JP2000177417A - センターベアリングサポート - Google Patents

センターベアリングサポート

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JP2000177417A
JP2000177417A JP10355632A JP35563298A JP2000177417A JP 2000177417 A JP2000177417 A JP 2000177417A JP 10355632 A JP10355632 A JP 10355632A JP 35563298 A JP35563298 A JP 35563298A JP 2000177417 A JP2000177417 A JP 2000177417A
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bracket
bearing support
center bearing
mounting
vehicle
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亮一 小田
Mitsuhiro Yonetani
光博 米谷
Takeshi Tatsumura
剛 龍村
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Nok Megulastik Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の衝突時にセンターベアリングサポート
が車体から外れるように取付ブラケット7に離脱案内部
11が設けられているセンターベアリングサポートにお
いて、常用時にブラケット7に応力集中が発生しにく
く、もってブラケット7にクラック等の破損が発生する
のを防止するとともに、ブラケット7の強度を高めるこ
とが可能なセンターベアリングサポートを提供する。 【解決手段】 前記離脱案内部11が、車両衝突時の衝
撃によりブラケット7の特定箇所を新たに破断させる貫
通穴16,17等の破断箇所特定部15により構成され
ていることにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両の
駆動系において、プロペラシャフトを回転自在にかつ弾
性的に支持するセンターベアリングサポートに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図8に示すセンターベアリン
グサポートが知られており、以下のように構成されてい
る。
【0003】すなわち先ず、ベロー部3を備えたゴム状
弾性材製の弾性体2を介して内環4および外環5を接続
したセンターベアリングサポート本体1が設けられてお
り、内環4の内周側に、プロペラシャフト(図示せず)
を回転自在に支持するセンターベアリング6が装着され
ており、外環5の外周側であってその下側に、当該セン
ターベアリングサポートを車体(図示せず)の下面に取
り付けるためのブラケット7が溶接固定されている。ま
た、このブラケット7の左右両端部にそれぞれ取付部8
が設けられて、その平面中央に取付孔9が設けられてお
り、この取付孔9の周縁部に防振ブッシュ10が装着さ
れるとともに、その内側に下側から取付ボルト(図示せ
ず)が差し通されて、ブラケット7が車体の下面に取り
付けられる。
【0004】上記センターベアリングサポートには、ま
た、万一の事故に備えて、車両の衝突時にこのセンター
ベアリングサポートが車体から自動的に外れるように安
全機構が設けられている。
【0005】すなわち、車両の正面衝突時にセンターベ
アリングサポートが車体から外れることなく車体に取り
付けられたままであると、このセンターベアリングサポ
ートによって支持されるプロペラシャフトが衝撃により
ジョイント部から大きく「く」の字状に折れ曲がって折
れ曲がり部が車室内に飛び込む虞があり、これに対し
て、このような事態の発生を未然に防止すべく、車両衝
突時の衝撃によりセンターベアリングサポートが車体か
ら自動的に外れるようになっており、その具体的手段と
して上記センターベアリングサポートでは、ブラケット
7の取付部8に離脱案内部11が設けられており、この
離脱案内部11が、取付孔9の周縁部に車両の正面方向
