嵌合部Kに係止し、前記カム4はスラ
イダー3が後方へスライドすると後方に押されて回転す
ると共にカードイジェクト用カバー1をICカード挿入方
向前方へ押し出し、ICカード挿入後に同カバー1を押し
戻すとICカード挿入時と逆方向に回転してスライダー3
を前方に押し戻し、同スライダー3が押し戻されるとコ
ンタクト2が押し上げられ、その後にICカードAがスラ
イダー3により前方に押し出され、且つスライダー3の
係止部6がハウジング5のガイド7に案内されてカード
イジェクト用カバー1の嵌合部Kから外れるようにした
ことを特徴とする安全機構付きICカード用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63078471A JP2645355B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 安全機構付きicカード用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63078471A JP2645355B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 安全機構付きicカード用コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01251569A JPH01251569A (ja) | 1989-10-06 |
JP2645355B2 true JP2645355B2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=13662929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63078471A Expired - Fee Related JP2645355B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 安全機構付きicカード用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2645355B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3965282B2 (ja) * | 2001-06-29 | 2007-08-29 | モレックス インコーポレーテッド | ロック装置付きカードコネクタ |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP63078471A patent/JP2645355B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01251569A (ja) | 1989-10-06 |
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