JP2010255533A - 可変バルブタイミング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】油圧駆動される可変バルブタイミング機構に生じる振れを抑制するチェックバルブを、応答性並びに汎用性をより高く維持し得る部位に有して振れを好適に抑制する可変バルブタイミング装置を提供する。
【解決手段】可変バルブタイミング装置は、内燃機関Eのヘッドカバー11に設けられて、同機関のカムシャフト14に設けられた可変バルブタイミング機構VVTの作動油圧を制御するOCV12と、OCV12に作動油を供給するポンプPと、OCV12とポンプPとの間に設けられて作動油の逆流を防止するバルブ装置25とを備える。バルブ装置25は、シリンダヘッド13に対するヘッドカバー11の締結に際してそれらシリンダヘッド13とヘッドカバー11とが密着される部位にそれぞれ対向して穿設されている各油路15c,16cを繋ぐ態様で、シリンダヘッド側およびヘッドカバー側の少なくとも一方の油路を拡径して設けられた凹部18に挿入される。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の機関バルブの開閉タイミングを可変バルブタイミング機構の作動により可変とする可変バルブタイミング装置に関し、特に同装置における可変バルブタイミング機構の作動油圧伝達経路となる油路構造の改良に関する。
周知のように、車載等の内燃機関に設けられている吸気バルブや排気バルブといった機関バルブの開閉タイミングを機関運転状態に応じて可変とする可変バルブタイミング機構が実用化されている。この装置は、カムシャフトに設けられた可変バルブタイミング機構を油圧制御弁(オイルコントロールバルブ)により調整された油圧により駆動する。この駆動により、機関出力軸であるクランクシャフトに対するカムシャフトの相対回転位相を可変とすることにより、同カムシャフトにて開閉される機関バルブの開閉タイミングを機関運転状態に応じたものに変更する装置である。
なお通常、上記可変バルブタイミング機構には、機関バルブの開閉動作に伴って発生する反力によりカムシャフトの回転位相を遅らせようとする力(回転トルク)が作用することから、同機構の応答性及び作動性が低下するおそれがある。そこで、こうした可変バルブタイミング装置では、上記油圧制御弁などにより、そのようなカムシャフトの回転位相を遅らせようとする力に抗する付勢力を付与するように油圧調整を行うことによって、可変バルブタイミング機構の応答性及び作動性が維持されるようにもしている。
ところで、こうした可変バルブタイミング装置はその応答性があまり高くないため、内燃機関の回転数や振動などにより大きさや周期が変化する抗力への対応が難しいこともあり、場合によっては、油圧調整のみでは上記可変バルブタイミング機構を構成するベーン等の回転角度の静定が困難で、さらに振動させてしまうようなこともある。すなわち、受ける抗力の大きさや周期などによっては、可変バルブタイミング機構に生じた回転角度の振れを油圧の調整のみにて収束させることが難しいこともある。
そこで従来は、こうしたベーン等の振れに伴う油圧変動を軽減させるべく、例えば特許文献1に記載の装置なども提案されている。この装置では、油圧制御弁から可変バルブタイミング機構に油圧を伝達させるために設けられている遅角側制御油路と進角側制御油路との間に、それら油路を連結させる連絡路を設けるようにしている。この連絡路により、上記可変バルブタイミング機構の振れにより生じる油圧変動が上記各油路にも伝達されるようになり、該油圧変動が油圧制御弁まで伝達されることが緩和されるようになる。
特開2007−309278号公報 特開2000−179311号公報
特許文献1に記載の装置によればこのように、油圧制御弁近傍での油圧変動は確かに緩和される。しかしながら、本来個別に油圧調整されるべき各通路が連通されるために、油圧調整にかかる応答性のより一層の低下が懸念されるとともに、一方の油路の油圧が他方の油路に伝達されて、可変バルブタイミング機構のさらなる振れをも招きかねない。