に向けて設けられた切欠12により構成されている。
【0006】したがって、このような離脱構造を備えた
安全機構によると、車両衝突時の衝撃が、この衝撃によ
り「く」の字状に折れ曲がろうとするプロペラシャフト
およびセンターベアリングサポート本体1を介してブラ
ケット7に入力すると、切欠12が取付ボルトおよびこ
れに外挿された防振ブッシュ10により押し開かれてブ
ラケット7が取付ボルトおよび防振ブッシュ10から離
脱し、センターベアリングサポートが全体として車体か
ら外れ、よってこれによりプロペラシャフトが大きく
「く」の字状に折れ曲がるのを防止することができる。
【0007】しかしながら、上記従来のセンターベアリ
ングサポートにおいては、上記したように離脱案内部1
1が、取付孔9の周縁部の円周上一箇所に予め設けられ
た切欠12により構成されているために、以下のような
不都合がある。
【0008】すなわち、取付孔9の周縁部の円周上一箇
所に予め切欠12が設けられることにより取付孔9の周
縁部が円周上一箇所で常に開放された状態とされている
ために、車両衝突時以外の常用時に車両の走行等に伴う
振動荷重等がブラケット7に入力すると、取付孔9の周
縁部に円周上不均一な応力が発生し、切欠12の180
度対称位置近くに応力集中部が発生し、その結果として
同図(A)に示すように、この応力集中部にクラック1
3等の破損が発生することがある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
み、車両の衝突時にセンターベアリングサポートが車体
から外れるようにブラケットの離脱構造が備えられたセ
ンターベアリングサポートにおいて、常用時にブラケッ
トに応力集中が発生しにくく、もってブラケットにクラ
ック等の破損が発生するのを未然に防止することができ
るとともに、ブラケットの強度を高めることが可能なセ
ンターベアリングサポートを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1によるセンターベアリングサポー
トは、車両の衝突時にセンターベアリングサポートが車
体から外れるように取付ブラケットに離脱案内部が設け
られているセンターベアリングサポートにおいて、前記
離脱案内部が、車両衝突時の衝撃により前記ブラケット
の特定箇所を新たに破断させる破断箇所特定部により構
成されていることを特徴とするものである。
【0011】また、本発明の請求項2によるセンターベ
アリングサポートは、車両の衝突時にセンターベアリン
グサポートが車体から外れるように取付ブラケットに離
脱案内部が設けられ、前記離脱案内部が、取付孔の周縁
部に設けられた切欠により構成されているセンターベア
リングサポートにおいて、常用時に前記ブラケットに固
定されて前記切欠を閉塞し、車両衝突時の衝撃により前
記ブラケットから外れて前記切欠を開放する補強部材が
設けられていることを特徴とするものである。
【0012】上記構成を備えた本発明の請求項1よるセ
ンターベアリングサポートにおいては、車両衝突時の衝
撃によりブラケットを車体から自動的に離脱させる離脱
案内部として、従来の切欠に代えて破断箇所特定部が設
けられており、従来の切欠がブラケットの特定箇所を予
め破断したものであるのに対して、破断箇所特定部がブ
ラケットの特定箇所を将来的に車両の衝突時に破断させ
るものである点で本発明は構成上の特徴を有している。
したがって、このような構成上の特徴に基づいて本発明
によれば、車両衝突時以外の常用時においてブラケット
の取付孔がその全周を取付部により囲まれることにな
り、よって従来のように取付孔の周縁部の円周上一箇所
に極端な応力集中が発生するのを防止することが可能と
なる。
【0013】車両の衝突時にブラケットの特定箇所を新
たに破断させるには、離脱案内部を構成する破断箇所特
定部として、ブラケットの特定個所に予め所要数の貫通
穴を設けておくのが好適であり、このようにブラケット
の特定個所に予め貫通穴を設けておけば、車両衝突時の
衝撃によりブラケットがこの貫通穴に沿って新たに破断
することになる。また、このように貫通穴を設ける代わ
りに、ブラケットの特定個所に予め有底穴や溝等の凹部
を設けて特定個所を薄肉状に成形しても良く、要は、将
来的に衝突荷重により破断されることを予定して破断予
定個所に強度脆弱部を設けておけば良い。
