JP2000182632A - 固体高分子電解質燃料電池用電極の製造方法 - Google Patents

固体高分子電解質燃料電池用電極の製造方法

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JP2000182632A
JP2000182632A JP10352910A JP35291098A JP2000182632A JP 2000182632 A JP2000182632 A JP 2000182632A JP 10352910 A JP10352910 A JP 10352910A JP 35291098 A JP35291098 A JP 35291098A JP 2000182632 A JP2000182632 A JP 2000182632A
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electrode
polymer electrolyte
fuel cell
solid polymer
electrolyte fuel
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Atsushi Matsunaga
温 松永
Yoichi Seta
曜一 瀬田
Katsumi Sato
克己 佐藤
Naotoshi Suzuki
直俊 鈴木
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電極特性および電極寿命の向上を図ること。 【解決手段】水素イオン伝導性を有する固体高分子を電
解質として用いる固体高分子電解質燃料電池用の電極の
製造方法において、高分子電解質膜2を相互に挟持する
ように燃料極3および酸化剤極4を配置して単位電極1
を構成し、しかる後に、対向配置された加熱圧着ローラ
ー7a,7b 間に単位電極1を挿入して圧着することによ
り、高分子電解質膜2と燃料極3および酸化剤極4とを
接着一体化形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水素イオン伝導性
を有する高分子あるいは水素イオン伝導性を有する無機
または有機材料粉末と結着剤としての高分子材料との複
合材を電解質として用いる固体高分子電解質燃料電池用
の電極の製造方法に係り、特に電極特性および電極寿命
を向上させるようにした固体高分子電解質燃料電池用電
極の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高効率のエネルギー変換装置とし
て、燃料電池が注目を多く集めてきている。
【0003】この燃料電池は、反応ガスである水素等の
燃料ガスと空気等の酸化剤ガスを電気化学的に反応させ
ることにより、燃料の持つ化学エネルギーを直接電気エ
ネルギーに変換する装置である。
【0004】そして、この燃料電池は、電解質の違い等
により様々なタイプのものに分類されるが、その一つと
して、水素イオン伝導性を有する固体高分子を電解質と
して用いる固体高分子電解質燃料電池は、コンパクトな
構造で高出力密度を得ることができ、また簡素なシステ
ムによる運転が可能であることから、宇宙用や車両用の
電源として大きく注目されてきている。
【0005】ここで、高分子電解質としては、例えばス
ルホン酸基を持つポリスチレン系の陽イオン交換膜、フ
ルオロカーボンスルホン酸とポリビニリデンフルオロラ
イドとの混台物質、フルオロカーボンマトリクスにトリ
フルオロエチレンをクラフト化して添加したもの等が知
られている。
【0006】特に、最近では、バーフルオロカーボンス
ルホン酸膜(例えばナフィオン:商品名、デュポン社
製)等が多く用いられている。
【0007】図6は、高分子電解質膜を電解質として用
いるこの種の固体高分子電解質燃料電池の構成例を示す
縦断面図である。
【0008】固体高分子電解質燃料電池は、通常、図6
に示すように形成された単位セル15を、複数積層した
積層体構造として構成されている。
【0009】単位セル15は、高分子電解質膜16と、
白金等の触媒28と多孔質体で形成されて高分子電解質
膜16を相互で挟持するように配置された燃料極17お
よび酸化剤極18と、燃料極17の背面に接触配置され
た多孔質体製の燃料極側集電体19と、酸化剤極18の
背面に接触配置された酸化剤極側集電体20と、燃料極
側集電体19の燃料極17に接触する面に形成されて燃
料極17に燃料ガスを分配供給する複数の燃料供給溝2
