JP2000181270A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JP2000181270A
JP2000181270A JP10362644A JP36264498A JP2000181270A JP 2000181270 A JP2000181270 A JP 2000181270A JP 10362644 A JP10362644 A JP 10362644A JP 36264498 A JP36264498 A JP 36264498A JP 2000181270 A JP2000181270 A JP 2000181270A
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JP
Japan
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fixing roller
fixing
cleaning blade
roller
toner
Prior art date
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Pending
Application number
JP10362644A
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English (en)
Inventor
Hidehiko Inoguchi
英彦 猪口
Tetsuya Mitsuyasu
哲也 光安
Tadafumi Shimizu
忠文 志水
Hiroyuki Noda
宏之 野田
Junichi Terayama
純一 寺山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JP2000181270A publication Critical patent/JP2000181270A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーミスタに残存トナーが導かれないように
し、サーミスタを常に清浄に保ち、正確な温度制御を行
うことができる定着装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 定着されずに定着ローラ2上に残存した
トナーはクリーニングブレード20で掻き取られ、サー
ミスタ12に付着することがない。また、クリーニング
ブレード20で掻き取られたトナーは、クリーニングブ
レード20の傾きにより、定着ローラ2の回転に応じ
て、クリーニングブレード20の先端に沿って移動し、
サーミスタ12の接触部分を外れた位置で定着ローラ2
の表面に戻り、ウェブ5によりクリーニングされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、離型剤塗布部剤ま
たはローラクリーニング部材としてウェブを用いた、レ
ーザープリンター等用の定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザープリンター等用の定着ローラを
用いた定着装置では、シリコンオイル等の離型剤を定着
ローラに塗布して、トナーが熱定着ローラへオフセット
することを防止する構成が広く用いられている。
【0003】特に、複数の色のトナーを混在させた印刷
を行うフルカラー画像形成装置では、定着ローラは非常
に高い離型性を必要とされる。このため、通常、定着ロ
ーラに多量の離型剤を塗布している。
【0004】また、印字品質を確保する為には、定着温
度の管理が重要であり、通常はサーミスタなどの接触型
の温度測定手段を設けておき、定着ローラ内の発熱手段
を制御するように構成されている。
【0005】以下、従来のフルカラー画像形成装置用の
定着装置について説明する。画像データの各色分解信号
により感光体ベルト上に画像の潜像を形成し、潜像をカ
ラートナーにより着色してトナー像を形成し、そしてト
ナー像を記録材に転写することを、各色について一つず
つ繰返すことにより、フルカラーの画像を記録材上に形
成されるようになっており、記録材上に形成された未定
着のトナー像は、画像形成装置内に設けられた定着装置
によって定着される。
【0006】図3は従来の定着装置の略断面図である。
定着装置1は、ローラ状の定着ローラ2と、定着ローラ
2ともに記録紙4を狭持しつつ回転する加圧ローラ3
と、定着ローラ2に離型剤であるシリコーンオイルを塗
布するウェブ5を内蔵している。ウェブ5は、定着ロー
ラ2と同等の幅を有し、定着ローラ2の全幅に渡ってシ
リコーンオイルを塗布すると同時に、定着ローラ2の表
面に付着したトナーのクリーニングを行う。
【0007】定着ローラ2には、基材であるアルミ製の
芯金(図示せず)上に、高温加硫型(以下、HTVと略
称する。)シリコーンゴムからなる弾性層、フッ素ゴム
よりなる耐油層、常温加硫型(以下、RTVという)シ
リコーンゴムからなるオフセット防止層が順次形成され
ている。定着ローラ2の外径はφ40mmである。
【0008】加圧ローラ3には、アルミ製の芯金(図示
せず)上に、HTVシリコーンゴムからなる弾性層、フ
ッ素樹脂の樹脂層が順次形成されており、定着ローラ2
と同様に外径がφ40mmである。
【0009】定着ローラ2の芯金および加圧ローラ3の
芯金内にはハロゲンヒータ(図示せず)が配置され、定
着ローラ2の温度を定着ローラ2に当接したサーミスタ
12で検知して、ハロゲンヒータをオンオフ制御し、定
着ローラ2の温度を約165℃に維持するよう構成され
ている。
【0010】ウェブ5は、ゴア社製ゴアテックスの不織
