JP2000178932A - 交通規制用バリケード - Google Patents

交通規制用バリケード

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JP2000178932A
JP2000178932A JP10354707A JP35470798A JP2000178932A JP 2000178932 A JP2000178932 A JP 2000178932A JP 10354707 A JP10354707 A JP 10354707A JP 35470798 A JP35470798 A JP 35470798A JP 2000178932 A JP2000178932 A JP 2000178932A
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JP
Japan
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barricade
plates
plate
connecting member
bending
Prior art date
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Pending
Application number
JP10354707A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidenobu Kamei
秀伸 亀井
Masabumi Kawasaki
正文 川崎
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Futaba Sangyo KK
Sumitomo Densetsu Co Ltd
Original Assignee
Futaba Sangyo KK
Sumitomo Densetsu Co Ltd
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置と撤去が容易で、かつ運搬時に嵩張らな
い交通規制用バリケードを提供することである。 【解決手段】 複数のバリケード板1を、ピン結合され
た2本のリンク2より成る連結部材3で連結して一体に
形成し、各バリケード板1の間の間隔をアコーディオン
状に拡縮可能とすることにより、バリケード板1間を拡
張して短時間で道路9の規制区域10にバリケードを設
置でき、かつ撤去の際にはバリケード板1間をコンパク
トに縮めて、狭いスペースで容易に運搬できるようにし
たのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、道路工事や事故
処理等のために車両等の進入を規制する交通規制用バリ
ケードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、道路工事や交通事故等のために車
両等の進入を規制するバリケードを設置する際には、円
錐状のコーンを規制区域に沿って配列し、隣接するコー
ンの頂部に棒を差し渡す方法が多く採用されている。こ
れらのコーンは、数個ずつ積み重ねて工事現場等に運搬
され、これらを作業者が一つずつ適当な間隔で配列し、
各コーン間に棒を差し渡している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の交通規
制用バリケード設置方法は、前記円錐状のコーンを一つ
ずつ配列して棒を差し渡す必要があるため、設置および
撤去に非常に手間と時間がかかる問題がある。特に、交
通事故等で、緊急にバリケードを設置する場合には、交
通規制に時間がかかって、この間に交通の混乱を来す問
題があり、新たな事故を誘発する可能性もある。また、
円錐状コーンは、積み重ねても運搬時に嵩張る問題があ
る。
【0004】そこで、この発明の課題は、設置と撤去が
容易で、かつ運搬時に嵩張らない交通規制用バリケード
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明の交通規制用バリケードは、複数のバリ
ケード板を、少なくとも1つの屈曲自在な屈曲点を有す
る連結部材で、バリケード板の板面と直交方向に連結
し、この連結部材で連結された各バリケード板の間隔
を、前記屈曲点における屈曲角の変化で拡縮可能に形成
した構成を採用したのである。
【0006】すなわち、複数のバリケード板を屈曲自在
な屈曲点を有する連結部材で連結して、交通規制用バリ
ケードを一体に形成し、各バリケード板間をアコーディ
オン状に拡縮可能とすることにより、バリケード板間を
拡張して短時間で容易にバリケードを設置でき、かつ撤
去の際にはバリケード板間をコンパクトに縮めて、狭い
スペースで容易に運搬できるようにしたのである。
【0007】前記連結部材としては、屈曲自在にピン結