1と、酸化剤極側集電体20の酸化剤極18に接触する
面に形成されて酸化剤極18に酸化剤ガスを分配供給す
る複数の酸化剤供給溝22と、燃料極側集電体19の背
面側に設けられた冷却板23と、この冷却板23に設け
られて冷却水を案内する冷却水案内溝24と、この冷却
水案内溝24によって案内された水の一部が燃料極側集
電体19へ移行する量を制御する加湿水透過板25とか
ら構成されている。
【0010】なお、図6中、26,27は、高分子電解
質膜16、燃料極17、および酸化剤極18からなる膜
電極複合体(以下、単位電極、略して単に電極と称す
る)の周囲を取り囲んで燃料ガスおよび酸化剤ガスの漏
洩を防止すると共に、燃料極側集電体19と酸化剤極側
集電体20との間の絶縁を確保する絶縁状スペーサを示
している。
【0011】また、冷却板23を介在させない場合に
は、燃料極側集電体19と酸化剤極側集電体20とが一
体化されている場合もある。
【0012】ところで、このような固体高分子電解質燃
料電池用電極の従来の製造方法としては、積層する方法
(第1の製造方法)と、熱間プレスで熱圧着する方法
(第2の製造方法)とがある。
【0013】以下、従来の電極の製造方法について説明
する。
【0014】まず、第1の製造方法においては、電極の
触媒28は、高分子電解質膜16の上下の両側表面に担
持されており、これを、多孔質体で形成された燃料極1
7および酸化剤極18で相互に挟持するように配置して
製造するようにしている。この場合には、高分子電解質
膜16と燃料極17と酸化剤極18は、単に積層するの
みであり、加熱等の加工は行なわれない。
【0015】一方、第2の製造方法においては、上下に
対向する平らな熱板によつて構成される熱間プレスを用
いて、白金等の触媒28を担持した多孔質体で形成され
る燃料極17および酸化剤極18を、高分子電解質膜1
6を相互に挟持するように配置した後に、加熱圧着して
一体化するようにしている。
【0016】しかしながら、上述したような従来の固体
高分子電解質燃料電池用電極の製造方法においては、次
のような問題がある。
【0017】すなわち、まず、前述した第1の製造方法
においては、多孔質体で形成された燃料極17および酸
化剤極18は、触媒28が上下の両側表面に担持された
高分子電解質膜16の表面と接触するように配置されて
いる。
【0018】この場合、燃料極17および酸化剤極18
は多孔質体であるので、高分子電解質膜16の表面との
接触界面には凹凸があり、接触抵抗の増大による電極特
性の低下が懸念される。
【0019】一方、前述した第2の製造方法において
は、熱間プレスを用いて加熱圧着する場合には、電極の
燃料極17および酸化剤極18を高分子電解質膜16に
密着させるため、プレス圧着中は加熱と冷却を連続して
行なう必要がある。
【0020】この時、高分子電解質膜16は高温状態で
保持されるため、場合によっては、高分子電解質膜16
の分子構造が変化し、膜の変形および水素イオン伝導性
の低下を招く恐れがある。
【0021】また、従来の固体高分子電解質燃料電池用
電極にあっては、燃料極17の高分子電解質膜16に接
触する領域のエッジ部と、および酸化剤極18の高分子
電解質膜16に接触する領域のエッジ部とが、高分子電
解質膜16を挟んで重なるように構成されている。
【0022】このため、プレスで加熱圧着する時にエッ
ジ部分に圧力が集中し、高分子電解質膜16の上記エッ
ジ部分に接触している部分が、両方から押されて破損す
る恐れがある。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
固体高分子電解質燃料電池用電極の製造方法において
は、電極積層構成時に接触抵抗の増大によって電極特性
の低下が生じたり、プレス加熱圧着による一体化時に高
分子電解質の分子構造が変化して膜の変形および水素イ
オン伝導性の低下を招き、結果として電極寿命が短かく
なるという問題がある。
【0024】本発明の目的は、電極特性および電極寿命
を向上させることが可能な固体高分子電解質燃料電池用
電極の製造方法を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、水素イオン伝導性を有する
固体高分子を電解質として用いる固体高分子電解質燃料
電池用の電極の製造方法において、高分子電解質膜を相
互に挟持するように燃料極および酸化剤極を配置して単
位電極を構成し、しかる後に、対向配置された加熱圧着
