JP2000179715A - ミキシングバルブ - Google Patents
ミキシングバルブInfo
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Abstract
合して任意の流量で送り出せるだけでなく熱湯を任意の
流量で出湯させることもできるミキシングバルブを提供
すること。 【解決手段】一つの可動弁12の連続的な動作によっ
て、水と湯の混合比を一定にした状態で次第に流量を増
大させ、その最大流量位置から、水の流量をほぼゼロに
した状態で湯の流量を次第に減少させるようにした。
Description
とから流入する水と湯を混合して任意の流量で送り出す
ためのミキシングバルブに関する。
水が供給される給水管と湯が供給される給湯管とが接続
され、給水管と給湯管とから流入する水と湯を一定の混
合比で混合して任意の流量で送り出す調整を行うための
弁体が内部に配置されている。
キシングバルブの場合、給水管と給湯管とから流入する
水と湯を混合して任意の流量で送り出すことができる
が、熱湯を出湯するために水の流量を止めるためには、
ミキシングバルブとは別に給水管に開閉バルブを設けな
ければならず、装置コストがかさんでいた。
湯を一定の混合比で混合して任意の流量で送り出せるだ
けでなく熱湯を任意の流量で出湯させることもできるミ
キシングバルブを提供することを目的とする。
め、本発明のミキシングバルブは、水が供給される給水
管と湯が供給される給湯管とが接続され、上記給水管と
上記給湯管とから流入する水と湯を混合して任意の流量
で送り出すためのミキシングバルブにおいて、一つの可
動弁の連続的な動作によって、上記水と湯の混合比を一
定にした状態で次第に流量を増大させ、その最大流量位
置から、水の流量をほぼゼロにした状態で湯の流量を次
第に減少させるようにしたことを特徴とする。
する筒状の弁体であり、上記水の流量を制御するための
水側流調孔と、上記湯の流量を制御するための湯側流調
孔とが上記弁体の周壁に形成されていてもよい。
がら軸線方向に移動する弁体であり、その回転動作によ
って水の流量の有無が制御され、軸線方向移動によって
総流量が制御されるようにしてもよい。
態を説明する。図4は給湯装置を示しており、水道管1
に流量センサ2が接続されていて、その下流側におい
て、加熱される熱交換器3に行く管路と行かない管路4
とに水道管1が分岐されている。
が通る給湯管5と、熱交換器3を通らなかった給水管4
とがミキシングバルブ10に接続されている。その結
果、ミキシングバルブ10に対して、給水管4と給湯管
5から水と湯が供給され、それらが混合されて出湯管6
から送り出される。
シングバルブ10を示しており、出湯管6の端部に連続
してシリンダ状に形成された混合室11内に、軸線周り
に回転自在に筒状の可動弁12が嵌装されている。
に互いの位置をずらして、給湯管5を出湯管6寄りに位
置させて接続されている。ただし、図5等に示されるよ
うに、給水管4から混合室11への水側開口13の形状
は軸線と平行方向の細いスリット状であり、給湯管5か
ら混合室11への湯側開口15は、幅のある長方形状に
形成されている。
水側開口13及び湯側開口15と対向することになる位
置に、図2に示されるような、横向きの二等辺三角形状
の水側流調孔14と、長方形状の孔から両側方に先細り
のスリットが突出形成された形状の湯側流調孔16とが
穿設されている。
6が形成された可動弁12から外部に突出した軸部は、
モータアクチュエータ20に連結されていて、モータア
クチュエータ20によって可動弁12の回転方向の位置
制御が行われる。
湯管6から送り出される水と湯の流量の関係を示してお
り、A〜Eの各位置における可動弁12の状態が、図5
〜図9に示されている。以下、それを順に説明する。
調孔16とが、いずれも水側開口13と湯側開口15と
に全く重なり合っていない状態の全閉状態であり、水も
湯も流量はほぼゼロである。ただし、可動弁12と混合
室11との嵌合の隙間から若干の漏れ流量は生じる(以
下、同じ)。
図6にBポジションが示されるように、水側開口13と
水側流調孔14とが重なり合う部分の面積と、湯側開口
15と湯側流調孔16とが重なり合う部分の面積とが一
定の関係で次第に増加し、水と湯の混合比が一定の状態
で総流量が次第に増大する。
いては、水側開口13と湯側開口15が共に全開にな
り、その全開状態から、可動弁12をさらに少し回転さ
せると、湯側開口15と湯側流調孔16との重なり合う
面積がほとんど変化しない状態で、水側流調孔14が水
側開口13から外れて水の流量が一気にほぼゼロにな
る。
弁12が回転した位置のDポジションの状態を示してお
り、水側流調孔14が水側開口13から完全に外れ、湯
側流調孔16と湯側開口15との重なり合う面積が次第
に狭くなっていく。
うに、湯側流調孔16が湯側開口15から外れるまで可
動弁12が回転した位置では、湯の流量がほぼゼロにな
って総流量がほぼゼロになる。
キシングバルブ10を示しており、可動弁12が軸線周
りに回転しながら軸線方向に移動し、その回転動作によ
って水の流量が制御され、軸線方向移動によって湯の流