なお従来、こうした可変バルブタイミング機構の振れを抑制し得る方法として、例えば特許文献2に記載の装置のように、油圧制御弁への油路途中に逆流防止用のチェックバルブを設けるなどの方法も提案されている。しかしこの提案の方法であれ、可変バルブタイミング装置としての応答性や内燃機関に対するこうしたチェックバルブの搭載性等を考慮すると、その搭載位置の決定にはなお考察の余地を残すものとなっている。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、油圧駆動される可変バルブタイミング機構に生じる振れを抑制するチェックバルブを、応答性並びに汎用性をより高く維持し得る部位に有して課題の解決を図ることのできる可変バルブタイミング装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、内燃機関のヘッドカバーに設けられて、同機関のカムシャフトに設けられた可変バルブタイミング機構の作動油圧を制御する油圧制御弁と、この油圧制御弁に作動油を供給するポンプと、これら油圧制御弁とポンプとの間に設けられて作動油の逆流を防止するチェックバルブとを備える可変バルブタイミング装置であって、前記チェックバルブは、当該機関のシリンダヘッドに対する前記ヘッドカバーの締結に際してそれらシリンダヘッドとヘッドカバーとが密着される部位にそれぞれ対向して穿設されている油路を繋ぐ態様で、前記シリンダヘッド側および前記ヘッドカバー側の少なくとも一方の油路を拡径して設けられた凹部に挿入されてなることを要旨とする。
このような構成によれば、チェックバルブは、油圧制御弁とポンプとの間の油路においてシリンダヘッドとヘッドカバーとの間に設けられることから、その配置位置が同油路にあって油圧制御弁に近い位置とされる。このように油圧制御弁に近いところに配置することにより、可変バルブタイミング機構から離れる距離に応じて同機構から逆流される作動油に対する応答が遅れるチェックバルブを、同逆流された作動油に対して短時間のうちに応答する(高い応答性を有する)ようにできる。
また、油圧制御弁とポンプとの間の油路は、油圧制御弁と可変バルブタイミング機構との間の油路に比べて構造が簡単であることが通常であることから、このような位置にチェックバルブを設けるようにすることで、その実施が比較的容易となり、その適用可能性も高くなる。さらに、油圧制御弁とポンプとの間の油路は、構造が簡単であることから、仕様などの異なる複数の内燃機関にあっても、その構造の共通化などが図られやすいものとなっており、このような位置に設けられるチェックバルブはその汎用性が高いものとなる。
請求項2に記載の発明は、前記シリンダヘッド側に油路を拡径して設けられた凹部に前記チェックバルブが挿入してなることを要旨とする。
このような構成によれば、チェックバルブをシリンダヘッドの上側となるヘッドカバー側に載置することができるので、その設置が容易とされ、このようなチェックバルブの採用可能性がより高められる。
請求項3に記載の発明は、前記チェックバルブには、前記油路に挿通されるハウジングが設けられてなり、同ハウジング上面には、前記拡径された凹部に係合されるフランジが設けられてなり、このフランジと前記ヘッドカバーとの間にはガスケットが介在されてなることを要旨とする。
このような構成によれば、チェックバルブのフランジがシリンダヘッドとヘッドカバー
との間の気密性を維持するガスケットによって固定されるようになり、すなわち、チェックバルブがシリンダヘッドとヘッドカバーとの間に上下動することなく固定されるようになる。これにより、チェックバルブの応答性が、同チェックバルブの上下動により低下されるようなことなく、高く維持されるようになる。
また、シリンダヘッドとヘッドカバーとの間には熱変形や振動によるずれなどが多少なりとも生じるが、そのようなずれに対応してそれらの間の気密性を維持するガスケットにより固定されるチェックバルブであれば、同ずれに影響されて上下動することなくそれらの間への好適な固定が維持される。
さらに、このチェックバルブはガスケットにより固定されることから、その固定のために油路や凹部に圧入する必要がない。圧入によらないので、圧入によれば油路や凹部に強くこすられる部分に生じたばりが機関運転中に油路を流されて可変バルブタイミング装置の動作に悪影響を及ぼすようなことが生じることがなく、圧入によるような信頼性の低下は生じない。また、ガスケットによる固定によれば、ボルト締めに要するボルト締め用のスペースの確保や、ボルト部品の増加、及び穴加工の増加などを招くこともなく、チェックバルブの固定が容易かつ簡単に行なわれるようになる。
請求項4に記載の発明は、前記チェックバルブは、ハウジング内部の給油側入口を塞ぐ態様で載置されたボール状の弁体を有し、該チェックバルブの給油側入口には、該給油側入口への前記弁体の当接の有無を検知するセンサが設けられてなることを要旨とする。