布であり、ウェブ5を巻回したウェブロール6、ウェブ
5を巻き取る巻き取りローラ7より張架されている。ウ
ェブ5には粘度500cSのシリコーンオイルが含浸さ
れており、押圧ローラ8によりウェブ5を定着ローラ2
に押し付ける構造となっている。ウェブ5は、駆動モー
タ(図示せず)9により、ギア9、10、11を介して
巻き取りローラ7を駆動することにより、一定量ずつ送
られ、ウェブ5に含浸させたシリコーンオイルを定着ロ
ーラ2のオフセット防止層に塗布する。巻き取りロール
7には一方向クラッチ(図示せず)が設けられており、
ウェブ5を巻き取り方向へのみ回転するよう構成されて
いる。
【0011】以上のように構成された従来に定着装置に
ついて、以下その動作について説明する。
【0012】定着ローラ2及び加圧ローラ3がそれぞれ
矢印A及び矢印Bで示す方向に回転し、複数の色のトナ
ーより成るトナー像を積層して担持した記録紙4を、定
着ローラ2と加圧ローラ3とで狭持しながら矢印Cで示
す方向に移動させることにより、積層したトナー像を記
録紙4上に混食させつつ熱定着させ、フルカラー像を記
録紙4上に形成する。このとき、ウェブ5は定着ローラ
2の回転に同期して一定量ずつ矢印Dで示す方向に巻き
取りローラ7より巻き取られており、定着ローラ2に一
定量ずつシリコーンオイルを塗布するとともに、記録紙
4より定着ローラ2に付着したトナー(図示せず)が付
着することにより、定着ローラ2の表面をクリーニング
する。
【0013】定着ローラ2は定着により温度を記録紙4
に吸収されるため、定着直後が最も温度が低下し、回転
を続ける間にハロゲンヒータにより加熱され、定着直前
に165℃になるように制御される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、記録を継続している時点では、サーミスタ
12は定着直後に設けられているため、定着時に記録紙
4に定着されなかったトナーが定着ローラ表面に残存し
ていた場合、トナーがサーミスタ12に付着し、徐々に
サーミスタ12表面に堆積していき、サーミスタ12の
感度が悪化し、定着温度の管理が困難になって、最終的
には印字品質が著しく悪化するという課題を有してい
た。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、定着ローラと、定着ローラへ圧接し定着
ローラと共に回転する加圧ローラと、定着ローラ表面に
接触し定着ローラ上に残存したトナーを掻き取る弾性体
のクリーニングブレードと、定着ローラの表面に接触し
定着ローラ表面の温度を測定する温度測定手段と、離型
剤を含み定着ローラに接触して表面に離型剤を塗布する
ウェブを備え、定着ローラの同一周上に定着ローラの回
転方向に沿ってクリーニングブレード、温度測定手段及
びウェブが順次配置されてなるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、定着ローラと、定着ローラへ圧接し定着ローラと共
に回転する加圧ローラと、定着ローラ表面に接触し定着
ローラ上に残存したトナーを掻き取る弾性体のクリーニ
ングブレードと、定着ローラの表面に接触し定着ローラ
表面の温度を測定する温度測定手段と、離型剤を含み定
着ローラに接触して定着ローラ表面に離型剤を塗布する
ウェブを備え、定着ローラの同一周上に定着ローラの回
転方向に沿ってクリーニングブレード、温度測定手段及
びウェブが順次配置されてなるものであり、定着ローラ
に残存したトナーをサーミスタに接触する前にクリーニ
ングブレードによって掻き取ることができる。
【0017】また請求項2に記載の発明は、請求項1記
載の定着装置であって、クリーニングブレードが、定着
ローラの軸方向に対して傾いて定着ローラに接触するよ
う配置されているものであり、定着ローラ表面に残存し
たトナーがクリーニングブレードによって掻き取られた
後、クリーニングブレードの傾きによりクリーニングブ
レードに沿って移動し、サーミスタの接触傾域を外れた
時点で定着ローラ表面に戻る。
【0018】また請求項3に記載の発明は、請求項1記
載の定着装置であって、クリーニングブレードと定着ロ
ーラの接触層が、温度測定手段の接触幅より大であるも
のであり、クリーニングブレードの端部より排出された
トナーが定着ローラの回転によってウェブへ運ばれ、ク
リーニングされる。
【0019】以下、本発明の一実施の形態における定着
装置について説明する。図1は、本発明の一実施の形態
の定着装置の略断面図である。図1において、従来の技
術の定着装置と同一の番号を付したものは、同一の構成
のものであるため、説明を省略する。図1において、2
0は図2に示すように、サーミスタ12と同一周上に設
けられ、サーミスタ12の接触幅より大きな幅を持ち、
定着ローラ2の表面に残存したトナーを掻き取る弾性体
のクリーニングブレードであり、クリーニングブレード
20は定着ローラ2の軸に対して3度傾いた状態で接触
するよう配置されている。
【0020】次に、本実施の形態の定着装置の動作につ
いて説明する。まず、印刷を行う場合、従来の技術と同
様、定着ローラ2及び加圧ローラ3がそれぞれ回転し、
複数の色のトナーより成るトナー像を積層して担持した
記録紙4を、定着ローラ2と加圧ローラ3とで狭持しな
がら移動させることにより、積層したトナー像を記録紙
4上に混食させつつ熱定着させ、フルカラー像を記録紙
4上に形成する。このとき、定着されずに定着ローラ2
上に残存したトナーはクリーニングブレード20で掻き
取られ、サーミスタ12に付着することがない。また、
クリーニングブレード20で掻き取られたトナーは、ク
リーニングブレード20の傾きにより、定着ローラ2の
