JP2000181207A - トナ―カ―トリッジ及び現像装置 - Google Patents
トナ―カ―トリッジ及び現像装置Info
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Abstract
し操作性を向上させ、且つ、画像形成装置本体へトナー
を補給する際に、画像形成装置本体及び攪拌部材に高駆
動抵抗力が掛かることのない本体保護機能を有するトナ
ーカートリッジを提供することである。 【解決手段】 攪拌部材5の攪拌軸5cはばね11で左
方へ向って付勢されている。攪拌軸5cに固定した駆動
力受け部5aと不図示の現像装置の駆動部は冠歯車のよ
うなクラッチで連結されている。攪拌抵抗が大きいとば
ね11は圧縮されて攪拌翼5bは右行し、クラッチが互
の山を越えるとばね11の力で攪拌翼5bは左行し、攪
拌翼は軸方向に揺動し、凝固したトナーをほぐす。
Description
像を形成する電子写真画像形成装置に現像剤を補給する
ためのトナーカートリッジ及び現像装置に関する。
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。そして、画像形成装置の例としては、例えば
電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザービ
ームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置
及びワードプロセッサ等が含まれる。
ンタ等の電子写真画像形成装置(以下、画像形成装置と
いう)は、一様に帯電させた感光体ドラムに選択的な露
光をして潜像を形成し、その潜像を現像剤で現像して現
像像を形成し、該現像像を記録媒体に転写して画像記録
を行う。このような装置にあっては、現像剤がなくなる
都度補給しなければならないが、画像形成装置に現像剤
を補給するためのトナーカートリッジは、収納した現像
剤を画像形成装置本体の現像剤受入容器に一度に全量補
給する、所謂補給型カートリッジと、画像形成装置本体
にカートリッジ装着後、そのまま該カートリッジを据え
置き、現像剤を使い切るまで徐々に現像装置に現像剤を
補給する、所謂据え置きカートリッジに大別される。
ナー補給容器は、細長い箱あるいは円筒のような形状と
なっているのが普通である。そのため、トナーカートリ
ッジの保管の運搬や保管の際には、トナーカートリッジ
の長手方向を垂直にした、縦置き状態で運搬・保管され
ることも多い。その結果、トナー補給容器内のトナーが
長手方向の一方に偏り、特に運搬時には、その振動によ
ってトナーがつき固められたように凝集してしまうこと
がある。
前にトナーカートリッジをよく振ってから画像形成装置
に装着すべき旨の注意書きが添付されているのが普通で
あるが、注意書きの通りに守られないで凝集したまま使
用されることもある。このようにトナーが凝集した状態
のままトナーカートリッジを画像形成装置に装着して画
像形成装置を稼働させると、攪拌部材の負荷トルクが極
めて高くなり、攪拌部材やその関連部品の破損を招くこ
とがある。
205185号公報にあっては、攪拌部材の負荷トルク
を検出し、負荷トルクが高い場合は、負荷開放機構によ
って攪拌部材を回転させないようにする方法が開示され
ている。また、特開平1−298379号公報にあって
は、攪拌部材を柔らかい弾性体で作ることにより攪拌部
材の破損を防止する方法が開示されている。さらにま
た、特開平8−240973号公報にあっては、トナー
容器内壁に取り付けられた揺動板をトナー容器内壁との
間に介在するばねによって揺動し、トナーが凝集するの
を防止する方法が開示されている。
来例においては、次のような問題点があった。
構によって攪拌部材を回転させないようにする方法や攪
拌部材を柔らかい弾性体で作る方法は、部品の破損を防
止できても、トナーを攪拌し搬送する機能が失われたり
弱められたりするため、プリントアウトされた像に白抜
け等が発生する傾向がある。
動板をトナー容器内壁との間に介在するばねによって揺
