JP2000179799A - 配管接続切換装置 - Google Patents

配管接続切換装置

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JP2000179799A JP10354250A JP35425098A JP2000179799A JP 2000179799 A JP2000179799 A JP 2000179799A JP 10354250 A JP10354250 A JP 10354250A JP 35425098 A JP35425098 A JP 35425098A JP 2000179799 A JP2000179799 A JP 2000179799A
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Hisashi Kawada
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久夫 渡辺
Haruki Fukui
晴樹 福井
Masaaki Nakai
雅章 中井
Hiroshi Iwamoto
岩本  浩
Masanori Okada
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置内の配管の屈曲箇所を少なくし、配管内
に流体が残りにくく、装置高さも低くできる配管接続切
換装置を提供する。 【解決手段】 流体の供給源側が接続自在であり、ほぼ
水平な第1平面21内に軸芯が並設されるように固定的
に列設された複数の第1継手2と、流体の供給先側が接
続自在であり、第1平面21内の下方に位置するほぼ水
平な第2平面22内に軸芯が並設され且つ軸方向移動可
能に列設された複数の第2継手3と、第1継手2と同軸
で列設され、第1継手2に着脱される第1接続部26を
一端に有し、第2継手3に着脱される第2接続部29を
有する複数の渡し配管4と、渡し配管4の第1継手2へ
の接続関係を変更するため、渡し配管4の接続位置を交
換するための交換手段5と、第2継手2と第1継手3と
の接続関係を変更するため、第2継手3を軸方向に移動
させる第1移動手段6と、を備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、食品や薬品等の
移送システムの中において、複数の配管を含む第1の配
管群及び第2配管群の間の接続形態を自動的に切り換え
るための配管接続切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】食品や薬品等の分野では、複数の原料を
混合或いは調合することによって、別の材料、中間製品
或いは最終製品を生産することが多い。この混合或いは
調合の変更に対応するために用いられるのが、複数の配
管を含む第1の配管群及び第2配管群の間の接続形態を
自動的に切り換える配管接続切換装置である。この配管
接続切換装置の第1配管群の各配管は、各原料の供給源
側の原料槽等に接続され、第2配管群の各配管は、供給
先側の調合槽或いは混合槽に接続される。
【0003】このような配管接続切換装置として、特開
平10−9500号公報に開示のものが知られている。
これは、第1配管群の第1配管接続部を固定側とし、第
2配管群の第2配管接続部を移動側とし、固定側の第1
配管接続部の軸芯を上向きにして同じ高さになるように
一直線に並べて配置し、移動側の第2配管接続部を上向
きにして同じ高さになるように前記一直線と平行に並べ
て配置するとともに、前記平行な方向に移動させる移動
手段を備え、移動側の第2配管接続部を、接続すべき固
定側の第1配管接続部に対して、前記一直線に直交する
ように位置させたとき、前記第1配管接続部と前記第2
配管接続部との間を連絡する渡し配管を備え、この渡し
配管を移動側の前記第2配管接続部の移動方向に移動さ
せる配管移動手段とを備える構成である。第1配管接続
部と第2配管接続部の一方だけが移動側となるため、移
動のための機器構成が簡単になる。
【0004】この配管接続切換装置において、固定側の
第1配管接続部と移動側の第2配管接続部を切り換える
場合、前記配管移動手段を用いて切換対象の渡し配管を
外し、移動手段を用いて移動側の第2配管接続部を所定
の第1配管接続部に対応する位置に移動させ、前記配管
移動手段を用いて前記渡し配管を移動させることによ
り、所望の切換が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の配管接
続切換装置では、移動側の第2配管接続部及び固定側の
第1配管接続部の接続具は、全ての軸線を垂直方向に向
けて配置されており、これらの配管接続部をU字型の渡
し配管で接続する構成になっている。
【0006】このような構成の配管接続切換装置では、
流体が切換装置の内部を流れる際に、一旦上方に流れた
後、下方に流れていくことになるので、配管の立ち上が
り部分や立ち下がり部分が長く、屈曲箇所も多いため、
切換時に内部流体が残留する可能性が高い。そのため、
内部に残留した流体が腐敗したり、切換時の洗浄に時間
が掛かったりするという問題点があった。また、配管の
立ち上がり部分や立ち下がり部分が長い分だけ、装置の
