JP2000179311A - ベーン式カム位相可変装置 - Google Patents
ベーン式カム位相可変装置Info
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Abstract
とが可能なベーン式カム位相可変装置を提供する。 【解決手段】 ベーン式カム位相可変装置10は、クラ
ンクシャフトと同期回転するスプロケット11に設けた
ハウジング12と、ハウジング12に対し相対回転可能
でカムシャフト20と同期回転するロータ21とベーン
40を備え、ベーン40とハウジング12との間に遅角
油室と進角油室が形成されている。これらの油室と油圧
供給源61とをつなぐ供給油路62には、分岐部65の
上方にコントロールバルブ70が設けられている。分岐
部65の下流側近傍に、コントロールバルブ70からの
油の逆流を阻止するチェックバルブ81が設けられてい
る。供給油路62は、コントロールバルブ70とチェッ
クバルブ81との間の油量が遅角油室および進角油室の
合計容量の半分以上の内容積をもつ。
Description
機関(エンジン)のバルブの開閉タイミングを可変制御
するためのベーン式カム位相可変装置に関する。
両停止時にエンジンが自動停止するように制御される自
動車が提案されている。この種の車両では、エンジンが
再始動する時のクランキングの圧縮反力による振動が問
題となる。この振動を低減するための一手段として、エ
ンジンの吸気バルブの開弁時機をシフトさせることがで
きるカム位相可変装置を用いて、クランキング時に吸気
バルブを最遅角位相に設定し、吸入空気量を減らすこと
が提案されている。この種の車両において、低中速域で
は、上記カム位相可変装置によって、クランキング時や
アイドリング時よりも吸気バルブを進角側にシフトさせ
ることにより、トルクを増大させることが行われる。し
たがってこの車両をエンジン停止状態からフル加速させ
るには、クランキング時の最遅角状態からエンジン点火
後は素早く進角側に変化させる必要がある。
ヘリカルスプライン式とベーン式とが知られている。ヘ
リカルスプライン式のカム位相可変装置は、吸気バルブ
を駆動するカムシャフトプーリを、タイミングベルトに
よって駆動される第1の部分とカムシャフトに固定され
る第2の部分とに分割し、これらの間に設けるピストン
にヘリカルスプラインを形成し、このピストンを油圧に
よってカムシャフトの軸線方向に移動させることによ
り、第1の部分と第2の部分の位相をずらして吸気バル
ブの開閉タイミングをシフトさせる。しかしこのもの
は、位相可変範囲を拡大させると、ギヤ部の摩擦が応答
性を悪化させるとか、ギヤ部の延長を伴なうために重量
が増大したりサイズが大きくなるなどの問題を生じる。
ムシャフトと同期回転するスプロケットにハウジングを
固定し、このハウジングの内部に、カムシャフトに固定
されるベーンを相対回転可能に収容したもので、ベーン
とハウジングとの間に遅角油室と進角油室とを形成して
いる。そしてコントロールバルブを介して、上記遅角油
室および進角油室に油を供給することにより、ベーンと
ハウジングとの回転方向の相対位置を変化させ、スプロ
ケットとカムシャフトとの位相をずらして吸気バルブの
開閉タイミングをシフトさせる。従ってベーン式は小形
・軽量に構成でき、応答性に優れるなどの長所がある。
位相可変装置は、ベーンで仕切られている遅角油室と進
角油室に油が充満していない状態(空気が入っている状
態)で上記位相制御を行うと、吸気バルブの駆動トルク
変動により空気が圧縮されたり膨張するなどしてベーン
の位相が変化し、所望の進角制御あるいは遅角制御を行
うことができないことが問題である。
構によって最遅角側に固定されるようになっている。そ
してエンジン停止後は、コントロールバルブのスプール
隙間などから油がリークするなどして遅角油室内に空気
が吸い込まれることから、比較的短時間(数分後)に油
量が減少し、長時間停止していると残油量が半分程度ま
で落ちる。このような油挙動はオイル粘度が低いほど早
く進行する。
で満たされていない状態である。従って正確な位相制御
を行うため、遅角油室に油を満たす必要がある。つまり
この作動のための時間が必要となるので、点火後に素早
く進角側に移行させることができず、エンジン停止状態
からのフル加速制御などに支障が生じる。しかもクラン
キング時に遅角油室内に油が満たされるまでは、ロック