動する方法は、振動の少ない場所で保管した場合、振動
板が振動しないか、或いは揺動板の揺動が抑えられてし
まうので、トナーが凝集してしまい、使用前のトナーカ
ートリッジを振る動作無しに画像形成装置に装着して稼
働すると、攪拌部材や画像形成装置に対し過負荷になる
傾向がある。
ートリッジ振り動作を無くし操作性を向上させたトナー
カートリッジを提供することである。
トナーを補給する際に、画像形成装置本体及び攪拌部材
に高駆動抵抗力が掛かることのない本体保護機能を有す
るトナーカートリッジ及び現像装置を提供することであ
る。
対応する番号を付して示せば以下のとおりである。
付けられ、現像装置から駆動力を受けるトナーカートリ
ッジにおいて、現像剤を収納するためのトナー補給容器
と、前記トナー補給容器の所定位置に設けられた開口
と、前記開口を開放可能に塞ぐシール部材と、前記トナ
ー補給容器内の現像剤を攪拌する攪拌部と現像装置の駆
動部材と係合し前記攪拌部に駆動力を伝達する駆動伝達
部を有する攪拌部材と、を有し、前記駆動伝達部が前記
駆動部材から駆動力を受けて前記攪拌部が軸方向に揺動
する手段を有することを特徴とするトナーカートリッジ
である。
付けられ、現像装置から駆動力を受けるトナーカートリ
ッジにおいて、現像剤を収納するためのトナー補給容器
と、前記トナー補給容器の所定位置に設けられた開口
と、前記開口を開閉可能なシャッター部材と、前記トナ
ー補給容器内の現像剤を攪拌する攪拌部と現像装置の駆
動部材と係合し前記攪拌部に駆動力を伝達する駆動伝達
部を有する攪拌部材と、を有し、前記駆動伝達部が前記
駆動部材から駆動力を受けて前記攪拌部が軸方向に揺動
する手段を有することを特徴とするトナーカートリッジ
である。
リッジを着脱可能で、トナーカートリッジを駆動する駆
動部材を有する現像装置において、 a.現像剤を収納するためのトナー補給容器と、前記ト
ナー補給容器の所定位置に設けられた開口と、前記開口
を開放可能に塞ぐシール部材と、前記トナー補給容器内
の現像剤を攪拌する攪拌部と現像装置の駆動部材と係合
し前記攪拌部に駆動力を伝達する駆動伝達部を有する攪
拌部材と、を有し、前記駆動伝達部が前記駆動部材から
駆動力を受けて前記攪拌部が軸方向に揺動する手段を有
するトナーカートリッジを取り外し可能に装着する装着
手段と、 b.前記トナーカートリッジの駆動伝達部と連結される
駆動部材と、 c.現像部材と、を有することを特徴とする現像装置で
ある。
リッジを着脱可能で、トナーカートリッジを駆動する駆
動部材を有する現像装置において、 a.現像剤を収納するためのトナー補給容器と、前記ト
ナー補給容器の所定位置に設けられた開口と、前記開口
を開放可能なシャッター部材と、前記トナー補給容器内
の現像剤を攪拌する攪拌部と現像装置の駆動部材と係合
し前記攪拌部に駆動力を伝達する駆動伝達部を有する攪
拌部材と、を有し、前記駆動伝達部が前記駆動部材から
駆動力を受けて前記攪拌部が軸方向に揺動する手段を有
するトナーカートリッジを取り外し可能に装着する装着
手段と、 b.前記トナーカートリッジの駆動伝達部と連結される
駆動部材と、 c.現像部材と、を有することを特徴とする現像装置で
ある。
り、また縦置き状態で長期放置されたときによくみられ
る、初期駆動抵抗力が大きくなるようなトナーが凝集し
た状態においても、駆動抵抗が高い状況で前記攪拌部が
揺動し、凝集状態のトナーを解砕する。次いでトナーが
解砕され駆動抵抗力が低下、安定したところで回転動作
等の通常の攪拌動作が行えるため、トナー補給前のトナ
ーカートリッジを振る動作を行うことなくトナー補給を
行える。また、トナー補給初期に発生する高い駆動抵抗
力が現像装置本体に掛からないため、現像装置本体の保
護機能としても有効である。
トリッジを図面に即して更に詳しく説明する。
態について説明する。
置9は感光ドラム10にトナーを付与する現像ローラ9
c、現像室9aのトナーを攪拌する攪拌部材9bを備え
ている。
する。このトナーカートリッジCは、図1及び図2に示