【0014】また、上記構成を備えた本発明の請求項2
よるセンターベアリングサポートにおいては、ブラケッ
トに従来と同様、切欠が設けられるが、本発明ではこれ
に加えて、常用時にブラケットに固定されて切欠を閉塞
し、車両衝突時の衝撃によりブラケットから外れて切欠
を開放する補強部材が設けられているために、常用時に
は、やはり取付孔がその全周を取付部および補強部材に
より囲まれることになる。したがって従来のように取付
孔の周縁部の円周上一箇所に極端な応力集中が発生する
のを防止することが可能となる。
【0015】尚、このように補強部材を設ける構成とし
ては、切欠を閉塞するようにブラケットの取付部の両面
または片面に補強部材を固定しておき、車両衝突時の衝
撃によりこの補強部材がブラケットから外れたり剥れた
りするようにするのが好適である。
【0016】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施形態を図面に
したがって説明する。
【0017】第一実施形態・・・図1(A)は、当該実
施形態に係るセンターベアリングサポートの一部切欠し
た平面を示しており、同図(B)は、同センターベアリ
ングサポートの一部切欠した正面を示している。また図
2(A)は、同センターベアリングサポートの要部拡大
平面を示しており、同図(B)は、同図(A)における
A−A線断面図である。
【0018】当該実施形態に係るセンターベアリングサ
ポートは先ず、ベロー部3を備えたゴム状弾性材製の弾
性体2を介して内環4および外環5を接続したセンター
ベアリングサポート本体1を有しており、内環4の内周
側に、プロペラシャフト(図示せず)を回転自在に支持
するセンターベアリング6が装着されており、外環5の
外周側であってその下側に、当該センターベアリングサ
ポートを車体(図示せず)の下面に取り付けるためのブ
ラケット(取付ブラケットとも称する)7が溶接固定さ
れている。また、このブラケット7の左右両端部にそれ
ぞれ取付部8が設けられて、この取付部8の平面中央に
取付孔9が設けられており、この取付孔9の周縁部に防
振ブッシュ10が装着されるとともに、その内側に下側
から取付ボルト14(図2)が差し通されて、この取付
ボルト14によりブラケット7が車体の下面に取り付け
られる。
【0019】防振ブッシュ10は、ブラケット7側に固
定される取付金具(ブッシュ金属部とも称する)と取付
ボルト14側に固定される取付金具(ブッシュ金属部と
も称する)とをゴム状弾性材製の弾性体(ブッシュゴム
部とも称する)を介して接続したものであって、上記セ
ンターベアリングサポート本体1の弾性体2とともに二
重防振作用を奏するように上記弾性体2とは異なる固有
振動数を設定されており、更に、ブラケット7の取付孔
9に後付けされるように、以下のような上下分割式とさ
れている。
【0020】すなわち、図2(B)に拡大して示すよう
に、上端部にフランジ19aを設けた円筒状の上側内周
金具19と断面略L字形を呈する環状の上側外周金具2
0とに環状の上側弾性体21が加硫接着されて上側の分
割体18が構成されるとともに、上側内周金具19の下
端部外周に配置される環状の下側内周金具23と断面略
L字形を呈する環状の下側外周金具24とに環状の下側
弾性体25が加硫接着されて下側の分割体22が構成さ
れており、上下の外周金具19,23により取付孔9の
周縁部を上下から挟むことによって両金具19,23が
ブラケット7側に固定されるとともに、上下の内周金具
20,24を取付ボルト14の頭部14aと車体との間
に挟むことによって両金具20,24が取付ボルト14
側に固定されており、以上の構成によりブラケット7側
に固定される取付金具19,23と取付ボルト14側に
固定される取付金具20,24とをゴム状弾性材製の弾
性体21,25を介して接続した防振ブッシュ10が形
成されている。
【0021】上記センターベアリングサポートには、ま
た、以下のような安全機構が設けられている。
【0022】すなわち、この安全機構は、車両の衝突時
に当該センターベアリングサポートが車体から自動的に
外れるようにブラケット7に離脱案内部11を設けたも
のであって、この離脱案内部11が、車両衝突時の衝撃
によりブラケット7の特定箇所を新たに破断させる破断