量が制御されるようにしたものである。
ュエータ20によって回転位置制御される駆動ロッド1
7が混合室11の軸線位置に配置され、その基端側半部
には、固定筒19と螺合するネジ部Aが形成されてい
る。したがって駆動ロッド17は、モータアクチュエー
タ20により回転駆動されると、軸線周りに回転運動を
しながら軸線方向に移動(螺動)する。
ド17と一体的に動作するように可動弁12が止めピン
18によって連結されている。その可動弁12の先側半
部には、軸線周りに断面形状がV状の円周溝116が形
成されている。
することにより、出湯管6の入口部に形成された弁座孔
115内をV状円周溝116が通過し、それによって、
給水管4と給湯管5から出湯管6へ送り出される水と湯
の総流量が制御される。
に軸線方向に細長いスリット状に形成されている。そし
て、混合室11と嵌合する可動弁12の側壁面の水側開
口13に対向する部分には、図11に示されるように、
ほぼ180°近い角度範囲に水側流調孔14が切り欠き
形成されている。
口13と同じ長さに形成されている。したがって、水側
流調孔14が水側開口13と重なる回転位置に可動弁1
2があるときは、給水管4側から混合室11に対する開
口面積は一定であり、混合室11内において、水と湯と
が一定の混合比で混合される。そして、水側流調孔14
が水側開口13と重ならない位置に可動弁12があると
きは、給水管4から混合室11内への水の流量はほぼゼ
ロになる。
ミキシングバルブ10においても、図3に示される第1
の実施の形態と全く同様の流量特性が得られる。図12
〜図16は、第2の実施の形態におけるA〜Eポジショ
ンの状態を順に示している。
は、V状円周溝116部分が全部混合室11側にあっ
て、弁座孔115が塞がれた全閉状態になっており、水
も湯も流量はほぼゼロである。ただし、若干の漏れ流量
が生じるのは第1の実施の形態と同じである。
って可動弁12を回転させながら軸線方向に移動させて
いくと、図13にBポジションの状態が示されるよう
に、水側開口13と水側流調孔14とが重なり合った状
態でV状円周溝116が弁座孔115内を進んで行き、
一定の混合比で総流量が次第に増大する。
おいては、V状円周溝116の中央が弁座孔115に差
しかかって全開になり、その全開状態から、可動弁12
が少し回転することによって、水側流調孔14が水側開
口13から外れることにより、水の流量が一気にほぼゼ
ロになる。
動弁12が移動した位置のDポジションの状態を示して
おり、水側流調孔14が水側開口13から完全に外れ、
V状円周溝116が弁座孔115より先へ進んで総流量
が次第に減少する。
ように、V状円周溝116が弁座孔115より先側まで
行ってしまうと、弁座孔115が塞がれて総流量がほぼ
ゼロになる。
な動作によって、水と湯の混合比を一定にした状態で次
第に流量を増大させ、その最大流量位置から、水の流量
をほぼゼロにした状態で湯の流量を次第に減少させるよ
うにしたことにより、給水管に開閉バルブ等を設けるこ
となく、低い装置コストで、水と湯を一定の混合比で混
合して任意の流量で送り出せるだけでなく熱湯を任意の
流量で出湯させることもできる。
の縦断面図である。
ある。
の特性線図である。
置の一例を示す配管図である。
の動作を示す部分側面図である。
の動作を示す部分側面図である。
の動作を示す部分側面図である。
の動作を示す部分側面図である。
の動作を示す部分側面図である。
ブの縦断面図である。
である。
ブの動作を示す平面及び縦断面図である。
ブの動作を示す平面及び縦断面図である。
ブの動作を示す平面及び縦断面図である。
ブの動作を示す平面及び縦断面図である。
ブの動作を示す平面及び縦断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】水が供給される給水管と湯が供給される給
湯管とが接続され、上記給水管と上記給湯管とから流入
する水と湯を混合して任意の流量で送り出すためのミキ
シングバルブにおいて、 一つの可動弁の連続的な動作によって、上記水と湯の混
合比を一定にした状態で次第に流量を増大させ、その最
大流量位置から、水の流量をほぼゼロにした状態で湯の
流量を次第に減少させるようにしたことを特徴とするミ
キシングバルブ。 - 【請求項2】上記可動弁が、軸線周りに回転動作する筒
状の弁体であり、上記水の流量を制御するための水側流
調孔と、上記湯の流量を制御するための湯側流調孔とが
上記弁体の周壁に形成されている請求項1記載のミキシ
ングバルブ。 - 【請求項3】上記可動弁が、軸線周りに回転しながら軸
線方向に移動する弁体であり、その回転動作によって水
の流量の有無が制御され、軸線方向移動によって総流量
が制御される請求項1記載のミキシングバルブ。
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-
1998
- 1998-12-15 JP JP35573798A patent/JP3881798B2/ja not_active Expired - Fee Related
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