高さが高くなるという問題点があった。
【0007】本発明は上記問題を鑑みてなされたもので
あり、装置内の配管の屈曲箇所を少なくし、配管内に流
体が残りにくく、装置高さも低くできる配管接続切換装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決する手段】上記課題を解決するための本発
明のうち請求項1記載の発明は、流体の供給源側が接続
自在であり、ほぼ水平な第1平面内に軸芯が並設される
ように固定的に列設された複数の第1継手と、流体の供
給先側が接続自在であり、前記第1平面内の下方に位置
するほぼ水平な第2平面内に軸芯が並設され且つ軸方向
移動可能に列設された複数の第2継手と、前記第1継手
と同軸で列設され、前記第1継手に着脱される第1接続
部を一端に有し、前記第2継手に着脱される第2接続部
を有する複数の渡し配管と、前記渡し配管の前記第1継
手への接続関係を変更するため、前記渡し配管の接続位
置を交換するための交換手段と、前記第2継手と前記第
1継手との接続関係を変更するため、前記第2継手を軸
方向に移動させる第1移動手段と、を備えてなる配管接
続切換装置である。
【0009】固定的に列設された複数の第1継手に対し
て、軸方向移動可能に列設された複数の第2継手を個別
に移動させると、第1継手に対する第2継手の接続関係
が変更される。変更された接続関係に対応させるため、
渡し配管を交換手段で交換すると、切換が完了する。こ
の第1継手と第2継手は、ほぼ水平な第1平面とこの第
1平面の下方のほぼ水平な第2平面とに配設されている
ため、流体は第1平面から第2平面へと立ち上がり部分
がなく、上から下へと流れる。
【0010】請求項2記載の発明は、流体の供給源側が
接続自在であり、ほぼ水平な第1平面内に軸芯が並設さ
れるように固定的に列設された複数の第1継手と、流体
の供給先側が接続自在であり、前記第1平面内の下方に
位置するほぼ水平な第2平面内に軸芯が並設され且つ軸
方向移動可能に列設された複数の第2継手と、前記第1
継手と同軸で列設され、前記第1継手に着脱される第1
接続部を一端に有し、前記第2継手に着脱される第2接
続部を有する複数の渡し配管と、前記渡し配管の前記第
1継手への接続関係を変更するため、前記渡し配管の接
続位置を交換するための交換手段と、前記第2継手と前
記第1継手との接続関係を変更すること、前記第2接続
部へ着脱させること用に、前記第2継手を軸方向に移動
させる第1移動手段と、前記渡し配管を軸方向に移動さ
せ、前記第1接続具に着脱させる第2移動手段と、を備
えてなる配管接続切換装置である。
【0011】第1継手及び第2継手が、軸方向移動で着
脱する形式を採用している。そのため、第1移動手段に
より元々軸方向移動可能な第2継手に対しては、第1移
動手段が接続関係の変更と継手の着脱を兼用し、固定的
な第1継手に対しては、着脱のための別途の第2移動手
段が設けられ、これら第1移動手段と第2移動手段の作
動が請求項1の作動に対して付加される。
【0012】請求項3記載の発明は、前記渡し配管は、
前記第1継手と同軸方向の主配管部と、前記主配管部の
一端の前記第1接続部と、前記主配管部から下方に向か
う下がり部と、前記下がり部から前記第2継手と同軸方
向に向いた前記第2接続部とからなる請求項1又は2記
載の配管接続切換装置である。
【0013】渡し配管についても、第1継手即ちほぼ水
平な第1平面にある主配管部から、下方への下がり部を
経て、第2継手即ちほぼ水平な第2平面にある第2接続
部へと、流体が上から下へと流れる。
【0014】請求項4記載の発明は、前記第2継手は、
可撓性ホースを介して被供給側が接続され、前記可撓性
ホースはほぼ水平な面内で湾曲可能に配設されている請
求項1又は2記載の配管接続切換装置である。
【0015】流体は、ほぼ水平な面内で湾曲可能に配設
可撓性ホース内を高低差なく、流れる。
【0016】請求項5記載の発明は、前記第1移動手段
は、複数の前記第2継手に対して共通に設けられ、前記
第2継手の各々に選択的に係合する係合部を有する請求
項1又は2記載の配管接続切換装置である。
【0017】複数の第2継手のうちから選択されたもの
に対して係合部を係合させ、選択された第2継手を共通
の第1移動手段で移動させる。
【0018】請求項6記載の発明は、前記第2移動手段
は、前記交換手段に設けられている請求項2記載の配管
接続切換装置である。
【0019】交換手段は、渡し配管をチャックして把持
する機能を有するため、チャックされた渡し配管を軸方
向に移動させる機能を付加すると、継手の軸方向移動に
よる着脱が行える。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の配管接続切換装
置1の上面図であり、図2は、図1のA方向から見た配
管接続切換装置1の側面図である。
【0021】配管接続切換装置1は、支持枠組11を備
える。支持枠組11は、4本の縦支柱12と、縦支柱1
2の間に掛け渡された第1横支柱13・第2横支柱14
・第3横支柱15・第4横支柱16と、を備えてなる。
【0022】第1横支柱13は、縦支柱12の下から1
番目に位置し(図2参照)、図1のY方向に延在するよ
