JP2000142463A - ボデーマウント - Google Patents

ボデーマウント

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JP2000142463A
JP2000142463A JP10327120A JP32712098A JP2000142463A JP 2000142463 A JP2000142463 A JP 2000142463A JP 10327120 A JP10327120 A JP 10327120A JP 32712098 A JP32712098 A JP 32712098A JP 2000142463 A JP2000142463 A JP 2000142463A
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rubber
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cylinder
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康雄 川本
Chishiro Fujita
千城 藤田
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Futaba Industrial Co Ltd
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内側部材の外側部材への圧入作業を不要とし
て、その組み立てを容易にすることのできるボデーマウ
ントの提供。 【解決手段】 ボデーマウント21では、ボデー93の
上側からボルト97にナット99を螺合していくとき、
そのボルト97に作用する軸力は次のように伝達され
る。頭部97aからボデー93方向に作用する軸力は防
振ゴム17を介して内側部材27に、ボデー93から頭
部97a方向に作用する軸力は防振ゴム11を介して外
側部材29に、それぞれ伝達される。この結果、ボルト
97を螺合させていくに従って、内側部材27は上方
へ、外側部材29は下方へ、それぞれ押圧される。内側
部材27と外側部材29との接触面はテーパ角θを有す
るので、このとき接触面が互いに食い込み合い、圧入を
行わなくても所望の挿入荷重及び抜け荷重が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周囲型フレーム,
サスペンションメンバ,エンジンマウント用フレーム等
のフレームとボデーとを結合し、かつ、そのフレームの
振動がボデーに伝達されるのを抑制するボデーマウント
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のボデーマウントとし
て、ボルトが挿入されてそのボルトの螺合によってボデ
ーまたはフレームに固定される内筒とその内筒の周囲に
配設された弾性材料とを有する内側部材と、その内側部
材が挿入されると共に、外周に上記フレームまたは上記
ボデーが固定される筒状の外側部材と、を備えたものが
知られている。この種のボデーマウントでは、フレーム
またはボデーに外側部材を固定すると共に、内筒を通っ
て上記ボルトを螺合してその内筒をボデーまたはフレー
ムに固定することによって、フレームとボデーとを結合
することができる。また、内筒と外側部材との間には弾
性材料が配設されるので、フレームの振動がボデーに伝
達されるのを抑制することができる。
【0003】例えば、図7に示すボデーマウント1は、
その外側部材3が図8に示すフロントサスペンションメ
ンバ90のレバー91に固定され、そのフロントサスペ
ンションメンバ90を車両のボデーを構成するフロント
サイドメンバ(図7:以下単にボデーという)93に結
合するためのものである。なお、図8に示すように、フ
ロントサスペンションメンバ90は、FF車用の周知の
ものであり、その中央には図示しないエンジンが固定さ
れるエンジン固定部90aを有している。
【0004】図7に戻って、レバー91は、外側部材3
の長さよりも大径に構成されているので、プレート95
を介して外側部材3に溶接等によって固定される。ま
た、ボデーマウント1は、ボルト97が挿入されてその
ボルト97とナット99との螺合によってボデー93に
固定される金属製の内筒5を有している。なお、内筒5
とボデー93との間には後述のゴム付きワッシャ7が、
内筒5とボルト97の頭部97aとの間には周知のワッ
シャ9が、それぞれボルト97に挿入されて配設され
る。
【0005】ゴム付きワッシャ7の下面には、外側部材
3の上端面に当接する円環状の防振ゴム11が固定され
ており、内筒5の周囲にも防振ゴム13の層が形成され
ている。更に、防振ゴム13の層の表面外周には、下端