このような構成によれば、可変バルブタイミング機構が振れるなどして油路に作動油の逆流が生じるような場合、同逆流によりチェックバルブの弁体が閉じられたことが検知されるようになる。例えば、弁体の開閉が頻繁に生じるような場合、可変バルブタイミング機構が好適に制御されていないことが判断されるようになり、その制御性を回復させるような油圧制御弁の制御が可能となる。特に、内燃機関の回転数が高い場合に可変バルブタイミング機構に生じる短い周期の振れは、チェックバルブの開閉動作が追従し難い短い周期の逆流を生じることもあるが、このような場合であれ、同振れの周期をチェックバルブの追従可能な周期に一旦低下させれば、その振れはチェックバルブにより抑制されるようになる。これにより可変バルブタイミング機構が、内燃機関の回転数にかかわらず、好適に制御されるようにもなる。
請求項5に記載の発明は、前記シリンダヘッド側の前記チェックバルブが挿入される部位として前記凹部の設けられた部位が、当該シリンダヘッド上において前記カムシャフトを回転自在に支持するカムキャップの上面であることを要旨とする。
このような構成によれば、カムシャフトに設けられる油路に油圧制御弁を短距離で接続させるカムキャップにチェックバルブも設けられるようになることから、チェックバルブと油圧制御弁との距離も自ずと短くされ、チェックバルブの応答性も高く維持されるようになる。
本発明に係る可変バルブタイミング装置の具体化された一実施形態について、その油路の一部の断面構造を示す断面図。 同実施形態の油路構造に用いられるチェックバルブについてその断面構造を示す断面図。 本発明に係る可変バルブタイミング装置に採用されるチェックバルブのその他の実施形態についてその断面構造を示す断面図。 本発明に係る可変バルブタイミング装置の具体化されたその他の実施形態について、その断面構造を示す断面図。
以下、本発明の可変バルブタイミング装置の具体化された一実施形態について、図1及び図2に従って説明する。図1は、内燃機関Eに採用されている可変バルブタイミング装置の構造について主にその油路構造の一部を断面にして示す図であり、図2は、油路に採用されるチェックバルブの構造を断面にして示す図である。
図1に示すように、内燃機関Eは、アルミニウム合金などの金属系材料から形成されるシリンダヘッド13と、同シリンダヘッド13の上面を覆うヘッドカバー11とを有している。シリンダヘッド13の上面には軸受構成部13aが形成されており、同軸受構成部13aはそこにボルト固定されるカムキャップ15とによりカムシャフト14を保持する軸受を構成している。これによりカムシャフト14は、同軸受構成部13aと同カムキャップ15とにより構成される軸受に回動自在に支持される。カムシャフト14の端部には、内燃機関Eの吸気バルブ(図示略)の開閉タイミングを可変とする可変バルブタイミング機構VVTが設けられている。
可変バルブタイミング機構VVTは、カムシャフト14の端部に配設されており、供給される作動油の油圧により作動して当該内燃機関Eの出力軸であるクランクシャフト(図示略)とカムシャフト14との相対回転位相を変化させることによって、上記開閉タイミングを進角方向や遅角方向へ変更する。可変バルブタイミング機構VVTには、油圧の供給により前記相対回転位相を遅角方向に変更する遅角室(図示略)と、同相対回転位相を進角方向に変更する進角室(図示略)とが設けられている。吸気バルブの開閉タイミングは、可変バルブタイミング機構VVTの遅角室への油圧供給により遅角方向に変更され、同機構の進角室への油圧供給により進角方向に変更されるようになる。
ヘッドカバー11は、高い剛性の不要な部分であることから、金属系材料や樹脂系材料からシリンダヘッド13より低い剛性を有するように形成されている。ヘッドカバー11には、シリンダヘッド13の上面を覆うカバー本体11aと、カバー本体11aからシリンダヘッド側に突出され、厚みがカバー本体11aよりも厚い支持部材16が設けられている。支持部材16は、シリンダヘッド13の軸受構成部13aに固定されたカムキャップ15に対応する位置に設けられており、シリンダヘッド13にヘッドカバー11が締結されると、その下面16bがカムキャップ15の上面15aに密着するように当接するようになっている。この当接によりヘッドカバー11のカバー本体11aは、シリンダヘッド13に対してその上下位置が所定の位置に支持されるようになり、機関運転された場合であれ、同支持によりシリンダヘッド13との間に生じる揺動や振動が軽減される。
