JP2000178869A - 非フェルト化(nonfelting)羊毛及び抗フェルト化(antifelt)仕上げプロセス - Google Patents

非フェルト化(nonfelting)羊毛及び抗フェルト化(antifelt)仕上げプロセス

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非フェルト化羊毛及び抗フェルト仕上げプロ
セス、 【解決手段】 羊毛が、a)コロナ処理においてプラズ
マに暴露され、b)引き続いて、自己分散性のイソシア
ネートの水性分散液により処理される羊毛を抗フェルト
化仕上げする技術的に単純な方法が開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非フェルト化羊毛
及びa)羊毛のプラズマ処理とb)自己分散性イソシア
ネートの水分散液による後処理によるその製造方法に関
する。
【0002】
【従来技術】テキスタイル加工業界は、羊毛、特に原羊
毛または未加工の羊毛のフェルト化の傾向を低減させる
ことに特段の関心を有する。羊毛のフェルト化は、普
通、特定の助剤での仕上げによって低減される。
【0003】テキスタイルの抗フェルト化用のイソシア
ネートは公知であり、例えばDE−A−19 04 8
02に記載されているように、有機溶剤中で、あるいは
DE−A−17 69 121に記載されているよう
に、乳化剤の助けを得て水中で使用される。有機溶剤及
び恐らくは水を汚染する乳化剤は、いずれもエコロジー
及び労働衛生の理由により今日ではもはや適当ではな
い。それゆえ、従来技術においては、自己分散性イソシ
アネート及び助剤と添加剤として極めて低レベルの溶剤
あるいは乳化剤を含有する調合物が開発された。
【0004】DE−A−1 794 221には、遊離
のイソシアネート基を含有するイソシアネートプレポリ
マーによるファイバー材料の処理が記載されている。こ
の処理プロセスは、パークロロエチレン等の溶剤中、あ
るいは助剤の乳化剤を用いた水エマルジョン中で行われ
る。
【0005】US−A−3,847,543には、脂肪
族イソシアネート、OH官能性の架橋剤及び有機金属触
媒を一時及び同時に含有する水性分散液を用いる羊毛の
抗フェルト化仕上げのプロセスが記述されている。この
プロセスは水相で行われるが、助剤の溶剤及び乳化剤が
尚必要である。
【0006】DE−A−26 57 513には、フェ
ルト化防止剤を含有する水性液で羊毛糸を処理すること
による羊毛の抗フェルト化仕上げのプロセスが記述され
ている。使用されるフェルト化防止剤は、反応性ポリオ
レフィン、ポリイソシアネートとヒドロキシル化合物の
反応生成物、シリコーンポリマー、アジリジン化合物、
エポキサイドと脂肪アミン及びジカルボン酸またはポリ
アミドの反応生成物、チオサルフェート末端基との反応
生成物または好ましくはメルカプト末端基との反応生成
物である。
【0007】WO95/30045には、羊毛の抗フェ
ルト化仕上げのために特定のイソシアネートを使用する
プロセスが記述されている。使用されるイソシアネート
が水分散性であるために、溶剤または乳化剤は不必要で
ある。羊毛は、水分散性イソシアネートを使用する前
に、最初に酸化剤による前処理に、続いて還元処理にか
けられる。このプロセスによる難点は、酸化と還元の前
処理により、中和と処理を適切に行わなければならない
排水が生じることである。
【0008】更に、従来技術には、羊毛をプラズマによ
り処理する羊毛の抗フェルト化仕上げの方法が含まれ
る。DE−A−43 44 428には、羊毛を、例え
ばプラズマまたはコロナ前処理と酵素後処理の組み合わ
せからなる羊毛の抗フェルト化仕上げにかける方法が記
述されている。羊毛は、酵素処理に先立ち硫化物イオン
を含有する溶液により増感される。
【0009】更に、DE196 16 776 C1で
は、更に、テキスタイル織物またはシートに加工する前
に4−40重量%の含水量を有する湿った羊毛材料を低
圧プラズマ処理に暴露させる羊毛の抗フェルト化仕上げ