箇所特定部15により構成されており、この破断箇所特
定部15が、ブラケット7の取付部8の特定箇所に設け
られた所要数の貫通穴16,17より構成されており、
更に具体的には、取付孔9の車両正面側(図1(A)に
おいて下側)に縦並びで設けられた二つの貫通穴16
と、この二つの貫通穴16に対して略90度変位した位
置であって取付孔9の左右方向の外側に設けられた一つ
の貫通穴17とにより構成されており、これらの貫通穴
16,17が、その内径寸法を実寸で数mm(例えば4
mm)とする丸穴ないし錐穴として形成されている。そ
して、このように離脱案内部11が所要数の貫通穴1
6,17により構成されていることにより、取付孔9は
その全周が取付部8の剛材により囲まれた状態に形成さ
れている。
【0023】上記構成のセンターベアリングサポートに
おいて、車両衝突時の衝撃が、この衝撃により「く」の
字状に折れ曲がろうとするプロペラシャフトおよびセン
ターベアリングサポート本体1を介してブラケット7に
入力すると、プロペラシャフトが大きく「く」の字状に
折れ曲がる以前に、図3に示すように、ブラケット7の
取付部8が破断箇所特定部15の貫通穴16,17に沿
って破断し、ブラケット7が取付ボルト14およびこれ
に外挿された防振ブッシュ10から離脱し、センターベ
アリングサポートが全体として車体から外れることにな
る。したがって先ずは、プロペラシャフトが大きく
「く」の字状に折れ曲がって折れ曲がり部が車室内に飛
び込むのを防止し、車両衝突時の安全性を確保すること
ができる。
【0024】また、車両衝突時以外の常用時において
は、ブラケット7の取付部8に設けられた取付孔9がそ
の全周を取付部8により囲まれた状態であるために、車
両の走行等に伴う振動荷重等がブラケット7に入力して
も取付孔9の周縁一箇所に極端な応力集中が発生せず、
この応力集中により取付部8にクラック等が発生するの
を未然に防止することができる。したがってブラケット
7の取付部8の強度を高め、その耐久性を向上させるこ
とができる。また、取付部8の強度が高められれば、振
動荷重等がラジアル方向に入力するときのブラケット7
の変位が小さくなり、よってブラケット7と上記センタ
ーベアリングサポート本体1との溶接部が破損すると云
った不具合が発生するのを防止することもできる。
【0025】尚、当該実施形態において、取付孔9の車
両正面側に貫通穴16が二つ縦並びで設けられているの
は単なる例示に過ぎず、その設置箇所、設置数または配
置(並べ方)等はセンターベアリングサポートの仕様に
よりブラケット7の形状や強度等に応じて適宜変更され
るものとする。図示したように取付部8に補強用のスカ
ート部8aが設けられている場合には、このスカート部
8aにも貫通穴ないし破断箇所特定部15が設けられる
こともある。また、この貫通穴16に対して90度変位
した位置に設けられたブラケット7側方の貫通穴17
は、取付部8が正面側の貫通穴16に沿って破断すると
きに破断口が広がり易いようにするために設けられてい
るが、この側方の貫通穴17は必要に応じて設けられれ
ば良く、また設けられるにしても、その設置箇所、設置
数または配置等はセンターベアリングサポートの仕様に
よりブラケット7の形状や強度等に応じて適宜変更され
るものとする。
【0026】第二実施形態・・・図4(A)は、当該実
施形態に係るセンターベアリングサポートの要部平面を
示しており、同図(B)は、同図(A)におけるB−B
線断面を示している。
【0027】当該実施形態に係るセンターベアリングサ
ポートは、上記第一実施形態に係るセンターベアリング
サポートと同様に、先ず、ベロー部を備えたゴム状弾性
材製の弾性体を介して内環および外環を接続したセンタ
ーベアリングサポート本体を有しており、内環の内周側
に、プロペラシャフトを回転自在に支持するセンターベ
アリングが装着されており、外環の外周側であってその
下側に、当該センターベアリングサポートを車体の下面
に取り付けるためのブラケット(取付ブラケットとも称
する)7が溶接固定されている。また、このブラケット
7の左右両端部にそれぞれ取付部8が設けられて、この
取付部8の平面中央に取付孔9が設けられており、この
取付孔9の周縁部に防振ブッシュ10が装着されるとと
もに、その内側に下側から取付ボルト14が差し通され
て、この取付ボルト14によりブラケット7が車体の下