すように、カートリッジ装着手段となる現像装置9のカ
ートリッジ装着部9dに装着し、そのまま据え置いてト
ナーを使い切るまで徐々に現像室9aへトナーを補給す
る、所謂据え置きがた(ビルトイン)のカートリッジで
ある。
の部品分解図に示すように、トナー補給容器1、フラン
ジ2,3、攪拌部材5、付勢部材11、キャップ部材
4、把手6及びトナー補給容器1のトナー排出口1aを
シールするシール部材7からなる。
円筒状部材にて構成されたものであり、その円周上の母
線方向に長いトナー排出口1aが、また前記トナー排出
口1aにトナーを開放可能に塞ぐシール部材7が設けら
れている。本実施の形態では、前記トナー補給容器1と
して円筒状部材を用い、前記トナー排出口1aに開放可
能に塞ぐシール部材7を用いたが、前記トナー排出口1
aのシールに関しては、例えば、図6、図7に示すよう
に前記トナー排出口1aの周囲の周方向に設けた断面鍵
形のシャッター部材係合部1cに係合するシャッター部
材8が開閉可能になるようにした方式でもかまわない。
シャッタ部材8はトナー排出口1aを閉めている際は、
ゴムのような弾性部材8aを介してトナー排出開口1a
の周囲の座部1bと密接し、トナー補給容器1は密閉さ
れている。
したが、円筒状に限られるものではなく、例えば図8、
図9に示したほぼ半円と台形を併せた中空形状でもかま
わない。図8はトナーシールでトナー排出口1aを封止
するもの、図9はシャッター8(不図示でトナー排出口
1aを閉塞するものである)、さらにまた前記トナー補
給容器1の構成、及び部品点数についても特に制限は有
さない。
び図4に示したようにフランジ2,3は、前述した筒状
のトナー補給容器1の両端に嵌合して接着固定されトナ
ー補給容器1を封止するものである。
のカートリッジ装着部9dへ装着されると、フランジ
2,3を固定されたトナー補給容器1は不図示の装着手
段で装着部9dへ不動とされる。
の軸部5a1を回転自在に支持する軸孔2aを有する。
3bが有り、その開口3b内部には付勢部材11の付勢
力を受ける受け部3dを有する十字状のリブ3aが形成
してあり、その中心には攪拌部材5を軸支するための軸
孔3cが形成してある。なお、本実施の形態では、トナ
ー補給容器1の内部に設けるため付勢部材11として設
けた圧縮コイルばねのばね力を受ける受け部3dをフラ
ンジ3に設けたが、図5の部品分解図に示したように、
フランジ2の前記トナー補給容器1と嵌合して接着する
側の反対側に前記付勢部材11の受け部2bを設け、前
記トナー補給容器1の外部に前記付勢部材11を配備す
るようにしてもかまわない(図11参照)。さらにま
た、少なくとも一方のフランジ部材を前記トナー補給容
器と一体に形成してもよく、構成、及び部品点数につい
ても特に制限は有さない。
に示すように、駆動伝達部5aと、攪拌軸5cと、これ
に取り付けられる攪拌翼5bとからなる攪拌部と、を有
する。
状部材であり、軸方向一方端には前記フランジ3の軸孔
3cに嵌入する円筒形の嵌入部5d及び付勢部材11の
受け部5f(図3のみ)が形成して有り、他方には駆動
伝達部5aの中空の軸部5a1と嵌合する嵌合部5eが
形成してある。なお、本実施の形態では、付勢部材11
をトナー補給容器1の内部に設けるため、攪拌軸5cに
攪拌軸5cを拡径したフランジ状として、前記付勢部材
11の受け部5fを設けたが、図5の部品分解図に示し
たように、駆動伝達部5aに前記付勢部材11を受ける
ための受け部5gを設け、前記トナー補給容器1の外部
に前記付勢部材11を配備するようにしてもかまわな
い。また、攪拌部材5は一体化して形成してもよく、構
成、及び部品点数についても特に制限は有さない。駆動
伝達部5aは画像形成装置から駆動力が伝達された際、
高駆動抵抗力が発生時に軸方向力を発生するものであれ
ばよく、その例は後述される。
拌翼5bは、例えば、図15及び図16に示したように
攪拌軸5cから少なくとも2方向へ張り出した翼部を有
しているものである。なお、本実施の形態では2方向へ
張り出した可撓性の主翼部5b1と補助翼部5b2を有