機構によってベーンが最遅角側に固定されることになる
から、ロック機構のロックピンなどに過剰な負荷がかか
り、耐久性に悪影響を与えることにもなる。
ン油面よりも高い位置にあると、長時間エンジンが停止
していた時には、コントロールバルブからオイルポンプ
に至る供給油路中の油が自重により落ちてしまい、供給
油路に空気が入り込む。このため長時間停車していた車
両では、エンジン始動直後にオイルポンプから遅角油室
に送られる油に空気が混入し、前述の問題を生じてしま
う。
進角制御を速やかに行うことが可能となり、かつ、ロッ
ク機構の負担が軽減するようなベーン式カム位相可変装
置を提供することにある。
請求項1に記載された本発明では、エンジンが停止して
いるとき、遅角室内の油はチェックバルブによって逆流
が阻止され、遅角油室内に油が残留する。ベーンは最遅
角側にてロック機構によって固定され、クランキングを
行うことによってエンジンが始動する。このとき遅角油
室に油が確保されているから、エンジン始動後の早期に
進角制御に移行できる。
ルバルブと上記チェックバルブとの間の供給油路内に存
在する油量が、上記進角油室および遅角油室の合計容量
の約半分以上となるようにしたため、エンジン停止後に
長期間経過することによって遅角油室の油量が減少して
も、エンジンを始動させたときにオイルポンプ等の油圧
供給源が作動することにより、それまで供給油路内に残
留していた油(チェックバルブによって閉じ込められた
空気の混入していない油)が速やかに遅角油室に充填さ
れる。
一部を構成するパイプ製の流通部に上記チェックバルブ
の弁体と弁座を内蔵したことにより、チェックバルブを
含む供給油路の構成の簡略化とコンパクト化が可能とな
り、配管レイアウトなどの設計自由度が広がる。
ベーン式カム位相可変装置について、添付図面を参照し
て説明する。図1に示すベーン式カム位相可変装置10
は、エンジンのクランクシャフトと同期して回転するス
プロケット11に、この発明でいう第1回転部材の一例
として機能するハウジング12を設けている。スプロケ
ット11は、図示しないタイミングベルトによってクラ
ンクシャフトと同期回転する。
ウジングブロック15と、ハウジングブロック15の前
面を塞ぐ蓋部16と、蓋部16に設けたキャップボルト
17などによって構成されている。このハウジング12
は、ボルト18(図2等に示す)によって、スプロケッ
ト11の円板部11aに液密に締結されている。図2に
示すようにハウジング12の内部には、正面側からみて
十字形のベーン油室を規定する内壁面12aが形成され
ている。
20の端部に、この発明でいう第2回転部材として機能
するロータ21が設けられている。ロータ21は、中心
部に位置するボルト22によってカムシャフト20の端
面に固定され、カムシャフト20とロータ21とが一体
に回転するようになっている。カムシャフト20とロー
タ21は、スプロケット11とハウジング12に対し、
軸回りに相対回転変位可能である。
てエンジンのシリンダヘッド側に回転自在に支持されて
いる。軸受部材25に2系統の流通部26,27が形成
されている。第1の流通部26は、カムシャフト20に
形成された流通孔30を介して、ロータ21の遅角油室
用油路31に連通している。第2の流通部27は、カム
シャフト20に形成された流通孔32とボルト22に形
成された流通孔33を介して、ロータ21の進角油室用
油路34に連通している。
されている。図2に示すようにベーン40は、ロータ2
1の外周側にロータ21と一体に放射状に形成されてい
る。すなわちこれらのベーン40はロータ21の径方向
に延出している。なお図示例のベーン40は4枚である
が、2枚あるいはそれ以外の枚数でもかまわない。ベー
ン40の先端部にはハウジング12の内壁面12aとの
間をシールするためのシール材41が設けられている。
り側の面40aとハウジング12の内壁面12aとの間
に、遅角油室50が形成されている。各ベーン40の反
時計回り側の面40bとハウジング12の内壁面12a
との間に、進角油室51が形成されている。ハウジング
12とベーン40は互いに相対回転変位自在であるか
ら、ハウジング12とベーン40との相対位置に応じ
て、遅角油室50と進角油室51との容積比が変化する
ことになる。
図4に示すようにロック機構55を備えている。ロック
機構55は、ベーン40に設けたロックピン56と、ス
プロケット11に設けたピン嵌合穴57と、ロック用油