面に取り付けられる。
【0028】防振ブッシュ10は、ブラケット7側に固
定される取付金具(ブッシュ金属部とも称する)と取付
ボルト14側に固定される取付金具(ブッシュ金属部と
も称する)とをゴム状弾性材製の弾性体(ブッシュゴム
部とも称する)を介して接続したものであって、上記セ
ンターベアリングサポート本体の弾性体とともに二重防
振作用を奏するように上記弾性体とは異なる固有振動数
を設定されており、更に、ブラケット7の取付孔9に後
付けされるように、以下のような上下分割式とされてい
る。
【0029】すなわち、上端部にフランジ19aを設け
た円筒状の上側内周金具19と断面略L字形を呈する環
状の上側外周金具20とに環状の上側弾性体21が加硫
接着されて上側の分割体18が構成されるとともに、上
側内周金具19の下端部外周に配置される環状の下側内
周金具23と断面略L字形を呈する環状の下側外周金具
24とに環状の下側弾性体25が加硫接着されて下側の
分割体22が構成されており、上下の外周金具19,2
3により取付孔9の周縁部を上下から挟むことによって
両金具19,23がブラケット7側に固定されるととも
に、上下の内周金具20,24を取付ボルト14の頭部
14aと車体との間に挟むことによって両金具20,2
4が取付ボルト14側に固定されており、以上の構成に
よりブラケット7側に固定される取付金具19,23と
取付ボルト14側に固定される取付金具20,24とを
ゴム状弾性材製の弾性体21,25を介して接続した防
振ブッシュ10が形成されている。
【0030】上記センターベアリングサポートには、ま
た、以下のような安全機構が設けられている。
【0031】すなわち、この安全機構は、車両の衝突時
に当該センターベアリングサポートが車体から自動的に
外れるようにブラケット7に離脱案内部11を設けたも
のであって、この離脱案内部11が、取付孔9の周縁部
に車両の正面方向に向けて設けられた切欠12により構
成されており、この切欠12の形成による取付部8の強
度の不足を補うために、常用時にブラケット7に固定さ
れて切欠12を閉塞するとともに車両衝突時の衝撃によ
りブラケット7から外れて切欠12を開放する補強部材
(補強板または補強リングとも称する)26が設けられ
ており、この補強部材26により切欠12が閉塞され
て、取付孔9はその全周が取付部8および補強部材26
の剛材により囲まれた状態とされている。
【0032】補強部材26は、以下のようなものであ
る。
【0033】すなわち、この補強部材26は、金属板等
の剛材によって平板のリング状に成形されており、その
内径寸法を取付孔9の内径寸法より若干小さく設定され
ており、二枚が一組とされて取付部8の取付孔9の周縁
部の上下にそれぞれ固定されており、この取付部8およ
び補強部材26よりなる積層部に対して防振ブッシュ1
0の外周金具20,24が固定されている。
【0034】取付部8に対する補強部材26の固定は、
上記したように車両衝突時の衝撃が作用したときに補強
部材26が取付部8から外れるものであるために、以下
のような方法で固定されている。
【0035】すなわち先ず、第一案として、図5(A)
に示すように、取付部8に対して補強部材26を溶接に
より固定する。溶接箇所27は円周上数箇所(図では四
箇所)で十分である。また第二案として、同図(B)に
示すように、取付部8に対して補強部材26をロウ付け
により固定する。ロウ付け箇所28は円周上数箇所(図
では四箇所)で十分である。また第三案として、図6に
示すように、取付部8に対して補強部材26をカシメ固
定する。
【0036】上記構成のセンターベアリングサポートに
おいて、車両衝突時の衝撃が、この衝撃により「く」の
字状に折れ曲がろうとするプロペラシャフトおよびセン
ターベアリングサポート本体を介してブラケット7に入
力すると、プロペラシャフトが大きく「く」の字状に折
れ曲がる以前に、補強部材26がブラケット7の取付部
8から相対に外れて切欠12を開放し、この切欠12が
取付ボルト14およびこれに外挿された防振ブッシュ1
0により押し開かれてブラケット7が取付ボルト14お
よび防振ブッシュ10から離脱し、センターベアリング
サポートが全体として車体から外れることになる。した
がって先ずは、プロペラシャフトが大きく「く」の字状