うに一対が設けられている。この第1横支柱13には、
第1移動手段6が搭載される。
【0023】第2横支柱14は、縦支柱12の下から2
番目に位置し(図2参照)、図1のX方向に延在するよ
うに一対が設けられている。この第2横支柱14には、
第2継手3のレール19が架設される。
【0024】第3横支柱15は、縦支柱12の下から3
番目に位置し(図2参照)、図1のY方向に延在するよ
うに一対が設けられている。この第3横支柱15の各々
に、第1継手2用の支持台17と、渡し配管4用の支持
台18が取り付けられる。
【0025】第4横支柱16は、縦支柱12の下から4
番目に位置し(図2参照)、図1のY方向に延在するよ
うに一対が設けられている。この第4横支柱16には、
交換手段5が搭載される。
【0026】第1継手2は、支持台17の上に、Y方向
から見て一直線になるようにボルト等で固定的に列設さ
れている。図示例では、7個の第1継手2が列設され、
渡し配管4の仮置用のスペースを隔てて、更に予備の第
1継手を列設できるスペースが確保されている。第1継
手2の各々の軸芯は、図示のX−Y平面のX方向に指向
しており、Y方向に所定間隔p1を隔てて並べられてい
る。そして、この第1継手2の軸芯は、全体として、図
示のX−Y平面で高さH1(図2参照)のレベルにある
ほぼ水平な第1平面21に並設されている。ここで、ほ
ぼ水平とは、流体の抜き勾配程度の傾斜が許容されると
いうことである。
【0027】第2継手3は、第2横支柱14の上に架設
されY方向に延在するレール19の上に、その軸方向に
向かって移動可能に設けられている。図示例では、7組
のレール19が、X方向に所定間隔p2を隔てて並設さ
れ、このレール19の上を7個の第2継手3が移動可能
に設けられている。これらに加えて予備のレール19
が、7組のレール19の横に並設され、予備の第2継手
3が移動可能に設けられている。第2継手3の各々の軸
芯は、図示のX−Y平面のY方向に指向しており、Y方
向に所定間隔p2を隔てて並べられている。そして、こ
の第2継手3の軸芯は、全体として、図示のX−Y平面
で高さH2(図2参照)のレベルにあって、第1平面2
1から高さh1だけ下がったほぼ水平な第2平面22に
並設されている。ここで、ほぼ水平とは、流体の抜き勾
配程度の傾斜が許容されるということである。
【0028】渡し配管4は、第1継手2と同軸方向の主
配管部25と、主配管部25の一端の第1接続部26
と、主配管部25から下方に向かう下がり部27(図2
参照)と、下がり部27から第2継手3と同軸方向に向
いた短管部28及び第2接続部29と、主配管部25か
らの延長管部30と、からなる。主配管部25の長さ
は、第1継手2から第2継手3に至る距離に応じた7種
類がある。延長管部30は、流体が流れ込まないように
蓋された盲配管であって、端が支持台18に載る長さを
有している。この渡し配管4は、第1継手2からの流体
を、第1接続部26、主配管部25、下がり部27、短
管部28を経て第2継手3に至らせる渡し機能を有す
る。なお、下がり部27は垂直下方に向かうもの以外
に、斜め下方に向かうものであってもよい。
【0029】図2において、渡し配管4に対する交換手
段5は、クレーン台31と、昇降台32と、一対のチャ
ック手段33とを有する。クレーン台31は、第4横支
柱16に取り付けられたレール34に沿って走行自在で
あり、第4横支柱16に取り付けられたラック35にか
み合うピニオン36を駆動するモータ37によって、図
1のX1〜X7・仮置位置・予備位置のいずれかの真上
まで走行駆動される。昇降台32は、クレーン台31か
ら垂下されたレール38に沿って上下動自在であり、シ
リンダ手段39によって昇降駆動される。チャック手段
33は、渡し配管4を長手方向の2か所で把持したり、
把持した渡し配管4を解放できる開閉自在な一つのチャ
ックを有するものである。
【0030】図2において、第2継手3に対する第1移
動手段6は、クレーン台41と、係合部42とを有す
る。クレーン台41は、第1横支柱13に取り付けられ
たレール44に沿って走行自在であり、第1横支柱13
に取り付けられたラック45にかみ合うピニオン46を
駆動するモータ47によって、図1の各第2継手3のい
ずれかの真下まで走行駆動される。係合部42は、クレ
ーン台41の上に第2継手3の列設ピッチp2と同じピ
ッチで、第2継手3と同じ数だけ一列に列設されたシリ
ンダ装置42である。各シリンダ装置42は、各第2継
手3の走行部48の穴49に係合可能なピストン棒42
aを有し、いずれかが選択されて伸縮駆動される。例え
ば、図1において、Y7ラインにある第2継手3の真下
までクレーン台41を走行させ、シリンダ装置42のピ
ストン棒42aを伸ばして穴49と係合させると、第2
継手3だけをX6〜X1に対応する所望位置まで移動さ
せることができる。
【0031】交換手段5は、渡し配管4を軸方向に移動
させる第2移動手段7を更に有している。この第2移動
手段7は、連結棒51とシリンダ装置52とを有してい
る。連結棒51は、一対のチャック手段33を連結し、
これらを昇降台32に沿った方向(X方向)に移動可能
とするものである。シリンダ52手段のピストン棒は、