路58と、ロック解除用油路59などからなる。ピン嵌
合穴57は、ベーン40が最遅角位置まで回動したとき
にロックピン56の先端が嵌合できる位置に形成されて
いる。
側と遅角油室50に連通し、遅角油室50に導入される
油圧により、ロックピン56をピン嵌合穴57に向かっ
て押し出すようになっている。ロック解除用油路59は
ロックピン56の先端側と進角油室51に連通し、進角
油室51に導入される油圧により、ロックピン56をピ
ン嵌合穴57から出す方向に移動させることができるよ
うになっている。
は油圧を発生するための油圧供給源61を備えている。
油圧供給源61としては、エンジンの潤滑系に標準装備
されているオイルポンプ等を利用できる。油圧供給源6
1は、その吐出側に接続される供給油路62と下記コン
トロールバルブ70を介して、遅角油室50と進角油室
51とに接続される。供給油路62の途中に、エンジン
潤滑部63への潤滑油路64が分岐する分岐部65が設
けられている。
に、オイルコントロールバルブ70が設けられている。
このコントロールバルブ70は、分岐部65よりも高い
位置において供給油路62に設けられ、エンジンコント
ロールコンピュータからの指令によってスプール位置を
制御するように構成されている。電磁弁の一種であるコ
ントロールバルブ70は、例えば制御電流非通電時(デ
ューティ:ゼロ)には図1に示す第1ポジションにあっ
て、遅角油室50は流通孔30、流通部26、第1油路
71を介して油圧供給源61と連通する。進角油室51
は、流通孔32,33、流通部27、第2油路72を介
してドレンタンク73、排出油路74と連通する。ま
た、制御電流通電時(デューティ:100%)にはスプ
ール位置が第2ポジションに切り替わり、油圧供給源6
1とドレンタンク73、排出油路74とが逆になる。そ
してスプール中立位置のときに油路71,72を遮断す
るといった制御が行われる。
ロールバルブ70との間にパイプ製の流通部80を有し
ており、この流通部80にチェックバルブ81が設けら
れている。このチェックバルブ81は、コントロールバ
ルブ70側からの油の逆流を阻止するものであり、分岐
部65の下流側でかつこの分岐部65の近傍に設けられ
ている。従ってチェックバルブ81からコントロールバ
ルブ70に至る供給油路62は、その全長がチェックバ
ルブ81よりも高い位置にある。
バルブ70とチェックバルブ81との間に存在する油量
が、遅角油室50および進角油室51の合計容量(ベー
ン油室容量)の半分以上となるような内容積としてい
る。ベーン油室容量は数十cc(例えば30cc)であ
るから、供給油路62のバルブ70,81間の油量は、
ベーン油室容量の約半分以上(例えば15cc以上)と
している。
れるように構成されている。すなわち、このチェックバ
ルブ81は、供給油路62の一部を構成する金属パイプ
製の流通部80の内部に、弁座85と弁体86を備えて
いる。流通部80は、パイプ87の一部を上方に向かっ
てテーパ状に拡径成形した漏斗状の拡管部90の内面を
弁座85として使用している。弁体86としては、比重
が油よりも大きく、かつ金属よりも軽い樹脂等の材料か
らなる球体が推奨される。
に移動自在でかつ弁体86の回りに油の流路が確保され
る弁箱部91と、弁箱部91の上方にあって弁体86の
上昇位置を規制するストッパ部92などが設けられてい
る。図7に示すようにストッパ部92の一例は、パイプ
87の一部を径方向に少し偏平に潰すことにより、弁体
86の上昇を阻止できるようにしている。
の下流側が弁体86よりも高い位置にあるため、弁体8
6が弁座85に密接したときに弁体86の上方に油が閉
じ込められる。この油の自重による締切り効果により、
弁体86は弁座85に確実に密接し、閉弁状態を維持す
ることができる。
作用について説明する。エンジン回転中は、クランクシ
ャフトの回転に同期して動くタイミングベルトによりス
プロケット11が回転する。また、油圧供給源61によ
って加圧された油が分岐部65と潤滑油路64を経てエ
ンジン潤滑部63に供給され、エンジンの潤滑がなされ
る。
エンジンが停止するときには、ベーン40が最遅角側に
位置するようにエンジンコントロールコンピュータによ
ってコントロールバルブ70が制御される。すなわち油
圧供給源61から送られる油がコントロールバルブ70
を経て遅角油室50に供給され、ベーン40が最遅角側
に移動する。このとき、ロックピン56は遅角油室50