にフランジ部15aを有する金属製の外筒15が固定さ
れ、そのフランジ部15aの下面には、ワッシャ9に当
接する円環状の防振ゴム17が固定されている。なお、
内筒5,防振ゴム13,外筒15,及び防振ゴム17
は、防振ゴム13,17の成型時に互いに固定され、一
体の内側部材19を構成している。また、外筒15の外
周は外側部材3の外周よりも若干大きく設計され、内側
部材19は外筒15を内側に圧迫することにより外側部
材3に圧入される。すると、外側部材3と外筒15とが
一体に挙動するようになり、次のような効果が生じる。
【0006】すなわち、フロントサスペンションメンバ
90の振動はレバー91を介して外側部材3及び外筒1
5に伝達されるが、外側部材3及び外筒15(前述のよ
うに一体に挙動)とボデー93,ボルト97,及び内筒
5(これらも一体に挙動)との間には、防振ゴム11,
13,17が配設される。また、防振ゴム11,13,
17は全て加硫されている。このため、防振ゴム11,
13,17によって上記振動を吸収し、それがボデー9
3に伝達されるのを抑制することができる。具体的に
は、防振ゴム13によってレバー91の水平方向の振動
を、防振ゴム11によってレバー91の上方への振動
を、防振ゴム17によってレバー91の下方への振動
を、それぞれ吸収することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
ボデーマウント1は、次のように組み立てが非常に困難
であった。すなわち、防振ゴム11,13,17はアー
ク溶接等の熱の影響によって流動化するので、ボデーマ
ウント1を組み立てた後からは外側部材3へのレバー9
1等の溶接を行うことができない。このため、従来で
は、ボデーマウント1を次のような工程を経て組み立て
ている。
【0008】図9に示すように、外側部材3には、レバ
ー91をプレート95を介して溶接固定しておく。続い
て、内側部材19を外側部材3に圧入し、外側部材3の
上端面にゴム付きワッシャ7を、内側部材19の防振ゴ
ム17の下面にワッシャ9を、それぞれ配設した後、内
筒5にボルト97を挿入してボデー93に固定するので
ある。また、内側部材19及び外側部材3は、所定の挿
入荷重及び抜け荷重を満足して容易に抜けないようにす
る必要がある。このため、従来は、上記圧入作業を行う
に当たって、フロントサスペンションメンバ90と内側
部材19とを正確に位置決めした上で、内側部材19の
外周に高い圧力を加えて挿入する必要があった。従っ
て、上記圧入作業は、フロントサスペンションメンバ9
0等を高精度に位置決めすると共に、特殊な圧入器を用
いて行う必要があった。
【0009】そこで、本発明は、このような圧入作業を
不要として、その組み立てを容易にすることのできるボ
デーマウントを提供することを目的としてなされた。
【0010】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達するためになされた請求項1記載の発明は、ボルト
が挿入されて該ボルトの螺合によってボデーまたはフレ
ームに固定される内筒とその内筒の周囲に配設された弾
性材料とを有する内側部材と、該内側部材が挿入される
と共に、外周に上記フレームまたは上記ボデーが固定さ
れる筒状の外側部材と、を備えたボデーマウントにおい
て、上記内側部材及び上記外側部材の接触面がテーパを
有すると共に、上記ボルトの螺合によって生じる上記ボ
ルトの軸力を、上記接触面が互いに食い込み合う方向に
上記内側部材及び上記外側部材に伝達する伝達部材を、
備えたことを特徴としている。
【0011】本発明では、内側部材及び外側部材の接触
面がテーパを有しており、ボルトの螺合によって生じる
軸力は、内側部材及び外側部材に、上記接触面が互いに
食い込み合う方向に伝達部材によって伝達される。この
ため、ボルトを螺合させていくに従って、内側部材の外
側部材に対する挿入荷重及び抜け荷重が向上する。
【0012】すなわち、本発明では、内側部材を外側部
材に挿入する際にそれ程強い圧力を印加しなくても、後
からボルトを螺合させることによって所望の挿入荷重及
び抜け荷重が満足されるのである。従って、本発明のボ
デーマウントでは、圧入作業を不要とし、または軽い圧
入で済むようにしてその組み立てを容易にすることがで
きる。また、本発明では、内側部材及び外側部材の接触
面が互いにテーパを有しているので、内側部材を外側部
材に挿入する際にもそれ程正確に位置決めする必要がな
い。従って、本発明では、ボデーマウントの組み立て作
業の作業性を極めて良好に向上させることができる。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の構
成に加え、上記伝達部材が、上記ボルトの頭部と上記内