ローラーの間に単位電極を挿入して圧着することによ
り、高分子電解質膜と燃料極および酸化剤極とを接着一
体化形成するようにしている。
【0026】従って、請求項1の発明の固体高分子電解
質燃料電池用電極の製造方法においては、対向する加熱
圧着ローラーの間を、高分子電解質膜と、この高分子電
解質膜を相互に挟持するように配置された燃料極および
酸化剤極とが移動することにより、プレスの場合に比べ
て高分子電解質膜を長時間高温状態にさらすことなく、
高分子電解質膜を燃料極および酸化剤極と密着させるこ
とができる。
【0027】また、請求項2の発明では、上記請求項1
の発明の固体高分子電解質燃料電池用電極の製造方法に
おいて、加熱圧着ローラーは、電熱ヒーターあるいは電
磁誘導加熱装置による加熱手段を備えている。
【0028】従って、請求項2の発明の固体高分子電解
質燃料電池用電極の製造方法においては、加熱圧着ロー
ラーは、電熱ヒーターあるいは電磁誘導加熱装置による
加熱手段を備えていることにより、ローラー圧着面の温
度分布を均一となるように制御できるため、電極特性を
安定化することができる。
【0029】さらに、請求項3の発明では、上記請求項
2の発明の固体高分子電解質燃料電池用電極の製造方法
において、加熱圧着ローラーは、その形状が円柱状で、
かつこの円柱状ローラー面の円周長が、一体化する燃料
極および酸化剤極加熱面のローラー進行方向の長さより
も長くなっている。
【0030】従って、請求項3の発明の固体高分子電解
質燃料電池用電極の製造方法においては、加熱圧着ロー
ラーの形状を円柱状で、かつローラー面の円周長が一体
化する燃料極および酸化剤極加熱面のローラー進行方向
の長さよりも長くすることにより、ローラー圧着面が燃
料極および酸化剤極の加熱圧着面を重複なく通過できる
ため、加熱圧着時の接触面の放熱による温度低下に影響
されることなく、加熱圧着面を密着させることができ
る。
【0031】また、請求項4の発明では、上記請求項1
乃至請求項3のいずれか1項の発明の固体高分子電解質
燃料電池用電極の製造方法において、加熱圧着ローラー
は、液体または気体を媒体とする加圧手段を備えてい
る。
【0032】ここで、特に上記加熱圧着ローラーの加圧
手段としては、例えば請求項5に記載したように、油圧
シリンダあるいは空気圧シリンダを用いることが好まし
い。
【0033】従って、請求項4および請求項5の発明の
固体高分子電解質燃料電池用電極の製造方法において
は、加熱圧着ローラーは、液体または気体を媒体とする
加圧手段、例えば油圧シリンダあるいは空気圧シリンダ
を備えていることにより、加熱圧着ローラーの圧着面圧
を一定に保つことができる。
【0034】この場合、高分子電解質膜の表面と、その
表面に接触する多孔質体で形成された燃料極および酸化
剤極との接触界面における凹凸に対して、均一に密着さ
せることが可能となる。
【0035】例えば、比較例として、上記加圧手段を備
えずに、対向する一対の加熱圧着ローラーのギャップを
固定して電極を一体化した場合では、その接触界面の凹
凸はそのまま接着むらとなり、良好な特性は得られな
い。
【0036】一方、請求項6の発明では、水素イオン伝
導性を有する固体高分子を電解質として用いる固体高分
子電解質燃料電池用の電極の製造方法において、高分子
電解質膜を相互に挟持するように燃料極および酸化剤極
を配置して単位電極を構成し、次に、燃料極および酸化
剤極の加熱圧着面を露出させるような額縁形状を有し、
かつ耐熱性材料によって構成される対向する嵌め合い構
造を有する板状の固定治具を、単位電極の高分子電解質
膜の加熱圧着面以外の部分を被覆するように配置し、し
かる後に、対向配置された加熱圧着ローラー間に、固定
治具に嵌め込まれた単位電極を挿入して圧着することに
より、高分子電解質膜と燃料極および酸化剤極とを一体
化形成するようにしている。
【0037】ここで、特に上記固定治具としては、例え
ば請求項7に記載したように、高分子電解質膜と燃料極
および酸化剤極との接着温度近傍である100゜C〜2
00゜Cの範囲で融解変形しない鉄系金属類、非鉄系金
属類、あるいはポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、
フッ素系樹脂のいずれかを含む高分子材料のいずれかの
材料から構成されているものを用いることが好ましい。
【0038】従って、請求項6および請求項7の発明の
固体高分子電解質燃料電池用電極の製造方法において
は、加熱圧着ローラーの固定治具は、燃料極および酸化