また、ヘッドカバー11には、オイルパン20に貯留されている作動油を吸入したポンプPから給油側油路21を介して同作動油を供給されるオイルコントロールバルブ(OCV)12が設けられている。OCV12は、図示しないスプール弁を備えるリニアソレノイドバルブであって、内蔵された電磁ソレノイドへの駆動信号を変化させることにより、作動油の供給先や供給量を変更するようになっている。OCV12には、作動油の供給先である可変バルブタイミング機構VVTの遅角室に連通される遅角側油路22と、同じく作動油の供給先である可変バルブタイミング機構VVTの進角室に連通される進角側油路(図示略)とが接続されている。
遅角側油路22は、OCV12と可変バルブタイミング機構VVTの遅角室とを連通する油路であり、該OCV12から支持部材16、カムキャップ15、及びカムシャフト14を介して該遅角室に至る油路として形成されている。進角側油路は、OCV12と可変バルブタイミング機構VVTの進角室とを連通する油路であり、該OCV12から支持部
材16、カムキャップ15、及びカムシャフト14を介して該進角室に至る油路として形成されている。このように、遅角側油路22と進角側油路とは、OCV12と可変バルブタイミング機構VVTとの間に、それぞれ独立した油路として設けられている。
これにより、OCV12に供給された作動油は、OCV12により選択された供給先に通じる遅角側油路22、あるいは進角側油路のいずれかに供給されることにより、クランクシャフトに対するカムシャフト14の相対回転位相を変更して吸気バルブのバルブタイミングを変化させる。
給油側油路21は、シリンダヘッド13に断面円形の穴として穿設されたシリンダヘッド油路13bと、カムキャップ15に同じく断面円形の穴として穿設されたカムキャップ油路15cと、ヘッドカバー11にこれも同じく断面円形の穴として穿設された支持部材油路16cとを有し構成されている。
シリンダヘッド油路13bは、そのポンプ側の入口にポンプPが接続され、その入口からポンプPにて所定の油圧にされた作動油が供給される。また、シリンダヘッド油路13bは、そのOCV側の出口がカムキャップ15の固定される軸受構成部13aの上面13dに形成されている。カムキャップ油路15cは、そのポンプ側の入口がシリンダヘッド油路13bの出口に対応する位置に形成されている。これにより、軸受構成部13aにカムキャップ15が固定されると、シリンダヘッド油路13bの出口にカムキャップ油路15cの入口が連結され、シリンダヘッド油路13bとカムキャップ油路15cとが繋がれ、連通されるようになる。なお、軸受構成部13aにボルト固定されるカムキャップ15は、シリンダヘッド13と同様の剛性を有していることから、機関運転中であれ、シリンダヘッド13との間にずれや隙間を生じることがないため、シリンダヘッド油路13bとカムキャップ油路15cとの連結部の密閉性は好適に維持される。
カムキャップ油路15cは、そのOCV側の出口が支持部材16の密着する上面15aに形成されている。支持部材油路16cは、そのポンプ側の入口がカムキャップ油路15cの出口に対応する位置に設けられている。これにより、シリンダヘッド13にヘッドカバー11が締結されることに伴ってカムキャップ15の上面15aに支持部材16の下面16bが密着されることに基づいて、カムキャップ油路15cの出口に支持部材油路16cの入口が連結され、カムキャップ油路15cと支持部材油路16cとが繋がれ、連通される。
図2に示すように、カムキャップ油路15cの出口には、その油路の断面形状を広げるように同油路を拡径させた断面円形状の凹部18が設けられており、同凹部18には、同凹部18の内側面18aに接する円形リング状のガスケット19が配置されている。ガスケット19はゴム系材料や樹脂系材料などの弾性を有する材料からその中心に貫通穴19aを有するように形成されており、凹部18に配置されてその上面19bが押圧されると、その外側部19dが凹部18の内側面18aに密着するようになっている。貫通穴19aは、油路における作動油の流通を妨げないような形状として、例えば、カムキャップ油路15cの断面形状と同様の形状もしくはそれよりも大きな形状に形成されている。またガスケット19は、凹部18に配置されとき、その上面19bがカムキャップ15の上面15aよりも突出されるような高さに形成されており、カムキャップ15に密着された支持部材16の下面16bにより押圧されるようになっている。すなわちガスケット19は、支持部材16に押圧されると、その外側部19dが膨らみ内側面18aに密着されるとともに、その上面19bはその弾性力により支持部材16の下面16bに密着される。これにより、カムキャップ油路15cと支持部材油路16cとの連結部の密閉性が確保される。なお、シリンダヘッド13とヘッドカバー11とは、それぞれの形状や材料の違いよりそれぞれの剛性や熱膨張率が相違している。そのため内燃機関Eの温度変化や振動に伴