するものを使用した。また、前記攪拌軸5cと攪拌翼5
bは一体化して形成しても良く、さらにまたトナーの攪
拌効率及び排出性が十分得られるものであれば構成及び
部品点数についても特に制限は有さない。
給容器1にトナーを充填した後、フランジ3に設けた充
填口とした開口3bを閉塞するものであり、例えば図3
及び図5に示したように底部を有する円筒状に形成した
部材からなる。本実施の形態においては、図3及び図5
に示したようにフランジ3のリブ3aが嵌合する十字溝
4aを有する底部を備えた円筒状に形成した部材を用い
た。
bをこのキャップ4を充填口とした開口3bに圧入する
ことにより、充填口とした開口3bを密閉し、トナー漏
れを防止する。なお、充填口とした開口3bを密閉し、
トナー漏れを防止できるものであれば形状、構成及び部
品点数についても特に制約は有さない。
器1内にトナーを充填した後、充填口とした開口3bを
密閉したキャップ部材4を覆うと共に、フランジ3に嵌
入接着固定され、トナーカートリッジCを現像装置9に
着脱するときの把手となるものである。本実施の形態に
おいては、図3及び図5に示した形状のものを用いた。
また、トナーカートリッジCを現像装置9への着脱が適
宜行なえるものであれば、特に構成及び部品点数につい
ても制限を有さない。
給容器1の内部に設ける場合、前記付勢部材11は、図
3に示すように前記攪拌部材5の付勢部材の受け部5f
と前記フランジ3の付勢部材の受け部3d間に設けられ
る。なお本実施の形態においては、図3に示した攪拌部
材5の前記付勢部材11の受け部5fとフランジ3の付
勢部材11の受け部3dの間に設ける方式を用い、付勢
部材11として圧縮コイルばねを用いたが、図10に示
すように、フランジ3に設けた丸穴3eに攪拌軸5cの
一端を軸方向移動自在に嵌入し、図10(a)に示した
ように丸穴3eの縁に接し且つ攪拌軸5cに挿入した付
勢部材11の受け部材5iと受け部5fとの間に付勢部
材11を設けた方式、及び図10(b),(c)のよう
にフランジ3に設けた丸穴3eに付勢部材11を収納す
る方式でも構わず、攪拌部材5の揺動動作が適宜行なえ
るものであれば構成及び部品点数についても特に制約を
有さない。
1の外部に設ける場合、前記付勢部材11は、図5に示
すように駆動伝達部5aの付勢部材の受け部5gと前記
フランジ2の付勢部材の受け部2bの間において軸部5
a1に挿入して設けられる。また、前記付勢部材11の
設置の際に、図11に示したように駆動伝達部5aの軸
部5a1に付勢部材の受け部材5hを挿入して配置して
もかまわず、図11(a)はフランジ2、図11(b)
は駆動伝達部5a,図11(c)はフランジ2及び駆動
伝達部5aに夫々接する受け部材5hを設けてある。付
勢部材11の配置は攪拌部材5の揺動動作が適便行なえ
るものであれば構成及び部品点数についても特に制約を
有さない。
ゴム等の弾性部材があげられるが、一定の力を加えた時
に、所定の弾性力が得るものであれば付勢部材として適
宜使用することが出来る。
5a1が、前記攪拌部材5の攪拌部の攪拌軸5cと嵌合
し固定される。さらに、駆動伝達部5aは、現像装置本
体の図17に示す駆動部12と係合し、現像装置本体か
らの駆動力をトナー補給容器1内の前記攪拌部材5に伝
達し、前記攪拌部材5の揺動動作及び攪拌動作を行うも
のである。なお、図14、図17以外の図では駆動部1
2と係合する部分は図略して示してある。
した縦置き状態での運搬や長期保管により、トナーがき
つく凝集した状態で、現像装置本体の駆動部材12(図
17参照)から駆動力が攪拌伝達部5aを介して攪拌部
材5の攪拌部に伝達されると前記付勢部材11の弾性力
よりも大きな軸方向の力である駆動抵抗力が前記駆動伝
達部5aに働く(図15、図16及び図17の矢印A方
向)。この時、前記現像装置本体の駆動部12と前記駆
動伝達部5aと係合するギア歯12a−1,5a−1
が、歯12a−1,5a−1の周方向で切った断面が相
手の歯に向って互いに台形で接触面が斜め形状である場