側部材または上記外側部材との間に配設される第1の弾
性部材と、上記ボデーまたはフレームと上記外側部材ま
たは内側部材との間に配設される第2の弾性部材と、を
備えたことを特徴としている。
【0014】このため、本発明では、ボルトの頭部から
上記ボデーまたはフレーム方向に作用する軸力が、第1
の弾性部材を介して内側部材または外側部材に伝達され
る。また、上記ボデーまたはフレームからボルトの頭部
方向に作用する軸力は、第2の弾性部材を介して外側部
材または内側部材に伝達される。この結果、内側部材と
外側部材とには、上記ボルトの軸力が正反対の方向に伝
達され、それによって上記テーパを有する接触面が互い
に食い込み合い、上記挿入荷重及び抜け荷重を良好に確
保することができる。また、ボルトの軸に平行なフレー
ムの振動は第1の弾性部材及び第2の弾性部材によって
吸収することができるので、その振動がボデーに伝達さ
れるのを良好に抑制することができる。
【0015】従って、本発明では、請求項1記載の発明
の効果に加えて、上記挿入荷重及び抜け荷重を一層良好
に確保することができ、圧入作業を一層良好に不要とし
て組み立てを一層容易にすると共に、フレームの振動が
ボデーに伝達されるのを一層良好に抑制することができ
るといった効果が生じる。なお、ボルトの螺合によって
上記ボデーまたはフレームに内筒を固定する構成の形態
によっては、ボルトの挿入方向を任意に選択できる場合
もあるが、本発明は、少なくとも、内筒を通って上記ボ
デーまたはフレームに至る方向にボルトを挿入した際に
上記構成を満たすものであればよい。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の構成に加え、上記内側部材が、上記弾性材料の表
面に外筒を有し、該外筒の表面が上記外側部材との接触
面を構成することを特徴としている。本発明では、内側
部材の弾性材料表面に外筒が設けられ、その外筒の表面
が外側部材との接触面を構成するので、その接触面の滑
りを一層円滑にすることができる。このため、上記接触
面を一層円滑に食い込み合わせることができ、上記挿入
荷重及び抜け荷重を一層良好に確保することができる。
従って、本発明では、請求項1または2記載の発明の効
果に加えて、圧入作業を一層良好に不要として上記組み
立てを一層容易にすることができるといった効果が生じ
る。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項3記載の構
成に加え、上記弾性材料の外周が上記テーパを有すると
共に、上記外筒が均一の肉厚を有することを特徴として
いる。前述のような外筒の表面にテーパを設ける場合、
弾性材料を半径が一定の円筒状に形成すると共に外筒の
肉厚を徐々に変化させてテーパを設ける形態と、弾性材
料自身の外周にテーパを設ける形態とが考えられるが、
本発明では、後者の形態を採用すると共に外筒の肉厚を
均一にしている。外筒は金属等、弾性材料よりも比重の
大きい材料によって構成されることが多いが、外筒の肉
厚を均一にすれば内側部材の重量を良好に軽量化するこ
とができる。従って、本発明では、請求項3記載の発明
の効果に加えて、内側部材を一層良好に軽量化して上記
組み立てを一層容易にすることができるといった効果が
生じる。
【0018】なお、上記前者の形態を採用した場合、従
来と同様の形状の弾性材料を使用することも可能とな
る。このため、その弾性材料の振動吸収に関わる設計が
容易で、ボデーマウントの製造コストを一層良好に軽減
することができる。請求項5記載の発明は、請求項1〜
4のいずれかに記載の構成に加え、上記外側部材が上記
フレームに固定されると共に上記ボルトが上記内筒に鉛
直に挿入され、上記テーパが上方に開いていることを特
徴としている。
【0019】本発明では、外側部材がフレームに固定さ
れ、ボルトは内筒に鉛直に挿入される。この場合、一般
の車体の組み立て作業では、外側部材をフレームに固定
した後、内側部材を上方からその外側部材に挿入する。
このとき、外側部材及び内側部材の接触面は上方に開い
たテーパを有しているので、公差が吸収されてその組み
立て作業が一層容易になる。また、内側部材を外側部材
に挿入した後は、内側部材から手を離しても上記接触面
の係合によって内側部材は落下しない。従って、本発明
では、請求項1〜4のいずれかに記載の発明の効果に加
えて、組み立てを一層容易にすることができるといった
効果が生じる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。なお、以下に説明する各実施の形態で
は、前述のボデーマウント1または先行する実施の形態
と同様に構成した部分は、図面で同一の符号を使用して
その構成の詳細な説明を省略する。