剤極の加熱圧着面を露出させるような嵌め合い構造を持
つ額縁形状をしていることにより、燃料極および酸化剤
極が加熱圧着ローラーを通過する際にもずれを生じるこ
となく固定することができ、ローラーの加熱圧着を良好
に実施することができる。
【0039】また、板状の耐熱性材料によって固定治具
を構成することにより、高分子電解質膜の加熱圧着面以
外の部分、すなわち燃料極の高分子電解質膜に接触する
領域のエッジ部と、および酸化剤極の高分子電解質膜に
接触する領域のエッジ部とが挟んで重なる高分子電解質
膜の露出部は、耐熱性材料の固定治具に被覆されるた
め、加熱が抑制されて高分子電解質膜の変形劣化を防止
することができる。
【0040】一方、請求項8の発明では、上記請求項1
乃至請求項7のいずれか1項の発明の固体高分子電解質
燃料電池用電極の製造方法において、加熱圧着ローラー
は、ローラー進行方向に複数段並べて配置している。
【0041】従って、請求項8の発明の固体高分子電解
質燃料電池用電極の製造方法においては、加熱圧着ロー
ラーを、ローラー進行方向に複数段並べて配置すること
により、単位電極は、予熱した後に加熱圧着されるた
め、より一層効能率で安定的に高分子電解質膜と燃料極
および酸化剤極とを一体化することができる。
【0042】以上により、高分子電解質膜と、この高分
子電解質膜を相互で挟持するように配置された燃料極お
よび酸化剤極との密着性が向上し、接触抵抗の増大を抑
制して電極特性の向上を図ると共に、高分子電解質膜の
変形劣化を防止して電極寿命の向上を図ることができ
る。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0044】(第1の実施の形態)図1(a)および
(b)は、本実施の形態による固体高分子電解質燃料電
池用電極の製造方法に用いる固定治具の配置構成例を示
す断面図および平面図である。
【0045】図1(a)および(b)において、電極1
は、高分子電解質膜2と、白金等の触媒と多孔質体で形
成されて高分子電解質膜2を相互に挟持するように配置
された燃料極3および酸化剤極4とから構成している。
【0046】一方、固定治具5a,5bは、燃料極3お
よび酸化剤極4の加熱圧着面を露出させるような額縁形
状を有し、かつ耐熱性材料によって構成される板状とな
っている。
【0047】また、固定治具5a,5bは、固定治具5
aの四隅に貫通穴34を設け、固定治具5bの側に凸部
35を設けて、燃料極3および酸化剤極4の配置がずれ
ないように、対向する嵌め合い構造を持たせたものとな
っている。
【0048】さらに、固定治具5a、5bは、互いに嵌
め合わせた時の厚みが電極1の厚みよりも薄くなるよう
になっている。
【0049】図2(a),(b),(c)は、同固体高
分子電解質燃料電池用電極の製造方法に用いる加熱圧着
ローラーの構成例を示す断面図、平面図、斜視図を模式
的に示したものである。
【0050】図2(a),(b),(c)において、加
熱圧着ローラー7は、上下に対向する一対の円柱状ロー
ラー7a,7bで構成され、円柱状ローラー7a,7b
の表面には、電熱ヒータ−8a,8b(あるいは電磁誘
導加熱装置)による加熱手段を取り付けている。
【0051】また、円柱状ローラー7a,7b面の円周
長は、一体化する燃料極3および酸化剤極4のローラー
進行方向の長さよりも長くしている。
【0052】さらに、電熱ヒータ−8a,8bの温度を
監視するために、温度センサ13a,13bを設置して
いる。
【0053】さらにまた、円柱状ローラー7a,7bの
駆動軸9a,9bには、気体を媒体とする加圧手段であ
る空気圧シリンダ10a,10b(液体を媒体とする加
圧手段である油圧シリンダを用いてもよい)と、圧力調
整弁11a,11bを設置している。
【0054】次に、以上のような構成に基づく本実施の
形態の固体高分子電解質燃料電池用電極の製造方法につ
いて説明する。
【0055】まず、図1(a)および(b)に示すよう
に、高分子電解質膜2を相互に挟持するように、燃料極
3および酸化剤極4を配置して電極1を構成する。
【0056】次に、燃料極3および酸化剤極4の加熱圧
着面を露出させるような額縁形状を有し、耐熱性材料に
よって構成される対向する嵌め合い構造を有する板状の
固定治具5a,5bを、電極1の高分子電解質膜2の加
熱圧着面以外の部分を被覆するように、かつ電極1の燃
料極3および酸化剤極4をそれぞれ嵌め込むように配置
する。
【0057】一方、加熱圧着ローラー7の一対の円柱状