回転に応じて、クリーニングブレード20の先端に沿っ
て移動し、サーミスタ12の接触部分を外れた位置で定
着ローラ2の表面に戻り、ウェブ5によりクリーニング
される。
【0021】本実施の形態によれば、クリーニングブレ
ード20を定着ローラ2の軸と傾けて配置していること
により、クリーニングブレード20の先端にトナーが溜
まることがなく、クリーニング性能の劣化を防止でき
る。
【0022】また、本実施の形態によれば、クリーニン
グブレード20を定着ローラ2の軸と傾けて配置してい
るが、この傾きがない場合でも、サーミスタ12の幅よ
りクリーニングブレード20の幅を広くしている為、ク
リーニングブレード20の先端よりあふれたトナーはク
リーニングブレード20の両端より再び定着ローラ2に
戻る為、サーミスタ12の接触領域へ導かれることがな
く、サーミスタ12を常に清浄に保つことができる。
【0023】また、本実施の形態によれば、クリーニン
グブレード20を1枚のみ配置しているが、これを複数
枚配置し、トナーが順次定着ローラ2の定着領域外へ運
ばれように構成することも可能である。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明は、定着ローラの同一周上に定着ローラの回転方向
に沿ってクリーニングブレード、温度測定手段及びウェ
ブが順次配置されてなるものであり、定着ローラに残存
したトナーをサーミスタに接触する前にクリーニングブ
レードによって掻き取ることができ、サーミスタの感度
が劣化することが防止できる。
【0025】また請求項2記載の本発明は、請求項1記
載の定着装置であって、クリーニングブレードが、定着
ローラの軸方向に対して傾いて定着ローラに接触するよ
う配置されているものであり、定着ローラ表面に残存し
たトナーがクリーニングブレードによって掻き取られた
後、クリーニングブレードの傾きによりクリーニングブ
レードに沿って移動し、サーミスタの接触領域を外れた
時点で定着ローラ表面に戻るため、クリーニングブレー
ドにトナーが溜まることがなく、クリーニングブレード
のクリーニング性能の劣化が防止できる。
【0026】また請求項3記載の本発明は、請求項1記
載の定着装置であって、クリーニングブレードと定着ロ
ーラの接触幅が、温度測定手段の接触幅より大であるも
のであり、クリーニングブレードの端部より排出された
トナーが定着ローラの回転によってウェブへ運ばれ、ク
リーニングされるため、クリーニングブレードより一旦
掻き取られたトナーが再びサーミスタの接触領域に導か
れることがなく、サーミスタを常に清浄に保つことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における定着装置の略断
面図
【図2】同要部上面図
【図3】従来の定着装置の略断面図
【符号の説明】
1 定着装置 2 定着ローラ 3 加圧ローラ 4 記録紙 5 ウェブ 6 ウェブロール 7 巻き取りローラ 8 押圧ローラ 12 サーミスタ 20 クリーニングブレード
フロントページの続き (72)発明者 志水 忠文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 野田 宏之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 寺山 純一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H033 AA09 AA18 BA02 BA32 BA43 BA50 BA51

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】定着ローラと、前記定着ローラへ圧接し前
    期定着ローラと共に回転する加圧ローラと、前記定着ロ
    ーラ表面に接触し前記定着ローラ上に残存したトナーを
    掻き取る弾性体のクリーニングブレードと、前記定着ロ
    ーラの表面に接触し前記定着ローラ表面の温度を測定す
    る温度測定手段と、離型剤を含み前記定着ローラに接触
    して前記定着ローラ表面に離型剤を塗布するウェブを備
    え、前記定着ローラの同一周上に前記定着ローラの回転
    方向に沿って前記クリーニングブレード、前記温度測定
    手段及び前期ウェブが順次配置されてなることを特徴と
    する定着装置。
  2. 【請求項2】クリーニングブレードが、定着ローラの軸
    方向に対して傾いて前記定着ローラに接触するよう配置
    されていることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 【請求項3】クリーニングブレードと定着ローラの接触
    幅が、温度測定手段の接触幅より大であることを特徴と
    する請求項1記載の定着装置。
JP10362644A 1998-12-21 1998-12-21 定着装置 Pending JP2000181270A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014123305A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Secom Co Ltd 撮影システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014123305A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Secom Co Ltd 撮影システム

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