合された少なくとも2本のリンクで形成されたものを採
用することができる。
【0008】前記連結部材を、前記各バリケード板間に
複数個並列に取り付け、各連結部材を等長で、かつその
屈曲点を、前記バリケード板拡縮方向の同一位置に設
け、少なくとも2つの連結部材を、その各屈曲点で互い
に逆向きに屈曲するように形成することにより、各バリ
ケード板間を拡張した際の剛性を高め、バリケード板の
倒れを防止することができる。
【0009】前記バリケード板の間隔を最大に拡張した
状態で、前記連結部材の屈曲点を、180°よりも小さ
い所定の屈曲角で止める手段を設けることにより、バリ
ケード板の間隔を縮める際に、連結部材が屈曲点で突っ
張ることなく容易に折り畳まれ、スムーズにバリケード
を撤去することができる。
【0010】前記バリケード板の間隔を拡張した状態
で、両端のバリケード板と、その一つ内側のバリケード
板との間の前記連結部材の屈曲角を固定する手段を設け
ることにより、バリケードを設置した際の、両端のバリ
ケード板の倒れ込みを防止することができる。
【0011】前記バリケード板の下端部に、キャスタを
取り付けることにより、このキャスタの転がりでバリケ
ード板を移動させ、バリケードの設置と撤去ならびに持
ち運びを容易に行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図6に基づき、こ
の発明の実施形態を説明する。この交通規制用バリケー
ドは、図1および図2に示すように、複数の台形状のバ
リケード板1と、ピン結合された2本のリンク2で各バ
リケード板1を連結する連結部材3で形成されている。
各バリケード板1にはキャスタ4が取り付けられ、両端
のバリケード板1には、把手5と接地固定用ストッパ6
も取り付けられている。このストッパ6は、固定ロッド
7を踏み込むことによりキャスタ4を地面から浮かせ、
両端のバリケード板1を接地固定するものである。接地
固定を解除するときは、ペダル8を踏み込むことにより
固定ロッド7がばねで元の位置に戻るようになってい
る。
【0013】このバリケードを設置する際は、図1に示
すように、道路9の規制区域10の始点に、トラック等
で運搬したバリケードを降ろし、前記ストッパ6で手前
側の端のバリケード板1を接地固定したのち、他端側の
バリケード板1の把手5を持って引っ張ることにより、
中間の各バリケード板1はキャスタ4の転がりで追随移
動し、前記2本のリンク2で形成される連結部材3の屈
曲角の拡がりで各バリケード板1間の間隔が拡張され、
規制区域10がバリケードで囲われる。規制区域10を
バリケードで囲ったのち、前記他端のバリケード板1も
ストッパ6で接地固定される。
【0014】前記バリケードを撤去する際は、前記他端
のバリケード板1のストッパ6を解除したのち、この他
端のバリケード板1を手前側に押すことにより、中間の
各バリケード板1が追随して手前側へ移動し、図2に示
すように、前記連結部材3のリンク2が折り畳まれて、
各バリケード板1間の間隔がコンパクトに縮められる。
【0015】図3および図4に示すように、前記連結部
材3は、各バリケード板1間に3個ずつ取り付けられ、
バリケード板1の中央上部に取り付けられた連結部材3
aは、2本のリンク2aが下向きに屈曲し、その両側下
部に取り付けられた各連結部材3bは、2本のリンク2
bが上向きに屈曲するように、それぞれピン結合されて
いる。各バリケード板1は、台形状の鋼板縁に折り曲げ
加工が施されたものであり、板面に連結部材3a、3b
のリンク2a、2bをピン結合する金具11が取り付け
られている。
【0016】図5は、中間部の2枚のバリケード板1間
を拡張した状態を拡大して示す。前記各リンク2a、2
bは等しい長さのアングル部材で形成され、各リンク2
a、2b同士がピン結合された屈曲点12a、12b
は、バリケード板1の拡縮方向で同一の位置になってい
る。したがって、各屈曲点12a、12bの屈曲角は互
いに逆向きで等しい角度を形成し、各バリケード板1は
倒れることなく直立する。
【0017】前記各リンク2a、2bの基部にはロック
ピン13が取り付けられ、これらの各ロックピン13
が、前記各金具11に設けられた円弧状の長孔14に係
合されている。このロックピン13は、バリケード板1
の間隔が最大に拡張された状態で、前記屈曲点12a、
12bの屈曲角を規制するものであり、この実施形態で
は、各ロックピン13が各長孔14の端で止められ、こ
のときの屈曲角は90°になっている。
【0018】図6は、一番端とその一つ内側のバリケー
ド板1間を拡張した状態を拡大して示す。前記連結部材
3aの一方のリンク2aに、回動自在な留め金具15が
取り付けられ、留め金具15の先端部に取り付けられた
固定ピン16が、他方のリンク2aに設けられた切欠き
17に嵌め込まれ、前記屈曲点12aの屈曲角が固定さ
れている。この留め金具15は、片面側に拘束のない両