一対のチャック手段33の一方に接続され、一対のチャ
ック手段33をX方向前後に駆動する。
【0032】可撓性ホース8は、第2継手3と供給先側
とを接続し、接続状態の第2継手3の移動を可能とす
る。可撓性ホース8は、ほぼ水平なホースの滑り面を有
する架台56の上に載せられ、第2平面から所定距離h
2又はh3だけ下がったほぼ水平な第3平面23又は第
4平面24で湾曲可能に配設されている。ここで、ほぼ
水平とは、流体の抜き勾配程度の傾斜が許容されるとい
うことである。
【0033】前記第1継手2と前記第1接続部26との
対及び前記第2継手3と前記第2接続部29との対とは
同じ形状のものが使用されており、これらの対からなる
配管接続部100の構造例を図3により説明する。図3
では、第1継手2及び第2継手3を継手101で表示
し、第1接続部26と第2接続部29を接続部102で
表示する。
【0034】継手101は、両端にかけて連通された管
形状に形成されており、継手101における他端側(接
続部102側とは反対側)の端面には、図示しないOリ
ング等のシール部材を嵌合させる第1嵌合溝101aが
環状に形成されている。また、継手101は、他端側か
ら一端側にかけて連結溝101bと第1摺動面部101
cと第2摺動面部101dと環状の突出部101eとを
この順に有している。連結溝101bは、継手101の
外周面の全体に条設されており、継手101の他端側の
端面に当接される配管を連結する図示しない連結具が嵌
合されるようになっている。
【0035】また、第1摺動面部101cおよび第2摺
動面部101dは、継手101の外周面を鏡面状態に加
工することにより形成されている。第1摺動面部101
cは、第2摺動面部101dとの境界部分に段部101
fを生じさせるように、第2摺動面部101dの外周径
よりも小さな外周径に設定されている。そして、第1摺
動面部101cにおける段部101fの近傍には、第2
嵌合溝101gが形成されており、第2嵌合溝101g
には、シール部材104が嵌合されている。
【0036】前記の第2摺動面部101dの一端側に形
成された突出部101eは、端部に固定用フランジ13
0が取り付けられている。また、突出部101eは、接
続部102の外径より大きな内周径よりも大きな内周径
を有するように形成されている。突出部101eの内周
面には、第3嵌合溝101kが形成されており、第3嵌
合溝101kには、接続部102の一端側の端面に当接
するシール部材107が嵌合されている。このシール部
材107は、突出部101eの内周と後述する挿入部1
02の外周に設けてもよいが、洗浄性を考慮した場合に
は、シールが内部流路に露出している方が好ましい。さ
らに、突出部101eには、外周面から内周面にかけて
貫通された貫通穴101hと、貫通穴101hから一端
側方向に凹湾曲形状に立ち上げられたリンク逃げ部10
1iとが形成されている。そして、これらの貫通穴10
1hおよびリンク逃げ部101iは、軸心Oを介して対
向する2か所の位置にそれぞれ配置されている。
【0037】前記のように構成された継手101には、
継手101と同一の内径を有した接続部102が接続さ
れるようになっている。接続部102は、上述の突出部
101eの内周面に摺動自在に挿入される挿入部102
aと、挿入部102aの他端側から立ち上げられたフラ
ンジ部102bとを有している。挿入部102aの外周
面には、底部が接線方向に形成された楕円形状の凹部1
02cが上述の貫通穴101hに対応する位置に形成さ
れている。一方、フランジ部102bには、配管をボル
ト締めにより接続部102に固定するためのボルト挿通
穴102dが形成されている。
【0038】また、継手101の外周側には、アクチュ
エータ機構105が設けられている。各アクチュエータ
機構105は、第1摺動面部101cに嵌挿された環状
のピストン部材106と、ピストン部材106が摺動す
る内周を有したシリンダ部材110とを備えている。前
記のピストン部材106は、シリンダ部材110の内部
空間を区画することによって、シリンダ部材110内に
作動室111と大気連通室112とを形成させている。
また、ピストン部材106は、一方の側面が段部101
fに当接され、他方の側面が第1摺動面部101cに固
設されたストッパ部材113に当接されることによっ
て、軸心O方向に固定された状態にされている。また、
ピストン部材106は、内周面に第2嵌合溝101gの
シール部材104が当接され、外周面にシール部材11
4が設けられており、これらのシール部材104・11
4は、作動室111および大気連通室112を気密可能
に区画している。
【0039】一方、ピストン部材106を収容したシリ
ンダ部材110は、一端側および他端側が第1摺動面部
101cおよび第2摺動面部101dに摺動自在にそれ
ぞれ貫挿されており、各摺動面部101c・101dと
の摺動面には、作動室111から圧縮空気(作動流体)
が漏洩しないように、また大気連通室112にゴミが侵
入しないように複数のシール部材116・117とダス
トリング115・118が設けられている。また、大気
連通室112には、スプリング状のバネ119が設けら
れている。バネ119は、一端がピストン部材106に