ローラー7a,7bを同転させながら、電熱ヒータ−8
a,8bを加熱圧着に適した温度に設定し、空気圧シリ
ンダ10a,10bの加圧力を、圧力調整弁11a、1
1bで調整する。
【0058】しかる後に、上記のようにして加熱圧着に
適した条件の揃ったところで、図1(a)に示すように
一体化用構成6で配置された固定治具7a,7bに嵌め
込まれた電極1を、支持テーブル12に沿ってローラー
7a,7bに挿入し、加熱圧着する。
【0059】以上により、高分子電解質膜2と、この高
分子電解質膜2を相互で挟持するように配置された燃料
極3および酸化剤極4とを一体化形成する。
【0060】上述したように、本実施の形態の固体高分
子電解質燃料電池用電極の製造方法では、対向する加熱
圧着ローラー7の間を、高分子電解質膜2と、この高分
子電解質膜2を相互に挟持するように配置された燃料極
3および酸化剤極4とが移動するため、前述したプレス
の場合に比べて、高分子電解質膜2を長時間高温状態に
さらすことなく、高分子電解質膜2を燃料極3および酸
化剤極4と密着させることができる。
【0061】これにより、高分子電解質膜2と燃料極3
および酸化剤極4との密着性を高めて、接触抵抗の増大
を抑制して電極特性の向上を図ると共に、高分子電解質
膜2の変形劣化をなくして電極寿命の向上を図ることが
可能となる。
【0062】また、加熱圧着ローラー7は、電熱ヒータ
ー8a,8bによる加熱手段を備えているため、ローラ
ー圧着面の温度分布を均一となるように制御することが
でき、電極特性を安定化することが可能となる。
【0063】さらに、加熱圧着ローラー7の形状を円柱
状で、かつローラー面の円周長が一体化する燃料極3お
よび酸化剤極4加熱面のローラー進行方向の長さよりも
長くするようにしているため、ローラー圧着面が燃料極
3および酸化剤極4の加熱圧着面を重複なく通過できる
ため、加熱圧着時の接触面の放熱による温度低下に影響
されることなく、加熱圧着面を密着させることが可能と
なる。
【0064】一方、加熱圧着ローラー7は、気体を媒体
とする加圧手段である空気圧シリンダ10a,10bを
備えているため、加熱圧着ローラー7の圧着面圧を一定
に保つことができる。
【0065】この場合、高分子電解質膜2の表面と、そ
の表面に接触する多孔質体で形成された燃料極3および
酸化剤極4との接触界面における凹凸に対して、均一に
密着させることが可能となる。
【0066】例えば、比較例として、上記加圧手段を備
えずに、対向する一対の加熱圧着ローラーのギャップを
固定して電極を一体化した場合では、その接触界面の凹
凸はそのまま接着むらとなり、良好な特性は得られな
い。
【0067】また、加熱圧着ローラー7の固定治具5
a,5bは、燃料極3および酸化剤極4の加熱圧着面を
露出させるような嵌め合い構造を持つ額縁形状をしてい
るため、燃料極3および酸化剤極4が加熱圧着ローラー
7を通過する際にもずれを生じることなく固定すること
ができ、ローラーの加熱圧着を良好に実施することが可
能となる。
【0068】さらに、板状の耐熱性材料によって固定治
具5a,5bを構成しているため、高分子電解質膜2の
加熱圧着面以外の部分、すなわち燃料極3の高分子電解
質膜2に接触する領域のエッジ部と、および酸化剤極4
の高分子電解質膜2に接触する領域のエッジ部とが挟ん
で重なる高分子電解質膜2の露出部は、耐熱性材料の固
定治具5a,5bに被覆されることになり、加熱が抑制
されて高分子電解質膜2の変形劣化を防止することが可
能となる。
【0069】(第2の実施の形態)図3(a)は、本実
施の形態による固体高分子電解質燃料電池用電極の製造
方法に用いる固定治具およびその周辺要素の配置構成例
を示す断面図であり、図1(a)と同一要素には同一符
号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分につ
いてのみ述べる。
【0070】図3(a)において、燃料極3および酸化
剤極4と固定治具5aおよび固定治具5bとの間には、
耐熱フィルム29aおよび耐熱フィルム29bを配置し
ている。
【0071】また、固定治具5aおよび固定治具5bの
両外側には、耐熱フィルム30aおよび耐熱フィルム3
0bを配置している。
【0072】さらに、固定治具5aおよび固定治具5b
の両外側の耐熱フィルム30aおよび耐熱フィルム30
bとの間には、伝熱性のスペーサ31aおよびスペーサ
31bを配置している。
【0073】次に、以上のような構成に基づく本実施の