【0021】図1は、本発明の第1の実施の形態として
のボデーマウント21の構成を表す縦断面図である。こ
のボデーマウント21では、内筒5の周囲に、下方へ行
くほど肉厚が厚くなって外周がテーパを有する防振ゴム
23の層が形成されている。そして、その防振ゴム23
の表面外周に沿って均一の肉厚を有する金属製の外筒2
5が固定され、内側部材27を構成している。なお、外
筒25の下端部はワッシャ9の外径よりも大きくなって
おり、その下端部には防振ゴム23の下端面に沿って内
側に突出したフランジ部25aが形成されている。この
フランジ部25aの下端面には防振ゴム17が固定さ
れ、その防振ゴム17はボルト97の頭部97aに係合
したワッシャ9に当接している。また、この外筒25の
外周には、図2に示すように、周方向に直交するスリッ
ト25bが形成されている。
【0022】この内側部材27が挿入される金属製の外
側部材29は、外筒25の円錐面状の表面外周に沿って
薄肉に形成され、その上端には外側に開いたフランジ部
29aが形成されている。このフランジ部29aの上面
は、ボデー93に当接したゴム付きワッシャ7の防振ゴ
ム11に当接している。また、外側部材29の下端には
レバー91の径に応じて下方に延出した延出部29bが
形成され、レバー91は、この延出部29bを含む外側
部材29の表面に溶接等によって固定される。前述のよ
うに、外筒25はテーパを有してその下端がワッシャ9
よりも大径となっているので、外側部材29を均一の肉
厚で下方に延出して延出部29bを形成しても、その延
出部29bはワッシャ9と干渉しない。このためプレー
ト95等が不要となり、上記溶接が容易になる。
【0023】次に、図2は、このボデーマウント21の
組み立て方法を例示する説明図である。先ず、レバー9
1を延出部29bを含む外側部材29の表面に溶接固定
しておく。続いて、内側部材27を外側部材29に手で
軽く挿入し、その内側部材27の防振ゴム17の下面に
ワッシャ9を配設すると共に、外側部材29の上端面に
ゴム付きワッシャ7を配設した後、内筒5に下からボル
ト97を挿入してボデー93に固定する。ボデーマウン
ト21では、防振ゴム23がテーパを有し、その表面に
沿って外筒25及び外側部材29が配設されるため、両
者の接触面(すなわち内側部材27と外側部材29との
接触面)は、図1に示すように所定のテーパ角θ(本実
施の形態では3°とした)を有している。このため、上
記組み立てが次のように容易になる。
【0024】ボデーマウント21はボルト97の頭部9
7aとボデー93との間に配設して固定されるので、ボ
デー93の上側からボルト97にナット99を螺合して
いくとき、そのボルト97に作用する軸力は次のように
伝達される。すなわち、頭部97aからボデー93方向
に作用する軸力は防振ゴム17を介して内側部材27
に、ボデー93から頭部97a方向に作用する軸力は防
振ゴム11を介して外側部材29に、それぞれ伝達され
る。この結果、ボルト97を螺合させていくに従って、
内側部材27は上方へ、外側部材29は下方へ、それぞ
れ押圧される。すると、前述のテーパ角θの影響により
上記接触面が互いに食い込み合って、内側部材27の外
側部材29に対する挿入荷重及び抜け荷重が徐々に増大
する。このため、圧入を行わなくても所望の挿入荷重及
び抜け荷重が得られる。また、内側部材27と外側部材
29との接触面は前述のようにテーパを有しているの
で、内側部材27を外側部材29に挿入する際にもそれ
程正確に位置決めする必要がない。従って、ボデーマウ
ント21では、その組み立てを極めて容易にして、組み
立て作業の作業性を極めて良好に向上させることができ
る。
【0025】しかも、ボデーマウント21では、金属製
の外筒25の表面が外側部材29との接触面を構成する
ので、その接触面の滑りを一層円滑にすることができ、
上記接触面を一層円滑に食い込み合わせることができ
る。更に、外筒25にはスリット25bが形成されてい
るので、上記接触面の食い込みに応じて外筒25は容易
に縮径し、防振ゴム23を圧縮する。このため、ボデー
マウント21では、極めて良好に挿入荷重及び抜け荷重
を確保することができ、圧入作業を一層良好に不要とし
て上記組み立てを一層容易にすることができる。
【0026】また、ボデーマウント21では、上記軸力
を内側部材27または外側部材29に伝達する防振ゴム
11,17が、前述のボデーマウント1と同様に振動を
吸収する作用をも有しており、防振ゴム23も加硫され
ていて振動を吸収するので、フロントサスペンションメ
ンバ90の振動がボデー93に伝達されるのも極めて良
好に抑制することができる。
【0027】図3は、本発明の第2の実施の形態として
のボデーマウント31の構成を表す縦断面図である。こ
のボデーマウント31では、内筒5の周囲にボデーマウ