固設され、他端が大気連通室112の他端面112aに
固設されており、大気連通室112の他端面112aを
ピストン部材106から離隔する方向(B方向)に付勢
している。
【0040】前記のシリンダ部材110には、作動室1
11を外部に連通する第1連通穴110aと、大気連通
室112を外部に連通する第2連通穴110bとが形成
されている。第1連通穴110aには、空気配管120
および電磁弁121を介して図示しないコンプレッサが
接続されている。電磁弁121は、ON状態となったと
きに図示しないコンプレッサからの圧縮空気を作動室1
11に供給してシリンダ部材110をA方向に移動させ
る一方、OFF状態となったときに圧縮空気の供給を停
止して作動室111を大気中に開放し、バネ119によ
りシリンダ部材110をB方向に移動させるようになっ
ている。
【0041】前記の電磁弁121は、信号線122aを
介して制御部123に接続されている。この制御部12
3には、近接スイッチ131が信号線122bを介して
接続されており、近接スイッチ131は、突出部101
eの外周面に設けられ、アンロック状態になるまでシリ
ンダ部材110が移動したときに、シリンダ部材110
を検出してアンロック状態検出信号を出力するようにな
っている。そして、制御部123は、切換信号(ロック
信号、アンロック信号)を電磁弁121に送信すること
によって、電磁弁121をON状態またはOFF状態に
切り換えるようになっていると共に、アンロック状態検
出信号に基づいてアンロック状態に切り換える際の誤動
作を検出するようになっている。
【0042】前記のようにして電磁弁121の切り換え
でA方向またはB方向に進退移動されるシリンダ部材1
10の一端側には、湾曲形状に形成されたリンク124
の一端部が第1回動軸127により回動自在に設けられ
ている。リンク124の他端部には、カム125の一端
部が第2回動軸128により回動自在に連結されてお
り、カム125の他端部は、第3回動軸129により突
出部101eに回動自在に連結されている。そして、カ
ム125の第3回動軸129側の係合凸部125aは、
半球形状に形成されており、カム125は、シリンダ部
材110がB方向に移動したときに接続部102の凹部
102cに係合凸部125aを係合させ、シリンダ部材
110がA方向に移動するときに凹部102cから係合
凸部125aを係脱するようになっている。
【0043】前記の構成の配管接続部100の着脱動作
を以下に説明する。まず、外す場合、制御部123から
アンロック信号が送信され、信号線122を介して電磁
弁121に入力される。電磁弁121は、アンロック信
号によりOFF状態からON状態に切り換わることによ
って、図示しないコンプレッサからの圧縮空気を作動室
111に供給する。これにより、圧縮空気の圧力が作動
室111の壁面に作用することによって、シリンダ部材
110がバネ119のB方向の付勢力に打ち勝ってA方
向に移動することになる。
【0044】シリンダ部材110がA方向に移動する
と、カム125の係合凸部125aを接続部102の凹
部102cに係合させて配管接続部をロック状態にして
いるリンク124およびカム125に対してA方向の付
勢力が作用する。この際、第1回動軸127および第3
回動軸129は、シリンダ部材110および突出部10
1eにそれぞれ固設されているため、これらの各回動軸
127・129に軸支されたリンク124の一端部およ
びカム125の他端部は、シリンダ部材110および突
出部101eに対してそれぞれ回動自在に固定された状
態になっている。一方、リンク124とカム125とを
連結する第2回動軸28は、移動自在にされている。こ
れにより、リンク124が第1回動軸127を回動中心
として回動し、カム125が第3回動軸129を回動中
心として回動することによって、リンク124およびカ
ム125間の第2回動軸128がA方向に移動すること
になる。
【0045】この後、二点鎖線で示すように、カム12
5の半球形状の係合凸部125aが接続部102の凹部
102cから十分に係脱された状態になると共に、カム
125が挿入部102aの外周面から外れた位置に移動
することによって、管接続部がアンロック状態に切り換
わる。
【0046】また、前記のリンク124およびカム12
5を回動させるシリンダ部材110がアンロック状態な
る位置まで移動すると、近接スイッチ131がシリンダ
部材110を検出してアンロック状態検出信号を制御部
123に出力する。
【0047】制御部23がアンロック状態を確認する
と、接続部102を継手101から離隔するように軸心
O方向に移動して継手101から抜脱することができ
る。また、制御部23がアンロック状態を確認すると、
他の接続部102を継手101の軸心Oに一致すように
移動した後、継手101方向に水平移動して突出部1e
に挿入することができる。
【0048】接続部102を装着すると、制御部23が
ロック信号を電磁弁21に送信し、電磁弁21をON状
態からOFF状態に切り換える。OFF状態に切り換わ
った電磁弁21は、圧縮空気の供給を停止して作動室1
1を大気中に開放し、作動室11内の圧縮空気を大気中
に放出させる。これにより、作動室11の壁面に作用し