合、前記現像装置本体の駆動部12より駆動力が伝達さ
れると軸方向(図15、図16及び図17の矢印A方
向)に駆動抵抗力が働く。この軸方向に働く前記駆動抵
抗力が付勢部材11の弾性力及び攪拌翼5bを軸方向に
移動するためのトナーとの間の抵抗を加えた力よりも大
きい場合は、図17(b)に示したように前記駆動伝達
部5aが付勢部材11の付勢力に抗して矢印A方向に押
され、次いで図17(c)に示すように前記現像装置本
体の駆動部のギア歯12a−1が前記駆動伝達部のギア
歯5a−1を乗り越え、前記駆動抵抗力を緩和すると同
時に、矢印A方向に撓んでいた前記付勢部材11のばね
力で駆動力伝達部5aは図17(d)に示すように矢印
A′方向に復元する。また、この一連の動作は、前記駆
動抵抗力が前記付勢部材11の弾性力を下回るまで繰り
返される。なお、攪拌翼5bを軸方向へトナー中を移動
するために要する動力はトナーを攪拌するための動力よ
りもはるかに小さい。
A、A′方向)の伸縮動作により攪拌部材5に回転力を
加え乍ら揺動し、凝集したトナーを解砕し、且つトナー
補給容器1内の攪拌部材5及び現像装置本体の駆動部材
12の破損を防止するものである。
は、図14に示すようにギア歯5a−1を有する冠歯車
を用いた。また、現像装置本体の駆動部12についても
駆動伝達部の5a−1のようなギア歯12a−1を有し
た冠歯車を用い、前記駆動伝達部5aと係合するように
した。
aのギア歯5a−1を冠歯車のギア歯形状にすることに
よって、効率よく揺動を行うことができる。
記駆動伝達部5aにリング状リブ5a−3を設け、さら
に前記フランジ2にリング状鍔部2cを内周に有する丸
穴2dを設け、リブ5a−3を丸穴2dに移動自在に嵌
合し、前記駆動伝達部5aを前記フランジ2に組み込み
一体化してもかまわない。この場合、付勢部材11を縮
設しておくと一定以上のトルクが駆動力受け部5aに加
わると攪拌部材5の軸方向移動が生じ更にトルクが上昇
して揺動動作が行われる。
hとの間に例えばゴムのような緩衝部材15を挿入する
ことにより、付勢部材11が急激に縮められる際に生ず
る受け部材5hに生ずる応力を緩和している。
記駆動伝達部5aの形状は、前記攪拌部材5の揺動動作
及び攪拌動作が効率よく実施できるものならば構成、及
び部品点数に制約は有さない。
ナーを380g充填し、前記トナーカートリッジの駆動
伝達部5aを下向きになるように縦置き状態にして、自
社製作のタッピング装置を用い、タッピング振幅1c
m、タッピング周期1.5回/secにて1000回タ
ッピングを実施した。次いで、タッピングを終了した前
記トナーカートリッジを振動を与えないようにトルク測
定機の組み込まれた現像装置に装着し、回転速度10r
pmにて稼働して前記トナーカートリッジのトルク測定
及び駆動状態の観察を行なった。前記トナーカートリッ
ジは、駆動初期からトルクが78.5N・cmまで軸心
方向(図15、図16の矢印A、A′方向)に揺動し、
それ以降は通常の攪拌(回転運動)動作を行なった。な
お、トナー排出後、前記トナーカートリッジを分解し、
攪拌部を調べたが攪拌部材及び駆動伝達部に破損等は認
められなかった。さらにまた、前記トナーカートリッジ
と同構成にて画出しテストを行ったが、画質は良好であ
り、問題は発生しなかった。
は、フランジ3及び攪拌部材5に付勢部材の受け部3d
と5fとを設け、付勢部材11をフランジ3と攪拌軸5
cとの間に配してトナー補給容器1の内部に付勢部材1
1を設けた構成であるが、実施の形態2においては、一
部は実施の形態1において説明したが、図5に示したよ
うに駆動伝達部5a及びフランジ2に付勢部材の受け部
5gと2bを設け、付勢部材11をフランジ2と駆動伝
達部5aとの間に配してトナー補給容器1の外部に付勢
部材11を設けた構成にした。他の構成等は、実施の形
態1と同等とした。なお、その他は実施の形態1の説明
を援用する。
同様にタッピングを実施し、また同様にトルク測定と駆
動状態の観察及び画出しテストを行った。
トルクが83.4N・cmまで軸心方向(図16の矢印