に折れ曲がって折れ曲がり部が車室内に飛び込むのを防
止し、車両衝突時の安全性を確保することができる。
【0037】また、車両衝突時以外の常用時において
は、ブラケット7の取付部8に設けられた取付孔9がそ
の全周を取付部8および補強部材26により囲まれた状
態であるために、車両の走行等に伴う振動荷重等がブラ
ケット7に入力しても取付孔9の周縁一箇所に極端な応
力集中が発生せず、この応力集中により取付部8にクラ
ック等が発生するのを未然に防止することができる。し
たがってブラケット7の取付部8の強度を高め、その耐
久性を向上させることができる。また、取付部8の強度
が高められれば、振動荷重等がラジアル方向に入力する
ときのブラケット7の変位が小さくなり、よってブラケ
ット7とセンターベアリングサポート本体との溶接部が
破損すると云った不具合が発生するのを防止することも
できる。
【0038】第三実施形態・・・図7(A)は、当該実
施形態に係るセンターベアリングサポートの要部平面を
示しており、同図(B)は、同図(A)におけるD−D
線断面を示している。
【0039】当該実施形態に係るセンターベアリングサ
ポートは、上記第一または第二実施形態に係るセンター
ベアリングサポートと同様に、先ず、ベロー部を備えた
ゴム状弾性材製の弾性体を介して内環および外環を接続
したセンターベアリングサポート本体を有しており、内
環の内周側に、プロペラシャフトを回転自在に支持する
センターベアリングが装着されており、外環の外周側で
あってその下側に、当該センターベアリングサポートを
車体の下面に取り付けるためのブラケット(取付ブラケ
ットとも称する)7が溶接固定されている。また、この
ブラケット7の左右両端部にそれぞれ取付部8が設けら
れて、この取付部8の平面中央に取付孔9が設けられて
おり、この取付孔9の周縁部に防振ブッシュ10が装着
されるとともに、その内側に下側から取付ボルト14が
差し通されて、この取付ボルト14によりブラケット7
が車体の下面に取り付けられる。
【0040】防振ブッシュ10は、ブラケット7側に固
定される取付金具(ブッシュ金属部とも称する)と取付
ボルト14側に固定される取付金具(ブッシュ金属部と
も称する)とをゴム状弾性材製の弾性体(ブッシュゴム
部とも称する)を介して接続したものであって、上記セ
ンターベアリングサポート本体の弾性体とともに二重防
振作用を奏するように上記弾性体とは異なる固有振動数
を設定されており、更に、ブラケット7の取付孔9に後
付けされるように、以下のような上下分割式とされてい
る。
【0041】すなわち、上端部にフランジ19aを設け
た円筒状の上側内周金具19と断面略L字形を呈する環
状の上側外周金具20とに環状の上側弾性体21が加硫
接着されて上側の分割体18が構成されるとともに、上
側内周金具19の下端部外周に配置される環状の下側内
周金具23と断面略L字形を呈する環状の下側外周金具
24とに環状の下側弾性体25が加硫接着されて下側の
分割体22が構成されており、上下の外周金具19,2
3により取付孔9の周縁部を上下から挟むことによって
両金具19,23がブラケット7側に固定されるととも
に、上下の内周金具20,24を取付ボルト14の頭部
14aと車体との間に挟むことによって両金具20,2
4が取付ボルト14側に固定されており、以上の構成に
よりブラケット7側に固定される取付金具19,23と
取付ボルト14側に固定される取付金具20,24とを
ゴム状弾性材製の弾性体21,25を介して接続した防
振ブッシュ10が形成されている。
【0042】上記センターベアリングサポートには、ま
た、以下のような安全機構が設けられている。
【0043】すなわち、この安全機構は、車両の衝突時
に当該センターベアリングサポートが車体から自動的に
外れるようにブラケット7に離脱案内部11を設けたも
のであって、この離脱案内部11が、取付孔9の周縁部
に車両の正面方向に向けて設けられた切欠12により構
成されており、この切欠12の形成による取付部8の強
度の不足を補うために、常用時にブラケット7に固定さ
れて切欠12を閉塞するとともに車両衝突時の衝撃によ
りブラケット7から外れて切欠12を開放する補強部材
(補強板とも称する)30が設けられており、この補強
部材30により切欠12が閉塞されて、取付孔9はその
全周が取付部8および補強部材30の剛材により囲まれ