いカムキャップ15の上面15aと支持部材16の下面16bとの間の密着性が変化して多少のずれや隙間が生ずるおそれもあるが、そのようなずれや隙間が生じた場合であれ、ガスケット19はその弾性によりそれらずれや隙間に応じて変形し、連結部の密閉性を好適に維持する。
支持部材油路16cは、そのOCV側の出口を同じくヘッドカバー11に形成されているOCV12に連結させており、支持部材油路16cとOCV12とが繋がれ、連通されている。
このような構造により、OCV12には、ポンプPにより与圧された作動油が、シリンダヘッド油路13b、カムキャップ油路15c、及び支持部材油路16cを介して供給される。そして、この供給された作動油がOCV12にて選択された可変バルブタイミング機構VVTの遅角室もしくは進角室に供給される場合、その油圧が同可変バルブタイミング機構VVTを作動させ、吸気バルブの開閉タイミングを可変するようになる。
本実施形態では、凹部18には、バルブ装置25が設けられている。バルブ装置25は、バルブ装置25を凹部18に設置させるバルブ支持体27と、バルブ支持体27に支持されてカムキャップ油路15cに配置されるバルブ本体28とから構成されている。
バルブ支持体27は、円筒状のハウジング部30aと、同ハウジング部30aの端部から外方向に平面状に広がるフランジ部30bとを備えている。ハウジング部30aは、その外径がカムキャップ油路15cの内径よりも小さく形成されており、カムキャップ油路15cに挿入配置されるとき、その外側面30cがカムキャップ油路15cに強く擦られないようになっている。すなわち、ハウジング部30aは圧入によらずカムキャップ油路15cへの挿入が可能となっており、ハウジング部30aの外側面30cやカムキャップ油路15cの内周面には強く擦られる場合に生じるばりなどの生じるおそれが極めて小さい。フランジ部30bは、その周方向の外径がカムキャップ油路15cの内径よりも大きく、かつ、凹部18の内側面18aの内径よりも小さいとともに、その上面30fがガスケット19の下面19cの当接を可能とする形状の大きさに形成されている。すなわち、凹部18に配置されたバルブ装置25は、そのフランジ部30bの上面30fに載置されたガスケット19により同上面30fが押圧されると、その下面30eが凹部18の段差部18bに押しつけられるようにして凹部18に固定される。
バルブ本体28は、チェックバルブとしての機能を有しており、円筒状の筒体32aと、同筒体32aの入口側の開口端である給油側入口32bを塞ぐことのできるように同筒体32a内に配置されたボール状の弁体33と、同弁体33を給油側入口32bに付勢するスプリングなどの弾性部材34とを有し構成されている。弁体33が給油側入口32bに付勢されていることから、作動油が給油側入口32bからバルブ本体28へ流入しようとする場合、その作動油が弾性部材34の付勢力に抗するように弁体33を押し戻してバルブ本体28を流通するようになる。すなわち、ポンプPが作動油に与える油圧は、可変バルブタイミング機構VVTを作動させることができるとともに、弾性部材34の付勢力に抗することのできる圧力となっている。逆に作動油がバルブ本体28から給油側入口32bに流出しようとする場合、その作動油が給油側入口32bに弁体33を押しつけて作動油を流通させないようにする。すなわち、ポンプPが作動油に与える油圧に抗して、可変バルブタイミング機構VVTの振れにより作動油が逆流した場合であれ、同逆流は弁体33が油路を閉じることによりバルブ本体28にて止められ、可変バルブタイミング機構VVTとしても振れが抑制されるようになる。
筒体32aは、その外径がバルブ支持体27のハウジング部30aの内径よりも少し小さい大きさに形成されており、ハウジング部30aの筒内に挿入されるとき、その外側面