の方法が記載されている。羊毛は、1kHz−3GHz
の周波数及び10-2−10ミリバールで0.001−3
W/cm3のパワー密度のラジオ周波数の放電に1−6
00秒間、非重合性ガスの存在下で、あるいは存在させ
ずに暴露される。このプロセスについての難点は、複雑
な装置であることである。材料が流れを起こさずに出入
りするように、特定のポンプを必要とし、真空ロックを
合わせなければならない。
【0010】本発明の優先権日時では未公開である、出
願番号(file reference197 36
542.6)を持つ独国特許出願には、最初に羊毛を同
じように低圧プラズマ処理で前処理し、引き続いて自己
分散性のイソシアネートの水性分散液により後処理する
羊毛の抗フェルト化仕上げの方法が記載されている。こ
こでも、低圧プラズマ処理に必要とされる装置が難点で
ある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、技術
的に改良された方法により、仕上がった商品に更に加工
した後、機械洗濯においてフェルト化及び収縮しない非
フェルト化羊毛を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、羊毛が、 a)コロナ処理においてプラズマに暴露され、 b)引き続いて、自己分散性のイソシアネートの水性分
散液により処理されることを特徴とする非フェルト化羊
毛を提供する。
【0013】本発明は、更に、羊毛が、 a)コロナ処理においてプラズマに暴露され、 b)引き続いて、自己分散性のイソシアネートの水性分
散液により処理されることを特徴とする羊毛の抗フェル
ト化仕上げの方法を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】使用される羊毛は、非常に広い範
囲の羊毛材料、例えば原毛の洗濯後の原毛、染色あるい
は未染色羊毛のスラッビング、染色あるいは未染色羊毛
糸、編物あるいは布から選ばれる。
【0015】羊毛の含水量は、通常、4−40重量%、
好ましくは5−30重量%、特に好ましくは6−25重
量%、特に8−15重量%である。
【0016】本発明の方法のステップa)では、羊毛が
コロナ処理においてプラズマに暴露されることが必要と
される。
【0017】コロナ処理は、100ミリバールから1.
5バールの範囲内の圧力、好ましくは大気圧で行われ
る。
【0018】コロナ処理では、羊毛は、通常、0.01
−5W/cm2のパワー密度のラジオ周波数の放電に1
−60秒間、好ましくは2−40秒間、特に3−30秒
間非重合性ガスの存在下であるいは存在させずに暴露さ
れる。好適な非重合性ガスは、空気、酸素、窒素、貴ガ
スまたはこれらの混合物である。
【0019】実際のプラズマは、1−20kVの交番電
圧を、1kHz−1GHz、好ましくは1−100kH
zの周波数範囲で、一方または双方の電極に絶縁材料を
施した電極に印加することにより発生される。
【0020】交番電圧は、連続であるいは個別のパルス
であるいは間に休止期のあるパスルトレインで供給され
る。
【0021】コロナ反応器の設計及び装置の配置は基本
的に公知であり、本発明の優先権日時では未公開であ
る、出願番号197 31 562を持つ独国特許出願
に記載されている。
【0022】コロナ処理は、好ましくは大気圧領域中で
の放電により行われ、これに対して処理される羊毛が、
最初、作動ガス、すなわち上述の非重合性ガスで充填さ
れた密閉した、気密の処理ハウジング中に入れられ、引
き続いて2つの処理電極間の間隔でバリアー放電に暴露
される。処理電極からの羊毛材料の距離は、0−15m
m、好ましくは0.1−5mm、特に0.3−2mmで
ある。処理電極は、好ましくは、その一方または双方を
電気的に耐熱の誘電材料により被覆された回転しうるロ
ールで構成される。
【0023】本発明の方法のステップa)におけるプラ
ズマ処理の特別な効果は、次のように説明される。ファ
イバー中に存在する液体は、プロセス時に水蒸気/ガス