た状態とされている。
【0044】補強部材30は、以下のようなものであ
る。
【0045】すなわち、この補強部材30は、金属板等
の剛材によって平面矩形の平板状に成形されており、そ
の下面に左右一対の突起状のスライド部31が互いに平
行に設けられており、この一対のスライド部31の内面
にそれぞれ蟻溝状の係合部31aが設けられている。一
方、これに対応して、ブラケット7の取付部8の上面で
あって切欠12の両側に左右一対の突起状のスライドガ
イド部29が互いに平行に設けられており、この一対の
スライドガイド部29の外面にそれぞれ蟻溝状の係合部
29aが設けられている。そして、補強部材30のスラ
イド部31がその係合部31aにおいて取付部8のスラ
イドガイド部29の係合部29aに対して相対にスライ
ド可能に組み付けられており、この組付けには所定の大
きさの締め代が設定されており、よって所定の大きさ以
上の荷重が入力したときのみ、補強部材30が取付部8
に対して相対にスライドし、取付部8から外れるように
なっている。
【0046】上記構成のセンターベアリングサポートに
おいて、車両衝突時の衝撃が、この衝撃により「く」の
字状に折れ曲がろうとするプロペラシャフトおよびセン
ターベアリングサポート本体を介してブラケット7に入
力すると、プロペラシャフトが大きく「く」の字状に折
れ曲がる以前に、補強部材30がブラケット7の取付部
8から相対に外れて切欠12を開放し、この切欠12が
取付ボルト14およびこれに外挿された防振ブッシュ1
0により押し開かれてブラケット7が取付ボルト14お
よび防振ブッシュ10から離脱し、センターベアリング
サポートが全体として車体から外れることになる。した
がって先ずは、プロペラシャフトが大きく「く」の字状
に折れ曲がって折れ曲がり部が車室内に飛び込むのを防
止し、車両衝突時の安全性を確保することができる。
【0047】また、車両衝突時以外の常用時において
は、ブラケット7の取付部8に設けられた取付孔9がそ
の全周を取付部8および補強部材30により囲まれた状
態であるために、車両の走行等に伴う振動荷重等がブラ
ケット7に入力しても取付孔9の周縁一箇所に極端な応
力集中が発生せず、この応力集中により取付部8にクラ
ック等が発生するのを未然に防止することができる。し
たがってブラケット7の取付部8の強度を高め、その耐
久性を向上させることができる。また、取付部8の強度
が高められれば、振動荷重等がラジアル方向に入力する
ときのブラケット7の変位が小さくなり、よってブラケ
ット7とセンターベアリングサポート本体との溶接部が
破損すると云った不具合が発生するのを防止することも
できる。
【0048】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0049】すなわち先ず、上記構成を備えた本発明の
請求項1によるセンターベアリングサポートにおいて
は、車両衝突時の衝撃によりブラケットを車体から自動
的に離脱させる離脱案内部として、車両衝突時の衝撃に
よりブラケットの特定箇所を新たに破断させる破断箇所
特定部が設けられているために、車両衝突時以外の常用
時においては、ブラケットの取付部に設けられた取付孔
がその全周を取付部により囲まれた状態とされる。した
がって車両の走行等に伴う振動荷重等がブラケットに入
力しても取付孔の周縁一箇所に極端な応力集中が発生せ
ず、この応力集中により取付部にクラック等が発生する
のを未然に防止することができる。したがってブラケッ
トの取付部の強度を高めることができ、その耐久性を向
上させることができる。また車両の衝突時には、破断箇
所特定部が破断することによりセンターベアリングサポ
ート全体が確実に車体から外れる。したがってプロペラ
シャフトが大きく「く」の字状に折れ曲がって折れ曲が
り部が車室内に飛び込むのを防止することができ、車両
衝突時の安全性を確保することができる。
【0050】また、上記構成を備えた本発明の請求項2
によるセンターベアリングサポートにおいては、車両衝
突時の衝撃によりブラケットを車体から自動的に離脱さ
せる離脱案内部として切欠が設けられ、更に、常用時に
ブラケットに固定されて切欠を閉塞するとともに車両衝
突時の衝撃によりブラケットから外れて切欠を開放する
補強部材が設けられているために、車両衝突時以外の常