A、A′方向)に揺動し、それ以降は通常の攪拌(回転
運動)動作を行なった。また、トナー排出後、前記トナ
ーカートリッジを分解し、攪拌部を調べたが攪拌部材及
び駆動伝達部に破損等は認められず、さらにまた画出し
テストの結果も実施の形態1と同様良好な結果が得られ
た。
達部を軸方向に移動しないようにしてある。そこでトナ
ーカートリッジが現像手段から駆動力を受けて攪拌部を
軸方向に揺動する手段をトナーカートリッジ内に有する
ものである。図18に実施の形態3を示す。
れた中空円筒状のフランジ13に回転自在に且つ軸方向
移動しないように取り付けられている。この駆動伝達部
5aの外部側には不図示の現像装置の駆動部材と係脱す
る軸継手が設けられている。フランジ13の内部側には
フランジ2に軸方向移動自在で且つ回転自在に支持され
たクラッチ部材14が設けられている。クラッチ部材1
4は攪拌軸5cの端部に固定されている。
14との間には互に噛み合う冠歯車の歯5a−2,14
aが設けられている。この冠歯車の歯5a−2,14a
は回転力により適度の推力が生ずる圧力角を持ってい
る。
の実施の形態によれば駆動伝達部に軸方向の外力が加わ
らないので現像装置のトナーカートリッジ装着部の構成
が簡単となる。
50を前述した実施の形態1と同一のトナー補給容器1
(符号55)に組み込んで同様にタッピング及びトルク
測定を行った。この攪拌部50は、回転軸51の一方向
に弾性体からなる保持部材52を介してトナー送り羽根
53を設け、このトナー送り羽根53の回転半径方向に
延びたスリット54を設けたものであり、トナー送り羽
根53の回転半径はトナー補給容器1の内周半径と同一
にしたものである。
6N・cmから205N・cmとなり、略同時に異音が
発生し急激にトルクが低減した。前記トナーカートリッ
ジを分解し、攪拌部を調べてみると攪拌部材及び駆動伝
達部に破損等がみられた。
損がみられる為、画出しテストは行わなかった。
駆動部材と係脱するトナーカートリッジの駆動伝達部を
一対の冠歯車としたが、一対の爪クラッチとしてもよ
い。又揺動回数を少なくするには端面カム(一枚歯のク
ラッチ)としてもよい。
とすることにより、トナー補給前のトナーカートリッジ
振り操作を省略でき、操作性を向上できる。 (2)トナー凝集による高駆動抵抗力発生時においても
攪拌部材やその関連部品の破損を防止できる。
するための攪拌軸を含む断面図である。
するための攪拌軸を含む断面図である。
めの攪拌軸を含む断面図である。
めの攪拌軸を含む断面図である。
正面図、(b)は側面図である。
断面図である。
断面図である。
部とトナーカートリッジの駆動伝達部との係合方法の説
明用側面図である。
図である。
1c…シャッター部材係合部 2…フランジ 2a…軸孔 2b…受け部 2c…リン
グ状鍔部 2d…丸穴 3…フランジ 3a…リブ 3b…充填口とした開口
3c…軸孔 3d…受け部 3e…丸穴 4…キャップ部材 4a…十字溝 4b…凸部 5…攪拌部材 5a…駆動伝達部 5a1…軸部 5a
−1…ギア歯 5a−2…冠歯車の歯 5a−3…リン
グ状リブ 5b…攪拌翼 5b1…主翼部 5b2…補
助翼部 5c…攪拌軸 5d…嵌入部 5e…嵌合部
5f…受け部 5g…受け部 5h…受け部材 5i…受け部材 6…把手 7…シール部材 8…シャッター部材 8a…弾性部材 9…現像装置 9a…現像室 9b…攪拌部材 9c…
現像ローラ 9d…カートリッジ装着部 10…感光ドラム 11…付勢部材 12…駆動部材 12a−1…ギア歯 13…フランジ 14…クラッチ部材 14a…冠歯車の歯 15…緩衝部材 50…攪拌部 51…回転軸 52…保持部材 53…トナー送り羽根 54…スリット
Claims (11)
- 【請求項1】 現像装置に取り付けられ、現像装置から
駆動力を受けるトナーカートリッジにおいて、現像剤を
収納するためのトナー補給容器と、前記トナー補給容器
の所定位置に設けられた開口と、前記開口を開放可能に
塞ぐシール部材と、前記トナー補給容器内の現像剤を攪