ていた圧縮空気の圧力が消失することによって、大気連
通室12内のバネ19の付勢力によりシリンダ部材10
がB方向に移動することになる。
【0049】シリンダ部材10がB方向に移動すると、
上述のアンロック時とは逆の動作によって、リンク24
およびカム25間の第2回動軸28がB方向に移動す
る。そして、このようにしてカム25が回動すると、カ
ム25の半球形状の係合凸部25aが接続部102の凹
部2cに係合し、係合凸部25aが凹部2cに点状に当
接しながら、凹部2cを介して接続部102をB方向に
移動させる。これにより、継手101と接続部102と
がロック状態に接合されることになる。尚、この接合時
に、シール部材7が圧縮変形して配管接続部の内部通路
に露出するため、原材料が継手101と接続部102と
の接合部に残留する量を極めて低減させることができ
る。
【0050】制御部123の全体構成は図4に示され
る。制御部123には、X1〜X7ラインに属する第1
継手の電磁弁(SV)及び近接スイッチ(SW)および
Y1〜Y7のグループに属する第2継手の電磁弁(S
V)及び近接スイッチ(SW)の各々が接続され、図2
のクレーン台31を走行させるモータ37と昇降台32
を昇降させるシリンダ装置39とチャック手段33の開
閉機構を駆動する交換手段用駆動部141が接続され、
図2のクレーン台41を走行させるモータ47と係合部
としてのシリンダ装置42を駆動する第1移動手段用駆
動部142が接続され、図2の昇降台51に沿ってチャ
ック手段を移動させるシリンダ手段52を駆動する第2
移動手段用駆動部143が接続され、更に入力部144
と表示部145が接続される。
【0051】前述した構成の制御部123は、以下のよ
うに作動する。一例として、X1ラインにある渡し配管
4を仮置位置まで運ぶ動作を採り上げて説明する。制御
部123は、第1移動手段用駆動部142に指令を出
し、図1の第1移動手段6のクレーン台41をX1ライ
ンにある第2継手3の真下まで走行させ、第2継手3の
真下にあるシリンダ装置42がピストン棒を突出させて
穴49と係合させる。制御部123は、同時に、交換手
段用駆動部141に指令を出し、図1の交換手段5のク
レーン台31をX1ラインにある渡し配管4の真上まで
走行させ、図2の昇降台32を下げ、チャック手段33
を閉じて渡し配管4を把持する。これらの動作と前後し
て、制御部123は、電磁弁(SV)を作動させ、第1
継手2と第1接続部26とをアンロック状態にすると共
に、第2継手3と第2接続部29とをアンロック状態に
する。
【0052】制御部123は、第2継手3のアンロック
状態を近接スイッチ(SW)で確認し、第1移動手段用
駆動部142に指令を出し、図1の第1移動手段6のク
レーン台41を+Y方向に移動させ、第2継手3の中か
ら第2接続部29を抜き出す。また、制御部123は、
第1継手2のアンロック状態を近接スイッチ(SW)で
確認して、第2移動手段用駆動部143に指令を出し、
図1のチャック手段33を+X方向に移動させ、第1継
手2の中から第1接続部26を抜き出す。
【0053】制御部123は、交換手段用駆動部141
に指令を出し、図1の昇降台32を上昇させ、クレーン
台31を仮置位置の真上まで走行させ、昇降台32を下
降させ、チャック手段33を開いて、渡し配管4を仮置
位置に載せる。以上の動作を逆に行うと、渡し配管4を
X1ラインまで運び、渡し配管4の第1接続部26を第
1継手2に向けて挿入し、第2継手3を渡し配管4の第
2接続部29に向けて挿入し、第1接続部26と第1継
手2とをロック状態にし、第2接続部29と第2継手3
とをロック状態にすることができる。
【0054】つぎに、前述した構成を有する配管接続切
換装置1の作動を図5および図6により説明する。図5
(a)のように、X1ラインからY1ラインへ、X2ラ
インからY2ラインへと流れるように接続されているの
を、図6(c)のように、X1ラインからY2ライン
へ、X2ラインからY1ラインへと流れるように接続を
切り換える場合を説明する。
【0055】図5(a)において、X1ラインからY1
ライン及びX2ラインからY2ラインに至る流体を流し
切って空の状態にする。また、必要に応じて洗浄用の流
体を流して、切り換え対象のラインを綺麗にする。そし
て、Y1ラインの第2継手3と第2接続部29をアンロ
ック状態にし、第2継手3を矢印a方向に移動させ、第
2継手3と第2接続部29とを切り離す。
【0056】図5(b)において、X1ラインの第1継
手2と第2接続部26をアンロック状態にし、渡し配管
4を矢印b方向に移動させ、第1継手2と第1接続部2
6とを切り離す。渡し配管4を矢印c方向に仮置位置ま
で移動させ、仮置きする。
【0057】図5(c)において、Y2ラインの第2継
手3と第2接続部29をアンロック状態にし、第2継手
3を矢印d方向に移動させ、第2継手3と第2接続部2
9とを切り離す。X2ラインの第1継手2と第2接続部
26をアンロック状態にし、渡し配管4を矢印e方向に
移動させ、第1継手2と第1接続部26とを切り離す。
渡し配管4を矢印f方向に移動させ、X1ラインに一致
させ、渡し配管4を矢印g方向に移動させ、第1継手2
の中に第1接続部26を挿入し、ロック状態にする。