としてファイバー表面から脱着する。高エネルギーの電
子、イオン及び高励起中性分子またはラジカルが形成さ
れ、ファイバーの表面上に作用し、ファイバーから脱着
した水蒸気により、特に反応性の粒子がそれぞれのファ
イバーの表面と最近接で形成され、特に反応性のこれら
の粒子が表面上に作用する。
【0024】ステップb)において有用な自己分散性の
イソシアネートは、本発明の優先権日時では未公開であ
る、出願番号197 36 542.6を持つ独国特許
出願の主題の一部を形成する。
【0025】これらは、NCO(42g/モルの分子量
を有する)として計算して、1−25重量%のイソシア
ネート含量を有し、 I)1.8から4.2の平均NCO官能基を有する有機
ポリイソシアネートと II)式1 R12N−(CHX−CHY−O)n−CHX−CHY−ZH (1) (式中、nは3−70であり、X及びYは水素またはメ
チルであり、但しX及びYの一方がメチルである場合に
は、他方は水素であり、R1及びR2は、独立に直鎖ある
いは分岐のC1−C6アルキル基または直鎖あるいは分岐
のC1−C6アシル基であり、但し、R1が直鎖あるいは
分岐のC1−C6アシル基である場合には、R2は水素で
あってもよく、更にR1及びR2は、また、合体して−
(CH2m−アルキレン基(式中、m=4、5、6また
は7であり、1個または2個のCH2基がO及び/また
はNHにより置き換えられ、及び/または1個または2
個のCH2基がメチルにより置換されることがある)を
形成することもあり、ZはO、SまたはNHである)の
ポリアルキレンオキサイドアルコール、アミン及び/ま
たはチオールを、及び場合によっては III)アニオン、カチオン及び/または潜在的にアニオ
ンあるいはカチオンの基を含有する更なるNCO反応性
化合物を、及び場合によっては IV)更なる助剤及び添加剤をいかなる順序でも反応させ
ることにより得られる。
【0026】本発明の目的には、「自己分散性」とは、
イソシアネートが、70重量%迄、好ましくは50重量
%迄の濃度の場合に、水中で<500nm(超遠心分離
により測定)の粒子サイズを有する微細な分散液を生じ
るという意味である。
【0027】自己分散性のイソシアネートに有用な出発
材料の例は、 I)1.8から4.2の平均NCO官能基を有する非変
成(すなわち、これ迄にOH官能性化合物と反応してい
ない)の脂肪族、脂環式、芳香脂肪族(araliph
atic)あるいは芳香族ポリイソシアネートである。
好ましいのは、ウレットジオン及び/またはイソシアヌ
レート及び/またはアロハネート及び/またはビウレッ
ト及び/またはオキサジアジンの構造を有し、脂肪族、
脂環式、芳香脂肪族あるいは芳香族ジイソシアネートか
ら慣用の方法で製造できる脂肪族、脂環式、芳香脂肪族
あるいは芳香族ポリイソシアネートを使用することであ
る。
【0028】脂肪族及び脂環式ジイソシアネートの好適
な例は、1,4−ジイソシアナトブタン、1,6−ジイ
ソシアナトヘキサン、1,5−ジイソシアナト−2,2
−ジメチルペンタン、2,2,4−及び2,2,4−ト
リメチル−1,6−ジイソシアナトヘキサン、1,3−
及び1,4−ジイソシアナトシクロヘキサン、1−イソ
シアナト−3,3,5−トリメチル−5−イソシアナト
メチルシクロヘキサン、1−イソシアナト−1−メチル
−4−イソシアナトメチルシクロヘキサン、及び4,4
−ジイソシアナトジシクロヘキシルメタンまたはこのよ
うなジイソシアナートの任意の混合物である。
【0029】好適な芳香族ジイソシアネートの例は、ト
リレンジイソシアナート、1,5−ジイソシアナトナフ
タレン及びジフェニルメタンジイソシアネートである。
【0030】ウレットジオン及び/またはイソシアヌレ
ート及び/またはアロハネート及び/またはビウレット
及び/またはオキサジアジン基を含有し、19から24
重量%のイソシアネート含量を有する好ましいポリイソ
シアネートは、本質的に、1,6−ジイソシアナトヘキ
サン及び1−イソシアナト−3,3,5−トリメチル−
5−イソシアナトメチルシクロヘキサン及び対応する高