32dがハウジング部30aの内側面30dに強く擦られないようになっている。なお、ハウジング部30aの内径と筒体32aの外径のそれぞれの大きさは、ハウジング部30aの内側面30dと筒体32aの外側面32dとの間隔が、作動油を容易に流通させないような隙間となるような大きさにされている。このような大きさであれば、このような間隔に流れる作動油が、作動油の流れに対する弁体33の応答を遅延させるおそれが抑制される。
本実施形態では、筒体32aはバルブ支持体27のハウジング部30aにかしめられることにより固定されている。かしめによる固定であれば、筒体32aのハウジング部30aへの固定の際、筒体32aの外側面32dがハウジング部30aの内側面30dに強く擦られることがなく、擦られた場合に生じるばりなどの発生が抑制される。
これにより、バルブ装置25は、そのバルブ本体28をカムキャップ油路15cに挿通させるとともに、そのバルブ支持体27のフランジ部30bを凹部18の段差部18bに引っかけるようにして、同凹部18に配置されるようになる。凹部18にバルブ装置25が配置された状態で、シリンダヘッド13にヘッドカバー11が締結されると、同凹部18に配置されるガスケット19が押圧されて、バルブ装置25のフランジ部30bを凹部18の段差部18bに押しつけ固定する。これによりバルブ装置25は、作動油が流通する場合であれ、作動油の流通方向へ移動しないように凹部18に固定される。また、カムキャップ油路15cと支持部材油路16cとの連結部にずれや隙間が生じる場合であれ、そのようなずれや隙間に応じてのガスケット19の変形により、フランジ部30bは凹部18の段差部18bに押しつけられ続け、バルブ装置25は好適に固定され続けられるようになる。
以上説明したように、本実施形態の可変バルブタイミング機構によれば、以下に列記するような効果が得られるようになる。
(1)バルブ本体28をOCV12とポンプPとの間の給油側油路21においてシリンダヘッド13とヘッドカバー11との間に設けたことから、その配置位置が同給油側油路21にあってOCV12に近い位置とされる。このようにバルブ装置25を、OCV12に近いところに配置することにより、可変バルブタイミング機構VVTから離れる距離に応じて同機構から逆流される作動油に対する応答が遅れるバルブ本体28(弁体33)を、同逆流された作動油に対して短時間のうちに応答させる(高い応答性を有する)ようにできる。
(2)OCV12とポンプPとの間の給油側油路21は、OCV12と可変バルブタイミング機構VVTとの間の遅角側油路22や進角側油路に比べて構造が簡単であることが通常であるから、このような位置にバルブ装置25を設けることで、その実施が比較的容易とされ、その適用可能性も高くされる。
(3)さらに、同給油側油路21の油路構造は比較的単純であることから、仕様などの異なる複数の内燃機関にあっても、その油路構造の共通化などが図られやすくなっており、このような位置にバルブ装置25を設ける油路構造はその汎用性が高くなる。
(4)バルブ装置25をシリンダヘッド13の上側となるカムキャップ15の上面15aに形成された凹部18に載置することできるので、その設置が容易とされ、このようなバルブ装置25の採用可能性がより高められる。
(5)バルブ装置25のフランジ部30bがシリンダヘッド13とヘッドカバー11との間の気密性を維持するガスケット19によって固定されるようになり、すなわち、バルブ装置25がシリンダヘッド13とヘッドカバー11との間に上下動することなく固定さ
れる。これにより、バルブ装置25の応答性が、同バルブ装置25の上下動により低下されることなく、高く維持される。
(6)シリンダヘッド13とヘッドカバー11との間には熱変形や振動によるずれなどが多少なりとも生じるが、そのようなずれに対応してそれらの間の気密性を維持するガスケット19により固定されるバルブ装置25であれば、同ずれに影響されて上下動することなくそれらの間への好適な固定が維持される。
(7)バルブ装置25はガスケット19により固定されることから、その固定のためにカムキャップ油路15cや凹部18に圧入する必要がない。圧入によらないので、圧入によれば同油路や凹部に強くこすられる部分に生じたばりが機関運転中に給油側油路などを流されて可変バルブタイミング装置の動作に悪影響を及ぼすようなことが生じるおそれがなく、圧入によるような信頼性の低下は生じない。また、ガスケット19による固定によれば、ボルト締めに要するボルト締め用のスペースの確保や、ボルト部品の増加、及び穴加工の増加などを招くこともなく、バルブ装置25の固定が容易かつ簡単に行なわれるようになる。