ント1と同様の防振ゴム13の層を形成し、その表面外
周に、下方へ行くほど徐々に肉厚が厚くなる外筒35を
固定することによって内側部材39を構成している。外
筒35の肉厚は下端近傍では充分に厚くなるので、前述
の防振ゴム17はフランジ部を設けることなくその下端
面35aに直接固定している。なお、ボデーマウント3
1では、テーパ角θが若干大きい点を除いてボデーマウ
ント21で使用したものと同様の外側部材29を使用し
た。このボデーマウント31でもボデーマウント21と
ほぼ同様の作用・効果が得られる。
【0028】但し、ボデーマウント21では、防振ゴム
23にテーパを設けて外筒25の肉厚を均一としている
ので、内側部材27を軽量化し、上記組み立てを一層容
易にすることができる。これに対して、ボデーマウント
31では、従来のボデーマウント1と同様の防振ゴム1
3を利用しているため、水平方向の振動吸収に関わる設
計が容易で、製造コストを一層良好に軽減することがで
きる。なお、ボデーマウント21,31のいずれにおい
ても、外側部材29の防振ゴム11との当接部(フラン
ジ部29a)はフランジ状にしているので、外側部材3
の全体を肉厚にした従来のボデーマウント1に比べれば
軽量化が達成できる。
【0029】図4は、第3の実施の形態としてのボデー
マウント41の構成を表す縦断面図である。このボデー
マウント41では、内筒5の周囲に防振ゴム43の層
を、表面外周にテーパを有し外側部材29のフランジ部
29aの内側からワッシャ9の上面に至る形状に形成し
ている。このボデーマウント41では、防振ゴム43と
内筒5とによって内側部材49が構成される。
【0030】この場合、ボルト97の螺合による軸力
は、防振ゴム11を介して外側部材29に下向きに伝達
されると共に、その軸力はワッシャ9及び内筒5を介し
て防振ゴム43に上向きに伝達され、上記各実施の形態
と同様に、圧入省略等の効果が生じる。この場合、内側
部材49と外側部材29との接触面の滑りが若干悪くな
るが、外筒を省略したことにより部品点数を減らして、
製造コストを軽減すると共に製造を容易にすることがで
きる。
【0031】図5は、第4の実施の形態としてのボデー
マウント51の構成を表す縦断面図である。このボデー
マウント51では、内筒5及びゴム付きワッシャ7の代
わりに上端にフランジ部45aを有する内筒45を使用
している。また、内筒45の周囲には、防振ゴム53の
層を、表面外周にテーパを有し、内筒45のフランジ部
45aの下面からワッシャ9の上面に至る形状に形成し
ている。この場合、防振ゴム53の層は、内筒45のフ
ランジ部45aと外側部材29のフランジ部29aとの
間に、フランジ部53aを有する形状となる。なお、こ
のボデーマウント51では、防振ゴム53と内筒45と
によって内側部材59が構成される。
【0032】この場合、ボルト97の螺合による軸力
は、フランジ部53aを介して外側部材29に下向きに
伝達されると共に、その軸力はワッシャ9及び内筒45
を介して防振ゴム53に上向きに伝達され、上記各実施
の形態と同様に、圧入省略等の効果が生じる。この場合
も、ボデーマウント41と同様に、内側部材59と外側
部材29との接触面の滑りが若干悪くなるが、部品点数
を一層減らして、製造コストを一層良好に軽減すると共
に製造を容易にすることができる。また、このボデーマ
ウント51では、上記軸力により防振ゴム53が鉛直方
向に圧縮され、水平方向に拡がろうとするので、上記挿
入荷重及び抜け荷重を一層良好に確保することができ
る。
【0033】更に、上記各実施の形態ではテーパが下方
に開いているが、テーパが上方に開いた実施の形態も考
えられる。図6は、本発明の第5の実施の形態としての
ボデーマウント61の構成を表す縦断面図である。この
ボデーマウント61では、ゴム付きワッシャ7及び防振
ゴム11の径が若干大きい点を除いては、ボデーマウン
ト1と同様の内筒5,ゴム付きワッシャ7,ワッシャ
9,防振ゴム11,及び防振ゴム13の層を使用してい
る。このボデーマウント61では、防振ゴム17の代わ
りに、ワッシャ9の上面に防振ゴム63を固定してい
る。防振ゴム13の外周には、上方へ行くほど肉厚が厚
くなって表面外周が上方に開いたテーパを有する金属製
の外筒65を固定し、この外筒65と前述の内筒5及び
防振ゴム13とによって内側部材67を構成している。
【0034】内側部材67が挿入される金属製の外側部
材69は、外筒65の表面外周に沿って薄肉に形成さ
れ、その上端には外側に開いたフランジ部69aが形成
されている。このフランジ部69aには前述の防振ゴム
11が当接する。また、外側部材69は、外筒65の下
端面に沿って縦断面U字型に湾曲して防振ゴム63に当
接するフランジ部69cを有すると共に、レバー91が