位同族体の3量体の反応生成物からなる。
【0031】特に好ましいのは、ウレットジオン基を実
質的に含まず、イソシアネートを有し、1,6−ジイソ
シアナトヘキサン及び1−イソシアナト−3,3,5−
トリメチル−5−イソシアナトメチルシクロヘキサンの
慣用の、イソシアヌレート形成を伴う触媒的3量化によ
り得られ、好ましくは3.2から4.2の平均NCO官
能基を有する、上述の平均NCO含量の対応するポリイ
ソシアネートを使用することである。また、好ましいの
は、1,6−ジイソシアナトヘキサンを水が無い条件
で、あるいは水を除去する試剤の存在下で反応させるこ
とにより得られ、基本的にビウレット基を有し、19か
ら24重量%のイソシアネート含量を有する3量体のポ
リイソシアネートを使用することである。
【0032】II)式1のポリアルキレンオキサイドアル
コール、アミン及び/またはチオールのうち、ポリアル
キレンオキサイドアルコールが好ましい(式1でZ=
0)。ポリアルキレンオキサイドアルコールをNH3
反応させると、ポリアルキレンオキサイドアミン(式1
でZ=NH)が得られ、H2Sと反応させると、ポリア
ルキレンオキサイドチオール(式1でZ=S)が得られ
る。
【0033】ポリアルキレンオキサイドアミン及びチオ
ールの元になるポリアルキレンオキサイドアルコール
は、分子当り平均3−70、好ましくは6から60、特
に7−20個のアルキレンオキサイド単位を含み、慣用
の方法で好適な出発分子のアルコキシル化により得られ
る。使用される出発分子は式R12NHの化合物である
こともある。R1及びR2の意味に依って、これらは2級
アミンまたはアミドである。
【0034】式1で述べたR1及びR2の定義により、ヘ
テロ環窒素化合物としてモルホリンを用いて、アルコキ
シル化反応を出発させることもできる。式、R12N−
CHX−CH−OH、例えば2−モルホリノエタノール
をアルコシル化反応の出発分子として使用する場合、更
に、同一の化合物が得られる。更に有用な出発物質に
は、例えばエタノールアミンのアシル化生成物、例えば
アセチルエタノールアミンが含まれる。
【0035】アルコキシル化反応に好適なアルキレンオ
キサイドは、特にエチレンオキサイドとプロピレンオキ
サイドであり、これらはアルコキシル化反応に個別に、
あるいは任意の所望の順序で使用することができ、また
は混合することができる。ポリアルキレンオキサイドア
ルコールは、この場合、純粋なポリエチレンオキサイド
または混合ポリエチレンオキサイド/プロピレンオキサ
イドをベースにしている。特に好適なポリアルキレンオ
キサイドアルコールにおいては、分子当り平均3−7
0、好ましくは6から60、特に7−20個のアルキレ
ンオキサイド単位が存在し、アルキレンオキサイド単位
の60モル%以上、好ましくは70モル%以上のエチレ
ンオキサイド単位である。
【0036】III)アニオン、カチオン及び/または潜
在的にアニオンあるいはカチオンの基を含有するNCO
反応性化合物は、通常、 i)ここには明白に包含されている、独国特許出願DE
−A−43 19 571に記載されているような3級
アミノ基を有するヒドロキシルまたはアミノ官能性化合
物、 ii)ここには明白に包含されている、独国特許出願DE
−A−195 20 092に記載されているようなカ
ルボン酸またはスルホン酸基を有するヒドロキシルまた
はアミノ官能性化合物、 iii)DE−A−195 20 092に同様に記載さ
れているような対イオンがアルカリ金属またはアルカリ
土類金属群またはアンモニウムイオンであるカルボキシ
レートまたはスルホネート基を有するヒドロキシルまた
はアミノ官能性化合物、 iv)EP−A−0 582 166に同様に記載されて
いるように、化合物i)の3級アミノ基を慣用の方法で
アルキル化またはプロトン化することにより得られるア
ンモニウム基を有するヒドロキシルまたはアミノ官能性
化合物である。
【0037】本発明の方法は、また、化学的に理にかな
っていれば、例えば、群i)及びiv)のあるいは群ii)