用時においては、ブラケットの取付部に設けられた取付
孔がその全周を取付部および補強部材により囲まれた状
態とされる。したがって車両の走行等に伴う振動荷重等
がブラケットに入力しても取付孔の周縁一箇所に極端な
応力集中が発生せず、この応力集中により取付部にクラ
ック等が発生するのを未然に防止することができる。し
たがってブラケットの取付部の強度を高めることがで
き、その耐久性を向上させることができる。また車両の
衝突時には、補強部材がブラケットの取付部から相対に
外れることによりセンターベアリングサポート全体が確
実に車体から外れる。したがってプロペラシャフトが大
きく「く」の字状に折れ曲がって折れ曲がり部が車室内
に飛び込むのを防止することができ、車両衝突時の安全
性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第一実施形態に係るセンター
ベアリングサポートの一部切欠した平面図、(B)は同
センターベアリングサポートの一部切欠した正面図
【図2】(A)は同センターベアリングサポートの要部
拡大平面図、(B)は同図(A)におけるA−A線断面
【図3】同センターベアリングサポートにおける離脱案
内部の作動を示す説明図
【図4】(A)は本発明の第二実施形態に係るセンター
ベアリングサポートの要部平面図、(B)は同図(A)
におけるB−B線断面図
【図5】(A)および(B)ともそれぞれ、同センター
ベアリングサポートにおける補強部材の固定方法を示す
説明図
【図6】(A)は同センターベアリングサポートにおけ
る補強部材の固定方法を示す説明図、(B)は同図
(A)におけるC−C線断面図
【図7】(A)は本発明の第三実施形態に係るセンター
ベアリングサポートの要部平面図、(B)は同図(A)
におけるD−D線断面図
【図8】(A)は従来例に係るセンターベアリングサポ
ートの一部切欠した平面図、(B)は同センターベアリ
ングサポートの一部切欠した正面図
【符号の説明】
1 センターベアリングサポート本体 2 弾性体 3 ベロー部 4 内環 5 外環 6 センターベアリング 7 ブラケット 8 取付部 9 取付孔 10 防振ブッシュ 11 離脱案内部 12 切欠 14 取付ボルト 15 破断箇所特定部 16,17 貫通穴 26,30 補強部材 27 溶接箇所 28 ロウ付け箇所 29 スライドガイド部 29a,31a 係合部 31 スライド部
フロントページの続き (72)発明者 米谷 光博 神奈川県藤沢市辻堂新町4−3−1 エ ヌ・オー・ケー・メグラスティック株式会 社内 (72)発明者 龍村 剛 神奈川県藤沢市辻堂新町4−3−1 エ ヌ・オー・ケー・メグラスティック株式会 社内 Fターム(参考) 3D042 AA07 AA08 AA10 AB01 DC04 DC08 3J012 AB07 BB01 DB08 DB11 DB20 GB01 3J048 AA01 BA19 BB03 DA01 EA31

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の衝突時にセンターベアリングサポ
    ートが車体から外れるように取付ブラケット(7)に離
    脱案内部(11)が設けられているセンターベアリング
    サポートにおいて、 前記離脱案内部(11)が、車両衝突時の衝撃により前
    記ブラケット(7)の特定箇所を新たに破断させる破断
    箇所特定部(15)により構成されていることを特徴と
    するセンターベアリングサポート。
  2. 【請求項2】 車両の衝突時にセンターベアリングサポ
    ートが車体から外れるように取付ブラケット(7)に離
    脱案内部(11)が設けられ、前記離脱案内部(11)
    が、取付孔(9)の周縁部に設けられた切欠(12)に
    より構成されているセンターベアリングサポートにおい
    て、 常用時に前記ブラケット(7)に固定されて前記切欠
    (12)を閉塞し、車両衝突時の衝撃により前記ブラケ
    ット(7)から外れて前記切欠(12)を開放する補強
    部材(26)(30)が設けられていることを特徴とす
    るセンターベアリングサポート。
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