固定される側に延出部69bを有している。
【0035】この場合、ボルト97の螺合による軸力
は、防振ゴム63を介して外側部材69に上向きに伝達
されると共に、その軸力は内筒5及び防振ゴム13を介
して外筒65に下向きに伝達される。内側部材67の外
筒65と外側部材69との接触面はテーパを有している
ので、上記軸力の作用によりその接触面が互いに食い込
み合い、上記各実施の形態と同様に、圧入省略等の効果
が生じる。また、外筒65を設けたため上記接触面の滑
りが円滑になる。更に、本実施の形態では、ボルト97
が内筒5に鉛直に挿入され、上記テーパが上方に開いて
いるので、次のような効果も発生する。
【0036】すなわち、一般の車体の組み立て作業で
は、外側部材69をレバー91に固定した後、内側部材
67を上方からその外側部材69に挿入する。このと
き、内側部材67及び外側部材69の接触面は上方に開
いたテーパを有しているので、公差が吸収されてその組
み立て作業が一層容易になる。また、内側部材67を外
側部材69に挿入した後は、内側部材67から手を離し
ても上記接触面の係合によって内側部材67は落下しな
い。従って、本実施の形態では、前述の実施の形態と同
様の効果に加えて、組み立てを一層容易にすることがで
きるといった効果が生じる。
【0037】なお、ボデーマウント61では、防振ゴム
13及び外筒65をフランジ部69aと並ぶ高さまで形
成し、防振ゴム11をその外筒65に当接させてもよ
い。この場合、上記軸力は防振ゴム11を介しても65
に下向きに伝達されるようになり、挿入荷重及び抜け荷
重を一層良好に確保することができる。このため、圧入
作業を一層良好に不要として上記組み立てを一層容易に
することができる。
【0038】以上、具体的な実施の形態を挙げて本発明
を説明したが、上記各実施の形態において、フロントサ
スペンションメンバ90がフレームに、防振ゴム13,
23,43,53の層が弾性材料に、防振ゴム17,6
3と防振ゴム43,53の下端とが第1の弾性部材に、
防振ゴム11及び防振ゴム53のフランジ部53aが第
2の弾性部材に、それぞれ相当し、ワッシャ9及び内筒
5,45と上記各弾性部材に相当する構成とが伝達部材
に相当する。
【0039】また、本発明は上記各実施の形態に何等限
定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限
り種々の形態で実施できることはいうまでもない。例え
ば、ボデーマウント21〜61では、エンジンマウント
用フレームを兼ねたフロントサスペンションメンバ90
とボデー93とを結合しているが、本発明は、FR車の
リアサスペンションメンバのようにディファレンシャル
ギアマウント用フレームを兼ねたサブフレームや、周囲
型フレーム,単なるサスペンションメンバ,単なるエン
ジンマウント用フレーム等の各種フレームとボデーとを
結合するものにも適用することができる。また、本発明
は、内筒やボルトの軸方向が水平方向に配設されるボデ
ーマウントにも適用することができる。特に、上記軸方
向が水平方向に配設される場合は、弾性材料の肉厚を上
下と左右とで異ならせ、部分的に外筒との間に隙間が生
じてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態のボデーマウントの構成を
表す縦断面図である。
【図2】 そのボデーマウントの組み立て方法を例示す
る説明図である。
【図3】 第2の実施の形態のボデーマウントの構成を
表す縦断面図である。
【図4】 第3の実施の形態のボデーマウントの構成を
表す縦断面図である。
【図5】 第4の実施の形態のボデーマウントの構成を
表す縦断面図である。
【図6】 第5の実施の形態のボデーマウントの構成を
表す縦断面図である。
【図7】 従来のボデーマウントの構成を表す縦断面図
である。
【図8】 各ボデーマウントが固定されるフロントサス
ペンションメンバの構成を表す斜視図である。
【図9】 従来のボデーマウントの組み立て方法を例示
する説明図である。
【符号の説明】
1,21,31,41,51,61…ボデーマウント 3,29,69…外側部材 5,45…内筒
7…ゴム付きワッシャ 9…ワッシャ 11,13,17,23,43,
53,63…防振ゴム 15,25,35,65…外筒 15a,25a,29a,45a,53a,69a,6
9c…フランジ部 19,27,39,49,59,67…内側部材
25b…スリット 29b,69b…延出部 90…フロントサスペ
ンションメンバ 90a…エンジン固定部 91…レバー
93…ボデー 97…ボルト 97a…頭部 99…ナッ
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月12日(1999.10.