【0058】図6(a)において、Y2ラインの第2継
手3を第2接続部29に向けてh方向に移動させ、第2
継手3を第2接続部29に被せ、ロック状態にする。仮
置位置にある渡し配管4をi方向に移動させ、X2ライ
ンに一致させ、渡し配管4を矢印j方向に移動させ、第
1継手2の中に第1接続部26を挿入し、ロック状態に
する。
【0059】図6(b)において、Y1ラインの第2継
手3を第2接続部29に向けてj方向に移動させ、第2
継手3を第2接続部29に被せ、ロック状態にする。こ
のようにして、図6(c)の状態になって、切り換えが
完了する。
【0060】図2において、供給源側の配管からの流体
は、第1継手2から渡し配管4に至り、渡し配管4の下
がり部27を経て第2継手3に至り、可撓性ホース8を
経て供給先側の配管に送られる。配管接続切換装置1内
の流体の流れは上から下へと向かい、途中の立ち上がり
部が存在しない。また、第1継手2から渡し配管4を経
て第2継手3へ至るまでの高低差がh1と低く、第2継
手3から可撓性ホース8を経て供給先側配管に至るまで
の高低差がh2又はh3と低い。立ち上がり部がなく、
高低差も低いため、配管接続切換装置1の切換動作時
に、管路内に流体が残留する程度が少なく、簡単に残留
流体を抜き出したり、洗浄用の流体により簡単に管内の
清掃を行うことができる。また、配管接続切換装置1の
機器高さも最小限にすることができる。
【0061】また、第1継手2と第1接続部26、及び
第2継手3と第2接続部29は、軸方向移動によって、
着脱できる構造であるため、継手のロック又はアンロッ
クが確実に行われる。また、渡し配管4は、第1平面2
1にある主配管部25と、第2平面22に向かう下がり
部27と、第2平面22にある短管部28という立ち下
がり構造であるため、管路内に流体が残留する程度が特
に少ない。また、可撓性ホース8は、ほぼ水平な第3平
面23又は第4平面24内にあるため、配管接続切換装
置1の機器高さを最小限にすることができる。また、第
2継手3の軸方向移動が、選択的に作動する係合部42
を有する第1移動手段6で行われるため、第2継手3の
各々に移動手段を設ける場合に比較して、機器構成が簡
単になる。また、第1移動手段6は、第2継手3と第2
接続部29の着脱も行うため、継手のロック又はアンロ
ックのための機器構成も簡単になる。また、渡し配管4
を把持し吊り上げて交換するための交換手段5に第2移
動手段7が設けられる構造であるため、軸方向移動によ
り着脱できる継手2,3を採用した場合に、簡単に継手
の着脱ができる。
【0062】なお、第1継手2と第1接続部26、及び
第2継手3と第2接続部29は、軸方向移動がなく、単
に突き合わせるだけで着脱できる構造を採用することも
できる。例えば、フランジの突き合わせで接合でき、他
方のフランジに自動で作動するクランプ機構を設けた継
手構造を採用できる。この場合、継手の着脱のために、
継手と接続部の一方を軸方向に移動させる動作が不要に
なり、サイクルタイムを短縮できる。
【0063】なお、第1移動手段6は、個々の第2継手
3に対して設けることができる。この場合、機器構成は
複雑になるが、第2継手3を複数同時に移動させること
ができ、サイクルタイムを短縮できる。第2移動手段7
も、個々の第1継手2に対して設けることができる。こ
の場合、機器構成は複雑になるが、交換手段5は渡し配
管4の交換に専念でき、渡し配管4の交換時間を短縮で
きる。可撓性ホース8の湾曲面を垂直面内に設けること
もできる。この場合、機器高さは高くなるが、内部流体
が上から下へと流れやすくなる。渡し配管4も、第1継
手2の軸芯方向と第2継手3の軸芯方向に応じて、種々
の形態がある。例えば、第1継手2の軸芯方向と第2継
手3の軸芯方向とを所定の高低差を有して向かい合わせ
に配置した場合、それに応じた形状になる。交換手段5
も、クレーン方式ではなく、関節式ロボットで行うこと
もできる。
【0064】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、流体が、
平面配置の第1継手から、渡し配管を経て下方の平面に
配置された第2継手へと、立ち上がり部分を経ることな
く、上から下へと流れるため、切換動作時に配管接続切
換装置内の流体を抜け落ちやすい管路構成であり、切換
作動時の清掃等が簡単にできる。また、管路の立ち上が
り部分がないため、機器の高さを低くすることができ
る。
【0065】請求項2記載の発明によると、切換動作時
に配管接続切換装置内の流体を抜け落ちやすく、機器の
高さを低くすることができるとともに、軸方向着脱によ
る第1継手や第2継手により、継手の着脱が簡単且つ確
実に行われる。
【0066】請求項3記載の発明によると、流体が渡し
配管内を上から下へと流れるため、切換動作時に渡し配
管内から流体を抜け落ちやすい管路構成であり、切換作
動時の清掃等が簡単にできる。
【0067】請求項4記載の発明によると、ほぼ水平な
面内で湾曲可能に配設可撓性ホース内を高低差なく、流
体が流れるため、内部に流体が残りにくい構造で、か
つ、機器の高さを低くできる。
【0068】請求項5記載の発明によると、複数の第2
継手のうちから選択されたものに対して係合部を係合さ