及びiv)のこのようなNCO反応性化合物の任意の所望
の混合物を用いて行われることが判るであろう。
【0038】IV)オプションの助剤及び添加剤は、例
えば湿潤剤、界面活性剤、発泡抑制剤または吸収助剤で
ある。これらの助剤及び添加剤は、イソシアネート基に
対して不活性あるいは反応性である。
【0039】本発明により使用される非変成のポリイソ
シアネートI)は、また、外部の、すなわち追加のイオ
ンあるいはノニオン乳化剤と組み合わせて使用される。
このような乳化剤は、例えばMethoden der
OrganischenChemie,Houben
−Weyl,XIV/1巻,1部,190−208頁,T
hieme−Verlag,Stuttgart(19
61)、米国特許第3,428,592号及びEP−A
−0,013,112に記載されている。乳化剤は、分
散性を確保するのに充分な量で使用される。
【0040】最初に、ポリイソシアネートI)をポリア
ルキレンオキサイドアルコールII)と反応させる場合、
この反応は、少なくとも2:1、一般に4:1から約1
000:1の当量比を維持することにより,慣用の方法
で行われる。ポリエチレンオキサイドアルコールが使用
される。1.8から4.2、好ましくは2.0から4.
0の平均NCO官能基を有し、12.0から21.5重
量%の脂肪族形あるいは脂環式形に結合されたイソシア
ネート基を含有し、ポリエチレンオキサイド鎖内に2か
ら20重量%のエチレンオキサイド単位(C24O、分
子量=44g/モルとして計算される)を含有し、ポリ
エチレンオキサイド鎖が平均して3から70エチレンオ
キサイド単位を有するポリエチレンオキサイド変成のポ
リイソシアネートを得る。
【0041】出発成分、I)、II)及び場合によってはI
II)は、水分の存在しない状態で、好ましくは無溶媒で
任意の所望の順序で反応される。成分II)の量を増加す
ると、最終生成物はより高粘度となる。粘度が100ミ
リPas以上に上昇する場合には、好ましくは水と相溶
するが、ポリイソシアネートに対して反応しない溶媒の
存在下でプロセスを行うことが有利である。好適な溶媒
は、例えばアルキルエーテルアセテート、グリコールジ
エステル、トルエン、カルボン酸エステル、アセトン、
メチルエチルケトン、テトラヒドロフラン及びジメチル
ホルムアミドである。
【0042】成分、I)、II)及び場合によってはIII)
基準で10から1000ppmの量のジブチル錫ジラウ
レート、錫(II)オクトエートまたは1,4−ジアザビ
シクロ[2,2,2]オクタン等の慣用の触媒を使用し
て、成分の反応を加速することができる。反応は、13
0℃迄の温度範囲、好ましくは10℃と100℃の間の
範囲、特に好ましくは20℃と80℃の間の範囲で行わ
れる。
【0043】反応は、滴定により、あるいはIRスペク
トルの測定と、2260−2275cm-1のNCOバン
ドを評価によりNCO含量を定量することによりモニタ
ーされ、イソシアネート含量が、一定の化学量論下で完
結した転化率で得られる値の0.1重量%以下になった
場合に停止される。一般に、24時間以下の反応時間で
充分である。好ましいのは、本発明により使用される自
己分散性イソシアネートの無溶媒合成である。
【0044】更なる実施の形態として、 1)非変成ポリイソシアネートI)、 2)成分II)のNCO基に対する成分III)のNCO反
応性基の当量比を1:1から1:1000として、ポリ
イソシアネートI)とNCO反応性化合物とを反応させ
て得られるポリイソシアネート、及び 3)成分I)のNCO反応性基に対する成分II)のNC
O反応性基の当量比を1:1から1:1000としてポ
リイソシアネートI)とポリアルキレンオキサイドアル
コール、アミン及び/またはチオールとを反応させて得
られるポリイソシアネートを混合することにより、ステ
ップb)において本発明により使用される自己分散性イ
ソシアネートを製造することも可能である。
【0045】この反応変量において、当業者は、適当な
初期重量を使用して、得られる混合物が特に既述した好