(8)カムシャフト14に設けられる遅角側油路22や進角側油路にOCV12を短距離で接続させるカムキャップ15にバルブ装置25も設けることから、バルブ装置25とOCV12との距離も自ずと短くされ、バルブ装置25の応答性も高く維持されるようになる。
なお、上記実施形態は、例えば以下のような態様にて実施することもできる。
・上記実施形態では、バルブ本体28の筒体32aをバルブ支持体27のハウジング部30aにかしめにより固定する場合について例示したが、これに限らず、筒体の外側面などにばりが生じないのであれば、筒体のハウジング部への固定は、螺入や嵌め込みなど、その他の固定方法が用いられてもよい。これにより、バルブ装置の設計自由度が高められる。
・上記実施形態では、機関バルブとして吸気バルブの場合について例示したが、これに限らず、機関バルブは、例えば排気バルブでもよい。これにより、このような可変バルブタイミング機構の採用可能性が高められる。
・上記実施形態では、連結部は、シリンダヘッド13のカムキャップ15とヘッドカバー11の支持部材16との間に設けられたが、これに限らず、連結部は、カムキャップを介さずともシリンダヘッドとヘッドカバーとが当接される位置であれば、シリンダヘッドの任意の位置とヘッドカバーとの間に設けられてもよい。これにより、このような油路構造の設計自由度が高められる。
・上記実施形態のバルブ本体28の給油側入口32bにセンサを設けるようにしてもよい。図3は、バルブ本体28のその他の実施形態についてその断面を示す図であり、同図に示すように、弁体33の当接を検知する圧力センサSNを給油側入口32bに設けてもよい。これにより、可変バルブタイミング機構が振れるなどして給油側油路に作動油の逆流が生じるような場合、その逆流についてもバルブ本体の弁体33が閉じられたことから圧力センサSNにより検知できるようになる。すなわち、弁体33の開閉が頻繁に生じるような場合、可変バルブタイミング機構が振れており適切に制御されていないことが判断されるようになり、その制御性を回復させるようなOCV12を通じての油圧制御が可能となる。特に、内燃機関Eの回転数が高いときに可変バルブタイミング機構VVTに生じる短い周期の振れは、弁体33の開閉動作が追従し難い短い周期の逆流を生じることもあるが、このような場合であれ、同振れの周期を弁体33の追従可能な周期に一旦低下させ
れば、その振れはバルブ装置の作用により抑制されるようになる。これにより可変バルブタイミング機構が、内燃機関の回転数にかかわらず、好適に制御されるようにもなる。
・上記実施形態では、給油側入口32bに圧力センサSNを設けた場合について例示したが、これに限らず、給油側入口に設けるセンサは、バルブ装置の弁体が閉じられたことを検知することができるものであれば、例えば機械式、光学式や近接式など、接触式でも非接触式でもよい。これにより、センサの選択自由度が高められるようになる。
・上記実施形態では、ガスケット19が一つである場合について例示したが、ガスケットはフランジを挟むように2つ用いられてもよい。これによれば、ガスケットの小型化が可能となり、カムキャップの設置にかかるスペースを小さくすることができるようにもなる。
・上記実施形態では、ガスケット19の形状は円形リング状であったが、これに限らず、その形状は、内部に流路の確保可能な無端形状であれば、楕円形や多角形状であってもよい。これによれば、バルブ装置の設置の自由度を向上させることができる。
・上記実施形態では、ガスケット19の断面形状が矩形である場合について例示したが、これに限らず、ガスケットの断面形状は、密閉性を維持することが可能であれば、例えば、三角形や五角形以上の多角形であっても、円形であってもよい。これにより、バルブ装置の設計自由度が高められるようになる。
・上記実施形態のガスケット19は、いわゆるO−リングでもよい。
・上記実施形態では、バルブ支持体27とバルブ本体28とから構成されるチェックバルブについて例示したが、これに限らず、チェックバルブは、例えばバルブ本体の筒体(ハウジング)にフランジが一体形成されるなど、バルブ本体とバルブ支持体とが一体化されていてもよい。これによれば、チェックバルブの一層の小型化も可能とされ、このようなチェックバルブの採用可能性も高められる。