に導入された油圧によってピン嵌合穴57の方向に押さ
れるため、図8および図9に示すようにロックピン56
がピン嵌合穴57に嵌合し、ロック状態になる。
すようにベーン40が進角側に移動するようにコントロ
ールバルブ70が制御される。この場合、油圧供給源6
1から送られる油がコントロールバルブ70を経て進角
油室51に供給され、ベーン40が進角側に移動する。
このときロックピン56は、進角油室51に導入された
油圧によってピン嵌合穴57から抜ける方向に付勢され
ている。
ーン残油量との関係を測定した結果である。この図にお
いて、実線で示す曲線Aは、上記チェックバルブ81を
有するベーン式カム位相可変装置10のベーン残油量を
示している。この場合、エンジン停止後に30分経過し
ても約90%の残油量が確保され、数日間経過すると最
終的には50%程度の残油量となる。破線Bは、チェッ
クバルブ81を設けない従来装置のベーン残油量を示し
ており、エンジン停止後に数分間で25%ほど油量が急
減し、その後は徐々に油量が減少して数時間後には50
%前後の残油量とる。
0とチェックバルブ81との間の供給油路62に、遅角
油室50および進角油室51の合計容量(ベーン油室容
量)の半分以上の油量が確保されているから、エンジン
が長期間停止することによって遅角油室50の残油量が
減少しても、エンジンを始動させたときにオイルポンプ
等の油圧供給源61が作動することにより、それまで供
給油路62内に残留していた油が速やかに遅角油室50
に充填されることになる。
長時間停止したときに供給油路62内の油が空気と置き
換わってしまうから、まず、供給油路62内の空気を遅
角油室50に供給し、その後に油が供給されることにな
る。さらにオイルポンプ作動直後の油は、油中に空気を
混入しており、その油で遅角油室50を満たしても正確
な制御を行い難い。
燃料が気化しやすく、シリンダ内部温度も高いため着火
しやすく、クランキング時間が短く、すぐにエンジン回
転数が上昇し、発生油圧が高まる。前記チェックバルブ
81の閉弁力は、弁体86の自重に、弁体86の上に存
在する油の重さが加わるが、発生油圧が高いため弁体8
6は問題なく開弁する。
化しにくく、シリンダ内部温度も低いため着火しにく
く、クランキング時間が長くなる傾向がある。この実施
形態のチェックバルブ81は、球状の弁体86を弁座8
5の上に乗せたものであり、スプリング等の付勢部材を
用いないので、エンジンのクランキング程度の遅いエン
ジン回転によるオイルポンプ油圧でも開弁することがで
き、遅角油室50に油を速やかに供給することができ
る。しかもこのチェックバルブ81は構成が簡単で部品
数が少く、軽量に構成することができる。
の発明を構成する第1回転部材、第2回転部材、遅角油
室および進角油室、ベーン、供給油路、コントロールバ
ルブ、チェックバルブをはじめとして、各構成要素をそ
れぞれ適宜に変形して実施できることは言うまでもな
い。
ジン停止中に遅角油室内の油が減少することを抑制でき
るため、エンジンを始動させたときに進角制御を速やか
に行っても、ベーンの位相ばたつきが防止され、失火の
発生が回避される。このためクランキングから加速に移
行する際の迅速な進角制御が可能となり、高出力が得ら
れることにより加速性能が向上する。また、クランキン
グ時にベーンを最遅角側に固定するロック機構の負担が
軽減し、始動回数が多くてもロック機構の耐久性が確保
される。
エンジンが停止することにより遅角油室内の油が減少し
ても、前記チェックバルブとコントロールバルブとの間
の供給油路内に確保されている油(空気の混入していな
い油)をエンジン始動後に直ちに遅角油室に充填するこ
とができ、遅角油室内に空気が送り込まれることを回避
できる。この場合も迅速な進角制御が可能となり、加速
性能が向上する。またロック機構の負担が軽減し、耐久
性が確保される。
ェックバルブの構成が簡略化し、かつ、供給油路に前記
チェックバルブをコンパクトに組込むことができるた
め、供給油路およびチェックバルブ等を含む配管系のレ
イアウトが容易となり、設計の自由度が広がる。また、
スプリング等の付勢力がないため、始動時の低油圧でも
ベーン油室に油が供給され、迅速な制御が可能となり、
ロック機構の耐久性も確保される。
位相可変装置の断面図。
変装置の非ロック状態の断面図。
変装置の一部の断面図。
変装置の断面図。
ルブの縦断面図。
ルブの縦断面図。
ルブの横断面図。
変装置のロック状態の断面図。