ましい範囲に入るようにし、水分散性に必要とされる組
成を有するように、NCO反応性基の当量、ポリアルキ
レンオキサイド含量、NCO含量及びNCO官能基の数
を制御しなければならない。
【0046】自己分散性イソシアネートは、工業的に容
易に取扱い可能であり、水分がなければ何ヶ月も貯蔵に
安定である。
【0047】自己分散性イソシアネートは、本発明のプ
ロセスのステップb)において好ましくは有機溶媒なし
で使用される。自己分散性のために、これらは、100
℃迄の温度で、高せん断力を受けなければ水中で極めて
容易に乳化する。エマルジョンのイソシアネート濃度は
70重量%迄可能である。しかしながら、50重量%迄
のイソシアネート濃度を有するエマルジョンを製造する
のが有利である。業界で慣用の混合アセンブリー(攪拌
機、ローター−ステーター型のミキサー及び、例えば高
圧乳化機)を用いて乳化が行われる。一般に、スタチッ
クミキサーが充分である。得られるエマルジョンは、2
4時間迄の加工時間を有し、使用される自己分散性イソ
シアネートの構造、特に塩基性窒素原子の含量に依存す
る。
【0048】ステップb)の自己分散性イソシアネート
の水性分散液による羊毛の処理は、従来技術の慣用のプ
ロセスにより行われる。好適なのは、例えば吸尽プロセ
スによるバッチ法またはディップ、ロール塗布、パッド
法、ミストの塗布またはスプレーによる連続法または場
合によっては、処理液を攪拌する染色機、攪拌機などを
用いる逆洗塗布である。液比は、広範な限界内で選ぶこ
とができ、(20−5):1、好ましくは(10−
5):1の範囲内である。自己分散性イソシアネート
は、液の全重量基準で0.1−5重量%、好ましくは
0.5−2.5重量%で使用される。
【0049】大気圧でコロナ処理を行うのは、必要とさ
れる装置が低圧処理の場合よりも複雑さが極めて少ない
という、DE196 16 776C1に記載されてい
る低圧プラズマ処理を超える利点を有する。真空ポンプ
を必要とせず、特別な真空ロックを合わせることが不必
要である。
【0050】
【実施例】I 自己分散性イソシアネートの製造 22.5重量%のNCO含量を有し、本質的に3量体の
ヘキサメチレンジイソシアネートからなる85重量部の
イソシアネートを、420の平均分子量を有する、15
重量部のモルホリンで開始されたエチレンオキサイドポ
リエーテルと65℃で反応させた。得られた生成物は、
16.5重量%のNCO含量と25℃で2550ミリP
asの粘度を有していた。生成物は、単純にガラス棒で
攪拌することにより、水を満たしたビーカー中で、極め
て効率的に分散性された。算術的なNCO官能数はF=
2.76であった。
【0051】II プラズマ前処理 最初のステップで、湿った羊毛スラッビングを、次の設
定を維持することによりコロナプラズマ処理にかける。 周波数 23.0Hz ロール間隔 0.8mm 空気供給 400.0l/分 パルス連続波オン 2 パルス連続波オフ 8 拡がり 1:2 前方供給 10m/分 出力 780WIII 自己分散性イソシアネートによる溶液化学処理 溶液化学処理のために、30個のスラッビングのリボン
(重量10g/m)を平行に配列させて5m/秒の速度
で3つの連続した浴に導いた。 浴1:水の予備湿潤浴(温度:40℃) 浴2:自己分散性イソシアネートの緩衝水性分散液を入
れた仕上げ浴(温度:40℃) 浴3:水のすすぎ浴(温度:40℃) 浴は、450lの容量を有する逆洗浴であり、周囲にス
ラッビングを通す網ドラムを有する。同時に、浴の中身
を強力な循環ポンプにより攪拌し、循環し、スラッビン
グを通して強い流れが起こるようにした。浴を出る時、
一対のしぼりロールにより付着した過剰の液をスラッビ
ングから除去した。
【0052】最初に、完全にすすいだスラッビングを、
乾燥が3つのゾーンで行われる網ドラムドライヤーに入
れた。ゾーンに対して独立に選ばれた温度設定を下記の
表に記す。
【0053】第1のドライヤーの次に、室温の水浴及
び、その後、上述の同じ設定を有する第2の網ドラムド