拌する攪拌部と現像装置の駆動部材と係合し前記攪拌部
に駆動力を伝達する駆動伝達部を有する攪拌部材と、を
有し、前記駆動伝達部が前記駆動部材から駆動力を受け
て前記攪拌部が軸方向に揺動する手段を有することを特
徴とするトナーカートリッジ。 - 【請求項2】 現像装置に取り付けられ、現像装置から
駆動力を受けるトナーカートリッジにおいて、現像剤を
収納するためのトナー補給容器と、前記トナー補給容器
の所定位置に設けられた開口と、前記開口を開閉可能な
シャッター部材と、前記トナー補給容器内の現像剤を攪
拌する攪拌部と現像装置の駆動部材と係合し前記攪拌部
に駆動力を伝達する駆動伝達部を有する攪拌部材と、を
有し、前記駆動伝達部が前記駆動部材から駆動力を受け
て前記攪拌部が軸方向に揺動する手段を有することを特
徴とするトナーカートリッジ。 - 【請求項3】 前記攪拌部材は、駆動伝達部に画像形成
装置から駆動力が伝達された際、高駆動抵抗力が発生時
に回転動作を軸方向への揺動動作に切り替える手段を有
する事を特徴とする請求項1又は2に記載のトナーカー
トリッジ。 - 【請求項4】 前記駆動伝達部は、画像形成装置から駆
動力が伝達された際、高駆動抵抗力が発生時に現像装置
の駆動部材と係脱され回転動作を軸方向への揺動動作に
切り替える事を特徴とする請求項1又は請求項2に記載
のトナーカートリッジ。 - 【請求項5】 前記攪拌部の揺動は、攪拌部を軸方向に
移動自在に支持し、駆動力により攪拌部を軸方向に移動
する手段を設け、前記軸方向に移動する手段に対抗する
付勢部材を設けて行うことを特徴とした請求項1から4
の何れか1つに記載のトナーカートリッジ。 - 【請求項6】 前記攪拌部の揺動は、前記駆動伝達部が
現像装置の駆動部材から離脱する力に対向する付勢部材
を設けて行うことを特徴とした請求項1から4の何れか
1つに記載のトナーカートリッジ。 - 【請求項7】 前記攪拌部の揺動は、前記トナー補給容
器の内部に付勢部材を設けて行うことを特徴とした請求
項5又は6に記載のトナーカートリッジ。 - 【請求項8】 前記攪拌部の揺動は、前記トナー補給容
器の外部に付勢部材を設けて行うことを特徴とした請求
項5又は6に記載のトナーカートリッジ。 - 【請求項9】 前記駆動部材と、この駆動部材と係脱す
る駆動伝達部は冠歯車対となっていることを特徴とする
請求項1から7の何れか1つに記載のトナーカートリッ
ジ。 - 【請求項10】 トナーカートリッジを着脱可能で、ト
ナーカートリッジを駆動する駆動部材を有する現像装置
において、 a.現像剤を収納するためのトナー補給容器と、前記ト
ナー補給容器の所定位置に設けられた開口と、前記開口
を開放可能に塞ぐシール部材と、前記トナー補給容器内
の現像剤を攪拌する攪拌部と現像装置の駆動部材と係合
し前記攪拌部に駆動力を伝達する駆動伝達部を有する攪
拌部材と、を有し、前記駆動伝達部が前記駆動部材から
駆動力を受けて前記攪拌部が軸方向に揺動する手段を有
するトナーカートリッジを取り外し可能に装着する装着
手段と、 b.前記トナーカートリッジの駆動伝達部と連結される
駆動部材と、 c.現像部材と、を有することを特徴とする現像装置。 - 【請求項11】 トナーカートリッジを着脱可能で、ト
ナーカートリッジを駆動する駆動部材を有する現像装置
において、 a.現像剤を収納するためのトナー補給容器と、前記ト
ナー補給容器の所定位置に設けられた開口と、前記開口
を開放可能なシャッター部材と、前記トナー補給容器内
の現像剤を攪拌する攪拌部と現像装置の駆動部材と係合
し前記攪拌部に駆動力を伝達する駆動伝達部を有する攪
拌部材と、を有し、前記駆動伝達部が前記駆動部材から
駆動力を受けて前記攪拌部が軸方向に揺動する手段を有
するトナーカートリッジを取り外し可能に装着する装着
手段と、 b.前記トナーカートリッジの駆動伝達部と連結される
駆動部材と、 c.現像部材と、を有することを特徴とする現像装置。
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