形態の固体高分子電解質燃料電池用電極の製造方法にお
いては、燃料極3および酸化剤極4と固定治具5aおよ
び固定治具5bとの間に、耐熱フィルム29aおよび耐
熱フィルム29bを配置しているため、加熱圧着ローラ
ー7で電極1を一体化した後に、固定治具5a,5bを
電極1から取り外し易くすることができる。
【0074】また、固定治具5aおよび固定治具5bの
両外側に、耐熱フィルム30aおよび耐熱フィルム30
bを配置しているため、加熱圧着ローラー7で電極1を
一体化する際に、ローラー面を保護することができる。
【0075】さらに、固定治具5aおよび固定治具5b
の両外側の耐熱フィルム30aおよび耐熱フィルム30
bとの間に、伝熱性のスペーサ31aおよびスペーサ3
1bを配置しているため、電極1の厚みが固定治具5a
および固定治具5bを互いに嵌め合わせた時の厚みより
も薄くなるような場合にも、加熱圧着ローラー7で電極
1を安定に一体化することができる。
【0076】(第3の実施の形態)図3(b)および
(c)は、本実施の形態による固体高分子電解質燃料電
池用電極の製造方法に用いる固定治具の配置構成例を示
す平面図であり、図1(b)と同一要素には同一符号を
付してその説明を省略し、ここでは異なる部分について
のみ述べる。
【0077】すなわち、本実施の形態の固定治具5(5
a,5b)は、前記第1の実施の形態で示したように、
電極1の形状が四角形に限定されるものではなく、四角
形のコーナー部を、図3(b)に示すように湾曲型32
a,33aとしたり、あるいは図3(c)に示すように
切欠き型32b,33bとするようにしている。
【0078】次に、以上のような構成に基づく本実施の
形態の固体高分子電解質燃料電池用電極の製造方法にお
いては、固定治具5(5a,5b)は、四角形のコーナ
ー部を、湾曲型32a,33a、あるいは切欠き型32
b,33bとしているため、加熱圧着ローラー7により
一体化した後の電極1における高分子電解質膜2の残留
応力を緩和することができる。
【0079】(第4の実施の形態)図4は、本実施の形
態による固体高分子電解質燃料電池用電極の製造方法に
用いる加熱圧着ローラーの構成例を示す断面図を模式的
に示したものであり、図2(a)と同一要素には同一符
号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分につ
いてのみ述べる。
【0080】すなわち、本実施の形態では、図4に示す
ように、図2における一対の円柱状ローラー7a,7b
からなる加熱圧着ローラー7の下流側に、もう一対の円
柱状ローラー7c,7dからなる加熱圧着ローラー7を
配置することにより、加熱圧着ローラー7をローラー進
行方向に複数段(図では2段)並べて配置するようにし
ている。
【0081】また、円柱状ローラー7cの駆動軸には、
気体を媒体とする加圧手段である空気圧シリンダ10c
(液体を媒体とする加圧手段である油圧シリンダを用い
てもよい)と、圧力調整弁11cを設置している。
【0082】なお、図示は省略しているが、円柱状ロー
ラー7dの駆動軸にも、加圧手段である空気圧シリンダ
と、圧力調整弁を設置している。
【0083】次に、以上のような構成に基づく本実施の
形態の固体高分子電解質燃料電池用電極の製造方法にお
いては、加熱圧着ローラー7を、ローラー進行方向に複
数段並べて配置しているため。電極1は、予熱した後に
加熱圧着されることになり、より一層効能率で安定的に
高分子電解質膜2と燃料極3および酸化剤極4とを一体
化することができる。
【0084】(第5の実施の形態)前記固定治具5(5
a,5b)の材料としては、高分子電解質膜と燃料極お
よび酸化剤極との接着温度近傍である100゜C〜20
0゜Cの範囲で融解変形しない構成であれば、鉄系金属
類(例えばステンレス)、非鉄系金属類(例えばアルミ
ニウム)、あるいはポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹
脂、フッ素系樹脂のいずれかを含む高分子材料のいずれ
かの材料を組合わせて構成されているものを用いるよう
にしてもよい。
【0085】
【実施例】次に、本発明の具体的な実施例について図面
を参照して説明する。
【0086】(第1の実施例)本実施例では、前記図1
(a)における電極1は、多孔質炭素繊維上に白金を担
持させた燃料極3および酸化剤極4と、高分子電解質膜
2とによって構成している。
【0087】また、高分子電解質膜2の加熱圧着面以外