ライヤーが後続した。処理羊毛をコイルに巻いて缶に入
れた。
【0054】フェルト抵抗性を定量するために、仕上げ
されたスラッビングをIWS標準TM31(The W
oolmark Company,IWS試験法TM3
1,1996年7月)により紡糸し、編んだ。編物を5
回の洗濯サイクルにかけ、その後面積収縮を%で定量し
た。面積収縮は、フェルト化傾向の目安である。面積収
縮が小さい程、フェルト化傾向が低く、抗フェルト化仕
上げが優れる。
【0055】下記の表には、実験条件と得られた面積収
縮値をまとめた。
【0056】
【表1】
【0057】本発明の特徴及び実施の形態は次の通りで
ある。
【0058】1.羊毛が、 a)コロナ処理においてプラズマに暴露され、 b)引き続いて、自己分散性のイソシアネートの水性分
散液により処理されたものであることを特徴とする非フ
ェルト化羊毛。
【0059】2.羊毛が原毛洗濯後の原毛、染色あるい
は未染色の羊毛のスラッビング、染色あるいは未染色の
羊毛糸、編物あるいは布であることを特徴とする上記1
に記載の非フェルト化羊毛。
【0060】3.コロナ処理が100ミリバールから
1.5バールの範囲内の圧力、好ましくは大気圧で行わ
れることを特徴とする上記1または2に記載の非フェル
ト化羊毛。
【0061】4.ステップb)において使用される自己
分散性イソシアネートがNCO(42g/モルの分子量
を有する)として計算して、1−25重量%のイソシア
ネート含量を有し、 I)1.8から4.2の平均NCO官能基を有する有機
ポリイソシアネートと II)式1 R12N−(CHX−CHY−O)n−CHX−CHY−ZH (1) (式中、nは3−70であり、X及びYは水素またはメ
チルであり、但しX及びYの一方がメチルである場合に
は、他方は水素であり、R1及びR2は、独立に直鎖ある
いは分岐のC1−C6アルキル基または直鎖あるいは分岐
のC1−C6アシル基であり、但し、R1が直鎖あるいは
分岐のC1−C6アシル基である場合には、R2は水素で
あってもよく、更にR1及びR2は、また、合体して−
(CH2m−アルキレン基(式中、m=4、5、6また
は7であり、1個または2個のCH2基がO及び/また
はNHにより置き換えられ、及び/または1個または2
個のCH2基がメチルにより置換されることがある)を
形成することもあり、ZはO、SまたはNHである)の
ポリアルキレンオキサイドアルコール、アミン及び/ま
たはチオールを、及び場合によっては III)アニオン、カチオン及び/または潜在的にアニオ
ンあるいはカチオンの基を含有する更なるNCO反応性
化合物を、及び場合によっては IV)更なる助剤及び添加剤をいかなる順序でも反応させ
ることにより得られるものであることを特徴とする上記
1から3の一つ以上に記載の非フェルト化羊毛。
【0062】5.有機ポリイソシアネートI)が1.8
から4.2の平均NCO官能基を有する非変成の脂肪
族、脂環式、芳香脂肪族あるいは芳香族のイソシアネー
トであることを特徴とする上記4に記載の非フェルト化
羊毛。
【0063】6.式1のポリアルキレンオキサイドアル
コール、アミン及び/またはチオールが分子当り平均6
から60、好ましくは7−20個のアルキレンオキサイ
ド単位を含有することを特徴とする上記4に記載の非フ
ェルト化羊毛。
【0064】7.これらが、エチレンオキサイド及びプ
ロピレンオキサイド単位の合計を基準として、60モル
%以上、好ましくは70モル%以上のエチレンオキサイ
ドを含有するポリエチレンオキサイド/プロピレンオキ
サイドのアルコール、アミン及び/またはチオールであ
ることを特徴とする上記6に記載の非フェルト化羊毛。
【0065】8.NCO反応性化合物III)が i)3級アミノ基を有するヒドロキシルまたはアミノ官
能性化合物、 ii)カルボン酸またはスルホン酸基を有するヒドロキシ
ルまたはアミノ官能性化合物、 iii)対イオンがアルカリ金属またはアルカリ土類金属
群またはアンモニウムイオンであるカルボキシレートま
たはスルホネート基を有するヒドロキシルまたはアミノ