12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】ゴム付きワッシャ7の下面には、外側部材
3の上端面に当接する円環状の防振ゴム11が固定され
ており、内筒5の周囲にも防振ゴム13の層が形成され
ている。更に、防振ゴム13の層の表面外周には、下端
にフランジ部15aを有する金属製の外筒15が固定さ
れ、そのフランジ部15aの下面には、ワッシャ9に当
接する円環状の防振ゴム17が固定されている。なお、
内筒5,防振ゴム13,外筒15,及び防振ゴム17
は、防振ゴム13,17の成型時に互いに固定され、一
体の内側部材19を構成している。また、外筒15の外
周は外側部材3の周よりも若干大きく設計され、内側
部材19は外筒15を内側に圧迫することにより外側部
材3に圧入される。すると、外側部材3と外筒15とが
一体に挙動するようになり、次のような効果が生じる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達するためになされた請求項1記載の発明は、ボルト
が挿入されて該ボルトの螺合によってボデーまたはフレ
ームに固定される内筒とその内筒の周囲に配設された弾
性材料とを有する内側部材と、該内側部材が挿入される
と共に、外周に上記フレームまたは上記ボデーが固定さ
れる筒状の外側部材と、を備えたボデーマウントにおい
て、上記内側部材及び上記外側部材の接触面がテーパを
有すると共に、上記ボルトの螺合によって生じる上記ボ
ルトの軸力を、上記内側部材には上記テーパの小径方向
に、上記外側部材には上記テーパの大径方向に、それぞ
れ伝達して上記接触面互いに食い込み合わせる伝達部
材を、備えたことを特徴としている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】本発明では、内側部材及び外側部材の接触
面がテーパを有しており、ボルトの螺合によって生じる
軸力は、伝達部材によって、内側部材には上記テーパの
小径方向に、外側部材には上記テーパの大径方向に、そ
れぞれ伝達される。このため、ボルトを螺合させていく
に従って上記接触面が互いに食い込みあって、内側部材
の外側部材に対する挿入荷重及び抜け荷重が向上する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】更に、上記各実施の形態ではテーパが下方
に開いているが、テーパが上方に開いた実施の形態も考
えられる。図6は、本発明の第5の実施の形態に関わる
参考例としてのボデーマウント61の構成を表す縦断面
図である。このボデーマウント61では、ゴム付きワッ
シャ7及び防振ゴム11の径が若干大きい点を除いて
は、ボデーマウント1と同様の内筒5,ゴム付きワッシ
ャ7,ワッシャ9,防振ゴム11,及び防振ゴム13の
層を使用している。このボデーマウント61では、防振
ゴム17の代わりに、ワッシャ9の上面に防振ゴム63
を固定している。防振ゴム13の外周には、上方へ行く
ほど肉厚が厚くなって表面外周が上方に開いたテーパを
有する金属製の外筒65を固定し、この外筒65と前述
の内筒5及び防振ゴム13とによって内側部材67を構
成している。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】この場合、ボルト97の螺合による軸力
は、防振ゴム63を介して外側部材69に上向きに伝達
されると共に、その軸力は内筒5及び防振ゴム13を介
して外筒65に下向きに伝達される。内側部材67の外
筒65と外側部材69との接触面はテーパを有している
ので、上記軸力の作用によりその接触面が互いに食い込
み合い、上記各実施の形態と同様に、圧入省略等の効果
が生じる。また、外筒65を設けたため上記接触面の滑
りが円滑になる。更に、本参考例では、ボルト97が内
筒5に鉛直に挿入され、上記テーパが上方に開いている
ので、次のような効果も発生する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】すなわち、一般の車体の組み立て作業で
は、外側部材69をレバー91に固定した後、内側部材
67を上方からその外側部材69に挿入する。このと
き、内側部材67及び外側部材69の接触面は上方に開
いたテーパを有しているので、公差が吸収されてその組
み立て作業が一層容易になる。また、内側部材67を外
側部材69に挿入した後は、内側部材67から手を離し
ても上記接触面の係合によって内側部材67は落下しな
い。従って、本参考例では、前述の実施の形態と同様の
効果に加えて、組み立てを一層容易にすることができる
といった効果が生じる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】これに対して、本発明の第5の実施の形態
ボデーマウント61では、図示しないが防振ゴム13及
び外筒65をフランジ部69aと並ぶ高さまで形成し、
防振ゴム11をその外筒65に当接させている。この
、上記軸力は防振ゴム11を介しても65に下向きに
伝達されるようになり、挿入荷重及び抜け荷重を一層良
好に確保することができる。このため、圧入作業を一層
良好に不要として上記組み立てを一層容易にすることが
できる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】以上、具体的な実施の形態を挙げて本発明