端のバリケード板1の倒れ込みを防止するためのもので
ある。その他の構成は、図5に示した中間部と同じであ
る。
【0019】なお、図1は、各バリケード板1を一直線
上に配列したバリケード設置状態を示したが、このバリ
ケードは各ピン結合部である程度の自由度を有するの
で、この自由度を利用して、各バリケード板1を湾曲し
た状態に配列することもできる。
【0020】上述した実施形態では、各バリケード板の
連結部材として、ピン結合された2本のリンクを用いた
が、リンクの本数を3本以上とすることもでき、ピン結
合の他に、ボールジョイント等の屈曲自在な結合方式を
採用することもできる。また、バリケードを夜間に使用
する場合は、バリケード板にフック等を取り付け、バリ
ケードに沿って警告ランプを配線することもできる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、この発明の交通規制用バ
リケードは、複数のバリケード板を屈曲自在な屈曲点を
有する連結部材で連結して一体に形成し、各バリケード
板間をアコーディオン状に拡縮可能としたので、バリケ
ード板間を拡張して短時間で容易にバリケードを設置で
き、かつ撤去の際にはバリケード板間をコンパクトに縮
めて、狭いスペースで容易に運搬することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のバリケードを交通規制区域に設置し
た状態を示す外観斜視図
【図2】図1のバリケードを縮めた状態を示す一部切欠
き正面図
【図3】図1のバリケードを拡張した状態を示す一部省
略正面図
【図4】図3の平面図
【図5】図3の要部拡大正面図
【図6】図3の他の要部拡大正面図
【符号の説明】
1 バリケード板 2、2a、2b リンク 3、3a、3b 連結部材 4 キャスタ 5 把手 6 ストッパ 7 固定ロッド 8 ペダル 9 道路 10 規制区域 11 金具 12a、12b 屈曲点 13 ロックピン 14 長孔 15 留め金具 16 固定ピン 17 切欠き
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川崎 正文 貝塚市二色南町8番5 フタバ産業株式会 社内 Fターム(参考) 2D101 CA11 EA08 FA11 FA32 FA33 GA00 HA05 HA11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のバリケード板が、少なくとも1つ
    の屈曲自在な屈曲点を有する連結部材で、バリケード板
    の板面と直交方向に連結され、この連結部材で連結され
    た各バリケード板の間隔が、前記屈曲点における屈曲角
    の変化で拡縮可能に形成された交通規制用バリケード。
  2. 【請求項2】 前記連結部材が、屈曲自在にピン結合さ
    れた少なくとも2本のリンクで形成された請求項1に記
    載の交通規制用バリケード。
  3. 【請求項3】 前記連結部材が、前記各バリケード板間
    に複数並列に付取り付けられ、各連結部材が等長で、か
    つその屈曲点が、前記バリケード板拡縮方向の同一位置
    に設けられ、少なくとも2つの連結部材が、その各屈曲
    点で互いに逆向きに屈曲するように形成された請求項1
    または2に記載の交通規制用バリケード。
  4. 【請求項4】 前記バリケード板の間隔を最大に拡張し
    た状態で、前記連結部材の屈曲点を、180°よりも小
    さい所定の屈曲角で止める手段が設けられた請求項1乃
    至3のいずれかに記載の交通規制用バリケード。
  5. 【請求項5】 前記バリケード板の間隔を拡張した状態
    で、両端のバリケード板と、その一つ内側のバリケード
    板との間の前記連結部材の屈曲角を固定する手段が設け
    られた請求項1乃至4のいずれかに記載の交通規制用バ
    リケード。
  6. 【請求項6】 前記バリケード板の下端部に、キャスタ
    が取り付けられた請求項1乃至5のいずれかに記載の交
    通規制用バリケード。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015150762A1 (en) * 2014-03-31 2015-10-08 Rapid Expansion Systems Ltd A framework structure
JP2018100525A (ja) * 2016-12-20 2018-06-28 ケイコン株式会社 コンクリートブロックの連結構造及びそのコンクリートブロックの撤去方法
WO2020222156A1 (en) * 2019-04-30 2020-11-05 Klein Amos Telescopic jersey barrier

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