・上記実施形態では、バルブ本体28は給油側入口32bにボール状の弁体33がスプリングなどの弾性部材34で付勢されている場合について例示したが、これに限らず、バルブ装置の備える構造は、逆止弁として機能するものであれば、例えば同油路入口に蓋状に設けたものでもよい。
・上記実施形態では、バルブ装置25をカムキャップ15に設ける場合について例示した。しかしこれに限らず、バルブ装置は、シリンダヘッドとヘッドカバーとの境界に形成される油路を繋ぐ連結部に設けるのであれば、ヘッドカバー側に設けても、シリンダヘッド側とヘッドカバー側とに跨るように設けてもよい。これにより、連結部におけるバルブ装置の配置の自由度が高められるようにある。
図4は、可変バルブタイミング装置のその他の実施形態を断面にて示す図であり、同図に示すように、支持部材16の下面16bに凹部35を形成して、同凹部35にバルブ装置36を、そのバルブ支持体37のフランジ部を凹部35に係合させ、バルブ本体38を支持部材油路16cに挿通させるように配置してもよい。これによっても、シリンダヘッド13にヘッドカバー11が締結されるとき、ガスケット19によりバルブ装置36は凹部35に押圧固定されるようになる。
・上記実施形態では、カムキャップ油路15cの内径よりもバルブ支持体27のハウジング部30aの外径が小さい場合について例示したが、これに限らず、ハウジング部の外径は、カムキャップ油路の内径よりも大きくてもよい。この場合、バルブ装置を設ける箇
所には、そのハウジング部を挿入させるために油路を拡開させた凹部を形成すればよい。
11…ヘッドカバー、11a…カバー本体、12…油圧制御弁としてのオイルコントロールバルブ(OCV)、13…シリンダヘッド、13a…軸受構成部、13b…シリンダヘッド油路、13d…上面、14…カムシャフト、15…カムキャップ、15a…上面、15c…カムキャップ油路、16…支持部材、16b…下面、16c…支持部材油路、18…凹部、18a…内側面、18b…段差部、19…ガスケット、19a…貫通穴、19b…上面、19c…下面、19d…外側部、20…オイルパン、21…給油側油路、22…遅角側油路、25…チェックバルブとしてのバルブ装置、27…バルブ支持体、28…バルブ本体、30a…ハウジングを構成するハウジング部、30b…フランジとしてのフランジ部、30c…外側面、30d…内側面、30f…上面、32a…ハウジングを構成する筒体、32b…給油側入口、32d…外側面、33…弁体、34…弾性部材、E…内燃機関、P…ポンプ、SN…圧力センサ、VVT…可変バルブタイミング機構。

Claims (5)

  1. 内燃機関のヘッドカバーに設けられて、同機関のカムシャフトに設けられた可変バルブタイミング機構の作動油圧を制御する油圧制御弁と、この油圧制御弁に作動油を供給するポンプと、これら油圧制御弁とポンプとの間に設けられて作動油の逆流を防止するチェックバルブとを備える可変バルブタイミング装置であって、
    前記チェックバルブは、当該機関のシリンダヘッドに対する前記ヘッドカバーの締結に際してそれらシリンダヘッドとヘッドカバーとが密着される部位にそれぞれ対向して穿設されている油路を繋ぐ態様で、前記シリンダヘッド側および前記ヘッドカバー側の少なくとも一方の油路を拡径して設けられた凹部に挿入されてなる
    ことを特徴とする可変バルブタイミング装置。
  2. 前記シリンダヘッド側に油路を拡径して設けられた凹部に前記チェックバルブが挿入してなる
    請求項1に記載の可変バルブタイミング装置。
  3. 前記チェックバルブには、前記油路に挿通されるハウジングが設けられてなり、同ハウジング上面には、前記拡径された凹部に係合されるフランジが設けられてなり、このフランジと前記ヘッドカバーとの間にはガスケットが介在されてなる
    請求項2に記載の可変バルブタイミング装置。
  4. 前記チェックバルブは、ハウジング内部の給油側入口を塞ぐ態様で載置されたボール状の弁体を有し、
    該チェックバルブの給油側入口には、該給油側入口への前記弁体の当接の有無を検知するセンサが設けられてなる
    請求項3に記載の可変バルブタイミング装置。
  5. 前記シリンダヘッド側の前記チェックバルブが挿入される部位として前記凹部の設けられた部位が、当該シリンダヘッド上において前記カムシャフトを回転自在に支持するカムキャップの上面である
    請求項2〜4のいずれか一項に記載の可変バルブタイミング装置。
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