を説明したが、上記各実施の形態において、フロントサ
スペンションメンバ90がフレームに相当する。また、
第1の実施の形態において、防振ゴム23の層が弾性材
料に、防振ゴム17が第1の弾性部材に、防振ゴム1
第2の弾性部材に、ワッシャ7,防振ゴム11,ワッ
シャ9,及び防振ゴム17が伝達部材に、それぞれ相
る。また、第2の実施の形態において、防振ゴム13
の層が弾性材料に、防振ゴム17が第1の弾性部材に、
防振ゴム11が第2の弾性部材に、ワッシャ7,防振ゴ
ム11,ワッシャ9,及び防振ゴム17が伝達部材に、
それぞれ相当する。また、第3の実施の形態において、
防振ゴム43の層が弾性材料に、その防振ゴム43の下
端部が第1の弾性部材に、防振ゴム11が第2の弾性部
材に、ワッシャ7,防振ゴム11,ワッシャ9,防振ゴ
ム43の下端,及び内筒5が伝達部材に、それぞれ相当
する。また、第4の実施の形態において、防振ゴム53
の層が弾性材料に、防振ゴム53の下端が第1の弾性部
材に、フランジ部53aが第2の弾性部材に、フランジ
部53a,ワッシャ9,防振ゴム53の下端,及び内筒
45が伝達部材に、それぞれ相当する。また更に、第5
の実施の形態において、防振ゴム13の層が弾性材料
に、防振ゴム63が第1の弾性部材に、外筒65に当接
させた防振ゴム11が第2の弾性部材に、ワッシャ7,
防振ゴム11,ワッシャ9,及び防振ゴム63が伝達部
材に、それぞれ相当する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】 第5の実施の形態に関わる参考例のボデーマ
ウントの構成を表す縦断面図である。
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 千城 愛知県岡崎市橋目町字御茶屋1番地 フタ バ産業株式会社内 Fターム(参考) 3J048 AA01 BA20 DA01 EA15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボルトが挿入されて該ボルトの螺合によ
    ってボデーまたはフレームに固定される内筒とその内筒
    の周囲に配設された弾性材料とを有する内側部材と、 該内側部材が挿入されると共に、外周に上記フレームま
    たは上記ボデーが固定される筒状の外側部材と、 を備えたボデーマウントにおいて、 上記内側部材及び上記外側部材の接触面がテーパを有す
    ると共に、 上記ボルトの螺合によって生じる上記ボルトの軸力を、
    上記接触面が互いに食い込み合う方向に上記内側部材及
    び上記外側部材に伝達する伝達部材を、 備えたことを特徴とするボデーマウント。
  2. 【請求項2】 上記伝達部材が、 上記ボルトの頭部と上記内側部材または上記外側部材と
    の間に配設される第1の弾性部材と、 上記ボデーまたはフレームと上記外側部材または内側部
    材との間に配設される第2の弾性部材と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載のボデーマウン
    ト。
  3. 【請求項3】 上記内側部材が、上記弾性材料の表面に
    外筒を有し、 該外筒の表面が上記外側部材との接触面を構成すること
    を特徴とする請求項1または2記載のボデーマウント。
  4. 【請求項4】 上記弾性材料の外周が上記テーパを有す
    ると共に、 上記外筒が均一の肉厚を有することを特徴とする請求項
    3記載のボデーマウント。
  5. 【請求項5】 上記外側部材が上記フレームに固定され
    ると共に、上記ボルトが上記内筒に鉛直に挿入され、 上記テーパが上方に開いていることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれかに記載のボデーマウント。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017529271A (ja) * 2014-07-11 2017-10-05 アウディ アクチェンゲゼルシャフトAudi Ag 原動機付車両のサブフレーム
KR20190026204A (ko) * 2017-09-04 2019-03-13 현대자동차주식회사 측면 조립형 트랜스미션 마운트
KR20190069898A (ko) * 2017-12-12 2019-06-20 현대자동차주식회사 티엠 마운트
DE102019105709A1 (de) * 2019-03-06 2020-09-10 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Fahrzeug, insbesondere Personenkraftwagen, mit einem Achsträger

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KR101973128B1 (ko) 2017-09-04 2019-04-26 현대자동차주식회사 측면 조립형 트랜스미션 마운트
KR20190069898A (ko) * 2017-12-12 2019-06-20 현대자동차주식회사 티엠 마운트
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