変装置の断面図。
係を示す図。
Claims (3)
- 【請求項1】クランクシャフトと同期して回転する第1
回転部材と、 上記第1回転部材に対し相対回転変位可能に設けられか
つカムシャフトと同期回転する第2回転部材と、 上記第2回転部材に設けられて径方向に延出しかつ上記
第1回転部材の内部に収容されるベーンと、 上記ベーンと第1回転部材との間に形成される遅角油室
および進角油室と、 上記遅角油室および進角油室に接続される油圧供給源
と、 上記遅角油室および進角油室と上記油圧供給源とを接続
しかつエンジン潤滑油路への分岐部を有した供給油路
と、 上記油圧供給源および上記分岐部の上方に位置して上記
供給油路に設けられ上記遅角油室および進角油室への油
の供給を制御するコントロールバルブと、 上記供給油路の上記分岐部の下流側でかつこの分岐部の
近傍に位置し上記コントロールバルブ側からの油の逆流
を阻止するように上記供給油路に設けられたチェックバ
ルブと、 を具備したことを特徴とするベーン式カム位相可変装
置。 - 【請求項2】上記供給油路は、上記コントロールバルブ
と上記チェックバルブとの間の供給油路内に存在する油
量が、上記遅角油室および進角油室の合計容量の約半分
以上となるような内容積をもつことを特徴とする請求項
1記載のベーン式カム位相可変装置。 - 【請求項3】上記供給油路は、上記コントロールバルブ
と上記分岐路との間にパイプ製の流通部を有し、この流
通部に上記チェックバルブの弁体と弁座を内蔵したこと
を特徴とする請求項1記載のベーン式カム位相可変装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35287198A JP3468135B2 (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | ベーン式カム位相可変装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35287198A JP3468135B2 (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | ベーン式カム位相可変装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000179311A true JP2000179311A (ja) | 2000-06-27 |
JP3468135B2 JP3468135B2 (ja) | 2003-11-17 |
Family
ID=18427025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35287198A Expired - Lifetime JP3468135B2 (ja) | 1998-12-11 | 1998-12-11 | ベーン式カム位相可変装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3468135B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7665437B2 (en) | 2006-06-06 | 2010-02-23 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Oil passage structure of valve operating system |
JP2010242743A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-10-28 | Denso Corp | 逆止弁およびバルブタイミング調整装置 |
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-
1998
- 1998-12-11 JP JP35287198A patent/JP3468135B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3468135B2 (ja) | 2003-11-17 |
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Legal Events
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