の外周部2aは、ポリイミド系高分子樹脂からなる板状
の額縁形状をした固定治具5,5bの間に挟んでいる。
【0088】一方、図2(a),(b),(c)におけ
る加熱圧着ローラー7は、金属製の軸に、ゴム製のシー
トに電熱線を埋設したヒーター8a,8bを外周部に取
り付けた構成としている。
【0089】また、圧着は、加熱圧着ローラー7の駆動
軸9a,9bの両端に取り付けられた空気圧シリンダ1
0a,10bで調節する。
【0090】ここで、加熱圧着ローラー7のヒーター8
a,8bの温度、および加熱圧着ローラー7の回転速度
によって加熱条件を設定する。
【0091】以上のような固定治具5,5bの構成、加
熱圧着ローラー7の構成により、高分子電解質膜2と、
この高分子電解質膜2を相互で挟持するように配置され
た燃料極3および酸化剤極4とが密着し、高分子電解質
膜2の変形劣化のない良好な電極1を得ることができ
る。
【0092】(第2の実施例)前記第1の実施例におい
て、例えば図5に示すような装置を付加して実施するこ
ともできる。
【0093】すなわち、図5に示すように、高分子電解
質膜連続供給装置36と、燃料極基板連続供給装置37
と、酸化剤極基板連続供給装置38と、電極一体化前あ
るいは電極一体化後に固定治具5を、例えばベルト状に
連続体として組立配置あるいは分解取出しする治具組立
分解装置39と、一連の一体化後電極の連続体を単位毎
に分離し仕分けする電極分離装置40とを有する装置を
配置するようにしてもよい。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の固体高分
子電解質燃料電池用電極の製造方法によれば、対向配置
された加熱圧着ローラーにより、高分子電解質膜と燃料
極および酸化剤極とを接着一体化形成するようにしてい
るので、高分子電解質膜と、この高分子電解質膜を相互
に挟持するように配置された燃料極および酸化剤極との
密着性を高め、接触抵抗の増大を抑制して電極特性の向
上を図ると共に、高分子電解質膜の変形劣化をなくして
電極寿命の向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による固体高分子電解質燃料電池用電極
の製造方法の第1の実施の形態を示す概要図。
【図2】本発明による固体高分子電解質燃料電池用電極
の製造方法の第1の実施の形態を示す模式図。
【図3】本発明による固体高分子電解質燃料電池用電極
の製造方法の第2および第3の各実施の形態をそれぞれ
示す概要図。
【図4】本発明による固体高分子電解質燃料電池用電極
の製造方法の第4の実施の形態を示す概要図。
【図5】本発明による固体高分子電解質燃料電池用電極
の製造方法の第2の実施例を示す概要図。
【図6】従来の固体高分子電解質燃料電池に組込まれた
単位セルの構成例を示す縦断面図。
【符号の説明】
1…電極、 2…高分子電解質膜、 3…燃料極、 4…酸化剤極、 5…固定治具、 6…一体化用構成、 7,7a,7b,7c,7d…加熱圧着ローラー、 8a,8b…電熱ヒーター、 9a,9b…ローラー駆動軸、 10a,10b,10c…空気圧シリンダ、 11a,11b,11c…圧力調整弁、 12…支持テーブル、 13a,13b…温度センサ、 14…ローラー本体、 15…単位セル、 16…高分子電解質膜、 17…燃料極、 18…酸化剤極、 19…燃料極側集電体、 20…酸化剤極側集電体、 21…燃料供給溝、 22…酸化剤供給溝、 23…冷却板、 24…冷却水案内溝、 25…加湿水透過板、 26…絶縁状スペーサ、 27…絶縁状スペーサ、 28…触媒、 29a,29b…耐熱フイルム、 30a,30b…耐熱フィルム、 31a,31b…スペーサ、 32a,32b…固定治具、 33a,33b…電極、 34…固定治具の貫通穴、 35…固定治具の凸部、 36…高分子電解質膜連続供給装置、 37…燃料極連続供給装置、 38…酸化剤極連続供給装置、 39…治具組立分解装置、 40…電極分離装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 克己 神奈川県横浜市鶴見区末広町2丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内 (72)発明者 鈴木 直俊 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 5H018 AA06 BB01 BB03 HH08 5H026 AA06 BB00 BB01 BB02 HH08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水素イオン伝導性を有する固体高分子を