官能性化合物、または iv)化合物i)の3級アミノ基をアルキル化またはプロ
トン化することにより得られるアンモニウム基を有する
ヒドロキシルまたはアミノ官能性化合物であることを特
徴とする上記4に記載の非フェルト化羊毛。
【0066】9.羊毛を、 a)コロナ処理においてプラズマに暴露し、 b)引き続いて、自己分散性のイソシアネートの水性分
散液により処理することを特徴とする羊毛の抗フェルト
化仕上げの方法。
【0067】10.ステップa)において前処理された
羊毛の後処理b)を、吸尽プロセスにより、あるいはデ
ィップ、ロール塗布、パッド法、ミストまたはスプレー
の塗布により連続的に行なうことを特徴とする上記9に
記載の羊毛の抗フェルト化仕上げの方法。
【0068】11.羊毛のコロナ処理を、1kHz−1
GHz、好ましくは1−100kHzの周波数範囲で1
−20kVの交番電圧を印加することにより、1−60
秒間、好ましくは2−40秒間、特に3−30秒間行な
い、この交番電圧を連続であるいは個別のパルスである
いは間に休止期のあるパスルトレインで供給することを
特徴とする上記9または10に記載の羊毛の抗フェルト
化仕上げの方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フエルデイナント・キユメラー ドイツ51371レーフエルクーゼン・ライン ドルフアーシユトラーセ63アー (72)発明者 ヘルガ・トマス ドイツ52134ヘルツオゲンラート・ミユー レンシユトラーセ71 (72)発明者 クラウス・ミユラー−ライヒ ドイツ27711オステルホルツ−シヤルムベ ク・レルヘンハイン1

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 羊毛が、 a)コロナ処理においてプラズマに暴露され、 b)引き続いて、自己分散性のイソシアネートの水性分
    散液により処理されたものであることを特徴とする非フ
    ェルト化羊毛。
  2. 【請求項2】 ステップb)において使用される自己分
    散性イソシアネートがNCO(42g/モルの分子量を
    有する)として計算して、1−25重量%のイソシアネ
    ート含量を有し、 I)1.8から4.2の平均NCO官能基を有する有機
    ポリイソシアネートと II)式1 R12N−(CHX−CHY−O)n−CHX−CHY−ZH (1) (式中、nは3−70であり、X及びYは水素またはメ
    チルであり、但しX及びYの一方がメチルである場合に
    は、他方は水素であり、R1及びR2は、独立に直鎖ある
    いは分岐のC1−C6アルキル基または直鎖あるいは分岐
    のC1−C6アシル基であり、但し、R1が直鎖あるいは
    分岐のC1−C6アシル基である場合には、R2は水素で
    あってもよく、更にR1及びR2は、また、合体して−
    (CH2m−アルキレン基(式中、m=4、5、6また
    は7であり、1個または2個のCH2基がO及び/また
    はNHにより置き換えられ、及び/または1個または2
    個のCH2基がメチルにより置換されることがある)を
    形成することもあり、ZはO、SまたはNHである)の
    ポリアルキレンオキサイドアルコール、アミン及び/ま
    たはチオールを、及び場合によっては III)アニオン、カチオン及び/または潜在的にアニオ
    ンあるいはカチオンの基を含有する更なるNCO反応性
    化合物を、及び場合によっては IV)更なる助剤及び添加剤をいかなる順序でも反応させ
    ることにより得られるものであることを特徴とする請求
    項1に記載の非フェルト化羊毛。
  3. 【請求項3】 羊毛を、 a)コロナ処理においてプラズマに暴露し、 b)引き続いて、自己分散性のイソシアネートの水性分
    散液により処理することを特徴とする羊毛の抗フェルト
    化仕上げの方法。
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