せ、選択された第2継手を共通の第1移動手段で移動さ
せるため、機器構成が簡単になる。
【0069】請求項6記載の発明によると、渡し配管を
チャックして把持する機能を有する交換手段に、チャッ
クされた渡し配管を軸方向に移動させる機能を付加し
て、継手の軸方向移動による着脱を行うため、機器構成
が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の配管接続切換装置の上面図である。
【図2】本発明の配管接続切換装置の側面図である。
【図3】本発明の配管接続切換装置に用いられる配管接
続部の断面図である。
【図4】本発明の配管接続切換装置の制御ブロックを示
す図である。
【図5】本発明の配管接続切換装置の作動を示す図であ
る。
【図6】本発明の配管接続切換装置の作動を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 配管接続切換装置 2 第1継手 3 第2継手 4 渡し配管 5 交換手段 6 第1移動手段 7 第2移動手段 8 可撓性ホース 21 第1平面 22 第2平面 23 第3平面 24 第4平面 25 主配管部 26 第1接続部 27 下がり部 29 第2接続部 42 係合部(シリンダ装置) 123 制御部
フロントページの続き (72)発明者 川田 久 東京都墨田区墨田2丁目39番1号 (72)発明者 渡辺 久夫 千葉県鎌ヶ谷市東中沢3丁目6番46号 (72)発明者 福井 晴樹 兵庫県神戸市西区福吉台1丁目1617番1 株式会社ナブコ西神工場内 (72)発明者 中井 雅章 兵庫県神戸市西区福吉台1丁目1617番1 株式会社ナブコ西神工場内 (72)発明者 岩本 浩 兵庫県神戸市西区福吉台1丁目1617番1 株式会社ナブコ西神工場内 (72)発明者 岡田 真典 東京都港区海岸1丁目9番18号 株式会社 ナブコ東京支社内 Fターム(参考) 3J071 AA11 BB11 CC01 CC11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の供給源側が接続自在であり、ほぼ
    水平な第1平面内に軸芯が並設されるように固定的に列
    設された複数の第1継手と、 流体の供給先側が接続自在であり、前記第1平面内の下
    方に位置するほぼ水平な第2平面内に軸芯が並設され且
    つ軸方向移動可能に列設された複数の第2継手と、 前記第1継手と同軸で列設され、前記第1継手に着脱さ
    れる第1接続部を一端に有し、前記第2継手に着脱され
    る第2接続部を有する複数の渡し配管と、 前記渡し配管の前記第1継手への接続関係を変更するた
    め、前記渡し配管の接続位置を交換するための交換手段
    と、 前記第2継手と前記第1継手との接続関係を変更するた
    め、前記第2継手を軸方向に移動させる第1移動手段
    と、を備えてなる配管接続切換装置。
  2. 【請求項2】 流体の供給源側が接続自在であり、ほぼ
    水平な第1平面内に軸芯が並設されるように固定的に列
    設された複数の第1継手と、 流体の供給先側が接続自在であり、前記第1平面内の下
    方に位置するほぼ水平な第2平面内に軸芯が並設され且
    つ軸方向移動可能に列設された複数の第2継手と、 前記第1継手と同軸で列設され、前記第1継手に着脱さ
    れる第1接続部を一端に有し、前記第2継手に着脱され
    る第2接続部を有する複数の渡し配管と、 前記渡し配管の前記第1継手への接続関係を変更するた
    め、前記渡し配管の接続位置を交換するための交換手段
    と、 前記第2継手と前記第1継手との接続関係を変更するこ
    と、前記第2接続部へ着脱させること用に、前記第2継
    手を軸方向に移動させる第1移動手段と、 前記渡し配管を軸方向に移動させ、前記第1接続具に着
    脱させる第2移動手段と、を備えてなる配管接続切換装
    置。
  3. 【請求項3】 前記渡し配管は、前記第1継手と同軸方
    向の主配管部と、前記主配管部の一端の前記第1接続部
    と、前記主配管部から下方に向かう下がり部と、前記下
    がり部から前記第2継手と同軸方向に向いた前記第2接
    続部とからなる請求項1又は2記載の配管接続切換装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第2継手は、可撓性ホースを介して
    被供給側が接続され、前記可撓性ホースはほぼ水平な面
    内で湾曲可能に配設されている請求項1又は2記載の配
    管接続切換装置。
  5. 【請求項5】 前記第1移動手段は、複数の前記第2継
    手に対して共通に設けられ、前記第2継手の各々に選択
    的に係合する係合部を有する請求項1又は2記載の配管
    接続切換装置。
  6. 【請求項6】 前記第2移動手段は、前記交換手段に設
    けられている請求項2記載の配管接続切換装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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