    電解質として用いる固体高分子電解質燃料電池用の電極
    の製造方法において、 高分子電解質膜を相互に挟持するように燃料極および酸
    化剤極を配置して単位電極を構成し、 しかる後に、対向配置された加熱圧着ローラーの間に前
    記単位電極を挿入して圧着することにより、前記高分子
    電解質膜と燃料極および酸化剤極とを接着一体化形成し
    たことを特徴とする固体高分子電解質燃料電池用電極の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の固体高分子電解質
    燃料電池用電極の製造方法において、 前記加熱圧着ローラーは、電熱ヒーターあるいは電磁誘
    導加熱装置による加熱手段を備えていることを特徴とす
    る固体高分子電解質燃料電池用電極の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記請求項2に記載の固体高分子電解質
    燃料電池用電極の製造方法において、 前記加熱圧着ローラーは、その形状が円柱状で、かつこ
    の円柱状ローラー面の円周長が、一体化する燃料極およ
    び酸化剤極加熱面のローラー進行方向の長さよりも長く
    なっていることを特徴とする固体高分子電解質燃料電池
    用電極の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記請求項1乃至請求項3のいずれか1
    項に記載の固体高分子電解質燃料電池用電極の製造方法
    において、 前記加熱圧着ローラーは、液体または気体を媒体とする
    加圧手段を備えていることを特徴とする固体高分子電解
    質燃料電池用電極の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記請求項4に記載の固体高分子電解質
    燃料電池用電極の製造方法において、 前記加熱圧着ローラーの加圧手段としては、油圧シリン
    ダあるいは空気圧シリンダを用いることを特徴とする固
    体高分子電解質燃料電池用電極の製造方法。
  6. 【請求項6】 水素イオン伝導性を有する固体高分子を
    電解質として用いる固体高分子電解質燃料電池用の電極
    の製造方法において、 高分子電解質膜を相互に挟持するように燃料極および酸
    化剤極を配置して単位電極を構成し、 次に、前記燃料極および酸化剤極の加熱圧着面を露出さ
    せるような額縁形状を有し、かつ耐熱性材料によって構
    成される対向する嵌め合い構造を有する板状の固定治具
    を、前記単位電極の高分子電解質膜の加熱圧着面以外の
    部分を被覆するように配置し、 しかる後に、対向配置された加熱圧着ローラー間に、前
    記固定治具に嵌め込まれた単位電極を挿入して圧着する
    ことにより、前記高分子電解質膜と燃料極および酸化剤
    極とを一体化形成したことを特徴とする固体高分子電解
    質燃料電池用電極の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記請求項6に記載の固体高分子電解質
    燃料電池用電極の製造方法において、 前記固定治具としては、前記高分子電解質膜と燃料極お
    よび酸化剤極との接着温度近傍である100゜C〜20
    0゜Cの範囲で融解変形しない鉄系金属類、非鉄系金属
    類、あるいはポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、フ
    ッ素系樹脂のいずれかを含む高分子材料のいずれかの材
    料から構成されているものを用いることを特徴とする固
    体高分子電解質燃料電池用電極の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記請求項1乃至請求項7のいずれか1
    項に記載の固体高分子電解質燃料電池用電極の製造方法
    において、 前記加熱圧着ローラーは、ローラー進行方向に複数段並
    べて配置したことを特徴とする固体高分子電解質燃料電
    池用電極の製造方法。
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